JP7040738B2 - 駆動輪ユニットの台車用連結機構 - Google Patents

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この発明は、駆動走行用の動力を持たない運搬車である台車と、動力によって駆動走行する一つの車輪を備える駆動輪ユニットとが連結されるように、該駆動輪ユニットの側に設けられ、前記台車の荷重を受けることで前記駆動輪ユニットの前記車輪に輪圧が生じるように、該車輪が軸受けされた本体と前記台車との間に介在する受圧バネ部材を備える駆動輪ユニットの台車用連結機構に関する。
先に、駆動輪ユニットの台車用連結機構としては、台車と、駆動輪ユニットとが連結されるように、駆動輪ユニットの連結アームの側に設けられた連結板部と、台車の側に固定されて設けられた連結板受部と、車輪に所要の輪圧が生じるように介在する受圧バネ部材とを備え、連結板部が上下に起立した板状に設けられ、連結板部の上縁部には、台車側へ対面する面の側が斜面に形成されることで上方へ向かって薄肉となるように形成されたテーパ爪部が設けられ、テーパ爪部が嵌って受けられるように連結板受部の上部には下向きの溝状に形成された溝状爪受部が設けられている台車と駆動輪ユニットとの連結機構(特許文献1)が、本出願人によって提案されている。また、本出願人によれば、電動アシスト式駆動輪と台車の連結構造(特許文献2)が、提案されている。
これらの駆動輪ユニットの台車用連結機構は、駆動輪ユニットの側には連結板部を備え、台車の側には連結板受部を備えるもので、台車と駆動輪ユニットとの連結を高い注意度を必要とすることなくワンタッチで容易に且つ確実に行うことができるが、台車の側に連結板受部を設けることが難しい場合には、使用することができない。例えば、カゴ台車のような構造で様々な現場で使用される台車の場合、その台車の側に連結板受部を設けることが難しい。
特開2014-213720号公報(第1頁) 特開2008-280021号公報(第1頁)
駆動輪ユニットの台車用連結機構に関して解決しようとする問題点は、既存のカゴ台車などの連結板受部を設けることが難しい場合、先に提案されたような台車と駆動輪ユニットとの連結機構を使用することができないことにある。
そこで本発明の目的は、駆動輪ユニットの側に設けられた機構のみによって、既存のカゴ台車などの台車に、輪圧を受けて適切に連結できる駆動輪ユニットの台車用連結機構を提供することにある。
本発明に係る駆動輪ユニットの台車用連結機構の一形態によれば、駆動走行用の動力を持たない運搬車である台車と、動力によって駆動走行する一つの車輪を備える駆動輪ユニットとが連結されるように、該駆動輪ユニットの側に設けられ、前記台車の荷重を受けることで前記駆動輪ユニットの前記車輪に輪圧が生じるように、該車輪が軸受けされた本体と前記台車との間に介在する受圧バネ部材を備える駆動輪ユニットの台車用連結機構であって、前記本体に支持されて配された前記受圧バネ部材によって受けられ、上下方向の変位が上下動ガイドによって案内されるベーステーブルと、該ベーステーブルに支持された状態で上下軸を中心に回動可能に装着され、前記台車の台部の縁部下面に当接されて連結される連結テーブルと、レバー状に設けられ、一端部が前記本体に軸着され、中途部が前記ベーステーブルに一方が軸着された連係リンクの他方に軸着され、他端部で回動操作可能に配され、前記台車に前記駆動輪ユニット前記連結テーブルを前記台車の台部の縁部下側で連結されていない状態に位置させる際には、前記他端部を下方へ回動させることで前記ベーステーブルを下側へ変位させるように前記受圧バネ部材が縮む方向に押圧力を与えた状態に操作され、前記台車の荷重を受けて前記車輪に輪圧を生じさせるために前記連結テーブルを前記台車の台部の縁部下面に押接させて連結させるように上昇させる際には、前記他端部が上方へ回動されて前記受圧バネ部材に与えられていた前記押圧力を解除するように操作されるリンクレバーとを具備する。
また、本発明に係る駆動輪ユニットの台車用連結機構の一形態によれば、前記連結テーブルに配され、前記台車の台部の側縁を構成するように立ち上げられて設けられた側縁立ち上げ板部を挟んで該台車と連結するように、四節リンクによって構成された連結用トグルクランプを備えることを特徴とすることができる。
また、本発明に係る駆動輪ユニットの台車用連結機構の一形態によれば、前記連結テーブルと前記ベーステーブルとの間に介在し、回動された前記連結テーブルが初期位置に戻るように付勢する回動戻し用バネを備えることを特徴とすることができる。
また、本発明に係る駆動輪ユニットの台車用連結機構の一形態によれば、前記リンクレバーに押圧力を与えて前記ベーステーブルを前記受圧バネ部材の付勢力に抗して下側へ変位させた状態を、該リンクレバーの前記他端部に係合して保持するストッパ機構を備えることを特徴とすることができる。
また、本発明に係る駆動輪ユニットの台車用連結機構の一形態によれば、前記受圧バネ部材が、前記本体における前記車輪を挟んで走行方向の前後に位置する部位のそれぞれに配されていることを特徴とすることができる。
本発明に係る駆動輪ユニットの台車用連結機構によれば、駆動輪ユニットの側に設けられた機構のみによって、既存のカゴ台車などの台車に、輪圧を受けて適切に連結できるという特別有利な効果を奏する。
本発明に係る駆動輪ユニットの台車用連結機構の形態例を示す側面図である。 図1の操作ハンドル部を省略した平面図である。 図1の正面図である 図1の形態例の台車に連結される際の状態を示す側面図である。 図4の状態の駆動輪ユニットを示す正面図である。
以下、本発明に係る駆動輪ユニットの台車用連結機構の形態例を図1~6に基づいて説明する。この駆動輪ユニットの台車用連結機構は、基本構成として、駆動走行用の動力を持たない運搬車である台車90(図4参照)と、動力によって駆動走行する一つの車輪12を備える駆動輪ユニット10とが連結されるように、その駆動輪ユニット10の側に設けられ、台車90の荷重を受けることで駆動輪ユニット10の車輪12に輪圧が生じるように、その車輪12が軸受けされた本体11と台車90との間に介在する受圧バネ部材13を備えるものであり、本形態例では電動アシスト駆動輪ユニットになっている。
また、本形態例の駆動輪ユニットは、本体11の一端側(先端側)に動力によって駆動走行する一つの車輪12を備え、その車輪12に動力を与える電動モータ14が、本体11の他端側(後端側)に内蔵されている。なお、本形態例の電動モータ14の動力は、チェーン15よって車輪12へ伝達される構成になっているが、本発明はこれに限定されず、ギヤ機構やタイミングベルトなど他の動力伝達手段を適宜選択的に採用できることは勿論である。また、本形態例の駆動輪ユニットでは、ハンドルシャフト16aの上部に操作ハンドル部16が設けられ、電動アシスト駆動の機能を発揮する制御装置が搭載され、その操作ハンドル部16には着脱容易にバッテリー(本形態例ではリチウムイオン電池)17が装着されている。
さらに、本形態例の駆動輪ユニットでは、動力によって駆動走行しない補助車輪であるキャスター18が、本体11の他端部(後端部)に対になって配されている。この一対のキャスター18、18は、本体11の左右に位置しており、安定的な走行ができる構成になっている。この一対のキャスター18、18に対して前記の車輪12が主輪になっている。なお、本形態例の本体11は、平面視で断面が走行方向に長い長方形のボックス枠状となる形態に設けられている。
20はベーステーブルであり、本体11に支持されて配された受圧バネ部材13によって受けられ、上下方向の変位が上下動ガイド22によって案内されている。本形態例の上下動ガイド22は、円柱状に設けられてベーステーブル20の下面に下方に向けて延長されるように固定された上下動柱状軸部23が挿通され、その上下動柱状軸部23が軸方向(上下方向)へ直動することをガイドできる直動ガイドであって、本体11に固定されている。また、本形態例では、本体11の上下動ガイド22を配置する部位の上面と、ベーステーブル20の下面との間に、受圧バネ部材13が配されている。なお、受圧バネ部材13と、上下動柱状軸部23と、上下動ガイド22とによる上下動受圧機構は、本形態例では一対が設けられ、後述するように車輪12の前後に配されている。また、本形態例の受圧バネ部材13には、コイルスプリングが採用されているが、これに限定されることなく、他の弾性部材を用いることも可能である。
30は連結テーブルであり、ベーステーブル20に支持された状態で上下軸を中心に回動可能に装着され、台車90の台部91の縁部下面92に当接されて連結される構成になっている。本形態例の連結テーブル30では、円柱状に設けられて連結テーブル30の中央部で下面に下方に向けて延長されるように固定された回動中心柱状軸部31(図2参照)が、ベーステーブル20の側に配されたベアリング34によって上下軸を中心に回動可能に軸受けされて保持され、抜け出て脱落できない構成になっている。
40はリンクレバーであり、レバー状に設けられ、一端部41が本体11に軸着され、中途部42がベーステーブル20に一方が軸着された連係リンク45の他方に軸着され、他端部43で回動操作可能に配され、台車90に駆動輪ユニット10が連結される際の連結テーブル30を台車90の台部91の縁部下側に位置させるときは、ベーステーブル20を下側へ変位させるように受圧バネ部材13が縮む方向に押圧力を与え、連結テーブル30の上面を台車90の台部91の縁部下面92に当接させて、その台車90の荷重を受けて車輪12に輪圧を生じさせる際には押圧力を解除するように操作される構成になっている。なお、本形態例のリンクレバー40は、回動する際に他の部材と干渉することを防止するように、複数の角部を有するように曲がった帯状に形成されているが、機能的には梃子のバーとして作動する形態になっている。
この駆動輪ユニットの台車用連結機構によれば、駆動輪ユニット10の側に設けられた機構のみによって、既存のカゴ台車などの台車90に、輪圧を受けて適切に連結できるという特別有利な効果を奏する。すなわち、連結テーブル30を台車90の台部91の縁部下側に位置させ、リンクレバー40による受圧バネ部材13への押圧力を解除することで、ベーステーブル20の上昇に伴って、連結テーブル30が、台車90の台部91の縁部下面にその弾性力によって押接される。これによれば、受圧バネ部材13を介して台車90の荷重による反力が、車輪12に輪圧としてかかることになり、その車輪12がスリップすることなく、適切に走行できることになる。
また、本形態例では、連結テーブル30に配され、台車90の台部91の側縁を構成するように立ち上げられて設けられた側縁立ち上げ板部93を挟んでその台車90と連結するように、四節リンクによって構成された連結用トグルクランプ50を備えている。この連結用トグルクランプ50は、断面L字状のクランプ作用片52が、四節リンクのうちの作用リンク51に固定されており、複合された回動動作によって、連結テーブル30に設けられた段部の側面32との間で、台車90側の側縁立ち上げ板部93を挟んで連結できる構成になっている。なお、図2や3に示すように、クランプ作用片52には切り欠き部53が設けられており、カゴ台車90の支柱94などとの干渉を適切に回避できる形状となっている。
この連結用トグルクランプ50によれば、シンプルで耐久性の高い構成であり、四節リンクの簡単なレバー回動操作によって、駆動輪ユニット10と台車90とを、適切に連結することができる。なお、この連結テーブル30と台車90の台部91との連結手段は、本形態例に限定されるものではなく、既知の連結機構を適宜選択的に採用できることは勿論である。
また、本形態例では、連結テーブル30とベーステーブル20との間に介在し、回動された連結テーブル30が初期位置に戻るように付勢する回動戻し用バネ60を備えている。本形態例の回動戻し用バネ60は、トーションバネとして機能する両端が直線上に外方に向って延設された一対の直線延長端部61、61を有するコイルスプリングによって構成されており、その一対の直線延長端部61、61が、ベーステーブル20に固定された上向き突起部21と、連結テーブル30に固定された下向き突起部33とを、挟むように位置されている。
これによれば、連結テーブル30は、駆動輪ユニット10の走行中にその向きを変更するなどのため、回動して首振り状態に連結角度(上下軸を中心とする水平角度)を変化させる必要があるが、その動作を適宜な弾性力で受け止めて急激な動きとならないように規制できると共に、台車90との離脱時には可及的速やかに初期の回動位置に戻ることができ、次の台車90への接続について適切に準備することができる。なお、この回動戻し用バネ60は、本形態例に限定されるものではなく、既知の弾性部材を適宜選択的に採用できることは勿論である。
また、本形態例では、リンクレバー40に押圧力を与えてベーステーブル20を受圧バネ部材13の付勢力に抗して下側へ変位させた状態を、そのリンクレバー40の他端部43に係合して保持するストッパ機構70を備える。
本形態例のストッパ機構70の具体的構成では、一端側72が本体11側に軸着され、他端側に設けられた係合爪部73の側が回動可能に設けられた回動ストッパ片71と、その回動ストッパ片71と本体11との間に配されたバネ部材75とを備えている。これによれば、リンクレバー40の他端部43に形成された横板状踏み込み操作部44を、足で踏み込むことで下方へ下げるように回動させることで、そのリンクレバー40の動作によって、受圧バネ部材13の付勢力に抗してベーステーブル20を下方に変位させる際に、横板状踏み込み操作部44の内辺44aが、前記の係合爪部73に形成されている斜面を押圧し、前記のバネ部材75の付勢力に抗して回動ストッパ片71を押しのけるように回動させ、さらに係合爪部73が押しのけられた段階で、その係合爪部73の段部に前記の内辺44aが嵌る状態に係合することで、リンクレバー40が上方に回動変位されることを阻止するようにロックすることができる。
また、これを解除する際には、回動ストッパ片71に一体的に固定された状態に設けられた解除板74を、踏み込むことによって、回動ストッパ片71をバネ部材75の付勢力に抗して押しのけるように回動させることで、係合爪部73による横板状踏み込み操作部44への係合を外すことによって、そのロック状態を一気に解除することができ、簡単に行うことができる。すなわち、係合爪部73による横板状踏み込み操作部44への係合が解除されることで、受圧バネ部材13の付勢力によって、リンクレバー40が上方へ回動するように作動されることで、ロック状態が解除される構成になっている。
このストッパ機構70は、横板状踏み込み操作部44を足で踏み込む操作によって、リンクレバー40のロック操作を簡単且つ適切に行うことができ、また、解除板74を足で踏み込む操作によって、リンクレバー40のロック解除操作を簡単且つ適切に行うことができるものであり、シンプルな構成で耐久性があり、操作を行い易い機能性の高い構造になっている。なお、このストッパ機構70は、本形態例に限定されるものではなく、既知のストッパ機構を適宜選択的に採用できることは勿論である。また、本形態例のバネ部材75には、コイルスプリングが採用されているが、これに限定されることなく、他の弾性部材を用いることも可能である。
また、本形態例では、受圧バネ部材13が、本体11における車輪12を挟んで走行方向の前後に位置する部位のそれぞれに配されている。すなわち、一対の受圧バネ部材13が、本体の長手方向に車輪12を挟んで配されている。
これによれば、ベーステーブル20を受圧バネ部材13によってバランス良く受けて保持することができると共に、構成部品を極めてコンパクト且つ合理的に配置できる構造になっており、車輪12に適切に輪圧を与えつつ連結できる構成とすることができる。なお、この受圧バネ部材13の数や配置位置については、本形態例に限定されるものではなく、使用態様によって適宜に改変できることは勿論である。
また、以上の構成に加えて、本形態例では、現場での使用態様に対応させて好適に利用できるように、ハンドルシャフト16aの角度調整機構81、クランプ作用片52の高さ調整機構82、電動モータ14の水平位置調整機構83によるチェーン15の張り調整機構が設けられている。さらに、操作ハンドル部16には、左右の手によって把持される通常のハンドル16bの他に、ハンドルスイッチ16cが設けられおり、操作性を向上させることができる。
以上、本発明につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの形態例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
10 駆動輪ユニット
11 本体
12 車輪
13 受圧バネ部材
14 電動モータ
15 チェーン
16 操作ハンドル部
16a ハンドルシャフト
16b ハンドル
16c ハンドルスイッチ
17 バッテリー
18 キャスター
20 ベーステーブル
21 上向き突起部
22 上下動ガイド
23 上下動柱状軸部
30 連結テーブル
31 回動中心柱状軸部
32 段部の側面
33 下向き突起部
34 ベアリング
40 リンクレバー
41 一端部
42 中途部
43 他端部
44 横板状踏み込み操作部
44a 内辺
45 連係リンク
50 連結用トグルクランプ
51 作用リンク
52 クランプ作用片
53 切り欠き部
60 回動戻し用バネ
61 直線延長端部
70 ストッパ機構
71 回動ストッパ片
72 一端側
73 係合爪部
74 解除板
75 バネ部材
81 角度調整機構
82 高さ調整機構
83 水平位置調整機構
90 台車(カゴ台車)
91 台部
92 縁部下面
93 側縁立ち上げ板部
94 支柱

Claims (5)

  1. 駆動走行用の動力を持たない運搬車である台車と、動力によって駆動走行する一つの車輪を備える駆動輪ユニットとが連結されるように、該駆動輪ユニットの側に設けられ、前記台車の荷重を受けることで前記駆動輪ユニットの前記車輪に輪圧が生じるように、該車輪が軸受けされた本体と前記台車との間に介在する受圧バネ部材を備える駆動輪ユニットの台車用連結機構であって、
    前記本体に支持されて配された前記受圧バネ部材によって受けられ、上下方向の変位が上下動ガイドによって案内されるベーステーブルと、
    該ベーステーブルに支持された状態で上下軸を中心に回動可能に装着され、前記台車の台部の縁部下面に当接されて連結される連結テーブルと、
    レバー状に設けられ、一端部が前記本体に軸着され、中途部が前記ベーステーブルに一方が軸着された連係リンクの他方に軸着され、他端部で回動操作可能に配され、前記台車に前記駆動輪ユニット前記連結テーブルを前記台車の台部の縁部下側で連結されていない状態に位置させる際には、前記他端部を下方へ回動させることで前記ベーステーブルを下側へ変位させるように前記受圧バネ部材が縮む方向に押圧力を与えた状態に操作され、前記台車の荷重を受けて前記車輪に輪圧を生じさせるために前記連結テーブルを前記台車の台部の縁部下面に押接させて連結させるように上昇させる際には、前記他端部が上方へ回動されて前記受圧バネ部材に与えられていた前記押圧力を解除するように操作されるリンクレバーとを具備することを特徴とする駆動輪ユニットの台車用連結機構。
  2. 前記連結テーブルに配され、前記台車の台部の側縁を構成するように立ち上げられて設けられた側縁立ち上げ板部を挟んで該台車と連結するように、四節リンクによって構成された連結用トグルクランプを備えることを特徴とする請求項1記載の駆動輪ユニットの台車用連結機構。
  3. 前記連結テーブルと前記ベーステーブルとの間に介在し、回動された前記連結テーブルが初期位置に戻るように付勢する回動戻し用バネを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の駆動輪ユニットの台車用連結機構。
  4. 前記リンクレバーに押圧力を与えて前記ベーステーブルを前記受圧バネ部材の付勢力に抗して下側へ変位させた状態を、該リンクレバーの前記他端部に係合して保持するストッパ機構を備えることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の駆動輪ユニットの台車用連結機構。
  5. 前記受圧バネ部材が、前記本体における前記車輪を挟んで走行方向の前後に位置する部位のそれぞれに配されていることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の駆動輪ユニットの台車用連結機構。
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