JP7040603B2 - 鍵盤装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鍵盤装置に関する。
鍵盤装置は、並べて配置された複数の鍵を備えている。鍵の押鍵動作は、鍵を回動し、アクション機構を介してハンマーを移動させ、ハンマーの打弦によって発音する。このとき、鍵、アクション機構、およびハンマーの動作は、鍵を介して演奏者の指に感覚(以下、タッチ感という)を与える。このため、複数の鍵の配列精度は、楽器の美観に与える影響だけでなく、鍵盤装置の発音や演奏者に与えるタッチ感に影響する。
特許文献1には、鍵盤と鍵アームが相対する面に突部を設け、鍵盤の上下方向の反りを突部によって生じた空隙により吸収することで装着時のばらつきを無くす様にした鍵盤装置が開示されている。
実開昭57-175195号公報
グランドピアノ等の鍵盤楽器では、一般的に、鍵の長手方向略中央部において、鍵が棚板に回動可能に支持されている。また、演奏時の押鍵動作による鍵の横ぶれや捻じれを抑制するために、鍵の移動を所定範囲に規制し、鍵と摺動可能に接する鍵ガイドが配置されている。しかしながら、鍵ガイドより後端側では鍵の横方向における規制がない。例えば、環境変化および経年変化などによって鍵がスケール方向へ曲がった場合、隣接する鍵が干渉し、鍵盤装置の発音や演奏者に大きく影響する。相当する構成を有する電子ピアノ等に関しても同様の問題が生じる。しかしながら特許文献1においては、鍵の横方向におけるばらつきに関しては何ら考慮がなされていない。本発明の目的の一つは、鍵の環境変化および経年変化による影響および演奏時の押鍵動作による鍵の横ぶれや捻じれによる影響を抑制することで、鍵盤装置の信頼性を向上することにある。
本発明の一実施形態に係る鍵盤装置は、後端部と前端部の間の支点を中心に第1面に沿って回動可能に配置され、第1位置および前記第1位置より後端側の第2位置において他の部材と前記第1面に沿って摺動可能に接する第1鍵アセンブリと、前記第1鍵アセンブリの隣において後端部と前端部の間の支点を中心に前記第1面に沿って回動可能に配置され、第3位置および当該第3位置より後端側の第4位置において他の部材と前記第1面に沿って摺動可能に接し、前記第1鍵アセンブリの回動範囲において、後端部における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第2位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きい関係を有する第2鍵アセンブリと、前記第1鍵アセンブリの前記第2鍵アセンブリとは反対側の隣において後端部と前端部の間の支点を中心に前記第1面に沿って回動可能に配置され、第5位置および当該第5位置より後端側の第6位置において他の部材と前記第1面に沿って摺動可能に接し、前記第1鍵アセンブリの回動範囲において、後端部における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第2位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きい関係を有する第3鍵アセンブリと、を備える。
前記第1鍵アセンブリは、前記第2位置より後端側に前記第1鍵アセンブリに対して負荷がかかる第7位置を備え、前記第2鍵アセンブリは、前記第4位置より後端側に前記第1鍵アセンブリに対して負荷がかかる第8位置を備え、前記第1鍵アセンブリの回動範囲において、後端部における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第7位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きい関係を有し、前記第3鍵アセンブリは、前記第6位置より後端側に前記第1鍵アセンブリに対して負荷がかかる第9位置を備え、前記第1鍵アセンブリの回動範囲において、後端部における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第7位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きい関係を有してもよい。
前記第1鍵アセンブリは、前記第2位置より後端側に第1キャプスタンを備え、前記第2鍵アセンブリは、前記第4位置より後端側に第2キャプスタンを備え、前記第1鍵アセンブリの回動範囲において、後端部における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第1キャプスタンの位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きい関係を有し、前記第3鍵アセンブリは、前記第6位置より後端側に第3キャプスタンを備え、前記第1鍵アセンブリの回動範囲において、後端部における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第1キャプスタンの位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きい関係を有してもよい。
前記第2鍵アセンブリは、前記第1鍵アセンブリの回動範囲において、第1キャプスタンの位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第2位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きい関係を有し、前記第3鍵アセンブリは、前記第1鍵アセンブリの回動範囲において、第1キャプスタンの位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第2位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きい関係を有してもよい。
前記第1鍵アセンブリは、後端部の鍵幅が前記第2位置の鍵幅よりも小さい関係を有してもよい。
前記第1鍵アセンブリは、後端部の鍵幅が前記第1キャプスタンの位置の鍵幅よりも小さい関係を有してもよい。
前記第1鍵アセンブリは、前記第1キャプスタンの位置の鍵幅が前記第2位置の鍵幅よりも小さい関係を有してもよい。
前記第1鍵アセンブリは、前記第2位置より後端側で鍵幅が不連続に変化してもよい。
前記第1鍵アセンブリは、前記第1キャプスタンより後端側で鍵幅が不連続に変化してもよい。
前記第1鍵アセンブリは、前記第2位置から前記第1キャプスタンまでの間で鍵幅が不連続に変化してもよい。
前記第1鍵アセンブリは、後端部の中心軸と前記第2位置の中心軸とが前記第1面に対して垂直方向にずれてもよい。
前記第1鍵アセンブリは、後端部の中心軸と前記第1キャプスタンの位置の中心軸とが前記第1面に対して垂直方向にずれてもよい。
前記第1鍵アセンブリは、前記第1キャプスタンの位置の中心軸と前記第2位置の中心軸とが前記第1面に対して垂直方向にずれてもよい。
本発明の一実施形態に係る鍵盤装置は、第1面に沿って回動可能に配置され、第1位置および前記第1位置より後端側の第2位置において他の部材と前記第1面に沿って摺動可能に接し、前記第2位置より後端側にキャプスタンを備え、後端部の鍵幅が前記キャプスタンの位置の鍵幅よりも小さい関係を有する鍵アセンブリ、を備える。
前記キャプスタンの位置の鍵幅が前記第2位置の鍵幅よりも小さい関係を有してもよい。
本発明によれば、鍵の環境変化および経年変化による影響および演奏時の押鍵動作による鍵の横ぶれや捻じれによる影響を抑制することで、鍵盤装置の信頼性を向上することができる。
本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵盤アセンブリを示す図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す背面図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す断面図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す断面図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す背面図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す断面図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す断面図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す背面図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す断面図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す断面図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。 本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。 本発明の変形例における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。 本発明の変形例における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。
以下、本発明の一実施形態における鍵盤装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。なお、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号(数字の後にA、B等を付しただけの符号)を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率(各構成間の比率、縦横高さ方向の比率等)は説明の都合上実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
以下の説明で用いる方向(回動方向Rおよびヨーイング方向Y)について定義する。回動方向Rは、鍵2の延びる方向(演奏者から見た手前から奥側方向)を軸として回動する方向に対応する。ヨーイング方向Yは、鍵2を上方から見たときに左右方向に曲がる方向である。鍵2のヨーイング方向Yの移動はスケール方向Sに曲がる(反る)ことに相当する。
<第1実施形態>
[鍵盤装置の全体構成]
本実施形態においては、鍵盤装置の一例として、その前面に演奏者によって演奏操作がなされる鍵が複数配列された鍵盤を有するグランドピアノについて説明する。しかしながら鍵盤装置はこれに限定されず、後述する鍵を有する鍵アセンブリによって駆動される鍵盤装置であればよい。
複数の鍵は、白鍵および黒鍵を含む。複数の白鍵と複数の黒鍵とは並んで配列されている。鍵の数は、N個であり、ここでは88個とする。複数の鍵が配列された方向をスケール方向Sという。ここで白鍵および黒鍵を特に区別せずに説明する場合には、鍵2という。
[鍵盤アセンブリの構成]
図1は、鍵盤装置のアクション機構近傍を示す拡大図である。図1において各鍵2に対応して設けられている構成については、図示する1つの鍵2(この例では白鍵)に対応して設けられている各構成に着目して示し、他の鍵2に対応して設けられている各構成については記載を省略している。
なお、本明細書における説明において、上、下、左、右、手前および奥などの方向は、演奏するときの演奏者から鍵盤装置を見た場合の方向を示している。また、鍵前端側(鍵前方側)、鍵後端側(鍵後方側)のように、鍵2を基準として方向を示す場合もある。この場合、鍵前端側は鍵2に対して演奏者から見た手前側を示す。鍵後端側は鍵2に対して演奏者から見た奥側を示す。
図1に示すように、鍵盤装置の内部には、鍵盤アセンブリ10が配置されている。鍵盤アセンブリ10は、上述した鍵2を含む鍵アセンブリ100、アクション機構45、ハンマ4および棚板6を含む。棚板6は、鍵盤装置の筐体の底面に固定されている。
棚板6は、棚板6に対して略垂直方向に突出するバランスピン7を有する。鍵2は、鍵2の長手方向略中心に第1孔部22を有する。鍵2の第1孔部22の内側面は、棚板6のバランスピン7と鍵2の長手方向に摺動可能に接触する。バランスピン7は、鍵2を回動面(第1面)に沿って回動可能に接続する。さらに、バランスピン7は回動面と垂直な方向から第1孔部22の内側面と接触する。バランスピン7が回動面と垂直な方向から第1孔部22の内側面と接触することよって、バランスピン7は鍵2のスケール方向Sにおける位置を決める。すなわち、回動軸はスケール方向Sと平行に配置される。バランスピン7は、鍵2の第1孔部22の位置で鍵アセンブリ100を支持する支点となる。したがって、鍵2の押鍵動作によって、鍵アセンブリ100はバランスピン7を支点に回動する。ここで鍵2は、複数の部材で構成されてもよく、異なる材料によって構成されてもよい。
棚板6は、棚板6に対して略垂直方向に突出するフロントピン8を有する。鍵2は、鍵2の前端部に、下方向に開口する第2孔部24を有する。鍵2の第2孔部24の内側面は、棚板6のフロントピン8と略上下方向に摺動可能に接触する。フロントピン8は、鍵2の前端部を回動方向Rに沿って移動可能に接続する。さらに、フロントピン8は回動面と垂直な方向から第2孔部24の内側面と接触する。フロントピン8は回動面と垂直な方向から第2孔部24の内側面と接触することよって、フロントピン8は鍵2のスケール方向Sにおける位置を決める。フロントピン8は、鍵2の第2孔部24の位置(第1位置)で鍵アセンブリ100のスケール方向Sへの移動を規制するように支持する。本実施形態においては、バランスピン7も、鍵2の第1孔部22の位置(第2位置)で鍵アセンブリ100のスケール方向Sへの移動を規制するように支持する。ここで第1位置および第2位置は、鍵アセンブリ100のスケール方向Sへの移動を規制する位置と規定する。鍵アセンブリ100のスケール方向Sへの移動を規制する位置は、1つの鍵2に2つ配置されることが好ましい。鍵アセンブリ100のスケール方向Sへの移動を規制する位置を配置することで、鍵アセンブリ100の押鍵動作によるスケール方向Sの横ぶれや捻じれ、環境変化および経年変化などによる反りなどを抑制することができる。ここで第2位置とは、鍵2の支点によらず、鍵2の最も後端側において鍵アセンブリ100のスケール方向Sへの移動を規制する位置と定義する。なお、鍵2の構成については後で詳しく説明する。
鍵アセンブリ100は、鍵2の支点(バランスピン7により支持される位置)より後端側にキャプスタンスクリュー9を有する。キャプスタンスクリュー9は、頭部12と軸部14を有する。キャプスタンスクリュー9の軸部14は鍵2の上面側(押鍵される面側)に締結され、キャプスタンスクリュー9の頭部12は鍵2の上方に配置される。すなわち、キャプスタンスクリュー9の頭部12は、鍵2の上方に突出している。本実施形態において、キャプスタンスクリュー9は別体で示した。しかしながらこれに限定されず、鍵2とキャプスタンスクリュー9は一体であってもよい。
鍵アセンブリ100の上には、アクション機構45およびハンマ4がフレーム40に対して回動可能に配置される。アクション機構45およびハンマ4は、各鍵アセンブリ100に対応して設けられる。アクション機構45の下面に配置されるサポートヒール43は、鍵アセンブリ100のキャプスタンスクリュー9の上面と摺動可能に接触する。この摺動部分、すなわちアクション機構45のサポートヒール43と鍵アセンブリ100のキャプスタンスクリュー9とが接触する部分は、鍵2の支点(バランスピン7により支持される位置)より後方であって鍵2の上方に位置する。
通常時(押鍵していないとき)には、アクション機構45が鍵アセンブリ100のキャプスタンスクリュー9上に載置された状態であり、鍵2の前端側を押し上げている。鍵2の前端側が押鍵されると、鍵アセンブリ100は支点を中心に回動し、キャプスタンスクリュー9がアクション機構45を介してハンマ4を上方に移動する。この結果、ハンマ4は、各鍵アセンブリ100に対応して設けられた弦5を打撃する。弦5は、各鍵アセンブリ100に対応した振動周波数を有し、ハンマ4からの打撃により発音する。鍵2が離鍵されると、鍵アセンブリ100が支点を中心に回動して元に戻り、アクション機構45およびハンマ4を下方に移動する。このため、キャプスタンスクリュー9はアクション機構45を駆動し、一方で、鍵2に負荷を与える位置と定義する。したがって、キャプスタンスクリュー9に相当するものはアクション機構45側に配置されてもよく、キャプスタンスクリュー9に相当するものとアクション機構45とは一体であってもよい。
[鍵アセンブリの構成]
図2から図5を用いて、鍵アセンブリの構成を詳しく説明する。図2は、本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。図3は本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す背面図である。図4および図5は本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す断面図である。図4は図2のA-A’断面図であり、図5は図2のB-B’断面図である。
鍵盤装置を上方から見た場合、鍵アセンブリ100の一部は、筐体の内部に存在している。鍵アセンブリ100を上方から見た場合、鍵アセンブリ100のうち筐体に覆われている部分を非外観部NVといい、筐体から露出して演奏者から視認できる部分を外観部PVという。外観部PVは、鍵アセンブリ100の一部であって、演奏者によって演奏操作が可能な領域を示す。以下、鍵2のうち外観部PVによって露出されている部分を鍵本体部という場合がある。
鍵アセンブリ100は、第1孔部22および第2孔部24を有する鍵2と、およびキャプスタンスクリュー9とを備える。しかしながらこれに限定されず、鍵アセンブリ100は、鍵2に位置関係が固定され、押鍵動作によって一体として回動する構成を示す。鍵2の第1孔部22の内側面は、バランスピン7と摺動可能に接触する。鍵2の第2孔部24の内側面は、フロントピン8と摺動可能に接触する。鍵アセンブリ100は、第1孔部22の位置(第2位置)を中心に回動する。鍵アセンブリ100は、回動時に、第2孔部24の位置(第1位置)および第1孔部22の位置(第2位置)で、スケール方向Sへの移動を規制するように支持されている。このため、鍵後端側からみた場合、鍵2の後端部Cは回動方向Rに沿って移動する。
本実施形態において、隣接する鍵アセンブリ100のそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1は、第1孔部22の位置(第2位置)Eの最小距離E1より大きい。隣接する鍵アセンブリ100のそれぞれの回動範囲におけるキャプスタンスクリュー9の位置Dの最小距離D1は、第1孔部22の位置(第2位置)Eの最小距離E1より大きい。隣接する鍵アセンブリ100のそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1は、キャプスタンスクリュー9の位置Dの最小距離D1と略同一である。ここで図2および図5に示すように、第1孔部22の位置(第2位置)Eが複数の鍵アセンブリ100によって異なる場合、鍵2の前端側(演奏者から見た手前側)における第1孔部22の位置(第2位置)Eにおける最小距離をD1とする。
鍵アセンブリ100の後端部Cの最大幅C2は、第1孔部22の位置(第2位置)Eの最大幅E2より小さい。鍵アセンブリ100のキャプスタンスクリュー9の位置Dの最大幅D2は、第1孔部22の位置(第2位置)Eの最大幅E2より小さい。鍵アセンブリ100の後端部Cの最大幅C2は、キャプスタンスクリュー9の位置Dの最大幅D2と略同一である。すなわち、鍵アセンブリ100は、第1孔部22の位置(第2位置)Eより後端側で鍵幅が変化している。本実施形態において、鍵アセンブリ100は、第1孔部22の位置(第2位置)Eとキャプスタンスクリュー9の位置Dの間で鍵幅が不連続に変化している。
本実施形態において、それぞれの位置における鍵アセンブリ100の最大幅は、それぞれの位置における鍵2の最大幅と同一である。しかしながらこれに限定されず、鍵アセンブリ100がさらに別の部材を備える場合、鍵アセンブリ100の最大幅は、一体に回動する部材を含めたものの最大幅である。本実施形態において鍵2は上下方向に略同一の幅を有する。しかしながらこれに限定されず、鍵2が上下方向に異なる幅を有してもよい。この場合、鍵アセンブリ100の最大幅は上下方向で最も大きい幅である。また、この場合、隣接する鍵アセンブリ100のそれぞれの回動範囲における各位置での最小距離は、各位置での鍵アセンブリ100の最大幅間のスケール方向における距離を示す。例えば、下面が幅広の鍵アセンブリ100と上面が幅広の鍵アセンブリ100とが交互に配置される場合、隣接する鍵アセンブリ100のそれぞれの回動範囲における各位置での最小距離は、鍵アセンブリ100の幅広である下面の端部から、隣接する鍵アセンブリ100の幅広である上面の端部までのスケール方向における距離を示す。
鍵アセンブリ100の後端部Cにおける中心軸は、第1孔部22の位置(第2位置)Eにおける中心軸とずれている。鍵アセンブリ100のキャプスタンスクリュー9の位置Dにおける中心軸は、第1孔部22の位置(第2位置)Eにおける中心軸とずれている。鍵アセンブリ100の後端部Cにおける中心軸は、キャプスタンスクリュー9の位置Dにおける中心軸と略一致する。すなわち、鍵アセンブリ100は後端部Cおよびキャプスタンスクリュー9の位置Dと、第1孔部22の位置(第2位置)Eとで、スケール方向に重心がずれている。ここで中心軸とは、鍵アセンブリ100を上方から見た場合、鍵アセンブリ100の長手方向を軸としてスケール方向の中心を示す。
本実施形態において、非外観部NVにおける鍵アセンブリ100はストレートである。すなわち、鍵アセンブリ100を上方から見た場合、鍵アセンブリ100の軸が平行である。しかしながらこれに限定されず、例えば、鍵アセンブリ100の軸は屈曲していてもよい。この場合、外観部PVにおける鍵アセンブリ100の軸と、少なくともキャプスタンスクリュー9の位置Dから後端部Cまでの領域における鍵アセンブリ100の軸とは平行であってもよい。
以上のように、本実施形態に係る鍵アセンブリ100によると、隣接する鍵アセンブリ100のそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1が、第1孔部22の位置(第2位置)Eの最小距離E1より大きいことで、隣接する鍵アセンブリ100が環境変化および経年変化により受ける影響および演奏時の押鍵動作による鍵の横ぶれや捻じれによる影響を抑制することができる。また、鍵アセンブリ100の第1孔部22の位置(第2位置)Eの最大幅E2を変えずに、後端部Cおよびキャプスタンスクリュー9の位置Dの最大幅を小さくすることで、鍵2の剛性を維持することができる。このため、本実施形態に係る鍵盤装置は、信頼性を維持することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態では、第1実施形態における鍵アセンブリ100とは異なる構成の鍵アセンブリ100aについて説明する。第2実施形態においては、隣接する鍵アセンブリ100aのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1aは、キャプスタンスクリュー9aの位置Dの最小距離D1aより大きいことが第1実施形態と相違する。なお、第1実施形態と同様である部分は、前の説明と同じ番号を付すことで繰り返しの説明は省略する。
[鍵アセンブリの構成]
図6から図9を用いて、鍵アセンブリの構成を詳しく説明する。図6は、本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。図7は本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す背面図である。図8および図9は本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す断面図である。図8は図6のA-A’断面図であり、図9は図6のB-B’断面図である。
本実施形態において、隣接する鍵アセンブリ100aのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1aは、第1孔部22aの位置(第2位置)Eの最小距離E1aより大きい。隣接する鍵アセンブリ100aのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1aは、キャプスタンスクリュー9aの位置Dの最小距離D1aより大きい。隣接する鍵アセンブリ100aのそれぞれの回動範囲におけるキャプスタンスクリュー9aの位置Dの最小距離D1aは、第1孔部22aの位置(第2位置)Eの最小距離E1aと略同一である。
鍵アセンブリ100aの後端部Cの最大幅C2aは、第1孔部22aの位置(第2位置)Eの最大幅E2aより小さい。鍵アセンブリ100aの後端部Cの最大幅C2aは、キャプスタンスクリュー9aの位置Dの最大幅D2aより小さい。鍵アセンブリ100aのキャプスタンスクリュー9aの位置Dの最大幅D2aは、第1孔部22aの位置(第2位置)Eの最大幅E2aと略同一である。すなわち、鍵アセンブリ100aは、キャプスタンスクリュー9aの位置Dより後端側で鍵幅が変化している。本実施形態において、鍵アセンブリ100aは、キャプスタンスクリュー9aの位置Dと後端部Cの間で鍵幅が不連続に変化している。
鍵アセンブリ100aの後端部Cにおける中心軸は、第1孔部22aの位置(第2位置)Eにおける中心軸とずれている。鍵アセンブリ100aの後端部Cにおける中心軸は、キャプスタンスクリュー9aの位置Dにおける中心軸とずれている。鍵アセンブリ100aのキャプスタンスクリュー9aの位置Dにおける中心軸は、第1孔部22aの位置(第2位置)Eにおける中心軸と略一致する。すなわち、鍵アセンブリ100aは後端部Cと、キャプスタンスクリュー9aの位置Dおよび第1孔部22aの位置(第2位置)Eとで、スケール方向に重心がずれている。
以上のように、本実施形態に係る鍵アセンブリ100aによると、隣接する鍵アセンブリ100aのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1aが、キャプスタンスクリュー9aの位置Dの最小距離D1aより大きいことで、隣接する鍵アセンブリ100aが環境変化および経年変化により受ける影響および演奏時の押鍵動作による鍵の横ぶれや捻じれによる影響を抑制することができる。また、鍵アセンブリ100aの第1孔部22aの位置(第2位置)Eの最大幅E2aおよびキャプスタンスクリュー9aの位置Dの最大幅D2aを変えずに、後端部Cの最大幅C2aを小さくすることで、鍵2aの剛性を維持することができる。このため、本実施形態に係る鍵盤装置は、信頼性を維持することができる。
<第3実施形態>
第3実施形態では、第1実施形態および第2実施形態における鍵アセンブリとは異なる構成の鍵アセンブリ100bについて説明する。第3実施形態においては、隣接する鍵アセンブリ100bのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1bはキャプスタンスクリュー9bの位置Dの最小距離D1bより大きく、キャプスタンスクリュー9bの位置Dの最小距離D1bは第1孔部22bの位置(第2位置)Eの最小距離E1bより大きいことが第1実施形態および第2実施形態と相違する。なお、第1実施形態および第2実施形態と同様である部分は、前の説明と同じ番号を付すことで繰り返しの説明は省略する。
[鍵アセンブリの構成]
図10から図13を用いて、鍵アセンブリの構成を詳しく説明する。図10は、本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。図11は本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す背面図である。図12および図13は本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す断面図である。図12は図10のA-A’断面図であり、図13は図10のB-B’断面図である。
本実施形態において、隣接する鍵アセンブリ100bのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1bは、キャプスタンスクリュー9bの位置Dの最小距離D1bより大きい。隣接する鍵アセンブリ100bのそれぞれの回動範囲におけるキャプスタンスクリュー9bの位置Dの最小距離D1bは、第1孔部22bの位置(第2位置)Eの最小距離E1bより大きい。
鍵アセンブリ100bの後端部Cの最大幅C2bは、キャプスタンスクリュー9bの位置Dの最大幅D2bより小さい。鍵アセンブリ100bのキャプスタンスクリュー9bの位置Dの最大幅D2bは、第1孔部22bの位置(第2位置)Eの最大幅E2bより小さい。すなわち、鍵アセンブリ100bは、第1孔部22bの位置(第2位置)Eより後端側で鍵幅が変化し、キャプスタンスクリュー9bの位置Dより後端側で鍵幅が変化している。本実施形態において、鍵アセンブリ100bは、第1孔部22bの位置(第2位置)Eとキャプスタンスクリュー9bの位置Dの間、キャプスタンスクリュー9bの位置Dと後端部Cの間では、それぞれ鍵幅が不連続に変化している。
鍵アセンブリ100bの後端部Cにおける中心軸は、キャプスタンスクリュー9bの位置Dにおける中心軸とずれている。キャプスタンスクリュー9bの位置Dにおける中心軸は、第1孔部22bの位置(第2位置)Eにおける中心軸とずれている。すなわち、鍵アセンブリ100bは後端部Cと、キャプスタンスクリュー9bの位置Dと、第1孔部22bの位置(第2位置)Eとでは、それぞれスケール方向に重心がずれている。
以上のように、本実施形態に係る鍵アセンブリ100bによると、隣接する鍵アセンブリ100bのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1bがキャプスタンスクリュー9bの位置Dの最小距離D1bより大きく、キャプスタンスクリュー9bの位置Dの最小距離D1bが第1孔部22bの位置(第2位置)Eの最小距離E1bより大きいことで、隣接する鍵アセンブリ100bが環境変化および経年変化により受ける影響および演奏時の押鍵動作による鍵の横ぶれや捻じれによる影響を抑制することができる。また、鍵アセンブリ100bの第1孔部22bの位置(第2位置)Eの最大幅E2bを変えずに、後端部Cの最大幅C2bおよびキャプスタンスクリュー9bの位置Dの最大幅D2bを小さくすることで、鍵2bの剛性を維持することができる。このため、本実施形態に係る鍵盤装置は、信頼性を維持することができる。
<第4実施形態>
第4実施形態では、第3実施形態における鍵アセンブリ100bとは異なる構成の鍵アセンブリ100cについて説明する。第4実施形態においては、鍵アセンブリ100cの後端部Cにおける中心軸と、キャプスタンスクリュー9cの位置Dにおける中心軸と、第1孔部22cの位置(第2位置)Eにおける中心軸とは略一致することが第3実施形態と相違する。なお、第1実施形態から第3実施形態と同様である部分は、前の説明と同じ番号を付すことで繰り返しの説明は省略する。
[鍵アセンブリの構成]
図14を用いて、鍵アセンブリの構成を詳しく説明する。図14は、本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。
本実施形態において、隣接する鍵アセンブリ100cのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1cは、キャプスタンスクリュー9cの位置Dの最小距離D1cより大きい。隣接する鍵アセンブリ100cのそれぞれの回動範囲におけるキャプスタンスクリュー9cの位置Dの最小距離D1cは、第1孔部22cの位置(第2位置)Eの最小距離E1cより大きい。
鍵アセンブリ100cの後端部Cの最大幅C2cは、キャプスタンスクリュー9cの位置Dの最大幅D2cより小さい。鍵アセンブリ100cのキャプスタンスクリュー9cの位置Dの最大幅D2cは、第1孔部22cの位置(第2位置)Eの最大幅E2cより小さい。すなわち、鍵アセンブリ100cは、第1孔部22cの位置(第2位置)Eより後端側で鍵幅が変化し、キャプスタンスクリュー9cの位置Dより後端側で鍵幅が変化している。本実施形態において、鍵アセンブリ100cは、第1孔部22cの位置(第2位置)Eとキャプスタンスクリュー9cの位置Dの間、キャプスタンスクリュー9cの位置Dと後端部Cの間では、それぞれ鍵幅が不連続に変化している。
鍵アセンブリ100cの後端部Cにおける中心軸と、キャプスタンスクリュー9cの位置Dにおける中心軸と、第1孔部22cの位置(第2位置)Eにおける中心軸とは略一致する。すなわち、鍵アセンブリ100cは後端部Cと、キャプスタンスクリュー9cの位置Dと、第1孔部22cの位置(第2位置)Eとで、それぞれスケール方向に重心が略一致する。
以上のように、本実施形態に係る鍵アセンブリ100cによると、隣接する鍵アセンブリ100cのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1cがキャプスタンスクリュー9cの位置Dの最小距離D1cより大きく、キャプスタンスクリュー9cの位置Dの最小距離D1cが第1孔部22cの位置(第2位置)Eの最小距離E1cより大きいことで、隣接する鍵アセンブリ100cが環境変化および経年変化により受ける影響および演奏時の押鍵動作による鍵の横ぶれや捻じれによる影響を抑制することができる。また、鍵アセンブリ100cの第1孔部22cの位置(第2位置)Eの最大幅E2cを変えずに、後端部Cの最大幅C2cおよびキャプスタンスクリュー9cの位置Dの最大幅D2cを小さくすることで、鍵2cの剛性を維持することができる。このため、本実施形態に係る鍵盤装置は、信頼性を維持することができる。
<第5実施形態>
第5実施形態では、第4実施形態における鍵アセンブリ100cと、後端部Cの最大幅C2dと、キャプスタンスクリュー9dの位置Dの最大幅D2dと、第1孔部22dの位置(第2位置)Eの最大幅E2dが略同一である鍵アセンブリ100dとが交互に配置されることが、第4実施形態と相違する。なお、第1実施形態から第4実施形態と同様である部分は、前の説明と同じ番号を付すことで繰り返しの説明は省略する。
[鍵アセンブリの構成]
図15を用いて、鍵アセンブリの構成を詳しく説明する。図15は、本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。
鍵アセンブリ100dの後端部Cの最大幅C2dと、キャプスタンスクリュー9dの位置Dの最大幅D2dと、第1孔部22dの位置(第2位置)Eの最大幅E2dが略同一である。鍵アセンブリ100cと鍵アセンブリ100dとは交互に配置される。
本実施形態において、隣接する鍵アセンブリ100cと鍵アセンブリ100dのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1は、キャプスタンスクリュー9dの位置Dの最小距離D1より大きい。隣接する鍵アセンブリ100cと鍵アセンブリ100dのそれぞれの回動範囲におけるキャプスタンスクリュー9dの位置Dの最小距離D1は、第1孔部22dの位置(第2位置)Eの最小距離E1より大きい。
以上のように、本実施形態に係る鍵アセンブリ100cと鍵アセンブリ100dを交互に配置する構成によると、隣接する鍵アセンブリ100cと鍵アセンブリ100dのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1がキャプスタンスクリュー9dの位置Dの最小距離D1より大きく、キャプスタンスクリュー9dの位置Dの最小距離D1が第1孔部22dの位置(第2位置)Eの最小距離E1より大きいことで、隣接する鍵アセンブリ100cと鍵アセンブリ100dが環境変化および経年変化により受ける影響および演奏時の押鍵動作による鍵の横ぶれや捻じれによる影響を抑制することができる。このため、本実施形態に係る鍵盤装置は、信頼性を維持することができる。
<第6実施形態>
第6実施形態では、第2実施形態における鍵アセンブリ100aとは異なる構成の鍵アセンブリ100eについて説明する。第6実施形態においては、鍵アセンブリ100eが一部屈曲していることが第2実施形態の鍵アセンブリ100aと相違する。なお、第1実施形態から第5実施形態と同様である部分は、前の説明と同じ番号を付すことで繰り返しの説明は省略する。
[鍵アセンブリの構成]
図16を用いて、鍵アセンブリの構成を詳しく説明する。図16は、本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。
本実施形態において、鍵アセンブリ100eは一部屈曲している。外観部PVにおける鍵アセンブリ100eの軸と、少なくともキャプスタンスクリュー9eの位置Dから後端部Cまでの領域における鍵アセンブリ100eの軸とは平行である。しかしながらこれに限定されず、外観部PVにおける鍵アセンブリ100eの軸と、キャプスタンスクリュー9eの位置Dから後端部Cまでの領域における鍵アセンブリ100eの軸とは平行でなくてもよい。
本実施形態において、隣接する鍵アセンブリ100eのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1eは、第1孔部22eの位置(第2位置)Eの最小距離E1eより大きい。隣接する鍵アセンブリ100eのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1eは、キャプスタンスクリュー9eの位置Dの最小距離D1eより大きい。
鍵アセンブリ100eの後端部Cの最大幅C2eは、第1孔部22eの位置(第2位置)Eの最大幅E2eより小さい。鍵アセンブリ100eの後端部Cの最大幅C2eは、キャプスタンスクリュー9eの位置Dの最大幅D2eより小さい。すなわち、鍵アセンブリ100eは、キャプスタンスクリュー9eの位置Dより後端側で鍵幅が変化している。本実施形態において、鍵アセンブリ100eは、キャプスタンスクリュー9eの位置Dと後端部Cの間で鍵幅が不連続に変化している。
別言すると、本実施形態に係る鍵アセンブリ100eは、外観部PVにおける鍵アセンブリ100eの軸と平行である後端部Cを含む領域において鍵幅が変化している。鍵アセンブリ100eは、外観部PVにおける鍵アセンブリ100eの軸と平行である領域において後端部Cの最大幅C2eが最も小さい。このため隣接する鍵アセンブリ100eの最小距離は、外観部PVにおける鍵アセンブリ100eの軸と平行である後端部Cを含む領域において変化している。隣接する鍵アセンブリ100eの最小距離は、外観部PVにおける鍵アセンブリ100eの軸と平行である領域において後端部Cの最小距離C1eが最も大きい。
以上のように、本実施形態に係る鍵アセンブリ100eによると、隣接する鍵アセンブリ100eのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1eが、キャプスタンスクリュー9eの位置Dの最小距離D1eより大きいことで、隣接する鍵アセンブリ100eが環境変化および経年変化により受ける影響および演奏時の押鍵動作による鍵の横ぶれや捻じれによる影響を抑制することができる。また、鍵アセンブリ100eの第1孔部22eの位置(第2位置)Eの最大幅E2eおよびキャプスタンスクリュー9eの位置Dの最大幅D2eを変えずに、後端部Cの最大幅C2eを小さくすることで、鍵2eの剛性を維持することができる。このため、本実施形態に係る鍵盤装置は、信頼性を維持することができる。
<第7実施形態>
第7実施形態における鍵アセンブリ100fは、後端部Cの最大幅C2fと、キャプスタンスクリュー9fの位置Dの最大幅D2fと、第1孔部22fの位置(第2位置)Eの最大幅E2fが略同一である。第7実施形態においては、隣接する鍵アセンブリ100fのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1fは、第1孔部22fの位置(第2位置)Eの最小距離E1fより大きい。なお、第1実施形態から第6実施形態と同様である部分は、前の説明と同じ番号を付すことで繰り返しの説明は省略する。
[鍵アセンブリの構成]
図17を用いて、鍵アセンブリの構成を詳しく説明する。図17は、本発明の一実施形態における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。
本実施形態において、鍵アセンブリ100fは一部屈曲している。外観部PVにおける鍵アセンブリ100fの軸と、少なくともキャプスタンスクリュー9fの位置Dから後端部Cまでの領域における鍵アセンブリ100fの軸とは平行である。鍵アセンブリ100fの後端部Cの最大幅C2fと、キャプスタンスクリュー9fの位置Dの最大幅D2fと、第1孔部22fの位置(第2位置)Eの最大幅E2fとは略同一である。すなわち、鍵アセンブリ100fは、第1孔部22fの位置(第2位置)Eより後端側で鍵幅が変化しない。
本実施形態において、隣接する鍵アセンブリ100fのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1fは、第1孔部22fの位置(第2位置)Eの最小距離E1fより大きい。隣接する鍵アセンブリ100fのそれぞれの回動範囲におけるキャプスタンスクリュー9fの位置Dの最小距離D1fは、第1孔部22fの位置(第2位置)Eの最小距離E1fより大きい。
以上のように、本実施形態に係る鍵アセンブリ100fによると、隣接する鍵アセンブリ100fのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1fおよびキャプスタンスクリュー9fの最小距離D1fが第1孔部22fの位置(第2位置)Eの最小距離E1fより大きいことで、隣接する鍵アセンブリ100fが環境変化および経年変化により受ける影響および演奏時の押鍵動作による鍵の横ぶれや捻じれによる影響を抑制することができる。また、鍵アセンブリ100fの第1孔部22fの位置(第2位置)Eの最大幅E2f、キャプスタンスクリュー9fの位置Dの最大幅D2f、後端部Cの最大幅C2fを変えずに、隣接する鍵アセンブリ100fのそれぞれの回動範囲における後端部Cの最小距離C1fおよびキャプスタンスクリュー9fの最小距離D1fを大きくすることができ、鍵2fの剛性を維持することができる。このため、本実施形態に係る鍵盤装置は、信頼性を維持することができる。
<変形例1>
変形例1は第3実施形態における鍵アセンブリ100bの変形例について説明する。図18は、本発明の変形例における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。
鍵アセンブリ100gの後端部Cの最大幅C2gは、キャプスタンスクリュー9gの位置Dの最大幅D2gより小さい。鍵アセンブリ100gのキャプスタンスクリュー9gの位置Dの最大幅D2gは、第1孔部22gの位置(第2位置)Eの最大幅E2gより小さい。すなわち、鍵アセンブリ100gは、第1孔部22gの位置(第2位置)Eより後端側で鍵幅が変化し、キャプスタンスクリュー9gの位置Dより後端側で鍵幅が変化している。本変形例において、鍵アセンブリ100gは、第1孔部22gの位置(第2位置)Eと後端部Cの間で、鍵幅が連続的に変化している。
<変形例2>
変形例2は第1実施形態における鍵アセンブリ100の変形例について説明する。図19は、本発明の変形例における鍵盤装置の鍵アセンブリを示す上面図である。
本変形例において、鍵アセンブリ100hの後端部Cの最大幅C2hは、第1孔部22hの位置(第2位置)Eの最大幅E2hより小さい。鍵アセンブリ100hのキャプスタンスクリュー9hの位置Dの最大幅D2hは、後端部Cの最大幅C2hおよび第1孔部22hの位置(第2位置)Eの最大幅E2hより小さくてもよい。
<変形例3>
本実施形態においては、鍵盤装置の一例としてグランドピアノの鍵盤アセンブリを示した。しかしながらこれらに限定されず、本発明の実施形態は、スケール方向Sへの移動を規制する第1位置および第2位置を有する鍵盤装置に適応することができる。鍵盤装置の一例としては、例えば、電子ピアノであってもよい。
本発明の実施形態として上述した実施形態および変形例は、相互に矛盾しない限りにおいて、適宜組み合わせて実施することができる。また、実施形態の鍵アセンブリを基にして、当業者が適宜構成要素の追加、削除もしくは設計変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
2 鍵、4 ハンマ、5 弦、6 棚板、7 バランスピン、8 フロントピン、9 キャプスタンスクリュー、10 鍵盤アセンブリ、12 頭部、14 軸部、22 第1孔部、24 第2孔部、40 フレーム、43 サポートヒール、45 アクション機構、100 鍵アセンブリ

Claims (11)

  1. 後端部と前端部の間の支点を中心に第1面に沿って回動可能に配置され、第1位置および前記第1位置より後端側の第2位置において他の部材と前記第1面に沿って摺動可能に接し、前記第2位置より後端側に第1キャプスタンを備える第1鍵アセンブリと、
    前記第1鍵アセンブリの隣において後端部と前端部の間の支点を中心に前記第1面に沿って回動可能に配置され、第3位置および当該第3位置より後端側の第4位置において他の部材と前記第1面に沿って摺動可能に接し、前記第4位置より後端側に第2キャプスタンを備え、前記第1鍵アセンブリの回動範囲において、後端部における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第2位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きく、後端部における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第1キャプスタンの位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きく、第1キャプスタンの位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第2位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きい関係を有する第2鍵アセンブリと、
    前記第1鍵アセンブリの前記第2鍵アセンブリとは反対側の隣において後端部と前端部の間の支点を中心に前記第1面に沿って回動可能に配置され、第5位置および当該第5位置より後端側の第6位置において他の部材と前記第1面に沿って摺動可能に接し、前記第6位置より後端側に第3キャプスタンを備え、前記第1鍵アセンブリの回動範囲において、後端部における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第2位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きく、後端部における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第1キャプスタンの位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きく、第1キャプスタンの位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第2位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きい関係を有する第3鍵アセンブリと、
    を備える鍵盤装置。
  2. 前記第1鍵アセンブリは、後端部の鍵幅が前記第2位置の鍵幅よりも小さい関係を有する請求項に記載の鍵盤装置。
  3. 前記第1鍵アセンブリは、後端部の鍵幅が前記第1キャプスタンの位置の鍵幅よりも小さい関係を有する請求項に記載の鍵盤装置。
  4. 前記第1鍵アセンブリは、前記第1キャプスタンの位置の鍵幅が前記第2位置の鍵幅よりも小さい関係を有する請求項に記載の鍵盤装置。
  5. 前記第1鍵アセンブリは、前記第2位置より後端側で鍵幅が不連続に変化する、請求項に記載の鍵盤装置。
  6. 前記第1鍵アセンブリは、前記第1キャプスタンより後端側で鍵幅が不連続に変化する、請求項に記載の鍵盤装置。
  7. 前記第1鍵アセンブリは、前記第2位置から前記第1キャプスタンまでの間で鍵幅が不連続に変化する、請求項に記載の鍵盤装置。
  8. 後端部と前端部の間の支点を中心に第1面に沿って回動可能に配置され、第1位置および前記第1位置より後端側の第2位置において他の部材と前記第1面に沿って摺動可能に接し、前記第2位置より後端側に第1キャプスタンを備える第1鍵アセンブリと、
    前記第1鍵アセンブリの隣において後端部と前端部の間の支点を中心に前記第1面に沿って回動可能に配置され、第3位置および当該第3位置より後端側の第4位置において他の部材と前記第1面に沿って摺動可能に接し、前記第4位置より後端側に第2キャプスタンを備え、前記第1鍵アセンブリの回動範囲において、後端部における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第2位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きく、後端部における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第1キャプスタンの位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きい関係を有する第2鍵アセンブリと、
    前記第1鍵アセンブリの前記第2鍵アセンブリとは反対側の隣において後端部と前端部の間の支点を中心に前記第1面に沿って回動可能に配置され、第5位置および当該第5位置より後端側の第6位置において他の部材と前記第1面に沿って摺動可能に接し、前記第6位置より後端側に第3キャプスタンを備え、前記第1鍵アセンブリの回動範囲において、後端部における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第2位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きく、後端部における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離が前記第1キャプスタンの位置における前記第1鍵アセンブリまでの最小距離よりも大きい関係を有する第3鍵アセンブリと、
    を備え、
    前記第1鍵アセンブリは、後端部の中心軸と前記第2位置の中心軸とが前記第1面に対して垂直方向にずれる、鍵盤装置。
  9. 前記第1鍵アセンブリは、後端部の中心軸と前記第1キャプスタンの位置の中心軸とが前記第1面に対して垂直方向にずれる、請求項に記載の鍵盤装置。
  10. 前記第1鍵アセンブリは、前記第1キャプスタンの位置の中心軸と前記第2位置の中心軸とが前記第1面に対して垂直方向にずれる、請求項に記載の鍵盤装置。
  11. 第1面に沿って回動可能に配置され、第1位置および前記第1位置より後端側の第2位置において他の部材と前記第1面に沿って摺動可能に接し、前記第2位置より後端側にキャプスタンを備え、後端部の鍵幅が前記キャプスタンの位置の鍵幅よりも小さく、前記キャプスタンの位置の鍵幅が前記第2位置の鍵幅よりも小さい関係を有する鍵アセンブリ、を備える鍵盤装置。
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