JP7040241B2 - 情報処理装置、及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、外部記憶装置と通信する通信部と、制御部とを備え、前記制御部は、データを取得する取得処理と、前記取得処理にて取得したデータである元データを代替するデータである代替データを、前記通信部を介して前記外部記憶装置に送信する代替データ送信処理と、前記外部記憶装置に前記代替データが有るか無いかを判定する判定処理と、前記判定処理にて前記外部記憶装置に前記代替データが無いと判断された場合、無いと判断された前記代替データに対応する前記元データを、前記通信部を介して前記外部記憶装置に送信する元データ送信処理と、を実行することを特徴とする通信装置が開示されている。
特開2015-133528号公報
近年、通信回線に接続し、様々な情報を送信する電子機器が普及しつつある。こうした電子機器は「IoT(Internet of Things)機器」と呼ばれ、IoT機器から送信される情報を、例えば人々の行動パターンや業務内容の分析に用いられるデータとして活用している。
IoT機器を階層的に管理するため、例えば複数のIoT機器と関連付けられた情報処理装置でIoT機器の各々から送信される情報をメモリに一旦記憶し、分析サーバによって要求されたIoT機器の情報を分析サーバ30に送信する情報処理装置が存在する。
しかしながら、この場合に分析サーバからの要求に対応するためには、情報処理装置に各々のIoT機器の情報を記憶しておく必要があるため、IoT機器の数が増加するにつれ、情報処理装置におけるメモリの残容量が減少する傾向を示す。
メモリの残容量が減少するにつれ、例えば処理に必要な記憶領域が確保されない等の状況が発生しやすくなるため、メモリでは頻繁にスワップ等が発生する場合がある。
したがって、情報処理装置がIoT機器の情報を分析サーバに送信する以外の他の機能を備えている場合、メモリの残容量の減少により、当該他の機能が遅延する等の影響を引き起こすことがある。
本発明は、電子機器から取得される情報を選別せずに記憶装置に記憶する場合と比較して、取得した情報が記憶される記憶装置を効率的に利用することができる情報処理装置、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の情報処理装置の発明は、電子機器で生成された第1の履歴情報から、予め定めた条件に適合した第1の情報を取得する取得部と、前記取得部で取得した前記第1の情報を記憶装置に記憶する記憶部と、前記記憶部で前記記憶装置に記憶された前記第1の情報と、機能の実行に伴い生成された第2の履歴情報を組み合わせることによって得られる第2の情報を外部装置に送信する制御を行う制御部と、を備える。
請求項2記載の発明は、前記制御部は、前記第2の情報を前記外部装置に送信した後、前記記憶装置から前記第1の情報を削除するように前記記憶部を制御する。
請求項3記載の発明は、前記制御部は、前記第2の情報を前記外部装置に送信した後、予め定めた期間経過後に前記記憶装置から前記第1の情報を削除するように前記記憶部を制御する。
請求項4記載の発明は、前記予め定めた条件が、前記第1の履歴情報から、前記情報処理装置を用いた業務内容に密接に関連すると推定される前記第1の情報を取得するための条件に設定される。
請求項5記載の発明は、前記機能は前記情報処理装置が有する機能であり、前記第1の情報が、前記情報処理装置が有する機能の実行に伴って前記電子機器でユーザによって実行されるものと推定される予め定めた行動が行われたことによって前記電子機器に記憶された実行された行動の履歴情報である。
請求項6記載の発明は、前記取得部は、前記情報処理装置と予め関連付けられている前記電子機器から行動の履歴情報を取得する。
請求項7記載の発明は、前記第1の履歴情報に前記電子機器で行動が行われた場合の位置情報が含まれ、前記取得部は、前記位置情報が前記情報処理装置から予め定めた範囲内に含まれる前記電子機器から行動の履歴情報を取得する。
請求項8記載の発明は、前記第2の情報が、前記情報処理装置が有する機能が実行された後の、前記電子機器による通信の完了に関する確認状況を示す情報である。
請求項9記載の発明は、前記第1の情報に、通信先の情報、通信時刻、及び前記電子機器の位置情報の少なくとも1つが含まれる。
請求項10記載の情報処理プログラムの発明は、コンピュータを、請求項1~請求項9の何れか1項に記載の情報処理装置の各部として機能させる。
請求項1、10記載の発明によれば、電子機器から取得される情報を選別せずに記憶装置に記憶する場合と比較して、取得した情報が記憶される記憶装置を効率的に利用することができる、という効果を有する。
請求項2記載の発明によれば、第1の情報を削除せずに記憶装置に記憶したままにする場合と比較して、記憶装置をより効率的に利用することができる、という効果を有する。
請求項3記載の発明によれば、第2の情報を外部装置に送信した後に第1の情報が必要になった場合であっても、予め定めた期間内であれば第1の情報を参照することができる、という効果を有する。
請求項4記載の発明によれば、第1の履歴情報の中から、ユーザが情報処理装置に備えられた特定の機能を実行することに伴って操作された電子機器の履歴情報を取得することができる、という効果を有する。
請求項5記載の発明によれば、情報処理装置が有する機能を用いた通信の相手先との、電子機器による行動状況を推定することができる、という効果を有する。
請求項6記載の発明によれば、検出した電子機器の各々から行動の履歴情報を取得する場合と比較して、記憶装置に記憶する履歴情報の容量を抑制することができる、という効果を有する。
請求項7記載の発明によれば、検出した電子機器の各々から行動の履歴情報を取得する場合と比較して、記憶装置に記憶される履歴情報の容量を抑制しつつ、情報処理装置が有する機能の実行と関連性が高い行動の履歴情報を取得することができる、という効果を有する。
請求項8記載の発明によれば、ユーザが情報処理装置が有する機能を実行した後の電子機器による行動の分析に用いられる情報を生成することができる、という効果を有する。
請求項9記載の発明によれば、通信の有無だけが記録された履歴情報を情報処理装置が有する機能と対応付ける場合と比較して、実行された情報処理装置が有する機能と電子機器の履歴情報を精度よく対応付けることができる、という効果を有する。
情報処理システムの構成例を示す図である。 情報処理装置における機能構成例を示す図である。 情報処理装置における電気系統の要部構成例を示す図である。 情報処理装置における情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。 DMデータの一例を示す図である。 IoT履歴データの一例を示す図である。 業務データの一例を示す図である。 業務データの他の一例を示す図である。
以下、本実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、機能が同じ構成要素及び処理には全図面を通して同じ符合を付与し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施の形態に係る情報処理システム100の一例を示す構成図である。図1に示すように、情報処理システム100は、情報処理装置10、IoT機器20、及び分析サーバ30を含む。そして、情報処理装置10とIoT機器20とは通信回線4で接続され、情報処理装置10と分析サーバ30とは通信回線2で接続されている。
情報処理装置10は大別して2つの機能を有する。1つは情報処理装置10が設置される理由となった、情報処理装置10が有する本来の機能である。もう1つは、情報処理装置10を用いた業務の流れの中で、情報処理装置10が有する本来の機能を実行したユーザの業務に関する行動を示唆する業務データ26を、本来の機能の実行に伴い記録された履歴情報と、IoT機器20から受信した履歴情報を組み合わせることで生成し、生成した業務データ26を分析サーバ30に送信する業務データ生成機能である。
情報処理装置10に備えられる本来の機能はどのようなものであってもよく、特定の機能に限定されない。以降では、情報処理装置10に備えられる本来の機能を「主要機能」ということにする。
IoT機器20は、業務の流れの中でユーザによって使用される電子機器の一例である。「電子機器」とは、電気の供給を受けて動作する機器全般を指す。
IoT機器20は、通信回線4を経由して情報処理装置10と通信を行う通信機能、並びに、IoT機器20が有する機能の実行履歴、及びIoT機器20の操作履歴といった履歴情報を記録する履歴機能を有するものであれば、どのような種類の電子機器であってもよい。
具体的には、IoT機器20は、例えばタブレット型端末、スマートフォン、及びウェアラブル端末といったコンピュータであってもよく、また、通信機能及び履歴機能が備えられた電灯のスイッチ、空調機器、及びシュレッダーのように、従来では通信回線4との接続が前提とされていない電子機器であってもよい。
なお、窓の鍵、及び机の引き出しのように、それ自体は電子機器でなくても、後から通信機能や履歴機能が備えられたIoTユニットを接続することで通信回線4と接続されるようになった構造物及び家具等も本実施の形態におけるIoT機器20に含まれる。
以降では、IoT機器20の利用に伴いIoT機器20で生成される履歴情報を「IoT履歴データ24」という。IoT履歴データ24は、本実施の形態に係る第1の履歴情報の一例である。
IoT機器20は配線が困難な場所に設置されることも多いため、情報処理装置10とIoT機器20とを接続する通信回線4は有線回線であってもよいが、無線回線であることが好ましい。
分析サーバ30は、情報処理装置10から業務データ26を受信し、例えば受信した業務データ26から情報処理装置10を用いたユーザの業務に関する行動の傾向、及び業務に関する課題等を分析する外部装置の一例である。分析サーバ30で用いられる業務データ26の分析手法に制約はなく、分析サーバ30は、例えばディープラーニングを用いた人工知能のように公知の分析手法を用いて業務データ26の分析を行う。
なお、情報処理装置10と分析サーバ30を接続する通信回線2は有線回線であっても無線回線であってもよく、また、専用回線であっても不特定多数の装置と回線を共有する公衆回線であってもよい。
図2は、情報処理装置10における機能構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置10は、情報処理装置10における主要機能を実行する画像形成機能部11A、ファクシミリ機能部11B、スキャン機能部11C、及びコピー機能部11D、及びプリント機能部11Eを含む。また、情報処理装置10は、DMデータ収集部12、記憶部13、記憶装置14、取得部15、フィルタリング条件16、生成部17、送信部18、及び制御部19を含む。
画像形成機能部11Aは、指定された文書データの内容を紙等の記録媒体に形成する画像形成機能を実行する機能部である。
ファクシミリ機能部11Bは、ファクシミリ回線を経由して文書データを送受信するファクシミリ機能を実行する機能部である。
スキャン機能部11Cは、原稿に記載された内容を光学的に読み取り文書データ化するスキャン機能を実行する機能部である。
コピー機能部11Dは、スキャン機能部11Cで読み取った原稿の文書データを記録媒体に画像として形成し、読み取った原稿の複製を作成するコピー機能を実行する機能部である。
プリント機能部11Eは、画像形成機能部11Aの指示に基づいて、通信回線2、4を経由して受信した文書データを記録媒体に画像として形成するプリント機能を実行する機能部である。
DMデータ収集部12は、画像形成機能部11A、ファクシミリ機能部11B、スキャン機能部11C、コピー機能部11D、及びプリント機能部11Eの各機能部の実行に伴い生成された履歴情報を収集する。
図2に例示した情報処理装置10は、原稿の電子データ化、電子データ化された原稿の送受信、及び電子データの記録媒体への画像化というように、文書に関連した処理を行う機能を有する装置である。したがって、以降では実行した機能の内容、及び機能の実行に伴いユーザが行った操作内容の少なくとも一方が含まれる履歴情報を「DM(Document Management)データ」ということにする。DMデータ収集部12は、収集した各機能部のDMデータ22を記憶部13に通知する。
取得部15は、IoT機器20から受信したIoT履歴データ24のうち、フィルタリング条件16に適合したIoT履歴データ24を取得する。IoT履歴データ24のうち、フィルタリング条件16によって選別されたIoT履歴データ24を、特に「IoT選別データ28」という。
フィルタリング条件16は、IoT履歴データ24から、業務の分析対象として注目した情報処理装置10における主要機能を用いた業務内容と密接に関連すると推定されるIoT履歴データ24、すなわちIoT選別データ28を取得するための条件である。ここで「IoT履歴データ24が主要機能を用いた業務内容と密接に関連する」とは、IoT履歴データ24が、情報処理装置10の主要機能を実行したことに起因してユーザがIoT機器20を利用した場合に生成されたIoT履歴データ24であること、または、ユーザが情報処理装置10の主要機能を実行するために、事前にIoT機器20を利用した場合に生成されたIoT履歴データ24であることの少なくとも一方であることをいう。
すなわち、IoT選別データ28は、ユーザが情報処理装置10に備えられた主要機能を実行することに伴って操作されたIoT機器20のIoT履歴データ24である。
取得部15は、取得したIoT選別データ28を記憶部13に通知する。
記憶部13は、DMデータ収集部12から受け付けたDMデータ22、及び取得部15から受け付けたIoT選別データ28を記憶装置14に記憶する。図2の例では、記憶部13は情報処理装置10に内蔵される記憶装置14にDMデータ22及びIoT選別データ28を記憶しているが、必ずしも情報処理装置10に内蔵された記憶装置14に記憶する必要はなく、例えば通信回線2に接続された図示しないクラウドサーバに記憶してもよい。例えば記憶部13は、通信回線2に接続された図示しないデータサーバの記憶装置14に、DMデータ22及びIoT選別データ28を記憶してもよい。なお、「情報処理装置10に内蔵される記憶装置14」とは、情報処理装置10の筐体内部に備えられた記憶装置14の他、例えば情報処理装置10が備えるカードリーダーに挿入されたメモリカード、及び情報処理装置10とUSBケーブル等で接続される外付け記憶装置も含まれる。
生成部17は、分析対象として注目した情報処理装置10における特定の主要機能のDMデータ22、及びIoT選別データ28を記憶装置14から取得し、分析対象の業務に関するユーザの行動を示唆する業務データ26を生成する。なお、業務データ26の具体例については後ほど説明する。生成部17は、生成した業務データ26を送信部18に通知する。
送信部18は、生成部17から業務データ26を受け付けると、受け付けた業務データ26を分析サーバ30に送信する。
制御部19は、上述した情報処理装置10に含まれる各部の機能を制御する。
図3は、情報処理装置10における電気系統の要部構成例を示す図である。情報処理装置10は、例えばコンピュータ40を用いて構成される。
コンピュータ40は、図2に示した本実施の形態に係る情報処理装置10の各部を担うCPU(Central Processing Unit)41、ROM(Read Only Memory)42、RAM(Random Access Memory)43、不揮発性メモリ44、及び入出力インターフェース(I/O)45を備える。そして、CPU41、ROM42、RAM43、不揮発性メモリ44、及びI/O45がバス46を介して各々接続されている。
不揮発性メモリ44は、不揮発性メモリ44に供給される電力が遮断されても、記憶した情報が維持される記憶装置14の一例であり、例えば半導体メモリが用いられるが、ハードディスクを用いてもよい。
I/O45には、例えば通信ユニット51、操作ユニット52、画像形成ユニット53、スキャンユニット54、及びファクシミリユニット55が接続される。
通信ユニット51は通信回線2及び通信回線4と接続し、分析サーバ30及びIoT機器20とそれぞれデータを送受信する転送プロトコルを備える。
操作ユニット52はユーザに情報処理装置10とのインターフェースを提供するユニットであり、入力ユニット52A及び表示ユニット52Bを含む。
入力ユニット52Aは、ユーザからの指示を受け付けてCPU41に通知する入力装置であり、例えばボタン及びタッチパネル等が用いられる。CPU41はユーザから指示された機能を実行する。
表示ユニット52Bは、CPU41によって処理された情報を画像として表示する表示装置であり、例えば液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等が用いられる。
画像形成ユニット53は、CPU41の指示に従って、受け付けた画像を紙等の記録媒体に形成する装置である。画像形成ユニット53における画像形成方式はどのような方式であってもよく、例えば電子写真方式であっても、インクジェット方式であってもよい。画像形成ユニット53は、画像形成機能、コピー機能、ファクシミリ機能、及びプリント機能の実行に伴い用いられる。
スキャンユニット54は、CPU41の指示に従って、例えば図示しないプラテンガラスに置かれた原稿の内容を光学的に読み取り、原稿の内容を画像データに変換する装置である。スキャンユニット54はスキャン機能の実行に伴い用いられる。
ファクシミリユニット55は図示しないファクシミリ回線を介して、ファクシミリ機能を有する他の装置との間で、原稿の画像データを送受信する装置である。また、CPU41は、ファクシミリ回線から受信した画像データを画像形成ユニット53で記録媒体に画像として形成したり、画像データを記憶装置14に記憶したりする。
なお、コピー機能は、CPU41がスキャンユニット54で得られた画像データを、画像形成ユニット53で記録媒体に形成させることによって実現される。
I/O45に接続されるユニットは図3に例示した各ユニットに限定されない。例えば、ユーザの声を認識する音声認識ユニット等をI/O45に接続してもよい。この場合、CPU41はユーザの声によって指示された機能を実行する場合がある。
次に、図4を参照して、情報処理システム100の動作について説明する。
図4は、業務データ生成機能が実行された場合に、CPU41によって実行される情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
情報処理を規定する情報処理プログラムは、例えば情報処理装置10のROM42に予め記憶されている。情報処理装置10のCPU41は、ROM42に記憶される情報処理プログラムを読み込み、情報処理を実行する。
情報処理装置10を用いた業務の分析対象はどのようなものであってもよいが、ここでは、ユーザが情報処理装置10のファクシミリ機能を実行して原稿を送信した後、原稿の送信先に原稿が届いたかを確認する送達確認をどの程度行っているかを分析するため、ファクシミリ機能の実行を例にした情報処理システム100の動作について説明する。
したがって、情報処理装置10の不揮発性メモリ44には、ファクシミリ機能の実行に伴い生成されたDMデータ22が予め記憶されているものとする。
図5は、不揮発性メモリ44に記憶されたDMデータ22の一例を示す図である。図5に示すように、不揮発性メモリ44には2018年3月3日11時34分6秒に、ファクシミリ番号が[XX-YYYY-ZZZZ]で示される送信先に対してファクシミリ送信が行われたことを示すDMデータ22が記録されている。なお、ユーザが、自分が誰であるかを示すユーザ情報を情報処理装置10に入力してファクシミリ送信を行った場合には、DMデータ22にはユーザ情報も記録される。
上述した分析を行うためには、原稿の送信先に原稿が届いたか確認する確認手段を有するIoT機器20から、原稿の送達確認が行われたことを表すIoT履歴データ24を取得すればよい。一方、当該送達確認は、原稿の送信を行ってから時間を空けずに実施されることが多い。したがって、例えば情報処理装置10で原稿の送信が行われた時刻を始期とする指定期間(例えば30分)内のIoT履歴データ24をIoT機器20から取得すればよい。
また、当該送達確認は確実性及び即時性が求められる傾向にあるため、いつ相手に確認されるかわからないメールに比べて、原稿の送信先の相手と直接会話が行える電話による確認が用いられることが多い。
したがって、ユーザは、例えばファクシミリ送信の時刻(図5の例では、2018年3月3日11時34分6秒)を始期とした指定期間内に含まれるIoT履歴データ24で、かつ、電話の通話記録を表すIoT履歴データ24という条件をフィルタリング条件16として情報処理装置10に登録しておく。指定期間の長さは、ユーザが自由に設定してよい。ここでは一例として、IoT機器20から取得するIoT履歴データ24を電話の通話記録に限定して説明を行うが、メールの通信記録も取得するようにフィルタリング条件16を設定してもよい。
フィルタリング条件16は、情報処理装置10のCPU41で解釈される規定の条件式を用いて作成され、ユーザは作成した条件式を入力ユニット52Aから入力することで、フィルタリング条件16を情報処理装置10に登録する。
なお、ユーザは、例えば「ファクシミリ」及び「送達確認」というように、分析したい内容に関連するキーワードを入力ユニット52Aに入力してもよい。この場合、情報処理装置10が公知の推論手法を用いて、ユーザが入力ユニット52Aに入力したキーワードからユーザが求める業務の分析内容を理解し、IoT機器20から分析に必要なIoT履歴データ24を取得するためのフィルタリング条件16を生成する。
また、例えばユーザの私物のIoT機器20からはIoT履歴データ24を取得しないように、IoT履歴データ24の収集対象となるIoT機器20を情報処理装置10に予め関連付けておく。これにより、検出されたIoT機器20の各々からIoT履歴データ24を取得する場合に比べて、分析に必要のないユーザの個人情報を取得することが抑制される。ここでは一例として、例えば会社から配布された業務用のスマートフォンがIoT履歴データ24の収集対象となるIoT機器20として情報処理装置10に関連付けられているものとする。情報処理装置10におけるIoT機器20の関連付けは、情報処理装置10がIoT機器20を一意に識別する識別子、例えばMACアドレスを不揮発性メモリ44に予め記憶しておくことで実現される。
まず、ステップS10において、CPU41は、IoT機器20を検出したか否かを判定する。IoT機器20の検出の有無は、例えば情報処理装置10が送信した接続要求に対するIoT機器20からの応答の有無によって判定されるが、CPU41におけるIoT機器20の検出方法はこれに限定されない。例えばCPU41は、IoT機器20が送信した電文を検知することでIoT機器20を検出してもよい。
IoT機器20が検出されなければステップS10の判定処理を繰り返し実行して、IoT機器20の検出を継続する。一方、IoT機器20を検出した場合にはステップS20に移行する。
ステップS20において、CPU41は、ステップS10で検出したIoT機器20が情報処理装置10に予め関連付けられているIoT機器20か否か、すなわち、情報処理装置10に登録されているIoT機器20か否かを判定する。検出したIoT機器20が情報処理装置10に登録されているIoT機器20か否かは、例えば検出したIoT機器20のMACアドレスと、不揮発性メモリ44に記憶されているMACアドレスを照合することで判定される。
検出したIoT機器20が情報処理装置10に登録されているIoT機器20でない場合には、当該IoT機器20からIoT履歴データ24を取得しても、目的とする分析に必要なIoT履歴データ24は得られないため、ステップS10に移行して他のIoT機器20の検出を行う。一方、検出したIoT機器20が情報処理装置10に登録されているIoT機器20の場合にはステップS30に移行する。
ステップS30において、CPU41は、登録済みのIoT機器20からIoT履歴データ24を受信し、受信したIoT履歴データ24のうち、予め設定しておいたフィルタリング条件16に適合するIoT履歴データ24、すなわちIoT選別データ28を取得する。CPU41は、取得したIoT選別データ28を、例えば不揮発性メモリ44に記憶する。
図6は、登録済みのIoT機器20におけるIoT履歴データ24の一例を示す図である。図6に示すように、このIoT機器20には、WEBの閲覧記録と、電話の通話記録と、メールの送信記録を含むIoT履歴データ24が記憶されている。このうち、電話の通話記録は、2018年3月3日11時35分51秒の記録であり、これは図5に示したように、情報処理装置10でファクシミリ送信が行われた時刻から指定期間内(例えば30分)に記録されたIoT履歴データ24である。
したがって、CPU41は、図6における電話の通話記録をフィルタリング条件16に適合したIoT履歴データ24として、例えば不揮発性メモリ44に記憶する。これによりIoT選別データ28が取得される。
図6に示した電話の通話記録を表すIoT履歴データ24は一例であり、IoT機器20から電話を発信した場合の電話の通話記録には、例えば発信先電話番号、発信時刻、及び相手に電話をかけた時点のIoT機器20の位置情報等が含まれてもよい。また、IoT機器20で電話を受信した場合の電話の通話記録には、受信元電話番号、受信時刻、相手から電話を受けた時点のIoT機器20の位置情報等が含まれてもよい。
なお、検出したIoT機器20が登録済みのIoT機器20であっても、フィルタリング条件16に適合したIoT履歴データ24がなければ、IoT履歴データ24は不揮発性メモリ44に記憶されない。
ステップS40において、CPU41は、登録済みのIoT機器20のうち、まだステップS10で検出していないIoT機器20が存在するか否かを判定する。登録済みのIoT機器20で、まだ検出していないIoT機器20が存在する場合には、当該IoT機器20にフィルタリング条件16に適合するIoT履歴データ24が記録されていることがあるため、ステップS10に移行して他のIoT機器20の検出を行う。
上記では一例として、情報処理装置10がIoT機器20から受信したIoT履歴データ24の中から、フィルタリング条件16に適合したIoT履歴データ24を選別したが、例えば情報処理装置10が登録済みのIoT機器20の各々にフィルタリング条件16を送信し、IoT機器20がフィルタリング条件16に適合するIoT履歴データ24を情報処理装置10に送信してもよい。
図7は、不揮発性メモリ44に記録されたファクシミリ送信のDMデータ22と、フィルタリング条件16を用いて取得した、当該DMデータ22で表されるファクシミリ送信が行われたことにより、ユーザがIoT機器20で実行したと推定される内容を記録したIoT選別データ28の例を示す図である。
ファクシミリ送信のDMデータ22とIoT選別データ28を組み合わせると、ファクシミリ送信が行われた1分45秒後に電話による通話が行われていることから、ステップS50において、CPU41は、例えば「ファクシミリ送信に対する確認の電話をした可能性あり」というように、ファクシミリ送信という業務の流れの中で原稿の送達確認が行われた可能性があることを示唆する業務データ26を生成する。
一方、図8は、不揮発性メモリ44に記録されたファクシミリ送信のDMデータ22に対して、IoT選別データ28が取得されなかった場合の状況を示す図である。
この場合、ファクシミリ送信が行われた後に電話による通話が行われた形跡がないことから、CPU41は、例えば「ファクシミリ送信に対する確認の電話をしていない可能性あり」というように、ファクシミリ送信という業務の流れの中で原稿の送達確認が行われなかった可能性があることを示唆する業務データ26を生成する。
そして、ステップS60において、CPU41は、ステップS50で生成した業務データ26を分析サーバ30に送信する。
業務データ26を受信した分析サーバ30では、業務データ26と、場合によっては情報処理装置10とは異なる他の装置から収集した情報を用いて、ユーザが情報処理装置10でファクシミリ送信を行った場合のユーザの行動に関する傾向を分析し、分析結果を出力する。分析サーバ30が出力する分析結果を検討することで、業務に関する課題が見つかる場合がある。例えば本実施の形態に係る分析結果からは、「ファクシミリ送信した原稿のうち、A%は送達確認が行われていない」というような、情報処理装置10の主要機能を実行して遂行される業務の課題が浮かび上がってくることになる。
業務データ26を分析サーバ30に送信したことにより、業務データ26の生成に用いられたIoT選別データ28、及び業務データ26は不要となる。したがって、ステップS70において、CPU41は、ステップS30で取得したIoT選別データ28、及びステップS50で生成した業務データ26を不揮発性メモリ44から削除する。
しかしながら、分析サーバ30の仕様によっては、一度送信した業務データ26を再び送信するように分析サーバ30から再送要求がくる場合も考えられる。したがって、CPU41は、ステップS60で業務データ26を分析サーバ30に送信して予め設定された保持期間が経過した後に、IoT選別データ28及び業務データ26の少なくとも一方を不揮発性メモリ44から削除するようにしてもよい。
なお、IoT選別データ28及び業務データ26の何れか一方を不揮発性メモリ44から削除する場合、IoT選別データ28は複数のIoT機器20から取得される場合があるため、IoT選別データ28を削除した方が、業務データ26を削除するよりも業務データ生成機能に関連するデータが不揮発性メモリ44の記憶容量を消費する割合が低下することになる。ここで、IoT選別データ28及び業務データ26の保持期間は、本実施の形態における予め定めた期間の一例である。
以上により、図4に示した情報処理を終了する。
図4に示した情報処理では、ファクシミリ送信の時刻を始期とする指定期間内に含まれるIoT履歴データ24で、かつ、電話の通話記録を示すIoT履歴データ24という条件をフィルタリング条件16に設定した。しかし、IoT機器20におけるIoT履歴データ24の電話の通話記録に発信先電話番号及びIoT機器20の位置情報が含まれる場合、発信先電話番号及びIoT機器20の位置情報をフィルタリング条件16に加えてもよい。
原稿をファクシミリで送信した相手のファクシミリ番号と当該相手の電話番号は、例えば市外局番及び市内局番が同じで加入者番号だけが異なる場合がある。したがって、図5に示したように、ファクシミリ送信のDMデータ22に原稿を送信した送信先ファクシミリ番号が記録されている場合、上述したフィルタリング条件16の設定条件に、更に「ファクシミリ番号の市外局番及び市内局番と同じ市外局番及び市内局番をもつ電話番号宛に発信しているIoT履歴データ24を取得する」という設定条件を加えれば、情報処理装置10で取得されるIoT履歴データ24が更に選別される。すなわち、フィルタリング条件16に電話番号に関する設定条件を加えない場合と比較して、業務データ生成機能に関連するデータが不揮発性メモリ44の記憶容量を消費する割合が低下することになる。
また、ユーザは原稿をファクシミリで送信した後にファクシミリ送信の送達確認を行う場合、時間を置かずに確認する傾向があることから、原稿を送信した情報処理装置10から例えば数10メートルの範囲内というように、情報処理装置10から近い場所で送達確認を行うことが多い。したがって、情報処理装置10の位置情報が分かっている場合、上述したフィルタリング条件16の設定条件に、更に「電話を発信した場合の位置情報が情報処理装置10からHm(Hは正数)内に含まれるIoT履歴データ24を取得する」という設定条件を加えれば、情報処理装置10で取得されるIoT履歴データ24が更に選別される。すなわち、フィルタリング条件16にIoT機器20の位置情報に関する設定条件を加えない場合と比較して、業務データ生成機能に関連するデータが不揮発性メモリ44の記憶容量を消費する割合が低下することになる。
また、場合によっては、ユーザはファクシミリ送信の送達確認を電話で行わず、IoT機器20に実装されている送達確認アプリケーションを通じて行うことも考えられる。したがって、送達確認アプリケーションのアプリケーション名をフィルタリング条件16の設定条件に加えれば、アプリケーション名と共に送達確認アプリケーションが起動された記録を含むIoT履歴データ24がIoT選別データ28として情報処理装置10で取得されることになる。
この他、ファクシミリ送信の送達確認を行うIoT機器20が予め定められている場合には、IoT機器20に一意に割り当てられている識別子、例えば管理番号及びMACアドレス等をフィルタリング条件16の設定条件に加えてもよい。例えばファクシミリ送信が行われた時刻から指定期間内に、ファクシミリ送信の送達確認の用途に用いられるIoT機器20が利用されたことを記録したIoT履歴データ24が取得されれば、情報処理装置10では、ファクシミリ送信という業務の流れの中で原稿の送達確認が行われた可能性があることを示唆する業務データ26が生成される。
なお、本実施の形態ではファックス送信の送達確認の状況を分析する例を用いて、情報処理装置10で実行される情報処理を説明したが、業務の分析対象はこれに限られない。
例えば情報処理装置10のファクシミリユニット55で原稿を受信した場合に、原稿を受信したことを原稿の送信相手に連絡することがある。したがって、電話の通話記録を含んだIoT履歴データ24をIoT機器20から取得するようにフィルタリング条件16を設定し、取得したIoT履歴データ24と、ファクシミリを用いた原稿の受信記録を含むDMデータ22を組み合わせることで、ファクシミリで原稿を受信した場合の受信確認の実施状況を示す業務データ26が生成される。
また、業務の中でミスプリントが多いのではないかという仮説を検証するため、情報処理装置10は、画像形成に関連したDMデータ22と、シュレッダーのIoT履歴データ24を組み合わせて業務データ26を生成してもよい。
具体的には、情報処理装置10で画像形成を行った記録媒体の内容に誤りがある場合、ユーザは情報処理装置10から排出された紙等の記録媒体をシュレッダーで破棄することがある。したがって、シュレッダーのIoT履歴データ24と、情報処理装置10の画像形成に関連したDMデータ22を組み合わせることで、ミスプリントの状況が分析される。
ユーザが内容に誤りのある記録媒体を破棄する場合、記録媒体に画像が形成されてから時間を置かずに破棄する傾向があることから、例えばシュレッダーが利用された時間、利用されたシュレッダーの位置情報を取得するフィルタリング条件16を設定することで、分析に適したIoT履歴データ24がシュレッダーから取得され、業務データ26の生成に用いられる。
また、業務の中で書類の電子化が遅れているのではないかという仮説を検証するため、情報処理装置10は、画像形成に関連したDMデータ22と、例えばスマートフォンのようにユーザが携帯するIoT機器20のIoT履歴データ24を組み合わせて業務データ26を生成してもよい。
書類の電子化が行われていない場合、情報処理装置10の画像形成機能を用いて作成した書類を提出場所まで持っていくことになる。したがって、ユーザの位置情報を表すスマートフォンのIoT履歴データ24と、情報処理装置10の画像形成に関連したDMデータ22を組み合わせることで、業務における書類の電子化状況が分析される。
具体的には、例えば情報処理装置10での書類作成後の指定期間におけるスマートフォンの位置情報を取得するフィルタリング条件16を設定することで、分析に適したIoT履歴データ24がスマートフォンから取得され、業務データ26の生成に用いられる。
情報処理装置10で書類を作成した後、ユーザが総務部に行く傾向を示す業務データ26が生成されれば、例えば総務部へ提出する書類の電子化が遅れているといった分析が分析サーバ30において行われることになる。
以上、実施の形態を用いて本発明について説明したが、本発明は実施の形態に記載の範囲には限定されない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で実施の形態に多様な変更又は改良を加えることができ、当該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。例えば、本発明の要旨を逸脱しない範囲で処理の順序を変更してもよい。
また、本実施の形態では、一例として情報処理をソフトウエアで実現する形態について説明したが、図4に示したフローチャートと同等の処理を、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)に実装し、ハードウエアで処理させるようにしてもよい。この場合、情報処理をソフトウエアで実現した場合と比較して、処理の高速化が図られる。
また、上述した実施の形態では、情報処理プログラムがROM42にインストールされている形態を説明したが、これに限定されるものではない。本発明に係る情報処理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録された形態で提供することも可能である。例えば、本発明に係る情報処理プログラムを、CD(Compact Disc)-ROM、又はDVD(Digital Versatile Disc)-ROM等の光ディスクに記録した形態で提供してもよい。また、本発明に係る情報処理プログラムを、USBメモリ及びフラッシュメモリ等の半導体メモリに記録した形態で提供してもよい。更に、情報処理装置10は通信回線2又は通信回線4に接続される図示しない外部装置から本発明に係る情報処理プログラムを取得するようにしてもよい。
2(4)・・・通信回線、10・・・情報処理装置、11A・・・画像形成機能部、11B・・・ファクシミリ機能部、11C・・・スキャン機能部、11D・・・コピー機能部、11E・・・プリント機能部、12・・・DMデータ収集部、13・・・記憶部、14・・・記憶装置、15・・・取得部、16・・・フィルタリング条件、17・・・生成部、18・・・送信部、19・・・制御部、20・・・IoT機器、22・・・DMデータ、24・・・IoT履歴データ、26・・・業務データ、28・・・IoT選別データ、30・・・分析サーバ、40・・・コンピュータ、41・・・CPU、42・・・ROM、43・・・RAM、44・・・不揮発性メモリ、51・・・通信ユニット、52・・・操作ユニット、52A・・・入力ユニット、52B・・・表示ユニット、53・・・画像形成ユニット、54・・・スキャンユニット、55・・・ファクシミリユニット、100・・・情報処理システム

Claims (10)

  1. 電子機器で生成された第1の履歴情報から、予め定めた条件に適合した第1の情報を取得する取得部と、
    前記取得部で取得した前記第1の情報を記憶装置に記憶する記憶部と、
    前記記憶部で前記記憶装置に記憶された前記第1の情報と、機能の実行に伴い生成された第2の履歴情報を組み合わせることによって得られる第2の情報を外部装置に送信する制御を行う制御部と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記第2の情報を前記外部装置に送信した後、前記記憶装置から前記第1の情報を削除するように前記記憶部を制御する
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記第2の情報を前記外部装置に送信した後、予め定めた期間経過後に前記記憶装置から前記第1の情報を削除するように前記記憶部を制御する
    請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記予め定めた条件が、前記第1の履歴情報から、前記情報処理装置を用いた業務内容に密接に関連すると推定される前記第1の情報を取得するための条件に設定された
    請求項1~請求項3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記機能は前記情報処理装置が有する機能であり、
    前記第1の情報が、前記情報処理装置が有する機能の実行に伴って前記電子機器でユーザによって実行されるものと推定される予め定めた行動が行われたことによって前記電子機器に記憶された履歴情報である
    請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記取得部は、前記情報処理装置と予め関連付けられている前記電子機器から行動の履歴情報を取得する
    請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記第1の履歴情報に前記電子機器で行動が行われた場合の位置情報が含まれ、
    前記取得部は、前記位置情報が前記情報処理装置から予め定めた範囲内に含まれる前記電子機器から行動の履歴情報を取得する
    請求項5又は請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記第2の情報が、前記情報処理装置が有する機能が実行された後の、前記電子機器による通信の完了に関する確認状況を示す情報である
    請求項5~請求項7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1の情報に、通信先の情報、通信時刻、及び前記電子機器の位置情報の少なくとも1つが含まれる
    請求項5~請求項8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータを、請求項1~請求項9の何れか1項に記載の情報処理装置の各部として機能させるための情報処理プログラム。
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