JP7040110B2 - 鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材及びそれを用いる鉛電池 - Google Patents
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Description
一方、鉛電池以外の蓄電池用セパレータに用いる樹脂からなる不織布は、特許文献2~4に開示されているように、硫酸水溶液以外の非水電解質、アルカリ電解質、あるいは固体電解質に適用するものであり、かつその機能は正極と負極の短絡防止であり、鉛電池の硫酸水溶液の電解質に適用すること、特に、鉛電池特有の電解液の「成層化」の課題に関する記載がない。
すなわち、鉛蓄電池の正極、負極の反応においては、硫酸イオンの移動に加えて水とプロトン移動が必要であるが、硫酸イオンは重たいために沈降してしまい成層化の原因となる。ここで単純に硫酸イオン、水、プロトンの移動性を阻害してしまうと電池の抵抗が上昇してしまう。ここで、硫酸イオンと水、プロトンの硫酸水溶液中での存在形態を考察すると、水は水素結合により周囲の水とクラスターを形成している。また、プロトンはその電荷により水酸イオンと弱い引力で結ばれている。硫酸イオンはその価数が大きいことから、水やプロトンよりも強い引力で大きなクラスターを形成しており、鉛蓄電池のような高濃度硫酸水溶液中ではプラスのイオンを介して硫酸イオン同士が引力で結ばれている状態であると推測できる。すなわち、硫酸イオンは粘性が高い状態にある。我々はこの点に着目して、水やプロトンの移動の大きな妨げにならずに、かつ硫酸イオンの移動の抵抗が大きくなる臨界の細孔の大きさを基にした最適な多孔質構造があると考えた。
上記の仮説の元で鋭意実験検討を重ねた結果、我々はプロトンと水の移動の疎外を最小限度に留めつつ、硫酸イオンの沈降を抑制できる多孔質構造の条件を見出した。すなわち、本発明は以下の特徴を有する多孔質構造体である鉛蓄電池用硫酸イオン沈降抑制部材である。
[1] ポリオレフィン材料で形成されたポリオレフィン繊維を複合化した鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材であって、
バブルポイント法により求めた平均流量細孔径が6~18μmであり、
膜厚が60~300μmであることを特徴とする鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材。
[2] バブルポイント法により求めた貫通細孔分布(面積分布)における10μm以上の孔径を有する細孔の割合が全体の割合に対して70%以下である[1]に記載の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材。
[3] 厚みDμmと空隙率Pについて式(1)の関係が成り立つ、[1]又は[2]に記載の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材。
10 ≦ D×(1-P)2 ≦ 20 ・・・(1)
[4] 前記繊維の繊維径が5.1μm以下である[1]~[3]の何れかに記載の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材。
[5] 機械方向の引張強度に対して、前記機械方向と略垂直をなす方向への引張強度が1.5~20倍である[1]~[4]のいずれかに記載の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材。
[6] 前記ポリオレフィン繊維が、ポリプロピレン樹脂で構成された芯とポリプロピレン樹脂で構成され前記芯を被覆する鞘とが一体成形された芯鞘構造を有する繊維を含む[1]~[5]の何れかに記載の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材。
[7] [1]~[6]の何れかに記載の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材を用いることを特徴とする鉛電池。
以上のことから分かる様に、従来のイオン沈降抑制を目的とした部材と比べて本発明の部材は平均流量細孔径が6~18μmと大きいことから、電池の出力特性を大幅に向上することか出来る。また、平均細孔径だけではなく、硫酸イオンの移動が容易になる10μm以上の孔径の割合を小さく抑えた細孔径分布であれば平均流量細孔径が大きくても硫酸イオンの沈降を効果的に抑制できることを新たに見出して、本発明に至った。
本発明の鉛蓄電池の基本構造は、図1に示すように、鉛蓄電池10が、正極2、負極3、及びこれらの間に配置された本発明の後述の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材1である。セパレータ5は正極2を覆う形で配置される。それらは、1つのセルとして容器に封入されている。このセルを封入する容器には、電解液である硫酸水溶液が充填されている。セパレータは負極を覆う形で配置しても良い。このセルが何個か組み合わされて電池のユニットを構成している。また、正極2の活物質は、例えば二酸化鉛であり、負極3の活物質は、例えば多孔質の鉛である。
本発明の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材は、ポリオレフィン材料で形成されたポリオレフィン繊維を複合化したものであり、バブルポイント法により求めた平均流量細孔径が6~18μmであり、膜厚が60~300μmであることを特徴とする。
本発明の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材に用いる繊維の繊維径が5.1μm以下であることが好ましい。
本発明の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材は、ポリオレフィン繊維が、ポリプロピレン樹脂で構成された芯とポリエチレン樹脂で構成され前記芯を被覆する鞘とが一体成形された芯鞘構造を有する繊維を含むことが好ましい。この芯鞘繊維を用いると繊維同士を接着するバインダー成分が不要となるので、電気化学的に安定なポリオレフィン材料だけで部材が作製でき、かつ高強度となるので、電池内で劣化する成分が少ない高性能の鉛電池素子を得ることが可能となる。また、強度が高いことから鉛蓄電池製造工程でのハンドリングが容易となる。
本実施形態の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材は、ポリオレフィン材料で形成されたポリオレフィン繊維を複合化した不織布である。バブルポイント法により求めた平均流量細孔径が6~18μmであり、膜厚が60~300μmであることを特徴とする。バブルポイント法により求めた貫通細孔分布(面積分布)における10μm以上の孔径を有する細孔の割合が全体の割合に対して70%以下であることが好ましい。厚みDμmと空隙率Pについて式(1)の関係が成り立つことがより好ましい。
また、例えばスパンボンド法で得られる不織布も挙げられる。スパンボンド法により得られた不織布は、他の方法で得られた乾式不織布よりも空隙部分が大きく十分確保される。空隙率が高いと電池抵抗が下がる傾向があるので、高出力タイプの鉛蓄電池用としては特に好適な製法となる。
即ち、繊維間に存在する空隙の大きさ(孔径)が大きい程、通液抵抗が少なく、更に電極近傍のプロトンイオンと水の量が多くなるので、鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材を介したプロトン伝導性が向上し、優れた鉛電池性能を発揮できる。本実施形態のスパンボンド法により得られた不織布鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材を用いることで、従来より高性能な鉛電池の提供が可能となる。
本実施形態の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材の見掛け密度としては、0.2~0.3g/cm3が好ましい。0.3g/cm3を超えると、鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材内の空隙量が少なくなり、電解液の含浸量が少なくなることで電池の抵抗が大きくなる。加えて、電池の重量が重くなるので好ましくない。0.2g/cm3以下であると、空隙部分が大きな孔(いわゆるピンホール)が発生する頻度が大きくなり、加電圧時にショートを引き起こす危険性が増すので好ましくない。この意味でより好ましい範囲は、0.22~0.28g/cm3である。
一実施態様において、本実施形態の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材は、紙の製法と同様の湿式法による熱可塑性合成繊維を接着した不織布製造方法で製造する事ができる。すなわち、長さが10mm以下の短い繊維を水中に分散し、網などのネット上のシートですき上げることで、短い繊維がシート状になったシートを作製する。その後、熱を掛けて乾燥と熱溶着による繊維同士の接着を行うことで不織布を得る。加熱溶着に加熱ドラムを用いることでより均一な厚みのものを作る事が出来る。湿式法で作る不織布は均質性が高く、また、目付け重量を容易に変えられることから、本発明のように多孔構造を細かく制御したい用途には好適な製法である。
また、一実施態様において、スパンボンド法を用いて硫酸イオン沈降抑制部材を製造することも出来る。スパンボンド法の一例としては、熱可塑性合成長繊維を紡糸してフィラメントを得る工程;前記フィラメントをコロナ帯電させる工程;及び前記帯電させたフィラメントを、分散装置を用いて気流を制御しながら開繊・分散して、均一なウェブを得る工程で製造する事が出来る。
プラズマ処理としては、大気圧プラズマ処理、真空プラズマ処理のいずれでも用いる事が出来る。
本実施形態の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材は、ポリオレフィン材料で形成されたポリオレフィン繊維を複合化した不織布基材を用いる。バブルポイント法により求めた平均流量細孔径が6~18μmであり、膜厚が60~300μmであり、バブルポイント法により求めた貫通細孔分布(面積分布)における10μm以上の孔径を有する細孔の割合が全体の割合に対して70%以下であることが好ましい。厚みDμmと空隙率Pについて式(1)の関係が成り立つことがより好ましい。
本実施形態の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材に用いられる不織布基材を第1の実施形態と同様な方法で、親水性処理を行うことができる。
本実施形態の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材は、ポリオレフィン材料で形成されたポリオレフィン繊維を複合化した不織布に用いる。バブルポイント法により求めた平均流量細孔径が6~18μmであり、膜厚が60~300μmであり、かつ、ポリオレフィン繊維は、芯鞘構造を有する繊維であることを特徴とする。バブルポイント法により求めた貫通細孔分布(面積分布)における10μm以上の孔径を有する細孔の割合が全体の割合に対して70%以下であることが好ましい。厚みDμmと空隙率Pについて式(1)の関係が成り立つことがより好ましい。
<製造方法>
<厚み>
接触式厚み計(株式会社尾崎製作所(ピーコック)製:デジタルゲージDG-205。平座形測定子(φ20mm。測定力1.0N。)を用い10箇所の厚みを測定し、その平均値を求めた。
縦20cm×横20cmの試験片の質量を測定し、単位面積当たりの質量に換算して目付け(g/m2)を求めた。
上記測定した目付け(g/m2)、厚み(μm)を用い、以下の式により見掛け密度(g/cm3)を算出した。
見掛け密度=(目付け)/(厚み)
上記計算した見掛け密度(g/cm3)を用いて、以下の式より算出した。
空隙率=(1-(見掛け密度)/(樹脂密度))/100
試料(不織布基材)使用する繊維を走査型電子顕微鏡で観察、撮影して、画像から繊維の直径を30点測定して、測定値の平均値(小数点第2位を四捨五入)を算出し、試料を構成する繊維の繊維径とした。
カンタクローム社のパームポロメーター(型式:POROMETER 3G zh)を用いた。測定には浸液にGALWICK(プロピレン,1,1,2,3,3,3酸化ヘキサフッ酸;Porous Materials,Inc社製)を用い、試料を浸液に浸して充分に脱気した後、測定した。
本測定装置は、フィルターを試料として、あらかじめ表面張力が既知の液体にフィルターを浸し、フィルターの全ての細孔を液体の膜で覆った状態からフィルターに圧力をかけ、液膜の破壊される圧力と液体の表面張力とから計算された細孔の孔径を測定する。計算には下記の数式を用いる。
d=C・r/P
(式中、d(単位:μm)はフィルターの孔径、r(単位:N/m)は液体の表面張力、P(単位:Pa)はその孔径の液膜が破壊される圧力、Cは定数である。)
上記の測定で得られた濡れ流量曲線と乾き流量曲線から、円柱状の孔が厚み方向に貫通した多孔構造を仮定して流量換算細孔径分布を求めた。その分布から、圧力と流量の関係から各細孔毎に円柱状の孔の細孔面積の総和を算出して貫通細孔分布(面積分布)を求めた。
図2のH型セルに図2の位置にイオン沈降抑制部材を挟み、片側のセルAには硫酸水溶液を、反対側のセルBには純水、もしくはセルAに供した硫酸より濃度が薄い硫酸水溶液を投入した。濃度差によってイオン沈降抑制材を介してセルAからセルBに透過するイオンの量を、セルBに設置した導電率計により時系列データとして測定した。
具体的には、予め測定しておいた導電率と硫酸水溶液濃度のデータを用いて、導電率を硫酸水溶液イオン濃度に換算して、〔時間〕対〔導電率〕のデータを採取した。このデータから時間に対する導電率の傾きを求め、式1から見かけの拡散係数Dを求めた。この見かけの拡散係数を厚みdで割った値を〔一枚換算の見かけの拡散係数〕とした。
C’ :セルAの時間tにおける濃度
C0 :セルBの初期濃度
C0’ :セルBの時間tにおける濃度
t :イオン拡散時間
S :測定した膜の面積
d :膜の厚み
V :セルに投入された水溶液の体積
Ds :見かけの拡散係数
測定は、表1の2条件で行った。
原料繊維に、ポリエチレン(PE)からなる低融点成分と、ポリプロピレン(PP)からなる高融点成分とで構成される原料繊維を用いて、下記表2に示す配合で、各実施例の不織布基材を作製した。PP/PEの芯鞘繊維におけるPPとPEの重量比率は65/35~50/50である。
作製した硫酸イオン沈降抑制部材の特性を表2に示す。
得られた硫酸イオン沈降抑制材について、イオン透過性の評価を行った。得られた結果を表2、図4に示す。
1:鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材
2:正極(PbO2)
3:負極(Pb)
4:電解質(H2SO4水溶液)
5:セパレータ
11~13:複合繊維
14:低融点成分
15:高融点成分
21:硫酸イオン沈降抑制材
22:セルAの硫酸水溶液
23:セルBの硫酸水溶液、または純水
24:導電率計
25:撹拌子
Claims (7)
- ポリオレフィン材料で形成されたポリオレフィン繊維を複合化した鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材であって、
バブルポイント法により求めた平均流量細孔径が6~18μmであり、
膜厚が153~300μmであり、
見掛け密度が0.2~0.3g/cm 3 である
ことを特徴とする鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材。 - バブルポイント法により求めた貫通細孔分布(面積分布)における10μm以上の孔径を有する細孔の割合が全体の割合に対して70%以下である請求項1に記載の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材。
- 厚みDμmと空隙率Pについて式(1)の関係が成り立つ、請求項1又は2に記載の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材。
10 ≦ D×(1-P)2 ≦ 20 ・・・(1) - 前記繊維の繊維径が5.1μm以下である請求項1~3の何れか1項に記載の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材。
- 機械方向の引張強度に対して、前記機械方向と略垂直をなす方向への引張強度が1.5~20倍である請求項1~4のいずれかに記載の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材。
- 前記ポリオレフィン繊維が、ポリプロピレン樹脂で構成された芯とポリプロピレン樹脂で構成され前記芯を被覆する鞘とが一体成形された芯鞘構造を有する繊維を含む請求項1~5の何れか1項に記載の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材。
- 請求項1~6の何れか1項に記載の鉛電池用硫酸イオン沈降抑制部材を用いることを特徴とする鉛電池。
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