JP7039954B2 - 液体を吐出する装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を吐出する装置に関する。
オンデマンド型のインクジェット(IJ)記録技術では、近年、画像形成速度の高速化の要求に対応して、多ノズル化、駆動周波数の高周波数化が進んでいる。また、インクジェット記録技術においては、元来、液体吐出ヘッドからインク吐出の際に、画像形成に寄与しないミストが発生する問題があり、高速化と共にミストの問題がより顕著となってきている。
ミストは装置内に拡散してマシンの駆動系を制御するセンサ等に付着して故障の原因となる。加えて、装置内に収容されている用紙に付着すると、印刷品質を損ねることにもつながる。
液体吐出ヘッドのノズルで発生した直後のミストを効率よく回収する技術として、例えば、特許文献1には、ミストを吸引するための複数の吸引口を、弁などの開閉手段を用いて選択的に開閉してミスト搬送路を切り替え、吸引力を変更して、キャリッジ進行方向後方側のミストを効率よく吸引する技術が開示されている。
しかし、特許文献1の技術は、ミスト搬送路に弁などの開閉手段を備える構造であり、機構が複雑であるという問題があった。加えて、吸引力を変更可能とするものの、吸引口の開口部分の面積を変更するものではないため、例えば、キャリッジの移動速度が速い場合には、ミストを吸引する吸引範囲が十分ではなく、ミストを回収しきれないという問題があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、ミストを吸引するための開口部分の大きさを変更することにより、簡易に効率よくミストを回収する液体を吐出する装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明にかかる液体を吐出する装置は、液体を吐出する液体吐出手段と、発生したミストを吸引するミスト吸引手段と、前記液体吐出手段と前記ミスト吸引手段とを備え、所定の移動方向に移動する移動手段と、を備え、前記ミスト吸引手段は、前記移動方向において、前記移動手段の前方および後方に開口部を有し、前記移動方向の後方に位置する前記開口部と前方に位置する前記開口部とは、前記移動手段が移動しているとき、開口面積が異り、前記開口部の少なくとも一部分は、変位可能な可動面で形成され、前記可動面は、前記移動手段の移動に伴い変位して、前記開口部の大きさを変化させ、前記移動手段が所定の位置に移動することによって、傾斜角度が変位して、前記開口部の大きさを変化させることを特徴とする。
本発明によれば、ミストを吸引するための開口部分の大きさを変更することにより、簡易に効率よくミストを回収する液体を吐出する装置を提供することができる。
本発明の一実施形態における液体を吐出する装置の主要構成を説明する概略図である。 一実施形態の液体吐出ヘッドを説明する概略図である。 図1(a)の矢印A方向から見た液体吐出ヘッドのノズル面側を説明する概略図である。 図1(c)のB-B断面の一部分を説明する図である。 図4の符号Eの円で囲む部分におけるミスト回収の動作を説明する図である。 実施形態1の吸引ダクトの構成例を説明する図である。 実施形態1の吸引ダクトの構成例を分解して説明する斜視図である。 実施形態1の吸引ダクトのカバー部材を説明する図である。 実施形態1の吸引ダクトの大きさを変化させる構成例を説明する図である。 実施形態1の吸引ダクトの動作例を説明する図である。 実施形態2の吸引ダクトの構成例を説明する図である。 実施形態3の吸引ダクトの構成例を説明する図である。 実施形態3の吸引ダクトの動作例を説明する図である。 液体を吐出する装置内における実施形態3の吸引ダクトの動作例を説明する図である。 実施形態4の吸引ダクトの構成例を説明する図である。 実施形態4の吸引ダクトの揺動板の形状例を説明する図である。 図15の矢印K方向から見た吸引ダクトの形態を説明する図である。 液体を吐出する装置内における実施形態4の吸引ダクトの動作例を説明する図である。 実施形態5の吸引ダクトの構成例を説明する図である。 実施形態5の吸引ダクトの揺動板の形状例を説明する図である。 実施形態5の吸引ダクトの変形例を説明する図である。 実施形態5の吸引ダクトの他の変形例を説明する図である。
以下、実施形態について、図面を参照しながら説明する。説明の明確化のため、以下の記載および図面は、適宜、省略または簡略化がなされている。各図面において同一の構成または機能を有する構成要素および相当部分には、同一の符号を付し、その説明を省略する。また、同じ構成要素が、図中の左右二箇所に配置される場合、適宜、符号に識別子「L」、「R」を付けて、二つの構成要素を区別する。
本発明の一実施形態にかかる「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッドを備え、液体吐出ヘッドを駆動させて、液体を吐出させる装置である。液体を吐出する装置には、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置だけでなく、液体を気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。例えば、「液体を吐出する装置」として、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。
まず、本発明の一実施形態にかかる液体を吐出する装置の概略構成について図1を参照して説明する。図1(a)は、本発明の一実施形態にかかる液体を吐出する装置内部の正面概要図である。また、図1(b)、図1(c)はそれぞれ側方、上方から見た液体を吐出する装置内部の主要構成を説明する図である。
液体を吐出する装置100は、左右の側板123L、123Rに横架したガイドロッド122とガイドレール128とで、キャリッジ120を主走査方向(ガイドロッド長手方向)に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータとタイミングベルトによって、キャリッジ120をガイドロッド122の長手方向(主走査方向)に移動走査する。
キャリッジ120は、液体吐出ヘッド1を装着して、所定の移動方向としての主走査方向に移動する移動手段である。
キャリッジ120は、例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色の液体を吐出する液体吐出ヘッド1を、複数の液体吐出口を主走査方向と交叉する方向に配列し、液体吐出方向を下方に向けて装着している。
液体吐出ヘッド1は、液体を記録媒体に吐出・噴射する液体吐出手段であり、ノズルから液体を吐出・噴射する機能部品単体である。
液体吐出ヘッド1は、図2に示すように発熱体基板2と液室形成部材3とから構成され、発熱体基板2に形成された供給路を介して共通流路7及び液室(個別流路)6に順次供給される液体を、ノズル5から吐出する。また、液体吐出ヘッド1は、発熱体4の駆動による液体の膜沸騰により吐出圧を得るサーマル方式のものであり、液室6内の吐出エネルギー作用部(発熱体部)への液体の流れ方向とノズル5の開口中心軸とを直角となしたサイドシューター方式の構成のものである。
なお、液体吐出ヘッド1としては、圧電素子を用いて振動板を変形させたり、静電力で振動板を変形させて吐出圧を得る方式など様々な方式があり、いずれの方式のものも本発明の一実施形態に適用することができる。
また、吐出される液体は、液体吐出ヘッド1から吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
液体吐出ヘッド1の上部には吐出する液体を一時的に貯留するための液体収容室が形成されたヘッドタンク101が一体的に接続される。ここで、「一体的」とは、液体吐出ヘッド1とヘッドタンク101がチューブ、管等で接続されることも含んでおり、どちらも一緒にキャリッジ120に搭載されているという意味である。
液体が貯留されている液体カートリッジ76には、液体供給チューブ16が接続されており、図示しない液体供給ポンプによって液体の消費に応じてヘッドタンク101に液体が供給されるようになっている。
また、液体を吐出する装置100は、液体吐出ヘッド1の下方に、液体吐出ヘッド1のメンテナンス時や印字待機時などに動作する維持回復装置31を備える。
維持回復装置31は、図1に示すように、主走査方向の一端部に設けられ、液体吐出ヘッド1のノズル5から液体を吸引したり、非印字時にノズル面を覆ってノズル5を保湿、保護するキャップ32を備える。
キャップ32は、図示しない吸引ポンプ、廃液チューブが接続されており、液体を液体吐出ヘッド1から吸引してノズル5の目詰まりを直せるようになっている。また、このノズル吸引の際にノズル面に付着した液体を払拭してノズル5にメニスカスを形成するワイパー部材(図示せず)も維持回復装置31に備えられている。
用紙8は、画像が形成される記録媒体の一例であり、液体を吐出する装置100に着脱可能な用紙カセット110にセットされている。用紙カセット110が液体を吐出する装置100本体にセットされると、最上部の紙が適正な力で給紙ローラに押し当てられるようになっており、用紙8が1枚ずつ送り出される。図1(b)に示すように、用紙8は、搬送ガイド117で案内されて、搬送ローラ125と押えコロ126で挟持され、印写ガイド部129に搬送される。画像形成後、用紙8は、排紙コロ127で支持され、排紙ガイド118に案内されて排紙口115から液体を吐出する装置100外部に排出され、伸縮自在の排紙トレー116に積載される。
液体を吐出する装置100は、主走査方向へのキャリッジ120の走査と液体吐出ヘッド1からの液体吐出とを、画像データに基づいて適切なタイミングで同調させ、用紙8に1バンド分の画像を形成する。1バンド分の画像形成が完了した後、副走査方向に用紙を所定量送り、前述と同様の記録動作を行う。これらの動作を繰り返し行い、1ページ分の画像形成を行なう。
吸引ダクト56は、ミスト吸引手段の一例であり、液体吐出ヘッド1が液体を吐出したときに発生するミスト(液体ミスト)を吸引する開口部を形成する。
図1(b)、(c)に示すように、液体を吐出する装置100は、ファン50を駆動することにより、装置内部の空気を外部に排出する向きの気流が発生するように構成される。ファン50の上流側には、フィルタ51、ミスト吸引チューブ55、流路接続部材57を介して吸引ダクト56が接続されている。
図3に、図1(a)の矢印Aで示す向きから見た、液体吐出ヘッド1、キャリッジ120、吸引ダクト56および流路接続部材57の投影図を示す。
吸引ダクト56は、キャリッジ120の主走査方向の両側面(移動方向の前方側および後方側の面)に備えられており、液体吐出ヘッド1のノズル面と同一の高さで印写ガイド部129に対向して開口する開口部56aを有する。
吸引ダクト56の開口部56aは、矩形状で、液体吐出ヘッド1の記録幅よりも長く開口している。
次に、ミスト吸引について図4および図5を用いて説明する。図4は、図1(b)におけるBB断面の一部分を示した図であり、液体吐出ヘッド1を装着したキャリッジ120が矢印C方向に移動しながら液体を吐出して用紙8に画像を形成する構成を模式的に示すものである。
印字の際、ノズル5からは用紙に着弾して画像形成に寄与する主滴dの他に、主滴dより吐出速度が小さく用紙に着弾しないミストmが発生する。ミストmは、空気抵抗を受けて急速に吐出時の速度を失い、液体吐出ヘッド1およびキャリッジ120と用紙の間の空間の気流に流されて移動する。
ミストの挙動について図5を用いて説明する。図5は、図4において符号Eの円で囲むミスト回収部近傍の拡大模式図である。
図5において、液体吐出ヘッド1を装着したキャリッジ120は矢印C方向に移動している。従って、液体吐出ヘッド1およびキャリッジ120の下部には矢印Dで示す気流が形成されており、ミストは矢印D方向に流れる(図5(a))。液体を吐出する装置100は、キャリッジ120に隣接して吸引ダクト56を備えるので、液体吐出ヘッド1から発生したミストが随時、吸引ダクト56の開口部56aの直下に移動するため(図5(b))、ミストを吸引することができる(図5(c))。
一実施形態において、ミスト吸引手段としての吸引ダクト56は、ミストが吸引可能であり、かつ、キャリッジ120の移動に伴い、異なる大きさに変化する開口部56aを、液体吐出ヘッド1を挟んでキャリッジ120の移動方向の前方および後方に備える構成である。
また、吸引ダクト56は、キャリッジ120が移動するときに、移動方向の後方に位置する開口部56aが、前方に位置する開口部56aより大きくなるように構成されていることが好ましい。ここで、キャリッジ120は移動方向(主走査方向)に沿って往復して移動するため、移動方向の後方に位置する開口部56aと、前方に位置する開口部56aとは、キャリッジ120の移動方向に応じて、前方側と後方側とが入れ替わる。また、開口部56aの大きさは、例えば、印写ガイド部129に対向する吸引ダクト56の面に形成される開口部の大きさや、図3に示す投影図に表される開口部の大きさを用いることができる。
さらに、吸引ダクト56は、開口部56aの少なくとも一部分を形成する変位可能な可動面を有することが好ましい。可動面は、キャリッジ120の移動に伴い変位して、開口部56aの大きさを変化させる。ここで、キャリッジ120の移動に伴い可動面が変位するタイミングは、キャリッジ120が移動しているとき、および、移動開始の前(または移動後)に移動方向を変化させるときを含む。
以下の各実施形態では、キャリッジ120の移動方向に応じて、開口部56aの大きさ(開口面積)が変化するように構成される吸引ダクトの一態様を説明する。
実施形態1.
実施形態1では、吸引ダクトに、慣性体を有する可動面を用いる一態様を説明する。
図6に、実施形態1の吸引ダクト56-1の構成例を示す。吸引ダクト56-1は、主にダクト本体58、カバー部材59およびマス部材60から構成される。図7は吸引ダクト56-1の分解説明図である。
ダクト本体58は、図7に示すように、2面が開口した箱状のものであり、内部に、接続流路56cを備える。接続流路56cは、流路接続部材57、ミスト吸引チューブ55を介してファン50に接続する(図1参照)。
カバー部材59は、可動面として働く。カバー部材59は、フィルムで形成されており、対向する二辺端部付近に折り加工がなされ蛇腹状になっている。カバー部材59の材質としては、様々なものが使用できるが、一例としては内側(ダクト本体側)がポリプロピレン、外装がナイロンで厚さ40μm程度の多層樹脂フィルムが好適である。折り加工の数は図7に示したものに限られず、さらに多くしてもよい。
吸引ダクト56-1は、図8に示す一点鎖線に示す位置で、カバー部材59をダクト本体58に固定することによって、ダクトを形成する。このとき、ダクト本体58とカバー部材59とは、同材質であると、熱溶着や超音波溶着などで簡易に固定できて好適である。
マス部材60は、慣性体の一例である。マス部材60としては、樹脂ブロックや金属ブロックが好適であり、図6、図8に示すように、カバー部材59の下端部に接着等で固定されている。
図9は、実施形態1の吸引ダクト56-1の開口部の大きさを変化させる構成例を説明する図であり、(a)は吸引ダクト56-1の主要部断面を説明する図、(b)は吸引ダクト56-1の開口部56a側から見た底面図である。
カバー部材59は、両側面に折り加工がなされているため、図9(a)の矢印Gで示す向きに揺動可能である。したがって、マス部材60がダクト本体58から離れると、ダクト開口面積が大きくなり、近づくとダクト開口面積が小さくなる。
図10は、実施形態1の吸引ダクト56-1の動作例を説明する図であり、(a)はキャリッジ120が矢印C方向に移動している時の状態を示す図、(b)はキャリッジ120が矢印H方向に移動している時の状態を示す図である。
キャリッジ120が矢印C方向に動くと、吸引ダクト56-1のマス部材60に慣性力が作用して揺動する。従って、移動方向に沿って、液体吐出ヘッド1より前方に位置する移動方向前側の吸引ダクト56-1Lは、開口面積(開口部56aの大きさ)が狭まり、液体吐出ヘッド1より後方に位置する移動方向後側の吸引ダクト56Rは、開口面積が広がる。
液体を吐出する装置100内の空気の排出にファンを利用する場合、吸引流路のシステムインピーダンスは吸引ダクトの開口面積の2乗に反比例する。つまり、吸引ダクトの開口面積が大きいほど圧力損失が小さくなり、吸引流量が増加する。
実施形態1において、2つの吸引ダクト56-1L、56-1Rは両方ともファン50に連通しており、同時に吸引されている。
しかし、図10を参照して説明したように、液体吐出ヘッド1の滴吐出によって発生したミストmを発生直後に吸引する、移動方向の後方に位置する吸引ダクト56-1の開口面積が大きくなる。その結果、キャリッジ120の移動方向の後方に位置する吸引ダクト56-1は、前方に位置する吸引ダクト56-1より吸引流量が増大するため、ミスト吸引効率が向上する。
また、液体を吐出する装置100内の空気の排出にポンプを使用する場合においても、吸引ダクト56-1の開口部56aの開口面積比に応じて吸引流量の比率が決まり、開口面積の大きい側の吸引流量が大きくなるので、吸引ダクト56-1のミスト吸引効率が向上する。
また、開口面積の増大によって、ミスト吸引領域が増える効果も加わるため、ミスト吸引効率がさらに向上する。例えば、図10(b)のようにキャリッジ120が矢印H方向に移動する場合には、移動方向前方側の吸引ダクト56-1Rは開口面積が狭まり、移動方向後方側の吸引ダクト56-1Lは開口面積が広がる。したがって、液体吐出ヘッド1の滴吐出によって発生したミストmを発生直後に吸引する側の吸引ダクト56-1Lの開口面積が発生直後のミスト吸引に寄与しない吸引ダクト56-1Rの開口面積よりも相対的に大きくなり、吸引ダクト56-1Lでのミスト吸引効率が向上する。
本実施形態によれば、吸引ダクト56-1は、ダクト本体58にマス部材60が固定されたフィルム形態のカバー部材59を接合した簡易な構造で構成することが可能であり、吸引ダクト56-1の開口部56aを、キャリッジ120の移動に伴って、大きさを変化させることができる。これにより、液体吐出ヘッド1が双方向に走査しながら液吐出を行う際に発生するミストを、開口部の大きさを変化させながら、効率よく吸引することができる。
また、本実施形態では、吸引ダクト56-1の一壁面を変位可能な可動面にして、慣性力で可動面を変位させるという簡易な構成でミスト吸引効率を向上させることができる。
実施形態2.
実施形態2では、可動面に、振子構造と慣性力とを用いる一態様を説明する。
図11は、実施形態2の吸引ダクト56-2の構成例を説明する図であり、(a)は吸引ダクト56-2の主要部断面を説明する図、(b)は吸引ダクト56-2の開口部56a側から見た底面図、(c)は、カバー部材を説明する図である。
吸引ダクト56-2は、カバー部材59の表面側に揺動板62を固定した構成とし、カバー部材および揺動板62は、可動面として働く。揺動板62は、両側面に支軸を備え、ダクト本体58の上部両側面に設けられた軸穴61に支軸を挿入し、揺動可能に構成されている。
吸引ダクト56-2を、図11に示すような剛体振子構成とすることにより、キャリッジ120走査時に揺動板62は、安定して揺動する。従って、吸引ダクト56-2は、開口部56aの大きさを、実施形態1の吸引ダクト56-1より確実に制御して、開口面積の大きさの変更を行うことができる。
本実施形態によれば、吸引ダクト56-2の一壁面を変位可能な可動面にして、可動面に振子構造を備えることにより、安定して吸引ダクトの開口面積を変化させることが可能になり、効率よくミスト吸引することができる。
また、実施形態1と同様に、変位可能な可動面を慣性力で変位させるようにしたので、簡易な構成でミスト吸引効率を向上させることができる。
実施形態3.
実施形態3では、可動面の傾斜角度が変位して開口部の大きさを変化させる一態様を説明する。
図12は、実施形態3の吸引ダクト56-3の構成例を説明する図である。吸引ダクト56-3では図11と同様に揺動板63を備えているが、揺動板63は、図11の揺動板62よりも上部が延長して設けられている。揺動板63は、上端部に支軸が設けられ、リンク65に備えられた軸穴64に支軸を挿入して、リンク機構を形成している。軸穴61、64には高粘度グリスが塗布されており、キャリッジ120の走査によって作用する慣性力によってはリンク機構が変形しないようにされている。
吸引ダクト56-3のミスト吸引動作を図13、図14を用いて説明する。
図13は、実施形態3の吸引ダクト56-3の動作例を説明する図であり、(a)はキャリッジ120が矢印C方向に移動している時の状態を示す図、(b)はキャリッジ120が矢印H方向に移動している時の状態を示す図である。
図14は、液体を吐出する装置100-3内における実施形態3の吸引ダクト56-3の動作例を説明する図であり、(a)は、側板123Rから側板123Lの方向へ移動するときの吸引ダクト56-3を表し、(b)は、側板123Lから側板123Rの方向へ移動するときの吸引ダクト56-3を表す。
図13(a)に示すように、矢印Cの方向にキャリッジ120が移動しながら液吐出する場合には、図14(a)に示すように、事前にキャリッジ120を側板123R側に移動させ、リンク65の右端を加圧部材66Rに押し当てる。これによって、続く液体吐出を伴う走査において進行方向前方側となる吸引ダクト56-3Lの開口面積が小さくなると同時に進行方向後方側となる吸引ダクト56-3Rの開口面積が大きくなる。ここで、加圧部材66としては、ばねやスポンジなどの弾性部材が好適である。
液体吐出時は、図13(a)に示すようにキャリッジ進行方向後方側にミストmが流れるが吸引ダクト56-3Rの開口面積が吸引ダクト56-3Lに対して相対的に大きくなっているため、効率よく発生直後のミストを吸引することができる。矢印C方向の走査での液吐出が終わり、キャリッジ120が図14(b)のように左端に移動すると、リンク65の左端が加圧部材66Lに当接する。これによって、吸引ダクト56-3Lの開口面積が大きくなり、吸引ダクト56-3Rの開口面積が小さくなる。これにより、続いて行う復路での液吐出(図13(b)の矢印H方向にキャリッジ120が走査しての液吐出)では、キャリッジ進行方向後方側の吸引ダクト56L-3の開口面積が吸引ダクト56-3Rの開口面積よりも大きくなっており、発生直後のミストを効率よく吸引することができる。
本実施形態では、左右の吸引ダクト56-3L、56-3Rの開口面積をリンク65で連動させて変化するようになっており、開口条件の切り替えを加圧部材66にリンク65を当接させる方法で実現している。
また、上述した図9や図11の吸引ダクトの構成例ではキャリッジ120の走査によって発生する慣性力を利用しているため、所定の走査速度を必要とするが、本実施形態ではキャリッジ120の走査速度が小さい場合や走査距離が長い場合でも左右の吸引ダクト56-3L、56-3Rの開口面積を所望の条件に設定することができる。
本実施形態によれば、吸引ダクト56-4の一壁面は変位可能な可動面であり、可動面は、キャリッジが所定の位置に移動することで傾斜角度が変わる構成であるので、簡易な構成で効率よくミストを吸引することができる。
また、キャリッジの移動方向両側面に備えられた吸引ダクト56-3の各々の可動面が連動するようにしたので、より簡易な構成でミスト吸引効率を向上させることができる。
実施形態4.
実施形態4では、二つの可動面の傾斜角度を独立して変位させる一態様を説明する。
図15は、実施形態4の吸引ダクトの構成例を説明する図である。図12の構成では左右の吸引ダクト56-3の揺動板63L、63Rが連動するものであったが、図15の構成における吸引ダクト56-4においては左右の揺動板67L、67Rは独立に変位できる構成となっている。
揺動板67の形状の一例を図16に示す。揺動板67は、吸引ダクト56-4にセットされている状態において上方になる部分に押圧部68を備える。図15の矢印K方向から見た吸引ダクトの形態を図17に示す。2枚の揺動板67L、67Rは押圧部68L、68Rが重ならない位置となるように各々の吸引ダクト56L、56Rにセットされる。
本実施形態の吸引ダクト56-4は、押圧部68を押圧することによって開口面積を変化させる。図18を参照して、本実施形態の吸引ダクトを備える液体を吐出する装置について説明する。図18は、液体を吐出する装置100-4内における実施形態4の吸引ダクト56-4の動作例を説明する図であり、(a)は、側板123Rから側板123Lの方向へ移動するときの吸引ダクト56-4を表し、(b)は、側板123Lから側板123Rの方向へ移動するときの吸引ダクト54-4を表す。
液体を吐出する装置100-4は、4つの押圧部材69a~69dが、液体を吐出する装置の上面側から底面側に向けて備えられている。押圧部材69a~69dは板ばねやマイラシートなどで形成される。押圧部材69a、69cは吸引ダクト56Lの押圧部68Lにのみ、押圧部材69b、69dは吸引ダクト56Rの押圧部68Rにのみ当接できるように液体を吐出する装置100-4の奥行き方向にずれた位置に設けられている。
図18(a)のようにキャリッジ120が右端に移動すると、押圧部材69cが押圧部68Lを押圧し、押圧部材69dが押圧部68Rを押圧する。これにより、続く左方向への液吐出の走査で進行方向後方となる吸引ダクト56-4Rの開口面積が吸引ダクト56-4Lの開口面積よりも大きくなるので、液体吐出ヘッド1からの液体吐出に伴って発生するミストを発生直後に効率よく吸引することができる。
左方向の走査による液吐出を終えて、キャリッジ120が左端に移動した状態を図18(b)に示す。この時、押圧部材69aが押圧部68Lを押圧し、押圧部材69bが押圧部68Rを押圧する。これにより、続く右方向への液吐出の走査で進行方向後方となる吸引ダクト56-4Lの開口面積が吸引ダクト56-4Rの開口面積よりも大きくなるので、液体吐出ヘッド1からの液体吐出に伴って発生するミストを発生直後に効率よく吸引することができる。
本実施形態によれば、吸引ダクトの一壁面は変位可能な可動面であり、可動面はキャリッジが所定の位置に移動することで傾斜角度が変わる構成であるので、簡易な構成で効率よくミスト吸引することができる。また、移動方向の前方および後方の開口部それぞれの可動面を独立して変位させる構成としたことから、各可動面を変位させるタイミングを個別に設定することが可能になる。
実施形態5.
実施形態5では、可動面に磁性体を用いる一態様を説明する。
図19は、実施形態5の吸引ダクト56-5の構成例を説明する図であり、(a)は、図中右側の開口面積が大きい状態、(b)は、左側の開口面積が大きい状態を表す。
吸引ダクト56-5は、揺動板72を備える。揺動板72は、図20に示すように、吸引ダクト56-5にセットされている状態において上方になる部分に磁石70が設けられている。揺動板72は、図19に示すように磁石70の同極性同士が対面するようにそれぞれの吸引ダクト56-5に配置される。2つの磁石70L、70Rの間には電磁石71が配置される。
このような構成とすることにより、電磁石71に矢印P方向の電流を流した時に(図19(a))、電磁石71と磁石70Rの間に引力を作用させると同時に、電磁石71と磁石70Lの間に斥力を作用させることができる。その結果、吸引ダクト56-5Rの開口面積を吸引ダクト56-5Lの開口面積よりも大きくすることができる。
また、図19(b)のように電流の向きを逆にすると、電磁石71の磁極が反転するので、電磁石71と磁石70Rの間に斥力を作用させると同時に、電磁石71と磁石70Lの間に引力を作用させることができる。その結果、吸引ダクト56-5Lの開口面積を吸引ダクト56-5Rの開口面積よりも大きくすることができる。
図19、20の構成例によれば、電磁石の駆動で揺動板72を動かすので、キャリッジ120の走査速度や位置などによらず、2つの吸引ダクト56-5L、56-5Rの開口の条件を自在に切り替えることができる。
磁力を利用して開口条件を切り替える別の構成例を図21、図22に示す。
図21の吸引ダクト56-6は、リンク65を備える構成例である。リンク65によって左右の揺動板74L、74Rが連動するので、磁石をいずれか一方の揺動板に設けるだけで左右の吸引ダクト56-6の開口条件を自在に切り替えることができる。図21は、磁石70Lを揺動板74Lに設けた構成例を示している。
図22の吸引ダクト56-7は、電磁石71を2つ備え、揺動板72をマルテンサイト系ステンレス等の磁性体とすると共に矢印M方向に付勢するばね73を備えれば、電磁石71に通電した場合に揺動板72との間に引力を発生させ開口面積を大きくすることができ、磁石不要とすることができる。
本実施形態によれば、液体吐出ヘッド1を搭載するキャリッジ120の移動方向両側面に備えたミストの開口面積を、キャリッジ120の移動に伴って、磁力でキャリッジの移動方向後方側の吸引ダクト開口面積を前方側の開口面積よりも大きくすることにより、効率よくミストを吸引することができる。また、キャリッジ20の移動方向両側面に備えられた吸引ダクトの各々の可動面が連動するようにしたので、より簡易な構成で効率よくミスト吸引することができる。
以上説明したように、上記各実施形態によれば、液体を吐出する装置は、液体吐出手段を搭載する移動手段の移動方向の前方および後方に備えたミスト吸引手段の開口面積(開口部56aの大きさ)を、移動手段の移動に伴って変化させる。これにより、開口面積を変更してミストの吸引範囲を変更することに加え、吸引力を変化させることを可能にする。従って、簡易な構成でミスト吸引効率を向上させ、液体を吐出する装置の品質を長期に渡って安定に維持するという有利な効果を奏する。
また、移動手段の移動方向後方側のミスト吸引手段の開口面積を前方側の開口面積よりも大きくすることにより、移動手段の移動によって、移動方向の後方側に存在することになる、発生直後のミストを効率よく吸収することができる。加えて、移動手段の移動速度が速い場合にも、十分回収できないミストを吸引可能とするため、ミストを効率よく吸収することを可能にする。
さらに、移動手段の移動方向の前方側および後方側に配置する開口部は、変位可能な可動面を用いて開口面積が変化するように構成することができる。これにより、例えば、特許文献1に記載のような複雑な仕組みを用いることなく簡易な構成で効率よくミスト吸引することができる。
なお、上記各実施形態において、ミスト吸引手段は、移動方向の前方および後方(主走査方向の両側面)に配置された吸引ダクト56によって形成される二つの開口部56aを備える構成例(例えば、図3)を用いて説明したが、これに限られるわけではない。ミスト吸引手段により形成される開口部の少なくとも一部がキャリッジ移動方向の前方および後方に形成され、移動手段の移動に伴って、開口部の開口面積が変化するように構成されていてればよい。例えば、ミスト吸引手段は、キャリッジ120の周囲を囲む形状の1つの開口部が形成され、移動方向の前方と後方とに位置する開口部の大きさが変化するように構成してもよい。
また、上述した本発明の一実施形態にかかる「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
さらに、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
ここで、「液体が付着可能なもの」とは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するものなどを意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体、電子基板、圧電素子などの電子部品、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セルなどの媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着するすべてのものが含まれる。
「液体が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置などが含まれる。「液体を吐出する装置」としては他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶液中に分散した組成液を、ノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置などがある。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 液体吐出ヘッド
56、56-1~56-7 吸引ダクト
56a 開口部
58 ダクト本体
59 カバー部材
60 マス部材
61、64 軸穴
62、63、67、72、74 揺動板
65 リンク
66 加圧部材
68 押圧部
69 押圧部材
70 磁石
71 電磁石
100、100-3、100-4 液体を吐出する装置
120 キャリッジ
特開2002‐361902号公報

Claims (6)

  1. 液体を吐出する液体吐出手段と、
    発生したミストを吸引するミスト吸引手段と、
    前記液体吐出手段と前記ミスト吸引手段とを備え、所定の移動方向に移動する移動手段と、
    を備え、
    前記ミスト吸引手段は、前記移動方向において、前記移動手段の前方および後方に開口部を有し、
    前記移動方向の後方に位置する前記開口部と前方に位置する前記開口部とは、前記移動手段が移動しているとき、開口面積が異なり、
    前記開口部の少なくとも一部分は、変位可能な可動面で形成され、
    前記可動面は、前記移動手段の移動に伴い変位して、前記開口部の大きさを変化させ、前記移動手段が所定の位置に移動することによって、傾斜角度が変位して、前記開口部の大きさを変化させることを特徴とする液体を吐出する装置。
  2. 前記ミスト吸引手段は、前記移動手段が移動するときに、前記移動方向の後方に位置する前記開口部の面積が、前方に位置する前記開口部の面積より大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体を吐出する装置。
  3. 前記可動面は、慣性体を有し、前記移動手段が移動するときに、前記慣性体に作用する慣性力によって変位して前記開口部の大きさを変化させることを特徴とする請求項に記載の液体を吐出する装置。
  4. 前記可動面は、振子構造を備え、前記移動手段が移動するときに、前記振子構造によって変位して前記開口部の大きさを変化させることを特徴とする請求項1または3に記載の液体を吐出する装置。
  5. 前記可動面は、磁性体を有し、前記移動手段が移動するときに、前記磁性体の磁力によって変位して前記開口部の大きさを変化させることを特徴とする請求項に記載の液体を吐出する装置。
  6. 前記可動面は、前記移動方向の前方および後方の前記開口部を形成し、
    前記移動方向の前方の前記開口部を形成する前記可動面と、後方の前記開口部を形成する前記可動面とは、連動して変位することを特徴とする請求項1または5に記載の液体を吐出する装置。
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