JP7038900B2 - エレベータのバッファキャップ取付け装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータのかごまたはオモリが緩衝器に当接しないように下降を制限するバッファキャップに関するものである。
バッファキャップをかご側緩衝器またはオモリ側緩衝器に取り付けた状態では、エレベータの運転が不可能なので、かごの下面またはオモリの下面とバッファとが衝突することはなく、かご等の破損を防止できるエレベータ(特許文献1)がある。また、プランジャの外周部とこれに近接する部位との間の隙間に異物が付着、侵入するのを阻止する防塵構造のプランジャの伸縮動作による破損を抑制したエレベータのオイルバッファ(特許文献2)がある。
特開2007-254103 特開2004-10277
しかしながら、このような防塵構造(カバー)を有する緩衝器でバッファキャップを使用する場合、バッファキャップを取り付けるために、この防塵カバーをいったん取り外して、使用後に取り外したカバーを元に戻す作業が発生するため、バッファキャップの使用に手間がかかるという課題があった。また、バッファキャップを使用する前に緩衝器から取り外した防塵カバーを一時的に保管するための場所や器具を予め確保する手間がかかるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、緩衝器に取り付けられる防塵カバーを緩衝器から取り外すことなく、バッファキャップを緩衝器に着脱可能なエレベータのバッファキャップ取付け装置を提供することである。
この発明は、エレベータのかごまたはオモリが緩衝器に当接しないように下降を制限するバッファキャップを緩衝器の上端部に着脱可能に取付けるエレベータのバッファキャップ取付け装置において、緩衝器の緩衝部を覆う防塵カバーと、一方が緩衝器の上端部近傍に固定されており、通常時は防塵カバーと共に配置され、使用時は他方が緩衝器の上端部より上方に伸長した状態で配置されている弾性体と、バッファキャップの上端部に設けられ、弾性体が係合可能な切り欠き部と、を備え、弾性体は、防塵カバーに一体的に形成されており、防塵カバーと共に伸縮可能であって、使用時に切り欠き部に係合してバッファキャップの上端部を上方から下降方向に付勢することを特徴とするものである。
この発明は、緩衝器に取り付けられる防塵カバーを緩衝器から取り外すことなく、バッファキャップを緩衝器に取付け可能なエレベータのバッファキャップ取付け装置を実現できる。
この発明の実施の形態1によるバッファキャップ取付け装置全体(通常時)を示す正面図である。 この発明の実施の形態1による図1のバッファキャップ取付け装置(組立時)を示す正面図である。 この発明の実施の形態1による図1のバッファキャップ取付け装置(使用時)を示す正面図である。 この発明の実施の形態1による図1のバッファキャップ取付け装置(通常時)の要部を示す正面図(拡大図)である。 この発明の実施の形態1による図1のバッファキャップ取付け装置(組立時)の要部を示す正面図(拡大図)である。 この発明の実施の形態1による図1のバッファキャップ取付け装置(使用時)の要部を示す正面図(拡大図)である。 この発明の実施の形態1による図6のバッファキャップ取付け装置(使用時)の弾性体を示す正面図(拡大図)である。 この発明の実施の形態1による図5のバッファキャップ取付け装置(組立時)の緩衝器及びバッファキャップを示す正面図(拡大図)である。 この発明の実施の形態2による図1のバッファキャップ取付け装置(通常時)の要部を示す正面図(拡大図)である。 この発明の実施の形態2による図1のバッファキャップ取付け装置(組立時)の要部を示す正面図(拡大図)である。 この発明の実施の形態2による図1のバッファキャップ取付け装置(使用時)の要部を示す正面図(拡大図)である。
実施の形態1.
図1~8は、この発明の実施の形態1によるエレベータのバッファキャップ取付け装置を説明するもので、図1はバッファキャップ取付け装置全体(通常時)を示す正面図、図2はバッファキャップ取付け装置(組立時)を示す正面図、図3はバッファキャップ取付け装置(使用時)を示す正面図、である。図4はバッファキャップ取付け装置(通常時)の要部を示す正面図(拡大図)、図5はバッファキャップ取付け装置(組立時)の要部を示す正面図(拡大図)、図6はバッファキャップ取付け装置(使用時)の要部を示す正面図(拡大図)、図7はバッファキャップ取付け装置(使用時)の弾性体を示す正面図(拡大図)、図8はバッファキャップ取付け装置(組立時)の緩衝器及びバッファキャップを示す正面図(拡大図)である。なお、エレベータの乗場、昇降路内に設けられる機器等は図示を省略している。
図において、緩衝器1はオイルバッファであり、エレベータの昇降路2(ピット3)に設けられている。緩衝器1は、かご4やオモリ5が上部から落下して衝突する際に生じる衝撃を吸収する装置である。緩衝器1はピット3に常設されているため、緩衝部4の油圧機構に埃や塵が付着しやすい。この緩衝部6に付着した埃や塵が緩衝器1内部に侵入すると、緩衝器1が所定の機能を発揮できない場合がある。そのため、緩衝部6には埃や塵が付着するのを防止する防塵カバー7が取り付けられている。防塵カバー7は、柔らかな生地(ビニールまたは布)で形成されたカバー部8を有しており、緩衝部6全体を覆うように取り付けられている。
カバー部8には網目状にバネ9が一体的に形成されており、このバネ9の伸縮と共にカバー部8の生地も伸縮するように配置されている。バネ9は、一方が緩衝器1の上端部近傍に固定されており、通常時は防塵カバー7と共に配置され、使用時は他方が緩衝器1の上端部より上方に伸長した状態で配置されている。また、防塵カバー7のサイズは、緩衝部6に取り付けられる前(バネ9が縮んだ状態)では、緩衝部6のサイズより小さくなるように形成されている。そこで、防塵カバー7を緩衝部6に取り付けるとき、バネ9を伸ばしながらカバー部8が緩衝部6全体を覆うように取り付けられるため、バネ9の弾性力が作用してカバー部8が緩衝部6の形状に合わせて収縮するように装着されている。
バッファキャップ10は、通常は使用しないため、使用しないときは単体で昇降路2内などに保管(図示しない)されている。バッファキャップ10を使用する場合、すなわち、所定位置まで下降移動したかご4またはオモリ5を所定位置より下降しないように一時的に支持する場合、バッファキャップ10は緩衝器1の上端部に装着される。バッファキャップ10の上端部にはバネ9が係合可能な切り欠き部11が2カ所に設けられている。切り欠き部11は、バッファキャップ10を上部から見たとき対角線上に配置されている。バッファキャップ10の下端部には下方向に突出する突起部12が4か所に設けられており、緩衝器1の上端部には突起部12と係合可能な溝13が4カ所に設けられている。溝13は、緩衝器1を上部から見たとき対角線上に配置されている。
バッファキャップ10は、シンプルな円筒形状に形成されているため、バッファキャップ10を緩衝器1の上端部に配置して、上部からかご4またはオモリ5が当接して荷重が作用した場合、バッファキャップ10の下端部がバッファ1の上端部で滑動し、バッファキャップ10が予め設定した位置からずれたり、傾いてしまうことがある。そこで、突起部12と溝13とを係合させて、緩衝器1の上端部にバッファキャップ10が配置されている。また、バッファキャップ10を使用時には、防塵カバー7は緩衝部4から外されると共に、緩衝器1の上端部側に引き上げられて配置されている。さらに、防塵カバー7が緩衝器1の上端部側に引き上げられるとき、防塵カバー7は、緩衝部4に取り付けられた状態の表裏がひっくり返されており、下部が上部に引き上げられることによって、上下が入れ替わった状態で配置されている。ここで、緩衝器1の上端部側に配置された防塵カバー7の上部に配置されたバネ9が、さらに上方向に引き伸ばされると共に、バッファキャップ10の切り欠き部11に引っ掛けられている。これにより、バネ9の弾性力が切り欠き部11に作用して、バッファキャップ10は緩衝器1の上端部に付勢されている。
次に、上記のように構成された実施の形態1の動作について説明する。バッファキャップ10を使用する場合、始めにバッファキャップ10の突起部12を緩衝器1の溝13に係合させて、バッファキャップ10を緩衝器1の上端部に配置する。次に、緩衝器1の緩衝部6に取り付けられている防塵カバー7の下部をつかみながら上方へ引き上げると共に、バネ9の端部を上方へ伸ばしながらバッファキャップ10の切り欠き部11に引っ掛ける。これにより、バッファキャップ10の切り欠き部11にバネ9が収縮する方向の弾性力が上方から下降方向(緩衝器1の上端部側)に作用して、バッファキャップ10は緩衝器1の上部に付勢されるため、所定の位置からずれたり、傾くことなく緩衝器1の上部に直立するように支持される。
バッファキャップ10の使用を終了する場合、バッファキャップ10の切り欠き部11からバネ9の端部を取り外し、バッファキャップ10を緩衝器1の上端部から取り外す。このとき、防塵カバー7は緩衝器1の上端部側に配置されているため、バネ9を下方向に伸ばしながら防塵カバー7が緩衝部6全体を覆うように配置する。すなわち、バッファキャップ10を使用する場合と逆の手順で緩衝部6から外された防塵カバー7を緩衝部6に取り付けることで、防塵カバー7を元の状態に復帰させる。
上記のように実施の形態1によれば、エレベータのかご4またはオモリ5が緩衝器1に当接しないように下降を制限するバッファキャップ10を緩衝器1の上端部に着脱可能に取付けるエレベータのバッファキャップ取付け装置において、緩衝器1の緩衝部6を覆う防塵カバー7と、一方が緩衝器1の上端部近傍に固定されており、通常時は他方が防塵カバー7と共に配置され、使用時は他方が緩衝器1の上端部より上方に伸長した状態で配置されているバネ9と、バッファキャップ10の上端部に設けられ、バネ9が係合可能な切り欠き部11と、を備え、バネ9は、防塵カバー7に一体的に形成されており、防塵カバー7と共に伸縮可能であって、使用時に切り欠き部11に係合してバッファキャップ10の上端部を上方から下降方向に付勢することにより、バッファキャップ10が緩衝器1の上端部に直立するために必要な保持力を作用させる。すなわち、防塵カバー7がこの保持力をバッファキャップ10に作用させるので、防塵カバー7を緩衝器1から取り外すことなく、バッファキャップ10を緩衝器1に取付け可能なエレベータのバッファキャップ取付け装置を提供することができる。また、バッファキャップ10を使用するときに緩衝器1から防塵カバー7を取り外すことがないため、防塵カバー7を保管する手間もいらない。また、バッファキャップ10は、シンプルな円筒形状にすることができるため、ネジ等の保持手段や滑り止め装置が不要となり、保管場所の省スペース化やコストダウンに貢献することができる。
また、防塵カバー7にはバネ9が網目状に配置されていることにより、防塵カバー7が緩衝部6に取り付けられているとき、防塵カバー7にバネ9が収縮する弾性力が作用して、緩衝部6と防塵カバー7との隙間を最小限にすることにより、埃や塵の付着が軽減されるので、防塵カバー7の防塵効果を高めることができる。
また、バッファキャップ10の下端部には下方向に突出する突起部12が設けられており、緩衝器1の上端部には突起部12と係合可能な溝13が設けられていることにより、バッファキャップ10の上端にかご4やオモリの荷重が作用したとき、突起部12と溝13とが係合することで、バッファキャップ10は下端部が緩衝器1の上端部に保持されるため、所定の位置からずれたり、傾くことなく緩衝器1の上部に直立して支持される。
実施の形態2.
図9~11は、この発明の実施の形態2によるエレベータのバッファキャップ取付け装置を説明するもので、図9はバッファキャップ取付け装置(通常時)の要部を示す正面図(拡大図)、図10はバッファキャップ取付け装置(組立時)の要部を示す正面図(拡大図)、図11はバッファキャップ取付け装置(使用時)の要部を示す正面図(拡大図)である。この発明の実施の形態2によるエレベータのバッファキャップ取付け装置は、要部に弾性体の一方が緩衝部の下端部近傍に固定されていることが異なり、それ以外の同様な部分に同じ記号を付記し説明を省略する。
図において、バネ14は、一方が緩衝部6の下端部近傍に固定されており、通常時は他方が防塵カバー15の上部に配置されている。防塵カバー15は、緩衝部6を覆っている部分の上部がそのまま上方に延長されており、防塵カバー15の延長された部分が緩衝器1の上端部近傍に収縮された状態で配置されている。
次に、上記のように構成された実施の形態2の動作について説明する。バッファキャップ10を使用する場合、始めにバッファキャップ10の突起部12を緩衝器1の溝13に係合させて、バッファキャップ10を緩衝器1の上端部に配置する。次に、緩衝器1の上端部近傍に配置されているバネ14の端部をつかみながら上方へ引き上げると共に、バネ14の端部を上方へ伸ばしながらバッファキャップ10の切り欠き部11に引っ掛ける。これにより、バッファキャップ10の切り欠き部11にバネ14が収縮する方向の弾性力が上方から下降方向(緩衝器1の上端部側)に作用して、バッファキャップ10は緩衝器1の上部に付勢されるため、所定の位置からずれたり、傾くことなく緩衝器1の上部に直立するように支持される。このとき、バネ14が緩衝器1の上方へ引き上げられているので、緩衝部6を覆っている防塵カバー15には収縮する方向の弾性力が作用している。また、バッファキャップ10を使用するとき、緩衝部6を覆った状態の防塵カバー15はそのまま配置されており、着脱されることはない。
バッファキャップ10の使用を終了する場合、バッファキャップ10の切り欠き部11からバネ14の端部を取外し、バッファキャップ10を緩衝器1の上端部から取り外す。
上記のように実施の形態2によれば、バネ14は、一方が緩衝部6の下端部近傍に固定されており、通常時は他方が防塵カバー15の上部に配置されていることにより、バッファキャップ10が緩衝器1の上端部に直立するために必要な保持力を作用させる。すなわち、防塵カバー15がこの保持力をバッファキャップ10に作用させるので、防塵カバー15を緩衝器1から取り外すことなく、バッファキャップ10を緩衝器1に取付け可能なエレベータのバッファキャップ取付け装置を提供することができる。また、バッファキャップ10を使用するときに緩衝部6から防塵カバー15を取り外すことがないため、常に埃や塵が付着するのを防止できる。
なお、実施の形態1では、防塵カバー7のカバー部8には網目状にバネ9が一体で取り付けられているが、必ずしも全体に亘って配置する必要はない。すなわち、防塵カバー7のカバー部8にバネ9を網目状ではなく部分的に配置して、バッファキャップ10に所定の弾性力が作用するようにしても良い。
また、実施の形態1では、切り欠き部11は、バッファキャップ10を上部から見たとき対角線上に配置しているが、必ずしも対角線上に配置する必要はない。例えば、バッファキャップ10を上部から見たとき、この切欠き部10の位置を互いに結んだときの直線によって形成される形状が正三角形または正多角形を成すように切り欠き部11を配置しても良い。
また、実施の形態1では、バッファキャップ10の下端部には突起部12が設けられており、緩衝器1の上端部には溝13を設けているが、必ずしも設ける必要はない。例えば、バッファキャップ10の下端部と緩衝器1の上端部との間に、突起部12及び溝13の代わりに滑り止め等を設けても良い。これにより、バッファキャップ10を使用時に突起部12及び溝13による作用・効果と同等の作用・効果を奏することができる。
また、実施の形態2では、防塵カバー15は、緩衝部6を覆っている部分の上部がそのまま上方に延長されているが、必ずしもカバー部8を配置する必要はない。すなわち、防塵カバー15の緩衝部6を覆っている部分の上部(緩衝器1の上端部側)は、カバー部8を設けず、バネ14のみ配置しても良い。
また、実施の形態1及び2では、バネ9またはバネ14の端部をバッファキャップ10の切り欠き部11に引っ掛けているが、必ずしもバネ9またはバネ14の端部を切り欠き部11に引っ掛ける必要はない。例えば、バッファキャップ10の長さが短い場合、バネ9またはバネ14を上方に引き上げたとき、バネ9またはバネ14の端部ではなく網目の中間部分を切り欠き部11に引っ掛けることができる。これにより、バッファキャップ10の長さに拘わらず、同じサイズの防塵カバー7または防塵カバー15をそのまま用いることが可能になり、バッファキャップ10に所定の弾性力を作用させることができる。
また、実施の形態1及び2では、弾性体としてバネ9またはバネ14を用いているが、バネ9またはバネ14の代わりに他の弾性体としてゴム等を用いても同等の作用・効果を奏することは言うまでもない。
また、実施の形態1及び2では、カバー部8としてビニールまたは布を用いているが、ビニールまたは布の代わりに、緩衝部6を覆うことが可能であり、かつバネ9またはバネ14を一体的に形成可能な防塵機能を有する素材を用いても同等の作用・効果を奏することは言うまでもない。
1 緩衝器、2 昇降路、3 ピット、4 かご、5 オモリ、6 緩衝部、7,15 防塵カバー、8 カバー部、9,14 バネ、10 バッファキャップ、11 切り欠き部、12 突起部、13 溝
本発明は、エレベータのかごまたはオモリが緩衝器に当接しないように下降を制限するバッファキャップに関するものである。

Claims (4)

  1. エレベータのかごまたはオモリが緩衝器に当接しないように下降を制限するバッファキャップを前記緩衝器の上端部に着脱可能に取付けるエレベータのバッファキャップ取付け装置において、
    前記緩衝器の緩衝部を覆う防塵カバーと、一方が前記緩衝器の上端部近傍に固定されており、通常時は前記防塵カバーと共に配置され、使用時は他方が前記緩衝器の上端部より上方に伸長した状態で配置されている弾性体と、
    前記バッファキャップの上端部に設けられ、前記弾性体が係合可能な切り欠き部と、を備え、
    前記弾性体は、前記防塵カバーに一体的に形成されており、前記防塵カバーと共に伸縮可能であって、前記使用時に前記切り欠き部に係合して前記バッファキャップの上端部を上方から下降方向に付勢することを特徴とするエレベータのバッファキャップ取付け装置。
  2. 前記防塵カバーには前記弾性体が網目状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのバッファキャップ取付け装置。
  3. 前記バッファキャップの下端部には下方向に突出する突起部が設けられており、前記緩衝器の上端部には前記突起部と係合可能な溝が設けられていることを特徴とする請求項1~2のいずれかに記載のエレベータのバッファキャップ取付け装置。
  4. 前記弾性体は、一方が前記緩衝部の下端部近傍に固定されており、通常時は他方が前記防塵カバーの上部に配置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のエレベータのバッファキャップ取付け装置。
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