JP7037927B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、生理用ナプキン等の吸収性物品及びそれに用いられる表面シートに関する。
吸収性物品は、典型的には、液透過性の表面シートと吸収体とを備える。表面シートとしては、所望の機能に応じた凹凸構造を有するものが知られている。例えば特許文献1には、排泄された液状物の漏れ防止や、表面残り防止の観点から、吸収性物品の略長手方向に沿って、吸収性物品幅方向の一方側への突状部と他方側への突状部とを交互に繰り返す第1の波状パターンと、この第1の波状パターンを幅方向に反転させた第2の波状パターンとを吸収性物品の幅方向に交互に配列した波状パターンのエンボス凹部を備えた吸収性物品が記載されている。
特開2013-75008号公報
一方で、吸収性物品用の表面シートとしては、より通気性を高め、排泄された液状物によるムレ感などの不快感を低減させることが可能なものが求められている。
本発明は、排泄された液状物による不快感を低減させることが可能な吸収性物品及びそれに用いられる表面シートに関する。
本発明の一形態に係る吸収性物品は、吸収体と、表面シートとを具備する。
上記表面シートは、上記吸収体と第1軸方向に対向して配置され、頂部を含む上記第1軸方向外方に凸な形状の複数の凸部を有する。
上記複数の凸部各々は、上記第1軸方向に直交する第2軸方向に延在し、上記第1軸方向及び上記第2軸方向に直交する上記第3軸方向の幅寸法が上記第2軸方向の第1端部から第2端部に向かって漸減する。
以上のように、本発明の吸収性物品によれば、排泄された液状物によるムレ感等の不快感を低減させることが可能である。
本発明の一実施形態の吸収性物品を示す平面図である。 図1のII-II線で切断した断面図である。 上記吸収性物品の表面シートを示す拡大平面図である。 図3のIV-IV線で切断した断面において、上記表面シートの一つの凸部の断面を示す部分断面図である。 図3のV-V線で切断した断面において、上記表面シートの隣接する2つの凸部の断面を示す部分断面図である。 上記表面シートの製造に用いられる支持体プレートを示す平面図である。 上記支持体プレートの部分断面図であり、上記支持体プレートに繊維ウェブを配置した態様を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[ナプキンの全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る吸収性物品1の平面図である。図1に示す吸収性物品1では、X軸方向が着用者の前後方向に沿う方向である縦方向に対応し、第2軸方向と一致しており、Y軸方向が、縦方向と直交する方向である横方向に対応し、第3軸方向と一致しており、Z軸方向が厚み方向に対応し、第1軸方向と一致している。したがって、本実施形態では、表面シートの第1軸方向、第2軸方向、第3軸方向を、それぞれ、厚み方向Z(Z軸方向)、縦方向X(X軸方向)、横方向Y(Y軸方向)とも記載する。
本実施形態の吸収性物品1は、生理用ナプキンとして構成され、以下、ナプキン1と称する。
ナプキン1は、本実施形態において、本体Mと、一対のウイング部Wと、サイドガードGと、圧搾溝Cとを備える。
本体Mは、縦方向Xに延び、着用時に着用者の下着の内面に固定される。本体Mは、後述する吸収体を有しており、着用者の経血等の液状物(以下、「液」とも称する)を吸収する機能を有する。
ウイング部Wは、本体Mから横方向Yの外方に大きく突出するように構成される。
サイドガードGは、本体Mの横方向Y周縁において、縦方向Xに延びるように配置される。
圧搾溝Cは、本体Mの周縁に形成された線状溝であり、本体Mの後述する表面シート12側から厚み方向Zに圧搾加工することによって形成される。
図2は、図1のII-II線で切断した断面図である。
ナプキン1は、吸収体11と、表面シート12と、中間シート13と、裏面シート14と、一対のサイドシート15と、を備える。本体Mにおいて、ナプキン1は、裏面シート14、吸収体11、中間シート13及び表面シート12が厚み方向Zに積層された構成を有する。
吸収体11は、X軸方向に長手を有し、ナプキン1の厚み方向Z中央部に配置される。吸収体11は、液を表面シート12側の面から吸収し、内部で拡散させて当該液を保持する。
吸収体11は、例えば、パルプ繊維等の親水性繊維で構成された繊維集合体で形成されてもよいし、当該繊維集合体に吸水性ポリマーを保持させた構成を有していてもよい。また、吸収体11は、上記繊維集合体等で構成されたコアと、当該コアを被覆するコアラップシートとを含んでいてもよい。
表面シート12は、液透過性のシート材として構成され、吸収体11と厚み方向Zに対向して配置される。表面シート12は、本体Mにおいてナプキン1の肌当接面を構成する外表面12aと、外表面12aの反対側の内表面12bとを含む。表面シート12は、樹脂等の繊維を含む不織布で形成される。表面シート12は、所定形状の複数の凸部20を有する。表面シート12の詳細な構成については、後述する。
中間シート13は、表面シート12と吸収体11の間に配置されたシートであり、セカンドシート、サブレイヤーシートとも称される。中間シート13は、表面シート12から吸収体11への液の透過性の向上、吸収体11に吸収された液の表面シート12への液戻りの防止等の機能を有する。中間シート13は、好ましくは親水性不織布や親水性の繊維集合体で形成される。親水性不織布は、好ましくはエアースルー不織布、ポイントボンド不織布、レジンボンド不織布、スパンレース不織布、エアレイド不織布等から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。中間シート13は、表面シート12と接着剤により接合され、後述するように表面シート12の構造維持の機能も有する。
裏面シート14は、吸収体11を挟んで表面シート12と厚み方向Zに対向して配置される。裏面シート14は、ナプキン1の厚み方向Z下方の外面を構成する。裏面シート14は、例えば周縁部において、表面シート12及びサイドシート15と接着剤、熱シール等によって接合される。
さらに、裏面シート14には、ナプキン1を下着に対して固定させるための粘着層が所定パターンで形成されていてもよい(図示せず)。
一対のサイドシート15は、表面シート12を挟んで横方向Yに相互に対向し、ナプキン1の横方向Y周縁に配置される。サイドシート15は、本実施形態において、横方向Y周縁部が外方に折り返されて、サイドガードGを構成する。サイドシート15は、サイドガードGの基部において接着剤等により表面シート12に接合される。
[表面シートの詳細構成]
図3は、表面シート12の一部を拡大した拡大平面図であり、外表面12a側から見た図である。図4は、図3のIV-IV線で切断した部分断面図であり、一つの凸部20の断面形状を示す。なお図4には、表面シート12の下層の中間シート13も記載している。
表面シート12は、複数の凸部20がXY平面内に配列された構成を有する。表面シート12は、各凸部20の構成にも特徴を有し、かつ、凸部20の配列にも特徴を有する。以下では、まず各凸部20の外観、内部構造について説明し、続いて凸部20の配列形態について説明する。
(凸部の外観)
図3及び図4に示すように、凸部20は、Z軸方向外方に突出しており、頂部Tを含むZ軸方向外方に凸な形状を有する。隣接する凸部20間には谷底部が形成されており、この谷底部を凸部20間の境界部Pと定義する。凸部20とは、境界部Pによって囲まれた頂部Tを含む領域を構成単位とした範囲を言うものとする。
頂部Tは、凸部20においてZ軸方向の高さが最大となる部分である。頂部Tの高さHは、内表面12bにおけるZ軸方向最下部(例えば後述する基底部24a)から頂部TまでのZ軸方向における寸法であり、好ましくは0.5mm以上8mm以下であり、より好ましくは0.7mm以上6mm以下である。これにより、液戻りを防止できるための十分な低繊維密度部23aを得ることができる。本実施形態の凸部20は、Z軸方向に凸な曲面状に形成される。このため、図3では頂部Tを点で表現している。なお、凸部20においてZ軸方向の高さが最大になる部分は、点ではなく、所定の面積を有した領域である形態もある。その場合は、同じ高さの領域を平面視して、X軸方向中心を通るY軸方向に平行な仮想線と、Y軸方向中心を通るX軸方向に平行な仮想線の交点を頂部Tと定める。
凸部20は、外表面12a側からZ軸方向下方に向かって見た平面形状、すなわち平面視の形状が略三角形状で構成される。すなわち、凸部20は、X軸方向に延在し、Y軸方向の寸法が第1端部21から第2端部22に向かって漸減するように構成される。以下、凸部20に関して、X軸方向を(凸部20の)長手方向、Y軸方向を(凸部20の)幅方向とも称する。
第1端部21及び第2端部22は、長手方向に相互に対向する。第1端部21は凸部20の幅広部側に位置し、第2端部22は幅狭部側に位置する。
頂部Tは、後述する中間部23に位置する。
凸部20がX軸方向に長い形状を有することで、点在する頂部Tの間隔を広げることができる。また、凸部20の長手方向に沿って幅が異なることで、着用時に、幅狭となる第2端部22側において着用者と接触する面積を低減させることができる。したがって、着用時に、着用者と表面シート12が接触していても隙間を適度に設けることができ、表面シート12の通気性を高めることができる。これにより、ムレ感や、表面シート12と接触することによるベタ付き感等の不快感を抑制することができる。
さらに凸部20は、頂部Tから第2端部22に向かってZ軸方向の高さが漸減するように構成される。
着用時にZ軸方向下方に向かう外力が加えられた場合、まず最も高さの高い頂部Tで着用者と接触し、外力が増加するに従い、頂部Tを中心として接触領域が徐々に大きくなる。このため、外力が付加されても着用者との接触面積が拡大しにくく、着用者と表面シート12との間の隙間を維持することができる。したがって、通気性を確保し、ムレ感等の不快感をより抑制することができる。
また、頂部Tは、凸部20の長手方向における中心C20よりも幅広の第1端部21側に位置する。図4において、頂部Tから長手方向に延びる直線上に下ろした垂線の足をCtと表しており、当該垂線の足Ctは、中心C20よりも第1端部21側に位置する。
上述のように、着用時にはZ軸方向下方へ向かう外力が加わり、頂部T付近に最も大きな荷重が加わる。上記構成では、頂部Tが第1端部21側に偏って形成されることで、幅広の第1端部21側に大きな荷重が加わることとなる。第1端部21付近の外表面12aは、頂部Tに向かって比較的急峻な斜面で構成されるため、緩やかな斜面の第2端部22側よりもZ軸方向の荷重に対して大きな抗力を及ぼしやすい。したがって、外力が付加されても凸部20の構造を維持しやすくなる。
(凸部の内部構造)
図4に示すように、凸部20は、頂部Tが形成された長手方向における中間部23と、中間部23の長手方向外方に形成された周縁部24と、を含む。
中間部23は、吸収体11に面して形成された低繊維密度部23aを含み、低繊維密度部23aが構造部23bによって被覆された構成を有する。図3には、Z軸方向から見た低繊維密度部23aの位置を破線で示している。
低繊維密度部23aは、表面シート12を構成する不織布の繊維を実質的に含まない空間として構成されるが、構造部23bから突出した繊維や分離した繊維をわずかに含んでいてもよい。
構造部23bは、表面シート12を構成する不織布がZ軸方向上方に向かって凸状に湾曲している部分である。構造部23bは、両端部21,22側の周縁部24から頂部Tに向かって、Z軸方向に徐々に大きく凸になるように構成される。構造部23bの繊維密度は、低繊維密度部23aよりも大きく、全部又は一部が周縁部24と同程度の繊維密度を有していてもよい。
ここで、繊維密度とは、表面シート12の単位体積当たりの繊維の量(本数)をいう。繊維密度が高いとは、表面シート12の単位体積あたりに存在する繊維の量が多く、繊維間距離が小さいことを意味する。繊維密度が低いとは、表面シート12の単位体積当たりに存在する繊維の量が少なく、繊維間距離が大きいことを意味する。各部の繊維密度の数値例については後述する。
低繊維密度部23aにより、中間部23が実質的に中空状に構成され、表面シート12と下層の中間シート13との間に空間が形成される。これにより、表面シート12を通過した液が低繊維密度部23aに収容され、液を外表面12a側へ戻り難くすることができる。したがって、外表面12aに液が存在することによる不快感を低減させるとともに、表面シート12の通気性を向上させ、ムレ感も低減させることができる。さらに、表面シート12と中間シート13との間に空間が形成されることで、中間シート13の通気性を高めることができ、ムレ感をより低減させることができる。
中間部23の長手方向における中心C23は、頂部Tの長手方向における位置Ctと一致していない。すなわち、頂部Tは、中間部23の長手方向における中心C23よりも第1端部21側に配置される。
上述のように、着用時の表面シート12には、Z軸方向下方に向かう荷重が加わる。中間部23の中心C23付近は、構造部23bがZ軸方向に凸な形状に湾曲していることに加えて、中間シート13と接合される基底部24a(後述する)からも離れている。このため、仮に中心C23付近に大きな荷重が加わった場合、当該荷重に対して十分な抗力を及ぼしにくい。一方で、上記構成によれば、中間部23の中心C23よりも第1端部21側へ偏っている頂部T付近に最も大きな荷重が加えられるため、当該荷重に対して十分な抗力を及ぼすことができる。これにより、凸部20の形状安定性を高めることができる。
周縁部24は、中間部23の長手方向外方に配置され、低繊維密度部23aよりも高い繊維密度を有する。周縁部24は、ほぼ一様な繊維密度を有しており中実に構成される。周縁部24は、構造部23bと連続して形成され、構造部23bの長手方向側の基端部としても機能する。また周縁部24は、低繊維密度部23aよりも単位体積あたりに存在する繊維の量が多く繊維間距離が小さいため、高い毛管力を有し、粘度の高い液であっても良好に引き込むことができる。これにより、周縁部24は、構造部23bの外表面12a上を伝って周縁部24まで流れてきた液を効率よく引き込むことができ、外表面12aにおける液残りを防止し、着用者の不快感をさらに低減させることができる。
周縁部24は、吸収体11に面する基底部24aを含む。ここで、「吸収体11に面する」とは、吸収体11に直接又は他の部材(本実施形態では中間シート13)を介して面する意味である。基底部24aは、内表面12bにおいて略平坦なZ軸方向最下部を構成し、中間シート13と接着剤Bにより接合される。接着剤Bとしては、ホットメルト接着剤を好ましく用いることができる。接着剤Bは、公知の手段、例えば、スロットコートガン、スパイラルスプレーガン、スプレーガン、或いはドットガンを用いて塗布することができ、ナプキン1では、スパイラルスプレーガンを用いてスパイラル状に塗布することが好ましい。なお、図4及び図5では、接着剤Bの断面形状を模式的に示している。
基底部24aを設けることで、構造部23bの基端部となる周縁部24が中間シート13に接合されることとなり、中間部23の形状を保持することができる。さらに、接着剤Bを用いることで、中間シート13を熱変性、圧縮変形等させることなく接合でき、中間シート13の通気性も維持することができる。
周縁部24は、中間部23を挟んで長手方向に相互に対向する、第1端部21側の幅広領域241と、第2端部22側の幅狭領域242とを含む。幅狭領域242は、幅広領域241よりも長手方向に沿った寸法が大きくなるように構成される。幅狭領域242を長く設けることで、毛管力の高い領域を十分に確保することができ、外表面12aの液残りをより効果的に防止することができる。
加えて、頂部Tが第1端部21側に配置されることで、幅狭領域242における外表面12aの傾斜を、幅広領域241における外表面12aの傾斜よりも緩やかに構成することができる。これにより、外表面12aを流れる液が幅狭領域242にとどまりやすい構成とすることができ、液をより効率よく引き込むことができる。
なお、境界部Pは、周縁部24と同様に内表面12bにおいて接着剤Bにより中間シート13と接合される。また、境界部Pも周縁部24と同等の高い繊維密度を有しており、毛管力を利用して液を引き込むことができる。
(凸部の配列)
再び図3を参照し、表面シート12では、複数の凸部20が、長手方向(X軸方向)及び幅方向(Y軸方向)にそれぞれ配列される。「複数の凸部20が長手方向(X軸方向)及び幅方向(Y軸方向)に配列される」とは、各凸部20が長手方向(X軸方向)及び幅方向(Y軸方向)に平行な1又は複数の直線上に並んで配置されることをいう。複数の凸部20は、略同一の大きさで形成される。
複数の凸部20が規則的に配列されることで、上述の各凸部20の外観及び内部構造に基づく作用効果を一層高めることができるとともに、以下に説明するように、配列態様に基づく作用効果も発揮させることができる。
幅方向に隣接する2つの凸部20は、第1端部21から第2端部22へ向かう方向が反対となるように配置される。つまり、一方の凸部20の第1端部21の幅方向側方に、他方の凸部20の第2端部22が配置される。
なお、「幅方向に隣接する2つの凸部20」とは、幅方向に配列された凸部20のうち隣り合う2つの凸部20をいう。
これにより、境界部Pを挟んで凸部20が最密充填されることとなり、表面シート12内の凸部20の数を増やすことができる。したがって、各凸部20により発揮される作用効果を一層高めることができる。
また、幅方向に隣接する2つの凸部20は、頂部Tの長手方向における位置がそれぞれ異なるように配置される。つまり、幅方向に隣接する一方の凸部20の頂部Tを通る幅方向(Y軸方向)に平行な仮想線L1又は仮想線L2上に、他方の凸部20の頂部Tが存在しない。より詳細には、幅方向に平行な直線上に一列に並んだ凸部20群において、長手方向に離間した2本の仮想線L1,L2上に頂部Tが交互に配置される。
この構成により、着用時に着用者と最も接触しやすい頂部Tを相互に離間して配置することができるため、接触点間の距離を十分に確保し、通気性を高めることができる。したがって、ムレ感などの不快感をより一層低減させることができる。
さらに、本実施形態では、頂部Tが凸部20の中心C20よりも第1端部21側に配置されるため、幅方向に隣接する2つの凸部20を長手方向に反転して配置することで、必然的に隣接する凸部20の頂部Tが幅方向に整列しない配置となる。この構成により、表面シート12全体に頂部Tを偏りなく散在させることができ、表面シート12全体として均一な感触を与えることができる。したがって、肌触りや着用感が良好となる。
一方、長手方向(X軸方向)に沿って一列に並んだ凸部20群においては、第1端部21から第2端部22へ向かう方向が同一になるように配置される。すなわち、長手方向(X軸方向)に隣接する一方の凸部20の第1端部21が、他方の凸部20の第2端部22に面して配置される。長手方向(X軸方向)における各凸部20間の境界部Pの寸法は、幅方向(Y軸方向)における凸部20間の境界部Pの寸法よりも小さいが、同一又は大きくてもよい。
図5は、図3のV-V線で切断した断面図であり、隣接する凸部20の第1端部21付近及び第2端部22付近で切断した図である。
幅方向に隣接する凸部20のうち、一方の凸部20の中間部23は、少なくとも一部において、他方の凸部20の周縁部24と幅方向に対向する。すなわち、表面シート12において、幅方向に平行な仮想線であって、一方の凸部20では中間部23を通り、他方の凸部20では周縁部24を通る仮想線(例えば切断線であるV-V線)が存在することとなる。
これにより、一方の凸部20の構造部23bの斜面を伝って幅方向に流れる液を、境界部P及び他方の凸部20の周縁部24で引き込むことができる。したがって、外表面12aにおける液残りをより確実に防止することができる。
さらに、凸部20の中間部23が、幅方向に隣接する凸部20の周縁部24に境界部Pを挟んで接続することとなり、中間部23の形状安定性を高めることができる。
[ナプキン及び表面シートの作用効果]
以上のように、表面シート12では、凸部20が第2軸方向(長手方向)に沿って第3軸方向(幅方向)の幅寸法が漸減するような形状(略三角形状)を有することで、各凸部20と着用者との接触面積を低減させることができる。これにより、表面シート12の通気性を高め、排泄された液によるムレ感やベタ付き感などの不快感を低減させることができる。更に、凸部20は、頂部Tから第2端部22に向かって第1軸方向(Z軸方向)の高さが漸減するので、上述した効果が一層高くなる。また、第3軸方向(幅方向)に隣接する凸部20同士を第2軸方向(長手方向)に反転して配置し、隣接する頂部Tが第3軸方向(幅方向)に整列しないように配置することで、接触点となる頂部T間の距離を十分に確保し、通気性をより高めることができる。また、頂部Tを表面シート12全体に均一に散在させ、肌触りや着用時の着用感を向上させることができる。
さらに、表面シート12によれば、粘度の低い液を中間部23から低繊維密度部23aに引き込むことで液戻りを防止できるとともに、中間部23の外表面12aを流れてきた液を周縁部24において高い毛管力により引き込むことができる。また、中間部23と周縁部24を幅方向にも隣接させることで、第2軸方向(長手方向)のみならず、第3軸方向(幅方向)にも上記作用を発揮させることができる。したがって、外表面12aにおける液戻り及び液残りを防止し、不快感をより一層低減させることができる。
また、中間部23の第2軸方向(長手方向)における中心C23から頂部Tがずれて配置されることで、外力が付加されても凸部20の形状を維持することができる。さらに、周縁部24の幅狭領域242を長く形成すること、及び中間部23の幅方向に隣接して周縁部24を設けることによっても、凸部20の形状を維持することができる。
加えて、凸部20の幅方向がナプキン1の横方向Yに一致するように構成することで、ナプキン1の横方向Yにも十分な数の凸部20を配置することができる。これにより、縦方向Xよりも寸法が小さく液漏れがしやすいナプキン1の横方向Yにおいても、凸部20の有する液戻り及び液残りを防止する効果を十分に発揮することができる。したがって、ナプキン1の液漏れ防止を高めることができる。
[表面シートの追加説明]
以下、本実施形態の表面シート12の説明を追加する。
(表面シートの製造方法)
以上の構成を有する表面シート12は、一例として、繊維同士が融着される前の繊維ウェブを所定形状の支持体プレートに供給し、加熱して賦形することができる。
図6は、表面シート12を製造するための支持体プレート100を示す平面図である。
支持体プレート100は、複数の突起状の支持体110と、これらの支持体110を所定の位置に支持する複数の台座120とを有する。支持体110は、台座120からZ軸方向上方に突出している。台座120は、支持体110間の通気性を確保しつつ複数の支持体110を支持するように構成される。
支持体プレート100では、複数の支持体110が第2軸方向であるX軸方向及び第3軸方向であるY軸方向に配列されている。各支持体110は、X軸方向に平行な直線から所定の鋭角をなして傾いており、X軸方向に平行な直線上に同一の傾きを有する支持体110が整列している。一方、Y軸方向に隣接する2つの支持体110は、X軸方向に平行な直線に対して線対称な形状を有しており、X軸方向に沿ってY軸方向の対向幅が変化するように構成される。
支持体プレート100では、Y軸方向に隣接する一対の支持体110が、一つの凸部20を形成する。一つの支持体110は、Y軸方向右側に隣接する支持体110及び左側に隣接する支持体110の双方とそれぞれ対をなすように構成される。
支持体プレート100では、一対の支持体110によって、支持体110間の対向幅が広い幅広間隙部S1と、対向幅の狭い幅狭間隙部S2とが形成される。X軸方向においては、一対の支持体110の幅広間隙部S1と他対の支持体110の幅狭間隙部S2とが近接して形成されている。Y軸方向においては、幅広間隙部S1と幅狭間隙部S2が支持体110を挟んで交互に形成されている。
図7は、表面シート12の製造工程において、図6の支持体プレート100上に繊維ウェブFを供給し、矢印で示す方向に熱風を吹き付けて加熱する工程を示す模式的な部分断面図である。図7Aは幅広間隙部S1を通る切断線で切断した支持体プレート100の断面に繊維ウェブFを配置した断面図であり、図7Bは幅狭間隙部S2を通る切断線で切断した支持体プレート100の断面に繊維ウェブFを配置した断面図である。
支持体プレート100上に供給された繊維ウェブFは、各支持体110のZ軸方向上方に突出する端部110aで支持される。そして、Z軸方向下方に向かって熱風が吹き付けられる。このとき図7Aに示すように、支持体110上の繊維ウェブFが、熱風によって対となる支持体110間の隙間に弛んで下垂し、下垂部F20が形成される。
熱風の熱により、繊維ウェブFが融着され、所定の形状を有する表面シート12が形成される。具体的には、繊維ウェブFの下垂した部分である下垂部F20により、表面シート12の凸部20が形成される。さらに、繊維ウェブFの下垂によって下垂部F20のZ軸方向上側に生じたスペースF23により、低繊維密度部23aが形成される。なお、繊維ウェブFに吹き付ける熱風の温度は、繊維ウェブFを構成する繊維を融着させることが可能な温度であればよく、100~180℃にすることが好ましい。また風速は、10~100m/secにすることが好ましい。
繊維ウェブFの下垂部F20の形状は、対となる支持体110の配置によって規定される。
例えば図7Aに示す幅広間隙部S1では、支持体110間の幅が広いため、熱風を当てた繊維ウェブFの下垂部F20の下垂量も大きくなる。すなわち幅広間隙部S1により、凸部20の高さが高く低繊維密度部23aを有する中間部23を形成することができる。
一方、図7Bに示す幅狭間隙部S2では、支持体110間の幅が狭いため、繊維ウェブFがほとんど下垂しない。これにより、低繊維密度部23aを有さない周縁部24を形成することができる。
したがって、図6及び図7を参照し、幅広間隙部S1により、頂部Tを含む中間部23が形成されるとともに、幅広間隙部S1とX軸方向に隣接する他対の幅狭間隙部S2との境界部に第1端部21が形成される。すなわち、頂部Tが第1端部21寄りに位置する凸部20が形成される。一方、幅狭間隙部S2により、周縁部24の幅狭領域242が形成されるとともに、X軸方向に隣接する他対の幅広間隙部S1との境界部に第2端部22が形成される。また、周縁部24の幅広領域241は、幅広間隙部S1とX軸方向に隣接する他対の幅狭間隙部S2との間のわずかな領域で形成される。これにより幅広領域241よりも長い幅狭領域242が形成される。
また、X軸方向に沿って幅狭間隙部S2から幅広間隙部S1へ向かうに従い、徐々に繊維ウェブFの下垂量が大きくなる。低繊維密度部23aは、所定の下垂量以上になることで形成され、頂部Tは、最も下垂量が大きい幅広間隙部S1により形成される。これにより、頂部Tが中間部23の長手方向における中心よりも第1端部21側に形成される。
さらに、Y軸方向で見た場合、幅広間隙部S1と幅狭間隙部S2とが隣接して交互に配置されるため、第1端部21と第2端部22とが隣接して交互に形成されることとなり、Y軸方向に隣接する凸部20同士がX軸方向に反転して配置される。また、中間部23の一部が周縁部24と隣接して形成される。
(表面シートの材料)
表面シート12は、単層構造を有する不織布で形成されてもよいし、多層構造を有するエアースルー不織布等で形成されてもよい。
表面シート12の不織布を構成する繊維は、一種類の樹脂を単独で用いた繊維、並びに芯鞘型及びサイドバイサイド型等の構造の複合繊維を用いることができる。これらの繊維を形成する材料は、好ましくは、ポリエチレン(PE)及びポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)及びポリアミド等の熱可塑性樹脂から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。具体的に、芯鞘型の繊維は、好ましくは、PET(芯)/PE(鞘)、PP(芯)/PE(鞘)及びPP(芯)/低融点PP(鞘)を用いることができる。
(表面シートの繊維密度)
表面シート12の中間部23の低繊維密度部23aの繊維密度の値は、30本/mm以下、好ましくは10本/mm以下である。これにより、低繊維密度部23aを実質的に空間状に構成することができ、上述した液戻り防止や通気性向上の作用効果を発揮することができる。また、周縁部24の繊維密度の値は、30本/mm以上600本/mm以下、好ましくは60本/mm以上550本/mm以下である。これにより、良好な毛管力を発揮することができるともに、凸部20の形状を安定的に維持できる。
(表面シートの繊維密度の測定方法)
表面シート12の切断面を、走査電子顕微鏡を用いて拡大観察(150~500倍)し、一定面積当たり(0.5mm程度)の上記切断面によって切断されている繊維の断面数を数える。次に1mm当たりの繊維の断面数に換算し、これを繊維密度とする。測定は3箇所行い、平均してそのサンプルの繊維密度とする。走査電子顕微鏡としては、例えば日本電子(株)社製のJCM-5100(商品名)を用いることができる。
(各凸部の寸法)
各凸部20の長手方向の寸法は、好ましくは2mm以上50mm以下であり、より好ましくは4mm以上40mm以下である。これにより、表面シートに凸部を適度な数、または密度で設けることができるので、凸部の形状維持性に優れる。また、頂部Tから第2端部22に向かってZ軸方向の高さが漸減するような凸部20が得られやすくなる。なお、第2軸方向における各凸部間には境界部Pが明確に形成されていない場合がある。その場合における長手方向の寸法とは、凸部20の形状が繰り返される1つのユニットにおける寸法である。
各凸部20の幅方向の寸法は、好ましくは1mm以上20mm以下であり、より好ましくは2mm以上10mm以下である。これにより、低繊維密度部23aと周縁部24を効果的に形成できる。
(表面シートの変形例)
凸部20の第1端部21は、幅方向に平行な直線で構成される例に限定されず、長手方向に凸に湾曲して形成されていてもよい。
凸部20の頂部Tは、曲面でなく平坦に形成されていてもよい。
頂部Tの位置は、凸部20の中心C20と一致していてもよく、低繊維密度部23aの中心C23と一致していてもよい。
周縁部24の幅広領域241と幅狭領域242の長手方向に沿った長さは、略同一でもよい。
凸部20は、低繊維密度部23aを有さず、全体が中実に構成されてもよい。
幅方向に隣接する2つの凸部20は、第1端部21から第2端部22へ向かう方向が同一の方向であってもよい。
また、幅方向に隣接する2つの凸部20の頂部Tは、長手方向における位置が同一であり、幅方向に整列されていてもよい。
さらに、凸部20は長手方向及び幅方向に配列されていなくてもよく、ランダムに配置されていてもよいし、斜め方向に配列されていてもよい。また、凸部20の幅方向とナプキン1の幅方向が一致していなくてもよい。
凸部20の形状は同一でなくてもよく、ナプキン1の部位等に応じて異なる形状を有していてもよい。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、表面シートの第2軸方向及び第3軸方向を、それぞれ、吸収性物品の縦方向及び横方向に一致させず、端的には、第2軸方向及び第3軸方向を、それぞれ、吸収性物品の横方向及び縦方向に一致させるようにしても良い。
以上の実施形態では、吸収性物品として生理用ナプキンの例を示したが、これに限定されない。本発明の吸収性物品は、例えば、失禁パットやおりものシート、使い捨ておむつ等であってもよい。
1…吸収性物品(生理用ナプキン、ナプキン)
11…吸収体
12…表面シート
13…中間シート
20…凸部
T…頂部
21…第1端部
22…第2端部
23…中間部
23a…低繊維密度部
24…周縁部
241…幅広領域
242…幅狭領域

Claims (10)

  1. 吸収体と、
    前記吸収体と第1軸方向に対向して配置され、前記第1軸方向の高さが最大となる部分である頂部を含む前記第1軸方向外方に凸な形状の複数の凸部を有する表面シートと
    を具備し、
    前記複数の凸部各々は、
    前記第1軸方向に直交する第2軸方向に延在し、前記第1軸方向及び前記第2軸方向に直交する第3軸方向の幅寸法が前記第2軸方向の第1端部から第2端部に向かって漸減し、
    前記頂部は、前記複数の凸部各々の前記第2軸方向における中心よりも前記第1端部側に位置し、
    前記複数の凸部各々は、さらに、
    前記吸収体に面して形成された低繊維密度部を含み、前記頂部が形成された、前記第2軸方向における中間部と、
    前記中間部の前記第2軸方向外方に形成され、前記低繊維密度部よりも繊維密度の高い中実の周縁部と、を含む
    吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記複数の凸部各々は、前記頂部から前記第2端部に向かって前記第1軸方向の高さが漸減する
    吸収性物品。
  3. 請求項1又は2に記載の吸収性物品であって、
    前記頂部は、前記低繊維密度部の前記第2軸方向における中心よりも前記第1端部側に位置する
    吸収性物品。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の吸収性物品であって、
    前記周縁部は、前記中間部を挟んで前記第2軸方向に相互に対向する、前記第1端部側の幅広領域と、前記第2端部側の幅狭領域とを含み、
    前記幅狭領域は、前記幅広領域よりも前記第2軸方向に沿った寸法が大きい
    吸収性物品。
  5. 請求項1からのうちいずれか一項に記載の吸収性物品であって、
    前記複数の凸部は、前記第2軸方向及び前記第3軸方向にそれぞれ配列される
    吸収性物品。
  6. 請求項に記載の吸収性物品であって、
    前記複数の凸部のうち前記第3軸方向に隣接する2つの凸部は、前記第1端部から前記第2端部へ向かう方向が反対となるように配置される
    吸収性物品。
  7. 請求項又はに記載の吸収性物品であって、
    前記複数の凸部のうち前記第3軸方向に隣接する2つの凸部は、前記頂部の前記第2軸方向における位置がそれぞれ異なるように配置される
    吸収性物品。
  8. 請求項からのうちいずれか一項に記載の吸収性物品であって、
    前記複数の凸部各々は、
    前記吸収体に面して形成された低繊維密度部を含み、前記頂部が形成された、前記第2軸方向における中間部と、
    前記中間部の前記第2軸方向外方に形成され、前記低繊維密度部よりも繊維密度の高い中実の周縁部と、を含み、
    前記複数の凸部のうち前記第3軸方向に隣接する一方の凸部の前記中間部は、少なくとも一部において、他方の凸部の前記周縁部と前記第3軸方向に対向する
    吸収性物品。
  9. 請求項1からのうちいずれか一項に記載の吸収性物品であって、
    前記表面シートと前記吸収体との間に配置された中間シート
    をさらに具備し、
    前記中間シートは、前記表面シートと接着剤により接合されている
    吸収性物品。
  10. 第1軸方向の高さが最大となる部分である頂部を含む前記第1軸方向外方に凸な形状の複数の凸部
    を具備し、
    前記複数の凸部各々は、
    前記第1軸方向に直交する第2軸方向に延在し、前記第1軸方向及び前記第2軸方向に直交する第3軸方向の幅寸法が前記第2軸方向の第1端部から第2端部に向かって漸減し、
    前記頂部は、前記複数の凸部各々の前記第2軸方向における中心よりも前記第1端部側に位置し、
    前記複数の凸部各々は、さらに、
    前記吸収体に面して形成された低繊維密度部を含み、前記頂部が形成された、前記第2軸方向における中間部と、
    前記中間部の前記第2軸方向外方に形成され、前記低繊維密度部よりも繊維密度の高い中実の周縁部と、を含む
    吸収性物品用の表面シート。
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