JP7036643B2 - 帳票処理装置、帳票処理システム、帳票処理方法及び帳票処理プログラム - Google Patents

帳票処理装置、帳票処理システム、帳票処理方法及び帳票処理プログラム Download PDF

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Description

この発明は、受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明を帳票に付与する帳票処理装置、帳票処理システム、帳票処理方法及び帳票処理プログラムに関する。
従来、税金や公共料金等を払い込むための帳票を受け付けて、税金や公共料金等の払込取引を自動的に行う自動取引装置が知られている。例えば、特許文献1には、帳票に記載されたデータを光学的に読み取り、読みとった内容に応じて取引処理を行い、この取引金額または日付などの情報を印字し、領収済を証明するためのスタンプを顧客控え用の領収書部分などに設けられた領収印押印欄に押印し、領収書部分を切断して排出する自動取引装置が記載されている。
特開2001-121799号公報
しかしながら、上記特許文献1に代表される従来の技術では、帳票の種別や状態によっては適正に処理できない場合があるという問題点があった。例えば、帳票から切り離して返却する部分に、支払われた金額の領収書として機能する領収書部分と税金等の支払いが完了したことを示す証明書として機能する証明書部分とが含まれる場合には、領収書部分と証明書部分にそれぞれスタンプを押して返却が行われる。
ここで、税金等について延滞金などが発生している場合には、帳票に記載された額面を支払ったとしても延滞金が支払われていなければ支払いの完了とはならないため、領収書部分にはスタンプを押し、証明書部分にはスタンプを押さないという運用が求められる。このような場合、スタンプを押すべきではない証明書部分の少なくとも一部にはアスタリスクやスラッシュなどの記号が予め印字された状態となっている。帳票が人手により処理される場合には、これらの記号を視認してスタンプを押さずに返却することになるが、このような柔軟な対応を自動取引装置で行うことはできなかったのである。
このため、いかにして帳票の種別や状態に柔軟に適応し、もって帳票を適正に処理するかが重要な課題となっている。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、適正に帳票を処理できる帳票処理装置、帳票処理システム、帳票処理方法および帳票処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明を前記帳票に付与する帳票処理装置において、前記帳票から情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した情報に基づき、前記帳票に対する前記精算証明の付与を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記精算処理が実行され、前記精算証明の付与を抑止した場合に、所定の態様にて報知するように報知制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記帳票には、精算証明の付与を受ける付与受付領域が複数設けられ、前記制御部は、前記取得部が取得した情報に基づき、複数の前記付与受付領域の各々について前記精算証明の付与を制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記帳票は、個別に使用可能な複数の紙葉として切り離し可能に形成され、前記付与受付領域は、1又は複数の紙葉に設けられ、前記取得部は、前記付与受付領域が設けられた1又は複数の紙葉から情報を取得し、前記制御部は、前記付与受付領域が設けられた紙葉から取得した情報に基づいて当該紙葉に設けられた付与受付領域に対する前記精算証明の付与を制御することを特徴とする。
また、本発明は、受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明を前記帳票に付与する帳票処理装置において、前記帳票から情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した情報に基づき、前記帳票に対する前記精算証明の付与を制御する制御部と、前記精算処理が実行され、かつ前記精算証明の付与が抑止された帳票に係る情報を記憶する記憶部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記取得部が取得した情報に基づいて前記精算処理を抑止可能であることを特徴とする。
また、本発明は、受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明を前記帳票に付与する帳票処理システムにおいて、前記帳票から情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した情報に基づき、前記帳票に対する前記精算証明の付与を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記精算処理が実行され、前記精算証明の付与を抑止した場合に、所定の態様にて報知するように報知制御することを特徴とする。
また、本発明は、受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明を前記帳票に付与する帳票処理方法において、前記帳票から情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得した情報に基づき、前記帳票に対する前記精算証明の付与を制御する制御ステップとを含み、前記制御ステップは、前記精算処理が実行され、前記精算証明の付与を抑止した場合に、所定の態様にて報知するように報知制御することを特徴とする。
また、本発明は、受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明を前記帳票に付与する帳票処理方法において、前記帳票から情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得された情報に基づき、前記帳票に対する前記精算証明の付与を制御する制御ステップと、前記精算処理が実行され、かつ前記精算証明の付与が抑止された帳票に係る情報を記憶部に格納する格納ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明は、受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明を前記帳票に付与する帳票処理方法をコンピュータに実行させる帳票処理プログラムにおいて、前記帳票から情報を取得する取得手順と、前記取得手順により取得した情報に基づき、前記帳票に対する前記精算証明の付与を制御する制御手順とを有し、前記制御手順は、前記精算処理が実行され、前記精算証明の付与を抑止した場合に、所定の態様にて報知するように報知制御する一連の処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明を帳票に付与する際に、適正に帳票を処理することができる。
図1は、実施例に係る帳票自動受付機の概念を説明するための説明図である。 図2は、実施例に係る帳票自動受付機の外観構成を示す図である。 図3は、帳票処理部の内部構成を示す断面図である。 図4は、図2に示した帳票自動受付機の構成を示す機能ブロック図である。 図5は、帳票の一例を示す図である。 図6は、図2に示した帳票自動受付機の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、図6に示した押印制御処理の詳細を示すフローチャートである。 図8は、リジェクトに係る報知についての説明図である。 図9は、帳票に破れがある場合の報知の具体例である。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る帳票処理装置、帳票処理システム、帳票処理方法及び帳票処理プログラムの好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下に示す実施例では、税又は公共料金の納付書等の帳票を処理対象とする場合を示すこととする。
<実施例に係る帳票自動受付機10の概念>
まず、本実施例に係る帳票自動受付機10の概念について説明する。図1は、本実施例に係る帳票自動受付機10の概念を説明するための説明図である。同図に示す帳票自動受付機10は、利用者が税公金等の納付書等の帳票を用いて支払いを行うための自動機である。
利用者が帳票自動受付機10に帳票を挿入すると、帳票自動受付機10は、帳票から情報を取得し、精算処理を実行し、精算処理の実行を証明する精算証明として領収印を押印し、帳票から領収書などを切り離して排出する。ここで、帳票自動受付機10は、帳票の記載事項に対する文字認識を行うことで帳票から情報を取得して精算処理を実行している。また、領収印を押印する際には、押印欄ごとに押印の実行可否を制御できるようにしている。
図1では、納税に関する帳票を受け付けて押印の制御を行う場合を示している。図1に示した帳票は、領収済通知書、納付書、領収証書及び納税証明書として用いる部分を含み、それぞれの部分の境界には切断を容易にするためのミシン目が入れられている。すなわち、図1に示した帳票は、領収済通知書、納付書、領収証書及び納税証明書として個別に使用可能な複数の紙葉として切り離し可能に形成されている。
また、領収済通知書、納付書、領収証書及び納税証明書には、それぞれ押印を受け付けるための押印欄が設けられており、これらの押印欄が特許請求の範囲における付与受付領域に対応する。
帳票自動受付機10は、精算処理を行った場合には、各押印欄に対する押印制御を行い、領収証書及び納税証明書を切り離して排出し、領収済通知書及び納付書を自装置の内部に収納する。
図1に示した帳票は納付額が2000円であるため、2000円の精算処理を行った場合に領収済通知書、納付書及び領収証書に領収印が押印される。一方、納税証明書については、延滞金が発生していない状態で納付額である2000円の精算が行われたならば納税完了として領収印が押印されるが、延滞金が発生している状態で2000円の精算が行われたとしても納税の完了とはならないために納税証明書に押印は行われない。
具体的には、延滞金が発生した状態で発行された帳票では、納税証明書の押印欄などにアスタリスクやスラッシュなどの記号が印字されており、帳票自動受付機10は、この記号の印字を検知した場合には納税証明書への押印を抑止するのである。
したがって、図1(a)のように納税証明書の押印欄にアスタリスクが無い帳票を受け付けて精算処理を行った場合には、帳票自動受付機10は、領収済通知書、納付書、領収証書及び納税証明書に領収印を押印し、納付書と領収証書との間で切り離しを行う。そして、領収済通知書及び納付書を内部に収納し、領収証書及び納税証明書を返却する。このため、利用者は、領収証書及び納税証明書の双方に領収印を押した状態で返却を受けることになる。
一方、図1(b)のように納税証明書の押印欄にアスタリスクが有る帳票を受け付けて精算処理を行った場合には、帳票自動受付機10は、領収済通知書、納付書及び領収証書に領収印を押印し、納税証明書には領収印を押印せず、納付書と領収証書との間で切り離しを行う。そして、領収済通知書及び納付書を内部に収納し、領収証書及び納税証明書を返却する。このため、利用者は、領収印を押印した領収書と領収印を押印していない納税証明書の返却を受けることになる。
このように、本実施例では、帳票から情報を取得し、取得した情報に基づいて帳票に対する領収印の押印を制御することとしたので、帳票の記載事項といった帳票から取得しうる情報に柔軟に適応し、帳票を適正に処理することができる。
<帳票自動受付機10の外観構成>
次に、本実施例に係る帳票自動受付機10の外観構成について説明する。図2は、本実施例1に係る帳票自動受付機10の外観構成を示す図である。この帳票自動受付機10は、税公金の納付書等の帳票を受け付けて処理することができる自動機である。
同図に示すように、この帳票自動受付機10は、表示操作部11と、キャッシュカード受付部12と、暗証番号入力部13と、レシート印刷部14と、投出入部15aと、硬貨受付部16aと、硬貨出金部16bと、紙幣受付部16cと、紙幣出金部16dとを有する。
表示操作部11は、画面の表示と画面上に表示されたボタン等の操作によって入力操作を受け付けるタッチパネル型のディスプレイ又は液晶パネル等の入出力デバイスである。投出入部15aは、税又は公共料金の納付書等の帳票を受け付ける受付部である。この表示操作部11と投出入部15aとは近接して設けられ双方が利用者の視界内に入るように構成されている。
レシート印刷部14は、受け付けた帳票の処理の結果を示した処理レシートを印刷して出力する出力部である。キャッシュカード受付部12は、利用者が支払いに銀行口座からの振込処理を用いる場合に、当該口座のキャッシュカードを受け付ける受付部である。暗証番号入力部13は、利用者が支払いに銀行口座からの振込処理を用いる場合に、当該口座の暗証番号を入力する入力部である。
硬貨受付部16aは、利用者が支払いに硬貨を用いる場合に硬貨を受け付ける受付部である。硬貨出金部16bは、支払い時の釣銭としての硬貨又は取消処理に応じて返却される硬貨を出金する出金部である。紙幣受付部16cは、利用者が支払いに紙幣を用いる場合に紙幣を受け付ける受付部である。紙幣出金部16dは、支払い時の釣銭としての紙幣又は取消処理に応じて返却される紙幣を出金する出金部である。なお、ここでは図示省略したが、硬貨受付部16a、硬貨出金部16b、紙幣受付部16c及び紙幣出金部16dには、シャッターカバーが設けられており、必要時以外には閉塞されるようになっている。
投出入部15aが受け付けた帳票は、帳票処理部15に取り込まれる。図3は、帳票処理部15の内部構成を示す断面図である。図3に示すように、帳票処理部15は、搬送ローラ15b、搬送路15c、カッタ15d、撮像部15e、スタンプ処理部15f及び収納部15gを有する。なお、この帳票処理部15には帳票を一時保留する一時保留部が設けられていないものとする。
帳票処理部15は、搬送ローラ15bを駆動して帳票を搬送路15cに取り込む。取り込まれた帳票は搬送路15c上を搬送される。次に、撮像部15eが搬送されている帳票の撮像を行う。そして、撮像された帳票が、記載事項を文字認識できないといった受付不可能なものであれば、逆搬送されて投出入部15aへ排出される。帳票が受付可能なものであれば、帳票に係る支払いが確定したことにより、スタンプ処理部15fが帳票の所定位置に領収印(日付印を含む)を押印し、カッタ15dが帳票から領収書などを切り離す。領収書などが切り離された帳票は、収納部15gに搬送されて収納される。また、領収書などは、投出入部15aに排出されて返却される。
<帳票自動受付機10の機能構成>
次に、帳票自動受付機10の機能的な構成について説明する。図4は、帳票自動受付機10の構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、帳票自動受付機10は、すでに説明した表示操作部11、キャッシュカード受付部12、暗証番号入力部13、レシート印刷部14及び帳票処理部15に加え、入出金部16と、通信部17と、記憶部18と、制御部19とを有する。
入出金部16は、貨幣の投入の受付、金種の識別、貨幣の金種別の収納、制御部19から指定された貨幣の払い出しを行う処理部である。通信部17は、図示しないセンタの帳票識別用データの管理サーバ等とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部18は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部18は、帳票識別用データ18a、帳票データ18b及び帳票処理履歴データ18c等を記憶する。
帳票識別用データ18aは、投入された帳票の種別を判定するための種別毎の特徴量や、種別ごとに設定された記載項目を読み取る領域を示すデータである。なお、この帳票識別用データ18aを用いれば投入された帳票の向きや表裏を判定することも可能である。
帳票データ18bは、投入された帳票に関するデータであり、撮像部15eによって撮像した帳票画像と、帳票画像から読み取った各種情報とを含む。また、投入日時や処理IDなどをさらに含めてもよい。
帳票処理履歴データ18cは、帳票の処理履歴を示すデータである。この帳票処理履歴データ18cには、押印制御の結果などを含めて管理する。従って、この帳票処理履歴データ18cを参照すれば、「精算処理を行ったが押印を抑止した帳票の件数」を抽出することが可能である。
制御部19は、帳票自動受付機10を全体制御する制御部であり、帳票識別部19a、帳票データ生成部19b、精算処理部19c、押印処理部19d及び報知処理部19eを有する。実際には、帳票処理プログラムを不揮発性メモリや磁気ディスク装置などの記憶装置に記憶しておき、これらのプログラムを主メモリにロードして、CPU(Central Processing Unit)で実行することで、帳票識別部19a、帳票データ生成部19b、精算処理部19c、押印処理部19d及び報知処理部19eにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
帳票識別部19aは、帳票処理部15が受け付けた帳票の種別や記載事項を識別する処理部である。具体的には、帳票識別部19aは、撮像部15eによって撮像した帳票画像と、帳票識別用データ18aとを用い、帳票の種別を識別する。なお、帳票の種別が識別できなかった場合には、帳票の種別の識別結果は「種別不明」となる。
また、帳票識別部19aは、帳票画像に対してOCR(Optical Character Recognition/Reader)による文字認識処理を行い、帳票識別用データ18aを用いて帳票の記載事項を識別する。この記載事項の識別により、収納先、金額、期限などの項目を識別することができる。また、帳票上に印字されたアスタリスクやスラッシュなどの記号、印字又は記入された文字や数字を識別することも可能である。
帳票データ生成部19bは、帳票画像に識別結果を関連付けて帳票データ18bを生成し、記憶部18に格納する。帳票データ18bには、帳票の投入日時や受け付けた帳票を特定するための処理IDなどをさらに含めてもよい。
精算処理部19cは、入出金部16やキャッシュカード受付部12を介して帳票の精算処理の制御を行う処理部である。精算処理部19cは、まず、帳票データ18bの種別や記載事項の識別結果などを用い、精算処理を行うか否かを判定する。精算処理を行わない場合には、精算処理部19cは、そのまま帳票を返却するリジェクトを行う。例えば、種別の識別結果が「種別不明」である場合や種別の識別結果が精算処理の対象として登録されていない場合など登録外の帳票である場合には、精算処理部19cは精算処理を行わずに帳票のリジェクトを行う。また、帳票の記載事項が読み取れなかった場合、帳票の投入方向や形状に異常がある場合、期限を超過している場合、押印欄に不明な記載がある場合にも、精算処理部19cは精算処理を行わずに帳票のリジェクトを行う。
精算処理部19cは、精算処理を行うと判定した場合には、記載事項の識別結果から精算金額を特定し、入出金部16のシャッターカバーを開いて貨幣の投入を受け付けて精算を行い、必要に応じて釣銭を払い出す。また、キャッシュカードを用いて精算を行うように制御することもできる。この場合には、キャッシュカード受付部12がキャッシュカードを受け付け、暗証番号入力部13が暗証番号の入力を受け付ければよい。
押印処理部19dは、精算処理部19cによる精算処理が行われた場合に、帳票に対する押印を制御する。まず、前提として、いずれかの押印欄に文字列があり、かつ単一の特定文字種ではない場合には、精算処理部19cにより「押印欄に不明な記載がある」と判定され、精算処理を行うことなく帳票の返却が行われている。なお、単一の特定文字種であれば、文字数が複数であっても「押印欄に不明な記載がある」とは判定されない。具体的には「*****」や「////」などである。この特定文字種は適宜設定可能であるが、数字などは除外することが望ましい。単一の数字の連続は、複数桁の数を示した記載である可能性があるためである。
押印処理部19dは、単一の特定文字種が1又は複数印字されている押印欄には押印を行わないように制御する。また、押印欄又は関連する関連欄に単一の特定文字種が1又は複数印字されているならば、当該押印欄には押印を行わない。ここで関連欄とは、押印欄と同一の部分に属する欄である。すなわち、証明書の押印欄については証明書の他の欄が関連欄であり、領収証書などの欄は関連欄として扱わない。例えば、自動車税の納付用の帳票では、納税証明書の押印欄ではなく、車両番号の欄にアスタリスクが印字されるケースがある。このようなケースでは、車両番号の欄が関連欄として扱われ、納税証明書の押印欄が空白であっても押印は行わない。
押印処理部19dは、押印欄が空白であって、当該押印欄に関連する関連欄に単一の特定文字種が印字されていなければ、押印欄に領収印を押印するようにスタンプ処理部15fの制御を行う。押印処理部19dは、このような押印の制御を全ての押印欄について実行し、その後、帳票を種別に応じた所定位置で切り離し、切り離した一方を収納部15gに搬送して収納し、他方を投出入部15aから排出することで利用者に返却する。
報知処理部19eは、表示操作部11を介して利用者に対する報知を行うよう制御する処理部である。具体的には、報知処理部19eは、精算処理部19cが精算処理を行わずに帳票を返却するリジェクトを行った場合には、その理由などを利用者に報知するよう制御する。このリジェクトに係る報知の詳細については後述する。
また、報知処理部19eは、精算処理を行ったが領収印の押印を抑止するように制御した場合には、所定の態様で報知するよう制御する。この報知により、利用者は、不具合などにより押印されていないのではなく、押印が抑止されたことが認識できる。この報知は、表示操作部11への表示制御により行う。例えば、「納税証明書には領収印を押していません。」とのメッセージとともに、納税証明書の画像を表示し、その押印欄を円形に囲むなどの修飾を行えばよい。また、報知に音声出力を用いてもよい。音声による報知では、例えば「証明書部分には領収印が押下されていませんので、ご注意下さい。」などと音声案内すればよい。また、領収印の押印を行わず、「2000円精算済、領収印は押下していません」などの内容を押印欄に印字してもよい。
なお、押印の抑止に係る報知は、複数の押印欄を有する帳票において一部の押印欄について押印を抑止した場合、複数の押印欄を有する帳票において全ての押印欄について押印を抑止した場合、単一の押印欄を有する帳票において押印を抑止した場合などに適宜行うことが可能である。また、帳票における押印欄の数と押印の状況に基づいて報知の内容を異ならせることもできる。特に、複数の押印欄を有する帳票において一部の押印欄について押印を抑止した場合には、押印が抑止された押印欄を明示する報知を行うことが望ましい。
精算処理部19cと押印処理部19dは、処理の内容を帳票処理履歴データ18cに登録している。報知処理部19eは、帳票処理履歴データ18cを読み出して必要に応じて加工し、表示操作部11に表示制御することができる。同様に報知処理部19eは、帳票処理履歴データ18cを読み出して必要に応じて加工し、通信部17により外部に送信することができる。
このため、所定の権限を有する操作者のからの操作を受け付け、帳票の処理履歴を一覧表示する、「精算処理を行ったが押印を抑止した帳票の件数」を抽出して表示する、などのデータの蓄積や分析が可能となる。また、これらのデータを外部のサーバに送信して管理させることも可能である。
図5は、帳票の一例を示す図である。図5に示した帳票は、「平成30年度 A市 軽自動車税」にかかる帳票であり、領収済通知書、納付書、通知書兼領収証書、納税証明書として使用可能な部分が一続きとなっている。また、それぞれの部分の境界にはミシン目が入れられている。
図5に示した領収済通知書は、納付額「2000円」の記載と押印欄とを有している。納付書は、納付額「2000円」及び納期限「納期限 平成30年 5月31日」の記載と押印欄とを有している。通知書兼領収証書は、納付額「2000円」の記載と押印欄とを有している。納税証明書は、納付額の記載を有さず、押印欄を有している。
帳票自動受付機10が図5に示した帳票を受け付け、2000円の精算を行ったならば、各押印欄についてそれぞれ押印制御を行い、納付書と通知書兼領収証書との間を切り離す。そして、帳票自動受付機10は、領収済通知書及び納付書を収納部15gに搬送し、通知書兼領収証書及び納税証明書を投出入部15aから排出することで利用者に返却する。
<帳票自動受付機10の処理手順>
次に、図2に示した帳票自動受付機10の処理手順について説明する。図6は、図2に示した帳票自動受付機10の処理手順を示すフローチャートである。まず、帳票処理部15が帳票を受け付けると(ステップS101)、撮像部15eが帳票を撮像し(ステップS102)、帳票識別部19aが帳票の種別及び記載事項を識別する(ステップS103)。
精算処理部19cは、種別や記載事項の識別結果を用い、精算処理を行うか否かを判定する(ステップS104)。精算処理を行わないと判定したならば(ステップS105;No)、精算処理部19cは、そのまま帳票を返却するリジェクトを行って(ステップS109)、処理を終了する。一方、精算処理を行うと判定したならば(ステップS105;Yes)、精算処理部19cは、精算処理を行う(ステップS106)。
ステップS106の後、押印処理部19dは、押印制御処理を行う(ステップS107)。その後、押印処理部19dは、帳票を種別に応じた所定位置で切り離し、切り離した一方を収納部15gに搬送して収納し、他方を投出入部15aから排出することで利用者に返却して(ステップS108)、処理を終了する。
図7は、図6に示した押印制御処理の詳細を示すフローチャートである。押印制御処理を開始した押印処理部19dは、まず、帳票から押印欄を抽出する(ステップS201)。そして、押印の実行も抑止も行っていない未確認の押印欄が有るならば(ステップS202;Yes)、その押印欄に単一の特定文字種が印字されているか否かを識別する(ステップS203)。
識別の結果、押印欄に単一の特定文字種が印字されているならば(ステップS203;Yes)、押印処理部19dは、押印欄に対する押印を抑止するようにスタンプ処理部15fを制御する(ステップS206)。
一方、押印欄に単一の特定文字種が印字されていなければ(ステップS203;No)、押印処理部19dは、押印欄が空白かつ関連欄に単一の特定文字種が印字されているか否かを判定する(ステップS204)。押印欄が空白かつ関連欄に単一の特定文字種が印字されているならば(ステップS204;Yes)、押印処理部19dは、押印欄に対する押印を抑止するようにスタンプ処理部15fを制御する(ステップS205)。
そして、押印欄が空白かつ関連欄に単一の特定文字種が印字されていなければ(ステップS204;No)、押印処理部19dは、押印欄に対する領収印の押印を実行するようにスタンプ処理部15fを制御する(ステップS205)。
ステップS205又はステップS206の後、押印処理部19dは、押印実行又は押印抑止を行った押印欄を確認済みの押印欄として記憶部18に一時記憶する(ステップS207)。ステップS207の後、押印処理部19dは、ステップS202に移行して未確認の押印欄があるか否かを判定する。
未確認の押印欄がない場合(ステップS202;No)、すなわち、全ての押印欄が確認済みとなった場合、押印処理部19dは、各押印欄への押印の有無を含む帳票の処理結果を帳票処理履歴データ18cに登録し(ステップS208)、押印制御処理を終了して元の処理に戻る。
次に、リジェクトに係る報知について説明する。図8は、リジェクトに係る報知についての説明図である。まず、種別の識別結果が「種別不明」である場合や種別の識別結果が精算処理の対象として登録されていない場合など登録外の帳票であるためにリジェクトを行うときには、報知処理部19eは、「この帳票はお取り扱いできません。」などのメッセージを出力するよう表示操作部11を制御する。
また、押印欄に不明な記載がある、すなわち、押印欄に文字が有り、かつ単一の特定文字種でないためにリジェクトを行うときには、報知処理部19eは、「押印欄に不明な記載があるためお取り扱いできません。」などのメッセージを出力するよう表示操作部11を制御する。
また、帳票から読み取った期限を過ぎているためにリジェクトを行うときには、報知処理部19eは、「期限切れのためお取り扱いできません。」などのメッセージを出力するよう表示操作部11を制御する。
また、帳票の投入方向や形状に異常がある場合には、報知処理部19eは、メッセージの出力に加えて画像の表示を用いる報知を行うように表示操作部11を制御する。具体的には、帳票の挿入方向や表裏などが不適正である方向の異常によりリジェクトする場合には、報知処理部19eは、撮像部15eにより撮像した帳票画像を表示し、正しい方向を表示し、「方向が違います。」とのメッセージを出力するように表示操作部11を制御する。
また、帳票が斜めに搬送された斜行状態となったならば、報知処理部19eは、撮像部15eにより撮像した帳票画像を表示し、「入れ直して下さい。」とのメッセージを出力するように表示操作部11を制御する。
また、帳票が短いなど帳票の長さに異常があると判定した場合や、斜めに搬送された斜行状態と判定した場合には、報知処理部19eは、撮像部15eにより撮像した帳票画像を表示し、「帳票を確認し、入れ直して下さい。」とのメッセージを出力するように表示操作部11を制御する。
また、帳票に破れがあるならば、報知処理部19eは、撮像部15eにより撮像した帳票画像を表示し、「破れの可能性があります。」とのメッセージを出力するように表示操作部11を制御する。
図9は、帳票に破れがある場合の報知の具体例である。図9(a)では、「帳票を確認して下さい。」とのメッセージとともに帳票画像を表示し、帳票画像のうち破れの可能性がある箇所を円形に囲む修飾を行って、その近傍に「破れの可能性があります。」とのメッセージを表示操作部11にさらに表示している。また、図9(a)の矢印は、帳票の挿入方向を示している。
図9(a)では、帳票画像をより大きく表示するために帳票の長手を表示操作部11の横方向と一致させているが、利用者が帳票を挿入した方向と帳票画像の方向とを一致させてもよい。図9(b)は、図9(a)と同一内容の表示を行っているが、帳票の挿入方向に合わせて帳票画像を表示している。かかる表示とともに帳票の返却を行えば、利用者が受け取る帳票と表示された帳票画像の向きが一致するため、利用者は破れの可能性がある箇所を容易に認識することができる。
上述してきたように、本実施例では、受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明として領収印を帳票に付与する帳票自動受付機10において、帳票から情報を取得する取得部としての帳票識別部19aと、取得した情報に基づき帳票に対する領収印の付与を制御する制御部としての押印処理部19dとを有するよう構成したので、帳票の種別や状態に柔軟に適応し、帳票を適正に処理することができる。
また、帳票自動受付機10は、帳票の複数の押印欄の各々について押印を行うか否かを制御することができる。さらに、個別に使用可能な複数の紙葉として切り離し可能に形成された帳票において、1又は複数の紙葉に設けられた押印欄に押印を行う場合には、紙葉ごとに取得した情報に基づいて当該紙葉に設けられた押印欄への押印を制御することができる。
そして、帳票自動受付機10は、精算処理を行ったが押印を抑止した場合に、その旨を利用者に報知することが可能である。また、精算処理を行ったが押印を抑止した帳票に係る情報を記憶することができる。さらに、取得した情報によっては、精算処理も抑止して帳票をリジェクトすることができる。
なお、上記の実施例では、納付書等の帳票を自動的に受け付ける帳票自動受付機に本発明を適用した場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、納付書以外の他の帳票を自動的に受け付ける帳票自動受付機に適用することもできる。
また、上記の実施例では単一の特定文字種が印字されているか否かにより押印の制御を行う場合を例示したが、特定の文字種の組み合わせ(*と/の混在など)や、特定のキーワードを識別して押印を抑止するよう構成することも可能である。
例えば、押印欄に「押印不可」との記載があると識別した場合に、押印を抑止するよう構成してもよい。また、押印欄に「延滞金が発生しています。」との記載があると識別した場合に、押印を抑止するよう構成してもよい。また、押印欄の隣やその他の余白部分に「/」や「*」の記載があると識別した場合に、押印を抑止するよう構成してもよい。また、押印欄一杯を1つの「/」が記載されていると識別した場合に、押印を抑止するよう構成してもよい。同様に、押印欄一杯に1つの「×」が記載されていると識別した場合に、押印を抑止するよう構成してもよい。また、帳票のいずれかの部分に証明書部分には押印しない旨を示すバーコードがある場合に、押印を抑止するよう構成してもよい。
また、上記の実施例で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、帳票自動受付機10の機能部を複数の装置に分散させ、帳票処理システムとして実施してもよい。
以上のように、本発明に係る帳票処理装置、帳票処理システム、帳票処理方法及び帳票処理プログラムは、受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明を帳票に付与する際に、適正に帳票を処理することに適している。
10 帳票自動受付機
11 表示操作部
12 キャッシュカード受付部
13 暗証番号入力部
14 レシート印刷部
15 帳票処理部
15a 投出入部
15b 搬送ローラ
15c 搬送路
15d カッタ
15e 撮像部
15f スタンプ処理部
15g 収納部
16 入出金部
16a 硬貨受付部
16b 硬貨出金部
16c 紙幣受付部
16d 紙幣出金部
17 通信部
18 記憶部
18a 帳票識別用データ
18b 帳票データ
18c 帳票処理履歴データ
19 制御部
19a 帳票識別部
19b 帳票データ生成部
19c 精算処理部
19d 押印処理部
19e 報知処理部

Claims (9)

  1. 受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明を前記帳票に付与する帳票処理装置において、
    前記帳票から情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した情報に基づき、前記帳票に対する前記精算証明の付与を制御する制御部と
    を備え
    前記制御部は、前記精算処理が実行され、前記精算証明の付与を抑止した場合に、所定の態様にて報知するように報知制御する
    とを特徴とする帳票処理装置。
  2. 前記帳票には、精算証明の付与を受ける付与受付領域が複数設けられ、
    前記制御部は、前記取得部が取得した情報に基づき、複数の前記付与受付領域の各々について前記精算証明の付与を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の帳票処理装置。
  3. 前記帳票は、個別に使用可能な複数の紙葉として切り離し可能に形成され、
    前記付与受付領域は、1又は複数の紙葉に設けられ、
    前記取得部は、前記付与受付領域が設けられた1又は複数の紙葉から情報を取得し、
    前記制御部は、前記付与受付領域が設けられた紙葉から取得した情報に基づいて当該紙葉に設けられた付与受付領域に対する前記精算証明の付与を制御する
    ことを特徴とする請求項2記載の帳票処理装置。
  4. 受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明を前記帳票に付与する帳票処理装置において、
    前記帳票から情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した情報に基づき、前記帳票に対する前記精算証明の付与を制御する制御部と、
    前記精算処理が実行され、かつ前記精算証明の付与が抑止された帳票に係る情報を記憶する記憶部
    備えることを特徴とする帳票処理装置。
  5. 前記制御部は、前記取得部が取得した情報に基づいて前記精算処理を抑止可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の帳票処理装置。
  6. 受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明を前記帳票に付与する帳票処理システムにおいて、
    前記帳票から情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した情報に基づき、前記帳票に対する前記精算証明の付与を制御する制御手段と
    を備え
    前記制御手段は、前記精算処理が実行され、前記精算証明の付与を抑止した場合に、所定の態様にて報知するように報知制御する
    とを特徴とする帳票処理システム。
  7. 受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明を前記帳票に付与する帳票処理方法において、
    前記帳票から情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得した情報に基づき、前記帳票に対する前記精算証明の付与を制御する制御ステップと
    を含み、
    前記制御ステップは、前記精算処理が実行され、前記精算証明の付与を抑止した場合に、所定の態様にて報知するように報知制御する
    とを特徴とする帳票処理方法。
  8. 受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明を前記帳票に付与する帳票処理方法において、
    前記帳票から情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された情報に基づき、前記帳票に対する前記精算証明の付与を制御する制御ステップと、
    前記精算処理が実行され、かつ前記精算証明の付与が抑止された帳票に係る情報を記憶部に格納する格納ステップと
    を含むことを特徴とする帳票処理方法。
  9. 受け付けた帳票に対する精算処理を実行し、当該精算処理の実行を証明する精算証明を前記帳票に付与する帳票処理方法をコンピュータに実行させる帳票処理プログラムにおいて、
    前記帳票から情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得した情報に基づき、前記帳票に対する前記精算証明の付与を制御する制御手順と
    有し、
    前記制御手順は、前記精算処理が実行され、前記精算証明の付与を抑止した場合に、所定の態様にて報知するように報知制御する
    一連の処理をコンピュータに実行させることを特徴とする帳票処理プログラム。
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