JP7035499B2 - 紫外光照射殺菌装置 - Google Patents

紫外光照射殺菌装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7035499B2
JP7035499B2 JP2017239698A JP2017239698A JP7035499B2 JP 7035499 B2 JP7035499 B2 JP 7035499B2 JP 2017239698 A JP2017239698 A JP 2017239698A JP 2017239698 A JP2017239698 A JP 2017239698A JP 7035499 B2 JP7035499 B2 JP 7035499B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
light source
light
ultraviolet light
ultraviolet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017239698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019103747A (ja
Inventor
陽祐 土屋
浩史 伊藤
孝次 青
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2017239698A priority Critical patent/JP7035499B2/ja
Priority to CN201811532199.7A priority patent/CN109956517A/zh
Publication of JP2019103747A publication Critical patent/JP2019103747A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7035499B2 publication Critical patent/JP7035499B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、紫外光照射殺菌装置に関する。
従来、紫外光を照射することにより水等の流体を殺菌する紫外光照射殺菌装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。紫外光を発する光源は発熱量が大きいため、このような紫外光照射殺菌装置においては、通常、光源を冷却するための機構が設けられる。
特許文献1に記載された紫外光照射殺菌装置によれば、冷却水や冷却用エア等の冷却媒体が流れる管の外側の表面に光源である深紫外線LEDを実装することにより、深紫外線LEDの放熱を図っている。
また、特許文献2に記載された紫外光照射殺菌装置によれば、殺菌対象である流体の流路内に仕切りを設けて、流体に紫外光を照射するための、光源である紫外線LEDが設置された流路と、そこを流れる流体により紫外線LED及びその電源回路を冷却するための流路とを区画している。
また、従来、絶縁性不活性液体で満たされた空間に半導体発光チップが設置された発光素子が知られている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に記載された発光素子によれば、半導体発光チップが動作中に発する熱が絶縁性不活性液体に効率的に放散される。
特許5496306号公報 特許6153343号公報 特許3351103号公報
しかしながら、特許文献1に記載の紫外光照射殺菌装置によれば、冷却媒体を循環させるための大型の冷却装置が別途必要になるという問題がある。また、光源である深紫外線LEDは窒素等の不活性ガスや乾燥空気等の熱伝導率の低い雰囲気中に設置されており、効率的に放熱を行うことが難しい。
また、特許文献2に記載の紫外光照射殺菌装置によれば、光源である紫外線LEDが殺菌対象である流体の流路内に設置されている。このため、短絡や腐食を防ぐための防水設計が紫外線LEDや電源回路に必要となり、製造コストが増加するという問題がある。
また、特許文献3に記載の発光装置によれば、光源である半導体発光チップが装置に直接実装、封入されているため、製造が容易ではない。特に、広い面積に光を照射するために複数の半導体発光チップを実装、封入することはより困難であるため、殺菌用装置への適用は難しい。
本発明の目的は、紫外光を発する光源を効果的に冷却し、かつ低コストで製造することのできる構造を有する紫外光照射殺菌装置を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するために、下記[1]~[11]の紫外光照射殺菌装置を提供する。
[1]紫外光を発する光源と、前記光源から発せられる光を透過する光取り出し領域を有し、前記光源を収容した密閉可能な容器と、電気絶縁性を有し、前記光源に対して不活性であり、前記光源から発せられる光を透過し、空気よりも熱伝導率が高い、前記容器に収容され、前記光源が浸漬された冷却液と、を備えた、紫外光照射殺菌装置。
[2]前記紫外光が、UV-Cである、上記[1]に記載の紫外光照射殺菌装置。
[3]前記冷却液よりも熱伝導率が高く、電気絶縁性を有し、前記光源に対して不活性な分散剤を前記冷却液に含む、上記[1]又は[2]に記載の紫外光照射殺菌装置。
[4]前記光源が、LEDチップ又はLDチップである、上記[1]~[3]のいずれか1項に記載の紫外光照射殺菌装置。
[5]前記光源が、LEDチップであり、前記容器が、前記光源から発せられる光を平行光に近づけるためのレンズ部を内部に有する管状容器であり、前記レンズ部が、前記容器の外面の一部である曲面と、前記容器の内面の一部であり、前記光源に対向する面とを有する凸レンズである、上記[1]~[4]のいずれか1項に記載の紫外光照射殺菌装置。
[6]前記光源がワイヤーフレームに実装された状態で前記冷却液に浸漬された、上記[4]又は[5]に記載の紫外光照射殺菌装置。
[7]前記容器の前記光源及び前記冷却液を収容する領域の径方向の断面が環状であり、前記光取り出し領域が前記容器の外側の壁に含まれ、前記光源が、前記容器の中心側の壁の表面に貼り付けられたシート状の基板に実装された、上記[1]~[4]のいずれか1項に記載の紫外光照射殺菌装置。
[8]前記容器の前記光源及び前記冷却液を収容する領域の径方向の断面が環状であり、前記光取り出し領域が前記容器の中心側の壁に含まれ、前記容器の中心側の壁の内側が液体を流すことのできる空洞である、上記[1]~[4]のいずれか1項に記載の紫外光照射殺菌装置。
[9]前記光源が、プラズマ発光管であり、前記容器の中心側の壁の表面の窪みに嵌め込まれた、上記[8]に記載の紫外光照射殺菌装置。
[10]前記容器が、上面及び下面の幅が厚さよりも大きい箱状の容器であり、前記光源が、シート状の基板に実装された状態で前記容器に収容され、前記光取り出し領域が前記容器の前記光源に対向する壁に含まれる、上記[1]~[4]のいずれか1項に記載の紫外光照射殺菌装置。
[11]前記光源が、プラズマ発光管である、上記[1]~[3]、[7]、[8]、[10]のいずれか1項に記載の紫外光照射殺菌装置。
本発明によれば、紫外光を発する光源を効果的に冷却し、かつ低コストで製造することのできる構造を有する紫外光照射殺菌装置を提供することができる。
図1は、第1の実施の形態に係る紫外光照射殺菌装置の斜視図である。 図2は、発光素子がワイヤーフレームに実装された状態を示す斜視図である。 図3は、配線基板を容器に固定するための固定ガイドが設けられた紫外光照射殺菌装置の斜視図である。 図4は、シール部材を用いた蓋により容器の開口部が密閉された紫外光照射殺菌装置の側面図である。 図5(a)は、容器がレンズ機能を有する紫外光照射殺菌装置の径方向の断面図である。図5(b)は、その紫外光照射殺菌装置の使用方法の一例を示す模式図である。 図6(a)、(b)は、それぞれ第2の実施の形態に係る紫外光照射殺菌装置の径方向の断面図と一部の斜視図である。 図7(a)、(b)は、それぞれ第3の実施の形態に係る紫外光照射殺菌装置の径方向の断面図と一部の斜視図である。 図8は、第3の実施の形態に係る紫外光照射殺菌装置の変形例の断面の一部を拡大した図である。 図9(a)、(b)は、それぞれ第4の実施の形態に係る紫外光照射殺菌装置の厚さ方向の断面図と斜視図である。
〔第1の実施の形態〕
(紫外光照射殺菌装置の構成)
図1は、第1の実施の形態に係る紫外光照射殺菌装置1の斜視図である。紫外光照射殺菌装置1は、紫外光を発する光源である発光素子10と、発光素子10から発せられる光を透過する、発光素子10を収容した密閉可能な容器11と、電気絶縁性を有し、発光素子10に対して不活性であり、発光素子10から発せられる光を透過し、空気よりも熱伝導率が高い、容器11に収容され、発光素子10が浸漬された冷却液12と、を備える。
発光素子10は、例えば、LEDチップ(Light Emitting Diode)又はLDチップ(Laser Diode)である。発光素子10は、配線基板13に実装された状態で容器11に収容される。
紫外光照射殺菌装置1の具体的な使用法に応じて、発光素子10を配線基板13の片面に実装(片面実装)してもよく、両面に実装(両面実装)してもよい。容器11の全体が光取り出し領域である場合、片面実装の場合は、主に紫外光照射殺菌装置1の片側から光が放射され、両面実装の場合は、紫外光照射殺菌装置1のほぼ全周から光が放射される。
例えば、紫外光照射殺菌装置1を殺菌対象である液体(被殺菌液体)に浸漬して使用する際に、その液体が収容された貯水槽や流水管等の容器の壁近傍に設置する場合、片面実装された発光素子10の光取出し方向が壁の反対側を向くように発光装置を設置することにより、効率的に液体の殺菌等を行うことができる。
発光素子10の発する紫外光は、例えば、UV-Aと呼ばれる波長域(400~315nm)の紫外光、UV-Bと呼ばれる波長域(315~280nm)の紫外光、UV-Cと呼ばれる波長域(280nm未満)の紫外光であり、このうち最も殺菌効果の高いUV-Cであることが好ましい。
容器11は、例えば、発光素子10から発せられる光を透過する性質を有する、ガラスやフッ素樹脂等の樹脂材料からなる。紫外光照射殺菌装置1の容器11は、管状の容器である。容器11の全体が発光素子10から発せられる光を透過する性質を有する材料からなる場合は、その全体が光取り出し領域となり得る。容器11の径方向の断面の形状は特に限定されないが、光源から発せられた光を効率的に取出すために、真円又は楕円であることが好ましい。
紫外光の照射範囲を拡げるために、図1に示されるように、複数の発光素子10を容器11の長さ方向に沿って線状に並べ、この線状に並べられた複数の発光素子10から構成される線光源を紫外光照射殺菌装置1の光源とすることが好ましい。
また、容器11は、一端に開口部を有し、その開口部が開閉可能な蓋で密閉された構造を有することが好ましい。開閉可能な蓋を用いることにより、例えば、容器11内の冷却液12が揮発により減少した際に、開口部から冷却液を補充することができる。
また、容器11に用いられる蓋は、気体を通し、かつ冷却液をほぼ通さない多孔質フィルム等の部材を一部に備えたものであることが好ましい。この場合、例えば、発光素子10の発熱により容器11内の冷却液12や空気等の気体が膨張した際に、圧力の高まった気体を容器11の外部へ逃がすことができる。
図1に示される例では、容器11の開口部に着脱可能なシールキャップ14が蓋として用いられており、シールキャップ14には、配線基板13を介して発光素子10に電源を供給するための電源線15が貫通している。
冷却液12は、上述のように、電気絶縁性を有し、発光素子10に対して不活性であり、発光素子10から発せられる光を透過し、空気の熱伝導率(0.0241W/(m・K))よりも高い熱伝導率を有するという性質を有する。このような性質を有する冷却液12として、例えば、フッ素系不活性液体やシリコーンオイルを用いることができる。
シリコーンオイル、パーフルオロポリエーテルフッ素系不活性液体(例えば、ソルベイ社製のガルデン(登録商標))は、UV-A、UV-B紫外光を透過する。また、パーフルオロカーボン(PFC)構造を有するフッ素系不活性液体(例えば、3M社製のフロリナート(登録商標))は、UV-C紫外光も透過する。このため、光源としてUV-C紫外光を発する発光素子10を用いる場合には、パーフルオロカーボン構造を有するフッ素系不活性液体を冷却液12の材料として用いることができる。
冷却液12は、発光素子10に直接接しており、発光素子10の熱を効率的に冷却液12に逃がすことができる。一方で、冷却液12は電気絶縁性を有するため、発光素子10に短絡を生じさせるおそれがない。また、冷却液12は、発光素子10や配線基板13等の容器11に収容される部材に対して不活性であるため、発光素子10等に腐食等の損傷を与えるおそれがない。このため、発光素子10にはガラス封止等による防水設計は不要である。ただし、発光素子10をガラス封止してもよい。
冷却液12を用いることにより、ヒートシンク等の大型の放熱用部材を用いずに効果的に発光素子10の冷却ができるため、紫外光照射殺菌装置1を小型化することができる。また、冷却液12は、ガスバリアとしての機能も有するので、発光素子10や配線基板13の外気による腐食等の損傷を防ぐことができる。
紫外光照射殺菌装置1の動作時には、発光素子10の周囲の冷却液12の温度が上昇して鉛直上方向へ向かって移動することにより、容器11中で冷却液12の対流が起こる。冷却液12が容器11中で自動的に循環することにより、放熱効果がより大きくなる。
発光素子10としてのUV-Aを発するLEDチップを配線基板13に5個実装し、冷却液12としてのフロリナートに浸漬した紫外光照射殺菌装置1を用意して、LEDチップを発光させると、LEDチップの表面の温度は56℃まで上昇して飽和することが本発明者らによって確認されている。なお、フロリナートの温度は、22℃から40℃まで上昇して飽和する。一方で、フロリナートを用いずに(LEDチップが空気に覆われている状態で)LEDチップを発光させると、LEDチップの表面の温度は124℃まで上昇する。これは、紫外光照射殺菌装置1の冷却液12による発光素子10の冷却効果を示す例の一つである。
発光素子10の冷却効果をより高めるため、冷却液12は、冷却液12よりも熱伝導率が高く、電気絶縁性を有し、発光素子10に対して不活性な分散剤を含んでもよい。このような分散剤としては、ガラスビーズ、ナノシリカ等を用いることができる。分散剤は、発光素子10から発せられる光を透過することが好ましい。また、発光素子の発する光の波長よりも短い直径を有する分散剤は、発光素子10の発する光を反射しないため、好ましい。
なお、分散剤を用いることにより、溶液11中の冷却液12の量が減るため、容器11にシールキャップ14等の蓋をしたときの圧力変化による、冷却液12の変位量を減らすことができる。
また、冷却液12は、蛍光体や量子ドットを含んでもよい。発光素子10から発せられる光は紫外光であるため、紫外光照射殺菌装置1が動作状態であること(発光素子10が発光状態であること)を直接視認することはできないが、蛍光体や量子ドットの発光によりこれを視認することが可能になる。
(紫外光照射殺菌装置の作用)
紫外光照射殺菌装置1は、液体や雰囲気の殺菌及び菌の繁殖の抑制を行うために用いられ、例えば、殺菌対象である液体(被殺菌液体)に浸漬したり、殺菌対象である雰囲気(被殺菌雰囲気)に暴露したりして用いられる。
被殺菌液体である貯留水や流水に浸漬して用いる場合は、被殺菌液体が冷却液12を冷やすため、より効果的に発光素子10を冷却することができる。なお、従来の浸漬型の殺菌装置には、水銀が含まれる冷陰極管が用いられているが、紫外光照射殺菌装置1は水銀を含まないため、環境に優しい。
(変形例)
図2は、発光素子10がワイヤーフレーム16に実装された状態を示す斜視図である。発光素子10は、このようにワイヤーフレーム16に実装された状態で容器11に収容され、冷却液12に浸漬されてもよい。
ワイヤーフレーム16は配線基板13よりも安価であるため、ワイヤーフレーム16を用いることにより、紫外光照射殺菌装置1の製造コストを低減することができる。また、ワイヤーフレーム16は全体が導電部材であるため、発光素子10の両面実装が容易という特徴がある。
また、ワイヤーフレーム16は金属からなるので熱伝導率が高く、ワイヤーフレーム16を介して発光素子10の熱を冷却液12に効率的に放熱することができる。また、ワイヤーフレーム16に実装された発光素子10は、配線基板13上に実装された発光素子10よりも冷却液12との接触面積が大きいため、効率的に放熱することができる。
なお、発光素子10が実装される基体は、上述の配線基板13やワイヤーフレーム16に限定されない。また、配線基板13、ワイヤーフレーム16等の基体に実装された発光素子10が組み込まれたモジュールが容器11に収容され、冷却液12に浸漬されてもよい。
図3は、配線基板13を容器11に固定するための固定ガイド17が設けられた紫外光照射殺菌装置1の斜視図である。固定ガイド17は、管状の容器11の内面に設けられてもよいし、配線基板13の基体が固定ガイド17としての突起を含む形状を有してもよい。固定ガイド17の形状は特に限定されないが、発光素子10には触れずに、配線基板13の基体を保持することが好ましい。固定ガイド17の材料としては、樹脂、ゴム、金属等を用いることができるが、これらに限定されるものではない。
図4は、シール部材18cを用いた蓋により容器11の開口部が密閉された紫外光照射殺菌装置1の側面図である。なお、図4においては、シール部材18cのみ、紙面に平行な断面を示している。この図4に示される紫外光照射殺菌装置1では、容器11の開口部の外側に固定される環状の基体18aと、容器11の開口部を塞ぐ蓋18bと、容器11の開口部を囲む環状のシール部材18cと、基体18aと蓋18bとを固定するネジ18dとにより、容器11の開口部が密閉される。
シール部材18cは、例えば、Oリングやパッキンであり、シール部材18cを基体18aと蓋18bで挟み込んで適度に圧縮することにより、シール機能を発揮する。蓋18bには、配線基板13を介して発光素子10に電源を供給するための電源線19が貫通している。また、蓋18bは、気体を通し、かつ冷却液をほぼ通さない多孔質フィルム等の部材を一部に備えたものであることが好ましい。
図5(a)は、容器11がレンズ機能を有する紫外光照射殺菌装置1の径方向の断面図である。発光素子10がLEDチップ等の指向性の低い光を発する素子である場合、紫外光照射殺菌装置1からその径方向に放射状に光が発せられる。図5に示される容器11のレンズ機能は、発光素子10から放射状に発せられた光を平行光に近付ける(理想的には平行光にする)ものである。
容器11に含まれるレンズ部11aは、管状の容器11の外面の一部である曲面11bと、容器11の内面の一部であり、発光素子10に対向する面11cとを有する凸レンズである。図5(a)中の矢印Lは、レンズ部11aにより平行光に近付けられた光の経路を示す。なお、レンズ部11aは容器11の本体(レンズ部11a以外の部分)と別体であって、容器11の本体に貼り合わされたものであってもよい。この場合、容器11の本体の材料は、発光素子10から発せられる光を透過しない材料、例えば、アルミニウムなどの金属であってもよい。
図5(b)は、レンズ部11aを有する容器11を用いた紫外光照射殺菌装置1の使用方法の一例を示す模式図である。紫外光照射殺菌装置1は、被殺菌液体の流路である流水管50の内部の端に設置され、レンズ部11aにより平行光に近付けられた光が流水管50内を進み、効率的に被殺菌流体を殺菌する。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態は、主に紫外光照射殺菌装置の容器と光源の形態において第1の実施の形態と異なる。第1の実施の形態と同様の点については説明を省略又は簡略化する。
(紫外光照射殺菌装置の構成)
図6(a)、(b)は、それぞれ第2の実施の形態に係る紫外光照射殺菌装置2の径方向の断面図と一部の斜視図である。紫外光照射殺菌装置2は、紫外光を発する光源であるプラズマ発光管20と、プラズマ発光管20を収容した密閉可能な容器21と、電気絶縁性を有し、プラズマ発光管20に対して不活性であり、プラズマ発光管20から発せられる光を透過し、空気よりも熱伝導率が高い、容器21に収容され、プラズマ発光管20が浸漬された冷却液22と、を備える。
図6(a)、(b)に示されるように、容器21のプラズマ発光管20及び冷却液22を収容する領域の径方向の断面は環状(典型的には、真円環状又は楕円環状)である。容器21の外側の壁21aは、プラズマ発光管20から発せられる光を透過する材料からなる光取出し領域を少なくとも一部に含む。
容器21の外側の壁21aは、例えば、プラズマ発光管20から発せられる光を透過する性質を有する、ガラスやフッ素樹脂等の樹脂材料からなる。外側の壁21aの全体がプラズマ発光管20から発せられる光を透過する性質を有する材料からなる場合は、その全体が光取り出し領域となり得る。
容器21の長さ方向(軸方向)の中心を含む領域には、容器21と長さ方向が一致する円柱状の芯材24が設置されている。容器21の中心側の壁21bは、芯材24の表面により構成される。芯材24はプラズマ発光管20から発せられる光を透過する必要はない。なお、容器21の内部は空洞であってもよい。容器21の長さ方向の端部は、例えば、一方が閉じており、他方が開閉可能な蓋により密閉された開口部になっている。
プラズマ発光管20は、容器21の中心側の壁21bの表面(芯材24の表面)に貼り付けられたシート状基板23に実装される。プラズマ発光管20から発せられた光は、容器21の外側の壁21aを透過して、容器21の外側へ放射される。
プラズマ発光管20の発する紫外光は、例えば、UV-A、UV-B、UV-Cであり、このうち最も殺菌効果の高いUV-Cであることが好ましい。プラズマ発光管20の径方向の断面形状は特に限定されない。例えば、典型的な形状として、角が丸みを帯びた四角形が知られている。
紫外光の照射範囲を拡げるために、図6(a)、(b)に示されるように、シート状基板23上に並べられた複数のプラズマ発光管20から構成される面光源を紫外光照射殺菌装置2の光源とすることが好ましい。
また、プラズマ発光管20の代わりに複数の発光素子(LEDチップ、LDチップ等)を面状に並べて紫外光光源として用いてもよい。例えば、紫外光照射殺菌装置2を工業用等の大型の殺菌装置として用いる場合にはプラズマ発光管20を用いることが好ましく、家庭用等の小型の殺菌装置として用いる場合は発光素子を用いることが好ましい。また、紫外光照射殺菌装置2においては、プラズマ発光管20と発光素子の両方を紫外光光源として用いてもよい。
冷却液22としては、第1の実施の形態に係る紫外光照射殺菌装置1の冷却液12と同じものを用いることができる。また、冷却液12と同様に、分散剤、蛍光体、量子ドット等を含んでもよい。
(紫外光照射殺菌装置の作用)
紫外光照射殺菌装置2は、第1の実施の形態に係る紫外光照射殺菌装置1と同様に、液体や雰囲気の殺菌及び菌の繁殖の抑制を行うために用いられ、例えば、被殺菌液体に浸漬したり、被殺菌雰囲気に暴露したりして用いられる。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態は、主に紫外光照射殺菌装置の紫外光の照射方向において第2の実施の形態と異なる。第2の実施の形態と同様の点については説明を省略又は簡略化する。
(紫外光照射殺菌装置の構成)
図7(a)、(b)は、それぞれ第3の実施の形態に係る紫外光照射殺菌装置3の径方向の断面図と一部の斜視図である。紫外光照射殺菌装置3は、紫外光を発する光源であるプラズマ発光管20と、プラズマ発光管20を収容した密閉可能な容器31と、電気絶縁性を有し、プラズマ発光管20に対して不活性であり、プラズマ発光管20から発せられる光を透過し、空気よりも熱伝導率が高い、容器31に収容され、プラズマ発光管20が浸漬された冷却液22と、を備える。
図7(a)、(b)に示されるように、容器31のプラズマ発光管20及び冷却液22を収容する領域の径方向の断面は環状(典型的には、真円環状又は楕円環状)である。容器31の中心側の壁31bは、プラズマ発光管20から発せられる光を透過する材料からなる光取出し領域を少なくとも一部に含む。
容器31の中心側の壁31bは、例えば、プラズマ発光管20から発せられる光を透過する性質を有する、ガラスやフッ素樹脂等の樹脂材料からなる。中心側の壁31bの全体がプラズマ発光管20から発せられる光を透過する性質を有する材料からなる場合は、その全体が光取り出し領域となり得る。
容器31の中心側の壁31bの内側(例えば、容器31の長さ方向の中心軸を含む円柱状の領域)は、被殺菌液体を流すことのできる空洞34である。容器31の長さ方向の端部は、例えば、一方が閉じており、他方が開閉可能な蓋により密閉された開口部になっている。
プラズマ発光管20は、容器21の外側の壁31aの内面に貼り付けられたシート状基板23に実装される。プラズマ発光管20から発せられた光は、容器31の中心側の壁31bを透過して、空洞34を流れる被殺菌液体へ照射される。容器21の外側の壁31aはプラズマ発光管20から発せられる光を透過しないことが好ましい。
紫外光の照射範囲を拡げるために、図7(a)、(b)に示されるように、シート状基板23上に並べられた複数のプラズマ発光管20から構成される面光源を紫外光照射殺菌装置3の光源とすることが好ましい。
また、プラズマ発光管20の代わりに複数の発光素子(LEDチップ、LDチップ等)を面状に並べて紫外光光源として用いてもよい。また、紫外光照射殺菌装置3においては、プラズマ発光管20と発光素子の両方を紫外光光源として用いてもよい。
図8は、紫外光照射殺菌装置3の変形例の断面の一部を拡大した図である。この変形例においては、プラズマ発光管20が、容器31の中心側の壁31bの表面に設けられた窪み31cに嵌め込まれ、固定される。この場合、プラズマ発光管20の設置位置が、被殺菌液体の流路である空洞34に近いため、効率的に被殺菌液体の殺菌を行うことができる。
〔第4の実施の形態〕
第4の実施の形態は、主に紫外光照射殺菌装置の容器の形態において第2の実施の形態と異なる。第2の実施の形態と同様の点については説明を省略又は簡略化する。
(紫外光照射殺菌装置の構成)
図9(a)、(b)は、それぞれ第4の実施の形態に係る紫外光照射殺菌装置4の厚さ方向の断面図と斜視図である。紫外光照射殺菌装置4は、紫外光を発する光源であるプラズマ発光管20と、プラズマ発光管20を収容した密閉可能な容器41と、電気絶縁性を有し、プラズマ発光管20に対して不活性であり、プラズマ発光管20から発せられる光を透過し、空気よりも熱伝導率が高い、容器41に収容され、プラズマ発光管20が浸漬された冷却液22と、を備える。
図9(a)、(b)に示されるように、容器41は、上面及び下面の幅が厚さよりも大きい箱状(典型的には、平面形状が四角形の箱状)の容器である。容器41は、シート状基板23に実装されたプラズマ発光管20を収容する収容部41aと、収容部41aの開口部を塞ぐ平板状の光透過レンズ41bを有する。
容器41のプラズマ発光管20に対向する壁である光透過レンズ41bは、プラズマ発光管20から発せられる光を透過する材料からなる光取出し領域を少なくとも一部に含む。プラズマ発光管20から発せられた光は、容器41の光透過レンズ41bを透過して、容器41の外側へ放射される。
光透過レンズ41bは、例えば、プラズマ発光管20から発せられる光を透過する性質を有する、ガラスやフッ素樹脂等の樹脂材料からなる。光透過レンズ41bの全体がプラズマ発光管20から発せられる光を透過する性質を有する材料からなる場合は、その全体が光取り出し領域となり得る。
紫外光の照射範囲を拡げるために、図9(a)、(b)に示されるように、シート状基板23上に並べられた複数のプラズマ発光管20から構成される面光源を紫外光照射殺菌装置4の光源とすることが好ましい。
また、プラズマ発光管20の代わりに複数の発光素子(LEDチップ、LDチップ等)を面状に並べて紫外光光源として用いてもよい。また、紫外光照射殺菌装置4においては、プラズマ発光管20と発光素子の両方を紫外光光源として用いてもよい。
(紫外光照射殺菌装置の作用)
紫外光照射殺菌装置4は、第2の実施の形態に係る紫外光照射殺菌装置2と同様に、液体や雰囲気の殺菌及び菌の繁殖の抑制を行うために用いられ、例えば、被殺菌液体に浸漬したり、被殺菌雰囲気に暴露したりして用いられる。
(実施の形態の効果)
上記の第1~第4の実施の形態によれば、紫外光を発する光源を効果的に冷却し、かつ低コストで製造することのできる構造を有する紫外光照射殺菌装置を提供することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。また、発明の主旨を逸脱しない範囲内において上記実施の形態の構成要素を任意に組み合わせることができる。
また、上記の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1、2、3、4 紫外光照射殺菌装置
10 発光素子
11 容器
11a レンズ部
12、22 冷却液
13 配線基板
16 ワイヤーフレーム
20 プラズマ発光管
21、31 容器
21a、31a 外側の壁
21b、31b 中心側の壁
31c 窪み
23 シート状基板
41 容器
41a 収容部
41b 光透過レンズ

Claims (6)

  1. 紫外光を発する光源と、
    前記光源から発せられる光を透過する光取り出し領域を有し、前記光源を収容した密閉可能な容器と、
    電気絶縁性を有し、前記光源に対して不活性であり、前記光源から発せられる光を透過し、空気よりも熱伝導率が高い、前記容器に収容され、前記光源が浸漬された冷却液と、
    を備え、
    前記光源が、LEDチップであり、
    前記容器が、前記光源から発せられる光を平行光に近づけるためのレンズ部を内部に有する管状容器であり、
    前記レンズ部が、前記容器の外面の一部である曲面と、前記容器の内面の一部であり、前記光源に対向する面とを有する凸レンズである、
    紫外線照射殺菌装置。
  2. 前記紫外光が、UV-Cである、
    請求項に記載の紫外線照射殺菌装置。
  3. 前記光源がワイヤーフレームに実装された状態で前記冷却液に浸漬された、
    請求項に記載の紫外光照射殺菌装置。
  4. 紫外光を発する光源と、
    前記光源から発せられる光を透過する光取り出し領域を有し、前記光源を収容した密閉可能な容器と、
    電気絶縁性を有し、前記光源に対して不活性であり、前記光源から発せられる光を透過し、空気よりも熱伝導率が高い、前記容器に収容され、前記光源が浸漬された冷却液と、
    を備え、
    前記容器の前記光源及び前記冷却液を収容する領域の径方向の断面が環状であり、
    前記光取り出し領域が前記容器の中心側の壁に含まれ、
    前記容器の中心側の壁の内側が液体を流すことのできる空洞である、
    紫外光照射殺菌装置。
  5. 前記光源が、プラズマ発光管であり、前記容器の中心側の壁の表面の窪みに嵌め込まれた、
    請求項に記載の紫外光照射殺菌装置。
  6. 前記光源が、プラズマ発光管である、
    請求項に記載の紫外線照射殺菌装置。
JP2017239698A 2017-12-14 2017-12-14 紫外光照射殺菌装置 Active JP7035499B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017239698A JP7035499B2 (ja) 2017-12-14 2017-12-14 紫外光照射殺菌装置
CN201811532199.7A CN109956517A (zh) 2017-12-14 2018-12-14 紫外光照射杀菌装置和流体杀菌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017239698A JP7035499B2 (ja) 2017-12-14 2017-12-14 紫外光照射殺菌装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019103747A JP2019103747A (ja) 2019-06-27
JP7035499B2 true JP7035499B2 (ja) 2022-03-15

Family

ID=67062549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017239698A Active JP7035499B2 (ja) 2017-12-14 2017-12-14 紫外光照射殺菌装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7035499B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7343746B2 (ja) * 2019-11-20 2023-09-13 株式会社大興製作所 紫外線照射装置
KR20220034456A (ko) * 2020-09-11 2022-03-18 주식회사 싸이큐어 표면 및 공간 led 살균 조명장치

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004022802A (ja) 2002-06-17 2004-01-22 Korai Kagi Kofun Yugenkoshi 半導体発光装置のパッケージに用いられる熱放散構造とその製造方法
JP2004526307A (ja) 2001-01-31 2004-08-26 ジェンテクス・コーポレーション 高出力放射エミッタデバイスおよび電子部品用熱放散パッケージ
US20040264192A1 (en) 2003-05-06 2004-12-30 Seiko Epson Corporation Light source apparatus, method of manufacture therefor, and projection-type display apparatus
JP2006263609A (ja) 2005-03-24 2006-10-05 Hoshin Kagaku Sangyosho:Kk 電磁波照射装置
JP2006527416A (ja) 2003-06-10 2006-11-30 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 小型光源モジュール及びそれを採用した投射型画像表示装置
JP4090241B2 (ja) 2000-02-25 2008-05-28 株式会社荏原製作所 液体への電磁波照射装置及び方法
US20110280033A1 (en) 2010-05-17 2011-11-17 Sharp Kabushiki Kaisha Light-emitting device, illumination device, and vehicle headlamp
JP2013101396A (ja) 2009-02-09 2013-05-23 Hui Zhou Light Engine Ltd メッシュプラットフォーム上の発光ダイオード光アレイ
US20130146901A1 (en) 2011-10-14 2013-06-13 Switch Bulb Company, Inc. Compression volume compensation
JP2013123027A (ja) 2011-07-14 2013-06-20 Mitsubishi Electric Lighting Corp 発光ダイオードランプ及び照明器具及び発光ランプの製造方法及び発光ダイオードランプの製造方法及び街路灯及びランプ交換方法
US20140161664A1 (en) 2012-12-11 2014-06-12 Dot Metrics Technologies, Inc. Apparatus for irradiation
WO2016002475A1 (ja) 2014-06-30 2016-01-07 株式会社日本フォトサイエンス サンプリングバルブ
US20160137528A1 (en) 2014-11-17 2016-05-19 PURION GmbH Device for treating a medium using uv radiation
JP2017524238A (ja) 2014-08-21 2017-08-24 フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ 発光デバイス
JP2017168790A (ja) 2016-03-18 2017-09-21 日亜化学工業株式会社 光源装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3351103B2 (ja) * 1993-08-02 2002-11-25 松下電器産業株式会社 半導体発光素子
US6787782B1 (en) * 2003-04-23 2004-09-07 B/E Aerospace, Inc. Ultraviolet-light vehicle air cleaning system

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4090241B2 (ja) 2000-02-25 2008-05-28 株式会社荏原製作所 液体への電磁波照射装置及び方法
JP2004526307A (ja) 2001-01-31 2004-08-26 ジェンテクス・コーポレーション 高出力放射エミッタデバイスおよび電子部品用熱放散パッケージ
JP2004022802A (ja) 2002-06-17 2004-01-22 Korai Kagi Kofun Yugenkoshi 半導体発光装置のパッケージに用いられる熱放散構造とその製造方法
US20040264192A1 (en) 2003-05-06 2004-12-30 Seiko Epson Corporation Light source apparatus, method of manufacture therefor, and projection-type display apparatus
JP2006527416A (ja) 2003-06-10 2006-11-30 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 小型光源モジュール及びそれを採用した投射型画像表示装置
JP2006263609A (ja) 2005-03-24 2006-10-05 Hoshin Kagaku Sangyosho:Kk 電磁波照射装置
JP2013101396A (ja) 2009-02-09 2013-05-23 Hui Zhou Light Engine Ltd メッシュプラットフォーム上の発光ダイオード光アレイ
US20110280033A1 (en) 2010-05-17 2011-11-17 Sharp Kabushiki Kaisha Light-emitting device, illumination device, and vehicle headlamp
JP2013123027A (ja) 2011-07-14 2013-06-20 Mitsubishi Electric Lighting Corp 発光ダイオードランプ及び照明器具及び発光ランプの製造方法及び発光ダイオードランプの製造方法及び街路灯及びランプ交換方法
US20130146901A1 (en) 2011-10-14 2013-06-13 Switch Bulb Company, Inc. Compression volume compensation
US20140161664A1 (en) 2012-12-11 2014-06-12 Dot Metrics Technologies, Inc. Apparatus for irradiation
WO2016002475A1 (ja) 2014-06-30 2016-01-07 株式会社日本フォトサイエンス サンプリングバルブ
JP2017524238A (ja) 2014-08-21 2017-08-24 フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ 発光デバイス
US20160137528A1 (en) 2014-11-17 2016-05-19 PURION GmbH Device for treating a medium using uv radiation
JP2017168790A (ja) 2016-03-18 2017-09-21 日亜化学工業株式会社 光源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019103747A (ja) 2019-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7462703B2 (ja) 照射のための装置および方法
EP2915546B1 (en) Ultraviolet sterilizer and sterilization method
JP5591305B2 (ja) 紫外線発光モジュール及び紫外線照射装置
JP7035499B2 (ja) 紫外光照射殺菌装置
KR101824951B1 (ko) 선박 평형수 살균처리장치
CN109956517A (zh) 紫外光照射杀菌装置和流体杀菌装置
JP2017143971A (ja) 容器の殺菌装置
JP6897602B2 (ja) 流体殺菌装置
JP6716302B2 (ja) 流体加熱装置
WO2019080129A1 (zh) 流体灭菌装置
KR101401704B1 (ko) 자외선 조사 장치
JP7400656B2 (ja) 流体殺菌装置
JP2023078423A (ja) 流体殺菌装置
JP2023017325A (ja) 液体処理装置
JP2016066642A (ja) 光源装置
KR20240052064A (ko) 조사(照射) 장치 및 방법
KR20200081924A (ko) 살균 장치
JP2009072645A (ja) 紫外線照射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7035499

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150