開示の内容
〔関連出願の相互参照〕
本出願は、2016年8月15日出願の米国特許出願第62/375,050号、2017年1月27日出願の米国特許出願第62/451,566号、および2017年4月10日出願の米国特許出願第62/483,932号の優先権を主張し、これらそれぞれの開示は、全体が本明細書に記載されているかのように、参照により本明細書に組み込まれる。
〔背景〕
米国特許第9,374,165号は、複数の相互接続システムについて記載しており、米国特許第9,374,165号の図5A~図7Bに関して、光学エンジンを含み得るトランシーバー115および光学エンジンに接続されたケーブル116のいくつかの実施形態のうちの1つの例を記載している。米国特許第9,374,165号は、全体が本明細書に記載されているかのように、参照により本明細書に組み込まれる。光学エンジンの例は、米国特許第7,329,054号、米国特許第7,648,287号、米国特許第7,766,559号、米国特許第7,824,112号、米国特許出願公開第2008/0222351号、米国特許出願公開第2011/0123150号、および米国特許出願公開第2011/0123151号に開示されており、これらそれぞれの全体は、全体が本明細書に記載されているかのように、参照により本明細書に組み込まれる。
米国特許第9,374,165号の図9Cを参照すると、ケーブル116は、ただ1つまたはそれ以上の光ファイバーケーブルを単独で、または1つ以上の銅ケーブルと組み合わせて、含み得る。トランシーバー115は、第1の基板113と、第1の基板113上に装着され得る光学エンジンと、を含み得る。第1の基板113は第1のプリント回路基板として構成され得る。光学エンジンは、ケーブル116から光信号を受信し、光信号を電気信号に変換するように構成される。さらに、光学エンジンは、電気信号を受信し、電気信号を光信号に変換し、光信号をケーブルに沿って送信するように構成されている。回路基板113は、プロトコルに特化したデータ転送のために電気信号を調整することを含め、トランシーバーに、かつトランシーバーから送信された電気信号を送り、かつ/または修正するように構成された、ICチップ115f(図6D)を含み得る
図10Aに示すように、相互接続システムは、少なくとも1つの第2の基板118、例えば第2のプリント回路基板上に装着された、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154をさらに含む。図9Cのトランシーバーは、図10Cに示すように、第1の電気コネクタおよび第2の電気コネクタの両方と嵌合するように構成される。動作中、ケーブル116から、図9Cのトランシーバーによって受信された光信号は、電気信号へと変換される。電気信号のうちの1つは、第1の電気コネクタへと送られ、電気信号のうちの他のものは、第2の電気コネクタへと送られる。例えば、高速電気信号は第1の電気コネクタへと送られ得、低速電気信号は第2の電気コネクタへと送られ得る。例えば、第1の電気コネクタは、少なくとも10ギガビット/秒のデータ転送速度で電気信号を送信するように構成され得る。電力もまた第2の電気コネクタへと送られ得る。逆に、第1および第2の電気コネクタから図9Cのトランシーバーによって受信された電気信号は、光信号へと変換されて、ケーブル116の光ケーブルに沿って出力される。当然、ケーブルが導電性ケーブルを含む実施形態では、トランシーバーは、導電性ケーブルから電気信号を受信し、電気信号をケーブル116に送信するように構成されている。電気信号のうちのさまざまなものが、第1の電気コネクタへと送られ、電気信号のうちのさまざまな他のものが、第2の電気コネクタへと送られる。当然、ケーブル116が電気ケーブルのみを含む場合、トランシーバーは、光学エンジンなしで設けられ得る。
第1の電気コネクタ152は、第2の電気コネクタ154が第2のプリント回路基板118に装着される場所から前方向に離間した場所において、第2のプリント回路基板118に装着され得る。同様に、第2の電気コネクタ154は、第1の電気コネクタ152から、前方向とは反対の後方向に離間する。よって、第1の電気コネクタ152は前方電気コネクタと呼ばれ得、第2の電気コネクタ154は後方電気コネクタと呼ばれ得る。米国特許第9,374,165号の図10Cに例示する一実施例では、トランシーバー回路基板113は、前方向において第1の電気コネクタ152に嵌合され、それによって、第1の電気コネクタの電気接点と第1の回路基板113の導電性ランド(electrically conductive lands)との間に電気接続を確立させる。第1の電気コネクタ152は、直角電気コネクタとして構成され得る。次に、回路基板113は、第1の回路基板113の底部側の導電性ランドを、垂直コネクタとして構成され得る第2の電気コネクタ154の垂直圧迫電気接点上に持ってくることによって、第2の電気コネクタ154と嵌合され得る。
〔概要〕
本開示の一態様によると、相互接続システムは、ホストモジュールの第1および第2の電気コネクタと嵌合するように構成された相互接続モジュールを含み得、第2の電気コネクタは、第1の電気コネクタから後方向に離間し、第1の電気コネクタは、第2の電気コネクタよりも速いデータ転送速度で動作するように構成されている。相互接続モジュールは、モジュール基板、およびモジュール基板によって支持された光学エンジンと、モジュール基板に装着され、光学エンジンを少なくとも部分的に取り囲むモジュールハウジングと、を含み得る。相互接続システムは、バックアウト防止ラッチをさらに含み得、バックアウト防止ラッチは、モジュールハウジングに旋回可能に取り付けられるように構成された少なくとも1つの旋回部材を画定し、バックアウト防止ラッチは、旋回軸を中心として、係合解除位置と係合位置との間を、モジュールハウジングに対して旋回可能である。バックアウト防止ラッチが係合位置にあるとき、1)バックアウト防止ラッチとモジュールハウジングとの間の第1の機械的干渉は、後方向のバックアウト防止ラッチに対する後方向への相互接続モジュールの移動を制限し得、2)ラッチとホストモジュールとの間の第2の機械的干渉は、第1および第2の電気コネクタに対して後方向へのラッチの移動を制限し得、かつ3)後方向への移動が制限されることにより、相互接続モジュールを第1および第2の電気コネクタから分離するのに十分であろう距離だけ、相互接続モジュールが第1および第2の電気コネクタに対して後方向に動くのを防ぐことができる。バックアウト防止ラッチが係合解除位置にあるとき、第2の機械的干渉は除去され得、相互接続モジュールは、相互接続モジュールを第1および第2の電気コネクタのうちの少なくとも1つから分離するように十分な距離だけ、第1および第2の電気コネクタに対して後方向に動くことができる。バックアウト防止ラッチは、ラッチが係合位置にあるときにホストモジュールと共に第2の機械的干渉を定めるフィンガーを含み得る。フィンガーは、ラッチが係合位置にあるときに第1の電気コネクタより上に配され得る。
以下の詳細な説明は、添付図面と併せて読むとより良く理解されるであろう。図面では、例示目的で、例としての実施形態が示されている。しかしながら、本開示は図示される厳密な配列および手段に制限されるものではないことを、理解されたい。
〔詳細な説明〕
本開示は、第3の電気コネクタ、例えばトランシーバーなどの相互接続モジュールが、第1および第2のコネクタに対して後方向に移動するのを防ぐのが望ましいことを認識しており、このような移動は、相互接続モジュールを第1および第2の電気コネクタのうちの一方または両方から分離させるものである。したがって、トランシーバー115を第1および第2の電気コネクタのうちの一方または両方から分離させるのに十分な距離だけ後方向に相互接続モジュールが動くのをラッチが防ぐ係合位置まで、動くように構成された、さまざまなラッチが開示される。
最初に図1Aを参照すると、第1のプリント回路基板として構成され得る、第1の基板または相互接続基板113が、第1の端部119aと、第1の端部119aの反対側の第2の端部119bと、を画定している。具体的には、第1の端部119aは、第2の端部119bから前方向に離間していてよい。同様に、第2の端部119bは、第1の端部119aから後方向に離間していると言える。よって、第1の端部119aは前端部と呼ぶことができ、第2の端部119bは後端部と呼ぶことができる。
前方向および後方向は、長さ方向Lに沿って延びていると言える。第1のプリント回路基板113は、第1の側面120aと、第1の側面120aの反対側の第2の側面120bと、をさらに画定する。第1の側面120aおよび第2の側面120bは、横断方向Tに沿って互いから離間している。横断方向Tは、長さ方向Lに実質的に垂直な向きである。第1の側面120aは、第2の側面120bから上方向に離間していると言える。同様に、第2の側面120bは、第1の側面120aから、上方向の反対側の下方向に離間していると言える。上方向および下方向はいずれも、横断方向Tに沿って延びていると言える。用語「上向き」、「上方」、「上」、「上位」、およびそれらの派生語が、上方向に関して本明細書で使用される。用語「下向き」、「下方」、「下」、「下位」、およびそれらの派生語が、下方向に関して本明細書で使用される。当然、トランシーバー115の実際の向きが使用中に変わり得ること、また、上向き、下向きという用語、およびそれらそれぞれの派生語が、使用中のトランシーバー115の向きに関わらず本明細書に記載されるように一貫して使用され得ることを、認識されたい。
第1のプリント回路基板113は、第1の側面120a上における第1の列の導電性ランド、および第2の側面120b上における第2の列の導電性ランドをさらに画定する。第1の列のランドは、横断方向Tおよび長さ方向Lのそれぞれに対して実質的に垂直な向きの横方向Aに沿って、互いから離間している。同様に、第2の列のランドは、横方向Aに沿って互いから離間している。
第2のプリント回路基板として構成され得る、第2の基板またはホスト基板118は、第1の端部121aと、第1の端部の反対側の第2の端部121bと、を画定する。具体的には、第1の端部121aは、第2の端部121bから前方向に離間していてよい。同様に、第2の端部121bは、第1の端部121aから後方向に離間していると言える。よって、第1の端部121aは前端部と呼ぶことができ、第2の端部121bは後端部と呼ぶことができる。
前述したように、トランシーバー115は、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154と嵌合するように構成される。例えば、トランシーバー115は、第1のプリント回路基板113の第1の端部119aが第1の電気コネクタ152と嵌合されるまでトランシーバー115を前方向に挿入することによって、第1の電気コネクタ152に嵌合されるように構成される。第1のプリント回路基板113は、第2のプリント回路基板118に対して角度をなして向けられ得る。例えば、第1の端部119aは、横断方向Tに沿って第2のプリント回路基板118から第1の距離だけ離間してよく、第2の端部119bは、第2のプリント回路基板118から、第1の距離より大きい第2の距離だけ離間してよい。いったんトランシーバー115が第1の電気コネクタ152と嵌合されると、第1のプリント回路基板113の第2の端部119bは次に、第2の電気コネクタ154上へと下ろされてよく、プリント回路基板113の第2の側面120b上の電気的ランドが、第2の電気コネクタ154の電気接点と接触して置かれる。あるいは、第1のプリント回路基板113は、第1の電気コネクタ152に嵌合されている間、第2のプリント回路基板118に平行な向きであってもよく、この場合、第1のプリント回路基板113は、第1の電気コネクタ152に嵌合するのと実質的に同時に、第2の電気コネクタ154に嵌合され得る。
第1の電気コネクタ152は高速電気信号を受信するように構成され得、第2の電気コネクタ154は低速電気信号、パワー信号(power signals)、またはその両方を受信するように構成され得るが、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154が代わりに所望のとおり構成されてもよいことを認識されたい。さらに、相互接続モジュール102は一実施形態によるとトランシーバー115として構成されるが、相互接続モジュール102は、代わりに、所望のとおりに、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154のそれぞれと電気通信させられるように構成された電気的構成要素として構成され得る。相互接続モジュール102は、相互接続モジュール102の1つ以上の構成要素を少なくとも部分的に取り囲み得るモジュールハウジング146をさらに含み得る。例えば、図1Bに示すように、相互接続モジュール102が光学エンジンおよび光ケーブル116Aを含むトランシーバーとして構成された場合、モジュールハウジングは金属ハウジングであってよい。モジュールハウジング146は、光学エンジンに電気的遮蔽を提供し得る。代わりに、またはさらに、モジュールハウジング146は、光学エンジンから熱を運び去ることができる。図1Cに示すように、ケーブル116が導電性ケーブルのみを含む場合、モジュールハウジング146は、光学エンジンなどのトランシーバーの1つ以上の構成要素を少なくとも部分的に取り囲むプラスチックハウジングであってよい。モジュールハウジング146は、第1のプリント回路基板113に装着されるか、または別様に第1のプリント回路基板113によって支持され得る。一実施例では、例えば相互接続モジュール102が光学トランシーバーを含む場合、モジュールハウジング146は、ヒートシンクとして構成され得る。よって、図1Bに示すように、モジュールハウジング146は、金属、熱伝導性プラスチック、または任意の代替的な適切な熱伝導性材料であってよい。図1Cなどの他の実施形態では、例えば、ケーブル116が導電性ケーブルのみを含む場合、モジュールハウジング146は、プラスチックなどの電気絶縁性材料として構成され得る。モジュールハウジング146は、使用されるケーブル116、116Aの種類に関わらず、導電性または非導電性であってよい。
次に概して図1A、図2A、図3A、図4A、図4D、図5A、図6A、図7A、図8A、図8B、図9A、図10A、図11A、および図12Aを参照すると、相互接続モジュール102が、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154それぞれの一方または両方から不注意に分離するのを防ぐことが望ましいと認識される。したがって、相互接続システム100は、前述したようなトランシーバー115などの相互接続モジュール102と、後方向への相互接続システム100のバックアウトを防ぐように構成されたバックアウト防止ラッチと、を含み得る。よって、モジュールハウジング146は、いくつかの実施例では、トランシーバーハウジングと呼ばれることもできる。相互接続システム100が第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154の一方または両方をさらに含み得ることを、さらに認識されたい。相互接続システム100は、第2のプリント回路基板118を、単独で、または、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154の一方もしくは両方と組み合わせて、さらに含み得る。さらに、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154の一方または両方は、前述したように、第2のプリント回路基板118上に装着され得る。第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154の少なくとも一方または両方が装着された第2のプリント回路基板118は、ホストモジュール104と呼ぶことができる。ラッチは、図2A~図10Cを参照して以下でさらに詳細に説明するものを含め、所望のとおりに任意の適切な実施形態に従って構成され得る。ラッチは、金属またはプラスチックなどの任意の適切な材料で作ることができる。
以下でさらに説明するように、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154が、下にあるホスト基板118に頑強に固定されることを確実にすることも望ましい。よって、相互接続システム100は、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154を下にあるホスト基板118にさらに固定するように構成された、固定部材を含み得る。
図2Aを参照すると、相互接続システム100は、前述したように、相互接続モジュール102およびホストモジュール104を含み得る。ホストモジュール104は、ホスト基板118を含み得る。代わりに、またはさらに、ホストモジュール104は、少なくとも1つのホスト電気コネクタを含み得る。少なくとも1つのホスト電気コネクタは、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154を含み得る。第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154は、ホスト基板118に装着されるように構成され得る。あるいは、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154は、ホスト基板118に装着され得る。
第1の電気コネクタ152は、第1の電気絶縁性コネクタハウジング148と、このコネクタハウジングによって支持される第1の複数の電気接点150と、を含む。例えば、第1の複数の電気接点150は、横方向Aに沿って向きを定められた列をなして配列され得る。第1のコネクタハウジング148は、相互接続モジュール102を第1の電気コネクタ152と嵌合させるようにモジュール基板113の第1の端部を受容するように構成されたレセプタクルを画定する。具体的には、モジュール基板113の第1の端部は、第1のコネクタハウジング148のレセプタクル内へと前方向に挿入されて、モジュール基板113の導電性ランドを第1の電気コネクタ152の第1の複数の電気接点150のそれぞれと嵌合させるように構成されている。
第2の電気コネクタ154は、第2の電気絶縁性コネクタハウジング153と、このコネクタハウジングによって支持される第2の複数の電気接点155と、を含む。例えば、第2の複数の電気接点155は、横方向Aに沿って向きを定められた少なくとも1つの列をなして配列され得る。第2の複数の電気接点155は、ホスト基板118から離れて横断方向に沿って第2のコネクタハウジング153から延出し得る。よって、モジュール基板113の第2の端部の下方表面上の導電性ランドは、第2の複数の電気接点155のそれぞれの上へと下ろされて、相互接続モジュール102を第2の電気コネクタ154と嵌合させ得る。
相互接続システム100は、相互接続モジュール102がホストモジュール104から不注意に分離するのを防ぐように設計された、バックアウト防止ラッチ160を含み得る。ラッチ160は、相互接続モジュール102と機械的に連絡させられるように構成された支持部材162と、支持部材162から外にまたは垂直に延び、ホストモジュール104と機械的に連絡させられるように構成された少なくとも1つのフィンガー164と、を含み得る。例えば、少なくとも1つのフィンガー164は、支持部材162から横断方向Tに沿って下に延びることができる。相互接続モジュール102がホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタと嵌合すると、ラッチ160は、係合解除位置と係合位置との間を移動可能になり得る。具体的には、ラッチ160は、横断方向Tに沿って、係合解除位置と係合位置との間を並進運動可能になり得る。例えば、ラッチ160は、ラッチ160を係合解除位置から係合位置へと移動させるように下方向に、また、ラッチ160を係合位置から係合解除位置へと移動させるように上方向に、並進運動可能であってよい。ラッチ160が係合位置にあるとき、第1の機械的干渉が、ラッチ160と相互接続モジュール102との間に定められ、これは、ラッチ160に対する後方向への相互接続モジュール102の後方移動を制限する。第1の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ160と相互接続モジュール102との間のアバットメントを含み得る。
さらに、ラッチ160が係合位置にあるとき、第2の機械的干渉が、フィンガー164とホストモジュール104との間に定められ、これは、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ160の後方移動を制限する。第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ160とホストモジュール104との間のアバットメントを含み得る。後方移動が制限されると、相互接続モジュール102が、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するのに十分であろう距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動するのを防ぐことができる。例えば、第1および第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ160に対する相互接続モジュール102の後方移動、およびホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ160の後方移動をそれぞれ実質的に防ぐことができる。ラッチ160が係合解除位置にあるとき、少なくとも第2の機械的干渉が除去され、相互接続モジュール102は、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するように十分な距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動可能となる。
ラッチ160は、一対の第1および第2のフィンガー164を含み得、これらは、互いから離間され、互いに平行な向きであり、かつ支持部材162から延びることができる。よって、支持部材162は、フィンガー164間に接続され得る。例えば、支持部材162は、横方向Aに沿ってフィンガー164間に接続され得る。支持部材162およびフィンガー164は、互いとモノリシックであってよい。あるいは、支持部材162およびフィンガー164は、所望のとおりに任意の適切な方法で互いに取り付けられ得る。支持部材162は、横方向Aに沿って細長い上方クロスバーとして構成され得る。フィンガー164は、支持部材162の横方向に相対する端部から下に延びることができる。例えば、フィンガー164は、横断方向Tに沿って細長くてよい。相互接続モジュール102は、モジュールハウジング146の上端部内へと延びる凹部166を含み得る。凹部166は、横断方向Tに沿ってモジュールハウジング146の上端部内へと下に延びることができる。凹部は、横方向Aに沿ってモジュールハウジング146の上端部を通って延びることができる。凹部166は、支持部材162を受容するようなサイズであってよい。相互接続モジュール102は、凹部166から横断方向Tに沿ってモジュールハウジング146を通って延びる、一対のチャネル168などの少なくとも1つのチャネル168をさらに含み得る。ホストモジュール104は、同様にチャネル170(図2Bおよび図2E)を画定することができ、これらはそれぞれ、少なくとも第2のコネクタハウジング153のそれぞれの横方向外側端部の中へ、またはそれを通って延びる。チャネル170は、横断方向Tに沿って少なくとも1つのチャネル168(図2Aおよび図2B)と整列され得る。
動作中、ラッチ160は、係合位置(図2B)と係合解除位置(図2A)との間を並進運動可能であってよい。例えば、ラッチ160は、後方向に対して角度がオフセットした方向に沿って係合位置と係合解除位置との間を並進運動可能であってよい。角度がオフセットした方向は、横断方向Tであってよい。具体的には、図2Aおよび図2Bに示すように、ラッチ160は、横断方向Tに沿って相互接続システム100(図2A)に挿入され得、1)支持部材162は凹部166内に嵌まり、フィンガー164は、少なくとも1つのチャネル168およびチャネル170それぞれを通って延びる。支持部材162とモジュールハウジング146との間のアバットメントは、第1の機械的干渉を定め得る。フィンガー164と第2のコネクタハウジング153との間のアバットメントは、第2の機械的干渉を定め得る。具体的には、フィンガーと第2のコネクタハウジング153の横方向に相対する端部との間のアバットメントが、第2の機械的干渉を定め得る。以下でさらに詳細に説明するように、コネクタハウジングの横方向に相対する端部は、固定部材に取り付けられるように構成され、固定部材は、ホスト基板118に取り付けられるように構成される。具体的には、コネクタハウジングの横方向に相対する端部は、それぞれの固定部材によって受容されるように構成される。
図2A~図2Cに示すように、支持部材162は、支持部材162が凹部166内に嵌まったときにモジュールハウジング146の相補的突出部165(図2Aおよび図2B)を受容するように構成された、少なくとも1つの凹部163をさらに画定し得る。少なくとも1つの凹部163は、支持部材162の前端部内へと後方向に延びることができる。例えば、支持部材162は、横方向Aに沿って互いから離間している一対の凹部163を含み得る。凹部163は、横断方向に沿って支持部材162を通って延びることができる。凹部163および相補的突出部165は実質的に同じサイズおよび形状を有してよく、突出部165が凹部163に噛み合うと、支持部材162とモジュールハウジング146との間の干渉が、横方向Aに沿ったラッチ160と相互接続モジュール102(図2A)との間の相対運動を防ぐ。
図2Aおよび図2Bに示すように、ラッチ160は、ホストモジュール104から横断方向Tに沿って上方向に除去されてよく、これにより、第2の干渉が除去される。具体的には、ラッチフィンガー164は、第2の干渉を除去するようにチャネル170から除去され得る。よって、ラッチ160は、相互接続モジュール102が、相互接続モジュール102を第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154の少なくとも一方または両方から分離させるように十分な距離だけ、ホストモジュール104に対して後方向に並進運動するのを妨げない。ラッチ160は、ラッチ160を相互接続モジュール102から除去するように上方向にさらに並進運動することができ、これによって第1の機械的干渉を除去する。
次に図2D~図2Eも参照すると、前述したように、相互接続システム100(図2A)は、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154のうちの一方に連結されるように構成され、かつホスト基板118(図2A)に固定されるようにさらに構成された、少なくとも1つの固定部材をさらに含み得る。よって、少なくとも1つの固定部材172、188は、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154のうちの対応する少なくとも一方をホスト基板118に取り付けるように構成されている。固定部材は、下にあるホスト基板118のアパーチャ内に固定されるように構成された、固定タブを含み得る。例えば、固定タブは、金属材料でめっきされた貫通孔として構成され得る、ホスト基板118のアパーチャ内に溶接され得る。あるいは、本明細書に記載するすべての固定部材の固定タブは、ホスト基板118のアパーチャ内に、圧入されるか、掛け金をかけられるか、1つ以上のファスナを用いて留められるか、もしくは固定されるか、または、別様に、所望のとおり任意の適切な方法でホスト基板118に固定され得る。固定部材は、対応するコネクタハウジングに取り付けられるようにさらに構成され、それによって、コネクタハウジングを下にあるホスト基板118にさらに固定する。固定部材は電気接点ではなく、対応する電気コネクタの電気接点とはサイズおよび形状が異なることが認識されるであろう。例えば、固定タブは、ホスト基板118に装着される電気接点の装着端部よりも、横方向および長さ方向において向きを定められた平面に沿って厚くてよい。
図2Dに示すように、ホストモジュール104(図2A)、よって、相互接続システム100(図2A)は、第1の電気コネクタ152をホスト基板118(図2A)にさらに固定するように構成された、固定部材172を含み得る。例えば、固定部材172は、直立壁176と、直立壁176の下端部から後方向に延びる下方壁178と、を有する固定本体174を含み得る。固定本体174は、直立壁176の上端部から後方向に延びる上方壁180をさらに含み得る。上方壁180は、下方壁178の反対側にあってよく、横断方向Tに沿って下方壁178から離間して、これらの間に開口部を画定し得る。下方壁178は、上方壁180に対して後方向にオフセットした場所まで延び得る。直立壁176、上方壁180、および下方壁178はすべて、横断方向Tおよび長さ方向Lによって定められる平面に沿って、互いに同一平面上であってよい。さらに、直立壁176、上方壁180、および下方壁178はすべて、その平面に垂直である横方向Aよりも、その平面において大きい寸法であってよい。
固定部材172は、固定本体174から下に延びる固定タブ182をさらに含み得る。例えば、固定タブ182は、下方壁178から延び得る。固定タブ182は、下にあるホスト基板118のアパーチャ内に固定されるように構成される。例えば、固定タブ182は、ホスト基板118のアパーチャ内に溶接され得る。固定部材172は、固定部材172を第1の電気コネクタ152に取り付けるように、第1のコネクタハウジング148のスロット175に受容されるように構成され得る。例えば、直立壁176は、スロット175内に挿入されるように構成される。
固定本体174は、固定部材172を第1の電気コネクタ152に固定するように第1のコネクタハウジング148に係合するように構成された保持隆起184を含み得る。例えば、保持隆起184は、上方壁180から延びることができる。一実施例では、保持隆起184は、上方壁180から下方壁178に向かって延びることができる。よって、保持隆起184は、固定本体174から開口部内へ延びることができる。固定本体174は、直立壁176から前方向に延びる少なくとも1つの突出部186をさらに含み得る。よって、突出部186は、直立壁176から離れて、固定部材172の開口部から離れる方向に延びることができる。突出部186は、横断方向Tおよび長さ方向Lによって定められる同じ平面内に位置し得る。一実施例では、固定本体174は、横断方向に沿って互いから離間した、突出部186のうちの第1および第2の突出部を含み得る。
固定部材172が所望のとおりに任意の数の固定本体174を含み得ることを認識されたい。例えば、固定部材172は、前述したように、ホスト基板118と第1の電気コネクタ152との間に連結されるように構成された、単一の固定本体174を含み得る。あるいは、固定部材172は、前述したようにホスト基板118と第1の電気コネクタ152との間に連結されるようにそれぞれが構成された、第1および第2の固定本体174を含み得る。例えば、第1および第2の固定本体174は、第1のコネクタハウジング148の横方向外側端部に取り付けられ得る。一実施例では、第1の複数の電気接点150は、第1の固定本体174と第2の固定本体174との間に配され得る。
次に図2Eを参照すると、ホストモジュール104(図2A)、よって、相互接続システム100(図2A)は、第2の電気コネクタ154をホスト基板118にさらに固定するように構成された、第2の固定部材188を含み得る。この点について、第1の電気コネクタ152をホスト基板118に固定するように構成された固定部材172は、第1の固定部材と呼ぶことができる。第2の電気コネクタ154をホスト基板118に固定するように構成された第2の固定部材188は、第2の固定部材と呼ぶことができる。
第2の固定部材188は、第2の固定部材188を第2の電気コネクタ154に取り付けるように、第2のコネクタハウジング153の一部を取り囲むように構成された、上方部分190を有する第2の固定本体189を含み得る。この点について、上方部分190は、サドルと呼ぶことができる。例えば、第2の固定部材188は、開口部192を画定することができ、これは、少なくとも上方部分190内へ、または上方部分190を通って延び、第2のコネクタハウジング153の一部を受容するようなサイズである。開口部192は、例えば、横方向Aに沿って、上方部分190内へ、または上方部分190を通って延びることができる。例えば、開口部192は、第2のコネクタハウジング153の一部に相補的である形状を有し得る。
第2の固定本体189は、上方部分190から延出する固定タブ194をさらに含み得る。固定タブ194は、例えば、横断方向Tに沿って上方部分190から下に延びることができる。第2の固定部材188は、第2の複数の電気接点155とは異なるサイズおよび形状である。例えば、第2の固定部材188が第2のコネクタハウジング153に取り付けられると、上方部分190は、電気接点155のそれぞれの嵌合端部から上向きにオフセットする。
第2の固定部材188が、所望のとおりに任意の数の第2の固定本体189を含み得ることを認識されたい。例えば、第2の固定部材188は、前述したようにホスト基板118と第2の電気コネクタ154との間に連結されるように構成された、単一の固定本体189を含み得る。あるいは、第2の固定部材188は、前述したように、ホスト基板118と第2の電気コネクタ154との間に連結されるようにそれぞれが構成された、第1および第2の固定本体189を含み得る。例えば、第1および第2の固定本体189は、第2のコネクタハウジング153の横方向外側端部に取り付けられ得る。一実施例では、第2の複数の電気接点155は、第1の固定本体189と第2の固定本体189との間に配され得る。
図3A~図12Iを概して参照すると、相互接続システム100が、前述したように係合位置まで移動可能である、所望のとおり任意の実施形態による、任意の適切に構成されたラッチを含み得ることが認識される。さらに、図3A~図12Iを参照して以下で説明するような相互接続システム100は、別段の指示がない限り、前述したように、相互接続モジュール102と、ホストモジュール104と、第1の固定部材172および第2の固定部材188と、を含み得る。
次に図3A~図3Cを参照すると、相互接続システム100は、相互接続モジュール102と、ホストモジュール104と、を含み得る。ホストモジュール104は、ホスト基板118を含み得る。代わりに、またはさらに、ホストモジュール104は、少なくとも1つのホスト電気コネクタを含み得る。少なくとも1つのホスト電気コネクタは、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154のうちの一方または両方を含み得る。第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154は、ホスト基板118に装着されるように構成され得る。あるいは、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154は、ホスト基板118に装着され得る。
第1の電気コネクタ152は、第1の電気絶縁性コネクタハウジングと、このコネクタハウジングによって支持された第1の複数の電気接点と、を含む。第1のコネクタハウジングは、プラスチックで作られてよい。例えば、第1の複数の電気接点は、横方向Aに沿って向きを定められた列をなして配列され得る。第1のコネクタハウジングは、相互接続モジュール102を第1の電気コネクタ152と嵌合させるように、モジュール基板113の第1の端部を受容するように構成された、レセプタクルを画定する。具体的には、モジュール基板113の第1の端部は、第1のコネクタハウジングのレセプタクル内へと前方向に挿入されて、モジュール基板113の導電性ランドを、第1の電気コネクタ152の第1の複数の電気接点のうちのそれぞれと嵌合させるように構成されている。前方向は、長さ方向Lに沿って向きを定められ得る。長さ方向Lは、前方向の反対側である後方向をさらに定める。
第2の電気コネクタ154は、第2の電気絶縁性コネクタハウジング153と、このコネクタハウジングによって支持された第2の複数の電気接点155と、を含む。第2のコネクタハウジング153は、プラスチックで作られてよい。第2の複数の電気接点155は、ホスト基板118から離れて横断方向Tに沿って第2のコネクタハウジング153から延出し得る。よって、モジュール基板113の第2の端部の下方表面上の導電性ランドは、第2の複数の電気接点155のうちのそれぞれと接触させられて、相互接続モジュール102を第2の電気コネクタ154と嵌合させることができる。電気接点155が、モジュール基板113との接触に応じて、下にあるホスト基板118に向けて圧迫される、圧迫接点として構成され得ることが、認識される。具体的には、電気接点155は、モジュール基板113に接触して電気接点155をモジュール基板113と電気通信させるように構成された、接触位置158を定める。例えば、接触位置158は、横断方向Tに沿った電気接点155の最上位置であってよい。一実施例では、電気接点155は、湾曲した嵌合端部を画定することができ、その頂点が接触位置158を定める。第2の複数の電気接点155は、横方向Aに沿って向きを定められた少なくとも1つの列156をなして、配列され得る。例えば、電気接点155は、長さ方向Lに沿って互いから離間した第1および第2の列156をなして配列され得る。接触位置158は、列156と整列され得る。
相互接続システム100は、相互接続モジュール102がホストモジュール104から不注意に分離するのを防ぐように設計された、バックアウト防止ラッチ444を含み得る。ラッチ444は、相互接続モジュール102と機械的に連絡させられるように構成された支持部材446と、支持部材446から、またはこれに対して垂直に延びており、ホストモジュール104と機械的に連絡させられるように構成された、少なくとも1つのフィンガー448と、を含み得る。例えば、少なくとも1つのフィンガー448は、横断方向Tに沿って支持部材446から下に延びることができる。あるいは、ラッチ444は、支持部材446から下に延びる少なくとも1つのアーム450を含んでよく、少なくとも1つのフィンガー448は、少なくとも1つのアーム450から下に延びることができる。少なくとも1つのフィンガー448はそれぞれ、アーム450の長さより短い、長さ方向Lに沿った長さを定めることができる。
相互接続モジュール102がホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタと嵌合すると、ラッチ444は、係合解除位置と係合位置との間を移動可能になり得る。具体的には、ラッチ444は、係合解除位置と係合位置との間を、相互接続モジュール102に対して横断方向Tに沿って並進運動可能であってよい。例えば、ラッチ444は、ラッチ444を係合解除位置から係合位置まで移動させるように下方向に、また、ラッチ444を係合位置から係合解除位置まで移動させるように上方向に、並進運動可能であってよい。ラッチ444が係合位置にあるとき、第1の機械的干渉がラッチ444と相互接続モジュール102との間に定められ、これは、ラッチ444に対する後方向への相互接続モジュール102の後方移動を制限する。第1の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ444と相互接続モジュール102との間のアバットメントを含み得る。あるいは、ラッチ444は、第1の機械的干渉を定めるように、相互接続モジュール102とモノリシックであってよい。
さらに、ラッチ444が係合位置にあるとき、第2の機械的干渉がラッチ444とホストモジュール104との間に定められ、これは、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ444の後方移動を制限する。具体的には、第2の機械的干渉は、ラッチフィンガー448とホストモジュール104との間に定められ得る。第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ444とホストモジュール104との間のアバットメントを含み得る。後方移動が制限されると、相互接続モジュール102が、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するのに十分であろう距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動するのを防ぐことができる。例えば、第1および第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ444に対する相互接続モジュール102の後方移動、およびホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ444の後方移動をそれぞれ実質的に防ぐことができる。ラッチ444が係合解除位置にあるとき、少なくとも第2の機械的干渉が除去され、相互接続モジュール102は、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するように十分な距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動可能となる。
ラッチ444は、横方向Aに沿って互いから離間していてよい一対の第1および第2のフィンガー448を含み得る。第1および第2のフィンガー448は、互いに平行な向きであってよい。支持部材446は、フィンガー448間に接続され得る。例えば、支持部材446は、横方向Aに沿ってフィンガー448間に接続され得る。支持部材446およびフィンガー448は、互いとモノリシックであってよい。あるいは、支持部材446およびフィンガー448は、所望のとおりに任意の適切な方法で互いに取り付けられ得る。支持部材446は、横方向Aに沿って細長い上方クロスバーとして構成され得る。フィンガー448は、支持部材446の横方向に相対する端部に対して下に延びることができる。例えば、フィンガー448は、横断方向Tに沿って細長くてよい。ラッチ444は、支持部材446の相対する端部から下に延びる第1および第2のアーム450と、アーム450の下端部から下に延びるフィンガー448と、をそれぞれ含み得る。フィンガー448は、それぞれのアーム450に対して揺り動かされることができる。
相互接続システム100、特にホストモジュール104は、ラッチが係合位置にあるときにラッチ444に係合するように構成された少なくとも1つの固定部材500を含み得る。例えば、第2の電気コネクタ154は、少なくとも1つの固定部材500を含み得る。代わりに、またはさらに、固定部材500は、モジュール基板113を第2の電気コネクタ154の電気接点に接して保持するように構成され得る。固定部材500は、横断方向Tに沿った分離に関して、モジュール基板113を第2の電気コネクタ154に固定するように構成され得る。
固定部材500は、第2のコネクタハウジング153によって支持され得る。例えば、固定部材500は、第2のコネクタハウジング153に取り付けられ得る。代わりに、固定部材500は、ホスト基板118に取り付けられ得、第2のコネクタハウジングは、固定部材500に対して支持され、取り付けられ得る。さらに代わりに、第2の電気コネクタおよび固定部材500の両方が、互いに、また、ホスト基板118に、取り付けられ得る。さらに代わりに、固定部材500は、第2のコネクタハウジング153とモノリシックであってよい。この点について、固定部材500が、第2のコネクタハウジング153と同じ材料で、または、第2のコネクタハウジング153とは異なる材料で、作られ得ることを認識されたい。例えば、固定部材500は、プラスチックで作られてよい。代わりに、またはさらに、固定部材500は、金属で作られてよい。一実施例では、相互接続モジュール102は、横方向Aに沿って互いから離間した位置でコネクタハウジング153によって支持された第1および第2の固定部材500を含み得る。例えば、第1および第2の固定部材500は、コネクタハウジング153の横方向に相対する端部によって支持され得る。よって、第1および第2の固定部材500は、横方向Aに沿って互いと整列され得る。
固定部材500は、基部501と、横断方向Tに沿って基部501から上に延びる固定壁502と、を含む。固定部材500は、基部501から下に延びる複数の装着突出部535をさらに含み得る。装着突出部535は、ホスト基板118のそれぞれの装着アパーチャに受容されて、固定部材500をホスト基板118に装着するように構成されている。固定壁502は、固定表面504を画定する。固定表面504は、固定部材500の外側表面であってよい。固定表面504は前方向を向いていてよい。固定壁502は、アバットメント表面505をさらに画定し得る。アバットメント表面505は後方向を向いていてよい。固定部材500は、基板保持アーム506として構成され得る基板保持部材をさらに含み得る。基板保持アーム506は、横断方向Tに沿ったモジュール基板113の厚さに少なくとも等しい距離だけ、横断方向Tに沿って基部501から離間している。よって、固定部材500は、モジュール基板113の一部を受容するようなサイズの基板受容間隙508を画定し得る。よって、モジュール基板113のその一部は、固定部材の基板受容間隙508に挿入されるように構成され、位置づけられ得る。基板受容間隙508は、横断方向Tに沿って保持アーム506と基部501との間に画定され得る。
基板受容間隙508は、後方向では開口しており、前方向ではアバットメント表面505によって閉鎖されている。よって、モジュール基板113は、モジュール基板113が固定部材500に当接するまで、特に固定壁502に当接するまで、間隙508内へと前方向に挿入され得る。よって、モジュール基板113は、モジュール基板113が固定部材500に当接するまで、特に固定壁502に当接するまで、基板受容間隙508内に挿入され得る。例えば、モジュール基板113は、アバットメント表面505に当接し得る。モジュール基板113と固定部材500との間のアバットメントにより、相互接続モジュール102がホストモジュール104に対して前方向に移動するのを防ぐことができる。よって、モジュール基板113とホストモジュール104との間のアバットメントにより、相互接続モジュール102がホストモジュール104に対して前方向に移動するのを防ぐことができると言える。さらに、固定部材500それぞれの固定壁が長さ方向Lに沿ってモジュール基板113とそれぞれのフィンガー448との間に捕捉され得ることを認識されたい。保持アーム506は、モジュール基板113を間隙508内へとガイドするように構成された、斜めの導入表面514(図3Dを参照)を画定し得る。斜めの導入表面514は、固定壁502に向かって前方向に延びるにつれて、基部501に向かって勾配がついている。
固定部材500は、第2のコネクタハウジング153に取り付けられるように構成され得る。例えば、固定部材500は、固定開口部510を画定することができ、これは、固定部材500を第2のコネクタハウジング153に固定するように、第2のコネクタハウジング153の突出部512を受容するようなサイズである。固定開口部510は、基部501によって画定されてよく、横方向Aに沿って基部501内へ、または基部501を通って延びることができる。突出部512は横方向Aに延出することができる。突出部512は、固定開口部510に圧入されるようなサイズであってよい。突出部512および固定開口部510はそれぞれ、非円形の形状を定め、固定部材500が横方向Aに沿って向きを定められた軸を中心として第2のコネクタハウジング153に対して回転するのを防ぐことができる。代わりに、またはさらに、固定部材500は、コネクタハウジング153の受容アパーチャ内へ横方向Aに沿って延びる1つ以上の突出部を含み得る。よって、突出部は、所望のとおりに円形または非円形の形状であってよい。
次に図3Bを参照すると、コネクタの中心線CLは、横方向Aに沿って向きを定められてよく、第2の電気コネクタ154を、長さ方向Lに沿って等しい半分に分割することができる。一実施例では、固定表面504および列156のうちの第1の列は、列156のうちの第2の列に対してコネクタ中心線CLの同じ側に配され得る。列156のうちの第1の列は、長さ方向Lに対してコネクタ中心線CLと固定表面504との間に配され得る。保持アーム506は、固定壁502から自由端部まで延びていてよく、この自由端部は、列156のうちの第2の列が、その自由端部とコネクタ中心線CLとの間に配されるように配されており、列156のうちの第2の列は、接触位置158が圧迫されていないときに接触位置158によって定められる。基部501は前端部を画定し、前端部は、列156のうちの第1の列が基部501の前端部と中心線CLとの間に配されるように配されている。
次に図3Eを参照すると、モジュール基板113は、横方向Aに沿って互いから離間している、相対する第1の横方向側面117aおよび第2の横方向側面117bを画定する。モジュール基板113は、第1の横方向側面117aおよび第2の横方向側面117bそれぞれの中に延びる第1のノッチ125aおよび第2のノッチ125bをそれぞれ画定する。ノッチ125aおよび125bは、モジュール基板113が第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154それぞれと嵌合されるように整列したときに、基板保持アーム506が横断方向Tに沿ってそれらのノッチを通過することができるように位置づけられ、サイズ決めされている。例えば、ノッチ125aおよび125bは、保持アーム506の長さより長い、長さ方向Lに沿った長さを有し得る。モジュール基板113は、固定部材500の基板受容間隙508に受容されるように構成された、第1の保持領域127aおよび第2の保持領域127bをさらに画定し得る。さらに、第1の保持領域127aおよび第2の保持領域127bは、固定部材500のアバットメント表面505に当接するように構成された、モジュール基板113のそれぞれのアバットメント表面を画定する。第1の保持領域127aおよび第2の保持領域127bは、第1のノッチ125aおよび第2のノッチ125bそれぞれから、後方向に延びる。よって、第1の保持領域127aおよび第2の保持領域127bのそれぞれのアバットメント表面は、第1のノッチ125aおよび第2のノッチ125bをそれぞれ部分的に画定し得る。さらに、第1の保持領域127aおよび第2の保持領域127bは、長さ方向Lに沿って、第1のノッチ125aおよび第2のノッチ125bとそれぞれ整列され得る。よって、ノッチ125a~125bは、長さ方向に関して、保持領域127a~127bと前端部119aにおける電気接触パッドとの間に配される。前端部119aにおける電気接触パッドは、前端部119aが第1の電気コネクタ152に受容されると、第1の電気コネクタ152の電気接点と嵌合するように構成されている。
次に図3Fを参照すると、動作中、相互接続モジュール102は、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154と嵌合されるよう、整列されるように構成される。具体的には、モジュール基板113は、少なくとも1つのノッチが横断方向Tに沿って、対応する固定部材500の保持アーム506と整列されるように、位置づけられる。よって、少なくとも1つのノッチと整列される保持領域は、保持アーム506に対して後方向にオフセットしている。一実施例では、第1のノッチ125aおよび第2のノッチ125bは、それぞれ、第1および第2の固定部材500の保持アーム506と、横断方向Tに沿って整列している。よって、少なくとも1つのノッチと整列される保持領域は、保持アーム506に対して後方向にオフセットしている。図3Fでは、相互接続モジュール102は、モジュール基板113および固定部材500を示すためにトランシーバーが除去された状態で図示されている。実際、トランシーバーハウジング146を含め、トランシーバーは、モジュール基板113を第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154に嵌合させる間、モジュール基板113に装着され得る。
モジュール基板113は次に、モジュール基板113が長さ方向Lに沿って固定部材500の基板受容間隙508と整列するまで、第2の電気コネクタ154に向かって、よってホスト基板118に向かって、横断方向Tに沿って下方に並進運動する。具体的には、保持領域127aおよび127bは、長さ方向Lに沿って固定部材500の基板受容間隙508と整列する。例えば、保持領域127aおよび127bは、長さ方向Lに沿って斜めの導入表面514(図3Dを参照)と整列し得る。この位置では、モジュール基板113の前端部119aは、長さ方向に沿って、第1の電気コネクタ152のレセプタクルと整列する。図3Gおよび図2Hに示すように、モジュール基板113は次に、モジュール基板113が第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154と嵌合するまで、ホストモジュール104に対して前方向に並進運動する。さらに、モジュール基板113が第1および第2の電気コネクタと嵌合すると、モジュール基板113の保持領域127aおよび127bが、固定部材500の基板受容間隙508に受容される。図3Gでは、相互接続モジュール102は、モジュール基板113および固定部材500を示すためにトランシーバーが除去された状態で図示されている。実際、トランシーバーハウジング146を含め、トランシーバーは、モジュール基板113を第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154に嵌合させる間、モジュール基板113に装着され得る。
前述したように、電気接点155は、モジュール基板113が特に接触位置158において、電気接点155と接触させられたときに、下にあるホスト基板118に向かって圧迫されるように構成される。よって、電気接点は、横断方向に沿って、第1の位置から圧迫位置まで圧迫される。基板保持アーム506は、電気接点155が第1の位置にあるときに横断方向Tに沿ってある距離だけ接触位置158からオフセットし得る。この距離は、モジュール基板113の厚さより小さい。よって、モジュール基板113が基板受容間隙508に挿入されると、固定部材500は、電気接点155を圧迫位置に保持する位置に、モジュール基板113を維持することができる。したがって、基板保持アーム506は、横断方向Tにおいて電気接点155に抗してモジュール基板113に圧迫力を加えるように構成された圧迫部材と呼ぶことができる。この点について、固定部材500は、モジュール基板113が横断方向Tに沿って電気接点155から分離されるのを防ぐことができる。
次に図3Iを参照すると、いったんモジュール基板113が第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154と嵌合すると、ラッチ444は、係合解除位置(図3I)から係合位置(図3A)まで移動することができる。例えば、ラッチ444は、後方向に対して角度がオフセットした方向に沿って、係合解除位置と係合位置との間を並進運動するように構成される。角度がオフセットした方向は、横断方向Tであってよい。具体的には、ラッチ444は、横断方向Tに沿って相互接続システム100に挿入され得、フィンガー448は、それぞれの固定部材500の固定壁504の前方の位置まで挿入される。一実施例では、フィンガー448は、固定表面504に当接し得る。
ラッチ444と相互接続モジュール102との間のアバットメントは、ラッチ444が相互接続モジュール102に対して後方向に移動するのを防ぐ、第1の機械的干渉を定め得る。例えば、相互接続モジュール102と支持部材446およびフィンガー448のうちの一方または両方との間のアバットメントは、ラッチ444が相互接続モジュール102に対して後方向に移動するのを防ぐ、第1の機械的干渉を定め得る。フィンガー448と固定部材500との間のアバットメントは、第2の機械的干渉を定め得る。具体的には、フィンガー448と固定表面504との間のアバットメントは、第2の機械的干渉を定め得る。よって、フィンガー448および固定表面504が、ラッチ444を第2の電気コネクタ154に取り付けるように係合するよう構成された、それぞれの相補的な係合部材を画定することを認識されたい。さらに、ラッチ444の係合部材は、相互接続モジュール102をホストモジュール104に取り付けるように、相補的な係合部材と嵌合するよう構成されていると言える。
一実施例では、相互接続モジュール102は、モジュールハウジング146に取り付け可能なヒートシンク420を含み得る。あるいは、ヒートシンク420は、モジュールハウジング146とモノリシックであってよい。ラッチ444とヒートシンク420との間のアバットメントは、第1の機械的干渉を定めることができる。図3A~図3Cを参照すると、ヒートシンク420は、熱を放散させるように構成された複数のフィン430を含む。一実施例では、フィン430は、横方向Aに沿って互いから離間し得る。ヒートシンク420は、フィン430内へと延びる複数の固定凹部432など、少なくとも1つの固定凹部432をさらに含み得る。少なくとも1つの固定凹部432はそれぞれ、横断方向Tに沿って、モジュールハウジング146に向かって、フィン430の上端部内へと延びる固定ノッチを含み得る。固定ノッチは、横方向Aに沿ってフィン430を通ってさらに延びることができる。少なくとも1つの固定凹部432はそれぞれ、横方向に沿ってヒートシンク420内に延びる一対の固定チャネルをさらに含み得る。固定チャネルは、ヒートシンク420の一対の相対する壁のそれぞれの中へと延びることができる。相対する壁は、横方向に相対する壁であってよい。例えば、相対する壁は、横方向Aに沿ってフィン430のうち最も外側のフィンによって画定され得る。固定チャネルは、横方向Aに沿ってフィン430のうち最も外側のフィンの横方向外側表面内に延びることができる。固定チャネルそれぞれの少なくとも一部から全体に至るまでが、横方向Aに沿ってフィン430のうちそれぞれの最も外側のフィンを通って延びない。固定チャネルは、横断方向に沿ってフィン430のうち最も外側のフィンを通って延びることができる。
相互接続モジュール102は、ヒートシンク430をモジュールハウジング146に固定するように構成された、対応する少なくとももう1つの固定バンド434を含み得る。例えば、少なくとも1つの固定バンド434は、少なくとも1つの固定凹部432のうちの対応する1つに挿入され、モジュールハウジング146に固定されるように構成され、それにより、ヒートシンク420をモジュールハウジング146に固定することができる。具体的には、固定バンド434はそれぞれ、それぞれの相対する端部438を画定し得る。固定バンドはそれぞれ、相対する端部438間に延びる中間セクション435をさらに含み得る。中間セクションは、固定ノッチのそれぞれに受容されるように構成される。相対する端部438は、横断方向Tに沿って、固定チャネルそれぞれを通って延びるように構成され得る。固定バンド434は、アパーチャ440を画定し、これは、固定バンド434をモジュールハウジング146に取り付けるため、モジュールハウジング146の相補的な(complimentary)突出部442を受容するように構成されている。突出部442は、横方向Aに沿って、モジュールハウジング146から延出し得る。突出部442は、モジュールハウジング146の相対する横方向外側表面から延出し得る。アパーチャ440は、相対する端部438それぞれを通って延びることができる。一対の突出部442は、長さ方向Lに沿って、別の対の突出部442より幅が狭くてよい。その一対の突出部442のうちの1つは、その一対の突出部442のもう一方から、後方向に離間していてよい。あるいは、これらの対の突出部442は、互いに同じサイズおよび形状を有し得る。
固定バンド422のうちの1つの端部438は、長さ方向Lに沿って固定バンド422のうちの別の1つの端部438より幅が狭くてよい。固定バンド422のうちの1つは、固定バンド422のうちの別の1つから、後方向に離間していてよい。あるいは、固定バンド422の端部438は、互いに同じサイズおよび形状を有し得る。固定バンド422がそれぞれの固定凹部432に挿入され、モジュールハウジング146に固定されると、ヒートシンク420は、モジュールハウジング146に装着されたと言える。例えば、ヒートシンク420は、モジュールハウジング146の上方表面に装着され得る。
ヒートシンク420は、ラッチ444が係合位置にあるときにラッチ444を受容するように構成された、ラッチ受容凹部436をさらに画定し得る。具体的には、ラッチ受容凹部436は、横方向Aに沿ってフィン430のうちの少なくとも1つの中に延びてよく、横断方向Tに沿ってフィン430の少なくとも1つに沿って延びてよい。具体的には、ラッチ受容凹部436は、横方向に沿ってヒートシンク420の中に延びる一対のチャネルと、横断方向Tに沿ってヒートシンク420の上端部の中へと下に延びるノッチと、を含み得る。具体的には、ノッチは、フィン430の上方表面の中に延びることができる。ノッチは、横方向Aに沿ってフィン430を通ってさらに延びることができる。チャネルは、ヒートシンク420の一対の相対する壁のうちのそれぞれの中に延びることができる。相対する壁は、横方向に相対する壁であってよい。例えば、相対する壁は、横方向Aに沿ってフィン430のうちの最も外側のフィンによって画定され得る。チャネルは、横方向Aに沿ってフィン430のうちの最も外側のフィンの横方向外側表面の中に延びることができる。チャネルそれぞれの少なくとも一部から全体までは、横方向Aに沿ってフィン430のうちのそれぞれの最も外側のフィンを通って延びない。チャネルは、横断方向に沿ってフィン430のうちの最も外側のフィンを通って延びることができる。ラッチ444のそれぞれの一部は、ラッチが横断方向Tに沿って係合位置と係合解除位置との間を並進運動する際に、チャネルに入ることができる。
ラッチ受容凹部436の少なくとも一部は、固定凹部432のうちの1つに対して開口していてよい。当然、ラッチ444が、固定バンドを受容しないヒートシンク420の凹部によって受容され得ることを認識されたい。一実施例によると、ラッチ、特に支持部材446は、ラッチ受容凹部436においてフィン430にもたれるように構成されている。よって、支持部材446は、横断方向Tに沿って固定バンド434から上方に離間し得る。支持部材446がラッチ受容固定凹部436に配されると、フィンガー448は、長さ方向に沿って対応する固定部材500と整列する位置まで延びる。例えば、フィンガー448は、固定表面504と当接していてよい。ラッチ444は第1の係合部を画定するようにヒートシンク420に当接し得るが、ラッチ444が、第1の係合部を画定するように、代わりに、モジュールハウジング146によって画定された凹部に収容されてもよいことを、認識されたい。ラッチ444がヒートシンク420と当接しているか、モジュールハウジング146と当接しているかに関わらず、ヒートシンク420と相互接続モジュール102との間のアバットメントが第1の機械的干渉を定め得ると言える。
図3G~図3Iに示すように、ヒートシンク420は、モジュール基板113が第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154と嵌合された後で、モジュールハウジング146に取り付けられ得る。あるいは、図3Jに示すように、ヒートシンク420は、モジュール基板113を第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154と嵌合させる前に、モジュールハウジング146に取り付けられ得る。
図3Iに示すように、ラッチ444は、ホストモジュール104から横断方向Tに沿って上方向へと係合解除位置まで動かされ、それによって、第2の干渉を除去することができる。具体的には、ラッチフィンガー448は、固定部材500と、特に固定壁502との整列から外され、第2の干渉を除去することができる。よって、ラッチ444が係合解除位置にあるとき、ラッチ444は、相互接続モジュール102が、相互接続モジュール102を第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154のうちの少なくとも一方または両方から分離するように十分な距離だけ、ホストモジュール104に対して後方向に並進運動するのを妨げない。ラッチ444は、ラッチ444をヒートシンク420のラッチ受容固定凹部432から除去するように上方向にさらに並進運動されて、それによって、第1の機械的干渉を除去することができる。
次に図3Kも参照すると、相互接続システム100は、付勢力を前方向にラッチ444に対して加えるように構成された、付勢部材437を含み得る。したがって、付勢力は、相互接続モジュール102を第1の電気コネクタ152と嵌合された状態に維持することができる。具体的には、付勢力は、モジュール基板113の前端部を第1の電気コネクタ152内に維持することができる。付勢部材437は、ラッチが係合位置にあるときにラッチ444に接触するように構成され得る。例えば、付勢部材437は、ラッチが係合位置にあるときにのみ、ラッチ444に接触するように構成され得る。付勢部材437は、ホストモジュール104によって支持され得る。一実施例では、付勢部材437は、第2の電気コネクタ154によって支持され得る。例えば、付勢部材437は、固定部材188から延出し得る。あるいは、付勢部材437は、第2のコネクタハウジングから延出し得る。ラッチ444は、片持ち脚部439を含み得、これは、ラッチ444の残部に対して、特にラッチ444のアーム450に対して、長さ方向Lに沿った偏向に対するばね定数を有する。片持ち脚部439は、長さ方向Lに沿ってフィンガー448から離間していてよい。あるいは、フィンガー448は、片持ち脚部439を画定することができる。片持ち脚部439は、ラッチ444が係合位置まで移動すると、付勢部材437に接触し得る。具体的には、片持ち脚部439の一部は、ラッチ444が係合解除位置において固定凹部432に受容されると、横断方向Tに沿って付勢部材437と整列され得る。よって、ラッチ444が係合位置まで移動するにつれて、付勢部材437は片持ち脚部439に当接し得る。付勢力により、片持ち脚部439は前方向に偏向することができ、これにより、相互接続モジュールを付勢して、ホストモジュールに対して前方向に動かす。ラッチ444は、停止部材441を含み得、これは、片持ち脚部439が前方向にさらに偏向するのを防ぐために片持ち脚部439に当接するように構成されている。例えば、停止部材441は、アーム450から後方向に延びることができる。
図3Lを参照して、別の実施例では、固定凹部432のチャネルは、第1のセクション443aと、第1のセクション443aの下端部から延びる、角度のついたセクション443bと、を有し得る。第1のセクション443aは、横断方向Tに沿って延びることができる。角度のついたセクション443bは、第1のセクション443aから下に延びるにつれて、後方向に延びることができる。ラッチ444は、前方表面445を画定することができ、これは、角度のついたセクション443bを画定する、ヒートシンク420の相補的表面447に沿って進むように構成されている。具体的には、前方表面445は、片持ち脚部439によって画定され得る。さらに、前方表面445は、ヒートシンク420の相補的表面447と表面接触していてよい。よって、前方表面445は、横断方向Tに沿って下に延びるにつれて、後方向に延びることができる。ラッチ444が固定凹部に沿って係合位置まで下に移動すると、ヒートシンク420の前方表面相補的表面447は、片持ち脚部439を付勢部材437に抗して後方向に偏向させる。よって、付勢部材437は、前向きの付勢力を片持ち脚部439に加え、これにより、相互接続モジュール102がホストモジュール104に対して前方向に付勢される。
次に図4A~図4Cを参照すると、相互接続システム100(図4A)は、相互接続モジュール102(図4Aおよび図4B)がホストモジュール104(図4A)から不注意に分離されるのを防ぐように設計された、バックアウト防止ラッチ196を含み得る。ラッチ196は、相互接続モジュール102と機械的に連絡させられるように構成された支持部材198と、支持部材198から延出し、ホストモジュール104と機械的に連絡させられるように構成された、少なくとも1つのフィンガー200と、を含み得る。例えば、少なくとも1つのフィンガー200は、横断方向Tに沿って支持部材198から下に延びることができる。相互接続モジュール102がホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタと嵌合すると、ラッチ196は、係合解除位置と係合位置との間を移動可能となり得る。例えば、ラッチ196は、横断方向Tに沿って、係合解除位置と係合位置との間を並進運動可能となり得る。例えば、ラッチ196は、ラッチ160を係合解除位置から係合位置に動かすために下方向に、また、ラッチ160を係合位置から係合解除位置に動かすために上方向に、並進運動可能となり得る。ラッチ196が係合位置にあるとき、第1の機械的干渉がラッチ196と相互接続モジュール102との間に定められ、これは、ラッチ196に対する後方向への相互接続モジュール102の後方移動を制限する。第1の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ196と相互接続モジュール102との間のアバットメントを含み得る。
さらに、ラッチ196が係合位置にあるとき、第2の機械的干渉がフィンガー200とホストモジュール104との間に定められ、これは、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ196の後方移動を制限する。第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ196とホストモジュール104との間のアバットメントを含み得る。後方移動が制限されると、相互接続モジュール102が、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するのに十分であろう距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動するのを防ぐことができる。例えば、第1および第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ196に対する相互接続モジュール102の後方移動、およびホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ196の後方移動をそれぞれ実質的に防ぐことができる。ラッチ196が係合解除位置にあるとき、少なくとも第2の機械的干渉が除去され、相互接続モジュール102は、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するように十分な距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動可能となる。
ラッチ196の少なくとも1つのフィンガー200は、支持部材198から延びる、第1の対の第1および第2のフィンガー200を含み得る。よって、支持部材198は、フィンガー200間に接続され得る。具体的には、支持部材198は、横方向Aに沿ってフィンガー200間に接続され得る。支持部材198およびフィンガー200は、互いとモノリシックであってよい。あるいは、支持部材198およびフィンガー200は、所望のとおりに任意の適切な方法で互いに取り付けられ得る。支持部材198は、横方向Aに沿って細長い上方クロスバーとして構成され得る。フィンガー200は、支持部材198の横方向に相対する端部から下に延びることができる。例えば、フィンガー200は、横断方向Tに沿って細長くてよい。
ラッチ196は、支持部材198から延びる、第2の少なくとも1つのフィンガー202をさらに含み得る。少なくとも1つのフィンガー202は、第1の少なくとも1つのフィンガーと呼ぶことができる。第2の少なくとも1つのフィンガー202は、ラッチ196を係合位置に解放可能に固定するように構成され得る。具体的には、第2の少なくとも1つのフィンガー202は、ラッチが係合位置にあるとき、モジュールハウジング146(図4Aおよび図4B)に係合するように構成される。第2の少なくとも1つのフィンガー202は、長さ方向に沿って第1の少なくとも1つのフィンガー202から離間していてよい。具体的には、第2の少なくとも1つのフィンガー202は、第1の少なくとも1つのフィンガー202から後方向に離間していてよい。よって、第1の少なくとも1つのフィンガー200および第2の少なくとも1つのフィンガー202は、相互接続モジュール102の一部をそれらの間に捕捉するように位置づけられ得る。相互接続モジュール102の捕捉される部分は、モジュールハウジング146によって画定され得る。
図4Aおよび図4Bを参照すると、第2の少なくとも1つのフィンガー202は、モジュールハウジング146の後端部204に接して位置するように構成され得る。具体的には、第2の少なくとも1つのフィンガー202は、モジュールハウジング146の外表面に接して位置するように構成され得る。一実施例では、モジュールハウジング146の後端部204は、壁206と、壁206より下に配された凹部208と、を画定し得る。第2の少なくとも1つのフィンガー202は、キャッチ部材210(図4A~図4C)を画定することができ、これは、壁206より下に位置するように構成され、キャッチ部材210の一部は、横断方向Tに沿って壁206と整列される。キャッチ部材210は、壁206より下の位置まで、前方向に延びることができる。第2の少なくとも1つのフィンガー202は弾性であってよく、キャッチ部材210は、ラッチが係合位置まで下方向に移動すると、壁206上でカム動作するように構成されている。さらに、第2の少なくとも1つのフィンガー202は、ラッチ196が係合位置から係合解除位置まで上方向に移動すると、壁206上でカム動作するように構成され得る。したがって、第2の少なくとも1つのフィンガー202が壁206とホスト基板118との間の凹部に配されると、バックアウト防止ラッチは、係合位置に解放可能に固定されたと言える。
図4A~図4Cに示すように、第2の少なくとも1つのフィンガー202は、横方向Aに沿って互いから離間している第1および第2のフィンガー202として構成され得る。第1および第2のフィンガー202は、長さ方向Lに沿って第1および第2のフィンガー200のそれぞれと整列され得る。あるいは、第1および第2のフィンガー202は、横方向Aに沿って第1および第2のフィンガー200のそれぞれに対してオフセットしていてよい。
図4Aおよび図4Bに示すように、モジュールハウジング146は、チャネル212を画定することができ、これは、モジュールハウジング146の上方表面147の中に延び、かつ、長さ方向Lに沿ってモジュールハウジング146を通って延びる。チャネル212は、少なくとも1つのケーブル116を受容するようなサイズである。したがって、相互接続モジュール102が、動作中、別の相互接続システム100(図4A)の相互接続モジュール102から後方に離間すると、他の相互接続システム100の少なくとも1つのケーブル116は、チャネル212を通って延びるように構成される。図4A~図4Cに示すように、ラッチ196は、横断方向Tに沿って支持部材198の上端部の中に延びるチャネル197を含み得る。チャネル197は、長さ方向Lに沿って支持部材198を通って延びることができる。チャネル197は、少なくとも1つのケーブルを他の相互接続システムから受容するように、長さ方向Lに沿ってチャネル212(図4Aおよび図4B)と整列され得る。
動作中、ラッチ196は、係合位置と係合解除位置との間を並進運動可能であってよい。例えば、ラッチ196は、後方向に対して角度がオフセットした方向に沿って、係合位置(図4B)と係合解除位置(図4A)との間を、並進運動可能であってよい。角度がオフセットした方向は、横断方向Tであってよい。具体的には、ラッチ196は、横断方向Tに沿って相互接続システム100(図4A)に挿入され得、1)支持部材198は、凹部166(図4Aおよび図4B)に位置し、第1のフィンガー200は、少なくとも1つのチャネル168およびチャネル170をそれぞれ通って延びる。さらに、第2のフィンガー202は、ラッチ196を係合位置に解放可能に固定するように、モジュールハウジング146の壁206上でカム動作する。支持部材198とモジュールハウジング146との間のアバットメントは、第1の機械的干渉を少なくとも部分的に定め得る。さらに、第1のフィンガー200とモジュールハウジング146との間のアバットメントは、第1の機械的干渉を少なくとも部分的に定め得る。フィンガー200と第2のコネクタハウジング153との間のアバットメントは、第2の機械的干渉を定め得る。具体的には、第1のフィンガー200と第2のコネクタハウジング153の横方向に相対する端部との間のアバットメントは、第2の機械的干渉を定め得る。
ラッチ196は、横断方向Tに沿って上方向にホストモジュール104(図4A)から除去されて、それによって、第2の干渉を除去することができる。具体的には、図4Aおよび図4Bに示すように、ラッチ196が上方向に移動すると、キャッチ部材210は、モジュールハウジング146の壁206上でカム動作する。キャッチ部材210と壁206との間の干渉により、ラッチ196が係合位置から係合解除位置へと不注意に移動するのを防ぐ。ラッチがホストモジュール104から除去されると、第1のラッチフィンガー200は、第2の干渉を除去するように、チャネル170から除去され得る。よって、ラッチ196は、相互接続モジュール102が、相互接続モジュール102を第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154(図4A)のうちの少なくとも一方または両方から分離するように十分な距離だけ、ホストモジュール104に対して後方向に並進運動するのを妨げない。ラッチ196は、ラッチ196を相互接続モジュール102から除去するように上方向にさらに並進運動され、それによって、第1の機械的干渉を除去し得る。
次に図5A、図5B、および図5Dを参照すると、相互接続システム100(図5Aおよび図5D)は、相互接続モジュール102に取り付けられるように構成された、バックアウト防止ラッチ214を含み得る。相互接続モジュールは、モジュールハウジング146によって支持されるヒートシンク420を含み得る。具体的には、ヒートシンク420は、モジュールハウジング146に固定され得る。あるいは、ヒートシンク420は、モジュールハウジング146とモノリシックであってよい。よって、ヒートシンク420はモジュールハウジング146を画定し得ると言える。モジュールハウジング146はヒートシンク420を画定するとも言える。ヒートシンク420は、基部218と、基部218から延びる複数の直立フィン217と、を含み得る。フィン217は、フィン217のうちそれぞれ隣接するものの間に配された複数の凹部219を画定するように、互いから離間し得る。具体的には、フィン217は、長さ方向Lに沿って互いから離間し得る。フィン217は、横断方向Tおよび横方向Aに沿って向きを定められたそれぞれの平面に沿って延びることができる。よって、凹部219はヒートシンク420の上方表面からフィン217間の位置まで下に延びると言える。凹部の底端部が、基部218によって画定され得る。図5Aおよび図5Bを参照すると、ホストモジュール104(図5A)は、間隙220を間に画定するように配列された、モジュールハウジング146のうちの第1および第2のモジュールハウジングを含み得る。間隙220は、モジュールハウジング146のうちの第1のモジュールハウジングと第2のモジュールハウジングとの間を、横方向Aに沿って延びることができる。あるいは、相互接続モジュール102は、横断方向Tに沿って基部218を通って延びる間隙を画定する、単一のモジュールハウジング146を含み得る。モジュールハウジング146は、横断方向Tおよび長さ方向Lを含む平面において第1の電気コネクタ152のうちの第1および第2の電気コネクタと整列され得る。本明細書に記載するすべてのモジュールハウジング146が所望のとおりに一体的な構造体または複数の別個の構造体であってよいことを認識されたい。本明細書に記載するすべてのホストモジュール104が所望のとおりに複数の第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154を含み得ることをさらに認識されたい。
図5A~図5Cに示すように、ラッチ214は、相互接続モジュール102(図5A)と機械的に連絡させられるように構成された支持部材216と、支持部材216から延出し、ホストモジュール104と機械的に連絡させられるように構成されたフィンガー221(図5A、図5C、および図5D)と、を含み得る。例えば、フィンガー221は、横断方向Tに沿って支持部材216から下に延びることができる。フィンガー221は、長さ方向Lおよび横断方向Tによって定められる平面に沿って向きを定められ得る。よって、フィンガー221は、横方向Aに沿って幅広いというより、長さ方向Lに沿って長くすることができる。さらに、フィンガー221は、長さ方向Lに沿って長いというより、横断方向Tに沿って高さが高い。ラッチ214は、支持部材216から延びる少なくとも1つの外側フィンガー222をさらに含む。例えば、少なくとも1つの外側フィンガー222は、横断方向Tに沿って支持部材216から下に延びることができる。少なくとも1つの外側フィンガー222は、一対の外側フィンガー222を含み得、フィンガー221は、横方向Aに沿って外側フィンガー222間に配される。よって、フィンガー221は、中間フィンガーと呼ぶことができる。フィンガー221は、外側フィンガー222のそれぞれより、支持部材216からさらに下に延びることができる。さらに、少なくとも1つのフィンガー221は、横方向Aに沿って外側フィンガー222のそれぞれと整列され得る。
図5Aに示すように、相互接続モジュール102がホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタと嵌合されると、ラッチ214は、係合解除位置(図5A)と係合位置(図5Bおよび図5D)との間を移動可能となり得る。例えば、ラッチ214は、横断方向に沿って、係合解除位置と係合位置との間を並進運動可能であってよい。例えば、ラッチ214は、ラッチ160を係合解除位置から係合位置まで移動させるために下方向に、また、ラッチ160を係合位置から係合解除位置まで移動させるために上方向に、並進運動可能であってよい。ラッチ214が係合位置にあるとき、第1の機械的干渉がラッチ214と相互接続モジュール102との間に定められ、これは、ラッチ214に対する後方向への相互接続モジュール102の後方移動を制限する。第1の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ214と相互接続モジュール102との間のアバットメントを含み得る。具体的には、第1の機械的干渉は、モジュールハウジング146およびラッチ214によって定められ得る。
さらに、ラッチ214が係合位置にあるとき、第2の機械的干渉がフィンガー221とホストモジュール104との間に定められ、これは、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ214の後方移動を制限する。第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ214とホストモジュール104との間のアバットメントを含み得る。後方移動が制限されると、相互接続モジュール102が、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するのに十分であろう距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動するのを防ぐことができる。例えば、第1および第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ214に対する相互接続モジュール102の後方移動、およびホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ214の後方移動をそれぞれ実質的に防ぐことができる。ラッチ214が係合解除位置にあるとき、少なくとも第2の機械的干渉が除去され、相互接続モジュール102は、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するように十分な距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動可能となる。ラッチ214が係合解除位置にあるとき、この実施形態および図2A~図7Cに例示されるすべての他の実施形態において、第1の機械的干渉も除去され得る。前述したように、ホストモジュール104の少なくとも1つのコネクタは、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154の一方または両方を含み得る。
図5A、図5B、および図5Dに示すように、ラッチ214は、ラッチ214を係合解除位置から係合位置まで移動させるように、モジュールハウジング146の凹部219のそれぞれに受容されるように構成される。具体的には、支持部材216は、凹部のそれぞれに受容されるようなサイズである。よって、第1の機械的干渉は、モジュールハウジング146およびラッチ214によって定められ得る。具体的には、第1の機械的干渉は、フィン217のそれぞれおよび支持部材216によって定められ得る。支持部材216が凹部219のそれぞれに配されると、フィンガー221は、少なくとも1つのモジュールハウジング146の間隙220を通って、少なくとも1つのモジュールハウジング146の下の、ホストモジュール104に入る位置まで、延びることができる。
具体的には、フィンガーは、長さ方向Lに沿って第2の電気コネクタ154と整列される位置まで延びることができる。例えば、フィンガー221は、前方向において第2の電気コネクタ154に隣接して配され得る。例えば、フィンガー221は、第2のコネクタハウジング153に隣接して配され得る。具体的には、フィンガー221は、第2の電気コネクタ154、特に第2のコネクタハウジング153に当接し、第2の機械的干渉を定め得る。フィンガー221は、ラッチ214が係合位置にあるとき、ホスト基板118と接触する位置まで延びることができる。あるいは、フィンガー221は、ラッチが係合位置にあるとき、横断方向Tに沿ってホスト基板118より上に離間していてよい。
外側フィンガー222は、少なくとも1つのモジュールハウジング146のそれぞれの横方向側面の上を延びるように構成され得る。横方向側面は、モジュールハウジング146の外部の横方向に最も外側の側面であってよい。外側フィンガー222は、モジュールハウジング146のそれぞれの横方向側面上にクリップ留めされるように構成され得る。モジュールハウジング146の横方向側面は、モジュールハウジング146の基部218によって画定され得る。外側フィンガー222は、モジュールハウジング146のそれぞれの横方向側面上にクリップ留めされるように構成され得る。よって、外側フィンガー222は、ラッチが係合位置まで下方向に移動するときにモジュールハウジング146の横方向側面上でカム動作するように構成された、クリップ部材を画定し得る。外側フィンガー222は弾性であってよく、外側フィンガーは、ラッチが係合位置まで下方向に移動するときにモジュールハウジング146の横方向側面上でカム動作するように構成される。よって、外側フィンガー222の遠位端部は、基部218とホスト基板118との間に配され得る。したがって、外側フィンガー222が基部218と係合されると、外側フィンガーは、係合位置において相互接続モジュール102に解放可能に固定されたと言える。よって、ラッチ214は、係合位置で解放可能に固定される。外側フィンガー222は、ラッチ214が係合位置から係合解除位置に向かって移動すると、上方向に基部218上でカム動作することができる。
次に図6A~図6Bを参照すると、相互接続システム100(図6A)は、相互接続モジュール102(図6Aおよび図6B)に取り付けられるように構成された、バックアウト防止ラッチ230を含み得る。相互接続モジュール102は、モジュールハウジング146によって支持されたヒートシンク420を含み得る。具体的には、ヒートシンク420は、モジュールハウジング146に固定され得る。あるいは、ヒートシンク420は、モジュールハウジング146とモノリシックであってよい。よって、ヒートシンク420はモジュールハウジング146を画定し得ると言える。モジュールハウジング146はヒートシンク420を画定するとも言える。ヒートシンク420は、基部233と、基部233(図6A)から延びる複数の直立フィン232と、を含み得る。フィン232は、フィン232のうちのそれぞれの隣接するものの間に配された複数の凹部234を画定するように、互いから離間していてよい。具体的には、フィン232は、横方向Aに沿って互いから離間していてよい。フィン232は、横断方向Tおよび長さ方向Lに沿って向きを定められたそれぞれの平面に沿って延びることができる。よって、凹部234は、ヒートシンク420の上方表面からフィン232のうちの隣接するものの間の位置まで延びると言える。凹部234の底端部は、基部233(図6A)によって画定され得る。フィン232は、フィン232のうちの第1および第2の最も外側のフィンを含み得、これらは、モジュールハウジング146の中心から外方に向く外側表面236を画定する。外側表面236は、横方向Aに沿ってヒートシンク420の中心から外方に向くことができる。さらに、外側表面236は、横方向Aに沿って互いから外方に向くことができる。
ヒートシンク420は、ラッチ230を受容するように構成された、ラッチ受容凹部237を画定し得る。具体的には、ラッチ受容凹部237は、横方向に沿ってヒートシンク420内へと延びる一対のチャネル240と、横断方向Tに沿ってヒートシンク420の上端部内へと下に延びるノッチ238と、を含み得る。具体的には、ノッチ238は、フィン232の上方表面内へと延びることができる。ノッチ238は、横方向Aに沿ってフィン232を通ってさらに延びることができる。さらに、チャネル240は、ヒートシンク420の一対の相対する壁のそれぞれの中に延びることができる。相対する壁は、横方向に相対する壁であってよい。例えば、相対する壁は、横方向Aに沿ってフィン232のうちの最も外側のフィンによって画定され得る。チャネル240は、横方向Aに沿ってフィン232の横方向外側表面内へと延びることができる。チャネル240それぞれの少なくとも一部から全体までは、横方向に沿ってフィン232のそれぞれを通って延びない。チャネル240は、横断方向Tに沿ってフィン232を通って延びることができる。チャネル240およびノッチ238は、横方向Aおよび横断方向Tによって定められる平面に沿って、互いと整列され得る。
図6A~図6Cに示すように、ラッチ230は、相互接続モジュール102(図6A)と機械的に連絡させられるように構成された、支持部材242を含み得る。図6Aおよび図6Bに示すように、支持部材242は、ノッチ238内においてフィン232の上端部に接して位置するようなサイズである。ラッチ230は、一対のフィンガー244をさらに含み得、これらは、支持部材242から延出し、かつホストモジュール104(図6A)と機械的に連絡して設置されるように構成されている。例えば、フィンガー244は、横断方向Tに沿って支持部材242から下に延びることができる。フィンガー244は、横方向Aに沿って互いから離間していてよい。フィンガー244は、長さ方向Lおよび横断方向Tによって画定されたそれぞれの平面に沿って向きを定められ得る。よって、フィンガー244はそれぞれ、横方向Aに沿って幅が広いというより、長さ方向Lに沿って、より長くすることができる。さらに、フィンガー244はそれぞれ、長さ方向Lに沿って長いというより、横断方向Tに沿って高さがより高い。フィンガー244は、支持部材242によって弾性的に支持され、互いから離れるように付勢されたときに互いに向かうばね力を定めることができる。さらに、フィンガー244はそれぞれ、突出部246を画定する遠位端部を画定することができる。突出部246は、互いの方を向くように向きを定められ得る。具体的には、突出部246は、横方向Aに沿って互いの方を向くことができる。説明するように、フィンガー244は弾性であってよく、突出部246は、ラッチ230が係合位置にあるとき、ラッチ230をヒートシンク420に、特にヒートシンク420の基部233に、解放可能に固定するクリップとして構成される。さらに、突出部246は、ラッチ230が係合解除位置においてチャネル240内に配されると、ラッチ230をヒートシンク420に解放可能に固定することができる。
図6Aに示すように、相互接続モジュール102がホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタと嵌合されると、ラッチ230は、係合解除位置と係合位置(図6B)との間を移動可能となり得る。例えば、ラッチ230は、横断方向に沿って係合解除位置と係合位置との間を並進運動可能であってよい。例えば、ラッチ230は、ラッチ230を係合解除位置から係合位置まで移動させるために下方向に、また、ラッチ230を係合位置から係合解除位置まで移動させるために上方向に、並進運動可能であってよい。ラッチ230が係合位置にあるとき、第1の機械的干渉がラッチ230と相互接続モジュール102との間に定められ、これは、ラッチ230に対する後方向への相互接続モジュール102の後方移動を制限する。第1の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ230と相互接続モジュール102との間のアバットメントを含み得る。具体的には、フィンガー244は、チャネル240のうちのそれぞれの中に位置するように構成され、チャネル240を部分的に画定するフィン232の前方端部もまた、第1の機械的干渉を少なくとも部分的に定めることができる。さらに、支持部材242は、ノッチ238に受容されるようなサイズであり、ノッチ238および支持部材242を部分的に画定するモジュールハウジング146の上端部の前方端部もまた、第1の機械的干渉を少なくとも部分的に定める。
ラッチ230およびヒートシンク420は、ラッチ230を係合位置に解放可能にロックするように互いに係合する相補的なロック部材を含み得る。例えば、ラッチ230は、フィンガー244の一方または両方から、フィンガー244のうちの他方に向かって横方向に沿って延びるロック突出部227を含み得る。ヒートシンク420は、ラッチ230が係合位置にあるときにロック突出部227を受容するようにサイズ決めされ構成された、相補的なロック凹部229を画定し得る。ロック凹部229は、ヒートシンク420の中に、またはヒートシンク420を通って延びることができる。あるいは、ヒートシンク420は、ロック突出部を含み得、ラッチ230はロック凹部を含み得る。さらに、ロック突出部は、長さ方向Lに沿ってヒートシンク420およびラッチ230のうちの一方から延出してよく、ロック凹部は、長さ方向Lに沿ってヒートシンク420およびラッチ230のうちの他方の中に、またはそれを通って延びることができる(図3Lを参照)。代わりに、またはさらに、ロック突出部およびロック凹部は、ラッチ230が係合位置まで不注意に移動するのを防ぐために、ラッチ230が係合解除位置にあるときに互いに係合するように構成され得る。ロック突出部は、ラッチ230をそれぞれの係合解除位置または係合位置から動かすことが望ましいとき、ロック凹部から除去され得る。よって、ラッチ230およびヒートシンク420のうちの一方はロック突出部を含み得、ラッチ230およびヒートシンク420のうちの他方は、ロック突出部を受容するロック凹部を含み得、それにより、ラッチ230を係合位置および係合解除位置のうちの少なくとも一方に維持すると言える。あるいは、ラッチ230は、それぞれのロック部材がなくてもよい(図6Cを参照)。
さらに、図6Bに示すように、ラッチ230が係合位置にあるとき、第2の機械的干渉がフィンガー244とホストモジュール104との間に定められ、これは、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ230の後方移動を制限する。第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ230とホストモジュール104との間のアバットメントを含み得る。後方移動が制限されると、相互接続モジュール102が、相互接続モジュール102(図6A)をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するのに十分であろう距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動するのを防ぐことができる。例えば、第1および第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ230に対する相互接続モジュール102の後方移動、およびホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ230の後方移動のそれぞれを実質的に防ぐことができる。一実施例では、第2の機械的干渉は、フィンガー244および第2の電気コネクタ154によって定められ得る。具体的には、ラッチ230が係合位置にあるとき、フィンガー244は、第2の電気コネクタ154に隣接した位置まで前方向に延びる。具体的には、フィンガー244は、第2の電気コネクタ154、例えば第2のコネクタハウジング153に当接し得る。
前述したように、フィンガー244はそれぞれ、突出部246を画定し得る。突出部246は、ラッチが係合位置にあるときにラッチ230をモジュールハウジング146に、特にヒートシンク420に固定するクリップとして構成され得る。具体的には、ラッチ230が横断方向Tに沿って係合位置まで並進運動すると、フィンガー244は、突出部246がチャネル240を画定するフィン232の表面に沿ってスライドする(side)につれて、互いから弾性的に遠ざかるように構成されている。突出部246は、突出部246が下方向にフィン232の表面および基部233を通り過ぎてスライドするまで、チャネルに沿って進む。フィンガー244は次に、突出部246の少なくとも一部が横断方向に沿ってモジュールハウジング146と整列するように、横方向に沿って互いに向かって移動する。よって、突出部246とモジュールハウジング146との間の機械的干渉は、係合位置から係合解除位置までのラッチ230の移動に抵抗する。突出部246とモジュールハウジング146との間の機械的干渉は、ラッチ230が係合位置から係合解除位置まで上方に移動するときに、第1の力によって克服され得る。さらに、突出部246は、ラッチ230が係合解除位置にあるときに基部233から上方に離間した位置においてチャネル内に配されたそれぞれのポケットに突出部246が入るまで、チャネルに沿って進むことができる。突出部246がポケットに配されたときの突出部246とヒートシンク420との間の干渉は、係合解除位置から係合位置までのラッチ230の移動に抵抗する。この機械的干渉は、ラッチが係合解除位置から係合位置まで下に移動するときに、第2の力によって克服され得る。一実施例では、第1および第2の力は、実質的に等しくてよい(例えば、互いの10%)。別の実施例では、第1の力は、第2の力より大きくてもよい(例えば、第2の力の10%超)。さらに別の実施例では、第2の力は第1の力より大きくてもよい(例えば、第2の力の10%超)。さらに別の実施例では、第1および第2の力のうちの一方が、横断方向Tに沿って向けられ得る。代わりに、またはさらに、第1の力は、機械的干渉を除去するために横方向Aに沿ってヒートシンクから(また互いから)フィンガー244を分離するものを含み得る(突出部227および凹部229を参照)。代わりに、またはさらになお、第2の力は、機械的干渉を除去するために横方向Aに沿ってヒートシンクから(また互いから)フィンガー244を分離するものを含み得る(突出部227および凹部229を参照)。
図6Aに示すように、ラッチ230が係合解除位置にあるとき、少なくとも第2の機械的干渉が除去され、相互接続モジュール102は、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するように十分な距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動可能となる。ラッチ230が係合解除位置にあるとき、第1の機械的干渉も除去され得る。
次に図7Aおよび図7Bを参照すると、相互接続システム100(図7A)は、相互接続モジュール102がホストモジュール104から不注意に分離されるのを防ぐように設計された、バックアウト防止ラッチ250を含み得る。ラッチ250は、相互接続モジュール102と機械的に連絡させられるように構成された支持部材252を含み得る。ラッチ250は、少なくとも1つのフィンガー254をさらに含み得、これは、支持部材252から延出し、ホストモジュール104と機械的に連絡させられるように構成されている。例えば、少なくとも1つのフィンガー254は、横断方向Tに沿って支持部材252から下に延びることができる。相互接続モジュール102がホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタと嵌合すると、ラッチ250は、横断方向Tに沿って係合解除位置と係合位置との間を移動可能となり得る。例えば、ラッチ250は、横断方向Tに沿って係合解除位置と係合位置との間を並進運動可能であってよい。例えば、ラッチ250は、ラッチ250を係合解除位置(図7A)から係合位置(図7B)まで移動させるために下方向に、また、ラッチ250を係合位置から係合解除位置まで移動させるために上方向に、並進運動可能であってよい。ラッチ250が係合位置にあるとき、第1の機械的干渉がラッチ250と相互接続モジュール102との間に定められ、これは、ラッチ250に対する後方向への相互接続モジュール102の後方移動を制限する。第1の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ250と相互接続モジュール102との間のアバットメントを含み得る。
さらに、ラッチ250が係合位置にあるとき、第2の機械的干渉がフィンガー254とホストモジュール104との間に定められ、これは、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ250の後方移動を制限する。第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ250とホストモジュール104との間のアバットメントを含み得る。後方移動が制限されると、相互接続モジュール102が、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するのに十分であろう距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動するのを防ぐことができる。例えば、第1および第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ250に対する相互接続モジュール102の後方移動、およびホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ250の後方移動をそれぞれ実質的に防ぐことができる。ラッチ250が係合解除位置にあるとき、少なくとも第2の機械的干渉が除去され、相互接続モジュール102は、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するように十分な距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動可能となる。
支持部材252は、フレーム256を画定することができ、これは、互いに垂直である、モジュールハウジング146の少なくとも3つの側面を取り囲むように構成される。例えば、フレーム256は、互いに相対する第1および第2の壁と、第1の壁と第2の壁との間に接続された第3の壁と、を含む。一実施例では、フレーム256は、長さ方向Lに沿って互いに相対する、第1および第2の端壁258を含む。フレーム256は、横方向Aに沿って互いに相対する、第1および第2の側壁260をさらに含む。側壁260は、端壁258間に接続されている。ラッチ250は、横断方向Tに沿って支持部材252を通って延びるアパーチャ262をさらに画定する。アパーチャ262は、端壁258および側壁260によって画定され得る。フレーム256は、所望のとおりに任意のサイズおよび形状を定めることができ、アパーチャ262は、その中にモジュールハウジング146を受容するようなサイズである。一実施例では、支持部材252は、横方向Aに沿って幅広いというより、長さ方向Lに沿って、より長くすることができる。
モジュールハウジング146は、少なくとも支持部材252の相対する壁の中に延びる第1および第2のチャネル268(図7A)をさらに含み得る。一実施例では、チャネル268は、側壁260内へと延びる。チャネル268は、横方向Aに沿って外側の横方向に相対する側面内へと内方へ延びることができる。チャネル268の少なくとも一部から全体までは、それらの側面内へ延びることができるが、横方向Aに沿って側壁を通って延びてはいない。チャネル268は、横断方向Tに沿って側面を通って延びることができる。チャネル268は、互いから外方に向く側面の横方向外側表面内に延びることができる。
フィンガー254は、横断方向Tに沿って支持部材252から延出する。さらに、フィンガー254は、横断方向Tに対して垂直な方向に沿って、互いに相対することができる。例えば、フィンガー254は、横方向Aに沿って互いに相対することができる。フィンガー254は、横方向Aに沿って幅広いというより、長さ方向Lに沿って、より長くすることができる。さらに、フィンガー254は、長さ方向Lに沿って長いというより、横断方向Tに沿って、より高くすることができる。フィンガー254は、支持部材252のそれぞれの壁から下に延びる。例えば、フィンガー254は、横断方向Tに沿って側壁260から下に延び得る。一実施例では、フィンガー254は、側壁260のそれぞれの内側表面に沿って延びるそれぞれの上方部分264を画定し得る。フィンガー254は、上方部分264から下に延び、よって、前述したように側壁260から下に延びる、それぞれの下方部分266を画定し得る。
動作中、ラッチ250は、係合位置と係合解除位置との間を並進運動可能であってよい。例えば、ラッチ250は、後方向に対して角度がオフセットした方向に沿って係合位置と係合解除位置との間を並進運動可能であってよい。角度がオフセットした方向は、横断方向Tであってよい。具体的には、ラッチ250は、係合位置に向かって横断方向Tに沿って下方に相互接続システム100(図7A)内へと挿入され得、1)支持部材252は、モジュールハウジング146をアパーチャ262に受容し、2)フィンガー254は、チャネル268に沿って進む。支持部材252の端壁258は、フィンガー254が横断方向Tに沿ってチャネル268に沿って並進運動する間、モジュールハウジング146の長さ方向端部に沿って進むことができる。よって、支持部材252は、長さ方向Lおよび横方向Aによって定められる平面に沿ってモジュールハウジング146の少なくとも3つの側面を実質的に取り囲むことができ、モジュールハウジング146および支持部材252は第1の干渉を定める。具体的には、支持部材252は、長さ方向Lおよび横方向Aを含む平面に沿ってモジュールハウジング146の全体を少なくとも実質的に取り囲み得る。支持部材252の端壁258のうち後方のものとモジュールハウジング146との間のアバットメントは、相互接続モジュール102がラッチ250に対して後方向に並進運動するのを防ぐ、第1の干渉を定めることができる。
ラッチ250は、横断方向Tに沿って支持部材252から下に延びる第1および第2の後方フィンガー265を含み得る。後方フィンガー265は、横方向に沿って互いから離間し得る。さらに、後方フィンガー265は、長さ方向Lに沿ってフィンガー254のそれぞれと整列していてよい。ラッチ250は、フィンガー265から前方向に延びる突出部267をさらに含み得る。ラッチ250が係合位置にあるとき、フィンガー265は、モジュールハウジング146に隣接して後方向に配され得る。さらに、突出部267は、ラッチ250が係合位置にあるとき、モジュールハウジング146の対応する凹部内へと延び、それによって、ラッチ250をモジュールハウジング146に解放可能に固定することができる。ラッチ250が係合位置から係合解除位置まで移動すると、突出部267は、対応する凹部から除去され得る。
ラッチ250が係合位置にあるとき、フィンガー254の上方部分264は、チャネル268内にあり、フィンガー254の下方部分266は、第2の電気コネクタ154に、特に第2のコネクタハウジング153、または第2の電気コネクタをホスト基板118に固定する固定部材188、に隣接して前方向に配される。フィンガー254は、長さ方向Lに沿って第2の電気コネクタ154とさらに整列している。よって、フィンガー254および第2の電気コネクタ154は、第2の機械的干渉を定めることができる。例えば、フィンガー254は、第2の機械的干渉を定めるように、第2の電気コネクタ154に当接し得る。具体的には、フィンガー254と第2のコネクタハウジング153との間のアバットメントが、第2の機械的干渉を定め得る。ラッチ250は、フィンガー254が長さ方向Lに沿って第2の電気コネクタ154と整列した状態から動かされるまで横断方向に沿ってラッチ250を上方に並進運動させることによって係合位置から係合解除位置まで移動され、それによって第2の機械的干渉を除去することができる。支持部材252は、さらに、相互接続モジュール102から除去され、それによって第1の機械的干渉を除去することができる。ラッチ250は、ラッチ250を係合位置に解放可能に固定することが望ましい場合に、前述したタイプの任意の適切なキャッチまたはクランプをさらに画定し得ることが認識される。さらに、相互接続モジュール102をホストモジュール104に嵌合させる前にラッチ250が係合位置にある場合、相互接続モジュール102がホストモジュール104と嵌合される際の、第2の電気コネクタ154、例えば第2のコネクタハウジングまたは固定部材188との間のアバットメントは、ラッチ250を係合解除位置まで上方に押しやることができると認識される。いったん相互接続モジュール102がホストモジュール104と嵌合されると、ラッチ250は、本明細書に記載するように、係合位置まで下に移動し得る。
図2A~図7Cを参照して前述したように、ラッチは、横断方向Tに沿って係合位置と係合解除位置との間を並進運動可能とするのに適切な、所望のとおりの任意の実施形態に従って構築され得る。あるいは、図8A~図12Iを参照して説明するように、本開示は、相互接続システム100が、係合位置と係合解除位置との間を旋回可能であってよいラッチをさらに含み得ると認める。具体的には、ラッチは、相互接続モジュール102に旋回可能に取り付けられるように構成された少なくとも1つの旋回部材を含み得、ラッチは、係合解除位置と係合位置との間を、旋回軸を中心として相互接続モジュール102に対して旋回可能である。ラッチは、係合解除位置から係合位置まで第1の方向の周りを、また係合位置から係合解除位置まで第1の方向とは反対の第2の方向の周りを、相互接続モジュール102に対して旋回可能であってよい。旋回軸は、長さ方向Lに垂直に向きを定められてよい。例えば、図8A~図10Dに示すように、旋回軸は、横方向Aに沿って向きを定められてよい。あるいは、図11A~図12Iに示すように、旋回軸は横断方向Tに沿って向きを定められてよい。ラッチは、ラッチが係合解除位置にあるとき、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられたままであるので、第1の機械的干渉は、ラッチ270係合解除位置にあるとき、可能である。別の実施形態は、嵌合した第1および第2のコネクタのためのラッチを含み得る。ラッチは、第1の壁、第2の壁、第3の壁、および第4の壁を有する、ヒンジで取り付けられていないハウジングを含み得、第1および第3の壁は互いに向かい合い、第2および第4の壁は互いに向かい合い、第1、第2、第3、および第4の壁は開口部を画定し、相対するラッチアームが、第2および第4の壁によって画定され、相対するラッチアームはそれぞれ、第2および第4の壁から延びる片持ちラッチを有し、第1、第2、第3、および第4の壁は、第1のコネクタの対応する側壁のうち4つ(またはすべて)を少なくとも部分的に包囲する。
次に図8A~図8Cを参照すると、相互接続システム100(図8A)は、相互接続モジュール102(図8A)がホストモジュール104(図8A)から不注意に分離されるのを防ぐように設計された、バックアウト防止ラッチ270を含み得る。ラッチ270は、相互接続モジュール102と機械的に連絡させられるように構成された支持部材272と、支持部材272から延出し、ホストモジュール104と機械的に連絡させられるように構成された少なくとも1つのフィンガー274と、を含み得る。図8Aおよび図8Bに示すように、ラッチ270は、モジュールハウジング146によって旋回可能に支持される。例えば、ラッチ270は、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられ得る。具体的には、支持部材272は、モジュールハウジング146によって旋回可能に支持され、例えばこれに取り付けられ得る。
相互接続モジュール102がホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタと嵌合されると、ラッチ270は、係合解除位置と係合位置との間を移動可能となり得る。具体的には、ラッチ270は、係合解除位置と係合位置との間を、旋回軸を中心として旋回可能であってよい。例えば、ラッチ270は、ラッチ270を係合解除位置から係合位置まで移動させるために旋回軸を中心として第1の方向に、また、ラッチ270を係合位置から係合解除位置まで移動させるために旋回軸を中心として第1の方向とは反対の第2の方向に、旋回可能であってよい。旋回軸は、第1の電気コネクタ152(図8A)から後方向に離間していてよい。少なくとも1つのフィンガー274は、ラッチ270が係合位置にあるとき、横断方向Tに沿って支持部材272から下に延びることができる。少なくとも1つのフィンガー274およびクリップ286は第2の電気コネクタ154にまたがる。
ラッチ270が係合位置にあるとき(図8B)、第1の機械的干渉がラッチ270と相互接続モジュール102との間に定められ、これは、ラッチ270に対する後方向への相互接続モジュール102の後方移動を制限する。第1の機械的干渉は、相互接続モジュール102へのラッチ270の旋回可能な取り付けによって定められ得る。さらに、ラッチ270が係合位置にあるとき、第2の機械的干渉がフィンガー274とホストモジュール104との間に定められ、これは、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ270の後方移動を制限する。第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ270とホストモジュール104との間のアバットメントを含み得る。後方移動が制限されると、相互接続モジュール102が、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するのに十分であろう距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動するのを防ぐことができる。例えば、第1および第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ270に対する相互接続モジュール102の後方移動、およびホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ270の後方移動をそれぞれ実質的に防ぐことができる。ラッチ270が係合解除位置にあるとき、第2の機械的干渉は除去され、相互接続モジュール102は、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するように十分な距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動可能となる。
支持部材272は、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられた第1および第2の旋回部材276を含み得る。具体的には、支持部材272は、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられた第1および第2の支持壁280を含み得る。第1および第2の支持壁280は、横方向Aに沿って互いから離間し得る。よって、支持壁280は、支持壁のそれぞれの内側表面が互いの方を向き、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられるとさらにモジュールハウジング146の方を向くように、位置づけられ得る。旋回部材276は、横方向Aに沿って支持部材272を通って延びるアパーチャとして構成され得る。アパーチャは、支持部材272をモジュールハウジング146に旋回可能に取り付けるように、モジュールハウジング146に取り付けられたそれぞれの旋回ピン278(図8Aおよび図8B)を受容するようなサイズである。よって、旋回ピン278は旋回軸を定めることができる。旋回部材276が旋回ピン278を所望のとおりに含み得ることを認識されたい。
ラッチ270は、バックアウト防止ラッチ270が係合位置にあるとき、支持部材272が旋回軸から後方向に延びるように、モジュールハウジング146に装着され得る。さらに、ラッチ270が係合位置にあるとき、旋回軸は、少なくとも1つのフィンガー274から前方向に離間していてよい。支持部材272は、支持壁280間に接続されたクロスビーム282をさらに含み得る。よって、クロスビーム282は、第1の支持壁280から第2の支持壁280まで横方向Aに沿って延びることができる。支持壁280は、旋回軸からクロスビーム282まで後方向に延びることができる。支持壁280は、側壁と呼ぶこともでき、クロスビーム282は、側壁間に接続された端壁と呼ぶことができる。ラッチ270は、クロスビーム282から延出するハンドル284を含み得る。ハンドル284は、ラッチを係合位置と係合解除位置との間で移動させる力を受け取るように構成されている。
ラッチ270は、支持部材272から延びる第1および第2のフィンガー274を含み得る。具体的には、第1および第2のフィンガー274は、第1および第2の支持壁280からそれぞれ延びる。よって、第1および第2のフィンガー274は、横方向Aに沿って互いから離間し得る。さらに、第1および第2のフィンガー274は、横方向Aに沿って互いと整列し得る。第1および第2のフィンガー274は、ラッチ270が係合位置にあるとき、旋回軸から後方向に離間していてよい。さらに、クロスビーム282は、ラッチ270が係合位置にあるとき、第1および第2のフィンガー274から後方向に離間していてよい。よって、フィンガー274は、ラッチ270が係合位置にあるとき、旋回軸とクロスビーム282との間に配され得る。
ラッチ270は、支持部材272から延出する少なくとも1つのクリップ286をさらに含み得る。クリップ286は、ラッチ270を係合位置に解放可能に固定するように構成されている。具体的には、クリップ286は、ラッチ270が係合位置にあるとき、相互接続モジュール102に解放可能に取り付けられるように構成されている。一実施例では、クリップ286は、ラッチ270が係合位置にあるとき、モジュールハウジング146に解放可能に取り付けられるように構成されている。少なくとも1つのクリップ286は、第1および第2の支持壁280のそれぞれから延びる第1および第2のクリップ286を含み得る。よって、クリップ286は、横方向Aに沿って互いから離間し得る。さらに、クリップ286は、長さ方向Lに関してフィンガー274とクロスビーム282との間に配され得る。よって、クリップ286は、フィンガー274から後方向に離間していてよい。
クリップ286は、ラッチ270が係合位置にあるときにモジュールハウジング146のそれぞれの壁の上で弾性的にカム動作して、壁の下に配された凹部の中に入るように、互いに向かって横方向内側に延びる、突起を画定し得る。クリップ286は、これらがモジュールハウジング146のそれぞれの壁の下に配されると、クリップ286の一部が横断方向Tに沿ってそれぞれの壁と整列するように、弾性であってよい。よって、クリップ286とそれぞれの壁との間の機械的干渉により、ラッチが係合位置から係合解除位置まで不注意に移動するのを防ぐことができる。クリップ286とモジュールハウジング146との間の機械的干渉は、係合位置から係合解除位置まで移動するようラッチ270を作動させると、克服され得る。したがって、ラッチ270が係合位置にあるとき、ラッチ270は、係合位置に解放可能に固定されていると言える。
図8Bに示すように、ラッチ270が係合位置にあるとき、フィンガー274は、前方向において第2の電気コネクタ154、特に第2のコネクタハウジング153に隣接する位置まで、延びることができる。さらに、フィンガー274は、長さ方向Lに沿って、第2の電気コネクタ154と整列され、特に第2のコネクタハウジング153と整列され得る。よって、フィンガー274および第2の電気コネクタ154は第2の機械的干渉を定めることができる。具体的には、フィンガー274と第2の電気コネクタ154との間のアバットメントは、ラッチ270が係合位置にあるとき、第2の機械的干渉を定めることができる。さらに、ラッチ270が係合位置にあるとき、第2のコネクタハウジング153は、長さ方向Lに関してフィンガー274とクリップ286との間に配され得る。ラッチ270の底部表面は、ラッチ270が係合位置にあるとき、第2のコネクタハウジング153の上方表面の方を向くかまたはこれにもたれるように構成され得る。クロスビーム282は、ラッチ270が係合位置にあるとき、モジュールハウジング146に隣接して配され得る。
図8Aに示すように、ラッチ270が係合位置から係合解除位置まで旋回すると、フィンガー274は、第2の電気コネクタ154と長さ方向に整列した状態から動かされ、相互接続モジュールは、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154から分離され得る。さらに、ラッチ270が係合位置から係合解除位置まで旋回するにつれて、クリップ286は、モジュールハウジングのそれぞれの壁から係合解除され、モジュールハウジング146に沿って進むことができる。
次に図9A~図9Cを参照すると、相互接続システム100(図9A)は、相互接続モジュール102(図9A)がホストモジュール104(図9A)から不注意に分離されるのを防ぐように設計された、バックアウト防止ラッチ290を含み得る。ラッチ290は、相互接続モジュール102と機械的に連絡させられるように構成された支持部材292と、支持部材292から延出し、ホストモジュール104と機械的に連絡させられるように構成された、少なくとも1つのフィンガー294と、を含み得る。一実施例では、ラッチ290はモジュールハウジング146によって旋回可能に支持されている。例えば、ラッチ290は、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられ得る。具体的には、支持部材292は、モジュールハウジング146によって旋回可能に支持され、例えばこれに取り付けられ得る。
図9Aに示すように、相互接続モジュール102がホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに嵌合されると、ラッチ290は、係合解除位置と係合位置(図9B)との間を移動可能となり得る。具体的には、ラッチ290は、係合解除位置と係合位置との間を、旋回軸を中心として旋回可能であってよい。例えば、ラッチ290は、ラッチ290を係合解除位置から係合位置まで移動させるために旋回軸を中心として第1の方向に、また、ラッチ290を係合位置から係合解除位置まで移動させるために旋回軸を中心として第1の方向と反対の第2の方向に、旋回可能であってよい。旋回軸は、第1の電気コネクタ152から後方向に離間していてよい。さらに、旋回軸は、第2の電気コネクタ154から後方向に離間していてよい。少なくとも1つのフィンガー294は、ラッチ290が係合位置にあるとき、横断方向Tに沿って支持部材292から下に延びることができる。
ラッチ290が係合位置にあるとき、第1の機械的干渉がラッチ290と相互接続モジュール102との間に定められ、これは、ラッチ290に対する後方向への相互接続モジュール102の後方移動を制限する。第1の機械的干渉は、相互接続モジュール102へのラッチ290の旋回可能な取り付けによって定められ得る。さらに、ラッチ290が係合位置にあるとき、第2の機械的干渉がフィンガー294とホストモジュール104との間に定められ、これは、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ290の後方移動を制限する。第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ290とホストモジュール104との間のアバットメントを含み得る。後方移動が制限されると、相互接続モジュール102が、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するのに十分であろう距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動するのを防ぐことができる。例えば、第1および第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ290に対する相互接続モジュール102の後方移動、およびホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ290の後方移動をそれぞれ実質的に防ぐことができる。ラッチ290が係合解除位置にあるとき、第2の機械的干渉が除去され、相互接続モジュール102は、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するように十分な距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動可能となる。
支持部材292は、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられた第1および第2の旋回部材296を含み得る。具体的には、支持部材292は、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられた第1および第2の支持壁300を含み得る。第1および第2の支持壁300は、横方向Aに沿って互いから離間し得る。よって、支持壁300は、支持壁のそれぞれの内側表面が互いの方を向き、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられると、さらにモジュールハウジング146の方を向くように、位置づけられ得る。旋回部材296は、横方向Aに沿って支持部材292を通って延びるアパーチャとして構成され得る。アパーチャは、支持部材292をモジュールハウジング146に旋回可能に取り付けるように、モジュールハウジング146に取り付けられたそれぞれの旋回ピン298を受容するようなサイズである。よって、旋回ピン298は旋回軸を定めることができる。旋回部材296は旋回ピン298を所望のとおりに含み得ることを認識されたい。
ラッチ290は、バックアウト防止ラッチ270が係合位置にあるとき、支持部材292が旋回軸から前方向に延びるように、モジュールハウジング146に装着され得る。さらに、ラッチ270が係合位置にあるとき、旋回軸は、少なくとも1つのフィンガー274から後方向に離間していてよい。図9Cに示すように、支持部材292は、支持壁300間に接続されたクロスビーム302をさらに含み得る。よって、クロスビーム302は、第1の支持壁300から第2の支持壁300まで横方向Aに沿って延びることができる。支持壁300は、旋回軸からクロスビーム302まで前方向に延びることができる。支持壁300は側壁と呼ぶこともでき、クロスビーム302は、側壁間に接続された端壁と呼ぶことができる。ラッチ290は、クロスビーム302から延出するハンドル304を含み得る。ハンドル304は、ラッチを係合位置と係合解除位置との間で移動させる力を受け取るように構成されている。ハンドル304は、横断方向Tに沿って第1の電気コネクタ152(図9Aおよび図9B)の上に離間していてよい。
ラッチ290は、支持部材292から延びる第1および第2のフィンガー294を含み得る。具体的には、第1および第2のフィンガー294は、第1および第2の支持壁300からそれぞれ延びてよい。よって、第1および第2のフィンガー294は、横方向Aに沿って互いから離間し得る。さらに、第1および第2のフィンガー294は、横方向Aに沿って互いと整列され得る。第1および第2のフィンガー294は、ラッチ290が係合位置にあるとき、旋回軸から前方向に離間していてよい。さらに、クロスビーム302は、ラッチ290が係合位置にあるとき、第1および第2のフィンガー294から前方向に離間していてよい。よって、フィンガー294は、ラッチ290が係合位置にあるとき、旋回軸とクロスビーム302との間に配され得る。支持部材292は、旋回軸からフィンガー294まで前方向に延びることができる。
ラッチ290は、支持部材292から延出する少なくとも1つのクリップ306をさらに含み得る。クリップ306は、ラッチ290を係合位置に解放可能に固定するように構成されている。具体的には、クリップ306は、ラッチ290が係合位置にあるとき、相互接続モジュール102に解放可能に取り付けられるように構成されている。一実施例では、クリップ306は、ラッチ290が係合位置にあるとき、モジュールハウジング146に解放可能に取り付けられるように構成されている。少なくとも1つのクリップ306は、第1および第2の支持壁300のそれぞれから延びる第1および第2のクリップ306を含み得る。よって、クリップ306は、横方向Aに沿って互いから離間し得る。さらに、クリップ306は、フィンガー294から前方向に離間し得る。よって、クリップ306は、長さ方向Lに関してフィンガー294とクロスビーム282との間に配され得る。フィンガー294は、長さ方向Lに関してクリップ306と旋回軸との間に配され得る。
クリップ286は、ラッチ290が係合位置にあるときに、モジュールハウジング146のそれぞれの壁の上で弾性的にカム動作して、壁の下に配された凹部の中に入るように、互いに向かって横方向内側に延びる、突起を画定し得る。クリップ306は、これらがモジュールハウジング146のそれぞれの壁の下に配されると、クリップ306の一部が横断方向Tに沿ってそれぞれの壁と整列するように、弾性であってよい。よって、クリップ306とそれぞれの壁との間の機械的干渉により、ラッチが係合位置から係合解除位置まで不注意に移動するのを防ぐことができる。クリップ306とモジュールハウジング146との間の機械的干渉は、係合位置から係合解除位置まで移動するようラッチ290を作動させると、克服され得る。したがって、ラッチ290が係合位置にあるとき、ラッチ290は、係合位置に解放可能に固定されていると言える。
ラッチ290が係合位置にあるとき、フィンガー294は、前方向において、第2の電気コネクタ154に隣接する、特に第2のコネクタハウジング153に隣接する位置まで、延びることができる。さらに、フィンガー294は、ラッチ290が係合位置にあるとき、長さ方向Lに沿って、第2の電気コネクタ154と整列され、特に第2のコネクタハウジング153と整列され得る。よって、フィンガー294と第2の電気コネクタ154との間のアバットメントは、ラッチ290が係合位置にあるとき、第2の機械的干渉を定めることができる。具体的には、フィンガー294はそれぞれ、フィンガー294それぞれの遠位端部から延びるアバットメント部材297を含み得る。アバットメント部材297は、残りのフィンガーから離れる方向に沿ってフィンガー294から横方向に延出することができる。アバットメント部材297は、後方向を向くアバットメント表面299を画定し得る。アバットメント表面299は、ラッチ290が係合位置にあるとき、第2の電気コネクタ154に当接するように構成され、それによって第2の機械的干渉を定めることができる。
さらに、ラッチ290が係合位置にあるとき、フィンガー294は、長さ方向Lに関して、第2のコネクタハウジング153とクリップ306との間に配され得る。ラッチ290は、少なくとも1つの支持アーム308を含み得、これは、支持部材292から延び、ラッチ290が係合位置にあるとき、モジュールハウジング146の上方表面にもたれるように構成されている。例えば、ラッチ290は、横方向Aに沿って支持壁300のそれぞれから互いに向かって延びる、一対の支持アーム308を含み得る。クロスビーム302は、ラッチ290が係合位置にあるとき、モジュールハウジング146に隣接して配され得る。例えば、クロスビーム302は、ラッチ290が係合位置にあるとき、前方向においてモジュールハウジング146の前壁に隣接し得る。
ラッチ290が係合位置から係合解除位置まで旋回すると、フィンガー294は、第2の電気コネクタ154と長さ方向に整列した状態から動かされ、相互接続モジュール102は、第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154から分離され得る。さらに、ラッチ290が係合位置から係合解除位置まで旋回するにつれて、クリップ306は、モジュールハウジングのそれぞれの壁から係合解除され、モジュールハウジング146に沿って進むことができる。
次に図10Aを参照すると、相互接続システム100は、相互接続モジュール102がホストモジュール104から不注意に分離されるのを防ぐように設計された、バックアウト防止ラッチ310を含み得る。ラッチ310は、相互接続モジュール102と機械的に連絡させられるように構成された支持部材312と、支持部材272から延出し、ホストモジュール104と機械的に連絡させられるように構成された少なくとも1つの係合部材と、を含み得る。具体的には、少なくとも1つの係合部材は、ラッチが係合位置にあるとき、ホストモジュール104に当接して、第2の機械的干渉を定めることができる。よって、少なくとも1つの係合部材は、モジュールハウジング164の最も前方の端部から前方向に離間していてよい。さらに、少なくとも1つの係合部材は、モジュール基板113の前端部119aにある電気接触パッドから前方向に離間していてよい。バックアウト防止ラッチ310は旋回軸から少なくとも1つの係合部材まで前方向に延びることができるとさらに言える。少なくとも1つの係合部材は、支持部材312から延出する少なくとも1つの外側に延びるフィンガー314として構成され得る。少なくとも1つのフィンガー314は、ラッチが係合位置にあるとき、ホストモジュール104内に延びて、第2の機械的干渉を定めるように構成され得る。よって、少なくとも1つのフィンガー314は、ラッチが係合位置にあるとき、ホストモジュール14に受容されるように構成される。少なくとも1つのフィンガー314は、横方向Aに沿って互いから離間した一対のフィンガーとして構成され得る。一実施例では、ラッチ310は、モジュールハウジング146によって旋回可能に支持される。例えば、ラッチ310は、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられ得る。具体的には、支持部材312は、モジュールハウジング146によって旋回可能に支持され、例えば、これに取り付けられ得る。
相互接続モジュール102がホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタと嵌合されると、ラッチ310は、係合解除位置と係合位置との間を移動可能となり得る。具体的には、ラッチ310は、係合解除位置と係合位置との間を、旋回軸を中心として旋回可能であってよい。例えば、ラッチ310は、ラッチ310を係合解除位置から係合位置まで移動させるために旋回軸を中心として第1の方向に、また、ラッチ310を係合位置から係合解除位置まで移動させるために旋回軸を中心として第1の方向とは反対の第2の方向に、旋回可能であってよい。旋回軸は、第1の電気コネクタ152から後方向に離間していてよい。旋回軸は、第2の電気コネクタ154から前方向にさらに離間していてよい。少なくとも1つのフィンガー314は、ラッチ310が係合位置にあるとき、横断方向Tに沿って支持部材312から下に延びることができる。ラッチ310全体が、ホスト基板318から上方向に離間していてよい。よって、ラッチ310が係合位置にあるとき、およびラッチ310が係合解除位置にあるときのいずれにおいても、ラッチ310のどの部分もホスト基板318内に延びないと言うことができる。さらに、一実施例では、ラッチ310のどの部分も、モジュール基板318より下の位置まで延びない。
図10Aに示すようにラッチ310が係合位置にあるとき、第1の機械的干渉がラッチ310と相互接続モジュール102との間に定められ、これは、ラッチ310に対する後方向への相互接続モジュール102の後方移動を制限する。第1の機械的干渉は、相互接続モジュール102へのラッチ310の旋回可能な取り付けによって定められ得る。さらに、ラッチ310が係合位置にあるとき、第2の機械的干渉がフィンガー314とホストモジュール104との間に定められ、これは、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ310の後方移動を制限する。第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ310とホストモジュール104との間のアバットメントを含み得る。後方移動が制限されると、相互接続モジュール102が、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するのに十分であろう距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動するのを防ぐことができる。例えば、第1および第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ310に対する相互接続モジュール102の後方移動、およびホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ310の後方移動をそれぞれ実質的に防ぐことができる。ラッチ310が係合解除位置にあるとき、第2の機械的干渉は除去され、相互接続モジュール102は、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するように十分な距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動可能となる。
支持部材312は、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられた第1および第2の旋回部材316を含み得る。具体的には、支持部材312は、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられた第1および第2の支持壁320を含み得る。第1および第2の支持壁320は、モジュールハウジング146を越えて前方向にさらに延びることができる。第1および第2の支持壁320は、横方向Aに沿って互いから離間し得る。よって、支持壁320は、ラッチ310の最も外側の側面を画定することができる。支持壁320は、フィンガー314をさらに支持し得る。支持壁320は、支持壁のそれぞれの内側表面が互いの方を向き、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられるとさらにモジュールハウジング146の方を向くように、位置づけられ得る。旋回部材316は、横方向Aに沿って支持部材312を通って延びるアパーチャとして構成され得る。アパーチャは、支持部材312をモジュールハウジング146に旋回可能に取り付けるように、モジュールハウジング146に取り付けられたそれぞれの旋回ピン318を受容するようなサイズである。よって、旋回ピン318は旋回軸を定めることができる。旋回部材316が旋回ピン318を所望のとおりに含み得ることを認識されたい。
ラッチ310は、バックアウト防止ラッチ310が係合位置にあるとき、支持部材312が旋回軸から前方向に延びるように、モジュールハウジング146に装着され得る。さらに、ラッチ310が係合位置にあるとき、旋回軸は、少なくとも1つのフィンガー314から後方向に離間していてよい。支持部材312は、支持壁320間に接続されたクロスビーム322をさらに含み得る。よって、クロスビーム322は、第1の支持壁320から第2の支持壁320まで横方向Aに沿って延びることができる。支持壁320は、旋回軸からクロスビーム322まで前方向に延びることができる。支持壁320は、側壁と呼ぶこともでき、クロスビーム322は、側壁間に接続された端壁と呼ぶことができる。クロスビーム322は、ラッチを係合位置から係合解除位置まで移動させる力を受け取るように構成されたハンドル324を画定し得る。
ラッチ310は、第2の機械的干渉を定めるようにホストモジュールに係合するように構成された係合部材を含み得る。具体的には、係合部材は、支持部材312から延びる第1および第2のフィンガー314として構成され得る。第1および第2のフィンガー314は、第1および第2の支持壁320に対して横方向Aに沿って内側にオフセットしていてよい。よって、第1および第2のフィンガー314は、横方向Aに関して第1の支持壁320と第2の支持壁320との間に配され得る。さらに、第1および第2のフィンガー314は、横方向に沿って第1および第2の支持壁320と整列され得る。第1および第2のフィンガー314は、クロスビーム322から下に延びることができる。あるいは、第1および第2のフィンガー314は、第1および第2の支持壁320からそれぞれ、またはラッチ310の任意の適切な代替的な位置から延びることができる。よって、第1および第2のフィンガー314は、横方向Aに沿って互いから離間し得る。さらに、第1および第2のフィンガー314は、横方向Aに沿って互いと整列され得る。第1および第2のフィンガー314は、ラッチ310が係合位置にあるとき、旋回軸から前方向に離間していてよい。さらに、クロスビーム322は、ラッチ310が係合位置にあるとき、旋回軸から前方向に離間していてよい。よって、ラッチ310は旋回軸から前方向に第1および第2のフィンガー314まで延びると言える。フィンガー314は、ハンドル324から後方向に離間していてよい。よって、フィンガー314は、長さ方向Lに関してハンドル324と旋回軸との間に配され得る。
ラッチ310は、ラッチ310を係合位置に向けて付勢する付勢力を加えるように構成された、少なくとも1つの付勢部材327をさらに含み得る。一実施例では、付勢部材327は、付勢力を提供するように相互接続モジュール102に当接するように構成され得る。例えば、付勢部材327は、付勢力を提供するようにモジュールハウジング146の下方表面に当接するように構成され得る。付勢部材327は、支持部材312から延びる弾性ばねアーム329によって画定され得る。ばねアーム329は、支持部材312から延びるにつれて、上方に湾曲し得る。一実施例では、付勢部材327は、支持壁320のうちの1つからもう一方の壁320に向かって延びることができる。付勢部材327は、もう一方の支持壁320に到達する前に終端し得る。例えば、少なくとも1つの付勢部材327は、一対の付勢部材327を含み得る。各付勢部材327は、支持壁のうちの一方からもう一方の支持壁320まで延びることができるが、互いに接触せずに終端し得る。旋回軸は、付勢部材327から後方向に離間していてよい。付勢部材327は次に、フィンガー314から後方向に離間していてよい。したがって、付勢部材327は、長さ方向Lに関して旋回軸とフィンガー314との間に配され得る。よって、付勢部材327はそれぞれ、モジュールハウジング146の下方表面に当接し、それにより、フィンガー314を係合位置まで下方に付勢することができる。モジュールハウジング146は、アバットメントペグ315を含み得、これは、ラッチ310が係合位置にあるとき、ラッチ310の下端部に当接するように構成され、それによって、フィンガー314が下方に延びる距離を制限する。アバットメントペグ315(図10Aおよび図10B)は、旋回軸から下方に離間した場所において横方向へと外側に延びることができる。アバットメントペグ315は、旋回軸から前方向にさらにオフセットしていてよい。モジュールハウジング146は、ラッチ310の相対する支持壁320に当接するように構成された、第1および第2のアバットメントペグ315を含み得る。
以下の説明から認識されるように、ラッチ310は、ラッチ310を係合位置から係合解除位置まで作動するように、付勢力に対抗して持ち上げられるように構成され得る。例えば、上向きの係合解除力(upward disengagement force)が、旋回軸から前方に離間した位置においてラッチ310に加えられ、それによって、ラッチ310を係合位置(図10A)から係合解除位置へと移動させることができる。一実施例では、上向きの力は、ハンドル324に加えられ得る。あるいは、上向きの力は、旋回軸から前方向に離間した任意の適切な代替的な位置において、ラッチ310に加えられ得る。さらに代わりに、ラッチ310は、下向きの力が、旋回軸から後方向に離間した位置においてラッチ310に加えられ、それによってラッチ310を係合位置から係合解除位置まで移動させるように構成され得る。
図2Dおよび図10Dを関して前述したように、ホストモジュール104、よって相互接続システム100(図10Aを参照)は、第1の電気コネクタ152をホスト基板118(図10A)にさらに固定するように構成された、固定部材172を含み得る。例えば、固定部材172は、下にある基板118に装着されるように構成された、少なくとも1つの固定本体174を含み得る。一実施例では、固定部材172は、第1および第2の固定本体174を含み得る。固定本体174は、横方向Aに沿って互いから離間し得る。ホストモジュール104は、第1の電気コネクタ152を少なくとも部分的に取り囲み得るハウジング171をさらに含み得る。よって、ハウジング171は、第1の電気コネクタ152の電気接点150も少なくとも部分的に取り囲み得る。例えば、ハウジング171は、横断方向Tに沿って電気接点150に重なる上端部171aを画定し得る。具体的には、上端部171aは、電気接点150に対して上方に離間し得る。さらに、ハウジング171は、電気接点152から前方に離間し得る前端部171bを画定し得る。
固定部材172は、ハウジング171から延びることができる。よって、ハウジング171は、下にある基板118に装着されるように構成されると言える。一実施例では、固定部材172は、ハウジング171とモノリシックであってよい。固定本体174はそれぞれ、直立壁176と、直立壁176の下端部から後方向に延びる下方壁178と、を有し得る。固定本体174は、直立壁176の上端部から後方向に延びる上方壁180をさらに含み得る。上方壁180は、下方壁178の反対側にあってよく、それらの間に開口部を画定するように、横断方向Tに沿って下方壁178から離間され得る。下方壁178は、上方壁180に対してオフセットした位置まで後方向に延びることができる。直立壁176、上方壁180、および下方壁178はすべて、横断方向Tおよび長さ方向Lによって定められる平面に沿って、互いと同一平面上にあってよい。さらに、直立壁176、上方壁180、および下方壁178はすべて、その平面に垂直な横方向Aよりも、その平面で大きい寸法にされていてよい。
固定部材172は、固定本体174のそれぞれから下に延びる固定タブ182をさらに含み得る。例えば、固定タブ182は、下方壁178から延びることができる。固定タブ182は、下にあるホスト基板118(図10A)のアパーチャ内に固定されるように構成される。例えば、固定タブ182は、ホスト基板118のアパーチャ内に溶接され得る。固定部材172は、固定部材172を第1の電気コネクタ152に取り付けるように、第1のコネクタハウジング148のスロット175に受容されるように構成され得る。例えば、直立壁176は、スロット175に挿入されるように構成され得る。
固定本体174は、固定部材172を第1の電気コネクタ152に固定するように、第1のコネクタハウジング148に係合するよう構成された、保持隆起184を含み得る。例えば、保持隆起184は、上方壁180から延びることができる。一実施例では、保持隆起184は、上方壁180から下方壁178に向かって延びることができる。よって、保持隆起184は、固定本体174から開口部の中へと延びることができる。固定本体174は、直立壁176から前方向に延びる少なくとも1つの突出部186をさらに含み得る。よって、突出部186は、固定部材172の開口部から離れる方向へと、直立壁176から離れて延びることができる。突出部186は、横断方向Tおよび長さ方向Lによって画定される同じ平面に位置し得る。一実施例では、固定本体174は、横断方向に沿って互いから離間した第1および第2の突出部186を含み得る。
固定部材172は、前述したように、ホスト基板118と第1の電気コネクタ152との間に連結されるようにそれぞれが構成された、第1および第2の固定本体174を含み得る。例えば、第1および第2の固定本体174は、第1のコネクタハウジング148の横方向外側端部に取り付けられ得る。一実施例では、第1の複数の電気接点150は、第1の固定本体174と第2の固定本体174との間に配され得る。
前述したように、ハウジング171は、横断方向Tに沿って電気接点150に重なる上端部171aを画定し得る。具体的には、上端部171aは、電気接点150に対して上方に離間し得る。さらに、ハウジング171は、電気接点152から前方に離間する前端部171bを画定し得る。例えば、ハウジング171は、第1の固定本体174と第2の固定本体174との間に延びる少なくとも1つのプレートを含み得る。少なくとも1つのプレートは、さらに、第1の固定本体174と第2の固定本体174との間に接続され得る。少なくとも1つのプレートは、第1および第2の固定本体174とモノリシックであってよい。あるいは、少なくとも1つのプレートは、所望のとおりに任意の方法で第1および第2の固定本体174から分離され、かつこれらに取り付けられ得る。さらに、固定部材172はハウジング171とモノリシックであってよいので、固定部材172は第1の固定本体174と第2の固定本体174との間に接続された少なくとも1つのプレートを含むとも言える。
一実施例では、少なくとも1つのプレートは、第1の固定本体174と第2の固定本体174との間に接続された上方プレート173を含み得る。上方プレート173は、例えば第1および第2の固定本体174の上方壁180間に接続され得る。上方プレート173は、固定部材172が第1の電気コネクタ152に取り付けられると、第1の電気コネクタ152から上方にオフセットするように位置づけられ得る。よって、上方プレート173は、第1の電気コネクタ152の電気接点から上方向に離間し、横断方向に沿って第1の電気コネクタ152の電気接点と整列され得る。上方プレート173は、固定部材172が第1の電気コネクタ152に取り付けられると、横断方向Tに沿って第1の電気コネクタ152と整列され得る。さらに、上方プレート173は、固定部材172がホスト基板118に装着されると、横断方向Tに沿って第1の電気コネクタ152と整列され得る。上方プレート173は、長さ方向Lおよび横方向Aによって定められる平面において向きを定められ得る。上方プレート173は、第1および第2の固定本体174の上方壁から上方向にオフセットされ得る。上方プレート173は、ハウジングの上端部171aを画定し得る。
少なくとも1つのプレートは、上方プレート173から下に延びる前方プレート177をさらに含み得る。前方プレート177は、横方向Aおよび横断方向Tによって定められる平面内で向きを定められ得る。前方プレート177は、横方向Aに沿って上方プレート173と同じ幅を有し得る。あるいは、前方プレート177は、横方向Aに沿って上方プレート173とは異なる寸法とされてよい。前方プレート177は、上方プレート173とモノリシックであってよい。あるいは、前方プレート177は、所望のとおりに任意の方法で上方プレート173とは別個であり、かつこれに取り付けられ得る。前方プレート177は、固定本体174から前方向に離間され得る。よって、前方プレート177は、固定部材172が第1の電気コネクタ152に取り付けられると、前方向に第1の電気コネクタ152に隣接して配され得る。したがって、前方プレート177は、第1の電気コネクタ152の電気接点150に隣接して配され得る。
固定部材172は、少なくとも1つの前方固定タブ179をさらに含み得、これは、前方プレート177から下に延び、ホスト基板118(図10A)に固定されるように構成されている。例えば、少なくとも1つの前方固定タブ179は、ホスト基板118のアパーチャに挿入され得る。一実施例では、少なくとも1つの前方固定タブ179は、金属材料でめっきされた貫通孔として構成され得る、ホスト基板118のアパーチャ内で溶接され得る。少なくとも1つの前方固定タブ179は、横方向Aに沿って互いから離間した、第1および第2の固定タブ179を含み得る。さらに、前方固定タブ179は、長さ方向Lに沿って固定タブ182のそれぞれと整列され得る。前方固定タブ179は、固定タブ182から前方向に離間され得る。前方プレート177は、ハウジングの前端部171bを画定し得る。
これから説明するように、「ラッチ310は、少なくとも1つの係合部材を含み得、固定部材172は、相補的な係合部材を画定し、ラッチ310の係合部材は、ラッチ310を固定部材172に取り付けるように、固定部材172の係合部材と嵌合するように構成されている。例えば、ラッチ310の係合部材は、ラッチ310が係合位置にあるとき、ラッチ310を固定部材172に取り付けるように、固定部材172の係合部材と嵌合するように構成され得る。ラッチ310および固定部材172は、少なくとも部分的に第2の機械的干渉を定めることができる。図10A~図10Dに示すような固定部材172は、本明細書に記載するような方法でラッチが係合位置にあるとき、それぞれのラッチフィンガーに係合するように、本明細書に記載される任意の実施形態に組み込まれ得ることを認識されたい」。
一実施例では、ラッチ310の少なくとも1つの係合部材は、少なくとも1つのフィンガー314によって画定され得る。少なくとも1つのフィンガー314は、第2の機械的干渉を定めるように、固定部材172の中に延びるように構成され得る。よって、固定部材172の相補的な係合部材は、少なくともその中で、またはその中を通って延び、かつラッチ310の係合部材を受容するようなサイズの、少なくとも1つのアパーチャ181として構成され得る。一実施例では、アパーチャ181は、少なくとも上方プレート173内に延びることができる。例えば、少なくとも1つのアパーチャ181は、上方プレート173を通って延びることができる。一実施例では、固定部材172は、横断方向Tに沿って上方プレート173を通って延びる第1および第2のアパーチャ181を含み得る。同様に、少なくとも1つのフィンガー314は、第1および第2のフィンガー314を含み得る。アパーチャ181は、ラッチ310が係合位置にあるとき、第1および第2のフィンガー314のそれぞれを受容するようなサイズであってよい。よって、フィンガー314は、第2の機械的干渉をフィンガー314と上方プレート173との間に定めるようにアパーチャ181を部分的に画定する上方プレート173の内側エッジの前方に離間し得る。
ラッチ310が係合位置にあるとき、フィンガー314は、少なくともアパーチャ181の中に、またはそれを通って延びることができる。フィンガー314は、第1の電気コネクタ152より上で終端し得る。よって、上方プレート173が横断方向Tに沿って第1の電気コネクタ152と整列され得るので、フィンガー314は横断方向Tに沿って電気コネクタと整列され得ると結論付けることができる。さらに、ラッチ310は、第1の電気コネクタ152より上にあり、横断方向Tに沿って第1の電気コネクタと整列される位置まで延びることができる。例えば、ラッチ310の係合部材は、第1の電気コネクタ152より上に配され得、第1の電気コネクタ152は、係合部材とホスト基板118との間に配され得る。あるいは、フィンガー314は、所望のとおりに第1のコネクタハウジング148の中に延びることができる。よって、フィンガーは、所望のとおりに第1のコネクタハウジング148によって受容され得る。
フィンガー314と固定部材172との間のアバットメントは、ラッチ310が係合位置にあるとき、第2の機械的干渉を定めることができる。ラッチ310の付勢部材は、アパーチャ181内でフィンガー314を押す付勢力を加えることができる。係合解除力が、フィンガー314をアパーチャ181から取り外すのに十分なように、付勢力に抵抗してラッチ310に加えられ、それにより機械的干渉を除去することができる。係合解除力は、ラッチ310の付勢部材を圧迫し得る。ラッチ310が係合位置から係合解除位置まで旋回すると、相互接続モジュール102は、ラッチ310を含め、ホストモジュール104に対して後方向に移動可能であり、それによって、相互接続基板113を第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154のうちの少なくとも一方または両方から分離する。
次に図11Aを参照すると、相互接続システム100は、相互接続モジュール102がホストモジュール104から不注意に分離するのを防ぐように設計された、バックアウト防止ラッチ350を含み得る。ラッチ350は、相互接続モジュール102と機械的に連絡させられるように構成された支持部材352と、支持部材352から延出し、ホストモジュール104と機械的に連絡させられるように構成された少なくとも1つのフィンガー354と、を含み得る。少なくとも1つのフィンガー354は、ラッチ350が係合位置にあるとき、ホストモジュール104の中に延びるように構成されて、第2の機械的干渉を定めることができる。一実施例では、ラッチ350は、モジュールハウジング146によって旋回可能に支持される。例えば、ラッチ350は、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられ得る。具体的には、支持部材352は、モジュールハウジング146によって旋回可能に支持され、例えばこれに取り付けられ得る。図11Dを参照すると、モジュールハウジング146は、ホスト基板118のそれぞれの凹部123(図11A)内に挿入されるようにサイズ決めされ位置付けられた、複数の下方に延びる脚部149を含み得る。
相互接続モジュール102がホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタと嵌合されると、ラッチ350は、係合解除位置(図11A)と係合位置(図11B)との間を移動可能となり得る。具体的には、ラッチ350は、係合解除位置と係合位置との間を、旋回軸を中心として旋回可能であってよい。旋回軸は、横断方向Tに沿って向きを定められ得る。よって、旋回軸は、長さ方向Lおよび横方向Aによって定められる平面に沿って向きを定められたホスト基板118に対して垂直に向けられ得る。例えば、ラッチ350は、ラッチ350を係合解除位置から係合位置まで移動させるために旋回軸を中心として第1の方向に、また、ラッチ350を係合位置から係合解除位置まで移動させるために旋回軸を中心として第1の方向とは反対の第2の方向に、旋回可能であってよい。図11Aに示すように、旋回軸は、第1の電気コネクタ152から後方向に離間していてよい。旋回軸は、第2の電気コネクタ154から前方向にさらに離間していてよい。少なくとも1つのフィンガー354は、ラッチ350が係合位置にあるとき、横方向Aに沿って支持部材352から内側に延びることができる。よって、フィンガー354は、長さ方向Lおよび横方向Aを含む平面内に位置する方向に沿って、支持部材352から延びることができる。
ラッチ350が係合位置(図11B)にあるとき、第1の機械的干渉がラッチ350と相互接続モジュール102との間に定められ、これは、ラッチ350に対する後方向への相互接続モジュール102の後方移動を制限する。図11Aに示すように、第1の機械的干渉は、相互接続モジュール102へのラッチ350の旋回可能な取り付けにより定められ得る。さらに、ラッチ350が係合位置にあるとき、第2の機械的干渉がフィンガー354とホストモジュール104との間に定められ、これは、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ350の後方移動を制限する。フィンガー354は、ラッチ350が係合位置にあるとき、横方向Aおよび横断方向Tによって定められる平面に沿って第1の電気コネクタ152と整列され得る。第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ350とホストモジュール104との間のアバットメントを含み得る。後方移動が制限されると、相互接続モジュール102が、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するのに十分であろう距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動するのを防ぐことができる。例えば、第1および第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ350に対する相互接続モジュール102の後方移動、およびホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ350の後方移動をそれぞれ実質的に防ぐことができる。ラッチ350が係合解除位置にあるとき、第2の機械的干渉が除去され、相互接続モジュール102は、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するように十分な距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動可能となる。
支持部材352は、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられる旋回部材356を含み得る。図11Cに示すように、支持部材352は、旋回部材356および旋回ピン358(図11B)を介してモジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられる支持壁360を含み得る。支持壁360は、ハンドル部分361と、取り付け部分363と、を含み得る。フィンガー354は、横方向Aに沿って取り付け部分363から内側に延びることができる。取り付け部分363は、ラッチ350がモジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられると、ハンドル部分361から前方向に離間し得る。旋回部材356は、横断方向Tに沿って支持部材352を通って延びるアパーチャとして構成され得る。アパーチャは、長さ方向Lに関してハンドル部分361と取り付け部分363との間に配され得る。ラッチ350は、支持部材352の後端部に配されたハンドル364をさらに含み得る。アパーチャは、支持部材352をモジュールハウジング146に旋回可能に取り付けるように、モジュールハウジング146に取り付けられたそれぞれの旋回ピン358を受容するようなサイズである。よって、旋回ピン358は旋回軸を定めることができる。旋回部材356が所望のとおりに旋回ピン358を含み得ることを認識されたい。さらに、旋回ピン358、および本明細書に記載するその他の旋回ピンが、モジュールハウジング146のアパーチャに挿入され得るか、または所望のとおりにモジュールハウジング146とモノリシックであってよいことを、認識されたい。
ラッチ350は、モジュールハウジング146に装着され得、支持部材352は、バックアウト防止ラッチ350が係合位置にあるとき、旋回軸から前方向および後方向の両方に延びる。具体的には、ハンドル部分361は、旋回軸から後方向に延びてよく、取り付け部分363は、旋回軸から前方向に延びてよい。よって、旋回軸は、フィンガー354から後方向に離間していてよい。ハンドル部分361は、ラッチ350を係合位置から係合解除位置まで移動させる係合解除力を受け取るように構成され得る。
ラッチ350は、ラッチ350を係合位置に向かって付勢する付勢力を加えるように構成された、少なくとも1つの付勢部材367をさらに含み得る。一実施例では、付勢部材367は、ハンドル部分361から延びてよく、付勢力を提供するよう、相互接続モジュール102に当接するように構成され得る。具体的には、付勢部材367は、ハンドル364から内側に、横方向Aに沿ってモジュールハウジング146に向かって延びることができる。付勢部材367は、付勢力を提供するようにモジュールハウジング146の横方向側面に当接するように構成され得る。付勢部材367は、支持部材352から延びる弾性ばねアーム369によって画定され得る。具体的には、ばねアーム369は、ハンドル部分361からモジュールハウジング146に向かって延びる。ばねアーム369は、ラッチ350が係合位置にあるときにモジュールハウジング146に当接するよう、支持部材352から延びるにつれて、横方向Aに沿って内側に湾曲され得る。旋回軸は、付勢部材327から前方向に離間していてよい。フィンガー354もまた、付勢部材327および旋回軸から前方向に離間していてよい。したがって、旋回軸は、長さ方向Lに関してフィンガー354と付勢部材367との間に配され得る。
以下の説明から認識されるように、係合解除力は、ラッチ350を係合位置から係合解除位置まで作動させるよう、付勢力に対抗してフィンガー354をホストモジュール104から遠ざからせるように構成されている。例えば、横方向への内向き係合解除力は、旋回軸から後方に離間した位置においてラッチ350のハンドル部分361に加えられ、それによって、ラッチ350を係合位置から係合解除位置まで動かすことができる。係合解除力は、モジュールハウジング146に向かって加えられ得る。さらに代わりに、ラッチ350は、モジュールハウジング146から離れる横方向Aに沿った外方力が、旋回軸から前方向に離間した位置においてラッチ350に加えられ、それによってラッチ350を係合位置から係合解除位置まで移動させ得るように、構成され得る。
図2Dを参照して前述したように、ホストモジュール104、よって相互接続システム100は、第1の電気コネクタ152をホスト基板118にさらに固定するように構成された、固定部材172を含み得る。例えば、図11Eに示すように、固定部材172は、直立壁176と、直立壁176の下端部から後方向に延びる下方壁178と、を有する固定本体174を含み得る。固定本体174は、直立壁176の上端部から後方向に延びる上方壁180をさらに含み得る。上方壁180は、下方壁178の反対側にあってよく、それらの間に開口部を画定するよう、下方壁178から横断方向Tに沿って離間していてよい。下方壁178は、上方壁180に対して後方向にオフセットした位置まで延びることができる。直立壁176、上方壁180、および下方壁178はすべて、横断方向Tおよび長さ方向Lによって定められる平面に沿って、互いと同一平面上にあってよい。さらに、直立壁176、上方壁180、および下方壁178はすべて、その平面に垂直である横方向Aよりも、その平面内で大きい寸法であってよい。
固定部材172は、固定本体174から下に延びる固定タブ182をさらに含み得る。例えば、固定タブ182は、下方壁178から延びることができる。固定タブ182は、下にあるホスト基板118(図11A)のアパーチャに固定されるように構成される。例えば、固定タブ182は、ホスト基板118のアパーチャ内で溶接され得る。固定部材172は、固定部材172を第1の電気コネクタ152に取り付けるよう、第1のコネクタハウジング148のスロット175内に受容されるように構成され得る。例えば、直立壁176は、スロット175内に挿入されるように構成される。
固定本体174は、固定部材172を第1の電気コネクタ152に固定するよう、第1のコネクタハウジング148に係合するように構成された保持隆起184を含み得る。例えば、保持隆起184は上方壁180から延びることができる。一実施例では、保持隆起184は、上方壁180から下方壁178に向かって延びることができる。よって、保持隆起184は、固定本体174から開口部内に延びることができる。固定本体174は、直立壁176から前方向に延びる少なくとも1つの突出部186をさらに含み得る。よって、突出部186は、固定部材172の開口部から離れる方向へと、直立壁176から離れて延びることができる。突出部186は、横断方向Tおよび長さ方向Lによって定められる同じ平面内に位置し得る。一実施例では、固定本体174は、横断方向に沿って互いに離間した、突出部186のうちの第1および第2の突出部を含み得る。
固定部材172は、前述したように、ホスト基板118と第1の電気コネクタ152との間に連結されるようにそれぞれが構成された、第1および第2の固定本体174を含み得る。例えば、第1および第2の固定本体174は、第1のコネクタハウジング148の横方向外側端部に取り付けられ得る。一実施例では、第1の複数の電気接点150は、第1の固定本体174と第2の固定本体174との間に配され得る。
固定本体174はそれぞれ、固定本体174のうちのもう一方に向かって横方向Aに沿って内側に突出する、保持部材185をさらに含み得る。前述したように、第1の電気コネクタ152は、第1のコネクタハウジング148によって支持された第1の複数の電気接点150を含む。第1の複数の電気接点150は、横方向Aに沿って延びる列をなして配列され得る。これらの列は、電気接点150の外側列157と、電気接点150の内側列159と、を含む。外側列157の電気接点150の嵌合端部は、内側列159の電気接点150の嵌合端部より上に配され得る。さらに、外側列157の電気接点150の装着端部は、内側列159の電気接点150の装着端部から後方向に離間され得る。外側および内側列それぞれの電気接点150は、それぞれの電気絶縁性リードフレームハウジング161内に配列され得、リードフレームハウジング161は、第1のコネクタハウジング148によって支持されている。保持部材185は、リードフレームハウジング161のうちの1つに寄りかかるように構成されている。例えば、保持部材185は、内側列159のリードフレームハウジング161に寄りかかるように構成され得る。保持部材185は、リードフレームハウジング161の後端部に寄りかかるように構成された、さかとげのある前端部を画定し得る。
固定本体174はそれぞれ、横方向内側および横方向外側にそれぞれ延びる、第1および第2の保持部材185を含み得る。したがって、固定本体174は、第1のコネクタハウジング152のいずれかの横方向側面に位置づけられ得、保持部材185のうちの1つが、前述したように、第1の電気コネクタ152に係合するように構成される。
これから説明するように、ラッチ350は、少なくとも1つの係合部材を含み得、固定部材172は、相補的な係合部材を画定し、ラッチ350の係合部材は、ラッチ350を固定部材172に取り付けるよう、固定部材172の係合部材と嵌合するように構成される。例えば、ラッチ350の係合部材は、ラッチ350が係合位置にあるとき、ラッチ350を固定部材172に取り付けるよう、固定部材172の係合部材と嵌合するように構成され得る。ラッチ350および固定部材172は、少なくとも部分的に第2の機械的干渉を定めることができる。本明細書に記載するすべての実施形態では、ラッチおよび固定部材172は、ラッチが係合位置にあるときに互いに取り付けられるように構成され得ることを、認識されたい。図11A~図11Fに示すような固定部材172は、本明細書に記載する方法で、ラッチが係合位置にあるときにそれぞれのラッチフィンガーに係合するよう、本明細書に記載する任意の実施形態に組み込まれ得ることを認識されたい。
一実施例では、ラッチ350の少なくとも1つの係合部材は、少なくとも1つのフィンガー354によって画定され得る。少なくとも1つのフィンガー354は、第2の機械的干渉を定めるよう、固定部材172内に延びるように構成され得る。よって、固定部材172の相補的な係合部材は、少なくともその中に、またはそれを通って延び、かつラッチ350の係合部材を受容するようなサイズである、少なくとも1つのアパーチャ181として構成され得る。一実施例では、アパーチャ181は、横方向Aに沿って少なくとも固定本体174の中に延びることができる。例えば、アパーチャ181は、もう一方の固定本体174から外方を向く少なくとも固定本体174の外側横方向表面内に、横方向Aに沿って内側に延びることができる。アパーチャ181は、横方向Aに沿って固定本体174を通って延びることができる。例えば、アパーチャ181は、少なくとも上方壁180の中に、またはこれを通って延びることができ、またアパーチャ181内に延びるラッチ350のフィンガー354を受容するようなサイズであってよい。よって、フィンガー314は、第2の機械的干渉をフィンガー314と固定本体174、特に上方壁180との間に定めるように、アパーチャ181を部分的に画定する固定本体174の内側エッジの前方に離間していてよい。
ラッチ350が係合位置にあるとき、フィンガー354は、少なくともアパーチャ181の中に、またはこれを通って延びることができる。フィンガー354は、横方向Aに沿って第1の電気コネクタ152から離間した位置において終端し得る。あるいは、フィンガー354は、所望のとおりに第1のコネクタハウジング148内に延びることができる。よって、フィンガー354と固定部材172との間のアバットメントは、ラッチ350が係合位置にあるとき、第2の機械的干渉を定めることができる。ラッチ350の付勢部材367は、フィンガー354をアパーチャ181内に押す付勢力を加えるよう、モジュールハウジング146に対して弾性的に圧迫することができる。フィンガー354をアパーチャ181から取り出すよう、付勢力を克服するのに十分な係合解除力がラッチ350に加えられ、それにより機械的干渉を除去することができる。具体的には、係合解除力は、モジュールハウジング146に向かって横方向Aに沿ってハンドル部分361に加えられ得る。よって、係合解除力は、付勢部材367をモジュールハウジング146に対して圧迫する。ラッチ350が係合位置から係合解除位置まで旋回すると、相互接続モジュール102は、ラッチ350を含め、ホストモジュール104に対して後方向に移動可能であり、それによって、相互接続基板113を第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154のうちの少なくとも一方または両方から分離する。
相互接続システム100は、ラッチ350のうちの第1および第2のラッチなど、任意の数のラッチ350を所望のとおりに含み得ることを認識されたい。ラッチ350は、横方向Aに沿って互いから離間していてよい。具体的には、ラッチ350は、それぞれの旋回軸が横方向Aに沿って互いに整列するように位置づけられ得る。さらに、フィンガー354は、互いから離間し、かつ横方向Aに沿って互いに整列し得る。したがって、フィンガー354は、ラッチ350が係合解除位置から係合位置まで移動すると、互いに向かって移動し得る。同様に、フィンガー354は、ラッチ350が係合位置から係合解除位置まで移動するにつれて、互いから離れて、かつそれぞれのアパーチャ181から出ることができる。さらになお、付勢部材367は、横方向Aに沿って互いと整列され得る。相互接続システム100は、ラッチ350のうちの第2のラッチを含むラッチシステムを含むと言えることを認識されたい。
次に図12A~図12Gを参照すると、相互接続システム100は、相互接続モジュール102がホストモジュール104から不注意に分離するのを防ぐように設計された、バックアウト防止ラッチ400を含み得る。ラッチ400は、相互接続モジュール102と機械的に連絡させられるように構成された支持部材402と、支持部材402から延出し、ホストモジュール104と機械的に連絡させられるように構成されたフィンガー404と、を含み得る。フィンガー404は、支持部材402と連続していてよく、あるいは、支持部材402に対する出っ張り(jog)を画定し得る。フィンガー404は、ラッチ400が係合位置にあるとき、ホストモジュール104に固定されるように構成され、第2の機械的干渉を定めることができる。例えば、フィンガー404は、ラッチ400が係合位置にあるとき、モジュールハウジング146に固定されるように構成され、第2の機械的干渉を定めることができる。一実施例では、ラッチ400は、モジュールハウジング146によって旋回可能に支持される。例えば、ラッチ400は、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられる。具体的には、支持部材402は、モジュールハウジング146によって旋回可能に支持され、例えばこれに取り付けられ得る。
相互接続モジュール102がホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタと嵌合されると、ラッチ400は、係合解除位置(図12A、図12E、図12G)と係合位置(図12Bおよび図12F)との間を移動可能となり得る。具体的には、ラッチ400は、係合解除位置と係合位置との間を、旋回軸を中心として旋回可能であってよい。旋回軸は、横断方向Tに沿って向きを定められてよい。よって、旋回軸は、長さ方向Lおよび横方向Aによって定められる平面に沿って向きを定められたホスト基板118に垂直に向けられ得る。例えば、ラッチ400は、ラッチ400を係合解除位置から係合位置まで移動させるために旋回軸を中心として第1の方向に、またラッチ400を係合位置から係合解除位置まで移動させるために旋回軸を中心として第1の方向とは反対の第2の方向に、旋回可能であってよい。図12Aに示すように、旋回軸は、第1の電気コネクタ152から後方向に離間していてよい。旋回軸は、さらに、第2の電気コネクタ154から後方向に離間していてよい。少なくとも1つのフィンガー404は、ラッチ400が係合位置にあるとき、横方向Aに沿って支持部材402から内側に延びることができる。よって、フィンガー404は、長さ方向Lおよび横方向Aを含む平面内に位置する方向に沿って、支持部材402から延びることができる。
ラッチ400が係合位置にあるとき、第1の機械的干渉がラッチ400と相互接続モジュール102との間に定められ、これは、ラッチ400に対する後方向への相互接続モジュール102の後方移動を制限する。第1の機械的干渉は、相互接続モジュール102へのラッチ400の旋回可能な取り付けによって定められ得る。例えば、第1の機械的干渉は、ラッチ400をモジュールハウジング146に旋回可能に取り付けることによって定められ得る。
さらに、ラッチ400が係合位置にあるとき、第2の機械的干渉がフィンガー404とホストモジュール104との間に定められ、これは、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ400の後方移動を制限する。第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ400とホストモジュール104との間のアバットメントを含み得る。後方移動が制限されると、相互接続モジュール102が、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するのに十分であろう距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動するのを防ぐことができる。例えば、第1および第2の機械的干渉は、バックアウト防止ラッチ400に対する相互接続モジュール102の後方移動、およびホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対するラッチ400の後方移動をそれぞれ実質的に防ぐことができる。ラッチ400が係合解除位置にあるとき、第2の機械的干渉が除去され、相互接続モジュール102は、相互接続モジュール102をホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタから分離するように十分な距離だけ、ホストモジュール104の少なくとも1つの電気コネクタに対して後方向に移動可能となる。
支持部材402は、相互接続モジュール102に旋回可能に取り付けられた旋回部材406を含み得る。具体的には、旋回部材406は、モジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられ得る。図12Cに示すように、支持部材402は、旋回部材406および旋回ピン408(図12A)を介してモジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられた支持壁410を含み得る。ラッチ400は、横断方向Tに沿って旋回部材406を通って延び、旋回ピン408を受容するようなサイズである、旋回アパーチャ407を含み得る。例えば、旋回部材は、旋回ピン408に摩擦嵌めされ得る。一実施例では、旋回ピン408は、相互接続モジュール102に回転可能に固定され得る。例えば、旋回ピン408は、モジュールハウジング146に回転可能に固定され得る。よって、ラッチ400は、旋回ピン408を中心として旋回可能であってよい。具体的には、支持壁410は、旋回ピン408を中心として旋回可能であってよい。あるいは、ラッチ400は、旋回ピン408に回転可能に固定され得る。よって、旋回ピン408は、その長軸を中心として相互接続モジュール102に対して回転可能であってよい。例えば、旋回ピン408は、その長軸を中心としてモジュールハウジング146に対して回転可能であってよい。一実施例では、ラッチ400は、旋回ピン408とモノリシックであってよい。あるいは、ラッチ400は、任意の所望の方法で旋回ピン408に固定され得る。
支持壁410は、ハンドル部分401と、取り付け部分413と、を含み得る。フィンガー404は、横方向Aに沿って、取り付け部分413から内側に延び得る。取り付け部分413は、ラッチ400がモジュールハウジング146に旋回可能に取り付けられると、ハンドル部分401から前方向に離間し得る。旋回部材406は、横断方向Tに沿って支持部材402を通って延びるアパーチャとして構成され得る。アパーチャは、長さ方向Lに関してハンドル部分401と取り付け部分413との間に配され得る。ラッチ400は、支持部材402の後端部に配されたハンドル部分401をさらに含み得る。アパーチャは、支持部材402をモジュールハウジング146に旋回可能に取り付けるよう、モジュールハウジング146によって支持された旋回ピン408のうちのそれぞれを受容するようなサイズであってよい。よって、旋回ピン408は、その長軸に沿って旋回軸を定めることができる。旋回部材406は旋回ピン408を所望のとおりに含み得ることを認識されたい。さらに、旋回ピン408、および本明細書に記載するその他の旋回ピンは、モジュールハウジング146のアパーチャ内に配され得るか、あるいは、所望のとおりにモジュールハウジング146とモノリシックであってよいことを認識されたい。
ラッチ400は、バックアウト防止ラッチ400が係合位置にあるときに支持部材402が旋回軸から前方向および後方向の両方に延びるように、モジュールハウジング146に装着され得る。具体的には、ハンドル部分401は、旋回軸から後方向に延びてよく、取り付け部分413は、旋回軸から前方向に延びてよい。よって、旋回軸は、取り付け部分413から後方向に離間し得る。ハンドル部分401は、ラッチ400を係合位置から係合解除位置まで移動させる係合解除力を受け取るように構成され得る。
ラッチ400は、ラッチ400を係合位置に向かって付勢する付勢力を加えるように構成された、少なくとも1つの付勢部材417をさらに含み得る。一実施例では、付勢部材417は、ハンドル部分401から延びてよく、付勢力を提供するよう、相互接続モジュール102に当接するように構成され得る。具体的には、付勢部材417は、ハンドル部分401から内側に、横方向Aに沿ってモジュールハウジング146に向かって延びることができる。付勢部材417は、付勢力を提供するよう、モジュールハウジング146の横方向側面に当接するように構成され得る。付勢部材417は、支持部材402から延びる弾性ばねアーム409によって画定され得る。具体的には、ばねアーム409は、横方向Aに沿って支持部材402から離れて延びるにつれて後方向に延びる。よって、ばねアーム409は支持部材402から長さ方向Lに沿ってハンドル部分401に向かって延び得ると言える。ばねアーム419は平坦であってよい。あるいは、ばねアーム419は、支持部材402から延びるにつれて、横方向Aに沿って湾曲される。ばねアーム419は、ラッチ400が係合位置にあるとき、モジュールハウジング146に当接するように構成されている。旋回軸は、付勢部材417から前方向に離間していてよい。フィンガー404もまた、付勢部材417および旋回軸から前方向に離間していてよい。したがって、旋回軸は、長さ方向Lに関してフィンガー404と付勢部材417との間に配され得る。
以下の説明から認識されるように、係合解除力は、ラッチ400を係合位置から係合解除位置まで作動させるよう、付勢力に対抗してフィンガー404をホストモジュール104から遠ざけるように構成されている。例えば、横方向への内向きの係合解除力が、旋回軸から後方に離間した位置においてラッチ400のハンドル部分401に加えられ、それによって、ラッチ400を係合位置から係合解除位置まで移動させることができる。係合解除力は、モジュールハウジング146に向かって加えられ得る。さらに代わりに、ラッチ400は、横方向Aに沿ってモジュールハウジング146から離れる外方力が、旋回軸から前方向に離間した位置においてラッチ400に加えられ得るように構成され、それによって、ラッチ400を係合位置から係合解除位置まで移動させ得る。
相互接続システム100は、相互接続モジュール102の横方向に相対する側面にそれぞれが取り付けられる一対のラッチ400を含み得る。例えば、一対のラッチ400はそれぞれ、モジュールハウジング146の横方向に相対する側面に取り付けられ得る。よって、ラッチ400は、互いに向かって押しつぶされて、ラッチ400をそれらの係合位置から係合解除位置へと作動させることができる。具体的には、ハンドル部分401は、互いに向かって押しつぶされて、ラッチ400をそれらの係合位置から係合解除位置へと作動させることができる。
図12Dに示すように、また前述したように、相互接続システム100は、第1の電気コネクタ152をホスト基板118に固定するように構成された、少なくとも1つの固定部材188を含み得る。例えば、相互接続システム100は、一対の固定部材188を含み得、これらは、ホスト基板118に装着されるように構成され、第2の電気コネクタ154の相対する横方向側面に取り付けられる。各固定部材188は、第2の電気コネクタ154に取り付けられるように構成された横方向内側端部を有する直立固定本体189を含み得る。直立固定本体は、横断方向に沿ってホスト基板118から延びる。例えば、横方向内側端部は、第2の電気コネクタ154を受容するように構成された溝191を画定し得る。固定部材188は、所望のとおりに任意の適切な代替的な方法で第2の電気コネクタ154に取り付けられるように構成され得る。固定部材188はそれぞれ、固定本体189から延出する、突出部193を含むこともできる。具体的には、突出部193は、固定本体189の横方向外側端部から延出し得る。横方向外側端部は、横方向Aに関して横方向内側端部の反対側にある。固定部材188は、固定本体189および突出部193を含め、金属またはプラスチックなど、任意の適切な材料から作ることができる。金属は、固定部材および固定本体189および突出部193に強度を加えることが望ましい場合がある。あるいは、突出部193は、第2の電気コネクタ154から、特に第2のコネクタハウジング153から延出し得る。
説明するように、ラッチ400は、少なくとも1つの係合部材を含み得、突出部193は、相補的な係合部材を画定することができ、ラッチ400の係合部材は、ラッチ400を第2の電気コネクタ154に取り付けるよう、相補的な係合部材と嵌合するように構成される。ラッチ400の係合部材は、相互接続モジュール102をホストモジュール104に取り付けるよう、相補的な係合部材と嵌合するように構成されるとさらに言うことができる。ラッチ400が相補的な係合部材から係合解除されると、相互接続モジュール102はホストモジュールから除去され得る。ラッチ400の係合部材は、ラッチ400を固定部材188に取り付けるよう、相補的な係合部材と嵌合するように構成され得る。一実施例では、突出部193は、固定本体189から延出する。よって、固定部材188は、相補的な係合部材を画定し得る。別の実施例では、突出部193は、第2の電気コネクタ154から、特に第2のコネクタハウジング153から延出し得る。よって、第2の電気コネクタ152および第2のコネクタハウジング153のうちの一方または両方は、相補的な係合部材を画定すると言える。
ラッチ400および突出部193は、少なくとも部分的に第2の機械的干渉を定めることができる。本明細書に記載するすべての実施形態では、ラッチ400および固定部材188、あるいは第2の電気コネクタ154は、ラッチが係合位置にあるときに、互いに取り付けられるように構成され得ることを認識されたい。図12Dに示すような固定部材188は、本明細書に記載する方法で、ラッチが係合位置にあるとき、それぞれのラッチフィンガーに係合するよう、本明細書に記載する任意の実施形態に組み込まれ得ることを認識されたい。
一実施例では、ラッチ400の少なくとも1つの係合部材は、少なくとも1つのフィンガー404によって画定され得る。少なくとも1つのフィンガー404は、第2の機械的干渉を定めるよう、突出部193を受容するように構成された受容アパーチャ405を画定し得る。一実施例では、受容アパーチャ405は、横方向Aに沿って少なくともフィンガー404内に延びることができる。例えば、受容アパーチャ405は、横方向Aに沿ってフィンガー404を通って延びることができる。フィンガー404は、支持部材402に対して横方向内側にオフセットされ得る。ばねアーム409はまた、支持部材402に対して横方向内側に延びる。受容アパーチャ405は、横方向Aに沿って突出部193を受容する。よって、ラッチ400は、横方向Aに沿って固定部材188と嵌合する。さらに、ラッチ400は、固定部材188の横方向に最も外側の表面と嵌合する。
よって、固定部材188の相補的な係合部材は、受容アパーチャ405に受容されるようなサイズの少なくとも1つの突出部193として構成され得る。図12Eに示すように、突出部193は、その後端部がテーパー状になったテーパー状表面195を画定し得る。テーパー状表面195は、カム表面を画定することができ、フィンガー404は、図12Eに示すように、係合解除位置から係合位置まで移動するにつれて、このカム表面に沿って進むように構成されている。フィンガー404は、受容アパーチャ405を画定するプレートを画定し得る。プレートは実質的に平坦であってよい。例えば、プレートは、横断方向Tおよび長さ方向Lによって定められる平面に沿って実質的に平坦であってよい。プレートは、支持部材402に対して横方向内側にオフセットされ得る。あるいは、プレートは、支持部材402と同一平面上にあってよい。
ラッチ400が係合位置にあるとき、突出部193は、図12Fに示すように、少なくとも受容アパーチャ405の中に、またはこれを通って延びることができる。よって、フィンガー404(よってラッチ400)と突出部との間のアバットメントは、ラッチ400が係合位置にあるとき第2の機械的干渉を定めることができる。ラッチ400の付勢部材417は、モジュールハウジング146に対して弾性的に圧迫し、受容アパーチャが横方向Aに沿って突出部193と整列したときに受容アパーチャ405が突出部193を受容する位置へとフィンガー404を押す付勢力を加えることができる。図12Gに示すように、フィンガー404を受容アパーチャ405から除去するよう、付勢力を克服するのに十分な係合解除力がラッチ400に加えられ、それによって第2の機械的干渉を除去することができる。具体的には、係合解除力は、横方向Aに沿ってモジュールハウジング146に向かってハンドル部分401に加えられ得る。よって、係合解除力は、付勢部材417をモジュールハウジング146に対して圧迫し得る。ラッチ400が係合位置から係合解除位置まで旋回すると、相互接続モジュール102は、ラッチ400を含め、後方向にホストモジュール104に対して移動可能であり、これによって、相互接続基板113を第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154のうちの少なくとも一方または両方から分離する。相互接続基板113は、ノッチ403を画定することができ、これは、横断方向Tに沿って相互接続基板113を通って延び、相互接続モジュール102が第1の電気コネクタ152および第2の電気コネクタ154にそれぞれ取り付けられると固定部材188を受容するようなサイズである。
ラッチ400が係合解除位置にあるとき、横方向Aに沿った、ハンドル部分401の横方向内側表面間の距離は、受容アパーチャ405を画定するプレートのそれぞれの横方向内側表面間の距離より大きい。
代替的な実施形態では、ラッチ400は、突出部を画定してよく、固定部材188は、ラッチが係合位置にあるときに突出部を受容する受容アパーチャを画定し得る。よって、ラッチ400および固定部材188のうちの一方が受容アパーチャを画定し、ラッチ400および固定部材188のうちのもう一方が、ラッチ400を第2の電気コネクタ154に固定するように受容アパーチャに受容されるサイズである突出部を画定すると言える。
次に図12H~図12Iを参照すると、相互接続モジュール102は、モジュールハウジング146に装着および固定されるように構成されたヒートシンク420を含み得る。よって、ラッチ400は、代わりにヒートシンク420に旋回可能に取り付けられ得る。ヒートシンク420は、基部421と、基部421から延びる複数の直立フィン429と、を含み得る。フィン429は、フィン429のうちのそれぞれの隣接するものの間に配される複数の凹部431を画定するよう、互いから離間し得る。具体的には、フィン429は、長さ方向Lに沿って互いから離間し得る。ヒートシンク420は、任意の方法で所望のとおりにモジュールハウジング146に固定され得る。例えば、相互接続モジュール102は、1つ以上の固定バンド422を含み得、これは、ヒートシンク420内に延びる固定凹部423に挿入され得、また、モジュールハウジング146にさらに固定され得る。固定凹部423は、横断方向Tに沿ってヒートシンク420内に延びることができる。例えば、固定凹部423は、横断方向Tに沿ってフィン429内に延びることができる。固定凹部423は、横断方向Tに関して基部421で終端し得る。固定凹部423は、横方向Aに沿って細長くてよい。固定凹部423は、長さ方向Lに沿って互いに離間し得る。あるいは、固定凹部423は、長さ方向Lに沿って細長くてよい。
固定バンド422はそれぞれ、ヒートシンク420をモジュールハウジング146に固定するように構成され得る。固定バンド422はそれぞれ、固定バンド422のそれぞれの相対する端部425と、相対する端部425間に延びる中間セクション427と、を画定し得る。中間セクション427は、固定凹部423のうちのそれぞれに受容されるように構成される。固定バンド422は、固定バンド422をモジュールハウジング146に固定するよう、モジュールハウジング146の相補的突出部426を受容するように構成された、アパーチャ424を画定し得る。突出部426は、横方向Aに沿ってモジュールハウジング146から延出し得る。突出部426は、モジュールハウジング146の相対する横方向外側表面から延出し得る。一対の突出部426は、長さ方向Lに沿って別の一対の突出部426よりも幅が狭くてよい。一対の突出部426のうちの1つは、一対の突出部426のもう一方から後方向に離間し得る。あるいは、複数対の突出部426が互いに同じサイズおよび形状を有してよい。
アパーチャ424は、相対する端部425を通って延びることができる。固定バンド422のうちの1つの端部425は、長さ方向Lに沿って固定バンドのうちの別の1つの端部425よりも幅が狭くてよい。固定バンド422のうちの1つは、固定バンド422のうちの別の1つから後方向に離間し得る。あるいは、固定バンド422の端部424は、互いに同じサイズおよび形状を有し得る。固定バンド422がそれぞれの固定凹部423に挿入されモジュールハウジング146に固定されると、ヒートシンク420は、モジュールハウジング146に装着されると言える。例えば、ヒートシンク420は、モジュールハウジング146の上方表面に装着され得る。
有利には、相互接続モジュール102がホストモジュール104に取り付けられたとき、および相互接続モジュール102がホストモジュール104から除去される間のいずれも、ヒートシンク420がモジュールハウジング146に装着されたままであってよいことを認識されたい。よって、ヒートシンク420は、ラッチ400が相補的な係合部材と係合するとき、およびラッチ400が相補的な係合部材から係合解除されるときのいずれも、モジュールハウジング146に装着されたままであってよい。
相互接続システム100は、ラッチ400のうちの第1および第2のラッチなど、任意の数のラッチ400を所望のとおりに含み得ることを認識されたい。ラッチ400は、横方向Aに沿って互いから離間し得る。具体的には、ラッチ400は、それぞれの旋回軸が横方向Aに沿って互いに整列されるように、位置づけられ得る。さらに、フィンガー404は、互いから離間し、かつ横方向Aに沿って互いに整列され得る。したがって、フィンガー404は、ラッチ400が係合解除位置から係合位置まで移動するにつれて、互いに向かって移動し得る。同様に、フィンガー404は、ラッチ400が係合位置から係合解除位置まで移動するにつれて、互いから離れて、またそれぞれの突出部193から離れて遠ざかることができる。さらになお、付勢部材417は、横方向Aに沿って互いに整列され得る。相互接続システム100は、ラッチ400のうちの第1および第2のラッチと、固定部材188のうちの第1および第2の固定部材と、を含むラッチシステムを含むと言えることを認識されたい。
次に概して図2A~図12Iを参照して、本開示は、ラッチおよび固定部材を含む、本明細書に記載する構成要素、ならびにそれらを組み込むすべてのモジュールおよびシステムを作製および使用するすべての方法をさらに企図する。
図面に示す実施形態の例示および論考は、例示目的にすぎず、開示を制限すると解釈すべきではないことに注目されたい。当業者は、本開示がさまざまな実施形態を企図することを認識するであろう。さらに、前述した実施形態で前述した概念は、単独で、または前述したその他の実施形態のいずれかと組み合わせて、使用され得ることを理解されたい。例示された一実施形態に関して前述したさまざまな代替的な実施形態が、別段指示がない限り、本明細書に記載するすべての実施形態に適用され得ることをさらに認識されたい。
〔実施の態様〕
(1) 相互接続システムにおいて、
ホストモジュールの第1および第2の電気コネクタと嵌合するように構成された相互接続モジュールであって、前記第2の電気コネクタは、前記第1の電気コネクタから後方向に離間し、前記第1の電気コネクタは、前記第2の電気コネクタより速いデータ転送速度で動作するように構成され、前記相互接続モジュールは、モジュール基板、および前記モジュール基板によって支持された光学エンジンと、前記モジュール基板に装着され、前記光学エンジンを少なくとも部分的に取り囲むモジュールハウジングと、を含む、相互接続モジュールと、
バックアウト防止ラッチであって、前記モジュールハウジングに旋回可能に取り付けられるように構成された少なくとも1つの旋回部材を画定し、係合解除位置と係合位置との間を、旋回軸を中心として前記モジュールハウジングに対して旋回可能である、バックアウト防止ラッチと、
を含み、
前記バックアウト防止ラッチが前記係合位置にあるとき、1)前記バックアウト防止ラッチと前記モジュールハウジングとの間の第1の機械的干渉が、前記後方向の前記バックアウト防止ラッチに対する前記後方向への前記相互接続モジュールの移動を制限し、2)前記ラッチと前記ホストモジュールとの間の第2の機械的干渉が、前記第1および第2の電気コネクタに対する前記後方向への前記ラッチの移動を制限し、3)前記後方向への移動が制限されることにより、前記相互接続モジュールが、前記相互接続モジュールを前記第1および第2の電気コネクタから分離するのに十分であろう距離だけ、前記第1および第2の電気コネクタに対して前記後方向に移動するのを防ぎ、
前記バックアウト防止ラッチが前記係合解除位置にあるとき、前記第2の機械的干渉は、除去され、前記相互接続モジュールは、前記相互接続モジュールを前記第1および第2の電気コネクタのうちの少なくとも1つから分離するように十分な距離だけ、前記第1および第2の電気コネクタに対して前記後方向に移動可能となり、
前記バックアウト防止ラッチは、前記ラッチが前記係合位置にあるときに前記ホストモジュールと共に前記第2の機械的干渉を定めるフィンガーを含み、
前記フィンガーは、前記第1の電気コネクタより上に配されている、相互接続システム。
(2) 実施態様1に記載の相互接続システムにおいて、
前記相互接続モジュールは、光学トランシーバーを含む、相互接続システム。
(3) 実施態様1または2に記載の相互接続システムにおいて、
前記モジュール基板は、第1の側面、および前記後方向に垂直な横断方向に沿って前記第1の側面の反対側にある第2の側面を含み、前記第2の側面は、前記第2の電気コネクタのそれぞれの電気接点と嵌合するように構成された導電性ランドを有し、前記旋回軸は、前記後方向および前記横断方向のそれぞれに垂直である横方向に沿って向きを定められている、相互接続システム。
(4) 実施態様1~3のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記ラッチは、前記第1および第2の電気コネクタが装着されるホスト基板に装着された前記ホストモジュールの固定部材と共に前記第2の機械的干渉を定めるように構成されている、相互接続システム。
(5) 実施態様4に記載の相互接続システムにおいて、
前記ラッチは、前記第1の電気コネクタの電気接点から上方にオフセットし、かつ前記横断方向に沿って前記第1の電気コネクタの前記電気接点と整列した、前記固定部材の上方プレートに係合するように構成されている、相互接続システム。
(6) 実施態様5に記載の相互接続システムにおいて、
前記上方プレートは、前記第2の機械的干渉を定めるよう、前記フィンガーを受容するように構成されている、相互接続システム。
(7) 実施態様4~6のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記固定部材は、前記モジュール基板に装着されるように構成された固定タブを含み、前記固定タブは、前記上方プレートとモノリシックである、相互接続システム。
(8) 実施態様5~7のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記第1の電気コネクタの前記電気接点を少なくとも部分的に取り囲むハウジングをさらに含み、
前記ハウジングは、前記上方プレートを画定する、相互接続システム。
(9) 実施態様1~8のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記旋回軸は、前記第2の電気コネクタから、前記後方向とは反対の前方向に離間し、前記フィンガーは、前記バックアウト防止ラッチが前記係合位置にあるとき前記旋回軸から前記前方向に離間している、相互接続システム。
(10) 実施態様1~9のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記モジュールハウジングに当接し、前記バックアウト防止ラッチに対する付勢力を提供する、付勢部材をさらに含む、相互接続システム。
(11) 実施態様1~10のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記フィンガーは、第1および第2のフィンガーを含む、相互接続システム。
(12) 実施態様1~3のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記モジュール基板は、前記第2の電気コネクタによって支持され、かつ前記第1および第2の電気コネクタが装着されるホスト基板に装着された固定部材に当接し、それによって、前記相互接続モジュールが前記ホストモジュールに対して、前記後方向とは反対の前方向に移動するのを防ぐように構成されている、相互接続システム。
(13) 実施態様1~12のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記ラッチのどの部分も、前記ラッチが前記係合位置にあるとき、および前記ラッチが前記係合解除位置にあるときの両方において、前記第1および第2の電気コネクタが装着されるホスト基板内に延びない、相互接続システム。
(14) 実施態様1~13のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記ホストモジュールをさらに含む、相互接続システム。
(15) 相互接続システムにおいて、
基板、前記基板に装着された光学エンジン、および前記基板に装着され、かつ前記光学エンジンを少なくとも部分的に取り囲む、トランシーバーハウジングを含む、トランシーバーと、
前記トランシーバーハウジングに対して旋回軸を中心として旋回可能となるよう、前記トランシーバーハウジングに旋回可能に取り付けられたバックアウト防止ラッチであって、前記バックアウト防止ラッチは、前記旋回軸から、前記トランシーバーが前方向において嵌合されるように構成された第1の電気コネクタを含むホストモジュールに当接するよう前記トランシーバーハウジングの最も前方の端部から前記前方向に離間した係合部材まで、延びる、バックアウト防止ラッチと、
を含み、
前記バックアウト防止ラッチは、係合位置と係合解除位置との間を、前記旋回軸を中心として旋回可能であり、前記係合位置では、前記係合部材と前記ホストモジュールとの間のアバットメント(abutment)により、前記トランシーバーが前記前方向とは反対の後方向に前記第1の電気コネクタから分離されるのを防ぎ、前記係合解除位置では、前記アバットメントが除去され、前記トランシーバーは、前記トランシーバーを前記第1の電気コネクタから分離するよう十分な距離だけ、前記第1の電気コネクタに対して前記後方向に移動可能となる、相互接続システム。
(16) 実施態様15に記載の相互接続システムにおいて、
前記基板は、前記トランシーバーを前記第1の電気コネクタに嵌合させるよう、前記第1の電気コネクタに受容されるように構成された電気接触パッドを、前記基板の前端部に含み、前記係合部材は、前記電気接触パッドから前記前方向に離間している、相互接続システム。
(17) 実施態様16に記載の相互接続システムにおいて、
前記接触パッドは、前記前方向に垂直である横方向に沿って向きを定められた列をなして配列されており、前記係合部材は、前記横方向および前記前方向のそれぞれに垂直である横断方向に沿って前記第1の電気コネクタと整列されるように構成されている、相互接続システム。
(18) 実施態様17に記載の相互接続システムにおいて、
前記係合部材は、前記第1の電気コネクタより上に配されるように構成され、前記第1の電気コネクタは、前記係合部材と、前記第1の電気コネクタが装着されるホスト基板との間に配されている、相互接続システム。
(19) 実施態様17または18に記載の相互接続システムにおいて、
前記旋回軸は、前記横方向に沿って向きを定められている、相互接続システム。
(20) 実施態様15~19のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記係合部材は、前記ホストモジュールに係合するように構成されたフィンガーを含む、相互接続システム。
(21) 実施態様20に記載の相互接続システムにおいて、
前記ラッチは、前記トランシーバーハウジングに旋回可能に取り付けられ、かつ前記トランシーバーハウジングを越えて前記前方向に延びる、第1および第2の支持壁を含み、前記フィンガーは、前記第1および第2の支持壁によってそれぞれ支持された第1および第2のフィンガーを含む、相互接続システム。
(22) 実施態様15~21のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記トランシーバーハウジングに当接し、前記バックアウト防止ラッチに対する付勢力を提供する付勢部材をさらに含む、相互接続システム。
(23) 実施態様15~22のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記ラッチのどの部分も、前記ラッチが前記係合位置にあるとき、および前記ラッチが前記係合解除位置にあるときの両方において、前記第1の電気コネクタが装着されるホスト基板内に延びない、相互接続システム。
(24) 実施態様14~17のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記モジュール基板は、前記第2の電気コネクタによって支持され、かつ前記第1および第2の電気コネクタが装着されるホスト基板に装着される、固定部材に当接するように構成され、それによって、前記相互接続モジュールが前記ホストモジュールに対して、前記後方向とは反対の前方向に移動するのを防ぐ、相互接続システム。
(25) 実施態様24に記載の相互接続システムにおいて、
前記モジュール基板の一部が、前記固定部材に受容されるように構成され位置づけられている、相互接続システム。
(26) 相互接続システムにおいて、
ホストモジュールの第1および第2の電気コネクタと嵌合するように構成された相互接続モジュールであって、前記第1の電気コネクタは、前記第2の電気コネクタから前方向に離間し、前記第1の電気コネクタは、前記第2の電気コネクタより速いデータ転送速度で動作するように構成され、前記相互接続モジュールは、モジュール基板、前記モジュール基板によって支持された光学エンジン、および前記モジュール基板に装着され、前記光学エンジンを少なくとも部分的に取り囲むモジュールハウジング、を含む、相互接続モジュールと、
バックアウト防止ラッチであって、前記モジュールハウジングに旋回可能に取り付けられるように構成された少なくとも1つの旋回部材を画定し、前記バックアウト防止ラッチは、旋回軸を中心として、係合解除位置と係合位置との間を、前記モジュールハウジングに対して旋回可能であり、前記旋回軸は、前記トランシーバーモジュールが前記第1および第2の電気コネクタと嵌合すると、前記第2の電気コネクタから前記前方向に離間するように構成され、前記バックアウト防止ラッチは、前記旋回部材から前記前方向にフィンガーまで延びる、バックアウト防止ラッチと、
を含み、
前記バックアウト防止ラッチが前記係合位置にあるとき、1)前記バックアウト防止ラッチと前記モジュールハウジングとの間の第1の機械的干渉が、後方向の前記バックアウト防止ラッチに対する前記後方向への前記相互接続モジュールの移動を制限し、2)前記フィンガーと前記ホストモジュールとの間の第2の機械的干渉が、前記第1および第2の電気コネクタに対する前記後方向への前記ラッチの移動を制限し、3)前記後方向への移動が制限されることにより、前記相互接続モジュールが、前記相互接続モジュールを前記第1および第2の電気コネクタから分離するのに十分であろう距離だけ、前記第1および第2の電気コネクタに対して前記後方向に移動するのを防ぎ、
前記バックアウト防止ラッチが前記係合解除位置にあるとき、前記第2の機械的干渉は、除去され、前記相互接続モジュールは、前記相互接続モジュールを前記第1および第2の電気コネクタのうちの少なくとも1つから分離するように十分な距離だけ、前記第1および第2の電気コネクタに対して前記後方向に移動可能となる、相互接続システム。
(27) 実施態様26に記載の相互接続システムにおいて、
前記フィンガーは、前記ラッチが前記係合位置にあるときに、前記ホストモジュールによって受容されるように構成されている、相互接続システム。
(28) 実施態様27に記載の相互接続システムにおいて、
前記モジュール基板は、前記前方向に垂直である横断方向に沿って互いに相対する第1および第2の表面を画定し、前記第2の表面は、前記第2の電気コネクタと嵌合するように構成された接触パッドを画定し、
前記フィンガーは、前記ラッチが前記係合位置にあるときに上方プレートによって受容されるように構成され、
前記上方プレートは、前記第1の電気コネクタの電気接点より上に配され、前記横断方向に沿って前記第1の電気コネクタの前記電気接点とさらに整列されている、相互接続システム。
(29) 実施態様28に記載の相互接続システムにおいて、
前記旋回軸は、前記前方向および前記横断方向のそれぞれに垂直である横方向に沿って向きを定められている、相互接続システム。
(30) 実施態様29に記載の相互接続システムにおいて、
前記フィンガーは、前記横方向に沿って互いから離間している第1および第2のフィンガーを含む、相互接続システム。
(31) 実施態様30に記載の相互接続システムにおいて、
前記第1および第2のフィンガーは、前記ホストモジュールによって受容されるように構成されている、相互接続システム。
(32) 実施態様26~31のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記ラッチのどの部分も、前記モジュール基板より下の位置まで延びない、相互接続システム。
(33) 実施態様26~32のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記モジュールハウジングに当接し、前記バックアウト防止ラッチが前記係合位置にあるときに前記バックアウト防止ラッチに対して付勢力を提供する、付勢部材をさらに含む、相互接続システム。
(34) 実施態様26~33のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記モジュール基板は、前記ホストモジュールに対する前記前方向への前記相互接続モジュールの移動を防ぐように、前記ホストモジュールに当接するように構成されている、相互接続システム。
(35) 実施態様34に記載の相互接続システムにおいて、
前記モジュール基板は、前記第2の電気コネクタによって支持され、かつ前記第1および第2の電気コネクタが装着されるホスト基板に装着される、固定部材に当接するように構成され、それによって、前記相互接続モジュールが前記ホストモジュールに対して、前記後方向とは反対の前方向に移動するのを防ぐ、相互接続システム。
(36) 実施態様35に記載の相互接続システムにおいて、
前記モジュール基板は、前記前方向の方を向くアバットメント表面によって部分的に画定されるノッチを含み、前記アバットメント表面は、前記固定部材に当接するように構成されている、相互接続システム。
(37) 相互接続システムにおいて、
ホスト基材上に装着されたホストモジュールの第1および第2の電気コネクタと嵌合するように構成された相互接続モジュールであって、前記第1の電気コネクタは、前記第2の電気コネクタから前方向に離間し、前記第1の電気コネクタは、前記第2の電気コネクタより速いデータ転送速度で動作するように構成され、前記相互接続モジュールは、モジュール基板、前記モジュール基板によって支持された光学エンジン、モジュールハウジングを少なくとも部分的に取り囲むモジュールハウジング、を含む、相互接続モジュールと、
バックアウト防止ラッチであって、前記バックアウト防止ラッチに対する前記前方向とは反対の後方向への前記相互接続モジュールの後方移動を制限する、前記バックアウト防止ラッチと前記相互接続モジュールとの間の第1の機械的干渉を定めるよう、前記相互接続モジュールと機械的に連絡させられるように構成され、前記第2の電気コネクタを支持しかつ前記ホスト基材に装着される固定部材の前向き外側支持表面に当接するように構成された、少なくとも1つのフィンガーを含む、バックアウト防止ラッチと、
を含み、
前記バックアウト防止ラッチは、前記相互接続モジュールが前記第1および第2の電気コネクタと嵌合されると、係合位置と係合解除位置との間を移動可能となるように構成され、
前記バックアウト防止ラッチが前記係合位置にあるとき、前記少なくとも1つのフィンガーは、前記相互接続モジュールが、前記相互接続モジュールを前記第1および第2の電気コネクタのうちの少なくとも1つから分離するのに十分であろう距離だけ、前記ホストモジュールに対して前記後方向に移動するのを防ぐよう、前記支持表面と共に第2の機械的干渉を定め、
前記バックアウト防止ラッチが前記係合解除位置にあるとき、少なくとも前記第2の機械的干渉が除去され、前記相互接続モジュールは、前記相互接続モジュールを少なくとも1つの前記電気コネクタから分離するよう十分な距離だけ、前記少なくとも1つの電気コネクタに対して前記後方向に移動可能となる、相互接続システム。
(38) 実施態様37に記載の相互接続システムにおいて、
前記バックアウト防止ラッチは、前記第1の機械的干渉を定めるよう、前記相互接続モジュールと機械的に連絡させられるように構成された支持部材を含み、前記少なくとも1つのフィンガーは、前記支持部材から延びる、相互接続システム。
(39) 実施態様38に記載の相互接続システムにおいて、
前記少なくとも1つのフィンガーは、前記前方向に垂直である横断方向に沿って前記支持部材に対して延出する、一対のフィンガーを含み、前記フィンガーは、前記第2の電気コネクタを支持しかつそれぞれが前記ホスト基材に装着されている第1および第2の固定部材のそれぞれの前向き外側支持表面に当接するように構成されている、相互接続システム。
(40) 実施態様39に記載の相互接続システムにおいて、
前記支持部材は、前記前方向および前記横断方向に対して垂直に向けられた横方向に沿って細長い上方クロスバーを含み、前記フィンガーは、前記横方向に沿って互いから離間した前記支持部材の相対する端部に対して下に延びる、相互接続システム。
(41) 実施態様40に記載の相互接続システムにおいて、
前記少なくとも1つのフィンガーは、前記横断方向に沿って細長い、相互接続システム。
(42) 実施態様40または41に記載の相互接続システムにおいて、
前記ラッチは、前記支持部材の前記相対する端部から延出する第1および第2のアームを含み、前記フィンガーは、前記第1および第2のアームそれぞれから下に延びる、相互接続システム。
(43) 実施態様42に記載の相互接続システムにおいて、
前記フィンガーは、それぞれの前記アームに対して揺り動かされる、相互接続システム。
(44) 実施態様39~43のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記モジュール基板および前記フィンガーは、前記前方向および前記後方向のそれぞれに対して前記固定部材それぞれの固定壁を捕捉するように構成されている、相互接続システム。
(45) 実施態様39~44のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記ラッチは、前記係合解除位置と前記係合位置との間を、前記相互接続モジュールに対して前記横断方向に沿って並進運動可能である、相互接続システム。
(46) 実施態様40~45のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記相互接続モジュールは、前記モジュールハウジングによって支持され、かつ前記横方向に沿って互いから離間した複数のフィンを画定する、ヒートシンクをさらに含み、前記ヒートシンクは、前記ラッチが前記係合位置にあるときに前記ラッチを受容するように構成されたラッチ受容凹部を画定する、相互接続システム。
(47) 実施態様46に記載の相互接続システムにおいて、
前記ラッチ受容凹部は、前記横方向Aに沿って前記フィンのうちの少なくとも1つの中に延び、前記横断方向Tに沿って前記フィンの中にさらに延びる、相互接続システム。
(48) 実施態様47に記載の相互接続システムにおいて、
前記ラッチ受容凹部は、前記フィンのそれぞれの上方表面の中へと下に延びるノッチを画定し、前記ノッチは、前記ラッチの前記固定部材を受容するように構成されている、相互接続システム。
(49) 実施態様48に記載の相互接続システムにおいて、
前記ノッチは、前記横方向に沿って前記フィンを通って延びる、相互接続システム。
(50) 実施態様47~49のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記ラッチ受容凹部は、前記横方向に沿って前記ヒートシンク内へと延びる一対のチャネルを画定し、前記ラッチは、前記ラッチが前記係合位置と前記係合解除位置との間を前記横断方向に沿って並進運動すると、前記チャネル内を進むように構成されている、相互接続システム。
(51) 実施態様50に記載の相互接続システムにおいて、
前記チャネルは、前記横方向に沿って前記フィンのうちの一対の最も外側のフィンのそれぞれの中へと延びる、相互接続システム。
(52) 実施態様51に記載の相互接続システムにおいて、
前記チャネルは、前記横方向に沿って前記フィンのうちの前記最も外側のフィンのそれぞれの横方向外側表面の中へと延びる、相互接続システム。
(53) 実施態様52に記載の相互接続システムにおいて、
前記チャネルそれぞれの少なくとも一部が、前記横方向に沿って前記フィンのうちの前記最も外側のフィンそれぞれを通って延びない、相互接続システム。
(54) 実施態様51~53のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記チャネルは、前記横断方向に沿って前記フィンのうちの前記最も外側のフィンそれぞれを通って延びる、相互接続システム。
(55) 実施態様37~54のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記ラッチのどの部分も、前記ラッチが前記係合位置にあるときに、前記ホスト基板の中へと延びない、相互接続システム。
(56) 実施態様46~55のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記ヒートシンクは、前記フィンの中へと延びる少なくとも1つの固定凹部をさらに画定し、前記相互接続システムは、前記ヒートシンクを前記モジュールハウジングに固定するよう、それぞれの前記少なくとも1つの固定凹部内に配され、かつ前記モジュールハウジングに取り付けられるように構成された、少なくとも1つの固定部材をさらに含む、相互接続システム。
(57) 実施態様56に記載の相互接続システムにおいて、
前記少なくとも1つの固定凹部はそれぞれ、前記横断方向に沿って前記フィンの上端部の中へと延びる固定ノッチを含む、相互接続システム。
(58) 実施態様56に記載の相互接続システムにおいて、
前記固定ノッチはそれぞれ、前記横方向に沿って前記フィンを通ってさらに延びる、相互接続システム。
(59) 実施態様57または58に記載の相互接続システムにおいて、
前記少なくとも1つの固定凹部はそれぞれ、前記横方向に沿って前記ヒートシンクの中へとそれぞれが延びる一対の固定チャネルをさらに含む、相互接続システム。
(60) 実施態様59に記載の相互接続システムにおいて、
前記固定チャネルは、前記横方向Aに沿って前記フィンのうちの前記最も外側のフィンそれぞれの中へと延びる、相互接続システム。
(61) 実施態様60に記載の相互接続システムにおいて、
前記固定チャネルは、前記横方向に沿って前記フィンのうちの前記最も外側のフィンの前記横方向外側表面の中へと延びる、相互接続システム。
(62) 実施態様61に記載の相互接続システムにおいて、
前記固定チャネルそれぞれの少なくとも一部は、前記横方向Aに沿って前記フィンのうちの前記最も外側のフィンそれぞれを通って延びない、相互接続システム。
(63) 実施態様59~62のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記固定チャネルは、前記横断方向に沿って前記フィンのうちの前記最も外側のフィンを通って延びる、相互接続システム。
(64) 実施態様59~63のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
少なくとも1つの固定バンドはそれぞれ、相対する端部と、前記相対する端部間に延びる中間セクションと、を含み、前記中間セクションは、前記固定ノッチに受容されるように構成され、前記相対する端部は、前記横断方向Tに沿って前記固定チャネルをそれぞれ通って延びるように構成されている、相互接続システム。
(65) 実施態様64に記載の相互接続システムにおいて、
前記少なくとも1つの固定バンドはそれぞれ、前記固定バンドを前記モジュールハウジングに取り付けるよう、前記モジュールハウジングの相補的な突出部を受容するように構成されたアパーチャを画定する、相互接続システム。
(66) 実施態様65に記載の相互接続システムにおいて、
前記アパーチャは、前記固定バンドの相対する外側端部をそれぞれ通って延びる、相互接続システム。
(67) 実施態様65または66に記載の相互接続システムにおいて、
前記突出部は、前記横方向に沿って前記モジュールハウジングから延出する、相互接続システム。
(68) 実施態様67に記載の相互接続システムにおいて、
前記突出部は、前記モジュールハウジングの相対する横方向外側表面から延出する、相互接続システム。
(69) 実施態様66~68のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記少なくとも1つの固定部材は、前記ヒートシンクを前記モジュールハウジングの上方表面に装着するよう、それぞれの前記少なくとも1つの固定凹部に配され、かつ前記モジュールハウジングに取り付けられるように構成されている、相互接続システム。
(70) 実施態様69に記載の相互接続システムにおいて、
前記少なくとも1つの固定凹部は、前記前方向および前記後方向のそれぞれを含む長さ方向に沿って互いから離間した複数の固定凹部を含み、
前記少なくとも1つの固定バンドは、前記ヒートシンクを前記モジュールハウジングに固定するよう、前記固定凹部のそれぞれに配され、かつ前記モジュールハウジングに取り付けられるように構成された複数の固定バンドを含む、相互接続システム。
(71) 実施態様37~70のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記モジュール基板は、前記第2の電気コネクタによって支持され、前記ホスト基板に装着される固定部材に当接するように構成され、それによって、前記相互接続モジュールが前記ホストモジュールに対して、前記後方向とは反対の前方向に移動するのを防ぐ、相互接続システム。
(72) 実施態様71に記載の相互接続システムにおいて、
前記モジュール基板は、前記固定部材に受容されるように構成されている、相互接続システム。
(73) 実施態様37~72のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記ホストモジュールをさらに含む、相互接続システム。
(74) 実施態様37~73のいずれかに記載の相互接続システムにおいて、
前記バックアウト防止ラッチは、前記バックアウト防止ラッチを前記ホストモジュールに対して前記前方向に移動させる付勢力を、前記ホストモジュールの付勢部材から受け取るように構成されている、相互接続システム。
(75) 実施態様74に記載の相互接続システムにおいて、
前記バックアウト防止ラッチは、片持ち脚部を含み、前記付勢部材からの前記付勢力により、前記片持ち脚部は、前記バックアウト防止ラッチの残部に対して前方向に偏向する、相互接続システム。
ホストモジュールに嵌合して示されている相互接続モジュールを含む相互接続システムの側面図である。
一実施形態による、図1Aの相互接続モジュールの斜視図である。
別の実施形態による、図1Aの相互接続モジュールの斜視図である。
相互接続モジュール、ホストモジュール、および係合解除位置で示されたバックアウト防止ラッチを含む、相互接続システムの分解組立斜視図である。
係合位置にあるバックアウト防止ラッチを示す、図2Aに例示された相互接続システムの一部の拡大斜視図である。
図2Aに示すバックアウト防止ラッチの斜視図である。
下にある基板に固定されるように構成された固定タブを示す、ホストモジュールの第1の電気コネクタの分解組立斜視図である。
下にある基板に固定されるように構成された固定タブを示す、ホストモジュールの第2の電気コネクタの分解組立斜視図である。
相互接続モジュール、ホストモジュール、および係合位置で示された並進運動可能なバックアウト防止ラッチを含む、相互接続システムの斜視図である。
ホストモジュールの電気コネクタの上面図である。
ヒートシンクを含む、図3Aに示す相互接続システムの分解組立斜視図である。
図3Bに示す電気コネクタの固定部材の側面図である。
図3Aに示す相互接続モジュールのモジュール基板の上面図である。
ホストモジュールと嵌合されるよう整列している、図3Aに示す相互接続モジュールの一部の斜視図である。
ホストモジュールと嵌合されて整列された相互接続モジュールを示す、図3Fに示す相互接続モジュールの部分の斜視図である。
図3Gに示す相互接続モジュールの部分の分解組立斜視図である。
係合解除位置にあるラッチ部材を示す、図3Gに示す相互接続モジュールの斜視図である。
係合解除位置にあるラッチ部材を示す、図3Fに示す相互接続モジュールの斜視図である。
一実施形態に従って構成された付勢部材の概略側面図である。
代替的な実施形態に従って構成された付勢部材の概略側面図である。
相互接続モジュール、ホストモジュール、および係合解除位置で示される別の実施形態に従って構成されたバックアウト防止ラッチを含む、相互接続システムの分解組立斜視図である。
係合位置にあるバックアウト防止ラッチを示す、図4Aに示された相互接続システムの一部の拡大斜視図である。
図4Aに示すバックアウト防止ラッチの斜視図である。
相互接続モジュール、ホストモジュール、および係合解除位置で示される別の実施形態に従って構成されたバックアウト防止ラッチを含む、相互接続システムの分解組立斜視図である。
係合位置にあるバックアウト防止ラッチを示す、図5Aに示された相互接続システムの一部の拡大斜視図である。
図5Aに示すバックアウト防止ラッチの斜視図である。
図5Bに示す相互接続システムの一部の断面側面図である。
相互接続モジュール、ホストモジュール、および係合解除位置で示される別の実施形態に従って構成されたバックアウト防止ラッチを含む、相互接続システムの分解組立斜視図である。
係合位置にあるバックアウト防止ラッチを示す、図6Aに示された相互接続システムの一部の拡大斜視図である。
図6Aに示すバックアウト防止ラッチの斜視図である。
相互接続モジュール、ホストモジュール、および係合解除位置で示される別の実施形態に従って構成されたバックアウト防止ラッチを含む、相互接続システムの分解組立斜視図である。
係合位置にあるバックアウト防止ラッチを示す、図7Aに示された相互接続システムの一部の拡大斜視図である。
図6Aに示すバックアウト防止ラッチの斜視図である。
相互接続モジュール、ホストモジュール、および係合解除位置で示される別の実施形態に従って構成されたバックアウト防止ラッチを含む、相互接続システムの分解組立斜視図である。
係合位置にあるバックアウト防止ラッチを示す、図8Aに示された相互接続システムの一部の拡大斜視図である。
図7Aに示すバックアウト防止ラッチの斜視図である。
相互接続モジュール、ホストモジュール、および係合解除位置で示される別の実施形態に従って構成されたバックアウト防止ラッチを含む、相互接続システムの分解組立斜視図である。
係合位置にあるバックアウト防止ラッチを示す、図9Aに示された相互接続システムの一部の拡大斜視図である。
図9Aに示すバックアウト防止ラッチの斜視図である。
相互接続モジュール、ホストモジュール、および係合解除位置で示される別の実施形態に従って構成されたバックアウト防止ラッチを含む、相互接続システムの分解組立斜視図である。
係合位置にあるバックアウト防止ラッチを示す、図10Aに示された相互接続システムの一部の拡大斜視図である。
図1Aに示すバックアウト防止ラッチの斜視図である。
下にある基板に固定されるように構成された固定タブを示す、ホストモジュールの第1の電気コネクタの分解組立斜視図である。
相互接続モジュール、ホストモジュールを含む、相互接続システムの分解組立斜視図であり、係合解除位置で示される別の実施形態に従って構成されたバックアウト防止ラッチを示すため一部が隠されている。
係合位置にあるバックアウト防止ラッチを示す、図11Aに示された相互接続システムの一部の拡大斜視図である。
図11Aに示すバックアウト防止ラッチの斜視図である。
相互接続モジュールの分解組立斜視図である。
下にある基板に固定されるように構成された固定タブを示す、ホストモジュールの第1の電気コネクタの分解組立斜視図である。
相互接続システムの別の斜視図である。
相互接続モジュール、ホストモジュールを含む、相互接続システムの分解組立斜視図であり、係合解除位置で示される別の実施形態に従って構成されたバックアウト防止ラッチを示すため一部が隠されている。
係合位置にあるバックアウト防止ラッチを示す、図12Aに示された相互接続システムの一部の拡大斜視図である。
図12Aに示すバックアウト防止ラッチの斜視図である。
図12Aに示す相互接続システムの一部の分解組立斜視図である。
図12Aに示す相互接続システムの一部の拡大斜視図であり、係合解除位置にあり、係合位置に向かって移動されているラッチを示す。
図12Bに示す相互接続システムの一部の拡大斜視図であり、係合解除位置にあるラッチを示す。
図12Aに示す相互接続システムの一部の拡大斜視図であり、係合位置から係合解除位置へと移動されたラッチを示す。
図12Aに示す相互接続システムの分解組立斜視図であり、ヒートシンクを含む相互接続モジュールを示す。
図11Hに示す相互接続システムの分解組立斜視図であり、相互接続モジュールのモジュールハウジングに装着されたヒートシンクを示す。