JP7032924B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤ1の子午線半断面図、つまりタイヤ赤道面に直交する面における断面図である。空気入りタイヤ1は、回転向きが指定されている。また、空気入りタイヤ1は車両(図示せず)に対する正規の装着のインアウトが指定されている。図1において、インアウトを指定通りに車両に空気入りタイヤ1を装着した際の空気入りタイヤ1の進行方向(前進方向)を矢印Bで示す。また、この矢印Bで示す前進時の空気入りタイヤ1の回転向きを図1において矢印Cで示す。さらに、図1に示すように、この空気入りタイヤ1を指定された正規のインアウトで車両に装着したとき、サイドウォール部3A、ビード部4A、チェーファー層13A、及びサイド補強層21Aが車両に対してアウト側に位置し、サイドウォール部3B、ビード部4B、チェーファー層13B、及びサイド補強層21Bが車両に対してイン側に位置する。
図6A及び図6Bを参照すると、本実施形態では、アウト側及びイン側サイド補強層21A,21Bのタイヤ周方向剛性に影響する特性のうち、補強コード22の傾斜角度θa,θbを除く特性を、アウト側サイド補強層21Aとイン側サイド補強層21Bとで同一に設定している。このように同一に設定している特性は、アウト側及びイン側サイド補強層21A,21Bの幅WS1,WS2(コード高さ)、アウト側及びイン側サイド補強層21A,21Bの厚さ、補強コード22のエンド数、補強コード22の直径(コード径)、ゴム層23のゴム硬度、及び補強コード22の材質を含む。
図7A及び図7Bを参照すると、本実施形態では、アウト側及びイン側サイド補強層21A,21Bのタイヤ周方向剛性に影響する特性のうち、補強コード22のエンド数を除く特性を、アウト側サイド補強層21Aとイン側サイド補強層21Bとで同一に設定している。このように同一に設定している特性は、アウト側及びイン側サイド補強層21A,21Bの幅WS1,WS2(コード高さ)、アウト側及びイン側サイド補強層21A,21Bの厚さ、補強コード22の傾斜角度θa,θb、補強コード22の直径(コード径)、ゴム層23のゴム硬度、及び補強コード22の材質を含む。
図8A及び図8Bを参照すると、本実施形態では、アウト側及びイン側サイド補強層21A,21Bのタイヤ周方向剛性に影響する特性のうち、補強コード22の直径(コード径)を除く特性を、アウト側サイド補強層21Aとイン側サイド補強層21Bとで同一に設定している。このように同一に設定している特性は、アウト側及びイン側サイド補強層21A,21Bの幅WS1,WS2(コード高さ)、アウト側及びイン側サイド補強層21A,21Bの厚さ、補強コード22の傾斜角度θa,θb、補強コード22のエンド数、ゴム層23のゴム硬度、及び補強コード22の材質を含む。
図9A及び図9Bを参照すると、本実施形態では、アウト側及びイン側サイド補強層21A,21Bのタイヤ周方向剛性に影響する特性のうち、ゴム層23のゴム硬度を除く特性を、アウト側サイド補強層21Aとイン側サイド補強層21Bとで同一に設定している。このように同一に設定している特性は、アウト側及びイン側サイド補強層21A,21Bの幅WS1,WS2(コード高さ)、アウト側及びイン側サイド補強層21A,21Bの厚さ、補強コード22の傾斜角度θa,θb、補強コード22のエンド数、補強コード22の直径(コード径)、及び補強コード22の材質を含む。
本実施形態では、アウト側及びイン側サイド補強層21A,21Bのタイヤ周方向剛性に影響する特性のうち、補強コードの材質を除く特性を、アウト側サイド補強層21Aとイン側サイド補強層21Bとで同一に設定している。このように同一に設定している特性は、アウト側及びイン側サイド補強層21A,21Bの幅WS1,WS2(コード高さ)、アウト側及びイン側サイド補強層21A,21Bの厚さ、補強コード22の傾斜角度θa,θb、補強コード22のエンド数、補強コード22の直径(コード径)、及びゴム層23のゴム硬度を含む。
2 トレッド部
3A,3B サイドウォール部
4A,4B ビード部
5 カーカスプライ
5a 端部
6 インナーライナー
7 ベルト層
8 ベルト補強層
8a 端部
11 ビードコア
11a 端面(外端)
12 ビードフィラー
12a 外端
13A,13B チェーファー層
21A,21B,21A’,21B’ サイド補強層
21a 内端
21b 外端
22 補強コード
22a 内端
22b 外端
23 ゴム層
A1,A2 側面視の向き
B 前進方向
C 回転向き
WS1,WS2 サイド補強層の幅
P1 サイド補強層の内端の位置
P2 サイド補強層の外端の位置
P3 ビードコアの端面の位置
P5 カーカスプライの端部の位置
P6 タイヤ最大幅位置
θa,θb 傾斜角度
SL 基準線
Fa,Fb,Fc 力
G 路面
CC 接地形状
L 接地長
NC ネガティブキャンバー
Claims (5)
- トレッド部の両端からタイヤ径方向内側にそれぞれ延びる一対のサイドウォール部と、
前記一対のサイドウォール部のタイヤ径方向内側の端部にそれぞれ配置され、ビードコアと、前記ビードコアに連なってタイヤ径方向外側に延びるビードフィラーとを備える一対のビード部と、
前記一対のビード部の前記ビードフィラーに対して、タイヤ幅方向に隣接し、かつタイヤ径方向外側に延びるようにそれぞれ配置され、引き揃えられた複数の補強コードと、前記複数の補強コードを被覆するゴム層とを備え、前記複数の補強コードはタイヤ周方向に間隔をあけて配置されている、一対のサイド補強層と
を備え、
回転向きが指定されており、
車両に対する正規の装着のインアウトが指定されており、
前記一対のサイド補強層のいずれについても、個々の前記補強コードは、タイヤ径方向の内端よりもタイヤ径方向の外端が前記回転向きの前方側に位置するように、タイヤ径方向に対して傾斜し、
前記一対のサイド補強層は、上記車両に対する正規の装着時にアウト側に位置するアウト側サイド補強層と、上記車両に対する正規の装着時にイン側に位置するイン側サイド補強層とを備え、
前記イン側サイド補強層のタイヤ周方向剛性が、前記アウト側サイド補強層のタイヤ周方向剛性よりも低く、
前記アウト側及びイン側サイド補強層のタイヤ径方向の内端は、前記ビードコアのタイヤ径方向の外端よりタイヤ径方向の外側に位置し、
前記アウト側及びイン側サイド補強層のタイヤ径方向の外端は、前記ビードフィラーのタイヤ径方向の外端と、前記トレッド部に配置されたベルトの端部との間で、タイヤ最大幅位置よりもタイヤ径方向の内側に位置している、空気入りタイヤ。 - 前記アウト側サイド補強層と前記イン側サイド補強層との間で、幅、前記補強コードの傾斜角度、前記補強コードのエンド数、前記補強コードの直径、前記ゴム層のゴム硬度、前記補強コードの材質の少なくともいずれか1つを異ならせることで、前記イン側サイド補強層のタイヤ周方向剛性が、前記アウト側サイド補強層のタイヤ周方向剛性よりも低く設定されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記アウト側及びイン側サイド補強層のいずれにおいても、個々の前記補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度は、15度以上45度以下である、請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記アウト側サイド補強層の個々の前記補強コードの前記傾斜角度と、前記イン側サイド補強層の個々の前記補強コードの前記傾斜角度が等しい、請求項3に記載の空気入りタイヤ。
- 前記アウト側及びイン側サイド補強層の厚さは、1.05mm以上1.70mm以下である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
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JP2017250792A JP7032924B2 (ja) | 2017-12-27 | 2017-12-27 | 空気入りタイヤ |
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JP2017250792A JP7032924B2 (ja) | 2017-12-27 | 2017-12-27 | 空気入りタイヤ |
Publications (2)
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JP2019116169A JP2019116169A (ja) | 2019-07-18 |
JP7032924B2 true JP7032924B2 (ja) | 2022-03-09 |
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ID=67305093
Family Applications (1)
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JP2017250792A Active JP7032924B2 (ja) | 2017-12-27 | 2017-12-27 | 空気入りタイヤ |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001010313A (ja) | 1999-04-27 | 2001-01-16 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤおよびそれの装着方法 |
JP2002087025A (ja) | 2000-09-11 | 2002-03-26 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 回転方向指定型の空気入りラジアルタイヤ |
JP2010274799A (ja) | 2009-05-28 | 2010-12-09 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
-
2017
- 2017-12-27 JP JP2017250792A patent/JP7032924B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001010313A (ja) | 1999-04-27 | 2001-01-16 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤおよびそれの装着方法 |
JP2002087025A (ja) | 2000-09-11 | 2002-03-26 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 回転方向指定型の空気入りラジアルタイヤ |
JP2010274799A (ja) | 2009-05-28 | 2010-12-09 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
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JP2019116169A (ja) | 2019-07-18 |
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