JP7032912B2 - 制御弁装置 - Google Patents
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Description
本発明は、駆動機構により弁体を開閉して一次側から供給された液体を二次側に供給するスプリンクラー設備用の制御弁装置であって、
弁体の開度を検出する開度センサと、
弁体の一次側圧力を検出する一次側圧力センサと二次側圧力を検出する二次側圧力センサで構成される圧力センサと、
駆動機構の制御により弁体を開閉駆動する制御部と、
を備え、
制御部は、スプリンクラー設備の非作動時の弁体の閉鎖状態で二次側圧力の低下を検出した場合は、スプリンクラー設備の作動を判定して弁体を開放し、一次側から供給された液体を二次側に供給すると共に、弁開度に対応した容量係数と一次側圧力と二次側圧力との差圧に基づいて一次側から二次側に流れる流量を所定の設定流量に制御する定流量制御を行うことを特徴とする。
制御部は、CPU、メモリ、入出力ポート、表示部及び操作部を備えたコンピュータ回路で構成され、制御部の機能をCPUによる所定のプログラムの実行により実現する。
制御部は、更に、通信部を備え、開度センサの検出開度、一次側圧力センサ及び二次側圧力センサの検出圧力、制御部により計算された流量を、通信部により外部の上位装置に送信して処理させる。
制御部は、更に、通信部を備え、開度センサの検出開度、一次側圧力センサ及び二次側圧力センサの検出圧力、制御部により計算された流量を、通信部により作業者の所持する携帯端末に送信して処理させる。
本発明は、駆動機構により弁体を開閉して一次側から供給された液体を二次側に供給するスプリンクラー設備用の制御弁装置であって、
弁体の開度を検出する開度センサと、
弁体の一次側圧力を検出する一次側圧力センサと二次側圧力を検出する二次側圧力センサで構成される圧力センサと、
駆動機構の制御により弁体を開閉駆動する制御部と、
を備え、
制御部は、スプリンクラー設備の非作動時の弁体の閉鎖状態で二次側圧力の低下を検出した場合は、スプリンクラー設備の作動を判定して弁体を開放し、一次側から供給された液体を二次側に供給すると共に、一次側圧力と二次側圧力との差圧に基づいて一次側から二次側に供給される液体の圧力を所定の設定圧力に制御する調圧制御を行うことを特徴とする。
弁体は弁軸の軸方向の移動により開閉自在に支持されており、
開度センサは、弁軸の移動量を検出するリニア検出器である。
圧力センサは、一次側圧力を導入すると共に二次側圧力を導入し、一次側圧力と二次側圧力と差圧に応じた差圧検出信号を出力する。
開度センサ、圧力センサを、MEMS構造とする。
制御弁装置は、更に、
弁体又は弁座に設けられたシートに、弁体を弁座に着座させた場合に加わる荷重を検出する接触センサが設けられ、
制御部は、接触センサで検出された荷重に基づいて、弁体の閉鎖と開放、弁体のゴミ噛み、及び、シートの傷又は劣化を判定して報知する。
接触センサは、シートの複数個所に設けられ、
制御部は、
複数の接触センサによる検出荷重の全てが所定の開放閾値以下の場合に弁体の開放と判定し、
複数の接触センサによる検出荷重の全てが所定の閉鎖閾値以上で且つ所定の荷重範囲となる均一の場合に弁体の閉鎖と判定し、
複数の接触センサによる検出荷重の全てが所定の閉鎖閾値以上で一部の検出荷重が荷重範囲を超えている場合に弁体のゴミ噛み、傷又は劣化と判定する。
接触センサは、弁体の押圧荷重に応じて抵抗値が変化する。
更に、弁体の二次側から排水させる排水制御弁が設けられ、
制御部は、所定の点検指示を受けた場合に、排水制御弁を開制御した状態で、二次側に供給される液体の流量を所定の設定流量に制御する定流量制御、又は、二次側に供給される液体の圧力を所定の設定圧力に制御する調圧制御を行うと共に、開度センサの検出開度、圧力センサの検出圧力、接触センサの検出荷重を計測すると共に制御部により流量を計算し、計測結果及び計算結果から異常を判定した場合に点検異常を報知させる。
制御部は、所定の点検指示を受けた場合に、弁体を全開位置と全閉位置との間で開閉駆動させ、開度センサで検出された弁体の開度の時間的な変化から弁体の動きの適否を判定して報知する。
弁体の二次側の配管には、点検時に閉鎖されるテスト制水弁が設けられる。
制御部は、弁体、開度センサ及び圧力センサを含む所定の主要構成機器の管理情報を予め記憶して管理する。
制御部は、主要構成機器の交換時期を管理し、交換時期に近づいたことを報知させる。
ピストンシリンダ機構により弁体を開閉駆動する制御弁装置に於いて、
弁体又は弁座に設けられたシートに、弁体を前記弁座に着座させた場合に加わる荷重を検出する接触センサと、
接触センサで検出された荷重に基づいて、弁体の閉鎖と開放、弁体のゴミ噛み、及び、シートの傷又は劣化を判定して報知する制御部と、
が設けられたことを特徴とする。
本発明は、駆動機構により弁体を開閉して一次側から供給された液体を二次側に供給する制御弁装置であって、弁体の開度を検出する開度センサと、弁体の一次側圧力を検出する一次側圧力センサと二次側圧力を検出する二次側圧力センサで構成される圧力センサと、駆動機構の制御により弁体を開閉駆動する制御部と、を備え、制御部は、スプリンクラー設備の非作動時の弁体の閉鎖状態で二次側圧力の低下を検出した場合は、スプリンクラー設備の作動を判定して弁体を開放し、一次側から供給された液体を二次側に供給すると共に、弁開度に対応した容量係数と一次側圧力と二次側圧力との差圧に基づいて一次側から二次側に流れる流量を所定の設定流量に制御する定流量制御を行うため、弁体の開放駆動に対し、開度センサにより弁体の開度が検出され、また、差圧センサによって一次側圧力と二次側庄力の差圧が検出され、制御部は検出された弁開度に対応した容量係数をメモリから求めることで、差圧と容量係数に基づき流量を計算し、弁体を開放した場合の二次側に対する供給流量を簡単且つ正確に知ることができる。
また、制御部は、CPU、メモリ、入出力ポート、表示部及び操作部を備えたコンピュータ回路で構成され、制御部の機能をCPUによる所定のプログラムの実行により実現するようにしたため、制御弁装置がCPUによるプログラムの実行により実現される制御機能を備えることで、流量の計算に基づく流水検知信号の出力機能や自動点検機能等のインテリジェント性の高い流水検知装置が実現できる。
また、制御部は、更に、通信部を備え、開度センサの検出開度、圧力センサの検出圧力、記制御部により計算された流水量及び流水検知信号を、通信部により外部の上位装置に送信して処理させるようにしたため、無線或いはケーブルで監視センターの監視制御盤等と接続することによって、夏場の配管圧力の異常上昇のような情報を得るために機器近傍に出向くことなく、遠方で常時状態監視、異常監視、点検指令等ができるシステムを構築することができる。
また、制御部は、更に、通信部を備え、開度センサの検出開度、一次側圧力センサ及び二次側圧力センサの検出圧力、制御部により計算された流量を、通信部により作業者の所持する携帯端末に送信して処理させるようにしたため、制御弁装置が設置された現場で修理交換や調整等の現場作業を行った場合や現場を巡回中に、作業者の携帯端末に、検出開度、一次側圧力、二次側圧力、流量が表示され、制御弁装置の動作状況の判断を適切に行うことが可能となり、設備の維持管理を高い精度で効率良く進めることができる。
また、本発明は、駆動機構により弁体を開閉して一次側から供給された液体を二次側に供給するスプリンクラー設備用の制御弁装置であって、弁体の開度を検出する開度センサと、弁体の一次側圧力を検出する一次側圧力センサと二次側圧力を検出する二次側圧力センサで構成される圧力センサと、駆動機構の制御により弁体を開閉駆動する制御部と、を備え、制御部は、スプリンクラー設備の非作動時の弁体の閉鎖状態で二次側圧力の低下を検出した場合は、スプリンクラー設備の作動を判定して弁体を開放し、一次側から供給された液体を二次側に供給すると共に、一次側圧力と二次側圧力との差圧に基づいて一次側から二次側に供給される液体の圧力を所定の設定圧力に制御する調圧制御を行うようにしたため、一次側圧力が変動しても調圧制御により二次側圧力を設定圧に保つ制御を確実に行うことができる。
また、弁体は弁軸の軸方向の移動により開閉自在に支持されており、開度センサは、弁軸の移動量を検出するリニア検出器としたため、ピストンシリンダ機構により開閉される弁体の直線的な動きにより例えばパーセント表示により開度を求め、制御部のメモリに予め記憶している開度と容量係数の対応テーブル等から、検出した開度に対応した容量係数を読み出して流量の計算を行うことができる。
また、圧力センサを、一次側圧力を導入すると共に二次側圧力を導入し、一次側圧力と二次側圧力と差圧に応じた差圧検出信号を出力するようにしたため、開度に対応した流量係数から流量を求める際に必要な差圧を簡単に検出することができる。
また、開度センサ及び圧力センサを、MEMS(Micro Electro Mechanical System)構造としたため、微細加工技術により集積化された超小型センサであることから、流水検知装置に開度センサ及び圧力センサを設けても従来と同じか更に小型化できる。
流水検知装置は、更に、弁体又は弁座に設けられたシートに、弁体を弁座に着座させた場合に加わる荷重を検出する接触センサが設けられ、制御部は、接触センサで検出された押圧荷重に基づいて、弁体の閉鎖と開放、弁体のゴミ噛み、及び、シートの傷や劣化を判定して出力し、例えば、接触センサは、シートの複数個所に設けられ、制御部は、複数の接触センサによる検出荷重の全てが所定の開放閾値以下の場合に弁体の開放と判定し、複数の接触センサによる検出荷重の全てが所定の閉鎖閾値以上で且つ所定の荷重範囲となる均一の場合に弁体の閉鎖と判定し、複数の接触センサによる検出荷重の全てが所定の閉鎖閾値以上で一部の検出荷重が荷重範囲を超えている場合に弁体のゴミ噛み、傷又は劣化と判定し、更に、接触センサは、弁体の接触荷重に応じて抵抗値が変化するようにしたため、弁座又は弁体に設けたシートには複数の接触センサが設けられていることから、複数の接触センサによる所定の閉鎖荷重以上の検出荷重が均一であれば弁体は完全に閉鎖していることが判定でき、一方、所定り開放荷重以下であれば弁体は開放していることが分かり、弁体の開閉状況を正確に知って設備の維持管理の信頼性を増すことができる。
また、制御弁装置には、更に、弁体の二次側から排水させる排水制御弁が設けられ、制御部は、所定の点検指示を受けた場合に、排水制御弁を開制御した状態で、二次側に供給される液体の流量を所定の設定流量に制御する定流量制御、又は、二次側に供給される液体の圧力を所定の設定圧力に制御する調圧制御を行うと共に、開度センサの検出開度、圧力センサの検出圧力、接触センサの検出荷重を計測すると共に及び制御部により流量を計算し、計測結果及び計算結果から異常を判定した場合に点検異常を報知させるようにしたため、設備全体としての自動点検に加え、制御弁装置単体の自動点検や複数系統で同時に行う自動点検が可能となる。
また、制御部は、所定の点検指示を受けた場合に、弁体を全開位置と全閉位置との間で開閉駆動させ、開度センサで検出された弁体の開度の時間的な変化から弁体の動きの適否を判定して報知するようにしたため、例えば、点検時に弁体が一定の開度に開放するまでの開放時間を測定し、また、点検終了で弁体が完全閉鎖するまでの閉鎖時間を測定し、開放及び又は閉鎖に時間がかかっている場合は、弁体の動きが渋くなっていることが分かり、錆び等内部異常の予兆を覚知して、精密点検の促進.推奨等を促すことで、適切な対応を可能として予防保全を図ることができる。
また、弁体の二次側の配管には、点検時に二次側機器に液体を供給できないような場合には、点検時にテスト制水弁を閉鎖し、排水制御弁を開制御しておくことで、二次側の機器に液体が供給されることなく、制御弁装置の弁体の開放により一次側から二次側の排水管に液体を流した状態で定流量制御や調圧制御による実際に動作させた場合と同じ状態で点検ができる。
また、制御部は、弁体、開度センサ及び圧力センサを含む所定の主要構成機器の管理情報を予め記憶して管理し、例えば、制御部は、主要構成機器の交換時期を管理し、交換時期に近づいたことを報知させるようにしたため、設備の運用中に、制御弁装置の主要構成機器の交換時期が近づいたことを管理者や点検要員等が知り、例えば消耗品となる弁座シート等の交換時期を知って作業計画や予定を立て、予防保全に必要な作業を適切に行うこと可能とする。
図1はスプリンクラー設備に設けられた制御弁装置を例にとってその実施形態を示した説明図である。
図1に示すように、本実施形態の制御弁装置10は、装置本体12の下側に流入口14が形成されて一次側配管18が接続され、上側に流出口16が形成されて二次側配管20が接続され、二次側配管20は流水検知装置21を介して防護区域に引き出され、閉鎖型のスプリンクラーヘッド22が接続されている。
本実施形態の制御弁装置10は、定流量制御、調圧制御、点検制御を行うと共に、弁体の開閉といった内部の状況を正確に判定して監視可能とするため、各種のセンサと制御ユニットが設けられている。
図1に示すように、弁体24に一端が固定されたガイドロッド27は、シリンダ26の端部を貫通して外部に取り出されており、そこに開度センサ46が設けられている。本実施形態にあっては、開度センサ46として、ガイドロッド27の軸方向の移動量を検出するリニアセンサが設けられている。開度センサ46からの信号線は、外部に引き出され、ケースカバー38に設けた制御ユニット40にコネクタを用いて接続されている。
図1に示すように、装置本体12の一次側の隔壁には、一次側圧力センサ48が設けられ、また、二次側の隔壁には、二次側圧力センサ50が設けられている。
ΔP=P2-P1
として求めている。
この点は、差圧センサを用いた場合も同様である。
図1に示すように、弁体24が閉鎖状態で押圧される弁座33の弁座シート30には接触センサ64が設けられている。接触センサ64は、ゴム製の弁座シート30に加わる弁体24の押圧荷重を検出して制御ユニット40に出力する。
図4は制御弁装置に設けた制御ユニットの機能構成を示したブロック図である。図4に示すように、制御弁装置の制御ユニット40は、制御プロセッサ75を備え、制御プロセッサ75のバス84に対しては、装置本体12に設けた開度センサ46、一次側圧力センサ48、二次側圧力センサ50及び接触センサ64が図示しないAD変換ポートを介して接続されている。
制御プロセッサ75にはCPU76が設けられ、CPU76からのバス84に、制御ロジック78、ROM80、RAM82が接続されている。なお、制御ロジック78はCPU76の制御処理に伴うバス制御などの各種のハードウェア機能を実現する。CPU76にはプログラムの実行により実現される制御部77の機能が設けられる。
図4のCPU76に設けられた制御部77は、火災によるスプリンクラーヘッド22の作動による消火用水の散水で二次側圧力P2が所定値以下に低下したことを検出して次の定流量制御を行う。
Cv=K・Q・(G/ΔP)1/2 (式1)
Q:流量
G:比重(水の場合G=1)
ΔP:差圧
K:定数
ΔP=P2-P1
として求め、次式により流量Qを計算する。
Q=Cv/{K(G/ΔP)1/2} (式2)
図4のCPU76に設けられた制御部77は、火災によるスプリンクラーヘッド22の作動による消火用水の散水で二次側圧力が所定値以下に低下したことを検出して次の調圧制御を行う。
(点検制御機能)
図4のCPU76に設けられた制御部77は、次の点検制御を行う。制御部77は、操作部62の点検スイッチの操作または監視センターからの点検指示信号の受信により点検指示を受けた場合に、排水制御弁36を開放して二次側配管20からスプリンクラーヘッド22の1台が作動したと同じ流量の排水により弁体24を開放させる作動試験を行う。
図7は制御弁装置の点検制御を示したフローチャートであり、CPU76に設けられた制御部77による制御となる。
また、制御部77は、点検制御における制御弁装置10の別の復旧判定として、開度センサ46の検出開度Aが所定の全閉開度で且つ一次側圧力センサ48で検出した一次側圧力P1と二次側圧力センサ50で検出した二次側圧力P2が略同一となった場合に正常復旧を判定し、それ以外の場合に復旧異常を判定して報知し、精密点検の促進推奨等を促すようにしても良い。
また、制御部77は、点検制御において排水制御弁36を開放と閉鎖により制御弁装置10の弁体24が開閉した場合に、弁体24が一定の開度に開放するまでの開放時間、及び、弁体24が完全閉鎖するまでの閉鎖時間を測定し、開放時間及び又は閉鎖時間が所定の正常動作時間以上となっていることを判定した場合、弁体24の動きが渋くなっていることが分かることから、弁体26の動きが悪いことを示す障害警報を出力し、錆び等のより制御弁装置10の内部異常の予兆を覚知させ、精密点検の促進.推奨等を促すことで、適切な対応を可能として予防保全を図る。
図4のCPU76に設けられた制御部77は、制御弁装置10に設けられた弁座シート30、開度センサ46、一次側圧力センサ48、二次側圧力センサ50及び接触センサ64を含む所定の主要構成機器、消耗品、定期交換品等の管理情報を予め記憶して管理し、必要な管理情報を表示部60に表示すると共に監視センターに通知し、必要な対応を促すような制御を行う。
図8はトンネル水噴霧設備に設けられた制御弁装置の実施形態を示した説明図である。
図8に示すように、本実施形態の制御弁装置10は、トンネル水噴霧設備の自動弁装置として機能し、装置本体12の流入口14に一次側配管18が接続され、流出口16は二次側配管20によりテスト制水弁92を介してトンネル内に設置された開放型の水噴霧ヘッド94に接続される。
図9は予告放水と本格放水を行う制御弁装置の2段階定流量制御を示したフローチャートであり、図4に示したCPU76に設けた制御部77による制御となる。
図10は予告放水と本格放水を行う制御弁装置の2段階調圧制御を示したフローチャートであり、図4に示したCPU76に設けた制御部77による制御となる。
(制御弁装置)
上記の実施形態は、スプリンクラー消火設備とトンネル水噴霧設備に用いられる制御弁装置を例にとっているが、これに限定されず、プラント設備等に一般的に使用させている流量制御又は圧力制御を必要とする適宜の設備の制御弁装置を含む。
上記の実施形態は、制御弁装置を開閉駆動するため2位置切替えの切替制御弁を設けているが、シリンダポートBに対し一次側ポートAと二次側ポートCを切り替える三方切替弁としても良い。
上記の実施形態は、制御弁装置を制御するために開度センサ、一次側と二次側の圧力センサ、接触センサを設けているが、これ以外に振動センサや歪センサ等の適宜のセンサを設けて制御弁装置の制御や状態監視を行うようにしても良い。
また、上記の実施形態で制御ユニットは無線鵜深部を備えていることから、開度センサの検出開度、一次側圧力センサ及び二次側圧力センサの検出圧力、制御ユニットにより計算された流量を、無線通信部により作業者の所持する携帯端末に送信して処理させるようにしても良い。これにより制御弁装置が設置された現場で修理交換や調整等の現場作業を行った場合や現場を巡回中に、作業者は携帯端末の表示により制御弁装置の検出開度、一次側圧力、二次側圧力、流量を知ることができ、制御弁装置の動作状況の判断を適切に行うことが可能となり、設備の維持管理を高い精度で効率良く進めることができる。
また、点検時に、制御弁装置に設けられた制御ユニットから外部に点検結果を示す信号が確実に出力されているかを確認するため、例えば有線通信部の出力側に信号接続部を設けてメモリ付き治具を挿入して点検制御を行えば、所定の信号を監視センターに出力させずに、メモリ付き治具で信号の出力による点検正常を確認することができる。
また、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12:装置本体
14:流入口
16:流出口
18:一次側配管
19:仕切弁
20:二次側配管
21:流水検知装置
22:スプリンクラーヘッド
24:弁体
25:ピストン
26:シリンダ
27:ガイドロッド
28:シリンダ室
29:リターンスプリング
30:弁座シート
31:仕切部材
32:シリンダ流入排出口
33:弁座
34:排水管
36:排水制御弁
38:ケースカバー
40:制御ユニット
46:開度センサ
48:一次側圧力センサ
50:二次側圧力センサ
52:電磁切替弁
52a:第1切替位置
52b:第2切替位置
54:電磁ソレノイド
55:スプリング
60:表示部
62:操作部
64:接触センサ
66:センサ本体
68:導電性ゴム
70,72:電極
74a,74b:リード線
75:制御プロセッサ
76:CPU
77:制御部
78:制御ロジック
80:ROM
82:RAM
84:バス
85:容量係数テーブル
86:無線通信部
90:有線通信部
Claims (2)
- 駆動機構により弁体を開閉して一次側から供給された液体を二次側に供給するスプリンクラー設備用の制御弁装置であって、
前記弁体の開度を検出する開度センサと、
前記弁体の一次側圧力を検出する一次側圧力センサと二次側圧力を検出する二次側圧力センサで構成される圧力センサと、
前記駆動機構の制御により前記弁体を開閉駆動する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記スプリンクラー設備の非作動時の前記弁体の閉鎖状態で前記二次側圧力の低下を検出した場合は、前記スプリンクラー設備の作動を判定して前記弁体を開放し、一次側から供給された前記液体を二次側に供給すると共に、前記弁開度に対応した容量係数と前記一次側圧力と前記二次側圧力との差圧に基づいて一次側から二次側に流れる流量を所定の設定流量に制御する定流量制御を行うことを特徴とする制御弁装置。
- 駆動機構により弁体を開閉して一次側から供給された液体を二次側に供給するスプリンクラー設備用の制御弁装置であって、
前記弁体の開度を検出する開度センサと、
前記弁体の一次側圧力を検出する一次側圧力センサと二次側圧力を検出する二次側圧力センサで構成される圧力センサと、
前記駆動機構の制御により前記弁体を開閉駆動する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記スプリンクラー設備の非作動時の前記弁体の閉鎖状態で前記二次側圧力の低下を検出した場合は、前記スプリンクラー設備の作動を判定して前記弁体を開放し、一次側から供給された前記液体を二次側に供給すると共に、前記一次側圧力と前記二次側圧力との差圧に基づいて一次側から二次側に供給される前記液体の圧力を所定の設定圧力に制御する調圧制御を行うことを特徴とする制御弁装置。
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