JP7032105B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタに関する。
一般に、静電気等によりプリンタの各部に電荷が蓄積(帯電)した場合、例えば印字ノイズ等の不具合が生ずる虞があるため、当該電荷を逃がす(除電する)ようにした構造を備えたプリンタが知られている。例えば特許文献1には、金属フレームにおいて給紙ローラと対向する位置に導電性シート材を設け、給紙ローラおよび用紙を除電するようにしたことが記載されている。
特開2004-250121号公報
ところで、プリンタにおいてサーマルヘッド等の印字ヘッドは、消耗品であるため交換が必要であり、ユーザの手に触れる場合があることから、静電気による電荷が蓄積しやすい状態にある。そのため、印字品質に対する影響を抑制するためには、印字ヘッドに蓄積された電荷を効果的に除去することが必要である。
すなわち、本発明の目的は、プリンタの印字ヘッドに蓄積された電荷を効果的に除去することである。
本発明のある態様は、印字媒体を搬送するプラテンローラと、
第1導体部を有する印字ヘッドであって、前記第1導体部には第1係合部が形成された印字ヘッドと、
前記印字ヘッドを一方側である第1側に着脱可能に保持する保持部材と、
前記第1側とは反対側の第2側から前記保持部材を付勢し、それによって前記印字ヘッドを前記プラテンローラに押圧する付勢部材と、
前記第1係合部と係合する導体の第2係合部と、
記保持部材の前記第2側に設けられる第2導体部と、
プリンタ本体に取り付けられた第3導体部と、
前記第3導体部に接触するように前記第2導体部に取り付けられ、前記付勢部材の付勢方向および前記付勢方向とは反対方向に変位可能な導体の板ばねと、を有し、
前記第2係合部は、前記保持部材を挿通して前記第1係合部と前記第2導体部の間に位置し、かつ前記第2導体部に接触している、プリンタである。
本発明のある態様によれば、プリンタの印字ヘッドに蓄積された電荷を効果的に除去することができる。
実施形態の印字媒体の概略図。 プリンタカバーが閉鎖位置にあるときの実施形態のプリンタの斜視図。 プリンタカバーが開放位置にあり、かつ、ヘッドカバーが遮蔽位置にあるときの実施形態のプリンタの斜視図。 実施形態のプリンタカバーが開放位置にあり、かつ、ヘッドカバーが非遮蔽位置にあるときのプリンタの斜視図。 図4の領域Iの拡大斜視図。 図6Aは、コネクタユニットの要部の斜視図。図6Bは、コネクタユニットの要部の側面図。 図7Aは、サーマルヘッドのおもて側の斜視図。図7Bは、サーマルヘッドの裏側の斜視図。 ヘッドブラケット、コネクタユニット、及び、サーマルヘッドの要部側面図。 導体板の組み付け方法を示す分解斜視図。 実施形態のプリンタの搬送経路を示す概略図。 図11Aは、サーマルヘッドをコネクタユニットに取り付ける前の状態を示す断面図。図11Bは、当該状態におけるサーマルヘッドとコネクタユニットの上下方向の位置関係を示す図。 図11に対応するプリンタカバーの要部側面図。 図13Aは、ヘッドカバーが非遮蔽位置から遮蔽位置に向かって移動する途中の状態を示す断面図。図13Bは、当該状態におけるサーマルヘッドとコネクタユニットの上下方向の位置関係を示す図。 ヘッドカバーが遮蔽位置に位置するときのプリンタカバーの要部側面図。 図15Aは、サーマルヘッドがコネクタユニットに取り付けられた後の状態を示す断面図。図15Bは、当該状態におけるサーマルヘッドとコネクタユニットの上下方向の位置関係を示す図。 導体板がプリンタカバーに取り付けられた状態を示す斜視図。 実施形態のプリンタの要部断面図。 実施形態のプリンタにおいてサーマルヘッドからの放電経路を示す図。
以下、本発明の一実施形態であるプリンタ1について図面を参照して説明する。
この明細書において「導体」とは、電気を通しやすい物体(つまり、電気伝導体)、あるいは電気伝導率(導電率)の高い物体を意味する。
(1)印字媒体
本実施形態の印字媒体について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態の印字媒体の概略図である。
図1に示すように、本実施形態の印字媒体Pは、台紙PMと、複数枚のラベルPLとを有している。台紙PMは、仮着面PMaと、仮着面PMaと反対側の非仮着面PMbと、を有する。仮着面PMaには、複数枚のラベルPLが所定間隔毎に仮着されている。非仮着面PMbには、所定間隔毎に基準マークMが形成されている。基準マークMは、ラベルPLの基準位置を示している。
各ラベルPLは、印字面PLaと、粘着面PLb(不図示)と、を有する。印字面PLaは、熱により発色する発熱層を含む。粘着面PLbには、粘着剤が塗工されている。
(2)プリンタの構成
本実施形態のプリンタ1の構成について、図2~9を参照して説明する。図2は、プリンタカバー3が閉鎖位置にあるときのプリンタ1の斜視図である。図3は、プリンタカバー3が開放位置にあり、かつ、ヘッドカバー21が遮蔽位置にあるときのプリンタ1の斜視図である。図4は、プリンタカバー3が開放位置にあり、かつ、ヘッドカバー21が非遮蔽位置にあるときのプリンタ1の斜視図である。図5は、図4の領域Iの拡大斜視図である。図6Aは、コネクタユニット22の要部の斜視図である。図6Bは、コネクタユニット22の要部の側面図である。図7Aは、サーマルヘッド12のおもて側の斜視図である。図7Bは、サーマルヘッド12の裏側の斜視図である。図8は、ヘッドブラケット20、コネクタユニット22、及び、サーマルヘッド12の要部側面図である。図9は、導体板30の組み付け方法を示す分解斜視図である。
図2~4に示すように、プリンタ1は、フロントパネル2と、筐体8と、プリンタカバー3と、タッチパネルディスプレイ4と、収容部6と、プラテンローラ10と、サーマルヘッド12と、第1補助ローラ13と、第2補助ローラ14と、剥離部15と、ヘッドカバー21と、を備えている。サーマルヘッド12は、印字ヘッドの一例である。
図2に示すように、プリンタ1は、全体として実質的に直方体形状をなしている。
以下の説明および各図において、プリンタ1を水平面に置いた状態で、プリンタ1の前後、左右、および、上下方向が定義される。すなわち、プリンタ1のフロントパネル2を最も前方とした場合のプリンタ1の長手方向が前後方向である。その場合、フロントパネル2の向く方向がプリンタ1の前方FRを意味し、フロントパネル2とは反対側の方向がプリンタ1の後方RRを意味する。プリンタ1の上方UPは、プリンタ1の底面を水平面に置いたときの上方を意味し、プリンタ1の下方LOは上方UPの反対方向を意味する。プリンタ1の左方向LHおよび右方向RHは、プリンタ1の前後方向及び上下方向に直行する方向(以下「幅方向」ともいう。)を意味する。
また、印字媒体Pの搬送方向に関連して、搬送経路上の任意の基準に対して収容部側を「搬送方向上流側」といい、当該基準に対して排出口側を「搬送方向下流側」という。
プリンタカバー3の後端部は、筐体8の後端部に軸支されている。プリンタカバー3は、閉鎖位置(図2)と開放位置(図3)との間で回動軸RS1の回りを回動可能であり、それによって、閉鎖位置と開放位置との間を移動可能である。
閉鎖位置とは、プリンタカバー3が筐体8内を閉鎖する(例えば、プリンタ1の筐体8の内部にアクセスできないようにする)位置である。開放位置とは、プリンタカバー3が筐体8内を開放する(例えば、プリンタ1の筐体8の内部にアクセスできるようにする)位置である。
図2および図3に示すように、プリンタカバー3の外側の面(タッチパネルディスプレイ4が設けられている面)は、プリンタカバー3が閉鎖位置にあるときに上方UPを向き、かつ、プリンタカバー3が開放位置にあるときに後方RRを向く。プリンタカバー3の内側の面は、プリンタカバー3が閉鎖位置にあるときに下方LOを向き、かつ、プリンタカバー3が開放位置にあるときに前方FRを向く。プリンタカバー3が、閉鎖位置から開放位置に向かって回動する場合、プリンタカバー3の前端部は、フロントパネル2及び筐体8の前端部から離間する方向に回動する。プリンタカバー3が、開放位置から閉鎖位置に向かって回動する場合、プリンタカバー3の前端部は、フロントパネル2及び筐体8の前端部に近づく方向に回動する。
また、プリンタカバー3が開放位置に位置する場合、サーマルヘッド12は、プラテンローラ10から離間している。図2では見えないが、プリンタカバー3が閉鎖位置に位置する場合、プラテンローラ10とサーマルヘッド12とが対向する。
図3に示すように、筐体8には、フロントパネル2と、収容部6と、第1補助ローラ13と、プラテンローラ10と、剥離部15と、が配置される。
収容部6は、筐体8の後端部側に位置し、ロール紙Rを収容するように構成される。プリンタカバー3が開放位置にある場合(図3)、収容部6がプリンタ1の外部からアクセス可能になるため、ユーザがロール紙Rを収容部6にセットすることができる。
プラテンローラ10は、第1補助ローラ13の前方FRに位置する。プラテンローラ10は、筐体8に軸支されている。プラテンローラ10は、ステッピングモータ(不図示)に接続されている。プラテンローラ10は、ステッピングモータの制御に従って回転することにより、印字媒体Pを搬送するように構成される。
第1補助ローラ13は、収容部6の前方FRに位置する。第1補助ローラ13は、筐体8に軸支されている。
剥離部15は、プラテンローラ10の前方FRに位置し、例えば、剥離板あるいは剥離ピンである。剥離部15は、プラテンローラ10から前方FRに向かって搬送される印字媒体Pのうち、台紙PMを下方LO及び後方RRに折り返すことにより、印字が行われたラベルPLを台紙PMから剥離するように構成される。
図2に示すように、ラベル排出口2aは、閉鎖位置にあるプリンタカバー3と筐体8との間(つまり、フロントパネル2の上方UP)であって、かつ剥離部15の前方FRに形成される。ラベル排出口2aは、台紙PMから剥離されたラベルPLを排出するように構成される。
台紙排出口2bは、フロントパネル2の下方LOであって、かつラベル排出口2aの下方LOに位置する。台紙排出口2bは、ラベルPLが剥離された後の台紙PMを排出するように構成される。
図2に示すように、タッチパネルディスプレイ4は、プリンタカバー3が閉鎖位置にある場合、プリンタカバー3のおもて面(上面)に位置する。
タッチパネルディスプレイ4は、所定の情報を表示し、かつユーザによる操作入力を受け付けるように構成される。所定の情報は、プリンタ1に関する情報と、操作キー画像と、を含む。ユーザが操作キー画像に触れることで、ユーザの操作入力が受け付けられる。
タッチパネルディスプレイ4は、例えば、タッチセンサを有する液晶ディスプレイである。
図3~5に示すように、プリンタカバー3には、サーマルヘッド12と、第2補助ローラ14と、ヘッドブラケット20(保持部材の一例)と、ヘッドカバー21と、コネクタユニット22と、一対のギア23と、が配置される。サーマルヘッド12と、第2補助ローラ14と、ヘッドブラケット20と、ヘッドカバー21と、コネクタユニット22と、一対のギア23とは、プリンタカバー3が閉鎖位置にある場合、プリンタカバー3の下面に位置する。
図3及び図4に示すように、ヘッドカバー21は、プリンタカバー3に軸支されている。ヘッドカバー21は、図3の遮蔽位置と図4の非遮蔽位置との間で回動軸RS2の回りを回動可能であり、それによって遮蔽位置と非遮蔽位置との間を移動可能である。回動軸RS2は、回動軸RS1と平行である。
ヘッドカバー21は、遮蔽位置に位置するときサーマルヘッド12の一部を遮蔽する。この場合、サーマルヘッド12の一部、及び、コネクタユニット22(図4参照)は、ヘッドカバー21に覆われるため、プリンタカバー3を開放状態としてもプリンタ1の外部から視認することはできない。
ヘッドカバー21は、非遮蔽位置に位置するときコネクタユニット22を開放する。具体的には、非遮蔽位置に位置するヘッドカバー21とプリンタカバー3との間には空間が形成される。コネクタユニット22は、この空間から露出する。コネクタユニット22の接続端子であるコネクタ22a(後述)は、上方UPを向いている。この場合、サーマルヘッド12及びコネクタユニット22は、プリンタ1の外部から視認可能になる。
第2補助ローラ14は、プリンタカバー3に軸支されている。第2補助ローラ14は、第1補助ローラ13に従動回転することにより、印字媒体Pの搬送を補助するように構成される。
図5に示すように、ヘッドブラケット20は、一対の突起20bと、ヘッドブラケット本体20dと、を有する。ヘッドブラケット本体20dから一対の突出ピン34が前方FRに突出している。
図5に示すように、ヘッドカバー21は、一対の爪部21aと、一対のギア21bと、を有する。
一対の爪部21aは、ヘッドカバー21の側端部に位置し、ヘッドブラケット20の一対の突起20bに係合することにより、ヘッドカバー21を遮蔽位置(図3)にロックするように構成される。ユーザがヘッドカバー21を回動させると、一対の爪部21aと一対の突起20bとの係合が解除される。
図6A及び図6Bに示すように、コネクタユニット22の前面には、コネクタ22aと、当接部22bと、ガイド22dと、コネクタボード22eと、一対の孔22fと、が配置される。
図6Aに示すように、コネクタ22aは、コネクタボード22eの前面に配置される。
当接部22bは、コネクタボード22eの上端部から上方UPに突出している。当接部22bは、切欠き部22baを有する。切欠き部22baは、幅方向(LH-RH方向)において、コネクタユニット22の中央に位置する。
ガイド22dは、コネクタ22aの上方UPに位置する。ガイド22dは、幅方向(LH-RH方向)において、コネクタユニット22の中央に位置する。
図6Bに示すように、ガイド22dの前面は、上端部から下端部にかけて前方FRに向かう(つまり、コネクタ22aに近付く)ように傾斜している。
図5に示すように、一対のギア23は、一対のギア21bと係合する。これにより、後述するように、ヘッドカバー21の回動は、一対のギア23を介して、コネクタユニット22の上下方向(UP-LO方向)の運動に変換される。
つまり、一対のギア21b及び一対のギア23から構成されるギア機構は、コネクタユニット22とヘッドカバー21とに連結する移動機構である。この移動機構は、ヘッドカバー21の移動に応じてコネクタユニット22を移動させる(例えば、上下方向(UP-LO方向)にスライド移動させる)ことにより、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とを着脱させるように構成される。
サーマルヘッド12の構成について図7および図8を参照して説明する。
図7に示すように、サーマルヘッド12は、発熱回路部121とヒートシンク122(第1導体部の一例)を含む。発熱回路部121は、複数の端子を含むコネクタ12b、発熱素子12c、および図示しない電子回路を、樹脂封止したものである。ヒートシンク122は、発熱回路部121によって発生する熱を逃がすための部材であり、例えば熱伝導率が高いアルミニウム等の金属で成形されている。図7Aおよび図7Bに示すように、発熱回路部121とヒートシンク122が貼り合わせられてサーマルヘッド12が形成されている。
図7Aに示すように、コネクタ12bは、サーマルヘッド12のおもて面において下方LOに突出している。コネクタ12bは、幅方向(LH-RH方向)において、サーマルヘッド12の中央に位置する。複数の発熱素子12cは、コネクタ12bの上方UPに位置し、サーマルヘッド12の幅方向(LH-RH方向)に沿って一直線に配列している。
図7Bに示すように、サーマルヘッド12の背面において、ヒートシンク122には、コネクタユニット規制部12dと、一対の凹部12e(第1係合部の一例)と、が形成されている。一対の凹部12eは、幅方向(LH-RH方向)において、ヒートシンク122の両端部に位置する。
コネクタユニット規制部12dは、ヒートシンク122の背面から後方RRに突出している。
図7Bおよび図8に示すように、コネクタユニット規制部12dは、第1規制部12daと、第2規制部12dbと、を有する。コネクタユニット規制部12dは、ヒートシンク122の背面において、後方RRに突出するようにして取り付けられている。
第1規制部12daおよび第2規制部12dbは、ともに断面円形の部材である。第1規制部12daの断面円形の径は、第2規制部12dbのそれよりも大径となっている。
第2規制部12dbの前後方向の寸法d1は、切欠き部22baの前後方向の寸法d2と実質的に同一である。
本実施形態では、コネクタユニット22は、サーマルヘッド12に対して着脱可能である。コネクタユニット22は、サーマルヘッド12に取り付けられることにより、サーマルヘッド12を図示しない制御回路に接続するように構成される。
次に、図8および図9を参照して、ヘッドブラケット20の後方側の構造について説明する。なお、図9では、ヘッドブラケット20を簡略化して図示してある。
図9に示すように、ヘッドブラケット20の後方には、導体板30(第2導体部の一例)、板ばね32(接触部材の一例)、および、突出ピン34(第2係合部の一例)が設けられる。
本実施形態では、ヘッドブラケット20の前方FRの側が第1側の一例である。図5に示したように、ヘッドブラケット20は、前方の側においてサーマルヘッド12を着脱可能に保持する。
図9に示すように、導体板30は、例えば金属等の導電性の高い材料で形成された平板であり、一対の孔30aおよび一対の孔30bが形成されている。導体板30は、一対の孔30bを通してねじ35によりヘッドブラケット20に固定される。
導体板30は、ヘッドブラケット20の前方FRの側(第1側の一例)とは反対側の後方RRの側(第2側の一例)に設けられ、一対の突出ピン34と接触するように構成されている。
導体板30の幅方向中央の上部に取付部301が形成されている。取付部301を挟み込むようにして板ばね32を取り付けることで、板ばね32が導体板30に連結される。板ばね32は、金属等の導電性の高い材料により形成されている(図8も参照)。板ばね32は、後述する導体板9の接触部91に接触するように構成されている。
導体板30の幅方向において取付部301の左側および右側には一対の湾曲部302が形成されている。後述する導体板9のばね載置部92とヘッドブラケット20の間には、サーマルヘッド12をプラテンローラ10に押圧させるための一対のコイルばね28が設けられている。導体板30の湾曲部302は、コイルばね28と干渉しないように形成されている。
突出ピン34は、例えば金属等の導電性の高い材料で形成されたねじ形状の部材である。突出ピン34は、第1係合部としての凹部12eと係合する第2係合部の一例である。
突出ピン34は、軸部が導体板30の孔30aおよびヘッドブラケット20の対応する孔を通して、ヘッドブラケット20の前方FRの側に突出し、首部が導体板30の後方側の面に当接するようにして取り付けられる。突出ピン34のうちヘッドブラケット20の前方FRの側に突出した部分は、図5に示したように、サーマルヘッド12のヒートシンク122と接するようにしてサーマルヘッド12の凹部12eに挿入(係合)されている。
図5および図9に示すように、凹部12eは、サーマルヘッド12のヒートシンク122の両端部に形成され、突出ピン34は、凹部12eに対応するように導体板30の両端部に設けられることが好ましい。かかる構成により、サーマルヘッド12が比較的距離が離れた2点で支持されることになるため、サーマルヘッド12の組み付け後において、突出ピン34の軸回りのサーマルヘッド12の変位を最小化することができる(つまり、ガタつきを抑制できる)。
(3)印字媒体Pの搬送経路
次に、本実施形態のプリンタ1の印字媒体Pの搬送経路について、図10を参照して説明する。図10は、本実施形態の搬送経路を示す概略図である。
図10に示すように、収容部6に収容されたロール紙Rから引き出された印字媒体Pは、第1補助ローラ13および第2補助ローラ14を経て、サーマルヘッド12およびプラテンローラ10まで搬送される。なお、印字媒体Pは、プラテンローラ10の回転によってロール紙Rから引き出される。
サーマルヘッド12によりラベルPLに印字された後、印字媒体Pは剥離部15においてラベルPLと台紙PMに分離される。ラベルPLはラベル排出口2aから排出され、台紙PMは第1ニップローラ16および第2ニップローラ17を経て台紙排出口2bから排出される。
サーマルヘッド12では、図示しない制御回路から送られる印字データに基づいて、発熱素子12c(図7A参照)を発熱させる。発熱素子12cの熱により、ラベルPLの印字面PLaの発熱層が発色し、印字情報が印字される。
第1補助ローラ13及び第2補助ローラ14は、収容部6を基準として搬送方向下流側に位置し、プリンタカバー3が閉鎖位置(図2)にあるときには互いに対向している。第1補助ローラ13は搬送経路の下方LOに位置し、第2補助ローラ14は搬送経路の上方UPに位置する。
第1補助ローラ13は、ステッピングモータ(図示せず)に接続され、ステッピングモータの制御に基づいて回転する。第2補助ローラ14は、第1補助ローラ13に従動回転する。第1補助ローラ13及び第2補助ローラ14は、印字媒体Pを挟持しながら回転することにより、印字媒体Pの搬送を補助するように構成される。
プラテンローラ10及びサーマルヘッド12は、第1補助ローラ13及び第2補助ローラ14を基準として搬送方向下流側に位置し、プリンタカバー3が閉鎖位置(図2)にあるときには互いに対向している。プラテンローラ10は搬送経路の下方LOに位置し、サーマルヘッド12は搬送経路の上方UPに位置する。
剥離部15は、プラテンローラ10及びサーマルヘッド12に対して搬送方向下流側に位置する。剥離部15は、台紙PMの搬送方向を、下流側に設けられた第1ニップローラ16及び第2ニップローラ17の位置に向け、それによって台紙PMからラベルPLが剥離される。
第2ニップローラ17は、ステッピングモータ(図示せず)に接続され、ステッピングモータの制御に基づいて回転する。第1ニップローラ16は、第2ニップローラ17に従動回転する。第1ニップローラ16及び第2ニップローラ17は、台紙PMを挟持しながら回転することにより、台紙排出口2bに向かって台紙PMを搬送するように構成される。
(4)サーマルヘッドとコネクタユニットとの着脱
次に、本実施形態のサーマルヘッド12とコネクタユニット22との着脱について説明する。
(4-1)サーマルヘッドのコネクタユニットへの取り付け
本実施形態のサーマルヘッド12のコネクタユニット22への取り付けについて、図11~15を参照して説明する。
図11Aは、サーマルヘッド12をコネクタユニット22に取り付ける前の状態を示す断面図であり、図11Bは、当該状態におけるサーマルヘッド12とコネクタユニット22の上下方向の位置関係を示す図である。図12は、図11に対応するプリンタカバー3の要部側面図である。図13Aは、ヘッドカバー21が非遮蔽位置から遮蔽位置に向かって移動する途中の状態を示す断面図であり、図13Bは、当該状態におけるサーマルヘッド12とコネクタユニット22の上下方向の位置関係を示す図である。図14は、ヘッドカバー21が遮蔽位置に位置するときのプリンタカバー3の要部側面図である。図15Aは、サーマルヘッド12がコネクタユニット22に取り付けられた後の状態を示す断面図であり、図15Bは、当該状態におけるサーマルヘッド12とコネクタユニット22の上下方向の位置関係を示す図である。
サーマルヘッド12をコネクタユニット22に取り付ける場合、ユーザは、図4に示すように、プリンタカバー3を開放状態とした上でヘッドカバー21を非遮蔽位置に位置させる。
次に、図5に示すように、ユーザは、サーマルヘッド12をヘッドブラケット20に設置する。具体的には、ユーザは、サーマルヘッド12の一対の凹部12eを一対の突出ピン34に嵌める。これにより、サーマルヘッド12がヘッドブラケット20により保持される。
このとき、ガイド22dは、前後方向(FR-RR方向)において、サーマルヘッド12の下端部の位置を規制する。これにより、ユーザがサーマルヘッド12をヘッドブラケット20に保持させるときに、サーマルヘッド12の下端部がコネクタユニット22に引っ掛かることを防止することができる。
図11Bに示すように、サーマルヘッド12をコネクタユニット22に取り付ける前の状態では、コネクタユニット22は下方にあり、当接部22bはコネクタユニット規制部12dよりも下方に位置している。ギア23は、コネクタユニット22の孔22f内に位置している(図11A)。
次いで、図12に示すように、ユーザが、ヘッドカバー21を、回動軸RS2を中心として時計回り(つまり、開放位置から閉鎖位置に回動するときのプリンタカバー3の回動方向と反対方向)に回動させる。すると、ギア23は、ヘッドカバー21の回動に応じて、回動軸RS3を中心として反時計回りに回動する。
図13Aに示すように、ギア23は、孔22fの上端部に当接しながら、反時計回りに回動する。その結果、図13Bに示すように、コネクタユニット22は、ギア23の回動に応じて、上方UP(つまり、ヘッドブラケット20により保持されたサーマルヘッド12に近づく方向)に移動する。すなわち、コネクタユニット22の当接部22bは、ギア23の回動に応じて、上方UPに移動する。
当接部22bが第2規制部12dbの外周面と当接した後、コネクタユニット22は、切欠き部22baをコネクタユニット規制部12dに係合させながら移動する。
ここで、図8に示したように、第2規制部12dbの前後方向の寸法d1は、切欠き部22baの前後方向の寸法d2と実質的に同一である。そのため、切欠き部22baが第2規制部12dbに係合すると、切欠き部22baの前面はサーマルヘッド12の背面に当接し、かつ、切欠き部22baの背面は第1規制部12daの前面に当接する。
従って、当接部22bが第2規制部12dbの外周面と当接した後は、サーマルヘッド12の幅方向(LH-RH方向)及び前後方向(FR-RR方向)の変位を規制するように作用する。なお、図13Aに示すように、ヘッドブラケット20の前面には、第1規制部12daを受け入れるための凹部が設けられているため、サーマルヘッド12の上下方向(UP-LO方向)の変位も制限されている。
図14に示すようにヘッドカバー21が遮蔽位置に到達すると、図15Aに示すように、サーマルヘッド12のコネクタ12bはコネクタユニット22のコネクタ22aに嵌合する。このとき、図5の一対の爪部21aは、一対の突起20bと係合することによりヘッドカバー21を遮蔽位置にロックする。これにより、サーマルヘッド12とコネクタユニット22との接続がロックされる。
ヘッドカバー21が遮蔽位置に到達した状態では、図15Bに示すように、切欠き部22baは、第2規制部12dbの下側の外周面に完全に係合した状態となる。
(4-2)サーマルヘッドのコネクタユニットからの取り外し
サーマルヘッド12をコネクタユニット22から取り外す場合の手順は、サーマルヘッド12をコネクタユニット22へ取り付ける場合の手順とは逆となる。すなわち、ユーザは、図14に示す状態から、回動軸RS2を中心としてヘッドカバー21を反時計回りに回動させると、ヘッドカバー21は、遮蔽位置(図14)から非遮蔽位置(図12)に移動する。このとき、ギア23は、孔22fの下端部に当接しながら、時計回りに回動する。コネクタユニット22は、図13Aにおけるギア23の回動軸RS3を中心とした時計回りの回動に応じて、下方LO(つまり、ヘッドブラケット20により保持されたサーマルヘッド12から離間する方向)に移動する。これにより、サーマルヘッド12がコネクタユニット22から取り外される。
(5)サーマルヘッドの除電
次に、本実施形態のプリンタ1において、サーマルヘッド12の除電について説明する。
前述したようにしてサーマルヘッド12をコネクタユニットから着脱する場合、サーマルヘッド12がユーザの手に触れることから静電気によってサーマルヘッド12が帯電する。サーマルヘッド12のうち特に導電性のヒートシンク122に電荷が蓄積される。
なお、ヒートシンク122自体は、発熱回路部121に含まれる端子や電子回路と物理的に接触していない。しかし、仮にヒートシンク122に蓄積された電荷の逃げ場がないとしたならば、ヒートシンク122から空中を伝って端子や電子回路に放電され、印字ノイズの原因となる。そこで、本実施形態のプリンタ1では、サーマルヘッド12のヒートシンク122に帯電された電荷が効果的に放電される(除電される)ように構成されている。
以下、サーマルヘッド12の除電について図16~18を参照して説明する。
図16は、導体板9がプリンタカバー3に取り付けられた状態を示す斜視図である。図17は、本実施形態のプリンタ1の要部断面図である。図18は、本実施形態のプリンタ1においてサーマルヘッド12からの放電経路を示す図である。
本実施形態では、プリンタ1内の各種電子回路に蓄積される電荷を効果的に放電させる(つまり、電子回路を接地させる)ための導体板9が設けられている。好ましくは、サーマルヘッド12に蓄積される電荷についても導体板9を通して放電される。
図16には、プリンタカバー3の裏側に取り付けられた導体板9(第3導体部の一例)を示しており、プリンタカバー3及び導体板9以外の部品については図示していない。
図16に示すように、導体板9はプリンタカバー3の内側にほぼ全域に亘って配置されており、ねじによってプリンタカバー3の裏側に取り付けられている。導体板9は、例えば金属等の導電性の高い材料で形成されている。
導体板9は、後述するように除電機能を備えるほか、プリンタカバー3の内側にほぼ全域に亘って配置されているため、プリンタカバー3の剛性を向上させる機能をも発揮する。
導体板9の端部(プリンタカバー3が閉鎖位置にあるときにラベル排出口2aが形成される側の端部)には、接触部91および一対のばね載置部92が設けられる。接触部91は、導体板30に取り付けられた板ばね32(図9参照)が接触する部分である。一対のばね載置部92は、サーマルヘッド12を押圧する一対のコイルばね28(図9参照)の一端が載置される部分である。図9に示したように、一対のコイルばね28の他端は、ヘッドブラケット20に載置される。
図17は、プリンタ1の幅方向(RH-LH方向)の中央において当該幅方向に直交する平面でプリンタ1を切断したときのプリンタ1の要部を示している。なお、図17には、分かり易さのために、幅方向中央に設けられていないばね載置部92およびコイルばね28を仮想線で図示してある。
図17において、回路基板40には、プリンタカバー3に設けられているタッチパネルディスプレイ4を動作させるための電子回路が実装されている。回路基板40は、導体板9に沿って設けられている。回路基板40は、導体の締結部材(図示せず)によって導体板9と連結され、それによって回路基板40は接地されている。
図17に示すように、導体板9は、導体板30から見て、ヒートシンク122を含むサーマルヘッド12とは逆側に設けられている。
さらに図17を参照すると、コイルばね28は、ヘッドブラケット20を介してサーマルヘッド12をプラテンローラ10に向けて付勢している。それによって、プラテンローラ10とサーマルヘッド12の間を搬送される印字媒体P(図17には図示せず)に対する印字品質が確保される。
ヘッドブラケット20の上側に設けられている導体板30には導体の板ばね32の一端が取り付けられており、板ばね32の他端は接触部91に接触している。つまり、板ばね32は、導体板30が導体板9と電気的に導通するように、導体板30および導体板9の両方に接触する。
印字動作中においても板ばね32の接触部91に対する接触は常に維持される。すなわち、印字動作中にプラテンローラ10の回転変動が生ずる場合、コイルばね28が伸縮することによってサーマルヘッド12およびヘッドブラケット20が上下方向(UP-LO方向)に変位する。このとき、コイルばね28の伸縮に応じて板ばね32も追従して伸縮し、板ばね32が接触部91に対して接触し続けるようになっている。
図18は、図17の矢視Aから見たプリンタ1の要部を現しており、帯電したサーマルヘッド12からの電荷の放電経路を矢印で示している。
図8および図18に示すように、導体板30には導体の突出ピン34が取り付けられ、突出ピン34の一部がサーマルヘッド12の凹部12eに係合している。そのため、サーマルヘッド12のヒートシンク122に蓄積された電荷は、凹部12eおよび突出ピン34を経由して導体板30へ向かう。
導体板30に達した電荷は、導体板30に取り付けられた板ばね32、および、板ばね32に接触されている接触部91を経由して、導体板9へ向かう。前述したように、印字動作中においても板ばね32と接触部91の接触が維持されており、常に、サーマルヘッド12から導体板9への放電経路が確保されている。
図16に示したように、導体板9は、プリンタカバー3のほぼ全面に亘る大きな板状部材であって、導体板30より大きい部材であるため、除電効果が極めて高いものとなる。
以上、本発明のプリンタの一実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、第1係合部は、ヒートシンク122に形成された凹部12eであり、第2係合部は、導体板30の表面からヘッドブラケット20の前方側(第1側)に向けて突出する突出ピン34(突出部)である場合について説明した。そして、上述した実施形態では、突出ピン34が、サーマルヘッド12のヒートシンク122と接するようにして凹部12eに挿入されることで、第1係合部と第2係合部が係合する。かかる構成とすることで、ユーザは、サーマルヘッド12をヘッドブラケット20に保持させるときにサーマルヘッド12の凹部12eを突出ピン34に引っ掛けるだけでよいため、装着作業性が良好となる利点がある。
しかし、第1係合部および第2係合部は、上述した実施形態のものに限られない。例えば、上述した実施形態とは逆に、サーマルヘッド12のヒートシンク122に形成された第1係合部が突出ピンであり、第2係合部が凹部であってもよい。その場合、サーマルヘッド12のヒートシンク122の裏側に導電性の突出ピンを形成する。そして、当該突出ピンをヘッドブラケット20の対応する孔および導体板30の孔30aに貫通させ、当該突出ピンの一部を孔30aの位置に取り付けた凹部(例えば、ナット状の部材)に係合させる。
上述した実施形態では、サーマルヘッド12のヒートシンク122には少なくとも一対の凹部12eが形成され、一対の凹部12eに対応する一対の突出ピン34が設けられる場合について説明した。かかる構成では、効率良く、かつ安定的にサーマルヘッド12を配置できるようにすることが可能であるが、その限りではない。つまり、凹部および突出ピンの数は限定されない。ヒートシンク122には、少なくとも2以上の凹部12eが形成され、当該少なくとも2以上の凹部12eに対応する少なくとも2以上の突出ピン34が設けられてもよい。
上述した実施形態では、導体板30から、板ばね32を経由して導体板9に向かう放電経路を構成するようにしたが、その限りではない。すなわち、板ばね32および導体板9は必須ではない。サーマルヘッド12に蓄積された電荷が導体板30に達した場合に、その電荷をプリンタ1内の他の接地部材に導くように構成すればよく、導体板9に放電させなくてもよい。また、導体板30は比較的大きな板面積を有する部材であり、サーマルヘッド12に蓄積された電荷を導体板30に逃がすことで、印字ノイズが抑制される。
上述した実施形態では、接触部材の一例として板ばね32を適用したが、その限りではない。つまり、接触部材として弾性体でなくてもよい。上述したように、板ばね32は、印字動作中のヘッドブラケット20の変位を吸収するために設けられているため、当該変位を吸収できれば弾性体でなくてもよい。例えば、接触部材として、ヘッドブラケット20の変位を吸収できる程度に長い導電性のブラシ、あるいは導電性のフィルムであってもよい。
上述した実施形態では、突出ピン34と導体板30が別体である場合について説明したが、その限りではない。突出ピン34と導体板30は一体構造であってもよい。例えば、突出ピン34が導体板30の孔30aの位置で溶接あるいは接着剤等により導体板30と結合されていてもよい。
上述の実施形態では、台紙PM及びラベルPLを有する印字媒体Pを例示したが、印字媒体Pはこれに限られるものではない。印字媒体Pは、例えば、台紙PMを有していないラベルPLであってもよい。
1…プリンタ、2…フロントパネル、2a…ラベル排出口、2b…台紙排出口、3…プリンタカバー、4…タッチパネルディスプレイ、6…収容部、8…筐体、9…導体板、91…接触部、92…ばね載置部、10…プラテンローラ、12…サーマルヘッド、121…発熱回路部、122…ヒートシンク、12b…コネクタ、12c…発熱素子、12d…コネクタユニット規制部、12da…第1規制部、12db…第2規制部、12e…凹部、13…第1補助ローラ、14…第2補助ローラ、15…剥離部、16…第1ニップローラ、17…第2ニップローラ、20…ヘッドブラケット、20b…突起、20d…ヘッドブラケット本体、21…ヘッドカバー、21a…爪部、21b…ギア、22…コネクタユニット、22a…コネクタ、22b…当接部、22ba…切欠き部、22d…ガイド、22e…コネクタボード、22f…孔、23…ギア、28…コイルばね、30…導体板、301…取付部、302…湾曲部、30a,30b…孔、32…板ばね、34…突出ピン、35…ねじ、40…回路基板

Claims (8)

  1. 印字媒体を搬送するプラテンローラと、
    第1導体部を有する印字ヘッドであって、前記第1導体部には第1係合部が形成された印字ヘッドと、
    前記印字ヘッドを一方側である第1側に着脱可能に保持する保持部材と、
    前記第1側とは反対側の第2側から前記保持部材を付勢し、それによって前記印字ヘッドを前記プラテンローラに押圧する付勢部材と、
    前記第1係合部と係合する導体の第2係合部と、
    記保持部材の前記第2側に設けられる第2導体部と、
    プリンタ本体に取り付けられた第3導体部と、
    前記第3導体部に接触するように前記第2導体部に取り付けられ、前記付勢部材の付勢方向および前記付勢方向とは反対方向に変位可能な導体の板ばねと、を有し、
    前記第2係合部は、前記保持部材を挿通して前記第1係合部と前記第2導体部の間に位置し、かつ前記第2導体部に接触している、
    プリンタ。
  2. 前記第1係合部および前記第2係合部は、それぞれ複数設けられている、
    請求項1に記載されたプリンタ。
  3. 前記第2導体部は板状部材である、
    請求項2に記載されたプリンタ。
  4. 前記第1導体部は、前記印字ヘッドから放熱するためのヒートシンクであり、
    前記第1係合部は、前記ヒートシンク上に形成されている、
    請求項1から3のいずれか一項に記載されたプリンタ。
  5. 第1導体部を有する印字ヘッドであって、前記第1導体部には複数の第1係合部が形成された印字ヘッドと、
    前記印字ヘッドを一方側である第1側に着脱可能に保持する保持部材と、
    前記複数の第1係合部の各々と係合する複数の導体の第2係合部と、
    記保持部材の前記第1側とは反対側の第2側に設けられた導体の板状部材である第2導体部と、を有し、
    各第2係合部は、前記保持部材を挿通して対応する第1係合部と前記第2導体部の間に位置し、
    各第2係合部が前記第2導体部と接触し、それによって前記複数の第2係合部が前記第2導体部を介して電気的に導通しており、
    前記第2導体部が接地している、
    プリンタ。
  6. プリンタ本体に取り付けられ、前記第2導体部と導通する第3導体部を備える、
    請求項5に記載されたプリンタ。
  7. 印字媒体を搬送するプラテンローラと、
    前記第2側から前記保持部材を付勢し、それによって前記印字ヘッドを前記プラテンローラに押圧する付勢部材と、
    前記第3導体部に接触するように前記第2導体部に取り付けられ、前記付勢部材の付勢方向および前記付勢方向とは反対方向に変位可能な導体の板ばねと、を備える、
    請求項6に記載されたプリンタ。
  8. 前記第1導体部は、前記印字ヘッドから放熱するためのヒートシンクであり、
    前記複数の第1係合部は、前記ヒートシンク上に形成されている、
    請求項5から7のいずれか一項に記載されたプリンタ。
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