JP7031279B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7031279B2 JP7031279B2 JP2017242026A JP2017242026A JP7031279B2 JP 7031279 B2 JP7031279 B2 JP 7031279B2 JP 2017242026 A JP2017242026 A JP 2017242026A JP 2017242026 A JP2017242026 A JP 2017242026A JP 7031279 B2 JP7031279 B2 JP 7031279B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- vehicle
- occupant
- range
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
車両(2)で用いられ、座席別に空調空気の吹き出し口(38)を備え、かつ、吹き出し口から吹き出す空調空気の吹き出し範囲が変更可能な車両用空調装置であって、
座席に着座している乗員の位置を検出する乗員検出部(5)と、
吹き出し範囲を、乗員検出部が検出した乗員の位置を含む範囲に設定して空調する空調制御部(150)と、を備え、
空調制御部は、乗員の一定時間の位置の変化に基づいて乗員の位置の揺れ範囲を決定し、吹き出し範囲のサイズを、乗員の位置の揺れ範囲よりも大きくする車両用空調装置である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、車両空調システム1の構成図である。車両空調システム1は、車両2に搭載されている。車両空調システム1は、車室空調装置4と、カメラ5と、携帯端末6と、座席空調装置100とを備えている。また、この車両2には、ナビゲーション装置7も搭載されている。なお、座席空調装置100とカメラ5とにより、車両用空調装置10が構成される。
図2に各装置の詳細構成を示している。座席空調装置100は、空調ユニット110と、通信部120と、加速度センサ130と、温度センサ140と、空調制御部150とを備えている。これらは、一つの筐体101(図4参照)に収容されて、空調する座席3の下に配置される。
図4に座席3の斜視図を示す。座席3の下に座席空調装置100が配置される。座席空調装置100から供給される空調空気は、座面31および背部32から、その座席3の周囲に吹き出される。
次に、空調制御部150が実行する処理を説明する。図7に示す処理は、携帯端末6から空調開始が指示された場合に開始する。ステップ(以下、ステップを省略)S1では、車室2aの温度を検出する。車室2aの温度は、温度センサ140の検出値としてもよいが、車室空調装置4から通信により車室2aの温度を取得してもよい。
以上、説明した実施形態では、座席3別に空調空気の吹き出し口38を備えているため、座席3別の空調が可能である。また、その吹き出し口38から吹き出す空調空気の吹き出し範囲が変更可能であり、かつ、乗員の位置を逐次検出している。そして、空調制御部150は、空調空気の吹き出し範囲を、乗員の位置を含む範囲として空調する。したがって、乗員の姿勢が変化しても、吹き出し範囲が乗員の姿勢変化に合わせて変化することになるので、乗員の位置が空調されている領域から外れにくい。よって、乗員の快適性が損なわれにくい。
実施形態では、座席3に吹き出し口38を設けていた。しかし、吹き出し口38は座席3の周囲に設けられていてもよい。たとえば、吹き出し口38が車両天井において座席の上部に設けられていてもよい。また、車室の側面において座席の付近に設けられていてもよい。吹き出し口が車両天井および車室の側面の一方または両方に設けられている場合、乗員の前方にも空調空気を吹き出すことができる。したがって、乗員の前方に形成する空調空間の範囲も調整可能である。
変形例1のように、乗員の前方にも空調空気を吹き出すことができる場合、車両前後方向への乗員の位置の変化を予測して、事前に、車両前後方向に吹き出し範囲を拡張してもよい。
Claims (9)
- 車両(2)で用いられ、座席別に空調空気の吹き出し口(38)を備え、かつ、前記吹き出し口から吹き出す空調空気の吹き出し範囲が変更可能な車両用空調装置であって、
前記座席に着座している乗員の位置を検出する乗員検出部(5)と、
前記吹き出し範囲を、前記乗員検出部が検出した前記乗員の位置を含む範囲に設定して空調する空調制御部(150)と、を備え、
前記空調制御部は、前記乗員の一定時間の位置の変化に基づいて前記乗員の位置の揺れ範囲を決定し、前記吹き出し範囲のサイズを、前記乗員の位置の揺れ範囲よりも大きくする車両用空調装置。 - 前記車両に生じる加速度を検出する加速度センサ(130)を備え、
前記空調制御部は、前記乗員検出部が検出した前記乗員の位置の変化方向が前記車両に生じる加速度に起因すると判断できる場合には、前記吹き出し範囲を、前記車両に生じる加速度が検出される前の前記吹き出し範囲、および、現在の前記乗員の位置により定まる前記吹き出し範囲の両方を含む範囲とする、請求項1に記載の車両用空調装置。 - 前記空調制御部は、前記車両に生じる加速度を予測し、かつ、予測した加速度に基づいて前記乗員の位置が変化することが予測できる場合、前記吹き出し範囲を、現在の前記乗員の位置により定まる前記吹き出し範囲、および、加速度により変化した後の前記乗員の位置により定まる前記吹き出し範囲の両方を含む範囲とする、請求項1または2に記載の車両用空調装置。
- 前記空調制御部は、前記乗員が運転者である場合、前記運転者が運転中である場合の前記吹き出し範囲を、前記運転者が休憩中である場合の前記吹き出し範囲よりも広くする請求項1~3のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
- 前記空調制御部は、前記乗員が同乗者である場合、前記同乗者が起きている場合の前記吹き出し範囲を、前記同乗者が寝ている場合の前記吹き出し範囲よりも広くする請求項1~3のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
- 前記空調制御部は、前記車両が走行中であって、前記車両の窓が開いている場合には、前記吹き出し範囲を、前記乗員の位置によらない、窓開時の前記吹き出し範囲とする請求項1~5のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
- 前記空調制御部は、前記車両が停車中であって、空調対象とする前記座席に隣接している窓が開いている場合には、前記吹き出し範囲を、前記乗員の位置によらない、窓開時の前記吹き出し範囲とする請求項1~6のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
- 前記空調制御部は、前記車両が停車中であって、空調対象とする前記座席に隣接しているドアが開いている場合には、前記吹き出し範囲を、前記乗員の位置によらない、ドア開時の前記吹き出し範囲とする請求項1~7のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
- 前記空調制御部は、前記車両の車室の温度が通常温度範囲外の温度である場合には、前記車室を空調する車室空調装置(4)に前記車室を空調させる請求項1~8のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017242026A JP7031279B2 (ja) | 2017-12-18 | 2017-12-18 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017242026A JP7031279B2 (ja) | 2017-12-18 | 2017-12-18 | 車両用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019107991A JP2019107991A (ja) | 2019-07-04 |
JP7031279B2 true JP7031279B2 (ja) | 2022-03-08 |
Family
ID=67178823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017242026A Active JP7031279B2 (ja) | 2017-12-18 | 2017-12-18 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7031279B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102032137B1 (ko) * | 2017-11-14 | 2019-10-15 | 한국원자력연구원 | 연구용 원자로의 감쇠탱크 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113942363A (zh) * | 2021-09-24 | 2022-01-18 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 用于车辆的空调系统的控制方法及空调系统 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005112231A (ja) | 2003-10-09 | 2005-04-28 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
JP2006027557A (ja) | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 送風装置 |
JP2006123874A (ja) | 2004-09-28 | 2006-05-18 | Denso Corp | シート用加熱冷却装置 |
JP2006232007A (ja) | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両用空調装置 |
JP2008044468A (ja) | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Denso Corp | 車両用空調装置およびその制御方法 |
JP2012197985A (ja) | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
US20160137028A1 (en) | 2014-11-19 | 2016-05-19 | Ford Global Technologies, Llc | Intelligent climate control system for a motor vehicle |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09315130A (ja) * | 1996-05-30 | 1997-12-09 | Hino Motors Ltd | 車両の空調装置 |
-
2017
- 2017-12-18 JP JP2017242026A patent/JP7031279B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005112231A (ja) | 2003-10-09 | 2005-04-28 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
JP2006027557A (ja) | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 送風装置 |
JP2006123874A (ja) | 2004-09-28 | 2006-05-18 | Denso Corp | シート用加熱冷却装置 |
JP2006232007A (ja) | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両用空調装置 |
JP2008044468A (ja) | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Denso Corp | 車両用空調装置およびその制御方法 |
JP2012197985A (ja) | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
US20160137028A1 (en) | 2014-11-19 | 2016-05-19 | Ford Global Technologies, Llc | Intelligent climate control system for a motor vehicle |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102032137B1 (ko) * | 2017-11-14 | 2019-10-15 | 한국원자력연구원 | 연구용 원자로의 감쇠탱크 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019107991A (ja) | 2019-07-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004196111A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2009292293A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2008296717A (ja) | 車両用空調装置 | |
WO2016047051A1 (ja) | 車両用加湿装置 | |
JPH0885333A (ja) | 車両用空気調和装置 | |
JP2006298014A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP6844701B2 (ja) | 車両用空調方法及び車両用空調装置 | |
JP2008265675A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2008056078A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP4886786B2 (ja) | オープンカー用冷暖房システム | |
JP7031279B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2007230325A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP6123557B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2004148949A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP5191684B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2006298016A (ja) | 車両用空調装置 | |
US20210213801A1 (en) | Air conditioning control system and control device for vehicle | |
JP7031337B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2008307182A (ja) | 自動車のシート冷却装置 | |
JP7115044B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP6372110B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2021181276A (ja) | 車両用空調装置 | |
WO2019039148A1 (ja) | 車両用空調システム | |
JP5084409B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2006027518A (ja) | シート用加熱冷却装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201112 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211005 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220125 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220207 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7031279 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |