JP7031131B2 - Efem及びefemのガス置換方法 - Google Patents
Efem及びefemのガス置換方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7031131B2 JP7031131B2 JP2017056582A JP2017056582A JP7031131B2 JP 7031131 B2 JP7031131 B2 JP 7031131B2 JP 2017056582 A JP2017056582 A JP 2017056582A JP 2017056582 A JP2017056582 A JP 2017056582A JP 7031131 B2 JP7031131 B2 JP 7031131B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- gas
- efem
- pressure
- ventilation resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Description
置換ガスを導入するガス導入部と、
前記ガス導入部から前記置換ガスが流入する流入口を備える第1室と、
前記第1室の下方に接続しており、ウエハを搬送する搬送ロボットが設けられる第2室と、
前記第1室から前記第2室へ向かう下降気流を形成する気流形成部と、
前記第2室から前記第2室の気体を排出するガス排出部と、
前記第1室の圧力が前記第2室の圧力より高くなるように、前記第1室と前記第2室との間に所定の圧力差を形成する差圧形成機構と、
を有する。
前記置換ガスは、前記気流形成部および前記第1通気抵抗部材を通過して、前記第1室から前記第2室へ流入してもよい。
ガス導入部から流入口を介して第1室に置換ガスを導入するステップと、
前記第1室の下方に接続しており、ウエハを搬送する搬送ロボットが設けられる第2室に、前記置換ガスを導入するガス導入ステップと、
ガス排出部を介して前記第2室から前記第2室の気体を排出するステップと、
を有するEFEMのガス置換方法であって、
前記ガス導入ステップでは、前記第1室の圧力が、前記第2室の圧力より高くなることを特徴とする。
前記第1室と前記第2室とを接続する接続位置に設けられており第1の通気抵抗を有する第1通気抵抗部材を前記置換ガスが通過し、前記第1室から前記第2室へ流入することにより、
前記第1室の圧力を前記第2室の圧力より高くしてもよい。
前記第2室から前記第2室の前記気体を強制的に排出する強制ガス排出機構を駆動し、
前記第1室の圧力を前記第2室の圧力より高くしてもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係るEFEM50の概略図である。EFEM50(イーフェム、Equipment Front End Module)は、半導体工場において、ウエハ12を搬送するウエハ搬送容器であるフープ20と、ウエハ12に対して処理を行う処理室(不図示)との間で、ウエハ12を搬送するために用いられる装置である。図1に示すように、EFEM50は、ミニエンバイロメントと呼ばれる清浄空間を内部に形成する第2室64を有しており、フープ20に収納されたウエハ12は、第2室64を通って処理室に搬送される。
実施例1では、図2に示すEFEM50を用いて、第1室54及び第2室64のガス置換を実施し、ガス置換が完了するまでの所要時間を調査した。第1実施例で用いたEFEM50の詳細条件は以下の通りである。
第1室54容積:60Litter
第2室64容積:750Litter
ガス導入部52流量:150l/min
気流形成部60:ファンフィルタユニット
第1通気抵抗部材73:抵抗フィルタ5mm×3層重ね(アイオン株式会社製 ベルイーターAシリーズ)
第2通気抵抗部材69:抵抗フィルタ5mm×1層重ね(アイオン株式会社製 ベルイーターAシリーズ)
実施例2では、第1通気抵抗部材73として、実施例1で用いた抵抗フィルタと同様の抵抗フィルタを4枚重ねとしたものを採用したことを除き、実施例1と同様にしてガス置換を行った。結果を表1に示す。
参考例では、第1通気抵抗部材73を取り除いたことを除き、第1実施例と同様にしてガス置換を行った。結果を表1に示す。
20…フープ
24…蓋
20a…主開口
50、150…EFEM
51…導入流路
52…ガス導入部
54…第1室
55…第1圧力計
56…流入口
58…接続位置
60…気流形成部
61…送風ファン
64…第2室
65…第2圧力計
66…酸素濃度計
68…ガス排出部
69…第2通気抵抗部材
71…排気流路
72、172…差圧形成機構
73…第1通気抵抗部材
174…強制ガス排出機構
175…排気用ファン
176…ダンパー
78…第3圧力計
80…ロードポート装置
84…載置台
86…ドア
90…搬送ロボット
Claims (6)
- EFEMであって、
置換ガスを導入するガス導入部と、
前記ガス導入部から前記置換ガスが流入する流入口を備える第1室と、
前記第1室の下方に接続しており、ウエハを搬送する搬送ロボットが設けられる第2室と、
送風ファンを有し、前記第1室から前記第2室へ向かう下降気流を形成する気流形成部と、
前記第2室の気体を、前記第1室に循環させることなく、前記第2室から排出するガス排出部と、
前記第1室の圧力が前記第2室の圧力より高くなるように、前記第1室と前記第2室との間に所定の圧力差を形成する差圧形成機構と、
制御部と、を有し、
前記差圧形成機構は、前記第1室と前記第2室とを接続する接続位置に設けられており、第1の通気抵抗を有する第1通気抵抗部材を有し、
前記ガス排出部は、前記第1の通気抵抗より小さい第2の通気抵抗を有する第2通気抵抗部材を有しており、前記第2室の前記気体は、前記第2通気抵抗部材を通過して排出され、
前記制御部は、
前記第1室の圧力をP1、前記第2室の圧力P2、前記EFEMの設置環境の圧力をP3とした場合に、P1>P2>P3となった状態から、前記置換ガスを前記第1室から前記第2室に導入するガス導入ステップを開始し、
前記第2室の酸素濃度が所定の値以下となった場合に、前記ガス導入ステップを終了する、
ように前記EFEMのガス置換を制御する
ことを特徴とするEFEM。 - 前記第2通気抵抗部材は、繊維質の部材で形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のEFEM。
- 前記気流形成部と前記第1通気抵抗部材は、前記接続位置に上下に並んで設けられており、
前記置換ガスは、前記気流形成部および前記第1通気抵抗部材を通過して、前記第1室から前記第2室へ流入する、ことを特徴とする請求項1または2に記載のEFEM。 - 前記差圧形成機構は、前記第2室から前記第2室の気体を強制的に排出する強制ガス排出機構を有する、ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載のEFEM。
- EFEMのガス置換方法であって、
ガス導入部から流入口を介して第1室に置換ガスを導入するステップと、
前記第1室の下方に接続しており、ウエハを搬送する搬送ロボットが設けられる第2室に、送風ファンにより前記第1室から前記第2室へ向かう下降気流を形成することにより、前記置換ガスを導入するガス導入ステップと、
ガス排出部を介して前記第2室の気体を、前記第1室に循環させることなく、前記第2室から排出するステップと、
を有するEFEMのガス置換方法であって、
前記第1室の圧力をP1、前記第2室の圧力P2、前記EFEMの設置環境の圧力をP3とした場合に、P1>P2>P3となった状態から、前記置換ガスを前記第1室から前記第2室に導入する前記ガス導入ステップを開始し
前記ガス導入ステップでは、前記第1室と前記第2室とを接続する接続位置に設けられており第1の通気抵抗を有する第1通気抵抗部材を前記置換ガスが通過し、前記第1室から前記第2室へ流入するとともに、前記ガス排出部に設けられており前記第1の通気抵抗より小さい第2の通気抵抗を有する第2通気抵抗部材を前記第2室の前記気体が通過し、前記第2室から排出されることにより、前記第1室の圧力が、前記第2室の圧力より高くなり、
前記第2室の酸素濃度が所定の値以下となった場合に、前記ガス導入ステップを終了することを特徴とする、EFEMのガス置換方法。 - 前記ガス導入ステップでは、
前記第2室から前記第2室の前記気体を強制的に排出する強制ガス排出機構を駆動し、
前記第1室の圧力を前記第2室の圧力より高くすることを特徴とする請求項5に記載のEFEMのガス置換方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017056582A JP7031131B2 (ja) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | Efem及びefemのガス置換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017056582A JP7031131B2 (ja) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | Efem及びefemのガス置換方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018160543A JP2018160543A (ja) | 2018-10-11 |
JP7031131B2 true JP7031131B2 (ja) | 2022-03-08 |
Family
ID=63796822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017056582A Active JP7031131B2 (ja) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | Efem及びefemのガス置換方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7031131B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022113992A (ja) | 2021-01-26 | 2022-08-05 | 東京エレクトロン株式会社 | 制御方法及び基板搬送モジュール |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004228576A (ja) | 2003-01-24 | 2004-08-12 | Samsung Electronics Co Ltd | 基板加工装置 |
JP2004311966A (ja) | 2003-03-25 | 2004-11-04 | Canon Inc | ロードロックシステム及び露光処理システム並びにデバイスの製造方法 |
JP2009198015A (ja) | 2008-02-19 | 2009-09-03 | Tokyo Electron Ltd | ダウンフロー発生機構及び基板処理装置 |
JP2016162819A (ja) | 2015-02-27 | 2016-09-05 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | 搬送室 |
JP2017028110A (ja) | 2015-07-23 | 2017-02-02 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板搬送室、基板処理システム、及び基板搬送室内のガス置換方法 |
-
2017
- 2017-03-22 JP JP2017056582A patent/JP7031131B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004228576A (ja) | 2003-01-24 | 2004-08-12 | Samsung Electronics Co Ltd | 基板加工装置 |
JP2004311966A (ja) | 2003-03-25 | 2004-11-04 | Canon Inc | ロードロックシステム及び露光処理システム並びにデバイスの製造方法 |
JP2009198015A (ja) | 2008-02-19 | 2009-09-03 | Tokyo Electron Ltd | ダウンフロー発生機構及び基板処理装置 |
JP2016162819A (ja) | 2015-02-27 | 2016-09-05 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | 搬送室 |
JP2017028110A (ja) | 2015-07-23 | 2017-02-02 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板搬送室、基板処理システム、及び基板搬送室内のガス置換方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018160543A (ja) | 2018-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100799415B1 (ko) | 제품 컨테이너용 퍼지 시스템 및 퍼지 시스템에 사용하기위한 테이블 | |
KR102053029B1 (ko) | 기판 처리 장치, 반도체 장치의 제조 방법 및 프로그램 | |
JP4288160B2 (ja) | 窒素パージを行うトップ通気口を有する高速サイクルチャンバ | |
US9698037B2 (en) | Substrate processing apparatus | |
JP2017112137A (ja) | ミニエンバイロメント装置 | |
CN108987308B (zh) | Efem及向efem导入干燥空气的方法 | |
JPWO2016117588A1 (ja) | 基板処理装置 | |
TW201707055A (zh) | 基板處理裝置 | |
JP7031131B2 (ja) | Efem及びefemのガス置換方法 | |
CN108987319B (zh) | Efem及向efem导入置换气体的方法 | |
JP2007095879A (ja) | 基板処理装置 | |
JP6885132B2 (ja) | Efem及びefemのガス置換方法 | |
JP7081119B2 (ja) | ロードポート装置 | |
US11515177B2 (en) | Circulating EFEM | |
JP2020047807A (ja) | 給排気制御装置、ウェーハ処理装置、ウェーハ処理方法、圧力制御装置、及び圧力制御方法 | |
JP7206669B2 (ja) | 循環式efem | |
JP2003264219A (ja) | 局所クリーン装置 | |
TW202109720A (zh) | 基材傳送設備 | |
JP4928368B2 (ja) | 基板処理装置及び半導体装置の製造方法 | |
JP6910760B2 (ja) | 容器内清浄化装置および清浄化方法 | |
TWI844442B (zh) | 基板處理裝置及基板處理方法 | |
TWI857521B (zh) | 真空處理裝置 | |
JPH09153437A (ja) | 可搬式密閉コンテナのガス給排気システム | |
JP7052540B2 (ja) | Efem及びefemへの乾燥空気の導入方法 | |
TW202312324A (zh) | 設備前端模組 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210202 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210401 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211026 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220125 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7031131 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |