JP7031071B1 - 投影制御装置、投影制御システム、および投影制御方法 - Google Patents

投影制御装置、投影制御システム、および投影制御方法 Download PDF

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Abstract

投影制御装置(100)は、投影面に投影する投影物を設定する投影内容設定部(101)を備え、前記投影物は、前記投影物を投影するプロジェクタ(2)と検知領域の検知信号を取得する検知センサ(3)とを結ぶ第1の想像線に対して、第1の距離(r1)に投影される第1の投影物と、前記第1の距離よりも遠い第2の距離(r2)に投影される第2の投影物とを含む。

Description

本開示は、投影制御技術に関する。
以下の特許文献1には、人の前の床面に、複数の目的地と各目的地の方向を示す矢印とをプロジェクタにより投影し、その人が何れか1つの矢印を踏む動作を検知センサとしてのカメラで検知して、検知結果に応じて案内をするための更なる投影物を投影する投影システムが開示されている。
特開2014-123277号公報
このようなプロジェクタと検知センサを用いる従来技術によれば、ユーザが出現することにより検知センサが検知を行うことができない陰の領域が生じる。より具体的には、検知センサから見て、ユーザの背後の領域は検知センサにとって陰の領域となる。このような陰の領域に投影物が投影されていると、その投影物を選択できないにもかかわらず、そのユーザ又は他のユーザは陰の領域に投影された投影物を選択できるかのような印象を受けるという課題がある。
本開示はこのような課題を解決するためになされたものであり、実施形態の一側面は、検知センサが検知を行うことができない陰の領域を示唆することができる投影制御技術を提供することを目的とする。
実施形態による投影制御装置の一側面によれば、投影制御装置は、投影面に投影する投影物を設定する投影内容設定部を備え、前記投影物は、前記投影物を投影するプロジェクタと検知領域の検知信号を取得する検知センサとを結ぶ第1の想像線に対して、第1の距離に投影される第1の投影物と、前記第1の距離よりも遠い第2の距離に投影される第2の投影物とを含む。
実施形態による投影制御装置の一側面によれば、検知センサが検知を行うことができない陰の領域を示唆することができる。
投影制御システムおよび投影制御装置の構成を示すブロック図である。 投影制御システムの配置例および投影例を示す図である。 想像線(第2の想像線)に対して、複数の線が直交するように投影されている投影例を示す図である。 想像線(第2の想像線)に対して、複数の線が傾くように投影されている投影例を示す図である。 想像線(第2の想像線)に対して、複数の線が全体的に直交するように投影されている投影例を示す図である。 想像線(第2の想像線)に対して、複数の線が全体的に平行となるように投影されている投影例を示す図である。 想像線(第2の想像線)に対して、複数の線が平行となるように投影されている投影例の場合の問題点を示す図である。 想像線(第2の想像線)に対して、複数の線が非平行に投影される場合に、検知センサの陰およびユーザの影ができることを示す図である。 検知領域および表示領域の設定例を示す図である。 投影制御装置のハードウェア構成例を示す図である。 投影制御装置のハードウェア構成例を示す図である。 投影制御装置および投影制御システムの動作を示すフローチャートである。 図12Aから図12Dは、投影制御装置および投影制御システムの動作を説明するための図である。図12Aは、投影例を示す図である。図12Bは、投影された投影物をユーザが選択しようとする様子を示す図である。図12Cは、投影された投影物をユーザが選択したと判定された場合に、投影内容が変化することを示す図である。図12Dは投影物の選択を終えたユーザが立ち去る様子を示す図である。
以下、図面を添付の参照しつつ、本開示における種々の実施形態について詳細に説明する。なお、図面において同一符号を付された構成要素は、同一または類似の構成または機能を有するものとする。
実施の形態1.
<構成>
以下、図1から図12を参照して、実施の形態1に係る投影制御装置100について説明する。図1に示されているように、投影制御システムSysは、投影制御装置100と、データベース装置1と、プロジェクタ2と、検知センサ3と、を備える。
データベース装置1はプロジェクタ2により投影されるコンテンツを格納したデータベースを備え、投影制御装置100はデータベース装置1を参照してコンテンツを取得する。投影制御装置100は取得したコンテンツをプロジェクタ2へ出力し、プロジェクタ2は投影制御装置100から入力されたコンテンツを投影する。検知センサ3は、所定の検知領域の信号を検知して、検知した信号を投影制御装置100へ出力する。投影制御装置100は、所定の検知領域にオブジェクトが存在するか否かを判定して判定結果に応じた処理を行う。例えば、ある投影物が表示されている場合において、投影制御装置100は、所定の検知領域にオブジェクトを検知したときは、次に表示すべきコンテンツをデータベース装置1から取得して取得コンテンツをプロジェクタ2へ出力する。この際、投影制御装置100は、外部装置4に外部装置4を制御するための制御信号を出力してもよい。
外部装置4がエレベータの制御装置である場合、投影制御システムSysは、例えば図2に示されているように配置される。図2は、外部装置4がエレベータの制御装置である場合について、ある建物のエレベータホールにおける、投影制御システムSysの配置例、およびプロジェクタ2による投影例を示す図である。想像線5は、プロジェクタ2と検知センサ3を結ぶ想像線である。図2では想像線5に沿ってプロジェクタ2が投影面である床面から遠い位置に配置されている例が示されているが、プロジェクタ2と検知センサ3の位置は逆であってもよい。図2のように配置する場合には、後述する影が視認しやすくなる。なお、投影面は、投影制御システムSysが他の物と接する投影制御システムSysの表面と実質的に同一である。図2ではプロジェクタ2と検知センサ3が投影制御システムSysの内部に格納されているように描かれているが、プロジェクタ2と検知センサ3は、図2と異なり、投影制御システムSysの表面に露出していてもよい。プロジェクタ2と検知センサ3が図2のように格納される場合には、プロジェクタ2と検知センサ3に対応する投影制御システムSysの表面には電磁波を透過しやすい部材が用いられる。
プロジェクタ2の投影により、表示領域DA内に図2に示されたような表示がなされる。表示領域DA内には、3本の線が表示されている。この3本の線により、エレベータのユーザには線に挟まれた2つのレーンが想起される。また、これらのレーン内には、上の階へ行くためのボタンまたは下の階へ行くためのボタンが表示されている。投影制御システムSysは、図2に示されているような独立した一体的なユニットとして設けられるのでなく、エレベータホールの壁面に設けられてもよい。図2のように投影制御システムSysを床面に配置することにより、プロジェクタ2の光源から表示領域DAまでの距離を、例えば光源が天井面に配置される場合よりも短くすることが可能となるので、より明るい表示を行うことが可能となる。照度は光源からの距離の二乗に反比例するので、距離が例えば1/2倍になれば、照度は4倍になる。
検知センサ3は、所定の検知領域におけるオブジェクトを検知して、検知信号を投影制御装置100へ出力する。検知センサ3の例には、レーザ測域センサとも称されるレーザスキャナ、赤外線センサ、および撮像カメラが含まれる。検知領域は、表示領域DA内に表示される表示内容に応じて投影制御装置100により設定される。例えば、図9に示されているように、2つのボタンに応じて、2つの検知領域DR1およびDR2が投影制御装置100により設定され、検知センサ3は、検知領域DR1またはDR2内のオブジェクトを検知する。検知を正確に行うため、各検知領域の間に検知を行わない非検知領域を設けてもよい。また、投影物がエレベータに向かうユーザに見え易くなるようにするため、表示領域と検知領域の関係が調整されていてもよい。例えば、図9に示されているように、検知領域DR1およびDR2は、それぞれ、エレベータに向かうユーザから見て、ボタンが表示されている表示領域DA1およびDA2の手前の領域を含むように設定されてもよい。
以下、外部装置4の例が以上のようなエレベータの制御装置である場合に即して、投影制御装置100の詳細な構成について説明する。投影制御装置100は、投影内容設定部101と、受信判定部102と、検知領域設定部103と、制御信号発信部104と、を備える。
(投影内容設定部)
投影内容設定部101は、受信判定部102から入力される状態信号に応じて、プロジェクタ2により投影される内容を設定する機能部である。状態信号は、検知センサ3による検知内容に応じた状態を表す。検知内容に応じた状態には、例えば、検知センサ3によりオブジェクトが検知されていない待機状態、および検知センサ3によりオブジェクトが検知領域に検知された状態が含まれる。検知領域が複数設定される場合、検知された状態は、オブジェクトがどの検知領域に検知されたかに応じて複数の状態に細分化されてもよい。このように、状態には複数の状態が含まれ、状態信号はその複数の状態のうちの1つの状態に対応した信号である。
投影内容設定部101は、状態信号に応じてデータベース装置1からコンテンツを取得して、取得したコンテンツをプロジェクタ2へ出力する。プロジェクタ2は、投影内容設定部101から入力されたコンテンツを投影する。プロジェクタ2の投影により、例えば図2に示されているように、エレベータホールの床面に投影物が表示される。
ここで、図3から図8を参照して、種々の投影例について説明する。図3から図5は、想像線5に対して直交する方向に延びる想像線6に対して、複数の線L1~L3が非平行に投影される投影例を示す。図3は、想像線6に対して、複数の線L1~L3が直交するように投影される投影例を示す図である。線L1および線L2の間には投影物DO1が投影され、線L2および線L3の間には投影物DO2が投影される。投影内容設定部101は、このような投影がなされるように投影内容を設定してもよい。
図4は、想像線6に対して、複数の線L1~L3が傾くように投影される投影例を示す図である。投影内容設定部101は、このような投影がなされるように投影内容を設定してもよい。
図5は、想像線6に対して、複数の線L1~L3が全体的に直交するように投影される投影例を示す図である。「全体的に直交する」との表現は、各線L1~L3を全体として見たときには想像線6に対して実質的に直交しているということを意味する。図5の例において、各線L1~L3は想像線6に対して平行となるような線区間を含んでいるが、各線L1~L3を全体として見たときは想像線6に対して直交している。投影内容設定部101は、このような投影がなされるように投影内容を設定してもよい。
図6は、想像線6に対して、複数の線L1~L3が全体的に平行となるように投影されている投影例を示す図である。投影内容設定部101は、このような投影がなされるように投影内容を設定しない。もし、図6のような投影がなされると、異なる投影物が同時に選択される可能性が高まるからである。すなわち、図6のような投影がなされると、図7に示されているように、人物P1が検知領域DR1に、人物P2が検知領域DR2に同時に検知される場合が生じうる。このような場合、下の階へ行くボタンの選択と上の階へ行くボタンの選択との間で競合が生じてしまい、どちらかのボタンの選択を優先させる等の対策を講じる必要が生じてしまう。このような競合が生じることは望ましくないので、投影内容設定部101は図6のような投影は行わない。
対照的に、図3~図5に示されているように投影物が投影される場合、競合の問題を極力抑制することができる。このことを、図8および図9を参照して説明する。図8において、想像線5から距離r1の位置には投影物DO1が、距離r2の位置には投影物DO2がそれぞれ投影されている。図8に示されているように人物P3が下の階へ行くボタンを選択しようとした場合、検知センサ3の検知領域DR2(図9を参照)が人物P3により遮られるので、検知センサ3から見て人物P3の背後には検知センサ3が検知できない陰の領域7ができる。ここで、検知センサ3とプロジェクタ2は同じ想像線5上にあるので、プロジェクタ2から投影された光による人物P3の影が陰の領域7に対応して投影面である床面に映される。図8は、図3に対応する図であるが、図4または図5の場合であっても、図3の場合と同様に検知センサ3の陰の領域に対応した影の領域が投影面にできる。このような影の領域ができることにより、隣のレーンを進んで上の階へ行くボタンを選択しようとする人物P4に対して、上の階へ行くボタンの選択ができないことを示唆することが可能となる。これにより、投影物DO1およびDO2が同時に選択される競合の問題を極力抑制することが可能となる。
(受信判定部)
受信判定部102は、検知センサ3から検知領域の検知信号を受信して、所定の検知領域にオブジェクトが存在するか否かを判定する。より具体的には、受信判定部102は、検知センサ3により検知された信号を検知センサ3から受信して、所定の検知領域にオブジェクトが存在するか否かを判定することにより、表示領域に投影された投影物がオブジェクトであるユーザにより選択されたかを判定する。表示領域にはサブクラスの表示領域が含まれる。例えば、図9に示されているように、表示領域DAには、下の階へ行くボタンが表示された表示領域DA1と、上の階へ行くボタンが表示された表示領域DA2とが含まれる。
受信判定部102は、検知センサ3から検知領域の検知信号を受信する。検知センサ3としてレーザ測域センサを用いる場合、受信判定部102は、検知センサ3へ1つ又は複数の検知領域の検知信号を要求する要求信号を出力して、検知センサ3からその検知領域の検知信号を受信する。例えば、受信判定部102は、検知領域DR1およびDR2の検知信号を検知センサ3に要求し、各検知領域についての検知信号を受信する。検知センサ3として赤外線センサを用いる場合、各検知領域に対応した赤外線センサを用いて、各検知領域の検知信号を受信する。
受信判定部102は、表示領域DA1に対応して設けられた検知領域DR1または表示領域DA2に対応して設けられた検知領域DR2にオブジェクトが存在するか否かを判定することにより、表示領域DA1に表示された投影物DO1または表示領域DA2に表示された投影物DO2がユーザに選択されたか否かを判定する。所定の検知領域にオブジェクトが存在するか否かの判定は、オブジェクトが存在しない場合のデータをリファレンスとして用いて、そのリファレンスと検知信号から得られる検知データとの差を検知することにより行うことができる。オブジェクトには、人および車椅子などの電磁波を反射する反射体が含まれる。
受信判定部102は、受信した検知データに基づいて検知領域内にオブジェクトが存在するかどうかを判定した後、判定結果に応じて所定の処理を行う。受信判定部102は、判定結果に応じて、例えば以下の処理を行う。一例として、受信判定部102は、検知領域DR1またはDR2にオブジェクトを検知した場合、この検知に対応した状態信号を投影内容設定部101へ出力する。また、別の一例として、受信判定部102は、検知領域DR1またはDR2においてオブジェクトが存在しないと判定した場合、現在の投影を継続するため、検知領域DR1またはDR2においてオブジェクトが存在しないことに対応した状態信号を投影内容設定部101へ出力する。また、別の一例として、受信判定部102は、検知領域DR1またはDR2にオブジェクトを検知した場合、この検知に対応した信号を制御信号発信部104へ出力する。
(検知領域設定部)
検知領域設定部103は、オブジェクトを検知する有効な検知領域を有効検知領域として設定する。検知領域は、2次元領域でも、3次元領域でもよい。外部装置4の制御に関連付けられた投影物がエレベータに向かうユーザに見え易くなるようにするため、表示領域と検知領域の関係が調整されていてもよい。例えば、図9に示されているように、検知領域DR1およびDR2は、それぞれ、エレベータに向かうユーザから見て、ボタンが表示されている表示領域DA1およびDA2の手前の領域を含むように設定されてもよい。このように、検知領域設定部103は、2本の線L1およびL2の間であって、表示領域DA1に表示された投影物が投影される領域の近傍を含む検知領域DR1を有効検知領域として設定するとともに、2本の線L2およびL3の間であって、表示領域DA2に表示された投影物が投影される領域の近傍を含む検知領域DR2を有効検知領域として設定する。検知領域設定部103は、設定した検知領域を表すデータを受信判定部102へ出力し、受信判定部102は入力されたデータに応じた状態信号を投影内容設定部101へ出力する。
(制御信号発信部)
制御信号発信部104は、受信判定部102から入力される信号の内容に応じて、外部装置4を制御するための信号を外部装置4へ出力する。
次に、図10Aおよび図10Bを参照して、投影制御装置100のハードウェア構成例について説明する。図10Aおよび図10Bは、何れも投影制御装置100のハードウェア構成例を示す図である。一例として、図10Aに示されているように投影制御装置100は処理回路100aを備え、投影内容設定部101、受信判定部102、検知領域設定部103、および制御信号発信部104の各機能部は、処理回路100aにより実現される。別の例として、図10Bに示されているように投影制御装置100はプロセッサ100bおよびメモリ100cを備え、投影内容設定部101、受信判定部102、検知領域設定部103、および制御信号発信部104の各機能部は、プロセッサ100bがメモリ100cに格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。
<動作>
以下、図11および図12を参照して、投影制御装置100および投影制御システムSysの動作について説明する。図11は、投影制御装置100および投影制御システムSysの動作を示すフローチャートであり、図11のフローは例えば不図示のセンサにより所定の領域内にオブジェクトが検知されて待機信号が投影制御装置100に入力されることにより開始される。図12Aから図12Dは、投影制御装置の動作を説明するための図であり、図11のフローチャートにより示された動作のフローを補足的に説明する。
図11のステップST1において、検知領域設定部103は、検知領域を設定して、設定した検知領域を示すデータを受信判定部102へ出力する。例えば、検知領域設定部103は、検知領域DR1およびDR2を設定して、設定した検知領域DR1およびDR2を示すデータを受信判定部102へ出力する。また、投影内容設定部101は、プロジェクタ2により投影される投影内容を設定する。例えば、投影内容設定部101は、図12Aに示されているような表示がなされるように投影内容を設定する。すなわち、想像線5に対して、距離r1に投影される投影物DO1と、距離r1よりも遠い距離r2に投影される投影物DO2とを含むように投影内容が設定される(図8も参照)。投影物DO1および投影物DO2が複数の線の間に投影されるように、複数の線が投影内容に含まれてもよい。設定された投影内容は、投影制御システムSysのプロジェクタ2へ出力されて、プロジェクタ2により投影がなされる。
ステップST2において、受信判定部102は、検知センサ3からの信号に基づいて、検知領域DR1またはDR2にオブジェクトが存在するか否かを判定する。すなわち、受信判定部102は、表示領域DA1に表示された投影物または表示領域DA2に表示された投影物の何れがユーザにより選択されたかを判定する。例えば、受信判定部102は、図12Bに示されているように、検知領域DR2にエレベータのユーザが存在するかを判定することにより、表示領域DA2(図9を参照)に表示された上の階へ行くボタンが選択されたかを判定する。
ステップST2においてNOの場合、処理はステップST1戻る。
ステップST2においてYESの場合、ステップST3において、検知領域設定部103は投影内容を変更する。例えば、図12Cに示されているように、「エレベータをお呼びします」とのテキストメッセージを表示するように投影内容を変更する。また、図12Cに示されているように、選択されたと判定した上の階へ行くボタンを強調表示するように投影内容を変更する。
ステップST4において、制御信号発信部104は、外部装置4を制御するための制御信号を外部装置4へ発信する。例えば、図12Bおよび図12Cに示されているように、表示領域DA2(図9を参照)に表示された上の階へ行くボタンが選択されたと判定された場合、制御信号発信部104は、外部装置4としてのエレベータ制御装置へ、上の階へ行く旨の制御信号を発信する。上の階へ行くかごが到着したら、ユーザはそのかごへ登場する(図12D)。
以上、外部装置4がエレベータの制御装置である場合に即して説明したが、外部装置4は他の装置であってもよい。例えば、外部装置4は、照明装置の制御装置であってもよい。外部装置4が照明装置の制御装置である場合、例えば、表示領域DA1には「ON」の文字が、表示領域DA2には「OFF」の文字が投影される。ユーザは、投影されたONまたはOFFの投影物を選択することにより、照明装置のON/OFFの操作ができる。
また、ユーザによる選択動作がなされたことをユーザに対して報知するため、選択動作を検知した際に効果音を鳴らしてもよい。
<付記>
以上で説明した実施形態の種々の側面の一部を、以下にてまとめる。
(付記1)
付記1の投影制御装置(100)は、投影面に投影する投影物を設定する投影内容設定部(101)を備え、前記投影物は、前記投影物を投影するプロジェクタ(2)と検知領域の検知信号を取得する検知センサ(3)とを結ぶ第1の想像線(5)に対して、第1の距離(r1)に投影される第1の投影物(DO1)と、前記第1の距離よりも遠い第2の距離(r2)に投影される第2の投影物(DO2)とを含む。
(付記2)
付記2の投影制御装置は、付記1の投影制御装置であって、前記投影物は、第1の線(L1)、第2の線(L2)および第3の線(L3)を更に含み、前記第1の線、前記第2の線および前記第3の線は、前記第1の想像線に対して直交する方向に延びる第2の想像線(6)に対して非平行であり、前記第1の投影物(DO1)は、前記第1の線(L1)および前記第2の線(L2)の間に投影され、前記第2の投影物(DO2)は、前記第2の線(L2)および前記第3の線(L3)の間に投影される。
(付記3)
付記3の投影制御装置は、付記1または2の投影制御装置であって、前記検知センサ(3)により検知された信号を受信して、投影された投影物がユーザにより選択されたか否かを判定する受信判定部(102)と、外部装置(4)を制御する制御信号を発信することが可能な制御信号発信部(104)と、を更に備え、前記制御信号発信部(104)は、前記第1の投影物または前記第2の投影物が選択されたと判定された場合に、前記第1の投影物または前記第2の投影物が選択されたことに対応する制御信号を前記外部装置へ発信する。
(付記4)
付記4の投影制御装置は、付記2または付記2に従属する付記3の投影制御装置であって、前記検知領域を設定する検知領域設定部(103)を更に備え、前記検知領域設定部は、前記第1の線および前記第2の線の間であって、前記第1の投影物が投影される領域の近傍を含む領域を第1の検知領域として設定する。
(付記5)
付記5の投影制御装置は、付記4の投影制御装置であって、前記検知領域設定部は、前記第2の線および前記第3の線の間であって、前記第2の投影物が投影される領域の近傍を含む領域を第2の検知領域として設定する。
(付記6)
付記6の投影制御システムは、投影面に投影物を投影するプロジェクタ(2)と、検知領域の検知信号を取得する検知センサ(3)と、付記1から5のいずれか1つに記載された投影制御装置(100)と、を備える。
(付記7)
付記7の投影制御システムは、付記6の投影制御システムであって、前記検知センサ(3)は、前記第1の想像線(5)上であって、前記プロジェクタ(2)と前記投影面の間の位置に配置されている。
(付記8)
付記8の投影制御方法は、投影面に投影する投影物を設定する投影内容設定部(101)を備えた投影制御装置(100)と、設定された投影物を投影するプロジェクタ(2)とを備えた投影制御システムのための投影制御方法であって、前記投影内容設定部(101)により、前記投影物が、前記投影物を投影するプロジェクタ(2)と検知領域の検知信号を取得する検知センサ(3)とを結ぶ第1の想像線に対して、第1の距離(r1)に投影される第1の投影物と、前記第1の距離よりも遠い第2の距離(r2)に投影される第2の投影物とを含むように前記投影物を設定し、前記プロジェクタ(2)により、設定された投影物を投影する。
なお、実施形態を組み合わせたり、各実施形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
本開示に係る投影制御装置は、例えばエレベータへ制御信号を送信する装置として用いることができる。
1 データベース装置、2 プロジェクタ、3 検知センサ、4 外部装置、100 投影制御装置、100a 処理回路、100b プロセッサ、100c メモリ、101 投影内容設定部、102 受信判定部、103 検知領域設定部、104 制御信号発信部、Sys 投影制御システム。

Claims (6)

  1. 投影面に投影する投影物を設定する投影内容設定部を備えた投影制御装置であって、
    前記投影物は、前記投影物を投影するプロジェクタと検知領域の検知信号を取得する検知センサとを結ぶ第1の想像線に対して、第1の距離に投影される第1の投影物と、前記第1の距離よりも遠い第2の距離に投影される第2の投影物とを含み、
    前記投影物は、第1の線、第2の線および第3の線を更に含み、
    前記第1の線、前記第2の線および前記第3の線は、前記第1の想像線に対して直交する方向に延びる第2の想像線に対して非平行であり、
    前記第1の投影物は、前記第1の線および前記第2の線の間に投影され、
    前記第2の投影物は、前記第2の線および前記第3の線の間に投影され、
    前記検知センサにより検知された信号を受信して、投影された投影物がユーザにより選択されたか否かを判定する受信判定部と、
    外部装置を制御する制御信号を発信することが可能な制御信号発信部と、
    を更に備え、
    前記制御信号発信部は、前記第1の投影物または前記第2の投影物が選択されたと判定された場合に、前記第1の投影物または前記第2の投影物が選択されたことに対応する制御信号を前記外部装置へ発信する、
    投影制御装置。
  2. 前記検知領域を設定する検知領域設定部を更に備え、
    前記検知領域設定部は、前記第1の線および前記第2の線の間であって、前記第1の投影物が投影される領域の近傍を含む領域を第1の検知領域として設定する、
    請求項1に記載の投影制御装置。
  3. 前記検知領域設定部は、前記第2の線および前記第3の線の間であって、前記第2の投影物が投影される領域の近傍を含む領域を第2の検知領域として設定する、
    請求項2に記載の投影制御装置。
  4. 投影面に投影物を投影するプロジェクタと、
    検知領域の検知信号を取得する検知センサと、
    請求項1から3のいずれか1項に記載された投影制御装置と、
    を備えた投影制御システム。
  5. 前記検知センサは、前記第1の想像線上であって、前記プロジェクタと前記投影面の間の位置に配置された、
    請求項4に記載された投影制御システム。
  6. 投影面に投影する投影物を設定する投影内容設定部、受信判定部、および制御信号発信部を備えた投影制御装置と、設定された投影物を投影するプロジェクタとを備えた投影制御システムのための投影制御方法であって、
    前記投影内容設定部により、前記投影物が、前記投影物を投影するプロジェクタと検知領域の検知信号を取得する検知センサとを結ぶ第1の想像線に対して、第1の距離に投影される第1の投影物と、前記第1の距離よりも遠い第2の距離に投影される第2の投影物とを含むように前記投影物を設定するステップと、
    前記プロジェクタにより、設定された投影物を投影するステップと、
    を備え、
    前記投影物は、第1の線、第2の線および第3の線を更に含み、
    前記第1の線、前記第2の線および前記第3の線は、前記第1の想像線に対して直交する方向に延びる第2の想像線に対して非平行であり、
    前記第1の投影物は、前記第1の線および前記第2の線の間に投影され、
    前記第2の投影物は、前記第2の線および前記第3の線の間に投影され、
    前記投影制御方法は、
    前記受信判定部により、前記検知センサにより検知された信号を受信して、投影された投影物がユーザにより選択されたか否かを判定するステップと、
    前記制御信号発信部により、外部装置を制御する制御信号を発信するステップと、
    前記制御信号発信部により、前記第1の投影物または前記第2の投影物が選択されたと判定された場合に、前記第1の投影物または前記第2の投影物が選択されたことに対応する制御信号を前記外部装置へ発信するステップと、
    を更に備える、
    投影制御方法。
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