JP7030408B2 - 発泡体の吐出製品および吐出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発泡性内容物を特定の形状に吐出する吐出製品および吐出方法に関する。
特許文献1には、発泡性内容物をバラの花に似た立体形状として吐出する吐出容器が開示されている。このものは多数のスリットを形成した薄板状の外装部と、その下方に上下移動自在に配置し、ステムに取り付けた中皿と、外装部を回動することによって中皿を昇降する機構とを備えている。そして外装部を回動して中皿を下降させると、ステムからの発泡性内容物を径方向に拡散して中皿と外装部の間の拡散室に供給する。ついで中皿を外装部の下面に向かって上昇させると、拡散室が狭くなっていくので、多数のスリットを通して泡体を押し出し、バラの花の形態を形成することができる。
特許文献2には、特許文献1と同様な吐出装置であって、前記回転を上下動に変換する機構(カム機構、ネジ機構)が、外装部を回転させるとき、途中で上下移動しない領域を備えているものが開示されている。このものも特許文献1と同様のバラの花を形成することができる。
他方、特許文献3には、ステムを押し込んでいない状態でハウジング内部と本体容器の気相部とを連通する連通路を備えたエアゾール容器が開示されている。このものはしばらく放置しておくと分離する乳化系の内容物であっても、前述の連通路から液化ガスの気相がハウジング内に導入されているため、ハウジング内部に分離した液相が残らず、容器内に戻される。そして吐出前に容器内で内容物全体を混合乳化させることができるので、充分に泡立たせた状態で吐出することができる。
特開2016-50002号公報 特開2016-69007号公報 特開平08-198351号公報
泡体でバラの花のような立体的な形態を形成するには、ステムから一旦膨張室(拡張室)に吐出し、その膨張室内で発泡させ、さらに発泡後の泡体をスリットから押し出す。しかし、吐出される泡体の一部がスリットや膨張室に残り、不衛生になったり、泡体の形が崩れることがある。特許文献1、2のエアゾール容器では、膨張室内をスライドする中皿によって膨張室内の泡体を押し出すので、泡残りはかなり少ないが充分でない。また、特許文献1、2のように外装部上で立体的な形態を形成するのではなく、ノズルから手のひらなどに吐出してそこでバラの花のような立体的な形態の泡体を形成する場合は、泡体の一部がノズル部の頂壁に付着して泡離れがよくない。そのため、手のひらなどに移すときに形が崩れやすい。本発明は膨張室やスリット内の泡体を充分に外部に押し出すことができ、泡残りが少なく、ノズル部からの泡離れがよい発泡性内容物の吐出製品および吐出方法を提供することを課題としている。
本発明の吐出製品は、原液と液化ガスを含む発泡性内容物を充填した吐出容器と、その吐出容器に取り付けられ、発泡体を形成する吐出部材とからなる吐出製品であって、前記吐出部材が、発泡性内容物を発泡させる膨張室と、膨張室で発泡した内容物を外部に吐出するためのノズル部とを備えており、前記発泡性内容物を吐出した後、前記液化ガスが気化した気化ガスを吐出する後吐出機構を備えていることを特徴とする。
このような吐出製品では、前記ノズル部内のノズルが吐出方向に延び、断面スリット形状であるものが好ましい。さらに前記後吐出機構が、発泡性内容物を1回で吐出する小型の吐出容器であるものが好ましい。
前記吐出容器が、操作によりステム孔を開閉し、吐出容器内の発泡性内容物を吐出および遮断するバルブを備えており、前記後吐出機構が、前記バルブに形成された吐出容器内の気相部と連通する気相連通孔と、吐出操作と連動して気相連通孔を開閉する機構とからなるものが好ましい。
前記後吐出機構が、吐出容器内の発泡性内容物を導入する導入孔を有するハウジングと、そのハウジング内に上下移動自在に収容され、下端で前記導入孔を閉じるステムを備えているバルブであるものが好ましい。
本発明の発泡性内容物の吐出方法は、原液と液化ガスとを含む発泡性内容物を吐出容器内に充填しておき、前記吐出容器に取り付けた吐出部材を操作して、前記発泡性内容物を吐出部材に設けられた膨張室内で発泡させ、吐出部材のノズル部から外部に吐出させ、ついで前記液化ガスが気化した気化ガスを膨張室およびノズル部を経由して吐出させることを特徴とする。このような吐出方法においては、1回の使用分の原液と液化ガスを小型の吐出容器内に充填しておくのが好ましい。
本発明の発泡性内容物の吐出製品は、発泡性内容物を吐出した後、液化ガスが気化した気化ガスを膨張室およびノズル部を経由して吐出する後吐出機構を備えているので、気化ガスが膨張室やノズル内に残った泡体を押し出す。そして中皿などと異なり、気化ガスは粘性が低い流体であるので、膨張室やノズル内の泡残りが少なく、さらにノズル部からの泡離れがよい。そのため、泡体を手のひらなどの対象物上に吐出して付着させるなどの場合でも、泡体によって形成される立体形状がくずれにくい。
このような吐出製品において、前記ノズル部内のノズルが吐出方向に延び、断面スリット形状である場合は、それぞれのスリットを通って形成される泡体の形状が一層明確になり、型くずれしにくい。また、スリットにより気化ガスの流れが速くなりやすく、ノズル部からの泡離れがよい。
前記後吐出機構が、発泡性内容物を1回で吐出する小型の吐出容器である場合は、発泡性内容物が吐出されると吐出容器内には気化ガスだけが残る。そして相当量の気化ガスが膨張室やノズル部に連続して吐出される。それにより使用者による吐出操作に差があっても、膨張室やノズルに残存する泡体を外部などに確実に排出することができる。また、吐出される泡体の量をあらかじめ設定することができるので、使用者はきれいな形状の立体形状を得るために吐出量に気を付ける必要がない。
前記吐出容器が、操作によりステム孔を開閉し、吐出容器内の発泡性内容物を吐出および遮断するバルブを備えており、前記後吐出機構が、前記バルブに形成された吐出容器内の気相部と連通する気相連通孔と、吐出操作と連動して気相連通孔を開閉する機構とからなる場合は、ステムを操作して発泡性内容物を吐出した後、ステムが戻るときに吐出容器内の気相部から気化ガスがバルブウジング内を経由して膨張室やノズル内に通される。したがってノズル部からの泡離れがよく、泡体の立体形状が型くずれしにくい。しかも膨張室やノズル内に泡体が残らず、きれいになる。
前記後吐出機構が、吐出容器内の発泡性内容物を導入する導入孔を有するハウジングと、そのハウジング内に上下移動自在に収容され、下端で前記導入孔を閉じるステムを備えているバルブによって構成されている場合は、ステムを下降させたときにハウジング内は外部に連通し、吐出容器内からは隔離されている。そのため、ハウジング内の発泡性内容物が吐出された後には気化ガスが残り、後から気化ガスが膨張室やノズル部に供給される。したがってノズル部からの泡離れがよく、型くずれしにくい。また、膨張室やノズル内に発泡性内容物が残らず、衛生的である。
本発明の吐出方法は、吐出容器に取り付けた吐出部材を操作して、吐出容器内の液化ガスの圧力で発泡性内容物を吐出部材に設けられた膨張室内で発泡させ、吐出部材のノズル部から外部に吐出させ、ついで前記液化ガスが気化した気化ガスを膨張室およびノズル部を経由して吐出させるので、膨張室やノズル部内の泡体を排出することができ、さらにノズル部からの泡離れが良いため、手のひらなどの対象物上で所定の形状をした泡体を安定して形成することができる。
さらに1回の使用分の原液と液化ガスを小型の吐出容器内に充填しておく場合は、吐出される泡体の量をあらかじめきれいな立体形状を得るのに適切な量に設定することができる。また、気化ガスを後吐出させることが容易である。
図1aは本発明の吐出製品の一実施形態を示す縦断面図、図1bは図1aの吐出製品の平面図、図1cは本発明の吐出製品に用いるエアゾール容器の他の実施形態を示す正面図である。 図1aの吐出部材の組み立て前の斜視図である。 図3aは図1aの吐出製品の使用方法の一例を示す説明図、図3bは得られた発泡体の一例を示す斜視図である。 図4aは、本発明の吐出製品の他の実施形態を示す縦断面図、図4bおよび図4cは図4aの吐出製品のバルブの作用を示す断面図である。 図5aは本発明の吐出製品に用いるバルブの他の実施形態を示す断面図、図5bはそのバルブの開いている状態を示す断面図である。
図1aの吐出製品10は、吐出部材11と、その吐出部材に着脱自在に取り付けられる小型のエアゾール容器(吐出容器)12と、そのエアゾール容器に充填された1回分の発泡性内容物とからなる。以下、発泡性内容物を充填したエアゾール容器をエアゾール製品ということもある。エアゾール容器12は、有底筒状の容器本体13にバルブアッセンブリ14を取り付けたものである。容器本体13はポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアセタール、ナイロンなどの合成樹脂、あるいはアルミニウムなどの金属で形成される従来公知のものであるが、満注量は1回で使い切る量、たとえば0.3~3ml程度、とくに0.5~2ml程度である。
バルブアッセンブリ14は、容器本体13内に上下移動自在に装着されるステム16と、そのステムを上向きに付勢するバネ17と、ステム孔16aを塞ぐステムラバー18と、これらを容器本体13に収容し、密封するためのマウンティングカバー19からなる。容器本体13が小さいため、バネ17の下端は容器本体の内底部に支持されている。なお、バネ17の代わりに、容器本体13の内底部から上方に伸び、ステムを上方へ付勢する弾性片を設けてもよい。
なお、吐出製品をテーブルなどに置き、吐出部材を上向きの状態にして手のひらなどで操作する場合は、ステムやバネをハウジング15に収容し、ハウジングの下部に容器本体の底部から内容物を吸い上げるための筒部20を設ければよい(図1c参照)。なお、ハウジングの筒部20と容器本体の内底部とが離れている場合は、筒部20に内底部近辺にまで延びるディップチューブを取り付ける。
1回分の使い切りエアゾール容器では押し下げたステム16は戻す必要がない。そのため、バネ17を省略し、容器本体13やハウジング15に、ステム16を上昇位置に保持し、意図的にステムを押し下げるときに押し下げを許す係合部(図示していない)を設けてもよい。係合部はステム16を押し下げたときにその状態を維持するものであってもよい。
発泡性内容物は、有効成分を含む原液と、液化ガスとからなる。液化ガスはエアゾール容器内で加圧剤として機能し、吐出容器から吐出された発泡性内容物(原液)を発泡させる発泡剤として機能するほか、その気化ガスが後から吐出されて発泡体をノズル部から離れやすくする後吐出機構としても機能する。原液と液化ガスとはエアゾール容器12内では界面活性剤により乳化しており、ステム孔を通過すると液化ガスが気化し、原液が発泡して泡体となる。このような内容物は、通常、原液が60~95質量%、液化ガスが5~40質量%程度であり、とくに原液が70~93質量%、液化ガスが7~30質量%が好ましい。液化ガスが5質量%より少ないと発泡力が不充分となり形成される泡体が水っぽくなり、泡の成形性および保形性が悪くなる。さらに後噴射に用いる液化ガスの気化ガスが足らなくなる恐れがある。本発明では液化ガスを後吐出(後噴射)にも用いるので、通常の吐出製品に比して液化ガスは多めに充填する。液化ガスが40質量%より大きいと、液化ガスがノズル部を通過してからでも発泡が継続し、対象物上で泡体の形状が崩れやすくなる。
液化ガスは、エアゾール容器内では蒸気圧を有する液体であり、大気圧下では気化するものであり、たとえば、プロパン、ブタンおよびこれらの混合物である液化石油ガス、ハイドロフルオロオレフィン、ジメチルエーテルおよびこれらの混合物などが用いられる。特に液化ガスは原液と混合・乳化しやすいものが好ましく、液化石油ガスやハイドロフルオロオレフィンなどの親油性液化ガスが好ましい。なお、泡質を調整するなどの目的で炭酸ガス、亜酸化窒素、窒素等の圧縮ガスを適宜配合してもよい。原液には有効成分として、吐出製品の用途や目的などに応じて、洗浄成分、保湿成分、香料、消臭成分、殺菌成分、害虫忌避成分、スタイリング成分、トリートメント成分などが含有されており、水などの溶媒中に混合されている。泡体を形成するために溶媒に界面活性剤を含有させるのが好ましい。
吐出部材11は、エアゾール容器12を覆う有底筒状の基部21と、基部21の上に被せられるノズル部22とに分かれている。基部21の内面上部には、ステム16が連結される筒状の連結部21aが設けられている。連結部21aの外周に間隔をあけて円筒状の中筒21bが設けられている。中筒21bはエアゾール容器12の傾きを規制してステム16を保護するものである。中筒21bの外側には、肩部を介して外筒23が設けられている。
テーブルなどに載置した状態で手のひらでノズル部22を押し下げて吐出する吐出製品の場合は、基部21の下端は、吐出部材11を押し下げることができるように、エアゾール容器12の下端よりいくらか上側に位置している。基部21の上部外側の肩部21cは、吐出部材を下向きにして吐出する際に、肩部21cを2本の指で保持しながら、親指などの他の指でエアゾール容器12の底部を直接押すことができる。その場合、エアゾール容器12の下端は基部21の下端と同一高さか、それより上側でもよい。
基部21の上面には、浅底の椀状体21dが一体に設けられている。そして、ノズル部22の基板部22aで椀状体21dの上部を塞ぐことで、その内部に膨張室Eが形成されるようにしている。なお、この状態は、基部21とノズル部22の基板部22aとで膨張室Eを有する吐出部材11の本体が形成されているともいえる。
この椀状体21dの底部には、連結部21a内を貫通する通路の上端が発泡性内容物の導入口21eとして開口している。この通路は、エアゾール容器12内の発泡性内容物を膨張室E内に導入する導入通路である。また、椀状体21dの底部には、導入口21eを、隙間を開けて遮るように対向する円板状の邪魔板21fが設けられている。この邪魔板21fは、導入口21eの径よりも大径とされており、平面視放射状に設けられた3枚のリブ21gによって椀状体21dに取り付けられている(図2参照)。
ノズル部22は、円板状の基板22aと、基板22aから上方に向かって突出する複数のノズル22cとからなる。ノズル22cは、平面視で外側に凸の円弧状に湾曲した平板状を呈し(図1b参照)、内部に泡体を通す偏平な通路22dが形成されている。通路22dは先端の吐出口22eに向かって狭まるテーパー状とされている(図1a参照)。通路22dの長さL(ノズルの高さ+基板の厚さ)は通路の幅Bより長い。また、吐出口22eの長さ(円弧に沿った長さLm)は、通路22dの長さLより長く、断面スリット状である。ノズル22cは吐出される泡体がバラの花びらを形成するように、中心を囲むように多数形成されている(図2b参照)。
各ノズル22cの高さは、図1aに示すように異なっている。具体的には、基板部22aの中心に向かうにつれて突出高さが徐々に低くなっている。この状態はノズル22cの高さが階段状に変化しているともいえる。また、個々のノズル22cにおいても、先端面が吐出方向に対して傾斜しており、基板部22aの中心側に位置する部分の方が外側に位置する部分よりも低くなっている。このように中心部で低くすることにより、手のひらに泡を吐出したとき、中心部が盛り上がった花びらが形成される(図3b参照)。低いノズルの場合は、ノズル22cを膨張室E側に延長してノズルの吐出方向の長さを充分に確保するのが好ましく、それにより安定した形状の泡体を得ることができる。
上記構成の吐出部材11に1回分の内容物を充填した小型のエアゾール容器12を取り付けることにより、図1aの吐出製品10が得られる。このような吐出製品10は、吐出部材11を押し下げるか、逆に吐出部材11に対してエアゾール容器12を押し込んでステム16を作動させると、エアゾール容器12内の気相部の加圧力によってステム16から吐出された発泡性内容物が膨張室E内に導入される。膨張室E内に導入された発泡性内容物は、邪魔板21fと衝突して横方向に流れを変える。このとき衝突による衝撃によって内容物中の液化ガスの気化が促進される。さらに外気と連通して大気圧になっている膨張室E内に放出されることにより発泡しやすくなることから、発泡が十分でない内容物がエアゾール容器12からの吐出の勢いを保ったままノズル22cから外部に吐出されることはない。
横方向に流れて放射状に拡がる発泡性内容物は、膨張室E内で充分に発泡して泡体となる。形成された泡体はエアゾール容器内からの加圧力でノズル22c内に流れ込み、ノズル22cの先端の吐出口22eから手のひらなどの対象物上に吐出される。この際、ノズル内の通路22dが吐出方向に向かって狭まるテーパー状とされているため、発泡した内容物は、徐々に押し固められるようにして通路22d内を進んでいく。
ノズルの通路22dは進行方向に長く延びているので、発泡した内容物は通路の断面形状に成形されて押し出されるように吐出口22eから吐出され、吐出方向(ノズル22cの軸方向)が安定する。そのため、ノズル22cの上方(軸方向)に吐出された吐出物(泡)同士のくっつきが抑制され、吐出物を所望の形状とすることができる。
吐出部材を下向きにして吐出するタイプの吐出製品を使用する場合、図3aの左側に示すようにノズル22cの吐出口22eを手のひらなどの対象物Tに向けて吐出操作を行う。ノズル22cから吐出した泡は対象物Tに付着させ、さらに吐出しながらノズル22cを対象物Tからゆっくりと離していく(図3aの右側参照)。これにより、初めに吐出された泡W1が対象物Tに付着し、最後に吐出された泡W2が頂部を形成することになる。例えば本実施形態の吐出部材11では、図3bに示すように、1つのノズル22cから吐出される湾曲した板状の泡が同心円状に配置されて、バラの花のような形状の吐出物Xを得ることができる。このとき、花びらに相当する湾曲した板状の泡がしっかりと分かれて形成される。さらにこのような立体的な薄板状の泡の集積物は、単一のノズルから棒状に吐出された吐出物よりも表面積が大きく、有効成分を揮発させ易い。
一群のノズル22cは中心に向かうにつれて高さが徐々に低くなっており、さらに個々のノズル22cも先端面が吐出方向に対して傾斜している。そのため、手のひらなどの対象物に吐出したとき、泡の対象物に付着する面積(図3bの下側)がノズルの先端面に付着する面積(同上側)より充分に大きくなる。そのため、泡がノズル22cから離れやすく、ノズルで成形した形状を崩すことなく保形することができる。また発泡性内容物の液相部分が吐出された後、加圧下にある容器本体内の気化ガスがステム16から吐出されるので、膨張室Eやノズル22c内に残っている泡体が気化ガスによって押し出される。さらにノズルに付着している泡体も気化ガスが押し出す。そのため泡体がノズルから離れやすくなり、泡体を安定して形成することができる。なお、気化ガスはエアゾール容器の圧力が大気圧まで減圧すると吐出がとまる。
以上、下向きに吐出するタイプの吐出製品の使用方法を説明したが、載置型の吐出製品の場合は、ノズル部材22の外周を複数の指先で押し下げてノズル22cから泡体を吐出させて手のひらに付着させ、手のひらを上に向けるとバラなどの成形発泡物が現れる。いずれのタイプの吐出製品でも、使用して空になったエアゾール容器12は、次の使用のために発泡性内容物が充填された新しいエアゾール製品と交換する。このような吐出物を形成する本発明の吐出製品は、洗顔料、保湿剤、洗浄剤、クレンジング、入浴剤、害虫忌避剤、スタイリング剤、トリートメント剤などの人体用製品などに好適に用いられる。
図1aの吐出製品は、1回の吐出で内容物を使い切る小型のエアゾール製品を採用することにより、噴射の最後に気化ガスを噴出する構造(後吐出機構)としているが、図4a~cに示すように、ステム16が上端に戻る際に、容器本体内の気化ガスを噴射するバルブ30によって後吐出機構を実現してもよい。このようなバルブ30を用いると、多数回使用分の発泡性内容物を充填した通常の大きさのエアゾール製品31とすることができ、バルブ30のステム16に図1a、図1bの吐出部材と同様の吐出部材を組み合わせることにより吐出製品となる。
このバルブ30は、ハウジング15の上端に、ステムラバー18が下向きに撓んだとき、その下面と噛み合ってシールする環状リブ33が設けられている。さらに環状リブ33の外側に、容器本体の上部の気相部Aとハウジング15内とを連通する気相連通孔34が形成されている。
他の点は従来のエアゾールバルブと同様であり、ハウジング15内にはステム16を上方に付勢するバネ17が収容され、ハウジング15の下端の筒部20にはディップチューブ36が連結されている。吐出部材は図1a、図1bの吐出製品と同様のものを使用することができ、発泡性内容物についても前述の実施形態のものを採用することができる。
このバルブはステムを押し下げていない通常の状態では、図4bに示すように、ハウジング内と容器本体の気相部Aとが気相連通孔34を介して連通している。そしてステム16を押し下げていくと、まずステムラバー18の半径方向内側の部分が下向きに湾曲し、ステム孔16aが開くと共に環状リブ33と係合する(図4c参照)。それにより、気相部Aとハウジング15内との連通が遮断され、ハウジング内の発泡性内容物のみがステム16から噴出する。そして気相部Aの気化ガスの漏出を抑制しながら発泡性内容物の液相部分がステム16から吐出部材に送り出される。
ステム16を押し下げる力を緩めると、ステムはバネ17の付勢力で上昇していくが、その途中でステムラバー18と環状リブ33の係合が解かれる。そしてステム16が元の位置に戻ってステム孔16aが閉じる前に、気相部Aの気化ガスがステム孔16aからステム16内に入り、吐出部材に送られ、さらにノズルを通って外部に出ていく。それにより、ノズルの先端に残っている泡体が気化ガスによって押し出され、さらにノズルと泡の間に入り込んだ気化ガスにより、泡がノズルから離れ易くなる。また、ノズル内や膨張室に残って発泡した泡体も気化ガスによって外部に押し出されるので、泡残りが少なくなる。
吐出部材から指を離すと、バネ17の付勢力でステム16が上端に達し、ステム孔16aが塞がれて、吐出が完了する(図4b参照)。この状態では、ハウジング15内部が容器本体の気相部Aと連通している。このものは吐出操作をしていないときは、気相連通孔34を介してハウジング15内が気相部Aと連通し、ハウジング15内に気化ガスが導入されている。そのため、発泡性内容物の原液と液化ガスが分離するものであっても、使用前に容器を振って原液と液化ガスを混合(乳化)することができる。そして充分に混合・乳化した内容物を吐出できるため、安定した発泡体を形成することができる。
図5a、図5bに示すバルブ40は、ハウジング41と、ハウジング内に上下移動自在に収容されるステム42と、ステムを上向きに付勢するバネ43と、ステムのステム孔44を塞ぐステムラバー45と、ステムラバーをハウジングに固定すると共に、ハウジング41を容器本体に固定するマウンティングカップ46とを備えている。ハウジング41は中底47を有する筒状の本体41aと、その下部に取り付けられる底部材48とからなる。中底47の下面には、ゴムなどからなる薄板環状のシール材49が配置されている。
底部材48は、ハウジング41の下部空間を閉じる底板48aと、底板から上向きに突出してハウジング内面と嵌合する上筒部48bと、底板から下向きに突出してディップチューブ50を保持する下筒部48cとを有する。底板48aには内容物をハウジングに導入する孔48dが形成されている。底板48aの外周部はハウジング41の下端と当接するフランジとされており、底板48aの下面はディップチューブ50の上端と当接している。この実施形態では前記シール材49は皿状を呈しており、その周縁は中底47と底部材48の間に挟持されている。中底47の中心部にはハウジング41内と容器本体内とを連通する孔47aが形成されている。この孔47aは、ステム42の下部に設けられる棒部51を隙間をもって通す大きさにしている。中底47の上面はバネ43の下端を支持している。
ステム42の下部には、シール材49の中心部に形成された導入孔49aに嵌合されてシールする細い棒部51が形成されている。他の点は通常のバルブと同様である。このバルブ40は図4aの容器本体13などに取り付けて、前述と同様の発泡性内容物を充填して吐出製品とする。このバルブ40を使用した吐出製品では、図5aのようにステムを押し下げていないときは、シール材49の導入孔49aが開放されており、ハウジング41内のシール材49より上側に原液と液化ガスが導入されている。ハウジング41内は密閉されていない。
そしてステム42を押し下げると、図5bに示すようにステム42の下端の棒部51がシール材49の導入孔49aに入り込んでシールし、発泡性内容物の導入を規制すると共に、ステム孔44がステムラバー45より下方に来てハウジング41内とステム42内とが連通する。それによりハウジング41内(定量室)の発泡性内容物がステム42を経由して吐出部材に送られる。そして発泡性内容物(原液+液化ガス)の液相部分が吐出された後、ハウジング中に残っている液化ガスの気化ガスも次第に出ていく(後吐出)。気化ガスの流出は、ハウジング内が大気圧と同程度になるまで継続する。そのため、ノズルの泡切れがよく、ノズルに付着した泡体が除去される。
前記実施形態ではバラの花の形態を模した泡体を形成する吐出部材を採用しているが、立体的で多数の薄い泡体を吐出する吐出部材であれば、本発明の吐出製品に好適に採用することができる。また、前記実施形態では、1種類の発泡性内容物を吐出する吐出製品をあげているが、2種類以上の発泡性内容物を混合しながら、あるいは別々に所定の形状で吐出するようにしてもよい。
10 吐出製品
11 吐出部材
12 エアゾール容器
13 容器本体
14 バルブアッセンブリ
15 ハウジング
16 ステム
16a ステム孔
17 バネ
18 ステムラバー
19 マウンティングカバー
20 筒部
21 基部
21a 連結部
21b 中筒
21c 肩部
21d 椀状体
21e 導入口
21f 邪魔板
21g リブ
E 膨張室
22 ノズル部
22a 基板部
22c ノズル
22d 通路
22e 吐出口
23 外筒
L 通路の長さ
Lm 吐出口の長さ
B 通路の幅
30 バルブ
31 エアゾール製品
33 環状リブ
A 気相部
34 気相連通孔
36 ディップチューブ
40 バルブ
41 ハウジング
41a 本体
42 ステム
43 バネ
44 ステム孔
45 ステムラバー
46 マウンティングカップ
47 中底
47a 孔
48 底部材
48a 底板
48b 上筒部
48c 下筒部
48d 孔
49 シール材
49a 導入孔
50 ディップチューブ
51 棒部

Claims (7)

  1. 原液と液化ガスを含む発泡性内容物を充填した吐出容器と、その吐出容器に取り付けられ、対象物上に発泡体を形成する吐出部材とからなる吐出製品であって、
    前記吐出部材が、発泡性内容物を発泡させる膨張室と、膨張室で発泡した内容物を外部に吐出するためのノズル部とを備えており、
    前記ノズル部が、基板部と、この基板部から突出する複数のノズルとを備え、
    前記基板部の中心に向かって複数並ぶノズルの突出高さが、基板部の中心に向かって階段状に低くなっており、
    前記発泡性内容物を吐出した後、前記液化ガスが気化した気化ガスを前記膨張室およびノズル部を経由して吐出する後吐出機構を備えている、
    吐出製品。
  2. 記ノズルが吐出方向に延び、断面スリット形状である請求項1記載の吐出製品。
  3. 前記後吐出機構が、発泡性内容物を1回で吐出する小型の吐出容器である、請求項1または2記載の吐出製品。
  4. 前記吐出容器が、操作によりステム孔を開閉し、吐出容器内の発泡性内容物を吐出および遮断するバルブを備えており、
    前記後吐出機構が、前記バルブに形成された吐出容器内の気相部と連通する気相連通孔と、吐出操作と連動して気相連通孔を開閉する機構とからなる請求項1または2記載の吐出製品。
  5. 前記後吐出機構が、吐出容器内の発泡性内容物を導入する導入孔を有するハウジングと、そのハウジング内に上下移動自在に収容され、下端で前記導入孔を閉じるステムを備えているバルブである請求項1または2記載の吐出製品。
  6. 原液と液化ガスとを含む発泡性内容物を吐出容器内に充填しておき、
    発泡性内容物を発泡させる膨張室と、膨張室で発泡した内容物を外部に吐出するためのノズル部とを備え、ノズル部が、基板部と、この基板部から突出する複数のノズルとを備え、基板部の中心に向かって複数並ぶノズルの突出高さが、基板部の中心に向かうにつれて階段状に低くなっている吐出部材を前記吐出容器に取り付け
    前記吐出部材を操作して、前記発泡性内容物を吐出部材に設けられた膨張室内で発泡させ、吐出部材のノズルから外部に吐出させて対象物上に発泡体を形成し、ついで前記液化ガスが気化した気化ガスを膨張室およびノズルを経由して吐出させる発泡性内容物の吐出方法。
  7. 1回の使用分の原液と液化ガスを小型の吐出容器内に充填しておく請求項6記載の吐出方法。
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