JP2005306459A - ガス抜き機構およびエアゾール式製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】定量室タイプのエアゾール式製品の残留ガスをステムの押下げ操作によって外部空間に放出する。
【解決手段】ステム2の外周面に、定量室形成用の弁部材6との間にガス抜き用の通路を形成するための溝状部2dを間歇的に形成し、当該溝状部の上側に、作動モードのときにハウジング底部1aの上面端部分1bに係止される突状部2eを設けた。作動モードのステム2をさらに下動させて図示のガス抜きモードにすると、溝状部2dが弁部材6の弁作用部6aと対向する状態に位置して当該溝状部経由のガス抜き通路が形成され、容器本体9の残留ガスは外部空間に排出される。作動モードから図示のガス抜きモードに移行する際、ステム2の突状部2bが無理やり隙間部Aを通過することにともなう抵抗を利用者が体感できるので、ステム2が不用意にガス抜きモードの位置まで移行してしまうことはない。
【選択図】図3

Description

本発明は、定量室タイプのエアゾール内部の残留ガスを積極的に抜くための機構、特に通常の作動モード設定操作よりも長いストロークのガス抜きモード設定操作に基づいて動作状態となるガス抜き機構や、この機構を備えたエアゾール式製品に関する。
容器内容物の対象は、後述のように、液状,発泡性(泡状),ペースト状,ジェル状,粉状などの各種性状のものである。
本発明が適用されるエアゾール式製品は、育毛剤,ヘアスタイリング剤,ヘアトリートメント剤,染毛剤,化粧品,シェービングフォーム,食品,医薬品,医薬部外品,冷却剤,筋肉消炎剤,液滴状のもの(ビタミンなど),塗料,園芸用剤,殺虫剤,クリーナー,消臭剤,ウレタンフォーム,消火器,潤滑剤,洗浄剤,清掃剤,制汗剤,忌避剤(殺虫剤),接着剤,洗濯のりなどの各種用途のものである。
使用済みエアゾール式製品の残留ガスを抜くためのガス抜き機構としては、定量室タイプでないエアゾール式製品、すなわちステムが押圧されると容器本体の内部全体と外部空間とが連通状態となって、容器本体に収容されている内容物が当該押圧操作を止めるまでの間ずっと外部空間に放出されるエアゾール式製品を対象としたものがある(特許文献1参照)。
このガス抜きモードはヘッドカバーに対する回動操作によって設定され、かつ自己保持される。この自己保持されたガス抜きモードでは、ヘッドカバーの一部の垂下部が噴霧ヘッドおよびステムを押圧して容器本体内部と外部空間とを連通状態に設定するので、容器本体の残留ガスが外部空間に排出される。
一方、定量室タイプのエアゾール式製品の場合、ステムが押圧されると定量室形成用の弁が閉じる、すなわち当該定量室とその上流側の容器本体内部とが遮断されてしまうので、従来の上記ガス抜き機構を転用することはできない。
特開2003−165588号公報
このように、従来のガス抜き機構はもっぱら定量室タイプでないエアゾール式製品を対象としたものであり、定量室タイプのエアゾール式製品の残留ガスに対するガス抜き機構は提案されていない。
本発明では、ステムに対する、作動モード設定操作よりも長いストロークのガス抜きモード設定操作を用意し、このガス抜きモードのときには定量室形成用の弁を実質的に開状態として、定量室タイプのエアゾール式製品の容器本体内部に残留しているガスの除去処理を可能にすることを目的とする。
また、通常の作動モードの設定に際して利用者の意に反してガス抜きモードまで移行してしまうことを防止するための被係止部をステムに設けて、作動モード設定時の誤動作防止を図ることを目的とする。
本発明は、以上の課題を次のようにして解決する。
(1)エアゾール容器(例えば後述の容器本体9)への第1の操作(例えば押圧ボタンの通常の押下げ操作)に基づいて静止モードから定量室対応の作動モードへと移行するステム(例えば後述のステム2,2′)と、前記作動モードのときに前記ステムと当接して放出用内容物の定量室(例えば後述の定量室C)を形成する弁作用部(例えば後述の弁作用部6a,1e′)と、前記第1の操作に比べて長いストロークを要する第2の操作によって前記ステムと前記弁部材との間に設定されるガス抜き用通路部(例えば後述の溝状部2d,2d′)とを備えたガス抜き機構を用いる。
(2)上記(1)において、前記ガス抜き用通路部を、前記ステムの所定箇所の周回部分に間歇的態様で設けた溝状部(例えば後述の溝状部2d,2d′)とする。
(3)上記(1)または(2)において、前記ステムに、ハウジング(例えば後述のハウジング1,1′やブッシュ8)の一部(例えば後述の上面部1b)に係止されて前記ステムの作動モード位置を保持するための、被係止部(例えば後述の突状部2e)を設ける。
このような構成からなるガス抜き機構や、さらにはこれを用いたエアゾール式製品を本発明の対象としている。
本発明は、静止モードから作動モードへとステムを移行させる第1の操作に比べて長いストロークを要する第2の操作により、当該ステムと、作動モードにおいて定量室を形成する弁作用部との間にガス抜き用通路部が設定されるようにしているので、定量室タイプのエアゾール式製品のガス抜きを確実に、そして効率的に行うことができる。
また、ガス抜き用通路部をステムの所定箇所の周回部分に間歇的に設けた溝状部としているので、ステムを簡単に加工することができる。
また、作動モードでは、ステムの被係止部がハウジングの一部に係止されて作動モード位置が保持されるので、不用意にガス抜きモードに移行することがなく、利便性の良いガス抜き機構を提供することができる。
図1乃至図4を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。図1は、定量室タイプのエアゾール式製品(その1)の静止モードを示し、図2は図1のエアゾール式製品の作動モードを示し、図3は図1のエアゾール式製品のガス抜きモードを示し、図4は定量室タイプのエアゾール式製品(その2)の静止モードを示している。
これらの図において、
1および1′はハウジング本体,1aおよび1a′は孔を有する底部,1bは作動モードで後述のステム2の突状部2eと係止して保持する当該底部の上面端部分,1cはガス抜きモードで後述のステム2の突状部2eと係止して保持する当該底部の下面端部分,1dおよび1d′は当該底部よりも上側に形成される下流側空間部(定量室の一部),1e′は静止モードのときには後述のステム2′から離れて作動モードやガス抜きモードのときには当該ステムのモード設定部2c′の外周面に密接する(後述の溝状部2d′の底面側には当接しない)弁作用部,
2および2′はステム,2aおよび2a′は内容物放出用の横孔,2bおよび2b′は当該横孔に連通する内容物放出用の縦通路,2cおよび2c′は作動モードやガス抜きモードの場合に後述の弁作用部6aや上述の弁作用部1e′に当接して当該作動モードでは後述の定量室Cを形成するモード設定部,2dおよび2d′は当該モード設定部の外周面の周方向に間歇的に形成されたガス抜き作動用の溝状部,2eは当該溝状部の上側外周面の周方向に間歇的に設けられて当該ステムの作動モード位置およびガス抜きモード位置を保持するための突状部,2fは当該突状部の間の通路域,
3および3′はステム2,2′の横孔2a,2a′を開閉するためのステムガスケット,
4および4′はステム2,2′を収容したハウジング本体1,1′を後述の容器本体9などに組み込むためのマウンティングカップ,
5および5′はステム2,2′を上方に付勢するスプリング,
6は定量室形成用の弁部材,6aは静止モードのときにはステム2から離れて作動モードおよびガス抜きモードのときには当該ステムのモード設定部2cの外周面に密接する(溝状部2dの底面側には当接しない)弁作用部,
7は吸上管,
8はハウジング本体1との間に弁部材6を組み込むとともに吸上管7を保持するためのブッシュ,8aは当該ブッシュの内部空間,
9は容器本体,
Aはハウジング本体1,1′の底部1a,1a′(孔)の内周面とステム2,2′の外周面との隙間部,
Bは静止モードにおいてモード設定部2c,2c′と弁作用部6a,1e′との間に生じる空間部,
Cは作動モードにおいてモード設定部2c,2c′と弁作用部6a,1e′との当接により形成される定量室(溝状部2d,2d′隙間部A,通路域2f,下流側空間部1d,1d′などを含む),
をそれぞれ示している。なお、ブッシュ8はハウジングの一部でもある。
ここで、各構成要素の材質は例えば、
・ハウジング本体1,1′およびステム2,2′,ブッシュ8は、ポリアセタール,ナイロン,ポリブチレンテレフタレートなどのプラスチックであり、
・弁部材6は、ポリエチレン,ポリプロピレン,ナイロンなどのプラスチックやクロロプレンゴム,ニトリルゴム,ブチルゴム,ウレタンゴムなどのゴムである。
次に、図1〜図3の各モードにおける動作状態などを説明する。なお、図4のエアゾール容器における内容物放出動作やガス抜き動作も図2および図3の場合と同様である。
本発明のガス抜き機構では、ステム2を作動モードよりもさらに下動させてガス抜きモードに設定すると(図3参照)、当該ステムと弁部材6との間にガス抜き用の通路が形成され、作動モードでは遮断されていた定量室Cと容器本体9の内部とが連通するので当該容器本体の残留ガスを抜くことができる。
ステム2の外周面には、ガス抜きモードで弁部材6との間にガス抜き用の通路を形成するための溝状部2dが間歇的に形成され、また当該溝状部の上側に突状部2eが設けられている。
図1の静止モードのときにハウジング底部1aから離間した状態でその上方に位置している突状部2eが、
(a)図2の作動モードではハウジング底部1aの上面端部分1bに当接し、
(b)図3のガス抜きモードではハウジング底部1aの下面端部分1cに当接し、
(c)作動モードからガス抜きモードへの移行時にはハウジング底部1aの孔周面に対する抵抗要素となっている。
なお、(c)の移行時の突状部2eは静止モード・作動モードにおける形状をいわば押しつぶしたように態様で孔周面に密接している。そしてハウジング底部1aの孔を通過して図3のガス抜きモードになると元の形状に復帰する。
図1の静止モードでは、ステム2がスプリング5の付勢力により上動しており、
(1)横孔2aはステムガスケット3の上方に位置し、
(2)ステム2の下側部分2cと弁部材6の弁作用部6aとの間に空間部Bが形成されている。
容器本体9の内容物は、放出用ガスの作用により、吸上管7−内部空間8a−空間部B−隙間部Aを通って下流側空間部1dに流入する。
このとき、横孔2aはステムガスケット3の上方に位置しているので下流側空間部1dに流入した内容物が外部空間に放出されることはない。
図2の、操作釦(図示省略)を押下げた作動モードでは、
(11)ステム2は、その突状部2eがハウジング底部1aの上面端部分1bに係止される位置までスプリング5の付勢力に抗して下動し、
(12)この係止状態でステム2のモード設定部2cと弁部材6の弁作用部6aとが密接して定量室Cを形成する。すなわち、弁作用部6aの上流側(定量室)と下流側(吸上管7の側)とが遮断され、容器本体9の内容物が定量室Cに新たに流入することはない。
一方、横孔2aはステムガスケット3の下方まで移動するので、定量室Cに収容されている内容物は、放出用ガスの作用により当該横孔を通過して縦通路2bから外部空間に放出される。
なお、利用者は静止モードから作動モードへと操作釦を押下げていくときに、ステム2の突状部2eがハウジング底部1aの上面端部分1bに当接したことを体感できる。
この体感段階における操作釦の押下げ状態を利用者が維持することにより、ステム2は作動モード位置に保持される。
図3の、操作釦(図示省略)をさらにいわば強引に押下げたガス抜きモードでは、
(21)つぶされるような態様で変形しながらハウジング底部1aの孔を通過したステム2の突状部2eが元の状態(作動モードの形状)に戻り、
(22)この突状部2eはスプリング5の上方向への付勢力を受けてハウジング底部1aの下面端部分1cに係止され、
(23)この係止状態において弁部材6の弁作用部6aはステム2の溝状部2dに当接する。
すなわち、突状部2eに対するハウジング底部1aの下面端部分1cの係止作用により、利用者がステム2(操作釦)の押下げ動作を止めてもステム2は図3のガス抜きモードの位置に自己保持される。
また、弁部材6の弁作用部6aはステム2の溝状部2dに当接するので、作動モードのときには遮断されていた、容器本体側(吸上管7やその下流側)とハウジング内部(定量室)およびこれに続く外部空間とがこの溝状部2dを介して連通する。
したがって、容器本体9の残留ガスは、吸上管7−内部空間8a−溝状部2d−通路域2f−隙間部A−下流側空間部1d−横孔2a−縦通路2bなどを通過して外部空間に排出される。
ステム2の外周面に間歇的に設けた突状部2eに代えて環状突状部を形成し、当該環状突状部にスリットを形成してもよい。
なお、図2の作動モードから図3のガス抜きモードに移行するときにはステム2の突状部2eが隙間部Aを通過することによる抵抗感を利用者が認識できるので、ステム2が不用意にガス抜きモードの位置に設定されてしまうことはない。
図4のエアゾール容器は、環状の膨出部からなる弁作用部1e′をハウジング本体1′の内周面に成型加工によって一体的に設けた点で図1のそれとは基本的に異なっている。すなわち、図1のようにハウジング本体とは別の弁部材6を設けたもの、ではない。
また、この弁作用部をステム2′の外周面に形成するとともに、ガス抜き用の溝状部をハウジング1′の内周面に形成し、さらには当該溝状部の部分およびこれの上方の当該内周面部分の内径を小さくして、これらの部分に当該弁作用部がガス抜きモードおよび作動モードの場合にそれぞれ当接するようにしてもよい。
また、ステム2′の溝状部2d′の下方外周面に図1〜図3の突状部2dと同様に作動する突状部を設けてもよい。図4の突状部の場合、例えば作動モードでは弁作用部1e′の上端側に当接し、ガス抜きモードでは当該弁作用部の下端側に当接するようにすればよい。
なお、図1〜図4におけるこれら突状部の設定箇所は図示の位置に限定されるものではない。例えばステム2,2′の下側を図示のものより長くしてそこに当該突状部を設け、吸上管7の直上の孔部(図1〜図3の場合はブッシュ8の孔部)に続く上下の各段部にこの突状部が当接するようにしてもよい。
容器本体9に収納する内容物は、例えば、粉状物,油成分,アルコール類,界面活性剤,高分子化合物,各用途に応じた有効成分などである。
粉状物としては、金属塩類粉末,無機物粉末や樹脂粉末などを用いる。例えば、タルク,カオリン,アルミニウムヒドロキシクロライド(アルミ塩),アルギン酸カルシウム,金粉,銀粉,雲母,炭酸塩などおよびこれらの混合物などである。
油成分としては、シリコーン油,パーム油,ユーカリ油,ツバキ油,オリーブ油,ホホバ油,パラフィン油,ミリスチン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,リノール酸,リノレン酸などを用いる。
アルコール類としては、エタノールなどの1価の低級アルコール,ラウリルアルコールなどの1価の高級アルコール,エチレングリコールなどの多価アルコールなどを用いる。
界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウムなどのアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンオレイルエーテルなどの非イオン性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどの両性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウムなどのカチオン性界面活性剤などを用いる。
高分子化合物としては、メチルセルロース,ゼラチン,デンプン,カゼインなどを用いる。
各用途に応じた有効成分としては、サリチル酸メチル,インドメタシンなどの消炎鎮痛剤、安息香酸ナトリウム,クレゾールなどの除菌剤、ヒレスロイド,ジエチルトルアミドなどの害虫忌避剤、酸化亜鉛などの制汗剤、カンフル,メントールなどの清涼剤、エフェドリン,アドレナリンなどの抗喘息薬、スクラロース,アスパルテームなどの甘味料、エポキシ樹脂,ウレタンなどの接着剤や塗料、パラフェニレンジアミン,アミノフェノールなどの染料,リン酸二水素アンモニウム,炭酸水素ナトリウム・カリウムなどの消火剤などを用いる。
さらに、上記内容物以外の、懸濁剤,紫外線吸収剤,乳化剤,保湿剤,酸化防止剤、金属イオン封鎖剤なども用いることができる。
内容物放出用ガスとしては、窒素,炭酸ガスなどの圧縮ガス、液化石油ガス,ジメチルエーテル,フロロカーボンなどの液化ガスを用いることができる。
定量室タイプのエアゾール式製品(その1)の静止モードを示す説明図である。 図1のエアゾールの作動モードを示す説明図である。 図1のエアゾールのガス抜きモードを示す説明図である。 定量室タイプのエアゾール式製品(その2)の静止モードを示す説明図である。
符号の説明
1,1′:ハウジング本体
1a,1a′:底部
1b:上面端部分
1c:下面端部分
1d,1d′:下流側空間部(定量室の一部)
1e′:弁作用部
2,2′:ステム
2a,2a′:横孔
2b,2b′:縦通路
2c,2c′:モード設定部
2d,2d′:溝状部
2e:突状部
2f:通路域
3,3′:ステムガスケット
4,4′:マウンティングカップ
5,5′:スプリング
6:弁部材
6a:弁作用部
7:吸上管
8:ブッシュ
8a:内部空間
9:容器本体
A:ハウジング底部(孔)とステム外周面との隙間部
B:静止モードにおいてステムと弁部材との間に形成される空間部
C:定量室

Claims (4)

  1. エアゾール容器における利用者の第1の操作に基づいて静止モードから定量室対応の作動モードへと移行するステムと、
    前記作動モードのときに前記ステムと当接して放出用内容物の定量室を形成する弁作用部と、
    前記第1の操作に比べて長いストロークを要する第2の操作によって前記ステムと前記弁作用部との間に設定されるガス抜き用通路部とを備えた、
    ことを特徴とするガス抜き機構。
  2. 前記ガス抜き用通路部は、前記ステムの所定箇所の周回部分に間歇的態様で設けた溝状部である、
    ことを特徴とする請求項1記載のガス抜き機構。
  3. 前記ステムに、ハウジングの一部に係止されて当該ステムの作動モード位置を保持するための、被係止部を設けた、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のガス抜き機構。
  4. 請求項1乃至3記載のガス抜き機構を備え、かつ、放出用ガスおよび内容物を収容したエアゾール式製品。
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