JP7028460B2 - Pachinko machine - Google Patents
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Description
本発明は、遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine.
大当たり当選により、高確率中または時短中、大当たり中に出力される楽曲等のコンテンツが増加していく遊技機が公知である(例えば、下記特許文献1等参照)。
A gaming machine is known in which the content such as music output during a high probability, a short time, or a big hit is increased by winning a big hit (see, for example,
本発明が解決しようとする課題は、当否判定結果が当たりとなることを契機として面白みのある変化が生じうる遊技機を提供することにある。 An object to be solved by the present invention is to provide a gaming machine in which an interesting change can occur when a hit / fail determination result is a hit.
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、当否判定結果が当たりとなることを目指して遊技する遊技状態として、通常遊技状態および当該通常遊技状態よりも遊技者に有利な特別遊技状態が設定された遊技機であって、当否判定結果が当たりとなることを契機として解除条件が成立する可能性があり、前記解除条件が成立することにより、当該解除条件が成立する前の状況では前記通常遊技状態中に発生しないようにされていた候補演出の少なくとも一部が、前記通常遊技状態中に発生しうる対象演出として設定されることを特徴とする。 The gaming machine according to the present invention, which has been made to solve the above problems, is a special gaming state in which a game is played with the aim of winning a hit / fail determination result, which is more advantageous to the player than the normal gaming state and the normal gaming state. In a gaming machine in which a gaming state is set, there is a possibility that a cancellation condition is satisfied when the hit / fail judgment result is a hit, and when the cancellation condition is satisfied, before the cancellation condition is satisfied. The situation is characterized in that at least a part of the candidate effects that are prevented from occurring during the normal gaming state is set as the target effects that can occur during the normal gaming state.
本発明にかかる遊技機は、当否判定結果が当たりとなることを契機として面白みのある変化が生じうるものである。 In the gaming machine according to the present invention, an interesting change can occur when the result of the hit / miss determination is a hit.
1)遊技機の基本構成
以下、本発明にかかる遊技機1(ぱちんこ遊技機)の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
1) Basic configuration of a gaming machine Hereinafter, an embodiment of the gaming machine 1 (pachinko gaming machine) according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. First, the overall configuration of the
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
The
遊技領域902には、表示装置91、始動領域904、大入賞口906、アウト口などが設けられている。表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能な部分である。また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
The
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動領域904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
In such a
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
The components of the
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動領域904への遊技球の入賞を契機として実行する。本実施形態では、始動領域904として、第一始動領域904a(いわゆる「特図1」の始動領域)と第二始動領域904b(いわゆる「特図2」の始動領域)が設けられている。始動領域904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(当否判定情報)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、当該数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(いわゆる変動が開始される)こととなるが、未だ当否判定結果の報知が完了していない当否判定情報が存在する場合には、新たに取得された当否判定情報は保留情報として図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。記憶手段に保留情報が記憶されていることは、保留図柄70として表示される。
The jackpot lottery is executed by a winning / failing determination means provided on a control board (not shown) triggered by winning a game ball in the
本実施形態では、保留図柄70として、当否判定結果を報知する変動中演出(識別図柄80(識別図柄群80g)の変動開始から、当否判定結果を示す組み合わせで完全に停止するまでの演出、いわゆる一変動中分の演出をいう)は開始されているものの、当否判定結果の報知は完了していない情報(以下、変動中保留情報と称することもある)に対応する変動中保留図柄71(いわゆる「当該変動保留」の存在を示す図柄)と、当否判定結果を報知する報知演出が開始されていない情報(以下、変動前保留情報と称することもある)に対応する変動前保留図柄72が表示される(図2参照)。本実施形態では、変動中保留図柄71と変動前保留図柄72の基本的な形態は同じであり、両者を区別するために変動中保留図柄71の方が変動前保留図柄72よりも大きく表示される。変動中保留図柄71と変動前保留図柄72の基本的な形態が全く異なるものとしてもよい。
In the present embodiment, as the
変動前保留情報の最大の記憶数は上限が決められている。本実施形態では、第一始動領域904aに入賞することによって得られる第一変動前保留情報(特図1保留)の最大の記憶数は四つであり、第二始動領域904bに入賞することによって得られる第二変動前保留情報(特図2保留)の最大の記憶数は四つである。したがって、特図1および特図2の一方に相当する保留図柄70に関していえば、一つの変動中保留図柄71と、最大四つの変動前保留図柄72が表示されることがある(図2参照)。
An upper limit is set for the maximum number of stored information on hold before fluctuations. In the present embodiment, the maximum number of stored first change pre-hold information (holding in FIG. 1) obtained by winning the
本実施形態では、公知の遊技機と同様に、表示装置91の表示領域911に表示される識別図柄80(図2参照)の組み合わせによって当否判定結果を遊技者に報知する。具体的には、複数種の識別図柄80を含む識別図柄群80g(左識別図柄群80gL、中識別図柄群80gC、右識別図柄群80gR)が変動を開始し、最終的に各識別図柄群80gから一の識別図柄80が選択されて停止する。大当たりに当選している場合には各識別図柄群80gから選択されて停止した識別図柄80の組み合わせは所定の組み合わせ(例えば、同じ識別図柄80の三つ揃い)となる。はずれである場合にはそれ以外(大当たりとなる組み合わせ以外)の組み合わせとなる。識別図柄80は、数字とキャラクタ等が組み合わされたものとしてもよい。
In the present embodiment, similarly to the known gaming machine, the winning / failing determination result is notified to the player by the combination of the identification symbols 80 (see FIG. 2) displayed in the
なお、図2以外の一部の図面においては、保留図柄70や識別図柄80の図示を省略する。
In some drawings other than FIG. 2, the
本実施形態では、遊技状態として、通常遊技状態と特別遊技状態が設定されている。特別遊技状態は、通常遊技状態に比して遊技者に有利な遊技状態である。通常遊技状態は、大当たりに当選する確率が低い低確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が入賞しにくい低ベース状態(低確率・時短無)である。特別遊技状態としては、第一特別遊技状態と第二特別遊技状態が設定されている。第一特別遊技状態は、大当たりに当選する確率が高い高確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が入賞しやすい高ベース状態(高確率・時短有)である。第二特別遊技状態は、大当たりに当選する確率が低い低確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が入賞しやすい高ベース状態(低確率・時短有)である。通常遊技状態においては、遊技者は、第一始動領域904aを狙って遊技球を発射させる。本実施形態では、いわゆる「左打ち」を行う。特別遊技状態は、第二始動領域904bを狙って遊技球を発射させる。本実施形態では、いわゆる「右打ち」を行う。特別遊技状態は、普通始動領域905に遊技球が進入することを契機とした第二始動領域904bの開放抽選に当選しやすい状態であるため、比較的容易に第二始動領域904bに遊技球が入賞する。なお、遊技状態の移行に関する設定はどのようなものであってもよいから説明を省略する。また、上記のような遊技状態が設定されていることはあくまで一例である。
In the present embodiment, a normal game state and a special game state are set as the game state. The special gaming state is a gaming state that is advantageous to the player as compared with the normal gaming state. The normal gaming state is a low-probability gaming state in which the probability of winning a big hit is low, and a low-base state (low probability / no time saving) in which it is difficult for a gaming ball to win a prize in the
2)以下、本実施形態にかかる遊技機1が実行可能な各種演出や機能等について説明する。なお、以下で説明する事項の全部が実行可能でなくてもよい。一部が実行可能であってもよい。
2) Hereinafter, various effects and functions that can be executed by the
2-1)蓄積演出(示唆演出・蓄積有無演出)
本実施形態にかかる遊技機1は、ある当否判定結果(対象当否判定結果)を報知する変動中演出を構成する演出として蓄積演出(図3~図5参照)を実行することが可能である。蓄積演出は、示唆演出や蓄積有無演出といったものを含む概念である。なお、本実施形態では、一部の変動中演出において蓄積演出が発生しうる。具体的には、所定の演出モードが設定されているときには蓄積演出が発生しうる状況にあり、それ以外の演出モードが設定されているときには蓄積演出は発生しない。ただし、全ての変動中演出において蓄積演出が発生しうる設定とすることを否定するわけではない。また、本実施形態では、蓄積演出は通常遊技状態中に発生しうる。ただし、特別遊技状態中に発生しうる設定とすることを否定するわけではない。以下の蓄積演出に関する説明として記載する事項は、特に明示した場合を除き、蓄積演出が発生しうる状況(所定の演出モードが設定されている状況)におけるものをいう。
2-1) Accumulation production (suggestion production / accumulation presence / absence production)
The
蓄積演出の対象となる遊技球が進入可能な領域(特定領域10)が設定される。本実施形態における特定領域10は、第一始動領域904aである。つまり、遊技球の進入が、当否抽選の契機(当否判定情報の取得の契機)となる領域が特定領域10として設定される。なお、本実施形態における蓄積演出は通常遊技状態中に発生するものであるため、通常遊技状態中に狙われる(いわゆる「左打ち」で狙われる)第一始動領域904aが特定領域10とされる。仮に、蓄積演出が特別遊技状態中に発生しうる設定とするのであれば、特別遊技状態中に狙われる(いわゆる「右打ち」で狙われる)第二始動領域904bが特定領域10とされるようにすればよい。
An area (specific area 10) into which the game ball to be the target of the accumulation effect can enter is set. The
蓄積演出が発生する場合、変動中演出が実行されている期間は、特定期間(図3参照)および当該特定期間の後の期間である演出実行期間(図4参照)を含むものとされる(図5参照)。特定期間は蓄積有無演出が発生する期間である。演出実行期間は示唆演出が発生する期間である。本実施形態では、所定の演出モードでの変動中演出において必ず特定期間や演出実行期間が設定されるとは限らない構成とされている。具体的には、本実施形態では、いわゆるリーチが成立する場合に限り特定期間や演出実行期間が設定される。つまり、本実施形態では、リーチが成立する変動中演出である場合に限り、蓄積有無演出や示唆演出が発生しうる。リーチそれ自体は公知であるため詳細な説明を省略するが、三つの識別図柄群80gのうち、二つから選択された識別図柄80の種類が同じとなる状況がリーチとして設定されている。つまり、リーチの成立は、対象当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が高まったことを示す事象であるともいえる。
When the accumulation effect occurs, the period during which the variable effect is executed includes a specific period (see FIG. 3) and an effect execution period (see FIG. 4) which is a period after the specific period (see FIG. 4). See FIG. 5). The specific period is the period during which the accumulation presence / absence effect occurs. The effect execution period is the period during which the suggestion effect occurs. In the present embodiment, the specific period and the effect execution period are not always set in the changing effect in the predetermined effect mode. Specifically, in the present embodiment, a specific period or an effect execution period is set only when a so-called reach is established. That is, in the present embodiment, the accumulation presence / absence effect and the suggestion effect can occur only in the case of the variable effect effect in which the reach is established. Since the reach itself is known, detailed description thereof will be omitted, but a situation in which the types of the
特定期間は、変動中演出の開始(識別図柄80(群)の変動開始)からリーチ成立の時点までの期間である。演出実行期間は、特定期間が終了してから変動中演出が終了する(対象当否判定結果を示す組み合わせで識別図柄80(群)の変動が停止する)までの期間である。変動中演出の開始からリーチ成立までの時間は一定ではないし、特定期間が終了してから変動中演出が終了するまでの時間は一定ではないから、特定期間に要する時間や演出実行期間に要する時間の長さは一定ではない(都度変化しうる)(図5参照)。 The specific period is a period from the start of the effect during fluctuation (the start of fluctuation of the identification symbol 80 (group)) to the time when the reach is established. The effect execution period is a period from the end of the specific period to the end of the changing effect (the change of the identification symbol 80 (group) is stopped by the combination indicating the target hit / miss determination result). Since the time from the start of the variable effect to the establishment of reach is not constant, and the time from the end of the specific period to the end of the variable effect is not constant, the time required for the specific period and the time required for the effect execution period The length of is not constant (it can change each time) (see FIG. 5).
特定期間中は、特定領域10への遊技球の進入を契機として、演出発生権利が蓄積(獲得)されることがある(図3(a)(b)参照)。本実施形態では、特定領域10への遊技球の進入を契機として権利獲得抽選(当選確率≠100%)が実行され、当該抽選に当選した場合に演出発生権利が獲得される。特定領域10への遊技球の進入を契機として必ず演出発生権利が獲得される構成としてもよい。ただし、このような構成とすると、演出発生権利が容易に取得されることによる趣向性の低下につながるため、権利獲得抽選(当選確率≠100%)が実行されるようにすることが好ましい。当該抽選に当選する確率は、20~50%程度とするとよい。
During the specific period, the right to generate the effect may be accumulated (acquired) triggered by the entry of the game ball into the specific area 10 (see FIGS. 3 (a) and 3 (b)). In the present embodiment, the right acquisition lottery (winning probability ≠ 100%) is executed triggered by the entry of the game ball into the
ここで、権利獲得抽選は、新たな保留情報が取得されることになる特定領域10への遊技球の進入を契機として実行される。蓄積演出が発生するということは、当該時点において変動中保留情報は存在しているということであるから、新たな変動前保留情報が取得されることを契機として演出発生権利が蓄積される可能性があるということである。上述した通り、本実施形態における特定領域10は第一始動領域904aであるところ、当該第一始動領域904aへの遊技球の進入を契機として新たに第一変動前保留情報(特図1保留)が取得される場合に限り、権利獲得抽選が実行される(図3(a)(b)参照)。換言すれば、第一変動前保留情報が最大数(本実施形態では四つ)記憶されている状態(いわゆる保留満タンの状態)にて第一始動領域904aに遊技球が進入しても、権利獲得抽選は実行されない。つまり、演出発生権利は取得されない(後述する蓄積有無演出が発生しない)。このようにすることで、演出発生権利が取得される可能性がある条件が分かりやすいものとなる。
Here, the right acquisition lottery is executed with the entry of the game ball into the
一回の特定期間(一回の変動中演出)あたりの演出発生権利の最大蓄積数は複数(二以上)である。本実施形態における最大蓄積数は三個である。ただし、最大蓄積数が一個として設定された構成とすることを否定するわけではない。ある特定期間において取得された演出発生権利が最大数(三個)に到達した場合は、それ以降の特定領域10への遊技球の進入を契機として権利獲得抽選は実行されない。つまり、演出発生権利は取得されない(後述する蓄積有無演出が発生しない)。
The maximum number of production rights accumulated per specific period (one production during fluctuation) is multiple (two or more). The maximum number of accumulated pieces in this embodiment is three. However, it does not deny that the maximum number of accumulated items is set as one. When the maximum number (three) of the effects generation rights acquired in a specific period is reached, the right acquisition lottery is not executed with the subsequent entry of the game ball into the
本実施形態では、特定期間中、特定領域10への遊技球の進入を契機として、蓄積有無演出が発生する(図3(b)参照)。遊技者には、特定領域10への遊技球が進入することと、蓄積有無演出の開始タイミングは同時であるように見える。つまり、蓄積有無演出は、特定期間において特定領域10への遊技球の進入が発生した時に発生する。かかる蓄積有無演出は、演出発生権利が蓄積(取得)されたかどうかを示唆する演出である。本実施形態における蓄積有無演出は、キャラクタが表示されるかどうかの演出である。具体的には、蓄積有無演出の開始と同時に表示領域911にキャラクタが表示され、当該キャラクタが消えずに表示領域911に留まる(表示された状態が維持される)ことで演出発生権利が蓄積されたことを示唆する(以下、当該蓄積有無演出の結果を権利取得結果と称する)(図3(c-1)参照)。一方、キャラクタが消えた場合には演出発生権利が蓄積されなかったことを示唆する(以下、当該蓄積有無演出の結果を権利非取得結果と称する)(図3(c-2)参照)。本実施形態では、表示領域911を横切るように移動するキャラクタが表示され、途中でキャラクタが停止することが権利取得結果として、そのまま表示領域911を完全に横切って消えること(一方の側縁から現れて他方の側縁から消えること)が権利非取得結果として設定されている。特定領域10への遊技球の進入を契機として権利獲得抽選が実行され、当該抽選に当選した場合には権利取得結果が、当該抽選にはずれた場合には権利非取得結果が発生するということになる。
In the present embodiment, the presence / absence of accumulation effect is generated when the game ball enters the
本実施形態では、上記キャラクタとしてキャラクタA~Cの三種類が設定されている。ある特定演出において、一つ目の演出発生権利が蓄積(取得)されたことをキャラクタAにより、二つ目の演出発生権利が蓄積(取得)されたことをキャラクタBにより、三つ目の演出発生権利が蓄積(取得)されたことをキャラクタCにより示唆する(図5参照)。つまり、一回の特定期間(一回の変動中演出)あたりの演出発生権利の最大蓄積数である三個に対応した三種のキャラクタが設定されている。 In this embodiment, three types of characters A to C are set as the characters. In a specific effect, the character A indicates that the first effect generation right has been accumulated (acquired), and the character B indicates that the second effect generation right has been accumulated (acquired). Character C suggests that the right to generate has been accumulated (acquired) (see FIG. 5). That is, three types of characters corresponding to the maximum number of accumulated production rights for one specific period (one production during fluctuation) are set.
特定期間後の演出実行期間においては、示唆演出が発生する。なお、特定期間において演出発生権利が蓄積されなかった場合には示唆演出が発生しない(演出発生権利が設定されない)。示唆演出は、対象当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(以下、(大当たり)信頼度と称することもある)を示唆するものである。当該示唆演出の発生回数は、特定期間において蓄積された演出発生権利の数と同数である。本実施形態では、特定期間において最大三個の演出発生権利が蓄積されるから、演出実行期間において最大三回の示唆演出が発生することになる。 In the effect execution period after a specific period, a suggestion effect occurs. If the effect generation right is not accumulated in a specific period, the suggestion effect is not generated (the effect generation right is not set). The suggestion effect suggests the probability that the target hit / miss determination result will be a big hit (hereinafter, may be referred to as (big hit) reliability). The number of occurrences of the suggestion effect is the same as the number of effect generation rights accumulated in a specific period. In the present embodiment, since a maximum of three effect generation rights are accumulated in a specific period, a maximum of three suggestion effects are generated in the effect execution period.
示唆演出は、上述した蓄積有無演出において表示されたキャラクタを用いたものである。蓄積有無演出の演出要素(キャラクタ)が示唆演出にも引き継がれるということである。例えば、特定期間において三個の演出発生権利が取得されたものとする。この場合、キャラクタA~Cが表示領域911に表示された状態にある(図4(a)参照)。かかるキャラクタA~Cを用いて示唆演出を実行する。キャラクタを用いたものであり、対象当否判定結果の大当たり信頼度を示唆するものであれば、示唆演出の具体的態様は適宜変更可能である。本実施形態における示唆演出は、「?」「チャンス」「激熱」のいずれかの文字を含む三種の画像(示唆画像15)のうちのいずれかが表示されるものである。「?」(最も低い)、「チャンス」、「激熱」(最も高い)の順で対象当否判定結果の大当たり信頼度が高くなるように設定される。つまり、対象当否判定結果が大当たりとなるものかどうかを踏まえ、示唆画像決定抽選によりいずれの示唆画像15が表示されるかが決定される。二以上のキャラクタが表示されている場合(二以上の演出発生権利が取得された場合)には、それぞれのキャラクタの示唆演出についていずれの示唆画像15を表示するかを示唆画像決定抽選により決定する。つまり、演出発生権利の数分、示唆画像決定抽選が実行されることになる。遊技者の視点でいえば、演出発生権利の数分、示唆演出による信頼度示唆作用が享受できるということである。
The suggestion effect uses the character displayed in the above-mentioned accumulation presence / absence effect. It means that the effect element (character) of the accumulation presence / absence effect is inherited by the suggestion effect. For example, it is assumed that three production rights have been acquired in a specific period. In this case, the characters A to C are displayed in the display area 911 (see FIG. 4A). The suggestion effect is executed using the characters A to C. As long as the character is used and the jackpot reliability of the target hit / fail determination result is suggested, the specific mode of the suggestion effect can be changed as appropriate. In the suggestion effect in the present embodiment, any one of three types of images (suggestion image 15) including any of the characters "?", "Chance", and "extreme heat" is displayed. The jackpot reliability of the target hit / fail judgment result is set to be higher in the order of "?" (Lowest), "chance", and "super heat" (highest). That is, which
本実施形態における示唆画像決定抽選は、対象当否判定結果が大当たりとなる場合、はずれとなる場合のいずれであっても、「?」「チャンス」「激熱」のいずれもが選ばれうる設定となっている。例えば、三つの演出発生権利が取得された場合、キャラクタAが「激熱」、キャラクタBが「?」、キャラクタCが「チャンス」の示唆画像15が表示される演出が展開されるといった状況が発生しうる(図4(b)~(d)参照)。このような各示唆演出の結果を踏まえ、遊技者は対象当否判定結果を予測して楽しむ。三つの演出発生権利が取得された場合、キャラクタAが「激熱」、キャラクタBが「激熱」、キャラクタCが「激熱」の示唆画像15を表示することが最も大当たりに期待がもてる状況ということになる。このような状況は、例えば、一つの演出発生権利が取得され、キャラクタAが「激熱」の示唆画像15を表示する状況よりも大当たりに期待がもてる状況であるといえる。
In the suggestion image determination lottery in the present embodiment, any of "?", "Chance", and "extreme heat" can be selected regardless of whether the target hit / fail judgment result is a big hit or a miss. It has become. For example, when three production rights are acquired, a production is developed in which the
二以上の演出発生権利が取得された場合、演出実行期間において二以上の示唆演出が実行されることになるが、本実施形態では当該二以上の示唆演出が実行される期間はずらされる。つまり、ある示唆演出が実行される期間と別の示唆演出が実行される期間は重複しないようにされる(図4(b)~(d)、図5参照)。このようにすることで、一つ一つの示唆演出に遊技者が注目することになる。また、一つずつ示唆演出の内容が露わになっていく態様となるから、大当たりにどの程度期待できるかが少しずつ明らかになるような演出の流れとなる。 When two or more effect generation rights are acquired, two or more suggestion effects are executed during the effect execution period, but in the present embodiment, the period during which the two or more suggestion effects are executed is staggered. That is, the period in which one suggestion effect is executed and the period in which another suggestion effect is executed do not overlap (see FIGS. 4 (b) to (d) and FIG. 5). By doing so, the player pays attention to each suggestion effect. In addition, since the content of the suggestion effect is revealed one by one, the flow of the effect is such that it gradually becomes clear how much the jackpot can be expected.
このように、本実施形態における蓄積演出は、特定領域10への遊技球の進入によって示唆演出が実行される権利が取得されるという面白みのあるものである。示唆演出による信頼度示唆作用を享受したいのであれば、特定領域10に向かって遊技球を発射させることが必要になるため、遊技の促進にも資するといえる。
As described above, the accumulation effect in the present embodiment is interesting in that the right to execute the suggestion effect is acquired by the entry of the game ball into the
また、本実施形態のように特定領域10が始動領域である場合には、示唆演出が、特定領域10に遊技球が進入することによって新たに取得された当否判定情報(変動前保留情報)に対応する当否判定結果ではなく、それよりも先に取得された(既に取得済みである)当否判定情報(変動中保留情報)に対応する当否判定結果の大当たり信頼度を示唆するという斬新な態様となる。
Further, when the
以下、上記蓄積演出に関する事項を改良、具体化、変形等した具体例について説明する。なお、以下の具体例を用いて説明する技術を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。 Hereinafter, specific examples in which the above-mentioned items related to the accumulation effect have been improved, embodied, and modified will be described. In addition, a configuration may be configured in which a plurality of techniques described using the following specific examples are combined and applied.
〇第一具体例
上記実施形態では、変動前保留情報が取得されることになる特定領域10への遊技球の進入に限り、演出発生権利が蓄積される可能性があることを説明したが、変動前保留情報が取得されるかどうかに関係なく、特定領域10に遊技球が進入することを契機として演出発生権利が蓄積される可能性がある(蓄積有無演出が実行される)構成としてもよい。すなわち、記憶手段に記憶されている変動前保留情報の数が最大である状態(保留満タンの状態)にて特定領域10に遊技球が進入すること(いわゆる「オーバー入賞」)を契機としても蓄積有無演出を経て演出発生権利が蓄積される可能性があるものとする(図6参照)。
〇 First specific example In the above embodiment, it has been explained that the right to generate an effect may be accumulated only when the game ball enters the
いわゆるオーバー入賞は、当否判定情報が取得されない(当否判定を受けることができない)ものであるから、遊技者が損した気分になる事象であるといえる。このようなオーバー入賞を契機として演出発生権利が蓄積されるようにすることで、その気分を和らげることが可能になる。また、上記実施形態のような構成であると、記憶手段に記憶されている変動前保留情報の数が多いほど、取得可能な演出発生権利の数が少なくなる。例えば、保留満タンの状態であると、演出発生権利を取得することができないことになる。本例のようにすることで、記憶手段に記憶されている変動前保留情報の数に関係なく、演出発生権利を取得することが可能となる。 It can be said that the so-called over-winning is an event in which the player feels lost because the winning / failing determination information is not acquired (the winning / failing determination cannot be received). By accumulating the right to generate the production with such an over-winning as an opportunity, it is possible to relieve the mood. Further, in the configuration as in the above embodiment, the larger the number of pre-change hold information stored in the storage means, the smaller the number of effect generation rights that can be acquired. For example, if the tank is full on hold, the right to generate the effect cannot be acquired. By making this example, it is possible to acquire the effect generation right regardless of the number of pre-change hold information stored in the storage means.
なお、変動前保留情報が取得されることになる特定領域10への遊技球の進入時には演出発生権利が蓄積される可能性はなく、いわゆるオーバー入賞時に限り演出発生権利が蓄積される可能性がある構成としてもよい。変動前保留情報が取得されるということはそれに基づく当否判定が実行されるのであるから、変動前保留情報が取得されるとともに演出発生権利が取得されるようにすることは不要であると判断するのであれば、オーバー入賞時に限り(遊技者が損した気分になるときに限り)演出発生権利が蓄積される可能性がある構成とすればよい。
In addition, there is no possibility that the right to generate the effect is accumulated when the game ball enters the
〇第二具体例
上記実施形態では、特定期間において特定領域10への遊技球の進入が発生した時に蓄積有無演出が発生することを説明したが、このような蓄積有無演出が発生しないようにしてもよい。すなわち、特定期間において演出発生権利が取得されたかどうかは遊技者に示されないようにしてもよい。つまり、演出発生権利は遊技者が把握できないように内部的に蓄積され(「ストック」が見えないようにされ)、その後の演出実行期間において蓄積された演出発生権利分、示唆演出が発生するようにする。端的に言えば、特定期間は演出発生権利が取得可能な期間であるものの、当該特定期間においては蓄積演出に関する演出が何も発生しないような構成とされるということである。
〇 Second specific example In the above embodiment, it has been explained that the accumulation presence / absence effect occurs when the game ball enters the
ただし、本例のような構成は遊技者が特定期間の存在に気付かないおそれがあるという点において、上記実施形態のような構成とすることが有利であるといえる。つまり、上記実施形態では、蓄積有無演出(およびその後の示唆演出)により、特定期間中における特定領域10への遊技球の進入が示唆演出発生の原因となっていることが把握できるであろうから、特定演出の存在に遊技者が気付かないといった状況となるおそれは低いといえる。
However, it can be said that the configuration as in the above embodiment is advantageous in that the configuration as in this example may not be noticed by the player for the existence of the specific period. That is, in the above embodiment, it can be understood from the accumulation presence / absence effect (and the subsequent suggestion effect) that the entry of the game ball into the
〇第三具体例
特定期間中であるかどうかを遊技者が把握可能な構成とする。遊技者が知らない間に特定期間が終了した場合、特定領域10に遊技球が進入したにも拘わらず、演出発生権利を取得することできない(蓄積有無演出が発生しない)という状況が生じてしまい、遊技者が損した気分となってしまうおそれがある。したがって、特定期間中には、特定期間であることを明示する、または示唆するような画像が表示領域911に表示されるものとする。例えば、「演出ストック実行中」といった画像が表示されるようにして、特定期間中であることが示唆されるようにする(図7参照)。また、「〇〇(特定領域10を指す文言)を狙え」といった画像が表示されるようにして、演出発生権利取得のための条件を示唆するとともに、特定期間中であることが示唆されるようにすることも考えられる。
〇 Third specific example The configuration shall be such that the player can grasp whether or not it is during a specific period. If the specific period ends without the player's knowledge, there will be a situation in which the right to generate the effect cannot be obtained (the effect of accumulating or not does not occur) even though the game ball has entered the
また、タイマーやメータを表示することで、特定期間が終了するタイミングを遊技者に示すようにしてもよい。 Further, by displaying a timer or a meter, the player may be informed of the timing at which the specific period ends.
〇第四具体例
上記実施形態では、各種示唆演出の示唆内容は同じであること(示唆画像決定抽選により、「?」「チャンス」「激熱」のいずれかの示唆画像15が表示されるものであること)を説明したが、示唆演出の種類毎に示唆内容が異なるものとしてもよい。
〇 Fourth specific example In the above embodiment, the suggestion contents of various suggestion effects are the same (the
例えば、キャラクタAの示唆演出については上記実施形態のような構成(「?」「チャンス」「激熱」のいずれかの示唆画像15が表示されるもの)であるとする(図8(a)参照)。キャラクタBの示唆演出については、将来的に発生するリーチ演出(リーチ演出の結末により当否判定結果が示されるもの。いわゆるスーパーリーチ演出)の種類を予告するものとする(図8(b)参照)。各リーチ演出は、発生したときの大当たり信頼度が異なるものであるから、予告されたリーチ演出の種類が間接的に対象当否判定結果の大当たり信頼度を示唆するものとなる。キャラクタCの示唆演出については、所定のタイミングで表示される画像(いわゆる「カットイン画像」)の態様(例えば、大まかな色調として、青、緑、赤、虹の画像のいずれかが表示されるものであり、当該色調により信頼度が示唆される)を予告するものとする(図8(c)参照)。各態様の画像の大当たり信頼度は異なるから、予告された態様が間接的に対象当否判定結果の大当たり信頼度を示唆するものとなる。このように、示唆演出の演出要素(キャラクタ)に応じ、示唆内容が異なるものとすることで、演出発生権利の数が増加するほど、異なる態様の信頼度示唆作用(予告作用)を享受することが可能となる遊技性が実現できる。
For example, it is assumed that the suggestion effect of the character A has the configuration as in the above embodiment (the
上記実施形態のように蓄積有無演出が権利取得結果となったとき、その蓄積有無演出の演出要素(キャラクタ)が示唆演出にも引き継がれる設定であり、かつ、本例のような設定とする場合、特定期間において示される演出要素(キャラクタ)の順が不定である設定とすることが好ましい。つまり、上記実施形態のように、ある一の特定期間においてキャラクタが表示される順が決まっている構成(一つ目の演出発生権利が蓄積(取得)された場合はキャラクタAが表示され、二つ目の演出発生権利が蓄積(取得)された場合はキャラクタBが表示される・・・といったような構成)ではなく、新たに演出発生権利が蓄積(取得)されたときには、その蓄積順に拘わらずキャラクタA~Cのいずれかが表示される(表示されるキャラクタが決まっていない)構成とする。キャラクタが表示される順が決まっていると、例えば特定期間において取得された演出発生権利の数が一つである場合には、演出実行期間において実行される一の示唆演出の内容は常に同じになってしまうから、当該一の示唆演出の内容が変化しうるようにすることが好ましい。 When the accumulation presence / absence effect becomes the right acquisition result as in the above embodiment, the effect element (character) of the accumulation presence / absence effect is set to be inherited by the suggestion effect, and the setting is as shown in this example. , It is preferable to set the order of the effect elements (characters) shown in a specific period to be indefinite. That is, as in the above embodiment, the character A is displayed in a configuration in which the order in which the characters are displayed in a specific period is fixed (when the first effect generation right is accumulated (acquired), the character A is displayed, and the second. When the second production right is accumulated (acquired), character B is displayed ...), but when a new production right is accumulated (acquired), the order of accumulation is concerned. It is assumed that any of the characters A to C is displayed (the character to be displayed is not determined). If the order in which the characters are displayed is determined, for example, if the number of effect generation rights acquired in a specific period is one, the content of one suggestive effect executed in the effect execution period is always the same. Therefore, it is preferable to allow the content of the one suggestion effect to change.
〇第五具体例
対象当否判定結果が大当たりとなるものであるかどうかに応じ、権利獲得抽選に当選する確率が異なるものとする。つまり、対象当否判定結果が大当たりとなる場合と、はずれとなる場合とでは、演出発生権利の取得されやすさが異なる(すなわち、示唆演出の発生回数の期待値が異なる)構成とする。このようにすることで、示唆演出の発生回数によっても、対象当否判定結果を推測するという楽しみ方ができるようになる。
〇 Fifth specific example The probability of winning the right acquisition lottery shall differ depending on whether or not the target hit / fail judgment result is a big hit. That is, the easiness of acquiring the effect generation right is different (that is, the expected value of the number of times the suggestion effect is generated is different) depending on whether the target hit / fail determination result is a big hit or a miss. By doing so, it becomes possible to enjoy guessing the target hit / miss judgment result depending on the number of occurrences of the suggestion effect.
より好ましくは、対象当否判定結果が大当たりとなる場合の方が、はずれとなる場合よりも、権利獲得抽選に当選する確率が高く、演出発生権利が取得されやすい(すなわち、示唆演出の発生回数が多くなりやすい)構成とするとよい。このようにすれば、対象当否判定結果が大当たりとなる場合に比較的示唆演出が多く発生することになる。対象当否判定結果が大当たりとなる場合の示唆演出であるから、遊技者に有利な内容の示唆演出が実行されるケースが多くなる。つまり、遊技者は、自らに有利な内容の示唆演出に多く接することができるため、遊技の促進に資する。 More preferably, when the target hit / fail judgment result is a big hit, the probability of winning the right acquisition lottery is higher and the right to generate the effect is more likely to be acquired (that is, the number of times the suggestion effect is generated is higher). It is better to have a configuration (which tends to increase). In this way, when the target hit / miss determination result is a big hit, a relatively large number of suggestive effects will occur. Since it is a suggestion effect when the target hit / miss determination result is a big hit, there are many cases where the suggestion effect of the content advantageous to the player is executed. In other words, the player can come into contact with a lot of suggestive effects that are advantageous to him / her, which contributes to the promotion of the game.
〇第六具体例
上記実施形態では、遊技球の進入が当否抽選の契機(当否判定情報の取得の契機)となる領域が特定領域10として設定されていることを説明したが、それ以外の領域を特定領域10として設定してもよい。例えば、遊技球の進入が当否抽選の契機とはならないものの、所定の賞球が払い出されることになる領域(一般入賞領域909(図1参照))が特定領域10として設定された構成としてもよい。
〇 Sixth Specific Example In the above embodiment, it has been explained that the area where the entry of the game ball triggers the winning / failing lottery (the trigger for acquiring the winning / failing determination information) is set as the
〇第七具体例
特定期間の開始時点を、変動中演出の開始時点(識別図柄80の変動開始時点)としたのはあくまで一例である。また、特定期間の終了時点(演出実行期間の開始時点)をリーチ成立までとしたのはあくまで一例である。また、特定期間の終了時点を変動中演出の終了時点(識別図柄80の変動停止時点)としたのはあくまで一例である。変動中演出が実行される期間の一部が特定期間とされ、当該特定期間の後に演出実行期間が設定されていればよい。ただし、リーチ成立時点は、遊技者にとって明確な区切りとなる時点(大当たりに期待がもてるかどうかの分岐となる時点)であるといえるから、上記実施形態のように当該時点を特定期間と演出実行期間の境界時点として設定することで、蓄積演出が分かりやすいものとなる。
〇 Seventh specific example It is only an example that the start time of the specific period is set as the start time of the effect during change (the start time of change of the identification symbol 80). In addition, it is only an example that the end point of the specific period (the start time of the production execution period) is set to the establishment of the reach. Further, it is only an example that the end point of the specific period is set as the end time of the changing effect (the time when the change of the
2-2)対象演出の種類増加機能
以下、蓄積演出における対象演出の種類増加機能について説明する。なお、蓄積演出は、当該機能を有していないものとしてもよい。つまり、以下で説明する内容は、上記蓄積演出の変形例であるということもできる。
2-2) Function to increase the types of target effects The function to increase the types of target effects in the accumulated effects will be described below. The accumulation effect may not have the function. That is, it can be said that the content described below is a modified example of the above-mentioned accumulation effect.
本機能の説明においては、示唆演出として発生しうる状況にある演出(「アクティブ」な状態にある演出)を「対象演出」とする。演出発生権利が取得された場合には、対象演出のうちのいずれかが示唆演出として実際に実行されることになる。逆の見方をすれば、対象演出として設定されていない演出(後述する候補演出の状態である演出)は示唆演出として実行されることはないということである(図9参照)。上記2-1)にて説明した例で言えば、キャラクタA~Cを用いた演出のそれぞれが対象演出であり、このうちのいずれかが示唆演出として実行されることになる。また、示唆演出として発生しうるということは、それに対応する蓄積有無演出も発生しうるということである。 In the explanation of this function, an effect in a situation that can occur as a suggestive effect (an effect in an "active" state) is referred to as an "target effect". When the effect generation right is acquired, one of the target effects is actually executed as a suggestion effect. From the opposite point of view, an effect that is not set as a target effect (an effect that is a state of a candidate effect described later) is not executed as a suggestion effect (see FIG. 9). In the example described in 2-1) above, each of the effects using the characters A to C is a target effect, and one of them is executed as a suggestion effect. Further, what can occur as a suggestion effect means that a corresponding accumulation presence / absence effect can also occur.
対象演出として設定されうる演出を「候補演出」とする(図9参照)。候補演出は、図示されない記憶手段に予め記憶された演出(遊技機1が実行可能な演出)であるが、対象演出として設定されない限り、実際に示唆演出として実行されることはないものとする。本実施形態では、候補演出として、9種類の演出が設定されている。以下の説明においては、各種候補演出を、第一候補演出、第二候補演出・・・第九候補演出と称することもある。第一候補演出~第九候補演出は、それぞれ、キャラクタA~Iを用いた演出であるとする。 An effect that can be set as a target effect is referred to as a "candidate effect" (see FIG. 9). The candidate effect is an effect stored in advance in a storage means (not shown) (an effect that can be executed by the gaming machine 1), but it is not actually executed as a suggestion effect unless it is set as a target effect. In this embodiment, nine types of effects are set as candidate effects. In the following description, various candidate productions may be referred to as first candidate production, second candidate production ... ninth candidate production. It is assumed that the first candidate production to the ninth candidate production are productions using characters A to I, respectively.
また、第一候補演出に相当する対象演出を第一対象演出と、第二候補演出に相当する対象演出を第二対象演出と・・・第九候補演出に相当する対象演出を第九対象演出と称することもある(第一候補演出と第一対象演出、第二候補演出と第二対象演出・・・は、同じ演出を指す)。また、第一対象演出に相当する示唆演出を第一示唆演出と、第二対象演出に相当する示唆演出を第二示唆演出と・・・第九対象演出に相当する示唆演出を第九示唆演出と称することもある(第一対象演出と第一示唆演出、第二対象演出と第二示唆演出・・・は、同じ演出を指す)。 In addition, the target production corresponding to the first candidate production is the first target production, the target production corresponding to the second candidate production is the second target production, and the target production corresponding to the ninth candidate production is the ninth target production. (The first candidate production and the first target production, the second candidate production and the second target production ... refer to the same production). In addition, the suggestion effect corresponding to the first target effect is the first suggestion effect, the suggestion effect corresponding to the second target effect is the second suggestion effect, and the suggestion effect corresponding to the ninth target effect is the ninth suggestion effect. (The first target effect and the first suggestion effect, the second target effect and the second suggestion effect ... refer to the same effect).
本実施形態では、解除条件が成立することを契機として、対象演出の種類が増加する。つまり、解除条件が成立する前の状況では示唆演出として発生することがない状況にあった候補演出の少なくとも一部が、示唆演出として発生しうる状況となる対象演出として設定される。例えば、ある時点において、対象演出として第一対象演出、第二対象演出、第三対象演出の三つが設定された状態(第四候補演出~第九候補演出の六つは対象演出とされていない状態)(図10(a)参照)から、解除条件が成立することを契機として、第四候補演出が対象演出(第四対象演出)として設定される(図10(b)参照)。つまり、解除条件が成立することを契機として、示唆演出として発生しうる状況となる対象演出が、第一対象演出~第四対象演出の四つとなる。このように、解除条件は、通常遊技状態中に示唆演出として実行されうる対象演出の種類を増加させる契機となるものである。 In the present embodiment, the types of target effects increase when the cancellation condition is satisfied. That is, at least a part of the candidate effects that did not occur as the suggestion effect in the situation before the cancellation condition is satisfied is set as the target effect that can occur as the suggestion effect. For example, at a certain point in time, three target effects, a first target effect, a second target effect, and a third target effect, are set (six of the fourth candidate effect to the ninth candidate effect are not targeted effects. From the state) (see FIG. 10A), the fourth candidate effect is set as the target effect (fourth target effect) when the cancellation condition is satisfied (see FIG. 10B). That is, there are four target effects, that is, the first target effect to the fourth target effect, which are situations that can occur as suggestive effects when the cancellation condition is satisfied. As described above, the release condition is an opportunity to increase the types of target effects that can be executed as suggestive effects during the normal gaming state.
解除条件は、当否判定結果が大当たりとなることを契機として成立する可能性があるものである。本実施形態では、遊技状態が通常遊技状態に移行しない間に当選した大当たりの回数(いわゆる連チャン回数)が所定回数に到達する度に解除条件が成立したとみなす。例えば、連チャン回数Nが1、3、5、7、9・・・回(奇数回)に到達することをもって解除条件が成立したと判断し、一または複数の候補演出が新たに対象演出として設定されることになる。 The cancellation condition may be satisfied when the result of the hit / fail judgment becomes a big hit. In the present embodiment, it is considered that the cancellation condition is satisfied every time the number of big hits won (so-called number of consecutive chans) reaches a predetermined number of times while the gaming state does not shift to the normal gaming state. For example, it is determined that the cancellation condition is satisfied when the number of consecutive chans N reaches 1, 3, 5, 7, 9 ... (odd number), and one or more candidate productions are newly targeted. It will be set.
なお、解除条件は、当否判定結果が大当たりとなることを契機として成立する可能性があるものであれば上記のような連チャン回数に限られない。当否判定結果が大当たりとなる度に解除条件が成立するような構成としてもよい。また、当否判定結果が大当たりとなったときに解除条件が成立するか否かの抽選(解除抽選)を行い、当該解除抽選に当選した場合には解除条件が成立したものと判断する構成としてもよい。このような構成とする場合、実質的には、大当たり当選時に、解除抽選の当選確率で新たな対象演出が設定されるという設定となる。また、電源ON後の大当たり回数(ある営業日の大当たり回数)が所定回数に到達することが解除条件の成立として設定された構成としてもよい。また、複数種の大当たりのうち、所定の大当たりに当選すること(例えば、大当たりとして、いわゆるラウンド数が異なるものが複数種設定され、そのうちのいずれかに当選すること)が、解除条件の成立として設定された構成としてもよい。 It should be noted that the cancellation condition is not limited to the number of consecutive chans as described above as long as it may be satisfied when the result of the hit / fail judgment becomes a big hit. The configuration may be such that the cancellation condition is satisfied each time the hit / fail judgment result becomes a big hit. In addition, a lottery (cancellation lottery) is performed to determine whether or not the cancellation condition is satisfied when the winning / failing judgment result is a big hit, and if the cancellation lottery is won, it is determined that the cancellation condition is satisfied. good. In such a configuration, when the big hit is won, a new target effect is set with the winning probability of the cancellation lottery. Further, the configuration may be such that the number of big hits after the power is turned on (the number of big hits on a certain business day) reaches a predetermined number of times as the condition for satisfying the cancellation condition. In addition, winning a predetermined jackpot among multiple types of jackpots (for example, multiple types of jackpots with different numbers of rounds are set and one of them is won) is a condition for cancellation. It may be a set configuration.
上述した通り、示唆演出(示唆演出として発生する対象演出)は、対象当否判定結果の大当たり信頼度を示唆する演出であって、通常遊技状態中に発生するものである。解除条件が成立して対象演出の種類が増加するということは、通常遊技状態中に(通常遊技状態における変動中演出の一部として)発生しうる演出の種類が増加するということである。一方、解除条件は、当否判定結果が大当たりとなることを契機として成立する可能性があるものである。つまり、本実施形態にかかる遊技機1は、「大当たり当選」により成立する可能性がある条件に基づき、「通常遊技状態」中に発生しうる演出が変化するという面白みのあるものであるといえる。
As described above, the suggestion effect (target effect generated as the suggestion effect) is an effect that suggests the jackpot reliability of the target hit / miss determination result, and is generated during the normal gaming state. The fact that the cancellation condition is satisfied and the types of target effects increase means that the types of effects that can occur during the normal gaming state (as part of the changing effects in the normal gaming state) increase. On the other hand, the cancellation condition may be satisfied when the result of the hit / fail determination becomes a big hit. That is, it can be said that the
以下、上記対象演出の種類増加機能に関する事項を改良、具体化、変形等した具体例について説明する。なお、以下の具体例を用いて説明する技術を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。 Hereinafter, specific examples in which the items related to the function of increasing the types of the target effects have been improved, embodied, and modified will be described. In addition, a configuration may be configured in which a plurality of techniques described using the following specific examples are combined and applied.
〇第一具体例
初期状態においては、複数種の候補演出の一部が、示唆演出として通常遊技状態中に発生しうる初期演出として設定された構成とする。初期演出は、示唆演出として発生しうる演出であるから、対象演出に含まれる概念であるといえる。対象演出のうち、上述した解除条件成立を契機としてではなく、初期状態から示唆演出として発生しうる状況にあるものを初期演出とする。
〇 First specific example In the initial state, some of the multiple types of candidate effects are set as suggestive effects as initial effects that can occur during the normal gaming state. Since the initial effect is an effect that can occur as a suggestion effect, it can be said that it is a concept included in the target effect. Among the target effects, the one that is in a situation that can occur as a suggestion effect from the initial state is defined as the initial effect, not when the above-mentioned cancellation condition is satisfied.
初期状態は、所定のリセット条件が成立した直後の状態である。例えば、遊技機1の電源がONとされること(電源がOFFとされることと実質的には同じである)がリセット条件として設定された構成とすることが考えられる。遊技店が営業日毎に電源をONするのであれば、いわゆる「朝一」状態が初期状態であるといえる。
The initial state is the state immediately after the predetermined reset condition is satisfied. For example, it is conceivable that the power of the
また、複数の「設定」を有する遊技機(各「設定」について異なる当否抽選の当選確率(大当たり確率)が対応づけられている)において、当該「設定」を変更させることがリセット条件として設定された構成とすることが考えられる。「設定」を変更すると初期演出のみが示唆演出として発生しうる状態となるのであるから、発生する示唆演出により遊技者が「設定」を推測する楽しみ方もできる。 In addition, in a gaming machine having multiple "settings" (a different winning / failing lottery winning probability (big hit probability) is associated with each "setting"), changing the "setting" is set as a reset condition. It is conceivable to have a different configuration. Since only the initial effect can occur as a suggestion effect when the "setting" is changed, the player can also enjoy guessing the "setting" by the suggestion effect that occurs.
例えば、第一候補演出~第三候補演出(第一対象演出~第三対象演出)の三つが初期演出として設定されたとする(図11(a)参照)。解除条件が成立する前の状態においては、第一対象演出~第三対象演出のいずれかが示唆演出として発生することになる。解除条件が成立したときには、第四候補演出~第九候補演出のいずれかが新たに対象演出として追加されることになる(図11(b)参照)。つまり、本例のような構成とすれば、解除条件が成立する前の段階においても、初期演出として設定された演出を示唆演出として発生させることができる。 For example, it is assumed that three of the first candidate effect to the third candidate effect (first target effect to third target effect) are set as initial effects (see FIG. 11A). In the state before the cancellation condition is satisfied, one of the first target effect to the third target effect is generated as a suggestion effect. When the cancellation condition is satisfied, any of the fourth candidate effect to the ninth candidate effect is newly added as the target effect (see FIG. 11 (b)). That is, with the configuration as in this example, the effect set as the initial effect can be generated as the suggestion effect even before the cancellation condition is satisfied.
また、初期演出として設定される候補演出は、蓄積可能な演出発生権利の数以上とされる。このようにすることで、演出発生権利が蓄積される度に発生する蓄積有無演出の態様(キャラクタ)を異ならせることができる。蓄積可能な演出発生権利の数は複数であるから、初期演出として設定される候補演出の数も複数となる。したがって、初期状態においても(解除条件が成立する前の状態においても)、発生する示唆演出がバリエーションに富んだものとなる。 In addition, the candidate effects set as the initial effects are set to be equal to or greater than the number of effects generation rights that can be accumulated. By doing so, it is possible to make the mode (character) of the accumulation presence / absence effect generated each time the effect generation right is accumulated different. Since the number of effects generation rights that can be accumulated is multiple, the number of candidate effects set as the initial effects is also multiple. Therefore, even in the initial state (even in the state before the cancellation condition is satisfied), the suggestion effect that occurs is rich in variation.
〇第二具体例(第一具体例をさらに具体化した例)
初期演出として設定される候補演出の種類は、変化しうるものであるとする。つまり、リセット条件が成立したとき、いずれの候補演出を初期演出とするかが抽選により決定されるものとし、毎回同じ種類の候補演出が初期演出として設定されるわけではない構成とする(図12参照)。このようにすることで、初期状態であっても、発生する示唆演出が異なりうることになる。遊技者が初期状態に接する時間が一番長くなることが考えられるため、当該初期状態で発生しうる示唆演出の種類が毎回同じであると飽きてしまうおそれがある。例えば、電源ONがリセット条件として設定されており、遊技店が営業日毎に遊技機1の電源をOFF→ONとする場合であっても、全く遊技されていない状態(いわゆる朝一状態)で設定される初期演出の種類が営業日毎に変化する(抽選結果が偶然同じになってしまうケースを除く)ようにして、遊技者が飽きてしまわないようにする。
〇 Second specific example (an example that further embodies the first specific example)
It is assumed that the type of candidate effect set as the initial effect can change. That is, when the reset condition is satisfied, which candidate effect is to be the initial effect is determined by lottery, and the same type of candidate effect is not set as the initial effect every time (FIG. 12). reference). By doing so, even in the initial state, the suggestion effect that occurs can be different. Since it is possible that the player spends the longest time in contact with the initial state, there is a risk of getting bored if the type of suggestive effect that can occur in the initial state is the same each time. For example, even if the power ON is set as a reset condition and the game store turns the power of the
初期演出として設定される候補演出の数は一定であるものの、その種類(組み合わせ)が変化しうるものとしてもよい(図12は、初期演出として設定される候補演出の数=3である例を示す)。このようにすれば、初期状態においても、一定数の演出が示唆演出として発生しうる状況になる。 Although the number of candidate effects set as the initial effect is constant, the type (combination) may be variable (FIG. 12 shows an example in which the number of candidate effects set as the initial effect = 3). show). By doing so, even in the initial state, a certain number of effects can occur as suggestive effects.
また、上述したように、「設定」を変更させることがリセット条件として設定された構成とするのであれば、「設定」を変更していれば初期状態で発生しうる示唆演出の種類が変化するということになるから、発生する示唆演出により遊技者が「設定」を推測する楽しみ方もできる。 Further, as described above, if changing the "setting" is set as a reset condition, the type of suggestive effect that may occur in the initial state changes if the "setting" is changed. Therefore, the player can also enjoy guessing the "setting" by the suggestion effect that occurs.
〇第三具体例
解除条件成立時に、候補演出のうち、対象演出とされた演出が遊技者に示される演出(紹介演出)が発生するものとする。上述した通り、解除条件は当否判定結果が大当たりとなることを契機として成立する可能性があるものであるため、大当たり遊技中に紹介演出が発生するようにすればよい(図13参照)。このようにすることで、遊技者は、大当たり当選を契機として実行されうる演出が増加しているということを把握することが可能となる。
〇 Third specific example When the cancellation condition is satisfied, among the candidate productions, the production (introduction production) in which the target production is shown to the player shall occur. As described above, since the cancellation condition may be satisfied when the hit / fail determination result becomes a big hit, the introduction effect may be generated during the big hit game (see FIG. 13). By doing so, the player can grasp that the effects that can be executed are increasing with the big hit winning as an opportunity.
〇第四具体例
解除条件成立時に、候補演出のうちのいずれが対象演出とされるかは、抽選により決定される(ランダムに決定される)構成とする。仮に、候補演出に所定の順番が定められており、当該順番で候補演出が対象演出とされていくとすると、当該順番が後半である候補演出ほど、対象演出とされる機会が減ることになる。つまり、遊技者が接しやすい示唆演出に片寄りが出てしまうため、対象演出とされる演出はランダムに決定されるようにするとよい。
〇 Fourth specific example When the cancellation condition is satisfied, which of the candidate effects will be the target effect will be determined by lottery (randomly determined). Assuming that a predetermined order is set for the candidate productions and the candidate productions are targeted in that order, the chances of the candidate productions being targeted in the latter half of the order are reduced. .. That is, since the suggestion effect that the player can easily come into contact with is biased, it is preferable to randomly determine the effect as the target effect.
〇第五具体例
候補演出が複数の演出群に区分けされているものとする。例えば、第一候補演出~第三候補演出の三つを含む第一演出群、第四候補演出~第六候補演出を含む第二演出群、第七候補演出~第九候補演出を含む第三演出群に区分けされているものとする。解除条件が成立したときには、演出群単位で候補演出が対象演出とされる(演出群単位で「アクティブ」な状態とされる)ようにする。
〇 Fifth specific example It is assumed that the candidate productions are divided into multiple production groups. For example, the first production group including the first candidate production to the third candidate production, the second production group including the fourth candidate production to the sixth candidate production, and the third including the seventh candidate production to the ninth candidate production. It shall be divided into production groups. When the cancellation condition is satisfied, the candidate effect is set as the target effect in the effect group unit (it is set to the "active" state in the effect group unit).
例えば、第一候補演出~第三候補演出が対象演出(第一対象演出~第三対象演出)とされ、それ以外の候補演出が対象演出とはされていない状況にあるとする(図14(a)参照)。その後、解除条件が成立したときには、演出群単位で候補演出が対象演出とされるようにする。すなわち、少なくとも第二演出群および第三演出群の一方に含まれる複数の候補演出が対象演出とされるようにする(図14(b)参照)。 For example, it is assumed that the first candidate effect to the third candidate effect are the target effects (first target effect to the third target effect), and the other candidate effects are not the target effects (FIG. 14 (FIG. 14). a) See). After that, when the cancellation condition is satisfied, the candidate effect is set as the target effect for each effect group. That is, a plurality of candidate effects included in at least one of the second effect group and the third effect group are set as the target effects (see FIG. 14 (b)).
解除条件が成立する度に、個々の候補演出について対象演出とするか否かが決められるようにすると制御負担が大きくなる。本例のように演出群単位で対象演出とするか否かが決められるようにすることで制御負担が小さくなる。 If it is possible to decide whether or not to make each candidate effect a target effect each time the release condition is satisfied, the control burden becomes large. As in this example, the control load can be reduced by making it possible to decide whether or not to use the target production for each production group.
各候補演出は、以下のような観点で各演出群に区分けされているとよい。上述したように、蓄積演出における特定期間中は、蓄積可能な演出発生権利の数分の蓄積有無演出が発生しうる。その後の演出実行期間においては、各蓄積有無演出に対応した示唆演出が発生しうる。つまり、ある一の蓄積演出(変動中演出)にて発生する示唆演出の数(上限)は決まっている(演出発生権利の最大数である)。上記実施形態のように演出発生権利の最大数が三個であるのであれば、一の蓄積演出(演出実行期間)にて発生する示唆演出の上限は三つである。当該一の蓄積演出にて発生しうる三つの示唆演出を一組として、上記演出群に反映させるようにする。 Each candidate production should be divided into each production group from the following viewpoints. As described above, during a specific period in the accumulation effect, the accumulation presence / absence effect for the number of accumulationable effect generation rights may occur. In the subsequent effect execution period, a suggestion effect corresponding to each accumulation presence / absence effect may occur. In other words, the number (upper limit) of suggested effects that occur in a certain accumulated effect (during effect) is fixed (the maximum number of effects generation rights). If the maximum number of effect generation rights is three as in the above embodiment, the upper limit of the suggestion effect generated in one accumulated effect (effect execution period) is three. The three suggestive effects that can occur in the one accumulated effect are reflected in the above-mentioned effect group as a set.
つまり、ある一の蓄積演出(演出実行期間)にて三つの示唆演出が発生する場合、第一示唆演出~第三示唆演出(第一演出群に対応)が発生する第一パターン(図15(a)参照)、第四示唆演出~第六示唆演出(第二演出群に対応)が発生する第二パターン(図15(b)参照)、第七示唆演出~第九示唆演出(第三演出群に対応)が発生する第三パターン(図15(c)参照)のいずれかであるものとする。すなわち、上述した各演出群に含まれる三つの候補演出のそれぞれに対応する示唆演出が一組とされているものとする。例えば、ある一の蓄積演出(演出実行期間)にて、第一示唆演出、第四示唆演出、第七示唆演出が発生するようなケースは生じない。 That is, when three suggestion effects occur in a certain accumulated effect (effect execution period), the first pattern in which the first suggestion effect to the third suggestion effect (corresponding to the first effect group) occurs (FIG. 15 (FIG. 15). a)), the second pattern in which the fourth suggestion effect to the sixth suggestion effect (corresponding to the second effect group) occur (see FIG. 15 (b)), the seventh suggestion effect to the ninth suggestion effect (third effect). It is assumed that it is one of the third patterns (see FIG. 15 (c)) in which (corresponding to a group) occurs. That is, it is assumed that a set of suggestive effects corresponding to each of the three candidate effects included in each of the above-mentioned effect groups. For example, there is no case where the first suggestion effect, the fourth suggestion effect, and the seventh suggestion effect occur in a certain accumulated effect (effect execution period).
このようにすることで、蓄積演出においては、演出群毎に制御することが可能となる。例えば、第一候補演出~第九候補演出の全てが対象演出(第一対象演出~第九対象演出)である場合(第一演出群~第三演出群のいずれもが「アクティブ」な状態である場合)、蓄積演出では第一演出群~第三演出群のいずれを用いるかが決定される。例えば、第三演出群を用いることが決定されたとする。その後、特定期間中に蓄積された演出発生権利に応じ、第三演出群から実行する示唆演出(蓄積有無演出)が決定される。演出発生権利が一つであれば、第七対象演出~第九対象演出のいずれか一つが示唆演出として実行され、演出発生権利が二つであれば、第七対象演出~第九対象演出のいずれか二つが示唆演出として実行され、演出発生権利が三つであれば、第七対象演出~第九対象演出のそれぞれが示唆演出として実行される。 By doing so, it becomes possible to control each effect group in the accumulation effect. For example, when all of the first candidate production to the ninth candidate production are target productions (first target production to ninth target production) (all of the first production group to the third production group are in the "active" state. (In some cases), which of the first effect group to the third effect group is used in the accumulated effect is determined. For example, suppose that it is decided to use the third production group. After that, the suggestion effect (accumulation presence / absence effect) to be executed from the third effect group is determined according to the effect generation right accumulated during the specific period. If there is one production right, any one of the 7th target production to the 9th target production is executed as a suggestion production, and if there are two production generation rights, the 7th target production to the 9th target production If any two are executed as suggestion effects and the effect generation right is three, each of the seventh target effect to the ninth target effect is executed as a suggestion effect.
2-3)特定演出(確定箇所調整機能)
本実施形態にかかる遊技機1は、特定演出(図16~図18参照)を実行することが可能である。特定演出は、遊技者に有利な事象が生じるか否かを報知する演出である。本実施形態における特定演出は、当否判定結果が大当たりとなるか否かを報知するいわゆるリーチ演出の一種である。当否判定結果が大当たりとなる場合には、特定演出の結果は遊技者に有利な結果(以下、成功結果と称することもある)(図18(b-1)参照)となり、当否判定結果がはずれとなる場合には、特定演出の結果は遊技者に不利な結果(以下、失敗結果と称することもある)となる(図18(b-2)参照)。本実施形態における特定演出は、いわゆるバトル演出の少なくとも一部である。バトル演出は、遊技者側のキャラクタ(味方側キャラクタ)と、敵側のキャラクタ(敵側キャラクタ)とが戦い、味方側キャラクタが勝利することが成功結果として、味方側キャラクタが敗北する(敵側キャラクタが勝利する)ことが失敗結果として設定されたものである。
2-3) Specific effect (fixed part adjustment function)
The
特定演出が成功結果となる場合、当該成功結果となることが確定する箇所(成功結果となることが覆されることはない箇所)が特定演出の途中に設定される。本実施形態のようなバトル演出であれば、味方側キャラクタが勝利するという結果が確定する箇所が存在する。このような確定箇所となりうる箇所(以下、候補箇所と称する)は、複数設定されている。候補箇所の数は適宜増減可能である。特定演出が成功結果となる場合、複数の候補箇所のうちのいずれか一つが確定箇所として設定されることになる。遊技者にとってみれば、特定演出が、確定箇所が設定された状況となる(確定箇所が設定された状況に推移する)ことで、成功結果となることを把握することが可能になる。 When the specific effect is a success result, a place where the success result is confirmed (a place where the success result is not overturned) is set in the middle of the specific effect. In the case of a battle effect as in this embodiment, there is a place where the result that the ally character wins is confirmed. A plurality of locations that can be such fixed locations (hereinafter referred to as candidate locations) are set. The number of candidate locations can be increased or decreased as appropriate. If the specific effect is a successful result, any one of the plurality of candidate locations will be set as the confirmed location. From the player's point of view, it becomes possible to understand that the specific effect will be a successful result when the fixed part is set (the state is changed to the situation where the fixed part is set).
本実施形態の特定演出(バトル演出)においては、以下のような三つの候補箇所(第一候補箇所~第三候補箇所)が設定されている。成功結果となる場合には、第一候補箇所~第三候補箇所のうちのいずれかが確定箇所として設定されることになる。一方、失敗結果となる場合には、第一候補箇所~第三候補箇所のいずれも確定箇所として設定されない。つまり、特定演出を通じて確定箇所が設定されない。各候補箇所は、特定演出の「分岐(点)」と見ることもできる。ある候補箇所が確定箇所として設定された場合には、当該候補箇所(分岐)にて演出が一方に進行し、確定箇所として設定されない場合には、当該候補箇所(分岐)にて演出が他方に進行する。 In the specific effect (battle effect) of the present embodiment, the following three candidate locations (first candidate location to third candidate location) are set. If the result is successful, any one of the first candidate location to the third candidate location will be set as the confirmed location. On the other hand, in the case of a failure result, neither the first candidate place to the third candidate place is set as a confirmed place. That is, the fixed portion is not set through the specific effect. Each candidate location can also be seen as a "branch (point)" of a specific effect. If a certain candidate location is set as a confirmed location, the effect proceeds to one side at the candidate location (branch), and if it is not set as a confirmed location, the effect is directed to the other at the candidate location (branch). proceed.
第一候補箇所は、味方側キャラクタが先制攻撃するかどうかが示される箇所である。第一候補箇所が確定箇所として設定された場合には味方側キャラクタが先制攻撃する(図16(b-1)参照)。第一候補箇所が確定箇所として設定されなかった場合には敵側キャラクタが先制攻撃する(図16(b-2)参照)。味方側キャラクタが先制攻撃した場合には、味方側キャラクタの勝利、すなわち成功結果(図18(b-1)参照)が確定する。 The first candidate location is a location where it is indicated whether or not the ally character will make a first strike. When the first candidate location is set as a definite location, the ally character attacks first (see FIG. 16 (b-1)). If the first candidate location is not set as a confirmed location, the enemy character will make a first strike (see FIG. 16 (b-2)). When the ally character makes a first strike, the victory of the ally character, that is, the success result (see FIG. 18 (b-1)) is confirmed.
第一候補箇所が確定箇所として設定されなかった場合、すなわち敵側キャラクタが先制攻撃した場合には、特定演出は第二候補箇所に到達する。第二候補箇所は、敵側キャラクタの攻撃を味方側キャラクタがかわす(防御する、避ける)かどうかが示される箇所である。第二候補箇所が確定箇所として設定された場合には敵側キャラクタの攻撃を味方側キャラクタがかわす(図17(a-1)参照)。第二候補箇所が確定箇所として設定されなかった場合には敵側キャラクタの攻撃を味方側キャラクタが受ける(図17(a-2)参照)。味方側キャラクタが敵側キャラクタの攻撃をかわした場合には、味方側キャラクタの勝利、すなわち成功結果(図18(b-1)参照)が確定する。 If the first candidate location is not set as a definite location, that is, if the enemy character makes a first strike, the specific effect reaches the second candidate location. The second candidate location is a location where it is indicated whether or not the ally character dodges (defends, avoids) the attack of the enemy character. When the second candidate location is set as the confirmed location, the ally side character dodges the attack of the enemy side character (see FIG. 17 (a-1)). If the second candidate location is not set as a definite location, the ally side character is attacked by the enemy side character (see FIG. 17 (a-2)). When the ally character dodges the attack of the enemy character, the victory of the ally character, that is, the success result (see FIG. 18 (b-1)) is confirmed.
第二候補箇所が確定箇所として設定されなかった場合、すなわち敵側キャラクタの攻撃を味方側キャラクタが受けた場合には、特定演出は第三候補箇所に到達する。第三候補箇所は、敵側キャラクタの攻撃を受けた味方側キャラクタが立ち上がる(反撃する、復活する)かどうかが示される箇所である。第三候補箇所が確定箇所として設定された場合には味方側キャラクタが立ち上がり敵側キャラクタを攻撃する(図18(a-1)参照)。第三候補箇所が確定箇所として設定されなかった場合には味方側キャラクタが立ち上がることができず倒れる(図18(a-2)参照)。味方側キャラクタが立ち上がり敵側キャラクタを攻撃した場合には、味方側キャラクタの勝利、すなわち成功結果(図18(b-1)参照)が確定する。 If the second candidate location is not set as a fixed location, that is, if the ally character is attacked by the enemy character, the specific effect reaches the third candidate location. The third candidate location is a location where it is indicated whether or not the ally character that has been attacked by the enemy character stands up (counterattacks or revives). When the third candidate location is set as the confirmed location, the ally side character stands up and attacks the enemy side character (see FIG. 18 (a-1)). If the third candidate location is not set as a confirmed location, the ally character cannot stand up and collapses (see FIG. 18 (a-2)). When the ally character stands up and attacks the enemy character, the victory of the ally character, that is, the success result (see FIG. 18 (b-1)) is confirmed.
このように、特定演出が成功結果となる場合、第一候補箇所~第三候補箇所のいずれかが確定箇所となる。なお、本実施形態では、第一候補箇所~第三候補箇所のいずれが確定箇所となる場合であっても、特定演出に要する時間(演出の尺)は同じである。図示しないが、第一候補箇所や第二候補箇所にて成功結果が確定した場合には、所定の映像が出力される等の特別な演出が実行されて、成功結果に至る。つまり、当該特別な演出が「演出の尺を埋める」役割を果たす。 In this way, when the specific effect is a successful result, any one of the first candidate location to the third candidate location is the definite location. In the present embodiment, the time (scale of the effect) required for the specific effect is the same regardless of which of the first candidate location and the third candidate location is the confirmed location. Although not shown, when the success result is confirmed at the first candidate place or the second candidate place, a special effect such as outputting a predetermined image is executed, and the success result is reached. In other words, the special production plays the role of "filling the scale of the production".
本実施形態にかかる遊技機1は、遊技者の任意でいずれかの候補箇所が確定箇所となる蓋然性を高くすることが可能な確定箇所調整機能を備える。以下、当該機能について詳細に説明する。
The
まず、確定箇所調整機能を利用しなかった場合(以下、かかる状態を「デフォルト」と称することもある)について説明する。本実施形態では、確定箇所調整機能を利用しなかった場合、特定演出が成功結果となる場合において、第一候補箇所、第二候補箇所、第三候補箇所のそれぞれが確定箇所となる確率は、30%、30%、40%とされている(図19参照)。すなわち、第三候補箇所が確定箇所となる確率が、第一候補箇所や第二候補箇所よりも高く設定されている。このような振分はあくまで一例である。例えば、第一候補箇所、第二候補箇所、第三候補箇所のそれぞれが確定箇所となる確率が等しい(等分である)構成としてもよい。 First, a case where the fixed point adjustment function is not used (hereinafter, such a state may be referred to as "default") will be described. In the present embodiment, when the fixed location adjustment function is not used, the probability that each of the first candidate location, the second candidate location, and the third candidate location becomes a confirmed location when the specific effect is a successful result is determined. It is set to 30%, 30%, and 40% (see FIG. 19). That is, the probability that the third candidate location becomes a confirmed location is set higher than that of the first candidate location and the second candidate location. Such distribution is just an example. For example, the first candidate location, the second candidate location, and the third candidate location may each have the same (equally divided) probability of becoming a confirmed location.
確定箇所調整機能は、遊技者がいずれかの候補箇所について、確定箇所となる確率を高くする(デフォルト時の確率よりも高くする)ことが可能な機能である。具体的には、特定演出が開始(図20(b)参照)される前、複数の候補箇所が選択肢として表示領域911に表示される対象箇所選択演出(図20(a)参照)が実行される。当該選択肢は、候補箇所の内容が把握可能なものとされる。例えば、第一候補箇所に対応する選択肢については「先制確率UP」、第二候補箇所に対応する選択肢ついては「回避確率UP」、第三候補箇所に対応する選択肢については「反撃確率UP」と表し、各選択肢がどのような内容のものであるのか遊技者に示す(図20(a)参照)。確定箇所調整機能を利用したいと考える遊技者は、いずれかの選択肢を選択する。以下では、選択された選択肢に対応する候補箇所を「対象箇所」と称することもある。遊技者に選択肢を選択させるための手法はどのようなものであってもよい。押しボタンや十字キー等の操作手段の操作によって遊技者に選択させる手法を例示することができる。表示装置91にタッチパネル機能をもたせ、当該機能により選択させるようにしてもよい。なお、本実施形態では、選択肢を選択するための時間が設定されており、当該時間が経過するまでにいずれの選択肢も選択されなかった場合には、確定箇所調整機能が発現されない(デフォルト)ことになる。デフォルトの振分で良いとする遊技者が選択すべき選択肢を用意しておく構成としてもよい。
The fixed point adjustment function is a function that allows the player to increase the probability of becoming a fixed point (higher than the probability at the time of default) for any of the candidate points. Specifically, before the specific effect is started (see FIG. 20 (b)), the target location selection effect (see FIG. 20 (a)) in which a plurality of candidate locations are displayed as options in the
また、本実施形態では、特定演出にて各候補箇所(分岐)に到達する順番が把握できるような画像が表示される。例えば、「前半」や「後半」といった文言を付随させて各候補箇所に対応する選択肢が当該順番に並べられるようにすることで、特定演出にて各候補箇所(分岐)に到達する順番が遊技者に把握できるようにする(図20(a)参照)。このようにすることで、特定演出にて各候補箇所(分岐)がどのようなタイミングで到達するのかの目安となる。 Further, in the present embodiment, an image is displayed so that the order of reaching each candidate location (branch) can be grasped in the specific effect. For example, by adding words such as "first half" and "second half" so that the options corresponding to each candidate location are arranged in the corresponding order, the order of reaching each candidate location (branch) in the specific effect is the game. Make it understandable to the person (see FIG. 20 (a)). By doing so, it becomes a guideline at what timing each candidate location (branch) arrives in the specific effect.
第一候補箇所が対象箇所とされた場合には、第一候補箇所(対象箇所)が確定箇所とされる確率が高くなる。本実施形態では、第一候補箇所が確定箇所とされる確率は50%(+20%)、第二候補箇所が確定箇所とされる確率は20%(-10%)、第三候補箇所が確定箇所とされる確率は30%(-10%)とされる(図19参照)(+または-が付されたかっこ書きの部分はデフォルト時の確率との「差」を示す。以下同じ)。 When the first candidate location is the target location, the probability that the first candidate location (target location) will be the confirmed location is high. In the present embodiment, the probability that the first candidate location is a confirmed location is 50% (+ 20%), the probability that the second candidate location is a confirmed location is 20% (-10%), and the third candidate location is confirmed. The probability of being a place is 30% (-10%) (see FIG. 19) (the part in parentheses with + or-indicates the "difference" from the probability at the time of default. The same applies hereinafter).
第二候補箇所が対象箇所とされた場合には、第二候補箇所(対象箇所)が確定箇所とされる確率が高くなる。本実施形態では、第一候補箇所が確定箇所とされる確率は20%(-10%)、第二候補箇所が確定箇所とされる確率は50%(+20%)、第三候補箇所が確定箇所とされる確率は30%(-10%)とされる(図19参照)。 If the second candidate location is the target location, the probability that the second candidate location (target location) will be the confirmed location is high. In the present embodiment, the probability that the first candidate location is a confirmed location is 20% (-10%), the probability that the second candidate location is a confirmed location is 50% (+ 20%), and the third candidate location is confirmed. The probability of being a location is 30% (-10%) (see FIG. 19).
第三候補箇所が対象箇所とされた場合には、第三候補箇所(対象箇所)が確定箇所とされる確率が高くなる。本実施形態では、第一候補箇所が確定箇所とされる確率は25%(-5%)、第二候補箇所が確定箇所とされる確率は25%(-5%)、第三候補箇所が確定箇所とされる確率は50%(+10%)とされる(図19参照)。 If the third candidate location is the target location, the probability that the third candidate location (target location) will be the confirmed location is high. In the present embodiment, the probability that the first candidate location is a confirmed location is 25% (-5%), the probability that the second candidate location is a confirmed location is 25% (-5%), and the probability that the third candidate location is a confirmed location is 25% (-5%). The probability of being a confirmed location is 50% (+ 10%) (see FIG. 19).
なお、特定演出が失敗結果となる場合は、いずれの候補箇所も成功結果とされないのであるから、確定箇所調整機能が利用されるかどうかは関係がない。ただし、当然ではあるが、特定演出が失敗結果とされる場合であっても、特定演出前に対象箇所選択演出は実行される。つまり、対象箇所選択演出の発生の有無により、特定演出の結果が分からないようにされる。 If the specific effect results in a failure, none of the candidate locations is regarded as a success result, so it does not matter whether the fixed location adjustment function is used or not. However, as a matter of course, even if the specific effect is regarded as a failure result, the target location selection effect is executed before the specific effect. That is, the result of the specific effect cannot be known depending on whether or not the target location selection effect is generated.
本実施形態では、いずれの候補箇所が対象箇所として選択された場合であっても、以下のような法則が成り立つような設定としている。ただし、以下のような設定とするのはあくまで一例である。一部の設定のみが採用された構成としてもよい。 In the present embodiment, the setting is such that the following rules are established regardless of which candidate location is selected as the target location. However, the following settings are just an example. The configuration may be such that only some settings are adopted.
(イ)対象箇所とされた候補箇所の確率が高められた分を等分に割って、対象箇所とされなかった候補箇所の確率(デフォルト時の確率)から差し引く。つまり、対象箇所とされなかった二以上の候補箇所が確定箇所とされる確率は、デフォルト時から均等に低くなる(図19参照)。対象箇所とされた候補箇所の確率が高められた分を、一の候補箇所から差し引くと、当該一の候補箇所が確定箇所とされる蓋然性が著しく低下する(振分のバランスが悪くなる)からである。ただし、対象箇所とされた候補箇所以外の候補箇所のうちのいずれかが、デフォルト時の確率と変化しないような設定とすることを否定するわけではない。 (B) Divide the increased probability of the candidate location that was the target location into equal parts and subtract it from the probability of the candidate location that was not the target location (probability at the time of default). That is, the probability that two or more candidate locations that are not targeted locations will be confirmed locations is evenly lower than at the time of default (see FIG. 19). If the increased probability of the candidate location as the target location is subtracted from one candidate location, the probability that the one candidate location will be the confirmed location is significantly reduced (the balance of distribution becomes poor). Is. However, it does not deny that any of the candidate locations other than the target location is set so that it does not change from the probability at the time of default.
(ロ)対象箇所とされた候補箇所の確率は、複数の候補箇所のうちで最も高くなるものとされる。例えば、第一候補箇所が対象箇所とされた場合は、第一候補箇所が確定箇所とれる確率(50%)が、第二候補箇所が確定箇所とされる確率(20%)や第三候補箇所が確定箇所とされる確率は(30%)よりも高い。第二候補箇所が対象箇所とされた場合や、第三候補箇所が対象箇所とされた場合も同様である(図19参照)。対象箇所は、遊技者が確定箇所として設定されることを望む箇所であるから、対象箇所が確定箇所として設定される確率が最も高くなるような設定とする。 (B) The probability of the candidate location as the target location is the highest among the plurality of candidate locations. For example, when the first candidate location is the target location, the probability that the first candidate location will be the confirmed location (50%), the probability that the second candidate location will be the confirmed location (20%), and the third candidate location Is higher than (30%). The same applies when the second candidate location is the target location or the third candidate location is the target location (see FIG. 19). Since the target location is a location where the player wants to be set as a fixed location, the setting is made so that the probability that the target location is set as the fixed location is the highest.
(ハ)対象箇所とされなかった候補箇所の確率を0とはしない(図19参照)。対象箇所とされなかった候補箇所の確率を0としてしまうと、対象箇所とされなかった候補箇所に対する遊技者の注目の度合が低下してしまう。また、対象箇所とされなかった候補箇所も確定箇所となる状況が発生しうることになるから、驚き(意外性)のある演出態様とすることが可能となる。 (C) The probability of candidate locations that were not targeted is not set to 0 (see FIG. 19). If the probability of a candidate location that is not a target location is set to 0, the degree of attention of the player to the candidate location that is not a target location is reduced. In addition, since a situation may occur in which a candidate location that is not a target location is also a confirmed location, it is possible to create a surprising (unexpected) production mode.
このように、本実施形態における特定演出は、有利な結果が確定する箇所の確率を遊技者自らの選択により変化させることができる(カスタマイズすることができる)という面白みのあるものである。 As described above, the specific effect in the present embodiment is interesting in that the probability of a place where an advantageous result is determined can be changed (customized) by the player's own choice.
以下、上記特定演出(確定箇所調整機能)に関する事項を改良、具体化、変形等した具体例について説明する。なお、以下の具体例を用いて説明する技術を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。 Hereinafter, specific examples in which the matters related to the specific effect (fixed part adjustment function) have been improved, embodied, and modified will be described. In addition, a configuration may be configured in which a plurality of techniques described using the following specific examples are combined and applied.
〇第一具体例
確定箇所調整機能(対象箇所選択演出)によりある候補箇所が対象箇所とされた場合、当該対象箇所とされた候補箇所以外の候補箇所が、確定箇所とされることはない構成とする(図21(a)参照)。例えば、第一候補箇所が対象箇所とされた場合には、第二候補箇所および第三候補箇所は確定箇所となることがないような構成とする。換言すれば、特定演出が成功結果となる場合、必ず第一候補箇所が確定箇所となる構成とする。より具体的には、特定演出が成功結果となるときの振分を、第一候補箇所100%、第二候補箇所0%、第三候補箇所0%とするということである。
〇 First specific example When a certain candidate location is set as the target location by the fixed location adjustment function (target location selection effect), the candidate location other than the candidate location that is the target location is not set as the fixed location. (See FIG. 21 (a)). For example, if the first candidate location is the target location, the second candidate location and the third candidate location will not be confirmed locations. In other words, if the specific effect is a successful result, the first candidate location will always be the final candidate location. More specifically, the distribution when the specific effect is a successful result is set to 100% for the first candidate location, 0% for the second candidate location, and 0% for the third candidate location.
特定演出が複数の候補箇所を含む構成であるがゆえ、演出が分かりにくく感じる遊技者も存在することが考えられる。本例のような構成とした場合、確定箇所調整機能を利用すれば、特定演出は、対象箇所とされた候補箇所にて確定演出が発生する(確定箇所となる)かどうかの分かりやすい(シンプルな)演出となる。なお、本例のような構成とする場合、対象箇所選択演出にて、対象箇所とされた候補箇所以外の候補箇所が確定箇所とされることがないことを、遊技者が把握可能となるような表示(説明)がなされるとよい。例えば、対象箇所選択演出時に、「選択された箇所にて必ず結果が分かるよ」といった表示がなされるようにすることが考えられる。 Since the specific production includes a plurality of candidate locations, it is conceivable that some players may find the production difficult to understand. In the case of a configuration like this example, if the fixed part adjustment function is used, it is easy to understand whether or not the fixed effect occurs (becomes a fixed part) at the candidate part that is the target part (simple). It will be a production. In addition, in the case of the configuration as in this example, the player can grasp that the candidate points other than the candidate points that are the target points are not set as the confirmed points in the target place selection effect. Display (explanation) should be made. For example, it is conceivable to display a message such as "You can always see the result at the selected place" at the time of the target place selection effect.
また、複数の候補箇所のうち、一部の候補箇所が対象箇所とされた場合には上記のような振り分け(対象箇所が確定箇所となる確率100%)とするものの、その他の候補箇所が対象箇所とされた場合にはいずれの候補箇所も確定箇所として設定される可能性がある構成としてもよい。 In addition, if some of the candidate locations are targeted, the above-mentioned distribution (100% probability that the target location will be confirmed) will be applied, but other candidate locations will be targeted. If it is a location, any candidate location may be set as a fixed location.
〇第二具体例
確定箇所調整機能(対象箇所選択演出)によりある候補箇所が対象箇所とされた場合、当該対象箇所とされた候補箇所が確定箇所とされる蓋然性がデフォルト時よりも低くなる設定とする(図21(b)参照)。例えば、デフォルト時の振分が上記実施形態で説明したものであるとする。第一候補箇所が対象箇所とされた場合、第一候補箇所が確定箇所とされる確率が10%(-20%)となり、第二候補箇所が確定箇所とされる確率が40%(+10%)となり、第三候補箇所が確定箇所とされる確率が50%(+10%)となるような構成とする。
〇 Second specific example When a certain candidate location is set as the target location by the fixed location adjustment function (target location selection effect), the probability that the candidate location that is the target location will be the fixed location is lower than the default setting. (See FIG. 21 (b)). For example, it is assumed that the distribution at the time of default is the one described in the above embodiment. When the first candidate location is the target location, the probability that the first candidate location will be the confirmed location is 10% (-20%), and the probability that the second candidate location will be the confirmed location is 40% (+ 10%). ), And the probability that the third candidate location will be a confirmed location is 50% (+ 10%).
このように、上記実施形態とは逆に対象箇所とされた候補箇所が確定箇所とされる確率が低下するような構成としてもよい。つまり、遊技者が確定箇所とされて欲しくないと考える箇所を選択することができるような構成としてもよい。 As described above, contrary to the above-described embodiment, the configuration may be such that the probability that the candidate location as the target location is determined is reduced. That is, the configuration may be such that the player can select a portion that he / she does not want to be a fixed location.
〇第三具体例(第二具体例をさらに具体化した例)
確定箇所調整機能(対象箇所選択演出)によりある候補箇所が対象箇所とされた場合、当該対象箇所とされた候補箇所が確定箇所とされることはない構成とする(図21(c)参照)。つまり、対象箇所とされた候補箇所以外の候補箇所のうちから確定箇所が選ばれる構成とする。例えば、第一候補箇所が対象箇所とされた場合には、第一候補箇所は確定箇所となることがなく、第二候補箇所および第三候補箇所のいずれかが確定箇所とされる構成とする。
〇Third specific example (an example that further embodies the second specific example)
When a certain candidate location is set as the target location by the fixed location adjustment function (target location selection effect), the candidate location that is the target location is not set as the fixed location (see FIG. 21 (c)). .. That is, the configuration is such that the confirmed location is selected from the candidate locations other than the candidate locations that are the target locations. For example, when the first candidate location is the target location, the first candidate location is not the final candidate location, and either the second candidate location or the third candidate location is the finalized location. ..
このように、遊技者が確定箇所とされて欲しくないと考える箇所については、絶対に確定箇所とされることがないような構成としてもよい。 In this way, a portion that the player does not want to be a definite location may be configured so that it is never a definite location.
〇第四具体例
対象箇所とされる候補箇所が同じであっても、当該対象箇所が確定箇所とされる確率は一定ではない構成とする。例えば、デフォルト時の振分が上記実施形態で説明したものであるとする。第一候補箇所が対象箇所とされた場合、第一候補箇所が確定箇所とされる確率が50%(+20%)、第二候補箇所が確定箇所とされる確率が20%(-10%)、第三候補箇所が確定箇所とされる確率が30%(-10%)とされる第一パターンだけでなく、第一候補箇所が確定箇所とされる確率が40%(+10%)、第二候補箇所が確定箇所とされる確率が25%(-5%)、第三候補箇所が確定箇所とされる確率は35%(-5%)とされる第二パターンが設定された構成とする(図22参照)。このようなパターンは三つ以上設定されていてもよい。図示を省略するが、第二候補箇所が対象箇所とされた場合や、第三候補箇所が対象箇所とされた場合も同様に複数のパターンが設定されたものとする。このように、同じ候補箇所が対象箇所とされる場合であっても、当該対象箇所とされた候補箇所が確定箇所とされる確率がその都度変化しうる(抽選により決定される)ような構成とする。
〇 Fourth specific example Even if the candidate locations that are targeted are the same, the probability that the target location will be a fixed location is not constant. For example, it is assumed that the distribution at the time of default is the one described in the above embodiment. When the first candidate location is the target location, the probability that the first candidate location will be the confirmed location is 50% (+ 20%), and the probability that the second candidate location will be the confirmed location is 20% (-10%). , Not only the first pattern where the probability that the third candidate location is a confirmed location is 30% (-10%), but also the probability that the first candidate location is a confirmed location is 40% (+ 10%), the first With a configuration in which the second pattern is set, the probability that the second candidate location is a confirmed location is 25% (-5%), and the probability that the third candidate location is a confirmed location is 35% (-5%). (See FIG. 22). Three or more such patterns may be set. Although not shown, it is assumed that a plurality of patterns are similarly set when the second candidate location is the target location or when the third candidate location is the target location. In this way, even if the same candidate location is the target location, the probability that the candidate location that is the target location will be the final location may change each time (determined by lottery). And.
このようにすることで、対象箇所とされた候補箇所が確定箇所とされる蓋然性は、その都度変化しうることになるから、確定箇所調整機能を利用したときの特定演出が変化に富んだものとなり面白みが増す。 By doing so, the probability that the candidate location as the target location will be the final location can change each time, so the specific effect when using the fixed location adjustment function is rich in variety. It becomes more interesting.
〇第五具体例(第四具体例をさらに発展させた例)
上記第四具体例と同様に、対象箇所とされる候補箇所が同じであっても、当該対象箇所が確定箇所とされる確率は一定ではない構成であることを前提とし、対象箇所が確定箇所とされる「確率」の候補を提示し、そのうちから遊技者が任意に選択可能である構成とする。例えば、デフォルト時の振分が上記実施形態で説明したものであるとする。第一候補箇所が対象箇所とされる(図23(a)参照)場合、当該第一候補箇所が確定箇所とされる確率を、60%、50%、40%のいずれかから遊技者が任意に選択できるようにする(図23(b)参照)。当然ではあるが、対象箇所が確定箇所とされる確率を高くするほど、その他の候補箇所が確定箇所とされる確率は低くなる。なお、上記確率に加えて、または、上記確率に代えて、デフォルト時の確率(30%)との差が表示されるようにしてもよい(図23(c)参照)。
〇Fifth concrete example (an example of further development of the fourth concrete example)
Similar to the fourth specific example above, even if the candidate location to be the target location is the same, the probability that the target location will be the final location is not constant, and the target location is the final location. Candidates for the "probability" to be considered are presented, and the player can arbitrarily select from them. For example, it is assumed that the distribution at the time of default is the one described in the above embodiment. When the first candidate location is the target location (see FIG. 23A), the player can arbitrarily determine the probability that the first candidate location will be the confirmed location from any of 60%, 50%, and 40%. (See FIG. 23 (b)). As a matter of course, the higher the probability that the target location will be the confirmed location, the lower the probability that the other candidate locations will be the confirmed location. In addition to or instead of the above probability, the difference from the probability at the time of default (30%) may be displayed (see FIG. 23 (c)).
なお、確率の「候補」の数は適宜増減することが可能である。所定単位(例えば1%単位)で対象箇所が確定箇所とされる確率を遊技者が任意に設定することが可能な構成としてもよい(「1%」刻みで確率の「候補」が提示されているといえる)。 The number of probability "candidates" can be increased or decreased as appropriate. The player may arbitrarily set the probability that the target location is a fixed location in a predetermined unit (for example, 1% unit) (probability "candidates" are presented in increments of "1%". It can be said that there is).
また、具体的な確率の値が表示されない設定としてもよい。例えば、図23(d)に示すように、「高」「中」「低」といった選択肢を示すような構成としてもよい。つまり、確率の変化の程度(度合)を相対的に示し、当該程度を遊技者が選択可能な構成としてもよい。 Further, the setting may be set so that the specific probability value is not displayed. For example, as shown in FIG. 23 (d), the configuration may be such that options such as “high”, “medium”, and “low” are shown. That is, the degree (degree) of change in probability may be relatively shown, and the degree may be selectable by the player.
このようにすることで、特定演出のバランス(振分)をより綿密にカスタマイズすることができるため、演出の面白みが増す。 By doing so, the balance (distribution) of the specific production can be customized more closely, which increases the fun of the production.
〇第六具体例
対象箇所とされた候補箇所が確定箇所とされる確率が表示されるようにする。上記実施形態に則していえば、第一候補箇所が対象箇所とされた場合、当該第一候補箇所が確定箇所とされる確率が「50%」であることが対象箇所選択演出にて表示されるようにする(図24参照)。当該確率は、対象箇所選択演出において対象箇所が選択されるよりも前に表示されることが好ましい。つまり、ある候補箇所が対象箇所とされた場合、確率がどのような値となるかを、実際に選択が完了するよりも前に遊技者が把握できるものとする。このようにすることで、当該確率を目安として遊技者は対象箇所を選択することができる。
〇 Sixth specific example The probability that the candidate location that was the target location will be the confirmed location is displayed. According to the above embodiment, when the first candidate location is the target location, the probability that the first candidate location is the confirmed location is "50%" is displayed in the target location selection effect. (See FIG. 24). It is preferable that the probability is displayed before the target location is selected in the target location selection effect. That is, when a certain candidate location is set as the target location, the player can grasp what kind of value the probability will be before the selection is actually completed. By doing so, the player can select the target location using the probability as a guide.
対象箇所とされる候補箇所以外の候補箇所の確率も併せて表示されるようにしてもよい。当該確率についても、実際に選択が完了するよりも前に遊技者が把握できるものとすることが好ましい。 The probabilities of candidate locations other than the candidate locations that are the target locations may also be displayed. It is preferable that the probability can be grasped by the player before the selection is actually completed.
例えば、対象箇所選択演出が、各候補箇所に対応する選択肢が表示され、十字キー等により各選択肢に合うようにカーソルを移動させることができるものとする。最終的に決定する場合には押しボタン等を操作するものとする。カーソルが合っている状態(最終決定される前の状態)で、当該カーソルが合っている選択肢に対応する候補箇所が対象箇所とされた場合の確率が表示されるようにする。 For example, in the target location selection effect, the options corresponding to each candidate location are displayed, and the cursor can be moved so as to match each option with the cross key or the like. When making a final decision, push buttons and the like shall be operated. In the state where the cursor is aligned (the state before the final decision), the probability when the candidate location corresponding to the option for which the cursor is aligned is set as the target location is displayed.
〇第七具体例
複数の候補箇所のうち、二以上の候補箇所を対象箇所とすることが可能である構成とする。上記実施形態に則していえば、三つの候補箇所のうち、二つを対象箇所とし、当該二つの対象箇所について確定箇所とされる確率が(デフォルト時よりも)高くなるようにする。例えば、デフォルト時の振分が上記実施形態で説明したものであるとする。そして、第一候補箇所と第三候補箇所が対象箇所とされた場合には、第一候補箇所が確定箇所となる確率は40%(+10%)となり、第三候補箇所が確定箇所となる確率は50%(+10%)となる。なお、第一候補箇所および第三候補箇所の確率が高くなった分、第二候補箇所が確定箇所とされる確率は低くなる(10%(-10%)となる)。なお、二以上の候補箇所を対象箇所とすることができるものの、遊技者の選択により一の候補箇所を対象箇所とするに留めることもできるような構成としてもよい。
〇 Seventh specific example Of multiple candidate locations, two or more candidate locations can be targeted. According to the above embodiment, two of the three candidate locations are set as target locations, and the probability that the two target locations are confirmed locations is higher (than the default time). For example, it is assumed that the distribution at the time of default is the one described in the above embodiment. When the first candidate location and the third candidate location are the target locations, the probability that the first candidate location will be the confirmed location is 40% (+ 10%), and the probability that the third candidate location will be the confirmed location. Is 50% (+ 10%). The higher the probability of the first candidate location and the third candidate location, the lower the probability that the second candidate location will be a confirmed location (10% (-10%)). Although two or more candidate locations can be targeted, the configuration may be such that one candidate location can be limited to the target location by the player's selection.
このように、二以上の候補箇所を対象箇所とすることが可能な構成とすることで、遊技者の好みがより反映されやすくなる。 In this way, by configuring the configuration so that two or more candidate locations can be targeted, the player's preference can be more easily reflected.
〇第八具体例
対象箇所選択演出が発生するとは限らない構成とする。つまり、対象箇所選択演出を経て特定演出に移行する(図25(a)→(b)→(c)のように推移する)こともあれば、対象箇所選択演出を経ずに特定演出に移行する(図25(a)→(c)のように推移する)こともある構成とする(後者の場合、強制的に「デフォルト」の振分となる)。対象箇所選択演出が発生することは、特定演出の振分を遊技者が変更(カスタマイズ)できる状況に至るということであるため、当該対象箇所選択演出の発生を限定する(毎回発生するとは限られない設定とする)ことで、対象箇所選択演出が発生したときの喜びを高めることができる。
〇 Eighth specific example The configuration is such that the target location selection effect does not always occur. That is, in some cases, the process shifts to the specific effect via the target location selection effect (changes as shown in FIG. 25 (a) → (b) → (c)), or shifts to the specific effect without going through the target location selection effect. (In the latter case, the distribution is forcibly "default"). The occurrence of the target location selection effect means that the player can change (customize) the distribution of the specific effect, so the occurrence of the target location selection effect is limited (it is not limited to occur every time). By setting it to none), it is possible to enhance the joy when the target location selection effect occurs.
対象箇所選択演出の発生がいわゆるチャンスアップとして設定された構成とすることも考えられる。具体的には、特定演出が成功結果となる場合のときの方が、失敗結果となる場合のときよりも、特定演出前に対象箇所選択演出が発生する蓋然性が高くなるように設定する(図25参照)。このようにすることで、対象箇所選択演出が発生することが、特定演出の振分を変更することができるという演出上の利益が得られるだけでなく、特定演出が成功結果となって実質的な利益が得られる蓋然性が高まるという二重の喜びをもたらす事象として設定されることになる。 It is also conceivable that the occurrence of the target location selection effect is set as a so-called chance up. Specifically, it is set so that the probability that the target location selection effect will occur before the specific effect is higher when the specific effect is a success result than when it is a failure result (Fig.). 25). By doing so, the occurrence of the target location selection effect not only provides the effect of being able to change the distribution of the specific effect, but also the specific effect becomes a successful result and is practically effective. It will be set as an event that brings about the double joy of increasing the probability of obtaining a profit.
〇第九具体例
複数の候補箇所のうちのいずれかについては、対象箇所選択演出の対象外とされる構成とする。例えば、四つの候補箇所のうち、三つについては対象箇所選択演出の対象とされるものの、一つの候補箇所については対象箇所選択演出の対象外とされる(以下、特定候補箇所と称する)。つまり、特定候補箇所については、遊技者の選択により、当該特定候補箇所が確定箇所とされる確率を変化させることができないものとする。演出の構成上、一部の候補箇所について確定箇所とする確率を遊技者の選択に応じて変化させることが困難といった事情等がある場合には、全ての候補箇所が対象箇所選択演出にて選択肢として提示されなくてもよい。
〇 Ninth specific example Any one of the multiple candidate locations shall be excluded from the target location selection effect. For example, of the four candidate locations, three are targeted for the target location selection effect, but one candidate location is excluded from the target location selection effect (hereinafter referred to as a specific candidate location). That is, with respect to the specific candidate location, the probability that the specific candidate location is a fixed location cannot be changed by the player's selection. If there are circumstances such as it is difficult to change the probability that some candidate locations will be confirmed locations according to the player's selection due to the composition of the production, all candidate locations will be selected in the target location selection production. It does not have to be presented as.
〇第十具体例
特定演出は、いわゆるバトル演出に限られるものではない。演出の途中で、遊技者に有利な結果となることが確定しうる分岐点(候補箇所)が複数設定されたものであればよい。
〇 Tenth specific example The specific production is not limited to the so-called battle production. It suffices if a plurality of branch points (candidate points) that can be determined to be advantageous to the player are set in the middle of the production.
2-4)選択演出
選択演出について説明する(なお、当該選択演出は、2-3)にて説明した「対象箇所選択演出」とは異なるものである)。本実施形態における選択演出は、複数の演出要素のうちから、設定される演出要素を選択するために実行されるものである。当該演出要素は、「順番」(以下、「規定順番」と称する)が定められたものであればどのようなものであってもよい。
2-4) Selection effect The selection effect will be described (note that the selection effect is different from the "target location selection effect" described in 2-3). The selection effect in the present embodiment is executed to select a set effect element from a plurality of effect elements. The effect element may be any as long as the "order" (hereinafter referred to as "specified order") is defined.
本実施形態における演出要素は、演出モード(演出の様式)である。大当たり遊技終了後移行することになる特別遊技状態にて設定される演出モードの少なくとも一部が選択肢として選択演出にて示される。選択演出は、大当たり遊技中または大当たり遊技終了後に実行され、当該選択演出における選択に応じた演出モードが設定される。 The effect element in the present embodiment is an effect mode (effect style). At least a part of the effect modes set in the special game state, which will be shifted after the jackpot game ends, is shown as an option in the selection effect. The selection effect is executed during the jackpot game or after the jackpot game is completed, and the effect mode corresponding to the selection in the selection effect is set.
本実施形態では、かかる演出モード(演出要素)として、19種類の演出モードが設けられている(図26参照)。当該演出モードには、規定順番が定められている。つまり、1番目演出モード~19番目の演出モードが存在する。当該規定順番に沿って各演出モードが順に設定されていくことで所定のストーリが進行していくことになる。本実施形態では、基本的には連チャン(既述)を重ねる度に、当該ストーリが変化していく。つまり、規定順番に沿って演出モードが順に設定されていく。ただし、以下で詳細を説明する選択演出において遊技者が好みの選択肢を選択することで、規定順番に沿って演出モードが設定されない場合もある。 In the present embodiment, 19 types of effect modes are provided as such effect modes (effect elements) (see FIG. 26). A specified order is defined for the effect mode. That is, there are 1st effect mode to 19th effect mode. By setting each effect mode in order according to the specified order, a predetermined story progresses. In the present embodiment, basically, the story changes every time the consecutive chans (described above) are repeated. That is, the effect modes are set in order according to the specified order. However, in the selection effect described in detail below, the effect mode may not be set according to the specified order by the player selecting a favorite option.
選択演出においては、遊技者が選択可能な選択肢であることを示す選択肢画像50が表示される。本実施形態では、選択演出において、当該選択肢画像50として、1番目選択肢画像51、N番目選択肢画像52、継続選択肢画像53が表示されることがある(図27参照)。なお、選択演出にて常に(全ての選択演出において)これらの選択肢画像50が表示されるわけではない。また、これらの選択肢画像50以外の選択肢画像50が表示されることがあってもよい。また、選択演出において遊技者に選択肢画像50を選択させる方法はどのようなものであってもよい。押しボタンや十字キー等の操作手段を利用して好みの選択肢を遊技者に選択させる。本実施形態では、十字キーを操作してカーソルを移動させ、押しボタンにより決定する。選択肢画像50と併せて選択終了までの時間(選択決定時間)を表示するメータや数字が表示されるようにしてもよい。本実施形態では、選択決定前に当該選択決定時間が経過した場合には、選択決定時間の終了時点においてカーソルが合っていた選択肢画像50が自動的に選択される。
In the selection effect, the
1番目選択肢画像51(図27(a)~(d)参照)は、上記規定順番で1番目の演出モードに対応する画像である。選択演出において1番目選択肢画像51が選択された場合には、1番目の演出モードが設定されることになる。1番目選択肢画像51の態様は、選択時に1番目の演出モードが設定されることが遊技者に把握できるような態様であればよい。例えば「初めから」といった文字を含む画像とされる。これにより、遊技者は、1番目選択肢画像51を選択したときには、ストーリが「初めから」開始されるということを把握することが可能である。
The first option image 51 (see FIGS. 27 (a) to 27 (d)) is an image corresponding to the first effect mode in the above-mentioned specified order. When the
N番目選択肢画像52(図27(a)~(c)参照)は、上記規定順番でN番目(Nは3以上の自然数である)の演出モードに対応する画像である。当該Nの値は、各演出モードによって展開されるストーリの「区切」に応じて設定される。本実施形態では、1~9番目の演出モードによって展開されるのがストーリの前半部分、10~19番目の演出モードによって展開されるのがストーリの後半部分となっているため、前半部分と後半部分の区切(後半部分の開始)は10番目の演出モードとなる。よって、N=10に設定されている。すなわち、本実施形態におけるN番目選択肢画像52は、10番目の演出モードに対応した10番目選択肢画像であるということである。N番目選択肢画像52の具体的態様としては種々考えられる。本実施形態では「後半から」という文言を含むものとされる。これを見た遊技者は、当該N番目選択肢画像52を選択した場合は、ストーリの後半から開始されるということを把握することが可能である。これとは異なり、Nの値を直接的に表す態様としてもよい。例えば、「10話から」といった文言を含むものとし、N番目選択肢画像52を選択した場合に設定される演出モード(順番)が具体的に把握できるようにしてもよい。
The Nth option image 52 (see FIGS. 27 (a) to 27 (c)) is an image corresponding to the Nth (N is a natural number of 3 or more) effect mode in the above-mentioned specified order. The value of N is set according to the "separation" of the story developed by each effect mode. In the present embodiment, the first half of the story is developed by the 1st to 9th production modes, and the latter half of the story is developed by the 10th to 19th production modes. Therefore, the first half and the second half of the story are developed. The division of parts (the start of the second half) is the tenth production mode. Therefore, N = 10 is set. That is, the
継続選択肢画像53(図27(b)~(d)参照)は、規定順番で、前回設定された演出モードの次の順番の演出モードに対応する画像である。例えば、前回5番目の演出モードが設定されていたのであれば、継続選択肢画像53は6番目の演出モードに対応する画像ということになる。このように、前回設定された演出モードに応じ継続選択肢画像53に対応する演出モードは変化するということになるため、継続選択肢画像53は、上記1番目選択肢画像51やN番目選択肢画像52とは異なり、対応関係にある演出モードが一定ではなく、不定であるということである。継続選択肢画像53の具体的態様としては種々考えられる。「続き」であるということが遊技者に把握できるようなものであればよい。本実施形態では「前回の続きから」という文言を含むものとされる。
The continuation option image 53 (see FIGS. 27 (b) to 27 (d)) is an image corresponding to the effect mode in the order following the effect mode previously set in the specified order. For example, if the fifth effect mode was set last time, the
選択演出においては、選択肢画像50が複数表示される。表示される選択肢画像50の組み合わせは一定ではなく、以下のような法則で表示される。表示される複数の選択肢画像50は、所定方向に沿うように並べて表示される。つまり、所定方向に沿って見て、選択肢画像50が「順番」に並ぶように表示される。当該順番は、各選択肢画像50に対応する演出モードの規定順番に基づき決定される。所定方向の一方側を上(かみ)側、他方側を下(しも)側とすれば、対応する演出モードの順番が早い(順番の数字が小さい)ものほど上側に、順番が遅い(順番の数字が大きい)ものほど下側に位置するよう表示される。本実施形態における所定方向は、表示領域911の左(上側)から右(下側)に向かうような方向である。ただし、これはあくまで一例である。所定方向が「直線」ではなく、曲線の部分や屈曲した部分を含むものであってもよい。つまり、複数の選択肢画像50の並べられる方向が、曲がった部分を含むような態様としてもよい。
In the selection effect, a plurality of
通常遊技状態に移行すること(電源がONとされること)がリセット条件成立として設定されている。通常遊技状態にて当選した大当たり(いわゆる「初当たり」)後、初めて発生した選択演出、すなわちリセット条件成立後初めて発生した選択演出(以下、「初回選択演出」と称することもある)においては1番目選択肢画像51およびN番目選択肢画像52が表示される。所定方向沿って、上側から下側にかけて、1番目選択肢画像51、N番目選択肢画像52という順で並ぶように表示される(図27(a)参照)。遊技者は、1番目の演出モードおよびN番目の演出モードのいずれかを選択することが可能である。いわゆる「初当たり」時である(リセット条件成立後、いずれの演出モードも設定されていない)からストーリの最初(前半部分の最初)である1番目の演出モードを選択することが通常であるが、ストーリの後半部分から開始することを望む遊技者に対し、N番目の演出モードも選択することが可能とされている。
It is set that the reset condition is satisfied to shift to the normal gaming state (the power is turned on). 1 in the selection effect that occurs for the first time after the big hit (so-called "first hit") won in the normal game state, that is, the selection effect that occurs for the first time after the reset condition is satisfied (hereinafter, also referred to as "first selection effect"). The
初回選択演出においては、初期状態においてカーソルが1番目選択肢画像51に合わせられている(図27(a)に示す状態は初期状態である)。したがって、遊技者が選択行動をおこさなかった場合(カーソルを動かさなかった場合)には、選択決定時間終了時に1番目選択肢画像51が自動的に選択されることになる。つまり、初回選択演出では、ストーリの最初である1番目の演出モードを選択することが通常であるから、遊技者が選択行動をおこさなかった場合には、1番目選択肢画像51が自動的に選択されるようにしている。
In the initial selection effect, the cursor is placed on the
リセット条件成立後、初めて発生した選択演出ではない(初回選択演出ではない)ときには、1番目選択肢画像51、N番目選択肢画像52、および継続選択肢画像53が表示される(図27(b)(c)参照)。リセット条件が成立した後、既に一度以上の選択演出が発生しているということになるから、前回の選択演出にて何らかの選択肢画像50が選択され、それに応じた演出モードが設定されたということである。当該演出モードを「前回設定された演出モード」とする。
When it is not the first selection effect (not the first selection effect) after the reset condition is satisfied, the
前回設定された演出モードが規定順番でN-2番目以下のときに発生した選択演出(以下、「N-1以下選択演出」と称することもある)においては、所定方向に沿って、上側から下側にかけて、1番目選択肢画像51、継続選択肢画像53、N番目選択肢画像52の順で表示される(図27(b)参照)。前回設定された演出モードの次の演出モードを設定することができるようにするために、継続選択肢画像53が選択肢として設定される。継続選択肢画像53に対応する演出モードは規定順番でN-1番目以下ということになる(前回の演出モードは最大でN-2番目ということになるがゆえ、継続選択肢画像53に対応する演出モードは最大でN-1番目ということになる)ため、上記所定方向でN番目選択肢画像52よりも上側に継続選択肢画像53を表示する。このようにすることで、N-1以下選択演出においては、1番目選択肢画像51、継続選択肢画像53、N番目選択肢画像52が、規定順番に基づく順番で所定方向に沿って並ぶことになる。遊技者にとってみれば、規定順番でいえば、継続選択画像に対応する演出モードよりも、N番目選択肢画像52に対応する演出モード(N番目の演出モード)の方が、規定順番で下側(後半)の演出モードであるということを容易に把握することが可能となる。
In the selection effect (hereinafter, also referred to as "N-1 or less selection effect") that occurs when the effect mode set last time is N-2nd or lower in the specified order, from the upper side along the predetermined direction. The
N-1以下選択演出においては、初期状態においてカーソルが継続選択肢画像53に合わせられている(図27(b)に示した状態は初期状態である)。したがって、遊技者が選択行動をおこさなかった場合(カーソルを動かさなかった場合)には、選択決定時間終了時に継続選択肢画像53が自動的に選択されることになる。つまり、前回設定された演出モードの次の演出モード(前回の続き)を選択することが通常であるから、遊技者が選択行動をおこさなかった場合には、継続選択肢画像53が自動的に選択されるようにしている。
In the N-1 or lower selection effect, the cursor is placed on the
前回設定された演出モードが規定順番でN番目以上のときに発生した選択演出(以下、「N+1以上選択演出」と称することもある)においては、所定方向に沿って、上側から下側にかけて、1番目選択肢画像51、N番目選択肢画像52、継続選択肢画像53の順で表示される(図27(c)参照)。前回設定された演出モードの次の演出モードを設定することができるようにするために、継続選択肢画像53が選択肢として設定される。継続選択肢画像53に対応する演出モードは規定順番でN+1番目以上ということになる(前回の演出モードは最低でN番目ということになるがゆえ、継続選択肢画像53に対応する演出モードは最低でN+1番目ということになる)ため、上記所定方向でN番目選択肢画像52よりも下側に継続選択肢画像53を表示する。このようにすることで、N+1以上選択演出においては、1番目選択肢画像51、N番目選択肢画像52、継続選択肢画像53が、規定順番に基づく順番で所定方向に沿って並ぶことになる。遊技者にとってみれば、規定順番でいえば、N番目選択肢画像52に対応する演出モード(N番目の演出モード)よりも、継続選択画像に対応する演出モードの方が、規定順番で下側(後半)の演出モードであるということを容易に把握することが可能となる。
In the selection effect (hereinafter, also referred to as "N + 1 or more selection effect") that occurs when the effect mode set last time is Nth or higher in the specified order, from the upper side to the lower side along a predetermined direction. The
N+1以上選択演出においては、初期状態においてカーソルが継続選択肢画像53に合わせられている(図27(c)に示した状態は初期状態である)。したがって、遊技者が選択行動をおこさなかった場合(カーソルを動かさなかった場合)には、選択決定時間終了時に継続選択肢画像53が自動的に選択されることになる。つまり、前回設定された演出モードの次の演出モード(前回の続き)を選択することが通常であるから、遊技者が選択行動をおこさなかった場合には、継続選択肢画像53が自動的に選択されるようにしている。初期状態においてカーソルが継続選択肢画像53に合わせられているという点においてはN-1以下選択演出と同じであるものの、継続選択肢画像53の表示位置が異なる(N+1以上選択演出においては継続選択肢画像53は最も下側に表示される)ため、初期状態におけるカーソルの位置はN-1以下選択演出とN+1以上選択演出とで異なるということになる。
In the N + 1 or more selection effect, the cursor is set to the
前回設定された演出モードが規定順番でN-1番目である選択演出(以下、「N番目選択演出」と称することもある)における選択肢画像50の表示態様は種々考えられる。前回設定された演出モードの次の演出モードはN番目の演出モードということになるから、仮に、継続選択肢画像53およびN番目選択肢画像52の両方が表示されるとすれば、当該継続選択肢画像53およびN番目選択肢画像52に対応する演出モードはN番目の演出モードということで共通するということになる。よって、N番目選択演出においては、1番目選択肢画像51と、「継続選択肢画像53およびN番目選択肢画像52の一方」の二つが表示される態様とすることが考えられる。当該「継続選択肢画像53およびN番目選択肢画像52の一方」は、継続選択肢画像53であることが好ましい(図27(d)参照)。「継続選択肢画像53およびN番目選択肢画像52の一方」が、N番目選択肢画像52であると、選択肢画像50の組み合わせが初回選択演出(図27(a)参照)と同じになってしまい、区別がつきにくいからである。また、図示しないが、1番目選択肢画像51と、継続選択肢画像53とN番目選択肢画像52を組み合わせたかのような選択肢画像50(「後半から」といった文言と「前回の続きから」といった文言の両方を含む画像)の二つが表示される態様とすることが考えられる。また、前回設定された演出モードが規定順番でN-1番目である場合には、ストーリ(演出モード)の区切に到達したことを踏まえ、選択演出を発生させず、強制的にN番目の演出モード(前回の続き)が実行されるようにしてもよい。
Various display modes of the
N番目選択演出においては、初期状態においてカーソルがN番目の演出モードに対応する選択肢画像50に合わせられている(図27(d)に示した状態は初期状態である)。したがって、遊技者が選択行動をおこさなかった場合(カーソルを動かさなかった場合)には、選択決定時間終了時にN番目の演出モードに対応する選択肢画像50が自動的に選択されることになる。つまり、前回設定された演出モードの次の演出モード(前回の続き)を選択することが通常であるから、遊技者が選択行動をおこさなかった場合には、N番目の演出モードに対応する選択肢画像50が自動的に選択されるようにしている。
In the Nth selection effect, the cursor is set to the
なお、N番目選択演出においても、N-1以下選択演出やN+1以上選択演出と同様に、1番目選択肢画像51、継続選択肢画像53、N番目選択肢画像52の三つが表示される態様とすることを否定するわけではない。
In the Nth selection effect as well, the
このように、本実施形態にかかる遊技機1では、選択演出において、複数の選択肢画像50は、それぞれに対応する演出モードの規定順番に基づく順番の先後を示すように所定方向に沿って並べて表示されるから、複数の選択肢画像50の先後(各選択肢画像50に対応する演出モードの先後)が分かりやすくなる。
As described above, in the
具体的には、リセット条件成立後、初めて発生した選択演出(初回選択演出)ではないときには、1番目選択肢画像51、N番目選択肢画像52、および継続選択肢画像53が表示されるところ、前回設定された演出モードが規定順番でN-2番目以下の場合と、N番目以上のときとでは、N番目選択肢画像52と継続選択肢画像53の並び順が異なる(上(かみ)・下(しも)が逆である)。このようにすることで、N番目選択肢画像52に対応する演出モードと、継続選択肢画像53に対応する演出モードの、規定順番での先後を容易に把握することが可能である。
Specifically, when it is not the first selection effect (first selection effect) that occurs after the reset condition is satisfied, the
また、N番目選択肢画像52および継続選択肢画像53と併せて1番目選択肢画像51が表示されることから、複数(本実施形態では三つ)の選択肢画像50が、規定順番に沿って表示されていることが分かりやすい。
Further, since the
一方、リセット条件成立後、初めて発生した選択演出(初回選択演出)においては、定方向に沿って、1番目選択肢画像51、N番目選択肢画像52、の順で並ぶように表示されるから、N番目選択肢画像52を選択した場合、途中の演出モードが設定される(ストーリが途中から開始される)ことを把握することが可能である。
On the other hand, in the selection effect (first selection effect) that occurs for the first time after the reset condition is satisfied, the
以下、上記選択演出に関する事項を改良、具体化、変形等した具体例について説明する。なお、以下の具体例を用いて説明する技術を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。 Hereinafter, specific examples in which the above-mentioned items related to the selection effect have been improved, embodied, and modified will be described. In addition, a configuration may be configured in which a plurality of techniques described using the following specific examples are combined and applied.
〇第一具体例
選択演出において、複数の選択肢画像50とともに、規定順番に基づく順番の先後を示す補助画像55が表示されるようにする。上述した通り、選択演出において、複数の選択肢画像50は、所定方向に沿うように並べて表示される。当該「所定方向」が選択肢画像50の先後(対応する演出モードの先後)を示すものであるところ、それをさらに明確にするため補助画像55を表示する。つまり、補助画像55は所定方向(規定順番の上・下)を表すものとされる。このようなものであれば補助画像55の具体的態様はどのようなものであってもよい。本実施形態では、演出モードが構成するストーリの進行方向(規定順番の下側)に向かうような「矢印」が補助画像55として表示される(図28参照)。
〇 First specific example In the selection effect, the
かかる補助画像55が表示されることにより、選択肢画像50(各選択肢画像50に対応する演出モード)の規定順番に基づく先後を視覚的に把握することが可能となる。つまり、選択演出がより分かりやすいものとなる。
By displaying the
〇第二具体例
上記実施形態における選択演出では、表示されうる選択肢画像50として、1番目選択肢画像51、N番目選択肢画像52、および継続選択肢画像53が設定されていることを説明したが、これ以外の選択肢画像50が表示されるようにしてもよい。例えば、N+n(nは0を除く自然数である)番目の演出モードに対応する選択肢画像50(N+n番目選択肢画像54)が表示されるようにしてもよい。例えば、N番目選択肢画像52は、ストーリが中盤から開始される演出モードに対応するものとし、N+n番目選択肢画像54はストーリが後半から開始される演出モードに対応するものとする。
〇 Second specific example In the selection effect in the above embodiment, it has been explained that the
このような場合であっても、各選択肢画像50が対応する演出モードの規定順番に沿って所定方向に並ぶように表示される。N番目選択肢画像52よりもN+n番目選択肢画像54の方が下側に表示されることは決まっているものの、これらN番目選択肢画像52およびN+n番目選択肢画像54に対する継続選択肢画像53の表示される位置は前回設定された演出モードによって変化する。前回設定された演出モードによっては、N番目選択肢画像52およびN+n番目選択肢画像54の両方よりも継続選択肢画像53が上側に表示される(図29(a)参照)こともあるし、N番目選択肢画像52およびN+n番目選択肢画像54の両方よりも継続選択肢画像53が下側に表示される(図29(c)参照)こともある。また、N番目選択肢画像52とN+n番目選択肢画像54の間に継続選択肢画像53が表示される(図29(b)参照)こともある。
Even in such a case, the
〇第三具体例
初回選択演出ではない選択演出において、1番目選択肢画像51が表示されないようにしてもよい。初回選択演出ではない選択演出においては、既に1番目の演出モードが実行されているか、途中(N番目)の演出モードからストーリが開始されることを遊技者が希望したことが考えられるから、1番目の演出モードを選択することの需要があまりないと考え、1番目選択肢画像51が表示されないようにしてもよい。
〇 Third specific example In the selection effect other than the first selection effect, the
また、前回設定された演出モードが規定順番で所定の順番未満である条件下において発生した選択演出では1番目選択肢画像51が表示されるものの、所定の順番以上である条件下で発生した選択演出では1番目選択肢画像51が表示されないという構成としてもよい。例えば、前回設定された演出モードが5番目未満であるときには1番目選択肢画像51が表示される(図30(a)参照)ものの、5番目以上であるときには1番目選択肢画像51が表示されない(図30(b)参照;図30(b)は「N-1以下選択演出」の例である。N+1以上選択演出では、N番目選択肢画像52と継続選択肢画像53の位置が逆になる)という構成とする。
Further, in the selection effect generated under the condition that the effect mode set last time is less than the predetermined order in the specified order, the
演出モード(ストーリ)が所定の順番未満である段階では1番目の演出モード(最初)に戻ることの需要が存在するものの、所定の順番以上まで進行した段階では1番目の演出モードを選択することの需要があまりないと考え、前回設定された演出モードが規定順番で所定の順番未満であるか否かに応じ、1番目選択肢画像51が表示されるか否かが決定されるようにする。
Although there is a demand to return to the first production mode (first) when the production mode (story) is less than the predetermined order, the first production mode should be selected when the production mode (story) has progressed to the predetermined order or more. It is considered that there is not much demand for the image, and it is determined whether or not the
3)以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。 3) Although the embodiments of the present invention have been described in detail above, the present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications can be made without departing from the gist of the present invention.
上記実施形態にかかる遊技機1は、いわゆるぱちんこ遊技機であるが、ぱちんこ遊技機特有の事項を除き、その他の遊技機(例えば、回胴式遊技機)等に適用することも可能である。
The
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。 Specific means (game machines) obtained from the above embodiments are listed below.
・手段1-1
特定領域への遊技球の進入を契機として、演出発生権利が蓄積される特定期間と、
前記特定期間後の期間であって、前記特定期間にて前記演出発生権利が蓄積された場合に当否判定結果が当たりとなる蓋然性を示唆する示唆演出を実行する演出実行期間と、が設定されることを特徴とする遊技機。
上記遊技機は、特定領域への遊技球の進入によって示唆演出が実行される権利が取得されるという面白みのあるものである。
・ Means 1-1
With the entry of the game ball into a specific area, the specific period in which the right to generate the production is accumulated, and
A period after the specific period, which is an effect execution period for executing a suggestion effect suggesting the probability that the hit / fail determination result will be a hit when the effect generation right is accumulated in the specific period, is set. A gaming machine characterized by that.
The above-mentioned gaming machine is interesting in that the right to execute the suggestion effect is acquired by the entry of the gaming ball into a specific area.
・手段1-2
前記特定期間においては、複数である最大蓄積数を限度とする前記演出発生権利が蓄積される可能性があり、前記演出実行期間においては、前記特定期間にて蓄積された前記演出発生権利の数と同数の前記示唆演出が実行されることを特徴とする手段1-1に記載の遊技機。
このように、特定期間中に演出発生権利が複数蓄積できるようにすることで、特定期間中における遊技者の遊技意欲を高めることに資する。
・ Means 1-2
In the specific period, there is a possibility that the effect generation right up to a plurality of maximum accumulation numbers may be accumulated, and in the effect execution period, the number of the effect generation rights accumulated in the specific period. The gaming machine according to means 1-1, wherein the same number of the suggestion effects are executed.
In this way, by making it possible to accumulate a plurality of rights to generate effects during a specific period, it contributes to increasing the player's motivation to play during the specific period.
・手段1-3
前記特定領域は、遊技球の進入を契機として当否判定に用いられる当否判定情報が取得される領域であり、前記当否判定情報として、当否判定結果を報知する報知演出が開始されているものの当否判定結果の報知が完了していないものに対応する変動中保留情報、および当否判定結果を報知する報知演出が開始されていない変動前保留情報を記憶する記憶手段が設けられ、前記演出発生権利は、前記変動前保留情報が取得されることになる前記特定領域への遊技球の進入を契機として蓄積される可能性があり、前記示唆演出は前記変動中保留情報に対応する当否判定結果が当たりとなる蓋然性を示唆するものであることを特徴とする手段1-2に記載の遊技機。
このようにすることで、示唆演出が、当否判定情報が取得される領域(始動領域)に遊技球が進入することによって新たに取得された変動前保留情報に対応する当否判定結果ではなく、それよりも先に取得された変動中保留情報に対応する当否判定結果の大当たり信頼度を示唆するという斬新な態様となる。
・ Means 1-3
The specific area is an area in which the hit / fail judgment information used for the hit / fail judgment is acquired when the game ball enters, and the hit / fail judgment is performed as the hit / miss judgment information, although the notification effect for notifying the hit / miss judgment result is started. A storage means for storing the pending information during change corresponding to the information for which the notification of the result has not been completed and the information for holding before the change for which the notification effect for notifying the success / failure determination result has not been started is provided. There is a possibility that the pre-change hold information will be accumulated when the game ball enters the specific area, and the suggestion effect will be a hit / fail determination result corresponding to the change hold information. The gaming machine according to Means 1-2, which is characterized by suggesting the possibility of becoming.
By doing so, the suggestion effect is not the hit / fail judgment result corresponding to the pre-variation hold information newly acquired by the game ball entering the area (starting area) where the hit / fail judgment information is acquired. It is a novel aspect that suggests the jackpot reliability of the hit / fail judgment result corresponding to the pending information during change acquired earlier.
・手段1-4
前記記憶手段は、前記変動前保留情報を所定の最大数を限度として記憶するものであり、前記演出発生権利は、前記記憶手段に前記変動前保留情報が最大数記憶されている状態での前記特定領域への遊技球の進入を契機として蓄積される可能性があることを特徴とする手段1-3に記載の遊技機。
このようにすることで、いわゆるオーバー入賞であるために当否判定を受けることができない(新たな保留情報が取得されない)ことに対する代わりとして、演出発生権利が付与されるような演出態様となる(遊技者の損した気分が和らげられる)。
・ Means 1-4
The storage means stores the pre-variation hold information up to a predetermined maximum number, and the effect generation right is the state in which the pre-change hold information is stored in the storage means in the maximum number. The gaming machine according to means 1-3, wherein the gaming ball may be accumulated when the gaming ball enters a specific area.
By doing so, it becomes a production mode in which the right to generate the production is granted as a substitute for the fact that the winning / fail judgment cannot be received (new pending information is not acquired) because it is a so-called over-winning (game). The feeling of loss of the person is relieved).
・手段1-5
前記特定期間において前記特定領域に遊技球が進入した時、前記演出発生権利が蓄積されたかどうかを示唆する蓄積有無演出が発生することを特徴とする手段1-1から手段1-4のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、特定領域への遊技球の進入を契機として、演出発生権利が取得されたかどうかが分かりやすいものとなる。
・ Means 1-5
One of means 1-1 to means 1-4, characterized in that when the game ball enters the specific area in the specific period, an accumulation presence / absence effect suggesting whether or not the effect generation right is accumulated is generated. The gaming machine described in.
By doing so, it becomes easy to understand whether or not the right to generate the effect has been acquired when the game ball enters the specific area.
・手段2-1
当否判定結果が当たりとなることを目指して遊技する遊技状態として、通常遊技状態および当該通常遊技状態よりも遊技者に有利な特別遊技状態が設定された遊技機であって、当否判定結果が当たりとなることを契機として解除条件が成立する可能性があり、前記解除条件が成立することにより、当該解除条件が成立する前の状況では前記通常遊技状態中に発生しないようにされていた候補演出の少なくとも一部が、前記通常遊技状態中に発生しうる対象演出として設定されることを特徴とする遊技機。
上記遊技機は、当たり当選により成立する可能性がある条件により、通常遊技状態中に発生しうる演出が変化するという面白みのあるものである。
・ Means 2-1
A gaming machine in which a normal gaming state and a special gaming state that is more advantageous to the player than the normal gaming state are set as a gaming state for playing with the aim of winning the hit / fail judgment result, and the hit / fail judgment result is a hit. There is a possibility that the cancellation condition will be satisfied, and by satisfying the cancellation condition, the candidate effect that was prevented from occurring during the normal gaming state in the situation before the cancellation condition was satisfied. A gaming machine characterized in that at least a part of the above is set as a target effect that can occur during the normal gaming state.
The above-mentioned gaming machine is interesting in that the effect that can occur during a normal gaming state changes depending on the conditions that may be established by winning.
・手段2-2
前記対象演出は、当否判定結果が当たりとなる蓋然性を示唆する演出であることを特徴とする手段2-1に記載の遊技機。
このようにすることで、解除条件の成立を契機として、それまでは発生しなかった信頼度示唆の演出が発生するような構成となる。
・ Means 2-2
The gaming machine according to means 2-1 characterized in that the target effect is an effect that suggests a probability that the hit / fail determination result will be a hit.
By doing so, when the cancellation condition is satisfied, the effect of suggesting the reliability, which has not occurred until then, is generated.
・手段2-3
複数種の前記候補演出が設定されており、初期状態においては、前記複数種の候補演出のうちの一部が、前記通常遊技状態中に発生しうる初期演出として設定されることを特徴とする手段2-1または手段2-2に記載の遊技機。
このようにすることで、解除条件が成立する前の状態においては、初期演出として設定された演出を発生させればよいことになる。
・ Means 2-3
A plurality of types of the candidate effects are set, and in the initial state, a part of the plurality of types of candidate effects is set as an initial effect that may occur during the normal gaming state. The gaming machine according to means 2-1 or means 2-2.
By doing so, in the state before the cancellation condition is satisfied, the effect set as the initial effect may be generated.
・手段2-4
前記初期演出として設定される前記候補演出の種類は、変化しうることを特徴とする手段2-3に記載の遊技機。
このようにすることで、解除条件が成立しなくても、遊技する度に発生する演出が変化しうるような構成とすることが可能である。
・ Means 2-4
The gaming machine according to means 2-3, wherein the type of the candidate effect set as the initial effect can be changed.
By doing so, it is possible to configure the structure so that the effect generated each time the game is played can be changed even if the cancellation condition is not satisfied.
・手段2-5
複数種の前記候補演出が設定されるとともに、当該複数種の候補演出は、それぞれが二以上の前記候補演出を含む複数の演出群に区分けされており、前記解除条件が成立することにより、一の前記演出群に含まれる二以上の前記候補演出が前記対象演出とされることを特徴とする手段2-1から手段2-4のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、演出の制御が容易になる。
・ Means 2-5
A plurality of types of the candidate effects are set, and each of the plurality of types of candidate effects is divided into a plurality of effect groups including two or more of the candidate effects. The gaming machine according to any one of means 2-1 to 2-4, wherein the two or more candidate effects included in the effect group are the target effects.
By doing so, it becomes easy to control the production.
・手段3-1
遊技者に有利な結果となる場合には演出の途中で当該有利な結果となることが確定する確定箇所が設定される一方、遊技者に有利な結果とならない場合には演出を通じて前記確定箇所が設定されない特定演出を実行することが可能な遊技機であって、遊技者に有利な結果となる前記特定演出は、複数の候補箇所のうちのいずれかが前記確定箇所として設定されるものであり、前記特定演出が実行されるよりも前に、複数の前記候補箇所のいずれかを対象箇所として遊技者が選択することが可能であり、選択された当該対象箇所について前記確定箇所として設定される確率を変化させることが可能であることを特徴とする遊技機。
上記遊技機は、特定演出において、有利な結果が確定する箇所の確率を遊技者自らの選択により変化させることができるという面白みのあるものである。
・ Means 3-1
If the result is favorable to the player, a fixed point is set in the middle of the production, and if the result is not favorable to the player, the fixed point is set through the production. A gaming machine capable of executing a specific effect that is not set, and the specific effect that is advantageous to the player, is one in which any one of a plurality of candidate locations is set as the confirmed location. It is possible for the player to select any of the plurality of candidate locations as the target location before the specific effect is executed, and the selected target location is set as the finalized location. A gaming machine characterized in that it is possible to change the probability.
The above-mentioned gaming machine is interesting in that the probability of a place where an advantageous result is determined in a specific effect can be changed by the player's own choice.
・手段3-2
前記対象箇所について前記確定箇所となる確率を高くすることが可能であることを特徴とする手段3-1に記載の遊技機。
このようにすることで、確定箇所となって欲しい箇所を選択するという分かりやすい遊技性となる。
・ Means 3-2
The gaming machine according to means 3-1 characterized in that it is possible to increase the probability that the target location becomes the confirmed location.
By doing so, it becomes an easy-to-understand playability that the desired part is selected as a fixed part.
・手段3-3
複数の前記候補箇所のそれぞれが前記確定箇所となる確率は、前記対象箇所とされた前記候補箇所が最も高いことを特徴とする手段3-2に記載の遊技機。
対象箇所は遊技者が確定箇所となって欲しい箇所であるから、当該対象箇所が確定箇所となる確率は最も高いことが好ましい。
・ Means 3-3
The gaming machine according to means 3-2, wherein the probability that each of the plurality of candidate locations becomes the confirmed location is the highest in the candidate location that is the target location.
Since the target location is a location that the player wants to be a fixed location, it is preferable that the target location has the highest probability of becoming a fixed location.
・手段3-4
前記対象箇所とされた前記候補箇所以外の前記候補箇所は、前記確定箇所とはならないようにされることを特徴とする手段3-2に記載の遊技機。
このようにすれば、対象箇所が確定箇所となるか否かで、特定演出の結果が決まるようになる。つまり、特定演出をシンプルな演出とすることができる。
・ Means 3-4
The gaming machine according to means 3-2, wherein the candidate location other than the candidate location designated as the target location is not a fixed location.
In this way, the result of the specific effect is determined depending on whether or not the target location is a fixed location. That is, the specific effect can be a simple effect.
・手段3-5
前記対象箇所とされる前記候補箇所が同じであっても、当該対象箇所が前記確定箇所とされる確率は一定ではないことを特徴とする手段3-1から手段3-4のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、特定演出が変化に富んだものとなり面白みが増す。
・ Means 3-5
Described in any one of means 3-1 to means 3-4, characterized in that the probability that the target location is the confirmed location is not constant even if the candidate location is the same as the target location. Gaming machine.
By doing this, the specific production becomes rich in variety and becomes more interesting.
・手段3-6
前記対象箇所が前記確定箇所とされる確率を、複数の候補となる確率のうちから遊技者が任意に選択可能であることを特徴とする手段3-5に記載の遊技機。
このように、上記確率をより綿密に変化させることできるようにすることで、特定演出の面白みが増す。
・ Means 3-6
The gaming machine according to means 3-5, wherein the player can arbitrarily select the probability that the target location is the confirmed location from the probabilities of being a plurality of candidates.
In this way, by making it possible to change the above probability more closely, the fun of the specific effect is increased.
・手段3-7
前記対象箇所が前記確定箇所とされる確率が表示されることを特徴とする手段3-1から手段3-6のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、表示される確率を目安として対象箇所とする候補箇所を選択することができる。
・ Means 3-7
The gaming machine according to any one of means 3-1 to means 3-6, wherein the probability that the target location is the confirmed location is displayed.
By doing so, it is possible to select a candidate location as a target location using the displayed probability as a guide.
・手段4-1
規定順番が定められた複数の演出要素と、複数の前記演出要素のうちの少なくとも一部に対応する選択肢画像が表示装置に表示される選択演出を実行する演出実行手段と、を備え、前記選択演出において、複数の前記選択肢画像は、それぞれに対応する前記演出要素の前記規定順番に基づく順番の先後を示すように所定方向に沿って並べて表示されることを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、複数の選択肢画像の先後(各選択肢画像に対応する演出モードの先後)が分かりやすくなる。
・ Means 4-1
The selection includes a plurality of effect elements in which a predetermined order is defined, and an effect execution means for executing a selection effect in which a selection image corresponding to at least a part of the plurality of the effect elements is displayed on a display device. In the production, the plurality of selection images are displayed side by side in a predetermined direction so as to indicate the order of the effect elements corresponding to the effect elements based on the specified order.
According to the above-mentioned gaming machine, it becomes easy to understand the front and back of a plurality of option images (the front and back of the effect mode corresponding to each option image).
・手段4-2
前記選択演出において、複数の前記選択肢画像とともに、前記規定順番に基づく順番の先後を示す補助画像が表示されることを特徴とする手段4-1に記載の遊技機。
補助画像により、選択肢画像(各選択肢画像に対応する演出モード)の規定順番に基づく先後を視覚的に把握することが可能となる。
・ Means 4-2
The gaming machine according to means 4-1 characterized in that, in the selection effect, an auxiliary image showing the future of the order based on the specified order is displayed together with the plurality of option images.
The auxiliary image makes it possible to visually grasp the future and the future based on the specified order of the option images (effect modes corresponding to each option image).
・手段4-3
前記選択演出にて表示される場合がある前記選択肢画像として、前記規定順番で1番目の前記演出要素に対応する1番目選択肢画像と、前記規定順番でN番目(Nは3以上である)の前記演出要素に対応するN番目選択肢画像と、前記規定順番で前回設定された前記演出要素の次の順番の前記演出要素に対応する継続選択肢画像と、が設定されていることを特徴とする手段4-1または手段4-2に記載の遊技機。
このような選択肢画像が表示されるようにすることで、遊技者の要求に応える選択演出を構築することが可能となる。
・ Means 4-3
As the option images that may be displayed in the selection effect, the first option image corresponding to the first effect element in the specified order and the Nth (N is 3 or more) in the specified order. A means characterized in that an N-th option image corresponding to the effect element and a continuation option image corresponding to the effect element in the order following the effect element previously set in the specified order are set. The gaming machine according to 4-1 or means 4-2.
By displaying such a choice image, it is possible to construct a selection effect that meets the player's request.
・手段4-4
所定のリセット条件成立後、初めて発生した前記選択演出ではなく、前回設定された前記演出要素が前記規定順番でN-2番目以下のときに発生した前記選択演出においては、前記所定方向に沿って、前記1番目選択肢画像、前記継続選択肢画像、前記N番目選択肢画像、の順で並ぶように表示される一方、前回設定された前記演出要素が前記規定順番でN番目以上のときに発生した前記選択演出においては、前記所定方向に沿って、前記1番目選択肢画像、前記N番目選択肢画像、前記継続選択肢画像、の順で並ぶように表示されることを特徴とする手段4-3に記載の遊技機。
前回設定された演出モードが規定順番でN-2番目以下の場合と、N番目以上のときとでは、N番目選択肢画像と継続選択肢画像の並び順が異なるようにすることで、N番目選択肢画像と継続選択肢画像(それぞれに対応する演出モード)の、規定順番での先後を容易に把握することが可能である。また、N番目選択肢画像および継続選択肢画像と併せて1番目選択肢画像が表示されることから、複数の選択肢画像が規定順番に沿って表示されていることが分かりやすい。
・ Means 4-4
In the selection effect generated when the previously set effect element is N-2nd or lower in the specified order, instead of the selection effect that occurs for the first time after the predetermined reset condition is satisfied, the effect is along the predetermined direction. , The first option image, the continuation option image, and the Nth option image are displayed in this order, while the effect element previously set is Nth or higher in the specified order. Described in means 4-3, wherein in the selection effect, the first option image, the Nth option image, and the continuous option image are displayed in this order along the predetermined direction. Game machine.
By making the order of the Nth choice image and the continuation choice image different between the case where the effect mode set last time is N-2nd or lower in the specified order and the case where it is Nth or higher, the Nth choice image is displayed. It is possible to easily grasp the future in the specified order of the continuous option image (the effect mode corresponding to each). Further, since the first option image is displayed together with the Nth option image and the continuous option image, it is easy to understand that a plurality of option images are displayed in a predetermined order.
・手段4-5
所定のリセット条件成立後、初めて発生した前記選択演出においては、前記所定方向に沿って、前記1番目選択肢画像、前記N番目選択肢画像、の順で並ぶように表示されることを特徴とする手段4-3または手段4-4に記載の遊技機。
このようにすることで、N番目選択肢画像を選択した場合、1番目の演出モードではない演出モード(途中の演出モード)が設定されることを把握することが可能である。
・ Means 4-5
In the selection effect that occurs for the first time after the predetermined reset condition is satisfied, the means is characterized in that the first option image and the Nth option image are displayed in this order along the predetermined direction. The gaming machine according to 4-3 or means 4-4.
By doing so, it is possible to understand that when the Nth option image is selected, an effect mode (an effect mode in the middle) that is not the first effect mode is set.
1 遊技機
10 特定領域(904a 第一始動領域)
15 示唆画像
50 選択肢画像
51 1番目選択肢画像
52 N番目選択肢画像
53 継続選択肢画像
55 補助画像
70 保留図柄(71 変動中保留図柄 72 変動前保留図柄)
80 識別図柄
91 表示装置
911 表示領域
1
15
80
Claims (1)
当否判定結果が当たりとなることを契機として解除条件が成立する可能性があり、
前記解除条件が成立することにより、当該解除条件が成立する前の状況では前記通常遊技状態中に発生しないようにされていた候補演出の少なくとも一部が、前記通常遊技状態中に発生しうる対象演出として設定され、
複数種の前記候補演出が設定されるとともに、当該複数種の候補演出は、それぞれが二以上の前記候補演出を含む複数の演出群に区分けされており、
前記解除条件が成立することにより、一の前記演出群に含まれる二以上の前記候補演出が前記対象演出とされることを特徴とする遊技機。 A gaming machine in which a normal gaming state and a special gaming state that is more advantageous to the player than the normal gaming state are set as the gaming states for playing with the aim of winning the hit / fail judgment result.
There is a possibility that the cancellation condition will be established when the result of the hit / fail judgment is a hit.
By satisfying the cancellation condition, at least a part of the candidate effect that was prevented from occurring during the normal gaming state before the cancellation condition is satisfied is a target that can occur during the normal gaming state. Set as a production,
A plurality of types of the candidate effects are set, and each of the plurality of types of candidate effects is divided into a plurality of effect groups including two or more of the candidate effects.
A gaming machine characterized in that, when the release condition is satisfied, two or more candidate effects included in one effect group are set as the target effect.
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