JP7026915B2 - Mr流体ブレーキ構造 - Google Patents
Mr流体ブレーキ構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7026915B2 JP7026915B2 JP2018056266A JP2018056266A JP7026915B2 JP 7026915 B2 JP7026915 B2 JP 7026915B2 JP 2018056266 A JP2018056266 A JP 2018056266A JP 2018056266 A JP2018056266 A JP 2018056266A JP 7026915 B2 JP7026915 B2 JP 7026915B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- rotor
- magnetic flux
- coil
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D63/00—Brakes not otherwise provided for; Brakes combining more than one of the types of groups F16D49/00 - F16D61/00
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
磁束遮断部を、非磁性部材で置き換えてもよい。
磁束遮断部は、スリットであってもよい。
磁束遮断部の数量は、第1ステータ片の数量又は第2ステータ片の数量の2倍以上であってもよい。
ロータ同士の間に挟まれるように設けられた、非磁性材からなる輪状の中間ステータホルダを有し、中間ステータホルダは磁束通過部を有することで、回転軸の軸方向には磁束を通過させ、中間ステータホルダの周方向には磁束が通ることを妨げてもよい。
磁束通過部は、中間ステータホルダと機械的に一体化されていてもよい。
磁束通過部は、中間ステータホルダと鋳造により一体化されていてもよい。
磁束通過部は、中間ステータホルダとインサート成形により一体化されていてもよい。
第1磁界発生部の数量は、第1ステータ片の数量の2倍以上であり、第2磁界発生部の数量が、第2ステータ片の数量の2倍以上であってもよい。
尚、これから示す各図において、第1コイル(第1磁界発生部)のことを40,40a40bの符号で示し、第2コイル(第2磁界発生部)のことを60,60a,60bの符号で示しているが、各図においては同一部材を示している。そして、後述するように各コイルの巻回の向きが異なることを表す場合には、40a,40b及び60a,60bの符号で区別して示している。
前記第1コイル40及び前記第2コイル60に電流を印加すると、前記第1コイル40及び前記第2コイル60により磁界が発生し、前記MR流体80の磁界が変化する。前記MR流体80の磁界の変化により、前記MR流体80の見かけの粘性が変化して前記第1ロータ50に制動力が作用する。この制動力により、前記回転軸20に制動力が作用する。これにより、前記回転軸2の回転速度が減衰し又は停止する。
図6に示すように、前記第1コイル40及び前記第2コイル60に電流を印加すると、前記第1コイル40及び前記第2コイル60により磁界が発生し、前記MR流体80の磁界が変化する。前記MR流体80の磁界の変化により、前記MR流体80の見かけの粘性が変化して前記第1ロータ50及び前記第2ロータ53に制動力が作用する。この制動力により、前記回転軸20に制動力が作用する。
上記の実施の形態及び変形例において、例えば磁束遮断部は、スリット52(図3参照)又はロータ穴54(図8参照)で構成されていたが、これらに限定されるものではない。磁束遮断部の構成要素、配置、具体的な形状等は、適宜変形、変更することが可能である。
また、上記の実施の形態において、例えば磁束通過部は、ポールピース91(図6及び図7参照)で構成されていたが、これらに限定されるものではない。磁束通過部の構成要素、配置、具体的な形状等は、適宜変形、変更することが可能である。
20 回転軸
30 第1ステータ
31 第1ステータ片
40,40a,40b 第1コイル(第1磁界発生部)
50 第1ロータ(ロータ)
52 スリット(磁束遮断部)
53 第2ロータ(ロータ)
54 ロータ穴(磁束遮断部)
60,60a,60b 第2コイル(第2磁界発生部)
70 第2ステータ
71 第2ステータ片
80 MR流体
90 中間ステータホルダ
91 ポールピース(磁束通過部)
A 軸方向
B 磁束
Claims (10)
- 回転自在な回転軸(20)が設けられた輪状の第1ステータ(30)と、
前記第1ステータ(30)に設けられた複数の第1磁界発生部(40)と、
前記回転軸(20)に共に回転可能に設けられた輪状のロータ(50,53)と、
前記ロータ(50,53)を前記回転軸(20)の軸方向(A)に沿って前記第1ステータ(30)との間に挟むように設けられた輪状の第2ステータ(70)と、
前記第2ステータ(70)に設けられた複数の第2磁界発生部(60)と、
前記ロータ(50,53)の周囲に設けられ、前記各第1磁界発生部(40)及び前記各第2磁界発生部(60)の発生させる磁界により前記ロータ(50,53)に制動力を作用させるMR流体(80)と
を備えるMR流体ブレーキ構造であって、
前記第1ステータ(30)は、周方向に複数の第1ステータ片(31)を組み合わせて構成され、
前記第1ステータ片(31)には前記各第1磁界発生部(40)が設けられ、
前記第2ステータ(70)は、周方向に複数の第2ステータ片(71)を組み合わせて構成され、
前記第2ステータ片(71)には前記各第2磁界発生部(60)が設けられ、
前記第1磁界発生部(40)と前記第2磁界発生部(60)とが、前記ロータ(50,53)を介して対向して配置されることで、
前記第1ステータ(30)の周方向及び前記第2ステータ(70)の周方向へ磁束を通すことを特徴とするMR流体ブレーキ構造。 - 複数の前記ロータ(50,53)を有し、
前記ロータ(50,53)は磁束遮断部(52)を有することで、前記ロータ(50,53)の周方向への磁束が遮断されることを特徴とする請求項1に記載のMR流体ブレーキ構造。 - 前記磁束遮断部(52)を、非磁性部材に置き換えたことを特徴とする請求項2に記載のMR流体ブレーキ構造。
- 前記磁束遮断部(52)は、スリットであることを特徴とする請求項2に記載のMR流体ブレーキ構造。
- 前記磁束遮断部(52)の数量は、前記第1ステータ片(31)の数量又は前記第2ステータ片(71)の数量の2倍以上であることを特徴とする請求項2~4のいずれか一項に記載のMR流体ブレーキ構造。
- 前記ロータ(50,53)同士の間に挟まれるように設けられた、非磁性材からなる輪状の中間ステータホルダ(90)を有し、
前記中間ステータホルダ(90)は磁束通過部(91)を有することで、前記回転軸(20)の軸方向には磁束を通過させ、前記中間ステータホルダ(90)の周方向には磁束が通ることを妨げることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のMR流体ブレーキ構造。 - 前記磁束通過部(91)は、前記中間ステータホルダ(90)と機械的に一体化されていることを特徴とする請求項6に記載のMR流体ブレーキ構造。
- 前記磁束通過部(91)は、前記中間ステータホルダ(90)と鋳造により一体化されていることを特徴とする請求項6に記載のMR流体ブレーキ構造。
- 前記磁束通過部(91)は、前記中間ステータホルダ(90)とインサート成形により一体化されていることを特徴とする請求項6に記載のMR流体ブレーキ構造。
- 前記第1磁界発生部(40)の数量は、前記第1ステータ片(31)の数量の2倍以上であり、
前記第2磁界発生部(60)の数量が、前記第2ステータ片(71)の数量の2倍以上であることを特徴とする、請求項1~9のいずれか一項に記載のMR流体ブレーキ構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018056266A JP7026915B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | Mr流体ブレーキ構造 |
PCT/JP2019/011466 WO2019181947A1 (ja) | 2018-03-23 | 2019-03-19 | Mr流体ブレーキ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018056266A JP7026915B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | Mr流体ブレーキ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019168039A JP2019168039A (ja) | 2019-10-03 |
JP7026915B2 true JP7026915B2 (ja) | 2022-03-01 |
Family
ID=67986469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018056266A Active JP7026915B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | Mr流体ブレーキ構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7026915B2 (ja) |
WO (1) | WO2019181947A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7036404B1 (ja) * | 2020-12-16 | 2022-03-15 | 多摩川精機株式会社 | 磁性流体ブレーキ及びその制御方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006504908A (ja) | 2002-10-31 | 2006-02-09 | マグナ・ドライブトレイン・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト | 磁性流動クラッチ |
JP2011247403A (ja) | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Junji Furusho | Mr流体とブリッジディスク等を用いたブレーキおよびクラッチ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6099334U (ja) * | 1983-12-12 | 1985-07-06 | 小倉クラツチ株式会社 | トルクリミツタ |
WO2006086807A1 (de) * | 2005-02-21 | 2006-08-24 | Magna Drivetrain Ag & Co Kg | Magnetorheologische kupplung |
-
2018
- 2018-03-23 JP JP2018056266A patent/JP7026915B2/ja active Active
-
2019
- 2019-03-19 WO PCT/JP2019/011466 patent/WO2019181947A1/ja active Application Filing
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006504908A (ja) | 2002-10-31 | 2006-02-09 | マグナ・ドライブトレイン・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト | 磁性流動クラッチ |
JP2011247403A (ja) | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Junji Furusho | Mr流体とブリッジディスク等を用いたブレーキおよびクラッチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2019181947A1 (ja) | 2019-09-26 |
JP2019168039A (ja) | 2019-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4904736B2 (ja) | 回転電機の固定子 | |
JP6700596B2 (ja) | アキシャルギャップモータ用ロータ及びアキシャルギャップモータ | |
JP6787956B2 (ja) | ヨーク巻線を有する能動型ラジアル磁気軸受 | |
US11509203B2 (en) | Claw-pole motor with rotor flux concentrators and poles and stator with solenoid coil and alternating stator teeth | |
JP6627082B2 (ja) | 電動機 | |
JP2015133895A (ja) | 永久磁石同期機 | |
JP2020188611A (ja) | ロータ及びそれを備えたモータ | |
JP6179496B2 (ja) | 回転子および回転機 | |
US10355568B2 (en) | Flux control of permanent magnet electric machine | |
US20190372411A1 (en) | Rotor and motor using same | |
JP7026915B2 (ja) | Mr流体ブレーキ構造 | |
JP2006304539A (ja) | アキシャルギャップ型回転電機のロータ構造 | |
JP5439904B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2007236130A (ja) | 回転電機 | |
JP2018007487A (ja) | 回転機 | |
JP2006304532A (ja) | アキシャルギャップ型回転電機のロータ構造 | |
JP4490736B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2019041551A (ja) | アキシャルギャップモータ | |
JP5731055B1 (ja) | アウターロータ型発電機 | |
JP2005218228A (ja) | 埋込磁石型モータ | |
KR102449769B1 (ko) | 모터 | |
JP2014236648A (ja) | 回転電機および回転電機の回転子 | |
JP2019168037A (ja) | Mr流体ブレーキ | |
WO2019058699A1 (ja) | ロータ、およびモータ | |
JP6332731B2 (ja) | 永久磁石埋込型電動機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180409 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201030 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210720 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210906 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7026915 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |