JP7025263B2 - テープ巻き装置 - Google Patents

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Description

本発明は、テープ巻き装置に関する。
例えば、電線束(線条体束)に粘着テープを巻き付けてまとめるテープ巻き装置は、テープホルダを備えたテーピングリング(回転ドラム)が支持枠体に回転自在に装着されており、このテーピングリングを回転させることで、テープホルダに保持された粘着テープ等のテープを電線束に巻き付ける(例えば、特許文献1~3参照)。
特開平8-255523号公報 特開2008-169003号公報 特開2015-224123号公報
ところで、テープ巻き装置は、巻回されたテープを保持するテープホルダがテーピングリングに固定されている。このため、テープを使い切ったときのテープ補充や、異なる種類のテープに切り替える際のテープ交換を、作業者がその都度行うこととなる。このため、作業者への負担軽減のために作業性の改善が望まれている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、テープ補充やテープ交換を容易に行い、線条体束へのテープの巻き付け作業性を向上させることが可能なテープ巻き装置を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 線条体を束ねた線条体束にテープを巻き付けるテープ巻き装置であって、前記テープを巻回したテープリールを収容するテープホルダと、前記線条体束を挿入可能な切欠き部を有するとともに、前記テープホルダを着脱可能に保持するテープ保持部が設けられたテーピングリングと、前記テーピングリングを回転させることで、前記切欠き部に挿入された前記線条体束に前記テープホルダに保持された前記テープを巻き付けるリング駆動部と、少なくとも一つの前記テープホルダを保持するとともに、保持している前記テープホルダを前記テーピングリングの前記テープ保持部へ供給するテープ供給部と、を備え、前記テープ供給部は、前記テープホルダがスライド可能な供給溝を有し、前記テーピングリングの前記テープ保持部は、前記テープホルダがスライド可能な保持溝を有し、前記供給溝は、前記テーピングリングへ向かって鉛直下向きへ傾斜され、前記保持溝は、前記テーピングリングが所定のテープ補充位置に配置された状態で、一端側が前記供給溝と連通されるとともに、他端側が鉛直下向きへ向かって傾斜され、前記テーピングリングが前記テープ補充位置に配置された状態で、前記テープ保持部に保持されていた前記テープホルダが自重で前記保持溝の他端から排出され、前記テープ供給部に保持されていた前記テープホルダが前記供給溝から前記保持溝へ自重でスライドして前記テープ保持部に送り込まれることを特徴とするテープ巻き装置。
上記(1)の構成のテープ巻き装置によれば、テープ供給部からテーピングリングのテープ保持部へテープホルダを供給することができる。これにより、テープを使い切ったときのテープ補充や、異なる種類のテープに切り替える際のテープ交換を容易に行うことができる。したがって、作業者への負担を大幅に低減させることができるとともに、線条体束へのテープの巻き付け作業性を向上させることができる。
更に、上記()の構成のテープ巻き装置によれば、テープ供給部に保持されたテープホルダが、供給溝から保持溝へ自重でスライドして円滑かつ迅速にテーピングリングのテープ保持部へ供給される。これにより、テープ補充交換作業が迅速に行われる。
) 前記保持溝は、前記供給溝から送り込まれた前記テープホルダの送出方向前方側を係脱する第一ストッパと、送り込まれた前記テープホルダの送出方向後方側を係脱する第二ストッパと、を備え、前記供給溝は、保持している前記テープホルダの前記テーピングリング側を係脱する第三ストッパを備えることを特徴とする上記()に記載のテープ巻き装置。
上記()の構成のテープ巻き装置によれば、第一ストッパと第二ストッパとでテープホルダを係止してスライドを規制することで、テープ巻き動作時においてテープホルダを保持させることができる。
また、テーピングリングがテープ補充位置に配置された状態で第一ストッパによるテープホルダの係止が解除されることで、保持されていたテープホルダを保持溝の他端から自重で容易に排出させることができる。
さらに、第三ストッパによるテープホルダの係止を解除させることで、テープ供給部のテープホルダを自重で容易にテーピングリングの保持溝へ送り込むことができる。
) 前記リング駆動部、前記第一ストッパ、前記第二ストッパ及び前記第三ストッパを制御する制御部を備え、前記制御部は、前記テープ保持部に保持された前記テープホルダのテープ残量を算出し、前記テープ残量が予め設定されたテープ残量の閾値未満である場合に、前記リング駆動部によって前記テーピングリングを前記テープ補充位置に配置させ、前記第一ストッパ、前記第二ストッパ及び前記第三ストッパを駆動させて前記テープ保持部の前記テープホルダの排出及び前記テープ供給部の前記テープホルダの前記テープ保持部への供給を行うことを特徴とする上記()に記載のテープ巻き装置。
上記()の構成のテープ巻き装置によれば、テープ残量が予め設定された閾値未満となると、制御部によって、テープ保持部に保持されているテープホルダの排出及びテープ供給部からテープ保持部へのテープホルダの供給が自動的に行われる。これにより、テープの補充を適切なタイミングで行うことができるとともに、テープ補充交換作業をさらに容易に行うことができる。
本発明に係るテープ巻き装置によれば、テープ補充やテープ交換を容易に行い、線条体束へのテープの巻き付け作業性を向上させることが可能なテープ巻き装置を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の一実施形態に係るテープ巻き装置の構成を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本実施形態に係るテープ巻き装置のテーピングリング及びテープ供給部の斜視図である。 本実施形態に係るテープ巻き装置のテーピングリング及びテープ供給部の要部斜視図である。 本実施形態に係るテープ巻き装置のテーピングリング、テープ供給部及びテープホルダの分解斜視図である。 テープ巻き装置におけるテープ巻き動作を説明する図であって、(a)及び(b)は、それぞれテープ巻き装置の概略側面図である。 テープ巻き装置におけるテープ巻き動作を説明する図であって、(a)及び(b)は、それぞれテーピングリング及びテープ供給部の概略側面図である。 テープ巻き装置におけるテープ補充交換動作を説明する図であって、(a)及び(b)は、それぞれテーピングリング及びテープ供給部の概略側面図である。 テープ巻き装置におけるテープ補充交換動作を説明する図であって、(a)及び(b)は、それぞれテーピングリング及びテープ供給部の概略側面図である。 テープ巻き装置の制御部によるテープホルダの自動交換について説明するフローチャートである。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るテープ巻き装置10の構成を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。
図1の(a)及び(b)に示すように、本実施形態のテープ巻き装置10は、支持台20と、テーピングリング30と、リング駆動部40と、テープ供給部50とを備えている。テープ巻き装置10は、複数の電線(線条体)1を束ねた電線束(線条体束)2にテープTを巻き付けてまとめる装置である。
支持台20は、基板21と、この基板21に立設された支持板22とを有している。支持板22は、前端側に、切欠き部23を有している。切欠き部23は、支持板22における前方側が開口されている。
テーピングリング30は、円板状に形成されており、その一部に、切欠き部31を有している。テーピングリング30は、支持台20の支持板22に回転可能に支持されている。テーピングリング30は、支持台20の前端側に支持されており、その切欠き部31の開口側を前方へ向けた状態で、切欠き部31が支持板22の切欠き部23と一致するように構成されている。そして、これらの切欠き部23,31が一致した状態で、切欠き部23,31に対して電線束2が挿抜可能とされている。テーピングリング30は、テープ保持部32を有しており、このテープ保持部32には、テープホルダ80が保持されている。テープホルダ80には、巻回されたテープTが収容されている。テープTは、一方の面に粘着材を有する粘着テープであり、端部がテーピングリング30の切欠き部31側へ引き出されている。
リング駆動部40は、テーピングリング30を回転させる駆動機構部である。リング駆動部40は、駆動モータ41と、伝達機構42とを有している。駆動モータ41は、支持台20の基板21に固定されており、給電されることで、駆動軸43を回転させる。伝達機構42は、駆動プーリ71、従動プーリ72、伝達ベルト73、回転歯車74,75、伝達歯車76,77、リング歯車78を有している。
駆動プーリ71は、駆動モータ41の駆動軸43に固定されている。従動プーリ72は、支持板22に回転可能に支持された回転軸44に取付けられている。伝達ベルト73は、駆動プーリ71及び従動プーリ72に掛けられている。
回転歯車74,75は、それぞれ駆動軸43及び回転軸44に固定されている。伝達歯車76,77は、それぞれ支持板22に回転可能に支持されている。伝達歯車76には、回転歯車74が噛み合わされ、伝達歯車77には、回転歯車75が噛み合わされている。
リング歯車78は、テーピングリング30に固定されている。リング歯車78には、伝達歯車76,77がそれぞれ噛み合わされている。リング歯車78には、切欠き部79が形成されている。リング歯車78の切欠き部79は、その周方向の位置が、テーピングリング30に形成された切欠き部31と一致されている。
リング駆動部40では、駆動モータ41が駆動されて駆動軸43が回転されると、その回転力が伝達ベルト73を介して回転軸44にも伝達される。すると、駆動軸43及び回転軸44に固定された回転歯車74,75がそれぞれ回転される。これらの回転歯車74,75の回転は、伝達歯車76,77を介してテーピングリング30に設けられたリング歯車78に伝達される。これにより、テーピングリング30がテープ巻き付け方向(図1の(b)における反時計回り方向)へ回転される。このとき、リング歯車78には、切欠き部79が形成されているが、リング歯車78には、同一方向に回転する一対の伝達歯車76,77が、周方向の異なる位置で噛み合わされているため、リング歯車78の切欠き部79の形成箇所が伝達歯車76,77のいずれか一方に達したとしても、伝達歯車76,77の他方はリング歯車78に噛み合わされた状態を維持する。これにより、リング歯車78は、駆動モータ41の回転駆動力が途切れることなく伝達されて回転されることとなる。
次に、テーピングリング30のテープ保持部32及びテープ供給部50について説明する。
図2は、本実施形態に係るテープ巻き装置10のテーピングリング30及びテープ供給部50の斜視図である。図3は、本実施形態に係るテープ巻き装置10のテーピングリング30及びテープ供給部50の要部斜視図である。図4は、本実施形態に係るテープ巻き装置10のテーピングリング30、テープ供給部50及びテープホルダ80の分解斜視図である。
図2~図4に示すように、テーピングリング30のテープ保持部32は、保持溝33を有している。保持溝33は、テーピングリング30の一方の面において、切欠き部31に沿って形成されている。保持溝33は、一端側が導入口34とされ、他端側が排出口35とされている。保持溝33を構成する両側壁33aには、レール部36が形成されている。
テープ供給部50は、支持台20の支持板22に設けられている。テープ供給部50は、供給溝51を有している。供給溝51は、テーピングリング30側の端部が供給口52とされ、この供給口52と反対側が補充口53とされている。供給溝51を構成する両側壁51aには、レール部54が形成されている。この供給溝51は、供給口52が鉛直下向きへ向くように傾斜されている。
テーピングリング30は、保持溝33が供給溝51と同一の傾斜状態となる所定のテープ補給位置に配置された状態で、保持溝33の導入口34にテープ供給部50の供給溝51の供給口52が一致される。これにより、テーピングリング30の保持溝33とテープ供給部50の供給溝51とが連通された状態となる(図1の(b)参照)。
テーピングリング30の保持溝33及びテープ供給部50の供給溝51には、第一ストッパ61、第二ストッパ62及び第三ストッパ63が設けられている。第一ストッパ61は、保持溝33における排出口35側に設けられ、第二ストッパ62は、保持溝33における導入口34側に設けられている。第三ストッパ63は、供給溝51における供給口52側に設けられている。第一ストッパ61及び第二ストッパ62は、テープホルダ80よりも僅かに広い間隔をあけて配置されている。これらの第一ストッパ61、第二ストッパ62及び第三ストッパ63は、例えば、ソレノイド駆動されるもので、それぞれロッド61a,62a,63aを出没させる。
テープホルダ80は、図4に示すように、ケース81と、カバー82とを有している。ケース81は、箱型に形成された収容部83と、収容部83に一体に形成された腕部84とを有している。収容部83には、軸体85が立設されている。この収容部83には、テープTを巻回したテープリール100が収容される。テープリール100は、その中心に孔部102を有しており、この孔部102に軸体85を挿通させながら収容部83に収容される。収容部83には、引出口86が形成されており、収容部83内に収容されたテープリール100のテープTの端部が引出口86から引き出されている。この引出口86から引き出されたテープTの端部は、腕部84に貼り付けられている。カバー82は、ケース81に装着されて収容部83を封鎖する。これにより、ケース81の収容部83に収容されたテープTのテープリール100が収容部83に収容された状態でテープホルダ80に保持される。なお、テープホルダ80におけるテープTのテープリール100を保持する構造としては、ケース81の収容部83の軸体85にフランジを有する固定部材を固定することで、収容部83に収容させたテープTのテープリール100を保持させるなど種々の保持構造を用いることができる。
テープホルダ80は、テーピングリング30の保持溝33及びテープ供給部50の供給溝51内をスライド可能とされている。また、テープホルダ80には、その上下の面に、スライド溝88が形成されている。このスライド溝88には、テーピングリング30の保持溝33及びテープ供給部50の供給溝51に形成されたレール部36,54が係合する。これにより、テープホルダ80は、テーピングリング30の保持溝33及びテープ供給部50の供給溝51から脱落することなく、これらの保持溝33及び供給溝51をスライドすることができる。
テーピングリング30には、一つのテープホルダ80がテープ保持部32の保持溝33に保持される。保持溝33に保持されたテープホルダ80は、第一ストッパ61及び第二ストッパ62の突出したロッド61a,62aによって係止されて保持溝33でのスライドが規制されている。また、テープ供給部50には、複数(本例では3つ)のテープホルダ80が供給溝51に保持されている。供給溝51に保持されたテープホルダ80は、第三ストッパ63の突出したロッド63aによって係止されて供給溝51における傾斜の鉛直下方側へのスライドが規制されている。
次に、本実施形態に係るテープ巻き装置10によるテープ巻き動作について説明する。
図5は、テープ巻き装置10におけるテープ巻き動作を説明する図であって、(a)及び(b)は、それぞれテープ巻き装置10の概略側面図である。図6は、テープ巻き装置10におけるテープ巻き動作を説明する図であって、(a)及び(b)は、それぞれテーピングリング30及びテープ供給部50の概略側面図である。
図5の(a)に示すように、支持板22の切欠き部23に、テーピングリング30の切欠き部31を一致させる。次に、図5の(b)に示すように、テープTでまとめる電線束2を切欠き部23,31へ入れ、切欠き部23,31の奥に配置させ、テープホルダ80に保持されているテープTの端部を電線束2に貼り付ける。
この状態で、テープTの巻き付けを開始させる。すると、リング駆動部40の駆動モータ41が駆動し、図6の(a)に示すように、テープホルダ80を保持したテーピングリング30がテープ巻き付け方向(図6の(a)における反時計回り方向)へ回転される。さらに、テーピングリング30が回転されることで、図6の(b)に示すように、テープTがテープホルダ80から引き出されて電線束2に巻き付けられる。これにより、電線束2が、巻き付けられたテープTによってまとめられる。電線束2に対して設定された回数のテープTの巻き付けが終了すると、支持板22の切欠き部23に、テーピングリング30の切欠き部31が一致した状態でテーピングリング30が停止するとともに、図示しないカッターが作動し、テープTが切断される。その後、テープTが巻き付けられてまとめられた電線束2を切欠き部23,31から抜き取る。
なお、上記のテープ巻き動作において、電線束2とテープ巻き装置10とが、電線束2の軸方向へ相対的に移動されることで、電線束2には、長手方向にテープTが螺旋状に巻き付けられることとなる。これにより、電線束2を長手方向にわたってテープTでまとめることができる。この電線束2の長手方向への相対移動は、例えば、テープ巻き装置10に設けられた移動機構によって行ってもよく、また、テープTの巻き付け時に電線束2を長手方向へ移動させてもよい。
本実施形態に係るテープ巻き装置10では、テーピングリング30に保持されているテープホルダ80のテープTがなくなった際のテープ補充時、あるいは、異なるテープTに交換する際のテープ交換時に、テープ補充交換動作を行うことができる。
次に、本実施形態に係るテープ巻き装置10におけるテープ補充交換動作について説明する。
図7は、テープ巻き装置10におけるテープ補充交換動作を説明する図であって、(a)及び(b)は、それぞれテーピングリング30及びテープ供給部50の概略側面図である。図8は、テープ巻き装置10におけるテープ補充交換動作を説明する図であって、(a)及び(b)は、それぞれテーピングリング30及びテープ供給部50の概略側面図である。
図7の(a)に示すように、テープ補充交換動作が開始されると、テーピングリング30が、テープ補給位置に配置される。すると、テーピングリング30の保持溝33がテープ供給部50の供給溝51と同一の傾斜状態となり、保持溝33の導入口34にテープ供給部50の供給溝51の供給口52が一致される。これにより、テーピングリング30の保持溝33とテープ供給部50の供給溝51とが連通された状態となる。
次に、図7の(b)に示すように、第一ストッパ61のロッド61aが引き込まれ、テープ保持部32の保持溝33に保持されたテープホルダ80のロッド61aによる係止が解除される。すると、保持溝33に保持されていたテープホルダ80が自重によって保持溝33内をスライドし、排出口35から排出される。
図8の(a)に示すように、第一ストッパ61のロッド61aが突出するとともに、第二ストッパ62及び第三ストッパ63のロッド62a,63aが引き込まれる。すると、テープ供給部50の供給溝51に保持されていた最下部のテープホルダ80が、傾斜に沿って供給溝51内をスライドし、テーピングリング30のテープ保持部32の保持溝33へ送り込まれる。
図8の(b)に示すように、保持溝33へ送り込まれたテープホルダ80は、保持溝33内において、第一ストッパ61のロッド61aに当接して停止する。この状態で、第二ストッパ62及び第三ストッパ63のロッド62a,63aが突出する。これにより、保持溝33内に送り込まれたテープホルダ80が第一ストッパ61及び第二ストッパ62のロッド61a,62aによって係止されてテープ保持部32の所定位置に保持される。
また、供給溝51に保持された残りのテープホルダ80は、供給溝51内をスライドして第三ストッパ63の突出したロッド63aに係止され、供給溝51における傾斜の鉛直下方側へのスライドが規制される。
なお、第三ストッパ63のロッド63aが引き込まれて最下部のテープホルダ80が送り出される際に、他のテープホルダ80が最下部のテープホルダ80に連なってスライドしてテーピングリング30の保持溝33へ送り出されてしまう可能性がある。このため、最下部のテープホルダ80に対して他のテープホルダ80が連なってスライドしないように、供給溝51における最下部のテープホルダ80の保持位置から鉛直下方側の摩擦係数が低くされているとともに、供給溝51の傾斜角度が適切に設定されている。これにより、最下部のテープホルダ80の送り出し後に、第三ストッパ63のロッド63aを突出させることで、残りのテープホルダ80が最下部のテープホルダ80よりもゆっくりスライドし、確実にロッド63aに係止されて供給溝51に保持される。また、テープ供給部50の供給溝51へテープホルダ80を補充する場合は、供給溝51の補充口53から新たなテープホルダ80を送り込む。
以上、説明したように、本実施形態に係るテープ巻き装置10によれば、テープ供給部50からテーピングリング30のテープ保持部32へテープホルダ80を供給することができる。これにより、テープTを使い切ったときのテープ補充や、異なる種類のテープTに切り替える際のテープ交換を容易に行うことができる。したがって、作業者への負担を大幅に低減させることができるとともに、電線束2へのテープTの巻き付け作業性を向上させることができる。
また、テープTの補充交換の際には、テープ供給部50に保持されたテープホルダ80が、供給溝51から保持溝33へ自重でスライドして円滑かつ迅速にテーピングリング30のテープ保持部32へ供給される。これにより、テープ補充交換作業が迅速に行われる。
また、保持溝33は、供給溝51から送り込まれたテープホルダ80の送出方向前方側を係脱する第一ストッパ61と、送り込まれたテープホルダ80の送出方向後方側を係脱する第二ストッパ62と、を備え、供給溝51は、保持しているテープホルダ80のテーピングリング30側を係脱する第三ストッパ63を備えている。
これにより、第一ストッパ61と第二ストッパ62とでテープホルダ80を係止してスライドを規制することで、テープ巻き動作時においてテープホルダ80を保持させることができる。また、テーピングリング30がテープ補充位置に配置された状態で第一ストッパ61によるテープホルダ80の係止が解除されることで、保持されていたテープホルダ80を保持溝33の他端の排出口35から自重で容易に排出させることができる。さらに、第三ストッパ63によるテープホルダ80の係止を解除させることで、テープ供給部50のテープホルダ80を自重で容易にテーピングリング30の保持溝33へ送り込むことができる。
また、本実施形態に係るテープ巻き装置10では、図示しない制御部によってテープホルダ80を自動交換させることも可能である。
次に、本実施形態に係るテープ巻き装置10の制御部によるテープホルダ80の自動交換について説明する。
図9は、本実施形態に係るテープ巻き装置の制御部によるテープホルダの自動交換について説明するフローチャートである。
先ず、予め、作業XごとのテープTの使用量ΔL(x)を次式(1)に基づいて算出し、テープ巻き装置10の制御部に入力する(ステップS1)。
ΔL(x)=(N(x)-N(x-1))/N………式(1)
ただし、ΔL(x) :作業Xにおけるテープの使用量(m)
N(x) :作業X前のテープTの質量(g)
N(x-1):作業X後のテープTの質量(g)
N :テープTの単位長さ当たりの質量(g)
さらに、テープTの残量の閾値Ltを設定し、テープ巻き装置10の制御部に入力する(ステップS2)。
作製するワイヤハーネス(電線束2)の品番をテープ巻き装置10の制御部に入力する(ステップS3)。
テープ巻き装置10の制御部が、テープ巻き後である作業X後のテープTの残量L(x)を次式(2)に基づいて算出する(ステップS4)。
L(x)=L0-ΣΔL(x)………式(2)
ただし、L(x) :作業X後のテープTの長さ(m)
L0 :新品のテープTの長さ(m)
ΣΔL(x):テープTの使用量の積算値(m)
テープ巻き装置10の制御部が、テープ残量L(x)とテープ残量の閾値Ltとを比較し、テープ交換を行うか否かを判定する(ステップS5)。
制御部は、テープ残量L(x)がテープ残量の閾値Lt未満(L(x)<Lt)である場合(ステップS5:Yes)、電線束2へのテープ巻き動作を実施することなく、テープ補充交換動作を実施する(ステップS6)。そして、テープTの使用量の積算値ΣΔL(x)をリセットし、電線束2へのテープ巻き動作を実施する(ステップS7)。そして、テープTの使用量の積算値ΣΔL(x)を更新し、品番の入力処理(ステップS3)へ移行する。
制御部は、テープ残量L(x)がテープ残量の閾値Lt以上(L(x)≧Lt)である場合(ステップS5:No)、電線束2へのテープ巻き動作を実施する(ステップS7)。そして、テープTの使用量の積算値ΣΔL(x)を更新し、品番の入力処理(ステップS3)へ移行する。
このように、本実施形態に係るテープ巻き装置10では、テープ残量L(x)が予め設定された閾値Lt未満となると、制御部によって、テープ保持部32に保持されているテープホルダ80の排出及びテープ供給部50からテープ保持部32へのテープホルダ80の供給が自動的に行われる。これにより、テープTの補充を適切なタイミングで行うことができるとともに、テープ補充交換作業をさらに容易に行うことができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、電線1を束ねた電線束2にテープTを巻き付けたが、テープTを巻き付けるものは、線条体を束ねた線条体束であればよく、電線束2に限らない。また、電線束2に巻き付けるテープTも粘着テープに限らず、アルミシールドテープ等の種々のテープを用いることができる。
ここで、上述した本発明に係るテープ巻き装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 線条体(電線1)を束ねた線条体束(電線束2)にテープ(T)を巻き付けるテープ巻き装置(10)であって、
前記テープ(T)を巻回したテープリール(100)を収容するテープホルダ(80)と、
前記線条体束(電線束2)を挿入可能な切欠き部(31)を有するとともに、前記テープホルダ(80)を着脱可能に保持するテープ保持部(32)が設けられたテーピングリング(30)と、
前記テーピングリング(30)を回転させることで、前記切欠き部(31)に挿入された前記線条体束(電線束2)に前記テープホルダ(80)に保持された前記テープ(T)を巻き付けるリング駆動部(40)と、
少なくとも一つの前記テープホルダ(80)を保持するとともに、保持している前記テープホルダ(80)を前記テーピングリング(30)の前記テープ保持部(32)へ供給するテープ供給部(50)と、
を備える
ことを特徴とするテープ巻き装置(10)。
[2] 前記テープ供給部(50)は、前記テープホルダ(80)がスライド可能な供給溝(51)を有し、
前記テーピングリング(30)の前記テープ保持部(32)は、前記テープホルダ(80)がスライド可能な保持溝(33)を有し、
前記供給溝(51)は、前記テーピングリング(30)へ向かって鉛直下向きへ傾斜され、
前記保持溝(33)は、前記テーピングリング(30)が所定のテープ補充位置に配置された状態で、一端側が前記供給溝(51)と連通されるとともに、他端側が鉛直下向きへ向かって傾斜され、
前記テーピングリング(30)が前記テープ補充位置に配置された状態で、前記テープ保持部(32)に保持されていた前記テープホルダ(80)が自重で前記保持溝(33)の他端から排出され、前記テープ供給部(50)に保持されていた前記テープホルダ(80)が前記供給溝(51)から前記保持溝(33)へ自重でスライドして前記テープ保持部(32)に送り込まれる
ことを特徴とする上記[1]に記載のテープ巻き装置(10)。
[3] 前記保持溝(33)は、前記供給溝(51)から送り込まれた前記テープホルダ(80)の送出方向前方側を係脱する第一ストッパ(61)と、送り込まれた前記テープホルダ(80)の送出方向後方側を係脱する第二ストッパ(62)と、を備え、
前記供給溝(51)は、保持している前記テープホルダ(80)の前記テーピングリング(30)側を係脱する第三ストッパ(63)を備える
ことを特徴とする上記[2]に記載のテープ巻き装置(10)。
[4] 前記リング駆動部(40)、前記第一ストッパ(61)、前記第二ストッパ(62)及び前記第三ストッパ(63)を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記テープ保持部(32)に保持された前記テープホルダ(80)のテープ残量(L(x))を算出し、前記テープ残量(L(x))が予め設定されたテープ残量の閾値(Lt)未満である場合に、前記リング駆動部(40)によって前記テーピングリング(30)を前記テープ補充位置に配置させ、前記第一ストッパ(61)、前記第二ストッパ(62)及び前記第三ストッパ(63)を駆動させて前記テープ保持部(32)の前記テープホルダ(80)の排出及び前記テープ供給部(50)の前記テープホルダ(80)の前記テープ保持部(32)への供給を行う
ことを特徴とする上記[3]に記載のテープ巻き装置(10)。
1:電線(線条体)
2:電線束(線条体束)
10:テープ巻き装置
30:テーピングリング
31:切欠き部
32:テープ保持部
33:保持溝
40:リング駆動部
50:テープ供給部
51:供給溝
61:第一ストッパ
62:第二ストッパ
63:第三ストッパ
80:テープホルダ
100:テープリール
T:テープ

Claims (3)

  1. 線条体を束ねた線条体束にテープを巻き付けるテープ巻き装置であって、
    前記テープを巻回したテープリールを収容するテープホルダと、
    前記線条体束を挿入可能な切欠き部を有するとともに、前記テープホルダを着脱可能に保持するテープ保持部が設けられたテーピングリングと、
    前記テーピングリングを回転させることで、前記切欠き部に挿入された前記線条体束に前記テープホルダに保持された前記テープを巻き付けるリング駆動部と、
    少なくとも一つの前記テープホルダを保持するとともに、保持している前記テープホルダを前記テーピングリングの前記テープ保持部へ供給するテープ供給部と、
    を備え
    前記テープ供給部は、前記テープホルダがスライド可能な供給溝を有し、
    前記テーピングリングの前記テープ保持部は、前記テープホルダがスライド可能な保持溝を有し、
    前記供給溝は、前記テーピングリングへ向かって鉛直下向きへ傾斜され、
    前記保持溝は、前記テーピングリングが所定のテープ補充位置に配置された状態で、一端側が前記供給溝と連通されるとともに、他端側が鉛直下向きへ向かって傾斜され、
    前記テーピングリングが前記テープ補充位置に配置された状態で、前記テープ保持部に保持されていた前記テープホルダが自重で前記保持溝の他端から排出され、前記テープ供給部に保持されていた前記テープホルダが前記供給溝から前記保持溝へ自重でスライドして前記テープ保持部に送り込まれる
    ことを特徴とするテープ巻き装置。
  2. 前記保持溝は、前記供給溝から送り込まれた前記テープホルダの送出方向前方側を係脱する第一ストッパと、送り込まれた前記テープホルダの送出方向後方側を係脱する第二ストッパと、を備え、
    前記供給溝は、保持している前記テープホルダの前記テーピングリング側を係脱する第三ストッパを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のテープ巻き装置。
  3. 前記リング駆動部、前記第一ストッパ、前記第二ストッパ及び前記第三ストッパを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記テープ保持部に保持された前記テープホルダのテープ残量を算出し、前記テープ残量が予め設定されたテープ残量の閾値未満である場合に、前記リング駆動部によって前記テーピングリングを前記テープ補充位置に配置させ、前記第一ストッパ、前記第二ストッパ及び前記第三ストッパを駆動させて前記テープ保持部の前記テープホルダの排出及び前記テープ供給部の前記テープホルダの前記テープ保持部への供給を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載のテープ巻き装置。
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