JP7024519B2 - 電源装置、電子機器及び電源装置の制御方法 - Google Patents

電源装置、電子機器及び電源装置の制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、電源装置、電子機器及び電源装置の制御方法に関する。
従来、入力電圧を所定の電源電圧に変換して出力部から出力する電源装置が、各種の電子機器に搭載されて用いられている(例えば、特許文献1)。
特開2002-320338号公報
しかしながら、上記従来の技術では、出力部がショートした場合に、出力電流の増大による発熱が避けられない。このため、当該発熱に起因する電子機器の温度上昇により、電子機器の誤動作が生じたり、人体に直接装着して用いる電子機器(時計など)においてユーザに高温化による不快感を与えたりするという課題がある。
この発明の目的は、容易かつ確実に、電源装置のショートによる発熱を抑制することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、
制御信号が入力される入力部と、前記入力部に入力された前記制御信号が所定の第1の信号状態である場合に電圧の出力を行わず前記制御信号が所定の第2の信号状態である場合に所定の電源電圧を出力する出力部と、を備える電源回路と、
前記出力部に接続された第1の信号入力部と、前記入力部に接続された信号出力部と、を備え、前記出力部からの出力電圧が所定の電圧条件を満たす場合に前記制御信号を前記第1の信号状態に遷移させる制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、
前記第1の信号状態の前記制御信号を前記信号出力部から出力する第1動作、
前記第2の信号状態の前記制御信号を前記信号出力部から出力する第2動作、
前記第1の信号入力部に入力される入力信号が前記所定の電圧条件に対応する所定の信号条件を満たす場合に、前記信号出力部から前記第1の信号状態の前記制御信号を出力し、前記入力信号が前記信号条件を満たさない場合に、前記信号出力部から前記第2の信号状態の前記制御信号を出力する第3動作、
を行うことを特徴とする電源装置である。
本発明に従うと、容易かつ確実に、電源装置のショートによる発熱を抑制することができるという効果がある。
スマートウォッチを示す斜視図である。 電源装置の構成を示すブロック図である。 レジスタ値に応じた制御回路の動作モードを説明する図である。 電源保護処理の制御手順を説明するフローチャートである。 電源保護処理において書き込まれるレジスタ値、及び各部の電圧レベルの推移を示す図である。 第2の実施形態の電源装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態の電源保護処理の制御手順を説明するフローチャートである。 第2の実施形態の電源保護処理における各部の電圧レベルの推移を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る第1の実施形態のスマートウォッチ100を示す斜視図である。
スマートウォッチ100は、腕時計型の電子機器であり、筐体101と、表示部102と、操作ボタン103と、筐体101の内部に格納された複合電源IC10及びコントローラ40などを備える。
コントローラ40は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを有し、操作ボタン103に対するユーザからの入力操作などに応じて、ROMに記憶された各種プログラムをRAMに展開してCPUにより実行することで、スマートウォッチ100の各部の動作を制御する。
複合電源IC10は、コントローラ40による制御下で、スマートウォッチ100の各部に所定の電源電圧を供給する。
表示部102は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイといった表示装置を備え、コントローラ40による制御下で、現在時刻や、コントローラ40による各種処理の結果などを表示させる。
図2は、スマートウォッチ100に搭載されている電源装置1の構成を示すブロック図である。
電源装置1は、上述の複合電源IC10及びコントローラ40と、抵抗素子Rと、を備えている。なお、ここでは、スマートウォッチ100を統括制御するコントローラ40が電源装置1のコントローラ40を兼ねる例を用いて説明するが、電源装置1を制御するための専用のコントローラが別個に設けられていても良い。
複合電源IC10は、電源回路20と、制御回路30と、入力端子T1、T3と、出力端子T2などを備えている。このうち出力端子T2は、抵抗素子Rを介して入力端子T3と電気的に接続されている。
電源回路20は、制御信号S1が入力される入力部21と、入力部21に入力された制御信号S1に応じて、スマートウォッチ100の筐体101内に設けられた図示しない電池からの入力電圧を所定の電源電圧Voutに変換して出力する出力部22と、を有する。出力部22は、出力端子T2に接続されている。
より詳しくは、出力部22は、入力部21に入力された制御信号S1が所定のローレベル(第1の信号状態)である場合に電圧の出力を行わず、制御信号S1が所定のハイレベル(第2の信号状態)である場合に電源電圧Voutの出力を行う。よって、入力部21は、電源回路20により電源電圧Voutの出力動作を実行させ、又は停止させるための制御信号S1の入力を受け付けるイネーブル端子として機能する。制御信号S1に応じた電源回路20の具体的な動作制御の方法は、特には限られないが、例えば、ローレベルの制御信号S1が入力部21に入力された場合に、出力部22に接続されたトランジスタの導通制御を行うためのオペアンプの動作を停止させて、当該トランジスタを非導通にする方法などを用いることができる。
電源回路20としては、LDO(Low Dropout)などのリニアレギュレータや、スイッチングレギュレータといったDC/DCコンバータなどを用いることができる。本実施形態では、電源回路20としてLDOが用いられている。
なお、制御回路30からの制御信号S1に応じて異なる複数の電源電圧を出力可能な電源回路20を用いても良い。また、複合電源IC10に、複数の電源回路20が設けられていても良い。
制御回路30は、第1の信号入力部31aと、第2の信号入力部31bと、信号出力部32と、図示しないレジスタなどを備える。
第1の信号入力部31aは、入力端子T3に接続されている。第1の信号入力部31aには、出力端子T2に出力されている電圧(すなわち、出力部22の出力電圧)に応じた電圧レベルの入力信号S2が入力される。
第2の信号入力部31bは、入力端子T1に接続されている。第2の信号入力部31bには、コントローラ40から、レジスタに書き込まれるレジスタ値を設定するための設定信号S3が入力される。
信号出力部32は、電源回路20の入力部21に接続されており、入力部21に制御信号S1を出力する。
制御回路30は、レジスタに書き込まれるレジスタ値に応じた動作モードで動作することで、電源回路20の動作を制御する。
図3は、レジスタ値に応じた制御回路30の動作モードを説明する図である。
制御回路30は、レジスタ値が「00」である場合には第1動作モードで動作し、レジスタ値が「01」である場合には第2動作モードで動作し、レジスタ値が「10」である場合には第3動作モードで動作する。
第1動作モードでは、制御回路30は、信号出力部32からローレベル「Lo」の制御信号S1を出力する第1動作を行う。よって、制御回路30が第1動作モードで動作している場合には、電源回路20は、出力部22からの電圧出力を行わないオフ状態「off」となる。
第2動作モードでは、制御回路30は、信号出力部32からハイレベル「Hi」の制御信号S1を出力する第2動作を行う。よって、制御回路30が第2動作モードで動作している場合には、電源回路20は、出力部22から電源電圧Voutの出力を行うオン状態「on」となる。コントローラ40により、制御回路30の動作モードを第2動作モードに設定する処理は、電源回路20の出力部22から電源電圧Voutを出力させる電圧出力処理に相当する。
第3動作モードでは、制御回路30は、第1の信号入力部31aに入力される入力信号S2の電圧が所定の信号条件(ここでは、ローレベル「Lo」であること)を満たす場合に信号出力部32からローレベル「Lo」の制御信号S1を出力し、入力信号S2の電圧が上記信号条件を満たさない場合(ここでは、ハイレベル「Hi」である場合)に信号出力部32からハイレベル「Hi」の制御信号S1を出力する第3動作を行う。よって、第3動作モードでは、入力信号S2がハイレベル「Hi」である場合には、制御信号S1がハイレベル「Hi」となって電源回路20がオン状態「on」とされ、入力信号S2がローレベル「Lo」である場合には、制御信号S1がローレベル「Lo」となって電源回路20がオフ状態「off」とされる。
ここで、入力信号S2は、電源回路20の出力部22からの出力電圧に連動して変化する。詳しくは、入力信号S2は、出力部22から電源電圧Voutが出力されている場合にハイレベル「Hi」となり、出力部22からの出力電圧が所定の電圧条件を満たす場合(具体的には、電源電圧Voutが出力されていない場合、又は出力部22のショートにより出力電圧が所定値以下に低下した場合)にローレベル「Lo」となる。
したがって、抵抗素子Rを介して出力部22及び入力部21に接続された制御回路30は、出力部22からの出力電圧が所定の電圧条件を満たす場合に、入力部21に入力される制御信号S1をローレベル「Lo」に遷移させる信号遷移部を構成する。
また、制御回路30が第1動作モード又は第2動作モードで動作しているときの電源装置1は、上記の信号遷移部による制御信号S1の信号状態の遷移が抑止された状態(以下では、第1状態とも記す)であり、制御回路30が第3動作モードで動作しているときの電源装置1は、当該信号遷移部による制御信号S1の信号状態の遷移が可能な状態(以下では、第2状態とも記す)である。また、コントローラ40により、制御回路30を第1動作モード又は第2動作モードから第3動作モードに移行させる処理は、電源装置1を第1状態から第2状態に切り替える遷移可能化制御に相当する。
このように、第3動作モードでは、入力信号S2がハイレベル「Hi」からローレベル「Lo」に切り替わったときに制御信号S1がローレベル「Lo」に遷移するため、電源回路20を自動的に(すなわち、コントローラ40による制御を要さずに)オン状態「on」からオフ状態「off」に遷移させて、電源電圧Voutの出力動作を停止させることができる。したがって、電源電圧Voutを出力している状態の出力部22が接地電位などとショートした場合には、入力信号S2がハイレベル「Hi」からローレベル「Lo」に切り替わることで、電源回路20をオフ状態「off」に切り替えて、過大なショート電流が流れることによる発熱を抑制することができる。
なお、上記では、入力信号S2に係る信号条件を、ローレベル「Lo」であること、としたが、これに限られず、論理レベルの閾値とは独立に定められた所定電圧以下であること、としても良い。ここで、所定電圧は、電源電圧Voutを出力している出力部22にショートが生じたときに、入力信号S2が取り得る電圧レベルの上限値とすることができる。
コントローラ40は、設定信号S3を出力する設定信号出力部42を有する。設定信号出力部42は、入力端子T1を介して制御回路30の第2の信号入力部31bに接続されている。設定信号S3は、制御回路30のレジスタに「00」、「01」、「10」のいずれかのレジスタ値を書き込むための信号である。コントローラ40は、設定信号S3を出力することで、制御回路30の動作を制御し、これにより間接的に電源回路20の動作を制御する。
次に、出力部22のショート時に電源装置1が保護されるようにするための電源保護処理について説明する。
図4は、電源保護処理のコントローラ40による制御手順を説明するフローチャートである。
また、図5は、電源保護処理において書き込まれるレジスタ値と、制御信号S1、電源回路20の出力部22の出力電圧(以下、単に電源回路20の出力電圧と記す)、及び入力信号S2の各電圧レベルの推移を示す図である。
電圧保護処理の開始時には、制御回路30のレジスタにはデフォルト値として「00」が書き込まれている。よって、制御回路30は、第1動作モードで動作しており、信号出力部32からローレベル「Lo」の制御信号S1を出力している。これにより、電源回路20の出力電圧は0V(オフ状態「off」)となっており、入力信号S2はローレベル「Lo」となっている。
電源保護処理が開始されると、コントローラ40は、タイミングt1において、所定の設定信号S3を出力して制御回路30のレジスタに「01」を書き込み、制御回路30の動作モードを第2動作モードに設定する。これにより、制御回路30は、信号出力部32からハイレベル「Hi」の制御信号S1を出力する。これに応じて、電源回路20の出力電圧は、タイミングt2において電源電圧Vout(オン状態「on」)となり、電源電圧Voutの出力が開始される(ステップS101:電圧出力工程)。また、電源回路20の出力電圧が電源電圧Voutとなるのに応じて、入力信号S2がハイレベル「Hi」となる。この状態の電源装置1は、上述した第1状態である。
次に、コントローラ40は、タイミングt3において、所定の設定信号S3を出力して制御回路30のレジスタに「10」を書き込み、制御回路30の動作モードを第3動作モードに設定する(ステップS102:遷移可能化工程)。これにより、電源装置1は、上述した第2状態に遷移する。このとき、入力信号S2はハイレベル「Hi」となっているため、制御回路30は、信号出力部32から引き続きハイレベル「Hi」の制御信号S1を出力する。よって、電源回路20は、電源電圧Voutを出力するオン状態「on」を維持する。
このときの電源装置1は、制御信号S1の信号状態の遷移が可能な第2状態となっており、電源回路20の出力部22がショートして出力電圧が低下した場合には、入力信号S2がローレベル「Lo」となって、制御回路30の信号出力部32から出力される制御信号S1がローレベル「Lo」に遷移する。この結果、電源回路20による電源電圧Voutの出力動作が停止される(オフ状態「off」)。すなわち、出力部22のショートに応じて自動的に電源回路20による電源電圧Voutの出力動作が停止されて(オフ状態「off」)電源回路20が保護され、過大なショート電流が流れることによる発熱が抑制される。
ステップS102の処理が終了すると、電源保護処理が終了する。
なお、ステップS102の処理の後に、電源回路20による電源電圧Voutの出力を停止させる場合には、コントローラ40は、所定の設定信号S3を出力してレジスタに「00」を書き込み、制御回路30の動作モードを第1動作モードに設定する(図5のタイミングt4)。これにより、制御回路30は、信号出力部32からローレベル「Lo」の制御信号S1を出力する。これに応じて、電源回路20の出力電圧は、タイミングt5において0Vとなり、電源電圧Voutの出力が停止される(オフ状態「off」)。
以上のように、本実施形態に係る電源装置1は、制御信号S1が入力される入力部21と、入力部21に入力された制御信号S1がローレベル「Lo」(第1の信号状態)である場合に電圧の出力を行わず(オフ状態「off」)、制御信号S1がハイレベル「Hi」(第2の信号状態)である場合に電源電圧Voutを出力する(オン状態「on」)出力部22と、を有する電源回路20と、入力部21及び出力部22に接続され、出力部22からの出力電圧が所定の電圧条件を満たす場合に制御信号S1をローレベル「Lo」に遷移させる信号遷移部としての制御回路30を備える。
このような構成によれば、電源電圧Voutを出力している状態の出力部22がショートした場合に、入力部21に入力される制御信号S1の信号状態が制御回路30によってローレベル「Lo」に遷移されることで、電源回路20をオフ状態「off」に切り替えることができる。よって、容易かつ確実に、過大なショート電流が流れることによる発熱を抑制することができる。
また、信号遷移部としての制御回路30は、出力部22に接続された第1の信号入力部31aと、入力部21に接続された信号出力部32と、を有し、制御回路30は、ローレベル「Lo」の制御信号S1を信号出力部32から出力する第1動作、ハイレベル「Hi」の制御信号S1を信号出力部32から出力する第2動作、第1の信号入力部31aに入力される信号がローレベル「Lo」である場合に、信号出力部32からローレベル「Lo」の制御信号S1を出力し、第1の信号入力部31aに入力される信号がハイレベル「Hi」である場合に、信号出力部32からハイレベル「Hi」の制御信号S1を出力する第3動作、を行う。このような構成によれば、第3動作を行う第3動作モードで制御回路30を動作させることで、電源電圧Voutを出力している状態(オン状態「on」)の出力部22がショートした場合に、入力信号S2がローレベル「Lo」となるのに応じて、入力部21に入力される制御信号S1の信号状態をローレベル「Lo」に遷移させることができる。よって、ショートの発生時に電源回路20をオフ状態「off」に切り替えて、過大なショート電流が流れることによる発熱を抑制することができる。また、出力部22と制御回路30の第1の信号入力部31aとを接続する簡易な構成により、ショート時に電源装置1を保護することができる。
また、制御回路30は、当該制御回路30の動作を設定するための設定信号S3が入力される第2の信号入力部31bを有し、当該第2の信号入力部31bに入力された設定信号S3に応じて第1動作、第2動作及び第3動作のいずれかを行う。これにより、設定信号S3を供給する簡易な処理で制御回路30の動作を切り替えることができる。
また、電源装置1は、当該電源装置1を、信号遷移部としての制御回路30による制御信号S1の信号状態の遷移が抑止される第1状態から、当該遷移が可能な第2状態に切り替える遷移可能化制御を行うコントローラ40を備え、コントローラ40は、出力部22から電源電圧Voutが出力されているとき(オン状態「on」)に遷移可能化制御を行う。これによれば、出力部22のショートによる出力電圧の低下に応じて制御信号S1がローレベル「Lo」に遷移する状態、すなわち、ショートの発生時に電源回路20の電圧出力動作が自動的に停止する安全な状態で、電源電圧Voutを出力させることができる。よって、簡易かつ確実に、過大なショート電流が流れることによる発熱を抑制することができる。
また、コントローラ40は、第2の信号入力部31bに接続され、当該第2の信号入力部31bに対して設定信号S3を出力する設定信号出力部42を有し、制御回路30に第2動作を行わせるための設定信号S3を設定信号出力部42から出力して出力部22から電源電圧Voutを出力させる(オン状態「on」)電圧出力制御を行い、電圧出力制御の後に続けて、制御回路30に第3動作を行わせるための設定信号S3を設定信号出力部42から出力することで電源装置1を第2状態に切り替える遷移可能化制御を行う。これによれば、設定信号出力部42から設定信号S3を出力して制御回路30に第2動作、第3動作を順に行わせる簡易な制御により、ショートの発生時に電源回路20の電圧出力動作が自動的に停止する安全な状態で、電源電圧Voutを出力させることができる。
また、本実施形態の電子機器としてのスマートウォッチ100は、上記の電源装置1を備えるので、簡易かつ確実に、過大なショート電流が流れることによる発熱を抑制することができる。
また、本実施形態の電源装置1の制御方法は、入力部21にハイレベル「Hi」の制御信号S1を入力して出力部22から電源電圧Voutを出力させる(オン状態「on」)電圧出力工程、出力部22から電源電圧Voutが出力されているときに(オン状態「on」)、電源装置1を、信号遷移部による制御信号S1の信号状態の遷移が抑止される状態から当該遷移が可能な状態に切り替える遷移可能化工程、を含む。このような方法によれば、出力部22のショートによる出力電圧の低下に応じて制御信号S1がローレベル「Lo」に遷移する状態、すなわち、ショートの発生時に電源回路20の電圧出力動作が自動的に停止する安全な状態で、電源電圧Voutを出力させることができる。よって、簡易かつ確実に、過大なショート電流が流れることによる発熱を抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。本実施形態は、電源装置1の構成の一部が第1の実施形態と異なる。以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図6は、第2の実施形態の電源装置1の構成を示すブロック図である。
本実施形態の電源装置1は、電源回路20、コントローラ40及び抵抗素子Rにより構成されている。
本実施形態のコントローラ40は、制御信号S1を出力する制御信号出力部43を有している。
また、電源回路20の入力部21は、コントローラ40の制御信号出力部43に接続されているとともに、抵抗素子Rを介して出力部22に接続されている。
このような構成の本実施形態の電源装置1では、コントローラ40から電源回路20に制御信号S1が出力されて、コントローラ40により直接電源回路20の動作が制御される。
また、出力部22と入力部21とが抵抗素子Rを介して接続されているため、コントローラ40の制御信号出力部43をハイインピーダンス状態とすることで、地点Pの電圧レベル(すなわち、入力部21に入力される制御信号S1の信号状態)を、電源回路20の出力部22の出力電圧に応じて遷移させることができる。具体的には、出力部22から電源電圧Voutが出力されているとき(オン状態「on」)に地点Pの電圧レベルがハイレベル「Hi」となり、出力部22からの出力電圧が上述の電圧条件を満たす場合に地点Pの電圧レベルがローレベル「Lo」となるように抵抗素子Rの抵抗値が調整されている。
したがって、本実施形態では、出力部22と入力部21とを接続する、抵抗素子Rを含む配線が、信号遷移部を構成する。
また、コントローラ40の制御信号出力部43からハイレベル「Hi」又はローレベル「Lo」の制御信号S1が出力されているときの電源装置1は、信号遷移部による制御信号S1の信号状態の遷移が抑止された第1状態であり、制御信号出力部43がハイインピーダンス状態となっているときの電源装置1は、信号遷移部による制御信号S1の信号状態の遷移が可能な第2状態である。また、コントローラ40による、制御信号出力部43をハイインピーダンス状態とする処理は、電源装置1を第1状態から第2状態に切り替える遷移可能化制御に相当する。
制御信号出力部43がハイインピーダンス状態となっている状態では、電源電圧Voutを出力している状態(オン状態「on」)の出力部22がショートした場合に、地点Pの電圧レベルがハイレベル「Hi」からローレベル「Lo」に切り替わることで、電源回路20が自動的にオフ状態「off」となるため、過大なショート電流が流れることによる発熱を抑制することができる。
次に、本実施形態の電源装置1における電源保護処理について説明する。
図7は、電源保護処理のコントローラ40による制御手順を説明するフローチャートである。
また、図8は、電源保護処理における制御信号出力部43、図6の地点P(制御信号S1)、及び電源回路20の出力電圧の各電圧レベルの推移を示す図である。
電源保護処理が開始されると、コントローラ40は、タイミングt1において、制御信号出力部43からハイレベル「Hi」の制御信号S1を出力し、地点Pの電圧レベルをハイレベル「Hi」とする。これに応じて、電源回路20の出力電圧は、タイミングt2において電源電圧Voutとなり(オン状態「on」)、電源電圧Voutの出力が開始される(ステップS201:電圧出力工程)。以降、地点Pの電圧は、電源回路20の出力電圧によってハイレベル「Hi」にプルアップされた状態となる。
次に、コントローラ40は、タイミングt3において、制御信号出力部43をハイインピーダンス状態に遷移させる(ステップS202:遷移可能化工程)。このとき、地点Pの電圧は、電源回路20の出力電圧によってハイレベル「Hi」にプルアップされた状態で維持される。これによって、電源回路20は、電源電圧Voutを出力する状態(オン状態「on」)を維持する。
また、このように制御信号出力部43をハイインピーダンス状態とすることで、電源装置1は、上述の第1状態から、制御信号S1の信号状態の遷移が可能な第2状態に遷移する。この状態の電源装置1では、電源回路20の出力部22がショートして出力電圧が低下した場合には、当該出力電圧によってプルアップされていた地点Pの電圧レベル(制御信号S1の信号状態)が、出力電圧の低下に応じてローレベル「Lo」に遷移する。この結果、電源回路20による電源電圧Voutの出力動作が停止される(オフ状態「off」)。また、コントローラ40の制御信号出力部43がハイインピーダンス状態となっているため、コントローラ40からの信号出力が電源回路20の動作に影響することもない。よって、出力部22のショートに応じて自動的に電源回路20の電圧出力動作が停止されて(オフ状態「off」)電源回路20が保護され、過大なショート電流が流れることによる発熱が抑制される。
ステップS202の処理が終了すると、電源保護処理が終了する。
なお、ステップS202の処理の後に、電源回路20による電源電圧Voutの出力を停止させる(オフ状態「off」)場合には、コントローラ40は、ローレベル「Lo」の制御信号S1を出力する(図8のタイミングt4)。これに応じて、電源回路20の出力電圧は、タイミングt5において0Vとなり、電源電圧Voutの出力が停止される(オフ状態「off」)。
以上のように、本実施形態に係る電源装置1は、信号遷移部として、出力部22と入力部21とを接続する、抵抗素子Rが設けられた配線を有する。このような構成によれば、また、出力部22と入力部21とを接続する簡易な構成により、ショート時に電源装置1を保護することができる。
また、コントローラ40は、入力部21に接続され、当該入力部21に対して制御信号S1を出力する制御信号出力部43を有し、ハイレベル「Hi」の制御信号S1を制御信号出力部から出力して出力部22から電源電圧Voutを出力させる(オン状態「on」)電圧出力制御を行い、電圧出力制御の後に続けて、制御信号出力部43をハイインピーダンス状態とすることで電源装置1を第2状態に切り替える遷移可能化制御を行う。これによれば、制御信号出力部43からハイレベル「Hi」の制御信号S1を出力した後に制御信号出力部43をハイインピーダンス状態とする簡易な制御により、ショートの発生時に電源回路20の電圧出力動作が自動的に停止する安全な状態で、電源電圧Voutを出力させることができる。
以上、第1の実施形態、及び第2の実施形態で説明したように、本発明は、出力部22と第1の信号入力部31a(第1の実施形態)や、出力部22と入力部21(第2の実施形態)を抵抗素子Rを介して接続するだけの簡易な構成のため、従来技術の電源装置に保護回路を加える構成に比べて、電源装置1のショートによる発熱を安価に、且つ、完全に抑制することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、交流の入力電圧を直流の電源電圧に変換するAC/DCコンバータを有する電源装置に本発明を適用しても良い。
また、電子機器の例としてスマートウォッチを例に挙げて説明したが、これに限られず、電源装置1により各部に電源を供給することで動作する種々の電子機器に本発明を適用することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
制御信号が入力される入力部と、
前記入力部に入力された前記制御信号が所定の第1の信号状態である場合に電圧の出力を行わず、前記制御信号が所定の第2の信号状態である場合に所定の電源電圧を出力する出力部と、
を有する電源回路と、
前記入力部及び前記出力部に接続され、前記出力部からの出力電圧が所定の電圧条件を満たす場合に前記制御信号を前記第1の信号状態に遷移させる信号遷移部と、
を備えることを特徴とする電源装置。
<請求項2>
前記信号遷移部は、前記出力部に接続された第1の信号入力部と、前記入力部に接続された信号出力部と、を有する制御回路を備え、
前記制御回路は、
前記第1の信号状態の前記制御信号を前記信号出力部から出力する第1動作、
前記第2の信号状態の前記制御信号を前記信号出力部から出力する第2動作、
前記第1の信号入力部に入力される入力信号が前記所定の電圧条件に対応する所定の信号条件を満たす場合に、前記信号出力部から前記第1の信号状態の前記制御信号を出力し、前記入力信号が前記信号条件を満たさない場合に、前記信号出力部から前記第2の信号状態の前記制御信号を出力する第3動作、
を行うことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
<請求項3>
前記制御回路は、当該制御回路の動作を設定するための設定信号が入力される第2の信号入力部を有し、当該第2の信号入力部に入力された前記設定信号に応じて前記第1動作、前記第2動作及び前記第3動作のいずれかを行うことを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
<請求項4>
前記信号遷移部は、前記出力部と前記入力部とを接続する配線を有することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
<請求項5>
前記信号遷移部による前記制御信号の信号状態の遷移が抑止される第1状態から、当該遷移が可能な第2状態に切り替える遷移可能化制御を行うコントローラを備え、
前記コントローラは、前記出力部から前記電源電圧が出力されているときに前記遷移可能化制御を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電源装置。
<請求項6>
前記信号遷移部による前記制御信号の信号状態の遷移が抑止される第1状態から、当該遷移が可能な第2状態に切り替える遷移可能化制御を行うコントローラを備え、
前記コントローラは、
前記第2の信号入力部に接続され、当該第2の信号入力部に対して前記設定信号を出力する設定信号出力部を有し、
前記制御回路に前記第2動作を行わせるための設定信号を前記設定信号出力部から出力して前記出力部から前記電源電圧を出力させる電圧出力制御を行い、
前記電圧出力制御の後に続けて、前記制御回路に前記第3動作を行わせるための設定信号を前記設定信号出力部から出力することで前記第1状態から前記第2状態に切り替える前記遷移可能化制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
<請求項7>
前記信号遷移部による前記制御信号の信号状態の遷移が抑止される第1状態から、当該遷移が可能な第2状態に切り替える遷移可能化制御を行うコントローラを備え、
前記コントローラは、
前記入力部に接続され、当該入力部に対して前記制御信号を出力する制御信号出力部を有し、
前記第2の信号状態の前記制御信号を前記制御信号出力部から出力して前記出力部から前記電源電圧を出力させる電圧出力制御を行い、
前記電圧出力制御の後に続けて、前記制御信号出力部をハイインピーダンス状態とすることで前記第1状態から前記第2状態に切り替えることを特徴とする前記遷移可能化制御を行う請求項4に記載の電源装置。
<請求項8>
請求項1から7のいずれか一項に記載の電源装置を備えることを特徴とする電子機器。
<請求項9>
制御信号が入力される入力部と、前記入力部に入力された前記制御信号が所定の第1の信号状態である場合に電圧の出力を行わず、前記制御信号が所定の第2の信号状態である場合に所定の電源電圧を出力する出力部と、を有する電源回路と、前記入力部及び前記出力部に接続され、前記出力部からの出力電圧が所定の電圧条件を満たす場合に前記制御信号を前記第1の信号状態に遷移させる信号遷移部と、を備える電源装置の制御方法であって、
前記入力部に前記第2の信号状態の前記制御信号を入力して前記出力部から前記電源電圧を出力させる電圧出力工程、
前記出力部から前記電源電圧が出力されているときに、前記電源装置を、前記信号遷移部による前記制御信号の信号状態の遷移が抑止される状態から当該遷移が可能な状態に切り替える遷移可能化工程、
を含むことを特徴とする電源装置の制御方法。
1 電源装置
10 複合電源IC
20 電源回路
21 入力部
22 出力部
30 制御回路(信号遷移部)
31a 第1の信号入力部
31b 第2の信号入力部
32 信号出力部
40 コントローラ
42 設定信号出力部
43 制御信号出力部
100 スマートウォッチ(電子機器)
R 抵抗素子(信号遷移部)
S1 制御信号
S2 入力信号
S3 設定信号
T1、T3 入力端子
T2 出力端子

Claims (8)

  1. 制御信号が入力される入力部と、前記入力部に入力された前記制御信号が所定の第1の信号状態である場合に電圧の出力を行わず前記制御信号が所定の第2の信号状態である場合に所定の電源電圧を出力する出力部と、を備える電源回路と、
    前記出力部に接続された第1の信号入力部と、前記入力部に接続された信号出力部と、を備え、前記出力部からの出力電圧が所定の電圧条件を満たす場合に前記制御信号を前記第1の信号状態に遷移させる制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、
    前記第1の信号状態の前記制御信号を前記信号出力部から出力する第1動作、
    前記第2の信号状態の前記制御信号を前記信号出力部から出力する第2動作、
    前記第1の信号入力部に入力される入力信号が前記所定の電圧条件に対応する所定の信号条件を満たす場合に、前記信号出力部から前記第1の信号状態の前記制御信号を出力し、前記入力信号が前記信号条件を満たさない場合に、前記信号出力部から前記第2の信号状態の前記制御信号を出力する第3動作、
    を行うことを特徴とする電源装置。
  2. 前記制御回路は、当該制御回路の動作を設定するための設定信号が入力される第2の信号入力部を有し、当該第2の信号入力部に入力された前記設定信号に応じて前記第1動作、前記第2動作及び前記第3動作のいずれかを行うことを特徴とする請求項に記載の電源装置。
  3. 前記制御回路による前記制御信号の信号状態の遷移が抑止される第1状態から、当該遷移が可能な第2状態に切り替える遷移可能化制御を行うコントローラを備え、
    前記コントローラは、
    前記第2の信号入力部に接続され、当該第2の信号入力部に対して前記設定信号を出力する設定信号出力部を有し、
    前記制御回路に前記第2動作を行わせるための設定信号を前記設定信号出力部から出力して前記出力部から前記電源電圧を出力させる電圧出力制御を行い、
    前記電圧出力制御の後に続けて、前記制御回路に前記第3動作を行わせるための設定信号を前記設定信号出力部から出力することで前記第1状態から前記第2状態に切り替える前記遷移可能化制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記制御回路は、前記出力部と前記入力部とを接続する配線を有することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  5. 制御信号が入力される入力部と、前記入力部に入力された前記制御信号が所定の第1の信号状態である場合に電圧の出力を行わず、前記制御信号が所定の第2の信号状態である場合に所定の電源電圧を出力する出力部と、を備える電源回路と、
    前記入力部及び前記出力部に接続され、前記出力部からの出力電圧が所定の電圧条件を満たす場合に前記制御信号を前記第1の信号状態に遷移させる信号遷移部と、
    前記信号遷移部による前記制御信号の信号状態の遷移が抑止される第1状態から、当該遷移が可能な第2状態に切り替える遷移可能化制御を行うコントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、前記出力部から前記電源電圧が出力されているときに前記遷移可能化制御を行う
    ことを特徴とする電源装置。
  6. 制御信号が入力される入力部と、前記入力部に入力された前記制御信号が所定の第1の信号状態である場合に電圧の出力を行わず、前記制御信号が所定の第2の信号状態である場合に所定の電源電圧を出力する出力部と、を備える電源回路と、
    前記出力部と前記入力部とを接続する配線を備え、前記出力部からの出力電圧が所定の電圧条件を満たす場合に前記制御信号を前記第1の信号状態に遷移させる信号遷移部と、
    前記信号遷移部による前記制御信号の信号状態の遷移が抑止される第1状態から、当該遷移が可能な第2状態に切り替える遷移可能化制御を行うコントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、
    前記入力部に接続され、当該入力部に対して前記制御信号を出力する制御信号出力部を備え
    前記第2の信号状態の前記制御信号を前記制御信号出力部から出力して前記出力部から前記電源電圧を出力させる電圧出力制御を行い、
    前記電圧出力制御の後に続けて、前記制御信号出力部をハイインピーダンス状態とすることで前記第1状態から前記第2状態に切り替える前記遷移可能化制御を行う
    ことを特徴とする電源装置。
  7. 請求項1からのいずれか一項に記載の電源装置を備えることを特徴とする電子機器。
  8. 制御信号が入力される入力部と、前記入力部に入力された前記制御信号が所定の第1の信号状態である場合に電圧の出力を行わず、前記制御信号が所定の第2の信号状態である場合に所定の電源電圧を出力する出力部と、を備える電源回路と、前記入力部及び前記出力部に接続され、前記出力部からの出力電圧が所定の電圧条件を満たす場合に前記制御信号を前記第1の信号状態に遷移させる信号遷移部と、を備える電源装置の制御方法であって、
    前記入力部に前記第2の信号状態の前記制御信号を入力して前記出力部から前記電源電圧を出力させる電圧出力工程、
    前記出力部から前記電源電圧が出力されているときに、前記電源装置を、前記信号遷移部による前記制御信号の信号状態の遷移が抑止される状態から当該遷移が可能な状態に切り替える遷移可能化工程、
    を含むことを特徴とする電源装置の制御方法。
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