JP7024196B2 - 非搭乗型自動駐車システム、車両、及び非搭乗型自動駐車プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、乗員が車両に搭乗しない状態で、自律的に駐車位置まで走行して駐車する車両、及び当該車両を含む非搭乗型自動駐車システム、並びに非搭乗型自動駐車プログラムに関する。
特許文献1には、車両に各種のセンサを設けた遠隔制御システムが開示されている。各種のセンサは、ドライバが車両を離れているときに車内外の状態を検出する。この遠隔制御システムでは、センサからのデータをチェックして異常が発生していないかを判断し、自動車から離れたところにいるドライバの携帯通信端末に異常を通知し、当該携帯端末からの遠隔操作指示を受信する。
特開平10-55496号公報
特許文献1の遠隔制御システムは、乗員が車両に搭乗しない状態で車両が自律的に駐車位置まで走行して駐車する非搭乗型自動駐車システムには対応していない。すなわち、特許文献1の遠隔制御システムは、車両が非搭乗型自動駐車システムにおける自立走行状態にあるのか駐車(停車)状態にあるのかに応じた異常検出ができない。このため、特許文献1の遠隔制御システムを非搭乗型自動駐車システムに応用した場合には、未検出、誤検出、過検出の可能性がある。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、非搭乗型自動駐車システムにおいて、適切な状況判断をすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車両を駐車位置まで自律走行させて駐車する非搭乗型自動駐車システム(100)であって、自律走行状態及び駐車状態を含む前記車両の車両状態を識別する状態識別部(111)と、前記状態識別部で識別した車両状態に応じて設定された閾値と、前記車両に搭載された車載センサ(12)の検出値とを比較することで、設定された条件を満たすか否かを判断する判断部(112)と、を備え、前記状態識別部は、車両制御部から通知された、自動駐車の開始、自動駐車の終了、自動迎車の開始、及び自動迎車の終了に基づいて、前記自律走行状態及び前記駐車状態を識別し、前記車載センサは、前記車両の車室内を撮影して撮影映像を生成するカメラであり、前記判断部は、前記条件として、前記撮影映像の変化割合が所定の閾値より大きいという条件を設定し、かつ、前記車両状態が前記自律走行状態であるときの閾値を、前記車両状態が前記駐車状態であるときの閾値より大きく設定する、構成を有している。
また、車両を駐車位置まで自律走行させて駐車する非搭乗型自動駐車システム(100)であって、自律走行状態及び駐車状態を含む前記車両の車両状態を識別する状態識別部(111)と、前記状態識別部で識別した車両状態に応じて設定された閾値と、前記車両に搭載された車載センサ(12)の検出値とを比較することで、設定された条件を満たすか否かを判断する判断部(112)と、を備え、前記状態識別部は、車両制御部から通知された、自動駐車の開始、自動駐車の終了、自動迎車の開始、及び自動迎車の終了に基づいて、前記自律走行状態及び前記駐車状態を識別し、前記車載センサは、前記車両の位置を検出するセンサであり、前記判断部は、前記条件として、前記位置の変化割合が所定の閾値より大きいという条件を設定し、かつ、前記車両状態が前記自律走行状態であるときの閾値を、前記車両状態が前記駐車状態であるときの閾値より大きく設定する、構成を有している。
この構成により、車両状態に応じて適切に条件を満たすか否かを判断できる。
上記目的を達成するために、本発明は、駐車位置まで自律走行して駐車する車両であって、自律走行状態及び駐車状態を含む前記車両の車両状態を識別する状態識別部と、前記状態識別部で識別した車両状態に応じて設定された閾値と、前記車両に搭載された車載センサの検出値とを比較することで、設定された条件を満たすか否かを判断する判断部と、前記判断部が前記条件を満たすと判断したときに、情報を所定の送信先に送信する情報出力部と、を備え、前記状態識別部は、車両制御部から通知された、自動駐車の開始、自動駐車の終了、自動迎車の開始、及び自動迎車の終了に基づいて、前記自律走行状態及び前記駐車状態を識別し、前記車載センサは、前記車両の車室内を撮影して撮影映像を生成するカメラであり、前記判断部は、前記条件として、前記撮影映像の変化割合が所定の閾値より大きいという条件を設定し、かつ、前記車両状態が前記自律走行状態であるときの閾値を、前記車両状態が前記駐車状態であるときの閾値より大きく設定する、構成を有している。
また、駐車位置まで自律走行して駐車する車両であって、自律走行状態及び駐車状態を含む前記車両の車両状態を識別する状態識別部と、前記状態識別部で識別した車両状態に応じて設定された閾値と、前記車両に搭載された車載センサの検出値とを比較することで、設定された条件を満たすか否かを判断する判断部と、前記判断部が前記条件を満たすと判断したときに、情報を所定の送信先に送信する情報出力部と、を備え、前記状態識別部は、車両制御部から通知された、自動駐車の開始、自動駐車の終了、自動迎車の開始、及び自動迎車の終了に基づいて、前記自律走行状態及び前記駐車状態を識別し、前記車載センサは、前記車両の位置を検出するセンサであり、前記判断部は、前記条件として、前記位置の変化割合が所定の閾値より大きいという条件を設定し、かつ、前記車両状態が前記自律走行状態であるときの閾値を、前記車両状態が前記駐車状態であるときの閾値より大きく設定する、構成を有している。
この構成によっても、車両状態に応じて適切に条件を満たすか否かを判断できる。
上記目的を達成するために、本発明は、車両を駐車位置まで自律走行させて駐車するためのコンピュータに、自律走行状態及び駐車状態を含む前記車両の車両状態を識別する状態識別ステップと、前記車両状態が自律走行状態である場合と駐車状態である場合とで異なる閾値を設定する条件設定ステップと、前記識別した車両状態に応じて設定された閾値と、前記車両に搭載された車載センサの検出値とを比較することで、設定された前記条件を満たすか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにて前記条件を満たすと判断されたときに、情報を所定の送信先に送信する情報出力ステップと、を実行させる、非搭乗型自動駐車プログラムであって、前記状態識別ステップは、車両制御部から通知された、自動駐車の開始、自動駐車の終了、自動迎車の開始、及び自動迎車の終了に基づいて、前記自律走行状態及び前記駐車状態を識別し、前記車載センサは、前記車両の車室内を撮影して撮影映像を生成するカメラであり、前記判断ステップは、前記条件として、前記撮影映像の変化割合が所定の閾値より大きいという条件を設定し、かつ、前記車両状態が前記自律走行状態であるときの閾値を、前記車両状態が前記駐車状態であるときの閾値より大きく設定する、非搭乗型自動駐車プログラムの構成を有している。
また、車両を駐車位置まで自律走行させて駐車するためのコンピュータに、自律走行状態及び駐車状態を含む前記車両の車両状態を識別する状態識別ステップと、前記車両状態が自律走行状態である場合と駐車状態である場合とで異なる閾値を設定する条件設定ステップと、前記識別した車両状態に応じて設定された閾値と、前記車両に搭載された車載センサの検出値とを比較することで、設定された前記条件を満たすか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにて前記条件を満たすと判断されたときに、情報を所定の送信先に送信する情報出力ステップと、を実行させる、非搭乗型自動駐車プログラムであって、前記状態識別ステップは、車両制御部から通知された、自動駐車の開始、自動駐車の終了、自動迎車の開始、及び自動迎車の終了に基づいて、前記自律走行状態及び前記駐車状態を識別し、前記車載センサは、前記車両の位置を検出するセンサであり、前記判断ステップは、前記条件として、前記位置の変化割合が所定の閾値より大きいという条件を設定し、かつ、前記車両状態が前記自律走行状態であるときの閾値を、前記車両状態が前記駐車状態であるときの閾値より大きく設定する、非搭乗型自動駐車プログラムの構成を有している。
この構成によっても、車両状態に応じて適切に条件を満たすか否かを判断できる。
本発明の実施形態に係る非搭乗型自動駐車システムの全体構成の例を説明する図 本発明の実施形態に係る非搭乗型自動駐車システムの構成を示すブロック図 本発明の実施形態に係る非搭乗型自動駐車方法の制御フロー図 本発明の他の実施形態に係る非搭乗型自動駐車システムの構成を示すブロック図
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施する場合の一例を示すものであって、本発明を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。本発明の実施にあたっては、実施の形態に応じた具体的構成が適宜採用されてよい。なお、以下では、本発明の実施形態の非搭乗型自動駐車システムを説明するが、非搭乗型自動駐車は、自動バレー駐車とも言われる。
図1は、実施形態に係る非搭乗型自動駐車システムの全体構成の例を説明する図である。図1に例示するように、本実施形態の非搭乗型自動駐車システム100は、施設200と駐車場300とからなる場所で用いられる。施設200を利用するユーザUは車両10を駐車場300に駐車する。施設200の出入口付近には、車両10を一時的に停車させる車寄せ201が設けられている。ユーザUは、車寄せ201に車両10を一時停車して、車両10に乗車し、又は車両10から降車できる。
車両10は、ユーザUが搭乗していない状態で、自律走行によって自動的に駐車場300の空いている駐車スロット301に駐車を行う(以下、自動駐車)。典型的には、ユーザUは外部から施設200の車寄せ201に到着すると、そこで一時停車して降車する。その後、車両10は、ユーザUの指示に応じて、空いている駐車スロット301まで自律走行し、駐車する。また、車両10は、駐車スロット301から自律走行によって自動的に車寄せ101まで走行して停車する(以下、自動迎車)。典型的には、ユーザUが施設100から出る場合には、車両10は、ユーザUの指示に応じて、駐車している駐車スロット301から車寄せ201まで自律走行し、車寄せ201に到着した車両10はそこで一時停車する。ユーザUは、車寄せ201に停車した車両10に搭乗して施設100の外に出ることができる。
なお、図1は車寄せ201と駐車場300が隣接した場合を示しているが、これに限定されるわけではなく、車寄せ201と駐車場300は離れていてもよい。例えば、車寄せ201と駐車場300の間に、バレー駐車専用道や、自動車専用道や、歩行者と車両が混在する一般道などが存在していてもよい。
このような非搭乗型自動駐車システムとして、従来種々の手法が提案されている(例えば、特開2006-302187号公報)。本実施形態の非搭乗型自動駐車システム100において、上記の自動駐車及び自動迎車を実行するための構成として、適宜従来の非搭乗型自動駐車システムの構成を採用することができる。この場合に、非搭乗型自動駐車システムは、車両10が自律走行をしながら自ら空いている駐車スロット301を見つけ出して駐車する方式であってもよいし、駐車場300に車両10との間で通信を行う制御装置を設けて、車両10が制御装置からの指示に従って自律走行による自動駐車や自動迎車を行うようにしてもよい。
本実施形態では、ユーザUは通信端末20を携帯しており、ユーザが車両10から離れているとき、即ち上記の自動駐車又は自動迎車によって車両10が自律走行をしている最中、及び駐車スロットに車両10が駐車している最中に、車両10及び車両10の周囲の環境の状況(以下、両者をまとめて「車両状況」という。)を示す情報を通信端末20にて受信する。これにより、例えば、駐車中の車両10に異常が生じた場合などに、施設200内にいるユーザUは、携帯している通信端末20でそのような車両状況を確認できる。
図2は、本実施形態の非搭乗型自動駐車システム100の構成を示すブロック図である。非搭乗型自動駐車システム100は、車両10と通信端末20とを含んで構成される。車両10は、状況検知部11と、車載センサ12と、車両制御部13と、通信部14とを備えている。
状況検知部11は、車両状況を検知する。状況検知部11は、判断部112と、条件設定部113と、状態識別部111とを備える。状況検知部11の各機能は、演算処理装置、実体的なメモリ装置、記憶装置等からなるコンピュータが本実施形態の非搭乗型自動駐車プログラムを実行することで実現される。なお、状況検知部11が実行する機能の一部又は全部を、1つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。例えば、状況検知部11がハードウェアである電子回路によって提供される場合、それは多数の論理回路を含むデジタル回路、又はアナログ回路によって提供することができる。また、本実施形態の非搭乗型自動駐車プログラムは、非遷移的実体的記録媒体に格納され提供されてよく、この場合には、コンピュータが当該記録媒体から非搭乗型自動駐車プログラムを読み出して実行することで、その各機能が実現される。
車両10は、車載センサ12として、車両10の周囲の音量を検出する音量センサ、車両10の車室内を撮影して撮影映像を生成するカメラ、車両10の振動を検出する振動センサ、車両10の位置を検出するセンサ(例えば、GPS受信機)、車両10の速度を検出する速度センサ、車両10の車室内の温度を検出する温度センサ、車両10から障害物までの距離を検出する測距センサ(例えば、ミリ波レーダー)、雨量を検出する雨滴センサ、及び日照量を検出する日照センサを備えている。車両10は、車載センサ12として、さらに、ステアリング、アクセル、ギア等の車両10に対するドライバの各操作を検知するセンサを含む。車両センサ12は、検出値を状況検知部11に出力する。
車両制御部13は、所定の制御プログラムに従って、車載センサ12の検出値に基づいて車両を制御する。車両制御部13は、また、通信部14にて受信した車両制御指令に従って車両を制御する。車両制御部13が行う車両制御には、上述した自動駐車又は自動迎車を行うための車両の走行制御も含まれる。
通信部14は、無線通信による情報の送受信を行う。本実施形態では、特に通信端末20との間で情報の送受信を行う。特に、本実施形態の通信部14は、車両状況に異常が発生した場合に、それを通知する情報を通信端末20に送信する。また、通信部14は、通信端末20から送信されてきた情報を受信する。なお、車両10と通信端末20との間の通信には、それらの間に介在する装置(例えば、サーバ装置)を経由して行われてよく、さらに、伝送の途中でサーバ装置が伝送される情報に何らかの加工を加えてもよい。本実施形態では、これらのような場合も含めて、車両10から通信端末20との間の通信という。通信部14は、請求項の第1通信部に相当する。
状態識別部111は、車両10の車両状態を識別する。車両状態には、自律走行状態及び駐車状態が含まれる。自律走行状態には、自動駐車中と自動迎車中の2つの状態がある。状態識別部111は、車両制御部13における制御に基づいて、車両状態を識別する。すなわち、状態識別部111における車両状態の識別のために、車両制御部13は、自動駐車の開始、自動駐車の終了、自動迎車の開始、及び自動迎車の終了をそれぞれ状態識別部111に通知する。状態識別部111は、自動駐車の開始の通知を受けてから、自動駐車の終了の通知を受けるまでは、車両状態が自律走行状態(具体的には、自動駐車)にあると識別し、自動駐車の終了の通知を受けてから、自動迎車の開始の通知を受けるまでは、車両状態が駐車状態にあると識別し、自動迎車の開始の通知を受けてから、自動迎車の終了の通知を受けるまでは、車両状態が自律走行状態(具体的には、自動迎車)にあると識別する。
判断部112は、設定された条件を満たすか否かを判断する。判断部112が条件を満たすと判断する状況は、車両に異常が発生していると推定される状況である。具体的には、判断部112は、車載センサ12の検出値が所定の閾値より大きい又は小さいという条件を満たすか否かを判断する。
判断部112は、状態識別部111が識別した車両10の車両状態に応じて閾値を可変に設定する。すなわち、判断部112には、自律走行時用の第1閾値と駐車時用の第2閾値とが用意されており、自律走行時には車載センサ12の検出値が第1閾値より大きい又は小さいという条件を満たすか否かを判断し、駐車時には車載センサ12の検出値が第2閾値より大きい又は小さいという条件を満たすか否かを判断する。
このように、自律走行時と駐車時とで異なる閾値を用いることで、自律走行時及び駐車時にそれぞれ適切な条件で異常を検知できる。例えば、自律走行時には通常の走行によってある程度の振動が生じるので、比較的大きな振動が生じていても異常として検知はしないが、駐車時には通常は振動は生じないはずであるので、比較的小さな振動であっても異常として検知する。
判断部112では、車載センサ12ごとに第1閾値及び第2閾値が設定されている。以下では、車載センサ12の種類ごとに判断部112の動作を説明する。
判断部112は、音量を検出するセンサについては、検出した音量(即ち、検出値)が閾値より大きいという条件を設定し、検出した音量(即ち、検出値)が閾値より大きいか否かを判断する。この場合に、判断部112が自律走行時に設定する第1閾値は、駐車時に設定する第2閾値より大きい。すなわち、判断部112は、自律走行時には比較的大きな音が検知されても条件を満たす(即ち、異常である)とは判断せず、逆に駐車時には同じ大きさの音が検知されても条件を満たす(即ち、異常である)と判断する。
判断部112は、車両10の車室内を撮影して撮影映像を生成するカメラについては、撮影映像(即ち、検出値)の変化割合が閾値より大きいという条件を設定し、撮影映像(即ち、検出値)の変化割合が閾値より大きいか否かを判断する。この場合に、判断部112が自律走行時に設定する第1閾値は、駐車時に設定する第2閾値より大きい。すなわち、判断部112は、自律走行時には撮影映像の変化割合が比較的大きくても条件を満たす(即ち、異常である)とは判断せず、逆に駐車時には撮影映像の変化割合が同程度でも条件を満たす(即ち、異常である)と判断する。
判断部112は、振動を検出するセンサについては、検出した振動(即ち、検出値)が閾値より大きいという条件を設定し、検出した振動(即ち、検出値)が閾値より大きいか否かを判断する。この場合に、判断部112が自律走行時に設定する第1閾値は、駐車時に設定する第2閾値より大きい。すなわち、判断部112は、自律走行時には比較的大きな振動が検知されても条件を満たす(即ち、異常である)とは判断せず、逆に駐車時には同程度の振動が検知されても条件を満たす(即ち、異常である)と判断する。
判断部112は、車両10の位置を検出するセンサについては、検出した位置(即ち、検出値)の変化割合が閾値より大きいという条件を設定し、検出した位置(即ち、検出値)の変化割合が閾値より大きいか否かを判断する。この場合に、判断部112が自律走行時に設定する第1閾値は、駐車時に設定する第2閾値より大きい。すなわち、判断部112は、自律走行時には位置の変化割合が比較的大きくても条件を満たす(即ち、異常である)とは判断せず、逆に駐車時には位置の変化割合が同程度でも条件を満たす(即ち、異常である)と判断する。
判断部112は、車両10の速度を検出するセンサについては、検出した速度(即ち、検出値)が閾値より大きいという条件を設定し、検出した速度(即ち、検出値)が閾値より大きいか否かを判断する。この場合に、判断部112が自律走行時に設定する第1閾値は、駐車時に設定する第2閾値より大きい。すなわち、判断部112は、自律走行時には速度が比較的大きくても条件を満たす(即ち、異常である)とは判断せず、逆に駐車時には速度が同じでも条件を満たす(即ち、異常である)と判断する。
判断部112は、車両10の車室内の温度を検出するセンサについては、検出した温度(即ち、検出値)が閾値より高いという条件を設定し、検出した温度(即ち、検出値)が閾値より高いか否かを判断する。この場合に、判断部112が自律走行時に設定する第1閾値は、駐車時に設定する第2閾値より小さい。すなわち、判断部112は、自律走行時には温度が比較的高いと条件を満たす(即ち、異常である)と判断し、逆に駐車時には温度が同じでも条件を満たす(即ち、異常である)とは判断しない。
判断部112は、車両10から障害物までの距離を検出するセンサについては、検出された距離(即ち、検出値)が閾値より小さいという条件を設定し、検出された距離(即ち、検出値)が閾値より小さいか否かを判断する。この場合に、判断部112が自律走行時に設定する第1閾値は、駐車時に設定する第2閾値より大きい。すなわち、判断部112は、自律走行時には障害物までの距離が比較的大きくても条件を満たす(即ち、異常である)と判断し、逆に駐車時には障害物までの距離が同程度でも条件を満たす(即ち、異常である)とは判断しない。
判断部112は、雨量を検出するセンサについては、検出された雨量(即ち、検出値)が閾値より大きいという条件を設定し、検出された雨量(即ち、検出値)が閾値より大きいか否かを判断する。この場合に、判断部112が自律走行時に設定する第1閾値は、駐車時に設定する第2閾値より大きい。すなわち、判断部112は、自律走行時には比較的大きい雨量であっても条件を満たす(即ち、異常である)とは判断せず、逆に駐車時には同程度の雨量であっても条件を満たす(即ち、異常である)とは判断する。
判断部112は、日照量を検出するセンサについては、検出された日照量(即ち、検出値)が閾値より大きいという条件を設定し、検出された日照量(即ち、検出値)が閾値より大きいか否かを判断する。この場合に、判断部112が自律走行時に設定する第1閾値は、駐車時に設定する第2閾値より大きい。すなわち、判断部112は、自律走行時には日照量が比較的大きくても条件を満たす(即ち、異常である)とは判断せず、逆に駐車時には日照量が同程度でも条件を満たす(即ち、異常である)と判断する。
判断部112は、条件を満たすと判断したときには、その旨を通知するための通知情報を生成して記憶する。通信部14は、判断部112にて生成された通知情報を当該車両10に対応する端末装置20に送信する。このとき、判断部112が生成する通知情報には、条件を満たすと判断された車載センサ12の種類(即ち、異常が検知された内容)を反映した情報、条件を満たすと判断された車載センサ12の検出値を反映した情報、条件を満たすと判断されたときの車両状態を示す情報が含まれる。
車載センサ12の種類を反映した情報には、例えば、温度センサで異常が検知された場合の「異常高温」であることを示す情報等、車載センサ12に対応した異常の内容を示す情報が含まれる。車載センサ12の検出値を反映した情報には、検出値を示す情報のほか、検出値の評価を示す情報等が含まれ、さらに、車載センサ12がカメラである場合の撮影された画像や映像が含まれる。
通知部14は、判断部112にて通知情報が生成されると、その通知情報を端末装置20に送信する。通信部14は、判断部112にて条件を満たす(異常がある)判断されて、それを通知するための通知情報が生成されたタイミングで、当該通知情報を通信端末20に送信する(以下、プッシュ型)。通信部14は、さらに、通信端末20から後述する要求を受けたときにも、その要求に応答して最新の通知情報を判断部112から引き出して通信端末20に送信する(以下、プル型)。なお、通信部14は、プッシュ型の送信のみ、又はプル型の送信のみを行ってもよい。
例えば、判断部112は、音量を検出するセンサが検出した音量(即ち、検出値)が閾値より大きいと判断した場合には、音量に関する異常がある旨の情報、その時に検出した音量を示す情報、及びその時の車両状態の情報を含む通知情報を生成する。通信部14は、この通知情報を通信端末20に送信する。
判断部112は、また、条件を満たすと判断したときに、その旨を車両制御部13に通知する。車両制御部13は、この通知に応じて車両を制御する。具体的には、判断部112は、車両状態が駐車状態である場合において、日照量を検出するセンサの検出値が第2閾値より大きいときは、その旨を車両制御部13に通知する。車両制御部13は、この通知を受けると、車両10の向きを変更し、駐車位置を変更し、又は遮光するように車両10を制御する。
また、判断部112は、車両状態が自律走行状態である場合において、車室内の温度を検出するセンサの検出値が第1閾値より高いときは、その旨を車両制御部13に通知する。車両制御部13は、この通知を受けると、エアコン(具体的には、冷房)を始動させるように車両10を制御する。
なお、上記の例では、判断部112は、車両状態が自律走行状態であるか駐車状態であるかによって閾値を切り替えたが、さらに、自律走行状態を自動駐車と自動迎車とに分けて、それぞれに異なる閾値を設定してもよい。例えば、上記のエアコンを自動的に始動させる例では、自動駐車の場合には閾値を高くして、比較的温度が高くてもエアコンを始動させないようにし、自動迎車の場合には閾値を低くして比較的温度が低い場合にもエアコンを始動させるようにしてよい。
また、上記の例において、第1閾値又は第2閾値のいずれかを0又は無限大に設定してもよい。例えば、判断部112は、車両10の位置を検出するセンサについての第2閾値を0としてよい。この場合には、判断部112は、駐車中にわずかな位置変化が生じた場合にも条件を満たす(即ち、異常である)と判断する。また、例えば、判断部112は、日照量を検出するセンサについての第1閾値を無限大としてよい。この場合には、自律走行時には日照量がいくら大きくなっても条件を満たす(即ち、異常である)とは判断しないことになる。
また、判断部112は、状態識別部111にて車両状態が自律走行状態であると識別されたときに、状態識別部111にて車両状態が駐車状態であると識別されたときよりも、条件を満たすか否かを判断する周期を短くしてよい。自律走行状態では、車両状況が比較的短時間で変化すると考えられるので、判断の周期を短くすることで、そのような車両状況を的確に判断できる。
条件設定部113は、ユーザの操作に基づいて、判断部112における車両状態に応じた条件、即ち、各車載センサ12に対応した第1閾値及び第2閾値を可変に設定する。このとき、第1閾値と第2閾値との大小関係を維持するように、変更する閾値の上限又は下限が設定されていてよい。例えば、第1閾値が第2閾値より大きい場合には、ユーザが任意に第1閾値を設定する際には、設定されている第2閾値を下限としてよく、ユーザが任意に第2閾値を設定する際には、設定されている第1閾値を上限としてよい。また、第1閾値が第2閾値より小さい場合には、ユーザが任意に第1閾値を設定する際には、設定されている第2閾値を上限としてよく、ユーザが任意に第2閾値を設定する際には、設定されている第1閾値を下限としてよい。
次に、通信端末20の構成について説明する。通信端末20は、通信部21と、制御部22と、表示部23と、入力部24とを備えている。通信部21は、車両10の通信部14から送信されてきた通知情報を受信する。制御部22は、通信部21にて受信した通知情報に基づいて表示画面を生成し、表示部23を用いて表示する。通信部21は、請求項の第2通信部に相当する。
通信端末20は、表示部23に加えて、又は表示部23に代えて、音声出力部(例えば、スピーカ)を備えていてよく、通知部14から送信されてきた通知情報を受信したときに、制御部22が当該音声出力部から音声(例えば、ビープ音)を出力させてよい。
また、通信端末20は、表示部23に加えて、又は表示部23に代えて、振動生成部(例えば、バイブレーション機能)を備えていてよく、第1通信部14から送信されてきた通知情報を受信したときに、制御部22が当該振生成部に振動を出力させてよい。
制御部22は、ユーザUが通知情報の要求をするための指示画面を表示部23表示させる。ユーザUがこの指示画面に対して指示を入力すると入力部24における入力(ユーザUの操作)に従って、要求を生成する。通信部21は、この要求を車両10に送信する。
通信端末20は、例えば、無線通信機能素を萎えたスマートフォン等の小型コンピュータである。この場合に、第1通信部14と無線通信を行う第2通信部21は、携帯電話網を通じた情報通信を行う。また、表示部23は、液晶パネルであり、入力部24は液晶パネルと一体となったタッチセンサである。すなわち、表示部23と入力部24とでタッチパネルが構成される。
図3は、上記の非搭乗型自動駐車システム100において実行される非搭乗型自動駐車方法の制御フロー図である。非搭乗型自動駐車(即ち、自動バレー駐車)の制御は、ユーザUが降車して車両10に対して開始の指示をすることで開始され、ユーザUが再び乗車することで終了する。自動バレー駐車が開始されると、まず、通信部14は、ユーザからの要求があるか否かを判断する(ステップS31)。ユーザからの要求がある場合には(ステップS31にてYES)、通信部14はその時の最新の通知情報を無線端末20に送信して(ステップS32)、ステップ31に戻る。
ユーザからの要求がない場合には(ステップS31にてNO)、状態識別部111は、車両状態を識別する(ステップS33)。車両状態が自律走行状態であるときは(ステップS33にて「自律走行状態」)、判断部112は、自律走行状態用の条件として各車載センサ12について第1閾値を設定する(ステップS34)。車両状態が駐車状態であるときは(ステップS33にて「駐車状態」)、判断部112は、駐車状態用の条件として各車載センサ12について第2閾値を設定する(ステップS35)。
ステップS34又はステップS35にて条件を設定すると、判断部112は、当該条件を満たすかを判断する(ステップS36)。条件を満たす場合には(ステップS36にてYES)、判断部112は、満たした条件、その条件を満たした車載センサ12の検出値、及びその時の車両状態を含む通知情報を生成して、通信部14がこの通知情報を通信端末20に送信して(ステップS32)、ステップS31に戻る。条件を満たさない場合は(ステップS36にてNO)、状態識別部111は、車両制御部13から車両状態の情報を取得して車両状態を更新する(ステップS37)。なお、車両状態の初期値は「自律走行状態」に設定されている。
次に、車両制御部13は、ドライバが乗車したか否かを判断する(ステップS38)。このドライバ乗車の判断は、種々の方法によって行うことができる。例えば、ドアロックが解除操作によって解除されたとき、ステアリングが握られたとき、ステアリングが回転したとき、シートに所定の閾値以上の重みがかかったとき等をセンサで検知することで、ドライバの乗車を検知できる。
ドライバが乗車していない場合には(ステップS38にてNO)、ステップS31に戻る。ドライバが乗車している場合は(ステップS38にてYES)、自動バレー駐車の制御を終了する。
以上のように、本実施形態の非搭乗型自動駐車システム100及び非搭乗型自動駐車方法によれば、ユーザUが車両10から離れて、自動バレーが開始してから終了するまでの間に、異常な状態として設定した条件が満たされたときに、ユーザUが携帯する通信端末において、その旨の通知を受けることができる。さらに、車両10の車両状態が自律走行状態であるか駐車状態であるかに応じて異常と判断する条件を切り替えるので、過度に異常と判断したり、異常な状態を看過したりといった不都合を軽減できる。
例えば、振動については、自律走行時には道路の形状や車両10の加減速によってある程度の振動が生じることが想定されるが、駐車時には外部から何らかの力が加わらない限り振動は生じない。このため、自律走行時に異常と判断する振動の閾値を高く設定し、駐車時に異常と判断する振動の閾値は低く設定することで、自律走行時に過度に異常と判断したり、駐車時の異常な振動を看過したりといった不都合を軽減できる。

なお、上記の実施形態では、状態識別部111、判断部112、及び条件設定部113を含む状況検知部11が車両10に備えられる例を説明したが、これらの一部又は全部が車両10と通信可能な外部装置に備えられていてよい。
図4は、他の実施形態の非搭乗型自動駐車システム101の構成を示すブロック図である。図4の例において、上記の実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。非搭乗型自動駐車システム101は、外部装置として、自動バレー駐車を制御する制御装置30を備えている。制御装置30は、無線通信機能を備えたコンピュータで構成される。制御装置30は、状況検知部31と、通信部32とを備える。状況検知部31は、状態識別部111及び判断部112を備えている。状態識別部111及び判断部112はコンピュータがプログラムを実行することで実現される。なお、この例では、条件設定部113は車両10に備えられている。
車載センサ12の検出値を示す情報は、通信部14から制御装置30に送信される。また、車両制御部13は、車両状態を示す情報を通信部14に出力し、通信部14は、これを制御装置30に送信する。制御装置30の通信部32は、車両10から車載センサ12の検出値を示す情報及び車両10の車両状態を示す情報を受信する。
状態識別部111は、通信部32にて受信した車両状態を示す情報によって、車両10の車両状態を識別する。判断部112は、状態識別部111が識別した車両状態に従って条件を設定し、通信部32にて受信した車載センサ12の検出値が条件を満たすか否かを判断する。なお、非搭乗型自動駐車システム101においては、通信部32が請求項の第1通信部に相当し、通信部21が請求項の第2通信部に相当する。
条件設定を行う場合には、ユーザUは、車両10の条件設定部113にて条件(即ち、第1閾値、第2閾値)を設定し、通信部14がこれを制御装置30に送信する。制御装置30は、通信部32にて設定された条件を受信して、判断部112に対してこの条件を設定する。
なお、さらに他の実施形態の非搭乗型自動駐車システムの構成として、図4の制御装置30が通信端末20に含まれていてもよい(図示省略)。
100、101・・・非搭乗型自動駐車システム、10・・・車両、11・・・状況検知部、111・・・状態識別部、112・・・判断部、113・・・条件設定部、12・・・車載センサ、13・・・車両制御部、14、21、32・・・通信部、20・・・通信端末、22・・・制御部

Claims (15)

  1. 車両を駐車位置まで自律走行させて駐車する非搭乗型自動駐車システム(100)であって、
    自律走行状態及び駐車状態を含む前記車両の車両状態を識別する状態識別部(111)と、
    前記状態識別部で識別した車両状態に応じて設定された閾値と、前記車両に搭載された車載センサ(12)の検出値とを比較することで、設定された条件を満たすか否かを判断する判断部(112)と、
    を備え、
    前記状態識別部は、車両制御部から通知された、自動駐車の開始、自動駐車の終了、自動迎車の開始、及び自動迎車の終了に基づいて、前記自律走行状態及び前記駐車状態を識別し、
    前記車載センサは、前記車両の車室内を撮影して撮影映像を生成するカメラであり、
    前記判断部は、前記条件として、前記撮影映像の変化割合が所定の閾値より大きいという条件を設定し、かつ、前記車両状態が前記自律走行状態であるときの閾値を、前記車両状態が前記駐車状態であるときの閾値より大きく設定する、
    非搭乗型自動駐車システム。
  2. 車両を駐車位置まで自律走行させて駐車する非搭乗型自動駐車システム(100)であって、
    自律走行状態及び駐車状態を含む前記車両の車両状態を識別する状態識別部(111)と、
    前記状態識別部で識別した車両状態に応じて設定された閾値と、前記車両に搭載された車載センサ(12)の検出値とを比較することで、設定された条件を満たすか否かを判断する判断部(112)と、
    を備え、
    前記状態識別部は、車両制御部から通知された、自動駐車の開始、自動駐車の終了、自動迎車の開始、及び自動迎車の終了に基づいて、前記自律走行状態及び前記駐車状態を識別し、
    前記車載センサは、前記車両の位置を検出するセンサであり、
    前記判断部は、前記条件として、前記位置の変化割合が所定の閾値より大きいという条件を設定し、かつ、前記車両状態が前記自律走行状態であるときの閾値を、前記車両状態が前記駐車状態であるときの閾値より大きく設定する、
    非搭乗型自動駐車システム。
  3. 前記判断部が前記条件を満たすと判断したときに、情報を出力する第1通信部(14、32)をさらに備えた、請求項1または請求項2に記載の非搭乗型自動駐車システム。
  4. 通信端末(20)をさらに備え、
    前記第1通信部は、前記情報を前記通信端末に送信する、請求項3に記載の非搭乗型自動駐車システム。
  5. 前記第1通信部は、前記情報として前記車載センサの検出値を反映した情報を出力する、請求項4に記載の非搭乗型自動駐車システム。
  6. 前記通信端末は、ユーザが前記情報を要求するための制御部(22)と、前記要求を前記第1通信部に送信する第2通信部(21)とを備え、
    前記第1通信部は、前記要求を受信したときに前記情報を前記通信端末に送信する、
    請求項5に記載の非搭乗型自動駐車システム。
  7. ユーザが前記車両状態に応じた前記条件を設定するための条件設定部(113)をさらに備えた、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の非搭乗型自動駐車システム。
  8. 前記車載センサは、さらに、音量を検出するセンサを備えており、
    前記判断部は、前記条件として、前記車載センサの検出値が所定の閾値より大きいという条件を設定し、かつ、前記車両状態が前記自律走行状態であるときの閾値を、前記車両状態が前記駐車状態であるときの閾値より大きく設定する、
    請求項1または請求項2に記載の非搭乗型自動駐車システム。
  9. 前記車載センサは、さらに、振動を検出するセンサを備えており、
    前記判断部は、前記条件として、前記車載センサの検出値が所定の閾値より大きいという条件を設定し、かつ、前記車両状態が前記自律走行状態であるときの閾値を、前記車両状態が前記駐車状態であるときの閾値より大きく設定する、
    請求項1または請求項2に記載の非搭乗型自動駐車システム。
  10. 前記車載センサは、さらに、前記車両の速度を検出するセンサを備えており、
    前記判断部は、前記条件として、前記速度が所定の閾値より大きいという条件を設定し、かつ、前記車両状態が前記自律走行状態であるときの閾値を、前記車両状態が前記駐車状態であるときの閾値より大きく設定する、
    請求項1または請求項2に記載の非搭乗型自動駐車システム。
  11. 通信端末と、
    前記判断部が前記条件を満たすと判断したときに、前記車載センサの検出値を反映した情報を前記通信端末に送信する情報出力部と、
    をさらに備えた、請求項1または請求項2に記載の非搭乗型自動駐車システム。
  12. 駐車位置まで自律走行して駐車する車両であって、
    自律走行状態及び駐車状態を含む前記車両の車両状態を識別する状態識別部と、
    前記状態識別部で識別した車両状態に応じて設定された閾値と、前記車両に搭載された車載センサの検出値とを比較することで、設定された条件を満たすか否かを判断する判断部と、
    前記判断部が前記条件を満たすと判断したときに、情報を所定の送信先に送信する情報出力部と、
    を備え、
    前記状態識別部は、車両制御部から通知された、自動駐車の開始、自動駐車の終了、自動迎車の開始、及び自動迎車の終了に基づいて、前記自律走行状態及び前記駐車状態を識別し、
    前記車載センサは、前記車両の車室内を撮影して撮影映像を生成するカメラであり、
    前記判断部は、前記条件として、前記撮影映像の変化割合が所定の閾値より大きいという条件を設定し、かつ、前記車両状態が前記自律走行状態であるときの閾値を、前記車両状態が前記駐車状態であるときの閾値より大きく設定する、
    車両。
  13. 駐車位置まで自律走行して駐車する車両であって、
    自律走行状態及び駐車状態を含む前記車両の車両状態を識別する状態識別部と、
    前記状態識別部で識別した車両状態に応じて設定された閾値と、前記車両に搭載された車載センサの検出値とを比較することで、設定された条件を満たすか否かを判断する判断部と、
    前記判断部が前記条件を満たすと判断したときに、情報を所定の送信先に送信する情報出力部と、
    を備え、
    前記状態識別部は、車両制御部から通知された、自動駐車の開始、自動駐車の終了、自動迎車の開始、及び自動迎車の終了に基づいて、前記自律走行状態及び前記駐車状態を識別し、
    前記車載センサは、前記車両の位置を検出するセンサであり、
    前記判断部は、前記条件として、前記位置の変化割合が所定の閾値より大きいという条件を設定し、かつ、前記車両状態が前記自律走行状態であるときの閾値を、前記車両状態が前記駐車状態であるときの閾値より大きく設定する、
    車両。
  14. 車両を駐車位置まで自律走行させて駐車するためのコンピュータに、
    自律走行状態及び駐車状態を含む前記車両の車両状態を識別する状態識別ステップと、
    前記車両状態が自律走行状態である場合と駐車状態である場合とで異なる閾値を設定する条件設定ステップと、
    前記識別した車両状態に応じて設定された閾値と、前記車両に搭載された車載センサの検出値とを比較することで、設定された前記条件を満たすか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにて前記条件を満たすと判断されたときに、情報を所定の送信先に送信する情報出力ステップと、を実行させる、非搭乗型自動駐車プログラムであって、
    前記状態識別ステップは、車両制御部から通知された、自動駐車の開始、自動駐車の終了、自動迎車の開始、及び自動迎車の終了に基づいて、前記自律走行状態及び前記駐車状態を識別し、
    前記車載センサは、前記車両の車室内を撮影して撮影映像を生成するカメラであり、
    前記判断ステップは、前記条件として、前記撮影映像の変化割合が所定の閾値より大きいという条件を設定し、かつ、前記車両状態が前記自律走行状態であるときの閾値を、前記車両状態が前記駐車状態であるときの閾値より大きく設定する、
    非搭乗型自動駐車プログラム。
  15. 車両を駐車位置まで自律走行させて駐車するためのコンピュータに、
    自律走行状態及び駐車状態を含む前記車両の車両状態を識別する状態識別ステップと、
    前記車両状態が自律走行状態である場合と駐車状態である場合とで異なる閾値を設定する条件設定ステップと、
    前記識別した車両状態に応じて設定された閾値と、前記車両に搭載された車載センサの検出値とを比較することで、設定された前記条件を満たすか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにて前記条件を満たすと判断されたときに、情報を所定の送信先に送信する情報出力ステップと、を実行させる、非搭乗型自動駐車プログラムであって、
    前記状態識別ステップは、車両制御部から通知された、自動駐車の開始、自動駐車の終了、自動迎車の開始、及び自動迎車の終了に基づいて、前記自律走行状態及び前記駐車状態を識別し、
    前記車載センサは、前記車両の位置を検出するセンサであり、
    前記判断ステップは、前記条件として、前記位置の変化割合が所定の閾値より大きいという条件を設定し、かつ、前記車両状態が前記自律走行状態であるときの閾値を、前記車両状態が前記駐車状態であるときの閾値より大きく設定する、
    非搭乗型自動駐車プログラム。
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