JP7023699B2 - 光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラ、ビデオカメラおよび交換レンズ等の光学機器に関する。
レンズ鏡筒部分に、フォーカスレンズユニットを駆動させるためのフォーカスリング及びズームレンズユニットを駆動させるためのズームリングに加えて、第三の操作リングが設けられた光学機器として、特許文献1に記載のレンズ装置が知られている。特許文献1に記載のレンズ装置に設けられている第三の操作リングには、撮影モードの変更機能や電子ズーム機能などの複数の機能の中から選ばれた機能を割り当てることが可能である。
米国特許第9140960号明細書
前述のように特許文献1において第三の操作リングに電子ズーム機能を割り当てた場合、ズームリングを用いても第三の操作リングを用いてもズーミングが可能となる。ただし、光学ズームあるいは電子ズームという違いはある。
ある機能を実現できる操作リングが1つしかない場合には、粗調整としてその1つの操作リングを大きく回転させた後に、操作リングを慎重に操作して微調整を行うための時間が必要になる。短時間で操作リングの操作を終えようとすると、操作リングを慎重に操作して微調整を行う時間が少ないために、ある光学的パラメータの所望量の調整を精度良く行うことができない。
2つの操作リングが同じ機能を実現可能な場合に2つの操作リングを粗調整用と微調整用とで使い分ける構成について考える。この構成においては、粗調整用リングを操作してから微調整用リングを操作すれば、短時間でかつ精度良くフォーカシングやズーミングなどの所定の光学操作を精度良く行うことができる。しかしながら、特許文献1には2つの操作リングを粗調整用と微調整用とで使い分ける構成に関する開示はない。
そこで本発明は、光学的パラメータの調整精度と調整時間を両立することが可能な光学機器を提供することを目的とする。
上記目的を解決するために、本発明の光学機器は、
第1の光学的パラメータを調整することが可能な第1の操作部と、
前記第1の光学的パラメータとは異なる第2の光学的パラメータと、前記第1の光学的パラメータと、を調整することが可能な第2の操作部と、を備え、
前記第1の操作部の単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量と、前記第2の操作部の単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量とは互いに異なり
前記第1の操作部及び前記第2の操作部のうち、前記第1の操作部の単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量と前記第2の操作部の単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量の小さい方に、クリック感を生じさせるクリック機構が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、光学的パラメータの調整精度と調整時間を両立することが可能な光学機器を提供することができる。
各実施例に係る光学機器の構成を示すブロック図 各実施例における回転リングと検出部の構成を示す図 各実施例における回転リングの検出系が出力する信号波形を示す図 各実施例に係る光学機器の外観図
<第1実施例>
(カメラシステムの構成)
図1を用いて本発明の各実施例に係るカメラシステム(撮像装置)の構成について説明する。ここでいうカメラシステムとは、レンズ装置110と、レンズ装置110を保持可能なカメラ本体(本体部)101の総称である。本発明の各実施例でいう光学機器とはレンズ装置110単体もカメラシステムも指す言葉である。
(カメラ本体101の構成)
カメラ本体101はレンズ装置110を保持可能であり、内部に撮像素子200と、後述のレンズ装置110に設けられた制御部209と通信可能な制御部210を有している。レンズ装置110はカメラ本体101から取り外し可能であってもよいし、取り外し不可能であってもよい。
(レンズ装置110の構成)
レンズ装置110は、レンズ鏡筒207と、レンズ鏡筒207の内部に設けられた撮影光学系(結像光学系)120と、撮影光の光量調整を行うための絞りユニット125を備えている。
撮影光学系120は、撮影光学系120の光軸OAの方向(以後、光軸方向)に不動の固定レンズ206、フォーカスレンズ121、ズームレンズ203を備えている。フォーカスレンズ121が光軸方向に移動することで焦点調整が行われ、ズームレンズ203が光軸方向に移動することで焦点距離調整(変倍)が行われる。
フォーカスレンズ121はフォーカスレンズ鏡筒126に保持されている。図1において、122はフォーカスレンズ121及びフォーカスレンズ鏡筒126を備えるフォーカスレンズユニットである。フォーカスレンズユニット122はフォーカスアクチュエータ123を駆動源とした駆動機構により光軸方向に移動可能である。フォーカスレンズユニット122の移動量は、フォーカスレンズ移動量検出機構によって検出可能である。このフォーカスレンズ移動量検出機構は、フォーカスレンズ鏡筒126側に貼り付けられ、明暗パターンが印刷された不図示のスケールと、不図示の固定部材に設けられ、投光素子と受光素子を含む光センサである位置センサ124とで構成されている。
なお、フォーカスレンズ移動量検出機構の構成は、上記のスケール及び位置センサ124を備える構成に限定されるものではない。例えば、フォーカスアクチュエータ123がステッピングモータの場合は、ステッピングモータの駆動パルスカウントによりフォーカスレンズユニット122の移動量を検出してもよい。本実施例および後述の各実施例では、フォーカスレンズ移動量検出機構の構成に関わらず、移動量を検出可能な最小単位のことを制御可能な最小制御量と定義する。
ズームレンズ203はズームレンズ鏡筒202に保持されている。図1において、204はズームレンズ203及びズームレンズ鏡筒202を備えるズームレンズユニットである。ズームレンズユニット204はズームアクチュエータ205を駆動源とした駆動機構により光軸方向に駆動可能である。ズームレンズユニット204の移動量は、ズームレンズ移動量検出機構によって検出可能である。このズームレンズ移動量検出機構は、ズームレンズ鏡筒202側に貼り付けられ、明暗パターンが印刷された不図示のスケールと、不図示の固定部材に設けられ、投光素子と受光素子を含む光センサである位置センサ201とで構成されている。このズームレンズ移動量検出機構の構成は前述のフォーカスレンズ移動量検出機構と同様に、光センサを用いた構成に限定されるものではない。また、ズームレンズユニット204を光軸方向に駆動させる機構はズームアクチュエータ205を駆動源とした構成に限定されるものではない。レンズ鏡筒207の外周に設けられた操作リングと機械的に連結したカム筒を回転させることでズームレンズユニット204を光軸方向に駆動させる機構であってもよい。さらに、レンズ装置110はズームレンズユニット204を備えていなくてもよい。つまり、レンズ装置110は単焦点のレンズ装置であってもよい。
レンズ鏡筒207の外周には、第1の回転リング(第1の操作部)111と第2の回転リング(第2の操作部)112が設けられている。第1の回転リング111と第2の回転リング112とは光軸OAを中心として回転することが可能なリング状の操作部材である。
(第1の回転リング111の機能)
第1の回転リング111は、光軸OAを中心として時計回り方向(以後、A方向)にも反時計回り方向(以後、B方向)にも無制限に回動可能な様にレンズ装置110に保持されている。第1の回転リング111をA方向に回動させると、予め定められた一定の角度αだけ回動させる毎にA方向に回動したことを示す信号(1パルス)が出力され、レンズ装置110内に設けられた制御部209に伝達される。第1の回転リング111は電子リングである。
第1の回転リング111をB方向に回動させると、予め定められた一定の単位角度α(A方向の場合と同じ角度である)だけ回動させる毎にB方向に回動したことを示す信号(1パルス)が出力され制御部209に伝達される。即ち、例えば第1の回転リング111をA方向に角度3αだけ回動させると、A方向に回動したことを示す信号が3回(3パルス)出力され制御部209に伝達される。
制御部209はA方向に回動したことを示す信号が出力された回数(パルス数)を数えることで、A方向に第1の回転リング111が回動した角度(回転量)を判定することが出来る。同様に、制御部209はB方向に回動したことを示す信号が出力された回数を数えることで、B方向に第1の回転リング111が回動した角度(回転量)を判定することが出来る。
制御部209は第1の回転リング111の回動した角度と回動した方向に応じて所定の処理を行う。処理の一例として本実施例では、第1の回転リング111をA方向に回す角度に応じてより近くの対象に焦点が合う位置にフォーカスレンズユニット122が移動する様に制御部209がフォーカスアクチュエータ123を駆動する。回転操作角度が大きく出力パルスが多いほど、フォーカスレンズユニット122の移動量が大きくなる。また、第1の回転リング111をB方向に回す角度に応じてより遠くの対象に焦点が合う位置にフォーカスレンズユニット122が移動する様に制御部209がフォーカスアクチュエータ123を駆動する。
(第2の回転リング112の機能)
第2の回転リング112は第1の回転リング111と同様に光軸OAを中心としてA方向およびB方向に無制限に回動可能な様にレンズ鏡筒に保持されている。第2の回転リング112は第1の回転リング111よりも拡大共役側(物体側)に配置されている。第2の回転リング112は第1の回転リング111と比較して、カメラ本体101からより遠い位置に保持されている。第2の回転リング112は、第1の回転リング111とともに光軸OAと同心で、光軸方向に並んで配置されている。
第2の回転リング112をA方向に回動させると、予め定められた一定の角度βだけ回動させる毎にA方向に回動したことを示す信号が出力され制御部209に伝達される。第2の回転リング112をB方向に回動させると、予め定められた一定の角度βだけ回動させる毎にB方向に回動したことを示す信号が出力され制御部209に伝達される。第2の回転リング112は電子リングである。
制御部209はA方向に回動したことを示す信号が出力された回数を数えることで、A方向に第2の回転リング112が回動した角度を判定することが出来る。同様に、制御部209はB方向に回動したことを示す信号が出力された回数を数えることで、B方向に第2の回転リング112が回動した角度を判定することが出来る。
制御部209は第2の回転リング112の回動した角度と回動した方向に応じて所定の処理を行う。処理の一例として本実施例では、第2の回転リング112をA方向に回す角度に応じてより近くの対象に焦点が合う位置にフォーカスレンズユニット122が移動する様に制御部209がフォーカスアクチュエータ123を駆動する。また、第2の回転リング112をB方向に回す角度に応じてより遠くの対象に焦点が合う位置にフォーカスレンズユニット122が移動する様に制御部209がフォーカスアクチュエータ123を駆動する。
(第1の検出部113及び第2の検出部114の構成)
レンズ装置110は、第1の回転リング111の回転方向及び回転量(操作方向及び操作量)を検出するための第1の検出部113を備えている。レンズ装置110は更に、第2の回転リング112の回転方向及び回転量(操作方向及び操作量)を検出するための第2の検出部114を備えている。図2及び図3を用いて第1の検出部113及び第2の検出部114の構成について説明する。
第1の検出部113及び第2の検出部114は、図2(a)(c)(d)に示されている検出素子であるフォトインタラプタ127-1、127-2と、くし歯128を備えている。図2(a)はフォトインタラプタ127-1、127-2と、くし歯128の斜視図である。図2(c)は図2(b)に示すA-A断面における第1の回転リング111あるいは第2の操作リング112の断面図である。図2(d)は図2(c)中のフォトインタラプタ127-1、127-2と、くし歯128を拡大したものである。図2(d)に示すように、くし歯128の凹凸ピッチXと、フォトインタラプタ127-1と127-2の配置間隔Yは、回転の向きを検出するために1/4周期ずれるような関係に設定されている。図3は、図2(d)に示すA方向の回転リング111の回動にともなってくし歯128が移動することによる、2つのフォトインタラプタ127-1と127-2からの出力の変化を示す図である。図3中のLはLow、HはHighを表している。
第1の回転リング111が単位角度(単位回転角度)αだけ回転する毎に、2つのフォトインタラプタからの出力が(L,L)、(H,L)、(H,H)、(L,H)、(L,L)と1パルスずつ変化して一巡する。2つのフォトインタラプタからの出力が(L,L)で始まって(H,L)、(H,H)、(L,H)、(L,L)と変化すると単位角度αの4倍だけ第1の回転リング111がA方向に回動したと判定される。逆に、(L,L)で始まって(L,H)、(H,H)、(H,L)、(L,L)と一巡すると、A方向と逆のB方向に単位角度αの4倍だけ第1の回転リング111が回動したと判定される。単位角度αはくし歯ピッチXの1/4の量に相当する。この構成により、第1の回転リング111の回転量と回転方向を検出することができる。
なお、第2の回転リング112の回転方向及び回転量の検出も第1の回転リング111の場合と同様の方法により行われる。
第1の回転リング111の単位角度α及び第2の回転リング112の単位角度βは、第1の回転リング及び第2の回転リング112に一体的に形成されたくし歯の凹凸ピッチにより決定することができる。例えば、本実施例では、第1の回転リング111及び第2の回転リング112に形成されたくし歯の凹凸ピッチは等しく設定している。従って第1の回転リング111用のフォトインタラプタと第2の回転リング112の回転検出用のフォトインタラプタの配置位置が光軸に対して、互いが等しい距離に配置されている場合には、単位角度αと単位角度βは同じになる。
なお、第1の検出部113及び第2の検出部114の構成は上記の構成に限定されるものではない。例えば、第1の回転リング111及び第2の回転リング112の内径に検出用電気基板を設け、導通ブラシとの物理的な摺接によりパルスを検出する方法でも良い。そして、第1の検出部113及び第2の検出部114の構成は同じでなくてもよい。
(2つの操作リングの使い分け)
本実施例では、第1の回転リング及び第2の回転リング112が光軸周りに回転させられた際に、いずれにおいても、フォーカスレンズ121が光軸方向に移動可能となっている。より具体的には、第1の回転リング111はフォーカスレンズ121を光軸方向に移動させるためのフォーカスリングとしての機能しか持たない。一方で、第2の回転リング112はフォーカスリングとしての機能以外にも、ズームレンズ203を光軸方向に移動させるためのズームリングとしての機能や、絞り125の開口径を変更するための絞りリングとしての機能も割り当てることができる。つまり、レンズ装置110において第2の回転リング112が実現する機能を変更することができる。
本実施例においては、第1の回転リング111が光軸周りに単位角度α回転された際のフォーカスレンズ121の移動量は、第2の回転リング112が光軸周りに単位角度β回転された際のフォーカスレンズ121の移動量とは互いに異なるようになっている。
第1の回転リング111が光軸周りに単位角度α回転された際のフォーカスレンズ121の移動量をX、第2の回転リング112が光軸周りに単位角度β回転された際のフォーカスレンズ121の移動量をYとする。このとき、本実施例においては、XとYが互いに異なっている、と考えることもできる。
例えば、第1の回転リング111が光軸周りに単位角度α回転された際(1パルス分の回転操作で)、フォーカスアクチュエータ123を最小制御量分だけ駆動させるようにする。そうすることで、制御可能な限界の小さな移動量でフォーカスレンズ121を移動させることができ、厳密な焦点合わせが可能になる。言い換えれば、第1の回転リング111を微調整用フォーカスリングとして使うことができる。
一方で、第2の回転リング112が光軸周りに単位角度β回転された際、フォーカスアクチュエータ123を最小制御量分の2倍、或いは3倍駆動させるようにする。言い換えれば、第2の操作リング112を粗調整用フォーカスリングとして使うことができる。
(本実施例の構成で得ることのできる効果)
間もなく動きだそうとしている被写体を撮影する場合など、回転リングの操作(光学的パラメータの調整)を短時間で行う必要がある場合を考える。例えば、フォーカスリングとしての機能を実現できる操作リングが1つしかない場合には、その操作リングには微調整可能な敏感度が設定される。このとき、その操作リングにおいて単位回転角度当たりのフォーカスレンズ移動量を小さくする必要がある。このため、その操作リングを大きく回して粗調整をしたあとに微調整する必要がある。その結果、所望の合焦状態を実現するために必要な時間が長くなってしまう。この場合に、本実施例で示す光学機器においては、粗調整用リングを操作して粗調整を行ってから微調整用リングを操作して微調整を行うことで、短時間でかつ精度良く光学的パラメータの調整を行うことができる。言い換えれば、本実施例で示す光学機器においては、光学的パラメータの調整精度と調整時間を両立することができる。
このように、本実施例で示す光学機器であるレンズ装置110は、微調整用の第1の回転リング111と粗調整用の第2の回転リング112を備えている。また、前述のように、第1の回転リング111はフォーカスリングとして機能するリングであり、フォーカスレンズ121の位置(第1の光学的パラメータ)を調整することが可能な第1の操作部である。また、第2の回転リング112は、フォーカスリング、ズームリング、絞りリングとして機能するリングである。つまり、第2の回転リング112はフォーカスレンズ121の位置と、それ以外のズームレンズ203の位置、絞りユニット125の開口径など(第2の光学的パラメータ)を調整することが可能な第2の操作部である。
そして、レンズ装置110では、第1の回転リング111の単位回転角度あたりの第1の光学的パラメータの調整量と、第2の回転リング112の単位回転角度あたりの第1の光学的パラメータの調整量とが互いに異なっている。
レンズ装置110が上記の構成を備えることによって、前述のように、従来よりも短時間で光学的パラメータの調整を行うことが可能となる。さらに、第1の回転リング111と第2の回転リング112が光軸OA方向において互いに異なる位置に配置されていることで、一方の回転リングを操作してから他方の回転リングを操作しようとする際に手を動かすだけで済む。また、第1の回転リング111も第2の回転リング112も光軸OA周りに回る同様の構成であるために、本実施例においてユーザーは従来から行ってきた操作リングの回転操作を行えばよいので、ユーザーの混乱を招きにくくすることが可能となる。
本実施例では、第1の回転リング111が光軸周りに単位角度α回転された際、フォーカスアクチュエータ123を最小制御量分だけ駆動させるようにする。そして、第2の回転リング112が光軸周りに単位角度β回転された際、フォーカスアクチュエータ123を最小制御量分の2倍、或いは3倍駆動させるようにしている。その上、第1の回転リング111の径と第2の回転リング112の外径が等しく、かつ、2つの回転リングの回転量を検出するためのくし歯の検出ピッチも互いに等しい。この結果、単位角度αとβは等しくなっている。言い換えれば、同じフォーカスレンズ121の移動量を得る際、第1の回転リング111の回転操作量が第2の回転リング112の回転操作量よりも大きくなっている。なお、ここでいう回転操作量とは、各回転リングが回転した際の最外径部分の移動距離として定義するものとする。従って、回転リングの最外径を大きくすると、1パルス出力するための操作角度(単位回転角度)は、くし歯の検出ピッチが同じ場合には小さくなる。
(変形例)
以下、本実施例の変形例について説明する。
前述のレンズ装置110において、第1の回転リング111と第2の回転リング112の外径は互いに等しいが、両者の外径を互いに異なるようにしてもよい。より詳細には、第1の回転リング111の外径よりも第2の回転リング112の外径の方が大きくてもよい。この場合、第2の検出部114におけるフォトインタラプタ127-1及び127-2の光軸OAからの位置が、第1の検出部113と比較して、より光軸OAから離れた位置となる。このため、くし歯の検出ピッチが同じ場合には、第2の回転リング112の単位回転角度βが第1の回転リング111の単位回転角度αよりも小さくなる。
このように、2つの回転リングの外径を互いに異ならせることで第1の回転リング111と第2の回転リング112の違いがより明確となる。また、2つの回転リングの光軸OA方向の厚みを互いに異ならせてもよい。また、第1の回転リング111と第2の回転リング112の表面パターンあるいは表面の材質を互いに異ならせてもよい。ここでいう表面パターンとは、表面形状、表面色などのことである。
前述の説明においては、第1の回転リング111がフォーカスリングであり、第2の回転リング112が複数の機能を割り当て可能なカスタムリングであり、第2の回転リング112にフォーカスリングの機能が割り当てられていた。第2の回転リング112に割り当てる機能の変更は、カメラ本体101あるいはレンズ装置110に設けられたセレクタ(機能変更部)で行えばよい。第2の回転リング112に割り当てる機能の変更は、カメラ本体101あるいはレンズ装置110に設けられた表示画面中に表示されているメニューで行えるようになっていてもよい。図4(a)(b)(c)に示す、カメラ本体101に設けられたシャッターボタン105付近の操作ダイアル104や、液晶表示画面102付近の操作ダイアル103を、上記のセレクタとして用いてもよい。操作ダイアル104及び103は時計回り方向にも反時計回り方向にも回転可能となっている。操作ダイアル104あるいは103を回転させることで第2の回転リング112に割り当てられる機能が変更されるようになっていてもよい。この場合、液晶表示画面102に第2の回転リング112に割り当てられている現在の機能が表示されるようになっていてもよい。
第1の回転リング111がフォーカスリングではなくズームリングとして構成されており、第2の回転リング112にズームリングとしての機能が割り当てられている場合にも本実施例の考え方を適用することができる。より詳細には、レンズ装置110を、第1の回転リング111の単位回転角度あたりのズームレンズ203の移動量と、第2の回転リング112の単位回転角度あたりのズームレンズ203の移動量とが互いに異なるように構成してもよい。この構成では、第2の回転リング112にフォーカスリングとしての機能も割り当てることが可能とすることでフォーカシングも行うことができる。
第1の回転リング111をフォーカスリングとして構成し、ズームリングとして第3の回転リングをレンズ装置110に追加した構成であってもよい。この構成の場合には、第3の回転リングの単位回転角度あたりのズームレンズ203の移動量と、第2の回転リング112の単位回転角度あたりのズームレンズ203の移動量とを互いに異ならせればよい。
第1の回転リング111も第2の回転リング112と同様に複数の機能を割り当てることが可能なカスタムリングとして構成されていてもよい。この構成の場合には、第1の回転リング111を微調整用の絞りリング、第2の回転リング112を粗調整用の絞りリングとして使い分けることもできる。
第1の回転リング111及び第2の回転リング112に形成されたくし歯の凹凸ピッチは等しく設定しているが、2つの回転リング間で凹凸ピッチが互いに異なっていてもよい。この場合でも単位角度αと単位角度βの関係が異なるのみであり、凹凸ピッチが等しい場合と同様の効果を得ることができる。
本変形例では前述の第1実施例における設定とは逆の設定を行ってもよい。つまり、同じフォーカスレンズ121の移動量を得る際、第2の回転リング112の回転操作量が第1の回転リング111の回転操作量よりも大きくなるような設定を行ってもよい。言い換えれば、第2の回転リング112を微調整用リングとして用い、第1の回転リング111を粗調整用リングとして用いてもよい。
前述の第1の光学的パラメータと第2の光学的パラメータは、ズームレンズユニットの位置、フォーカスレンズユニットの位置、絞りユニットの開口径のいずれかである。しかしながら、第1の光学的パラメータと第2の光学的パラメータは上記のパラメータに限定されるものではない。例えば、撮影光学系120の焦点距離、撮影画角(倍率)、ISO感度、シャッタースピードなどを第1あるいは第2の光学的パラメータとしてもよい。例えば、第1の回転リング111が電子ズームを行うための操作リングで、第2の回転リング112が光学ズームを行うための操作リングだとする。この場合、第1の回転リング111が単位回転角度だけ操作された場合の画角変化量(倍率変化量)と、第2の回転リング112が単位回転角度だけ操作された場合の画角変化量(倍率変化量)が互いに異なっていればよい。画角変化量は、液晶表示画面102内に表示されている、ある被写体の液晶表示画面102内でのサイズの変化量と考えてもよい。
なお、前述の第1実施例においては第1の回転リング111と第2の回転リング112で最小分解能が同じフォトインタラプタを用いていた。しかしながら、第1の回転リング111と第2の回転リング112で互いに最小分解能が異なるフォトインタラプタを用いてもよい。ここでいう最小分解能とは、1パルス検出される円周における移動量である。第1の回転リング111と第2の回転リング112のうち微調整用の操作リングにより最小分解能が高いフォトインタラプタを搭載してもよいし、粗調整用の操作リングにより最小分解能が高いフォトインタラプタを搭載してもよい。粗調整用の操作リングにより最小分解能が高いフォトインタラプタを搭載すれば少しの操作量で例えばフォーカスレンズをより多く移動させることができるため、より短時間で所望の撮影条件を実現することができるために好ましい。
<第2実施例>
次に本発明の第2実施例について説明する。本実施例においては、前述の第1実施例と異なり、回転リングの単位回転角度あたりの光学的パラメータの調整量及び光学的パラメータの調整が開始される回転リングの最小操作量をユーザーが変更可能になっている。
より詳細には、カメラ本体101は撮影モードから、回転リングの単位回転角度あたりの光学的パラメータの調整量及び光学的パラメータの調整が開始される回転リングの最小回転量を変更するモードとなる。このモードの遷移は、図4(a)(b)(c)に示す操作ダイアル104あるいは103をユーザーが操作することで行われる。例えば、第1の回転リング111が単位回転角度αだけ回転してもフォーカスレンズ121は光軸方向に移動せず、3α回転するとフォーカスレンズ121が光軸方向への移動を開始するような設定が可能である。この場合、前述の最小回転量は3αとなる。このような設定を行えるようにすることで、所定の回転操作量に対して僅かなフォーカスレンズ121の移動しか行わないことになり、焦点合わせを行う作業が容易になる。
前述の第1実施例においては、第2の回転リング112が光軸周りに単位角度β回転された際、フォーカスアクチュエータ123を最小制御量分の2倍、或いは3倍駆動させるようにしていた。これに対して本実施例においては、例えば、第2の回転リング112が光軸周りに単位角度β回転された際、フォーカスアクチュエータ123を最小制御量分の5倍駆動させる設定変更を行うことができる。この結果、前述の第1実施例と比較して第2の回転リング112は少ない回転角度でフォーカスレンズ121をより大きく移動させることができ、フォーカスレンズ121をより短時間で所望の位置に合わせことが可能となる。つまり、本実施例においても第1の回転リング111と第2の回転リング112との併用により、焦点合わせのスピードと精度を両立させることが可能になる。
<第3実施例>
前述の第1実施例及び第2実施例においては、第1の回転リング111、第2の回転リング112ともに、回転操作時の回転抵抗が極力変化なく滑らかに回転するような仕様となっている。これに対して本実施例においては、レンズ装置110が、第1の回転リング111と第2の回転リング112のうち少なくとも一方に回転操作時にクリック感を付与する機構(クリック機構)を備えている。クリック機構は、磁力、静電気力、バネ力などを利用したアクチュエータにより、設定されたクリックタイミングでクリック感を付与するものであれば、どのような構成でも構わない。
このクリック機構によって、例えば、第1の回転リング111が単位角度α回転した場合あるいは第2の回転リング112が単位角度β回転した場合に、フォトインタラプタの出力信号が1パルス分変化するタイミングで1クリックの感触を得ることができる。
(変形例)
前述の第2実施例に上記のクリック機構を付加してもよい。より具体的には、フォーカスアクチュエータ123の最小制御量の駆動を行わせる回転操作量(最小操作量)を任意に設定する。そして、第1の回転リング111あるいは第2の回転リング112が設定された最小操作量動くたびにクリック感を生じさせるクリック機構をレンズ装置110に設けてもよい。本変形例におけるレンズ装置110においては、最小操作量をユーザーが任意に変更可能であるために、クリック感が生じるタイミングもユーザーが任意に変更することができる。そして、第1の回転リング111及び第2の回転リング112のうちクリック感が付与された回転リングを1クリック分回転させるとフォーカスレンズ121が最小移動単位分だけ光軸方向に移動する。この結果、ユーザーがフォーカスレンズ121移動を行っている感覚がより伝わり易くなり、より快適な焦点合わせの操作が可能になる。また、ユーザーが回転リングを操作する際に、操作と感触との一体感をより得やすくなる。
なお、クリック機構がクリック感を与えることのできるリングは、第1の回転リング111と第2の回転リング112のうち少なくとも一方であればよい。ただし、第1の回転リング111、第2の回転リング112のうち、少なくとも同じフォーカスレンズ121の移動量を得る際、より大きな回転操作量を必要とする側のリング、言い換えれば微調整用リングにはクリック感があることが好ましい。
<第4実施例>
前述の各実施例においては、単位回転角度あたりの第1の光学的パラメータの調整量が互いに異なる2つの操作部として第1の回転リング111及び第2の回転リング112を備えるレンズ装置110の構成について説明した。しかしながら、この2つの操作部は両方ともレンズ装置110に設けられていなくてもよい。より詳細には、2つの操作部のうち一方はレンズ装置110に設けられ、他方はカメラ本体101に設けられていてもよいし、2つの操作部の両方がカメラ本体101に設けられていてもよい。
本実施例においては、図4(a)(b)(c)に示した操作ダイアル104及び103が上記の2つの操作部として機能することができる。つまり、本実施例における光学機器とは、2つの操作部を備えるカメラ本体と、レンズ装置を有する撮像装置のことである。前述の各実施例における光学機器とはレンズ装置110のことである。本実施例においては、第1の操作ダイアル104の単位回転角度あたりの第1の光学的パラメータの調整量と、第2の操作ダイアル103の単位回転角度あたりの第1の光学的パラメータの調整量とが互いに異なっている。
より詳細には、第2の操作ダイアル103の単位回転角度あたりの第1の光学的パラメータの調整量は、第1の操作ダイアル104の単位回転角度あたりの第1の光学的パラメータの調整量よりも大きくなっている。この調整量の大小関係は逆であってもよい。
111 第1の回転リング(第1の操作部)
112 第2の回転リング(第2の操作部)
110 レンズ装置(光学機器)

Claims (19)

  1. 第1の光学的パラメータを調整することが可能な第1の操作部と、
    前記第1の光学的パラメータとは異なる第2の光学的パラメータと、前記第1の光学的パラメータと、を調整することが可能な第2の操作部と、を備え、
    前記第1の操作部の単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量と、前記第2の操作部の単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量とは互いに異なり
    前記第1の操作部及び前記第2の操作部のうち、前記第1の操作部の単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量と前記第2の操作部の単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量の小さい方に、クリック感を生じさせるクリック機構が設けられていることを特徴とする光学機器。
  2. 前記第1の操作部は前記第1の光学的パラメータのみを調整することが可能である、ことを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記第1の操作部は前記第1の光学的パラメータと異なる光学的パラメータも調整することが可能である、ことを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  4. 前記光学機器は、レンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の内部に設けられた結像光学系と、を備えるレンズ装置であって、
    前記第1の操作部は前記レンズ鏡筒の外周に設けられた第1の操作リングであり、
    前記第2の操作部は前記レンズ鏡筒の外周に設けられた第2の操作リングである、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学機器。
  5. 前記第1の操作リングの前記単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量は、前記第2の操作リングの前記単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量よりも大きく、
    前記結像光学系の光軸方向において、前記第1の操作リングは前記第2の操作リングよりも物体側に設けられている、こと特徴とする請求項4に記載の光学機器。
  6. 前記第2の操作リングの前記単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量は、前記第1の操作リングの前記単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量よりも大きく、
    前記結像光学系の光軸方向において、前記第1の操作リングは前記第2の操作リングよりも物体側に設けられている、こと特徴とする請求項4に記載の光学機器。
  7. 前記光学機器は、レンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の内部に結像光学系と、を備えるレンズ装置と、前記レンズ装置を保持可能な本体部とを有する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学機器。
  8. 前記第1の操作部は前記レンズ鏡筒の外周に設けられた操作リングであり、
    前記第2の操作部は前記本体部に設けられた操作ダイアルである、ことを特徴とする請求項7に記載の光学機器。
  9. 前記操作リングの前記単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量は、
    前記操作ダイアルの前記単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量よりも大きい、ことを特徴とする請求項8に記載の光学機器。
  10. 前記操作リングの前記単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量は、前記操作ダイアルの前記単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量よりも小さい、ことを特徴とする請求項8に記載の光学機器。
  11. 前記第1の操作部は前記本体部に設けられた第1の操作ダイアルであり、
    前記第2の操作部は前記本体部に設けられた第2の操作ダイアルである、ことを特徴とする請求項7に記載の光学機器。
  12. 前記第1の操作ダイアルの前記単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量は、前記第2の操作ダイアルの前記単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量よりも大きい、ことを特徴とする請求項11に記載の光学機器。
  13. 前記第1の操作ダイアルの前記単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量は、前記第2の操作ダイアルの前記単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量よりも小さい、ことを特徴とする請求項11に記載の光学機器。
  14. 前記第1の操作部と前記第2の操作部は外径、厚み、形状、表面色、材質のうち少なくとも一つが互いに異なる、ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の光学機器。
  15. 前記第1の操作部の単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量と、前記第2の操作部の単位回転角度あたりの前記第1の光学的パラメータの調整量とは変更可能である、ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の光学機器。
  16. 前記クリック機構が前記クリック感を生じさせるタイミングは変更可能である、ことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載の光学機器。
  17. 前記第1の光学的パラメータ及び前記第2の光学的パラメータは、ズームレンズユニットの位置、フォーカスレンズユニットの位置、絞りユニットの開口径のいずれかである、ことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載の光学機器。
  18. 前記第1の操作部及び前記第2の操作部は電子リングであって、
    前記第1の操作部の回転量と前記第2の操作部の回転量を検出するための検出部をさらに備える、ことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか一項に記載の光学機器。
  19. 前記クリック機構は、前記第1の光学的パラメータの調整量の最小単位ごとにクリック感を生じさせることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか一項に記載の光学機器。
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