JP7023626B2 - 放射線断層撮影装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、放射線断層撮影装置、および放射線断層撮影装置に適用されるプログラムに関する。
X線CT(Computed Tomography)装置に代表される放射線断層撮影装置には、単位スライス(slice)厚当たりの被曝線量を表すCTDI(CT dose index)値や、1回の検査全体での被曝線量を表すDLP(dose length product)値を表示するよう定められている(例えば、特許文献1参照)。これにより、撮影対象の被曝評価が可能になる。
特開2013-111271号公報
被曝線量によるがんのリスクが、年齢によって異なることがわかっている。したがって、年齢を考慮した撮影条件でCT撮影を行うことが、より重要になっている。しかし、CT検査の線量指標として一般的に用いられているCTDIおよびDLPは、年齢が考慮されたものとはなっていないので、被検体の年齢に適した被曝線量で撮影をすることはできていない。
このような事情により、被検体の年齢を考慮して被曝評価をするのに適した指標値を求めることが望まれている。
本発明の第1の観点は、CTDI値を被検体の年齢に応じた値に変換することにより得られる第1の指標値を求める手段を有する放射線断層撮影装置である。
本発明の第2の観点は、DLP値を被検体の年齢に応じた値に変換することにより得られる第2の指標値を求める手段を有する放射線断層撮影装置である。
本発明の第3の観点は、CTDI値を被検体の年齢と前記被検体の撮影部位とに応じた値に変換することにより得られる第3の指標値を求める手段を有する放射線断層撮影装置である。
本発明の第4の観点は、DLP値を被検体の年齢と前記被検体の撮影部位とに応じた値に変換することにより得られる第4の指標値を求める手段を有する放射線断層撮影装置である。
本発明の第5の観点は、コンピュータを、第1~第4の観点のうちのいずれかの一観点に記載の放射線断層撮影装置の各手段として実行させるためのプログラムである。
被検体の年齢が考慮された指標値、又は被検体の年齢と撮影部位とが考慮された指標値を得ることができる。
第1の形態に係るX線CT装置1のハードウェアの構成を概略的に示す図である。 第1の形態に係るX線CT装置の操作コンソール6の主な機能ブロック図である。 第1の指標値特定部71が有するテーブルT1の説明図である。 第2の指標値特定部72が有する第2のテーブルT2の説明図である。 第1の形態におけるフローチャートである。 第1の指標値CTDIageおよび第2の指標値DLPageの表示例を示す図である。 第2の形態における機能ブロックの説明図である。 第3の指標値特定部711が有する第3のテーブルT3の説明図である。 第4の指標値特定部721が有する第4のテーブルT4の説明図である。 第2の形態におけるフローチャートである。 第3の形態における機能ブロックの説明図である。 第3の形態におけるフローチャートである。 第4の形態における機能ブロックの説明図である。 実効線量計算部723が有する係数テーブルの説明図である。 第4の形態におけるフローチャートである。 第3の指標値CTDIage,portion、第4の指標値DLPage,portion、および実効線量Eの表示例を示す図である。 過去に行われたスキャンに対する撮影部位の実効線量の累積値の表示例を示す図である。
以下、発明を実施するための形態について説明するが、本発明は、以下の形態に限定されることはない。
(第1の形態)
図1は、第1の形態に係るX線CT装置1のハードウェアの構成を概略的に示す図である。
図1に示すように、ガントリ2は、X線管21、アパーチャ(aperture)22、コリメータ装置(collimator device)23、X線検出器24、データ収集部(data acquisition system)25、回転部26、高電圧電源27、アパーチャ駆動装置28、回転駆動装置29、制御部30を有している。
回転部26は回転可能に支持されている。X線管21、アパーチャ22、コリメータ装置23、X線検出器24、およびデータ収集部25は、回転部26に搭載されている。
X線管21及びX線検出器24は、被検体5が載置される撮影空間、すなわちガントリ2の空洞部2Bを挟んで互いに対向して配置されている。
アパーチャ22は、X線管21と空洞部2Bとの間に配置されている。アパーチャ22は、X線管21のX線焦点からX線検出器24に向けて放射されるX線をファンビーム(fan beam)やコーンビーム(cone beam)に成形する。
コリメータ装置23は、空洞部2BとX線検出器24との間に配置されている。コリメータ装置23は、X線検出器24に入射する散乱線を除去する。
X線検出器24は、X線管21から放射される扇状のX線ビームの広がり方向および厚み方向に、2次元的に配列された複数のX線検出素子を有している。各X線検出素子は、空洞部2Bに配された被検体5の透過X線をそれぞれ検出し、その強度に応じた電気信号を出力する。
データ収集部25は、X線検出器24の各X線検出素子から出力される電気信号を受信し、X線データに変換して収集する。
撮影テーブル4は、クレードル(cradle)41および駆動装置42を有している。被検体5は、クレードル41の上に載置される。駆動装置42は、クレードル41がy方向に昇降するようにクレードル41を駆動し、更に、クレードル41がz方向に移動するように、クレードル41を駆動する。
高電圧電源27は、X線管21に高電圧及び電流を供給する。
アパーチャ駆動装置28はアパーチャ22を駆動しその開口を変形させる。
回転駆動装置29は回転部26を回転駆動する。
制御部30は、ガントリ2内の各装置・各部、および駆動装置42等を制御する。
操作コンソール6は、操作者からの各種操作を受け付ける。操作コンソール6は、入力装置61、表示装置62、記憶装置63、及び演算処理装置64を有している。本例では、操作コンソール6は、コンピュータ(computer)により構成されている。
なお、ここでは、図1に示すように、被検体5の体軸方向、すなわち撮影テーブル4による被検体5の搬送方向をz方向とする。また、鉛直方向をy方向、y方向およびz方向に直交する水平方向をx方向とする。
図2は、第1の形態に係るX線CT装置の操作コンソール6の主な機能ブロック図(block diagram)である。
第1の形態において、操作コンソール6は、機能ブロックとして、年齢特定部70、第1の指標値特定部71、第2の指標値特定部72、表示制御部73などを有している。
年齢特定部70は被検体の年齢を特定する。
第1の指標値特定部71は、CTDI値を被検体の年齢に応じた値に変換することにより得られる第1の指標値を特定する。第1の指標値特定部71は、被検体の年齢に対応する第1の指標値を特定するための第1のテーブルT1を有している(図3参照)。
図3は、第1の指標値特定部71が有するテーブルT1の説明図である。
第1のテーブルT1は、CTDI値を年齢に応じた値に変換することにより得られる第1の指標値を表すテーブルである。第1の指標値は、年齢に応じた値に変換された後のCTDI値を表している。以下では、CTDI値と第1の指標値(年齢に応じた値に変換された後のCTDI値)との区別を明確にするために、第1の指標値を「CTDIage」で表すことにする。第1のテーブルT1は、年齢を表す項目を含んでおり、年齢は、「0歳」、「1歳」、「2歳~5歳」、「6歳~10歳」、「11歳~20歳」、「21歳~60歳」、「61歳~80歳」、「81歳以上」に区分けされている。第1のテーブルT1には、区分けされた年齢ごとに、第1の指標値CTDIageが対応付けられている。ここでは、第1の指標値CTDIageが区分けされた年齢ごとに規定されていることを明確にするために、CTDIageの添え字「age」は、区分けされた年齢に応じて、age=0、1、2-5、6-10、11-20、21-60、61-80、81が割り当てられている。したがって、第1のテーブルT1は、年齢に対応する第1の指標値CTDIageを表している。
尚、第1の指標値CTDIageは、例えば、以下の式に従って求めることができる。
CTDIage=CTDI×C1age ・・・(1)

ここで、CTDIはCTDI値を表しており、C1ageは年齢に応じた係数を表している。C1ageの値は、例えばX線の特性と年齢との相関関係などを考慮して、予め決定された値である。
次に、第2の指標値特定部72について説明する。
第2の指標値特定部72は、DLP値を被検体の年齢に応じた値に変換することにより得られる第2の指標値を特定する。第2の指標値特定部72は、被検体の年齢に対応する第2の指標値を特定するための第2のテーブルT2を有している(図4参照)。
図4は、第2の指標値特定部72が有する第2のテーブルT2の説明図である。
第2のテーブルT2は、DLP値を年齢に応じた値に変換することにより得られる第2の指標値を表すテーブルである。第2の指標値は、年齢に応じた値に変換された後のDLP値を表している。以下では、DLP値と第2の指標値(年齢に応じた値に変換された後のDLP値)との区別を明確にするために、第2の指標値を「DLPage」で表すことにする。第2のテーブルT2は、第1のテーブルT1(図3参照)と同様に、年齢が、「0歳」、「1歳」、「2歳~5歳」、「6歳~10歳」、「11歳~20歳」、「21歳~60歳」、「61歳~80歳」、「81歳以上」に区分けされている。第2のテーブルT2には、区分けされた年齢ごとに、第2の指標値DLPageが対応付けられている。ここでは、第2の指標値DLPageが区分けされた年齢ごとに規定されていることを明確にするために、DLPageの添え字「age」は、区分けされた年齢に応じて、age=0、1、2-5、6-10、11-20、21-60、61-80、81が割り当てられている。したがって、第2のテーブルT2は、年齢に対応する第2の指標値DLPageを表している。
尚、第2の指標値DLPageは、例えば、以下の式に従って求めることができる。
DLPage=DLP×C2age ・・・(2)

ここで、DLPはDLP値を表しており、C2ageは年齢に応じた係数を表している。C2ageの値は、例えばX線の特性と年齢との相関関係などを考慮して、予め決定された値である。
このように、第1の指標値特定部71は、第1の指標値CTDIageを表す第1のテーブルT1(図3参照)を有し、第2の指標値特定部72は、第2の指標値DLPageを表す第2のテーブルT2(図4参照)を有している。
表示制御部73は、必要に応じて種々の画像や情報を画面に表示するよう、表示装置6を制御する。本例では、表示制御部73は、表示画面6に、第1の指標値CTDIageおよび第2の指標値DLPageを表示させる。
尚、年齢特定部70は、本発明における年齢特定手段の一例である。第1の指標値特定部71は、本発明における第1の指標値を求める手段の一例である。第2の指標値特定部72は、本発明における第2の指標値を求める手段の一例である。
操作コンソール6は、演算処理装置64が所定のプログラム(program)を実行することにより各機能ブロックとして機能する。所定のプログラムは、記憶装置63に記憶されている。
尚、プログラムは、操作コンソール6に外部接続された記憶装置又は記憶媒体90(図1参照)に記憶されていてもよく、記憶装置63と記憶装置又は記憶媒体90とに振り分けて記憶されていてもよい。図2に示す機能の詳細は、X線CT装置における処理の流れを説明する際に併せて説明する。
以下に、第1の形態によるX線CT装置において、第1の指標値CTDIageおよび第2の指標値DLPageを特定し、表示するための処理動作について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ(step)S10では、操作者が、入力装置61を操作し、被検体情報を入力する。被検体情報には、例えば、被検体の年齢を表す年齢情報、被検体の性別を表す性別情報などが含まれている。ここでは、操作者の年齢に関しては、3歳であることを表す年齢情報が入力されたとする。また、操作者は、予め取得された被検体のスカウト(scout)像を参照しながらスキャン条件を入力する。スキャン条件には、撮影部位、スキャン範囲、X線管の管電圧、管電流、スキャンモードなどが含まれる。
ステップS20は、年齢特定部70が被検体の年齢を特定する。年齢特定部70は、ステップS10で入力された年齢情報から、被検体の年齢は3歳であると特定する。尚、ステップS10において、年齢情報として、年齢の代わりに、生年月日が入力されてもよい。年齢の代わりに生年月日が入力された場合、年齢特定部70は、入力された生年月日から被検体の年齢を計算する。したがって、生年月日が入力されても、被検体の年齢を特定することができる。尚、ステップS10において操作者が年齢情報を入力する代わりに、被検体の情報から被検体の年齢情報を自動的に抽出し、抽出された年齢情報から被検体の年齢を特定してもよい。
ステップS30では、第1の指標値特定部71が、第1のテーブルT1(図3参照)を参照して、被検体の年齢に対応する第1の指標値CTDIageを特定する。また、第2の指標値特定部72は、第2のテーブルT2(図4参照)を参照して、被検体の年齢に対応する第2の指標値DLPageを特定する。ここでは、被検体の年齢は3歳であるので、第1の指標値特定部71は、第1のテーブルT1から被検体の年齢に対応する第1の指標値CTDI2-5を特定し、第2の指標値特定部72は、第2のテーブルT2から被検体の年齢に対応する第2の指標値DLP2-5を特定する。
ステップS40では、表示制御部73が、ステップS30で特定された第1の指標値CTDIageおよび第2の指標値DLPageを表示装置62の画面に表示させる。図6に、第1の指標値CTDIageおよび第2の指標値DLPageの表示例を示す。第1の指標値CTDIageおよび第2の指標値DLPageが表示されたら、フローが終了する。
第1の形態では、第1の指標値特定部71は、年齢と第1の指標値CTDIageとの対応関係を表す第1のテーブルT1を有しており、第2の指標値特定部72は、年齢と第2の指標値DLPageとの対応関係を表す第2のテーブルT2を有している。第1の指標値特定部71は、第1のテーブルT1から、被検体の年齢に対応する第1の指標値CTDIageを特定し、一方、第2の指標値特定部72は、第2のテーブルT2から、被検体の年齢に対応する第2の指標値DLPageを特定する。したがって、被検体の年齢を考慮して被曝線量の度合いを評価するのに適した第1の指標値CTDIageおよび第2の指標値DLPageを特定することができる。
また、特定された第1の指標値CTDIageおよび第2の指標値DLPageは表示装置62に表示される(図6参照)。したがって、被検体のスキャンを開始する前に、操作者に、第1の指標値CTDIageおよび第2の指標値DLPageを報知することができる。
尚、第1の形態では、第1のテーブルT1から、被検体の年齢に対応する第1の指標値CTDIageを特定している。しかし、第1のテーブルT1の代わりに、CTDI値から第1の指標値CTDIageを計算するための、年齢に応じた係数C1ageを表すテーブルを用意しておいてもよい。第1のテーブルT1の代わりに係数C1ageのテーブルを用いる場合は、例えば、係数C1ageのテーブルから、被検体の年齢に対応した係数C1ageを特定し、上記の式(1)に当該特定された係数C1ageを代入することにより、第1の指標値CTDIageを計算することができる。
また、第1の形態では、第2のテーブルT2から、被検体の年齢に対応する第2の指標値DLPageを特定している。しかし、第2のテーブルT2の代わりに、DLP値から第2の指標値DLPageを計算するための、年齢に応じた係数C2ageを表すテーブルを用意しておいてもよい。第2のテーブルT2の代わりに係数C2ageのテーブルを用いる場合は、例えば、係数C2ageのテーブルから、被検体の年齢に対応した係数C2ageを特定し、上記の式(2)に当該特定された係数C2ageを代入することにより、第2の指標値DLPageを計算することができる。
(第2の形態)
第2の形態では、年齢の他に撮影部位も考慮してCTDI値およびDLP値を変換することにより得られる指標値について説明する。尚、第2の形態は、第1の形態と比較すると、X線CT装置のハードウェア構成は同じであるが、機能ブロックが異なっている。したがって、ハードウェア構成の説明は省略し、機能ブロックについて説明する。
図7は、第2の形態における機能ブロックの説明図である。
第2の形態では、機能ブロックとして、年齢特定部70、撮影部位特定部701、第3の指標値特定部711、第4の指標値特定部721、表示制御部73などを有している。
年齢特定部70は被検体の年齢を特定する。
撮影部位特定部701は被検体の撮影部位を特定する。
第3の指標値特定部711は、CTDI値を被検体の年齢と撮影部位との組合せに応じた値に変換することにより得られる第3の指標値を特定する。第3の指標値特定部711は、被検体の年齢と撮影部位との組合せに対応する第3の指標値を特定するための第3のテーブルT3を有している(図8参照)。
図8は、第3の指標値特定部711が有する第3のテーブルT3の説明図である。
第3のテーブルT3は、CTDI値を年齢と撮影部位との組合せに応じた値に変換することにより得られる第3の指標値を表すテーブルである。第3の指標値は、年齢と撮影部位との組合せに応じた値に変換された後のCTDI値を表している。以下では、CTDI値と第3の指標値(年齢と撮影部位との組合せに応じた値に変換された後のCTDI値)との区別を明確にするために、第3の指標値を「CTDIage,portion」で表すことにする。第3のテーブルT3では、年齢は、第1の形態と同様に、「0歳」、「1歳」、「2歳~5歳」、「6歳~10歳」、「11歳~20歳」、「21歳~60歳」、「61歳~80歳」、「81歳以上」に区分けされている。また、第3のテーブルT3は、撮影部位を表す項目を含んでおり、ここでは、撮影部位として、頭部、頚部、および胸部を含む例が示されている。第3のテーブルT3には、年齢および撮影部位の組合せごとに、第3の指標値CTDIage,portionが対応付けられている。ここでは、第3の指標値CTDIage,portionが、年齢と撮影部位との組合せごとに規定されていることを明確にするために、CTDIage,portionの添え字「age」は、年齢に応じて、age=0、1、2-5、6-10、11-20、21-60、61-80、81が割り当てられており、一方、添え字「portion」には、撮影部位(頭部、頚部、および胸部)に応じて、portion=h、n、およびcが割り当てられている。したがって、第3のテーブルT3は、年齢と撮影部位との組合せに対応する第3の指標値CTDIage,portionを表している。
尚、第3の指標値CTDIage,portionは、例えば、以下の式に従って求めることができる。
CTDIage,portion=CTDI×C3age,portion ・・・(3)

ここで、CTDIはCTDI値を表しており、C3age,portionは年齢に応じた係数を表している。C3age,portionの値は、例えばX線の特性と年齢と撮影部位との相関関係などを考慮して、予め決定された値である。
次に、第4の指標値特定部721について説明する。
第4の指標値特定部721は、DLP値を被検体の年齢と撮影部位との組合せに応じた値に変換することにより得られる第4の指標値を特定する。第4の指標値特定部721は、被検体の年齢と撮影部位との組合せに対応する第4の指標値を特定するための第4のテーブルT4を有している(図9参照)。
図9は、第4の指標値特定部721が有する第4のテーブルT4の説明図である。
第4のテーブルT4は、DLP値を年齢と撮影部位との組合せに応じた値に変換することにより得られる第4の指標値を表すテーブルである。第4の指標値は、年齢と撮影部位との組合せに応じた値に変換された後のDLP値を表している。以下では、DLP値と第4の指標値(年齢と撮影部位との組合せに応じた値に変換された後のDLP値)との区別を明確にするために、第4の指標値を「DLPage,portion」で表すことにする。第4のテーブルT4には、年齢および撮影部位の組合せごとに、第4の指標値DLPage,portionが対応付けられている。ここでは、第4の指標値DLPage,portionが、年齢と撮影部位との組合せごとに規定されていることを明確にするために、DLPage,portionの添え字「age」は、年齢に応じて、age=0、1、2-5、6-10、11-20、21-60、61-80、81が割り当てられており、一方、添え字「portion」には、撮影部位(頭部、頚部、および胸部)に応じて、portion=h、n、およびcが割り当てられている。したがって、第4のテーブルT4は、年齢と撮影部位との組合せに対応する第4の指標値DLPage,portionを表している。
尚、第4の指標値DLPIage,portionは、例えば、以下の式に従って求めることができる。
DLPage,portion=DLP×C4age,portion ・・・(4)

ここで、DLPはDLP値を表しており、C4age,portionは年齢に応じた係数を表している。C4age,portionの値は、例えばX線の特性と年齢と撮影部位との相関関係などを考慮して、予め決定された値である。
このように、第3の指標値特定部711は、第3の指標値CTDIage,portionを表す第3のテーブルT3(図8参照)を有し、第4の指標値特定部721は、第4の指標値DLPage,portionを表す第4のテーブルT4(図9参照)を有している。
表示制御部73は、第3の指標値CTDIage,portionおよび第4の指標値DLPage,portionを、表示装置6の画面に表示させる。
尚、年齢特定部70は、本発明における年齢特定手段の一例である。撮影部位特定部701は、本発明における撮影部位特定手段の一例である。第3の指標値特定部711は、本発明における第3の指標値を求める手段の一例である。第4の指標値特定部721は、本発明における第4の指標値を求める手段の一例である。
以下に、第2の形態において、第3の指標値CTDIage,portionおよび第4の指標値DLPage,portionを特定し、表示する処理の流れについて、図10のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS10では、操作者が、入力装置を操作し、被検体情報(被検体の年齢を表す年齢情報、被検体の性別を表す性別情報など)を入力する。ここでは、操作者の年齢に関しては、3歳であることを表す年齢情報が入力されたとする。また、操作者は、スキャン条件も入力する。
ステップS21は、年齢特定部70が被検体の年齢を特定する。年齢特定部70は、ステップS10で入力された年齢情報から、被検体の年齢は3歳であると特定する。また、ステップS21では、撮影部位特定部701が被検体の撮影部位を特定する。撮影部位を特定する方法としては、例えば、操作者に撮影部位を表す情報を入力させ、撮影部位特定部701が、この入力された情報に基づいて撮影部位を特定してもよいし、撮影部位のスカウト画像を予め取得しておき、撮影部位特定部701が、スカウト画像に基づいて撮影部位を特定してもよい。また、撮影部位特定部701が、スキャン条件から撮影部位の情報を特定してもよい。ここでは、撮影部位は頭部であるとする。
ステップS30では、第3の指標値特定部711が、第3のテーブルT3(図8参照)を参照して、被検体の年齢と撮影部位とに対応する第3の指標値CTDIage,portionを特定する。また、第4の指標値特定部721は、第4のテーブルT4(図9参照)を参照して、被検体の年齢と撮影部位とに対応する第4の指標値DLPage,portionを特定する。ここでは、被検体の年齢は3歳であり、撮影部位は頭部であるので、第3の指標値特定部711は、第3のテーブルT3から被検体の年齢と撮影部位との組合せに対応するCTDI2-5,hを特定し、第4の指標値特定部721は、第4のテーブルT4から被検体の年齢および撮影部位との組合せに対応するDLP2-5,hを特定する。
ステップS40では、表示制御部73が、ステップS30で特定された第3の指標値CTDIage,portionおよび第4の指標値DLPage,portionを表示装置62の画面に表示させる。第3の指標値CTDIage,portionおよび第4の指標値DLPage,portionが表示されたら、フローが終了する。
第2の形態では、第3の指標値特定部711は、年齢と撮影部位と第3の指標値CTDIage,portionとの対応関係を表す第3のテーブルT3(図8参照)を有しており、第4の指標値特定部721は、年齢と撮影部位と第4の指標値DLPage,portionとの対応関係を表す第4のテーブルT4(図9参照)を有している。したがって、被検体の年齢だけでなく撮影部位も考慮して被曝線量の度合いを評価するのに適した第3の指標値CTDIage,portionおよび第4の指標値DLPage,portionを特定することができる。そして、特定された第3の指標値CTDIage,portionおよび第4の指標値DLPage,portionは、表示装置6に表示される。したがって、被検体のスキャンを開始する前に、操作者に、第3の指標値CTDIage,portionおよび第4の指標値DLPage,portionを報知することができる。
尚、第2の形態では、第3のテーブルT3から、被検体の年齢と撮影部位とに対応する第3の指標値CTDIage,portionを特定している。しかし、第3のテーブルT3の代わりに、CTDI値から第3の指標値CTDIage,portionを計算するための、年齢と撮影部位との組合せに応じた係数C3age,portionを表すテーブルを用意しておいてもよい。第3のテーブルT3の代わりに係数C3age,portionのテーブルを用いる場合は、例えば、係数C3age,portionのテーブルから、被検体の年齢と撮影部位との組合せに対応した係数C3age,portionを特定し、上記の式(3)に当該特定された係数C3age,portionを代入することにより、第3の指標値CTDIage,portionを計算することができる。
また、第3の形態では、第4のテーブルT4から、被検体の年齢と撮影部位とに対応する第4の指標値DLPage,portionを特定している。しかし、第4のテーブルT4の代わりに、DLP値から第4の指標値DLPage,portionを計算するための、年齢と撮影部位との組合せに応じた係数C4age,portionを表すテーブルを用意しておいてもよい。第4のテーブルT4の代わりに係数C4age,portionのテーブルを用いる場合は、例えば、係数C4age,portionのテーブルから、被検体の年齢と撮影部位との組合せに対応した係数C4age,portionを特定し、上記の式(4)に当該特定された係数C4age,portionを代入することにより、第4の指標値DLPage,portionを計算することができる。
(第3の形態)
第2の形態では、第4のテーブルT4(図9参照)を用いて第4の指標値DLPage,portionを特定する例について説明したが、第3の形態では、第4のテーブルを用いずに、第3の指標値CTDIage,portionに基づいて第4の指標値DLPage,portionを計算する例について説明する。尚、第3の形態は、第1および第2の形態と比較すると、X線CT装置のハードウェア構成は同じであるが、機能ブロックが異なっている。したがって、ハードウェア構成の説明は省略し、機能ブロックについて説明する。
図11は、第3の形態における機能ブロックの説明図である。
第3の形態では、機能ブロックとして、年齢特定部70、撮影部位特定部701、第3の指標値特定部711、指標値計算部722、表示制御部73などを有している。
年齢特定部70は被検体の年齢を特定する。
撮影部位特定部701は被検体の撮影部位を特定する。
第3の指標値特定部711は、第2の形態と同様に、第3のテーブルT3(図8参照)を用いて、被検体の年齢と撮影部位との組合せに応じた第3の指標値CTDIage,portionを特定する。
指標値計算部721は、後述する式を用いて第4の指標値DLPage,portionを計算する。
表示制御部73は、第3の指標値CTDIage,portionおよび第4の指標値DLPage,portionを、表示装置6の画面に表示させる。
尚、年齢特定部70は、本発明における年齢特定手段の一例である。撮影部位特定部701は、本発明における撮影部位特定手段の一例である。第3の指標値特定部711は、本発明における第3の指標値を求める手段の一例である。指標値計算部722は、本発明における第4の指標値を求める手段の一例である。
以下に、第3の指標値CTDIage,portionに基づいて第4の指標値DLPage,portionを計算し、第3の指標値CTDIage,portionおよび第4の指標値DLPage,portionを表示する処理の流れについて、図12のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS10およびステップS21は、第2の形態と同じであるので、詳細な説明は省略する。ステップS21において、年齢特定部70が被検体の年齢を特定し、撮影部位特定部701が被検体の撮影部位を特定したら、ステップS31に進む。
ステップS31では、第3の指標値特定部711が、第3のテーブルT3(図8参照)を参照して、被検体の年齢と撮影部位とに対応する第3の指標値CTDIage,portionを特定する。ここでは、被検体の年齢は3歳であり、撮影部位は頭部であるので、第3の指標値特定部711は、第3のテーブルT3から被検体の年齢と撮影部位との組合せに応じたCTDI2-5,hを特定する。
ステップS32では、指標値計算部722が第4の指標値DLPage,portionを計算する。第4の指標値DLPage,portionは、例えば、以下の式で計算することができる。
DLPage,portion=CTDIage,portion×L ・・・(5)
ここで、Lは、撮影部位のZ方向(体軸方向)における長さである。
第3の指標値CTDIage,portionは、ステップS31でCTDIage,portion=CTDI2-5,hと特定されているので、Lがわかれば、第4の指標値DLPage,portionを計算することができる。撮影部位のZ方向における長さLは、例えば、スカウト画像を用いて求めることができる。具体的には、ステップS32の前に頭部を含むスカウト画像を予め取得しておき、スカウト画像に対して通常のセグメンテーション法を適用して頭部を抽出し、抽出した頭部のZ方向における長さを求めることにより、撮影部位のZ方向における長さLを求めることができる。ここでは、求められたLを、L=L3,hで表すことにする。
指標値計算部722は、式(5)の右辺のCTDIage,portionに、ステップS31で特定した第3の指標値CTDIage,portion(=CTDI2-5,h)を代入するとともに、式(5)の右辺のLに、求めた頭部の長さL=L3,hを代入する。したがって、第4の指標値DLPage,portionを計算することができる。
ステップS40では、表示制御部73が、ステップS31で特定された第3の指標値CTDIage,portion、およびステップS32で計算された第4の指標値DLPage,portionを表示装置62の画面に表示させる。第3の指標値CTDIage,portionおよび第4の指標値DLPage,portionが表示されたら、フローが終了する。
第3の形態では、式(5)を用いて第4の指標値DLPage,portionを計算する。したがって、第4の指標値DLPage,portionを表す第4のテーブルT4を用意しておかなくても、第4の指標値DLPage,portionを求めることができる。
(第4の形態)
第4の形態では、実効線量を算出する例について説明する。尚、第4の形態は、第1~第3の形態と比較すると、X線CT装置のハードウェア構成は同じであるが、機能ブロックが異なっている。したがって、ハードウェア構成の説明は省略し、機能ブロックについて説明する。
図13は、第4の形態における機能ブロックの説明図である。
第4の形態では、機能ブロックとして、年齢特定部70、撮影部位特定部701、第3の指標値特定部711、指標値計算部722、実効線量計算部723、表示制御部73などを有している。尚、年齢特定部70、撮影部位特定部701、第3の指標値特定部711、指標値計算部722は、第3の形態と同じである。したがって、年齢特定部70、撮影部位特定部701、第3の指標値特定部711、指標値計算部722の説明は省略し、実効線量計算部723および表示制御部73について説明する。
実効線量計算部723は、以下の式を用いて実効線量Eを計算する。
E=DLPage,portion×ECage,portion ・・・(6)
式(6)の右辺の第4の指標値DLPage,portionは、指標値計算部722により計算される値である。また、式(6)の右辺のECage,portionは、実効線量変換係数である。実効線量計算部723は、実効線量変換係数ECage,portionを表す係数テーブルを有している(図14参照)。
図14は、実効線量計算部723が有する係数テーブルの説明図である。
係数テーブルT5は、被検体の年齢と撮影部位との組合せごとに決められている実効線量変換係数ECage,portionを表している。係数テーブルT5では、第3のテーブルT3(図8参照)と同様に、年齢は「0歳」、「1歳」、「2歳~5歳」、「6歳~10歳」、「11歳~20歳」、「21歳~60歳」、「61歳~80歳」、「81歳以上」に区分けされており、撮影部位として、頭部、頚部、および胸部を含む例が示されている。ここでは、実効線量変換係数ECage,portionが、年齢と撮影部位との組合せごとに規定されていることを明確にするために、ECage,portionの添え字「age」は、年齢に応じて、age=0、1、2-5、6-10、11-20、21-60、61-80、81が割り当てられており、一方、添え字「portion」には、撮影部位(頭部、頚部、および胸部)に応じて、portion=h、n、およびcが割り当てられている。
このように、実効線量計算部723は、実効線量Eを計算するために必要な実効線量変換係数ECage,portionを表す係数テーブルT5を有しており、係数テーブルT5を用いて実効線量Eを計算する。
表示制御部73は、第3の指標値CTDIage,portionおよび第4の指標値DLPage,portionに加えて、実効線量Eを、表示装置6の画面に表示させる。
尚、年齢特定部70は、本発明における年齢特定手段の一例である。撮影部位特定部701は、本発明における撮影部位特定手段の一例である。第3の指標値特定部711は、本発明における第3の指標値を求める手段の一例である。指標値計算部722は、本発明における第4の指標値を求める手段の一例である。実効線量計算部723は、本発明における実効線量計算手段の一例である。
以下に、第4の指標値DLPage,portionおよび実効線量Eを計算し、第3の指標値CTDIage,portion、第4の指標値DLPage,portion、および実効線量Eを表示する処理の流れについて、図15のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS10、S21、S31、およびS32は、第3の形態におけるステップS10、S21、S31、およびS32と同じであるので、説明は省略する。ステップS32において第4の指標値DLPage,portionを計算した後、ステップS33に進む。
ステップS33では、実効線量計算部723が、先に説明した式(6)を用いて実効線量Eを計算する。
実効線量計算部723は、係数テーブルT5(図14参照)から、被検体の年齢と撮影部位の組合せに対応する実効線量変換係数ECage,portionを特定する。ここでは、被検体の年齢は3歳であり、撮影部位は頭部であるので、実効線量変換係数ECage,portionとして、ECage,portion=EC2-5,hが特定される。ECage,portion=EC2-5,hが特定された後、実効線量計算部723は、式(6)の右辺のDLPage,portionに、ステップS32で計算したDLP2-5,hを代入するとともに、式(6)の右辺のECage,portionに、EC2-5,hを代入する。したがって、実効線量E=E2-5,nを計算することができる。
ステップS40では、表示制御部73が、第3の指標値CTDIage,portion、第4の指標値DLPage,portion、および実効線量Eを表示装置62の画面に表示させる(図16参照)。第3の指標値CTDIage,portion、第4の指標値DLPage,portion、および実効線量Eが表示されたら、フローが終了する。
第4の形態では、年齢と撮影部位との組合せに対応する第4の指標値DLPage,portionに実効線量変換係数ECage,portionを乗算することにより実効線量Eが計算される。したがって、年齢と撮影部位とが考慮された実効線量Eを計算し、表示することができる。
尚、第4の形態では、ステップS32において計算された第4の指標値DLPage,portionに実効線量変換係数ECage,portionを乗算し、実効線量Eを計算する例について説明されている。しかし、第4のテーブルT4(図9参照)から特定された第4の指標値DLPage,portionに実効線量変換係数ECage,portionを乗算し、実効線量Eを計算してもよい。
また、第4の形態では、第4の指標値DLPage,portionに実効線量変換係数ECage,portionを乗算し、実効線量Eを計算する例について説明されている。しかし、第2のテーブルT2の第2の指標値DLPage(図4参照)に、第2の指標値DLPage用に設定された実効線量変換係数ECageを乗算し、実効線量Eを計算することも可能である。
尚、第4の形態では、表示装置62には、これから行われるスキャンに対する撮影部位の実効線量が表示される。しかし、これから行われるスキャンに対する撮影部位の実効線量だけでなく、過去に行われたスキャンに対する撮影部位の実効線量の累積値が表示されるようにしてもよい(図17参照)。
図17は、過去に行われたスキャンに対する撮影部位の実効線量の累積値の表示例を示す図である。
表示装置62には、被検体の全身を表す画像ISが表示されている。そして、画像ISの隣には、これから行われるスキャンに対する撮影部位の実効線量だけでなく、過去に行われたスキャンに対する撮影部位の実効線量の累積値が表示されている。ここでは、過去に行われたスキャンに対する撮影部位の実効線量の累積値として、過去1年以内の間に行われたスキャンに対する各撮影部位の実効線量の累積値と、過去3年以内の間に行われたスキャンに対する撮影部位の実効線量の累積値が表示されている。
このように、過去のスキャンに対する実効線量の累積値を表示することにより、被検体に対して、より適切な被曝評価をすることができる。尚、実効線量の累積値の代わりに、複数年分の実効線量から1年当たりの実効線量の平均値を求め、当該平均値を表示するようにしてもよい。
尚、本発明は上記の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えば、第1~第4の形態では、テーブルT1~T5の年齢は、「0歳」、「1歳」、「2歳~5歳」、「6歳~10歳」、「11歳~20歳」、「21歳~60歳」、「61歳~80歳」、「81歳以上」に区分けされている。しかし、年齢の区分けは、上記の区分けに限定されることはなく、更に細かく区分けしてもよいし、反対に、もう少し粗く区分けしてもよい。
1 X線CT装置
2 ガントリ
2B 空洞部
4 撮影テーブル
5 被検体5
6 操作コンソール
21 X線管21
22 アパーチャ
23 コリメータ装置
24 X線X線検出器24
25 データ収集部
26 回転部
27 高電圧電源
28 アパーチャ駆動装置
29 回転駆動装置
30 制御部
41 クレードル41
42 駆動装置
61 入力装置
62 表示装置
63 記憶装置
64 演算処理装置
70 年齢特定部
71 第1の指標値特定部
72 第2の指標値特定部
73 表示制御部
90 記憶媒体
701 撮影部位特定部
711 第3の指標値特定部
721 第4の指標値特定部
722 指標値計算部
723 実効線量計算部

Claims (4)

  1. CTDI値を被検体の年齢と前記被検体の撮影部位とに応じた値に変換することにより得られる第3の指標値と、DLP値を被検体の年齢と前記被検体の撮影部位とに応じた値に変換することにより得られる第4の指標値とを表示する表示手段と、
    前記第4の指標値と実効線量変換係数とに基づいて実効線量を計算する実効線量計算手段とを有し、
    前記表示手段が、過去に行われたスキャンに対する前記実効線量の累積値と、これから行われるスキャンに対する前記実効線量とを表示する、放射線断層撮影装置。
  2. 年齢と撮影部位との組合せに対応する前記第3の指標値を表す第3のテーブルに基づいて、前記被検体の年齢と撮影部位との組合せに対応する前記第3の指標値を特定する第3の指標値特定手段を有する、請求項1に記載の放射線断層撮影装置。
  3. 前記被検体の年齢を特定する年齢特定手段と、
    前記被検体の撮影部位を特定する撮影部位特定手段と、
    を有し、
    前記第3の指標値特定手段は、前記第3のテーブルから、特定された前記被検体の年齢および撮影部位の組合せに対応する前記第3の指標値を特定する、請求項2に記載の放射線断層撮影装置。
  4. CTDI値を被検体の年齢と前記被検体の撮影部位とに応じた値に変換することにより得られる第3の指標値と、DLP値を被検体の年齢と前記被検体の撮影部位とに応じた値に変換することにより得られる第4の指標値を表示する表示手段と、前記第4の指標値と実効線量変換係数とに基づいて実効線量を計算する実効線量計算手段とを有する放射線断層撮影装置に記憶されるプログラムであって、
    前記表示手段が、過去に行われたスキャンに対する実効線量の累積値と、これから行われるスキャンに対する実効線量とを表示するように、前記表示手段を制御するための表示制御処理を、コンピュータに実行させるプログラム。
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