JP7023096B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置およびプログラムに関する。
近年、デジタルサイネージを用いてリアルタイムに販促情報を切替えて表示し、販売促進を行う店舗システムに関する技術が開発されている。一例として、売上トランザクションファイルに基づいて、加工時間から設定時間が経過し、商品の残り個数が設定個数以下となると、デジタルサイネージにて当該商品を値引販売する旨を表示する技術が開示されている。
ところで従来、生鮮食品や加工食品等を鮮度や製造日時に応じて値引対象とする値引販売では、店員が製造日時に応じて値引対象とする商品を選び、商品に値引ラベルを貼る等の作業を行っている。即ち、全ての商品を一括して値引対象とするのではなく、製造日時等に応じて値引対象とする一部の商品を選別し、一部の商品に対して値引販売が開始する。このような値引販売に対して、値引商品の個数をリアルタイムに報知できる技術が望まれていた。
本発明が解決しようとする課題は、値引商品の個数をリアルタイムに報知できる情報処理装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、情報入力装置から入力された、値引商品の識別情報と、前記値引商品の個数を示す数情報とを受信する値引情報受信手段と、販売データ処理装置から、売上登録をした値引商品の識別情報と、売上登録した個数を示す売上数情報とを受信する売上情報受信手段と、値引商品ごとの残数を記憶する値引商品記憶手段の情報を、前記値引情報受信手段が受信した情報と、前記売上情報受信手段が受信した情報とにより更新する値引状況管理手段と、前記値引商品記憶手段の情報に基づいて、値引商品を示す情報と現時点での残数とを含む表示データを生成する表示データ生成手段と、前記表示データ生成手段が生成した表示データを表示装置に送信出力して、当該表示装置に、前記値引商品を示す情報と前記現時点での残数とを含む画面を表示させる表示データ出力手段と、前記表示データ出力手段が表示させた前記画面に対する入力操作を介して、前記値引商品に対する客からの反応を受付ける入力受付手段と、前記値引商品を示す情報に対応付けて、当該値引商品に対して前記入力受付手段が受付けた前記反応に関する情報を表示する表示データを生成する反応表示手段と、を備える。
図1は、第1の実施形態にかかる広告管理システムの構成例を示すブロック図である。 図2は、ラベルプリンタのハードウェア構成例および機能構成例を示すブロック図である。 図3は、ラベルプリンタが生成するラベル発行データのデータ構成例を示す図である。 図4は、ラベル発行データのその他のデータ構成例を示す図である。 図5は、ラベル発行データの具体例を示した図である。 図6は、ラベル発行データの具体例を示した図である。 図7は、POS端末のハードウェア構成例および機能構成例を示すブロック図である。 図8は、POS端末が生成する値引販売データの構成例を示す図である。 図9は、値引販売データのその他のデータ構成例を示す図である。 図10は、値引管理サーバのハードウェア構成例および機能構成例を示すブロック図である。 図11は、値引管理マスタのデータ構成例を示す図である。 図12は、図11に示す値引管理マスタのデータを更新した例を示す図である。 図13は、サイネージデバイスのハードウェア構成例および機能構成例を示すブロック図である。 図14は、サイネージ広告画面の構成例を示す図である。 図15は、ラベルプリンタの動作例を示したフローチャートである。 図16は、POS端末の動作例を示したフローチャートである。 図17は、値引管理サーバの動作例を示したフローチャートである。 図18は、第2の実施形態にかかる広告管理システムの構成例を示すブロック図である。 図19は、携帯端末のハードウェア構成例および機能構成例を示すブロック図である。 図20は、アプリ画面例を示した図である。 図21は、第2の実施形態の値引管理マスタのデータ構成例を示した図である。 図22は、客からの反応を反映したサイネージ広告画面の構成例を示す図である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の広告管理システム100の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、広告管理システム100は、値引管理サーバ1と、ラベルプリンタ2と、POS端末3と、サイネージデバイス4とを主に備える。
値引管理サーバ1は、店舗のバックヤードに設置され、値引管理マスタ111を用いて値引対象となる値引商品の識別情報、値引価格、値引商品の残数(個数)等の情報をリアルタイムに管理する。また、値引管理サーバ1は、値引管理マスタ111の情報に基づいて、電子広告(デジタルサイネージ)の画面表示データを生成し、サイネージデバイス4に送信出力する。
値引管理サーバ1には、接続I/F(インタフェース)5を介して、価格ラベル、値引ラベル等を印字発行するラベルプリンタ2が接続されている。ラベルプリンタ2は、値引ラベルを発行すると、ラベル発行対象とした値引商品の識別情報と、ラベル発行枚数とを示したラベル発行データを生成して、値引管理サーバ1に送信する。値引管理サーバ1は、受信したラベル発行データに基づいて値引管理マスタ111を更新し、値引商品の識別情報と値引販売する個数とを登録する。
値引管理サーバ1には、LAN(Local Area Network)6等の通信回線を介して、POS端末3(3a、3b…)およびサイネージデバイス4(4a、4b…)が接続されている。サイネージデバイス4は、店舗内の売り場コーナーに設けられてもよいし、店舗外のショッピングセンターの通路や駅出口の広告スペース等に設けられてもよく、設置場所は特に限定されない。サイネージデバイス4は、値引管理サーバ1から送信された表示データに基づいて、電子広告を表示する。電子広告は、静止画、動画のいずれでもよい。
POS端末3は、販売商品に関する売上データを生成し登録する売上登録処理を行う。また、POS端末3は、値引商品が売り上げ登録されると、当該値引商品の販売個数を含む値引販売データを生成して、値引管理サーバ1に送信する。値引管理サーバ1は、受信した値引販売データに基づいて値引管理マスタ111を更新し、販売された値引商品の残数を更新する。
即ち、値引管理サーバ1は、ラベルプリンタ2から受信したラベル発行データが示すラベル発行枚数により値引販売個数を加算する。また、値引管理サーバ1は、POS端末3から受信した値引販売データに含まれる値引商品の販売登録個数により値引販売個数を減算する。このように値引管理サーバ1は、ラベル発行データと値引販売データとに基づいて、値引管理マスタ111における値引商品の残数を更新し、管理する。これにより、広告管理システム100は、売り場に残っている値引商品の残数をリアルタイムに把握することができ、値引商品の残数をデジタルサイネージに即時に反映することができる。
次に、各装置の個々の機能構成について図面を参照して説明する。まず、ラベルプリンタ2について説明する。
図2は、ラベルプリンタ2のハードウェア構成例および機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、ラベルプリンタ2は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等によって構成される制御部21を備えている。ROMは、ラベルプリンタ2で実行されるプログラムを格納している。RAMは、CPUがROMから読み出したプログラムを展開するためのワークメモリとして用いられる。制御部21は、バス22を介して接続I/F(Interface)24に接続されている。制御部21は、接続I/F24を介して値引管理サーバ1と接続し、データ通信を行う。また、制御部21は、バス22および各種インタフェースを介して、操作部25、表示部26、印字ヘッド27、モータ類28等の機器と接続されている。制御部21は、これら各機器の動作を制御する。
次に、ラベルプリンタ2で実行されるプログラムについて説明する。なお、本実施形態のラベルプリンタ2で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。本実施形態のラベルプリンタ2で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態のラベルプリンタ2で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のラベルプリンタ2で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
図2に示すように、ラベルプリンタ2で実行されるプログラムは、印字データ生成部211と、管理データ生成部212とを含むモジュール構成となっている。そして、制御部21のCPUは当該プログラムを実行することで、上記各部の機能を実現する。
印字データ生成部211は、価格ラベル、値引ラベル等の印字データを生成する。
管理データ生成部212は、値引ラベルの印字発行時に、ラベル発行データを生成して、値引管理サーバ1に送信する。
図3は、ラベルプリンタ2が生成するラベル発行データのデータ構成例を示す図である。図3に例示するように、ラベル発行データは、ラベル発行対象とした値引商品の識別情報として、当該商品の商品コードと、商品名とを含む。また、ラベル発行データは、値引ラベルに印字した値引率(値引価格または値引後の価格でもよい)と、値引ラベルを発行した枚数を示す情報(数情報)を含む。
図4は、ラベル発行データのその他のデータ構成例を示す図である。ラベル発行データは、印字内容に応じて適宜変更可能である。例えば、値引商品であることをコード情報として含めた値引コードを発行した場合には、図4に示すように商品コードに替わって当該値引コードをラベル発行データに含めてもよい。また、値引コードに、値引率等を示す情報を含めた場合には、ラベル発行データに値引率を含めなくともよい。また、ラベル発行データが含む情報により、値引商品、値引率、値引商品の個数を特定できれば、その他のデータ構成としてもよい。
一般に、店内で製造販売するインストア商品(加工食品等)については、製造時刻からの経過時間が所定時間を超えたタイミング等で、値引販売をするケースが多い。このような商品については、同一の商品コード、商品名の値引ラベルを追加発行することがある。ラベルプリンタ2は、発行済みのラベル印字データをラベル管理ファイル(不図示)に保存しておき、当該ラベル管理ファイルから発行済みのラベル印字データを読み出して、これを利用して新たな追加用ラベルの印字データを生成する際に利用してもよい。
また、値引ラベルの追加発行時には、先に値引したが売り場に残っている同じ商品については、より大きな値引率とし、先に貼り付けた値引ラベルの上から後に印字した新たな値引ラベルを貼り付ける場合もある。
図5および図6は、ラベル発行データの具体例を示した図である。値引開始時点で、商品名「B」を10個、-10%で値引販売するとし(1段階目の値引)、当該値引内容を示す値引ラベルを発行したとする。この際に、管理データ生成部212は、図5に示すようなラベル発行データを生成し、値引管理サーバ1に送信する。そして、1段階目の値引販売を開始した後、時間が経過し、同一商品について更に2段階目の値引販売に移行するとする。
即ち、1段階目の値引で売れ残っている5個について、値引率を-20%に引き上げ、製造時刻が新しくまだ値引されていない商品を10個、新たに10%引きで値引するとする。このような場合に、管理データ生成部212は、図6に示すようなラベル発行データを生成し、値引管理サーバ1に送信する。これにより、値引管理サーバ1は、同一商品であるが、異なる値引率で販売される商品の数をそれぞれ区別して管理することができる。
つまり、ラベルプリンタ2は、同一商品コード、同一商品名であっても、値引率の異なるラベルを2種類発行する場合がある。上述のように、管理データ生成部212は、値引率を示す情報を含めてラベル発行データを生成するので、同一商品に対して値引率が多段階に設定された際であっても、値引率ごとにラベル発行枚数、即ち、値引販売個数を値引管理サーバ1に通知することができる。
次に、POS端末3について説明する。
図7は、POS端末3のハードウェア構成例および機能構成例を示すブロック図である。図7に示すように、POS端末3は、CPU、ROM、RAM等によって構成される制御部31を備えている。制御部31は、バス32を介して、通信I/F33に接続されている。制御部31は、通信I/F33および店舗に設けられたLAN6等のネットワークを介して、値引管理サーバ1等と接続する。
また、制御部31は、バス32およびI/O(Input/Output)機器制御部35を介して、キーボード36、スキャナ37、店員用表示器38、客用表示器39、HDD(Hard Disk Drive)40等の機器と接続されている。制御部31は、これら各部の動作を制御する。キーボード36は、キー操作に対応して入力された情報を制御部31に出力する。
スキャナ37は、商品に付されたコードシンボル、価格ラベル、値引ラベル等から情報を読み取って、制御部31に出力する。店員用表示器38としては液晶パネル等を用いることができる。店員用表示器38は商品登録を行うための登録画面や、各種エラーメッセージ等を表示する。客用表示器39としては、液晶パネルやラインインジケータ等を用いることができる。客用表示器39は、登録された商品名や商品価格、値引率、合計金額、釣り金額、販促メッセージ等を表示する。
HDD40は、売上データ登録処理、値引販売データの生成処理などの各処理を行うプログラムを記憶している。また、HDD40は、商品名、商品コード、価格等の商品情報を対応付けて設定した商品マスタ401を格納している。
POS端末3で実行されるプログラムは、図7に示すように、登録部311、値引販売データ生成部312を含むモジュール構成となっている。そして、制御部31のCPUは当該プログラムをRAMに展開して実行することで、上記各部の機能を実現する。
登録部311は、キーボード36またはスキャナ37を介して受付けた情報に基づいて、売上商品の登録処理を行う。例えば、登録部311は、キーボード36またはスキャナ37から商品コードを受け取ると、当該商品コードに対応する商品情報を商品マスタ401から読み込む。また、登録部311は、キーボード36またはスキャナ37から値引率の入力を受付けると、直前または直後に読み込まれた商品に当該値引率を適用して値引き後の価格を登録する。
また、登録部311は、キーボード36において現計キーが操作されると、その取引の合計金額を計算し、預り金額の入力に応じて釣り金額を計算する。登録部311は、一取引において登録した各商品の商品情報と、値引処理に関する情報、合計金額、預り金額、釣り金額等の会計情報とを含む売上データを生成し、売上ファイル(不図示)に登録する。
値引販売データ生成部312は、売上データに値引商品の登録データが含まれている場合に、当該データに基づいて、値引販売データを生成し、値引管理サーバ1に送信する。尚、値引販売データの生成は、現計キーが操作されて一取引の内容が確定した後に行う。
図8は、POS端末3が生成する値引販売データのデータ構成例を示す図である。図8に例示するように、値引販売データは、売上登録された値引商品の識別情報として、当該商品の商品コードと、商品名とを含む。また、値引販売データは、売上登録した値引率(値引価格または値引後の価格でもよい)と、売上個数を示す情報(数情報)を含む。
図9は、値引販売データのその他のデータ構成例を示す図である。値引販売データは、値引販売した商品と、登録時の値引価格、売上個数とが特定できれば、その他のデータ構成としてもよい。例えば、値引コードに、値引率等を示す情報を含めた場合には、図9に示すように、値引販売データに値引率を別途含めなくともよい。
次に、値引管理サーバ1の機能構成について説明する。
図10は、値引管理サーバ1のハードウェア構成例および機能構成例を示すブロック図である。値引管理サーバ1は、CPU、ROM、RAM等で構成されるコンピュータ構成の制御部10を備える。制御部10には、バス12により通信I/F131と接続I/F132とが接続されている。制御部10は、通信I/F131およびLAN6を介して、POS端末3、サイネージデバイス4等との間でデータ通信を行う。また、制御部10は、接続I/F132および接続I/F5を介して、ラベルプリンタ2との間でデータ通信を行う。
また、制御部10には、バス12およびI/O機器制御部14を介して、キーボード15、表示器16、HDD11等が接続されている。HDD11は、売上データファイル110、値引管理マスタ111等を格納している。
売上データファイル110は、各POS端末3から受信した売上データを格納するデータファイルである。
値引管理マスタ111は、現時点での値引商品と、当該値引商品の現時点での値引価格、および、当該値引商品の現時点での販売個数、すなわち、売り場に残っている値引商品の残数とを管理するためのマスタファイルである。値引管理マスタ111は、値引商品ごとの値引価格と残数とを記憶する値引商品記憶手段として機能する。
図11は、値引管理マスタ111のデータ構成例を示す図である。図11に示すように、値引管理マスタ111には、値引商品の識別情報である商品コードに対応付けて、商品名と、現時点での値引率と、現時点での個数(即ち、残数)とが設定される。尚、値引率ではなく、割引率または値引価格、値引き後の販売価格等を設定してもよい。
図10に戻って、値引管理サーバ1の制御部10が実行する本実施形態のプログラムについて説明する。なお、本実施形態の値引管理サーバ1で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。本実施形態の値引管理サーバ1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の値引管理サーバ1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の値引管理サーバ1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の値引管理サーバ1で実行されるプログラムは、図10に示すように、データ送受信部101、値引データ管理部102、表示データ生成部103を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPUが上記記憶媒体(ROM)から本実施形態のプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされる。そして、CPUが主記憶装置上に上記各部を生成する。次に、各部の機能について概略的に説明する。
データ送受信部101(値引情報受信手段)は、情報入力装置から入力された、値引商品の識別情報と、値引率または値引価格に関する情報と、前記値引商品の個数を示す数情報とを受信する。ここで、情報入力装置としては、例えばラベルプリンタ2を適用できる。即ち、データ送受信部101は、ラベルプリンタ2からラベル発行データを受信する。ラベル発行データには、上述のように、値引商品の識別情報と、値引ラベルに印字した値引価格に関する情報(値引情報)とが含まれる。また、ラベル発行データには、上述のように、値引ラベルの発行枚数、すなわち、値引するとした商品の個数を示す情報が含まれている。
尚、ここでは情報入力装置としてラベルプリンタ2を適用する例を示すが、情報入力装置はこれに限定されない。情報入力元の装置として、店舗サーバ等の情報入力装置から値引商品の識別情報と、値引商品の個数を入力してもよい。あるいは、情報入力装置として、棚卸端末等の携帯端末を用いて、店頭に並べた値引商品の識別情報と、個数あるいは残数を入力してもよい。
また、データ送受信部101(売上情報受信手段)は、POS端末3(販売データ処理装置)から、値引販売データを受信する。値引販売データは、上述したように、POS端末3が売上登録をした値引商品の識別情報と、値引販売として売上登録した個数を示す売上数情報とを含んでいる。
尚、ここでは、POS端末3が値引販売データを生成して値引管理サーバ1に送信し、値引販売に関するデータを選り分けて値引管理サーバ1に送信する例を示したが、値引販売に関するデータの選別は、値引管理サーバ1側で行ってもよい。即ち、POS端末3は、値引販売データを生成せず、売上登録時に売上データを値引管理サーバ1に送信する。そして、値引管理サーバ1が、売上データにおいて、値引販売を示す情報(例えば、値引コードや、-10%等の値引を示す情報、値引を示したテキストデータ等)に基づいて、値引販売に関するデータを抽出する。値引管理サーバ1は、このように自装置で抽出したデータにより、値引管理マスタ111を更新してもよい。
値引データ管理部102(値引状況管理手段)は、値引管理マスタ111の情報を、データ送受信部101が受信した各種情報により更新する。
即ち、値引データ管理部102は、ラベルプリンタ2から受信したラベル発行データにより、値引販売する商品の識別情報と、値引率(値引価格)と、値引販売するとした個数とを、値引管理マスタ111に登録する。
また、値引データ管理部102は、POS端末3から受信した値引販売データにより、値引商品の販売個数を、値引管理マスタ111に記憶されている同商品の残数から減じて、値引管理マスタ111が記憶する値引商品の残数を更新する。
ここで、値引管理マスタ111のデータを更新する例について、図5、図11、図12を用いて説明する。図12は、図11に示す値引管理マスタ111のデータを更新した例を示す図である。
まず、データ送受信部101が、図5に示すラベル発行データをラベルプリンタ2から受信すると、値引データ管理部102は、図11に示すように、受信したラベル発行データにより値引管理マスタ111を更新する。即ち、商品コード「41104810902」、商品名「B」の商品を、値引率-10%で10個値引販売することが、値引管理マスタ111に登録される。これにより、値引管理マスタ111は図11に示すデータ構成に更新される。
次に、POS端末3において、商品コード「41104810901」、商品名「A」、値引率-50%の商品が、合計9個売上登録され、商品コード「41104810902」、商品名「B」、値引率-10%の商品が、合計5個売上登録されたとする。POS端末3の値引販売データ生成部312は、各商品の売上登録時に、各値引商品に関する値引販売データを生成し、値引管理サーバ1に送信する。値引管理サーバ1のデータ送受信部101がPOS端末3からそれぞれの値引販売データを受信すると、値引データ管理部102は、受信した値引販売データにより、値引管理マスタ111を更新する(更新内容1)。
また、商品「B」に対して2段階の値引が開始されると、ラベルプリンタ2は上述のように商品「B」に関する2種類のラベル発行データを送信する。即ち、先に-10%で値引販売しており残数が5個である商品「B」は、更に値引して-20%で販売し、今度新たに10個分の商品「B」に対して、-10%での値引販売を開始するとする。この際に、ラベルプリンタ2は、図6で示したようなラベル発行データを値引管理サーバ1に送信する。値引管理サーバ1のデータ送受信部101が当該ラベル発行データを受信すると、値引データ管理部102は、受信したラベル発行データにより、値引管理マスタ111を更新する(更新内容2)。
更新内容1、2を反映した値引管理マスタ111を、図12に示す。以上の例で示したように、値引管理サーバ1は、値引販売を開始した個数、または、値引販売に追加した個数を情報入力装置(ラベルプリンタ2)から受信し、販売された個数をPOS端末3から受信し、これにより値引商品の残数をリアルタイムに計上することができる。即ち、値引管理サーバ1は、値引管理マスタ111を用いて、値引商品が現時点で売り場にいくつ残っているかをリアルタイムに把握することができる。
表示データ生成部103(表示データ生成手段、表示データ出力手段)は、値引管理マスタ111の情報に基づいて、値引商品を示す情報と、現時点での値引率または値引価格と、現時点での残数とを含む表示データを生成する。また、表示データ生成部103は、生成した電子広告の表示データを、サイネージデバイス4等の表示装置に出力する。尚、電子広告の表示データには、値引管理マスタ111で管理されている値引商品すべての広告を順次出力するよう構成してもよい。あるいは、表示データ生成部103は、値引商品の中からサイネージデバイス4に表示する商品を選択した上で、電子広告の表示データを生成してもよい。
次に、サイネージデバイス4の機能構成について説明する。
図13は、サイネージデバイス4のハードウェア構成例および機能構成例を示すブロック図である。図13に示すように、サイネージデバイス4は、CPU、ROM、RAM等によって構成される制御部41を備えている。ROMは、サイネージデバイス4で実行されるプログラムを格納している。RAMは、CPUがROMまたはメモリ45から読み出したプログラムを展開するためのワークメモリとして用いられる。制御部41は、バス42を介して通信I/F44に接続されている。制御部41は、通信I/F44およびLAN6を介して値引管理サーバ1と接続し、データ通信を行う。また、制御部41は、バス42および各種インタフェースを介して、表示装置43、メモリ45等の機器と接続されている。メモリ45は、電子広告の表示動作を制御するプログラム451を格納している。制御部41は、各機器における入出力動作を制御する。
次に、サイネージデバイス4で実行されるプログラム451について説明する。なお、プログラム451は、メモリ45に予め組み込まれて提供される。プログラム451は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、プログラム451を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、プログラム451をインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
プログラム451は、データ受信部411と、表示制御部412とを含むモジュール構成となっている。制御部41のCPUはプログラム451を実行することで、制御部41の主記憶領域上に図13に示すように、データ受信部411と表示制御部412とを展開する。
データ受信部411は、値引管理サーバ1から送信された電子広告の表示データを受信する。
表示制御部412は、データ受信部411が受信した表示データを、表示装置43に出力し、表示装置43に電子広告を表示させる。
図14は、サイネージ広告画面の構成例を示す図である。表示制御部412は、値引管理サーバ1から受信した表示データに基づいて、表示装置43に値引商品に関する情報を含む電子広告画面を表示出力する。図14に示すように、電子広告画面には、商品名、値引率、値引商品の残数などが表示される。当該表示により、客あるいは店員は、売り場から離れた場所でも、値引商品に関する情報および値引商品の残数をリアルタイムに知ることができる。従って、店舗に近い場所に設置されたサイネージデバイス4や、売り場に設置されたサイネージデバイス4を閲覧した客に、値引商品に関する情報をリアルタイムで報知し、購買意欲を誘起できる。
次に、広告管理システム100の動作例について説明する。
図15は、ラベルプリンタ2の動作例を示したフローチャートである。ラベルプリンタ2は、値引ラベルの発行があれば(ステップS1:Yes)、上述したようにラベル発行データを生成する(ステップS2)。そして、生成したラベル発行データを値引管理サーバ1に送信し(ステップS3)、ステップS1に戻る。ステップS1:Noの場合にも、ステップS1に戻ってラベル発行を待つ。
図16は、POS端末3の動作例を示したフローチャートである。POS端末3は、一取引の売上登録が終了すると(ステップS11:Yes)、売上データを生成する。POS端末3は売上データに、値引商品のデータがあれば(ステップS12:Yes)、値引販売データを生成する(ステップS13)。そして、生成した値引販売データを値引管理サーバ1に送信し(ステップS14)、ステップS11に戻る。ステップS11:Noの場合およびステップS12:Noの場合には、ステップS11に戻る。
図17は、値引管理サーバ1の動作例を示したフローチャートである。ラベルプリンタ2からラベル発行データを受信すると(ステップS21:Yes)、値引管理サーバ1は、値引管理マスタ111を更新する(ステップS22)。ステップS22の後、値引管理サーバ1は、更新された値引管理マスタ111に基づいて、電子広告画面の表示データを生成する(ステップS23)。そして、値引管理サーバ1は、生成した表示データをサイネージデバイス4に出力する(ステップS24)。
ラベル発行データの受信がなければ(ステップS21:No)、ステップS25に移行する。値引管理サーバ1は、POS端末3から値引販売データを受信すると(ステップS25:Yes)、受信したデータを用いて値引管理マスタ111を更新する(ステップS26)。そして、値引管理サーバ1は、更新された値引管理マスタ111に基づいて、電子広告画面の表示データを生成する(ステップS27)。そして、値引管理サーバ1は、生成した表示データをサイネージデバイス4に出力する(ステップS28)。尚、ステップS25:Noであれば、ステップS21に移行する。
(値引広告画面の変形例)
尚、値引管理サーバ1は電子広告画面の表示データを生成する際に、値引商品を残数の少ない順に並べて表示してもよい。また、同一商品に対して-20%および-10%などと、異なる値引率が複数設定された場合にも、同一商品についてはその値引情報をまとめ、並べて表示とするとよい。あるいは、同一商品について上述のように異なる値引率が設定されている際には、最も値引率が大きいケース(上述の例では-20%のケース)に限って、その残数を表示してもよい。また、残数が所定値を下回った場合に限って、残数を表示してもよい。
(値引出力先の変形例)
値引商品に関する情報を出力する方法としては、上述した電子広告への出力には限定されない。その他の例として、値引管理サーバ1は、値引商品に関する情報を音声出力してもよいし、サイネージデバイス4への表示出力と音声出力とを組み合わせて実行してもよい。一例として、値引管理サーバ1は、値引商品の残数が所定の閾値以下となった値引商品について、当該値引商品を示す情報と残数とを通知する音声データを生成もしくは選択し、店内放送(店外、店頭でもよい)への自動音声出力を実行してもよい。
また別の出力先として、値引商品に関する情報を、リアルタイムにインターネットのWebページにアップロードしてもよいし、当該情報をリアルタイムに電子メールで配信してもよい。また、会員の携帯端末にインストールされたアプリケーションソフト(所謂アプリ)において、値引商品に関する情報に更新があった際に通知を行ってもよい。
また、表示データの出力先として、ショッピングカートに配設した表示装置を適用してもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、電子広告を携帯端末に出力した際に、携帯端末にインストールしたアプリを介して、電子広告に対する客の反応を受付けて、客からの反応をサイネージデバイス4に反映する。
図18は、第2の実施形態にかかる広告管理システム2100の構成例を示すブロック図である。広告管理システム2100は、値引管理サーバ1にインターネット等の公衆回線8を介して携帯端末7が接続する構成とする。尚、広告管理システム2100は、単独の値引管理サーバ1により本実施形態にかかるサービスを提供する形態に限定されず、複数のサーバ装置が協働して本実施形態にかかる機能を実現してもよい。あるいは、SaaS(Software as a Service)等によりクラウドベースのアプリケーションをインターネット経由で提供する形態としてもよい。
図19は、携帯端末7のハードウェア構成例および機能構成例を示すブロック図である。図19に示すように、携帯端末7は、CPU、ROM、RAM等によって構成される制御部71を備えている。ROMは、携帯端末7で実行されるプログラムを格納している。RAMは、CPUがROMまたはメモリ76から読み出したプログラム(店舗アプリ761など)を展開するためのワークメモリとして用いられる。制御部71は、バス72を介して通信I/F73に接続されている。制御部71は、通信I/F73およびインターネット等の公衆回線8を介して値引管理サーバ1と接続し、データ通信を行う。また、制御部71は、バス72および各種インタフェースを介して、表示装置74、操作部75、メモリ76等の機器と接続されている。操作部75としては、表示装置74上に設けられたタッチパネル等や、ホームボタン(決定ボタン)等の入力装置が用いられる。メモリ76は、店舗アプリ761を格納している。
次に、携帯端末7で実行される店舗アプリ761について説明する。なお、店舗アプリ761は、メモリ76に予め組み込まれて提供される。店舗アプリ761を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、店舗アプリ761をインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
店舗アプリ761は、データ通信部711と、入力受付部712と、表示制御部713とを含むモジュール構成を有している。制御部71のCPUは、店舗アプリ761を実行することで、制御部71の主記憶領域上に図19に示すように、データ通信部711、入力受付部712、表示制御部713を展開する。
データ通信部711は、値引管理サーバ1との間でデータ通信を行う。あるいは上述のようにSaaSで店舗アプリ761に係る機能が提供される場合には、SaaSが提供するソフトウェアを適宜呼び出してダウンロードする。また、データ通信部711は、入力受付部712が受付けた操作入力や入力データを、インターネット等の公衆回線8を介して値引管理サーバ1に送信する。
入力受付部712は、操作部75に対する入力操作に基づいて、値引商品(値引販売)に対する客の反応に関する情報を受付ける。入力受付部712は、マイク等のインタフェースを介して音声入力を受付けてもよい。また、入力受付部712は、携帯端末7が搭載するカメラから、値引商品に関する撮像画像の入力を受付けてもよい。
表示制御部713は、表示装置74に対する表示動作を制御する。また、表示制御部713は、値引管理サーバ1が生成した電子広告の表示データを、店舗アプリ761の画面上に表示する。
第2の実施形態の値引管理サーバ1において、データ送信部101(入力受付手段)は、携帯端末7のデータ通信部711から送信された値引商品(値引販売)に対する客の反応に関する情報を受付ける。また、値引管理サーバ1の表示データ生成部103(反応表示手段)は、値引商品名など値引商品を示す情報に対応付けて、当該値引商品(または値引販売)に対する客の反応に関する情報を含めて、アプリ画面および電子広告の表示データを更新する。これにより、アプリ画面および電子広告に客からの反応が表示される。
図20は、アプリ画面例を示した図である。表示制御部713は、データ通信部711が受信した表示データに基づいて、図20に示すようなアプリ画面を、表示装置74に出力する。図20に示すように、店舗アプリのアプリ画面には、リアルタイムの値引情報として、上述したサイネージデバイス4の電子広告と同様に、値引商品の商品名、現時点での値引率を示す情報、そして、現時点での値引商品の残数が表示される。また、図20に示すように、アプリ画面には、値引商品に対する客の反応を受付ける操作ボタン741(741a、741b)が設けられる。
ユーザが操作ボタン741をタッチ操作すると、入力受付部712は操作部75への入力操作を受付けて、タッチされた操作ボタン741に対応する情報を受付ける。当該情報には、商品を特定する商品識別情報(商品コード、商品名など)、値引率、「ほしい」のアクションを1回受付けたことを示す情報等が含まれる。データ通信部711は、受付けた情報を通信I/F73および公衆回線8を介して値引管理サーバ1に送信する。値引管理サーバ1のデータ送受信部101(図10参照)が当該情報を受信すると、値引データ管理部102(図10参照)は、受信した情報により値引管理マスタ111を更新する。
図21は、第2の実施形態の値引管理マスタ2111のデータ構成例を示した図である。値引管理マスタ2111には、客からの反応に関する情報として、「ほしい」の操作ボタン741(図20参照)が操作されたのべ回数である反応回数が格納される。
値引管理サーバ1の表示データ生成部103(図10参照)は、更新された値引管理マスタ111に基づいて、アプリ画面の表示データ、サイネージデバイス4の電子広告画面の表示データを生成する。アプリ画面の表示更新としては、図20に例示するように、値引商品名に並べて、当該値引商品に対する客からの反応回数をカッコ書きで示しているので、当該反応回数を更新すればよい。サイネージデバイス4の表示データについても、同様に値引商品への反応回数を更新すればよい。
図22は、客からの反応を反映したサイネージ広告画面の構成例を示す図である。値引管理サーバ1の表示データ生成部103は、図14にて例示した電子広告画面の表示データに、値引管理マスタ111に登録された客からの反応回数を示すマーク431(431a、431b)を含めた表示データを生成し、サイネージデバイス4に送信する。サイネージデバイス4の表示制御部412は、受信した表示データにより表示装置43に図22に示すような電子広告画面を表示出力する。
尚、図22では、客からの反応として、値引商品(値引販売)に対する反応回数、即ち、反応を示した客ののべ人数を電子広告に反映するとしたが、客からの反応としてその他の情報を電子広告上に表示してもよい。一例として、アプリ画面から値引商品(値引販売)に対する客のコメントを受付けるように構成し、値引管理サーバ1は当該コメントを受信次第、受信したコメントを電子広告に出力してもよい。
あるいは、上述のように入力受付部712がカメラから取り込んだ、値引商品の撮像画像、値引販売に関する撮像画像、売り場に関する撮像画像を、値引管理サーバ1にリアルタイムにアップロードし、電子広告に掲載してもよい。
即ち、第2の実施形態では、値引管理サーバ1の表示制御部713が、値引商品に対して入力受付部712が受付けた反応に関する情報を表示する表示データを生成する。これにより、客が店舗アプリ761の画面から値引商品に対する関心を示すアクションを起こすと、客の反応が即座に電子広告に反映されて、図22に示すように電子広告画面に表示される。従って、値引商品に対する関心が多く集まっていれば、客の購買意欲も掻き立てられることとなる。また、店舗側にとっても、値引商品の数を追加するなどして値引販売をコントロールしやすくなる。このように、第2の実施形態によれば、双方向のコミュニケーションを電子広告に反映することができ、値引販売の促進を図ることができる。
尚、図18では、サイネージデバイス4を第1の実施形態と同様に、店舗のLAN6により値引管理サーバ1と接続する構成としたが、実施形態はこれに限定されない。サイネージデバイス4を公衆回線8に直接接続する形態とし、値引管理サーバ1が公衆回線8を介して電子広告の表示データをサイネージデバイス4に送信してもよい。
また、上述では、客が店舗アプリ761から「ほしい」の操作ボタン741(図20参照)を操作した際に、値引管理サーバ1が、客からの反応に関する情報として、のべ回数である反応回数をカウントするとしたが、値引管理サーバ1は、客からの反応に関する情報として他の情報を収集、管理し、電子広告の表示データに反映してもよい。例えば、店舗アプリ761のアプリ画面において、客が購入したいと思った個数を入力する数量ボタン等を設けておいてもよい。そして、値引管理サーバ1は、客が当該値引商品を購入したいと思っているのべ個数をカウントして、電子広告に表示出力してもよい。
また、売り場にカメラを設置して値引商品の売り場の様子を撮像し、値引管理サーバ1が電子広告にライブ映像等の撮像画像を組み込んで表示データを生成し、サイネージデバイス4に出力してもよい。
以上説明した通り、上記実施形態によれば、値引商品の個数をリアルタイムに報知できる情報処理装置およびプログラムを提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 値引管理サーバ
2 ラベルプリンタ
3 POS端末
4 サイネージデバイス
100 広告管理システム
111 値引管理マスタ
特許第5703260号公報

Claims (6)

  1. 情報入力装置から入力された、値引商品の識別情報と、前記値引商品の個数を示す数情報とを受信する値引情報受信手段と、
    販売データ処理装置から、売上登録をした値引商品の識別情報と、売上登録した個数を示す売上数情報とを受信する売上情報受信手段と、
    値引商品ごとの残数を記憶する値引商品記憶手段の情報を、前記値引情報受信手段が受信した情報と、前記売上情報受信手段が受信した情報とにより更新する値引状況管理手段と、
    前記値引商品記憶手段の情報に基づいて、値引商品を示す情報と現時点での残数とを含む表示データを生成する表示データ生成手段と、
    前記表示データ生成手段が生成した表示データを表示装置に送信出力して、当該表示装置に、前記値引商品を示す情報と前記現時点での残数とを含む画面を表示させる表示データ出力手段と、
    前記表示データ出力手段が表示させた前記画面に対する入力操作を介して、前記値引商品に対する客からの反応を受付ける入力受付手段と、
    前記値引商品を示す情報に対応付けて、当該値引商品に対して前記入力受付手段が受付けた前記反応に関する情報を表示する表示データを生成する反応表示手段と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記値引情報受信手段は、前記情報入力装置として値引ラベルを印字するラベルプリンタから、前記値引ラベルを発行した値引商品の前記識別情報と、前記値引ラベルの発行枚数を示す前記数情報とを受信する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記値引情報受信手段は、前記情報入力装置から入力された前記値引商品の値引率に関する情報を更に受信し、
    前記売上情報受信手段は、前記販売データ処理装置から、前記値引商品の値引率に関する情報を更に受信し、
    前記値引商品記憶手段は、前記値引商品ごとに、値引率に関する情報を更に記憶し、
    前記値引状況管理手段は、前記値引情報受信手段が受信した情報と、前記売上情報受信手段が受信した情報とにより、前記値引商品記憶手段を更新し、
    前記表示データ生成手段は、前記値引商品記憶手段の情報に基づいて、前記値引率に関する情報を含めて前記表示データを生成する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示データ出力手段は、前記表示データを客の携帯端末に送信出力して、当該携帯端末の表示部に、前記値引商品を示す情報と前記現時点での残数とを含む前記画面を表示させる、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記値引商品記憶手段の情報に基づいて、前記残数が所定の閾値となった値引商品について、当該値引商品を示す情報と残数とを通知する音声を出力する音声出力手段を更に備えた、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置を制御するコンピュータを、
    情報入力装置から入力された、値引商品の識別情報と、前記値引商品の個数を示す数情報とを受信する値引情報受信手段と、
    販売データ処理装置から、売上登録をした値引商品の識別情報と、売上登録した個数を示す売上数情報とを受信する売上情報受信手段と、
    値引商品ごとの残数を記憶する値引商品記憶手段の情報を、前記値引情報受信手段が受信した情報と、前記売上情報受信手段が受信した情報とにより更新する値引状況管理手段と、
    前記値引商品記憶手段の情報に基づいて、値引商品を示す情報と現時点での残数とを含む表示データを生成する表示データ生成手段と、
    前記表示データ生成手段が生成した表示データを表示装置に送信出力して、当該表示装置に、前記値引商品を示す情報と前記現時点での残数とを含む画面を表示させる表示データ出力手段と、
    前記表示データ出力手段が表示させた前記画面に対する入力操作を介して、前記値引商品に対する客からの反応を受付ける入力受付手段と、
    前記値引商品を示す情報に対応付けて、当該値引商品に対して前記入力受付手段が受付けた前記反応に関する情報を表示する表示データを生成する反応表示手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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