JP7023033B1 - 可動式ルーフキャリア - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、荷物を載置可能なフレームの全体を旋回位置での荷物の積み下ろしに利用するのに好適な可動式ルーフキャリアを提供することを目的としている。
荷物を載置可能な載置部を有する可動フレームと、前記可動フレームの幅方向の所定位置に長さ方向に延材して設けられた支軸と、前記ベースフレーム上に取り付けられ、少なくとも前記支軸を車長方向と平行に支持した状態で前記可動フレームを前記支軸とともに車幅方向にスライド移動可能に支持するスライド機構と、を備え、前記可動フレームは、前記スライド機構に支持された前記支軸周りに回動可能に構成されており、前記スライド機構は、車幅方向の一方側又は他方側において前記可動フレームが前記支軸周りに下方向に旋回可能な位置まで前記可動フレームをスライド移動可能となっている。
〔発明4〕 さらに、発明4の可動式ルーフキャリアは、発明3の可動式ルーフキャリアにおいて、前記可動フレームの前記傾斜面と対向する面側には突起部が設けられており、
前記傾斜面には、前記突起部が侵入可能な溝部と、当該溝部の底部を前記溝部の深さ方向に進退可能に弾性支持する弾性部材とが設けられている。
さらに、発明2の可動式ルーフキャリアによれば、可動フレームの全体を支軸とともに車幅方向の一方側又は他方側にスライド移動して、一方側又は他方側の第1フレーム部又は第2フレーム部を車幅方向外側に引き出した後に下方向に向かって旋回させることが可能であり、一方側と他端側とで総合的に可動フレームの全体を旋回位置での荷物の積み下ろしに利用することができる。
さらに、発明4の可動式ルーフキャリアによれば、下方向へと旋回してきた可動フレームの旋回範囲制限手段の傾斜面と対向する面側に設けられた突起部が、弾性支持された底部に当接しつつ溝部内へと侵入するようにしたので、可動フレームの旋回による衝撃を緩和することができる。
まず、本実施の形態の構成を説明する。
図1(a)は、実施の形態に係る可動式ルーフキャリア1の平面図であり、図2(a)は、スライド部材3の回動機構を示す斜視図であり、図2(b)は、実施の形態に係る可動式ルーフキャリア1の正面図である。また、図3は、車両200のルーフ210上に取り付けられたベースフレーム100の一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。また、図4は、可動式ルーフキャリア1をベースフレーム100上に取り付けた状態を示す平面図である。
可動式ルーフキャリア1は、図4に示すように、図3に示すベースフレーム100上に取り付けて用いられるものであって、図1乃至図4に示すように、可動フレーム2と、スライド機構7A、7B及び7Cと、エンドキャップ8とを備える。
可動フレーム2は、スライド部材3A、3B及び3Cと、支軸4と、補助部材5A及び5Bと、サイドバー6A及び6Bとを備える。
以下、区別する必要が無い場合に、スライド部材3A、3B及び3Cを総じて「スライド部材3」と称し、補助部材5A及び5Bを総じて「補助部材5」と称し、サイドバー6A及び6Bを総じて「サイドバー6」と称し、スライド機構7A、7B及び7Cを総じて「スライド機構7」と称する。
なお、ベースバー110の車長方向の所定間隔は、可動フレーム2の各スライド部材3を各ベースバー110の上部に配置可能な間隔としている。
なお、軸挿通部30aは、支軸4の軸方向の一方側(前方側)寄りに設けられ、軸挿通部31aは、支軸4の軸方向の他方側(後方側)寄りに設けられている。これにより、一端部同士を突き当てたときに、軸挿通部30a及び31aがそれぞれ互い違いに且つ前後方向に重なるように配置されて、支軸4を介してスライドバー30及び31を一直線状にすることが可能に組み合わさるようになっている(図2(a)を参照)。
補助部材5は、スライドバー30及び31と同程度の長さの円柱状又は円筒状の等長の一対の補助バー50及び51と、補助バー50の右端に右方に突出して設けられた円環状の軸挿通部50aと、補助バー51の左端に左向に突出して設けられた円環状の軸挿通部51aとを備える。
補助バー50及び51は、軸挿通部50a及び51aが同心に配置されるように一端部同士を突き当て、同心に配置された軸挿通部50a及び51aの内側に支軸4を挿通することで、支軸4周りに回動可能に組み合わさるように構成されている。
すなわち、スライド部材3A、3B及び3Cと、補助部材5A及び5Bとは、前方側から後方側に向かって、スライド部材3A、補助部材5A、スライド部材3B、補助部材5B、スライド部材3Cの順に且つ各軸挿通部が同心となるように等間隔に配置されている。そして、各軸挿通部の内側に支軸4が挿通されて、スライド部材3及び補助部材5が共通の1本の支軸4周りに回動可能に組み合わされている。
そして、サイドバー6Aの内側面の下端部には、支軸4に連結されたスライド部材3A、3B及び3C並びに補助部材5A及び5Bの各スライドバー30の左端及び補助バー50の左端が結合されている。サイドバー6Bの内側面の下端部には、上記支軸4に連結されたスライド部材3A、3B及び3C並びに補助部材5A及び5Bの各スライドバー31の右端及び補助バー51の右端が結合されている。
スライド機構7は、ボールベアリング式のスライドレールの構造を有し、図2(b)に示すように、ガイドレール部70と、スライドレール72A及び72Bと、スライドロック機構73と、レール固定部材74と、ストッパー受け部76A及び76Bとを備える。
ガイドレール部70は、ベースフレーム100のベースバー110(図3を参照)上に、レール固定部材74を用いて固定され、スライドレール72A及び72Bのスライド移動を案内するものである。なお、ガイドレール部70の詳細については後述する。
スライドロック機構73は、車両200のルーフ210上に、荷物運搬時の水平姿勢(以下、「荷物運搬姿勢」と称す)で配置された可動フレーム2のスライド移動を阻止するための機構である。スライドロック機構73の詳細については後述する。
ストッパー受け部76Bは、ガイドレール部70の左右中央よりもやや左寄りの後方側の面に後方に突出して設けられている。ストッパー受け部76Bは、ガイドレール部70に沿って、左側へとスライド移動してきた可動フレーム2のストッパー部材35Bと当接して、可動フレーム2の左方向へのスライド移動の範囲を制限するものである。
エンドキャップ8は、可動式ルーフキャリア1を構成するエンドキャップであって、既存のベースフレーム100のエンドキャップと付け替えられる構成となっている。
エンドキャップ8は、図4に示すように、角筒状の取付部80と、取付部80の外側端部から斜め下方に突出して設けられた傾斜部81と、傾斜部81の傾斜面81sに設けられた緩衝部材82とを備える。加えて、取付部80の下面側には、エンドキャップ8がベースバー110から外れないようにボルト等によって締め付ける締結部(図示略)が設けられている。取付部80及び傾斜部81は金属製の部材から構成され、緩衝部材82はゴム等の衝撃を吸収する部材から構成されている。なお、強度や耐久性に問題が無ければ、エンドキャップ8の全体をゴム等の緩衝性を有する部材から構成してもよい。
次に、ガイドレール部70及びスライドロック機構73の詳細な構成を説明する。
図6(a)は、ベースフレーム100上に装着された状態の可動式ルーフキャリア1の正面図であり、(b)は、スライドロック機構73の切り替えスイッチの一構成例を示す図である。また、図7は、図6(a)のA-A’線断面図である。
ガイドフレーム70aは、横断面が略U字状の長尺の部材から構成され、短手方向に対向する壁部がボール70bの曲面に沿った湾曲面を成している。また、ガイドフレーム70aの左右端部の下面には、それぞれ後述するロックピン73cを挿通可能な挿通穴70hが設けられている。
ボール保持部70cは、各列の複数のボール70bを転動可能にガイドフレーム70a側に保持するものであり、スチールカバー70dは、スライド機構7を保護するための金属製のカバーであり、ガイドフレーム70aの外面を覆うようにスライドロック機構73に取り付けられている。
スライドバー30及び31の下面に取り付けられたスライドレール72A及び72Bは、横断面が略上下逆U字状を成しており、短手方向の壁部は、ボール70bの曲面に沿った湾曲面を成している。また、スライドレール72Aの左端部及びスライドレール72Bの右端部の下面には、可動フレーム2が荷物運搬姿勢のときに、ガイドフレーム70aの挿通穴70hとそれぞれ同軸となる位置に、ロックピン73cを挿通可能な挿通穴72hが設けられている。
また、図6(b)及び図7に示すように、ガイドフレーム70aの下面には、スライドロック機構73が設けられている。
カム73aは、側面視で楕円状を成しており、ガイドレール部70の左端側及び右端側にそれぞれ設けられている。また、楕円の長軸方向の一端部に軸孔が設けられており、この軸孔にカム軸73bが嵌入されている。これにより、カム73aは、カム軸73bの回転に伴って回動するように構成されている。
ロックピン73cは、ガイドレール部70の左端側及び右端側にそれぞれ設けられており、下端部がカム73aのカム面と常時接するように構成されている。
収納ボックス73dは、略角筒状の長尺の金属製部材から構成され、左端側及び右端側の上面には、ガイドフレーム70aの挿通穴70hとそれぞれ同軸となる位置に、ロックピン73cを挿通可能な挿通穴73hが設けられている。
図6(b)の例は、ガイドレール部70の左端側に設けられた切替スイッチ73eを示しており、右端側の切替スイッチ73eの場合は、左端側と回動方向が逆となるように設けられている。すなわち、左右のいずれか一方のスイッチを回動させることで、スライド移動のロックと解除とを行うことが可能となっている。
上記構成によって、切替スイッチ73eを、スライド移動をロックする位置(以下、「ロック位置」と称す)から、ロックを解除する「Release」側にストッパー73gと当接する位置(以下、「解除位置」と称す)まで回動させると、カム73aが図7中に破線で示す最低高さ位置に回動した状態となる。この位置では、ロックピン73cが、同図中の破線で示すようにスライドレール72A及び72Bの挿通穴72hよりも下側の位置となるため、スライドレール72A及び72Bはスライド可能な状態となる。
なお、重力のかかる方向に回動することでロックを解除する構成としたが、この構成に限らず、重力のかかる方向に回動することでロックがかかる構成としてもよい。
図8は、ベースフレーム100上に装着した可動式ルーフキャリア1の可動フレーム2を左側にスライド移動した状態を示す平面図である。また、図9(a)は、可動式ルーフキャリア1の可動フレーム2を左側に引き出した状態を示す正面図であり、(b)は、左側フレーム2Lを下方向に旋回させた状態を示す正面図である。
図8及び図9に示す例では、可動フレーム2の左側フレーム2L上に、梯子300が載置されており、この梯子300を降ろす場合の動作を説明する。
次に、荷降ろし対象の梯子300が可動フレーム2の左側フレーム2L上に載置されているので、車両200の左側から可動フレーム2のサイドバー6Aを手で掴んで、可動フレーム2を左方向へとスライド移動する。すなわち、可動フレーム2の左側フレーム2Lを車両の左側(利用者視点では手前側)へと引き出す。可動フレーム2を左側に引き出していくことにより、図8及び図9(a)に示すように、やがて可動フレーム2のストッパー部材35Bが、ガイドレール部70のストッパー受け部76Bに当接して、スライド移動が強制停止される。
続いて、利用者がサイドバー6Aを下方向に折るように力を加えることで、右側フレーム2Rがベースフレーム100に固定されているため、支軸4周りに左側フレーム2Lが下方向に旋回移動していく。このとき、ダンパー32が縮むように動作をして旋回方向とは逆方向の反力を発生する。
やがて左側フレーム2Lの各スライドバー30の下面がエンドキャップ8の傾斜面81sに緩衝部材82を介して当接し、旋回移動が強制停止される。この位置が荷降ろし位置となる。
なお、右側フレーム2Rの載置された荷物を降ろす場合も、荷降ろしする側が車両200の右側となる点が異なるのみで左側フレーム2Lと同様の動作となる。
本実施の形態によれば、可動フレーム2の左側フレーム2Lをスライド機構7によって車両200の左側に引き出すことができるとともに、可動フレーム2のストッパー部材35Bと、ガイドレール部70のストッパー受け部76Bとによって位置決めされる引き出し位置にて支軸4周りに左側フレーム2Lを下方向へと旋回することができる。同様に、可動フレーム2の右側フレーム2Rをスライド機構7によって車両200の右側に引き出すことができるとともに、可動フレーム2のストッパー部材35Aと、ガイドレール部70のストッパー受け部76Aとによって位置決めされる引き出し位置にて支軸4周りに右側フレーム2Rを下方向へと旋回することができる。
また、可動式ルーフキャリア1は、エンドキャップ8によって、下方向へと旋回してきた左側フレーム2L又は右側フレーム2Rを荷降ろし位置となる旋回位置で受け止めることが可能である。
また、可動式ルーフキャリア1は、ダンパー32によって、左側フレーム2L及び右側フレーム2Rの下方向への旋回動作に対して旋回方向とは反対方向に付勢することが可能である。
上記実施の形態において、左側フレーム2L及び右側フレーム2Rの上面は、発明1及び2の載置部に対応し、左側フレーム2Lは、発明2の第1フレーム部に対応し、右側フレーム2Rは、発明2の第2フレーム部に対応している。
〔変形例〕
なお、上記実施の形態では、ダンパー32A及び32Cを、荷物を積む際に邪魔にならないように且つ回動時に他の部品との接触を避けるために、スライド部材3Aの前方側の面及びスライド部材3Cの後方側の面にそれぞれ取り付ける構成とした。この構成に限らず、スライド移動等を阻害しない範囲で、スライド部材3Aの上面や下面に取り付ける構成としてもよい。
ここで、図10は、変形例に係るエンドキャップ8Aの構成を示す図であり、(a)は側面図、(b)は斜視図である。また、図11(a)は、変形例に係る可動式ルーフキャリア1Aの可動フレーム2を左側に引き出した状態を示す正面図であり、(b)は、左側フレーム2Lを下方向に旋回させた状態を示す正面図である。
底板部83bは、通常時は傾斜面81sと略面一となる位置にあり、底板部83bを上から押圧することで弾性部材83cが縮む方向に変形して底板部83bが溝部83a内に沈み込み、押圧を解除することで弾性部材83cが伸長する方向に変形して底板部83bが通常時の位置へと戻る。
この構成において、エンドキャップ8は、発明4の旋回範囲制限手段に対応し、底板部83bが、発明4の底部に対応している。、
また、上記実施の形態及びその変形例において、可動フレーム2を、左側フレーム2L及び右側フレーム2Rを支軸4を介して連結し、車両200の左側又は右側にて、左側フレーム2L又は右側フレーム2Rを引き降ろすことで荷物の積み降ろしを行う構成とした。この構成に限らず、例えば、可動フレームを1枚のフレームから構成し、可動フレームの全体を支軸周りに下方向に旋回する構成としてもよい。
図12に示す可動式ルーフキャリア1Bは、軽自動車等の小型の自動車に適用するのに好適な可動式ルーフキャリアであって、軽自動車400のルーフ上に取り付けられたベースバー110B上に取り付けられている。可動フレーム2Bの車幅方向の中央位置には支軸4が設けられており、可動フレーム2Bは、スライド機構(図示略)によって支軸4を支持した状態で車幅方向の両方向にスライド移動可能に支持されている。
なお、図12に示す構成の可動式ルーフキャリア1Bを短尺にして一方向のみスライド移動可能にしたものを、例えば、車両200のルーフ210上に車幅方向に2台並べて配置したセパレートタイプの構成とすることも可能である。セパレートタイプの構成であれば、車幅方向のいずれか一方にしかスライド移動しないので、スライド移動のロック機構を可動式ルーフキャリア1のスライドロック機構73よりも簡易な構成とすることができる。例えば、公知のスライドレールを利用した引き出しのロック機構などを採用することができる。
また、上記実施の形態及びその変形例において、ダンパー32によって、左側フレーム2L及び右側フレーム2Rの急旋回を抑制する構成としたが、この構成に限らず、バネ等の弾性部材によって抑制する構成としてもよい。
Claims (5)
- 車両のルーフ上に固定されたベースフレームに取り付けられる可動式ルーフキャリアであって、
荷物を載置可能な載置部を有する可動フレームと、
前記可動フレームの車幅方向と同方向となる幅方向の所定位置に車長方向と同方向となる長さ方向に延材して設けられた支軸と、
前記ベースフレーム上に取り付けられ、前記支軸を車長方向と平行に支持した状態で前記可動フレームを前記支軸とともに車幅方向にスライド移動可能に支持するスライド機構と、を備え、
前記可動フレームは、前記スライド機構に支持された前記支軸周りに回動可能に構成されており、
前記スライド機構は、車幅方向の一方側において前記可動フレームが前記支軸周りに下方向に旋回可能な位置と、車幅方向の他方側において当該可動フレームが当該支軸周りに下方向に旋回可能な位置とに、当該支軸を当該可動フレームとともにスライド移動可能となっていることを特徴とする可動式ルーフキャリア。 - 請求項1において、
前記ベースフレームの車幅方向外側の端部に取り付けられ、下方向へと旋回してきた前記可動フレームを所定旋回位置で受け止める傾斜面を有する旋回範囲制限手段を備えることを特徴とする可動式ルーフキャリア。 - 請求項2において、
前記可動フレームの前記旋回範囲制限手段と対向する面側には突起部が設けられており、
前記傾斜面には、前記突起部が侵入可能な溝部と、当該溝部の底部を前記溝部の深さ方向に進退可能に弾性支持する弾性部材とが設けられていることを特徴とする可動式ルーフキャリア。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記可動フレームには、下方向への旋回を抑制する抑制手段が設けられていることを特徴とする可動式ルーフキャリア。 - 請求項1において、
前記可動フレームは、前記幅方向の中間位置で当該幅方向の一方側の第1フレーム部及び当該幅方向の他方側の第2フレーム部の2つのフレーム部に分かれているとともに、前記支軸を介して当該支軸周りに回動可能に連結された構成となっており、
前記スライド機構は、車幅方向の一方側にて前記第1フレーム部が前記支軸周りに下方向に旋回可能な位置と、車幅方向の他方側にて前記第2フレーム部が当該支軸周りに下方向に旋回可能な位置とに当該支軸を当該第1フレーム部及び当該第2フレーム部とともにスライド移動可能になっていることを特徴とする可動式ルーフキャリア。
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