JP7022912B2 - 薄型電池 - Google Patents

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Description

本発明は、薄型電池に関し、詳細には、薄型電池の固定性の向上に関する。
近年、生体貼付型装置、携帯電話機、音声録音再生装置、腕時計、動画および静止画撮影機、液晶ディスプレイ、電卓、ICカード、温度センサ、補聴器、感圧ブザーなどの小型の電子機器の電源として、薄型電池が用いられている。このような薄型電池には柔軟性が求められる。そのため、薄型電池の外装体は、例えば、樹脂層を含む2枚のシートを熱融着させることにより形成される(特許文献1)。
特開2011-204590号公報
通常、熱融着は、積層された2枚のシートの外周側に位置する外周領域を、一対のヒートシールバーで挟み込むことにより行われる。そのため、図4に示すように、外装体220の外周領域222は、薄型電池の厚み方向において、中央寄りに配置される。
薄型電池は、例えば両面テープ等により、電子機器の所定の面(固定面)に固定されて使用される場合がある。上記のように、外装体220の外周領域222が薄型電池の厚み方向の中央寄りに配置されると、薄型電池の外周領域222以外の内側領域221は固定面に当接する一方、外周領域222は、固定面から浮き上がってしまう。よって、薄型電池の固定が不十分となる。この状態で電子機器が屈曲されると、薄型電池が剥離したり、損傷したりする。そこで、薄型電池を屈曲させて、内側領域221とともに外周領域222を固定面に固定しようとすると、外装体220の内側領域221および外装体に収納されている電極群210に負荷がかかる。この場合も、外装体220、さらには電極群210が損傷する場合がある。
上記を鑑み、本発明の一局面は、電極群と、前記電極群に含浸された非水電解質と、前記電極群および前記非水電解質を密閉収納する外装体と、を含む薄型電池であって、前記外装体は、前記電極群の一方の主面の法線方向からみたとき、前記電極群に対向する内側領域と、前記内側領域以外の外周領域と、を備えており、前記外周領域は、前記外装体の最外周に位置する第1領域と、前記第1領域の内側に隣接する第2領域と、前記第2領域の内側に隣接する第3領域と、を備え、前記第1領域および前記第2領域は、封止部を形成しており、前記第1領域における前記薄型電池の厚みH1と、前記第2領域における前記薄型電池の厚みH2とは、H1<H2の関係を満たし、前記第3領域は薄部を有し、前記薄部における前記薄型電池の厚みH3と、前記厚みH2とは、H3<H2の関係を満たし、前記厚みH1と、前記厚みH3とは、H1<H3の関係を満たす、薄型電池に関する。
本発明によれば、薄型電池を、電子機器内に安定して固定することができる。そのため、薄型電池が屈曲された場合にも、外装体および電極群の損傷は抑制される。
本発明の一実施形態に係る薄型電池を概略的に示す平面図である。 同薄型電池の外装体を示す平面図である。 図2に示す薄型電池のX-X線における縦断面図である。 従来の薄型電池の外装体の一部における縦断面図である。
本実施形態に係る薄型電池(以下、単に電池を称す場合がある。)は、電極群と、電極群に含浸された非水電解質と、電極群および非水電解質を密閉収納する外装体と、を含む。外装体は、電極群の一方の主面の法線方向からみたとき、電極群に対向する内側領域と、内側領域以外の外周領域と、を備える。外周領域は、外装体の最外周に位置する第1領域と、第1領域の内側に隣接する第2領域と、第2領域の内側に隣接する第3領域と、を備える。
第1領域における電池の厚みH1と第2領域における電池の厚みH2とは、H1<H2の関係を満たす。第3領域は、薄型電池の厚みH3が、H3<H2の関係を満たす薄部を備える。第1領域における厚みH1と第3領域の薄部における厚みH3とは、H1<H3の関係を満たす。
言い換えれば、外装体の外周領域は外側から、薄い第1領域、より厚い第2領域および薄い部分(薄部)を備える第3領域を備える。
外装体の封止部(シール部)は、薄い第1領域および厚い第2領域(H1<H2)により形成されている。つまり、封止部の一部(第2領域)を、電子機器との固定に利用できる。よって、従来と比べて、外周領域の浮き上がる部分が減少して、電子機器の固定面に対する電池の固定性が向上する。これにより、電池が屈曲された際の外装体および電極群の損傷が抑制される。
さらに、厚い第2領域の内側に、薄部を備える第3領域(H3<H2)が配置されている。電池は、外装体の主に電極群に対向する内側領域と上記第2領域とにより、電子機器に固定される。そのため、電池が屈曲されたときに生じる曲げ負荷は、第3領域の特に薄部で吸収される。これにより、外装体および電極群の損傷抑制効果はさらに向上する。
一方、第3領域の薄部は、第1領域よりも厚い(H1<H3)。通常、外装体の封止は、外周領域の少なくとも一部を一対のヒートシールバーで挟み込んで、熱および圧力をかけることにより行われる。このとき、第3領域に高い圧力をかけて厚みを過度に小さく(例えば、厚みH1以下に)すると、第3領域には大きな負荷が残留し易い。そこで、H1<H3を満たすように、過剰な負荷をかけずに第3領域を形成する。これにより、第3領域に残留する負荷が小さくなって、電池が屈曲された場合でも、曲げ負荷のかかり易い第3領域の損傷は抑制される。曲げ負荷が吸収され易くなる点で、第3領域の薄部の少なくとも一部は封止されない(封止部を形成しない)ことが好ましい。特に、薄部は、封止部を形成しないことが好ましい。
好ましい形態では、第2領域における厚みH2と、内側領域における薄型電池の厚みH4とは、H2/H4>0.5の関係を満たす。これにより、内側領域とともに第2領域において、薄型電池が電子機器の固定面に固定され易くなる。
第1領域の幅W1と、第2領域の幅W2とは、W2/W1>0.2の関係を満たしてもよい。これにより、薄型電池は、電子機器の固定面にさらに固定され易くなる。
第2領域の幅W2と第3領域の幅W3とは、0.1<W2/W3<3の関係を満たしてもよい。これにより、第2領域が電池を固定する効果と、第3領域が曲げ負荷を吸収する効果とが、両立され易くなる。
他の好ましい形態では、第3領域の厚み方向における中心の面(以下、厚みの中心面と称す。)は、第2領域の厚みの中心面寄りに位置する。これにより、電子機器およびこれに固定された電池は、電池が外側になる方向にも、電子機器が外側になる方向にも、屈曲され易くなる。よって、電池の損傷抑制効果はさらに向上する。
次に、本実施形態に係る薄型電池について、図1から図3を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る薄型電池を概略的に示す平面図である。図2は、同薄型電池の外装体を示す平面図である。図3は、図2に示す薄型電池のX-X線における縦断面図である。
薄型電池100は、電極群110と、非水電解質(図示せず)と、これらを収納する外装体120と、を備える。薄型電池100は、さらに、電極群110に接続され、外装体120の外部に延出する一対の電極リード130を備える。
電極群110は、シート状の正極と負極とが積層された積層体であってもよいし、帯状の正極と負極とが巻回された巻回体であってもよい。
シート状の電極群110は、例えば、1つの第1電極(正極あるいは負極)と、第1電極を挟持する一対の第2電極(負極あるいは正極)とを含み、第1電極と第2電極との間にはセパレータが介在している。第1電極および第2電極はそれぞれ、例えば、集電体シートと、少なくとも一方の表面に付着した活物質層と、を含む。この場合、第1電極は、集電体シートおよびその両方の表面に付着した活物質層を含む両面電極であり得る。一方、第2電極は、集電体シートおよびその一方の表面に付着した活物質層を含む片面電極であり得る。各集電体シートは、その一辺から延在するタブを有する。タブには一方の電極リード130が接続される。
シート状の電極群110の構成はこれに限定されず、例えば、2つ以上の第1電極と、3つ以上の第2電極とを具備していてもよい。この場合、第1電極と第2電極とは交互に積層される。このような電極群110のうち、最もシンプルな構造は、2つの第1電極と、2つの第1電極の間に介在する1つの第2電極と、2つの第1電極の外側にそれぞれ1つずつ配置された第2電極とを含む。このような薄型電池は、厚さが小さいだけでなく、高容量を備える。この場合、第1電極は、上記のような両面電極であり得る。2つの第1電極の間に介在する1つの第2電極も、両面電極であり得る。一方、最外にそれぞれ配置される第2電極は、上記のような片面電極であり得る。
図1において、電極群110および外装体120は概ね矩形で示されているが、電極群110および外装体120の形状は、これに限定されない。タブを除く電極の形状も特に限定されず、矩形(正方形を含む)、台形、平行四辺形、一部に直線部分を有する略楕円形、矩形の角の少なくとも一つが丸められた略矩形、略台形、略平行四辺形などが挙げられる。なかでも、タブを除く電極は、タブが突出する直線部分を有する形状であることが好ましい。生産性の観点から、タブを除く電極は、矩形または略矩形が好ましい。電極が矩形または略矩形である場合、その長辺と短辺との長さの比は、例えば、長辺:短辺=1:1~8:1である。通常、長辺に沿った方向は、タブが延在する方向である。
外装体120の形状は、例えば、矩形(正方形を含む)、台形、平行四辺形、半円形、半楕円形、先端が円弧状の矩形、少なくとも一つの丸角を有する略矩形、略台形、略平行四辺形であってもよい。
外装体120は、電極群110の一方の主面の法線方向からみたとき、電極群110に対向する内側領域121と、内側領域121以外の外周領域122と、を備える。外周領域122は、外装体120の最外周に位置する第1領域122aと、第1領域122aの内側に隣接する第2領域122bと、第2領域122bの内側に隣接する第3領域122cと、を備える。第1領域122aおよび第2領域122bは封止部を形成する。つまり、第1領域122aおよび第2領域122bにより、外装体は密閉されている。
第1領域122aにおける電池の厚みH1と第2領域122bにおける電池の厚みH2とは、H1<H2の関係を満たす。これにより、第2領域122bを、電子機器との固定に利用することができるため、電池の固定性が向上する。厚みH2に対する厚みH1の割合(H1/H2)は、1未満であれば特に限定されない。H1/H2は、例えば、0.1以上、1未満であってもよく、0.2以上、0.8以下であってもよい。厚みH1およびH2は、各領域における主面間の最短距離であり、任意の3箇所の平均距離である。
第3領域122cは、薄型電池の厚みH3が、H3<H2の関係を満たす薄部122caを備える。内側領域121と第2領域122bとの間にある第3領域122cの薄部122caは、通常、電子機器の固定面に固定され難い。よって、電池が屈曲されたときに生じる曲げ負荷は、第3領域122cの特に薄部122caに集まり、吸収される。これにより、外装体120および電極群110の損傷が抑制される。厚みH2に対する厚みH3の割合(H3/H2)は、1未満であれば特に限定されない。H3/H2は、例えば、0.1以上、1未満であってもよく、0.2以上、0.8以下であってもよい。厚みH3は、薄部122caにおける主面間の最短距離であり、任意の3箇所の平均距離である。薄部122ca以外の第3領域122cにおける薄型電池の厚みは、内側領域121における薄型電池100の厚み(H4)以下であり得る。
厚みH1と厚みH3とは、H1<H3の関係を満たす。この場合、上記のように第3領域122cへの残留負荷が小さいため、電池100が屈曲された場合でも、曲げ負荷のかかり易い第3領域122cの損傷が抑制され易くなる。厚みH3に対する厚みH1の割合(H1/H3)は、1未満であれば特に限定されない。H1/H3は、例えば、0.1以上、1未満であってもよく、0.2以上、0.8以下であってもよい。
第3領域122cは、封止部の一部であってもよいし、封止部を形成していなくてもよい。曲げ負荷が吸収され易くなる点で、第3領域122cの薄部122caの少なくとも一部は封止部を形成しないことが好ましい。特に、薄部122ca全体は、封止部を形成しないことが好ましい。
第2領域122bにおける厚みH2と、内側領域121における薄型電池100の厚みH4とは、H2/H4>0.5の関係を満たしていてもよい。これにより、内側領域121とともに第2領域122bにおいて、電池が電子機器の固定面にさらに固定され易くなる。H2/H4は、例えば、0.5より大きく、1.6未満であってもよく、0.6以上、1.4以下であってもよい。厚みH4は、内側領域121における主面間の最短距離であり、任意の3箇所の平均距離である。
電池100の厚みH4は、特に限定されない。柔軟性を考慮すると、厚みH4は、3mm以下、さらには2mm以下、特には1.5mm以下であってもよい。厚みH4の下限は、例えば50μmであってもよい。
第1領域122aの幅W1と、第2領域122bの幅W2とは、W2/W1>0.2の関係を満たしてもよい。これにより、電池100は、電子機器の固定面にさらに固定され易くなる。W2/W1は、例えば、0.25以上であってもよく、0.3以上であってもよい。W2/W1は、例えば、1.5以下であってもよく、1.0以下であってもよい。
第2領域122bの幅W2と、第3領域122cの幅W3とは、0.1<W2/W3<3の関係を満たしてもよい。これにより、第2領域122bが電池100を固定する効果と、第3領域122cが曲げ負荷を吸収する効果とが両立され易くなる。W2/W3は、例えば、0.2以上、2.0以下であってもよく、0.3以上、1.0以下であってもよい。第3領域122cの薄部122caの幅は特に限定されない。
各領域および薄部の幅は、外装体120を、外装体120の外縁と垂直に交わり、かつ、外装体120の厚み方向(以下、X方向と称す。)に切断した断面により求められる。外装体120の外縁が直線である場合、X方向とは、外装体120の外縁と垂直に交わり、かつ、外装体120を厚み方向に切断する方向である。外装体120の外縁が曲線を含む場合、X方向とは、当該曲線の接線と垂直に交わり、かつ、外装体120を厚み方向に切断する方向である。
各領域の境界は、例えば、以下のように決定できる。
まず、電池100をX方向に2分して得られる切断片の一方を、水平面を有する架台に載置する。このとき、切断片の内側領域121の一方の主面全体を水平面に接触させる一方で、外周領域122が屈曲しないように支持しておく。内側領域121と水平面との間にスペーサを挟んで、内側領域121の一方の主面全体と水平面とを、スペーサを介して接触させてもよい。この状態で、断面の写真を撮影する。この断面写真について、架台の水平面に対向している方とは反対側の主面に対する接線を、外装体120の外縁から内側領域に向かって引いていき、その水平面に対する傾きをグラフにプロットする。
このグラフにおいて、接線が傾き始める最初の第1のポイントが、第1領域122aと第2領域122bとの境界である。第1のポイントを越えると、傾きは増加していき、その後、徐々に緩やかになる。さらに進むと、今度は傾きが反転する。接線の反転した傾きは、徐々に緩やかになる。その後、接線の傾きは、わずかに再び反転するか、あるいはほぼゼロになる。この傾きの変わるポイント(第2のポイント)が、第2領域122bと第3領域122cとの境界である。第3領域122cと内側領域121との境界は、電極群110の端部を通り、上記水平面に垂直な方向に伸びる直線と、外装体120との交点である。
第2のポイントを越えて、わずかに傾いている(あるいは水平な)接線は、ある領域を越えると、徐々に大きく傾き始める。電極群110を挟み込むためである。第2のポイントから、この接線が大きく傾き始めるまでの領域が、第3領域122cの薄部122caである。
第3領域122cの厚みの中心面は、第2領域122bの厚みの中心面寄りに位置することが好ましい。これにより、電子機器とこれに固定された電池とは、電池100を外側にして第3領域122cを突出させる方向(図3における上方)にも、電池100を内側にして第3領域122cを突出させる方向(図3における下方)にも屈曲され易くなる。よって、電池100の損傷抑制効果はさらに向上する。
第3領域122cの厚みの中心面は、例えば図3において、第3領域122cの一方の主面と一致する直線あるいは当該主面に最も外側で接する水平な直線(第1直線c)と、第3領域122cの他方の主面と一致する直線あるいは当該主面に最も外側で接する水平な直線(第2直線c)と、の中央にある直線(中央線c。いずれも図示せず。)によって示される。第2領域122bの厚みの中心面(中央線b)も同様にして、第1直線bと第2直線bとを定めることによって決定できる。第2領域122bの中心面寄りに位置するとは、第3領域122cの厚みの中心面(中央線c)が、第1直線b(あるいは第2直線b)よりも中央線bの近くにあることをいう。
外装体120は、上記関係を満たす第1領域122a、第2領域122bおよび第3領域122cを備えていればよく、外周領域122のすべてにおいて、上記関係を満たすことまでは要しない。図示例のように、外装体120が矩形である場合、外周領域122を構成する4辺のうち、例えば1辺が上記関係を満たしていればよい。特に、最も長い辺が、上記関係を満たす第1領域122a、第2領域122bおよび第3領域122cを備えることが好ましい。さらには、外周領域122の4辺全てが、上記関係を満たすことが好ましい。電池の固定性および耐屈曲性が、特に高まるためである。
次に、電極群を構成する電極、リード、セパレータ、非水電解質、外装体の材料などについて、リチウムイオン電池を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではない。説明する。
(負極)
負極は、負極集電体シートと負極活物質層とを有する。負極集電体シートには、金属フィルム、金属箔などが用いられる。負極集電体シートの材料は、銅、ニッケル、チタンおよびこれらの合金ならびにステンレス鋼からなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。負極集電体シートの厚みは、例えば5~30μmである。
負極活物質層は、負極活物質を含み、必要に応じて結着剤と導電剤を含む。負極活物質層は、気相法(例えば蒸着)で形成される堆積膜でもよい。負極活物質としては、リチウム金属、リチウムと電気化学的に反応する金属もしくは合金、炭素材料(例えば黒鉛)、ケイ素合金、ケイ素酸化物などが挙げられる。負極活物質層の厚みは、例えば1~300μmである。
(正極)
正極は、正極集電体シートと正極活物質層とを有する。正極集電体シートには、金属フィルム、金属箔などが用いられる。正極集電体シートの材料は、例えば、銀、ニッケル、パラジウム、金、白金、アルミニウムおよびこれらの合金ならびにステンレス鋼からなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。正極集電体シートの厚さは、例えば1~30μmである。
正極活物質層は、正極活物質および結着剤を含み、必要に応じて導電剤を含む。正極活物質は、特に限定されないが、薄型電池が二次電池である場合には、LiCoO、LiNiOのようなリチウム含有複合酸化物を、薄型電池が一次電池である場合には、二酸化マンガン、フッ化カーボン(フッ化黒鉛)、リチウム含有複合酸化物などを用いることができる。正極活物質層の厚みは、例えば1~300μmである。
活物質層に含ませる導電剤には、グラファイト、カーボンブラックなどが用いられる。導電剤の量は、活物質100質量部あたり、例えば0~20質量部である。活物質層に含ませる結着剤には、フッ素樹脂、アクリル樹脂、ゴム粒子などが用いられる。結着剤の量は、活物質100質量部あたり、例えば0.5~15質量部である。
(リード)
負極リードおよび正極リードは、負極集電体シートまたは正極集電体シートにそれぞれ溶接などにより接続される。負極リードとしては、銅リード、銅合金リード、ニッケルリードなどが好ましく用いられる。正極リードとしては、ニッケルリード、アルミニウムリードなどが好ましく用いられる。
(セパレータ)
セパレータとしては、樹脂製の微多孔膜や不織布が好ましく用いられる。セパレータの材料(樹脂)としては、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリアミド、ポリアミドイミドなどが好ましい。セパレータの厚さは、例えば8~30μmである。
(非水電解質)
薄型電池がリチウムイオン電池である場合、非水電解質としては、リチウム塩と、リチウム塩を溶解させる非水溶媒との混合物が好ましい。リチウム塩としては、LiClO4、LiBF4、LiPF6、LiCF3SO3、LiCF3CO2、イミド塩類などが挙げられる。非水溶媒としては、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネートなどの環状炭酸エステル、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジメチルカーボネートなどの鎖状炭酸エステル、γ-ブチロラクトン、γ-バレロラクトンなどの環状カルボン酸エステルなどが挙げられる。
(外装体)
外装体は、例えば、水蒸気に対するバリア層およびその両面にそれぞれ形成された樹脂層を具備するラミネートフィルムで形成されている。
バリア層に用いられる材料は、特に限定されないが、金属層、セラミックス層などを用いることが好適である。例えば、アルミニウム、チタン、ニッケル、鉄、白金、金、銀などの金属材料や、酸化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化アルミニウムなどのセラミックス材料が好ましい。バリア層の厚さは、例えば、0.01~50μmである。
外装体の内面側に配置される樹脂層の材料は、熱溶着の容易さ、耐電解質性および耐薬品性の観点から、ポリエチレンおよびポリプロピレンのようなポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレートのようなポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)などであることが好ましい。内面側の樹脂層の厚さは、例えば10~100μmである。
外装体の外面側に配置される樹脂層は、強度、耐衝撃性および耐薬品性の観点から、6,6-ナイロンのようなポリアミド、ポリオレフィン、ポリエステルなどが好ましい。外面側の樹脂層の厚さは、例えば5~100μmである。
電池100は、例えば、以下のようにして製造される。
まず、各電極リード130が接続された電極群110を準備する(第1工程)。
別途、一部が開口した袋状の外装体120を準備する(第2工程)。
次いで、外装体120の開口から各電極リード130の端部が導出されるように、電極群110を外装体120に収容し、減圧下で電極群110に非水電解質を含浸させる(第3工程)。
最後に、外装体120の開口部分を、各リードが介在した状態で封止する(第4工程)。
第2工程には、1枚の外装体の素材を折り返した状態、あるいは、2枚の外装体の素材を積層した状態で、外周領域の一部を除いて、熱と圧力とを加えることにより、シールする工程(第1シール工程)が含まれる。また、第4工程には、外装体120の開口している外周領域の一部に、熱と圧力とを加えてシールする工程(第2シール工程)が含まれる。
この第1シール工程および第2シール工程の少なくとも一方の工程において、1つの段部を有する一対のシール用金型を用いて外周領域122をシールする。段部の形状は特に限定されず、所望の外周領域122の形状に応じて適宜設定すればよい。
シール工程の際、金型同士を対向させたときに金型の間隔がより小さい領域を、外装体120の外縁に対応させ、金型の間隔が大きい領域を外装体120のより内側に対応させる。外装体120の素材が、上記のようなラミネートフィルムである場合、外装体120の外縁に対応する位置に配置されている内面側および/または外面側の樹脂層は、熱および圧力により、外装体120の内側の領域へと流動する。これにより、薄い第1領域122aが形成されるとともに、より厚い第2領域122bが形成される。つまり、この場合、第2領域122bは、流動してきた樹脂により形成される厚い樹脂層を備える。一方、外装体120のさらに内側の領域(上記の厚い樹脂層が形成される領域よりもさらに内側の領域)には、圧力を負荷しない。これにより、第2領域122bよりも内側にある領域(第3領域122c)は、シールされ難くなるとともに、第2領域122bよりも薄く、第1領域122aよりも厚くなる。例えば、第3領域122cは、外装体120の素材2枚分の厚みと同等の厚みを備える。
外装体120の素材が、上記のような樹脂層を備えない、あるいは、薄い樹脂層を備える場合、上記樹脂層の材料を含む別体のシール部材を外装体120の外縁付近に配置した後、シールしてもよい。これにより、上記と同様に、薄い第1領域122a、より厚い第2領域122b、および、比較的薄い第3領域122cが形成される。
段部を有する金型で両側から外装体120の外縁を挟み込む方法によれば、厚みの異なる複数の領域を同時に形成できるため、生産性が高い。なお、電池100は、予め外装体の一部をカップ状に成型しておくカップ成型により製造されてもよい。生産性が高く、電池100の厚さ方向において、第3領域122cの厚みの中心面を、第2領域122bの厚みの中心面寄りに位置させることが容易である点で、段部を有する金型で両側から外装体120の外縁を挟み込む方法は、より適している。
各シール工程における加熱温度および圧力は特に限定されず、外装体120の素材に応じて適宜設定すればよい。例えば、各シール工程における加熱温度は、120~200℃であってもよく、圧力は、0.1~10MPaであってもよい。
本実施形態に係る薄型電池は、例えば、薄型電池からの電力供給により駆動される可撓性を有する電子機器に固定され、一体化されて用いられる。薄型電池と一体化される電子機器としては、例えば、生体貼付型装置もしくはウェアラブル(wearable)携帯端末、携帯電話機、音声録音再生装置、腕時計、動画および静止画撮影機、液晶ディスプレイ、電卓、ICカード、温度センサ、補聴器、感圧ブザーなどが挙げられる。生体貼付型装置としては、生体情報測定装置、イオントフォレシス経皮投薬装置などが挙げられる。
以下、本発明の実施例を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
《実施例1》
以下の手順で、一対の負極と、これらに挟まれた正極とを有する薄型電池を作製した。
(1)負極の作製
負極集電体シートとして、厚さ8μmの電解銅箔を準備した。電解銅箔の一方の表面に、負極合剤スラリーを塗布し、乾燥後、圧延して、負極活物質層を形成し、負極シートを得た。負極合剤スラリーは、負極活物質である黒鉛100質量部と、結着剤であるポリフッ化ビニリデン(PVdF)8質量部と、適量のN-メチル-2-ピロリドン(NMP)とを混合して調製した。負極活物質層の厚み(片面あたり)は54μmであった。負極シートから5mm×5mmの負極タブを有する47.5mm×18mmサイズの負極を切り出し、負極タブから活物質層を剥がして銅箔を露出させた。その後、一方の負極の負極タブの先端部分に銅製の負極リードを超音波溶接した。
(2)正極の作製
正極集電体シートとして、厚さ15μmのアルミニウム箔を準備した。アルミニウム箔の両方の表面に、正極合剤スラリーを塗布し、乾燥後、圧延して、正極活物質層を形成し、正極シートを得た。正極合剤スラリーは、正極活物質であるコバルト酸リチウム100質量部と、導電剤であるアセチレンブラック1.2質量部と、結着剤であるPVdF1.2質量部と、適量のNMPとを混合して調製した。正極活物質層の厚み(片面あたり)は37μmであった。正極シートから5mm×5mmのタブを有する45mm×16mmサイズの正極を切り出し、正極タブから活物質層を剥がしてアルミニウム箔を露出させた。その後、正極タブの先端部分にアルミニウム製の正極リードを超音波溶接した。
(3)非水電解質の調製
エチレンカーボネート(EC)およびジエチルカーボネート(DEC)を主成分とする混合溶媒に、LiPF6を溶解させて、非水電解質を調製した。
(4)電極群の作成
負極活物質層と正極活物質層とが互いに向かい合うように、一対の負極の間にセパレータを介して正極を配置し、電極群を形成した。セパレータには、49mm×18mmサイズの微多孔性ポリエチレンフィルム(厚さ15μm)を用いた。
(5)外装体の作製と電池の組み立て
外装体の素材として、2層のポリエチレン層(厚み各30μm)の間にアルミニウム箔のバリア層が介在するラミネートフィルム材(厚さ73μm)を用いた。このラミネートフィルム材を29mm×120mmの矩形に切り出し、長手方向の中央で二つ折りにした。
次に、折り曲げられたラミネートフィルム材で電極群を挟み込み、折り目の反対側から電極群の各リードを導出させた。続いて、折り目の反対側の辺を除く3辺を、段部を有するシール用金型でプレスして、電極群を収容した状態の封筒状の外装体を成形するとともに、当該3辺に第1領域、第2領域および第3領域を形成した。
封筒状の外装体120の開口から非水電解質を注液し、-650mmHgの減圧下で、上記と同型のシール用金型で開口部分をプレスして封止した。その後、薄型電池を45℃環境下でエージングし、電極群全体に非水電解質を含浸させた。最後に0.25MPaの圧力で30秒間、電池を25℃でプレスし、厚さ0.4mmの電池A1を作製した。外装体の残りの一辺にも、第1領域、第2領域および第3領域が形成されていた。
[評価]
(薄型電池の固定性)
伸縮可能な一対の固定部材を水平に対向配置し、各固定部材に放電状態の電池A1を張り付けて固定した。そして、25℃の環境下で、電池の曲率半径がR30mmになるように固定部材の両端距離を縮めた後、再び、固定部材の両端を元に戻し、電池をフラットな状態に戻した。この屈曲操作を、薄型電池が固定部材から剥離するまで繰り返した。薄型電池が剥離したときの屈曲回数を表1に示す。
(薄型電池の損傷)
薄型電池が固定部材から剥離した後、外装体に亀裂が生じているか否かを目視で確認した。結果を併せて表1に示す。
《実施例2~5、比較例1》
第1領域、第2領域および第3領域の厚みおよび幅を表1に示すようにしたこと以外、実施例1と同様に、電池A2~A5およびB1を作製し、評価した。結果を表1に示す。なお、実施例2では、正極活物質層の厚み(片面あたり)を67μm、負極活物質層の厚み(片面あたり)を97μmにした。
《比較例2》
段部を有しない金型を用いたこと以外、実施例1と同様に、電池B2を作製し、評価した。結果を表1に示す。
Figure 0007022912000001
表1に示すように、電池A1~A5では、剥離するまでの屈曲回数が多く、かつ、外装体の損傷は生じなかったのに対し、電池B1およびB2では、屈曲回数が少なく、さらに外装体の損傷も発生していた。
本発明の薄型電池は、例えば、生体貼付型装置もしくはウェアラブル携帯端末のような小型の電子機器への使用に適している。
100:薄型電池
110:電極群
120:外装体
121:内側領域
122:外周領域
122a:第1領域
122b:第2領域
122c:第3領域
122ca:薄部
130:電極リード
210:電極群
220:外装体
221:内側領域
222:外周領域

Claims (5)

  1. 電極群と、
    前記電極群に含浸された非水電解質と、
    前記電極群および前記非水電解質を密閉収納する外装体と、を含む薄型電池であって、
    前記外装体は、前記電極群の一方の主面の法線方向からみたとき、前記電極群に対向する内側領域と、前記内側領域以外の外周領域と、を備えており、
    前記外周領域は、
    前記外装体の最外周に位置する第1領域と、
    前記第1領域の内側に隣接する第2領域と、
    前記第2領域の内側に隣接する第3領域と、を備え、
    前記第1領域および前記第2領域は、封止部を形成しており、
    前記第1領域における前記薄型電池の厚みH1と、前記第2領域における前記薄型電池の厚みH2とは、H1<H2の関係を満たし、
    前記第3領域は、薄部を有し、
    前記薄部における前記薄型電池の厚みH3と前記H2とは、H3<H2の関係を満たし、
    前記厚みH1と、前記厚みH3とは、H1<H3の関係を満たし、
    前記第1領域の幅W1と前記第2領域の幅W2とはW2/W1>0.2の関係を満たす、および/または、前記第2領域の幅W2と前記第3領域の幅W3とは0.1<W2/W3<3の関係を満たす、薄型電池。
  2. 前記厚みH2と、前記内側領域における前記薄型電池の厚みH4とは、H2/H4>0.5の関係を満たす、請求項1に記載の薄型電池。
  3. 前記第3領域の前記薄部の少なくとも一部は、前記封止部を形成しない、請求項1または2に記載の薄型電池。
  4. 前記第3領域の厚み方向における中心の面は、前記第2領域の厚み方向における中心の面寄りに位置する、請求項1~のいずれか一項に記載の薄型電池。
  5. 前記内側領域における前記薄型電池の厚みH4は、2mm以下である、請求項1~のいずれか一項に記載の薄型電池。
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