JP7022909B2 - 捲回型電池 - Google Patents

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Description

本発明は、捲回型の電極群を含む電池に関し、中でも小型の捲回型電池に関する。
捲回型電池は、開口を有する電池ケースと、電池ケース内に収容された捲回型の電極群とを具備する。電極群では、極間抵抗を低減する観点から、第1電極と第2電極とがセパレータを介して緊迫状態で捲回されている。一方、電極群を電池ケースに挿入するためには、電池ケースの内容積の寸法を電極群よりも大きくする必要がある。また、各部品の寸法には不可避的なバラツキが生じるため、電池ケースの内容積の寸法に余裕を持たせる必要もある。従って、電極群が電解質を吸収した状態であっても、電池ケースと電極群との間には隙間が形成されることがある。
一方、携帯端末をはじめとする機器の進展に伴い、機器の電源である電池は、振動や落下の衝撃を受けやすくなっている。電池ケースと電極群との間に隙間がある場合、電池が大きな衝撃を受けると、電極群が電池ケース内を移動するため、電極群と外部端子とを接続するリードが切断されることがある。
そこで、特許文献1は、耐衝撃性および耐振動性に優れた電池を提供するために、発電要素とケースとの間に電解液により膨張する材料からなる緩衝材を配置することを提案している。
特開2013-77465号公報
捲回型電池において、電池ケース内に電解液を注液し、電極群に含浸させる作業の効率化を図ることは重要である。しかし、特許文献1のように、発電要素とケースとの間に電解液により膨張する材料を介在させると、電解液の移動経路が大きく制限されてしまい、電解液の注液に長い時間を要し、電池の製造コストの上昇を招く。
本発明の一側面は、開口を有する電池ケースと、前記電池ケースに収容された電極群および電解質と、前記電池ケースの前記開口を塞ぐ封口体と、前記電池ケースと前記封口体とを絶縁するガスケットと、前記電極群と前記電池ケースとの間に介在する接着剤と、を具備し、前記電極群は、第1電極と、前記第1電極とは極性が異なる第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に介在するセパレータと、を具備し、前記第1電極と前記第2電極とが前記セパレータを介して捲回されて前記電極群を形成しており、前記第1電極と前記封口体とが、第1集電リードで接続されており、前記第2電極と前記電池ケースとが、第2集電リードで接続されている、捲回型電池に関する。
本発明によれば、簡易な作業により電極群の電池ケース内での移動を制限することができるとともに、電池に大きな衝撃が加わった場合でもリードの破断を抑制することができる。
第1集電リードが接続された第1電極を概略的に示す平面図(a)およびそのIb-Ib線断面図(b)である。 第1集電リードが接続された別の第1電極を概略的に示す平面図(a)およびそのIIb-IIb線断面図(b)である。 第2集電リードが接続された第2電極を概略的に示す平面図(a)およびそのIIIb-IIIb線断面図である。 捲回前の電極群の構成を概略的に示す平面図である。 第1実施形態に係る円筒形の捲回型電池の縦断面図である。 第1実施形態に係る接着剤の配置を示す図である。 第2実施形態に係る接着剤の配置を示す図である。 第3実施形態に係る接着剤の配置を示す図である。 第4実施形態に係る接着剤の配置を示す図である。 第5実施形態に係る接着剤の配置を示す図である。
本発明の一実施形態に係る捲回型電池は、開口を有する電池ケースと、電池ケースに収容された電極群および電解質と、電池ケースの開口を塞ぐ封口体と、電池ケースと封口体とを絶縁するガスケットと、電極群と電池ケースとの間に介在する接着剤とを具備する。電極群は、第1電極と、第1電極とは極性が異なる第2電極と、第1電極と第2電極との間に介在するセパレータとを具備する。第1電極と第2電極とは、セパレータを介して捲回されて電極群を形成している。第1電極と封口体とは、第1集電リードで接続されている。第2電極と電池ケースとは、第2集電リードで接続されている。
電極群と電池ケースとを接着剤で接合するには、電極群および電池ケースの少なくとも一方に接着剤を塗布してから、電池ケースに電極群を収容すればよい。このような作業は、電池ケースと電極群との間に緩衝材を配置する作業に比べて簡易である。
電極群と電池ケースとの間に接着剤が介在することで、電極群の電池ケース内での移動が大きく抑制され、電池に大きな衝撃が加わった場合でもリードの破断が抑制される。このような効果は、電池が小型であり、電極群の質量が小さいほど大きくなる。中でも電池ケースの外径が10mm以下の円筒形電池において顕著な効果が得られる。電池ケースの外径は6mm以下がより好ましく、5mm以下もしくは3mm以下が更に好ましい。
電池が小型であるほど、電極群と電池ケースとを接合するのに必要な接着剤量を低減でき、接着剤を塗布する作業も簡易になる。接着剤は、例えば、電極群と電池ケースとの間にスポット状または線状に配置すればよい。また、接着剤は、電池ケースの底部および側壁内面の少なくとも一方と電極群との間に配置すれば十分である。具体的には、電池ケースの底部と電極群の底部側の端面との間に接着剤を配置し、もしくは電極群の周面と電池ケースの側壁内面との間に接着剤を配置すればよい。
電極群の周面と電池ケースの側壁内面との間に接着剤を配置する場合、電池ケースの底部側寄り、中央部または電池ケースの開口側寄りの領域に接着剤を配置するだけでもよい。接着剤は、電池ケースの側壁内面に、電池ケースの軸方向に沿って線状に配置することが好ましい。
電池ケースの底部と電極群の底部側の端面との間に接着剤を配置する場合、電池ケースの底部内面にラジアル方向に沿って線状に接着剤を配置することが好ましい。
接着剤は、硬化性接着剤でもよく、非硬化性接着剤でもよい。硬化性接着剤の中では、熱硬化性、湿気硬化性、硬化剤混合型(二液型)などが好ましい。非硬化性接着剤としては、溶剤揮散型、熱溶融型などが好ましい。
より具体的には、接着剤は、エポキシ樹脂または弾性材料を含むことが好ましい。弾性材料としては、ゴム材料が好ましく、天然ゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴムなどを用いることができる。これらの材料によれば、電極群と電池ケースとを適度な力で接合できる。よって、電極群の電池ケース内での移動が大きく抑制されるだけでなく、僅かな電極群の移動が許容され、電池ケースに負荷が集中しにくくなる。これにより、電池が大きな衝撃を受けた場合でも、電池ケースの変形が抑制される。ゴム材料の中では、粘着性と安定性が高いブチルゴムが特に好ましい。
なお、捲回型電池の電極群は、巻芯を用いて形成される。一般的な捲回型電池の電極群では、巻芯を抜いた後の電極群中心部の中空の空間に溶接棒が挿入され、リードが電池ケースの内底面に溶接される。一方、小型の捲回型電池では、電極群中心部の空間に溶接棒を挿入することが難しいため、リードは、電極群から電池ケースの開口側に引き出されて電池ケースの側壁内面に溶接され得る。この場合、第1集電リードは、一端部が、第1電極に接続され、他端部が、電極群の開口側の端面から引き出されて封口体の内側に接続される。第2集電リードは、一端部が、第2電極に接続され、他端部が、端面から引き出されて電池ケースの開口側の側壁内面に接続される。
電池ケースの開口側の側壁内面にリードを溶接するには、電池ケースの開口側に溶接治具を挿入するための空間が必要である。そのような空間が存在すると、使用機器の落下などによって電池に大きな衝撃が加わったときに、電極群が電池ケース内で移動しやすくなるため、リードに大きな応力が印加されやすい。例えば、電極群が電池ケースの開口側に移動すると、リードが局部的に大きな曲率で屈曲することがある。また、電池に逆方向の衝撃が加わり、電極群が電池ケースの開口から離れるように移動すると、リードに強い張力が印加される。よって、上記構造の電池は、電極群の電池ケース内での移動を抑制する要請が特に大きい。これに対し、電極群と電池ケースとの間に接着剤を介在させることで、上記構造の電池においてもリードの破断を顕著に抑制することができる。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る捲回型電池についてより詳細に説明する。ここでは、第1電極が正極であり、第2電極が負極である場合を例に説明する。
(正極)
図1は、第1集電リード(正極集電リード)が接続された第1電極(正極)の一例を概略的に示す平面図(a)およびそのIb-Ib線断面図(b)である。正極4は、正極集電体シート40と、正極集電体シート40の両面に形成された正極活物質層41とを具備する。正極集電体シート40は矩形であり、本実施形態の場合、長辺方向(図1のY方向)が捲回軸方向に一致する。Y方向における一端部(以下、第一端部)には、正極集電体シート40が露出している第一未塗工部40aが設けられている。第一未塗工部40aは、第一端部に沿って帯状に設けられる。第一未塗工部40aには、短冊状の正極集電リード24の一端部が接続されている。
一方、Y方向における他端部(以下、第二端部)には、正極集電体シート40が露出しておらず、第二端部の端面40bを除き、両面の全面に正極活物質層41が形成されている。また、正極集電体シート40の短辺方向(図1のX方向)における両端部も、それらの端面および第一未塗工部に対応する部分を除き、両方の全面が正極活物質層41で覆われている。なお、「端面」とは、集電体シートを裁断するときに形成される厚さ方向の断面に対応する。
正極集電体シート40のY方向における幅W10は、電池ケースの長さまたは電池容量に応じて選択すればよい。第一未塗工部40aの幅W11は、例えば2mm~4mmであればよい。
図2は、第1集電リード(正極集電リード)が接続された第1電極(正極)の他の例を概略的に示す平面図(a)およびそのIIb-IIb線断面図(b)である。図2では、第一未塗工部40aが絶縁層5で裏表両面から覆われている。絶縁層5は、第一端部の端面40cが覆われるように、第一端部に沿って帯状に設けられる。第一端部の端面40cが絶縁層5で覆われることで、絶縁層5は第一端部の端面40cから、僅かに張り出すことになる。これにより、第一未塗工部40aの存在による内部短絡のリスクが低減するとともに、正極集電リード24の根本が絶縁層5で固定される。
絶縁層5の第一端部の端面40cからの張り出し幅W12は、0.1m~1mmであることが好ましく、0.4mm~0.6mmであることが更に好ましい。これにより、正極集電リード24の根本を絶縁層5で固定する効果が大きくなり、かつ電極群の第一方向の長さの不要な増大を避けることができる。
絶縁層5は、第一未塗工部40aの両面の合計面積の70%以上を被覆することが好ましく、第一未塗工部40aの90%以上が絶縁層5で被覆されることが更に好ましい。
絶縁層5は、絶縁性の樹脂成分を含む粘着剤で形成することが好ましく、例えばゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ウレタン系粘着剤などを用いることができる。絶縁層5として、絶縁テープを用いてもよい。絶縁テープを用いると、第一未塗工部40aを絶縁層で被覆する作業が容易となる。絶縁テープは、絶縁シート(基材フィルム)と、絶縁シートの一方の面に設けられた粘着層とを有する。絶縁シートには、例えば、ポリプロピレン製フィルムが用いられる。絶縁層5の厚さは、正極活物質層の厚さの20%~50%であることが好ましい。
円筒形電池がリチウムイオン電池である場合、正極集電体シート40には、例えばアルミニウム、アルミニウム合金などの金属箔が好ましく使用される。正極集電体シート40の厚さは、特に限定されないが、10μm~20μmが好ましい。
正極活物質層41は、正極活物質を含み、任意成分として結着剤、導電剤などを含む。リチウムイオン二次電池の正極活物質としては、リチウム含有複合酸化物が好ましく、例えばLiCoO2、LiNiO2、LiMn24などが用いられる。正極活物質層の厚さは、特に限定されないが、70μm~130μmが好ましい。
正極集電リード24には、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ニッケル合金、鉄、ステンレス鋼などが用いられる。正極集電リード24の厚さは、例えば20μm~80μmが好ましい。正極集電リード24の形状は、電池ケースの外径が10mm以下の円筒形である場合、幅0.5mm~3mm、長さ3mm~10mmの短冊状であることが好ましい。
(負極)
図3は、第2集電リード(負極集電リード)が接続された第2電極(負極)を概略的に示す平面図(a)およびそのIIIb-IIIb線断面図である。負極2は、負極集電体シート20と、負極集電体シート20の両面に形成された負極活物質層21とを具備する。負極集電体シート20は、X方向の長さが正極集電体シート40よりも大きく設定された矩形である。負極集電体シート20のX方向における一端部(以下、第一端部)には、負極集電体シートが露出している第二未塗工部20aが設けられている。第二未塗工部20aは、当該第一端部に沿って帯状に設けられる。第二未塗工部20aには、短冊状の負極集電リード22の一端部が溶接により接続されている。
負極集電体シート20のX方向における他端部(以下、第二端部)にも、負極集電体シート20が露出している第三未塗工部20bが帯状に設けられている。このような負極集電体シート20の露出部は、負極活物質層の剥離を抑制するために設けられる。
負極集電体シート20のY方向における両端部は、各端部の端面20c、20d、第二未塗工部20a、第三未塗工部20bに対応する部分を除き、負極活物質層21で覆われている。これにより、正極活物質層41と負極活物質層21との対向面積を十分に大きくすることができる。
第二未塗工部20aの幅W21は、負極集電体シート20のX方向における幅W20の0.7%~50%であることが好ましい。一方、第三未塗工部20bの幅W22は、幅W20の0.7%~10%であればよい。第三未塗工部20bは存在しなくてもよい。第二未塗工部20a、第三未塗工部20bの裏面には、その少なくとも一部に負極活物質層が形成されていてもよい。あるいは、第二未塗工部20a、第三未塗工部20bの裏面は、表面と同様に、負極集電体シートが露出する未塗工部であってもよい。
円筒形電池がリチウムイオン電池である場合、負極集電体シート20には、例えばステンレス鋼、ニッケル、銅、銅合金、アルミニウムなどの金属箔が好ましく使用される。負極集電体シート20の厚さは、特に限定されないが、5μm~20μmが好ましい。
負極活物質層21は、負極活物質を含み、任意成分として結着剤、導電剤などを含む。リチウムイオン電池の負極活物質としては、金属リチウム、珪素合金、炭素材料(黒鉛、ハードカーボンなど)、珪素化合物、錫化合物、チタン酸リチウム化合物などが用いられる。負極活物質層の厚さは、特に限定されないが、70μm~150μmが好ましい。
負極集電リード22には、ニッケル、ニッケル合金、鉄、ステンレス鋼、銅、銅合金などが用いられる。負極集電リード22の厚さは、20μm~80μmが好ましい。負極集電リード22の形状は、金属缶が直径10mm以下の円筒型である場合、例えば幅0.5mm~3mm、長さ9mm~15mmの短冊状であることが好ましい。
図3では、第二未塗工部20aと負極集電リード22との接続部分が、固定用絶縁テープ54で覆われている。固定用絶縁テープ54は、捲回後の電極群の最外周を固定するものである。これにより、負極集電リード22と負極集電体シート20との接続部分の強度を確保しやすくなる。
図4は、捲回前の電極群の構成を概略的に示す平面図である。図示例では、セパレータ6を中心に、セパレータ6の左側かつ背面側に正極4が配置され、セパレータ6の右側かつ表面側に負極2が配置されている。正極活物質層41の捲回軸方向(Y方向)における幅W13は、負極活物質層21のY方向における幅W23より僅かに小さく、正極活物質層41が完全に負極活物質層21と重複するように正極4と負極2とが積層される。このような正極4、セパレータ6および負極2の積層体が、巻芯50を中心として捲回され、電極群が構成される。
セパレータ6のY方向における両端部は、正極4および負極2の対応する端部よりも突出している。これにより、内部短絡のリスクが更に低減する。また、第一端部の端面40cは、負極集電体シート20の端面20cよりも突出している。上記位置関係では、負極集電体シート20の端面20cの位置が、正極集電体シート40の第一未塗工部40aを被覆する絶縁層5と対向することとなり、負極集電体シートの端面による内部短絡のリスクが大きく低減する。なお、図示例では、Y方向の正極集電リード24が突出する側で、絶縁層5のY方向の端部がセパレータ6の対応する端部よりも突出しているが、これに限定されない。
負極2のX方向における一端部(第二未塗工部20a)は、セパレータ6から張り出している。張り出した部分は、固定用絶縁テープ54を介して電池ケースの側壁内面と対向する。
図5は、本発明の第1実施形態に係る円筒形の捲回型電池の縦断面図である。正極4と負極2は、セパレータ6を介して捲回されて電極群を形成している。電極群は、電解質(図示せず)とともに有底円筒形の電池ケース8と、電池ケース8の開口を封口する封口体12とで形成される空間に密閉されている。巻芯50を抜き取った後の電極群の捲回軸の近傍には中空部18が形成される。電池ケース8の開口端部は、ガスケット16を介して封口体12の周縁に加締められる。図示例では、封口体12の周縁に絶縁性リング部材30が配置され、電池ケース8と封口体12との絶縁が担保されている。
負極集電リード22および正極集電リード24は、いずれも電池ケース8の開口側に配置される。すなわち、正極集電リード24は、一端部が、正極4に接続され、他端部が、電極群の開口側の端面から引き出されて封口体12の内側に接続されている。一方、負極集電リード22は、一端部が、負極2に接続され、他端部が、電極群の開口側の端面から引き出されて、電池ケース8の開口側の側壁内面に抵抗溶接により接続されている。電池ケース8の底面の外面は負極端子10となり、封口体12の外面は正極端子14となる。なお、図5では、固定用絶縁テープ54は省略している。
上記構造の場合、正極集電リード24を封口体12の内面に接続する作業や、封口体12で電池ケース8の開口を塞ぐ作業を行うためには、正極集電リード24が所定のリード長さを有する必要がある、よって、正極集電リード24は、屈曲された状態で、電池ケース8内の空間に収容される。
一方、負極集電リード22を電池ケース8の側壁内面に溶接するには、抵抗溶接を行うための溶接用電極を開口から電池ケース8内に挿入する必要がある。よって、電池ケース8の開口側に、溶接用電極を挿入するための空間が設けられる。通常、抵抗溶接を行なう溶接治具は、一対の溶接用電極を具備している。一方の溶接用電極は、開口から電池ケース8内に挿入され、これに対向するように他方の溶接用電極が開口端部の外側に配置される。一対の溶接用電極によって電池ケース8の開口端部が第2集電リードとともに挟み込まれる。この状態で溶接用電極間に電流を流すことで、負極集電リード22と電池ケース8とが溶接される。
負極集電リード22は、電池ケース8の側壁内面に溶接されるため、電極群の端面からの負極集電リード22の突出長さは短くてよい。そのため、負極集電リード22は、ほとんど屈曲することなく、電極群の最外周と電池ケース8の側壁とで狭まれるように電池ケース8内に収容されている。
負極集電リード22と電池ケース8とが溶接された後、電池ケース8の開口側の空間には絶縁筒体28が配置される。なお、絶縁筒体28はガスケット16と一体化させてもよい。正極集電リード24は、絶縁筒体28の中空部を通って封口体12の内面まで導出される。
絶縁筒体28により、電池ケース8に対する電極群の移動は概ね制限されている。ただし、絶縁筒体28や電極群などの寸法にはバラツキがある。よって、絶縁筒体28と電極群との間および電池ケース8と電極群との間には隙間が形成される。これに対し、電池ケース8に対する電極群の移動を抑制するために、電池ケース8の底部と当該底部側の電極群の端面との間には、ブチルゴムのような接着剤27が配置され、電池ケース8と電極群とを接着している。
接着剤27は、電極群の底部側の端面の全体もしくは電池ケース8の底部内面の全体に設けてもよいが、電池ケース8と電極群とを適度な力で接合する観点からは、限定された領域に設けることが好ましい。例えば、電池ケース8の内空間を軸方向から見た投影面積Sの1%~50%に相当する面積に接着剤が付着していればよい。
図6に、接着剤27が塗布された電池ケース8を開口側から見た平面図(a)およびそのb-b線断面図(b)を示す。図6では、接着剤27は、電池ケース8の底部内面に線状に塗布されており、中央部からラジアル方向に延びている。ただし、接着剤27の塗布形状は特に限定されず、例えば、1つ以上のスポット状に配置してもよい。接着剤27の塗布幅(ラジアル方向に対して垂直な方向の幅)もしくはスポット径は、例えば0.1mm~4.8mmであればよい。
接着剤の塗布方法は、特に限定されないが、スタンプ方式、ディスペンス方式などが挙げられ、複数方式を併用してもよい。例えば、ディスペンス方式で変性ブチル系ゴム溶液を塗布する場合、電池ケースの側壁内面もしくは電極群の周面の所定範囲に所定量の粘度調整された溶液を塗布すればよい。スタンプ方式の場合、所定量の変性ブチル系ゴム溶液を所定のシート上にディスペンス方式で滴下した後、シート上で溶液の溶媒を蒸発させ、適正粘性となったゴム材料を転写棒でピックアップして、電池ケースの側壁内面もしくは電極群の周面に塗布してもよい。
次に、図7~10を参照しながら接着剤の配置のバリエーションについて説明する。
図7は、第2実施形態に係る接着剤27が塗布された電池ケース8を開口側から見た平面図(a)およびそのb-b線断面図(b)を示す。図8は、第3実施形態に係る接着剤27が塗布された電池ケース8を開口側から見た平面図(a)およびそのb-b線断面図(b)を示す。図9は、第4実施形態に係る接着剤27が塗布された電池ケース8を開口側から見た平面図(a)およびそのb-b線断面図(b)を示す。これらの実施形態では、いずれも接着剤27が、電極群の周面と電池ケース8の側壁内面との間に配置されている。
図7、8では、接着剤27が、電池ケース8の軸方向に沿って線状に塗布されている。このように軸方向に沿って線状に配置された接着剤は、電池ケース8に対する電極群の当該軸方向に沿った移動を抑制するのに効果的である。
電池ケース8の軸方向に沿って接着剤を配置する場合でも、必ずしも線状に接着剤を塗布する必要はない。図9に示すように、接着剤27を、電池ケース8の軸方向に沿って複数スポット状に配置してもよい。
電池ケース8と電極群とを適度な力で接合する観点から、接着剤27は電池ケース8の側壁内面もしくは電極群の周面の限定的な領域に配置することが好ましい。例えば、電池ケース8の軸方向における電池の高さHが15~65mmであるとき、図7では、電池ケース8の開口側寄りに幅0.5mm~1mm、高さ1.5mm~35mmの線状の接着剤を配置することが好ましい。図8では、電池ケース8の高さ方向における中央部に図7と同等以上のサイズ(例えば幅0.5mm~1.5mm、高さ1.5mm~35mm)の線状の接着剤を配置することが好ましい。また、電池高さをHとするとき、線状の接着剤の高さは、0.02H~0.5Hとすることが好ましい。図9では、電池ケース8の底部側寄りの幅0.5mm~1.5mm、高さ1.5mm~6mmの帯状領域に複数のスポット状の接着剤を配置することが好ましい。
上記実施形態では、接着剤を電池ケースに塗布する場合のバリエーションを示したが、電極群に接着剤を塗布してもよい。図10は、第5実施形態に係る接着剤27が塗布された電極群をリード引き出し側から見た平面図(a)およびそのb-b線断面図(b)を示す。この場合にも、幅0.5mm~1mm、高さ1.5mm~35mmの線状の接着剤を配置すればよい。
(セパレータ)
セパレータ6には、例えば、樹脂製の微多孔膜、不織布が挙げられる。樹脂としては、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、および/またはポリイミド樹脂などが例示できる。セパレータの厚さは、好ましくは5~40μmもしくは5~30μmである。
(電解質)
電解質は、電池の種類に応じて適宜選択できる。電解質は、溶媒と、溶媒に溶解した溶質(支持塩)を含んでいる。電解質は、液状であってもよく、ゲル状であってもよい。例えば、リチウムイオン二次電池では、支持塩(またはリチウム塩)としては、フッ素含有酸のリチウム塩[ヘキサフルオロリン酸リチウム(LiPF6)、テトラフルオロ硼酸リチウム(LiBF4)、トリフルオロメタンスルホン酸リチウム(LiCF3SO3)など]などが使用される。溶媒としては、非水溶媒が使用される。非水溶媒としては、例えば、プロピレンカーボネート(PC)、エチレンカーボネート(EC)などの環状カーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート(EMC)などの鎖状カーボネート、鎖状エーテル、環状エーテル、ラクトンなどが挙げられる。電解質における支持塩の濃度は、特に制限されず、例えば、0.5~2mol/Lである。
(電池ケース)
電池ケース8は、開口を有する有底円筒形である。電池ケース8の底部の厚さ(最大厚さ)は、例えば0.08~0.2mm、好ましくは0.09~0.15mmである。電池ケースの側壁の厚さ(最大厚さ)は、例えば0.08~0.2mm、好ましくは0.08~0.15mmである。
電池ケース8は、金属缶であることが好ましい。電池ケース8を構成する材料としては、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、鉄合金(ステンレス鋼を含む)などが例示できる。電池ケースには、必要に応じてニッケルなどのめっき処理を施してもよい。
(封口体)
封口板の形状は、特に制限されず、円盤状または円盤の中央部が厚さ方向に突出した形状(ハット状)などが例示できる。封口体の材質としては、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、鉄合金(ステンレス鋼を含む)などが例示できる。
以下、本発明を実施例および比較例に基づいて具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
以下の手順に従って、円筒形リチウムイオン二次電池を作製した。
(1)正極の作製
正極活物質としてニッケル酸リチウム100質量部、導電剤としてアセチレンブラック4質量部、および結着剤としてポリフッ化ビニリデン(PVdF)4質量部に、分散媒としてNMPを加えて混合することにより、正極合剤スラリーを調製した。正極合剤スラリーを正極集電体としてのアルミニウム箔(厚さ15μm)の両面に塗布し、乾燥後、厚さ方向に圧縮することにより、正極活物質層を形成し、正極(厚さ0.14mm)を得た。正極には、正極の幅方向に沿って正極活物質層を有さない第一未塗工部を設け、リボン状のアルミニウム製の正極集電リード(幅1.0mm、厚さ50μm)の一端部を第一未塗工部に接続した。その後、第一未塗工部に絶縁性の粘着テープを貼り付けて絶縁層を形成した。
(2)負極の作製
負極活物質として人造黒鉛粉末100質量部、結着剤としてスチレン-メタクリル酸-ブタジエン共重合体1質量部、増粘剤としてカルボキシメチルセルロース(CMC)1質量部を混合し、得られた混合物を、脱イオン水に分散させることにより、負極合剤スラリーを調製した。負極集電体としての銅箔(厚さ10μm)の両面に、負極合剤スラリーを塗布し、乾燥後、厚さ方向に圧縮することにより、負極活物質層を形成し、負極(厚さ0.15mm)を得た。負極の電極群における最外周に相当する部分には、両面に負極活物質層を有さない第二未塗工部を形成した。第二未塗工部にはリボン状のニッケル製負極リード(幅1.5mm、厚さ50μm)の一端部を接続した。
(3)電極群の作製
帯状のセパレータを、巻芯(直径0.8mmの円柱状)のスリット部に挟み込み、スリット部で折り曲げて二枚重ねた状態にした。正極と負極との間にセパレータが介在した状態となるように、セパレータと、正極と、負極とを重ね合わせ、正極活物質層と負極活物質層とを対向させた。この状態で、巻芯を中心にして、正極、負極およびセパレータを捲回して電極群を形成した。その後、巻芯を抜き取り、巻き終わり端部に巻止めテープを貼り付けて電極群を固定した。電極群の端面(電池ケース内で開口側に位置する端面)から正極集電リードおよび負極集電リードを延出させた。
(4)非水電解質の調製
ECとEMCとを1:1の質量比で含む混合溶媒に、LiPF6を溶解させることにより、非水電解質を調製した。非水電解質中のLiPF6の濃度は1.0mol/Lとした。
(5)円筒形電池の作製
ニッケルめっき鉄板から形成された、開口を有する有底円筒形の電池ケースを2種類準備した。一方は、外径φ3.51~3.63mmの電池ケースAであり、他方は外径φ4.54~4.66mmの電池ケースBである。各電池ケースの底部内面に接着剤としてブチルゴムを塗布した。ブチルゴムの塗布形状は、幅0.5~1mmの線状であり、中央部からラジアル方向に沿って電池ケースの内径の1/2の長さで塗布した。その後、電極群を電池ケース内に挿入し、負極集電リードの他端部を、電池ケースの側壁内面に抵抗溶接により接続した。電極群の開口側の端面上に、ガスケットと一体の絶縁筒体を配置し、電極群から引き出した正極リードの他端部を絶縁筒体およびガスケットの孔部を通して封口体の内面に接続した。電池ケース内に非水電解質を所定量注液した後、封口体で電池ケースの開口を封口し、ガスケットの周縁部に電池ケースの開口端部をかしめた。このようにして、公称容量15mAh、高さ20mmの電池A1(電池ケースAを使用)および公称容量50mAh、高さ35mmの電池B1(電池ケースBを使用)を得た。同様の電池A1、B1を合計3個ずつ作製した。
[評価]
得られた電池を電極群の捲回軸が鉛直方向で、かつ電池ケースの開口側が下向きとなるように、高さ1mの位置から地面に10回落下させた。次いで、開口側が上向きとなるように電池の向きを反転させ、上記と同様に5回落下させた。これを1セットとして繰り返し、負極集電リードが破断するまでの合計セット数(N:3個の平均)を確認した。
(実施例2)
電池ケースの底部内面に対向する電極群の端面の全面に接着剤としてブチルゴムを塗布したこと以外、実施例1と同様に電池A2(電池ケースAを使用)、B2(電池ケースBを使用)を作製し、評価した。
(実施例3)
電池ケースの底部内面の全面に接着剤として二液型エポキシ樹脂を含む接着剤を塗布したこと以外、実施例2と同様に電池A3(電池ケースAを使用)、B3(電池ケースBを使用)を作製し、評価した。
(比較例1)
接着剤を用いなかったこと以外、実施例1と同様に電池AR(電池ケースAを使用)、BR(電池ケースBを使用)を作製し、評価した。
Figure 0007022909000001
表1に示すように、実施例1、2、3の場合、落下を30セット繰り返しても、負極集電リードの破断は生じなかった。ただし、実施例1、2では確認できなかったが、実施例3では、電極群が過度に強固に電池ケースに接合されたためか、僅かに電池ケースの端部に変形が見られた。
本発明の実施形態によれば、捲回型電池が落下した場合でも集電リードの破断が抑制され、電池の高い品質を確保することができる。上記捲回型電池は、各種携帯電子機器の電源として好適に用いることができる。
2:負極、4:正極、5:絶縁層、6:セパレータ、8:電池ケース、10:負極端子、12:封口体、14:正極端子、16:ガスケット、18:中空部、20:負極集電体シート、20a:第二未塗工部、20b:第三未塗工部、20c,20d:端面、21:負極活物質層、22:負極集電リード、24:正極集電リード、26:溶接点、27:接着剤、28:絶縁筒体、30:リング部材、40:正極集電体シート、41:正極活物質層、40a:第一未塗工部、40b:第二端部の端面、40c:第一端部の端面、50:巻芯、54 固定用絶縁テープ

Claims (7)

  1. 開口を有する外径が10mm以下の円筒形の電池ケースと、
    前記電池ケースに収容された電極群および電解質と、
    前記電池ケースの前記開口を塞ぐ封口体と、
    前記電池ケースと前記封口体とを絶縁するガスケットと、
    前記電極群と前記電池ケースとの間に介在する接着剤と、を具備し、
    前記接着剤が、前記電池ケースの側壁内面に、前記電池ケースの軸方向に沿って線状に配置されているか、または、前記電池ケースの底部内面に、ラジアル方向に沿って線状に配置されており、
    前記電極群は、第1電極と、前記第1電極とは極性が異なる第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に介在するセパレータと、を具備し、前記第1電極と前記第2電極とが前記セパレータを介して捲回されて前記電極群を形成しており、
    前記第1電極と前記封口体とが、第1集電リードで接続されており、
    前記第2電極と前記電池ケースとが、第2集電リードで接続されており、
    前記第2集電リードは、一端部が、前記第2電極に接続され、他端部が、前記電極群の前記開口側の端面から引き出されて前記電池ケースの前記開口側の側壁内面に接続され、
    前記第1集電リードは、一端部が、前記第1電極に接続され、他端部が、前記端面から引き出されている、捲回型電池。
  2. 前記第1集電リードの他端部が、前記封口体の内側に接続されている、請求項1に記載の捲回型電池。
  3. 前記接着剤が、前記電池ケースの底部と、前記電極群の前記底部側の端面との間に配置されている、請求項1または2に記載の捲回型電池。
  4. 前記接着剤が、前記電極群の周面と、前記電池ケースの側壁内面との間に配置されている、請求項1または2に記載の捲回型電池。
  5. 前記接着剤が、前記電極群の周面の前記電池ケースの底部側寄りに配置されている、請求項4に記載の捲回型電池。
  6. 前記接着剤が、エポキシ樹脂または弾性材料を含む、請求項1~のいずれか1項に記載の捲回型電池。
  7. 前記弾性材料が、ゴム材料である、請求項に記載の捲回型電池。
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