JP7022417B2 - 給湯器用のリモートコントローラ装置及び給湯器用のリモートコントローラシステム - Google Patents

給湯器用のリモートコントローラ装置及び給湯器用のリモートコントローラシステム Download PDF

Info

Publication number
JP7022417B2
JP7022417B2 JP2017173307A JP2017173307A JP7022417B2 JP 7022417 B2 JP7022417 B2 JP 7022417B2 JP 2017173307 A JP2017173307 A JP 2017173307A JP 2017173307 A JP2017173307 A JP 2017173307A JP 7022417 B2 JP7022417 B2 JP 7022417B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remote controller
unit
notification
information
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017173307A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019050491A (ja
Inventor
安司 纐纈
一男 中村
慎吾 森元
武司 横山
Original Assignee
株式会社パロマ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社パロマ filed Critical 株式会社パロマ
Priority to JP2017173307A priority Critical patent/JP7022417B2/ja
Publication of JP2019050491A publication Critical patent/JP2019050491A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7022417B2 publication Critical patent/JP7022417B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明は、給湯器用のリモートコントローラ装置及び給湯器用のリモートコントローラシステムに関するものである。
給湯器システムでは、台所や浴室などに設置されたリモートコントローラによって各種機能を実行するような方式が採用されている。例えば、台所や浴室などの壁面に固定される形態でリモートコントローラが設置され、ユーザがそのリモートコントローラを操作することで給湯温度、ふろ温度、音声通話、自動湯張り、追い焚きなどの様々な機能を実行し得るようになっている。この種の給湯器システムでは、タブレット端末などの携帯型情報処理端末を給湯器用のリモートコントローラとして用いる技術も提案されている。例えば、特許文献1で開示された風呂給湯器では、携帯型情報処理端末に風呂給湯器用のアプリケーションプログラム(風呂給湯器アプリ)がインストールされており、所定の音声メッセージを出力させる際に、出力先の携帯型情報処理端末で風呂給湯器アプリが未起動であったり、バックグラウンドで動作したりしている場合は、風呂給湯器アプリをフォアグランドに移行させて音声メッセージを出力させる。
特開2016-205710号公報
ところで、この種のシステムを導入した場合、入浴しながら動画を再生したり、ネットサーフィンを行ったりすることが可能となるため、ユーザが情報処理端末の使用に熱中しやすく、情報処理端末の使用時間は長くなりやすい。しかし、情報処理端末の使用時間が長くなると、ユーザの体調に異変が生じやすくなるため、そのような事態も想定した装置構成が望まれる。
情報処理端末の使用中に体調不良が生じた場合、歩くことが難しい場合もあり、声の届く範囲に人がいない場合もあり得る。このような場合、情報処理端末を操作してメール連絡などを行うことで外部に報知することも考えられるが、情報処理端末を用いて外部に連絡する操作が煩雑になるような場合には、迅速な報知が難しい。また、情報処理端末自体の故障や通信状態の悪化などにより、情報処理端末を用いた報知が不能になる場合もあり得る。このような状況が想定されるため、情報処理端末を操作しなくても、外部に報知を行い得る構成が望まれる。
本発明は、上述した課題の少なくとも一つを解決するためになされたものであり、情報処理端末を保持装置から取り外して使用することが可能であり、且つ、情報処理端末を操作しなくても外部装置に対して報知動作を行い得る給湯器用のリモートコントローラ装置を実現することを目的とするものである。
本発明の一つの例である給湯器用のリモートコントローラ装置は、
タッチパネルが設けられてなる表示装置と、前記表示装置の表示状態をリモートコントローラ画像が表示される第1表示状態とリモートコントローラ画像が表示されない第2表示状態とに切り替える表示制御部と、前記第1表示状態のときに前記タッチパネルに対して給湯器への指示を入力する指示操作がなされた場合に当該指示操作に基づくコマンドを送信する遠隔指示部と、を備えた情報処理端末と、
前記情報処理端末を着脱可能に保持する保持部と、所定操作が行われる部位である操作部と、を備えた保持装置と、
前記操作部に対して前記所定操作がなされた場合に、外部装置に対して所定の報知動作を行う報知制御部と、
を有する。
本発明の一つの例である給湯器用のリモートコントローラシステムは、
給湯器用のリモートコントローラ装置と、
前記リモートコントローラ装置と通信可能な外部装置と、
を含んだ給湯器用のリモートコントローラシステムであって、
前記リモートコントローラ装置は、
タッチパネルが設けられてなる表示装置と、前記表示装置の表示状態をリモートコントローラ画像が表示される第1表示状態とリモートコントローラ画像が表示されない第2表示状態とに切り替える表示制御部と、前記第1表示状態のときに前記タッチパネルに対して給湯器への指示を入力する指示操作がなされた場合に当該指示操作に基づくコマンドを送信する遠隔指示部と、を備えた情報処理端末と、
前記情報処理端末を着脱可能に保持する保持部と、所定操作が行われる部位である操作部と、を備えた保持装置と、
前記操作部に対して前記所定操作がなされた場合に、前記外部装置に対して所定の報知動作を行う報知制御部と、
を有し、
前記外部装置は、前記報知制御部によって前記報知動作が行われた場合に、所定の警報を発する。
本発明の一つである給湯器用のリモートコントローラ装置は、情報処理端末に対して煩雑な操作を行わなくても、保持装置に設けられた操作部に対して所定操作を行えば、外部装置に対して所定の報知動作を行うことができる。このように動作するため、報知の迅速化及び省力化を図ることができ、外部装置に対して迅速に報知することが望まれる場合や外部装置の設置場所までユーザが直接行くことが難しい場合において報知が必要となる場合に特に有利になる。
本発明の一つである給湯器用のリモートコントローラシステムは、上記リモートコントローラ装置と同様の効果を奏する。
実施例1の給湯システムを概念的に示す説明図である。 実施例1の給湯システムの給湯器内の構成を具体的に示す説明図である。 実施例1の給湯システムの電気的構成を簡略的に示すブロック図である。 実施例1の給湯システムにおけるリモートコントローラ装置を概略的に示す斜視図である。 図4のリモートコントローラ装置の情報処理端末にリモートコントローラ画像が表示された例を示す説明図である。 図4のリモートコントローラ装置の情報処理端末にリモートコントローラ画像以外の画像が表示された例を示す説明図である。 図4のリモートコントローラ装置の保持装置を概略的に示す斜視図である。 保持装置の電気的構成等を具体的に例示するブロック図である。 登録部に連絡先(報知動作の対象)を登録する例を示す説明図である。
本発明の好ましい形態を以下に例示する。
操作部は、保持部に組み込まれた押しボタンとして構成されていてもよい。報知制御部は、押しボタンが押された場合に外部装置に対して報知動作を行うように機能してもよい。
このようにすれば、ユーザは押しボタンを押すという簡単な操作で、外部装置に対して報知を行うことができる。
報知制御部は、操作部に対して所定操作がなされた場合に、当該リモートコントローラ装置とは別装置として構成されるとともに給湯器を操作する装置として構成された他のリモートコントローラ装置に対して報知動作を行うように機能してもよい。
このようにすれば、ユーザが操作部に対して所定操作を行った場合に、その所定操作が行われたリモートコントローラとは異なる場所に配置されたもう一つのリモートコントローラを利用して報知を行うことができる。
報知制御部は、操作部に対して所定操作がなされた場合に、当該リモートコントローラ装置と外部装置との間を通話可能状態とするように機能してもよい。
このようにすれば、外部装置の近くにいる人との通話が可能となり、より具体的な情報伝達が可能となる。
上記リモートコントローラ装置は、報知動作を行う対象を登録する登録部を備えていてもよい。報知制御部は、操作部に対して所定操作がなされた場合に、登録部に登録された1又は複数の外部装置に対して報知動作を行うように機能してもよい。
このようにすれば、操作部に対して所定操作がなされた場合に、事前登録された外部装置に対して報知を行うことができる。ユーザは、報知を望む外部装置を予め登録しておけば、ユーザ又は関係者が報知の必要性を感じて操作部を操作した場合に、望んだ外部装置に連絡することができる。
<実施例1>
以下、実施例1について、図面を参照して説明する。
(基本構成)
図1、図2等で示す給湯システム1は、浴槽への給湯機能と浴槽内の水の加熱機能とを備えた風呂・給湯システムとして構成され、主として、給湯器1Aと、給湯器1Aを遠隔操作するための給湯器用のリモートコントローラ装置100,101(以下、単にリモートコントローラ装置100,101ともいう)とを備えている。本構成では、2つの給湯器用のリモートコントローラ装置100,101によって給湯器用のリモートコントローラシステムが構成されている。
図2のように、給湯器1Aは、主として、給湯側回路2と、風呂側回路3とを備える。
給湯側回路2は、入水管12、出湯管10、ガスバーナ4、熱交換器6(一次熱交換器7、二次熱交換器8)などを備えており、外部から供給された水道水を加熱し出湯させる経路として機能する。風呂側回路3は、ガスバーナ54(風呂バーナ)、熱交換器56(風呂側熱交換器)、配管66、循環ポンプ62、サーミスタ64,65などを備え、風呂の追い焚き等に利用される。給湯側回路2では、二次熱交換器8の入口に入水管12が接続され、入水管12にはサーミスタ25と水量センサ34とが設けられている。入水管12の下流側には、二次熱交換器8の伝熱管8aが接続され、その下流側には伝熱管8aと一次熱交換器7の伝熱管7aとを連結する配管20が接続される。配管20に連結された構成で伝熱管7aが接続され、一次熱交換器7の出口には出湯管10が接続されている。出湯管10にはサーミスタ26が設けられている。一次熱交換器7は、伝熱管7a内を通る水に対してガスバーナ4で発生した燃焼排気に含まれる燃焼熱を伝熱し、顕熱の熱エネルギーを通水に伝達する。二次熱交換器8は、伝熱管8a内を通る水に対し、ガスバーナ4で発生した燃焼排気が一次熱交換器7を通過した後の燃焼熱を伝熱し、潜熱の熱エネルギーを通水に伝達する。バイパス路14は、入水管12と出湯管10との間をバイパスし、その内部にはバイパス弁32が設けられている。入水管12において、バイパス路14が連結する分岐位置よりも上流側には、通水量制御弁33が設けられている。ガスバーナ4へのガスの供給を行うガス管40には、上流側からガス元電磁弁42、給湯ガス比例制御弁44、各ガスバーナ4への分岐管ごとの給湯切替電磁弁46,46・・が夫々設けられている。ファン48は、燃焼用空気を各ガスバーナ4(給湯バーナ)及びガスバーナ54(風呂バーナ)へ供給する。ガスバーナ54(風呂バーナ)に接続されるガス管からの分岐管には、切替電磁弁53が設けられている。
風呂側回路3において、配管66は、浴槽60側からの水を熱交換器56側へと導く往き配管67と、熱交換器56側からの水を浴槽60側へと導く戻り配管68と、これらに連結されて熱交換器56内を通る中間配管69とを備える。熱交換器56は、風呂一次熱交換器57と風呂二次熱交換器58とを備え、配管66を通る水に対してガスバーナ54(風呂バーナ)での燃焼によって生じた燃焼熱を伝達する。循環ポンプ62は、配管66内の水を流動させる。配管66には、出湯管10から分岐された落とし込み管70が接続され、落とし込み管70には、給湯用電磁弁72及び落とし込み水量センサ74が設けられている。落とし込み管70に設けられた給湯用電磁弁72を開弁させることで、給湯側回路2で加熱された湯を浴槽60へ供給することが可能となっている。
図2、図3で示すように、給湯器1Aには、制御装置としてのコントローラ22が設けられている。図3のように、コントローラ22には、例えば、公知のマイクロコンピュータ等として構成される制御装置22Aと、公知の半導体メモリ等として構成されるメモリ22Bと、外部との通信を行うためのインタフェースとして構成される通信部22Cとが設けられている。コントローラ22は、給湯側回路2や風呂側回路3に設けられた様々なセンサからの信号を取得可能に構成されており、給湯側回路2や風呂側回路3に設けられた様々なアクチュエータを制御し得る構成となっている。図2のように、コントローラ22には、複数のリモートコントローラ(リモートコントローラ装置100、101)がコントローラ22と通信し得る構成で接続されている。リモートコントローラ装置100は、浴室内に設けられる第1リモートコントローラであり、リモートコントローラ装置101は、浴室とは異なる場所(例えば台所等)に設けられる第2リモートコントローラである。
(リモートコントローラ装置の構成)
次に、浴室内に設けられるリモートコントローラ装置100の構成を詳述する。なお、
リモートコントローラ装置101は、リモートコントローラ装置100と同様の構成となっていてもよく、リモートコントローラ装置100とは異なる構成(公知の台所用リモートコントローラの構成)であってもよい。図4で示すように、リモートコントローラ装置100は、タッチパネル式の表示装置122を備えた情報処理端末110と、所定の位置に設置される保持装置130とを備える。情報処理端末110は、図4のように保持装置130に保持され得るものであり、図5、図6のような外観をなす。保持装置130は、図4のように情報処理端末110を保持し得るものであり、図7のような外観をなす。
図3のように、情報処理端末110は、制御装置112、二次電池114、受電部174、第1無線通信部118、第2無線通信部120、表示装置122、記憶部124、音声装置126などを備える。情報処理端末110は、図5、図6のような外観をなし、図5のようにリモートコントローラとしての機能を実現することもでき、図6のようにリモートコントローラ以外の機能を実現することもできるようになっている。情報処理端末110は、防水性を有するタブレット端末として構成されており、例えば、給電についても端子を露出させない給電方式(例えば電磁誘導方式、磁気共鳴方式、マイクロ波放電方式などの公知の非接触給電方式)を採用しており、通信についても端子を露出させない通信方式(例えば公知の無線通信方式)を採用している。なお、外部に金属端子が全く露出していない構成であることが望ましいが、一部に金属端子が露出した構成であってもよい。本構成では、例えば、保持装置130に設けられた送電部172において送電制御部172Bが送電コイル172Aに対して送電動作(例えば、所定の通電動作)を行っているときに、情報処理端末110に設けられた受電部174の受電コイル174Aが送電コイル172Aに近接していると、送電コイル172Aにおいて電流が発生するように非接触給電がなされる。充電制御部174B及び制御装置112は、このように発生する電流に基づき、二次電池114に充電電流を供給する充電動作を行い得る。なお、充電に関する構成や充電動作の具体例については後に詳述する。
図3の構成において、制御装置112は、CPUなどの公知の演算装置、又はCPUと他の周辺回路とによって構成されており、様々な制御や演算を行い得る。二次電池114は、充放電可能な公知の電池であり、例えば、リチウムイオン電池などを好適に用いることができる。受電部174は、受電コイル174Aと充電制御部174Bとを備え、受電コイル174Aで生じた電力に基づき、二次電池114に供給する充電電流を生成し得る。
第1無線通信部118は、公知の第1無線通信方式により、保持装置130との間で(具体的には、無線通信部138との間で)無線通信を行い得る。第1無線通信方式は、情報処理端末110と外部装置180との間で行われる後述の第2無線通信方式とは異なる無線通信方式であり、例えば、Bluetooth(登録商標)などの公知の近距離無線通信規格に従った通信方式が採用される。第1無線通信部118は、例えば、表示装置122にリモートコントローラ画像(後述)が表示された状態で、タッチパネル122Aに対して操作がなされた場合に、操作に応じた動作指示情報を送信するように機能する。
第2無線通信部120は、無線通信装置の一例に相当し、図1に示す外部装置180との間で公知の第2無線通信方式に従った無線通信を行い得る。第2無線通信方式は、例えば、Wi-Fi(登録商標)などの無線LAN規格に従った通信方式が採用される。外部装置180は、例えば、アクセスポイントとして構成され、インターネット網などの図示しない公衆ネットワークと通信可能に接続されており、第2無線通信部120は、外部装置180を介してインターネット網に接続可能となっている。なお、外部装置180は、第2無線通信方式で情報処理端末110と通信しうる装置であればよく、常設された通信装置であっても、携帯型の通信装置であってもよく、複数の通信装置が対象であってもよい。
表示装置122は、公知のタッチパネル式の表示装置であり、液晶表示装置又はその他の画像表示装置として構成される表示部122Bと、この表示部122Bの前方を覆うように配置される透明性のタッチパネル122Aとを有してなる。表示部122Bは、様々な画像を表示し得る装置であればよく、公知の様々な画像表示装置を採用し得る。また、タッチパネル122Aは、表示部122Bの画像を外部から視認可能な構成で表示部122Bを覆う構成であればよく、公知の様々なタッチパネルを採用し得る。記憶部124は、情報を記憶し得る装置であれば良く、例えば、ROM、RAM、不揮発性メモリなどの公知の半導体記憶装置を複数種類設けた構成とすることができる。音声装置126は、音声を発する装置であればよく、例えば、スピーカーやブザーなどの公知の音声装置を採用することができる。
図3、図4のように、保持装置130は、制御装置132、電源部134、送電部172、無線通信部138、表示部140、伝送部142、保持部150などを備える。
制御装置132は、マイクロコンピュータなどの公知の演算装置、又はマイクロコンピュータと他の周辺回路とによって構成されており、様々な制御や演算を行い得る。電源部134は、電源電圧を生成する公知の電源回路などによって構成され、例えば外部の商用電源からの電力供給に基づき、保持装置130内の各電気部品に供給する動作電圧を生成する。送電部172は、送電コイル172Aと送電制御部172Bとを備え、受電部174との間で公知の非接触電力伝送方式による電力伝送を行い得る。無線通信部138は、上述した第1無線通信方式(例えば、Bluetooth(登録商標)などの公知の近距離無線通信規格に従った通信方式など)で無線通信を行い得る通信装置であり、少なくとも情報処理端末110側の第1無線通信部118と第1無線通信方式で無線通信を行い得る。無線通信部138は、第1無線通信部118から動作指示情報が無線送信された場合に、この動作指示情報を受信する。表示部140は、1又は複数のランプや画像表示装置などによって構成されており、制御装置132によって表示内容が制御され得る。伝送部142は、有線方式で通信を行う通信装置として構成されている。具体的には、例えば、伝送部142と給湯器1Aのコントローラ22とが1又は複数の通信線24によって電気的に接続されており、伝送部142は、この通信線24を介しコントローラ22に情報を伝送するように構成されている。例えば、伝送部142は、無線通信部138が第1無線通信部118から動作指示情報を受信した場合に、動作指示情報又は動作指示情報に対応する対応情報を給湯器1Aに伝送するように機能する。伝送部142は、コントローラ22からの情報を、通信線24を介して受信する機能も備える。
保持装置130は、図7のような外観をなし、例えば、浴室の壁部に固定される形態で設置されるようになっており、具体的には、保持部150が浴室の壁部に固定される。保持部150は、情報処理端末110を保持する部分であり、載置部152、背面側配置部160、側部対向部155,156、前面側対向部158などを備える。保持部150において、載置部152、背面側配置部160、側部対向部155,156、前面側対向部158は、例えば樹脂部材によって構成されている。
背面側配置部160は、図4のような保持状態のときに情報処理端末110の背面側に配置される部分であり、例えば、箱状に構成されるとともに後端部側が浴室の壁部に固定される形態をなす。図7で示す背面側配置部160の内部には、保持装置130を構成する電気部品(図3で示す制御装置132、送電部172、無線通信部138等)が収容される。背面側配置部160の前面部160Aは、図4のような保持状態のときに情報処理端末110の背面部(裏面部)と対向し、情報処理端末110の背面部を後方側から支持する。側部対向部155,156は、背面側配置部160の左右両端部付近からそれぞれが前方側に延出した構成で背面側配置部160及び載置部152と一体的に設けられており、図4のような保持状態のときに情報処理端末110の各側部(具体的には、各側部の下半分程度)と対向するとともに情報処理端末110の左右方向の移動を規制し、情報処理端末110が保持部150から左右方向に離脱することを防止する。前面側対向部158は、載置部152及び側部対向部155,156と一体的に設けられ、図4のような保持状態のときに情報処理端末110の前面部(タッチパネル122A側の外面部)の一部と対向して配置される。前面側対向部158のうち、左右に設けられた離脱防止部158A,158Bは、図4のような保持状態のときに情報処理端末110の左右縁部且つ下半分付近と前後に対向し、情報処理端末110が保持部150から前側に離脱することを防止する。前面側対向部158のうち、下端部に設けられた離脱防止部158Cは、図4のような保持状態のときに情報処理端末110の下端縁部と前後に対向し、情報処理端末110が保持部150から前側に離脱することを防止する。
図7で示す載置部152は、情報処理端末110が載置される部分であり、背面側配置部160の下端部付近から前方側に延出した構成で背面側配置部160と一体的に設けられている。載置部152は、図4のような保持状態のときに情報処理端末110の端部を下方側から支持するように機能する。図7のように載置部152には、情報処理端末110を載置する載置面側から下方側に水を抜くための水抜き孔154が複数形成されており、載置面上に水が貯留した場合にその水が水抜き孔154を介して下方側に抜けやすくなっている。
(リモートコントローラ装置の動作)
リモートコントローラ装置100では、保持部150に情報処理端末110が保持されている状態(保持状態)であるか否かを制御装置112が判定する。具体的には、制御装置112は、保持部150に情報処理端末110が保持されているときに生じる特定状態を検出する機能を有する。例えば、制御装置112は、送電部172と受電部174との間の非接触給電によって受電部174で電流が生成されるようになった状態(特定状態)を検出した場合に、保持状態であると判定し、受電部174で電流が生成されていない場合に、保持状態でない(保持が解除された解除状態である)と判定する。なお、電磁誘導方式、磁気共鳴方式、マイクロ波放電方式などの公知の非接触給電方式のいずれを採用する場合でも、受電部174を構成する受電コイル174Aにおいて所定値以上の電流又は電圧が発生した状態を特定状態とすることができ、制御装置112は、このような特定状態を検出した場合に「保持状態」と判定する。なお、受電部174を構成する受電コイル174Aにおいて所定値以上の電流又は電圧が一定時間以上検出されなくなった場合に「保持状態」ではない(「解除状態」である)と判定してもよい。このような判定方法を採用する場合、保持装置130側では、送電部172によって連続的に又は間欠的に給電動作(送電コイル172Aに電流を流す動作)を行うようになっていることが望ましい。
制御装置112は、表示制御部の一例に相当し、表示装置122の表示状態をリモートコントローラ画像が表示される第1表示状態とリモートコントローラ画像以外の画像が表示される第2表示状態とに切り替える制御を行い得る。具体的には、制御装置112は、「保持状態である」と判定した場合(保持部150に情報処理端末110が保持されている場合)、動作モードを第1表示モード(表示装置122に表示する待機画像をリモートコントローラ画像とする表示モード)に切り替える。一方、制御装置112は、「保持状態でない」と判定した場合(保持部150に情報処理端末が保持されていない場合)、動作モードを第2表示モード(リモートコントローラ画像の表示を解除してリモートコントローラ画像以外の画像を表示する表示モード)に切り替える。例えば、リモートコントローラ装置100が図1のような離脱状態から図4のような保持状態に切り替わった場合、制御装置112によって「保持状態」が検出され、制御装置112は、動作モードを図5のようなリモートコントローラ画像を表示するモード(第1表示モード)とし、表示装置122にリモートコントローラ画像を表示する。なお、第1表示モードは、待機画像としてリモートコントローラ画像を表示するモードであればよく、第1表示モードにおいて待機画像は常に表示されていても、表示されていなくてもよい。例えば、一定時間操作がない場合に待機画像(リモートコントローラ画像)の表示を停止させて省電力モードとし、何らかの操作があった場合に再び待機画像(リモートコントローラ画像)を表示させるようなモードとなっていてもよい。また、「リモートコントローラ画像」は、給湯器1Aを遠隔操作するための複数の操作部(操作ボタンなど)の画像を含んだ画像であり、情報処理端末110では、それら操作部が表示されているときにいずれか1又は複数の操作部を選択する所定操作(例えば、操作部が表示されている領域のタッチパネル表面部を接触する操作)がなされた場合に、選択された操作部及び所定操作に対応する指示を給湯器に与えるように動作する。
表示装置122の表示状態のうち、第1表示モードのときの表示状態、即ち、図5のようにリモートコントローラ画像102が表示されている状態が第1表示状態である。図5のように、リモートコントローラ画像102は、給湯器1Aを操作するための様々な表示ボタンの画像(ボタン画像)や、給湯器1Aの状態を示す様々な画像(状態画像)を含んだ画像となっている。リモートコントローラ画像102に含まれる状態画像としては、図5のように、給湯器1Aで設定された給湯温度を示す画像や、給湯器1Aで設定されたふろ温度を示す画像、時刻を示す画像、各種設定状態を示す画像などが表示される。
本構成では、給湯器1Aに設けられた通信部22Cが給湯器側送信部として機能し、当該給湯器1Aの状態を示す給湯器情報を保持装置130に対し通信線24を介して有線送信するように機能する。給湯器情報を送信するタイミングは様々であり、定期的に送信してもよく、何らかの条件が成立した場合(例えば、情報処理端末110が保持装置130に保持されていることが確認できる場合など)に送信してもよい。給湯器情報としては、給湯器1Aで設定された各種情報(設定された給湯温度の情報、設定されたふろ温度の情報、設定されたふろ湯量の情報、など)が挙げられる。保持装置130において、第1無線通信部118は保持装置側無線送信部の一例に相当し、通信部22Cから給湯器情報が有線送信された場合、この給湯器情報に基づき、給湯器1Aの状態を示す情報を情報処理端末110に無線送信する。給湯器1Aの状態を示す情報は、通信部22Cから有線送信された給湯器情報であってもよく、給湯器情報を加工した情報(例えば、給湯温度、ふろ温度、ふろ湯量の増減値、前回からの変更の有無等の情報)や、給湯器情報のうちの一部であってもよい。情報処理端末110は、第1無線通信部118から無線送信された「給湯器1Aの状態を示す情報」を受信した場合、その情報に応じた表示を行う。例えば、第1無線通信部118から、給湯器1Aで設定された給湯温度、ふろ温度、ふろ湯量などを特定し得る情報を受信した場合、図5のように、表示装置122に給湯器1Aで設定された給湯温度、ふろ温度、ふろ湯量などを表示する。
リモートコントローラ画像102に含まれる操作部画像(ボタン画像)としては、図5のように、運転切替ボタンの画像104A、通話ボタンの画像104B、追い焚き指示ボタンの画像104C、自動湯張り指示ボタンの画像104D、優先切替ボタンの画像104Eなどが表示される。これら以外にも、給湯温度切替ボタンの画像、ふろ温度切替ボタンの画像、メニューボタンの画像、確定ボタンの画像、湯量切替ボタンの画像、保温時間切替ボタンの画像、たし湯指示ボタンの画像、さし水指示ボタンの画像、エコモード切替ボタンの画像、タイマ設定ボタンの画像などが表示される。
制御装置112及び第1無線通信部118は、遠隔指示部の一例に相当し、図5のように表示装置122にリモートコントローラ画像102が表示された状態(第1表示状態)のときにタッチパネル122Aに対して給湯器1Aへの指示を入力する指示操作がなされた場合に、当該指示操作に基づくコマンドを給湯器1Aに向けて送信(具体的には、給湯器1Aへ情報を伝送する際の中継装置となる無線通信部138に無線送信)するように機能する。情報処理端末110では、リモートコントローラ画像102に含まれる複数の画像を用いた複数の操作が規定されており、それら複数の操作の各々に対応するようにコマンド(動作指示情報)が対応付けられ、対応データが図示しないメモリなどに記憶されている。図5のようにリモートコントローラ画像102が表示された状態で、タッチパネル122Aに表示される1又は複数の画像に対して操作(画像が表示された領域の表面部(外面部)に接触する操作)がなされた場合、制御装置112は、その操作に対応するコマンド(動作指示情報)を対応データに基づいて特定する。そして、制御装置112及び第1無線通信部118は、特定されたコマンド(動作指示情報)を無線通信部138に無線送信する。一方、保持装置130は、中継装置として機能し、無線送信された情報を受信する無線通信部138と、給湯器1Aに情報を伝送する伝送部142とを備える。保持装置130側では、無線通信部138がコマンド(動作指示情報)を受信した場合、制御装置132は、そのコマンド(動作指示情報)又はそのコマンドを特定し得る対応情報を伝送部142によってコントローラ22に伝送するように制御を行う。
具体的には、リモートコントローラ画像102が表示された状態で、図5で示すボタン画像のいずれかの位置でタッチパネル122Aを接触する操作がなされた場合、制御装置112は、その接触位置で表示されるボタン画像(接触された部分に覆われたエリアで表示されるボタン画像)を認識し、そのボタン画像に対応するコマンド(動作指示情報)を第1無線通信部118によって無線通信部138に無線送信する。例えば、ユーザにより、追い焚き指示ボタンの画像104Cが表示される位置(具体的には、タッチパネル122Aにおける画像104Cの表示側の表面部)でタッチパネル122Aに接触する操作がなされた場合、制御装置112は、その接触位置で表示される追い焚き指示ボタンの画像104Cを認識し、制御装置112及び第1無線通信部118は、そのボタン画像に対応するコマンド(例えば、追い焚きを指示するコマンド)を動作指示情報として無線通信部138に無線送信する。これに応じて、伝送部142からそのコマンド(例えば、追い焚きを指示するコマンド)、又はそのコマンドを特定し得る対応情報がコントローラ22に送信される。同様に、自動湯張り指示ボタンの画像104Dの位置でタッチパネル122Aに接触する操作がなされた場合、制御装置112は、その接触位置で表示される自動湯張り指示ボタンの画像104Dを認識し、制御装置112及び第1無線通信部118は、そのボタン画像に対応するコマンド(例えば、自動湯張りを指示するコマンド)、又はそのコマンドを特定し得る対応情報を動作指示情報として無線通信部138に無線送信する。これに応じて、伝送部142からそのコマンド(例えば、自動湯張りを指示するコマンド)、又はそのコマンドを特定し得る対応情報がコントローラ22に送信される。コントローラ22は、保持装置130の伝送部142からコマンド(又は対応情報)を受信した場合、そのコマンド(又は対応情報)に従い、そのコマンド(又は対応情報)で特定される動作を給湯器1Aに行わせる。例えば、コントローラ22は、コマンド又は対応情報として追い焚きを指示するコマンドを受信した場合、公知の方法で追い焚きを実行するように給湯器1Aを制御する。同様に、コントローラ22は、コマンド又は対応情報として自動湯張りを指示するコマンドを受信した場合、公知の方法で自動湯張りを実行するように給湯器1Aを制御する。
なお、図4のように情報処理端末110が保持状態となっているときには、図3で示す充電部170によって充電がなされる。充電部170は、情報処理端末110が保持状態のときに保持装置130側の電力に基づいて情報処理端末110を充電するように機能する。具体的には、充電部170は、保持装置130に設けられた送電部172と、情報処理端末110に設けられた受電部174とによって構成され、送電部172と受電部174との間で非接触給電を行うように動作する。非接触給電の方式としては、例えば公知の電磁誘導方式で給電を行うようになっており、送電制御部172Bの制御によって送電コイル172Aに電流を流すことで磁束を発生させ、この磁束に応じて受電コイル174Aに電流を流すようになっている。充電制御部174Bは、受電コイル174Aで発生した電流に基づき、二次電池114に充電電流を供給する。充電制御部174Bによって二次電池114に充電電流を供給する充電動作は、例えば、情報処理端末110が保持状態のときに二次電池114の充電電圧(出力電圧)が所定の満充電電圧に到達するまで行うようにすればよい。
一方、制御装置112は、情報処理端末110が図4のような保持状態から図1のような離脱状態に切り替わった場合、上述した判定方法に基づいて「保持状態」ではないと判定し、第2表示モードで表示を行う。制御装置112が第2表示モードで表示を行う場合の待機画像は特に限定されず、例えば、図6のような第2の待機画像とすることができる。図6では、情報処理端末110が保持装置130から取り外されたことにより、リモートコントローラ画像102が表示された待機画像(図5)から複数のアイコン画像106が表示された待機画像(第2の待機画像)に切り替わった表示状態を示している。なお、図6では、一部のアイコン画像106のみを部分的に示しているが、アイコン画像の数、サイズ、レイアウト等は特に限定されない。各アイコン画像106は、各アプリケーションプログラムを起動させるための画像であり、各アイコン画像106が表示された位置で所定操作(例えば、いずれかのアイコン画像が表示された領域の表面部に指を接触させる操作)がなされた場合に、操作位置に表示されたアイコン画像に対応したアプリケーションプログラムが起動するようになっている。アプリケーションプログラムの種類は様々であり、動画や音楽を再生するプログラムであってもよく、インターネット上の各サイトにアクセスし得るブラウザなどであってもよく、電子メールやSNSなどのアプリケーションプログラムであってもよい。
図3で示す保持装置130は、具体的には、図8のように構成することができ、制御装置132及び外部連絡部139は、報知制御部の一例として機能する。外部連絡部139は、報知対象となる外部装置(例えば、他のリモートコントローラ装置101)と公知の無線通信方式(Bluetooth(登録商標)方式、その他の公知の無線LAN通信など)で無線通信を行い得る無線通信装置として機能するものであってもよく、報知対象となる外部装置(例えば、他のリモートコントローラ装置101)と通信線を介した有線通信方式で通信を行い得る通信装置として機能するものであってもよく、外部装置と有線方式又は無線方式で通話可能な状態とする通話装置として機能するものであってもよく、これら1又は複数の機能を有していてもよい。制御装置132及び外部連絡部139は、操作部136に対して所定操作がなされた場合に、外部装置(例えば、他のリモートコントローラ装置101)に対して所定の報知動作を行うように動作する。図1、図3、図7等で示す例では、操作部136は、保持部150に組み込まれた押しボタンとして構成されており、制御装置132及び外部連絡部139(報知制御部)は、この押しボタン(操作部136)が押された場合に、リモートコントローラ装置100以外の外部装置に対して報知動作を行う。この例では、他のリモートコントローラ装置101(リモートコントローラ装置100とは別装置として構成されるとともに給湯器1Aを操作する装置として構成された他のリモートコントローラ装置)が外部装置の一例に相当し、報知動作を行う対象の装置となっている。
制御装置132及び外部連絡部139によって外部装置(例えば、他のリモートコントローラ装置101)に対して行う報知動作は、外部装置に向けて直接又は他の装置を介して間接的に所定の報知情報を送信する動作とすることができる。操作部136が操作されたことに応じて制御装置132及び外部連絡部139によって他のリモートコントローラ装置101に報知情報を送信する場合、例えば、公知の無線通信方式で無線通信を行い、保持装置130から他のリモートコントローラ装置101に対して無線通信又は有線通信によって報知情報を送信してもよく、所定コマンド(報知情報を他のリモートコントローラ装置101に送信することを指示するコマンド)を給湯器1Aに送信し、給湯器1Aがこの所定コマンドを受けて報知情報を他のリモートコントローラ装置101に送信するように動作してもよい。また、報知情報は、警報動作を指示するコマンドであってもよく、他の管理装置(管理会社が管理する装置など)に電子メールや電話連絡などを指示するコマンドであってもよい。
外部装置の一例に相当するリモートコントローラ装置101は、制御装置132及び外部連絡部139(報知制御部)によって報知動作が行われた場合(具体的には、操作部136が操作されたことに応じて制御装置132及び外部連絡部139によってなされた報知動作に基づいて送信された上述の報知情報を受信した場合)に、所定の警報を発するように動作してもよい。この場合、リモートコントローラ装置101は、所定のブザー音や所定のメロディなどを発するように警報を行ってもよく、所定のランプを点灯或いは点滅させるような警報を行ってもよく、バイブレータなどを振動させるような警報を行ってもよく、「浴室を確認してください」「救助ボタンが押されました」などのメッセージを表示画面で表示したり音声で発するように警報を行ってもよい。
また、制御装置132及び外部連絡部139(報知制御部)は、操作部136に対して所定操作(例えば押圧操作)がなされた場合に、保持装置130と外部装置(例えばリモートコントローラ装置101)との間を通話可能状態(保持装置130に設けられた図示しないマイクで集音された音声がリモートコントローラ装置101に設けられた図示しないスピーカで発せられ、リモートコントローラ装置101に設けられた図示しないマイクで集音された音声が保持装置130に設けられた図示しないスピーカで発せられる状態)としてもよい。
次に、本構成の効果を例示する。
上述した給湯器用のリモートコントローラ装置100は、情報処理端末110に対して煩雑な操作を行わなくても、保持装置130に設けられた操作部136に対して所定操作を行えば、外部装置(例えば、他のリモートコントローラ装置101)に対して所定の報知動作を行うことができる。このように動作するため、報知の迅速化及び省力化を図ることができ、外部装置に対して迅速に報知することが望まれる場合や外部装置の設置場所までユーザが直接行くことが難しい場合において報知が必要となる場合に特に有利になる。
操作部136は、保持部150に組み込まれた押しボタンとして構成されている。報知制御部は、押しボタン(操作部136)が押された場合に外部装置に対して報知動作を行うように機能する。このようにすれば、ユーザは押しボタンを押すという簡単な操作で、外部装置に対して報知を行うことができる。仮に、情報処理端末110だけを用いて同様の報知動作を行おうとした場合、報知動作行うタイミングで情報処理端末110が省電力モードになっていたり通信不良などが生じていたりする場合なども想定される。或いは、ユーザの手が濡れていたり、タッチパネルの表面状態が悪くなっていたりして、ユーザの操作が感度良く伝達されない場合も想定される。このような場合には簡単な操作で迅速に報知を行うことが難しくなる懸念がある。これに対し、本構成では、操作部136を押すという簡単な操作で、しかも、情報処理端末110の影響を受けにくい形で報知動作を迅速に行うことができる。
また、上記構成によれば、ユーザが操作部136に対して所定操作を行った場合に、その所定操作が行われたリモートコントローラ装置100とは異なる場所に配置されたもう一つのリモートコントローラ装置101を利用して報知を行うことができる。よって、リモートコントローラ装置101を、給湯器1Aを操作する装置として使用するとともに、緊急時等において保持装置130から報知を受ける装置としても使用することができる。
報知制御部に相当する制御装置132は、操作部136に対して所定操作(例えば押圧操作)がなされた場合に、リモートコントローラ装置101と外部装置(例えば、リモートコントローラ装置101)との間を通話可能状態とするように機能する。このようにすれば、緊急時などに操作部136を操作した場合に、外部装置の近くにいる人との通話が可能となり、より具体的な情報伝達が可能となる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような例も本発明の技術的範囲に含まれる。
実施例1で説明した充電部170はあくまで一例であり、上述した実施例又は上述した実施例を変更したいずれの例においても、他の非接触給電方式を採用してもよい。例えば、磁気共鳴方式、マイクロ波放電方式などを採用してもよい。或いは、非接触給電でなくてもよく、例えば、情報処理端末110を保持装置130に載置したときに情報処理端末110に設けられた端子と保持装置130に設けられた端子とが接触状態となり、これらの端子を介して保持装置130から情報処理端末110に電力が供給される方式などであってもよい。
実施例1で説明した保持部150はあくまで一例であり、上述した実施例又は上述した実施例を変更したいずれの例においても、保持部150は、浴室の壁部に固定される構成に限定されない。浴室の所定位置に載置される構成であってもよく、浴室外に設置される構成であってもよい。
実施例1では、アクセスポイントとして構成される外部装置180を例示したが、情報処理端末110と第2無線通信方式(例えば、Wi-Fi通信方式)で無線通信し得る外部装置であればよく、その数や通信範囲も限定されない。
実施例1では、制御装置112が「保持状態」を判定する判定方法の一例を説明したが、上述した判定方法に限定されない。例えば、載置部152などに公知の近接センサ、圧力センサ、押圧スイッチなどを設け、近接センサ、圧力センサ、押圧スイッチなどによって近接検知信号、圧力上昇信号、押圧検知信号などが生成された場合に、制御装置112が「保持状態」と判定し、そうでない場合に「保持状態」ではない判定してもよい。例えば、情報処理端末110と保持装置130のいずれか一方側において保持状態(図4のように情報処理端末110が保持装置130において所定の正規姿勢で保持された状態)のときに他方側に近接する位置に永久磁石を配置し、他方側において保持状態のときにその永久磁石に近接する位置に磁気を検知し得る磁気センサを配置してもよい。そして、磁気センサが永久磁石の磁気を検知した場合に「保持状態」と判定し、そうでない場合には「保持状態」と判定しないようにしてもよい。或いは、情報処理端末110と保持装置130のいずれか一方側において保持状態のときに他方側の一部に接触する位置に第1の金属端子を配置し、他方側において保持状態のときにその第1の金属端子に接触する位置に第2の金属端子を配置してもよい。そして、第1の金属端子と第2の金属端子とが接触状態となった場合に「保持状態」と判定し、そうでない場合には「保持状態」と判定しないようにしてもよい。端子同士が接触状態であるか否かを判定する回路は、公知の様々な回路を採用できる。或いは、情報処理端末110と保持装置130のいずれか一方側に、保持状態のときに他方側の一部に接触する位置に凸部を形成し、他方側に、保持状態のときにその凸部に接触する位置にボタンスイッチなどの押圧検知部(所定位置が押圧された場合に押圧検知信号を発生させ、所定位置が押圧されていない場合に押圧検知信号を発生させない電気部品)を配置し、保持状態のときには一方側の凸部が他方側の押圧検知部を押圧することで押圧検知部から押圧検知信号が出力され、保持状態でないときには押圧検知部から押圧検知信号が出力されないようにしてもよい。この場合、押圧検知部から押圧検知信号が発生した場合に「保持状態」と判定し、そうでない場合には「保持状態」と判定しないようにすればよい。
実施例1では、非接触給電方式を採用する場合の各構成及び保持状態の判定方法の一例を説明したが、接触給電方式を採用する場合には、情報処理端末110側に複数の第1端子を設け、保持装置130側に複数の第2端子を設け、保持状態のときに複数の第1端子と複数の第2端子とがそれぞれ個別に接触するように構成すればよい。そして、これら端子を介して保持装置130側から情報処理端末110側に充電電流が供給されるようにすればよい。この場合、制御装置112は、複数の第1端子のいずれかに所定電圧以上の充電電圧が印加された場合を保持状態と判定してもよい。或いは、第1端子を介して所定値以上の充電電流が流れる場合を保持状態と判定してもよい。
実施例1では、主に、他のリモートコントローラ装置101に対して報知動作を行う例を示したが、この例に限定されない。例えば、予め定められた管理装置(例えば、管理会社のコンピュータ等)や個人の情報機器(携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなど)を外部装置とし、このような外部装置に対してインターネット回線を介した通信方式や無線LAN通信方式などによって報知情報を送信してもよく、このような外部装置とリモートコントローラ装置100との間を通話可能な状態としてもよい。図8では、他のリモートコントローラ装置101だけでなく、その他の複数の外部装置201,202が設けられた例を示しているが、これら外部装置201,202を、上述の管理装置や個人所有又は法人所有の情報機器などとしてもよい。そして、操作部136に対して所定操作がなされたときに制御装置132及び外部連絡部139によって外部装置201,202に対して報知情報を送信し得るようになっていてもよい。制御装置132及び外部連絡部139が外部装置201,202に報知情報を送信する場合、電子メールやアプリケーションプログラム(SNS、ショートメールなど、情報伝達可能なアプリケーションプログラム)などの情報伝達方式で外部装置201,202に伝達してもよい。或いは、外部連絡部139に通話機能を付加し、外部装置201又は外部装置202と保持装置130との間を通話可能な状態としてもよい。
リモートコントローラ装置101は、報知動作を行う対象を登録する登録部を備えていてもよい。図8の例では、保持装置130内に記憶部144が設けられ、この記憶部144を登録部として機能させ、図9のような登録情報を記憶しておくことができる。図9の登録情報は、操作部136が押されたときに報知情報を送信する送信先を特定する情報(例えば、送信先のメールアドレス)を含んでおり、制御装置132は、操作部136に対して所定操作(例えば押圧操作)がなされた場合に、登録された送信先(例えば、登録されたメールアドレス)に対して所定の報知情報(操作部136が押されたことを特定し得る情報)を送信するように報知動作を行ってもよい。このように制御装置132が、登録部に登録された1又は複数の外部装置(記憶部144(登録部)にメールアドレスが記憶され、このメールアドレスのメールを受信し得る各外部装置)に対して報知動作を行うように機能する。このようにすれば、操作部136に対して所定操作がなされた場合に、事前登録された外部装置に対して報知を行うことができる。ユーザは、報知を望む外部装置を予め登録しておけば、ユーザ又は関係者が報知の必要性を感じて操作部を操作した場合に、望んだ外部装置に連絡することができる。なお、このような連絡方法(登録されたメールアドレスに報知情報を送信する報知動作)に限定されるわけではなく、操作部136が押された場合にリモートコントローラ装置100から登録された電話番号に自動的に電話をかけるようにし、電話をかけた相手が電話に出た場合に通話状態としてもよい。或いは、登録された電話番号に自動的に電話をかけ、「緊急連絡がありました」等の自動音声メッセージを登録された電話番号の機器(電話機等)に発するようにしてもよい。
上述の例では操作部136が操作された場合に、保持装置130と外部装置との間を通話可能な状態とする例を示したが、操作部136が操作された場合に、情報処理端末110と外部装置との間を通話可能な状態としてもよく、情報処理端末110から外部装置に対して電子メール等の方式で報知情報を送信してもよい。例えば、操作部136が押圧操作された場合に、保持装置130から情報処理端末110に対して予め定められた電話番号に電話することを指示するコマンドを送信し、情報処理端末110がこのコマンドを受信したときに予め定められた電話番号に電話するように動作してもよい。或いは、操作部136が押圧操作された場合に、保持装置130から情報処理端末110に対して予め定められたアドレスに報知情報を送信することを指示するコマンドを送信し、情報処理端末110がこのコマンドを受信したときに予め定められたアドレスに電子メールなどの方法で報知情報を送信するように動作してもよい。
上述した例では、操作部136が押しボタンとして構成された例を示したが、左右に傾倒する操作レバーなどとして構成されていてもよく、回転式、スライド式の操作部として構成されていてもよく、タッチパネルなどとして構成されていてもよい。
1…給湯システム、1A…給湯器、100…給湯器用のリモートコントローラ装置、101…リモートコントローラ装置(外部装置)、110…情報処理端末、112…制御装置(表示制御部、遠隔指示部)、118…第1無線送信部(遠隔指示部)、122A…タッチパネル、130…保持装置、132…制御装置(報知制御部)、136…操作部、150…保持部、

Claims (5)

  1. タッチパネルが設けられてなる表示装置と、前記表示装置の表示状態をリモートコントローラ画像が表示される第1表示状態と前記リモートコントローラ画像が表示されない第2表示状態とに切り替える表示制御部と、前記第1表示状態のときに前記タッチパネルに対して給湯器への指示を入力する指示操作がなされた場合に当該指示操作に基づくコマンドを送信する遠隔指示部と、を備えた情報処理端末と、
    前記情報処理端末を着脱可能に保持する保持部と、所定操作が行われる部位である操作部と、を備えた保持装置と、
    前記操作部に対して前記所定操作がなされた場合に、外部装置に対して所定の報知動作を行う報知制御部と、
    報知情報を送信する送信先を特定する情報又は電話番号を含む登録情報を記憶する登録部と、
    を有し、
    前記リモートコントローラ画像は、通話ボタンの画像を含み、
    前記外部装置は、当該リモートコントローラ装置以外の装置であって且つ前記給湯器を遠隔操作するための他のリモートコントローラ以外の装置であり、
    前記報知制御部は、前記操作部に対して前記所定操作がなされた場合に、前記報知動作として、前記登録部に登録された前記送信先に対して前記報知情報を送信する動作、又は、前記登録部に登録された前記電話番号に自動的に電話をかける動作を行う
    給湯器用のリモートコントローラ装置。
  2. 前記操作部は、前記保持部に組み込まれた押しボタンとして構成され、
    前記報知制御部は、前記押しボタンが押された場合に前記外部装置に対して前記報知動作を行う請求項1に記載の給湯器用のリモートコントローラ装置。
  3. 前記送信先を特定する情報は、メールアドレスを含み、
    前記登録部は、前記操作部に対して前記所定操作がなされた場合に、インターネット回線を介して前記メールアドレスに前記報知情報を送信する
    請求項1又は請求項2に記載のリモートコントローラ装置。
  4. 給湯器用のリモートコントローラ装置と、
    前記リモートコントローラ装置と通信可能な外部装置と、
    を含んだ給湯器用のリモートコントローラシステムであって、
    前記リモートコントローラ装置は、
    タッチパネルが設けられてなる表示装置と、前記表示装置の表示状態をリモートコントローラ画像が表示される第1表示状態と前記リモートコントローラ画像が表示されない第2表示状態とに切り替える表示制御部と、前記第1表示状態のときに前記タッチパネルに対して給湯器への指示を入力する指示操作がなされた場合に当該指示操作に基づくコマンドを送信する遠隔指示部と、を備えた情報処理端末と、
    前記情報処理端末を着脱可能に保持する保持部と、所定操作が行われる部位である操作部と、を備えた保持装置と、
    前記操作部に対して前記所定操作がなされた場合に、前記外部装置に対して所定の報知動作を行う報知制御部と、
    報知情報を送信する送信先を特定する情報又は電話番号を含む登録情報を記憶する登録部と、
    を有し、
    前記リモートコントローラ画像は、通話ボタンの画像を含み、
    前記外部装置は、当該リモートコントローラ装置以外の装置であって且つ前記給湯器を遠隔操作するための他のリモートコントローラ以外の装置であり、
    前記報知制御部は、前記操作部に対して前記所定操作がなされた場合に、前記報知動作として、前記登録部に登録された前記送信先に対して前記報知情報を送信する動作、又は、前記登録部に登録された前記電話番号に自動的に電話をかける動作を行い、
    前記外部装置は、前記報知制御部によって前記報知動作が行われた場合に、所定の警報を発する給湯器用のリモートコントローラシステム。
  5. 前記送信先を特定する情報は、メールアドレスを含み、
    前記登録部は、前記操作部に対して前記所定操作がなされた場合に、インターネット回線を介して前記メールアドレスに前記報知情報を送信する
    請求項4に記載の給湯器用のリモートコントローラシステム。
JP2017173307A 2017-09-08 2017-09-08 給湯器用のリモートコントローラ装置及び給湯器用のリモートコントローラシステム Active JP7022417B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017173307A JP7022417B2 (ja) 2017-09-08 2017-09-08 給湯器用のリモートコントローラ装置及び給湯器用のリモートコントローラシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017173307A JP7022417B2 (ja) 2017-09-08 2017-09-08 給湯器用のリモートコントローラ装置及び給湯器用のリモートコントローラシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019050491A JP2019050491A (ja) 2019-03-28
JP7022417B2 true JP7022417B2 (ja) 2022-02-18

Family

ID=65905855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017173307A Active JP7022417B2 (ja) 2017-09-08 2017-09-08 給湯器用のリモートコントローラ装置及び給湯器用のリモートコントローラシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7022417B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015026916A (ja) 2013-07-24 2015-02-05 株式会社ノーリツ 給湯システム
JP2016205710A (ja) 2015-04-22 2016-12-08 株式会社ガスター 風呂給湯器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015026916A (ja) 2013-07-24 2015-02-05 株式会社ノーリツ 給湯システム
JP2016205710A (ja) 2015-04-22 2016-12-08 株式会社ガスター 風呂給湯器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019050491A (ja) 2019-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6015393B2 (ja) 温水装置用の通信システム
JP6906387B2 (ja) 浴室監視システム及び浴室監視機能付き給湯装置
JP2023022077A (ja) 風呂装置、風呂システムおよび安否確認プログラム
JP2009130974A (ja) 電力管理システム
JP2018063084A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2015025616A (ja) 空気調和機
JP7022417B2 (ja) 給湯器用のリモートコントローラ装置及び給湯器用のリモートコントローラシステム
JP5967543B2 (ja) コントローラ、電力管理システムおよびプログラム
JP6935086B2 (ja) 給湯器用のリモートコントローラ装置
JP6597329B2 (ja) 給湯システム
JP7089731B2 (ja) 給湯器用のリモートコントローラ装置
JP7085180B2 (ja) 給湯器用のリモートコントローラ装置
KR101564567B1 (ko) 스마트 단말 앱을 이용한 전기기기의 제어 방법 및 그 제어에 따라 연결된 전기기기를 직접적으로 제어하는 제어 인터페이스 장치
JP2006134841A (ja) スイッチ装置
JP7025743B2 (ja) 給湯器用のリモートコントローラ装置
KR101734752B1 (ko) 홈 케어 서비스 제공용 IoT 스마트 매트
JP6935085B2 (ja) 給湯器用のリモートコントローラ装置及び給湯システム
JP2015026916A (ja) 給湯システム
KR20180126316A (ko) 스마트 비데 및 이를 포함하는 제어 시스템
JP2018170649A (ja) 給湯器用のリモートコントローラ装置及び給湯システム
JP6925031B2 (ja) 給湯器用のリモートコントローラ装置
KR20170132017A (ko) 이동 단말기의 제어방법
KR20160050963A (ko) 지능형 홈 에코 시스템의 제어기기 등록용 스마트 단말장치와 그 등록 방법
JP2021060140A (ja) 給湯通信システム及び給湯通信システム用制御プログラム
JP7397321B2 (ja) プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220131

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7022417

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150