JP7022403B2 - ステープル除去装置 - Google Patents

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Description

この発明は、シート束を綴じているステープルを検出して除去することができるステープル除去装置に関するものである。
従来から複数枚のシ-トが分散しないように束ねる手段としてステ-プルが一般的に用いられ、例えば金属で成形されたステ-プルなどがある。このステ-プルされたシ-ト束は、様々な理由により再度一枚ずつのシートに分離させる必要が生じた場合、シ-ト束からステ-プルを除去する作業が要求される。この作業は、非常に手間と時間がかかる困難な作業である。
このステ-プル除去作業を容易化するために、従来、一対のレバ-とレバ-先端に設けられた爪からなり、ユ-ザが一対のレバ-を握り込むことによってレバ-先端に設けられた爪の作用でステ-プルを変形させて、シ-ト束からステープルを除去する装置、及びその改良装置等が多く提案されている(特許文献1)。
また、用紙などの対象物に綴じられたステープルを、パンチ刃でステープルとステープル綴じ部を取り囲む用紙の一部を含めて切り抜き除去する、パンチ処理による方法でステープルを除去する用具が提案されている(特許文献2)。さらに、シート束を綴じているステープルを自動的に除去するためのステープル除去装置を有するシート処理装置が提案されている(特許文献3)。
特開昭1-306185号公報 特許第5344332号公報 特開平6-186807号公報
ところで、従来のステープル除去は、ステープルを除去するために何らかの人手を必要とするものであったり、自動化されたものであっても、シート束を綴じているステープルを例えば引き抜いて除去しているが、ステープルの有無を検出したり、ステープルの位置を簡単かつ正確に検出することが困難であった。
この発明は、この点に鑑みてなされたものであって、シート束を綴じるステープルを自動的に検出してステープルを除去することが可能なステープル除去装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1の記載の発明は、
シート束を綴じるステープルをシート束から除去するステープル除去手段と、
前記ステープル除去手段を駆動する駆動手段と、
シート束を綴じるステープルを検出するステープル検出手段と、備え、
前記ステープル除去手段は、
ステープルで綴じられたシート束を除去セット位置に載せる載置台と、
除去セット位置のシート束を加圧するプレス板と、
除去セット位置のシート束からステープルを除去する爪を有し、回動可能に構成された除去ベースと、を含み、
前記駆動手段は、
前記プレス板を作動する駆動板と、
前記駆動板と前記除去ベースを駆動する駆動ホイルと、を含み、
前記駆動ホイルが初期位置に位置するとき、前記駆動板を初期位置に位置するように規制し、
前記駆動ホイルの回転により、前記駆動板が連動して回転し、前記プレス板が移動してシート束を除去セット位置に加圧し、
前記駆動ホイルがさらに回転すると、前記除去ベースが回転して爪が鉛直方向下方位置からシート束からステープルを引き抜いて除去する構成であり、
前記ステープル検出手段によるステープル検出情報に基づき、
前記プレス板により除去セット位置のシート束を加圧するとともに、前記除去ベースを回転して、前記爪により前記除去セット位置のシート束からステープルを除去することを特徴とするステープル除去装置である。
請求項の記載の発明は、
前記駆動手段を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、
前記ステープル検出手段によるステープル検出情報に基づき前記駆動手段を制御して前記ステープル除去手段を自動的に駆動することを特徴とする請求項に記載のステープル除去装置である。
請求項の記載の発明は、
前記駆動手段を駆動する手動操作手段と、
ステープル検出を報知する報知手段と、
前記報知手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
ステープル検出情報に基づき前記報知手段を制御してステープル検出を報知し、
前記手動操作手段により前記駆動手段を介して前記ステープル除去手段を駆動可能とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のステープル除去装置である。
請求項の記載の発明は、
前記ステープル検出手段は、
検出部を検出位置と退避位置との間を移動可能に構成され、
前記検出位置において前記ステープルを検出し、
前記退避位置において前記ステープルをシート束から除去することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のステープル除去装置である。
請求項の記載の発明は、
前記ステープル検出手段は、
前記検出部を付勢手段により前記検出位置に付勢され、
前記ステープル除去手段の駆動に連動して付勢力に抗して前記検出部を前記退避位置に移動する構成であることを特徴とする請求項に記載のステープル除去装置である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1乃至請求項に記載の発明では、シート束を綴じるステープルをシート束から除去するステープル除去手段と、前記ステープル除去手段を駆動する駆動手段と、シート束を綴じるステープルを検出するステープル検出手段と、備え、前記ステープル除去手段は、ステープルで綴じられたシート束を除去セット位置に載せる載置台と、除去セット位置のシート束を加圧するプレス板と、除去セット位置のシート束からステープルを除去する爪を有し、回動可能に構成された除去ベースと、を含み、前記駆動手段は、前記プレス板を作動する駆動板と、前記駆動板と前記除去ベースを駆動する駆動ホイルと、を含み、前記駆動ホイルが初期位置に位置するとき、前記駆動板を初期位置に位置するように規制し、前記駆動ホイルの回転により、前記駆動板が連動して回転し、前記プレス板が移動してシート束を除去セット位置に加圧し、前記駆動ホイルがさらに回転すると、前記除去ベースが回転して爪が鉛直方向下方位置からシート束からステープルを引き抜いて除去する構成であり、前記ステープル検出手段によるステープル検出情報に基づき、前記プレス板により除去セット位置のシート束を加圧するとともに、前記除去ベースを回転して、前記爪により前記除去セット位置のシート束からステープルを除去することで、ステープルを自動的に検出し、簡単かつ確実にステープルを除去することが可能である。









第1の形態のステープル除去装置の概略断面図である。 ステープル除去装置の要部の斜視図である。 ステープル除去装置の要部の斜視図である。 ステープル検出手段の構成を示す図である。 検出部の構成を示す図である。 ステープル除去装置の作動を説明する図である。 第1の形態のステープル除去装置の概略断面図である。 除去ベースの斜視図である。 シート束をセットした状態を示す図である。 ステープル検出状態を示す図である。 ステープル除去装置の作動を説明する図である。
以下、この発明のステープル除去装置の実施の形態について説明する。この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。
(第1の形態のステープル除去装置の構成)
この実施の形態のステープル除去装置の構成を、図1乃至図5に基づき説明する。図1はステープル除去装置の概略断面図、図2及び図3はステープル除去装置の要部の斜視図、図4はステープル検出手段の構成を示す図、図5は検出部の構成を示す図である。
この実施の形態のステープル除去装置1は、載置台10を有する装置本体Bに、シート束100を綴じるステープルAをシート束100から除去するステープル除去手段11と、ステープル除去手段11を駆動する駆動手段13と、
シート束100を綴じるステープルAを検出するステープル検出手段18と、
ステープル検出手段18によるステープル検出情報に基づき駆動手段13を制御してステープル除去手段11を駆動する制御手段17と、除去したステープルを収容する収容部12を備える。
ステープル除去手段11は、シート束100に対して鉛直方向下方位置に配置され、シート束100を除去セット位置に加圧するプレス板110と、プレス板110を作動する駆動板120と、ステープルAをシート束100から除去する爪131を有する除去ベース130と、駆動手段13により回転する駆動ホイル140を有する。
装置本体の載置台10には、開口部10aが形成されており、シート束100はステープルAが開口部10aに対応して位置するようにセットされる。プレス板110は、装置本体Bに上下動可能に設けられ、下方に移動してシート束100を除去セット位置に加圧し、上方に移動してシート束100の加圧を解除する。
プレス板110は、スプリング122によりシート束100に対して加圧する方向に付勢されている。駆動板120は、支持軸121に回動可能に設けられ、作用アーム120aと、カム開口120bを有し、駆動ホイル140により駆動板120が回動すると、作用アーム120aがプレス板110を上下動する構成である。
除去ベース130は、支持軸132に回動可能に設けられ、除去したステープルを収容部12に導くガイド部130aと、作用アーム130bを有し、スプリング133により常に初期位置に復帰するように付勢されている。除去ベース130には、爪131が設けられている。除去ベース130の回転により爪131が鉛直方向下方位置からシート束100からステープルAを引き抜いて除去し、引き抜かれたステープルAは落下し、ガイド部130aによって導かれて収容部12に回収される。
駆動ホイル140は、駆動軸141に固定されている。駆動軸141に設けたギヤ141aと、駆動手段13を構成するモータ13aの出力ギヤ141bにベルト142が設けられている。モータ13aの駆動によりベルト142を介して駆動軸141が回転され、駆動ホイル140が連動して回転する。この実施の形態の駆動手段13は、モータ13aの電動駆動源を含む構成である。モータ13aは、図示しない操作ボタンによって電源に接続されて駆動する。
駆動ホイル140は、駆動板120のカム開口120bに係合する第1の突起140aと、除去ベース130の作用アーム130bに係合する第2の突起140bを有する。駆動ホイル140が初期位置に位置するとき、第1の突起140aが駆動板120のカム開口120bに係合し、駆動板120を初期位置に位置するように規制している。
駆動ホイル140の右方向の回転により、第1の突起140aが連動して回転し、第1の突起140aがカム開口120bの規制を開放するため、駆動板120がスプリング122により連動して回転し、プレス板110が下方に移動してシート束100を除去セット位置に加圧する。駆動ホイル140がさらに右方向に回転すると、第2の突起140bが除去ベース130の作用アーム130bに係合し、除去ベース130がスプリング133に抗して左方向に回転して爪131が鉛直方向下方位置からシート束100からステープルAを引き抜いて除去する構成である。
ステープル検出手段18は、図4及び図5に示すように、検出部180を有する。検出部180は、一対の電極181aを備える電極ユニット181で構成される。電極ユニット181は、一対の電極181aにシート束100のステープルAが接触すると、検出情報として信号を制御手段17に送る。
検出部180は、検出位置S1と退避位置S2との間を移動可能に構成される。検出部180は、付勢手段182により検出位置S1に常に付勢され、ストッパ183により位置規制されている。付勢手段182は、例えば、ばねが用いられ、ステープル除去手段11の駆動に連動して付勢力に抗して検出部180である電極ユニット181を退避位置S2に移動して退避する構成である。
電極ユニット181は、一対の電極181aの間隔Dが、シート束100のステープルAが接触することが可能であり、かつステープル除去手段11の駆動により爪131が一対の電極181aと干渉することがないように設定されている。
ステープル検出手段18は、検出部180を付勢手段182により検出位置S1に付勢され、シート束100を綴じるステープルAを検出し、検出情報として信号を制御手段17に送る。制御手段17は、駆動手段13を制御してステープル除去手段11を駆動し、このステープル除去手段11の駆動に連動して付勢力に抗して検出部180を退避位置S2に移動する。
ステープル検出手段18は、検出部180が検出位置S1においてステープルAを検出し、退避位置S2に移動して退避し、検出部180が退避位置S2においてステープルAをシート束100から除去する構成であり、ステープルAの有無の検出、ステープルAの位置の検出を簡単かつ正確に行うことで、ステープルAを自動的に除去することが可能である。
ステープル検出手段18は、この実施の形態の電極を用いた接触型センサに限定されず、例えば、スイッチなどの接触型センサ、また反射型センサ、透過型センサ、電磁波センサ、超音波センサなどの非接触型センサを用いることができる。
(ステープル除去装置の作動)
次に、ステープル除去装置の作動を、図6に基づき説明する。図6はステープル除去装置の作動を説明する図である。
この実施の形態のステープル除去装置1の待機状態では、ステープル検出手段18の検出部180は、付勢手段182により検出位置S1に付勢されている(図6(a))。
シート束100のステープルAが開口部10aに対応して位置するようにセットされると、シート束100のステープルAが検出部180に接触し、検出情報として信号を制御手段17に送る(図6(b))。
制御手段17は、駆動手段13であるモータ13aが駆動し、ベルト142を介して駆動ホイル140を右方向に回転する。駆動ホイル140の右方向に回転により、カム開口120bに係合している第1の突起140aによって回転が規制されている駆動板120がスプリング122により右方向に回転し、作用アーム120aがプレス板110の規制を開放するため、プレス板110が下方に移動してシート束100を除去セット位置に加圧する(図6(c))。
駆動ホイル140をさらに右方向に回転させると、第1の突起140aがカム開口120bから離間し、第2の突起140bが除去ベース130の作用アーム130bに係合し、除去ベース130がスプリング133に抗して連動して左方向に回転する。駆動ホイル140をさらに右方向に回転させると、除去ベース130が連動してさらに左方向に回転し、爪131が鉛直方向下方位置からシート束100からステープルAを引き抜いて除去し、ステープルAが落下する。
このステープルAを引き抜いて除去するとき、除去ベース130の回転により検出部180が、付勢手段182の付勢力に抗して検出位置S1から退避位置S2に移動する。このように、検出部180が検出位置S1においてステープルAを検出し、退避位置S2に移動して退避することで、ステープルAの有無の検出、ステープルAの位置の検出を簡単かつ正確に行い、ステープルAを自動的に除去することができる(図6(d))。
駆動ホイル140をさらに右方向に回転させると、第2の突起140bが除去ベース130の作用アーム130bから離間し、除去ベース130がスプリング133により右方向に回転して待機状態に戻る。この除去ベース130が右方向に回転して待機状態に戻るときに、除去ベース130上に落下したステープルAは、ガイド部130aによって導かれて収容部12に回収される(図6(e))。この除去ベース130が待機状態に戻るときに、駆動ホイル140はさらに右方向に回転し、第1の突起140aが駆動板120のカム開口120bに係合し、第1の突起140aによって回転が規制され、プレス板110を上方に移動させてシート束100の加圧を解除し、待機状態に戻す(図6(f))。
(第2の形態のステープル除去装置の構成)
この実施の形態のステープル除去装置の構成を、図7乃至図10に基づき説明する。図7はステープル除去装置の概略断面図、図8は除去ベースの斜視図、図9はシート束をセットした状態を示す図、図10はステープル検出状態を示す図である。
この実施の形態のステープル除去装置1は、載置台10を有する装置本体Bに、シート束100を綴じるステープルAをシート束から除去するステープル除去手段11と、ステープル除去手段11を駆動する駆動手段13と、シート束100を綴じるステープルAを検出するステープル検出手段18と、ステープル検出を報知する報知手段19と、駆動手段13を駆動する手動操作手段20を備える。制御手段17は、ステープル検出情報に基づき報知手段19を制御してステープル検出を報知し、手動操作手段20により駆動手段13を介してステープル除去手段11を駆動可能とする。
ステープル検出手段18は、第1の実施の形態と同様に構成されるから詳細な説明は省略する。報知手段19は、この実施の形態では報知ランプ19aで構成され、報知ランプ19aの点灯によりステープル検出を知らせる。報知手段19は、報知ランプ19aに限定されず、報知ブザーで音によって知らせるものでもよい。
手動操作手段20は、この実施の形態では操作レバー21で構成され、報知手段19の出力によりステープル検出を知ると、操作レバー21を手動操作することにより駆動手段13が駆動される。
ステープル除去手段11は、シート束100に対して鉛直方向下方位置に配置され、シート束100を除去セット位置に加圧するプレス板110と、ステープルAをシート束100から除去する爪131を有する除去ベース130と、操作レバー21に設けた駆動アーム501を有する。
載置台10には、支持ブラケット502が設けられ、この支持ブラケット502に支持軸503を支点に操作レバー21が回動可能に設けられ、操作レバー21は、手動操作で回転する。
装置本体の載置台10には、開口部10aが形成されており、シート束100はステープルAが開口部10aに対応して位置するようにセットされる。プレス板110は、支持軸503を支点に回動可能に設けられ、操作レバー21に設けられた押圧用板バネ504を介して付勢されている。操作レバー21を押すと、押圧用板バネ504を介してプレス板110がシート束100を除去セット位置に加圧する。プレス板110の加圧面側には、弾性シート110aが設けられ、弾性シート110aは、セットされたシート束100が位置ずれすることがないように確実に押圧する。
除去ベース130は、支持軸132に回動可能に設けられ、除去したステープルを収容部12に導くガイド部130aと、連結ピン130gを有する。連結ピン130gは、駆動アーム501に設けたカム溝501aに係合しており、操作レバー21を押すと駆動アーム501が回転し、カム溝501aに係合する連結ピン130gにより除去ベース130が支持軸132を支点に回動する。
除去ベース130には、爪131が設けられている。除去ベース130の回転により爪131が鉛直方向下方位置からシート束100からステープルAを引き抜いて除去し、引き抜かれたステープルAは開口部10aから落下し、ガイド部130aによって導かれて収容部12に回収される。
収容部12は、載置台10に引出可能に設けられ、載置台10にセットした位置で引き抜かれたステープルAが収容部12に回収される。ステープルAが所定個数収容部12に回収されると、載置台10に引出してステープルAを廃棄する。
このように、ステープル除去手段11は、シート束100を除去セット位置に加圧するプレス板110と、ステープルAをシート束100から除去する爪131を有する除去ベース130と、駆動手段13により作動する駆動アーム501を有し、駆動手段13によりプレス板110を作動させるとともに、駆動アーム501を介して除去ベース130を作動させて鉛直方向下方位置からステープルAを除去する。
(ステープル除去装置の作動)
次に、ステープル除去装置の作動を、図11に基づき説明する。図11はステープル除去装置の作動を説明する図である。
この実施の形態のステープル除去装置1の待機状態では、ステープル検出手段18の検出部180は、付勢手段182により検出位置S1に付勢されている(図11(a))。
シート束100のステープルAが開口部10aに対応して位置するようにセットされると、シート束100のステープルAが検出部180に接触し、検出情報として信号を制御手段17に送る。制御手段17は、報知手段19を構成する報知ランプ19aを点灯させてステープル検出を知らせる(図11(b))。
ユーザは、報知手段19の出力によりステープル検出を知り、操作レバー21を押す。操作レバー21を押すことによって、図11(c)及び図11(d)に示すように、シート束100からステープルAが引き抜かれ、引き抜かれたステープルAは落下する。
図11(c)は動作途中の状態を示し、操作レバー21を押すと、押圧用板バネ504を介してプレス板110が、シート束100を除去セット位置に加圧する。この操作レバー21を押す動作により駆動アーム501が連動して回転し、カム溝501aに係合する連結ピン130gにより除去ベース130が、支持軸132を支点に回動する。この除去ベース130の回転により爪131が、鉛直方向下方位置からシート束100からステープルAを引き抜く位置に移動する。
図11(d)は動作終了の状態を示し、操作レバー21の回転が停止するとともに、駆動アーム501の回転が停止し、除去ベース130の回転により爪131がシート束100からステープルAを引き抜き、引き抜かれたステープルAは落下し、除去ベース130に保持される。
このステープルAを引き抜いて除去するとき、除去ベース130の回転により検出部180が、付勢手段182の付勢力に抗して検出位置S1から退避位置S2に移動して退避する。このように、検出部180が検出位置S1においてステープルAを検出し、退避位置S2に移動して退避することで、ステープルAの有無の検出、ステープルAの位置の検出を簡単かつ正確に行い、ステープルAを自動的に除去することができる。
図11(e)は初期待機状態を示し、ユーザが手を放すと操作レバー21が図示しないバネによって初期の待機状態に復帰する。このとき、操作レバー21の復帰に連動して駆動アーム501が回転し、これにより除去ベース130が復帰方向に回転し、除去ベース130に保持されているステープルAが除去ベース130から落下し、収容部12に回収される。
ステープルAが収容部12に回収され、ステープルAが所定個数収容部12に回収されると、載置台10に引出してステープルAを廃棄する(図11(f))。
この発明は、シート束を綴じているステープルを検出して除去することができるステープル除去装置に適用可能であり、シート束を綴じるステープルを自動的に検出してステープルを除去することが可能である。
A ステープル
B 装置本体
S1 検出位置
S2 退避位置
D 一対の電極181aの間隔
1 ステープル除去装置
10 載置台
10a 開口部
11 ステープル除去手段 12 収容部
13 駆動手段
17 制御手段
18 ステープル検出手段
19 報知手段
19a 報知ランプ
20 手動操作手段
21操作レバー
100 シート束
110 プレス板
120 駆動板
120a 作用アーム
130 除去ベース
130a ガイド部
130b 作用アーム
131 爪
140 駆動ホイル
141 駆動軸
180 検出部
181 電極ユニット
181a 一対の電極
182 付勢手段
183 ストッパ

Claims (5)

  1. シート束を綴じるステープルをシート束から除去するステープル除去手段と、
    前記ステープル除去手段を駆動する駆動手段と、
    シート束を綴じるステープルを検出するステープル検出手段と、備え、
    前記ステープル除去手段は、
    ステープルで綴じられたシート束を除去セット位置に載せる載置台と、
    除去セット位置のシート束を加圧するプレス板と、
    除去セット位置のシート束からステープルを除去する爪を有し、回動可能に構成された除去ベースと、を含み、
    前記駆動手段は、
    前記プレス板を作動する駆動板と、
    前記駆動板と前記除去ベースを駆動する駆動ホイルと、を含み、
    前記駆動ホイルが初期位置に位置するとき、前記駆動板を初期位置に位置するように規制し、
    前記駆動ホイルの回転により、前記駆動板が連動して回転し、前記プレス板が移動してシート束を除去セット位置に加圧し、
    前記駆動ホイルがさらに回転すると、前記除去ベースが回転して爪が鉛直方向下方位置からシート束からステープルを引き抜いて除去する構成であり、
    前記ステープル検出手段によるステープル検出情報に基づき、
    前記プレス板により除去セット位置のシート束を加圧するとともに、前記除去ベースを回転して、前記爪により前記除去セット位置のシート束からステープルを除去することを特徴とするステープル除去装置。
  2. 前記駆動手段を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記ステープル検出手段によるステープル検出情報に基づき前記駆動手段を制御して前記ステープル除去手段を自動的に駆動することを特徴とする請求項に記載のステープル除去装置。
  3. 前記駆動手段を駆動する手動操作手段と、
    ステープル検出を報知する報知手段と、
    前記報知手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    ステープル検出情報に基づき前記報知手段を制御してステープル検出を報知し、
    前記手動操作手段により前記駆動手段を介して前記ステープル除去手段を駆動可能とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のステープル除去装置。
  4. 前記ステープル検出手段は、
    検出部を検出位置と退避位置との間を移動可能に構成され、
    前記検出位置において前記ステープルを検出し、
    前記退避位置において前記ステープルをシート束から除去することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のステープル除去装置。
  5. 前記ステープル検出手段は、
    前記検出部を付勢手段により前記検出位置に付勢され、
    前記ステープル除去手段の駆動に連動して付勢力に抗して前記検出部を前記退避位置に移動する構成であることを特徴とする請求項に記載のステープル除去装置。
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