JP7022310B2 - 読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、読取装置に関するものである。
紙等の媒体に記載された文字や図形を読み取り、電子データに変換する読取装置が広く用いられている。また小型軽量に設計された読取装置が広く知られている。例えば、特許文献1。小型、軽量化された読取装置は、携帯するのに便利であり、使用者は読取装置を鞄やリュックサック等の袋に入れて、容易に運搬している。
読取装置は原稿を搬送する原稿搬送部及び原稿を読み取る撮像センサーを備えている。原稿搬送部が原稿を撮像センサーと対向する場所に移動させる。そして、撮像センサーが原稿に記載された文字や図形を読み取って電子データに変換する。読取装置は制御部を備え、制御部が原稿搬送部及び撮像センサーを制御する。
また、読取装置はバッテリーを備えており、外部から電力の供給が無くても駆動することができる。読取装置は開閉可能な原稿を載置するセット台を備え、読取装置にはセット台上の一面に続く原稿を挿入する挿入口が形成されている。セット台は挿入口に原稿を導く案内板として機能する。
特開2015-211450号公報
特許文献1の読取装置はセット台の開閉を検出する検出スイッチを備えている。使用者がセット台を開くとき、検出スイッチはセット台が開かれたことを検出する。そして、制御部は駆動状態を停止状態から原稿搬送部及び撮像センサーの駆動が可能なスタンバイ状態に移行する。操作者がセット台を閉じるとき、検出スイッチはセット台が閉じられたことを検出する。そして、制御部は原稿搬送部及び撮像センサーの駆動をしない停止状態に移行する。停止状態では制御部が原稿搬送部及び撮像センサーに駆動電流を供給しないので、バッテリーの電力消費が少ないが、スタンバイ状態では制御部が原稿搬送部及び撮像センサーに駆動電流を供給するので、停止状態と比較してバッテリーの電力消費が多い。
使用者が読取装置を鞄や袋の中に入れて運搬するとき読取装置が揺らされて不意にセット台が開くことがある。このとき、読取装置がスタンバイ状態になり、バッテリーの電力が消費される為、バッテリーが電力不足になる。そのため、使用時に読取装置は原稿搬送部及び撮像センサーを駆動できなくなる場合がある。そこで、使用時以外の時に、バッテリーの電力の消費を抑制できる読取装置が望まれていた。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかる読取装置であって、画像を読み取る撮像センサーと、前記画像が描かれた原稿を前記撮像センサーと対向する位置に搬送する原稿搬送部と、前記撮像センサー及び前記原稿搬送部を制御する制御部と、前記撮像センサー、前記原稿搬送部及び前記制御部を覆う筐体と、前記制御部と電気的に接続するスイッチと、を備え、前記筐体には凹部が形成され、前記凹部に前記スイッチが配置されることを特徴とする。
本適用例によれば、読取装置は撮像センサー、原稿搬送部、制御部及び筐体を備えている。画像が描かれた原稿を原稿搬送部が撮像センサーと対向する位置に搬送する。そして、撮像センサーが画像を読み取る。制御部が原稿搬送部の制御と撮像センサーの制御を行う。原稿の搬送と画像の読み取りを並行して行い、原稿は読取装置の外部に排出される。
筐体にはスイッチが設置され、スイッチは制御部と電気的に接続されている。操作者がスイッチを操作するとき、スイッチの操作に伴う信号を制御部が入力する。そして、制御部はスイッチの操作に応じて所定の動作を行う。スイッチは凹部に設置されている。そのため、運搬の際に、スイッチが誤操作されることを抑制することができる。
[適用例2]
上記適用例にかかる読取装置において、前記原稿を挿入する側面を前側面、排出する側面を背側面とした場合、前記前側面と前記背側面との間に装置上面を有し、前記凹部は、前記前側面および前記装置上面に跨って形成されることを特徴とする。
本適用例によれば、前記前側面および装置上面に跨って形成される凹部にスイッチが設置されているため、スイッチの誤操作を抑制できるとともに、操作性を向上することができる。
[適用例3]
上記適用例にかかる読取装置において、前記凹部は、原稿の搬送をガイドするガイド面と、前記ガイド面から装置上面に向けて立設する立設面を有し、前記スイッチは、前記立設面に配置されることを特徴とする。
本適用例によれば、スイッチが凹部の立設面に形成されている。したがって、スイッチの誤操作を抑制できるとともに、操作性を向上することができる。
[適用例4]
上記適用例にかかる読取装置において、前記凹部は前記筐体の長手方向の両側に壁部を備え、前記スイッチの可動部と前記壁部との距離が1cm以上5cm以下であることを特徴とする。
本適用例によれば、凹部は筐体の長手方向の両側に壁部を備えている。壁部は凹部の底面と接続する側面に相当する。スイッチの可動部が壁部に近い程、スイッチは誤操作され難いが操作し難くなる。スイッチの可動部と前記壁部との距離が1cm以上5cm以下になっている。このとき、スイッチは物体により誤操作され難いが、操作者が操作したいときには容易に操作することができる。
[適用例5]
上記適用例にかかる読取装置において、前記スイッチは可動部がスライドするスライドスイッチであることを特徴とする。
本適用例によれば、スイッチはスライドスイッチである。スライドスイッチではスライドスイッチが設置された面に沿って操作者が可動部を移動させる。スイッチは凹部にあるので、物体が凹部の深さ方向に移動するとき、物体がスイッチを押すことは多い。しかし、物体がスライドスイッチを操作するには、まず、スライドスイッチが設置された面に物体が到達する必要がある。さらに、スライドスイッチが設置された面に沿って物体が可動部を移動させる必要がある。このように、物体がスライドスイッチを操作するには2方向の移動が必要であるので、物体がスライドスイッチを偶発的に操作することを抑制することができる。
[適用例6]
上記適用例にかかる読取装置において、前記スイッチは前記可動部が弾性部材により付勢されていることを特徴とする。
本適用例によれば、スイッチは可動部が弾性部材により付勢されている。操作者がスイッチを操作するとき、弾性部材が作用する力に抗して操作者がスイッチの可動部を移動する。そして、スイッチの操作に伴う信号を制御部が入力する。この後で、操作者は可動部を保持することをやめるとき、可動部は弾性部材に押圧されて元の位置に移動する。従って、操作者は一方向にのみ応力を作用させる操作になっている。一方、可動部が弾性部材により付勢されていないとき、操作者は一方向に応力を作用させて可動部を移動させた後で、移動させた方向と逆の方向に応力を作用させて可動部を元の位置に移動させる操作が必要となっている。このときに、比べて操作者は容易にスイッチを操作することができる。
[適用例7]
上記適用例にかかる読取装置において、前記筐体の上面には情報を表示する第1表示部が設置され、前記スイッチと前記第1表示部との距離は1cm以上7cm以下であることを特徴とする。
本適用例によれば、筐体には情報を表示する第1表示部が設置されている。そして、スイッチと第1表示部との距離は1cm以上7cm以下になっている。スイッチと第1表示部との距離が1cm以上離れているので、スイッチと第1表示部との間に筐体の一部を配置させることができる。そして、筐体はスイッチ及び第1表示部を保持する構造にすることができる。操作者がスイッチを操作するとき、操作者はスイッチを見ることが多い。このとき、第1表示部はスイッチとの距離が7cmと近い場所にあるので、操作者はスイッチと第1表示部とを同時に視野に入れることができる。制御部がスイッチの操作に伴う信号を入力して、第1表示部に信号の入力に伴う情報を表示する。このとき、操作者はスイッチの操作が作用したことを容易に確認することができる。
[適用例8]
上記適用例にかかる読取装置において、前記スイッチは電源スイッチであり、前記筐体の長手方向において中心に対して重心と反対側に前記スイッチが配置されていることを特徴とする。
本適用例によれば、筐体の長手方向において中心に対して重心と反対側に電源スイッチが配置されている。操作者が読取装置を立てて収納するときには重い方が下側になり軽い方が上側になる。下側が地面側であり、上側は天井側である。そして、上側に開口する容器に読取装置を収納するとき、読取装置の上側が開口に近くなる。このとき、操作者は容易に読取装置の上側を把持することができる。そして、長い筐体において電源スイッチは操作者が把持した側にあるので、操作者は片手で容易に電源スイッチを入れることができる。
[適用例9]
上記適用例にかかる読取装置において、前記筐体を前記凹部側から見たときに前記スイッチは右側に配置されていることを特徴とする。
本適用例によれば、筐体を凹部側から見たときに電源スイッチは右側に配置されている。読取装置を机上に設置したとき、電源スイッチは右側に配置される。操作者が右利きのとき、利き手である右手で容易に電源スイッチを入れることができる。右利きの人が多い国では多くの人が電源スイッチ操作を容易に行うことができる。
[適用例10]
上記適用例にかかる読取装置において、前記凹部には前記原稿を前記原稿搬送部に案内する原稿挿入口が配置されていることを特徴とする。
本適用例によれば、凹部には原稿を原稿搬送部に案内する原稿挿入口が配置されている。従って、操作者は原稿を読み取る操作をするとき、原稿を原稿挿入口に挿入する。原稿挿入口は凹部に設置され、凹部にはスイッチが設置されている。従って、操作者が原稿を原稿挿入口に挿入するとき、容易にスイッチの位置を認識することができる。
[適用例11]
上記適用例にかかる読取装置において、充電式電池と、前記充電式電池の充電状態を表示する第2表示部と、を備え、前記筐体の長手方向において中心に対して重心と反対側の端面に前記第2表示部が配置されていることを特徴とする。
本適用例によれば、読取装置は充電式電池及び第2表示部を備えている。第2表示部は充電式電池の充電状態を表示する。そして、筐体の長手方向において中心に対して重心と反対側の端面を第1側面とする。第2表示部は第1側面に配置されている。操作者が読取装置を立てて収納するときには重い方が下側になり軽い方が上側になる。下側が地面側であり、上側は天井側である。そして、上側に開口する容器に読取装置を収納するとき、読取装置の第1側面が開口に近くなる。このとき、操作者は読取装置の第1側面に配置された第2表示部を容易に確認することができる。
読取装置の構成を示す概略斜視図。 読取装置の構成を示す概略斜視図。 読取装置の構造を示す模式側断面図。 読取装置の構造を示す模式側断面図。 読取装置の構成を示す模式平断面図。 電源スイッチと第1表示部との位置を説明するための要部模式平面図。 電源スイッチの寸法を説明するための要部模式側面図。 電源スイッチの操作方法を説明するための模式図。 物体の電源スイッチへの接触を筐体が抑制することを説明するための模式図。 物体の電源スイッチへの接触を筐体が抑制することを説明するための模式図。 電源スイッチの構造を示す模式側断面図。 電源スイッチの構造を示す模式側断面図。 電源スイッチ及び第2表示部の位置を説明するための模式平面図。 制御部の構成を示す電気ブロック図。
以下、実施形態について図面に従って説明する。尚、各図面における各部材は、各図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材毎に縮尺を異ならせて図示している。
(実施形態)
本実施形態では、読取装置の特徴的な例について、図に従って説明する。実施形態にかかわる読取装置について図1~図14に従って説明する。図1及び図2は、読取装置の構成を示す概略斜視図である。
図1に示すように、読取装置1は1方向に長い柱状の筐体2を備えている。筐体2の長手方向をX方向とする。X方向から見たときの筐体2の形状は略長方形である。この長方形の長手方向をY方向とし、X方向及びY方向と直交する方向をZ方向とする。
筐体2には+Z方向及び―Y方向の角に凹部3が形成されている。すなわち、原稿の挿入側の面と、上面に跨って形成されている。また、X方向において凹部3は中程に形成されている。そして、筐体2では凹部3の+X側は窪んでおらず、凹部3より突出する。この突出する部分を第1凸部2aとする。
凹部3は筐体2の長手方向の第1凸部2a側に壁部としての第1壁部3aを備えている。凹部3において、+Z方向を向く面を、原稿をガイドするガイド面としての原稿ガイド面3bとする。原稿ガイド面3bは原稿の搬送をガイドする。凹部3において、+Z方向に立設し、-Y方向を向く面を立設面としての第2壁部3cとする。
凹部3は筐体2の長手方向の第1凸部2a側に壁部としての第1壁部3aを備えている。凹部3において、+Z方向を向く面を原稿ガイド面3bとする。凹部3において、-Y方向を向く面を第2壁部3cとする。
凹部3において、原稿ガイド面3bと第2壁部3cとの間は原稿挿入口4になっている。原稿挿入口4は操作者が原稿を挿入する場所である。操作者は原稿ガイド面3bに沿って原稿を移動させて原稿を原稿挿入口4に挿入する。このように、凹部3には原稿を案内する原稿挿入口4が配置されている。操作者は原稿を読み取る操作をするとき、原稿を原稿挿入口4に挿入する。原稿挿入口4は凹部3に設置され、凹部3にはスイッチとしての電源スイッチ5が配置されている。従って、操作者が原稿を原稿挿入口4に挿入するとき、容易に電源スイッチ5の位置を認識することができる。
第2壁部3cには電源スイッチ5、WPSスイッチ6(Wi-Fi Protected Setup(登録商標))、通信切替スイッチ7が設置されている。電源スイッチ5はスタンバイ状態と停止状態とを切り替えるスイッチである。読取装置1を操作するときに操作者が最初に操作するスイッチが電源スイッチ5である。
筐体2を凹部3部側から見たときに電源スイッチ5は右側に配置されている。読取装置1を机上に設置したとき、電源スイッチ5は右側に配置される。操作者が右利きのとき、利き手である右手で容易に電源スイッチ5を入れることができる。
読取装置1には外部機器にデータを送信する手段として無線LAN(Local Area Network)手段とUSB(Universal Serial Bus)手段とが設置されている。そして、操作者は通信切替スイッチ7を操作することにより、データを送信する手段を無線LAN手段とUSB手段とのうち一方を選択することができる。
操作者がデータを送信する手段に無線LAN手段を選択するとき、外部機器及び読取装置1は互いに通信する設定を行う。このとき、操作者がWPSスイッチ6を操作することにより、読取装置1は通信設定に必要な電波信号を出力する。外部機器は通信設定に必要な電波信号を受信して通信設定を行う。
筐体2において+Z方向側の面を装置上面としての上面2bとし+X方向側の面を端面としての第1側面2cとする。上面2bには読取開始スイッチ8、第1表示部9及び第2表示部10が設置されている。読取開始スイッチ8は読取装置1に原稿の読み取りを開始させるスイッチである。
筐体2において-Y方向側の面を前側面2iとする。前側面2iは原稿を挿入する側面である。
第2壁部3cは原稿ガイド面3bから上面2bに向けて立設する。電源スイッチ5は、第2壁部3cに配置される。
第1表示部9は読取装置1の状態等の情報を表示する。第1表示部9はスタンバイ状態か否かの表示を行う。他にも、第1表示部9は読取装置1が読み取った原稿の枚数を表示する。筐体2の内部には充電式電池が設置されている。そして、第1表示部9は充電式電池が蓄えた電力の残量を表示する。他にも、第1表示部9は各種の情報を表示する。第1表示部9には液晶表示装置が用いられている。
第2表示部10は読取装置1の充電式電池の状態にかかる情報を表示する。たとえば、充電式電池が充電中であるか、放電中であるかの表示を行う。第2表示部10には多色の表示が可能なLED(Light Emitting Diode)が用いられている。第2表示部10は表示する色をかえることにより、充電式電池の状態にかかる情報を表示する。第2表示部10は上面2bと第1側面2cとが接続する角に設置されている。そして、第1側面2cは+X方向及び+Z方向から目視可能になっている。
図2に示すように、第2表示部10の一部は第1側面2cにも設置されている。そして、筐体2の+Y方向側の面を背側面としての第2側面2dとする。第2側面2dには原稿排出口11が設置されている。原稿挿入口4から読取装置1の内部に入った原稿は原稿排出口11から排出される。第2側面2dは原稿を排出する側面である。上面2bは前側面2iと第2側面2dとの間に位置する。凹部3は、前側面2iおよび上面2bに跨って形成されている。
図3及び図4は読取装置の構造を示す模式側断面図である。図3は図1のA-A線に沿う模式断面図であり、読取装置1の中程の断面を示している。図4は図1のB-B線に沿う模式断面図であり、-X方向側の断面を示している。図3に示すように、原稿ガイド面3bは原稿挿入口4の外側から読取装置1に内部まで設置されている。原稿12は原稿ガイド面3bに沿って原稿挿入口4から挿入される。
原稿挿入口4の+Y方向側の近くには原稿抑え板13が設置されている。原稿抑え板13は軸13aを回転中心にして搖動可能になっている。そして、原稿抑え板13の+Z方向側には抑えばね14が設置され、抑えばね14は原稿抑え板13を付勢する。これにより、原稿抑え板13の先端13bが原稿12を押圧する。
原稿抑え板13の+Y方向側には撮像センサー15及び原稿搬送部16が設置されている。原稿搬送部16は弾力性を有しX方向に長い円柱状の形状になっている。原稿搬送部16は軸16aを回転中心にして回転する。撮像センサー15は原稿ガラス17を備え、原稿ガラス17は原稿搬送部16と対向する場所に配置されている。そして、操作者が原稿12を原稿挿入口4に挿入するとき、原稿12は原稿ガイド面3bに沿って+Y方向に進行する。そして、原稿12の先端が原稿搬送部16と原稿ガラス17との間に到達する。原稿搬送部16の表面は原稿12との摩擦抵抗が高く、原稿ガラス17の表面は原稿12との摩擦抵抗が低い。従って、原稿搬送部16が回転するとき、原稿12は原稿搬送部16により+Y方向に移動させられる。そして、原稿挿入口4は原稿12を原稿搬送部16に案内する入口になっている。
撮像センサー15は光源18、ラインセンサー21及び駆動基板22を備えている。光源18及びラインセンサー21はX方向に長い形状になっている。光源18が原稿12に向けて光23を照射する。光23は原稿ガラス17を通過して原稿12に到達する。原稿12に到達した光23の一部は原稿12で反射する。原稿12に光23が照射される場所と対向する場所にラインセンサー21が設置されている。原稿12で反射した光23の一部は原稿ガラス17を通過してラインセンサー21に到達する。ラインセンサー21は原稿12で反射した光23を受光して電気信号に変換する。
駆動基板22は光源18及びラインセンサー21と電気的に接続されている。駆動基板22には光源18及びラインセンサー21を駆動する駆動回路が設置されている。駆動基板22は光源18に電力を供給すると共に光源18が照射する光23の強度を制御する。他にも、駆動基板22はラインセンサー21が出力する電気信号を増幅して出力する。
光源18はX方向に多数のLED(light emitting diode)が配列されている。従って、光源18は原稿12のX方向の長い範囲に亘って光23を照射する。ラインセンサー21はX方向に多数のフォトトランジスターが配列されている。従って、ラインセンサー21は原稿12のX方向の長い範囲で反射した光23を検出する。
原稿搬送部16は画像が描かれた原稿12を撮像センサー15と対向する位置に搬送する。画像により原稿12の表面には濃淡があるので、原稿12で反射する光23は画像に対応した分布になる。そして、ラインセンサー21はX方向に長い範囲の光23の分布を検出する。そして、原稿搬送部16が原稿12を+Y方向に所定の距離移動させる毎にラインセンサー21がX方向の光23の分布を検出する。原稿搬送部16による原稿12の移動とラインセンサー21による光23の分布の検出とを繰り返して行うことにより撮像センサー15は画像を読み取る。
原稿12が原稿ガラス17と原稿搬送部16とに挟まれているとき、原稿抑え板13が原稿12を押圧するので、原稿12に張力が作用する。原稿12に作用する張力により、原稿12が弛むことが抑制される。
原稿ガイド面3bの-Z方向側には撮像センサー15及び原稿搬送部16等を制御する制御部24が設置されている。制御部24は回路基板を備え、回路基板にはCPU、メモリー等による制御回路が設置されている。制御部24には光源18、ラインセンサー21、電源スイッチ5、WPSスイッチ6、通信切替スイッチ7、読取開始スイッチ8、第1表示部9、第2表示部10等が電気的に接続されている。
撮像センサー15、原稿搬送部16及び制御部24等により本体25が構成されている。そして、撮像センサー15、原稿搬送部16及び制御部24を含む本体25は筐体2に覆われている。
図4に示すように、読取装置1の-X方向側には原稿ガイド面3bの-Z方向側に充電式電池26が設置されている。充電式電池26にはリチウムイオン電池やニッケル水素電池等を用いることができる。充電式電池26も本体25を構成する一部になっている。充電式電池26及び第2表示部10は制御部24と電気的に接続されている。そして、第2表示部10は充電式電池26の充電状態を表示する。
図5は読取装置の構成を示す模式平断面図であり、図4のC-C線に沿う模式断面図であり、-Z方向側から見た断面を示している。図5に示すように、充電式電池26の-X方向側にはモーター27が設置されている。モーター27及び原稿搬送部16にはギアが設置され、モーター27及び原稿搬送部16はギアを介してトルクが伝達される。モーター27も本体25の一部になっている。モーター27も筐体2に覆われている。
制御部24にはUSBケーブル28を接続するためのUSBコネクター29が設置されている。第1側面2cにはUSBケーブル28を挿入するための第1孔2eが設置されている。操作者は第1孔2eにUSBケーブル28を挿入することによりUSBケーブル28をUSBコネクター29に挿入することができる。
本体25を構成する部位の中では充電式電池26及びモーター27が重い部位になっている。そして、充電式電池26及びモーター27はX方向において-X方向側に配置されている。従って、Z方向側からみたときの筐体2の中心2fに対して読取装置1の重心30は-X方向側に位置している。
図6は電源スイッチと第1表示部との位置を説明するための要部模式平面図である。図6に示すように、電源スイッチ5と第1表示部9との距離を第1距離31とする。電源スイッチ5は一部が-Y方向に突出する可動部としての凸部5aを備えている。そして、Z方向からみたときの凸部5aの中心5bと第1表示部9の中心9aとの距離が第1距離31である。第1距離31は1cm以上7cm以下であることが好ましい。さらに、第1距離31は10mm以上35mm以下であることが好ましい。さらに、第1距離31は20mm以上24mm以下であることが好ましい。
電源スイッチ5と第1表示部9との距離が1cm以上離れているので、電源スイッチ5と第1表示部9との間に筐体2の一部を配置させることができる。そして、筐体2は電源スイッチ5及び第1表示部9を保持する構造にすることができる。操作者が電源スイッチ5を操作するとき、操作者は電源スイッチ5を見ることが多い。このとき、第1表示部9は電源スイッチ5との距離が7cm以下と近い場所にあるので、操作者は電源スイッチ5と第1表示部9とを同時に視野に入れることができる。制御部24が電源スイッチ5の操作に伴う信号を入力して、第1表示部9に信号の入力に伴った表示をする。このとき、操作者は電源スイッチ5の操作が作用したことを容易に確認することができる。
Z方向から見たときの凹部3のY方向長さを凹部第1深さ3dとする。凹部第1深さ3dは特に限定されないが、本実施形態では例えば、8mmになっている。
図7は電源スイッチの寸法を説明するための要部模式側面図である。図7に示すように、-Y方向から見たときの凹部3のZ方向長さを凹部第2深さ3eとする。凹部第2深さ3eは特に限定されないが、本実施形態では例えば、18mmになっている。
電源スイッチ5がX方向に移動するときの+X方向側の端と-X方向側の端との間の距離をスイッチ移動範囲5cとする。スイッチ移動範囲5cは特に限定されないが、本実施形態では例えば、約14mmになっている。スイッチ移動範囲5cと第1壁部3aとの間の距離をスイッチ壁間距離5dとする。スイッチ壁間距離5dは特に限定されないが、本実施形態では例えば、約19mmになっている。
電源スイッチ5の可動部と第1壁部3aとの距離を第2距離32とする。詳しくは、第2距離32は凸部5aの中心5bと第1壁部3aとの距離を示す。第2距離32は1cm以上5cm以下が好ましい。さらには、第2距離32は1.5cm以上3.5cm以下が好ましい。さらには、第2距離32は2cm以上3cm以下が好ましい。第2距離32は特に限定されないが、本実施形態では例えば、約25mmになっている。
電源スイッチ5の凸部5aが第1壁部3aに近い程、電源スイッチ5は誤操作され難いが操作し難くなる。電源スイッチ5の凸部5aと第1壁部3aとの距離が1cm以上5cm以下になっている。このとき、箱や手帳等の物体により電源スイッチ5は誤操作され難いが、操作者が操作したいときには容易に操作することができる。
図8は電源スイッチの操作方法を説明するための模式図である。図8に示すように、操作者33は第2側面2dと第2壁部3cとを指で挟んで読取装置1を保持する。このとき、操作者33は指の腹を凸部5aに当てることができる。電源スイッチ5はスライドスイッチである。スライドスイッチではスライドスイッチが設置された面に沿って操作者33が凸部5aを移動させる。電源スイッチ5は凹部3にあるので、物体が凹部3の深さ方向に移動するとき、物体が電源スイッチ5を押す可能性は高い。しかし、物体がスライドスイッチを操作するには、まず、スライドスイッチが設置された第2壁部3cに物体が到達する必要がある。さらに、スライドスイッチが設置された第2壁部3cに沿って物体が凸部5aを移動させる必要がある。このように、物体がスライドスイッチを操作するにはY方向とX方向の2方向の移動が必要であるので、物体がスライドスイッチを偶発的に操作することを抑制することができる。
図9及び図10は物体の電源スイッチへの接触を筐体が抑制することを説明するための模式図である。図9に示すように、読取装置1の周囲に固定されていない物体34があるとき、筐体2は物体34に押圧されたり当てられることがある。物体34は例えば、筆箱、ノート、小物入れ、携帯型電子機器等であり、鞄内に読取装置1と共に収納されている物である。物体34が-Y方向側から読取装置1に接近するとき、物体34の多くは第1凸部2aに当たる。電源スイッチ5は凹部3に設置されている。このとき、物体34は筐体2の外側と接触するので凹部3の中まで入り難い。従って、物体34は電源スイッチ5に到達し難い為、物体34により電源スイッチ5が誤操作されることを抑制することができる。
図10に示すように、物体34が第1凸部2aに当たらないとき、物体34の一部が凹部3の内部に入る。筐体2の-Y方向側の側面を第3側面2hとするとき、物体34の一部は第3側面2hと凹部3とが接続する辺に当たる。また、物体34の一部は上面2bと凹部3とが接続する辺に当たる。このため、物体34は電源スイッチ5に到達し難い為、物体34により電源スイッチ5が誤操作されることを抑制することができる。
図11及び図12は電源スイッチの構造を示す模式側断面図である。図11に示すように、電源スイッチ5はX方向に長い長方形の回路基板35を備えている。回路基板35には第1電極35a及び第2電極35bが設置されている。第1電極35aは第2電極35bよりX方向側が長くなっている。第1電極35a及び第2電極35bはそれぞれ制御部24と電気的に接続されている。
回路基板35の-Y方向側には可動部36が設置されている。電源スイッチ5は可動部36がスライドするスライドスイッチである。可動部36は回路基板35と筐体2との間に位置し、X方向に移動可能になっている。筐体2には可動部36の一部が露出する第2孔2gが設置されている。可動部36がX方向に移動するとき、可動部36が第2孔2gに当たるので、可動部36の移動範囲が限定される。
回路基板35は筐体2に固定された支持部材37により支持されている。そして、回路基板35と筐体2との間の間隔が所定の距離に規制されている。可動部36の+X方向側には弾性部材としてのばね38が設置されている。ばね38はコイル状の圧縮ばねであり支持部材37と可動部36との間に位置する。支持部材37は筐体2に固定されているので、ばね38は可動部36を付勢する。電源スイッチ5では可動部36がばね38により付勢されている。
可動部36には接触子41が設置され、接触子41には互いに導通する第1接点41a及び第2接点41bが設置されている。接触子41は板ばねで形成されているので、第1接点41a及び第2接点41bは回路基板35を押圧する。操作者33が可動部36を操作しないとき、可動部36は-X方向側に位置する。このとき、第1接点41aは第1電極35aと接触し、第2接点41bは第2電極35bと接触しない。従って、第1電極35aと第2電極35bとは電気的に接続していない“OFF“状態になっている。
図12に示すように、操作者33が可動部36を+X方向にスライドする操作をするとき、可動部36は+X方向側に移動する。このとき、第1接点41aは第1電極35aと接触し、第2接点41bは第2電極35bと接触する。従って、第1電極35aと第2電極35bとは電気的に接続する“ON“状態になる。
操作者33が可動部36の操作をやめるとき可動部36は-X方向側に移動する。このとき、第1接点41aは第1電極35aと接触し、第2接点41bは第2電極35bと接触しない。従って、第1電極35aと第2電極35bとは電気的に接続していない“OFF“状態になる。
このように、操作者33は一方向にのみ応力を作用させて、電源スイッチ5の“OFF“状態と“ON“状態とを切り替える操作ができる。一方、可動部36がばね38により付勢されていないとき、操作者33は一方向に応力を作用させて可動部36を移動させた後で、移動させた方向と逆の方向に応力を作用させて可動部36を元の位置に移動させる操作が必要となっている。このときに、比べて操作者33は容易に電源スイッチ5を操作することができる。
図13は電源スイッチ及び第2表示部の位置を説明するための模式平面図である。図13に示すように、筐体2の長手方向において中心2fに対して重心30と反対側に電源スイッチ5が配置されている。操作者33が読取装置1を立てて収納するときには重い方が下側になり軽い方が上側になる。下側が地面側であり、上側は天井側である。そして、上側に開口する鞄等の容器に読取装置1を収納するとき、読取装置1の上側が開口に近くなる。このとき、操作者は容易に読取装置1の上側を把持することができる。そして、長い筐体2において電源スイッチ5は操作者33が把持した側にあるので、操作者33は片手でも容易に電源スイッチ5を入れることができる。
筐体2の長手方向において中心2fに対して重心30と反対側の第1側面2cに第2表示部10が配置されている。第2表示部10は充電式電池26の充電状態を表示する。操作者33が読取装置1を立てて収納するときには重い方が下側になり軽い方が上側になる。そして、上側に開口する容器に操作者33が読取装置1を収納するとき、読取装置1の上側が開口に近くなる。このとき、操作者33は読取装置1の上側の第1側面2cに配置された第2表示部10を容易に確認することができる。
図14は制御部の構成を示す電気ブロック図である。図14において、制御部24はプロセッサーとして各種の演算処理を行うCPU42(中央演算処理装置)と、各種情報を記憶する記憶部としてのメモリー43を備えている。電源スイッチ5、WPSスイッチ6、通信切替スイッチ7、読取開始スイッチ8は入出力インターフェイス44及びデータバス45を介してCPU42に接続されている。他にも、第1表示部9、第2表示部10、撮像センサー15、モーター27及び通信装置46は入出力インターフェイス44及びデータバス45を介してCPU42に接続されている。
電源スイッチ5はスタンバイ状態と停止状態とを切り替えるスイッチである。操作者33が電源スイッチ5を操作するとき、電源スイッチ5は操作されたことを示す信号を制御部24に出力する。
WPSスイッチ6は通信設定に必要な電波信号を出力する指示を受け付けるスイッチである。操作者33がWPSスイッチ6を操作するとき、WPSスイッチ6は操作されたことを示す信号を制御部24に出力する。
通信切替スイッチ7はデータを送信する手段を無線LAN手段とUSB手段とのうちの一方に切り替えるスイッチである。操作者33が通信切替スイッチ7を操作するとき、通信切替スイッチ7は操作されたことを示す信号を制御部24に出力する。
読取開始スイッチ8は読取装置1に原稿12の読み取りを開始させるスイッチである。操作者33が読取開始スイッチ8を操作するとき、読取開始スイッチ8は操作されたことを示す信号を制御部24に出力する。
第1表示部9は読取装置1の状態を表示する。第1表示部9は液晶表示装置等からなる。第2表示部10は制御部24から指示信号を入力して読取装置1の充電式電池26の状態にかかる情報を表示する。第2表示部10は多色の表示が可能なLED等からなる。
撮像センサー15は原稿12に記載された画像を撮影する。そして、撮影した画像のデータを制御部24に出力する。撮像センサー15はラインセンサー21や光源18等により構成されている。
モーター27は制御部24の指示信号を入力して原稿搬送部16を回転する。そして、画像が描かれた原稿12を原稿搬送部16が撮像センサー15と対向する位置に搬送する。
通信装置46は読取装置1が外部機器に送信する装置である。通信装置46は無線LAN手段とUSB手段とのうちの一方を用いて外部機器へ画像データを送信する。
メモリー43は、RAM、ROM等といった半導体メモリーを含む概念である。メモリー43は読取装置1の動作の制御手順が記述されたプログラム47を記憶する。他にも、メモリー43は、撮像センサー15が撮像した画像のデータである画像データ48を記憶する。他にも、メモリー43はCPU42のためのワークエリアやテンポラリーファイル等として機能する記憶領域やその他各種の記憶領域を備える。
CPU42は、メモリー43内に記憶されたプログラム47に従って撮像センサー15及び原稿搬送部16を制御する。プログラム47が動作するCPU42は具体的な機能実現部として搬送制御部49を有する。搬送制御部49はモーター27に制御信号を出力して原稿搬送部16に原稿12を移動させる。
他にも、CPU42は撮像制御部50を有する。撮像制御部50は撮像センサー15に制御信号を出力して原稿12に記載された画像を撮像させる。そして、画像データ48をメモリー43に記憶する。
他にも、CPU42は通信制御部51を有する。通信制御部51は通信装置46に通信を行う制御信号を出力する。そして、通信制御部51は外部機器に画像データ48を出力させる。他にも、CPU42は入力監視部52を有する。入力監視部52は電源スイッチ5、WPSスイッチ6の入力を監視する。他にも、通信切替スイッチ7の切り替えが行われたか否かの監視を行う。他にも、読取装置1には撮像センサー15と原稿搬送部16との間に原稿12が挿入されたか否かを検出する図示しない原稿センサーが設置されている。入力監視部52は原稿センサーの出力を監視して、撮像センサー15と原稿搬送部16との間に原稿12が挿入されたか否かを監視する。さらに、入力監視部52は充電式電池26が充電中か放電中かの監視や充電式電池26の残量を監視する。
他にも、CPU42は表示制御部53を有する。表示制御部53は第1表示部9に読取装置1の状態を示す状態信号を出力する。この状態信号が示す内容には読取装置1が読み取りした原稿12の枚数、読み取り待機状態、データ送信状態、原稿挿入待ち状態等がある。そして、第1表示部9に読取装置1の状態を示す情報を表示させる。さらに、表示制御部53は第2表示部10に充電式電池26の状態を示す状態信号を出力する。この状態信号が示す状態には充電状態、放電状態、充電残量が少ない状態、充電完了状態等がある。そして、第2表示部10に充電式電池26の状態を示す情報を表示させる。
次に、読取装置1の動作手順を説明する。まず、操作者33が鞄の中に収納されている読取装置1を把持する。鞄の上側に開口があり、開口が重力加速度方向の逆側を向いて設置される。読取装置1が立てて収納されているとき、鞄の開口側に電源スイッチ5がある。操作者33は読取装置1を把持するとともに、指で電源スイッチ5をスライドさせる。この操作により、信号が電源スイッチ5から入力監視部52に出力される。
CPU42は駆動状態を停止状態からスタンバイ状態へ切り替える。スタンバイ状態では搬送制御部49がモーター27に通電させて、駆動の準備をする。さらに、撮像センサー15を駆動させて撮像の準備をする。
次に、操作者33は通信切替スイッチ7を設定する。無線LANを使用するときに通信設定が行われていないときにはWPSスイッチ6を操作して通信の設定を行う。
次に、操作者33は原稿挿入口4に原稿12を挿入する。原稿12は原稿ガイド面3bに沿って進行する。原稿12の先端が撮像センサー15と原稿搬送部16との間に突き当たる。次に、操作者33は読取開始スイッチ8を操作する。入力監視部52は読取開始スイッチ8の入力を検出して搬送制御部49及び撮像制御部50に駆動開始の指示信号を出力する。搬送制御部49はモーター27を駆動させて原稿搬送部16に所定の速度で原稿12を移動させる。撮像制御部50は撮像センサー15を駆動させて原稿12を撮像する。
通信制御部51は撮像された画像データ48を外部機器に出力する。原稿12が撮像センサー15を通り過ぎたとき、搬送制御部49はモーター27の駆動を停止してスタンバイ状態のまま待機する。
操作者33が電源スイッチ5を操作するとき信号が電源スイッチ5から入力監視部52に出力される。CPU42はスタンバイ状態から停止状態へ切り替える。停止状態では入力監視部52以外の機能を停止する。操作者33が充電式電池26の充電を開始するとき、入力監視部52は第2表示部10の色を充電中を示す色に切り替えて発光させる。そして、入力監視部52は充電式電池26の充電が最大充電量になったとき、入力監視部52は第2表示部10の色を充電が最大充電量になったことを示す色に切り替えて発光させる。操作者33は第2表示部10を確認することにより充電が終了したことを認識する。
上述したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、読取装置1は撮像センサー15、原稿搬送部16、制御部24及び筐体2を備えている。画像が描かれた原稿12を原稿搬送部16が撮像センサー15と対向する位置に搬送する。そして、撮像センサー15が画像を読み取る。制御部24が原稿搬送部16の制御と撮像センサー15の制御を行う。原稿12の搬送と画像の読み取りを並行して行い、原稿を読取装置1の外部に排出される。
筐体2には電源スイッチ5、WPSスイッチ6及び通信切替スイッチ7が設置され、電源スイッチ5、WPSスイッチ6及び通信切替スイッチ7は制御部24と電気的に接続されている。操作者33が電源スイッチ5、WPSスイッチ6及び通信切替スイッチ7を操作するとき、電源スイッチ5、WPSスイッチ6及び通信切替スイッチ7の操作に伴う信号を制御部24が入力する。そして、制御部24は電源スイッチ5、WPSスイッチ6及び通信切替スイッチ7の操作に応じて所定の動作を行う。電源スイッチ5、WPSスイッチ6及び通信切替スイッチ7は凹部3に設置されている。読取装置1を鞄に収納し、移動させるとき、また、鞄内部の周囲に固定されていない物体34があるとき、筐体2は物体34に押圧されたり当てられることがある。このとき、物体34は筐体2の外側と接触するので凹部3の中まで入り難い。従って、物体34は電源スイッチ5、WPSスイッチ6及び通信切替スイッチ7に到達し難い為、物体34により電源スイッチ5、WPSスイッチ6及び通信切替スイッチ7が誤操作されることを抑制することができる。
(2)本実施形態によれば、凹部3は筐体2の長手方向に第1壁部3aを備えている。第1壁部3aは凹部3の原稿ガイド面3bと接続する側面に相当する。電源スイッチ5の可動部36が第1壁部3aに近い程、電源スイッチ5は誤操作され難いが操作し難くなる。電源スイッチ5の可動部36と第1壁部3aとの距離が1cm以上5cm以下になっている。このとき、電源スイッチ5は物体34により誤操作され難いが、操作者33が操作したいときには容易に操作することができる。
(3)本実施形態によれば、電源スイッチ5はスライドスイッチである。スライドスイッチではスライドスイッチが設置された面に沿って操作者33が可動部36を移動させる。電源スイッチ5は凹部3にあるので、物体34が+Y方向に移動するとき、物体34が電源スイッチ5を押す確率は高い。しかし、物体34がスライドスイッチを操作するには、まず、スライドスイッチが設置された面に物体34が到達する必要がある。さらに、スライドスイッチが設置された面に沿って物体34が可動部36を+X方向に移動させる必要がある。このように、物体34がスライドスイッチを操作するには2方向の移動が必要であるので、物体34がスライドスイッチを偶発的に操作することを抑制することができる。
(4)本実施形態によれば、電源スイッチ5では可動部36がばね38により付勢されている。操作者33が電源スイッチ5を操作するとき、ばね38が作用する力に抗して操作者33が可動部36を移動する。そして、電源スイッチ5の操作に伴う信号を制御部24が入力する。この後で、操作者33は可動部36を保持することをやめることにより可動部36はばね38に押圧されて元の位置に移動する。従って、操作者33は一方向にのみ応力を作用させる操作になっている。一方、可動部36がばね38により付勢されていないとき、操作者33は一方向に応力を作用させて可動部36を移動させた後で、移動させた方向と逆の方向に応力を作用させて可動部36を元の位置に移動させる操作が必要となっている。このときに、比べて読取装置1では操作者33は容易に電源スイッチ5を操作することができる。
(5)本実施形態によれば、筐体2の上面には第1表示部9が設置されている。そして、電源スイッチ5と第1表示部9との距離は1cm以上7cm以下になっている。電源スイッチ5と第1表示部9との距離が1cm以上離れているので、電源スイッチ5と第1表示部9との間に筐体2の一部を配置させることができる。そして、筐体2は電源スイッチ5及び第1表示部9を保持する構造にすることができる。操作者33が電源スイッチ5を操作するとき、操作者33は電源スイッチ5を見ることが多い。このとき、第1表示部9は電源スイッチ5との距離が7cmと近い場所にあるので、操作者33は電源スイッチ5と第1表示部9とを同時に視野に入れることができる。制御部24が電源スイッチ5の操作に伴う信号を入力して、第1表示部9に信号の入力に伴った表示をする。このとき、操作者33は電源スイッチ5の操作が作用したことを容易に確認することができる。
(6)本実施形態によれば、筐体2の長手方向において中心2fに対して重心30と反対側に電源スイッチ5が配置されている。操作者33が読取装置1を立てて収納するときには重い方が下側になり軽い方が上側になる。下側が地面側であり、上側は天井側である。そして、上側に開口する容器に読取装置1を収納するとき、読取装置1の上側が開口に近くなる。このとき、操作者33は容易に読取装置1の上側を把持することができる。そして、長い筐体2において電源スイッチ5は操作者33が把持した側にあるので、操作者33は片手で容易に電源スイッチ5を入れることができる。
(7)本実施形態によれば、筐体2を凹部3側から見たときに電源スイッチ5は右側に配置されている。読取装置1を机上に設置したとき、電源スイッチ5は右側に配置される。操作者33が右利きのとき、利き手である右手で容易に電源スイッチ5を入れることができる。
(8)本実施形態によれば、凹部3には原稿12を原稿搬送部16に案内する原稿挿入口4が配置されている。従って、操作者33は原稿12を読み取る操作をするとき、原稿12を原稿挿入口4に挿入する。原稿挿入口4は凹部3に設置され、凹部3には電源スイッチ5が設置されている。従って、操作者33が原稿12を原稿挿入口4に挿入するとき、容易に電源スイッチ5の位置を認識することができる。
(9)本実施形態によれば、読取装置1は充電式電池26及び第2表示部10を備えている。第2表示部10は充電式電池26の充電状態を表示する。そして、第2表示部10は筐体2の長手方向において中心2fに対して重心30と反対側の第1側面2cに配置されている。操作者33が読取装置1を立てて収納するときには重い方が下側になり軽い方が上側になり易い。下側が地面側であり、上側は天井側である。そして、操作者33が上側に開口する容器に読取装置1を収納するとき、読取装置1の第1側面2cが開口に近くなる。このとき、操作者33は読取装置1の第1側面2cに配置された第2表示部10を容易に確認することができる。
(10)本実施形態によれば、前側面2iおよび上面2bに跨って形成される凹部3に電源スイッチ5が設置されているため、電源スイッチ5の誤操作を抑制できるとともに、操作性を向上することができる。
(11)本実施形態によれば、電源スイッチ5が凹部3の第2壁部3cに形成されている。したがって、電源スイッチ5の誤操作を抑制できるとともに、操作性を向上することができる。
尚、本実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により種々の変更や改良を加えることも可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
前記実施形態では、電源スイッチ5にスライドスイッチが用いられた。電源スイッチ5にはトグルスイッチやロータリースイッチを採用してもよい。いずれのスイッチにおいても凹部に設置することにより、誤操作を抑制することができる。
(変形例2)
前記実施形態では、コイル状の圧縮ばねであるばね38が可動部36を付勢した。可動部36を付勢する部材は弾性を有すれば良い。たとえば、板バネ、引っ張りばね、各種ゴム、トーションバネ等を用いることができる。
1…読取装置、2…筐体、2b…装置上面としての上面、2c…端面としての第1側面、2d…背側面としての第2側面、3…凹部、3a…壁部としての第1壁部、3b…ガイド面としての原稿ガイド面、3c…立設面としての第2壁部、4…原稿挿入口、5…スイッチとしての電源スイッチ、5a…可動部としての凸部、9…第1表示部、10…第2表示部、12…原稿、15…撮像センサー、16…原稿搬送部、24…制御部、26…充電式電池、38…弾性部材としてのばね。

Claims (10)

  1. 画像を読み取る撮像センサーと、
    前記画像が描かれた原稿を前記撮像センサーと対向する位置に搬送する原稿搬送部と、
    前記撮像センサー及び前記原稿搬送部を制御する制御部と、
    前記撮像センサー、前記原稿搬送部及び前記制御部を覆う筐体と、
    前記制御部と電気的に接続するスイッチと、を備え、
    前記筐体には凹部が形成され、
    前記原稿を挿入する側面を前側面、排出する側面を背側面とした場合、前記前側面と前
    記背側面との間に装置上面を有し、前記凹部は、前記前側面および前記装置上面に跨って
    形成され、
    前記凹部は、原稿の搬送をガイドするガイド面と、前記ガイド面から前記装置上面に向
    けて立設する立設面を有し、前記スイッチは、前記立設面に配置され、
    前記スイッチは電源スイッチであり、
    前記筐体の長手方向において中心に対して重心と反対側に前記スイッチが配置されてい
    ることを特徴とする読取装置。
  2. 画像を読み取る撮像センサーと、
    前記画像が描かれた原稿を前記撮像センサーと対向する位置に搬送する原稿搬送部と、
    前記撮像センサー及び前記原稿搬送部を制御する制御部と、
    前記撮像センサー、前記原稿搬送部及び前記制御部を覆う筐体と、
    前記制御部と電気的に接続するスイッチと、を備え、
    前記筐体には凹部が形成され、
    前記原稿を挿入する側面を前側面、排出する側面を背側面とした場合、前記前側面と前
    記背側面との間に装置上面を有し、前記凹部は、前記前側面および前記装置上面に跨って
    形成され、
    前記凹部は、原稿の搬送をガイドするガイド面と、前記ガイド面から前記装置上面に向
    けて前記前側面より前記背側面側で立設する立設面を有し、前記スイッチは、バッテリーからの電力をオン・オフする電源スイッチであり、前記立設面に配置されることを特徴とする読取装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の読取装置であって、
    前記凹部は前記筐体の長手方向の両側に壁部を備え、
    前記スイッチの可動部と前記壁部との距離が1cm以上5cm以下であることを特徴と
    する読取装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の読取装置であって、
    前記スイッチは可動部がスライドするスライドスイッチであることを特徴とする読取装
    置。
  5. 請求項4に記載の読取装置であって、
    前記スイッチは前記可動部が弾性部材により付勢されていることを特徴とする読取装置
  6. 請求項1~5のいずれか一項に記載の読取装置であって、
    前記筐体の上面には情報を表示する第1表示部が設置され、
    前記スイッチは一部が突出する凸部を備え、
    前記スイッチの凸部の中心と前記第1表示部の中心との距離は1cm以上7cm以下であることを特徴とする読取装置。
  7. 請求項2~6のいずれか一項に記載の読取装置であって、
    前記スイッチは電源スイッチであり、
    前記筐体の長手方向において中心に対して重心と反対側に前記スイッチが配置されてい
    ることを特徴とする読取装置。
  8. 請求項7に記載の読取装置であって、
    前記筐体を前記凹部側から見たときに前記スイッチは右側に配置されていることを特徴
    とする読取装置。
  9. 請求項1~8のいずれか一項に記載の読取装置であって、
    前記凹部には前記原稿を前記原稿搬送部に案内する原稿挿入口が配置されていることを
    特徴とする読取装置。
  10. 請求項1~9のいずれか一項に記載の読取装置であって、
    充電式電池と、
    前記充電式電池の充電状態を表示する第2表示部と、を備え、
    前記筐体の長手方向において中心に対して重心と反対側の端面に前記第2表示部が配置
    されていることを特徴とする読取装置。
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