JP7021606B2 - 運行管理装置 - Google Patents
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Description
本開示は、車両の運行管理装置に関する。
近年、利用者の要求に応じて車両の運行が計画されるデマンド交通の導入が進められている。デマンド交通の形態としては、運行時間および経路が予め設定されており利用者の要求があったときのみ運行するもの、運行時間と経路とのうちいずれか一方が予め設定されており他方が利用者の要求に応じて変更できるもの、運行時間および経路が利用者の要求に応じて変更できるもの等がある。運用される車両の台数を少なくして効率的に運用できるかがデマンド交通におけるコストの低減および運賃の低価格化につながる。
特許文献1および特許文献2には、運行時間が予め設定されているデマンド交通において、運行時間を用いた電動車両の効率的な運用について開示されている。しかし、利用者の要求に応じて運行時間および経路が変更されるデマンド交通において、電動車両の効率的な運用については十分な検討がなされていなかった。このため、利用者の要求に応じて運行時間および経路が変更されるデマンド交通における電動車両の運用を効率化できる技術が望まれている。
本開示は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本開示の一形態によれば、運行管理装置が提供される。この運行管理装置は、 設定地域内において利用者の要求に応じて運行時間および経路が変更される複数の電動車両の運行管理装置(10)であって、未稼動の電動車両が待機する車両ステーションで待機する各電動車両の充電量に各電動車両の電費を乗ずることによって各電動車両が連続走行できる走行可能時間を推定する走行可能時間推定部(110)と、前記走行可能時間の長い順に前記複数の電動車両に序列をつける車両序列部(150)と、前記利用者から要求される前記電動車両の時間帯毎の要求台数を予測する要求台数予測部(120)と、前記複数の電動車両のうち前記要求台数の予測に応じて稼働する複数の稼働車両を決定する稼働車両決定部(140)と、前記要求台数が増加した後に減少する需要増減期において前記要求台数が増加する複数の増加タイミングと前記要求台数が減少する複数の減少タイミングとを、それぞれの出現順序にしたがって対応付けることによって前記複数の稼働車両に要求される複数の要求走行時間を予測する要求走行時間予測部(130)と、を備え、前記稼働車両決定部は、前記序列をつけられた前記複数の電動車両のうち前記複数の要求走行時間に対してそれぞれの要求走行時間以上の走行可能時間を有する前記電動車両を、当該要求走行時間に対応する前記稼働車両として決定する。このような形態とすれば、予測された要求走行時間を用いて稼働車両を決定することから、要求走行時間を予測することなく稼働車両を決定する態様の運行管理装置と比べて、電動車両の運用を効率化できる。
本開示は、運行管理装置に限るものではなく、例えば、電動車両の運航管理方法などの種々の形態に適用することも可能である。また、本開示は、前述の形態に何ら限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることは勿論である。
A.第1実施形態:
図1に示された電動車両EVは、デマンド交通において運用される複数の電動車両のうちの1台である。デマンド交通において運用される複数の電動車両の車種は、複数の車種の自動運転車両から構成されている。デマンド交通において運行される電動車両は、設定地域R内において、利用者の要求に応じて運行時間および経路が変更される。
図1に示された電動車両EVは、デマンド交通において運用される複数の電動車両のうちの1台である。デマンド交通において運用される複数の電動車両の車種は、複数の車種の自動運転車両から構成されている。デマンド交通において運行される電動車両は、設定地域R内において、利用者の要求に応じて運行時間および経路が変更される。
設定地域R内には、家屋D、病院HP、統括拠点CCおよび車両ステーションCSが含まれている。利用者は、電話もしくはインターネットを介して電動車両の配車要求を統括拠点CCに対して伝える。配車要求には、電動車両の運行時間および経路が含まれる。ここでいう運行時間とは、指定された場所からの発車時間のことである。運行時間および経路は、予め指定された選択肢の中から選択する形式もしくは利用者が任意に指定する形式のいずれの形式で指定されてもよい。車両ステーションCSは、未稼働の電動車両が待機する施設であるとともに電動車両の充電を行う施設である。統括拠点CCから車両ステーションCSに対して利用者からの配車要求が伝えられることにより、電動車両は、指定された場所に向けて発車する。図1には、設定地域R内において車両ステーションCSは1箇所のみ配置されているが、設定地域R内において車両ステーションCSは複数配置されていてもよい。また、図1には、設定地域R内に統括拠点CCが配置されているが、設定地域Rの外側に統括拠点CCが配置されていてもよい。
図2に示すように、車両ステーションCSは、運行管理装置10を備える。運行管理装置10は、デマンド交通において運用される複数の電動車両の運行を管理する。運行管理装置10は、走行可能時間推定部110と、要求台数予測部120と、要求走行時間予測部130と、稼働車両決定部140と、車両序列部150と、を備える。
走行可能時間推定部110は、車両ステーションCSに待機する各電動車両の充電量に各電動車両の電費を乗ずることによって各電動車両が連続走行できる走行可能時間を推定する。本実施形態では、走行可能時間推定部110は、設定地域Rの勾配情報と、各電動車両の過去の電費計測値と、外気温および過去のユーザ利用情報と、に応じて推定した各電動車両の電費を用いて走行可能時間を推定する。他の実施形態では、走行可能時間推定部110は、設定地域Rの勾配情報と、各電動車両の過去の電費計測値と、外気温および過去のユーザ利用情報と、のうち少なくとも一つを用いて各電動車両の電費を推定してもよい。
設定地域Rの勾配情報とは、設定地域Rが勾配変化の多い地域であるか勾配変化の少ない地域であるかを示す情報である。電動車両の電費は、走路の勾配変化が多いほど電費が悪くなる。このため、走行可能時間推定部110は、設定地域Rが勾配変化の多い地域である場合には、電費の値を下げる推定をした上で、走行可能時間を推定する。過去の電費計測値とは、各電動車両が過去に走行した時の電費の計測値のことである。走行可能時間推定部110は、過去の電費計測値と各電動車両の緒元における電費との差を考慮して、電費の値を推定した上で、走行可能時間を推定する。過去の電費計測値には、設定地域Rの勾配に影響された過去の走行が反映されていることから、走行可能時間推定部110は、設定地域Rの勾配情報を独立したパラメータとして走行可能時間の推定に用いなくてもよいが、本実施形態では、独立したパラメータとして用いる。また、電動車両の電費は、車内でのエアコン稼働による消費電力が大きいほど電費が悪くなるため、走行可能時間推定部110は、外気温および過去のユーザ利用情報を考慮して電費の値を推定した上で、走行可能時間を推定する。過去のユーザ利用情報とは、IDによりタグ付けされた情報であって、IDとエアコンの設定温度との関係、IDと乗車日時・曜日情報との関係が関連付けされた情報である。過去のユーザ利用情報は、エアコンの消費電力推定の入力とする。
走行可能時間推定部110が電費の値を算出するために用いる緒元は、運行管理装置10に格納されている車両緒元データベースから読み込まれる。また、設定地域Rの勾配情報および過去の電費計測値は、複数の電動車両から運行管理装置10にフィードバックされる情報が蓄積されたものである。外気温は、運行管理装置10が備える図示しない外気温センサから読み込まれる。過去のユーザ利用情報は、運行管理装置10に格納されているユーザデータベースから読み込まれる。
車両序列部150は、走行可能時間の長い順に複数の電動車両に序列をつける。車両序列部150は、走行可能時間推定部110が走行可能時間を推定する毎に、走行可能時間の長い順に複数の電動車両に序列をつける。
要求台数予測部120は、利用者から要求される電動車両の時間帯毎の要求台数を予測する。本実施形態では、要求台数予測部120は、1時間毎の要求台数を予測する。1時間毎の要求台数を予測するとは、例えば、午前8時から午前9時までの間の要求台数は、1台であると予測することである。要求台数予測部120は、任意に選択される時間幅毎の要求台数を予測してもよい。
図3の上側のグラフには、要求台数予測部120が予測した時間帯毎の要求台数Nrが示されている。図3の上側および下側のグラフの横軸は、時刻を表す。図3に示された時間帯t1から時間帯t8は、9時から17時までの時間帯を示している。例えば、11時から12時までの時間帯である時間帯t3において予測される要求台数は、5台である。要求台数Nrとは、定常的に利用者の要求に応じて運行している電動車両の数に対して、需要増加により追加される電動車両の台数を指す。例えば、定常的に利用者の要求に応じて運行している電動車両が1台存在する場合、図3の時間帯t3においては、6台の電動車両の走行が要求されている。
また、要求台数予測部120は、要求台数Nrの予測に基づいて、電動車両の要求台数Nrが増加した後に減少する需要増減期D1を予測する。本実施形態では、要求台数予測部120は、ある時間帯から要求台数の増加が開始されて途中で減少することなく増加を続けた後、減少が続くことが予測される時間帯を、需要増減期D1として予測する。図3において、「要求台数の増加が開始されるある時間帯」とは、時間帯t1に相当する。また、図3の時間帯t8の終了タイミングにおいて要求台数Nrは0台となっていることから要求台数Nrの減少が止まることが予測される。したがって、図3において、要求台数予測部120が需要増減期D1として予測する時間帯は、時間帯t1からt8までの間である9時から17時までの時間である。
本実施形態では、要求台数予測部120は、需要増減期D1の日時、需要増減期D1の天気、および、過去の要求実績のすべてを用いて要求台数を予測する。過去の要求実績は、データベースとして運行管理装置10に格納されている。要求台数予測部120は、需要増減期D1の日時、需要増減期D1の天気、および、過去の要求実績のうち少なくとも1つを用いて要求台数を予測してもよい。
稼働車両決定部140は、車両ステーションCSに待機している複数の電動車両のうち要求台数Nrの予測に応じて稼働する複数の稼働車両を決定する。稼働車両の決定の詳細は、図4、図5および図6において説明する。
図3の下側のグラフには、要求走行時間予測部130が予測した複数の要求走行時間Da~Deが示されている。要求走行時間予測部130は、需要増減期D1において要求台数Nrが増加する複数の増加タイミングと要求台数Nrが減少する複数の減少タイミングとを、それぞれの出現順序にしたがって対応付けることによって稼働車両に要求される複数の要求走行時間を予測する。
図3において、「複数の増加タイミング」とは、時間帯t1、t2、t3の開始時刻に相当する。例えば、時間帯t1における増加タイミングは、時間帯t1の開始時刻である9時である。
図3において、「複数の減少タイミング」とは、時間帯t4、t5、t7、t8の終了時刻に相当する。例えば、時間帯t4における減少タイミングは、時間帯t4の終了時刻である13時である。
「それぞれの出現順序にしたがって対応付ける」とは、複数の増加タイミングと複数の減少タイミングとを、出現した順に対応付けることである。例えば、要求走行時間予測部130は、最初に出現する増加タイミングである時間帯t1の開始時刻の9時と、最初に出現する減少タイミングである時間帯t4の終了時刻の13時とを対応付けて、要求走行時間Daを予測する。時間帯t1では、要求台数が2台増加していることから、要求走行時間Dbは、2番目に出現する増加タイミングである時間帯t1の開始時刻の9時と、2番目に出現する減少タイミングである時間帯t5の終了時刻の14時とを対応付けて予測されたものである。要求走行時間DcからDeについても同様に、時間帯t2の開始時刻と時間帯t7の終了時刻、時間帯t3の開始時刻と時間帯t7の終了時刻、時間帯t3の開始時刻と時間帯t8の終了時刻とを対応付けて予測されたものである。
運行管理装置10は、図4において説明する要求走行時間予測処理を実行することにより、要求走行時間を予測する。図4に示す要求走行時間予測処理は、例えば、1日のうち早朝の時間帯に実行される。早朝の時間帯とは、例えば、午前6時である。要求走行時間予測処理が開始されると、ステップS110では、要求台数予測部120によって電動車両の時間帯毎の要求台数が予測される。このとき、要求台数予測部120は、需要増減期D1の予測も行う。ステップS120では、要求走行時間予測部130によって、要求走行時間が予測される。その後、要求走行時間予測処理は終了される。
運行管理装置10は、図5において説明する稼働車両決定処理を実行することにより、車両ステーションCSに待機している複数の電動車両のうち要求台数Nrの予測に応じて稼働する複数の稼働車両を決定する。稼働車両決定処理は、それぞれの要求走行時間の開始時刻においてそれぞれの要求走行時間に対応する稼働車両を決定する。例えば、図3では、複数の増加タイミングである時間帯t1、t2、t3の開始時刻である9時、10時および11時になるたびに稼働車両決定処理は実行されて、要求走行時間Da~Deに対応する稼働車両が決定される。稼働車両決定処理が開始されると、ステップS210では、走行可能時間推定部110によって車両ステーションCSで待機する各電動車両の走行可能時間が推定される。ステップS220では、車両序列部150によって走行可能時間の長い順に複数の電動車両に序列がつけられる。
図6には、図3で示した時間帯t1の開始時刻において稼働車両決定処理が実行されたとき、ステップS210において推定された車両ステーションCSに待機している7台の電動車両EV1~EV7の走行可能時間R1~R7が示されている。図6に示された電動車両EV1~EV7は、走行可能時間の長い順に序列がつけられている状態である。図6のグラフの横軸は、走行可能時間の長さを表す。図6のグラフの縦軸には、それぞれの走行可能時間を有する電動車両の符号を表す。走行可能時間推定部110は、上述したように、設定地域Rの勾配情報と、過去の電費計測値と、外気温および過去のユーザ利用情報と、に応じて推定した各電動車両の電費を用いて走行可能時間を推定する。各電動車両の電費の推定に用いられる上述のパラメータのうち、外気温および過去のユーザ利用情報は、稼働車両決定処理が実行されるタイミングごとに大きく変化する。外気温については、図3において稼働車両決定処理が実行されるタイミングである9時、10時および11時のそれぞれで変化する。このため、走行可能時間推定部110は、外気温に応じて利用者がエアコンを稼働させるか否かを切り分けて電費の推定を行う。また、過去のユーザ利用情報は、例えば、「1週間のうち決まった曜日の決まった時間に稼働車両に乗車するユーザAは、エアコンの設定温度を他の利用者と比べて著しく低く(高く)設定する。」という情報のことである。このため、走行可能時間推定部110は、ユーザAのようなエアコンの設定温度を著しく低く(高く)設定する利用者が乗車することが予測される時間帯に被る要求走行時間に対する稼働車両の決定において走行可能時間を推定するときには、電費の値を低く推定する。例えば、ユーザAのような利用者が9時から10時までの時間帯に乗車することが予測される場合、要求走行時間DaおよびDbに対して稼働する稼働車両の決定において走行可能時間を推定するときは、電費の値を低く推定する。
ステップS230では、稼働車両決定部140によって要求走行時間以上の走行可能時間を有する電動車両が、当該要求走行時間に対応する稼働車両として決定される。
図7には、9時、10時および11時のそれぞれの時刻において図5の稼働車両決定処理が実行されることによって、要求走行時間Da~Deに対して稼働車両として決定された5台の電動車両EV1~EV5の走行可能時間R1~R5が示されている。図7では、図3で示した要求台数Nr、需要増減期D1、要求走行時間Da~Deに対して、車両ステーションCSに待機する7台の電動車両EV1~EV7の中から稼働車両が決定される場合について説明する。図7には、走行可能時間R1~R5に対して、各走行時間を有する電動車両EV1~EV5が符号として付されている。図7では、説明の便宜上、9時から11時までの間に車両ステーションCSに電動車両が新たに追加されることがなく、また、待機中の電動車両EV1~EV7の充電量は変わらないものと仮定して説明を行う。
本実施形態では、稼働車両決定部140は、それぞれの要求走行時間Da~Deの開始時刻においてそれぞれの要求走行時間Da~Deに対応する稼働車両を決定する。要求走行時間DaおよびDbの開始時刻は、9時である。要求走行時間Dcの開始時刻は、10時である。要求走行時間DdおよびDeの開始時刻は、11時である。
稼働車両決定部140は、車両序列部150により序列をつけられた電動車両の中から稼働車両を決定する。本実施形態では、稼働車両決定部140は、それぞれの要求走行時間以上の走行可能時間を有する電動車両のうち、走行可能時間が最も短い電動車両を当該要求走行時間に対応する稼働車両として決定する。稼働車両決定処理は、例えば9時になると実行されて、要求走行時間DaおよびDbに対する稼働車両を決定する。9時において車両ステーションCSには、電動車両EV1~EV7が待機している。このときの電動車両EV1~EV7の走行可能時間は、ステップS210によって図6に示すような時間長であると推定されている。また、要求走行時間Daの長さは、4時間である。したがって、稼働車両決定部140は、9時において走行可能時間推定部110により推定された走行可能時間において、4時間以上の走行可能時間を有する電動車両EV1~EV5のうち、走行可能時間が最も短い電動車両EV5を要求走行時間Daに対応する稼働車両として決定する。以下も同様にして、それぞれの要求走行時間Db~Deの開始時刻において車両ステーションCSに待機している電動車両の走行可能時間が推定された上で、それぞれの要求走行時間Db~Deに対応する電動車両EV4、EV2、EV3、EV1が稼働車両として決定される。ステップS230において稼働車両が決定されたのち、稼働車両決定処理は終了される。
図7において、稼働車両決定部140は、上述したように要求走行時間に対応する稼働車両を決定するため、要求走行時間以上の走行可能時間を有する電動車両のうち、走行可能時間が最も短い電動車両より長い走行可能時間を有する電動車両を稼働車両として決定することなく保持することができる。図7においては、11時を経過した時点で、電動車両EV6、EV7が稼働車両として決定されることなく車両ステーションCSに待機している。図7の説明では、9時から11時までの間に車両ステーションCSに電動車両が新たに追加されることなく7台の電動車両の中から逐次に稼働車両が決定されるとしたが、例えば、9時から11時までの間に車両ステーションCSに電動車両が新たに追加される場合には、稼働車両決定処理が実行されるときに車両ステーションCSに待機している電動車両と新たに追加された電動車両との走行可能時間を推定した上で、逐次に稼働車両が決定されるとしてもよい。車両ステーションCSに電動車両が新たに追加される場合とは、例えば、電動車両EV1~EV7とは異なる電動車両であって車両ステーションCSに所属する他の電動車両が利用者の要求に応じた運行から戻ってくる場合、または、設定地域Rにおける一時的な需要増大に対応するために車両ステーションCSとは異なる他の車両ステーションから電動車両が追加される場合、等が挙げられる。
以上説明した説明した運行管理装置10によれば、予測された要求走行時間を用いて稼働車両を決定することから、要求走行時間を予測することなく稼働車両を決定する態様の運行管理装置と比べて、電動車両の運用を効率化できる。要求走行時間を予測することなく稼働車両を決定する運行管理装置では、稼働車両に要求される走行時間が予測できないことから、常に電動車両を過剰に充電させておく必要がある。そして、過剰に充電された電動車両を稼働車両として常に稼働させるためには、十分な充電時間の確保を目的としてデマンド交通において運用される電動車両の台数を過剰に増やすこと、または、充電時間の短縮を目的として車両ステーションにおける充電器の台数を増やすこともしくは急速充電が可能な充電器を導入すること、などの設備投資が考えられる。しかし、これらの設備投資は、デマンド交通のコスト増加につながる。また、急速充電を繰り返し行うことにより電動車両の電池の劣化が促進される。一方、第1実施形態の運行管理装置10によれば、予測された要求走行時間を用いて稼働車両を決定することから、過剰な設備投資を避けられるため、デマンド交通のコスト増加を抑制することができる。また、急速充電を採用することによって電動車両の電池の劣化が促進されることを防止できる。
B.第2実施形態:
図8に示すように、第2実施形態では、車両ステーションCSは、運行管理装置10aを備える。運行管理装置10aは、第1実施形態の運行管理装置10と比べて、優先車両決定部160を備える点を除き、第1実施形態の運行管理装置10の装置構成と同じである。第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。優先車両決定部160の説明については、後述する。
図8に示すように、第2実施形態では、車両ステーションCSは、運行管理装置10aを備える。運行管理装置10aは、第1実施形態の運行管理装置10と比べて、優先車両決定部160を備える点を除き、第1実施形態の運行管理装置10の装置構成と同じである。第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。優先車両決定部160の説明については、後述する。
図9には、需要増減期D1における要求走行時間Da~Deに対して、稼働車両決定部140によって稼働車両として決定された5台の電動車両EV1~EV5の走行可能時間R1~R5が示されている。また、図9には、要求走行時間予測部130が予測した需要増減期D2における要求走行時間Df~Djが示されている。需要増減期D1における要求走行時間Da~Deおよび電動車両EV1~EV5は、図7と同じものである。
図10には、図9の13時を経過した時点で、稼働車両として決定されることなく車両ステーションCSに待機している5台の電動車両EV6~EV10の走行可能時間が示されている。電動車両EV6およびEV7は、図6と同じものである。図10のグラフの横軸は、走行可能時間の長さを表す。図10のグラフの縦軸には、それぞれの走行可能時間を有する電動車両の符号を表す。車両序列部150は、図10に示すように、走行可能時間の長い順に複数の電動車両に序列をつける。図10に示された走行可能時間は、走行可能時間推定部110によって13時に更新されたものである。
優先車両決定部160は、需要増減期D1のうち要求台数の減少が開始されてから次の需要増減期D2が開始されるまでの間において、車両ステーションCSに待機している複数の電動車両のうち他の電動車両に優先して充電する優先車両を決定する。図9において、需要増減期D1のうち要求台数の減少が開始されてから次の需要増減期D2が開始されるまでの間とは、13時から18時までの間のことである。また、優先車両決定部160は、次の需要増減期D2における要求走行時間Df~Djの出現順序の順に、それぞれの要求走行時間以上の走行可能時間を有する電動車両のうち走行可能時間が最も短い電動車両を当該要求走行時間に対応付ける。図9における要求走行時間Df~Djの出現順序は、Df,Dg,Dh、Di、Djの順である。本実施形態では、優先車両決定部160は、車両ステーションCSに電動車両が新たに追加されるときに、優先車両を決定する。例えば、13時に車両ステーションCSに電動車両が新たに追加されて、図10に示すような走行可能時間を有する電動車両EV6~EV10が車両ステーションCSに待機しているとき、優先車両決定部160は、要求走行時間Dfに対して電動車両を以下のように対応付ける。すなわち、要求走行時間Dfの長さは3時間であることから、優先車両決定部160は、3時間以上の走行可能時間を有する電動車両EV6およびEV7のうち、走行可能時間が最も短い電動車両EV7を要求走行時間Dfに対応付ける。
次に、優先車両決定部160は、要求走行時間Dg以上の走行可能時間を有する電動車両を要求走行時間Dgに対応付けようとする。しかし、要求走行時間Dgは、4時間であることから、車両ステーションCSに待機する4台の電動車両EV6、EV8、EV9、EV10の中には要求走行時間Dgに対応付けられる電動車両が存在しない。優先車両決定部160は、要求走行時間の出現順序の順に電動車両を対応付ける際、当該要求走行時間以上の走行可能時間を有する電動車両が存在しない要求走行時間がある場合、序列において対応付けられていない電動車両のうち当該要求走行時間に対して走行可能時間の不足量が最も小さい電動車両を、優先的に充電すべき優先車両として決定する。序列において要求走行時間に対応付けられていない電動車両EV6、EV8、EV9、EV10のうち、要求走行時間Dgに対して走行可能時間の不足量が最も小さいのは、走行可能時間R6である。このため、優先車両決定部160は、走行可能時間R6を有する電動車両EV6を優先車両として決定する。
優先車両として決定される電動車両の台数は、車両ステーションCSに備えられた充電設備の数によって決まる。例えば、車両ステーションCSに2つの充電設備が備わっている場合、2台の電動車両が優先車両として決定される。すなわち、車両ステーションCSに2つの充電設備が備わっているとき、上述の説明の場合には、要求走行時間Dgに対応するために電動車両EV7が優先車両として決定されたのち、優先車両決定部160は、要求走行時間Dhに基づいて優先車両を決定する。具体的には、優先車両決定部160は、序列において要求走行時間に対応付けられていない電動車両EV8~EV10のうち、要求走行時間Dhに対して走行可能時間の不足量が最も小さい走行可能時間R8を有する電動車両EV8を優先車両として決定する。
本実施形態では、電動車両の充電は、対応付けられた要求走行時間より走行可能時間が長くなる程度に充電量が蓄えられると終了される。このため、対応付けられた要求走行時間に対して電動車両が余剰に充電されることを防止できるとともに、他の電動車両に対して充電する時間を確保することができる。車両ステーションCSにおける充電は、充電に用いられる電力の供給元における負荷が大きな時間帯には、充電に用いられる電力の量を低減させるよう調整されてもよい。
運行管理装置10aは、図11において説明する優先車両決定処理を実行することにより、次の需要増減期における要求走行時間に対応するために充電を優先すべき電動車両を優先車両として決定する。図11に示す第2実施形態の優先車両決定処理は、需要増減期のうち要求台数の減少が開始されてから次の需要増減期が開始されるまでの間において、車両ステーションCSに電動車両が新たに追加されるときに実行される。ただし、他の実施形態の優先車両決定処理では、需要増減期のうち要求台数の増加が開始されてから次の需要増減期が開始されるまでの間において、電動車両が新たに追加されるとき、または、車両ステーションCSから充電中であった電動車両が稼働車両として出走するときに実行されてもよい。優先車両決定処理が開始されると、ステップS310では、車両序列部150によって、車両ステーションCSに待機している電動車両について、走行可能時間の長い順に序列をつけられる。本実施形態では、ステップS310において序列がつけられる際には、走行可能時間推定部110による推定が更新されるとともに更新された各電動車両の走行可能時間に基づいて序列がつけられるものとする。他の実施形態では、ステップS310において序列がつけられる際には、優先車両決定処理が実行される前において最後に更新された走行可能時間に基づいて序列がつけられてもよい。ステップS320では、優先車両決定部160によって、次の需要増減期における要求走行時間の出現順序の順に、それぞれの要求走行時間以上の走行可能時間を有する電動車両のうち走行可能時間が最も短い電動車両が当該要求走行時間に対応付けられる。
ステップS330では、優先車両決定部160によって、要求走行時間の出現順序の順に電動車両を対応付ける際、当該要求走行時間以上の走行可能時間を有する電動車両が存在しない要求走行時間があるか否か判定される。そのような要求走行時間がない場合、優先車両決定処理は終了される。そのような要求走行時間がある場合、ステップS340に進み、優先車両決定部160によって、走行可能時間に基づく序列において対応付けられていない電動車両のうち当該要求走行時間に対して走行可能時間の不足量が最も小さい電動車両が、優先的に充電すべき優先車両として決定される。その後、優先車両決定処理は終了される。
以上説明した運行管理装置10aによれば、需要増減期の減少が開始されてから次の需要増減期が開始されるまでの間において電動車両の充電を行う際、優先車両として決定された電動車両から優先して充電を行うため、次の需要増減期における利用者からの要求に応じるための充電を優先して実行することができる。
C.他の実施形態:
第1実施形態において、要求台数予測部120は、ある時間帯から要求台数の増加が開始されて途中で減少することなく増加を続けた後、減少が続くことが予測される時間帯を、需要増減期として予測していたが、本発明はこれに限られない。例えば、要求台数予測部120は、1日のうち要求台数がピークになる時間帯の前後の決められた長さの時間帯を合わせて需要増減期として予測してもよい。例えば、ピークになる時間帯が12時から13時の時間帯であって、前後の決められた時間帯が3時間であるならば、9時から16時までを需要増減期として予測する。また、要求台数予測部120は、過去の要求実績から需要増減期を予測してもよい。
第1実施形態において、要求台数予測部120は、ある時間帯から要求台数の増加が開始されて途中で減少することなく増加を続けた後、減少が続くことが予測される時間帯を、需要増減期として予測していたが、本発明はこれに限られない。例えば、要求台数予測部120は、1日のうち要求台数がピークになる時間帯の前後の決められた長さの時間帯を合わせて需要増減期として予測してもよい。例えば、ピークになる時間帯が12時から13時の時間帯であって、前後の決められた時間帯が3時間であるならば、9時から16時までを需要増減期として予測する。また、要求台数予測部120は、過去の要求実績から需要増減期を予測してもよい。
上述した第1実施形態において、運行管理装置が管理する複数の電動車両の車種は、複数の車種の自動運転車両から構成されているとしたが、本発明はこれに限られない。運行管理装置が管理する複数の電動車両の車種は、同一の車種の自動運転車両から構成されていてもよいし、同一または異なる車種の手動運転車両から構成されていてもよい。ここでいう手動運転車両とは、人間が運転する車両のことである。
上述した第1実施形態において、稼働車両決定処理は、それぞれの要求走行時間の開始時刻において実行されていたが、本発明はこれに限られない。例えば、稼働車両決定処理は、需要増減期が開始される前に実行されてもよい。このような形態の場合、需要増減期が開始される前に一括して推定された電動車両の走行可能時間に基づいて、それぞれの要求走行時間に対応する稼働車両を、需要増減期が開始される前に一括して決定してもよい。
上述した第2実施形態において、優先車両決定処理は、車両ステーションCSに電動車両が新たに追加されるときに実行されるとしていたが、本発明はこれに限られない。例えば、優先車両決定処理は、車両ステーションCSの充電設備に空きが発生したタイミングで実行されてもよい。
上述した第1実施形態において、稼働車両決定部140は、それぞれの要求走行時間以上の走行可能時間を有する電動車両のうち、走行可能時間が最も短い電動車両を当該要求走行時間に対応する稼働車両として決定していたが、本発明はこれに限られない。例えば、稼働車両決定部140は、それぞれの要求走行時間以上の走行可能時間を有する電動車両のうち、予め定められた条件に当てはまる電動車両を当該要求走行時間に対応する稼働車両として決定してもよい。予め定められた条件とは、例えば、運用が開始されてから合計稼働時間の少ない電動車両、稼働頻度の低い電動車両などが挙げられる。
本開示は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…運行管理装置、 110…走行可能時間推定部、 120…要求台数予測部、 130…要求走行時間予測部、 140…稼働車両決定部、 150…車両序列部
Claims (5)
- 設定地域内において利用者の要求に応じて運行時間および経路が変更される複数の電動車両の運行管理装置(10)であって、
未稼動の電動車両が待機する車両ステーションで待機する各電動車両の充電量に各電動車両の電費を乗ずることによって各電動車両が連続走行できる走行可能時間を推定する走行可能時間推定部(110)と、
前記走行可能時間の長い順に前記複数の電動車両に序列をつける車両序列部(150)と、
前記利用者から要求される前記電動車両の時間帯毎の要求台数を予測する要求台数予測部(120)と、
前記複数の電動車両のうち前記要求台数の予測に応じて稼働する複数の稼働車両を決定する稼働車両決定部(140)と、
前記要求台数が増加した後に減少する需要増減期において前記要求台数が増加する複数の増加タイミングと前記要求台数が減少する複数の減少タイミングとを、それぞれの出現順序にしたがって対応付けることによって前記複数の稼働車両に要求される複数の要求走行時間を予測する要求走行時間予測部(130)と、
を備え、
前記稼働車両決定部は、前記序列をつけられた前記複数の電動車両のうち前記複数の要求走行時間に対してそれぞれの要求走行時間以上の走行可能時間を有する前記電動車両を、当該要求走行時間に対応する前記稼働車両として決定する、運行管理装置。 - 請求項1に記載の運行管理装置であって、
前記走行可能時間推定部は、それぞれの要求走行時間の開始時刻において前記走行可能時間を推定し、
前記稼働車両決定部は、それぞれの要求走行時間の開始時刻において前記車両ステーションで待機する前記電動車両の中から当該要求走行時間に対応する前記稼働車両を決定し、
前記走行可能時間推定部は、各電動車両の過去の電費計測値と、外気温および過去のユーザ利用情報と、のうち少なくとも1つを用いて各電動車両の電費を推定する、運行管理装置。 - 請求項1または請求項2に記載の運行管理装置であって、
前記要求台数予測部は、前記需要増減期の日時、前記需要増減期の天気、および、過去の要求実績のうち少なくとも1つを用いて前記要求台数を予測する、運行管理装置。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の運行管理装置であって、
前記稼働車両決定部は、それぞれの要求走行時間以上の走行可能時間を有する前記電動車両のうち前記走行可能時間が最も短い電動車両を、当該要求走行時間に対応する前記稼働車両として決定する、運行管理装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の運行管理装置であって、さらに、
前記需要増減期のうち少なくとも前記要求台数の減少が開始されてから次の需要増減期が開始されるまでの間において、前記車両ステーションで待機する前記複数の電動車両のうち優先的に充電される優先車両を決定する優先車両決定部(160)と、
を備え、
前記優先車両決定部は、
次の需要増減期における前記複数の要求走行時間の出現順序の順に、それぞれの要求走行時間以上の走行可能時間を有する前記電動車両のうち前記走行可能時間が最も短い電動車両を当該要求走行時間に対応付け、
前記出現順序の順に前記電動車両を対応付ける際、当該要求走行時間以上の走行可能時間を有する前記電動車両が存在しない要求走行時間がある場合、前記序列において対応付けられていない電動車両のうち当該要求走行時間に対して前記走行可能時間の不足量が最も小さい電動車両を前記優先車両として決定する、運行管理装置。
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