JP7020904B2 - 圧力センサー - Google Patents

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Description

本発明は、センサーに関し、具体的には、家庭用電気器具の作動パラメーターを検出する圧力センサーに関する。
洗濯機等のいくつかの家庭用電気器具は、使用において、例えば、家庭用電気器具の正確な作動を確保するように、洗濯機の筐体における洗うべき衣服の分布均一度並びに供給水の圧力及び/又は水位を検出する等の必要があり、いくつかの作動パラメーターを検出する必要がある。
従来、水の圧力及び/又は水位の検出には圧力センサーが用いられている。圧力センサーは、通常、気圧に敏感な変形可能膜が収容された剛性のハウジングを備え、コアとコイルとを更に備えている。当該コアは、強磁性材料からなり、操作可能なように上記膜と組み合わせられて膜の変形に応じて移動するようになっている。当該コイルは、上記ハウジングに固定されており、上記コアの移動に応じて可変インダクタンス型変換器となる。上記コイルとコンデンサとで発振回路が構成され、それによって、上記コアの位置の変化に応じて、上記発振回路は周波数が変化する発振電気信号を生成することができる。使用において、電気信号の発振周波数の変化は、家庭用電気器具の槽又は筐体における水位変化により発生し得る。
しかしながら、従来のセンサーの設計には欠点がないわけではなく、例えば、規格に合った指標に到達させるために、従来のセンサーのサイズは、機械的構造によって相対的に大きくなっている。家庭用電気器具の体積は小型化する傾向にあり、このような圧力センサーは家庭用電気器具の限られた空間に取り付けるのに不便である。また、従来のセンサーの内部部品の配置は、センサーのサイズを小さくするのに適していない。しかも、センサーの取付け及び取外しの利便性に対する既存の家庭用電気器具の要件は、より高くなっている。
このような課題を解決するために、本発明は、改良された圧力センサーを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によると、本発明により提供される圧力センサーは、上側ケースと、下側ケースとを備え、該上側ケースと該下側ケースとの間に収容室が1つ形成されるように該上側ケースと該下側ケースとを設けたケースと、前記上側ケースと前記下側ケースとの間に設けられ、前記収容室を上側収容室と下側収容室とに仕切るダイヤフラムと、前記ダイヤフラムの運動に伴って運動するコアとを備えており、前記ダイヤフラムは、支持体と、該支持体の周りを囲み、該支持体のエッジから延在した薄膜とを備え、前記コアは、前記支持体に載置されている。
第1の態様によると、該圧力センサーは、前記ケースに固定され、前記コアと協働して可変インダクタンス型変換器を形成するコイルを更に備えている。
第1の態様によると、前記支持体の外側の輪郭には、該支持体の外径が含まれ、前記コアには、該コアの外径が含まれており、該支持体の外径は、該コアの外径に対して等しいか、わずかに大きいか、若しくはわずかに小さく設定されているか、又は、前記支持体の外径と前記コアの外径との比は、0.85~1.6である。
第1の態様によると、前記コアは、前記支持体に接触している。
第1の態様によると、前記薄膜は、前記支持体のエッジから前記上側収容室に向かってせり上がり始め、アーチ部を形成している。
第1の態様によると、前記ダイヤフラムは、前記薄膜の周りを囲むように設けられ、前記上側ケースと前記下側ケースとの間に挟持されて前記上側収容室と前記下側収容室とを密封するように仕切るシーリングエッジを備え、前記薄膜の前記アーチ部は、前記支持体のエッジと前記シーリングエッジとの間に渡って設けられている。
第1の態様によると、前記薄膜は、前記支持体のエッジ及び前記シーリングエッジとの連結部でせり上がり始め、前記アーチ部を形成している。
第1の態様によると、前記支持体のエッジには、移行領域が含まれており、前記移行領域は、平坦からアーチへの形状における移行領域及び/又は厚い方から薄い方への厚さにおける移行領域である。
第1の態様によると、該圧力センサーは、前記下側ケースと前記ダイヤフラムとの間に介在する該ダイヤフラム用の弾性補償部材を更に備えている。
第1の態様によると、前記弾性補償部材は、前記ダイヤフラムの支持体の下部に設けられ、該支持体から下へ延在し、前記下側ケースの底部に接触可能な弾性棒である。
第1の態様によると、前記下側ケースの底部には、上へ延在する管状の突出要素が設けられ、前記弾性棒の少なくとも一部は、該突出要素に収容され、該突出要素は、該下側ケースの底部における流体通路の周りを囲むように設けられている。
第1の態様によると、前記弾性補償部材は、前記支持体と前記下側ケースの底部との間に介在する補償ばねである。
第1の態様によると、前記コアは、円筒形であり、前記ダイヤフラムは、前記支持体の上面から延在した取付棒を更に備え、前記コアは、前記取付棒に被せられている。
第1の態様によると、前記コアの下端には、該コアの側面から外側へ延在するフランジが設けられ、前記支持体のエッジは、上へ曲げられて収容室を形成し、前記コアの下端のフランジは、該収容室に収納されており、該曲がったエッジによって上向きの運動が阻止されている。
第1の態様によると、前記コアの下端には、該コアの側面から内側に凹んだ凹部が設けられ、前記支持体のエッジは、下へ曲げられて前記収容室を形成し、前記コアは、該収容室に収納されており、該支持体のエッジは、該コアを該収容室に固定するように、該コアの凹部に接合している。
第1の態様によると、該圧力センサーは、前記上側ケースと前記ダイヤフラムとの間に設けられた該ダイヤフラム用の作動ばねを更に備えている。
第1の態様によると、前記上側ケースは、筒状端部を更に備え、前記コイルは、該筒状端部の外面に巻き付けられ、前記コアは、前記ダイヤフラムの移動に伴って該筒状端部を出入りすることができる。
第1の態様によると、該圧力センサーは、前記作動ばねを調節する調節ねじを更に備え、該調節ねじは、前記上側ケースの上部に設けられている。
第1の態様によると、前記上側ケースには、前記上側収容室を大気環境に連通させる通孔が設けられ、前記下側ケースには、前記下側収容室と測定対象の液体とを流体連通させる継手管が設けられている。
第1の態様によると、前記ダイヤフラムは、弾性材料により一体に形成されている。
第1の態様によると、該圧力センサーは、少なくとも1つのプリント基板と、前記ケースに設けられ、前記上側ケースとの間に収容空間を形成し、前記少なくとも1つのプリント基板を収容するカバーとを更に備えている。
第1の態様によると、前記少なくとも1つのプリント基板のそれぞれは、少なくとも1つのコンデンサを備えている。
第1の態様によると、該圧力センサーは、該圧力センサーを取付構造に対して取り外し可能に固定する牛頭構造を更に備えている。
本発明の第2の態様によると、本発明により提供される圧力センサーは、上側ケースと下側ケースとを備え、該上側ケースと該下側ケースとの間に収容室が形成されるように該上側ケースと該下側ケースとを設けたケースと、前記上側ケースと前記下側ケースとの間に設けられ、前記収容室を上側収容室と下側収容室とに仕切り、圧力の変化に応じて移動可能なダイヤフラムと、前記ケースに設けられ、前記上側ケースとの間に収容空間を形成するカバーと、前記下側収容室に流体連通された継手管とを備えている。なお、該圧力センサーには、長さと高さとがあり、前記継手管は、該圧力センサーの長さ方向に延在している。前記カバーにおける前記継手管の延在する側には、延在部があり、該延在部は、前記収容空間に連通して接する拡張空間を備えている。
第2の態様によると、該圧力センサーは、該圧力センサーの長さ方向に載置され、一方の部分が前記収容空間に取り付けられ、他方の部分が前記拡張空間に延在する1つのプリント基板を更に備えている。
第2の態様によると、該圧力センサーは、前記上側ケースに固定され、両端が前記プリント基板に直接接続されたコイルを更に備えている。
第2の態様によると、前記プリント基板には、少なくとも1つのチップが実装されている。
第2の態様によると、前記チップは、センサー作動チップである。
第2の態様によると、前記プリント基板には、少なくとも1つのコンデンサが実装されている。
第2の態様によると、前記延在部の端部は、前記継手管の端部と略一致しているか、該継手管の端部をわずかに超える程度で延在している。
第2の態様によると、前記拡張空間には、前記プリント基板の素子に電気的に接続されるプラグを収容することができる。
第2の態様によると、前記拡張空間には、プラグが収容されており、前記プリント基板は、一部が前記収容空間に収容され、残りの部分が前記拡張空間に収容されている。
第2の態様によると、前記下側ケースには、下側係合機構が設けられ、前記カバーの延在部には、該下側係合機構に係合する上側係合機構が設けられている。
第2の態様によると、前記カバーの延在部は、該圧力センサーの高さ方向に対して略平行であり、該圧力センサーの取付けの際の位置決めに用いることが可能な対向する2つの平面を備えている。
第2の態様によると、該圧力センサーは、前記ダイヤフラムの運動に伴って運動するコアを更に備え、前記ダイヤフラムは、支持体と、該支持体の周りを囲み、該支持体のエッジから延在した薄膜とを備え、前記コアは、前記支持体に載置されている。
第2の態様によると、前記支持体の外側の輪郭には、該支持体の外径が含まれ、前記コアには、該コアの外径が含まれており、該支持体の外径は、該コアの外径に対して等しいか、わずかに大きいか、若しくはわずかに小さく設定されているか、又は、前記支持体の外径と前記コアの外径との比は、0.85~1.6である。
第2の態様によると、前記コアは、前記支持体に接触している。
第2の態様によると、前記薄膜は、前記支持体のエッジから前記上側収容室に向かってせり上がり始め、アーチ部を形成している。
第2の態様によると、前記ダイヤフラムは、前記薄膜の周りを囲むように設けられ、前記上側ケースと前記下側ケースとの間に挟持されて前記上側収容室と前記下側収容室とを密封するように仕切るシーリングエッジを備え、前記薄膜の前記アーチ部は、前記支持体のエッジと前記シーリングエッジとの間に渡って設けられている。
第2の態様によると、前記薄膜は、前記支持体のエッジ及び前記シーリングエッジとの連結部でせり上がり始め、前記アーチ部を形成している。
第2の態様によると、前記支持体のエッジには、移行領域が含まれており、前記移行領域は、平坦からアーチへの形状における移行領域及び/又は厚い方から薄い方への厚さにおける移行領域である。
第2の態様によると、前記ダイヤフラムは、一体的に形成されている。
第2の態様によると、前記カバーは、一体的に形成されている。
従来技術に比べて、本発明の圧力センサーは、ダイヤフラムの一部をそのままコアが載置される支持体として設けることによって、圧力センサー全体のサイズが小さくなり、圧力センサーを用いた製品の小型化傾向のニーズを満たすことができる。
また、従来技術に比べて、本発明のセンサーの部材の配置はセンサーのサイズを小さくするのに適しており、センサーの取付け及び取外しの利便性が改善される。
本発明の圧力センサーの一実施形態の立体構造を示す模式図である。 図1Aの圧力センサーの高さ方向の断面図である。 本発明の圧力センサーの別の一実施形態を示す高さ方向の断面図である。 図2Aの一部拡大図である。 本発明の圧力センサーの別の一実施形態を示す高さ方向の断面図である。 図2Cの一部拡大図である。 本発明の圧力センサーの別の一実施形態を示す高さ方向の断面図である。 図2Eの一部拡大図である。 支持体にコアを載置した別の例示的形態を示す図である。 支持体にコアを載置した別の例示的形態を示す図である。 図1Bの圧力センサーのコアをダイヤフラムに取り付ける過程を示す図である。 図1Bの圧力センサーのコアをダイヤフラムに取り付ける過程を示す図である。 図1Bの圧力センサーのコアをダイヤフラムに取り付ける過程を示す図である。 図1Bの圧力センサーのコアをダイヤフラムに取り付ける過程を示す図である。 図1Bに示される圧力センサーの分解図である。 調節ねじの立体構造を示す模式図である。 図5Aに示される圧力センサーのケースとカバーとの取付過程を示す図である。 図5Aに示される圧力センサーのケースとカバーとの取付過程を示す図である。 図5Aの圧力センサーの上側ケースにおける第1のプリント基板の組付図である。 図5Aの第1のプリント基板の一例を示す図である。 図5Aの第1のプリント基板の一例を示す図である。 図6Bに示される第1のプリント基板の回路構造原理を示す図である。 図6Cに示される第1のプリント基板の回路構造原理を示す図である。 2つのプリント基板を備えた圧力センサーの実施形態における2つのプリント基板の組付図である。 追加のディップコンデンサを備えた圧力センサーの実施形態におけるディップコンデンサの組付図である。 図1Aに示される圧力センサーの側面図である。 図8Aの牛頭構造の正面図である。 図8Aの牛頭構造の側面図である。 それぞれ図1Aの圧力センサーが牛頭構造によって家庭用電気器具に取り付けられた異なる2つの取付形態を示す図である。 それぞれ図1Aの圧力センサーが牛頭構造によって家庭用電気器具に取り付けられた異なる2つの取付形態を示す図である。 それぞれ本発明の圧力センサーの別の一実施形態を2つの視点から示す斜視図である。 それぞれ本発明の圧力センサーの別の一実施形態を2つの視点から示す斜視図である。 図10A及び図10Bの圧力センサーの高さ方向の断面図である。 図10A及び図10Bの圧力センサーの分解図である。 図10A及び図10Bのプリント基板及びその取付構造を示す図である。 図10A及び図10Bの圧力センサーとプラグとの組付図である。 図13Aの一部切欠き図である。 家庭用電気器具における図10A及び図10Bの圧力センサーの取付構造の一実施形態を示す図である。
以下、本明細書の一部をなす図面を参照して本発明の種々の具体的な実施形態を説明する。なお、本発明では、「前」、「後ろ」、「上」、「下」、「左」、「右」等の方向を示す用語を用いて本発明の種々の例示的な構造部及び要素を説明しているが、ここで用いられるこれらの用語は、説明の便宜のために図面に示された例示の方位に基づいて確定されるものである。本発明に開示される実施形態は異なる方向で設置することができ、したがって、これらの方向を示す用語は単に説明として用いるにすぎず、限定するものではない。可能な場合には、本発明で用いられる同一又は類似の図面の符号は、同一又は類似の部材を意味する。
図1Aは、本発明の圧力センサーの一実施形態の立体構造を示す模式図である。図1Aに示されるように、圧力センサー100は、ケース105と、ケース105に被せられたカバー101とを備えている。カバー101の側壁には、圧力センサー100を家庭用電気器具に取り付けるための牛頭構造110が設けられている。カバー101の側壁には、圧力センサーで発生した信号を洗濯機の制御系統に接続するための信号ソケット120が更に設けられている。ケース105の底部には、液位を検出すべき流体をケース105の内部の収容室の少なくとも一部に連通させるための継手管102が設けられている。ケース105及びカバー101の外側の輪郭は円柱形であるが、当然ながら、適合する他の形状としてもよい。
図1Bは、図1Aの圧力センサーの高さ方向の断面図であり、図1Aの牛頭構造110が省略されている。図1Bに示されるように、圧力センサー100のケース105は一緒に連結された上側ケース201と下側ケース202とを備えており、上側ケース201と下側ケース202との間にはダイヤフラム210が収容される収容室が形成されている。ダイヤフラム210は、上側ケース201と下側ケース202との間の収容室を密封(液封)するように上側収容室215と下側収容室216とに仕切っている。ダイヤフラム210は、圧力センサー100の下側収容室216の気圧変化に応じて変形することができる。
上側収容室215は、中が大気圧となるように大気環境に連通している。このため、上側ケース201には通孔261及び262が設けられており、上側収容室215は大気環境に連通している。下側収容室216は、槽内の液位(又は水位)を測定するように、下側ケース202の底部の継手管102を通じて、例えば家庭用電気器具の槽に連結されている。下側収容室216内の圧力は、測定する液位(又は水位)の高さによって決まる。したがって、使用においては、液位(又は水位)の高さの変化に伴って上側収容室215と下側収容室216との圧力差も変化し、上側収容室215と下側収容室216との間で変化した圧力差がダイヤフラム210に作用することになり、圧力差の変化に伴ってダイヤフラム210に歪みが生じる。
上側ケース201は、カップ状であり、筒状端部240を備えている。下側ケース202もカップ状であり、下側ケース202の底部252には継手管102に対して流体連通された流体通路254が設けられている。カップ状の上側ケース201と下側ケース202とのカップの口がダイヤフラム210によって密封(又は液封)するように一緒に接合されている。
圧力センサー100は、可変インダクタンス型変換器を形成可能なコア218とコイル251とを更に備えている。コア218は、強磁性材料からなり、ケース105内に設けられると共に、ダイヤフラム210の変形に応じてケース105に対して移動することができる。コイル251は、コア218がケース105に対して移動するとコイル251で画定された空間に対してコア218が出入りすることができるように、ケース105に固定され、コア218と同軸に設けられている。これによって、コイル251で画定された空間に対するコア218の出入りの量に基づいて、コイル251のインダクタンスが変化する。本発明の一例によると、コイル251は、上側ケース201の筒状端部240の外面に巻き付けられている。
ダイヤフラム210は支持体212と、支持体212の周りを囲むように設けられた薄膜213とを備え、薄膜213は支持体212のエッジ460(図4Dに示す)から延在している。ダイヤフラム210は薄膜213の周りを囲むように設けられたシーリングエッジ230を更に備え、薄膜213は支持体212のエッジ460とシーリングエッジ230とに渡って設けられている。シーリングエッジ230は、上側ケース201と下側ケース202との間に挟持されて、上側収容室215と下側収容室216とを密封(又は液封)するように仕切っている。支持体212とシーリングエッジ230とは対向する側から薄膜213を挟み込み、薄膜213が上にせり上がることでアーチ部470(図4Dに示す)が形成されている。本発明の一例によると、薄膜213は、支持体212のエッジ460及びシーリングエッジ230との連結部でせり上がり始め、上記アーチ部470を形成している。
コア218は、ダイヤフラム210の支持体212に載置されている。コア218は、支持体212に接触していてよい。ダイヤフラム210の変形に伴って、コア218は、上側ケース201の筒状端部240を出入り可能なように移動することができるようになっており、それによって、筒状端部240の外面に巻き付けられたコイル251と共に可変インダクタンス型変換器を形成することができる。支持体212によるコア218の載置形態は複数あってもよい。図1Bに示される実施形態によると、ダイヤフラム210は支持体212の上部に設けられた取付棒214を備え、取付棒214は支持体212の上部から縦方向に上に延在している。コア218は、円筒形であり、取付棒214に被せて設けられている。支持体212の厚さは、支持体212の強度でコア218を支持又は載置可能な程度とされている。これにより、支持体212は、コア218を安定的に載置することができる。本発明の一例によると、支持体212の厚さは、薄膜213の厚さの2倍~5倍とされている。従来の圧力センサーに比べると、本発明のコア218は体積が小さいので、支持体212の厚さが少し薄くなっても、支持体212にはコア218を支持又は載置する十分な強度がある。支持体212でコア218を載置する他の例示的形態は、以下、図3A及び図3Bを参照して詳細に説明する。本発明では、ダイヤフラム210の一部でコア218を直接載置しており、他の載置部材を取り付ける必要がないので、圧力センサーのサイズを大幅に小さくすることができる。
本発明では、薄膜213の上にせり上がった形状がダイヤフラム210の歪み発生に寄与している。薄膜213が上にせり上がる位置は、圧力センサー100のサイズを小さくするように設定されている。また、支持体212の位置及び構造もセンサーのサイズを小さくするのに有益である。
具体的には、図1Bに示される実施形態では、支持体212は円盤状であり、その外径をDとする(Dは図4Dに示される)。本発明では、支持体212のサイズを小さくするために、支持体212の外径Dは、コア218の外径dに対してわずかに大きいか、等しいか、又はわずかに小さくなるように設計されており(dは図4Dに示される)、コア218を載置することができればよい。したがって、コア218の外径dが小さくなると、支持体212の外径Dを極力小さく設計することができる。
また、薄膜213のアーチ部470は、支持体212のエッジ460とシーリングエッジ230との間に渡って設けられている。支持体212の本体の厚さを薄膜213よりも厚く設計しているのは、支持体212は或る程度の強度をもってコア218を載置する必要があり、薄膜213は或る程度の可撓性を有する必要があるからである。支持体212のエッジ460には、移行領域465があってもよく(図4D参照)、上記移行領域465は、平坦からアーチへの形状における移行領域でもよく、厚い方から薄い方への厚さにおける移行領域でもよく、両者を兼ねるものでもよい。しかし、上記移行領域465は極力少なくする必要があり、製造プロセス及び強度の要件を満たすことができればよい。当然ながら、好ましくは、移行領域を設けなくてもよい。
これにより、ダイヤフラム210の外径を小さくした場合でも、圧力変化に対する薄膜213の反応の感度を保つように、薄膜213のアーチ部470は大きくすることができる。上記移行領域465を小さくするので、余計な支持部材でコア218を支持して薄膜213のアーチ部を維持する必要がなくなる。このほか、サイズを小さくするために、また、せり上がった形状をアーチ部470が安定的に保つことができるように、移行領域465には平坦な部分がないようにしている。
本発明の一例によると、支持体212の外径Dとコア218の外径dとの比は、0.85~1.6である。一例として、コア218の外径dは3mm~5mmとすることができ、支持体212の移行領域465の幅は0mm~1mmとすることができる。
圧力センサー100は、ダイヤフラム210用の作動ばね242と、作動ばね242に対向して設けられた弾性補償(又は下方支持)部材217とを更に備えている。作動ばね242は上側ケース201とダイヤフラム210との間に介在しており、弾性補償部材217は下側ケース202とダイヤフラム210との間に介在している。作動ばね242は、上側ケース201の筒状端部240内に収容されている。本発明の一例によると、作動ばね242の上端は筒状端部240の先端から挿入された調節ねじ243に当接し、作動ばね242の下端はコア218に当接している。調節ねじ243が筒状端部240にねじ込まれた深さによって、作動ばね242の初期状態におけるテンションを調節することができる。弾性補償部材217は、その弾性力又は支持力によって、コア218、ダイヤフラム210その他部材の重力と、作動ばね242が加える下向きの弾性力とを打ち消すことができるように設けられており、圧力変化の開始時であっても圧力の変化に伴ってダイヤフラム210を線形的に移動させて、線形変化する周波数信号を発生させることができる。しかしながら、本発明の圧力センサーは、弾性補償部材217を備えていなくてもよく、弾性補償部材217を備えていない場合にも、ダイヤフラム210の移動によって、従来の圧力センサーよりも精確に圧力の変化を検出することができる。なぜなら、本発明はコア218、ダイヤフラム210その他部材のサイズが小さいので、重力の影響も従来の圧力センサーより少なくなるからである。
本発明の一例によると、図1Bに示されるように、弾性補償部材217はダイヤフラム210の支持体212の底部に設けられた可撓性又は弾性を有する弾性棒217であり、弾性棒217は支持体212の底部から下へ延在して形成されている。弾性棒217の下端は、カップ状の下側ケース202の底部252に接触することができるようにする。このようにすると、圧力センサー100を使用において縦に置いた場合に、可撓性又は弾性を有する弾性棒217がコア218、ダイヤフラム210その他部材による重力に対して補償作用を起こすことができるようになる。弾性棒217は、支持体212と一体に作製することができる。また、弾性棒217と取付棒214との中心は一致されている。弾性補償部材217は、他のタイプの部材であってもよく、図2C~図2Fを参照して詳細に説明する。
弾性棒217は、コア218を初期位置で支持することができるものである。コア218の初期位置では、上側収容室215と下側収容室216との圧力が略等しくなっている。液体の液位の上昇に伴って下側収容室216の気圧が次第に増加して、ダイヤフラム210の受ける上向きの圧力が次第に増大することで、ダイヤフラム210の薄膜213が上向きに運動することになり、コア218が上向きに運動させられる。コア218の上向きの運動により、作動ばね242が圧縮される。液位の降下に伴って下側収容室216の気圧が次第に減少し、作動ばね242がはね返すことで、コア218が初期位置に戻る。
図2Aは、本発明の圧力センサーの別の一実施形態を示す高さ方向の断面図である。図2Bは、図2AのA部分の一部拡大図であり、本実施形態と図1Bに示される実施形態との相違を示すためのものである。つまり、本実施形態は、図2Bに示される部分のみ図1Bに示される実施形態と異なっており、その他の個所は全て同じである。
図2A及び図2Bに示される実施形態と、図1Bに示される実施形態とは、下側ケース202の底部252に突出要素253が設けられている点で異なっている。突出要素253は、下側ケース202の底部252における流体通路254の周りを囲むように設けられており、底部252から下側収容室216に向かって延在している。突出要素253は、中空の管状構造であり、弾性棒217の少なくとも一部を収容することができる。図2Bに示されるように、弾性棒217の下端が突出要素253に挿入される。流体通路254は、十字の切欠きとして設けられていることによって、弾性棒217の底端を支持するのに用いることができるようになっている。突出要素253の高さは弾性棒217の上下運動のストローク内とされており、弾性棒217の一部は常に突出要素253に収容され、そこから抜けることがなく、それによって、弾性棒217が所望の軌跡で運動することができるようになっている。
弾性棒217の少なくとも一部を収容可能な突出要素253を設けることによって、圧力センサー100の部材組付けの一貫性を保つことができる。なぜなら、弾性棒217の位置が限定されることによって、毎回圧力センサー100を組み付ける際にコア218の取付けの初期位置が同じになり、コア218の取付けの初期位置が同じであると、コア218とコイル251との相対位置が同じになり、それによって、コア218の影響を受ける発振回路で発生する初期周波数が同じになり、圧力センサー100の調節がより便利になるからである。また、筒状端部240に対する突出要素253の位置を限定することができるので、コア218は筒状端部240に巻き付けられたコイル251に対して容易に位置合わせされる。ダイヤフラムが上下運動する際にもコア218の軸方向の運動経路が偏らないので、圧力センサー100の測定精度がさらに向上する。
図2Cは、本発明の圧力センサーの別の一実施形態を示す高さ方向の断面図である。図2Dは、図2CのB部分の一部拡大図であり、本実施形態と図1Bに示される実施形態との相違を示すためのものである。つまり、本実施形態は、図2Dに示される部分のみ図1Bに示される実施形態と異なっており、その他の個所は全て同じである。
図2C及び図2Dに示されるように、本実施形態では、弾性補償部材は、弾性棒217と補償ばね250との組合せである。すなわち、図1Bに示される弾性棒217を基本として、補償ばね250が1つ追加されている。補償ばね250は、支持体212と下側ケース202の底部252との間に介在している。図2C及び図2Dに示される実施形態では、図2A及び図2Bに示される下側ケース202の底部252に位置する突出要素253が更に設けられており、補償ばね250は突出要素253の外部に被せられている。補償ばね250の追加により、コア218、ダイヤフラム210その他部材の重力に対して、より良好に補償することができるようになり、それによって、下側収容室216の気圧の変化開始時に周波数信号が線形で出力されると共に、調節可能性が増す。
図2Eは、本発明の圧力センサー100の別の一実施形態を示す高さ方向の断面図である。図2Fは、図2EのC部分の一部拡大図であり、本実施形態と図1Bに示される実施形態との相違を示すためのものである。つまり、本実施形態は、図2Fに示される部分のみ図1Bに示される実施形態と異なっており、その他の個所は全て同じである。
図2E及び図2Fに示されるように、本実施形態では、弾性補償部材は補償ばね250であり、補償ばね250は支持体212と下側ケース202の底部252との間に介在している。補償ばね250は、一端が支持体212の底部に連結され、他端が下側ケース202の底部252に連結されている。補償ばね250の中心は取付棒214の中心と一致しており、補償ばね250の作用は図1Bの弾性棒217の作用と同じであり、ここでは説明を省略する。
なお、図1B、図2A、図2C及び図2Eに示されるように、使用において、これらの実施形態の圧力センサー100は、垂直な方向又は地面に対して実質的に垂直な方向で取り付けられる。
図3A及び図3Bは、支持体212にコア218を載置した他の2つの例示的形態を示している。
図3Aに示される例示的形態では、コア218は、支持体212の上部に載置されており、支持体212により固定されている。具体的には、支持体212の上部に収容室325が設けられており、コア218の少なくとも一部が上記収容室325に収納されている。収容室325は、支持体212のエッジ320が上へ曲げられて形成されている。コア218の下端には外側面から突出したフランジ321が設けられ、フランジ321はコア218の外周を囲んで延在する円周フランジとすることができる。図3Aに示されるように、エッジ320が2回曲げられて、曲がったエッジ320により鉤形状になっている。コア218の下端はフランジ321と共に収容室325に収納されており、フランジ321は曲がったエッジ320で形成された鉤形状の中に挿入可能であり、曲がったエッジ320によってコア218の上向きの運動が阻止される。図3Aに示される支持体212でコアを載置した例示的形態を用いた圧力センサーについては、弾性補償部材を用いなくてもよく、弾性補償部材を用いる場合には、図1Bに示される弾性棒を用いてもよく、図2E及び図2Fに示される補償ばねを用いてもよく、図2C及び図2Dに示される弾性棒と補償ばねとの組合せ形態を用いてもよい。
図3Bに示される例示的形態では、コア218は、支持体212の底部に載置されており、支持体212により固定されている。具体的には、支持体212の底部に収容室332が設けられており、コア218の少なくとも一部が収容室332に収納されている。収容室332は支持体212のエッジ333が下へ曲げられて形成されており、収容室332はその中にコア218を略全て収納可能なように設けられている。コア218の下端にはコア218の側面から内側に凹んだ凹部330が設けられており、エッジ333の端部が収容室332に向かって突出して凹部330に嵌合し、それによって、コア218が収容室332に固定されている。図3Bに示される支持体212でコアを載置した例示的形態を用いた圧力センサーについては、弾性補償部材を用いなくてもよく、弾性補償部材を用いる場合には、図2E及び図2Fに示される補償ばねを用いてもよい。上述したように、弾性補償部材を備えていない場合にも、本発明の圧力センサーは、ダイヤフラム210の移動によって、従来のセンサーよりも精確に圧力の変化を検出することができる。なぜなら、本発明はコア218、ダイヤフラム210その他部材のサイズが小さいので、重力の影響も従来の圧力センサーより少なくなるからである。
図3A及び図3Bに示される実施形態では、支持体212の外側の輪郭が外径Dであり、この外側の輪郭の外径Dはコア218の外径dよりもわずかに大きい。支持体212の外側の輪郭の外径Dは小さく設定されており、支持体212がコア218を安定的に載置可能であればよい。これにより、ダイヤフラム210の薄膜213が圧力センサーの径方向に渡って設けられる距離をできるだけ多くすることができ、それによって、薄膜213が精確に圧力の変化に応じて運動することになり、薄膜213の運動で発生する周波数信号がより良好な線形応答を有するようになる。
図4A~図4Dは、図1Bに示される圧力センサーの実施形態においてコア218がダイヤフラム210に取り付けられる一実施形態を示す図である。なお、図4Aはダイヤフラム210とダイヤフラム210に取り付けられていないコア218との立体構造図であり、図4Bはコア218がダイヤフラム210に取り付けられた初期状態を示す断面図であり、図4C及び図4Dはコア218がダイヤフラム210に取り付けられた最終状態を示す斜視図及び断面図である。図4A~図4Dは、コア218をダイヤフラム210に容易に取り付ける例示的方法である。コア218がダイヤフラム210に容易に取り付けられるように、ダイヤフラム210の取付棒214には、取り除くことが可能な延在部302が設けられている。
具体的には、図4Aでは、コア218がまだダイヤフラム210に取り付けられていない。ダイヤフラム210の取付棒214には直径が太い突出部301が設けられており、突出部301の上方には延在部302が更に設けられている。延在部302と、突出部301と、取付棒214と、ダイヤフラム210とは弾性材料により一体的に形成されており、弾性材料は例えばゴム素材又は弾性を有するプラスチック素材である。延在部302は、コア218を取り付けるためだけのものであり、コア218が取り付けられてセットされると、例えば切り落として取り除かれる。突出部301の上部には傾斜した肩部305が設けられており、肩部305の直径は延在部302と同じになるまで上へ向かって次第に小さくなっている。突出部301の下部は、略円柱状である。コア218を取り付ける場合には、まず、コア218を延在部302に被せ、その後、コア218を延在部302に沿って下へ移動させて突出部301を通過させる。突出部301の直径は突出部301の下の取付棒214の直径よりも大きいので、コア218は突出部301に阻止されて取付棒214から抜くことができないようになっている。
図4Bに示される取付けの初期状態では、コア218は取付棒214に取り付けられてセットされているが、まだ延在部302が取付棒214から取り除かれていない。
しかし、図4C及び図4Dに示される取付けの最終状態では、延在部302が既に取付棒214から取り除かれているのがわかる。なお、本発明の圧力センサー100のコア218は支持体212にそのまま支持又は載置されるものであるので、図4Aに示される延在部302、突出部301及び取付棒214の構造は本発明の圧力センサー100に適している。
従来の圧力センサーに比べて、本発明の圧力センサーは、ダイヤフラム210の一部をそのままコアが載置される支持体として設けているので、圧力センサー全体のサイズが小さくなり、圧力センサーを用いた製品の小型化傾向のニーズを満たすことができる。また、圧力センサーのケースの径方向における本発明の圧力センサーのダイヤフラムの支持体のサイズも小さく設定されており、これによっても圧力センサー全体のサイズを更に小さくすることができる。圧力センサーにおいて、下側ケース202の外側の輪郭の直径D(Dは図2Eに示される)は通常、上側ケース201及びカバー101の上部の直径よりも長いので、下側ケース202の外側の輪郭の直径によって圧力センサーの外径のサイズが決まる。従来の圧力センサーのサイズに比べて、本発明の圧力センサーの下側ケース202の直径Dは、従来の圧力センサーの下側ケースの直径の50%~60%に低減することができる。また、従来の圧力センサーのサイズに比べて、本発明の圧力センサーの高さ方向におけるサイズは、従来の圧力センサーの高さ方向のサイズの40%~50%に低減することができる。したがって、本発明の圧力センサーの全体のサイズは、従来の圧力センサーの全体のサイズよりも明らかに小さくなる。
図5Aは、図1Bに示される圧力センサーの分解図である。図1Bを参照して上記で既に説明したように、圧力センサー100の上側ケース201と下側ケース202とが一緒に接合されてケース105が形成されてから、カバー101がケース105に被せられる。ダイヤフラム210は上側ケース201と下側ケース202との間に介在しており、コア218はダイヤフラム210の支持体212に載置され、コイル251は上側ケース201の筒状端部240の外部に巻き付けられている。作動ばね242は上側ケース201の筒状端部240の内部に収容され、調節ねじ243は初期状態における作動ばね242のテンションを調節するためのものである。
上記で指摘した部材に加えて、図5Aに示されるように、圧力センサー100は上側ケース201に載置された第1のプリント基板410を更に備えており、第1のプリント基板410はカバー101とケース105とで形成される収容室106に収容される。上側ケース201の筒状端部240には取付台420が設けられおり、第1のプリント基板410は取付台420に取り付けられる。第1のプリント基板410には、コンデンサ630が設けられている。取付台420は筒状端部240の周りを囲むように設けられており、調節ねじ243とねじ緩み止め402とにより筒状端部240の先端が閉塞される。
図5Bは、調節ねじの立体構造を示す模式図である。図5Bに示されるように、調節ねじ243の上部には調節具が嵌合するのに適した凹部401が設けられており、凹部の形状は三角形であってもよく、その他の形状であってもよい。調節具を使用して上側ケース201の筒状端部240への調節ねじ243の進入深さを変更することができ、それによって、作動ばね242の初期状態におけるテンションを調節することができる。
図5C及び図5Dは、ケース105とカバー101との取付過程を示している。図5Aの上側ケース201と下側ケース202とが一緒に接合されるとケース105の軸が形成されることになり、第1のプリント基板410は、ケース105の外部に位置するものである。第1のプリント基板410を閉塞するために、カバー101をケース105に被せる必要がある。カバー101の信号ソケット120は、第1のプリント基板410を家庭用電気器具の制御系統に接続させることができる。信号ソケット120は、カバー101の外側壁から外側へ延在する部分521を備えるだけでなく、カバー101の内側壁から内側へ延在する部分523も備えている(図1Bも参照)。
圧力センサー100の体積が小さく、カバー101の内部空間も狭くなっているので、ケース105とカバー101との組み付けが終わったときには、ケース105に載置された第1のプリント基板410の接続端412と、信号ソケット120がカバー101の内側壁から内側に延在する部分523とが、圧力センサー100の軸方向において少なくとも一部、重なるようになる(図1Bに示す)。したがって、カバー101をケース105に組み付ける際には、ケース105上の第1のプリント基板410の接続端412と、カバー101の信号ソケット120とを揃えたままカバー101をケース105に被せることができない。このため、本発明の圧力センサー100のカバー101とケース105とを組み付ける際には、まず、カバー101の信号ソケット120と、ケース105上の第1のプリント基板410の接続端412との位置を互いにずらし(例えば、ケース105上の第1のプリント基板410の接続端412をカバー101の信号ソケットに対して反時計回りに一定角度だけ回転させ)、その後、ケース105をカバー101に挿入し、適切な位置に挿入された後に、カバー101の下端とケース105の上端とに設けられた係合構造が互いに係合するまでケース105をカバー101に対して回転する(例えば、時計回りに回転する)。このとき、剛性のカバー101の信号ソケット120と、ケース105上の第1のプリント基板410の接続端412との位置は、少なくとも一部が重なる。ケース105とカバー101との組み付け完了後の状態は、図5Dに示す通りである。
図6Aは、図5Aの圧力センサー100の上側ケース201における第1のプリント基板410の組付図である。図6Aに示されるように、第1のプリント基板410は、上側ケース201の筒状端部240に位置する取付台420に取り付けられる。取付台420は、筒状端部240に巻き付けられたコイル251の上に位置している。取付台420と、第1のプリント基板410とは、いずれも筒状端部240の上部を覆っていない。第1のプリント基板410には第1のピン611と、第2のピン612とが設けられると共に、対応する両側に第1の耳部621と、第2の耳部622とが設けられている。第1のピン611及び第2のピン612は、取付台420に挿入されている。コイル251の2つの終端605及び606が第1の耳部621及び第2の耳部622にそれぞれ巻き付けられて、第1のプリント基板410の回路に接続される。
図6B及び図6Cは、図5Aの圧力センサー100の第1のプリント基板の2つの例をそれぞれ示している。図6D及び図6Eは、それぞれ図6B及び図6Cに示される第1のプリント基板の回路構造原理を示す図である。
図6B及び図6Cに示される2つの例では、第1のプリント基板は、それぞれのニーズを満たすようにコンデンサの数が異なっている。なお、図6Bに示される第1のプリント基板410にはコンデンサ630が1つ設けられており、コンデンサ630とコイル251とで並列回路が形成される。一方、図6Cに示される第1のプリント基板410には2つのコンデンサ631及び632が設けられており、これら2つのコンデンサが直列接続されてからコイル251と並列接続される。上記コンデンサは、例えば周波数選択共振コンデンサである。
図6Dは、図6Bの第1のプリント基板の回路構造原理640を示す図である。図6Dに示されるように、圧力センサー100の内部のコイル251は、図中のインダクタンスL251と等価である。水位の違いによりコイル251内部のコアの位置が変化し、これに伴ってインダクタンスL251のインダクタンス量も変化する。インダクタンスL251とコンデンサC630とで周波数選択並列ネットワークが構成され、集積回路U1 641、U2 642は正帰還増幅器として、インダクタンスL251とコンデンサC630とで構成される周波数選択並列ネットワークに並列接続され、集積回路U3 643は方形波信号を出力するように波形を整形するためのものであり、回路の出力周波数は、
Figure 0007020904000001
である。
図6Eは、図6Cの第1のプリント基板の回路構造原理650を示す図である。図6Eに示されるように、圧力センサー100の内部のコイル251は、図中のインダクタンスL251と等価である。インダクタンスL251とコンデンサC1 631、C2 632とで標準的なコルピッツ発振回路が構成され、集積回路U1 651は反転増幅器としてコルピッツ発振回路に並列接続されて用いられ、集積回路U2 652は方形波信号を出力するように波形を整形するためのものであり、回路の出力周波数は、
Figure 0007020904000002
である。
一例として、本発明の圧力センサーを用いた家庭用電気器具に複数の集積回路U1、U2、U3等の部材を設けて図6D、図6Eの回路構造を構成してもよいが、圧力センサーに複数の集積回路U1、U2、U3を設けて図6D、図6Eの回路構造を構成し、検出信号を直接出力してもよく、全てのコンデンサ630、631、632と他の電気部品とを本発明の圧力センサーを用いた家庭用電気器具に設けてもよい。
図7Aは、2つのプリント基板を備えた圧力センサー100の実施形態において、図5Aの上側ケース201における2つのプリント基板の組付図である。図5Aに示される圧力センサーについては、2つのプリント基板を設けることができ、一方のプリント基板は圧力センサーの径方向に設けられ、他方のプリント基板は圧力センサーの高さ方向に設けられている。図7Aに示されるように、2つのプリント基板は、それぞれ第1のプリント基板410と、第2のプリント基板710とである。第1のプリント基板410及びその取付形態は、図6Aに示される実施形態の取付形態と同じである。ただし、図7Aに示される実施形態では第1のプリント基板410の第1のピン611及び第2のピン612が長く設けられている点で図6Aに示される実施形態とは異なっており、このように、第1のピン611及び第2のピン612が取付台420に挿入されると、第1のピン611及び第2のピン612の端部が取付台420から突き出るようにすることができる。第2のプリント基板710は、第1のプリント基板410に取り付けられる。図7Aに示されるように、第2のプリント基板710には、第1のプリント基板410の第1のピン611及び第2のピン612における取付台420から突き出た端部に第2のプリント基板710を差し込むための取付孔720が設けられており、第2のプリント基板710が第1のプリント基板410に対して略垂直になる。第2のプリント基板710のこのような取付形態によりカバー101の内部空間が十分に利用されて、圧力センサー100の体積を極力小さくすることができる。また、第2のプリント基板710は、不要な場合には、第1のプリント基板410から容易に取り外すことができる。第2のプリント基板710には少なくとも1つのIC回路と、外部のチップ703とが設けられており、チップ703の回路により、拡張された診断回路機能が実現される。
図7Bは、ディップコンデンサを備えた圧力センサーの実施形態において、図5Aの上側ケース201におけるディップコンデンサの組付図である。図7Bに示されるように、本実施形態の圧力センサーは、外部のディップコンデンサ720(図6Dに示されるコンデンサ630)を1つ設けることができ、外部のディップコンデンサ720は、それぞれ第1のプリント基板410の第1のピン611及び第2のピン612における取付台420から突き出た端部に挿入される2つのピンを備えている。これにより、ディップコンデンサ720も取付台420の片側に垂直に設けられて、カバー101の内部空間が十分に利用されることになる。ディップコンデンサ720は、例えば、球形のディップコンデンサである。
外部のディップコンデンサを用いない場合には、一実施形態として、第1のプリント基板410にコンデンサ(図6B及び図6Dに示されるコンデンサ630)を1つ取り付けてもよく、別の一実施形態として、第1のプリント基板410に2つのコンデンサ(図6C及び図6Eに示されるコンデンサ631及び632)を取り付けてもよい。
図8Aは、図1Aに示される圧力センサー100の側面図である。図8Aに示されるように、圧力センサー100は、圧力センサー100を家庭用電気器具に対して取り外し可能に固定するための牛頭構造110を備えている。牛頭構造110は、カバー101の側壁に設けられている。
図8B及び図8Cは、それぞれ図8Aの牛頭構造110の正面図及び側面図である。図8B及び図8Cに示されるように、牛頭構造110には、本体801と、本体801の上部から上に延在する頭部823と、本体801の上部から上に延在し、頭部823の両側に位置する弾性アーム802、804とが設けられている。弾性アーム802、804は、頭部823に対して対称に設けられている。弾性アーム802、804は、本体801に対して弾性変形可能である。弾性アーム802、804には、頭部823から離れた外側に、突出した肩部821、822がそれぞれ設けられている。頭部823と、弾性アーム802、804と、本体801とで「牛頭」型構造が形成される。頭部823の上部は、両側の弾性アーム802、804の上部よりも低くなっている。頭部823の背面には、牛頭構造110をカバー101に連結する連結アーム815が設けられている。連結アーム815は、頭部823から下へ向かって本体801の背面まで延在している。図5Aに示されるように、連結アーム815の上部には、溝818が設けられている。
図8Cに示されるように、弾性アーム802、804の正面には、弾性突起806、808がそれぞれ設けられている。弾性突起806、808は、傾斜した下端面809、811を備えており、平面の上端面810、812を備えていてもよい。
図9A及び図9Bは、それぞれ図1Aの圧力センサーが牛頭構造110によって家庭用電気器具に取り付けられた異なる2つの取付形態を示している。
図9Aに示されるように、圧力センサー100は家庭用電気器具のパネル900に取り付けられ、家庭用電気器具のパネル900には取付構造910が設けられており、牛頭構造110の弾性アーム802、804は取付構造910と嵌合して圧力センサー100を家庭用電気器具のパネル900に固定することができる。取付構造910は、パネル900に設けられたポケット状のスロット903と、スロット903の上方に位置する一対の押さえアーム901、902とを備えている。
圧力センサー100をパネル900に取り付ける際には、まず、牛頭構造110の本体801をスロット903に差し込み、本体801の下端がスロット903の底部まで差し込まれると、牛頭構造110の弾性アーム802、804の弾性突起806、808の上端面808、810がちょうど取付構造910の押さえアーム901、902の底面に当接することができるようになっている。これにより、牛頭構造110が取付構造910に固定される。圧力センサー100をパネル900から取り外す場合には、弾性突起806、808の上端面810、812を取付構造910の押さえアーム901、902から外すように、弾性アーム802、804をパネルから離れる方向に移動させる必要があり、その後、牛頭構造110をスロット903から上に向かって抜き取ればよい。
図9Bに示されるように、家庭用電気器具のパネル900には取付構造920が設けられており、牛頭構造110の頭部823は取付構造920と嵌合して圧力センサー100を家庭用電気器具のパネル900に固定することができる。取付構造920は、ポケット状のスロット913を備えている。取付構造920はスロット913の上方に位置する押さえ突起918を更に備え、押さえ突起918はパネル900から延在した押さえアーム916に設けられている。
圧力センサー100をパネル900に取り付ける際には、まず、牛頭構造110の本体801をスロット913に差し込み、本体801の下端がスロット913の底部まで差し込まれると、牛頭構造110の頭部823の上部がちょうど取付構造920の押さえ突起918の底面に当接することができるようになっている。これにより、牛頭構造110が取付構造920に固定される。圧力センサー100をパネル900から取り外す場合には、頭部823の上部を取付構造920の押さえ突起918の底面から外すように、押さえアーム916を牛頭構造110の頭部823から離れる方向に移動させる必要があり、その後、牛頭構造110をスロット903から上に向かって抜き出せばよい。
図9A及び図9Bは、取り付けるパネル900が圧力センサー100の高さ方向に対して平行又は垂直な2つの場合における圧力センサー100の取付形態を示している。牛頭構造110が設けられているので、本発明の圧力センサー100は家庭用電気器具のそれぞれの取付けニーズに対応することができ、圧力センサーの取付け及び取外しがより容易になる。
上述した圧力センサーの実施形態では、液位検出対象の流体に圧力センサー100を通じさせる継手管102は圧力センサーの略高さ方向に延在している。しかしながら、いくつかの適用において、家庭用電気器具の取付空間には圧力センサーの高さ方向に対して大きな制約があるものの、圧力センサーの長さ方向(又は径方向)に対する制約は比較的寛容である。つまり、或るいくつかの適用において、圧力センサーは扁平な形状であることが望ましい。このような適用の一例が、ますます小型化の傾向にあるパルセーター式洗濯機である。このため、別の一実施形態により、本発明は圧力センサー1100(図10A、図10B、図11及び図12に示す)を更に提供しており、本実施形態では継手管102が圧力センサー1100の略長さL方向に延在しており、圧力センサー1100の高さ方向におけるサイズが小さくなっている。
なお、図10A、図10B、図11及び図12からわかるように、圧力センサー1100の作動原理は図1A及び図1Bに示される圧力センサー100と同様であり、圧力センサー1100における機械的動作部材の取付位置及び相互の組合せは圧力センサー100と同様であり、圧力センサー1100における電子的動作部材の接続及び相互の組合せは図6Dに示される発振回路640と同様である。したがって、圧力センサー1100における圧力センサー100と同様の部分については、本発明では説明を省略する。図10A、図10B、図11及び図12からわかるように、圧力センサー1100と圧力センサー100とは、主にカバーの設計及びプリント基板の設置の点で異なっている。
具体的には、図10A及び図10Bはそれぞれ上記圧力センサー1100の実施形態を2つの視点から示す斜視図であり、なお、図10Aは圧力センサー1100の上部から見た斜視図であり、図1Bは圧力センサー1100の底部から見た斜視図である。図10A及び図10Bに示されるように、圧力センサー1100は、ケース1105と、ケースに取り付けられたカバー1101とを備えている。ケース1105の下部には、継手管102が設けられている。継手管102は圧力センサーの略長さL(図11に示す)方向に延在している。
図11は図10A及び図10Bの圧力センサーの高さH方向の断面図であり、図12は図10A及び図10Bの圧力センサーの分解図である。図1Bの圧力センサー100と同様に、図11及び図12に示されるように、圧力センサー1100のケース1105は上側ケース201と下側ケース1202とを備えており、上側ケース201と下側ケース1202とは収容室が形成されるように互いに連結されている。ダイヤフラム210は、上側ケース201と下側ケース1202との間に設けられており、上記収容室を上側収容室215と下側収容室216とに仕切っている。継手管102と下側収容室216とは、流体連通されている。上側ケース201の上方に設けられたカバー1101と上側ケース201との間には、収容空間106が形成されている。圧力センサー1100の上側ケース201及び下側ケース1202の構造、ダイヤフラム210の構造、並びにコア218、コイル251及び作動ばね242等の設置は、図1Bの圧力センサー100における対応する部材と略同じであり、ここでは説明を省略する。したがって、圧力センサー1100は、圧力センサー100と同じく、サイズが小さくなっている。図1Bの圧力センサー100との相違は、圧力センサー1100の継手管102が圧力センサーの略長さL方向に延在している点である。
また、圧力センサー1100はカバー1101における継手管102の延在する側に延在部1108を備え、延在部1108は拡張空間1109を備え、拡張空間1109はカバー1101と上側ケース201との間に形成された収容空間106に連通して接している。延在部1108は、カバー1101と一体に形成されている。圧力センサー1100の長さL方向において、カバー1101の延在部1108の端部1107は、継手管102の端部1103と一致しているか、又は継手管102の端部1103をわずかに超える程度で延在しており、圧力センサー1100の長さ方向の取付けに影響しなければよい。
圧力センサー1100の下側ケース1202には下側係合機構1282が設けられ、カバー1101の延在部には下側係合機構1282に係合する上側係合機構(未図示)が設けられている。下側係合機構1282とカバー1101の上側係合機構とが係合することでカバー1101の延在部1108を下側ケース1202に連結することができる。
圧力センサー1100は更にプリント基板1410を1つ備え、プリント基板1410は圧力センサー1100の長さL方向に載置されており、プリント基板1410の一方の部分が上記収容空間106に取り付けられ、他方の部分が上記拡張空間1109に延在している。図1Bの第1のプリント基板410と同様に、圧力センサー1100のプリント基板1410も、上側ケース201の筒状端部240に位置する取付台420に取り付けられる。取付台420は、筒状端部240に巻き付けられたコイル251の上に位置している。
図1Bのカバー101とケース105との間の収容空間106のみに位置するプリント基板410に比べて、本実施形態のプリント基板1410は長さが長くなり、カバー1101と上側ケース201との間の収容空間106からカバー1101の延在部1108で形成された拡張空間1109までずっと伸びており、したがって、本実施形態のプリント基板1410は素子を収容する面積がより広くなっている。また、プリント基板1410が長くなり、カバー1101に延在部1108が設けられているが、圧力センサー1100の長さ方向の取付けが増えるわけではない。プリント基板1410が長くなり、カバー1101に延在部1108が設けられると、継手管102の上方の空間が十分に活用され、プリント基板1410の面積が拡張される。素子を収容する面積がプリント基板1410に十分にある場合には、圧力センサーは、プリント基板(例えば図7Aに示される第2のプリント基板710)を1つ追加して圧力センサーの高さH方向に設けることによって、残りの素子を収容する必要がなくなる。圧力センサーの長さL方向に設けられるプリント基板1410を用いると、コイル251とプリント基板1410とが接続しやすくなる。なぜなら、コイル251の両端は、圧力センサーの長さL方向に設けられたプリント基板1410に対してリードを介して接続することなく、直接接続することができるからである。このような構造により、コストが低下し、製造が容易になる。図13は、図10A及び図10Bのプリント基板1410とコイル251との接続形態を示している。
図13に示されるように、コイル251の2つの終端605及び606がそれぞれ、プリント基板1410における取付台420から突き出た第1のピン611及び第2のピン612上に巻き付けられている。プリント基板1410には、チップ1703が実装されている。チップ1703は、例えばセンサー作動チップである。プリント基板1410には、更にコンデンサ630が実装されている。なお、プリント基板1410には、図示されるチップ1703及びコンデンサ630に加えて、更に他のチップ、コンデンサ又は他の電気部品が実装されていてもよい。また、下側ケース1202の下側係合機構1282の近傍には、プリント基板1410を補助的に支持するための支持バー1285が更に設けられている。
上述したようにプリント基板1410を設ける利点は、以下にある。すなわち、圧力センサー1100の高さ方向におけるサイズを小さくするのに有益であり、プリント基板1410の取付強度の改良が可能であり、家庭用電気器具が更にインテリジェント化されるニーズを満たすように、プリント基板1410の電気部品の載置量を増大可能である。
再び図10A及び図10Bを参照すると、カバー1101の延在部1108は対向する2つ平面1112及び1114を備えており、これら2つの平面1112及び1114は圧力センサー1100の高さH方向に対して略平行であり、圧力センサー1100の取付けの際の位置決めに用いることができる。平面1112及び1114には、プラグ480(図14A及び図14Bに示す)の信号ソケット120も形成されている。プラグ480は、プリント基板1410の素子に電気的に接続されて、圧力センサー1100と家庭用電気器具の控制装置との間で信号を伝送するためのものである。なお、本発明では圧力センサー1100の取付けの際の位置決め用に10A及び図10Bに示される平面1112及び1114が設けられており、このようにすると、機械的構造、配置に良い効果があるが、圧力センサーの他の部位、例えば、円柱形のケースに沿って延在する平面を取付けの際の位置決めに用いてもよく、これも本発明の保護範囲に入るものとする。
図14Aは、図10A及び図10Bの圧力センサーとプラグとの組付図を示している。図14Bは、図13Aの一部切欠き図であり、カバー1101の延在部1108の一部を取り除いて、プラグ480とプリント基板1410とがどのように組み付けられているかを示している。図14A及び14Bに示されるように、プラグ480は信号ソケット120からカバー1101の延在部1108の拡張空間1109に差し込まれており、プラグ480にはプリント基板1410の接続端1412を受け入れる収納溝482が設けられている。圧力センサーの長さL方向に設けられたプリント基板1410を用いると、プラグ480とプリント基板1410との接続がより容易になる。また、延在部1108はカバー1101と一体に形成されているので、プラグ480がカバー1101の延在部1108に収容されると、プラグを液体からより良好に隔離することができ、それによって、プラグ480に対する防水作用が増大する。プラグ480は、RAST2.5 3Pコネクターに適合したプラグとする。
図15は、家庭用電気器具における図10A及び図10Bの圧力センサーの取付構造の一実施形態を示している。図15に示されるように、家庭用電気器具のパネル900にはパネル900の表面から延在した少なくとも2つの弾性アーム1552及び1554が設けられ、弾性アーム1552及び1554の自由端にはそれぞれ鈎部1551及び1553が設けられている。圧力センサー1100は、2つの弾性アーム1552と1554との間に取り付けられて、鈎部1551及び1553によってパネル900に固定される。鈎部1551及び1553とパネル900の表面との距離は、圧力センサー1100のカバー1101の上部がパネル900の表面に突き当たった際に鈎部1551及び1553がちょうど圧力センサー1100の下側ケース1202の底部を押さえ込むことができるように設定される。パネル900にはパネル900の表面から延在した回転防止板1558及び1559が更に設けられており、回転防止板1558及び1559はカバー1101の延在部1108の2つの平面1112及び1114と組み合わせられて、パネル900に対する圧力センサー1100の回転を防止する。また、パネル900には、パネル900の表面から延在し、パネル900表面に沿った圧力センサー1100の移動を阻止するための押さえ板1556が更に設けられている。なお、図15は単に圧力センサー1100の取付形態の一例を示しているにすぎず、例えば、図15に示されるように、家庭用電気器具のパネルに具体的な取付構造を設けて、圧力センサー1100にはこれに組み合わせられる構造を設けるだけでもよく、圧力センサー1100に取付構造を設け、この取付構造によって家庭用電気器具のパネルに取り付けるようにしてもよく、圧力センサー1100は種々の形態で取り付けることができる。
なお、本発明では、ダイヤフラム210は一体に形成されており、カバー101、1101も一体に形成されている。また、本発明の圧力センサー100及び1100のサイズは明らかに小さくなっているが、試験を繰り返した結果、本発明の圧力センサー100及び1100は作動要件に完全に合致した圧力の反応感度を有している。
図面に示された具体的な実施形態を参照して本発明を説明したが、発明に教示された精神及び範囲を逸脱しないことを前提として、本発明の圧力センサーは多くの変更形態を有することができると理解するものとする。本発明の各実施形態の部材及び/又は構造は可能な場合には種々の組合せを実施することができ、これらはいずれも本発明の保護範囲に入る。本発明に開示された実施形態におけるパラメーターを変更した様々な形態にも当業者は気づくであろうが、これらはいずれも本発明の特許請求の範囲の精神及び範囲に入る。

Claims (21)

  1. 上側ケース(201)と、下側ケース(202、1202)とを備え、該上側ケース(201)と該下側ケース(202、1202)との間に収容室が1つ形成されるように該上側ケース(201)と該下側ケース(202、1202)とを設けたケース(105、1105)と、
    前記上側ケース(201)と前記下側ケース(202、1202)との間に設けられ、前記収容室を上側収容室(215)と下側収容室(216)とに仕切るダイヤフラム(210)と、
    前記ダイヤフラム(210)の運動に伴って運動するコア(218)と、
    を備える圧力センサー(100、1100)であって、
    前記ダイヤフラム(210)は、支持体(212)と、該支持体(212)の周りを囲み、該支持体(212)のエッジ(460)から延在した薄膜(213)とを備え、
    前記コア(218)は、前記支持体(212)に載置されており、
    前記支持体(212)は円盤状であり、
    前記支持体(212)の厚さは、前記薄膜(213)の厚さの2倍~5倍であり、
    前記支持体(212)の外側の輪郭には、該支持体の外径が含まれ、前記コア(218)には、該コアの外径が含まれており、該支持体の外径は、該コアの外径に対して等しいか、わずかに大きいか、若しくはわずかに小さく設定されているか、又は、
    前記支持体の外径と前記コアの外径との比は、0.85~1.6である、ことを特徴とする、圧力センサー。
  2. 請求項1に記載の圧力センサー(100、1100)であって、
    前記ケース(105、1105)に固定され、前記コア(218)と協働して可変インダクタンス型変換器を形成するコイル(251)を更に備えることを特徴とする、圧力センサー。
  3. 請求項1に記載の圧力センサー(100、1100)であって、
    前記コア(218)は、前記支持体(212)に接触していることを特徴とする、圧力センサー。
  4. 請求項1に記載の圧力センサー(100、1100)であって、
    前記ダイヤフラム(210)は、前記薄膜(213)の周りを囲むように設けられ、前記上側ケース(201)と前記下側ケース(202、1202)との間に挟持されて前記上側収容室(215)と前記下側収容室(216)とを密封するように仕切るシーリングエッジ(230)を備え、
    前記薄膜(213)は、前記支持体(212)のエッジ(460)と前記シーリングエッジ(230)との間に渡って設けられたアーチ部(470)を備えることを特徴とする、圧力センサー。
  5. 請求項4に記載の圧力センサー(100、1100)であって、
    前記薄膜(213)は、前記支持体(212)のエッジ(460)及び前記シーリングエッジ(230)との連結部でせり上がり始め、前記アーチ部(470)を形成していることを特徴とする、圧力センサー。
  6. 請求項1に記載の圧力センサー(100、1100)であって、
    前記下側ケース(202、1202)と前記ダイヤフラム(210)との間に介在する該ダイヤフラム(210)用の弾性補償部材(217、250)を更に備えることを特徴とする、圧力センサー。
  7. 請求項6に記載の圧力センサー(100、1100)であって、
    前記弾性補償部材(217、250)は、前記ダイヤフラム(210)の支持体(212)の下部に設けられ、該支持体(212)から下へ延在し、前記下側ケース(202)の底部(252)に接触可能な弾性棒(217)であることを特徴とする、圧力センサー。
  8. 請求項7に記載の圧力センサー(100、1100)であって、
    前記弾性棒(217)の少なくとも一部を収容する突出要素(253)が前記下側ケース(253)の前記底部(252)に設けられていることを特徴とする、圧力センサー。
  9. 請求項1に記載の圧力センサー(100、1100)であって、
    前記コア(218)は、円筒形であり、
    前記ダイヤフラム(210)は、前記支持体(212)の上面から延在した取付棒(214)を更に備え、
    前記コア(218)は、前記取付棒(214)に被せられていることを特徴とする、圧力センサー。
  10. 請求項5に記載の圧力センサー(100、1100)であって、
    前記ダイヤフラム(210)は、弾性材料により一体的に形成されていることを特徴とする、圧力センサー。
  11. 上側ケース(201)と下側ケース(1202)とを備え、該上側ケース(201)と該下側ケース(1202)との間に収容室が形成されるように該上側ケース(201)と該下側ケース(1202)とを設けたケース(1105)と、
    前記上側ケース(201)と前記下側ケース(1202)との間に設けられ、前記収容室を上側収容室(215)と下側収容室(216)とに仕切り、圧力の変化に応じて移動可能なダイヤフラム(210)と、
    前記ケース(1105)に設けられ、前記上側ケース(201)との間に収容空間(106)を形成するカバー(1101)と、
    前記下側収容室(216)に流体連通された継手管(102)と、
    を備える圧力センサー(1100)であって、
    該圧力センサー(1100)には、長さ(L)と高さ(H)とがあり、前記継手管(102)は、該圧力センサー(1100)の長さ(L)方向に延在し、
    前記カバー(1101)における前記継手管(102)の延在する側には、延在部(1108)があり、該延在部(1108)は、前記収容空間(106)に連通して接する拡張空間(1109)を備える、圧力センサー。
  12. 請求項11に記載の圧力センサー(1100)であって、
    該圧力センサー(1100)の長さ(L)方向に載置され、一方の部分が前記収容空間(106)に取り付けられ、他方の部分が前記拡張空間(1109)に延在する1つのプリント基板(1410)を更に備えることを特徴とする、圧力センサー。
  13. 請求項12に記載の圧力センサー(1100)であって、
    前記上側ケース(201)に固定され、両端が前記プリント基板(1410)に直接接続されたコイル(251)を更に備えることを特徴とする、圧力センサー。
  14. 請求項12に記載の圧力センサー(1100)であって、
    前記プリント基板(1410)には、少なくとも1つのチップ(703)が実装されていることを特徴とする、圧力センサー。
  15. 請求項12に記載の圧力センサー(1100)であって、
    前記プリント基板(1410)には、少なくとも1つのコンデンサ(630)が実装されていることを特徴とする、圧力センサー。
  16. 請求項11に記載の圧力センサー(1100)であって、
    前記延在部(1108)の端部(1107)は、前記継手管(102)の端部(1103)と略一致しているか、又は該継手管(102)の端部(1103)をわずかに超える程度で延在していることを特徴とする、圧力センサー。
  17. 請求項12に記載の圧力センサー(1100)であって、
    前記拡張空間(1109)には、前記プリント基板(1410)の素子に電気的に接続されるプラグ(480)を収容することができることを特徴とする、圧力センサー。
  18. 請求項11に記載の圧力センサー(1100)であって、
    前記下側ケース(1202)には、下側係合機構(1282)が設けられ、前記カバー(1101)の延在部(1108)には、該下側係合機構(1282)に係合する上側係合機構が設けられていることを特徴とする、圧力センサー。
  19. 請求項11に記載の圧力センサー(1100)であって、
    前記カバー(1101)の延在部(1108)は、該圧力センサー(1100)の高さ(H)方向に対して略平行であり、該圧力センサー(1100)の取付けの際の位置決めに用いることが可能な対向する2つの平面(1112、1114)を備えることを特徴とする、圧力センサー。
  20. 請求項11に記載の圧力センサー(1100)であって、
    前記カバー(1101)は、一体に形成されていることを特徴とする、圧力センサー。
  21. 請求項19に記載の圧力センサー(1100)であって、
    前記2つの平面(1112、1114)は、前記圧力センサー(1100)が取付けられるべきパネル(900)から延在した回転防止板(1558、1559)と組み合わされて、前記パネル(900)に対する前記圧力センサー(1100)の回転を防止することを特徴とする圧力センサー。
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