JP2000019048A - 圧力検出装置 - Google Patents

圧力検出装置

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JP2000019048A
JP2000019048A JP10244701A JP24470198A JP2000019048A JP 2000019048 A JP2000019048 A JP 2000019048A JP 10244701 A JP10244701 A JP 10244701A JP 24470198 A JP24470198 A JP 24470198A JP 2000019048 A JP2000019048 A JP 2000019048A
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magnetic
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magnetic substrate
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JP10244701A
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Yoshiaki Takeda
▲吉▼秋 武田
Shinichi Nakazato
真一 中里
Hiroyuki Oshima
博之 大嶋
Kenji Furukawa
賢治 古川
Takeo Honma
武男 本間
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数が少なく、丈の低い圧力検出装置を提
供。加えて、ダイアフラムの少ない変位で水の大幅な変
化を検知。 【解決手段】ダイアフラムは、中央に磁性体の磁性基板
部の下面側が当接する磁性体用受底部と、この磁性体用
受底部の周囲に盛り上がるように形成され、かつ磁性基
板部の外周が嵌まるリング状の堤部と、この堤部の外周
をぐるりと囲うたわみ用部を有し、コンデンサとコイル
でLC共振回路を形成すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗たく機,食器洗
い機,風呂水の水位を検出する圧力検出装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】コイル,ダイアフラム,磁性体を備えた
従来の圧力検出装置は、ダイアフラムに受板を介して磁
性体に保持していた。また受板と摺動体の間に小径ばね
が介在され、摺動体と調整ねじの間に大径ばねが介在さ
れ、しかも小径ばね,摺動体,大径ばね,調整ねじが積
み重ねた構成になっていた。
【0003】このような従来の圧力検出装置は、部品点
数が多く、丈も高いという不具合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題に鑑み、部品数が少なく、丈の低い圧力検出装置を
提供することを目的とするものである。これに加え、ダ
イアフラムの少ない変化量で水位の大幅な変化を検出す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、円筒状に巻装
されたコイルと、圧力の変化によりたわんで変位するゴ
ムのダイアフラムと、このダイアフラムに保持されてい
る磁性体と、この磁性体と対向するところに備えられ、
かつ磁性が近づいたり、離れたりすることにともなって
インダクタンスが変化するコイルと、前記磁性体が前記
コイルに近づいて行ようなダイアフラムの変化を押し返
すように付勢するつる巻状のばねとを備えている圧力検
出装置において、前記磁性体は、円盤状の磁性基板部
と、磁性基板部の上面から前記コイルに向かって隆起す
る円筒状の磁性筒部を有し、かつ磁性筒部は前記コイル
の内径よりも小さな内径を有するとともに磁性基板部と
ほぼ同心的に形成し、前記ダイアフラムは、中央に前記
磁性基板部の下面側が当接する磁性体用受底部と、この
磁性体用受底部の周囲に盛り上がるように形成され、か
つ前記磁性基板部の外周が嵌まるリング状の堤部と、こ
の堤部の外周をぐるりと囲うたわみ用部を有し、前記コ
イルとコンデンサを電気的に組み合わせてLC共振回路
を形成したことを特徴とするものである。
【0006】ダイアフラムの磁性体用受底部に磁性基板
部の下面側が当接し、磁性体用受底部の周囲に盛り上が
る磁性基板部の嵌合するリング状の堤部が形成されてい
るので、ダイアフラムは堤部の外周に存在するたわみ用
部を除いて剛体のようになっている。このため、ダイア
フラムの下面(裏面)に加わる圧力変化で、上下に変位
動するダイアフラムの動作は、ダイアフラムの中心軸線
に沿った上下運転で傾いたり,ふらついたりする動きが
極めて少ないのである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に沿
って説明する。
【0008】図1,図2,図3に示すように、圧力検出装
置の本体ケース1は、下ケース2,上ケース3を上下に
抱き合わせて形成している。上,下ケース2,3はA.
B.Sの合成樹脂で作られている。
【0009】本体ケース1の内部にはダイアフラム4が
備わっている。このダイアフラム4は天然ゴム,合成ゴ
ム等のゴムで形成されている。
【0010】このダイアフラム4の上面に保持される磁
性体5も本体ケース1の内部に備わる。磁性体5はフェ
ライトの素材を焼結して形成されている。透磁性の良い
材料であれば、フェライト以外でもよい。
【0011】磁性体5は、円盤状の磁性基板部6と、円
筒状の磁性筒部7を有する。磁性基板部6と磁性筒部7
は、同心的に形成されている。磁性基板部6の外径は約
20mmである。磁性基板部6と磁性筒部7との外径比は
1.5 〜3程度が望ましい。ダイアフラム4は、磁性基
板部6の底面が当接する磁性体用受底部8が中央に設け
られている。磁性体用受底部8の外周には、盛り上がる
ように形成されたリング状の堤部9が形成されている。
この堤部9は、磁性基板部6の外周が嵌合して磁性基板
部6との一体性を形成している。堤部9は薄い磁性体用
受底部8と違い磁性基板部6の厚さに近い厚みをもって
いるが、堤部9の上面は磁性基板部6の上面よりわずか
に低くなっている。わずかに低くすると両上面を面一に
するものよりも、ダイアフラム4の上下に移動する動作
が安定性を増す。
【0012】堤部9の外周にたわみ用部10が形成され
ている。このたわみ用部10は、磁性体用受底部8と同
様に薄く形成されている。たわみ用部10は、上側にふ
くらむように湾曲している。この薄い湾曲によってダイ
アフラム4は圧力変化に応じてよく変化するのである。
【0013】たわみ用部10の外周には支持部11が形
成されている。支持部11は上側に立上がるリング状の
凸部になっている。この支持部11が上下ケース2,3
の抱き合わせ部分に挟持されるのである。
【0014】ダイアフラム4は、支持部11で支持され
た状態で圧力変化に応じて上下に変位するのであるが、
堤部9があるためダイアフラム4の中心軸線上に沿った
安定した変化動作をするのである。
【0015】すなわち、磁性体用受底部8は、薄いが磁
性基板部6の底面と当接している。その上、堤部9は厚
く、しかも磁性基板部6の外周と嵌合しているので、ダ
イアフラム4は薄いたわみ用部10を除いて、剛体のよ
うな構造になっている。このため、ダイアフラム4の下
方から受ける圧力の変化によってダイアフラム4は上下
に変位動作する際に、ダイアフラム4の中心軸線に沿っ
て上下移動から傾いたり、中心軸線からずれるふらつき
が極めて少ないのである。
【0016】下ケース2には圧力導入パイプ12を有す
る。この圧力導入パイプ12に形成されている導入孔1
3が下ケース2内に連通しているので、圧力の変化がダ
イアフラム4の下側に作用するのである。
【0017】なお、圧力導入パイプ12には、チューブ
が接続され、チューブの先端は洗たく機の水受槽のエア
ートラップ等に接続されるものである。
【0018】前記磁性筒部7の内底である前記磁性基板
部6の中央には貫通する係止孔14が形成されている。
この係止孔14に挿入係止される係止突起15は、前記
磁性体用受底部8の中央に形成されている。この係止突
起15は上向きに立上がるように形成され、先端側はほ
ぼ円錐形状に形成されている。円錐形をした部分の最大
外径は後述するばねの内径よりも小径に形成されてい
る。
【0019】係止突起15は先端が円錐形状になってい
るので、係止孔14に挿入がしやすく挿入後は抜けにく
いのである。係止突起15と係止孔14の係合により、
ダイアフラム4と磁性体5は結合されている。この結合
を強めるために、ダイアフラム4と磁性体5を接着剤で
接着してもよい。
【0020】上ケース3の上面には支持円筒部16が形
成されている。支持円筒部16は上ケース3の中央に形
成され、下ケース2から離れるように上方に立上がって
いる。支持円筒部16の内径は12.6mmである。前記
磁性筒部7の外径が12.2mmで、支持円筒部16の内
径よりも若干小さめに形成されている。
【0021】前記支持円筒部16には、ダイアフラム4
に加わる圧力変化に伴って図1,図2に示すように前記
磁性筒部7が出入りする。この出入りする磁性筒部7の
移動に伴い後述するコイルのインダクタンスが変化する
のである。
【0022】磁性筒部7の外径が支持円筒部16の内径
より若干小さく形成されているので、支持円筒部16内
を円滑に摺動するのである。
【0023】また磁性筒部7の上端外周角度は面取りに
より角が落されているので、上記摺動はさらに円滑に行
われる。この面取りは、磁性体5を焼結する際に形成す
る。但し、焼結形成後に機械加工で形成してもよい。ま
た面取りは、フェライトで形成された硬い磁性体5の角
部が欠けやすいので、前もって落すねらいもある。その
ため磁性体5は、全部の角部を面取りしておくことが望
ましい。
【0024】前記支持円筒部16の上側内周部には調整
ねじ17が螺合するように取り付けられている。雌ねじ
が形成される上側内径部は、前記磁性筒部7が摺動自在
に出入りする支持円筒部の下側内周部より少し小径に形
成されている。
【0025】合成樹脂のポリアセタールで形成された調
整ねじ17の外周には雄ねじが形成されている。上面に
はドライバー用の溝が形成されている。調整ねじ17の
内端である下面には中央にばね受け台18が下方に突出
するように形成されている。このばね受け台18は、調
整ねじ17の外周円と同心的に形成されている。
【0026】調整ねじ17は、ドライバーで回すことに
より上下に移動する。この上下移動操作により、後述す
る調整が行われるのである。
【0027】つる巻状のばね19は、ステンレスが形成
されている。ばね19の上側内周部は、前記ばね受け台
18に嵌め込まれている。この嵌め込みで、ばね19は
調整ねじ17に取り付けられ、調整ねじ17に吊り下げ
られた状態になる。
【0028】ばね19の下端は、ばね座19を介して磁
性筒部7の内底に置かれる。ばね座19は合成樹脂のポ
リアセタールで形成されている。ばね座19は筒部と上
部つば部と底部を有し、底部には前記係止突起15が挿
入される穴が形成されている。
【0029】ばね19の下端は、ダイアフラム4に圧力
がかからない図1に示す状態にあっては、ばね座20の
底部から僅かに浮いた状態になっている。ダイアフラム
4に圧力がかからないときには、ばね19の下端がばね
座20から浮いているので、ダイアフラム4にばね19
の力が作用していないのである。このため、下ケース2
を下にして本体ケース1を水平にした場合には、ダイア
フラム4のたわみ用部10が有する張力と磁性体5(3
〜6g)の重さがつり合うところで、ダイアフラム4は
安定するのである。
【0030】ばね19は、調整ねじ17とばね座20と
の間に介在しているので、ダイアフラム4に圧力がかか
って図2に示すようにダイアフラム4が上側に変位する
ときにはダイアフラム4を元の位置に押し戻すように作
用する。
【0031】ばね19は、外径がばね座20の筒部内径
よりも僅かに小さく、内径が前記係止突起15の外径よ
りも僅かに大きくしている。なお、ばね座20を省略し
てばね19の下端を磁性筒部7の内側に直に置くように
してもよい。
【0032】調整ねじ17は、ばね19を吊り下げるよ
うに支持しているので、ダイアフラム4に圧力がかから
ないときに、ばね19の下端がばね座20の底部から僅
かに浮いて離れるようにドライバーで回して調整するの
である。
【0033】上記のとおり、ダイアフラム4に加わる圧
力変化でダイアフラム4は上下に変位し、ダイアフラム
4に保持されている磁性体5も一緒に上下に動く。磁性
体5が上下に動く、最大移動量は5.9mm で、この移動
範囲で後述するコイルのインダクタンスが変化するので
ある。
【0034】コイル21は、支持円筒部16の外周,下
部に嵌合するように取り付けられる。コイル21の巻数
は250〜300ターンである。コイル21は合成樹脂
のウレタンが被覆されている。
【0035】コイル21は、径方向の巻厚さが軸方向の
巻丈よりも大きい扁平形状にしている。巻厚さが1.3
〜2.5mm程度である。
【0036】コイル21を扁平にしたのは、次の理由に
よるものである。
【0037】コイル21を扁平にすることにより、圧力
検出装置の丈を低くできるのである。また磁性体5は、
磁性筒部7と磁性基板部6を有する。磁性筒部7は、コ
イル21の内側を出入りする関係になっているが磁性基
板部6はコイル21の下側端面側に近づいたり,離れた
りする関係になっている。
【0038】磁性基板部6によるコイル21へのインダ
クタンス変化を高めるのには、磁性基板部6の外径に近
づく程度にコイル21の外径を大きくした結果、扁平な
コイルになったのである。
【0039】このように、磁性筒部7のコイル21への
出入りと、磁性基板部6のコイル21への遠近とによ
り、コイル21のインダクタンスが変化するのである。
【0040】上ケース3の上面には、支持円筒部16を
大きく囲う堰22が形成されている。この堰22はコイ
ル21をも外側から囲っている。堰22の内側には一対
の端子板23,24がコイル21を間にして対称に振り
分けて配置されている。端子板23,24にはコイル2
1の両端が接続されている。端子板23,24にはコネ
クター25,26が着脱自在に接続されているコネクタ
ー接続部23a,24aが設けられている。
【0041】コネクター接続部23a,24aは堰22
の外側につき出ている。端子板23,24,コネクター
接続部23a,24aは、前記支持円筒部16の軸線方
向と直交するように横置に配置されている。横置である
ため、圧力検出装置の丈がそれだけ低くなるのである。
【0042】コンデンサ27は、同じく堰22の内側に
配置されている。端子板23,24の間に位置するよう
に置かれている。コンデンサ27の両足は端子板23,
24に接続されている。
【0043】コンデンサ27とコイル21は並列に接続
され、LCの共振回路を構成しているのである。
【0044】前記支持円筒部16と堰との間にポッテン
グ用の合成樹脂(ウレタン等)を注入する。合成樹脂は
図1,図2の二点鎖線で示すところまで注入される。コ
イル21,コンデンサ27,端子板23,24等の電気
部品は、ポッテング用の合成樹脂内に埋設されている。
電気部品はポッテングされるので、洗たく機等の湿気の
多いものに圧力検出装置を使用しても、湿気による動作
不良が生じにくいのである。
【0045】図4は、LC共振回路部28と発振回路部
29を示す。
【0046】LC共振回路部28は、前述したとおり、
コイル21とコンデンサ27を並列接続して形成してい
る。発振回路29は、抵抗30,31,インバータ3
2,33,34によって形成されている。発振回路29
と共振回路28で、LC発振回路を構成している。
【0047】発振回路29と共振回路はコネクター23
a,24aで接続されている。発振回路29は圧力検出
装置から離して設けられているが、圧力検出装置側に備
えるようにしてもよい。
【0048】また、コンデンサ27は圧力検出装置に設
けているが、発振回路29側に備えるようにしてもよ
い。
【0049】さらに、発振回路29は、洗たく機等の制
御回路と一緒に形成するようにしてもよい。
【0050】図5は、水位と周波数の関係を示したグラ
フである。圧力検出装置を洗たく機に採用した場合の例
示である。
【0051】発振の周波数は、
【0052】で示される。水位は、洗たく機の水受槽に
溜る水の高さを表わしている。水位が増すにしたがって
発振の周波数が下がる。それは、水位の上昇につれてダ
イアフラム4が上側に変位し、磁性体5がコイル21に
近づくことによりインダクタンスが増加するからであ
る。磁性体5の最大移動量は5.9mm である。5.9mm
の移動量で、0mmから500mmまでの水位変化を検知で
きるのである。これは、水位の変化で圧縮される空気圧
をダイアフラム4で受けるようにしたので、水位の大幅
な変化をダイアフラム4の少ない変位量で検知できるの
である。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、円筒状に巻
装されたコイルと、圧力の変化によりたわんで変位する
ゴムのダイアフラムと、このダイアフラムに保持されて
いる磁性体と、この磁性体と対向するところに備えら
れ、かつ磁性が近づいたり、離れたりすることにともな
ってインダクタンスが変化するコイルと、前記磁性体が
前記コイルに近づいて行うようなダイアフラムの変化を
押し返すように付勢するつる巻状のばねとを備えている
圧力検出装置において、前記磁性体は、円盤状の磁性基
板部と、磁性基板部の上面から前記コイルに向かって隆
起する円筒状の磁性筒部を有し、かつ磁性筒部は前記コ
イルの内径よりも小さな内径を有するとともに磁性基板
部とほぼ同心的に形成し、前記ダイアフラムは、中央に
前記磁性基板部の下面側が当接する磁性体用受底部と、
この磁性体用受底部の周囲に盛り上がるように形成さ
れ、かつ前記磁性基板部の外周が嵌まるリング状の堤部
と、この堤部の外周をぐるりと囲うたわみ用部を有し、
前記コイルとコンデンサを電気的に組み合わせてLC共
振回路を形成したことを特徴とする圧力検出装置にあ
る。
【0054】この構成によれば、次の良さが期待でき
る。
【0055】(1).ダイアフラムに磁性体を直接受け、
圧力変化に伴うダイアフラムの動きに抗するばねを一つ
にしているので部品数が少なく、圧力検出装置の丈も低
く抑えることができる。
【0056】(2).磁性体の磁性基板部がダイアフラム
の磁性体用受底部に当接し、磁性基板部の外周が嵌まる
ところを盛り上がった堤にしているので、ダイアフラム
は薄いたわみ用部を除いて全体が剛体のようになるた
め、ダイアフラムの変位動作は軸線上に沿った動きにな
る。傾いたり、軸線から外れることが生じにくいのであ
る。
【0057】(3).LC共振回路部を備えているので、
ダイアフラムの少ない変位量で水位等の大幅な変化を検
知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、圧力検出装置
の縦断面図である。ダイアフラムに圧力がかかっていな
い状態を示している。
【図2】同じく圧力検出装置の縦断面図で、圧力がかか
ってダイアフラムが最大変化した状態を示している。
【図3】圧力検出装置の平面図である。
【図4】共振回路と発振回路を示す図である。
【図5】水位と発振周波数との関係を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1…本体ケース、4…ダイアフラム、5…磁性体、6…
磁性基板部、7…磁性筒部、8…磁性体用受底部、9…
堤部、10…たわみ用部、21…コイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大嶋 博之 茨城県日立市神峰町4丁目11番12号 株式 会社亀屋工業所内 (72)発明者 古川 賢治 茨城県日立市神峰町4丁目11番12号 株式 会社亀屋工業所内 (72)発明者 本間 武男 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 Fターム(参考) 2F055 AA39 BB20 CC02 DD11 EE21 EE27 FF43 GG11 HH05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状に巻装されたコイルと、圧力の変化
    によりたわんで変位するゴムのダイアフラムと、このダ
    イアフラムに保持されている磁性体と、この磁性体と対
    向するところに備えられ、かつ磁性が近づいたり、離れ
    たりすることにともなってインダクタンスが変化するコ
    イルと、前記磁性体が前記コイルに近づいて行うような
    ダイアフラムの変化を押し返すように付勢するつる巻状
    のばねとを備えている圧力検出装置において、 前記磁性体は、円盤状の磁性基板部と、磁性基板部の上
    面から前記コイルに向かって隆起する円筒状の磁性筒部
    を有し、かつ磁性筒部は前記コイルの内径よりも小さな
    内径を有するとともに磁性基板部とほぼ同心的に形成
    し、 前記ダイアフラムは、中央に前記磁性基板部の下面側が
    当接する磁性体用受底部と、この磁性体用受底部の周囲
    に盛り上がるように形成され、かつ前記磁性基板部の外
    周が嵌まるリング状の堤部と、この堤部の外周をぐるり
    と囲うたわみ用部を有し、 前記コイルとコンデンサを電気的に組み合わせてLC共
    振回路を形成したことを特徴とする圧力検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018109625A (ja) * 2016-12-30 2018-07-12 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド 圧力センサー
CN110118627A (zh) * 2018-02-06 2019-08-13 美的集团股份有限公司 用于厨房电器的压力检测装置、厨房电器

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JP2018109625A (ja) * 2016-12-30 2018-07-12 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド 圧力センサー
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