JP7019644B2 - 保守情報提供装置、保守情報提供方法及びプログラム - Google Patents

保守情報提供装置、保守情報提供方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7019644B2
JP7019644B2 JP2019161711A JP2019161711A JP7019644B2 JP 7019644 B2 JP7019644 B2 JP 7019644B2 JP 2019161711 A JP2019161711 A JP 2019161711A JP 2019161711 A JP2019161711 A JP 2019161711A JP 7019644 B2 JP7019644 B2 JP 7019644B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication terminal
system diagram
information
unit
maintenance information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019161711A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021039629A (ja
Inventor
茂雄 山本
博 長谷川
真也 軍司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokkaido Electric Power Co Inc
Original Assignee
Hokkaido Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokkaido Electric Power Co Inc filed Critical Hokkaido Electric Power Co Inc
Priority to JP2019161711A priority Critical patent/JP7019644B2/ja
Publication of JP2021039629A publication Critical patent/JP2021039629A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7019644B2 publication Critical patent/JP7019644B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/50Systems or methods supporting the power network operation or management, involving a certain degree of interaction with the load-side end user applications

Description

本発明は、保守情報提供装置、保守情報提供方法及びプログラムに関する。
配電線に停電が発生した場合、指令者等が停電の全体像を把握し、必要に応じて現場に作業員を派遣するなどして配電線の復旧作業を進める必要がある。そこで、指令者が停電の全体像を把握するために、配電線の停電に関する情報を一元的に集めて配電系統図上に表示する停電情報提供システムが知られている。例えば、特許文献1には、停電区間と非停電区間とを区別した配電系統図を表示する停電情報システムが開示されている。
特開2018-41229号公報
特許文献1の停電情報システムでは、停電区間と非停電区間とに関する情報だけが提供されるため、指令者と作業者との間で現場の状況に関する情報を迅速に共有することが困難である。例えば、作業者は、現場の状況をスマートフォン等で撮影した場合、写真を別途メールに添付して指令者側に送信する必要がある。また、指令者も、各作業者から送信された写真がどの現場のものかを逐一確認する必要がある。
このため、停電の全体像の把握に時間を要してしまい、指令者から作業者に対して迅速かつ適切な指示を与えることが困難である。そして、このような問題は、配電線における現場の状況に関する情報を共有する場合のみならず、送電線、ガス管等の他のインフラ設備においてそれらのインフラ設備の保守に関する情報である保守情報を共有する場合にも存在している。
本発明は、このような背景に基づいてなされたものであり、指令側と現地側との間でインフラ設備の保守情報を容易に共有することが可能な保守情報提供装置、保守情報提供方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る保守情報提供装置は、
インフラ設備の配置を示す系統図を記憶する記憶部と、
通信端末の位置情報を所定の周期で取得すると共に、前記通信端末により生成された時点の前記通信端末の位置情報に対応付けられた前記インフラ設備の保守に関する保守情報を取得する取得部と、
前記記憶された系統図を読み出し、所定の周期で取得された前記通信端末の位置情報に基づいて前記読み出された系統図上に表示される前記通信端末の現在位置を示す印の位置を更新すると共に、前記通信端末により保守情報が生成された時点の前記通信端末の位置情報に対応する前記読み出された系統図上の位置に保守情報を表示するように系統図を更新する系統図更新部と、
を備える。
本発明によれば、指令側と現地側との間でインフラ設備の保守情報を容易に共有することが可能な保守情報提供装置、保守情報提供方法及びプログラムを提供できる。
本発明の実施の形態に係る停電情報提供システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る通信端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 (a)は、開閉器番号データ記憶部のデータテーブルの一例を示す図であり、(b)は、電柱番号データ記憶部のデータテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る停電情報提供サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 (a)は、位置情報記憶部のデータテーブルの一例を示す図であり、(b)は、画像データ記憶部のデータテーブルの一例を示す図であり、(c)は、事故メモデータ記憶部のデータテーブルの一例を示す図であり、(d)は、車両情報記憶部のデータテーブルの一例を示す図である。 (a)、(b)は、それぞれ本発明の実施の形態に係る配電系統図の具体例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る位置情報送信処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る系統図更新処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る現場写真表示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る車両位置表示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る作業員ルート案内処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る系統図送信処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る開閉器番号案内処理の流れを示すフローチャートである。 (a)~(d)は、本発明の実施の形態に係る系統図表示アプリを起動した通信端末の表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る電柱番号案内処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る保守情報提供装置、保守情報提供方法及びプログラムの実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面においては、同一又は同等の部分に同一の符号を付す。
保守情報提供システムは、例えば、広域に配置されたインフラ設備の保守に関する情報である保守情報を指令者、作業員等のユーザに提供する。インフラ設備は、例えば、配電線、送電線、通信線、ガス管及びこれらに付随する設備を含む。保守情報は、例えば、配電線、送電線等の停電に関する情報、事故に関する情報、故障に関する情報、稼働状態を示す情報等を含む。以下、保守情報提供システムの一例として停電情報提供システムを用いて配電線の停電情報をユーザに提供する場合を例に説明するが、保守情報提供システムによるユーザへの保守情報の提供はこの場合に限られない。
図1に示すように、停電情報提供システム1は、通信端末100の位置を示す情報(位置情報)と配電線の停電に関する情報(停電情報)とを取得し、取得された通信端末100の位置情報及び停電情報に基づいて配電系統図を更新し、更新された配電系統図をユーザに提供する。また、停電情報提供システム1は、取得された通信端末100の位置情報と指令者により指示された作業員が向かうべき目的地に関する情報とに基づいて、現場の作業員に対するルート案内を実行する。
実施の形態では、「停電情報」は、配電線の停電に関連するあらゆる情報を含み、配電線の停電区間、逆送区間、開閉器の開閉状態等に関する情報(系統情報)のみならず、例えば、作業員が現場で撮影した写真(現場写真)の画像データ、作業員が作成した現場の事故状況に関するメモ(事故メモ)のテキストデータ等を含む。また、「配電系統図」は、配電線と、当該配電線に接続された電柱、開閉器、バンク等の各種の配電機器との配置を示す地図である。配電系統図では、例えば、配電線を線で表現し、電柱、開閉器、バンク等をそれぞれ各種の記号で表現する。
停電情報提供システム1は、一つ又は複数の通信端末100と、停電情報提供サーバ200と、を備える。停電情報提供サーバ200は、ユーザに保守情報を提供する保守情報提供装置の一例である。通信端末100と停電情報提供サーバ200とは、インターネット等の通信ネットワークを介して通信可能に接続されている。
通信端末100は、例えば、作業員が所持するスマートフォンやタブレット端末等である。通信端末100は、通信端末100の位置情報を所定の周期で取得し、停電情報提供サーバ200にリアルタイムで送信する。また、通信端末100は、作業員の操作に応じて、現場写真の画像データ、事故メモのテキストデータ等を含む停電情報を、これらのデータが生成された時点での通信端末100の位置情報と対応付けて停電情報提供サーバ200に送信する。なお、通信端末100は、作業員が所持する場合に限られず、作業員以外のユーザが所持してもよい。
停電情報提供サーバ200は、例えば、汎用コンピュータである。停電情報提供サーバ200は、配電系統図に関するデータ、各通信端末100から送信された位置情報、現場写真の画像データ及び事故メモのテキストデータ等を含む停電情報を記憶する。次いで、停電情報提供サーバ200は、操作部210の要求に応じて、配電系統図上に通信端末100の現在位置を示す印を表示させ、配電系統図上の対応する位置に事故メモや画像データへのリンクを表示させるように配電系統図を更新する。
停電情報提供サーバ200は、更新された配電系統図を表示部220に表示してもよく、通信端末100からの要求に応じて、更新された配電系統図に関するデータを通信端末100に送信してもよい。また、停電情報提供サーバ200は、配電線に設置された開閉器の監視や制御を実行する配電監視システム(図示せず)に接続され、配電監視システムから停電区間や逆走区間、開閉器の開閉操作等に関する情報を受信し、配電系統図に反映させてもよい。
加えて、停電情報提供サーバ200は、更新された配電系統図を表示部220で確認した指令者からの要求に応じて、現場の作業員を現在位置から指令者により指定された目的地に案内するルートに関する情報を作業員の所持する通信端末100に送信してもよい。ルートに関する情報は、外部の地図情報提供サービスから取得してもよく、内部に設けたナビゲーションシステムから提供を受けてもよい。以上が、停電情報提供システム1の構成である。
図2に示すように、通信端末100は、操作部110と、表示部120と、撮影部130と、GPS部140と、通信部150と、記憶部160と、制御部170と、を備える。通信端末100の各部は、内部バス等を介して相互に接続されている。
操作部110は、作業員の指示を受け付け、受け付けた操作に対応する操作信号を制御部170に供給する。例えば、操作部110は、作業員による文字の入力や撮影部130に対する撮影操作等を受け付ける。
表示部120は、制御部170から供給される画像データに基づいて、作業員に向けて各種の画像を表示する。表示部120は、例えば、目的地へのルート案内の画面や配電系統図等を表示する。
操作部110と表示部120とは、タッチパネルによって構成されてもよい。タッチパネルは、所定の操作を受け付ける操作画面を表示すると共に、操作画面において作業員が接触操作を行った位置に対応する操作信号を制御部170に供給する。
撮影部130は、事故現場等の状態を示す写真を撮影し、撮影により得られた画像データを制御部170に送信する。撮影部130は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等を備えるカメラモジュールである。
GPS部140は、GPS衛星からの信号を受信し、位置情報取得時点における通信端末100の位置(現在位置)を検出する。GPS部140は、通信端末100の現在位置を示す位置情報を制御部170に送信する。
通信部150は、インターネット等の通信ネットワークに接続することが可能なインターフェースである。
記憶部160は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等を備える。記憶部160は、制御部170に実行されるプログラムや各種のデータを記憶する。記憶部160は、例えば、端末ID(Identification)等の通信端末100の識別情報を記憶する。また、記憶部160は、通信端末100の位置情報及び停電情報等を一時的に記憶し、制御部170が処理を実行するためのワークメモリとしても機能する。さらに、記憶部160は、開閉器番号データ記憶部161と、電柱番号データ記憶部162と、を備える。
図3(a)に示すように、開閉器番号データ記憶部161は、開閉器番号情報と開閉器の位置情報とを対応付けて記憶する。開閉器番号は、開閉器毎に割り振られた固有の番号である。図3(b)に示すように、電柱番号データ記憶部162は、電柱番号情報と電柱の位置情報とを対応付けて記憶する。電柱番号は、電柱毎に割り振られた固有の番号である。なお、位置情報は、例えば、緯度及び経度に関する情報である。
制御部170は、CPU(Central Processing Unit)等を備え、通信端末100の各部の制御を行う。制御部170は、記憶部160に記憶されているプログラムを実行することにより、図7の位置情報送信処理、図13の開閉器番号案内処理及び図15の電柱番号案内処理をそれぞれ実行する。
制御部170は、機能的には、位置情報送信部171と、画像データ送信部172と、事故メモデータ送信部173と、開閉器番号案内部174と、電柱番号案内部175と、を備える。
位置情報送信部171は、通信部230を制御して、GPS部140で取得された通信端末100の位置情報を、通信端末100の識別情報、位置情報の取得日時に関する情報と対応付けて停電情報提供サーバ200に送信させる。
画像データ送信部172は、通信部230を制御して、撮影部130で取得された現場写真の画像データを、通信端末100の識別情報、撮影日時、撮影時点での通信端末100の位置情報、作業者が操作部110を操作して選択した写真種別に関する情報等と対応付けて停電情報提供サーバ200に送信させる。
事故メモデータ送信部173は、通信部230を制御して、操作部110で入力された事故メモデータを、通信端末100の識別情報、作成日時、作成時点の通信端末100の位置情報等と対応付けて停電情報提供サーバ200に送信させる。
開閉器番号案内部174は、作業員からの要求に応じて、停電情報提供サーバ200から配電系統図に関するデータを受信し、配電系統図を表示部120に表示させる。また、開閉器番号案内部174は、作業員からの要求に応じて、開閉器番号データ記憶部161から作業者により指定された開閉器番号に対応する位置情報を取得し、GPS部140から取得した通信端末100の位置情報と開閉器番号に対応する位置情報とに基づいて、通信端末100の現在位置から作業者により指定された開閉器までのルート案内を実行する。
電柱番号案内部175は、作業員からの要求に応じて、電柱番号データ記憶部162から作業者により指定された電柱番号に対応する位置情報を取得し、GPS部140から取得した通信端末100の位置情報と電柱番号に対応する位置情報とに基づいて、通信端末100の現在位置から作業者により指定された電柱までのルート案内を実行する。以上が、通信端末100の構成である。
図4に示すように、停電情報提供サーバ200は、操作部210と、表示部220と、通信部230と、記憶部240と、制御部250と、を備える。停電情報提供サーバ200の各部は、内部バス等を介して相互に接続されている。
操作部210は、指令者の指示を受け付け、受け付けた操作に対応する操作信号を制御部250に供給する。操作部210は、例えば、キーボード、マウス等を備える。操作部210は、例えば、事故現場の画像を表示させる操作や作業員が向かうべき目的地を指定する操作を受け付ける。
表示部220は、制御部250から供給される画像データに基づいて、指令者に向けて各種の画像を表示する。表示部220は、例えば、配電系統図等を表示する。表示部220は、配電系統図等を出力する出力部の一例である。
通信部230は、インターネット等の通信ネットワークに接続することが可能なインターフェースである。
記憶部240は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ等を備える。記憶部240は、制御部250に実行されるプログラムや各種のデータを記憶する。また、記憶部240は、制御部250が処理を実行するためのワークメモリとして機能する。さらに、記憶部240は、位置情報記憶部241と、画像データ記憶部242と、事故メモデータ記憶部243と、系統図データ記憶部244と、車両情報記憶部245と、を備える。
図5(a)に示すように、位置情報記憶部241は、通信端末100の位置情報を通信端末100の識別情報、位置情報の取得日時に関する情報と対応付けて記憶する。
図5(b)に示すように、画像データ記憶部242は、通信端末100から取得した現場写真の画像データを、通信端末100の識別情報、撮影日時、撮影時点での通信端末100の位置情報、作業者により選択される写真種別(例えば、事故写真、装柱写真、保守写真)に関する情報等と対応付けて記憶する。
図5(c)に示すように、事故メモデータ記憶部243は、通信端末100から取得した事故メモのテキストデータを、通信端末100の識別情報、メモの作成日時、メモ作成時点の位置情報等と対応付けて記憶する。事故メモは、配電系統図上に直接表示されるため、例えば、カラス営巣、樹木接触、倒木発生、塩害発生等のように簡潔に表現する。
図4に戻り、系統図データ記憶部244は、配電系統図に関するデータを記憶する。系統図データ記憶部244に記憶される配電系統図は、例えば、配電監視システム等により系統情報等の更新が反映される。
図6(a)の具体例に示すように、配電系統図には、作業者が写真を撮影した位置に対応する位置に、画像データへのリンクを示すカメラマークが表示されている。指令者は、カメラマークを右クリックすることで、別ウィンドウに事故写真等の画像を表示させることができる。また、配電系統図には、作業員により作成された事故メモがメモの作成位置に対応する位置に表示されている。このため、指令者は、現場状況を示す画像や事故メモを適宜確認できるため、事故の全体像を迅速に把握できる。
図6(b)の他の具体例に示すように、配電系統図には、指令者が操作部210を操作することによりGPS連係端末名を指定し、位置情報を受信する通信端末100を特定することで、配電系統図に通信端末100の現在位置(車両位置)を示す印(例えば、車両マーク)を表示させることもできる。通信端末100の現在位置を示す印は、通信端末100毎に区別できる色や形状等に設定される。指令者は、表示部220にナビ用メール送信画面を表示させ、所定の操作を行うことで、通信端末100を所持する作業員を指定する目的地に誘導できる。
図5(d)に示すように、車両情報記憶部245は、車両毎に割り振られた車両の識別情報を、車両に乗車する作業員が所持する通信端末100の識別情報、配電系統図上に表示する車両のマークに関するデータと対応付けて記憶する。車両の識別情報と通信端末100の識別情報との対応関係は、指令者が操作部210を操作して、車両に対応する通信端末100を指定することで設定すればよい。
図4に戻り、制御部250は、CPU等を備え、停電情報提供サーバ200の各部の制御を行う。制御部250は、記憶部240に記憶されているプログラムを実行することにより、図8の系統図更新処理、図9の現場写真表示処理、図10の車両位置表示処理、図11の作業員ルート案内処理及び図12の系統図送信処理をそれぞれ実行する。
制御部250は、機能的には、位置情報取得部251と、画像データ取得部252と、事故メモデータ取得部253と、系統図更新部254と、現場写真表示部255と、車両位置表示部256と、作業員ルート案内部257と、系統図送信部258と、を備える。
位置情報取得部251は、通信端末100の位置情報を受信し、通信端末100の識別情報、位置情報の取得日時に関する情報と対応付けて位置情報記憶部241に記憶させると共に、位置情報記憶部241から通信端末100の位置情報を読み出す。
画像データ取得部252は、通信端末100から事故現場を撮影した画像データを受信し、通信端末100の識別情報、撮影日時、撮影時点での通信端末100の位置情報、作業者が選択した写真種別に関する情報等と対応付けて画像データ記憶部242に記憶させると共に、画像データ記憶部242から画像データを読み出す。
事故メモデータ取得部253は、通信端末100から事故メモデータを受信し、通信端末100の識別情報、作成日時、作成時点の通信端末100の位置情報等と対応付けて事故メモデータ記憶部243に記憶させると共に、事故メモデータ記憶部243から事故メモデータを読み出す。
系統図更新部254は、系統図データ記憶部244に記憶された配電系統図データを読み出し、位置情報取得部251で取得した位置情報と画像データ記憶部242に記憶された画像データと事故メモデータ記憶部243に記憶された事故メモデータとに基づいて配電系統図を更新し、更新された配電系統図に関するデータを系統図データ記憶部244に記憶させる。
より詳細に説明すると、系統図更新部254は、系統図データ記憶部244から読み出された配電系統図の対応する位置に、位置情報取得部251で取得した位置情報に基づく通信端末100の現在位置を示す印(例えば、車両マーク)と、画像データ記憶部242に記憶された画像データへの画像リンク(例えば、カメラマーク)と、事故メモデータ記憶部243に記憶された事故メモデータとを表示させるように配電系統図を更新する。
なお、配電系統図の「更新」は、配電系統図の元データとは異なるレイヤーに位置情報及び停電情報を載せ、配電系統図の元データを加工することなく重ね合わせて更新する場合と、配電系統図の元データ自体に直接、位置情報及び停電情報を追加して更新する場合と、を含む。
現場写真表示部255は、指令者により選択された画像リンクに対応する画像データを画像データ記憶部242から読み出し、読み出された画像を作業員が選択した写真種別と共に表示部220に表示させる。指令者は、例えば、操作部210のマウスを操作し、リンクを右クリックすることで、表示部220に画像を表示させる。
車両位置表示部256は、指令者による操作部210の操作に応じて、位置情報記憶部241から読み出した最新の通信端末100の位置情報と、車両情報記憶部245に記憶された当該通信端末100に対応する車両マークに関する情報とに基づいて、表示部220に表示された配電系統図上の対応する位置に車両マークを表示させる。
作業員ルート案内部257は、指令者から作業員が向かうべき目的地に関する指示を受け付けた場合に、作業員が所持する通信端末100の位置情報と指令者により指示された目的地の位置情報とに基づいて、通信端末100の現在位置から目的地までのルートを作成し、ルートに関する情報を通信端末100に送信する。作業員ルート案内部257は、通信端末100の現在位置から目的地までのルートを作成するルート作成部の一例である。ルートに関する情報は、例えば、外部の地図情報提供サービスから取得することで作成してもよい。
系統図送信部258は、指令者による指示に応じて、刻々と変化する配電線の系統情報を反映させた配電系統図データを作業員が所持する各通信端末100に送信する。系統図送信部258は、配電系統図の自動更新を実行する旨の指令者の指示を受け付けると、配電線の系統情報が更新される度に、更新された系統情報を含む配電系統図データを系統図データ記憶部244に記憶させ、各通信端末100に送信させる。
系統情報は、例えば、配電線の停電範囲、開閉器の開閉状態、逆送電範囲等に関する情報を含む。系統情報は、例えば、配電監視システム等から停電情報提供サーバ200に提供される。以上が、停電情報提供サーバ200の構成である。
次に、図7~図15を参照して、実施の形態に係る停電情報提供システム1が実行する停電情報を共有するための一連の処理の流れを説明する。
(位置情報送信処理)
図7のフローチャートを参照して、通信端末100が実行する位置情報送信処理の流れを説明する。位置情報送信処理は、通信端末100の位置情報を取得し、それぞれを停電情報提供サーバ200に送信する処理である。位置情報送信処理は、例えば、通信端末100の「位置情報送信用アプリ」にてスタートボタンが押下された時点で開始される。
まず、位置情報送信部171は、操作部110が通信端末100の位置情報を停電情報提供サーバ200へ送信する旨の作業者の操作を受け付けたかどうかを判定する(ステップS11)。
作業者の操作を受け付けたと判定した場合(ステップS11;Yes)、位置情報送信部171は、GPS部140から通信端末100の位置情報を取得する(ステップS12)。制御部170の内部タイマは、ステップS12の処理を開始した時点で計時処理を開始する。他方、作業者の操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS11;No)、作業者の操作を受け付けるまで処理を待機する。
ステップS12の処理の終了後、位置情報送信部171は、ステップS12で取得された位置情報を、通信端末100の識別情報及び位置情報の取得日時と対応付けて記憶部160に記憶させる(ステップS13)。
次に、位置情報送信部171は、通信部150を制御して、ステップS12で取得された通信端末100の位置情報を停電情報提供サーバ200に送信させる(ステップS14)。停電情報提供サーバ200は、通信端末100から位置情報を受信すると、通信端末100の識別情報及び位置情報の取得日時と対応付けて位置情報記憶部241に記憶させる。
ステップS14の処理の終了後、位置情報送信部171は、ステップS12の処理から所定の期間(例えば、1秒)が経過したかどうか判定する(ステップS15)。
ステップS12の処理から所定の期間が経過していると判定した場合(ステップS15;Yes)、ステップS12の処理に戻る。他方、ステップS12の処理から所定の期間が経過していないと判定した場合(ステップS15;No)、制御部170の内部タイマで計時する処理を継続させ、所定の期間が経過するまで処理を待機する。以上が、位置情報送信処理の流れである。
なお、通信端末100による位置情報送信処理の実行している最中に現場写真を指令側に提供する場合、作業員は、例えば、操作部110を操作して通信端末100の「写真送信アプリ」を起動し、現場状況の写真を撮影し、撮影された写真種別を選択し、送信タブをタップすることで、画像データの送信を指示する。画像データ送信部172は、画像データの送信の指示を受け付けると、通信部150を制御して、画像データを停電情報提供サーバ200に送信させる。停電情報提供サーバ200は、通信端末100から画像データを受信すると、通信端末100の識別情報、撮影日時、撮影時点での通信端末100の位置情報、作業者が選択した写真種別に関する情報等と対応付けて画像データ記憶部242に記憶させる。
また、通信端末100による位置情報送信処理の実行中に事故メモを指令側に提供する場合、作業者は、例えば、操作部110を操作して通信端末100の「事故メモ送信アプリ」を起動し、事故メモを入力し、送信タブをタップすることで、事故メモのテキストデータの送信を指示する。事故メモデータ送信部173は、テキストデータの送信の指示を受け付けると、通信部150を制御して、テキストデータを停電情報提供サーバ200に送信させる。停電情報提供サーバ200は、通信端末100からテキストデータを受信すると、通信端末100の識別情報、作成日時、作成時点の通信端末100の位置情報等と対応付けて事故メモデータ記憶部243に記憶させる。
(系統図更新処理)
次に、図8のフローチャートを参照して、実施の形態に係る停電情報提供サーバ200が実行する系統図更新処理の流れを説明する。系統図更新処理は、各通信端末100から取得した通信端末100の位置情報と各種の保守情報とに基づいて、配電系統図上の対応する位置に指令者による配電線の状態の把握に必要な保守情報を表示させるように配電系統図を更新する処理である。系統図更新処理は、停電情報提供サーバ200が起動された時に開始される。
まず、位置情報取得部251は、位置情報記憶部241から通信端末100の位置情報を読み出す(ステップS21)。
次に、画像データ取得部252は、画像データ記憶部242から事故現場を撮影した画像データを読み出す(ステップS22)。
次に、事故メモデータ取得部253は、事故メモデータ記憶部243から事故メモデータを読み出す(ステップS23)。
次に、系統図更新部254は、操作部210で配電系統図を表示部220に表示させる旨の指令者の操作を受け付けたかどうかを判定する(ステップS24)。指令者は、操作部210を操作して、表示部220に配電系統図を表示させる旨の指示を与える。
配電系統図を表示部220に表示させる旨の指令者の操作を受け付けたと判定した場合(ステップS24;Yes)、系統図更新部254は、系統図データ記憶部244から配電系統図に関するデータを読み出す(ステップS25)。他方、配電系統図を表示部220に表示させる旨の指令者の操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS24;No)、ステップS21の処理に戻る。
ステップS25の処理終了後、系統図更新部254は、画像データ記憶部242に記憶された各通信端末100の位置情報と画像データとに基づいて、配電系統図上の当該位置情報に対応する位置に画像データ記憶部242に記憶された画像データへのリンクを追加する(ステップS26)。具体的には、配電系統図のレイヤー上にカメラマークのレイヤーを重ね合わせればよい。
次に、系統図更新部254は、事故メモデータ記憶部243に記憶された各通信端末100の位置情報と事故メモのテキストデータとに基づいて、配電系統図上の当該位置情報に対応する位置に事故メモデータ記憶部243から読み出した事故メモを追加する(ステップS27)。具体的には、配電系統図のレイヤー上に事故メモのレイヤーを重ね合わせればよい。
次に、系統図更新部254は、ステップS26及びステップS27の処理で更新された配電系統図を系統図データ記憶部244に記憶させると共に、図6(a)に示すような配電系統図を表示部220に表示させ(ステップS28)、ステップS21に処理を戻す。以上が、系統図更新処理の流れである。
(現場写真表示処理)
次に、図9のフローチャートを参照して、実施の形態に係る停電情報提供サーバ200が実行する現場写真表示処理の流れを説明する。現場写真表示処理は、指令者による操作部210の操作に応じて画像データ記憶部242から画像データを読み出し、表示部220に表示させる処理である。以下、図8の系統図更新処理が既に実行され、図6(a)に示す配電系統図が表示部220に表示されているものとする。
まず、現場写真表示部255は、操作部210で画像を表示させる旨の指令者の操作を受け付けたかどうかを判定する(ステップS31)。指令者は、例えば、表示部220に表示された配電系統図の画像リンク(カメラマーク)を右クリックし、表示部220への画像の表示を指示する。
操作部210で指令者の操作を受け付けたと判定した場合(ステップS31;Yes)、現場写真表示部255は、画像データ記憶部242からリンクに対応する画像データを読み出し(ステップS32)、配電系統図が表示されたウィンドウとは別のウィンドウを用いて表示部220に表示させ(ステップS33)、処理を終了する。他方、操作部210で指令者の操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS31;No)、指令者の操作を受け付けるまで処理を待機する。以上が、現場写真表示処理の流れである。
(車両位置表示処理)
次に、図10のフローチャートを参照して、実施の形態に係る停電情報提供サーバ200が実行する車両位置表示処理の流れを説明する。車両位置表示処理は、指令者による操作部210の操作に応じて、位置情報記憶部241から指定された車両に対応する通信端末100の位置情報を読み出し、配電系統図上に車両マークを表示させる処理である。以下、図8の系統図更新処理が既に実行され、図6(b)に示す配電系統図が表示部220に表示されているものとする。
まず、指令者は、操作部210を操作して、例えば、表示部220に表示された配電系統図の「車両管理メニュー」から「車両位置表示ボタン」をクリックし、表示部220に表示させる車両を指定することで、配電系統図上に車両マークを表示させる旨の指示を与える。
車両位置表示部256は、操作部210で車両マークを表示させる旨の指令者の指示を受け付けたかどうかを判定する(ステップS41)。操作部210で車両マークを表示させる旨の指令者の指示を受け付けたと判定した場合(ステップS41;Yes)、ステップS42に処理を移動する。他方、操作部210で車両マークを表示させる旨の指令者の指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS41;No)、指令者の指示を受け付けるまで処理を待機する。
ステップS41の処理でYesの場合、車両位置表示部256は、車両情報記憶部245から指定された車両に対応する通信端末100の識別情報と車両マークとを読み出し(ステップS42)、ステップS42で読み出された通信端末100の識別情報に対応する位置情報を位置情報記憶部241から読み出す(ステップS43)。
次に、車両位置表示部256は、ステップS42で読み出された車両マークと、ステップS43で読み出された通信端末100の位置情報とに基づいて、配電系統図上の対応する位置に指定された車両に対応する車両マークを追加することで、車両位置を表示する(ステップS44)。具体的には、配電系統図のレイヤー上に車両マークのレイヤーを重ね合わせればよい。
次に、車両位置表示部256は、指定された車両に対応する通信端末100の位置情報が更新されたどうかを判定する(ステップS45)。通信端末100の位置情報が更新されたと判定した場合(ステップS45;Yes)、車両位置表示部256は、ステップS43に戻って新たな位置情報を読み出す。他方、通信端末100の位置情報が更新されていないと判定した場合(ステップS45;No)、通信端末100の位置情報が更新されるまで処理を待機する。以上が、車両位置表示処理の流れである。
(作業員ルート案内処理)
次に、図11のフローチャートを参照して、実施の形態に係る停電情報提供サーバ200が実行する作業員ルート案内処理の流れを説明する。作業員ルート案内処理は、作業員が所持する通信端末100の位置情報と目的地の位置情報とに基づいて、通信端末100の現在位置から目的地までのルート案内を実行するために必要な情報を、作業員が所持する通信端末100に送信する処理である。以下、図8の系統図更新処理が既に実行され、図6(b)に示す配電系統図が表示部220に表示されているものとする。
まず、指令者は、操作部210を操作してGPS連係を実施する通信端末100を指定する。具体的には、図6(b)に示す配電系統図を参照して、例えば、出動した車両位置、乗員、連絡先などを選択することで、GPS連係を実施する通信端末100を指定する。
系統図更新部254は、GPS連係を実施する通信端末100の指定する旨の指令者の操作を受け付けたどうかを判定する(ステップS51)。通信端末100の指定する旨の指令者の操作を受け付けたと判定した場合(ステップS51;Yes)、系統図更新部254は、位置情報記憶部241に記憶された最新の通信端末100の位置情報に基づいて、図6(b)に示すように、表示部220に表示された配電系統図上に各通信端末100の車両マーク(現在位置を示す印)を追加する(ステップS52)。具体的には、配電系統図のレイヤー上に車両マークのレイヤーを重ね合わせればよい。他方、通信端末100の指定する旨の指令者の操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS51;No)、通信端末100の指定する旨の指令者の操作を受け付けるまで待機する。
次に、指令者は、表示部220に「ナビ用メール送信画面」を表示させ、指定された通信端末100を所持する現場作業員を誘導したい位置を指定し、必要に応じてメッセージを入力し、メール送信を指示する。具体的には、作業者は、操作部210を操作して、配電系統図上の誘導したい位置をクリックすることで、作業員を誘導する目的地を指定する。ステップ52の処理の終了後、作業員ルート案内部257は、作業員からのメール送信を指示する旨の指令者の操作を受け付けたかどうかを判定する(ステップS53)。
メール送信を指示する旨の指令者の操作を受け付けたと判定した場合(ステップS53;Yes)、作業員ルート案内部257は、現地側の通信端末100に向けて作業員をルート案内するための情報(ルート案内情報)を作成する(ステップS54)。ルート案内情報は、例えば、作業員に対してルート案内を実行可能なウェブサイトのURLに関する情報である。作業員ルート案内部257は、例えば、「送信」タブを選択するだけで、ルート案内が実行可能となるように、ウェブサイト上に現在地及び目的地を入力した状態でのURLを作成する。他方、メール送信を指示する旨の指令者の操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS53;No)、メール送信を指示する操作を受け付けるまで処理を待機する。
ステップS54の処理の実行後、作業員ルート案内部257は、通信部230を制御して、メール等によりステップS54で作成された情報を送信させる(ステップS55)。作業員は、例えば、通信端末100の表示部120に表示されたメールのURLをクリックすることで、目的地へ誘導するナビが開始される。以上が、作業員ルート案内処理の流れである。
(系統図送信処理)
次に、図12のフローチャートを参照して、実施の形態に係る停電情報提供サーバ200が実行する系統図送信処理の流れを説明する。系統図送信処理は、指令者による操作部210の操作に応じて、系統図データ記憶部244から刻々と変化する配電線の系統情報を反映させた配電系統図データを読み出し、現地側の通信端末100に送信する処理である。
まず、指令者は、図6(b)に示す配電系統図を参照して、表示部220に「系統図メール送信画面」を表示させる。その後、指令者は、通信端末100の識別番号等を選択する共に、系統単位毎に設定された数値コード等を選択することで通信端末100に送信する系統情報を指定する。また、指令者は、例えば、配電系統図の自動更新及び手動更新のいずれかを選択する。
系統図送信部258は、操作部210が通信端末100に送信する系統情報を指定する旨の指令者の操作を受け付けたかどうかを判定する(ステップS61)。系統情報を指定する旨の指令者の操作を受け付けたと判定した場合(ステップS61;Yes)、ステップS62に処理を進める。系統情報を指定する旨の指令者の操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS61;No)、系統情報を指定する旨の指令者の操作を受け付けるまで処理を待機する。
次に、系統図送信部258は、指令者により配電系統図の自動更新が選択されたかどうかを判定する(ステップS62)。配電系統図の自動更新が選択されたと判定した場合(ステップS62;Yes)、ステップS63に処理を進める。配電系統図の自動更新が選択されていないと判定した場合、すなわち配電系統図の手動更新が選択されたと判定した場合(ステップS62;No)、ステップS66に処理を進める。
ステップS62の処理でYesの場合、系統図送信部258は、系統単位で選択された系統情報が更新されたかどうかを判定する(ステップS63)。系統単位で選択された系統情報が更新されたと判定した場合(ステップS63;Yes)、系統図送信部258は、更新された系統情報を含む配電系統図データを系統図データ記憶部244に記憶させ(ステップS64)、メール等を用いて指定された通信端末100に送信させる(ステップS65)。他方、系統単位で選択された系統情報が更新されていないと判定した場合(ステップS63;No)、系統単位で選択された系統情報が更新されるまで待機する。
他方、ステップS62でNoの場合、系統図送信部258は、系統図データ記憶部244に記憶された配電系統図データを読み出し、メール等を用いて指定された通信端末100に送信させ(ステップS66)、処理を終了する。以上が、系統図送信処理の流れである。
(開閉器番号案内処理)
次に、図13のフローチャート及び図14の画面の具体例を参照して、実施の形態に係る通信端末100が実行する開閉器案内処理の流れを説明する。開閉器案内処理は、作業員に対して所望の開閉器へのルート案内を実行する処理である。
まず、作業員が通信端末100の「系統図表示アプリ」を起動し、操作部110を操作して配電系統図のダウンロードを指示する。すると、開閉器番号案内部174は、停電情報提供サーバ200にリアルタイムの配電系統図データの送信を要求する(ステップS71)。停電情報提供サーバ200の系統図送信部258は、要求を受け付けると、通信部230を制御して、系統図データ記憶部244から配電系統図データを読み出し、現地側の通信端末100に送信させる。停電情報提供サーバ200は、例えば、配電系統図データのファイルをメールに添付して通信端末100に送信してもよい。
次に、開閉器番号案内部174は、通信部150を用いて停電情報提供サーバ200からの配電系統図データを受信し(ステップS72)、図14(a)に示すように、配電系統図を作業員による開閉器番号案内の指示を受け付ける「開閉器案内」タブと共に表示部120に表示させる(ステップS73)。作業員は、例えば、受信したメールに添付されたファイルを選択することで、系統図表示アプリ上に配電系統図を表示させる。配電系統図には、作業員が所持する通信端末100の位置情報に基づいて、作業員の現在位置が記号で表示される。
次に、開閉器番号案内部174は、開閉器番号案内を指示する旨の作業員の操作を受け付けたかどうかを判定する(ステップS74)。作業員は、例えば、図14(b)に示すように、配電系統図と共に表示部120に表示された「開閉器案内」タブを選択し、図14(c)に示すように、「開閉器案内」タブを選択することで表示された「開閉器番号の一覧」から所望の開閉器番号を選択することで、開閉器番号案内の開始を指示する。
開閉器番号案内を指示する作業員の操作を受け付けたと判定した場合(ステップS74;Yes)、開閉器番号案内部174は、開閉器番号データ記憶部161から開閉器番号に対応する位置情報を読み出し(ステップS75)、図14(d)に示すように、通信端末100の現在位置を示す位置情報とステップS75で読み出された位置情報とに基づいて、開閉器番号に対応する位置を目的地とするルート案内を実行し(ステップS76)、処理を終了する。ルート案内は、例えば、作業員ルート案内処理の場合と同様に、ルート案内を実行可能なウェブサイトにアクセスして実行すればよい。他方、開閉器番号案内を指示する作業員の操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS74;No)、開閉器番号案内を指示する操作を受け付けるまで処理を待機する。以上が、開閉器番号案内処理の流れである。
(電柱番号案内処理)
次に、図15のフローチャートを参照して、実施の形態に係る通信端末100が実行する電柱番号案内処理の流れを説明する。電柱番号案内処理は、作業員に対して所望の電柱へのルート案内を実行する処理である。
まず、電柱番号案内部175は、電柱番号案内を指示する旨の作業員の操作を受け付けたかどうかを判定する(ステップS81)。作業員は、例えば、通信端末100の「電柱番号案内」アプリを起動し、電柱番号を入力することで、電柱への案内を指示する。
電柱番号案内を指示する旨の作業員の操作を受け付けたと判定した場合(ステップS81;Yes)、ステップS82に処理を移動する。他方、電柱番号案内の指示を指示する旨の作業員の操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS81;No)、電柱番号案内部175は、作業員による電柱番号案内の指示を受け付けるまで処理を待機する。
ステップS81の処理でYesの場合、電柱番号案内部175は、電柱番号データ記憶部162から電柱番号に対応する位置情報を読み出し(ステップS82)、通信端末100の現在位置を示す位置情報とステップS82で読み出された位置情報とに基づいて、電柱番号に対応する位置を目的地とするルート案内を実行し(ステップS83)、処理を終了する。ルート案内は、例えば、作業員ルート案内処理の場合と同様に、ルート案内を実行可能なウェブサイトにアクセスして実行すればよい。以上が、電柱番号案内処理の流れである。
以上説明したように、実施の形態に係る停電情報提供サーバ200は、通信端末100の位置情報と当該位置情報に対応する停電情報とに基づいて、配電系統図上の当該位置情報に対応する位置に停電情報を表示するように配電系統図を更新する。このため、指令側と現地側との間で現場写真や事故メモ等に関する情報を含む停電情報を容易に共有できる。
また、実施の形態に係る停電情報提供サーバ200は、通信端末100から通信端末100の位置情報を所定の周期で取得し、取得された通信端末100の位置情報に基づいて通信端末100の位置を示す印を配電系統図上に表示する。このため、指令者側で作業員の位置を迅速に把握でき、適切な作業員を現場に派遣できる。
さらに、実施の形態に係る停電情報提供サーバ200は、作業員が所持する通信端末100に、事故復旧に必要な詳細な情報を含む配電系統図に関する情報や作業員に対する目的地へのルート案内を実行するための情報を送信できる。このため、紙媒体を用いた場合とは異なり機微情報を含む配電系統図の紛失や汚損を防止できると共に、土地勘がない作業者でも容易に事故現場に赴くことができる。
本発明は上記の実施形態に限られず、以下に述べる変形も可能である。
(変形例)
上記実施の形態では、停電情報提供システム1は、通信端末100と停電情報提供サーバ200を備えていたが、本発明はこれに限られない。例えば、停電情報提供サーバ200と認証装置とメールサーバとを社内ネットワーク等を介して接続し、メールサーバと通信端末100とをインターネット等を介して接続するように構成してもよい。
認証装置は、各通信端末100の個別認証を行い、停電情報提供サーバ200から認証された通信端末100に停電情報等の情報をメール等で送信する。認証装置は、例えば、停電情報提供サーバ200から読み出した配電系統図に関するデータを含むファイルをメールサーバに送信する。
メールサーバは、通信端末100と認証装置との間でのメールの送受信を実行する。メールサーバは、認証装置から送信されたファイルをメールに添付して通信端末100に送信する。通信端末100と認証装置との通信を、メールサーバを介したものに限定することで不正アクセスを防止し、セキュリティを確保できる。
認証装置とメールサーバとの間、及び通信端末100とメールサーバとの間には、それぞれファイアウォールが設けられてもよい。
上記実施の形態では、通信端末100は、位置情報及び停電情報を停電情報提供サーバ200に送信していたが、本発明はこれに限られない。例えば、通信端末100は、作業員の操作に従って停電情報提供サーバ200に、停電情報提供サーバ200が他の通信端末100から取得した他の通信端末100の位置情報の送信を要求し、停電情報提供サーバ200は、通信端末100から要求された他の通信端末100の位置情報を読み出し、配電系統図上に追加して要求先の通信端末100に送信してもよい。
上記実施の形態では、通信端末100の位置情報の取得のためにGPSを用いていたが、本発明はこれに限られない。通信端末100の位置情報の取得のために、例えば、ガリレオ(Galileo)等の他の衛星測位システム(Global Navigation Satellite System:GNSS)を用いてもよい。
上記実施の形態では、各種データを記憶部160、240に記憶させていたが、本発明はこれに限られない。例えば、各種データのデータ量の上限を設定しておき、各種データのデータ量が上限に達しているかどうかを定期的に判定し、データ量が上限に達している場合、最も古いデータから順番に削除してもよい。
上記実施の形態では、系統図更新処理で配電系統図に画像データのリンクと事故メモとを追加していたが、本発明はこれに限られない。例えば、上記に加えて配電系統図に通信端末100の現在位置を示す印(例えば、車両マーク)を追加してもよい。具体的には、系統図更新処理においてステップS25の処理の終了後に車両位置表示処理のステップS42~ステップS45の処理と同一又は同等の処理を実行すればよい。
上記実施の形態では、作業員ルート案内処理において指令者は作業員を誘導する位置を指定していたが、本発明はこれに限られない。例えば、停電情報提供サーバ200の記憶部240に通信端末100の開閉器番号データ記憶部161、電柱番号データ記憶部162と同等の構成を設けておき、開閉器番号案内処理、電柱番号案内処理と同様に、操作部210を操作して開閉器番号、電柱番号を指定するように構成してもよい。
上記実施の形態では、各種データは通信端末100の記憶部160及び停電情報提供サーバ200の記憶部240に記憶されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、各種データは、その全部又は一部が通信ネットワークを介して外部のサーバやコンピュータ等に記憶されていてもよい。
上記実施の形態では、通信ネットワークとしてインターネット等を用いていたが、本発明はこれに限られない。例えば、通信ネットワークは、LAN(Local Area Network)や専用線等を用いて実現してもよい。
上記実施の形態では、通信端末100及び停電情報提供サーバ200は、それぞれ記憶部160、240に記憶されたプログラムに基づいて動作していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、プログラムにより実現された機能的な構成をハードウェアにより実現してもよい。
上記実施の形態では、停電情報提供サーバ200は、例えば、汎用コンピュータであったが、本発明はこれに限られない。例えば、停電情報提供サーバ200は、専用のシステムで実現してもよく、クラウド上に設けられたコンピュータであってもよい。
上記実施の形態では、通信端末100及び停電情報提供サーバ200が実行する処理は、上述の物理的な構成を備える装置が記憶部160、240に記憶されたプログラムを実行することによって実現されていたが、本発明は、プログラムとして実現されてもよく、そのプログラムが記録された記憶媒体として実現されてもよい。
また、上述の処理動作を実行させるためのプログラムを、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical Disk)等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理動作を実行する装置を構成してもよい。
上記実施の形態では、配電線と当該配電線に接続された機器とを含む配電系統を監視対象とし、配電系統図上に停電情報を追加して表示していたが、本発明はこれに限られない。広域に附設された各種のインフラ設備の配置を示す系統図に各種の保守情報を追加して表示してもよい。例えば、送電系統を監視対象とし、送電系統図上に停電情報や各種の送電設備の稼働状態を示す情報等を追加してもよく、ガス管系統を監視対象とし、ガス管の系統図にガス漏れを示す情報、各種のガス供給設備の稼働状態を示す情報等を追加してもよい。また、監視対象は、例えば、高速道路、鉄道等の交通インフラ網、通信網、上下水道等であってもよい。
上記実施の形態は例示であり、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の趣旨を逸脱しない範囲でさまざまな実施の形態が可能である。各実施の形態や変形例で記載した構成要素は自由に組み合わせることが可能である。また、特許請求の範囲に記載した発明と均等な発明も本発明に含まれる。
100 通信端末
200 停電情報提供サーバ
210 操作部
220 表示部
230 通信部
240 記憶部
244 系統図データ記憶部
250 制御部
251 位置情報取得部
252 画像データ取得部
253 事故メモデータ取得部
254 系統図更新部
255 現場写真表示部
256 車両位置表示部
257 作業員ルート案内部

Claims (9)

  1. インフラ設備の配置を示す系統図を記憶する記憶部と、
    通信端末の位置情報を所定の周期で取得すると共に、前記通信端末により生成された時点の前記通信端末の位置情報に対応付けられた前記インフラ設備の保守に関する保守情報を取得する取得部と、
    前記記憶された系統図を読み出し、所定の周期で取得された前記通信端末の位置情報に基づいて前記読み出された系統図上に表示される前記通信端末の現在位置を示す印の位置を更新すると共に、前記通信端末により保守情報が生成された時点の前記通信端末の位置情報に対応する前記読み出された系統図上の位置に保守情報を表示するように系統図を更新する系統図更新部と、
    を備える保守情報提供装置。
  2. 前記取得部は、保守情報を当該保守情報が作成された時点での前記通信端末の位置情報に対応付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記系統図更新部は、前記記憶された位置情報に対応する系統図上の位置に保守情報を表示するように系統図を更新する、
    請求項1に記載の保守情報提供装置。
  3. 保守情報は、ユーザが現場を撮影した写真の画像データであり、
    前記系統図更新部は、前記記憶された位置情報に対応する系統図上の位置に画像データへのリンクを表示するように系統図を更新する、
    請求項2に記載の保守情報提供装置。
  4. 前記更新された系統図を表示する表示部と、
    前記表示された系統図を確認したユーザが系統図の画像データのリンクを選択した場合に、画像データのリンクに対応する画像データを前記記憶部から読み出し、前記表示部に画像データに基づく写真を表示させる現場写真表示部と、
    をさらに備える請求項3に記載の保守情報提供装置。
  5. 保守情報は、ユーザが現場の状況を記したメモのテキストデータであり、
    前記系統図更新部は、前記記憶された位置情報に対応する系統図上の位置にテキストデータに基づくメモを表示するように系統図を更新する、
    請求項2に記載の保守情報提供装置。
  6. 前記通信端末を所持するユーザが向かうべき目的地に関する情報を入力する操作を受け付ける操作部と、
    前記取得された位置情報と前記操作部で受け付けた目的地に関する情報とに基づいて、前記通信端末の現在位置から目的地までのルートを作成するルート作成部と、
    前記作成されたルートに関する情報を前記通信端末に送信する送信部と、
    を備える、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の保守情報提供装置。
  7. インフラ設備は、配電線及び当該配電線に接続された設備であり、
    保守情報は、配電線の停電に関する停電情報である、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の保守情報提供装置。
  8. 保守情報提供装置が、通信端末の位置情報を所定の周期で取得すると共に、前記通信端末により生成された時点の前記通信端末の位置情報に対応付けられたインフラ設備の保守に関する保守情報を取得するステップと、
    前記保守情報提供装置が、記憶部から前記インフラ設備の配置を示す系統図を読み出し、所定の周期で取得された前記通信端末の位置情報に基づいて前記読み出された系統図上に表示される前記通信端末の現在位置を示す印の位置を更新すると共に、前記通信端末により保守情報が生成された時点の前記通信端末の位置情報に対応する前記読み出された系統図上の位置に保守情報を表示するように系統図を更新するステップと、
    を含む保守情報提供方法。
  9. コンピュータを、
    通信端末の位置情報を所定の周期で取得すると共に、前記通信端末により生成された時点の前記通信端末の位置情報に対応付けられたインフラ設備の保守に関する保守情報を取得する手段、
    記憶部から前記インフラ設備の配置を示す系統図を読み出し、所定の周期で取得された前記通信端末の位置情報に基づいて前記読み出された系統図上に表示される前記通信端末の現在位置を示す印の位置を更新すると共に、前記通信端末により保守情報が生成された時点の前記通信端末の位置情報に対応する前記読み出された系統図上の位置に保守情報を表示するように系統図を更新する手段、
    として機能させるためのプログラム。
JP2019161711A 2019-09-05 2019-09-05 保守情報提供装置、保守情報提供方法及びプログラム Active JP7019644B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019161711A JP7019644B2 (ja) 2019-09-05 2019-09-05 保守情報提供装置、保守情報提供方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019161711A JP7019644B2 (ja) 2019-09-05 2019-09-05 保守情報提供装置、保守情報提供方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021039629A JP2021039629A (ja) 2021-03-11
JP7019644B2 true JP7019644B2 (ja) 2022-02-15

Family

ID=74848657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019161711A Active JP7019644B2 (ja) 2019-09-05 2019-09-05 保守情報提供装置、保守情報提供方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7019644B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001344285A (ja) 2000-05-30 2001-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 被害情報収集管理装置
JP2003233555A (ja) 2002-02-13 2003-08-22 Zenrin Datacom Co Ltd 情報管理システム
JP2004229456A (ja) 2003-01-27 2004-08-12 Toko Electric Corp 配電系統地図データ配信システム
JP2006134119A (ja) 2004-11-08 2006-05-25 Hitachi Ltd 停電現場情報システムおよび停電情報提供方法
JP2007025911A (ja) 2005-07-13 2007-02-01 Chugoku Electric Power Co Inc:The 被害復旧状況管理システム
JP2008107870A (ja) 2006-10-23 2008-05-08 Chugoku Electric Power Co Inc:The 停電関連情報提供システム
JP2012003726A (ja) 2010-06-21 2012-01-05 Research & Solution Co Ltd 現場点検支援システム
JP2016164655A (ja) 2015-02-26 2016-09-08 Tepco光ネットワークエンジニアリング株式会社 インフラ設備の管理システムとその方法ならびにその表示システム、それに用いられるサーバ、端末装置およびプログラム
JP6387202B1 (ja) 2018-04-10 2018-09-05 株式会社A−sighte 情報共有システムおよび情報共有方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0953947A (ja) * 1995-08-11 1997-02-25 Ngk Insulators Ltd 配電線施設のためのカーナビゲーション装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001344285A (ja) 2000-05-30 2001-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 被害情報収集管理装置
JP2003233555A (ja) 2002-02-13 2003-08-22 Zenrin Datacom Co Ltd 情報管理システム
JP2004229456A (ja) 2003-01-27 2004-08-12 Toko Electric Corp 配電系統地図データ配信システム
JP2006134119A (ja) 2004-11-08 2006-05-25 Hitachi Ltd 停電現場情報システムおよび停電情報提供方法
JP2007025911A (ja) 2005-07-13 2007-02-01 Chugoku Electric Power Co Inc:The 被害復旧状況管理システム
JP2008107870A (ja) 2006-10-23 2008-05-08 Chugoku Electric Power Co Inc:The 停電関連情報提供システム
JP2012003726A (ja) 2010-06-21 2012-01-05 Research & Solution Co Ltd 現場点検支援システム
JP2016164655A (ja) 2015-02-26 2016-09-08 Tepco光ネットワークエンジニアリング株式会社 インフラ設備の管理システムとその方法ならびにその表示システム、それに用いられるサーバ、端末装置およびプログラム
JP6387202B1 (ja) 2018-04-10 2018-09-05 株式会社A−sighte 情報共有システムおよび情報共有方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021039629A (ja) 2021-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3608740B2 (ja) 情報処理システム、端末装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4066439B2 (ja) 避難経路提供システム、経路探索サーバおよび携帯端末装置
JP6302391B2 (ja) 遠隔サーバ
KR101265834B1 (ko) 증강현실을 기반으로 하는 지하매설물 정보안내시스템
JP6368340B2 (ja) 建設機械管理システム
JPWO2007018305A1 (ja) 避難経路情報提供システム、避難経路情報提供装置、避難経路情報提供方法および避難経路情報提供プログラム
JP2018165924A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2007087377A (ja) 防災情報提示装置及び防災情報提供システムとその配信装置
JP2009276255A (ja) 災害時地図更新方式
WO2016056322A1 (ja) 遠隔サーバ
JP2020129374A (ja) 塵芥収集業務支援システム
EP3519950B1 (en) Assistive screenshots
JP2017054507A (ja) 通信セッション上でイメージを利用して位置情報を提供する情報提供システムおよび方法
JP6387202B1 (ja) 情報共有システムおよび情報共有方法
JP7019644B2 (ja) 保守情報提供装置、保守情報提供方法及びプログラム
JP2015014515A (ja) ユーザーから現地時刻を取得した場合におけるタイムゾーンの設定方法
JP2006112981A (ja) 情報処理装置
JP4688017B2 (ja) 送電線巡視点検支援システム
JP7228008B2 (ja) 防災支援サーバおよび防災支援システム
JP2009140259A (ja) 避難支援情報提供方法及び装置
JP2006003664A (ja) 地図表示装置及びナビゲーション装置
JP2015045589A (ja) 建設工事現場案内システム
JP2007257311A (ja) 広域業務管理装置及び方法
JP2020107314A (ja) 画像検索装置、画像検索プログラム、及び画像検索方法
JP7212335B1 (ja) マンホール情報管理システムおよびマンホール情報管理方法、ならびにマンホール情報管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7019644

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150