JP7019335B2 - 電圧制御装置、電圧制御方法及び電圧制御プログラム - Google Patents

電圧制御装置、電圧制御方法及び電圧制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電圧制御装置、電圧制御方法及び電圧制御プログラムに関する。
太陽光発電(PV:Photovoltaics)などの再生可能エネルギーに対しては、再生可能エネルギー電源を用いて発電された電気を、国が定める固定価格で一定の期間電気事業者に調達を義務付ける固定価格買取制度が導入された。この固定価格買取制度の導入などにより、太陽光発電の導入が様々な環境において進んできた。このような太陽光発電の普及拡大により、近年太陽光発電が電力系統に与えるPV連系量が急激に増加している。再生可能エネルギー電源が大量に導入された場合、電力系統の保護や保安、電力品質の低下といった、電力系統への影響が懸念されている。特に、配電系統では、再生可能エネルギー電源からの逆潮流による配電線電圧の上昇が大きな問題となっている。
この逆潮流による配電線電圧の上昇への対策として、各需要家の太陽光発電に接続された住宅用PCS(Power Conditioning System)の力率一定制御の導入が検討されている。PCSの力率一定制御とは、PCSの出力力率を進相無効電力が含む一定値に制御する手法である。PCSの力率一定制御を行った場合、無効電力の注入により配電線電圧上昇が抑制される。
電力供給の安定性に関する技術として、分散電源が連系されるノードの電圧値が目標値を上回る場合に、変電所の電圧値、ノードの電圧値及びスマートメータによる配電線へ送出される電力量の計測値を基に制御量を計算して無効電力の制御を行う従来技術がある。また、太陽光発電からの有効電力が設定値以下である場合、パワーコンディショナの運転力率を100%に維持し、それ以外の場合にはパワーコンディショナの運転力率が設定力率になるように無効電力指令を生成する従来技術がある。さらに、複数のパワーコンディショナの出力電圧の最小値が閾値以上の場合に電圧上昇抑制制御を行う従来技術がある。
特開2013-183622号公報 特開2015-132988号公報 特開2015-211480号公報
しかしながら、固定価格買取期間満了の需要家の発生、太陽光発電電力の買取価格の低下、政府のZEH(Net Zero Energy House)の推進などを踏まえると、太陽光発電電力の住宅内消費への移行が予測される。この状況下で無効電力を含む力率一定制御が導入された場合、系統へ進相無効電力の過大な注入が行われ、配電線電圧が著しく低下するおそれがある。そのため、従来の力率一定制御を用いた場合、逆潮流時の配電線電圧上昇の抑制と太陽光発電電力の自家消費時の電圧低下の抑制とを両立させる配電系統の電圧値の効果的な調整は困難である。
また、S変電所の電圧値、ノードの電圧値及びスマートメータによる配電線へ送出される電力量の計測値を基に制御量を計算して無効電力の制御を行う従来技術を用いた場合、外部との通信を行わなければならず処理が煩雑となる。そのため、この従来技術を用いても配電系統の電圧値の効果的な調整を行うことは困難である。また、太陽光発電からの有効電力に応じてパワーコンディショナの運転力率を調整する無効電力を決定する従来技術では、運転力率を所定値に収めることはできるが、逆潮流時の配電線電圧上昇の抑制と太陽光発電電力の自家消費時の電圧低下の抑制とを両立させることは困難である。さらに、複数のパワーコンディショナの出力電圧を基に電圧上昇抑制を行う従来技術では、逆潮流時の配電線電圧上昇の抑制と太陽光発電電力の自家消費時の電圧低下の抑制との両立については考慮されておらず、配電系統の電圧値の効果的な調整は困難である。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、逆潮流時の配電線電圧上昇の抑制と太陽光発電電力の自家消費時の電圧低下の抑制とを両立させる配電系統の電圧値の効果的な調整を行う電圧制御装置、電圧制御方法及び電圧制御プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する電圧制御装置、電圧制御方法及び電圧制御プログラムの一つの態様において、電力出力部は、電系統に電力を出力する。検出部は、配電系統と需要家との間の潮流の方向を検出する。無効電力制御部は、前記検出部により前記潮流の方向が前記需要家から前記配電系統に向けた方向と検出された場合、1から運転力率の2乗を減算した値の平方根を運転力率で除算したものに有効電力の出力量を乗算した値を出力量とする無効電力を前記電力出力部に出力させ、前記検出部により前記潮流の方向が前記配電系統から前記需要家に向けた方向と検出された場合、前記電力出力部からの無効電力の出力を停止させる。
1つの側面では、本発明は、逆潮流時の配電線電圧上昇の抑制と太陽光発電電力の自家消費時の電圧低下の抑制とを両立させる配電系統の電圧値の効果的な調整を行うことができる。
図1は、実施例1に係る配電系統の概略構成図である。 図2は、スマートメータから需要家への情報提供ルートを表す図である。 図3は、配電系統及び需要家における各種電力情報を説明するための図である。 図4は、実施例に係るPCSのブロック図である。 図5は、PCSのハードウェアの一例を表す概略図である。 図6は、実施例に係るPCSによる電力出力処理のフローチャートである。 図7は、系統全体有効電力負荷及びPV出力波形の一例を表す図である。 図8は、力率一定制御による電圧逸脱量の低減量の変化を表す図である。 図9は、各種制御時の電圧変動波形を表す図である。 図10は、各種制御時の電圧逸脱量の合計の比較を表す図である。
以下に、本願の開示する電圧制御装置、電圧制御方法及び電圧制御プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する電圧制御装置、電圧制御方法及び電圧制御プログラムが限定されるものではない。
図1は、実施例1に係る配電系統の概略構成図である。図1に示すように本実施例に係る配電系統2は、幹線から分岐して需要家1が複数接続される複数の分岐経路を有する。需要家1が複数接続された分岐経路は、ノードと呼ばれる場合がある。例えば、需要家1は、1つのノードに20軒含まれる。また、例えば、配電系統2は、6.6kV配電線により形成され、幹線亘長は、4.04kmである。
配電用変電所3は、配電系統2に接続される。配電用変電所3は、発電所から送出された電力を所定の電圧に調整して配電系統2へ送電する。
需要家1は、PCS10、スマートメータ11、需要家負荷12及び太陽光発電装置13を有する。図1では太陽光発電装置13を有する需要家1を例に記載したが、配電系統2に接続する需要家1の中には、太陽光発電装置13を有さない需要家1が存在してもよい。
太陽光発電装置13は、太陽光を用いて発電を行う。そして、太陽光発電装置13は、生成した電力をPCS10へ供給する。
需要家負荷12は、配電系統2から供給された電力及びPCS10から供給された電力を消費する負荷である。需要家負荷12は、需要家1が住宅需要家である場合、例えば、冷蔵庫、テレビ及び洗濯機などの家電製品を含む。
スマートメータ11は、配電系統2とPCS10及び需要家負荷12との間の電力情報を計測する。スマートメータ11が収集する電力情報には、例えば、電力使用量、逆潮流量が含まれる。また、スマートメータ11は、料金情報なども取得する。さらに、スマートメータ11は、電気及びガスなどの検針及び料金徴収に用いる通信機能、遠隔開閉機能を有する。このスマートメータ11が、「情報収集部」の一例にあたる。
図2は、スマートメータから需要家への情報提供ルートを表す図である。図2では、需要家1へ送られたスマートメータ11からの情報は、PCS10が受信するように記載したが、この情報は他の機器で使用することもできる。スマートメータ11が取り扱う情報を需要家1が取得するルートとしては、Aルート、Bルート及びCルートと呼ばれる3つのルートが存在する。
Aルートは、需要家1に配電系統2を用いて電力を供給する事業を行う送配電事業者4がスマートメータ11から取得した情報を需要家1に送信する情報提供ルート21であり、送配電事業者4の通信ネットワークやWebを経由するルートである。Bルートは、スマートメータ11が取り扱う情報を需要家1がスマートメータ11から直接取得する情報提供ルート22である。Cルートは、小売電力事業者5などの第3者を経由する情報提供ルート23である。
Aルート及びCルートは、電力使用量を基に料金精算などに活用される。PCS10は、Aルート及びCルートを用いて配電線電圧管理を行うことも可能である。しかし、Aルート及びCルートにおいて扱われるデータが、例えば30分おきの電力量であることや分解能が通常100Whであるため、太陽光発電装置13の出力変動が急峻な場合、PCS10は、適切な電圧制御を行うことが困難になるおそれがある。一方、Bルートであれば、計測情報を直ぐに受信することができ、太陽光発電装置13の出力変動が急峻な場合であっても、PCS10は、適切な電圧制御を行うことができる。また、Bルートで取得する情報は、需要家1の個人情報であるが、需要家1による系統貢献としての活用であれば需要家1の個人的な使用に留まるため利用可能である。
ここで、図3を参照して、各電力情報についてまとめて説明する。図3は、配電系統及び需要家における各種電力情報を説明するための図である。
すなわち、PCS10から出力される有効電力が、PCS有効電力出力(PPCS)である。また、PCS10から出力される無効電力が、PCS無効電力出力(QPCS)である。さらに、需要家負荷12へ流れ込む有効電力が、有効電力負荷(Pload)である。また、需要家負荷12へ流れ込む無効電力が、無効電力負荷(Qload)である。さらに、受電点15と配電系統2との間を流れる有効電力が受電点有効電力潮流(Pflow)である。また、受電点15と配電系統2との間を流れる無効電力が受電点無効電力潮流(Qflow)である。ここで、有効電力負荷(Pload)、無効電力負荷(Qload)、受電点有効電力潮流(Pflow)及び受電点無効電力潮流(Qflow)は、配電系統2から需要家1へ電流が供給される方向を正とする。また、PCS有効電力出力(PPCS)及びPCS無効電力出力(QPCS)は、PCS10から配電系統2へ電力が出力される方向を正とする。以下では、各電力情報を上述したそれぞれの電力情報に続く括弧内の記号で表す場合がある。
ここで、PCS10は、PV発電電力からPCS有効電力出力を変化させることなく出力する。そのため、PV発電電力はPCS有効電力出力と一致し、PPV=PPCSとなる。そこで、スマートメータ11は、PV発電電力をPCS有効電力出力とする。
スマートメータ11は、有効電力負荷からPCS有効電力出力を減算し、受電点有効電力潮流を求める。すなわち、スマートメータ11は、Pflow=Pload-PPCSとする。受電点有効電力潮流が正又は0(Pflow≧0)の場合、スマートメータ11は、需要家1の受電点15における受電点有効電力潮流が順潮流であることを検出する。逆に、受電点有効電力潮流が負(Pflow<0)の場合、スマートメータ11は、需要家1の受電点15における受電点有効電力潮流が逆潮流であることを検出する。
スマートメータ11は、受電点有効電力潮流が正又は0(Pflow≧0)の場合、受電点有効電力潮流が順潮流であることを情報取得部101へ通知する。また、受電点有効電力潮流が負(Pflow<0)の場合、スマートメータ11は、受電点有効電力潮流が逆潮流であることを情報取得部101へ通知する。このスマートメータ11が、「検出部」の一例にあたる。
PCS10は、直流の電力の供給を太陽光発電装置13から受ける。そして、PCS10は、直流の電力の昇圧及び交流の電力への変換などを実施する。その後、PCS10は、交流の電力を配電系統2へ出力する。以下に、本実施例に係るPCS10について詳細に説明する。このPCS10及びスマートメータ11が、「電圧制御装置」の一例にあたる。
図4は、実施例に係るPCSのブロック図である。PCS10は、図4に示すように、情報取得部101、無効電力制御部102及び電力出力部103を有する。図4における太線は送電経路を示し、細線はデータを流す信号経路を示す。
情報取得部101は、受電点有効電力潮流の方向を含む電力情報をスマートメータ11から取得する。ここで、情報取得部101は、スマートメータ11が取り扱う電力情報をBルートを経由して取得する。このため、情報取得部101は、スマートメータ11により計測された電力情報を計測時点から直ぐに取得することができる。情報取得部101は、受電点有効電力潮流の方向を無効電力制御部102へ出力する。
無効電力制御部102は、力率一定制御を行う場合のPCS10の運転力率の設定値を予め記憶している。以下では、力率一定制御を行う場合のPCS10の運転力率の設定値を運転力率cosφPCSと表す。ここで、有効電力を横軸で表し無効電力を縦軸で表した座標において、原点から動作点Xを通過する直線の傾きの角度をφPCSとすることで運転力率がcosφPCSと表される。例えば、無効電力制御部102は、運転力率の設定値を0.95として記憶する。さらに、無効電力制御部102は、次の数式(1)を予め記憶する。
Figure 0007019335000001
無効電力制御部102は、情報取得部101から入力された受電点有効電力潮流の方向を取得する。さらに、無効電力制御部102は、太陽光発電電力を測定し、太陽光発電電力を取得する。図3における太陽光発電装置13と電力出力部103とを結ぶ送電経路から延びる信号経路が、無効電力制御部102が、太陽光発電電力を取得する経路をあらわす。無効電力制御部102は、取得した太陽光発電電力をPCS有効電力出力とする。そして、無効電力制御部102は、受電点有効電力潮流の方向に応じて、数式(1)を用いてPCS無効電力出力を算出する。
具体的には、受電点有効電力潮流が順潮流の場合、無効電力制御部102は、QPCS=0とする。すなわち、無効電力制御部102は、PCS無効電力出力の停止を決定する。また、受電点有効電力潮流が逆潮流の場合、無効電力制御部102は、1から運転力率cosφPCSの2乗を減算した値の平方根を運転力率cosφPCSで除算したものにPCS有効電力出力を乗算した値をPCS無効電力出力とする。これにより、無効電力制御部102は、運転力率が予め決められた設定値となるように調整する。
その後、無効電力制御部102は、決定したPCS無効電力出力の値を電力出力部103に通知する。
電力出力部103は、PCS無効電力出力の値の通知を無効電力制御部102から受ける。そして、電力出力部103は、太陽光発電装置13から供給された電力をPCS有効電力出力として、無効電力制御部102から通知された値のPCS無効電力出力とともに配電系統2へ出力する。
ここで、図5を参照して、PCS10のハードウェア構成について説明する。図5は、PCSのハードウェアの一例を表す概略図である。
図5に示すように、PCS10は、昇圧チョッパ111、インバータ112、連系回路113及び制御回路114を有する。昇圧チョッパ111は、太陽光発電装置13から入力されたPV発電電力の電圧を昇圧した直流の電気をインバータ112へ出力する。
連系回路113は、保護機能などを有する配電系統2と接続するために必要な回路であり、例えば、連系リアクトルなどを有する。
インバータ112は、昇圧チョッパ111から出力された直流の電気の入力を受ける。そして、インバータ112は、自己が有するスイッチを切り替えて、直流の電気を交流の電気に変換する。具体的には、インバータ112は、制御回路114からの制御を受けてスイッチの切り替えタイミングを調整することで所望の有効電力及び無効電力を有する交流の電気を生成する。そして、インバータ112は、生成した交流の電気を連系回路113を介して配電系統2へ出力する。
昇圧チョッパ111、インバータ112及び連系回路113が、図4に例示した電力出力部103の機能を実現する。
制御回路114は、演算を行う論理回路である。制御回路114は、スマートメータ11から電力情報を取得する。そして、制御回路114は、電力情報を基に所望の運転力率となるようにインバータ112のスイッチの切り替えの制御を行う。制御回路114が、図4に例示した情報取得部101及び無効電力制御部102の機能を実現する。
次に、図6を参照して、本実施例に係るPCS10による電力出力処理の流れについて説明する。図6は、実施例に係るPCSによる電力出力処理のフローチャートである。
スマートメータ11は、各種電力を計測し電力情報を取得する(ステップS1)。
次に、スマートメータ11は、有効電力負荷からPCS有効電力出力を減算し、受電点有効電力潮流を求める(ステップS2)。
そして、スマートメータ11は、求めた受電点有効電力潮流から受電点潮流が順潮流であるか逆潮流であるかを検出する。そして、スマートメータ11は、受電点潮流の方向を無効電力制御部102へ通知する。無効電力制御部102は、受電点有効電力潮流の方向の通知をスマートメータ11から受ける。そして、無効電力制御部102は、受電点有効電力潮流が逆潮流であるか否か、すなわちPflow<0か否かを判定する(ステップS3)。
受電点有効電力潮流が逆潮流である場合、すなわちPflow<0の場合(ステップS3:肯定)、無効電力制御部102は、数式(1)の下段の式を用いてPCS無効電力出力を算出する(ステップS4)。そして、無効電力制御部102は、算出したPCS無効電力出力の値を電力出力部103へ通知する。
電力出力部103は、PCS無効電力出力の値の通知を無効電力制御部102から受ける。そして、電力出力部103は、無効電力制御部102が算出した無効電力を含む電力を出力する(ステップS5)。すなわち、PCS10は、力率一定制御を行い、所望の運転力率となるようにPV発電電力を出力する。
これに対して、受電点有効電力潮流が順潮流である場合、すなわちPflow≧0の場合(ステップS3:否定)、無効電力制御部102は、PCS無効電力出力を0にすることを電力出力部103へ通知する。電力出力部103は、無効電力制御部102からの通知を受けて、無効電力を出力せずに電力を送出する(ステップS6)。すなわち、PCS10は、力率一定制御を行わずにPV発電電力を出力する。
次に、本実施例に係るPSCを用いた場合の電圧上昇及び電圧低下の抑制の効果についてまとめて説明する。例えば、配電系統2の全体有効電力負荷及び太陽光発電装置13の出力は図7のように表される。図7は、系統全体有効電力負荷及びPV出力波形の一例を表す図である。図7は、縦軸で配電系統2の合計有効電力負荷及びPV出力を表し、横軸で時刻を表す。グラフ201が太陽光発電装置13によるPV出力の波形を表す。また、グラフ202が、配電系統2の全体有効電力負荷を表す。図7は、需要家1の太陽光発電装置13の導入率が100%であり、PV自家消費率が0%の場合である。
まず、力率一定制御を行った場合と行わない場合とを比較する。図7で表される状態を基準として、太陽光発電装置13の導入率及びPV発電自家消費率を変化させて力率一定制御を行った場合と力率一定制御を行わない場合とを比較すると、図8に示すように電圧逸脱量の低減量が変化する。図8は、力率一定制御による電圧逸脱量の低減量の変化を表す図である。この場合、運転力率の設定値が0.95である。図8の縦軸が力率1から0.95一定制御変更による電圧逸脱量の低減量を表し、横軸がPV自家消費率を表す。
図8におけるグラフ211は、導入率が40%の場合を表す。また、グラフ212は、導入率が60%の場合を表す。また、グラフ213は、導入率が80%の場合を表す。また、グラフ214は、導入率が100%の場合を表す。
PV自家消費率が少ない場合、矢印P1で表すように太陽光発電装置13の導入率が大きくなるほどグラフの傾きが上がっていく。すなわち、PV自家消費率が少なければ力率一定制御による電圧抑制の効果が発生し、さらに太陽光発電装置13の導入率が大きいほど電圧抑制の効果が大きくなることが分かる。
一方、PV自家消費率が大きい場合、矢印P2で表すように太陽光発電装置13の導入率が大きくなるほどグラフの傾きがマイナス方向に増えていく。すなわち、PV自家消費率が大きければ力率一定制御による電圧抑制の効果は期待できず、むしろ、電圧の逸脱が大きくなることが分かる。さらに、PV自家消費率が大きい場合、太陽光発電装置13の導入率が大きいほど電圧の逸脱が大きくなることが分かる。
このように、電圧一定制御を常に行った場合、PV自家消費率及び太陽光発電装置13の導入率により、電圧の逸脱を大きくするおそれがある。
そこで、実施例1に係るPCS10を用いて電圧上昇制御を行った場合と、力率一定制御を行わない場合及び力率一定制御を常に行った場合とで比較をしてみる。
各制御を行った場合の配電線電圧は図9のように表される。図9は、各種制御時の電圧変動波形を表す図である。図9は、縦軸で配電線電圧を表し、横軸で時刻を表す。さらに、図9における範囲Rは、配電系統2の電圧の適正範囲を表す。
図9のグラフ221は、PV自家消費率が0%で且つ力率一定制御を行わない場合の最高ノード電圧の変化を表す。グラフ222は、PV自家消費率が0%で且つ本実施例に係るPCS10を用いて電圧上昇制御を行った場合の最高ノード電圧の変化を表す。
この場合、力率一定制御を行わなければ、グラフ221で表されるように配電線電圧は、範囲Rの上限を大きく超えてしまう。これに対して、本実施例に係るPCS10を用いて電圧上昇制御を行った場合、グラフ222で表されるように配電線電圧はほぼ適正範囲内に収まる。すなわち、本実施例に係るPCS10を用いることで、PV自家消費率が少なく力率一定制御を行わない状態では大きな逸脱が発生する電圧上昇を適切に抑えることができる。
また、図9のグラフ223は、PV自家消費率が100%で且つ力率一定制御を常に行う場合の最高ノード電圧の変化を表す。グラフ224は、PV自家消費率が100%で且つ本実施例に係るPCS10を用いて電圧上昇制御を行った場合の最高ノード電圧の変化を表す。
この場合、力率一定制御を行うと、グラフ223で表されるように配電線電圧は、適正範囲Rの下限を大きく超えてしまう。これに対して、本実施例に係るPCS10を用いて電圧上昇制御を行った場合、グラフ224で表されるように配電線電圧はほぼ適正範囲内に収まる。すなわち、本実施例に係るPCS10を用いることで、PV自家消費率が多く力率一定制御を行うと電圧の逸脱が大きくなってしまう場合にも電圧の逸脱を適切に抑えることができる。
さらに、PV自家消費率が0%の場合と、PV自家消費率が100%の場合の力率一定制御を行わない場合、力率一定制御を常に行った場合及び本実施例に係るPCS10を用いて電圧制御を行った場合の電圧逸脱の一定期間における総和を比較する。図10は、各種制御時の電圧逸脱量の合計の比較を表す図である。図10は、縦軸で電圧逸脱量を表す。
図10のグラフ231は、PV自家消費率が0%の時の力率一定制御を行わない場合の電圧逸脱量の総和である。グラフ232は、PV自家消費率が0%の時の力率一定制御を常に行った場合の電圧逸脱量の総和である。グラフ233は、PV自家消費率が0%の時の本実施例に係るPCS10を用いて電圧制御を行った場合の電圧逸脱量の総和である。
グラフ233に示すように、本実施例に係るPCS10を用いて電圧制御を行った場合、力率一定制御を行わない場合に比べて力率一定制御を常に行った場合と水準の電圧逸脱量の抑制を実現することができる。
また、図10のグラフ241は、PV自家消費率が100%の時の力率一定制御を行わない場合の電圧逸脱量の総和である。グラフ242は、PV自家消費率が100%の時の力率一定制御を常に行った場合の電圧逸脱量の総和である。グラフ243は、PV自家消費率が100%の時の本実施例に係るPCS10を用いて電圧制御を行った場合の電圧逸脱量の総和である。
グラフ243に示すように、本実施例に係るPCS10を用いて電圧制御を行った場合、力率一定制御を常に行う場合に発生するグラフ242で示されるPCS無効電力出力過剰による電圧低下を回避することができる。
以上に説明したように、本実施例に係るPCSは、受電点における潮流の方向に応じて力率一定制御の運用を切り替える。これにより、逆潮流時の配電線電圧上昇の抑制と太陽光発電電力の自家消費時の電圧低下の抑制とを両立させて、配電系統の電圧値の効果的な調整を行うことができる。
さらに、本実施例に係るPSCは、Bルートを用いてスマートメータから情報を取得する。そのため、PSCは、スマートメータが計測した情報をリアルタイムで取得することができ、太陽光発電装置の出力変動が急峻な場合にも確実に追従することができ、適切な電圧制御を行うことができる。
次に実施例2について説明する。本実施例に係るPSCは、逆潮流時に需要家の受電点からの逆潮流量に基づいて無効電力を含む力率一定制御をおこなうことが実施例1と異なる。本実施例に係るPSCも、図4のブロック図で表される。以下の説明では、各部における動作のうち実施例1の動作と同じ動作については説明を省略する。
本実施例に係る無効電力制御部102は、次の数式(2)を予め記憶する。
Figure 0007019335000002
無効電力制御部102は、受電点有効電力潮流の方向の通知をスマートメータ11から受ける。そして、無効電力制御部102は、受電点有効電力潮流の方向に応じて、数式(2)を用いてPCS無効電力出力を算出する。
具体的には、受電点有効電力潮流が順潮流の場合、無効電力制御部102は、QPCS=0とする。すなわち、無効電力制御部102は、PCS無効電力出力の停止を決定する。また、受電点有効電力潮流が逆潮流の場合、無効電力制御部102は、1から運転力率cosφPCSの2乗を減算した値の平方根を運転力率cosφPCSで除算したものに受電点有効電力潮流を乗算した値をPCS無効電力出力とする。これにより、無効電力制御部102は、運転力率が予め決められた設定値となるように調整する。
その後、無効電力制御部102は、決定したPCS無効電力出力の値を電力出力部103に通知する。
ここで、本実施例に係るPCS10は、実施例1と同様、PV自家消費時に受電点有効電力潮流が順潮流であれば無効電力は注入されないため、配電線電圧低下を抑制可能である。ただし、PV余剰電力の逆潮流が顕著な場合、実施例1に係る電圧制御と比較して注入される無効電力量が少なくなる。そのため、本実施例に係るPCS10による電圧上昇の抑制効果は、実施例1と比較して小さくなる。
以上に説明したように、受電点有効電力潮流を用いて無効電力を算出して電圧制御を行うことも可能である。この場合も、逆潮流時の配電線電圧上昇の抑制と太陽光発電電力の自家消費時の電圧低下の抑制とを両立させて、配電系統の電圧値の効果的な調整を行うことができる。
1 需要家
2 配電系統
3 配電用変電所
10 PCS
11 スマートメータ
12 需要家負荷
13 太陽光発電装置
101 情報取得部
102 無効電力制御部
103 電力出力部

Claims (9)

  1. 配電系統に電力を出力する電力出力部と、
    配電系統と需要家との間の潮流の方向を検出する検出部と、
    前記検出部により前記潮流の方向が前記需要家から前記配電系統に向けた方向と検出された場合、1から運転力率の2乗を減算した値の平方根を運転力率で除算したものに有効電力の出力量を乗算した値を出力量とする無効電力を前記電力出力部に出力させ、前記検出部により前記潮流の方向が前記配電系統から前記需要家に向けた方向と検出された場合、前記電力出力部からの無効電力の出力を停止させる無効電力制御部と
    を備えたことを特徴とする電圧制御装置。
  2. 前記無効電力制御部は、前記検出部により前記潮流の方向が前記需要家から前記配電系統に向けた方向と検出された場合の前記電力出力部が出力する有効電力の出力量を求め、求めた前記出力量に対して予め決められた設定力率が維持されるように無効電力を出力することを特徴とする請求項1に記載の電圧制御装置。
  3. 配電系統に電力を出力する電力出力部と、
    配電系統と需要家との間の潮流の方向を検出する検出部と、
    前記検出部により前記潮流の方向が前記需要家から前記配電系統に向けた方向と検出された場合、1から運転力率の2乗を減算した値の平方根を運転力率で除算したものに受電点有効電力潮流を乗算した値を出力量とする無効電力を前記電力出力部に出力させ、前記検出部により前記潮流の方向が前記配電系統から前記需要家に向けた方向と検出された場合、前記電力出力部からの無効電力の出力を停止させる無効電力制御部と
    を備えたことを特徴とする電圧制御装置。
  4. 前記無効電力制御部は、前記検出部により前記潮流の方向が前記需要家から前記配電系統に向けた方向と検出された場合の前記潮流における有効電力の受電点潮流量を求め、求めた前記受電点潮流量に対して予め決められた設定力率が維持されるように無効電力を出力することを特徴とする請求項に記載の電圧制御装置。
  5. 前記検出部は、前記需要家に配置され前記配電系統と前記需要家との間の電力情報を収集し、収集した情報を基に前記配電系統と前記需要家との間の潮流の方向を検出することを特徴とする請求項1~のいずれか一つに記載の電圧制御装置。
  6. 配電系統と需要家との間の潮流の方向を検出し、
    前記潮流の方向が前記需要家から前記配電系統に向けた方向の場合、1から運転力率の2乗を減算した値の平方根を運転力率で除算したものに有効電力の出力量を乗算した値を出力量とする無効電力を前記配電系統へ出力し、
    前記潮流の方向が前記配電系統から前記需要家に向けた方向の場合、前記配電系統への無効電力の出力を停止する
    ことを特徴とする電圧制御方法。
  7. 配電系統と需要家との間の潮流の方向を検出し、
    前記潮流の方向が前記需要家から前記配電系統に向けた方向の場合、1から運転力率の2乗を減算した値の平方根を運転力率で除算したものに受電点有効電力潮流を乗算した値を出力量とする無効電力を前記配電系統へ出力し、
    前記潮流の方向が前記配電系統から前記需要家に向けた方向の場合、前記配電系統への無効電力の出力を停止する
    ことを特徴とする電圧制御方法。
  8. 配電系統と需要家との間の潮流の方向を検出し、
    前記潮流の方向が前記需要家から前記配電系統に向けた方向の場合、1から運転力率の2乗を減算した値の平方根を運転力率で除算したものに有効電力の出力量を乗算した値を出力量とする無効電力を前記配電系統へ出力し、
    前記潮流の方向が前記配電系統から前記需要家に向けた方向の場合、前記配電系統への無効電力の出力を停止する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする電圧制御プログラム。
  9. 配電系統と需要家との間の潮流の方向を検出し、
    前記潮流の方向が前記需要家から前記配電系統に向けた方向の場合、1から運転力率の2乗を減算した値の平方根を運転力率で除算したものに受電点有効電力潮流を乗算した値を出力量とする無効電力を前記配電系統へ出力し、
    前記潮流の方向が前記配電系統から前記需要家に向けた方向の場合、前記配電系統への無効電力の出力を停止する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする電圧制御プログラム。
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