JP7018711B2 - 偏光板の製造方法 - Google Patents

偏光板の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7018711B2
JP7018711B2 JP2017036914A JP2017036914A JP7018711B2 JP 7018711 B2 JP7018711 B2 JP 7018711B2 JP 2017036914 A JP2017036914 A JP 2017036914A JP 2017036914 A JP2017036914 A JP 2017036914A JP 7018711 B2 JP7018711 B2 JP 7018711B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polarizing plate
band
shaped
absorption axis
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017036914A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018141906A (ja
Inventor
伸 及川
慶栄 董
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP2017036914A priority Critical patent/JP7018711B2/ja
Priority to TW107106170A priority patent/TWI745550B/zh
Priority to CN201810158438.0A priority patent/CN108508520B/zh
Priority to KR1020180022949A priority patent/KR102584064B1/ko
Publication of JP2018141906A publication Critical patent/JP2018141906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7018711B2 publication Critical patent/JP7018711B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/30Polarising elements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/30Polarising elements
    • G02B5/3025Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1335Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
    • G02F1/133528Polarisers
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1335Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
    • G02F1/133528Polarisers
    • G02F1/133531Polarisers characterised by the arrangement of polariser or analyser axes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Description

本発明は、偏光板の製造方法及び液晶パネルの製造方法に関する。
偏光板として、吸収軸と、吸収軸に直交する透過軸とを有しており、吸収軸方向に振動する光を吸収し、透過軸方向に振動する光を透過する直線偏光板が知られている。このような偏光板は、例えば、帯状偏光板を所定の大きさに切断して製造される(特許文献1,2参照)。ここで、帯状偏光板は、例えば帯状の偏光子フィルムの両面または片面に保護フィルムを積層して製造される。帯状の偏光子フィルムは通常、帯状の原料樹脂フィルムを長手方向に一軸延伸して製造される。このような製造方法では、帯状偏光板が有する吸収軸の方向は、一軸延伸において原料樹脂フィルムが延伸された方向と平行である。そして、原料樹脂フィルムの一軸延伸は長手方向に行われることから、帯状偏光板の長手方向が吸収軸方向と一致すると想定される。そのため、帯状偏光板の長手方向を基準にして偏光板における吸収軸が偏光板内で所定方向を向くように帯状偏光板から偏光板が製造される。従来、このようにして製造された偏光板は、例えば液晶表示装置に適用したとしても、実用に耐えていた。
特開平11-231129号公報 特開平11-2724号公報
帯状偏光板の長手方向を吸収軸の方向であると想定して偏光板を製造する場合、実際には、製品である偏光板において求められる吸収軸の所定方向と、実際の偏光板の吸収軸の方向との間に僅かなズレ(例えば、0.2°~0.3°程度)が生じている場合があることが分かった。このようなズレは、偏光板となるべき帯状偏光板の製造において原料樹脂フィルムを一軸延伸した際の延伸方向と、帯状偏光板の長手方向との間に生じるズレに起因すると考えられる。一方、近年、例えば、中小型携帯機器用ディスプレイなどでは、より高いコントラストが求められている。ディスプレイなどにおいてコントラストが高くなってくると、製品である偏光板において求められる吸収軸の所定方向と、実際の偏光板の吸収軸の方向とに僅かなズレが生じているときには、そのズレに起因した画質の低下が生じる恐れがある。
そこで、本発明は、吸収軸の方向が、より正確に設計方向を向いている偏光板を製造可能な偏光板の製造方法及び液晶パネルの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る偏光板の製造方法は、吸収軸を有する偏光板を製造する方法であって、第1帯状偏光板を幅方向において複数箇所で切断し、第1帯状偏光板の幅より狭い幅を有する複数の第2帯状偏光板を得る切断工程と、製造されるべき偏光板に対応する第2帯状偏光板における偏光板領域であって、第2帯状偏光板における吸収軸の方向に基づいて、偏光板領域における吸収軸の方向が、製造されるべき偏光板における吸収軸の設計方向を向いている偏光板領域を、各第2帯状偏光板を加工して取り出すことによって、偏光板を得る加工工程と、を備える。
この方法では、第1帯状偏光板を幅方向において複数箇所で切断し、第1帯状偏光板の幅より狭い幅を有する第2帯状偏光板を得た後、各第2帯状偏光板から偏光板を製造する。
各第2帯状偏光板の幅は、第1帯状偏光板の幅より狭いので、各第2帯状偏光板の幅方向における吸収軸方向の変動幅は第1帯状偏光板における幅方向における吸収軸方向の変動幅より小さい。そして、各第2帯状偏光板を加工し、各第2帯状偏光板における上記偏光板領域を取り出すことによって、偏光板を製造していることから、製品としての偏光板で要求される設計方向に吸収軸がより正確に向いている偏光板を製造することができる。
一実施形態において、上記切断工程では、第1帯状偏光板がロール状に巻かれた第1原反ロールを、幅方向において複数箇所で切断し、複数の第2帯状偏光板がそれぞれロール状に巻かれた第2原反ロールとして複数の第2帯状偏光板を得てもよい。
この場合、第1原反ロールを幅方向において複数箇所で切断し、第2原反ロールを得ている。そのため、例えば、第1帯状偏光板から得られた複数の第2帯状偏光板をロール状に巻き取る工程を省略でき、得られた各第2原反ロールから第2帯状偏光板を繰り出しながら、偏光板を製造できる。よって、偏光板を効率的に製造可能である。
一実施形態において、上記加工工程では、複数の第2帯状偏光板のうち少なくとも一つの第2帯状偏光板を切断加工して、少なくとも一つの第2帯状偏光板から偏光板領域を切り出してもよい。
この場合、少なくとも一つの第2帯状偏光板から偏光板を直接的に製造可能である。そのため、偏光板を効率的に製造可能である。
一実施形態において、上記加工工程は、複数の第2帯状偏光板のうち少なくとも一つの第2帯状偏光板から偏光板領域を含む偏光板中間体を切り出す中間体切出工程と、中間体切出工程で切り出された偏光板中間体を加工することによって、偏光板中間体から偏光板領域を取り出す中間体加工工程と、を有してもよい。
この形態では、少なくとも一つの第2帯状偏光板から偏光板中間体を切り出し、その偏光板中間体から偏光板が製造される。
上記中間体加工工程では、偏光板中間体の端面を加工することによって、偏光板中間体から偏光板領域を削り出してもよい。
偏光板中間体から偏光板領域を削りだすため、偏光板中間体の端面を加工する際に、ボーイングの影響等により第1帯状偏光板の長手方向に対する吸収軸の方向のズレなどを補正し易い。
一実施形態において、上記切断工程では、第1帯状偏光板から少なくとも3つの第2帯状偏光板を得てもよい。
第1帯状偏光板から少なくとも3つの第2帯状偏光板を得れば、各第2帯状偏光板において、幅方向の吸収軸方向の変動をより小さくできる。そのため、吸収軸がより正確に設計方向を向いている偏光板を製造し易い。
一実施形態において、上記切断工程では、得られるべき各第2帯状偏光板における吸収軸の方向が、各第2帯状偏光板における基準吸収軸の方向に対して許容範囲内になるように、第1帯状偏光板の幅方向における吸収軸の方向の分布を示す軸角度データに基づいて、第1帯状偏光板を、幅方向において複数箇所で切断してもよい。
この場合、各第2帯状偏光板における吸収軸方向を実質的に揃えることができる。よって、吸収軸がより正確に設計方向に向いている偏光板を製造し易い。
一実施形態において、第1帯状偏光板の幅は1000mm以上であり得る。
第1帯状偏光板の幅が1000mm以上であると、ボーイングの影響が大きくなりやすい。そのため、吸収軸方向がより正確に設計方向を向いている偏光板を製造可能な上記製造方法が有効である。
一実施形態において、偏光板の平面視形状が長方形又は正方形であり、偏光板の対角線の長さが、350mm以下であってもよく、通常は、12.5mm以上、好ましくは50mm以上である。
このような偏光板は、高コントラストが要求されてきている中小型ディスプレイに使用される傾向にある。そのため、吸収軸方向がより正確に設計方向を向いている偏光板を製造可能な上記製造方法が有効である。
一実施形態において、偏光板は、VA式、又はIPS式の液晶パネル用の偏光板であってもよい。
VA式、又はIPS式の液晶表示装置では、高コントラストでの画像表示が可能であり、このため更に高コントラストでの画像表示が要求される傾向にある。そのため、吸収軸の方向が正確に設計方向を向いている偏光板を得ることができる上記製造方法が有効である。
本発明の他の側面に係る液晶パネルの製造方法は、本発明の一側面に係る偏光板の製造方法により偏光板を製造し、得られた偏光板を液晶セルに貼合することによって、液晶パネルを製造する。
上記液晶パネルの製造方法で液晶セルに貼合される偏光板は、本発明の一側面に係る偏光板の製造方法で製造される。そのため、製造された偏光板では、吸収軸方向がより正確に設計方向を向いている。よって、液晶パネルにおいて、画像を表示する際、画質の向上を図ることができる。
本発明によれば、吸収軸の方向が、設計方向に向いている偏光板を製造可能な偏光板の製造方法及び液晶パネルの製造方法を提供することができる。
図1は、一実施形態に係る偏光板の製造方法で製造される偏光板の構成を模式的に示す偏光板の斜視図である。 図2は、図1に示した偏光板を製造するための第1帯状偏光板の模式図である。 図3(a)は、偏光板の製造方法において、図2に示した第1帯状偏光板が巻かれた第1原反ロールを幅方向において複数箇所で切断し、複数の第2原反ロールを得る工程を示す図面であり、図3(b)は、図3(a)に示した工程によって第1原反ロールが複数の第2原反ロールに分割された状態を示す図面である。 図4(a)は、図3(b)に示した第2帯状偏光板が巻かれたロールから偏光板中間体を切り出す中間体切出工程を示す模式図であり、図4(b)は、図4(a)に示した中間体切出工程で切り出された偏光板中間体と、偏光板中間体における偏光板領域を模試的に示す図面である。 図5は、一実施形態に係る液晶パネルの製造方法で製造される液晶パネルの構成を模式的に示す図面である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。同一の要素には同一符号を付する。重複する説明は省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。説明中、「上」、「下」等の方向を示す語は、図面に示された状態に基づいた便宜的な語である。
(第1の実施形態)
図1に模式的に示した一実施形態に係る偏光板1は、吸収軸Sと、吸収軸Sに直交する透過軸Sとを有する。偏光板1は、吸収軸S方向に振動する光を吸収し、透過軸S方向に振動する光を選択的に通す直線偏光特性を有する光学素子である。
偏光板1は、例えば、液晶表示装置に適用される。例えば、偏光板1は液晶セルの両面にクロスニコル状態で貼り合わせられ、液晶パネルの一部を構成し得る。偏光板1の平面視形状(厚さ方向から見た形状)の例は、図1に示したような長方形又は正方形といった四角形である。偏光板1の吸収軸S方向は、偏光板1において所定方向を向いている。
偏光板1における吸収軸Sの所定方向は、偏光板1が適用される装置(例えば、液晶表示装置)などにおいて要求される吸収軸Sの方向であり、偏光板1の設計段階において予め設計される吸収軸Sの設計方向である。
上記所定方向は、偏光板1の一辺を基準辺として、その基準辺から所定の角度θ方向である。例えば、偏光板1の平面視形状が長方形の場合、所定方向は、長辺を基準として、所定の角度θ=0の方向(すなわち、長辺に平行な方向)、所定の角度θ=45°の方向及び対角線方向などが例示され得る。説明の簡便化のために、以下では、特に断らない限り、平面視形状が長方形であり、所定方向が長辺方向である偏光板1の形態について説明する。
図1では、図示の関係上、偏光板1の厚さを比較的厚く図示している.しかしながら、通常、偏光板1の平面視形状における長辺及び短辺の長さより、偏光板1の厚さは十分小さく、偏光板1はフィルム状を呈する。
偏光板1の大きさは、偏光板1が使用されるデバイスに応じて設定されていればよい。偏光板1の大きさの例は、対角線の長さが12.5mm~350mm、即ち、いわゆる0.5型~12型程度に相当する長さである偏光板である。偏光板1が液晶表示装置に適用される場合、偏光板1が貼合される液晶パネルは特に限定されないが、例えば、高いコントラストでの画像表示が可能なVA(Vertical Alignment)式、およびIPS(In-Place-Switching)式の液晶パネル並びに高精細な液晶パネルが例示される。高精細な液晶パネルとは、例えば、画素数が200ppi(pixel per inch)以上の液晶パネルである。
偏光板12は、一方向に振動する光を選択的に通す偏光層としての偏光子フィルム2aを有する積層体である。偏光子フィルム2aの例は、一軸延伸された樹脂フィルムに二色性色素が吸着配向されたフィルムである。偏光子フィルム2aは、直線偏光特性を有する樹脂フィルムであれば特に限定されず、公知の直線偏光板に使用されるものであればよい。
偏光子フィルム2aが有する樹脂フィルムの例は、ポリビニルアルコール(以下「PVA」と称す場合もある)系樹脂フィルム、ポリ酢酸ビニル樹脂フィルム、エチレン/酢酸ビニル(以下「EVA」と称する場合がある)樹脂フィルム、ポリアミド樹脂フィルム及びポリエステル樹脂フィルムを含む。通常、二色性色素の吸着性及び配向性の観点からPVA系樹脂フィルム、特にPVAフィルムが用いられる。以下、特に断らない限り、偏光子フィルム2aが有する樹脂フィルムはPVAフィルムとして説明する。
二色性色素は、一軸延伸された樹脂フィルムに、その延伸方向に配向して吸着している。これにより、偏光子フィルム2aは、二色性色素の配向方向(すなわち、分子長軸方向)の光を吸収し、上記配向方向と直交する方向の光を透過する二色性、すなわち、偏光特性を有する。二色性色素の例は、ヨウ素および二色性有機染料である。偏光子フィルム2aの厚さの例は、1μm~30μmである。
偏光子フィルム2aの両面には、偏光子フィルム2aを保護するための保護層としての保護フィルム2b,2cが貼り合わされている。保護フィルム2b,2cの例は、トリアセチルセルロース(以下、「TAC」とも称す)系フィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ナイロンフィルム、ポリカーボネートフィルム及びポリエチレンフィルム等を含む。通常、光学異方性が小さいTAC系フィルム、特に、TACフィルムが用いられる。保護フィルム2b,2cの厚さの例は、10μm~200μmである。保護フィルム2b,2cは、通常、偏光子フィルム2aに接着材層を介して積層される。
偏光板1は、偏光子フィルム2aに保護フィルム2b,2cが積層されている形態について限定されず、偏光子フィルム2aの両面のうちの一方に保護フィルム(例えば、保護フィルム2b)が積層されていればよい。
保護フィルム2bには、保護フィルム12bを保護する表面保護フィルム(或いはプロテクトフィルム)2dが貼り合わされていてもよい。表面保護フィルム2dの厚さの例は、30μm~100μmである。表面保護フィルム2dの材料の例は、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリエステルである。
更に、保護フィルム2cには、製品としての偏光板1を液晶セル等の他の部材に貼り合わせるための粘着剤層2eが貼り合わされていてもよい。粘着剤層2eの厚さの例は3μm~30μmである。粘着剤層2eを構成する粘着剤の例はアクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤及びシリコーン系粘着剤を含む。
粘着剤層2eが貼り合わされている形態では、粘着剤層2e上には、セパレートフィルム2fが剥離可能に貼り合わされていてもよい。セパレートフィルム2fは、製品としての偏光板1が使用されるまで、第1帯状偏光板10の他の領域及びゴミなどが粘着剤層2eに付着することを防止するためのフィルムである。セパレートフィルム2fの厚さの例は30μm~100μmである。
粘着剤層2e及びセパレートフィルム2fは、例えば、粘着剤層2eが表面に形成されたセパレートフィルム2fを保護フィルム2cに貼合することで、保護フィルム2c上に設けられる。
偏光板1は、図2に示した第1帯状偏光板10から製造される。図2は、図1に示した偏光板を製造するための第1帯状偏光板の模式図である。
第1帯状偏光板10の長手方向の長さの例は100m~3000mであり、第1帯状偏光板10はロール状に巻かれている。第1帯状偏光板10が、巻き取りの軸であるコアCに巻かれてなる第1帯状偏光板ロールを第1原反ロール11と称す。第1帯状偏光板10の幅の例は1000mm以上である。通常、第1帯状偏光板10の幅は3000mm以下である。
第1帯状偏光板10は、図1に示した偏光板1と同様の層構成を有する。すなわち、第1帯状偏光板10は、偏光子フィルム2aを有し、偏光子フィルム2aの両面には、偏光子フィルム2aを保護するための保護層としての保護フィルム2b,2cが貼り合わされている。保護フィルム2bには表面保護フィルム2dが貼り合わされていてもよい。また、保護フィルム2cには、粘着剤層2eが形成されており、粘着剤層2e上には、セパレートフィルム2fが剥離可能に貼り合わされていてもよい。
第1帯状偏光板10は例えば次のようにして製造される。帯状の原料樹脂フィルムを、その長手方向に一軸延伸する(延伸工程)。原料樹脂フィルムの例は、未延伸、すなわち配向性のないPVAフィルムである。延伸倍率の例は4倍~5倍である。一軸延伸の方法は、乾式一軸延伸法及び湿式一軸延伸法のいずれでもよい。一軸延伸は、例えば、原料樹脂フィルムを熱ロールに接触させながら長手方向にテンションを付加して原料樹脂フィルムを延伸させることで実現され得る。
原料樹脂フィルムを一軸延伸した後、二色性色素を含む水溶液に、一軸延伸後の原料樹脂フィルムであるPVAフィルムを浸漬させる(染色工程)。これによって、PVAフィルムに二色性色素を吸着配向させてPVAフィルムを染色する。このように延伸工程及び染色工程を経ることによって偏光子フィルム2aを得る。そのため、上記延伸工程及び染色工程は、偏光子フィルム製造工程を構成する。
次に、偏光子フィルム2aの両面に保護フィルム2b,2cをそれぞれ貼り合わせる(保護フィルム積層工程)。その後、製造する偏光板1の層構成に応じて、表面保護フィルム2d、粘着剤層2e及びセパレートフィルム2fを積層することによって、第1帯状偏光板10を得る。
例示した第1帯状偏光板10の製造方法では、原料樹脂フィルムを一軸延伸した後のPVAフィルムに、二色性色素を吸着配向させている。しかしながら、二色性色素を吸着配向させている途中或いは吸着配向させた後に、原料樹脂フィルムを一軸延伸してもよい。
第1帯状偏光板10が有する偏光子フィルム2aは第1帯状偏光板10の長手方向に一軸延伸されている。そのため、第1帯状偏光板10において、吸収軸S方向は、第1帯状偏光板10の長手方向にほぼ一致する。
しかしながら、一軸延伸した際、幅方向における縁部が内側に若干湾曲するボーイングが生じる場合がある。そのため、図2に例示したように、第1帯状偏光板10の幅方向において、吸収軸S方向が長手方向からズレている場合があり得る。吸収軸S方向の長手方向からのズレ角の大きさは、例えば、0.2°~0.3°程度である。図2では、このズレ角を誇張して描いている。ボーイングに起因する吸収軸S方向の長手方向に対するズレ角は、第1帯状偏光板10の幅方向において、連続的に変化している傾向にある。
通常、第1帯状偏光板10の製造工程では、上述したような吸収軸S方向の幅方向における長手方向からのズレ角が検出され、幅方向における吸収軸Sの軸角度データとして取得されている。軸角度データは、第1帯状偏光板10において長手方向といった基準の方向に対する吸収軸S方向の傾斜角の第1帯状偏光板10の幅方向分布に対する情報である。
このように吸収軸Sの軸角度データを取得する場合、第1帯状偏光板10の製造において、吸収軸Sの軸角度データを取得するための吸収軸方向の検出工程を有する。この検出工程は、例えば、偏光子フィルム2aを作製した後、保護フィルム2b,2cを偏光子フィルム2aに貼合する工程の前に行ってもよいし、保護フィルム2b,2cを偏光子フィルム2aに貼合する工程の後に行ってもよい。
次に、図2に示した第1帯状偏光板10から図1に示した偏光板1を製造する方法について説明する。
偏光板1を製造する場合、図3(a)に示したように、第1原反ロール11の幅方向における複数箇所で第1原反ロール11を切断し、図3(b)に示したように、複数の第2原反ロール13,13,・・・,13(Nは、2以上の整数)を得る(切断工程)。図3(a)では、第1原反ロール11の切断位置を二点鎖線で模試的に示している。図3(a)及び図3(b)では、第1原反ロール11を4箇所で切断し、5つの第2原反ロール13,13,13,13,13を得る形態を例示している。
第1原反ロール11の切断は、例えば、切断刃20(図3(a)参照)を切断位置に順次移動させながら切断すればよい。或いは、切断位置に合わせて配置された複数の切断刃20で一度に第1原反ロール11を切断してもよい。図3(a)の切断刃20は模式的に示されており、切断刃20の例は、チップソーである。
第1原反ロール11を幅方向に切断する切断工程で得られる第2原反ロール13,13,・・・,13は、第1帯状偏光板10の幅より狭い幅を有する第2帯状偏光板12,12,・・・,12が巻かれた第2帯状偏光板ロールである。第1原反ロール11を切断する際には、第1帯状偏光板10を巻き取る際の軸であるコアCを一緒に切断してもよいし、コアCは切断せず第1帯状偏光板10のみを切断してもよい。図3(b)では、コアCの図示を省略している。
第1原反ロール11を切断する際の切断幅は、第1原反ロール11から分割されるべき第2帯状偏光板12~12の幅が、第1帯状偏光板10の幅より狭く且つ第2帯状偏光板12~12から偏光板1を製造可能なように偏光板1となるべき領域を含み得る幅である。偏光板1となるべき領域は、後述する偏光板領域31であり得る。切断幅、すなわち、第2原反ロール13~13の幅は互いに異なっていてもよい。
第1原反ロール11を切断する際の切断幅は、第1帯状偏光板10の幅方向における吸収軸S方向の角度分布のデータである軸角度データに基づいて、各第2帯状偏光板12~12において吸収軸Sの方向が実質的に揃うように設定されている。
吸収軸Sの方向が実質的に揃っているとは、例えば、図3(b)に示したように、各第2帯状偏光板12~12において、基準となる吸収軸S(以下、基準吸収軸S_Bとも称す)方向に対して吸収軸Sの方向の角度分布が許容範囲内であることを意味する。上記許容範囲とは、製造されるべき偏光板1に依存して決定されればよいが、例えば、基準吸収軸S_Bに対して±0.1°程度である。
例えば、第1原反ロール11を切断する際、第1帯状偏光板10の幅方向における複数の所定位置での吸収軸Sの方向を基準吸収軸S_B方向と設定し、その基準吸収軸S_B方向に対する吸収軸S方向の変動角度幅が許容範囲内である領域の幅を切断幅として設定され得る。
第1原反ロール11の切断幅は、前述したように、第2帯状偏光板12~12から偏光板1を製造可能なように偏光板1となるべき領域を含む幅であるため、基準吸収軸S_B方向を設定する上記複数の所定位置において隣接する所定位置間の距離は、後述する偏光板領域31の第1原反ロール11の幅方向の大きさ(偏光板領域31を幅方向に投影した長さ)以上である。
複数の第2原反ロール13~13を得た後、第2原反ロール13~13を構成する第2帯状偏光板12~12を加工し、製品としての偏光板1を製造する加工工程を行う。この加工工程について、第2原反ロール13から偏光板1を製造する場合を例にして説明する。
図4(a)に示したように、第2原反ロール13から第2帯状偏光板12を繰り出し、偏光板中間体30を切り出す(中間体切出工程)。偏光板中間体30は、第2帯状偏光板12を繰り出し方向(長手方向)に搬送しながら、第2帯状偏光板12から製造する偏光板1の大きさに応じて、第2帯状偏光板12の長手方向の所定位置を切断刃21でカットすることで切り出される。
偏光板中間体30は、図4(b)に破線で模式的に示したように、偏光板1の製品サイズに対応した偏光板領域31を含むような大きさであればよく、後述する端面加工による削りシロを含む大きさであり得る。
その後、偏光板中間体30を加工し、偏光板領域31を取り出して偏光板1を得る中間体加工工程を行う。偏光板中間体30から偏光板領域31を取り出すとは、偏光板中間体30のうち偏光板領域31以外の領域を偏光板領域31から分離又は削除することを意味する。
以下、中間体加工工程の一例の端面加工工程について説明する。端面加工工程では、偏光板中間体30の端面30a,30b,30c,30dを加工(端面加工)し、偏光板中間体30から偏光板領域31を削りだすことによって、製品サイズの偏光板1を得る。端面加工の例は、端面30a~30dを切削する切削する切削加工であり、切削加工には、端面30a~30dを研磨する研磨加工も含む。
偏光板領域31は、偏光板領域31の吸収軸S方向が偏光板1における吸収軸Sの設計方向(所定方向)となるように設定される。そのため、例えば第2帯状偏光板12のように、吸収軸S方向が第2帯状偏光板12の長手方向(図4(b)中の一点鎖線で示す方向)に対してある角度で傾斜している場合、図4(b)に示したように、偏光板中間体30の長手方向に対して、偏光板領域31も傾斜する。そのため、第2帯状偏光板12の幅は、偏光板領域31の幅(図4(a)において短辺方向)より、少なくとも長い。
上記偏光板領域31の設定のために使用する吸収軸Sの方向は、第2帯状偏光板12の吸収軸Sの方向であり、例えば、第2帯状偏光板12における基準吸収軸S_Bの方向であり得る。前述したように、第2原反ロール13は、第1原反ロール11から第1帯状偏光板10の幅方向における吸収軸Sの軸角度データに基づいて、吸収軸S方向が実質的に揃っているように切断されて作製されている。そのため、偏光板領域31の設定のために使用する吸収軸Sの方向は、既知である。
偏光板中間体30の端面30a~30dを加工する端面加工工程では、偏光板中間体30の端面30a~30dを切削刃によって、切削又は研磨し、偏光板中間体30から偏光板領域31を削り出すことによって、製品としての偏光板1を得る。端面加工工程では、例えば、複数の偏光板中間体30が積層されてなる積層体を利用して複数の偏光板中間体30の端面加工をまとめておこなってもよい。
第2原反ロール13から偏光板1を製造する方法について説明したが、他の第2原反ロール13,13,・・・,13から偏光板1を製造する場合も同様である。各第2原反ロール13~13から製造する偏光板1の大きさ及び形状は異なっていてもよい。そのため、第1原反ロール11から第2原反ロール13~13を分割する際の切断幅は、第2原反ロール13~13から製造する偏光板1の大きさ及び形状と、第1帯状偏光板10における吸収軸Sの軸角度データとに基づいて設定されることになる。
第1原反ロール11を構成する第1帯状偏光板10には、図2に例示したようにボーイングの影響によって、幅方向において、吸収軸S方向の分布が生じている。例えば、第1帯状偏光板10の幅方向における中央部では、吸収軸S方向は第1帯状偏光板10の長手方向にほぼ平行である一方、縁部近傍では、第1帯状偏光板10の長手方向に対して僅かなズレ(例えば、0.2°~0.3°)が生じている。
上記製造方法では、第1原反ロール11を幅方向において複数箇所で切断し、第1帯状偏光板10の幅より狭い幅を有する第2帯状偏光板12~12を作製している。そして、各第2帯状偏光板12~12における吸収軸S方向に基づいて、吸収軸S方向が、製品としての偏光板1において要求されている所定方向(設計方向)を向くように偏光板1を製造している。
第2帯状偏光板12~12の幅は、第1帯状偏光板10の幅より狭いので、各第2帯状偏光板12~12における吸収軸S方向の変動は小さい。そして、各第2帯状偏光板12~12からそれぞれの吸収軸S方向に基づいて、偏光板1を製造していることから、製品としての偏光板1において要求されている吸収軸Sの所定方向に対して吸収軸Sがより精度良く向いている偏光板1を製造することができる。
上記例示した製造方法では、第1原反ロール11を輪切りにする際の切断幅を、第1帯状偏光板10の幅方向における吸収軸Sの軸角度データに基づいて設定している。具体的には、切断幅を、軸角度データを用いて、複数の基準吸収軸S_方向に対して、吸収軸S方向の変動幅が許容範囲内になるように設定している。そのため、各第2帯状偏光板12~12における吸収軸S方向が実質的に揃い易い。よって、吸収軸Sが、より高い精度で所定方向を向いている偏光板1を製造し易い。
第2帯状偏光板12~12は、第1原反ロール11を輪切りすることによって、第2帯状偏光板12~12が既に巻かれた状態である第2原反ロール13~13として作製される。そのため、第2帯状偏光板12~12を再度ロール状に巻き直す工程を経ずに、第2原反ロール13~13を用いて偏光板1を製造可能である。よって、偏光板1をより効率的に製造することができる。また、第2帯状偏光板12~12を再度ロール状に巻き直す装置なども不要であるので、偏光板1の製造コストの低減を図ることもできる。
上記製造方法では、偏光板中間体30から偏光板1を削り出す際に、偏光板領域31において吸収軸Sが偏光板1における吸収軸Sの設計方向を向くように、偏光板領域31を設定している。これにより、ボーイングによる吸収軸S方向の第1帯状偏光板10の長手方向からのズレをより確実に補正し得る。その結果、吸収軸Sの方向と、製品としての偏光板1において要求される吸収軸Sの所定方向とのズレがより小さい偏光板1を製造することができる。
高いコントラストでの画像表示が可能なVA式、及びIPS式の液晶パネルに適用される偏光板1には、高コントラストでの画像表示のために、吸収軸S方向が、偏光板1における設計方向(所定方向)と高い精度で一致していることが要求されてきている。そのため、吸収軸S方向が、より正確に設計方向と一致し得る偏光板1を製造可能な上記製造方法は、VA式、及びIPS式の液晶パネル用の偏光板を製造するために有効である。液晶パネルがVA式である場合、ASV(Advanced Super View)式であってもよい。
同様に、高精細な画像表示が可能な液晶パネルに適用される偏光板には、吸収軸S方向が、製品としての偏光板1において要求される所定方向と高い精度で一致していることが求められている。そのため、吸収軸S方向が、より正確に設計方向と一致し得る偏光板1を製造可能な上記製造方法は、高精細な画像表示が可能な液晶パネルに使用される偏光板を製造するために有効である。
画面サイズが大きな大型TVとは異なり、12型(対角線長が350mm)以下の中小型携帯機器用ディスプレイなどでは、ユーザが画面を近い距離から見る傾向にあるため、高いコントラストが要求される。そのため、吸収軸S方向が、より正確に設計方向と一致し得る偏光板1を製造可能な上記製造方法は、中小型携帯機器用ディスプレイに用いられる偏光板を製造するために有効である。
偏光板1の平面視形状が長方形又は正方形であり対角線の長さが12.5mm~350mmのいわゆる0.5型~12型程度の大きさ、更には2型(対角線長50mm)以上に対応する長さである形態では、偏光板1は、中小型携帯機器用ディスプレイなどに使用されやすい。そのため、吸収軸S方向が、より正確に設計方向と一致し得る偏光板1を製造可能な上記製造方法は、平面視形状が長方形又は正方形であり対角線の長さが12.5mm~350mmである偏光板に対して有効である。
第1帯状偏光板10の幅が1000mm以上である形態では、上述したボーイングの影響が大きくなる傾向にある。そのため、幅の長さが1000mm以上、通常は3000mm以下の第1帯状偏光板10から偏光板を製造する際、吸収軸Sの方向がより正確に設計方向と一致し得る上記偏光板1の製造方法が有効である。
(第2の実施形態)
第2の実施形態として、偏光板1を用いて液晶パネルを製造する方法について説明する。以下、説明の便宜のため、図1に示した層構成の偏光板1において、セパレートフィルム2fが剥離された偏光板1を偏光板1Aとも称す。
図5に模式的に示すように、液晶パネル3は、液晶セル4の両面に、偏光板1からセパレートフィルム2fを剥離した偏光板1Aが貼合されて構成されている。液晶セル4としては、公知の液晶パネルに使用されるものであればよい。例えば、液晶セル4は、ガラス基板上に、透明電極、配向膜、液晶、配向膜、透明電極、カラーフィルタ及びガラス基板が順に設けられたものであり得る。液晶セル4の駆動方式の例は、VA式、及びIPS式である。液晶セル4の画素数の例は、100ppi以上である。
液晶パネル3は、例えば、次のようにして製造される。すなわち、第1の実施形態で説明した偏光板の製造方法によって偏光板1を製造する(偏光板製造工程)。次に、液晶セル4の両面に偏光板1を貼合して、液晶パネル3を得る(偏光板貼合工程)。
偏光板貼合工程では、各偏光板1のセパレートフィルム2fを剥離し、セパレートフィルム2fが剥離された偏光板1Aを、粘着剤層2eを介して液晶セル4に貼合する。液晶セル4の両面に偏光板1を貼合する際、2つの偏光板1がクロスニコル状態になるように液晶セル4に対して2つの偏光板1Aを貼合する。
上記液晶パネル3の製造方法では、液晶パネル3が有する偏光板1Aとなる偏光板1は、第1の実施形態で例示した製造方法で製造されている。そのため、偏光板1では、液晶パネル3で要求される吸収軸Sの所定方向により正確に吸収軸Sが向いている。そのため、製造された液晶パネル3において、画像を表示する際、画質の向上を図ることができる。
また、液晶パネル3の製造に使用される液晶セル4が、VA式、及びIPS式の何れかの液晶セル4である場合、高いコントラストでの画像表示が可能である。そのため、吸収軸Sの方向が、液晶パネル3において要求される所定方向により正確に向いている偏光板1Aを適用することで、液晶パネル3において、画質の向上が更に図れる。同様に、液晶セル4の画素数が、200ppi以上である場合、高精細な画像を表示可能である。そのため、吸収軸Sの方向が、液晶パネル3において要求される所定方向により正確に向いている偏光板1Aを適用することで、液晶パネル3において、画質の向上が更に図れる。
第1の実施形態で説明した偏光板の製造方法によって製造される偏光板1は、偏光子フィルム2aと、保護フィルム2b,2cの少なくとも一方を有していればよい。ただし、通常、偏光板1は、液晶セル4への貼合のために粘着剤層2eを有する。第1の実施形態で説明した偏光板の製造方法によって製造された偏光板1が粘着剤層2eを有さない場合、偏光板1と液晶セル4とを例えば接着剤で貼合わせてもよいし、液晶セル4側に粘着剤層を設けていてもよい。
以上、本発明の種々の実施形態を説明したが、例示した種々の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、第1の実施形態で例示した偏光板1の製造方法では、偏光板中間体30に対して端面加工を施して、製品としての偏光板1を製造した。しかしながら、第2帯状偏光板12~12から偏光板領域31以外の領域を偏光板領域31から分離又は削除して直接取り出してもよい。例えば第2帯状偏光板12~12から偏光板領域31を直接切り出す切断加工を、第2帯状偏光板12~12に対して実施してもよい。このような切断加工を行う場合の切断加工の方法の例は、刃型での打抜き及びレーザ光線を利用したレーザーカットを含む。
偏光板中間体30から偏光板1を取り出す際の工程である中間体切出工程においても、切削加工(研磨加工を含む)を利用した端面加工に限定されず、刃型での打抜き及びレーザ光線によるレーザーカットを利用してもよい。また、第2帯状偏光板13~13から偏光板中間体30を切り出す際の工程でも、例えば、レーザーカットを利用してもよい。
第2帯状偏光板12~12から偏光板1を製造する方法は、全ての第2帯状偏光板12~12に対して同じでなくてもよい。例えば、第2帯状偏光板12~12のうち少なくとも一つの第2帯状偏光板から偏光板領域31を直接切り出して偏光板1を製造する一方、第2帯状偏光板12~12のうちの残りの第2帯状偏光板から偏光板中間体30を作製した後、偏光板中間体30から偏光板1を取り出してもよい。
例えば、第1帯状偏光板10の幅方向における中央部では、吸収軸S方向は実質的に長手方向である。そのため、第1帯状偏光板10の幅方向における中央部から切り出した第2帯状偏光板の幅は、偏光板領域31の幅と同様としてもよい。
この場合、複数の第2帯状偏光板12~12を加工して偏光板1を得る加工工程では、複数の第2帯状偏光板12~12のうち、少なくとも偏光板領域31の幅と同じ幅を有する第2帯状偏光板に対しては、その第2帯状偏光板における長手方向の偏光板領域31の長さで第2帯状偏光板をカットして偏光板1を製造し、他の複数の第2帯状偏光板12~12のうち、偏光板領域31の幅より長い幅を有する第2帯状偏光板に対しては、これまで例示したような方法で、第2帯状偏光板から偏光板1を製造すればよい。
第2帯状偏光板12~12の幅方向において設定する偏光板領域31は一つに限らない。第2帯状偏光板12~12の幅方向において複数の偏光板領域31を設定してもよい。
図3(a)及び図3(b)では、第1原反ロール11を5つの第2原反ロール13~13に分割する形態を例示しているが、第2原反ロールの個数は5個(すなわち、N=5)に限定されない。第1原反ロール11より幅の狭い複数の第2原反ロールが第1原反ロール11から作製されていればよい。例えば、第1原反ロール11の幅方向において両縁部の各々から一定の切断幅で第1原反ロール11を切断することによって、第1原反ロール11の幅方向において両縁部近傍の2つの第2原反ロールと、それらの間の一つの第2原反ロールを作製してもよい。この場合、一つの第1原反ロール11から3つの第2原反ロールが作製されることになる。
図2に模式的に示したように、第1帯状偏光板10の幅方向において、両縁部近傍ではボーイングの影響が中央部近傍より大きい。そのため、第1帯状偏光板10の幅方向において中央部近傍の吸収軸Sの方向と、両縁部近傍の吸収軸Sの方向とのズレは大きくなる。
ただし、中央部近傍の領域での吸収軸Sの方向の変動幅及び両縁部近傍の領域での吸収軸Sの方向の変動幅はそれぞれ小さい。そのため、第1帯状偏光板10を、その幅方向において両縁部近傍と、中央部近傍の3つの第2帯状偏光板に分割すれば、幅方向における吸収軸の方向の変動が小さい3つの第2帯状偏光板を得ることが可能である。
第1帯状偏光板10から分割される第2帯状偏光板の数が多い程、すなわち、第1帯状偏光板10の幅方向における切断箇所が多い方が、吸収軸方向が揃った第2帯状偏光板を得ることができる。この観点から第2帯状偏光板は5つ以上が好ましい。
第1帯状偏光板10から複数の第2帯状偏光板12~12を得る場合、第1原反ロール11を輪切りにして、第2原反ロール13~13を得ていた。しかしながら、第1原反ロール11から第1帯状偏光板10を繰り出し、第1帯状偏光板10の幅方向において複数箇所で第1帯状偏光板10をスリット状に切断し、複数の第2帯状偏光板12~12を得ても良い。
この場合、通常、得られた第2帯状偏光板12~12を、再度、ロール状に巻き取った第2原反ロール13~13を作製する。このように、第2原反ロール13~13を作製した場合、第2原反ロール13~13の作製以降の工程は、図4(a)を利用して説明した以降の工程と同様である。
偏光板領域31を設定する場合に用いる吸収軸Sの方向の決定は、例えば、第1帯状偏光板10における吸収軸Sの軸角度データに基づいたものに限らず、偏光板中間体30における吸収軸Sの方向を検出し、その検出結果に基づいた方向でもよい。或いは、第1帯状偏光板10における経験的な吸収軸S方向の分布に基づいて決定してもよい。
各第2帯状偏光板12~12を加工して偏光板1を製造する場合、例えば、各第2帯状偏光板12~12から偏光板中間体30を切り出し、偏光板中間体30を加工して偏光板1を製造してもよい。
第1帯状偏光板10を複数の第2帯状偏光板12~12へ分割する場合の切断幅は第1帯状偏光板10における吸収軸S方向の軸角度データに基づいていなくてもよい。第1帯状偏光板10を、複数の第2帯状偏光板12~12に分割することで、各第2帯状偏光板12~12の幅方向における吸収軸S方向の変動幅は第1帯状偏光板10における吸収軸S方向の変動幅より小さいため、吸収軸Sがより高い精度で所望の方向に向いている偏光板1を製造することができる。
この場合、第1帯状偏光板10を製造する際に、吸収軸Sの軸角度データを検出しなくてもよい。また、第2帯状偏光板12~12から偏光板1を製造する場合、第2帯状偏光板12~12の吸収軸Sの方向を検出し、その検出結果を偏光板領域31の吸収軸Sの方向として利用してもよい。
偏光板1の平面視形状は、長方形又は正方形のような四角形を例示したが、四角形に限定されず、円形でもよい。
偏光板1が適用される液晶パネルの駆動方式の例は、VA式、及びIPS式の場合に限らない。例えば、偏光板1が適用される液晶パネルの駆動方式は、TN(Twisted Nematic)方式でもよい。
1…偏光板、10…第1帯状偏光板、11…第1原反ロール、12~12…第2帯状偏光板、13~13…第2原反ロール、30…偏光板中間体、30a~30d…偏光板中間体の端面、31…偏光板領域、3…液晶パネル、4…液晶セル。

Claims (7)

  1. 吸収軸を有する偏光板を製造する方法であって、
    第1帯状偏光板を幅方向において複数箇所で切断し、前記第1帯状偏光板の幅より狭い幅を有する複数の第2帯状偏光板を得る切断工程と、
    製造されるべき偏光板に対応する前記第2帯状偏光板における偏光板領域であって、前記第2帯状偏光板における吸収軸の方向に基づいて、前記偏光板領域における吸収軸の方向が、製造されるべき偏光板における吸収軸の設計方向を向いている前記偏光板領域を、各前記第2帯状偏光板を加工して取り出すことによって、偏光板を得る加工工程と、
    を備え、
    前記切断工程では、得られるべき各前記第2帯状偏光板における吸収軸の方向が、各前記第2帯状偏光板における基準吸収軸の方向に対して許容範囲内になるように、前記第1帯状偏光板の幅方向における吸収軸の方向の分布を示す軸角度データに基づいて、前記第1帯状偏光板を、幅方向において複数箇所で切断
    前記加工工程は、
    前記複数の第2帯状偏光板のうち少なくとも一つの第2帯状偏光板から前記偏光板領域を含む偏光板中間体を切り出す中間体切出工程と、
    前記中間体切出工程で切り出された前記偏光板中間体を加工することによって、前記偏光板中間体から前記偏光板領域を取り出す中間体加工工程と、
    を有し、
    前記少なくとも一つの第2帯状偏光板の幅は前記偏光板領域の幅より広く、
    前記中間体切出工程では、前記少なくとも一つの第2帯状偏光板を、長手方向の所定位置で切断することによって前記偏光板中間体を切り出し、
    前記中間体加工工程では、前記偏光板中間体の端面を、切削刃によって切削または研磨することによって、前記偏光板中間体から前記偏光板領域を削り出す、
    偏光板の製造方法。
  2. 前記切断工程では、前記第1帯状偏光板がロール状に巻かれた第1原反ロールを、幅方向において複数箇所で切断し、前記複数の第2帯状偏光板がそれぞれロール状に巻かれた第2原反ロールとして前記複数の第2帯状偏光板を得る、
    請求項1に記載の偏光板の製造方法。
  3. 前記切断工程では、前記第1帯状偏光板から少なくとも3つの前記第2帯状偏光板を得る、
    請求項1または2に記載の偏光板の製造方法。
  4. 前記第1帯状偏光板の幅が、1000mm以上である、
    請求項1~の何れか一項に記載の偏光板の製造方法。
  5. 前記偏光板の平面視形状が長方形又は正方形であり、
    前記偏光板の対角線の長さが、350mm以下である、
    請求項1~の何れか一項に記載の偏光板の製造方法。
  6. 前記偏光板は、VA式、又はIPS式の液晶パネル用の偏光板である、請求項1~の何れか一項に記載の偏光板の製造方法。
  7. 請求項1~請求項の何れか一項に記載の偏光板の製造方法により偏光板を製造し、得られた偏光板を液晶セルに貼合することによって、液晶パネルを製造する、
    液晶パネルの製造方法。
JP2017036914A 2017-02-28 2017-02-28 偏光板の製造方法 Active JP7018711B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017036914A JP7018711B2 (ja) 2017-02-28 2017-02-28 偏光板の製造方法
TW107106170A TWI745550B (zh) 2017-02-28 2018-02-23 偏光板之製造方法
CN201810158438.0A CN108508520B (zh) 2017-02-28 2018-02-24 偏振板的制造方法
KR1020180022949A KR102584064B1 (ko) 2017-02-28 2018-02-26 편광판의 제조 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017036914A JP7018711B2 (ja) 2017-02-28 2017-02-28 偏光板の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018141906A JP2018141906A (ja) 2018-09-13
JP7018711B2 true JP7018711B2 (ja) 2022-02-14

Family

ID=63375149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017036914A Active JP7018711B2 (ja) 2017-02-28 2017-02-28 偏光板の製造方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP7018711B2 (ja)
KR (1) KR102584064B1 (ja)
CN (1) CN108508520B (ja)
TW (1) TWI745550B (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009134131A (ja) 2007-11-30 2009-06-18 Namiki Precision Jewel Co Ltd 偏光子と製造方法並びに光アイソレータ
JP2009276751A (ja) 2008-04-16 2009-11-26 Nitto Denko Corp ロール原反セット、及びロール原反の製造方法
JP2012073576A (ja) 2010-09-03 2012-04-12 Nitto Denko Corp 偏光膜を有する積層体ストリップロールの製造方法
WO2012176614A1 (ja) 2011-06-20 2012-12-27 コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社 長尺状偏光板及び液晶表示装置
JP2013218318A (ja) 2012-03-14 2013-10-24 Nitto Denko Corp 液晶表示パネルの製造方法
JP2014071202A (ja) 2012-09-28 2014-04-21 Fujifilm Corp 偏光板および液晶表示装置
JP2016090691A (ja) 2014-10-31 2016-05-23 住友化学株式会社 偏光板の製造方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3616899B2 (ja) 1997-04-16 2005-02-02 住友化学株式会社 光学フィルムチップの製造方法および光学フィルムチップ中間体
TW473619B (en) * 1997-04-16 2002-01-21 Sumitomo Chemical Co Method for producing an optical film chip and optical film chip intermediate
JPH11231129A (ja) * 1997-11-17 1999-08-27 Sumitomo Chem Co Ltd 光学フィルム積層中間体およびその製造方法ならびに光学フィルム積層チップの製造方法
JP4954662B2 (ja) * 2006-01-27 2012-06-20 日東電工株式会社 シート状部材の切削加工方法と製造方法
CN101559889B (zh) * 2008-04-16 2011-06-01 日东电工株式会社 辊状卷料组及辊状卷料的制造方法
JP5314618B2 (ja) * 2010-02-15 2013-10-16 住友化学株式会社 液晶表示装置の製造方法
KR20120070339A (ko) * 2010-12-21 2012-06-29 제일모직주식회사 액정 디스플레이 및 편광판 제조방법
JP2012203210A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Sumitomo Chemical Co Ltd 端面加工偏光板の製造方法
JP6245817B2 (ja) * 2012-03-14 2017-12-13 日東電工株式会社 光学フィルムロール
JP6437230B2 (ja) * 2013-09-04 2018-12-12 東友ファインケム株式会社Dongwoo Fine−Chem Co., Ltd. 端面加工偏光板の製造方法
JP6391442B2 (ja) * 2014-11-26 2018-09-19 住友化学株式会社 切削方法、切削方法を含む偏光板の製造方法、および偏光板
KR101747559B1 (ko) * 2015-03-30 2017-06-14 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 편광판

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009134131A (ja) 2007-11-30 2009-06-18 Namiki Precision Jewel Co Ltd 偏光子と製造方法並びに光アイソレータ
JP2009276751A (ja) 2008-04-16 2009-11-26 Nitto Denko Corp ロール原反セット、及びロール原反の製造方法
JP2012073576A (ja) 2010-09-03 2012-04-12 Nitto Denko Corp 偏光膜を有する積層体ストリップロールの製造方法
WO2012176614A1 (ja) 2011-06-20 2012-12-27 コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社 長尺状偏光板及び液晶表示装置
JP2013218318A (ja) 2012-03-14 2013-10-24 Nitto Denko Corp 液晶表示パネルの製造方法
JP2014071202A (ja) 2012-09-28 2014-04-21 Fujifilm Corp 偏光板および液晶表示装置
JP2016090691A (ja) 2014-10-31 2016-05-23 住友化学株式会社 偏光板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
TWI745550B (zh) 2021-11-11
KR20180099526A (ko) 2018-09-05
KR102584064B1 (ko) 2023-09-27
CN108508520B (zh) 2022-10-14
TW201837560A (zh) 2018-10-16
JP2018141906A (ja) 2018-09-13
CN108508520A (zh) 2018-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4377965B1 (ja) 連続ウェブ形態の切込線入り光学フィルム積層体の連続ロール並びにその製造方法及び製造装置
TWI334497B (ja)
TWI764679B (zh) 偏光片、偏光板及圖像顯示裝置
JP2010092060A (ja) ロール原反の製造方法
KR20190015323A (ko) 적층 필름, 마크가 형성된 적층 필름의 제조 방법 및 화상 표시 장치의 제조 방법
WO2013165013A1 (ja) 光学表示デバイスの生産システム及び生産方法
KR101864095B1 (ko) 적층 광학 필름의 제조 방법 및 액정 패널의 제조 방법
JP7018711B2 (ja) 偏光板の製造方法
JP6008758B2 (ja) 光学フィルムの中間製品、光学フィルム、画像表示装置及び光学フィルムの製造方法
JP5977313B2 (ja) 偏光板の製造方法
JP2007156121A (ja) 光学フィルム巻回体、並びにそれを用いた広帯域λ/4板巻回体の製法および広帯域円偏光板巻回体の製法
JP6924587B2 (ja) 表示パネルの製造方法
JP6069842B2 (ja) 光学フィルムチップの切り出し装置、光学フィルムチップの製造システム及び光学フィルムチップの切り出し方法
JP6107236B2 (ja) 光学フィルムの製造方法、光学フィルム、光学フィルム用原反及び画像表示装置
KR102256908B1 (ko) 편광판 매엽체의 제조 방법
CN113574426A (zh) 偏振板
JP7221256B2 (ja) 偏光板、位相差層付偏光板、ならびに、該偏光板または該位相差層付偏光板を含む画像表示装置
JP3956615B2 (ja) 光学フィルム積層チップの製造方法
JP6581033B2 (ja) 液晶装置用偏光体およびその製造方法
JP6896446B2 (ja) 表示パネルの製造方法
KR20230172462A (ko) 광학 적층체의 제조 방법
JP2007249218A (ja) 光学フィルム積層体および光学フィルム積層チップの製造方法
JP2016148692A (ja) 光学フィルムの製造方法、光学フィルムの計測方法、光学フィルムの巻取体及び光学フィルムの積層体
JP2011048381A (ja) ロール原反の製造方法及び光学表示装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7018711

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150