JP6069842B2 - 光学フィルムチップの切り出し装置、光学フィルムチップの製造システム及び光学フィルムチップの切り出し方法 - Google Patents
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Description
尚、以下の全ての図面においては、図面を見やすくするため、各構成要素の寸法や比率などは適宜異ならせてある。また、以下の説明及び図面中、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の第1実施形態の光学フィルムチップの製造システムを示す模式図である。以下、光学フィルムチップとして偏光板を製造する例を説明するが、光学フィルムチップは、偏光板の他に、位相差フィルムや輝度向上フィルム等でもよく、位相差フィルムや偏光板などの複数の光学素子を積層したものでもよい。
図2に示すように、光学フィルムFの幅方向(X軸方向)には複数の検査領域CPが設けられている。検光子32は、これら複数の検査領域CPの配列方向に沿って移動可能になっている。これにより、光学フィルムFの幅方向における各検査領域CPにおいて光学軸の方向が検出される。
しかし、図4(a)に示す光学フィルムFの光学軸の面内分布を見ると、光学フィルムFの長手方向に対して光学軸の方向が若干XY方向(右肩下がり)に傾いている。図4(b)に示す光学フィルムFの光学軸の面内分布を見ると、光学フィルムFの長手方向に対して光学軸の方向が若干XY方向(右肩下がり)に傾いているものと若干−XY方向(右肩上がり)に傾いているものとが光学フィルムFの幅方向に沿って交互に配置されている。図4(c)に示す光学フィルムFの光学軸の面内分布を見ると、光学フィルムFの幅方向両端部では、光学フィルムFの中央部に比べて光学軸の方向が若干内側にずれている。
本実施形態では、搬送装置4により搬送された光学フィルムFは、第1切断装置(図示略)により斜角カットされる。これにより、1枚の光学フィルム中間体Faが切り出される。図示はしないが、光学フィルム中間体Faは、光学軸の面内分布を有している。以下、一例として、光学フィルムFから光学フィルム中間体Faを切り出し、その後、当該光学フィルム中間体Faから複数の光学フィルムチップFcを切り出す方法について説明する。
ここで、図6(a)及び図6(b)における「ずれ角」は、所定の軸に対して右回りの方向を正とし、所定の軸に対して左回りの方向を負としたときの角度である。
尚、図7において、符号Lc1は、光学フィルム中間体Faから複数の光学フィルムチップFcを切り出す際の切り出し線(X軸方向に沿う切り出し線、Y軸方向に沿う切り出し線)のうちX軸方向に沿う切り出し線と重なる軸である。軸Lc1は、図6(b)に示した切断方向Vcに対して平行な軸である。尚、軸Lc1は光学フィルム中間体Faの切断辺に対して平行な方向(第1の方向)に対応する。
本実施形態における光学フィルムチップの切り出し方法は、光学フィルムFの光学軸の面内分布のデータを取得する第1のステップと、光学フィルムFから光学フィルム中間体Faを切り出す第2のステップと、切り出された光学フィルム中間体Faの切断辺に対して平行な第1の方向と第1の方向に直交する第2の方向とで光学フィルム中間体Faを切断することにより、光学フィルム中間体Faから複数の光学フィルムチップFcを切り出す第3のステップと、を含む。
以下、図8を用いて具体的に説明する。
以上の工程により、複数の光学フィルムチップFcが得られる。
Claims (6)
- 光学フィルムから複数の光学フィルムチップを切り出す光学フィルムチップの切り出し装置であって、
前記光学フィルムの光学軸の面内分布のデータを取得し、前記光学フィルムの光学軸の面内分布のデータに基づいて前記光学フィルムの面内の平均的な光学軸の方向を算出し、前記光学フィルムの面内の平均的な光学軸の方向が前記光学フィルムの切断方向に対して目的の角度をなすように前記光学フィルムの切断方向を調整する制御装置と、
前記制御装置によって調整された切断方向で前記光学フィルムを切断することにより、前記光学フィルムから光学フィルム中間体を切り出す第1切断装置と、
前記第1切断装置によって切り出された前記光学フィルム中間体の切断辺に対して平行な第1の方向と前記第1の方向に直交する第2の方向とで前記光学フィルム中間体を切断することにより、前記光学フィルム中間体から前記複数の光学フィルムチップを切り出す第2切断装置と、
を含み、
前記制御装置は、前記光学フィルムの面内で最も大きな角度で交差する2つの光学軸を検出し、前記2つの光学軸がなす角を2等分する軸を前記光学フィルムの面内の平均的な光学軸として算出する光学フィルムチップの切り出し装置。 - 前記光学フィルムの光学軸の面内分布のデータを記憶する記憶装置を含む請求項1に記載の光学フィルムチップの切り出し装置。
- 前記光学フィルムを製造する光学フィルムの製造装置と、
前記光学フィルムの製造装置によって製造された前記光学フィルムから前記複数の光学フィルムチップを切り出す請求項1または2に記載の光学フィルムチップの切り出し装置と、
を含む光学フィルムチップの製造システム。 - 前記光学フィルムの製造装置は、前記光学フィルムの光学軸を前記光学フィルムの幅方向の複数の検査位置で検査する検査装置を含む請求項3に記載の光学フィルムチップの製造システム。
- 前記検査装置は、前記光学フィルムの幅方向に移動可能な検光子を含み、
前記検査装置は、前記検光子を前記光学フィルムの幅方向に移動させつつ前記検光子によって前記光学フィルムの光学軸を検出することにより、前記光学フィルムの光学軸を前記光学フィルムの幅方向の複数の検査位置で検査する請求項4に記載の光学フィルムチップの製造システム。 - 光学フィルムから複数の光学フィルムチップを切り出す光学フィルムチップの切り出し方法であって、
前記光学フィルムの光学軸の面内分布のデータを取得する第1のステップと、
前記光学フィルムの光学軸の面内分布のデータに基づいて前記光学フィルムの面内の平均的な光学軸の方向を算出し、前記光学フィルムの面内の平均的な光学軸の方向が前記光学フィルムの切断方向に対して目的の角度をなすように前記光学フィルムの切断方向を調整し、調整された前記切断方向で前記光学フィルムを切断することにより、前記光学フィルムから光学フィルム中間体を切り出す第2のステップと、
切り出された前記光学フィルム中間体の切断辺に対して平行な第1の方向と前記第1の方向に直交する第2の方向とで前記光学フィルム中間体を切断することにより、前記光学フィルム中間体から前記複数の光学フィルムチップを切り出す第3のステップと、
を含み、
前記光学フィルムの面内で最も大きな角度で交差する2つの光学軸を検出し、前記2つの光学軸がなす角度を2等分する軸を前記光学フィルムの面内の平均的な光学軸として算出する光学フィルムチップの切り出し方法。
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