JP7017901B2 - 粉粒体散布装置 - Google Patents

粉粒体散布装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7017901B2
JP7017901B2 JP2017200929A JP2017200929A JP7017901B2 JP 7017901 B2 JP7017901 B2 JP 7017901B2 JP 2017200929 A JP2017200929 A JP 2017200929A JP 2017200929 A JP2017200929 A JP 2017200929A JP 7017901 B2 JP7017901 B2 JP 7017901B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
granular material
trough
hopper
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017200929A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019073373A (ja
Inventor
良輔 真鍋
知大 中澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2017200929A priority Critical patent/JP7017901B2/ja
Publication of JP2019073373A publication Critical patent/JP2019073373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7017901B2 publication Critical patent/JP7017901B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

本発明は、粉粒体散布装置に関する。
粉粒体を散布対象物に散布する粉粒体散布装置には、多くの場合、該粉粒体の散布密度が均一であることが求められる。斯かる要望に応える技術として、特許文献1には、粉粒体を排出する排出シュートと、上面を先端方向に向けて徐々に径を小さくした曲面で形成した傘状部材と、波板で成形された扇状板材と、粉粒体の受容器とを備えている粉粒体散布装置が開示されている。また、粉粒体の受容器は、その下方に配設された振動フィーダによる振動で粉粒体を散布位置へ搬送することが開示されている。特許文献1に記載の技術によれば、排出シュートから排出された粉粒体は、傘状部材の前側上面に落下することで、ある程度拡散され、さらに扇状板材上に落下することで、撒き散らされた状態で受容器に搬送されるため、粉粒体の拡散をバラ付きなく安定させることができる。
特開2015-030595号公報
しかし、特許文献1に記載の粉粒体散布装置においては、粉粒体の散布域を広くするために、粉粒体の受容器であるトラフの幅を拡大すると、該受容器に伝搬される振動が変化することがあり、散布域における粉粒体散布密度の均一性が保持されなくなることがある。これの解決策として、振動フィーダー等の振動発生手段の幅をトラフの幅と同程度に大型化して、振動の変化を抑えることが考えられるが、振動発生手段を大型化すると、振幅周期が長くなるため、トラフの幅方向の両端部と中央部とで散布密度にムラが生じ得る。
したがって本発明は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る粉粒体散布装置を提供することにある。
本発明は、内部に粉粒体を貯蔵可能であり且つ該粉粒体の排出口を有するホッパーと、該ホッパーから排出された前記粉粒体を散布位置まで搬送して散布する搬送手段とを備えた粉粒体散布装置であって、前記搬送手段は、前記ホッパーから排出された前記粉粒体を受け取る受取手段と、該受取手段を振動させる振動発生手段とを有し、該振動発生手段により該受取手段を振動させることによって、該受取手段上の前記粉粒体を所定の搬送方向に搬送可能になされており、前記受取手段は、前記粉粒体を受け取るトラフと、該トラフに設けられ、前記搬送方向に直交する直交方向に延びるリブとを有している、粉粒体散布装置である。
また本発明は、内部に粉粒体を貯蔵可能であり且つ該粉粒体の排出口を有するホッパーと、該ホッパーから排出された前記粉粒体を散布位置まで搬送して散布する搬送手段とを備えた粉粒体散布装置であって、前記搬送手段は、前記ホッパーから排出された前記粉粒体を受け取る受取手段と、該受取手段を振動させる振動発生手段とを有し、該振動発生手段により該受取手段を振動させることによって、該受取手段上の前記粉粒体を所定の搬送方向に搬送可能になされており、前記ホッパー及び前記受取手段の少なくとも一方の、前記搬送方向に直交する方向における水平面に対する傾斜角度を調整可能な調整機構を有している、粉粒体散布装置である。
本発明によれば、トラフの幅を拡大しても、粉粒体を均一に散布することができる。
図1は、本発明の粉粒体散布装置の第一実施形態を模式的に示す斜視図である。 図2は、図1に示すホッパーの排出口及びトラフを模式的に示す正面図である。 図3は、図2に示すトラフの斜視図(a)及び側面図(b)である。 図4は、図1に示す受取手段におけるトラフと振動発生手段との位置関係を示す正面図(a)及び平面図(b)である。 図5は、図1に示す粉粒体散布装置における排出口及びその近傍を模式的に示す側面図である。 図6は、図1に示す粉粒体散布装置におけるホッパーの斜視図である。 図7(a)~(c)は、本発明の粉粒体散布装置の第二実施形態に係る調整機構を説明する模式図である。
以下、本発明について、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明の粉粒体散布装置の一実施形態である粉粒体散布装置1が示されている。粉粒体散布装置1は、内部に粉粒体Pを貯蔵可能であり且つ該粉粒体の排出口を有するホッパー2と、ホッパー2から排出された粉粒体Pを散布位置まで搬送して散布する搬送手段3とを備えている。搬送手段3は、搬送ロール、あるいはベルトコンベア等の公知の搬送装置により連続搬送される基材上に粉粒体Pを散布することができる。尚、基材及びその搬送装置は、粉粒体散布装置1を構成するものではない。
図1に示すように、ホッパー2は、ベースプレート4上に立設された支持部材5によって、同じくベースプレート4上に固定された搬送手段3(受取手段30)よりも上方位置に固定されている。
ホッパー2は、図1に示すように、上底が下底より長い台形形状をなしている貯蔵部20と、該貯蔵部20の下端に連接され、該側面視において長方形形状をなす直方体形状の排出部21とを含んで構成されている。貯蔵部20は内部に粉粒体Pを貯蔵可能な空間を有し、その内部空間に粉粒体Pを一時的に貯蔵可能になされている。このように、ホッパー2は、その内部に粉粒体Pを少なくとも一時的に貯蔵できればよい。粉粒体Pは、貯蔵部20の上部開口から粉体供給装置90によって貯蔵部20の内部空間に供給される。排出部21は内部に粉粒体Pの移動路を有し、且つ排出部21の下端(貯蔵部20側とは反対側の端部)には、粉粒体Pの排出口23が形成されており、貯蔵部20の内部空間と排出口23とが移動路を介して連通している。ホッパー2は、斯かる構成により、内部に一時的に貯蔵した粉粒体Pを、移動路を介して排出口23より排出可能になされている。
搬送手段3は、図1に示すように、ホッパー2から排出された粉粒体Pを受け取る受取手段30と、受取手段30を振動させる振動発生手段35とを有している。搬送手段3は、振動発生手段35により受取手段30を振動させることによって、受取手段30上の粉粒体Pを所定の搬送方向に搬送可能になされている。受取手段30は、粉粒体Pを受け取るトラフ31を有している。トラフ31は、図2に示すように、板状の部材であり、該トラフ31の上面31aにおいて、排出口23から排出される粉粒体Pを受け取り、所定の搬送方向Xに搬送する。
搬送手段3は、図2に示すように、ホッパー2の下端に位置する排出口23の下方に配置されている。本実施形態においては、ホッパー2から排出された粉粒体Pを受け取って搬送するトラフ31の上面31aと排出口23との間に、所定の隙間が形成されるように配置されている。受取手段30において、粉粒体Pの受け取り及び搬送に利用され粉粒体Pと接触するのは、ホッパー2の排出口23の下方に位置する部分及びその近傍であり、それ以外の部分は基本的に粉粒体Pと接触しない粉粒体非接触部である。本実施形態において振動発生手段35は、受取手段30の粉粒体非接触部における下面に固定されている。
搬送手段3は、振動発生手段35を作動させて受取手段30を振動させることによって、受取手段30上の粉粒体Pを所定の搬送方向Xに搬送可能になされている。所定の搬送方向Xは、受取手段30において、粉粒体Pが排出口23からトラフ31の上面31aに排出される排出位置から散布位置に向かう方向であり、図2及び図3中の矢印方向Xで示される方向である。
粉粒体散布装置1は、振動発生手段35に印加する電圧及び周波数を制御する制御部(不図示)を備えており、該制御部によって、受取手段30の振動数及び振幅を制御し、延いては受取手段30上の粉粒体Pの搬送状態を制御する。即ち、前記制御部による制御下、振動発生手段35の非作動時には、受取手段30は振動していないため、受取手段30上の粉粒体Pの搬送は停止又は抑制されているが、斯かる状態から振動発生手段35を作動させると、受取手段30が振動を開始することによって、受取手段30上の粉粒体Pの停止又は抑制が解除され、粉粒体Pは、図中符号Xで示す方向に搬送され、最終的には図2に示すように、受取手段30の搬送方向Xの先端部30aから落下して、受取手段30の下方の散布対象物上に散布される。散布対象物は、連続搬送されていても良い。
受取手段30は、前述のように、粉粒体Pを受け取るトラフ31を有しているが、図3に示すように、該トラフ31に設けられ、搬送方向Xに直交する直交方向Yに延びるリブ32も有している。本実施形態における受取手段30は、図3に示すように、トラフ31の直交方向Yの両側縁に亘るリブ32を有している。リブ32は、図3(a)及び(b)に示すように、トラフ31の上面31aにおいて、鉛直方向の上方に突出するように形成されている。
このように、直交方向Yに延びるリブ32を有することにより、受取手段30の断面2次モーメントが大きくなり、直交方向Yにおけるトラフ31の端部まで、振動を均等に伝搬し易くなる。これにより、粉粒体Pの散布域を広くするため、直交方向Yにおけるトラフ31の幅を拡大しても、粉粒体Pを均一に散布することができる。
一方、リブ32を有しないトラフでは、直交方向Yにおける両端部の振幅が大きくなり易いため、該両端部と中央部とで振動にムラが生じる場合がある。この振動のムラを防止するため、トラフの厚みを大きくすることが考えられるが、厚みが大きくなることに伴い、場合によっては振動発生手段に設置可能なトラフの許容重量を超えてしまう。これに対し、本発明の粉粒体散布装置1は、リブ32を有することにより前述の効果が奏され、精度良く粉粒体を散布することができる。
リブ32はトラフ31の上面31a又は下面31bに設置することができる。
リブ32をトラフ31の上面31aに設置する場合、トラフ31上の粉粒体Pを散布位置まで搬送する際の妨害にならない観点から、リブ32は、図4(b)に示すようにトラフ31の上面31a側において、排出口23よりも搬送方向Xの後方に位置していることが好ましい。
リブ32がトラフ31の下面31bに位置している場合、搬送方向Xにおける排出口23の位置に関らず、リブ32を配設することができるが、リブ32は、排出口23よりも搬送方向Xの後方に位置していることが好ましい。
本実施形態のリブ32は、トラフ31の上面31aの平面視において、振動発生手段35よりも搬送方向Xの前方に、該振動発生手段35と間隔を開けて配設されている。斯かる構成により、排出口23付近のトラフ31における直交方向Yの振幅を均等に伝えやすくなる。このように、リブ32は、トラフ31の上面31a又は下面31bの平面視において、振動発生手段35と重ならない位置に配設されていることが好ましい。
本実施形態のトラフ31は、図4(a)に示すように、振動発生手段35の上面35aと当接した状態で配設されている。以下、振動発生手段35において、トラフ31に当接して振動を付加する面を、振動付加面35aともいう。
トラフ31に伝搬する振動の変化をより抑える観点から、トラフ31の面積は、振動発生手段35における振動付加面35aの面積に対して、好ましくは2.5倍以上、また好ましくは10倍以下、より好ましくは5倍以下であり、また好ましくは2.5倍以上10倍以下、より好ましくは2.5倍以上5倍以下である〔図4(b)参照〕。
ここで、トラフ31の面積は、粉粒体非接触部を含むトラフ31の上面31aの全面積であり、該上面31aの搬送方向Xにおける前後端及び直交方向Yにおける両側縁を含めた面積である。振動発生手段35において振動付加面35aの輪郭の内側に、トラフ31に接触しない部分がある場合、該部分の面積を含めて振動付加面35aの面積とする。
リブ32は、図3(a)に示すように、直交方向Yに延びている。リブ32は、搬送方向Xにおける長さL2は直交方向Yにおける長さL1に対して、好ましくは2%以上、より好ましくは5%以上であり、また好ましくは80%以下、より好ましくは50%以下である。
本実施形態のリブ32は、図3(a)に示すように、直交方向におけるトラフ31の両側縁に亘って配設されているが、該両側縁に亘っていなくても良い。トラフ31に伝搬する振動の変化をより抑える観点から、直交方向Yにおけるリブ32の長さL1は、直交方向Yにおけるトラフ31の長さL3に対して、好ましくは50%以上、より好ましくは80%以上であり、また好ましくは200%以下、より好ましくは100%以下である。
同様の観点から、搬送方向Xにおけるリブ32の長さL2は、搬送方向Xにおけるトラフ31の長さL4に対して、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上であり、また好ましくは80%以下、より好ましくは50%以下である〔図3(a)参照〕。
本実施形態におけるトラフ31は、搬送方向X及び直交方向Yにおける振動発生手段35の各側縁よりも外方に延出している。トラフ31に振動をより均等に伝搬させる観点から、トラフ31は、搬送方向Xに直交する直交方向Yの長さが、振動付加面35aの同方向Yの長さL5よりも長いことが好ましい。直交方向Yにおける振動付加面35aの長さL5は、直交方向Yにおけるトラフ31の長さL3に対して、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上であり、また好ましくは150%以下、より好ましくは100%以下である〔図4(a)参照〕。
平面視におけるリブ32の形状は、特に制限されず、楕円、半円、矩形状等の任意の形状とすることができる。
本実施形態におけるリブ32は、平面視において直交方向Yに延びる長方形状をなしており、その直交方向Yにおける長さが、直交方向Yにおけるトラフ31の長さと一致している。また、振動発生手段35は、図4(b)に示すように、平面視において、直交方向Yにおけるトラフ31の幅を2等分するトラフ中心線CL2と、直交方向Yにおける該振動発生手段35の振動付加面35aの幅を2等分する搬送中心線CL1とが一致するように配設されている。この搬送中心線CL1は、図4(b)に示すように、振動付加面35aの中央Oを通り且つ搬送方向Xに沿う線である。斯かる構成により、トラフ31の直交方向Yの振幅を均一化することができる。このように、リブ32は、振動付加面35aの中央Oを通り、搬送方向Xに沿う搬送中心線CLに対して対称の形状であることが好ましい。搬送中心線CL1に対して対称の形状とは、該搬送中心線CL1に対して線対称な形状であり、例えば、楕円、半円、長方形、正方形、多角形が挙げられる。
本実施形態のリブ32は、図3(b)に示すように、鉛直方向における断面が搬送方向Xに延びる長方形形状である。リブ32の鉛直方向における断面の形状は特に制限されず、四角形、三角形、半円等の任意の形状とすることができる。
振動発生手段35によって発生する振動を受取手段30上の粉粒体Pに適切に伝える観点から、トラフ31は、板状のものが好ましく、より具体的には、図3に示す如き扁平な板部材が好ましい。同様の観点から、リブ32も、板状のものが好ましく、より具体的には、図3に示す如き扁平な板部材が好ましい。
リブ32は、トラフ31と異なる材質であってもよいが、振動伝達性をより向上させる観点から、トラフ31と同一材質であることが好ましい。トラフ31及びリブ32の材質は特に制限されず、鉄、ステンレス鋼、アルミニウム等の金属や、プラスチック等を用いることができる。トラフ31及びリブ32の材質として金属を用いる場合、振動伝達性をより向上させる観点から、固有減衰能が、0.01%以上1%以下であることが好ましく、0.1%以上0.8%以下であることがより好ましい。固有減衰能は、各種材料の0.2%引っ張り永久ひずみに相当する応力、すなわち耐力をσyとしσy/10のせん断応力振幅を用いて、捩り振動法で測定するものである。
固有減衰能(SDC:Specific Damping Capacity )は、各種材料の試験片(長さ150mm×幅12.5mm×厚さ0.9mm)の降伏応力の1/10のせん断応力振幅Aを与えるように加振し、減衰波形を採取し、初期振幅Aの1/3になるまでの減衰波形の振幅(A,A,……A,An+1)を測定して、下記(1)式で算出した値の平均値を用いる。降伏応力は試験片の0.2%引っ張り永久ひずみに相当する応力である。
Figure 0007017901000001
リブ32は、これと別体のトラフ31に接合されることで形成されても良いが、振動を加えても、リブ32をトラフ31に接合した状態を安定して維持する観点から、トラフ31と一体に形成されていることが好ましい。「一体に形成」とは、例えば、ブロック状の金属体から、トラフ31及びリブ32となる部分以外を切削して、トラフ31の上面31a又は下面31bから突出したリブ32が生じるように形成することや、リブ部分を有する型に溶融した金属を流し入れて型成形することが挙げられる。
振動発生手段35としては、受取手段30上、即ちトラフ31上の粉粒体Pを所望の一方向に搬送させ得る振動成分を発生可能なものであれば良く、例えば、圧電セラミック等の圧電素子、振動フィーダー等の公知の振動発生手段が挙げられる。中でも振動フィーダーは、振動発生手段35として好ましく用いられる。また、振動発生手段35の振動数は特に制限されないが、粉粒体の搬送性並びに散布の均一性及び定量性等の観点から、好ましくは50Hz以上、さらに好ましくは100Hz以上、そして、好ましくは500Hz以下、さらに好ましくは300Hz以下、より具体的には、好ましくは50~500Hz、さらに好ましくは100~300Hzである。
本実施形態の粉粒体散布装置1において、ホッパー2とトラフ31とは、該ホッパーの排出口23とトラフ31との間に隙間Gが開くように配設されている(図5参照)。粉粒体Pの詰まりを抑制し、ホッパー2の排出口23から円滑に粉粒体Pを排出する観点から、隙間Gは、粉粒体Pの最大粒子径rの1倍以上であることが好ましい(r≦G)。隙間Gは、粉粒体Pの最大粒子径rを基準として、好ましくは1.5倍以上、さらに好ましくは2倍以上、そして、好ましくは10倍以下、さらに好ましくは5倍以下、より具体的には、好ましくは1.5倍以上10倍以下、さらに好ましくは2倍以上5倍以下である。隙間Gが粉粒体Pの最大粒子径rの10倍以下であると、粉粒体Pの排出速度を一定に保ち易い。特に、搬送手段3に振動発生手段35を備えている場合、振動発生手段35の振幅又は振動数により粉粒体Pの排出量を制御できるが、隙間Gが最大粒子径rの10倍以下であると、ホッパー2の排出口23から排出される粉粒体Pの排出量を制御し易いので好ましい。
粉粒体Pの最大粒子径rは公知の方法により測定することができ、具体的には例えば、乾式篩法(JIS Z8815-1994)、動的光散乱法、レーザー回折法、遠心沈降法、重力沈降法、画像イメージング法、FFF(フィールド・フロー・フラクショネーション)法、静電気検知体法、コールター法等が挙げられる。これらの中でも、レーザー回折法又はコールター法で測定した最大粒子径rを採用することが、再現性と精度の点から好ましい。特に、対象とする粉粒体の形状が不定形である場合、あるいは粉粒体の粒子径が5mm程度以下である場合は、レーザー回折法を用いて粉粒体の最大粒子径rを測定することが好ましい。
粉粒体Pとしては、吸水性ポリマー粒子、砂糖、活性炭、小麦粉、PEペレット、PPペレット、PETチップ、PCチップ、PEグラニュール、PBAビーズ、等の有機物の粉粒体や、金属粉、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、ガラス、石灰等の無機物の粉粒体が挙げられる。粉粒体Pの形状は特に制限されず、例えば、球状、碁石状、楕円形、楕円柱、針状、キュービック状等が挙げられる。粉粒体散布装置1によれば、粉粒体Pが真球状の場合は勿論のこと、真球状以外の形状であっても、基材に対し直交方向Yに均一に定量性良く散布することができる。
本実施形態のホッパー2は、図6に示すように、貯蔵部20の内部空間を画成する内側壁20iの一部が、水平方向及び垂直方向の両方向に交差する方向に延びる傾斜内側壁20isである。ここで、本実施形態において垂直方向は、鉛直方向と一致する。また、内側壁20iの傾斜内側壁20is以外の部分は全て水平方向と直交する垂直方向に延びる垂直壁である。より具体的には図6に示すように、粉粒体Pを貯蔵する貯蔵部20の内部空間は、4枚の内側壁20i,20isで画成されており、各内側壁20i,20isは、それぞれ、粉粒体Pの移動路22を画成する内側壁21iと繋がっているところ、その4枚の内側壁20i,20isのうち搬送方向Xの最下流側又は最上流側に位置する1枚の内側壁20isを除く、残り3枚の内側壁20iの全てが、垂直方向に延びる垂直壁である。ホッパー2は、全ての内側壁20iが垂直壁であっても良いが、傾斜内側壁20isを有することにより、貯蔵部20から排出部21に粉粒体Pの集合体が流れ込む際に、その集合体の流動方向と直交する方向の中央部分が周囲部分よりも流動速度が速くなることが抑制されるため、粉粒体Pの均一な散布により有利となる。
また、排出部21では、図6に示すように、粉粒体Pの移動路22を画成する内側壁21iの全てが、水平方向と直交する垂直方向に延びる垂直壁となっている。換言すると、排出部21の内部空間である移動路22は、該排出部21の貯蔵部20との接続部側端部から排出口23に向けて、搬送方向X及び搬送方向Xと直交する直交方向Yの何れに対しても同じ長さを有する直方体形状となっている。従って、本実施形態のホッパー2では、図6に示すように、搬送方向Xに関しては、貯蔵部20の上底の長さが排出口23の長さよりも長く、直交方向Yに関しては、貯蔵部20の上底の長さが排出口23の長さと同じになっている。ホッパー2はこの構造によって、粉粒体Pを排出口23から安定的に定量排出することが容易になっている。
粉粒体Pと接触するホッパー2の内側壁20i,20is,21iの素材としては、粉粒体Pが付着しにくい素材であることが好ましい。例えば、粉粒体として、塩化ナトリウム等の潮解性を有するものや、吸水性ポリマーのように吸水による変性を来たすような材料を使用する場合には、ホッパー2の内側壁として、熱伝導性が比較的低い素材を用いることが好ましい。熱伝導率としては、粉粒体の散布が行われる作業時の温度下において、25W/m・K以下のものを使用すると好ましい。熱伝導性の低い材料をホッパー2の内側壁として使用することで、ホッパー2内の結露を防止しやすくなるからである。また、ホッパー2の内側壁の素材としては、該内側壁とは反対側に位置してホッパー2の外面を構成する外側壁よりも、熱伝導性の低い素材などを選択することも可能である。そのような相対的に熱伝導性の低い内側壁をホッパー2に採用した場合には、特に、粉粒体として吸水性ポリマーを用いる場合では、吸水性ポリマーが吸水によって膨張したり、粘着性を発現してお互いにくっついてしまうという不都合も生じ難くなるので、後述する本発明の効果を一層確実に奏する観点から好ましい。また、ホッパー2の内側壁20i,20is,21iの素材としては、粉粒体に起因する腐食が発生し難いものであることが好ましく、具体的には例えば、ステンレス鋼、ガラス、ジルコニア、窒化ケイ素等のセラミック材料等が挙げられる。さらに例えば、樹脂粉体のような非導電性材料で、粉粒体Pどうしの間や粉粒体Pと内側壁20i,20is,21iとの接触により静電気が発生しうる材料を粉粒体Pとして使用する場合には、ホッパー2の内側壁20i,20is,21iとして、導電性を有する素材を用いることが望ましい。導電性を有する材料をホッパーの内側壁として使用することで、静電気発生を防止できるからである。そのような材料としては、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム、銅のような金属材料、導電性セラミック、導電性樹脂のような導電性を付与した材料等が挙げられる。
また、ホッパー2の内側壁20i,20is,21iとしては、粉粒体Pが円滑に排出口23へと流れ出るような表面性状を有することが好ましい。従って、ホッパー2の内側壁は、表面が滑らかであって、かつ、動摩擦係数が低いことが好ましい。特に、内側壁のうち、水平方向及び垂直方向の両方向に交差する方向に延びる傾斜内側壁20isが、そのような性状であることが好ましい。具体的には、ホッパー2の内側壁20i,20is,21iの表面粗さ(Ra)は、JIS B 0601-2001に従って測定された値で、10μm以下、特に1μm以下であることが好ましい。
粉粒体Pが散布される散布対象物は、シート状の基材であることが好ましいが、シート状の基材に限られない。シート状の基材としては、各種製法による不織布、樹脂フィルム、織物、編み物、紙等、及びこれらのうちの同種又は異種のものを複数枚積層した積層体等が挙げられる。
また、散布対象物としては、シート状の基材の上に機能性を有する材料や組成物を積層したものが挙げられる。例えば、フィルムや不織布等のシート状の基材の上に、被酸化性金属及び水を含む発熱組成物を塗布するなどして配置したものを、基材とすることができる。そのような形態の例としては、「本発明の粉粒体散布装置を用いて、粉粒体を、連続搬送されるシート状の基材上に散布する、粉粒体の散布方法」の一例として、被酸化性金属の粒子、及び水を含む発熱シートを製造する際に、連続搬送される繊維シートからなるシート状の基材上に、吸水性ポリマーの粒子、金属粒子、固形の電解質等の1又は2以上を散布して、発熱組成物を形成する方法が挙げられる。この基材の発熱組成物の層に、塩化ナトリウム等の電解質や吸水性ポリマーといった粉粒体を、本発明の粉粒体散布装置を用いて散布することにより、これら粉粒体が均一な状態で配置された発熱体を得ることができる。このような発熱体であれば、発熱ムラの少ない、優れた発熱特性を得られることが期待できる。尚、本発明の粉粒体散布装置及び粉粒体の散布方法は、発熱体の製造方法において好ましいものであるが、他の機能性シートの製造方法にも適用可能である。例えば、連続搬送される繊維シートからなるシート状の基材上に、吸水性ポリマーの粒子を散布し、吸水性シートを製造することができる。
また、基材が水分を含む組成物等を含んでいることに起因して、該基材上に散布された粉粒体がその散布直後から該基材上を移動困難である場合には、排出口23から均一な粉粒体散布が行われることが重要となる。その観点から、本発明の粉粒体散布装置は非常に有用なものである。
次に、図7に示す本発明の第二実施形態について説明する。図7は第二実施形態の正面図である。図7に示す実施形態の粉粒体散布装置1は、後述する調整機構及び側壁34がある以外は、図1に示す実施形態の粉粒体散布装置1と同様の構成となっている。
本実施形態においてホッパー2とトラフ31とは、第一実施形態と同様に、ホッパー2の排出口23と、受取手段30のトラフ31との間に隙間Gが開くように配設されている〔図7(a)参照〕。図7(a)に示す粉粒体散布装置1は、ホッパー2及び受取手段30の何れもが水平面Fに対して平行である。より具体的には、直交方向Yにおいて、ホッパー2の排出口23における鉛直方向の下方の端部と、トラフ31の上面31aとが、水平面Fに対して平行である。図7(a)に示す粉粒体散布装置1において、ホッパー2と受取手段30との間の隙間Gは、直交方向Yにおいて一定である。
本実施形態における支持部材5は、第一実施形態と同様に、ホッパー2を固定するものであるが、該ホッパー2の排出口23における鉛直方向の下方の端部が、直交方向Yにおける水平面に対して傾斜するように、該ホッパー2を固定することができる〔図7(b)参照〕。
また、本実施形態における振動発生手段35は、水平面Fに対して傾いた状態で配設することができ、これにより、該振動発生手段35の上面に設けられた受取手段30を、直交方向Yにおける水平面に対して傾斜させることができる〔図7(c)参照〕。
このように、本実施形態の粉粒体散布装置1は、ホッパー2及び受取手段30の少なくとも一方の、直交方向Yにおける水平面に対する傾斜角度を調整可能な調整機構を有している。調整機構は、直交方向Yにおける水平面に対する傾斜角度を0.05°刻みに調整可能であることが好ましい。また、調整機構は、直交方向Yにおける水平面に対する傾斜角度の調整範囲の上限が、0.5°以上であることが好ましい。
前記調整機構として、ホッパー2又は振動発生手段35を搬送方向Xに沿う1軸回りに回動可能に取り付ける取り付け具を用いることができる。例えば、図1に示す粉粒体散布装置において、ホッパー2を固定する支持部材5をベースプレート4に固定するに当たり、直交方向Yの一方の端部側において、該支持部材5及びベースプレート4間にシムを介在させることや、振動発生手段35を固定するに当たり、直交方向Yの一方の端部側においてシムを介在させる等の任意の手段を採用することができる。
本実施形態における粉粒体散布装置1は、前記調整機構によって、ホッパー2及び受取手段30の少なくとも一方を、直交方向Yにおける水平面Fに対して傾かせ、直交方向Yにおける一方の端部側の隙間Gを大きくすることができる。例えば図7(b)に示すように、直交方向Yにおいてホッパー2を水平面Fに対して傾かせた場合、直交方向Yにおける一方の端部側の前記隙間G1が大きくなり〔図7(b)中左側〕、他方の端部側の前記隙間G2が小さくなる〔図7(b)中右側〕。
また、図7(c)に示すように、直交方向Yにおいて受取手段30を水平面Fに対して傾かせた場合、直交方向Yにおける一方の端部側の前記隙間G3が大きくなり〔図7(c)中左側〕、他方の端部側の前記隙間G4が小さくなる〔図7(c)中右側〕。
ホッパー2及び受取手段30の隙間Gが大きい箇所では、該隙間Gが小さい箇所に比して、ホッパー2から排出される粉粒体Pの量が多くなる。そのため、直交方向Yにおいて、トラフ31に伝搬する振動にムラがある場合、トラフ31において伝搬される振動が小さい部分では粉粒体Pの散布量が少なくなるが、該部分における前記隙間Gを大きくすることで、粉粒体Pの散布量を多くすることができる。逆に、トラフ31において伝搬される振動が大きい部分では粉粒体Pの散布量が多くなるが、該部分における前記隙間Gを小さくすることで、粉粒体Pの散布量を少なくすることができる。このような調整機構によって、直交方向Yの一方又は他方の端部側における前記隙間Gを調整することにより、受取手段30に伝搬される振動にムラがあっても、粉粒体Pの散布密度を均一にすることができる。
前述の第一実施形態に斯かる粉粒体散布装置1は、調整機構を具備するものではなかったが、粉粒体Pの散布密度をより均一化する観点から、リブ32と併せて該調整機構を具備することが好ましい。
調整機構は、ホッパー2及び受取手段30の何れか一方を傾かせて前記隙間Gを調整することができるが、粉粒体Pに及ぶ重力の影響を少なくする観点から、ホッパー2を傾かせることが好ましい。
前記第一実施形態におけるトラフ31には、リブ32が配設されており、他の部材は一切配設されていないが、図7に示す実施形態のとおり、トラフ31の搬送方向Xに沿う側縁部に、上面31aから上方のホッパー2側に突出する側壁34を設けても良い。トラフ31にこのような側壁34を設けることによって、ホッパー2の排出口23から排出された粉粒体Pをトラフ31で受け取ることがより一層確実に行えるようになると共に、受け取った粉粒体Pを散布するまでの間、トラフ31の上面31aからこぼさずに上面31a上に留めておくことがより一層確実に行えるようになるため、搬送方向X以外の想定外の方向から粉粒体Pを散布する不都合が生じ難くなる。
本発明は、前記実施形態に制限されず適宜変更可能である。更に、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。
例えば、ホッパー2の排出部21における排出口23の平面視形状は、図3に示す如き長方形形状に限定されず、円形、楕円形、多角形形状等、任意に設定可能であり、例えば、長楕円形状、一方向に長い五角形以上の多角形形状とすることができる。尤も、前述したように、排出口23の平面視形状は、搬送手段3による粉粒体Pの搬送方向Xと直交する直交方向Yの長さの方が搬送方向Xの長さよりも長いような、「一方向に長い形状」であることが好ましい。
また、排出口23が直交方向Yに複数の区画に分割され、排出部21が該複数の区画に1対1で対応する複数の移動路22を有していても良い。
1 粉粒体散布装置
2 ホッパー
20 貯蔵部
21 排出部
22 移動路
23 排出口
3 搬送手段
30 受取手段
31 トラフ
31a 上面
31b 下面
32 リブ
34 側壁
35 振動発生手段
P 粉粒体
X 搬送方向
Y 直交方向

Claims (5)

  1. 内部に粉粒体を貯蔵可能であり且つ該粉粒体の排出口を有するホッパーと、該ホッパーから排出された前記粉粒体を散布位置まで搬送して散布する搬送手段とを備えた粉粒体散布装置であって、
    前記搬送手段は、前記ホッパーから排出された前記粉粒体を受け取る受取手段と、該受取手段を振動させる振動発生手段とを有し、該振動発生手段により該受取手段を振動させることによって、該受取手段上の前記粉粒体を所定の搬送方向に搬送可能になされており、
    前記受取手段は、前記粉粒体を上面で受け取るトラフと、該トラフに設けられ、前記搬送方向に直交する直交方向に延びるリブとを有し、
    前記リブは、前記排出口よりも前記搬送方向の後方に位置し、前記トラフの上面において鉛直方向の上方に突出するように形成されており
    前記リブは、前記振動発生手段が前記トラフに当接する部位よりも前記搬送方向の前方に間隔を開けて配設されている、粉粒体散布装置。
  2. 前記トラフの面積が、前記振動発生手段における前記トラフに当接する振動付加面の面積に対して2.5倍以上である、請求項に記載の粉粒体散布装置。
  3. 前記リブは、前記搬送方向に直交する前記直交方向の長さが、前記振動発生手段における前記トラフに当接する振動付加面の同方向の長さよりも長く、前記振動付加面の中央を通り且つ前記搬送方向に沿う搬送中心線に対して対称の形状である、請求項1又は2に記載の粉粒体散布装置。
  4. 前記リブは、前記トラフと同一材質であり、且つ該トラフと一体に形成されている、請求項1~の何れか1項に記載の粉粒体散布装置。
  5. 前記ホッパーは、ベースプレート上に立設された支持部材により、該ベースプレート上に固定されており、
    前記ホッパー及び前記受取手段の少なくとも一方の、前記搬送方向に直交する方向における水平面に対する傾斜角度を調整可能な調整機構を有しており
    前記調整機構が、前記直交する方向の一方の端部側において、前記支持部材及び前記ベースプレート間に介在させるシムを含んで構成されているものであるか、又は前記受取手段及び振動発生手段間に介在させるシムを含んで構成されている、請求項1~の何れか1項に記載の粉粒体散布装置。
JP2017200929A 2017-10-17 2017-10-17 粉粒体散布装置 Active JP7017901B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017200929A JP7017901B2 (ja) 2017-10-17 2017-10-17 粉粒体散布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017200929A JP7017901B2 (ja) 2017-10-17 2017-10-17 粉粒体散布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019073373A JP2019073373A (ja) 2019-05-16
JP7017901B2 true JP7017901B2 (ja) 2022-02-09

Family

ID=66544990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017200929A Active JP7017901B2 (ja) 2017-10-17 2017-10-17 粉粒体散布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7017901B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017094294A (ja) 2015-11-26 2017-06-01 花王株式会社 粉粒体の散布方法及び粉粒体散布装置、並びに粉粒体含有物品の製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5489796U (ja) * 1977-12-08 1979-06-25
US4821782A (en) * 1987-01-29 1989-04-18 Hyer Industries, Inc. Powder feeder
JPH10197154A (ja) * 1996-12-27 1998-07-31 Shinko Electric Co Ltd 振動コンベヤ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017094294A (ja) 2015-11-26 2017-06-01 花王株式会社 粉粒体の散布方法及び粉粒体散布装置、並びに粉粒体含有物品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019073373A (ja) 2019-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI682884B (zh) 粉粒體散布裝置及粉粒體之散布方法、以及含粉粒體物品之製造方法
BR112017027505B1 (pt) Método e sistema para fabricação de um artigo abrasivo
JP2017094294A (ja) 粉粒体の散布方法及び粉粒体散布装置、並びに粉粒体含有物品の製造方法
WO2017061339A1 (ja) 粉粒体散布装置及び粉粒体の散布方法、並びに粉粒体含有物品の製造方法
JP7017901B2 (ja) 粉粒体散布装置
JP2019052013A (ja) 粉粒体散布装置及び粉粒体含有物品の製造方法
JP6882125B2 (ja) 粉粒体散布装置
JP6688710B2 (ja) 粉粒体散布装置及び粉粒体の散布方法
JP6719336B2 (ja) 粉粒体の散布方法
WO2021166375A1 (ja) 粉粒体散布装置及び粉粒体の散布方法
RU2595708C2 (ru) Устройство и способ для распределения сыпучего твердого материала
JP6396791B2 (ja) 粉粒体散布装置及び粉粒体の散布方法
JP7228475B2 (ja) 粉粒体散布装置
JP3574645B2 (ja) 搬送装置
CN108946171A (zh) 料斗装置
US6417464B2 (en) Extended range feeders
Nazarenko et al. Research of technical systems of materials sorting processes
WO2021166731A1 (ja) 粉粒体の散布方法及び粉粒体含有物品の製造方法
RU87413U1 (ru) Вибрационный питатель
JP7102244B2 (ja) 粉粒体散布装置
WO2018180266A1 (ja) 粉粒体の散布装置および散布方法
JP7356851B2 (ja) 粉粒体の散布方法
RU2797575C1 (ru) Устройство для подачи сыпучего материала
US20230192410A1 (en) Improvements in Vibratory Feeders
WO2003031294A1 (fr) Dispositif de distribution de particules en poudre et element de decalage

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220128

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7017901

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151