JP7017084B2 - 成膜装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

成膜装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本明細書に開示の技術は、成膜装置、および、成膜装置を用いた半導体装置の製造方法に関する。
特許文献1には、基板の表面に膜を成長させる成膜装置が開示されている。成膜装置は反応室を有している。成膜処理では、反応室内に基板をセットし、反応室内に成膜用原料を含むガスを導入することで、反応室内の基板の表面に膜を成長させる。この成膜装置では、反応室の上流側の配管(ガスを供給するための配管)に、ガス中の成膜用原料の濃度を測定する濃度測定器が設置されている。濃度測定器により、反応室に供給されるガス中の成膜用原料の濃度を測定することができる。
特開2009-231428号公報
極めて低濃度の成膜用原料の測定が要求される場合がある。例えば、窒化物半導体のp型層の成膜では、nmol/minのオーダのマグネシウム原料の濃度測定が要求される。このような測定が可能な検出感度の高い濃度測定器として、例えば、ガス中の成膜用原料の「分圧」をモニターする濃度測定器が用いられる。このような濃度測定器の一例としては、赤外分光方式の測定器が挙げられる。分圧をモニターする濃度測定器を、反応室に接続されている配管上に配置すると、反応室の圧力変動に応じて濃度測定器の圧力も変動するため、濃度測定器における原料分圧も同時に変動してしまう。すると、反応室の圧力が低い成膜条件を用いた場合に、濃度測定器における原料分圧が、濃度測定器が測定可能な原料分圧の下限値を下回ってしまう場合がある。このような場合、原料濃度の測定が困難になってしまう。
したがって、本明細書では、反応室の圧力に影響されずに、反応室に供給されるガス中の成膜用原料の濃度を測定することが可能な技術を提供する。
本明細書が開示する成膜装置は、基板の表面に膜を成長させる。この成膜装置は、原料ガス供給装置と、反応室と、原料ガス供給装置と反応室とを接続している第1配管と、第1配管に設置されており、第1配管を流れるガスの流量を制御する流量制御器と、流量制御器の上流側で第1配管から分岐する第2配管と、第2配管内を流れるガス中の原料の濃度を測定する濃度測定器と、濃度測定器よりも下流側の第2配管に設置されている第1圧力制御器と、を備えている。第1圧力制御器は、第1圧力制御器および流量制御器よりも上流側の領域であって原料ガス供給装置よりも下流側の領域であって濃度測定器を含んだ領域の圧力を、反応室の圧力とは独立して制御可能である。
なお、基板は、半導体基板であってもよいし、半絶縁基板や絶縁基板等の他の基板であってもよい。
第1圧力制御器によって、濃度測定器を含んだ領域の圧力を、反応室の圧力と独立して制御することができる。反応室の圧力変動に応じて、濃度測定器における原料分圧が変動してしまうことがない。よって、反応室の圧力が低い成膜条件を用いた場合であっても、濃度測定器における原料分圧が、濃度測定器が測定可能な分圧の下限値を下回ってしまう事態を防止することができる。反応室の圧力に影響されずに、反応室に供給されるガス中の原料の濃度を高精度に測定することが可能となる。
濃度測定器よりも上流側の第2配管に設置されている第2圧力制御器をさらに備えていてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
第2圧力制御器は、第2圧力制御器および流量制御器よりも上流側の領域であって原料ガス供給装置よりも下流側の領域の圧力を制御可能であってもよい。第1圧力制御器は、第1圧力制御器よりも上流側の領域であって第2圧力制御器よりも下流側の領域であって濃度測定器を含んだ領域の圧力を制御可能であってもよい。第2圧力制御器によって制御される圧力は、第1圧力制御器によって制御される圧力よりも高くてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
第2圧力制御器と濃度測定器との接続経路を一定温度に保持するヒータをさらに備えていてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
濃度測定器と第1圧力制御器とは、バルブを有さない配管で接続されていてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
濃度測定器は、ガス中の原料の分圧をモニターしてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
また、本明細書は、成膜装置を用いた成膜処理を備える半導体装置の製造方法を提供する。成膜装置は、原料ガス供給装置と、反応室と、原料ガス供給装置と反応室とを接続している第1配管と、第1配管に設置されており、第1配管を流れるガスの流量を制御する流量制御器と、流量制御器の上流側で第1配管から分岐する第2配管と、第2配管内を流れるガス中の原料の濃度を測定する濃度測定器と、濃度測定器よりも下流側の第2配管に設置されている第1圧力制御器と、を備えている。製造方法は、反応室内に基板を配置する工程と、反応室に成膜用原料を含むガスを流すことによって反応室内に配置された基板の表面に膜を成長させる工程と、膜を成長させる工程と並行して、第2配管に成膜用原料を含むガスを流しながら、濃度測定器によって第2配管内を流れるガスに含まれる成膜用原料の濃度を測定する工程と、を有している。第1圧力制御器は、濃度測定器の圧力を、反応室の圧力より高く制御する。
この方法によれば、第1圧力制御器によって、濃度測定器の圧力を、反応室の圧力より高く制御することができる。よって、反応室の圧力が低い成膜条件を用いた場合であっても、濃度測定器における原料分圧が、濃度測定器が測定可能な分圧の下限値を下回ってしまう事態を防止することができる。
実施例1の成膜装置10の配管図。 比較例の測定結果を示すグラフ。 本実施例の測定結果を示すグラフ。 成膜装置10を用いて製造される縦型MOSFETの断面図。 成膜装置10を用いて製造される横型MOSFETの断面図。 実施例2の成膜装置10Aの配管図。
(成膜装置10の構成)
図1は、本実施例に係る成膜装置10を示している。成膜装置10は、Mg原料ガス供給器50と、Ga原料ガス供給器70と、N原料ガス供給器72と、成膜器20を有している。成膜器20は、反応室22を有している。各原料ガス供給器50、70、72から成膜器20の反応室22に原料ガスが供給される。成膜処理においては、反応室22内に基板80を配置し、基板80の表面に膜を成長させる。本実施例では、基板80として窒化ガリウム系の半導体基板または半絶縁基板を使用する。本実施例では、基板80の表面にp型のGaN(窒化ガリウム)の半導体膜を成長させる。
Ga原料ガス供給器70は、Ga(ガリウム)を供給するためのGa原料ガスとしてトリメチルガリウムを含むガスを供給する。N原料ガス供給器72は、N(窒素)を供給するためのN原料ガスとしてアンモニアを含むガスを供給する。Mg原料ガス供給器50は、p型不純物であるMg(マグネシウム)を含むMg原料ガスとしてCp2Mg(ビス(シクロペンタジエニル)マグネシウム)を含むガスを供給する。本実施例ではGa原料ガス供給器70とN原料ガス供給器72の構成は一般的である。よって図1においては、Mg原料ガス供給器50の方が、Ga原料ガス供給器70とN原料ガス供給器72よりも詳細に示されている。
(Mg原料ガス供給器50の構成)
Mg原料ガス供給器50は、キャリアガス供給器52、キャリアガス供給管54、原料容器供給管56、原料容器58、原料容器排出管60及び原料容器バイパス管62を有している。
キャリアガス供給器52は、キャリアガス供給管54の上流端に接続されている。キャリアガス供給器52は、キャリアガス供給管54内にキャリアガスを導入する。キャリアガスは、Mg原料と反応がなく、かつ、純度の高いガスが好ましく、本実施例では水素ガスである。キャリアガスは、約250kPaの圧力で供給される。キャリアガス供給管54には、開閉弁54aが設置されている。開閉弁54aは、キャリアガス供給管54を開閉することができる。成膜処理中においては、開閉弁54aは開かれている。キャリアガス供給管54の下流端は、原料容器供給管56と原料容器バイパス管62に分岐している。キャリアガス供給管54内を下流端まで流れたキャリアガスは、原料容器供給管56と原料容器バイパス管62とに分かれ、それぞれの内部を流れる。
上述したように、原料容器供給管56の上流端は、キャリアガス供給管54の下流端に接続されている。原料容器供給管56の下流端は、原料容器58に接続されている。原料容器供給管56には、流量制御器56aと開閉弁56bが設置されている。流量制御器56aは、流量調整弁を内蔵しており、設定された流量のガスが原料容器供給管56内に流れるように流量調整弁の開度を調節する。本実施例では、流量制御器56aの最大流量は約100sccmであり、流量制御器56aの設定流量は約100sccmとされている。流量制御器56aは、最大流量の約1%の誤差範囲内で流量を制御することができる。開閉弁56bは、流量制御器56aの下流側で、原料容器供給管56に設置されている。開閉弁56bは、原料容器供給管56を開閉することができる。原料容器58には、原料容器排出管60の上流端が接続されている。原料容器排出管60には、開閉弁60aが設置されている。開閉弁60aは、原料容器排出管60を開閉することができる。原料容器供給管56と原料容器排出管60とを接続するように、開閉弁61aが接続されている。成膜処理中においては、開閉弁56b、60aは開かれており、開閉弁61aは閉じられている。
原料容器58内には、成膜用原料の供給源として、固体原料58aが配置されている。本実施例では、固体原料58aは、固体のCp2Mgである。原料容器58内の固体原料58aは、約20℃に保たれている。キャリアガス供給管54から原料容器供給管56に流入したガスは、原料容器供給管56、原料容器58及び原料容器排出管60内を下流側へ流れる。キャリアガスが原料容器58内に流入すると、原料容器58内の固体原料58aが気化し、成膜用原料となるガス(Cp2Mgガス)が発生する。発生した成膜用原料は、キャリアガスと混合される。このため、原料容器58内で、成膜用原料(Cp2Mgガス)を高濃度に含む高濃度原料ガスが生成される。したがって、原料容器排出管60には、高濃度原料ガスが流れる。
上述したように、原料容器バイパス管62の上流端は、原料容器供給管56の上流端とともにキャリアガス供給管54の下流端に接続されている。つまり、原料容器バイパス管62の上流端は、キャリアガス供給管54の下流端と原料容器供給管56の上流端とに接続されている。原料容器バイパス管62の下流端は、原料容器排出管60と合流して、原料ガス供給管64になっている。すなわち、原料容器バイパス管62の下流端は、原料容器排出管60の下流端と原料ガス供給管64の上流端とに接続されている。原料容器バイパス管62には、流量制御器62aが設置されている。流量制御器62aは、流量調整弁を内蔵しており、原料容器バイパス管62内に設定された流量のガスが流れるように流量調整弁の開度を調節する。本実施例では、流量制御器62aの最大流量は約2000sccmであり、流量制御器62aの設定流量は100~1900sccmとされている。流量制御器62aは、最大流量の約1%の誤差範囲内で流量を制御することができる。
原料容器排出管60の下流端まで流れた高濃度原料ガスと、原料容器バイパス管62の下流端まで流れたキャリアガスは、原料ガス供給管64内に流入し、原料ガス供給管64内で混合される。その結果、高濃度原料ガスよりも成膜用原料の濃度が低下したガスが、原料ガス供給管64内で生成される。原料ガス供給管64内のガスが、Mg原料ガスとして成膜器20に供給される。原料ガス供給管64の下流端は、成膜器20内で反応室供給管24と反応室バイパス管28に分岐している。原料ガス供給管64内を下流端まで流れたMg原料ガスは、反応室供給管24と反応室バイパス管28とに分かれ、それぞれの内部を流れる。
(成膜器20の構成)
成膜器20は、反応室供給管24、反応室22、反応室排出管26、反応室バイパス管28を有している。上述したように、反応室供給管24の上流端は、原料ガス供給管64の下流端に接続されている。反応室供給管24の下流端は、反応室22に接続されている。反応室供給管24には、流量制御器24aと開閉弁24bが設置されている。流量制御器24aは、流量調整弁を内蔵しており、反応室供給管24内に設定された流量のガスが流れるように流量調整弁の開度を調節する。本実施例では、流量制御器24aの最大流量は約20sccmであり、流量制御器24aの設定流量は約10sccmとされている。流量制御器24aは、最大流量の約1%の誤差範囲内で流量を制御することができる。
開閉弁24bは、流量制御器24aの下流側で、反応室供給管24に設置されている。開閉弁24bは、反応室供給管24を開閉することができる。反応室22には、反応室排出管26の上流端が接続されている。反応室排出管26には、開閉弁26aが設置されている。開閉弁26aは、反応室排出管26を開閉することができる。成膜処理中においては、開閉弁24b、26aは開かれている。反応室22内には基板80が配置される。反応室22は、図示しないヒータを備えている。ヒータによって、反応室22内に配置された基板80を加熱することができる。本実施例の成膜処理では、基板80を約980℃に加熱する。
反応室供給管24内を流れるMg原料ガスは、反応室22内に導入される。同時に、Ga原料ガス供給器70から反応室22にGa原料ガスが導入され、N原料ガス供給器72から反応室22にN原料ガスが導入される。Ga原料ガス、N原料ガス、及び、Mg原料ガスが混合されたガスが、反応室22内の基板80の表面に供給される。すると、基板80の表面にp型のGaNの結晶が析出する。これによって、基板80の表面にp型のGaN膜がエピタキシャル成長する。反応室22内のガスは、反応室排出管26に排出される。
上述したように、反応室バイパス管28の上流端は、反応室供給管24の上流端とともに原料ガス供給管64の下流端に接続されている。つまり、反応室バイパス管28の上流端は、原料ガス供給管64の下流端と反応室供給管24の上流端とに接続されている。反応室バイパス管28の下流端は、反応室排出管26と合流して、原料ガス排出管30になっている。すなわち、反応室バイパス管28の下流端は、反応室排出管26の下流端と原料ガス排出管30の上流端とに接続されている。
原料ガス排出管30の下流部は分岐している。分岐した一方の管に真空ポンプ90が設置されており、分岐した他方の管に流量可変バルブ92が設置されている。真空ポンプ90と流量可変バルブ92は、反応室圧力制御機構の一部を構成している。反応室圧力制御機構は、さらに、反応室22内の圧力を測定する測定器(図示省略)を有する。流量可変バルブには、圧力調整用ガスが流れる。流量可変バルブ92は、反応室22内の圧力が指令値通りになるように圧力調整用ガスの流量をフィードバック制御する。真空ポンプ90が原料ガス排出管30内のガスを外部に排出することで、図1の矢印に示すようにガスの流れが生じる。流量可変バルブ92で圧力調整用ガスの流量を制御することで、図1の領域R1内の圧力を任意に調整することができる。換言すると、流量可変バルブ92によって、反応室22の圧力を制御可能である。
反応室バイパス管28には、第2圧力制御器28a、濃度測定器28b、第1圧力制御器28c、及び開閉弁28dが設置されている。濃度測定器28bは、第2圧力制御器28aの下流側に配置されている。第1圧力制御器28cは、濃度測定器28bの下流側に配置されている。開閉弁28dは、第1圧力制御器28cの下流側に配置されている。
第2圧力制御器28aは、第2圧力制御器28aよりも上流側の配管内の圧力を一定の圧力に制御する。より詳細には、第2圧力制御器28aは、原料容器58と原料容器58より下流側、流量制御器62aより下流側、流量制御器24aより上流側及び第2圧力制御器28aより上流側の配管内の圧力を制御する。すなわち第2圧力制御器28aは、図1における領域R2内の圧力を制御可能である。換言すると、第2圧力制御器28aは、原料容器58内の圧力を制御可能である。
濃度測定器28bは、反応室バイパス管28内を流れるMg原料ガス中の成膜用原料(すなわち、Cp2Mgガス)の濃度を測定する。本実施例では、濃度測定器28bは、成膜用原料の「分圧」をモニターする測定器である。具体的には、濃度測定器28bは、フーリエ変換赤外分光方式の濃度測定器(Fourier transform infrared spectrometer:FT-IR)である。上述したように、原料ガス供給管64から成膜器20に供給されたMg原料ガスは、反応室供給管24と反応室バイパス管28に分かれて流れる。したがって、反応室供給管24内のMg原料ガス中の成膜用原料の濃度と、反応室バイパス管28内のMg原料ガス中の成膜用原料の濃度は、略等しい。このため、濃度測定器28bで反応室バイパス管28内のMg原料ガス中の成膜用原料の濃度を測定することで、反応室22に供給されるMg原料ガス中の成膜用原料の濃度を測定することができる。
濃度測定器28bには、記録器29が電気的に接続されている。濃度測定器28bは、成膜処理中に繰り返し成膜用原料の濃度(反応室バイパス管28内のMg原料ガス中の成膜用原料の濃度)を測定し、それらの測定値は記録器29に記憶される。
第1圧力制御器28cは、第1圧力制御器28cよりも上流側の領域であって第2圧力制御器28aよりも下流側の領域であって濃度測定器28bを含んだ領域の圧力を、一定の圧力に制御する。すなわち第1圧力制御器28cは、図1における領域R3内の圧力を制御可能である。換言すると、第1圧力制御器28cは、濃度測定器28b内の圧力を制御可能である。
濃度測定器28bと第1圧力制御器28cとは、バルブを有さない配管で接続されている。これにより、バルブの影響を排除できるため、第1圧力制御器28cによって濃度測定器28b内の圧力をより高精度に制御することができる。
また第2圧力制御器28a、濃度測定器28b、第1圧力制御器28cは、ヒータ31を備えている。これにより、第2圧力制御器28aと濃度測定器28bとの接続経路を一定温度に保持することができる。温度変動に起因する、成膜用原料の「分圧」の変動を抑制することができるため、成膜用原料の濃度測定の精度を高めることが可能となる。
開閉弁28dは、反応室バイパス管28を開閉することができる。成膜処理中においては、開閉弁28dは開かれている。
(半導体装置の製造方法)
成膜装置10を用いた成膜処理により半導体装置を製造する方法について説明する。まず、反応室22内に基板80を配置する。次に、開閉弁61aを閉じ、開閉弁54a、56b、60a、26a及び28dを開く。また、流量制御器56a、62a及び24a、第1圧力制御器28c、第2圧力制御器28a、流量可変バルブ92の設定値を、所定値に設定する。第2圧力制御器28aにより制御される領域R2の圧力は、第1圧力制御器28cにより制御される領域R3の圧力よりも高くてもよい。また第1圧力制御器28cにより制御される領域R3の圧力は、流量可変バルブ92によって制御される反応室22内の圧力よりも高くてもよい。
本実施例では、第2圧力制御器28aによって、領域R2の圧力が1200Torrに設定される。また第1圧力制御器28cによって、領域R3の圧力が600Torrに設定される。また流量可変バルブ92によって、領域R1の圧力(すなわち反応室22内の圧力)が約300Torrに制御される。
また、キャリアガス供給器52によってキャリアガスの供給を開始するとともに、反応室に水素、窒素、アンモニアの混合ガスを基板上に供給し、原料ガス排出管30に設置されている真空ポンプ90を作動させることで、図1の矢印に示すガスの流れを生じさせる。ここで、図示していないが、上述した水素及び窒素を供給するガス供給器(原料ガスではないガスを供給する装置)が、反応室22に接続されている。また、上述したアンモニアは、N原料ガス供給器72から供給される。
次に、基板80の温度を成膜温度まで上昇させる。基板80の温度が成膜温度に到達したら、濃度測定器28bの濃度値が一定値に達していることを確認し、Ga原料ガス供給器70を作動させて、反応室22にGa原料ガスを供給して、Ga原料ガスを既に供給されているアンモニアガスと反応させる。同時に、開閉弁24bを開く。これによって、反応室22にMg原料ガスが供給される。このため、基板80の表面にp型のGaNの結晶が析出し、その表面にp型のGaN膜が成長する。成長の直前に、濃度測定器の濃度値が一定値に達していることを確認しているから、Mg原料ガスが不安定なまま成膜を行うことを防ぐことができる。このため、基板80の表面に好適にGaN膜が成長する。また、反応室22には、流量制御器24aで設定された流量のMg原料ガスが供給される。流量制御器24aで設定されている流量(10sccm)が小さいので、p型不純物濃度が低いGaN膜を成長させることができる。
また、反応室22内でGaN膜を成長させる工程中に、反応室バイパス管28内にもMg原料ガスが流れる。反応室バイパス管28内のMg原料ガス中における成膜用原料の濃度は、濃度測定器28bによって測定される。測定された濃度は、流量制御器24aを通過して反応室22に供給されるMg原料ガス中における成膜用原料の濃度と略等しく、反応室22内のガス中における成膜用原料の濃度に比例する。したがって、反応室22で成膜処理を実施しながら、反応室22に供給されるMg原料ガス中のおける成膜用原料の濃度を測定することができる。濃度測定器28bは、成膜処理中に繰り返し成膜用原料の濃度を測定し、その測定結果は記録器29に記憶される。したがって、この方法によれば、成膜処理中に反応室22に供給されるMg原料ガス中の成膜用原料の濃度をモニタリングすることができる。したがって、濃度に異常が生じると、その異常をすぐに検知することができる。このため、異常時に成膜処理を停止することができ、異常が生じたまま成膜処理が継続されることを防止することができる。
上述した成膜処理が終了したら、必要な半導体領域をイオン注入等によって形成して、半導体装置を製造することができる。
(効果)
本実施例に係る成膜装置10では、濃度測定器28b内の成膜用原料であるCp2Mgの分圧P1は、下式(1)により表すことができる。
分圧P1=(流量F1・蒸気圧P2・圧力P3)/(流量F2・圧力P4) ・・・式(1)
ここで、流量F1は、流量制御器56aの流量である。蒸気圧P2は、成膜用原料(すなわち、Cp2Mgガス)の蒸気圧である。圧力P3は、第1圧力制御器28cによって設定される、濃度測定器28b内の圧力である。流量F2は、流量制御器56aと流量制御器62aの流量の合計値である。圧力P4は、第2圧力制御器28aによって設定される、原料容器58内の圧力である。
式(1)から、Cp2Mgの分圧P1は、反応室22の圧力とは独立して制御可能であることが分かる。また、分圧P1は、第1圧力制御器28cにより設定される圧力P3に比例することが分かる。よって、圧力P3を第1圧力制御器28cで適切に制御することで、分圧P1が、濃度測定器28bで測定可能な原料分圧の下限値を下回らないようにすることができる。圧力P3の適切な制御例としては、濃度測定器28bの圧力を反応室22の圧力より高くする制御が挙げられる。反応室22の圧力に影響されずに、反応室22に供給されるガス中の原料の濃度を、濃度測定器28bで高精度に測定することが可能となる。よって、本実施例の成膜装置10によれば、p型不純物濃度が低い膜を成長させる場合であっても、膜のp型不純物濃度を正確に制御することができる。
原料容器58から供給される成膜用原料(Cp2Mgガス)は、固体原料58aを気化させることで生成する。よって原料ガス濃度は、原料容器58の圧力の影響を受けてしまう。本実施例に係る成膜装置10は、第2圧力制御器28aを備えている。これにより、領域R2内の圧力を、領域R3内の圧力と独立して制御できる。換言すると、原料容器58の圧力を、濃度測定器28bの圧力から独立した任意の圧力にすることができる。従って、原料ガスの濃度の自由度を高めることが可能となる。
第2圧力制御器28aによって制御される領域R2の圧力は、第1圧力制御器28cによって制御される領域R3の圧力よりも高くされる。これにより、第2圧力制御器28a側から第1圧力制御器28c側へのガスフローを生み出すことができる。成膜装置10の配管内でガスが滞留してしまうことがない。
(測定例)
成膜装置10を用いた測定例を説明する。例として、反応室22に0.5~5nmol/minのCp2Mgを供給する場合における濃度測定結果を説明する。反応室22の圧力は、流量可変バルブ92によって300Torrに制御される。原料容器58を含んだ領域R2の圧力は、第2圧力制御器28aによって1200Torrに制御される。また、濃度測定器28bの検出下限が0.7mTorrである場合を説明する。
まず、比較例の成膜装置での測定結果を説明する。比較例の成膜装置は、第1圧力制御器28cを備えず、濃度測定器28bが開閉弁28dに直接に接続されている装置構成を有する。比較例の成膜装置は、第1圧力制御器28cを備えないため、濃度測定器28bの圧力は反応室22の圧力と同じ300Torrとなる。図2に、比較例での測定結果を示す。横軸は飽和蒸気圧から計算される分圧であり、右側に行くほどCp2Mgの供給量が多くなることを示している。縦軸は、濃度測定器28bで実測されたCp2Mgの分圧値である。図2において、検出限界である0.7mTorr以下の領域にハッチングをしている。この領域で実測された分圧値は、信頼性が低い。
図2の領域R11に示すように、比較例の成膜装置では、Cp2Mgの供給量が最も少ない場合には、濃度測定器28bで実測されたCp2Mgの分圧が検出限界の0.7mTorr以下になってしまう。すなわち比較例の成膜装置は、Cp2Mgの供給量が少ない場合に、Cp2Mgの濃度が測定できない場合がある。
次に、本実施例に係る成膜装置10での測定結果を説明する。本実施例に係る成膜装置10では、第1圧力制御器28cによって、濃度測定器28bの圧力は、反応室22の圧力よりも高い600Torrとされている。図3に、本実施例での測定結果を示す。図3の領域R12に示すように、本実施例の成膜装置10では、Cp2Mgの供給量が最も少ない場合であっても、濃度測定器28bで実測されたCp2Mgの分圧を検出限界の0.7mTorr以上にすることができる。これは、本実施例の濃度測定器28bの圧力を、比較例の濃度測定器28bの圧力に対して2倍にすることができるため、実測されるCp2Mgの分圧も2倍にすることができるためである。すなわち、第1圧力制御器28cによって濃度測定器28bの圧力を適切に制御することで、Cp2Mgの供給量が少ない場合においても、Cp2Mgの濃度を高精度で測定することが可能になる。
なお、第1圧力制御器28cによる濃度測定器28bの圧力の設定値は一例である。例えば濃度測定器28bの圧力を1200Torrに設定すれば、実測されるCp2Mgの分圧を、比較例に対して4倍に上昇させることが可能になる。
(半導体装置の例示)
図4および図5は、本実施例の成膜装置10で製造可能な半導体装置を例示している。図4の半導体装置は、縦型のMOSFETである。図4のMOSFETは、GaN半導体基板の表面に、ゲート電極110、ソース電極112、ドレイン電極114、層間絶縁膜116、ゲート絶縁膜118を有している。半導体基板は、n型のドレイン層120、n型のドリフト層122、p型のボディ層124及びn型のソース層126を有している。ボディ層124は、本実施例の成膜装置10によってエピタキシャル成長させた層である。ソース層126は、エピタキシャル成長させたp型のボディ層124にn型不純物をイオン注入することで形成されたn型層である。
図4のMOSFETにおいて、閾値電圧として一般に3~10Vが要求される。このような閾値を満たすために、ボディ層124のp型不純物濃度(Mg濃度)として5×1017cm-3以下の濃度が必要であり、深さ方向において均一な濃度プロファイルが必要である。本実施例の成膜装置10によれば、このようなボディ層124の成膜が可能である。
図5の半導体装置は、横型のMOSFETである。図5のMOSFETでは、半絶縁基板230上にp型のボディ層224が設けられている。また、ボディ層224の一部に、n型のドレイン層220とn型のソース層226が形成されている。半導体層の表面には、ゲート電極210、ソース電極212、ドレイン電極214、層間絶縁膜216、ゲート絶縁膜218が配置されている。ボディ層224は、本実施例の成膜装置10によって半絶縁基板230上にエピタキシャル成長させた層である。ドレイン層220とソース層226は、エピタキシャル成長させたp型のボディ層224にn型不純物をイオン注入することで形成されたn型層である。
図5のMOSFETにおいて、閾値電圧として一般に5V以下が要求される。このような閾値を満たすために、ボディ層224のp型不純物濃度(Mg濃度)として1×1017cm-3以下の濃度が必要である。本実施例の成膜装置10によれば、このようなボディ層224の成膜が可能である。
図6に、実施例2に係る成膜装置10Aを示す。図6において、実施例1の成膜装置10と異なる部分には、符号の末尾に「A」を付している。図1と図6で同一の符号が付されている部分は同一内容であるため、説明を省略する。
実施例2に係る成膜装置10Aは、実施例1の成膜装置10に比して、第2圧力制御器28aを備えない構成を有している。第1圧力制御器28cは、原料容器58を含んだ領域であって、原料容器58および流量制御器62aより下流側の領域であって、第1圧力制御器28cおよび流量制御器24aよりも上流側の領域であって、濃度測定器28bを含んだ領域の圧力を、一定の圧力に制御する。すなわち第1圧力制御器28cは、図6における領域R2A内の圧力を制御可能である。換言すると、第1圧力制御器28cは、濃度測定器28b内の圧力を、反応室22の圧力と独立して制御可能である。
(効果)
実施例1に係る成膜装置10と同様に、第1圧力制御器28cによって、濃度測定器28bの圧力を、反応室22の圧力とは独立して適切に制御することができる。これにより、濃度測定器28bで測定可能な原料分圧の下限値を、原料ガスの分圧が下回らないようにすることができる。反応室22の圧力に影響されずに、反応室22に供給されるガス中の原料の濃度を高精度に測定することが可能となる。
以上、実施形態について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独あるいは各種の組み合わせによって技術有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの1つの目的を達成すること自体で技術有用性を持つものである。
原料容器58は、原料ガス供給装置の一例である。反応室供給管24は、第1配管の一例である。反応室バイパス管28は、第2配管の一例である。
10:成膜装置、20:成膜器、24:反応室供給管、24a:流量制御器、28:反応室バイパス管、28a:第2圧力制御器、28b:濃度測定器、28c:第1圧力制御器、31:ヒータ、58:原料容器、60:原料容器排出管

Claims (6)

  1. 基板の表面に膜を成長させる成膜装置であって、
    原料ガス供給装置と、
    反応室と、
    前記原料ガス供給装置と前記反応室とを接続している第1配管と、
    前記第1配管に設置されており、前記第1配管を流れるガスの流量を制御する流量制御器と、
    前記流量制御器の上流側で第1配管から分岐する第2配管と、
    第2配管内を流れるガス中の原料の濃度を測定する濃度測定器と、
    前記濃度測定器よりも下流側の前記第2配管に設置されている第1圧力制御器と、
    前記濃度測定器よりも上流側の前記第2配管に設置されている第2圧力制御器と、
    を備えており、
    前記第1圧力制御器は、前記第1圧力制御器および前記流量制御器よりも上流側の領域であって前記原料ガス供給装置よりも下流側の領域であって前記濃度測定器を含んだ領域の圧力を、前記反応室の圧力とは独立して制御可能である、成膜装置。
  2. 前記第2圧力制御器は、前記第2圧力制御器および前記流量制御器よりも上流側の領域であって前記原料ガス供給装置よりも下流側の領域の圧力を制御可能であり、
    前記第1圧力制御器は、前記第1圧力制御器よりも上流側の領域であって前記第2圧力制御器よりも下流側の領域であって前記濃度測定器を含んだ領域の圧力を制御可能であり、
    前記第2圧力制御器によって制御される圧力は、前記第1圧力制御器によって制御される圧力よりも高い、請求項に記載の成膜装置。
  3. 前記第2圧力制御器と前記濃度測定器との接続経路を一定温度に保持するヒータをさらに備える、請求項1または2に記載の成膜装置。
  4. 前記濃度測定器と前記第1圧力制御器とは、バルブを有さない配管で接続されている、請求項1~の何れか1項に記載の成膜装置。
  5. 前記濃度測定器は、ガス中の原料の分圧をモニターする、請求項1~の何れか1項に記載の成膜装置。
  6. 成膜装置を用いた成膜処理を備える半導体装置の製造方法であって、
    前記成膜装置が、
    原料ガス供給装置と、
    反応室と、
    前記原料ガス供給装置と前記反応室とを接続している第1配管と、
    前記第1配管に設置されており、前記第1配管を流れるガスの流量を制御する流量制御器と、
    前記流量制御器の上流側で第1配管から分岐する第2配管と、
    第2配管内を流れるガス中の原料の濃度を測定する濃度測定器と、
    前記濃度測定器よりも下流側の前記第2配管に設置されている第1圧力制御器と、
    を備えており、
    前記製造方法が、
    前記反応室内に基板を配置する工程と、
    前記反応室に成膜用原料を含むガスを流すことによって前記反応室内に配置された前記基板の表面に膜を成長させる工程と、
    前記膜を成長させる前記工程と並行して、前記第2配管に前記成膜用原料を含むガスを流しながら、前記濃度測定器によって前記第2配管内を流れるガスに含まれる前記成膜用原料の濃度を測定する工程と、
    を有し、
    前記第1圧力制御器は、前記濃度測定器の圧力を、前記反応室の圧力より高く制御する、製造方法。
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