JP7017007B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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本発明は、自動車などの車両に組み込まれて、ターンランプやポジションランプなどの各種ランプ類として用いられる車両用灯具に関する。
従来から、車両に搭載される灯具が知られている(たとえば特許文献1を参照)。同文献に開示された車両用灯具は、LED光源と、透光性を有する棒状の導光体とを備えている。前記導光体は、LED光源から発せられて内部に入射した光を反射させながら進行させつつ、長手方向側方の出射面から出射するものである。
このような構成の車両用灯具によれば、導光体の長手方向に沿った出射面により、比較的に広い領域から光を出射することができる。その一方、光出射面の長手方向各所における光度が低下する傾向になる。車両のターンランプなどランプの種類によっては、光度が所定以上であることが要求されるが、上記構成ではそのような光度を達成できない虞れが生じる。
特開2016-139465号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、光度を高めつつ線状の発光形状を実現するのに適した車両用灯具を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を採用した。
本発明によって提供される車両用灯具は、第1の光源と、当該第1の光源からの光を入射させる入射面、および第1の方向に長手状に延び、かつ前記第1の方向と交差する第2の方向に向けて光を出射させる出射面を有する導光体と、前記第1の方向に長手状に延び、前記導光体に対して前記第2の方向に離間して配置されたレンズ体と、前記第1の光源に対して前記第2の方向に離間して配置され、前記第1の方向に方向付けられた光を前記レンズ体に向けて発するための第2の光源と、を備えることを特徴としている。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係る車両用灯具の一例を示す部分断面図である。 図1のII-II線に沿う拡大断面図である。 図1の部分拡大図である。 インナレンズ(レンズ体)の変形例を示す、図3と同様の断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態につき、図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1および図2は、本発明に係る車両用灯具の一例を示している。本実施形態の車両用灯具A1は、たとえば車両のターンランプとして用いられるものであり、ヘッドライト(図示略)の近傍に設けられている。
図1に示すように、車両用灯具A1は、第1の光源1と、第2の光源2と、導光体3と、インナレンズ4と、を備えている。なお、図1は、車両用灯具A1を水平面で切断した部分断面図である。同図において、方向xは、車両の幅方向(より具体的には車両右方で車両外側)である。方向yは、車両前方であり、方向xと直交する。
第1および第2の光源1,2は、たとえばLED(Light Emitting Diode)である。これら第1および第2の光源1,2は、共通の基板5に搭載されている。基板5は方向yに沿うように配置されている。
導光体3は、第1の光源1から発せられる光を透過させる材料からなる。本実施形態では、導光体3は、透明であり、たとえばアクリル樹脂などの透明樹脂材料により構成される。導光体3の各部の外面は、光の反射が可能な滑らかな面とされている。
導光体3は、入射側端部31および本体部32を備える。入射側端部31は、第1の光源1に近接しており、入射面311を有する。入射面311は、第1の光源1に対向しており、第1の光源1から発せられる光を導光体3の内部に入射させる部位である。
本体部32は、入射側端部31につながり、方向xにおいて長手状に延びている。本体部32は、入射面311から入射側端部31の内部に入射した光を進行させる。本体部32では、その外面(厳密には外面と外部空気との界面)において反射させることにより、先端側(方向x側)へ順次進行させる。本実施形態において、本体部32は、方向y側に凸となるように緩やかに湾曲している。本体部32(導光体3)の先端側(車両外側寄り)は、車両幅方向外側(方向x)に向かうほど後方に変位するように延びる。本体部32の先端側が延びる方向d1と方向xとのなす角度θ1は、たとえば0~45°であり、好ましくは10~30°程度である。
本体部32は、出射面321を有する。出射面321は、方向y側を向いており、本体部32の長手方向に沿って形成されている。
本体部32の外面の後面側(方向yとは反対側)には、凹凸部位322が形成されている。凹凸部位322は、本体部32の長手方向に沿って交互に配列された複数の凸部および複数の凹部によって構成される。凹凸部位322は、本体部32内にて導かれた光を反射することにより、方向y側へ当該光を進行させる。出射面321の各所において、全反射臨界角より小さい入射角で入射した光が、当該出射面321をそのまま通過して外部に出射する。したがって、本体部32内を進行する光は、本体部32の長手方向に形成された出射面321からライン状に出射する。図2に示すように、本体部32は概略断面円形状であり、凹凸部位322は、そのような断面円形部に付加された凸状領域となるように形成されている。なお、これとは反対に、凹凸部位322を断面円形部の凹状領域となるように形成してもよい。
インナレンズ4は、導光体3に対して、方向yにおいて離間して配置されている。インナレンズ4は、方向xにおいて長手状に延びている。前方から見た時(即ち、方向yの反対側に向いて見た時)に、導光体3はインナレンズ4と重なっている。インナレンズ4は、当該インナレンズ4に向けて進行してきた光を反射ないし透過させて、正面側(方向y側)に出射する。本実施形態において、インナレンズ4は、方向y側に凸となるように緩やかに湾曲している。インナレンズ4の先端側(車両外側寄り)は、車両幅方向外側(方向x)に向かうほど後方に変位するように延びる。インナレンズ4の先端側が延びる方向d2と方向xとのなす角度θ2は、たとえば0°を越えて45°以下程度とされる。インナレンズ4の他の詳細については、後述する。
第2の光源2は、第1の光源1に対して方向yにおいて離間して配置されている。本実施形態において、第2の光源2は、方向yにおいて第1の光源1とインナレンズ4の車両内側寄り(図1において方向xとは反対側)の部位との間に位置する。上述のように、第2の光源2が搭載される基板5は、方向yに沿うように配置されている。図1に示すように、本実施形態においては、第2の光源2に対して方向x側に近接する位置に光学制御レンズ6が配置されている。第2の光源2から発せられた光は、光学制御レンズ6を透過することにより平行光となる。光学制御レンズ6から出た当該平行光は、方向xに方向付けられる。ここで、「方向xに方向付けられる」とは、光学制御レンズ6から出た光の進行方向が厳密に方向xと一致する場合の他に、当該進行方向が方向xと多少ずれた方向を向いている場合も含むことを言う。光学制御レンズ6から出た光は、インナレンズ4に向かう。なお、光学制御レンズ6は必ずしも設ける必要はない。光学制御レンズ6を具備しない場合、第2の光源2から発せられる光は、その指向方向が方向xに方向付けられて、インナレンズ4に向かう。
インナレンズ4は、発光領域41および凹凸部位42を有する。発光領域41は、方向y側を向いており、インナレンズ4の長手方向に沿って形成されている。凹凸部位42は、インナレンズ4の外面の後面側(方向yとは反対側)に形成されている。凹凸部位42は、インナレンズ4の長手方向に沿って交互に配列された複数の凸部および複数の凹部によって構成される。
凹凸部位42には、導光体3(本体部32)の出射面321から出射された光が入射する。当該入射光は、インナレンズ4内を方向y側へ進行し、発光領域41から出射する。凹凸部位42にはまた、第2の光源2から発せられて光学制御レンズ6を透過した光が入射する。図3に示すように、凹凸部位42の各凸部の頂点421は、インナレンズ4の長手方向において車両内側(図中右側)に偏倚している。これにより、図1、図3に示すように、第2の光源2から発せられて光学制御レンズ6を透過し、方向xに方向付けられた光は、凹凸部位42において透過および反射することにより方向y側へ進行し、発光領域41から出射する。このようなことから理解されるように、インナレンズ4においては、導光体3(本体部32)の出射面321から出射されたライン状の光と第2の光源2から発せられた光とが入射し、それぞれの入射光が重複した状態で発光領域41から方向y側へ出射される。
上記構成のインナレンズ4は、本発明で言うレンズ体の一例に相当する。なお、インナレンズ4の正面側(方向y側)には、たとえばインナレンズ4を保護するためのアウタレンズ(図示略)が配置されている。このアウタレンズによりインナレンズ4が覆われている。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態においては、第1の光源1に対し、方向xと直交(交差)する方向yにおいて離間して第2の光源2が配置されている。第2の光源2から発せられた光は、光学制御レンズ6を透過し、方向xに方向付けられてインナレンズ4に向かう。このような構成によれば、インナレンズ4において導光体3の出射面321から出射されたライン状の光と第2の光源2から発せられた光とがインナレンズ4に入射する。ここで、第2の光源2から発せられる光が方向xに指向されているため、第2の光源2からの光は、インナレンズ4の長手方向における比較的広い範囲に入射する。そして、インナレンズ4の長手方向に沿った比較的広い範囲において、導光体3からの光と第2の光源2からの光とが重複して発光領域41から方向yへ向けて出射される。したがって、第2の光源2を適切に配置することにより、インナレンズ4の発光領域41各所の光度を効率よく高めることができる。
上述のように、第2の光源2から発せられる光は、インナレンズ4の長手方向における比較的広い範囲に入射する。これにより、インナレンズ4の発光領域41の一部が極端に明るくなること(点光り)を抑制することができる。
本実施形態において、導光体3(本体部32)およびインナレンズ4は、それぞれ、方向y側に凸となるように緩やかに湾曲し、かつ先端側(車両外側寄り)が車両幅方向外側(方向x)に向かうほど車両後方に変位するように延びる。このような構成によれば、第2の光源2から発せられる光を、インナレンズ4の長手方向においてより広い範囲に到達させることができる。その結果、インナレンズ4の発光領域41においては、長手方向におけるより広い範囲で第2の光源2からの光の重複による光度の向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は上記した実施形態に限定されるものではない。本発明の各部の具体的な構成は、種々に変更が可能である。
上述の実施形態では、インナレンズ4が延びる方向d2と方向xとのなす角度θ2が比較的小さい場合(15~20°程度)について説明したが、当該角度θ2をより大きくしてもよい。図4は、インナレンズ4が延びる方向d2と方向xとのなす角度θ2が約45°の場合を示している。この場合においても、凹凸部位42を同図に示した形状とすることにより、導光体3からの光と第2の光源2からの光とを重複させて、発光領域41から方向yへ向けて出射することができる。
上述の実施形態では、ターンランプとして用いるのに適した車両用灯具A1について説明したが、これに限定されない。本発明に係る車両用灯具は、ターンランプ以外のたとえばポジションランプ、テールランプなどを構成するものとして用いてもよく、さらに車室内用の各種ランプに用いてもよい。
A1 車両用灯具
1 第1の光源
2 第2の光源
3 導光体
31 入射側端部
311 入射面
32 本体部
321 出射面
322 凹凸部位
4 インナレンズ(レンズ体)
41 発光領域
42 凹凸部位
421 頂点
5 基板
6 光学制御レンズ
x 方向(第1の方向)
y 方向(第2の方向)
d1,d2 方向
θ1,θ2 角度

Claims (1)

  1. 第1の光源と、
    当該第1の光源からの光を入射させる入射面、および第1の方向に長手状に延び、かつ前記第1の方向と交差する第2の方向に向けて光を出射させる出射面を有する導光体と、
    前記第1の方向に長手状に延び、前記導光体に対して前記第2の方向に離間して配置されたレンズ体と、
    前記第1の光源に対して前記第2の方向に離間して配置され、前記第1の方向に方向付けられた光を前記レンズ体に向けて発するための第2の光源と、を備え
    前記レンズ体は、前記第2の方向側に凸となるように緩やかに湾曲しており、
    前記レンズ体は、前記第2の方向とは反対側に形成された凹凸部位を有し、
    前記凹凸部位は、前記レンズ体の長手方向に沿って交互に配列された複数の凸部および複数の凹部によって構成される、車両用灯具。
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