JP7014399B2 - 机 - Google Patents

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Description

本開示は、机に関する。
従来、下記特許文献1に開示されるように、天板と、幕板とを備えた机がある。
特開2014-213086号公報
床面に固定されていない机のうち、特に机の移動を頻繁に行う用途に用いられる机においては、なるべく机全体の重量が軽いことが望ましい。天板及び幕板を軽量化するためには、それらを薄く成形することが考えられるが、そのように構成された天板や幕板では強度が低下して変形し易くなってしまう場合がある。
本開示の目的は、変形を抑制することができる机を提供することである。
本開示の第1の態様は、天板を備える机であって、前記天板は、該天板の前方の端部から下方に延びる前縦壁と、該天板の左方の端部から下方に延びる左縦壁と、該天板の右方の端部から下方に延びる右縦壁と、を有しており、前記前縦壁は、前記左縦壁及び前記右縦壁よりも上下方向の長さが長く形成されている、机である。
このような構成であれば、前縦壁、左縦壁、及び右縦壁によって、天板の強度が向上し、変形が抑制される。さらに、前縦壁が最も長く形成されていることから、天板の前方部分の強度をより高めることができる。一般に天板は前後方向よりも左右が長く形成されていることから、左右方向と交差する方向(例えば前後方向)を軸とした捻りを生じさせる変形が起こり易いが、前方部分の強度を高めることで、そのような変形を抑制することができる。また、左縦壁と右縦壁とが下方に長く延びすぎると、使用者にとって不便が生じ易いが、前縦壁は使用者への影響が少なく都合がよい。
上述した机は、さらに、幕板を備え、前記前縦壁に設けられる天板連接部と、前記幕板における上方部分に設けられる幕板連接部と、が、前記天板又は前記幕板の厚さ方向に並べて配置されていてもよい。
このような構成であれば、天板連接部と幕板連接部とが重複した重複部分において、変形が生じにくい強固な構造が形成される。例えば、幕板連接部が天板連接部よりも表側に配置される場合、幕板に表側から裏側に向かう荷重が加えられると、幕板に加わる荷重が幕板連接部を介して天板連接部に伝わり、天板においてもその荷重の一部を受けることができる。よって、荷重が掛かったときの幕板の変形を抑制できる。
また上述した本開示の第1の態様の机において、さらに、少なくとも一部が前記天板の下側の面に沿って配置される天板支持部を備え、前記左縦壁及び前記右縦壁のうちの少なくともいずれか一方の下端には、上向きの切欠きが形成されており、前記天板支持部の少なくとも一部は、前記切欠きの内部を通過して前記天板の側方に延び出していてもよい。
このような机であれば、天板と天板支持部との一体感や相互に関連することによる美観を創出することができ、机の美観を向上することができる。
本開示の第2の態様は、机であって、略水平方向に拡がる水平部と、略垂直方向に拡がる垂直部と、を含み、前記水平部と前記垂直部とが一体として形成される屈曲部材と、前記水平部及び前記垂直部のうちの少なくともいずれか一方に連接され、該一方の拡がる面に沿って拡がる拡張部材と、を備える、机である。
このような机であれば、交差する水平部と垂直部とが一体となった屈曲部材が高い強度を有するため、屈曲部材やその周囲の変形を抑制することができる。
なお上記の机において、前記水平部は当該机の天板の少なくとも一部を構成し、前記拡張部材は当該机の幕板の少なくとも一部を構成してもよい。また、前記垂直部は当該机の幕板の少なくとも一部を構成し、前記拡張部材は当該机の天板の少なくとも一部を構成してもよい。
このような構成であれば、天板と幕板とを連接させることにより、互いの強度を高くすることができる。
なお、上述した本開示の第1の態様の机において、天板と幕板とを設ける場合には、前記天板と前記幕板の境界部分に手掛け部が形成されていてもよい。また、上述した本開示の第2の態様の机において、前記屈曲部材と前記拡張部材との境界部分に手掛け部が形成されていてもよい。このような構成であれば、机に手掛け部を形成することができる。
また、上述した本開示の第1の態様の机において、天板と幕板とを設ける場合には、前記天板と前記幕板の境界部分に窪みが形成されていてもよい。また上述した本開示の第2の態様の机において、前記屈曲部材と前記拡張部材との境界部分に窪みが形成されていてもよい。このような構成であれば、机に窪みを形成することができる。例えば机の上面に窪みを形成することで、ペントレーとして機能させることができる。
実施形態の机の斜視図である。 実施形態の机の斜視図である。 実施形態の机の正面図である。 実施形態の天板及び幕板の斜視図である。 机がスタッキングした状態を示す側面図である。 実施形態の天板連接部及びその周辺部分の拡大斜視図である。 実施形態の幕板連接部及びその周辺部分の拡大斜視図である。 図8Aが図3のVIIIA-VIIIA断面図であり、図8Bが図3のVIIIB-VIIIB断面図である。 図3のIX-IX断面図である。 図10A~図10Dが、変形例の天板連接部及び幕板連接部の断面図であり、図10E~図10Hが、変形例の天板連接部及び幕板連接部の側面図である。 図11Aが変形例の机の斜視図であり、図11Bが天板連接部及び幕板連接部の右側面近傍の拡大図である。 変形例の机の斜視図である。 変形例の机の斜視図である。
以下に本開示の実施形態を図面と共に説明する。
[1.実施形態]
[1-1.全体構成]
本実施形態の机1は、図1~図3に示されるように、天板11と、幕板13と、フレーム15と、を有している。机1は使用者の着席位置が想定されるものであって、天板11の後方が着席側となる。また左右の方向は、机1の使用者を基準とする方向である。机1は左右方向に関して対称形である。
天板11は、主板21と、前縦壁23と、左縦壁25Lと、右縦壁25Rと、後縦壁26と、を備える。天板11を構成する各部31は、一体として形成される。
主板21は、略矩形であって前後左右方向、言い換えると水平方向に拡がる。前縦壁23は、主板21の前方部分に設けられ、主板21前方の端部から下方に延びる。すなわち、前縦壁23は垂直方向に広がる。左縦壁25Lは、主板21の左方の端部から下方に延びる板状の部材である。右縦壁25Rは、主板21の右方の端部から下方に延びる板状の部材である。後縦壁26は、主板21の後方の端部から下方に延びる板状の部材である。主板21が水平部の一例であり、前縦壁23が垂直部の一例である。また天板11が屈曲部材の一例である。
このような構成である天板11は、下方が開放された箱型の形状である。前縦壁23は、左縦壁25L及び右縦壁25Rよりも上下方向の長さが長く、より下方まで延び出している。主板21の後端における一部の範囲は下方に傾斜しており、その結果、後縦壁26の上下方向の長さは左縦壁25L及び右縦壁25Rよりも短くなっている。
前縦壁23は、その左右の下方に設けられた左下端部23L及び右下端部23Rにおいて幕板13と連接する。前縦壁23と幕板13の前側面の段差は小さく形成されており、それによって、天板11と幕板13とが一体的な印象を与える形状となる。また前縦壁23の下端の中央部と幕板13の上端の中央部との間、すなわち天板11と幕板13との境界部分には、指などを挿入可能な手掛け部31が形成されている。天板11と幕板13との連接構造の詳細については、後述する。
図4に示されるように、左縦壁25L及び右縦壁25Rには、前後方向に関して中央よりもやや後方寄りの位置に、半円形の上向きの切欠き27が形成されている。主板21の下側面には、前後方向に延びる中空の略直方体である突条部28が左右に1つずつ設けられている。
説明を図1~図3に戻る。
幕板13は、略矩形の板状の部材であって、机1の前方において前縦壁23の下端につながるように配置される。詳細には、幕板13の上端の左側部分に設けられた左上端部13Lが左下端部23Lと連接され、右側部分に設けられた右上端部13Rが右下端部23Rと連接される。幕板13が、拡張部材の一例である。
フレーム15は、上下に長さを有し、天板11及び幕板13を床面から離れた位置に保持する脚部41を、左右両側に有する。脚部41は、前脚42、後脚43、及び連結部44を有する。前脚42は、脚部41の中では相対的に前方に位置し、上下方向に延びる。後脚43は、脚部41の中では相対的に後方に位置し、上下方向に延びる。連結部44は、前脚42と後脚43の下端を前後に連結する。
またフレーム15は、天板11を支持する下部構造体50として、前杆51、天板支持部52、左右両側に設けられた一対の前後杆53、及び、スタックガード54を有する。これらは、天板11の下側面に沿って配置される。
前杆51は、左右両側の前脚42の上端同士を連結する。天板支持部52は、左右両側の後脚43の上端同士を連結する。前後杆53は、突条部28を左右及び下方から覆うように設けられ、前後に並ぶ前杆51と天板支持部52とを連結する。スタックガード54は前後杆53の下側の面に配置されており、前後方向に長さを有する。またスタックガード54は下部構造体50の下端に位置する。
天板支持部52は、主板21に対して下方から直接的に又は間接的に接触し、天板11を支持している。天板支持部52は、その左右両端部分よりも左右中央部分が後方に位置するように屈曲している。また天板支持部52は、左右両方の端部において、切欠き27の内部を通過して天板11の側方に延び出した保持部61が形成されている。
この机1は、スタッキングが可能に構成されている。図5に示されるように、複数の机1がスタッキングされた状態で、上側の机1が、下側の机1よりも若干前方にずれて配置される。下側に配置される机1の天板11の主板21における上側の面に、上側に配置される机1のスタックガード54の下端面が当接する。
[1-2.天板と幕板との連結構造]
図6~図9を用いて天板11と幕板13との連結構造を説明する。
図6は天板11を下方から見た斜視図である。なお図6では左下端部23L及びその周辺を図示する。右下端部23Rは左下端部23Lの左右を反転した形状である。天板11の前縦壁23には、左下端部23Lの下端において、天板連接部71が設けられている。
天板連接部71は、左下端部23Lの下端において、後方側の面75が前方に凹んだ形状となっている部分である。言い換えると、天板連接部71は、後方側の面75が、天板11の左下端部23Lにおける天板連接部71に隣接する第1隣接部81における後方側の面よりも、前方側の領域に位置している。
天板連接部71の右端部には、後方に向かって長さを有する内側当接部82が設けられている。天板連接部71の左端部には、後方に向かって長さを有する外側当接部83が設けられている。外側当接部83の後端には、外側当接部83よりも内側(右側)に向かって突出する後方当接部84が設けられている。
図7は幕板13を上方から見た斜視図である。なお図7では左上端部13L及びその周辺を図示する。右上端部13Rは左上端部13Lの左右を反転した形状である。左上端部13Lの上端には、幕板連接部72が設けられている。つまり、幕板連接部72は幕板13の上方部分に設けられる。
幕板連接部72は、左上端部13Lの上端において、前方側の面76(図8A、8B参照)が後方に凹んだ形状になっている部分である。言い換えると、幕板連接部72は、前方側の面76が、幕板13の左上端部13Lにおける幕板連接部72に隣接する第2隣接部91における前方側の面よりも、後方側の領域に位置している。
幕板連接部72の右端部には、後方に向かって長さを有する内側延出部92が設けられている。幕板連接部72の左端部には、後方に向かって長さを有する外側延出部93が設けられている。
図8A、8B及び図9に示されるように、天板連接部71及び幕板連接部72は、幕板13の厚さ方向、すなわち前後方向に並べて配置されている。幕板連接部72が、相対的に幕板13の裏側(後方側)に配置される。
本実施形態では、天板連接部71と幕板連接部72の間には小さなクリアランスが形成されているが、天板連接部71及び幕板連接部72は当接していてもよい。
天板連接部71及び幕板連接部72は、上述したように周囲よりも前後方向に関して凹んだ形状であるため、前後方向に並べて配置されたときに、天板連接部71の前方側の表面と第2隣接部91の前方側の表面との段差がほとんどない、いわゆる面一の状態となる。また、幕板連接部72の後方側の表面と第1隣接部81の後方側の表面の段差もほとんどなくなる。
また、幕板連接部72は、図9に示されるように、外側延出部93が、天板連接部71と、後方当接部84と、によって、前後に挟まれる。また、幕板連接部72は、内側当接部82と、外側当接部83と、によって左右から挟まれる。すなわち、幕板連接部72は、前縦壁23によって前後左右から挟まれた状態となる。また、左上端部13Lと右上端部13R、及び、左下端部23Lと右下端部23Rは左右対称形状である。そのため、図9に示されるように、右上端部13Rの外側延出部93は、右下端部23Rの外側当接部83によって右側が覆われ、同時に、図示しないが、左上端部13Lの外側延出部93は、左下端部23Lの外側当接部83によって左側が覆われる。すなわち、幕板13全体として見たときには、幕板13に設けられる左右2つの幕板連接部72は、左右から外側当接部83により挟まれる。
[1-3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)本実施形態の机1では、天板11が、主板21と交差する前縦壁23、左縦壁25L、及び右縦壁25Rと一体に構成されることによって、天板11の強度が向上する。そのため、天板11の変形が抑制される。また、前縦壁23が最も長く形成されていることから、天板11の前方部分の強度をより高めることができる。それにより、左右方向と交差する方向(例えば前後方向)を軸とした捻りを生じさせる変形が生じることをより高度に抑制できる。
また、前縦壁23が下方向に長く延び出していても、左縦壁25Lと右縦壁25Rとが下方に長く延びすぎる場合と比較して使用者への影響が少なく都合がよい。
(1b)机1では、天板連接部71と幕板連接部72とが前後方向に重複している。そのため、その重複部分においては変形が生じにくくなる。具体的には、前縦壁23に前方から後方に向かう荷重が加えられると、前縦壁23に加わる荷重を、幕板連接部72を介して幕板13により受けることができる。よって、机1は、荷重が加えられたときの天板連接部71の変形を抑制することができる。
(1c)幕板連接部72は、前後方向及び左右方向に関して、前縦壁23によって挟まれた位置関係となっている。そのため、幕板連接部72と天板連接部71との位置がずれにくくなる。具体的には、荷重が加えられることにより、相対的に幕板連接部72が前方に移動しようとする場合には、幕板連接部72が天板連接部71に当接し、幕板連接部72が後方に移動しようとする場合には、外側延出部93が後方当接部84に当接する。同様に、幕板連接部72が左右のいずれかに移動しようとする場合には、左右いずれかの外側延出部93が外側当接部83に当接する。よって、天板連接部71と幕板連接部72との間のずれが生じにくくなり、それらのずれに起因する机1の美観の低下を抑制できる。
(1d)天板連接部71は、幕板連接部72に対向する後方側の面75が、第1隣接部81よりも前方よりに位置している。また、幕板連接部72は、天板連接部71に対向する前方側の面76が、第2隣接部91よりも後方よりに位置している。そのため、天板連接部71と幕板連接部72との重複部分が厚くなってしまうことが抑制され、机1の美観の低下を抑制することができる。
(1e)保持部61は切欠き27の内部を通過して天板11の側方に延び出しているため、天板11と保持部61との一体感や相互の関連性による美観を創出することができ、机1の美観を向上させることができる。
また、保持部61は切欠き27の内部を通過していることから、天板11の上端から保持部61の下端までの距離が小さくなる。これにより、スタッキングのピッチを小さくすることができる。仮に、保持部61が左縦壁25L又は右縦壁25Rの下方を通過するように設けられた場合、スタックガード54の下端面よりも保持部61の下端が低くなってしまうことでスタッキングのピッチが大きくなってしまうが、上記実施形態の机1ではそのような問題を抑制できる。
[2.その他の実施形態]
以上本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
(2a)上記実施形態において例示した天板連接部71及び幕板連接部72は一例であり、その具体的な構成は特に限定されない。
例えば、上記実施形態の机1では、手掛け部31によって左右に分けられることにより、天板連接部71及び幕板連接部72の組み合わせが2組設けられる構成を例示したが、例えば机が手掛け部を有しておらず、1組の天板連接部及び幕板連接部の組み合わせを有するように構成されていてもよいし、3組以上に分けて設けられていてもよい。
また、天板連接部及び幕板連接部の具体的な形状も特に限定されない。図10A~10Hに天板連接部及び幕板連接部の具体的な形状の例を示す。図10Aは、図9と同じ位置の平面による断面図である。天板連接部と幕板連接部とが前後に並ぶ前(すなわち、天板と幕板とを組み付ける前)の状態の側面図を図10Bに模式的に示す。この天板連接部71aは、幕板連接部72aの前方に配置されるとともに、幕板連接部72aを左右方向から挟み込む。
以下の図10C、10E、10Gは、図10Aと同じ平面による断面図である。また図10D、10F、10Hは、図10Bと同様に、天板連接部と幕板連接部とが前後に並ぶ前の状態の模式的な側面図である。
図10C、10Dに示す例では、幕板連接部72bが前後から天板連接部71bに挟まれる。
図10E、10Fに示す例では、天板連接部71cが、前後のみでなく左右方向からも幕板連接部72cを挟むように構成される。
図10G、10Hに示す例では、天板連接部71dと幕板連接部72dとが互い違いに配置される。
また、天板連接部と幕板連接部とは、いずれが前方に位置していてもよい。すなわち、上記実施形態及び図10にて示した天板連接部と幕板連接部との位置関係が反対になっていてもよい。
すなわち、天板連接部及び幕板連接部のうちの少なくともいずれか一方である第1部は、該第1部から上記一方とは異なる他方である第2部へ向かう方向を所定方向としたときに、上記第1部における上記所定方向側の面が、該第1部が設けられた天板又は幕板における該第1部に隣接する隣接部における上記所定方向側の面よりも、上記所定方向とは反対方向の領域に位置するように形成されていてもよい。
また、上記第1部は、上記第2部よりも、相対的に天板又は幕板の裏側に配置される部分であってもよい。
(2b)上記実施形態においては、天板11の前方において下方に延びる前縦壁23と、幕板13とが連接する構成を例示したが、天板11と幕板13とが連接する位置は上記実施形態に限定されない。例えば、図11に示される机101ように、幕板113が、上下方向に長さを有する主板部121と、主板部121の上端から後方に向かって広がる副板部122と、を有しており、幕板連接部132が、副板部122に設けられる構成としてもよい。このとき、天板111の前方には前縦壁23に対応する部分はなく、天板の前端に天板連接部131が設けられる。天板連接部131及び幕板連接部132は、いずれも左右に広がる板状の部材であって、天板連接部131が幕板連接部132の表側(上側)となるように重ねて配置される。
天板連接部131と幕板連接部132の具体的な構成は図11の構成に限定されず、それらが上下方向、すなわち、天板111の厚さ方向に並べて配置されていれる限りにおいて様々な形態とすることができる。例えば、天板連接部131が幕板連接部132の裏側に配置されていてもよい。
机101の天板連接部131と幕板連接部132の境界部分には、下方に窪む凹部141が左右方向に拡がって形成されている。この凹部141は、ペントレーとして使用することができる。この机101において、幕板113が屈曲部材の一例であり、天板111が拡張部材の一例である。窪みの一例である凹部141は、天板111左右方向の両端部まで延在しているが、左右方向における一部分にのみ配置されていてもよい。
(2c)上記実施形態では、手掛け部31は貫通孔となる構成を例示したが、手掛け部は、手や指を挿入可能に構成されていれば、前方から後方に向かって窪む凹部であってもよい。その場合、凹部の内部などにおいて天板と幕板とが連接することとなるが、その部分には天板連接部と幕板連接部が形成されていてもよいし、されていなくともよい。
また上記実施形態では、手掛け部31として、前縦壁23の下端部分に設けられた上側に向かう切欠きと、幕板13の上端部分に設けられた下側に向かう切欠きと、を含む構成を例示した。しかしながら、手掛け部は、前縦壁23及び幕板13のうちのいずれか一方にのみ形成された切欠き部分によって構成されていてもよい。
(2d)上記実施形態では、水平部の一例である主板21が水平方向に拡がり、垂直部の一例である前縦壁23が垂直方向に拡がる構成を例示した。しかしながら、主板21の拡がる方向は厳密に水平方向である必要はなく、机101の天板として利用可能な範囲で水平方向から傾斜を有した略水平方向であってもよい。また前縦壁23も同様に、拡がる方向が厳密に垂直方向でなくともよく、幕板13と連接して一体感を有する範囲で垂直方向から傾斜を有した略垂直方向であってもよい。この場合、幕板13も幕板としての機能を発揮できる範囲で垂直方向から傾斜していてもよい。
また、水平部は、少なくとも天板の一部を構成するものであってもよい。言い換えると、天板の全部が水平部であってもよいし、天板の一部が水平部であってもよい。また、垂直部は、少なくとも幕板の一部を構成するものであってもよい。言い換えると、幕板の全部が垂直部であってもよいし、幕板の一部が垂直部であってもよい。
(2e)上記実施形態では、屈曲部材に該当する天板11と拡張部材に該当する幕板13とが連接される構成を例示した。また、図11においては幕板113が屈曲部材に該当し、天板111が拡張部材に該当する構成を例示した。しかしながら、図12に示される机151のように、屈曲部材152が、天板153及び幕板154と連接するように構成されていてもよい。屈曲部材152は、一体に構成された水平部155と垂直部156とを備える部材である。
(2f)上記実施形態では、天板と幕板とが異なる部材である構成を例示したが、図13に示す机161のように、天板と幕板とが、天板部162と幕板部163とを有する1つの複合部164によって構成されていてもよい。机161は、机1と同様に、天板部162の右方の端部から下方に延びる右縦壁165の他、左縦壁及び後縦壁を備えている。つまり、複合部164は下方が開放された箱型である。
(2g)上記実施形態における1つの構成要素を、複数の構成要素によって実現したり、複数の構成要素を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…机、11…天板、13…幕板、13L…左上端部、13R…右上端部、15…フレーム、21…主板、23…前縦壁、23L…左下端部、23R…右下端部、25L…左縦壁、25R…右縦壁、26…後縦壁、27…切欠き、28…突条部、31…手掛け部、41…脚部、42…前脚、43…後脚、44…連結部、50…下部構造体、51…前杆、52…天板支持部、53…前後杆、54…スタックガード、61…保持部、71,71a~71d…天板連接部、72,72a~72d…幕板連接部、75…面、76…面、81…第1隣接部、82…内側当接部、83…外側当接部、84…後方当接部、91…第2隣接部、92…内側延出部、93…外側延出部、101…机、111…天板、113…幕板、121…主板部、122…副板部、131…天板連接部、132…幕板連接部、141…凹部、151…机、152…屈曲部材、153…天板、154…幕板、155…水平部、156…垂直部、161…机、162…天板部、163…幕板部、164…複合部、165…右縦壁

Claims (10)

  1. 天板を備える机であって、
    前記天板は、該天板の前方の端部から下方に延びる前縦壁と、該天板の左方の端部から下方に延びる左縦壁と、該天板の右方の端部から下方に延びる右縦壁と、を有しており、
    前記前縦壁は、前記左縦壁及び前記右縦壁よりも上下方向の長さが長く形成されている、机。
  2. 請求項1に記載の机であって、
    さらに、幕板を備え、
    前記前縦壁に設けられる天板連接部と、前記幕板における上方部分に設けられる幕板連接部と、は、前記天板又は前記幕板の厚さ方向に並べて配置されている、机。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の机であって、
    さらに、少なくとも一部が前記天板の下側の面に沿って配置される天板支持部を備え、
    前記左縦壁及び前記右縦壁のうちの少なくともいずれか一方の下端には、上向きの切欠きが形成されており、
    前記天板支持部の少なくとも一部は、前記切欠きの内部を通過して前記天板の側方に延び出している、机。
  4. 請求項2に記載の机であって、
    前記天板と前記幕板の境界部分に手掛け部が形成されている、机。
  5. 請求項2に記載の机であって、
    前記天板と前記幕板の境界部分に窪みが形成されている、机。
  6. 机であって、
    略水平方向に拡がる水平部と、略垂直方向に拡がる垂直部と、を含み、前記水平部と前記垂直部とが一体として形成される屈曲部材と、
    前記水平部及び前記垂直部のうちの少なくともいずれか一方に連接され、該一方の拡がる面に沿って拡がる拡張部材と、を備え
    前記垂直部は当該机の幕板の少なくとも一部を構成し、前記拡張部材は当該机の天板の少なくとも一部を構成する、机。
  7. 机であって、
    略水平方向に拡がる水平部と、略垂直方向に拡がる垂直部と、を含み、前記水平部と前記垂直部とが一体として形成される屈曲部材と、
    前記水平部及び前記垂直部のうちの少なくともいずれか一方に連接され、該一方の拡がる面に沿って拡がる拡張部材と、を備え
    前記屈曲部材と前記拡張部材とは、同一のフレームに固定される、机。
  8. 請求項に記載の机であって、
    前記水平部は当該机の天板の少なくとも一部を構成し、前記拡張部材は当該机の幕板の少なくとも一部を構成する、机。
  9. 請求項から請求項のいずれか1項に記載の机であって、
    前記屈曲部材と前記拡張部材との境界部分に手掛け部が形成されている、机。
  10. 請求項から請求項のいずれか1項に記載の机であって、
    前記屈曲部材と前記拡張部材との境界部分に窪みが形成されている、机。
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