JP7014134B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置に関し、特に、電力変換装置に設けられた電流センサの温度を推定する電力変換装置の技術分野に関する。
この種の装置として、例えば、車両に搭載されたバッテリの放電回路に設けられた電流センサの温度を、該電流センサとは異なる温度観測対象に設けられた温度センサの出力に基づいて推定する装置が提案されている(特許文献1参照)。その他、関連する先行技術文献として特許文献2が挙げられる。
特開2010-029012号広報 特開2017-108546号広報
温度センサにより温度が検出される温度観測対象と、電流センサとが異なる場合、前回車両がレディオフ状態になってから今回車両がレディオン状態になるまでの期間の長さによっては、温度観測対象の温度と電流センサの温度とが比較的大きく乖離してしまう可能性がある。上述の背景技術では、この点について考慮されていないという技術的問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、電力変換装置に設けられた電流センサの温度を適切に推定することができる電力変換装置を提供することを課題とする。
本発明の一態様に係る電力変換装置は、動力源としてのエンジン及びモータと、前記モータの電源としてのバッテリと、を備える車両に搭載され、前記バッテリから出力される直流電力を交流電力に変換して前記モータに供給可能に構成された電力変換装置であって、前記バッテリと前記モータとを電気的に接続する電力経路に設けられた電流センサと、当該電力変換装置を冷却する冷却水の温度を検出する第1温度検出手段と、前記エンジンの温度を検出する第2温度検出手段と、前記第1温度検出手段により検出された前記冷却水の温度に基づいて、前記電流センサの温度を推定する推定手段と、を備え、前記推定手段は、前記車両の前回のレディオフ直前に前記第1温度検出手段により検出された前記冷却水の温度である第1温度よりも、前記車両の今回のレディオン直後に前記第1温度検出手段により検出された前記冷却水の温度である第2温度が高い場合、前記前回のレディオフから前記今回のレディオンまでの期間であるレディオフ期間が、前記前回のレディオフ直前に前記第2温度検出手段により検出された前記エンジンの温度と前記第1温度との温度差に応じて決定される所定時間より短いことを条件に、前記冷却水の温度及び時間を夫々軸とする座標平面上において、前記第1温度及び前記前回のレディオフ直前を示す時間を成分とする第1座標点と、前記第2温度及び前記今回のレディオン直後を示す時間を成分とする第2座標点とを線形補間して、前記今回のレディオン直後の前記電流センサの温度を推定するというものである。
実施形態に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。 冷却水の温度とエンジンの温度との時間変化の一例を示す図である。 実施形態に係る電流センサの温度の推定処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る電流センサの温度推定の概要を説明するための図である。 実施形態に係る電流センサの温度推定に係る効果を説明するための図である。 電流センサの推定温度と実測値との一例を示す図である。
電力変換装置に係る実施形態について図1乃至図6を参照して説明する。
(構成)
実施形態に係る電力変換装置の構成について図1を参照して説明する。図1は、実施形態に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。
図1において、制御装置100は、車両1に搭載されている。車両1は、その駆動源としてのエンジン10及びモータ11と、該モータ11の電源としてのバッテリ12とを備えている。
電力変換装置100は、インバータ110、制御部120、電流センサ31並びに温度センサ32及び33を備えて構成されている。電流センサ31は、モータ11とバッテリ12との間に流れる電流を検出する。温度センサ32は、インバータ110を冷却する冷却水の温度を検出する。温度センサ33は、エンジン10の温度(例えば、エンジン10の油温等)を検出する。
インバータ110は、その一端がモータ11に電気的に接続されるとともに、その他端がバッテリ12に電気的に接続される。制御部120は、例えばPWM(Pulse Width Modulation)制御等によりインバータ110を制御する。制御部120は特に、電流センサ31の温度が比較的高くなったときに、インバータ110に流れる電流が所定の制限値以下になるようにインバータ110を制御する制限制御を行う。
(電流センサの温度推定)
ところで、本実施形態では、電流センサ31の温度を検出する専用の温度センサは設けられていない。そこで、本実施形態では、他の温度測定対象の温度等を用いて、電流センサ31の温度が推定される。具体的には、例えば外気温等の雰囲気温度、冷却水の温度、バッテリ12の充放電による発熱、及び、モータ11とバッテリ12との間を流れる電流による発熱を用いて、電流センサ31の温度が推定される。
制御部120は、車両1の動作時(即ち、車両1がレディオン状態であるとき)には、所定の期間毎に、電流センサ31の温度を推定する。このため、制御部120は、先ず、所定の期間における(i)雰囲気温度に起因する電流センサ31の温度上昇ΔT、(ii)冷却水の温度に起因する電流センサ31の温度上昇ΔT、(iii)上記充放電による発熱に起因する電流センサ31の温度上昇ΔT、及び(iv)上記電流による発熱に起因する電流センサ31の温度上昇ΔTを夫々算出する。制御部120は、次に、温度上昇ΔT、温度上昇ΔT、温度上昇ΔT及び温度上昇ΔTを加算した値を、前回推定された電流センサ31の温度に加えることによって、今回の(即ち、現在の)電流センサ31の温度を推定する。
車両1がレディオフ状態からレディオン状態に切り替わったとき(以降、適宜“今回レディオンされたとき”と称する)の電流センサ31の温度は、車両1がレディオフ状態であった期間(以降、適宜“レディオフ期間”と称する)、言い換えれば、車両1がレディオン状態からレディオフ状態に切り替わったとき(以降、適宜“前回レディオフされたとき”と称する)から今回レディオンされたときまでの期間、に応じて変化する。ここで、レディオフ期間は、モータ11に電力は供給されないので、今回レディオンされたときの電流センサ31の温度は、レディオフ期間における冷却水の温度に主に依存することとなる。
レディオフ期間が十分に長ければ、冷却水の温度は雰囲気温度に応じた温度まで低下する。このため、前回レディオフされたときの直前に温度センサ32により検出された冷却水の温度を“TW_off”、今回レディオンされたときの直後に温度センサ32により検出された冷却水の温度を“TW_on”とすれば、“温度TW_off>温度TW_on”となる。この場合、制御部120は、温度TW_onに基づいて、今回レディオンされたときの電流センサ31の温度を推定すればよい。
他方で、レディオフ期間が比較的短いと、冷却水の温度は、エンジン10の温度の影響を受けて上昇することがある。つまり、“温度TW_on>温度TW_off”となることがある。この場合、レディオフ期間に電流センサ31の温度が上昇していると考えられので、制御部120は、前回レディオフされときの直前に推定された電流センサ31の温度と、レディオフ期間における冷却水の温度に起因する電流センサ31の温度上昇とから、今回レディオンされたときの電流センサ31の温度を推定する。
ここで、レディオフ期間における冷却水の温度の変化について図2を参照して説明する。図2は、冷却水の温度とエンジンの温度(ここでは、エンジン油温)との時間変化の一例を示す図である。図2の時刻t0に、車両1がレディオン状態からレディオフ状態に切り替わったとする。図2に示すように、レディオフ状態になった直後からしばらくの間、エンジン10の温度の影響により、冷却水の温度(図2の“HV水温”を示す実線参照)は上昇する。その後、エンジン10の温度が低下するにつれて、冷却水の温度も下降に転じる。ここで、エンジン10の温度に起因して、冷却水の温度が上昇する時間Aは、時刻t0における冷却水の温度とエンジン10の温度との温度差ΔTに応じて変化することが、本願発明者の研究により判明している。
本実施形態では、“温度TW_on>温度TW_off”である場合、(i)図2の期間Aに、車両1がレディオフ状態からレディオン状態に切り替わったか、(ii)図2の期間Aの経過後に車両1がレディオフ状態からレディオン状態に切り替わったか、によって、今回レディオンされたときの電流センサ31の温度の推定方法が異なっている。
“温度TW_on>温度TW_off”である場合の電流センサ31の温度推定について、図3のフローチャートを参照して説明する。
図3において、制御部120は、レディオン直後であるか否かを判定する(ステップS101)。ステップS101の処理において、レディオン直後ではないと判定された場合(ステップS101:No)、図3に示す処理は終了される。
ステップS101の処理において、レディオン直後であると判定された場合(ステップS101:Yes)、制御部は、今回レディオンされたときの直後に温度センサ32により検出された冷却水の温度TW_onが前回レディオフされたときの直前に温度センサ32により検出された冷却水の温度TW_offより高いか否かを判定する(ステップS102)。
ステップS102の処理において、温度TW_onが温度TW_off以下であると判定された場合(ステップS102:No)、図3に示す処理は終了される。なぜなら、図3に示す処理の対象ではないからである。
他方、ステップS102の処理において、温度TW_onが温度TW_offより高いと判定された場合(ステップS102:Yes)、制御部120は、レディオフ期間が、前回レディオフされたときの直前に温度センサ33により検出されたエンジン10の温度TE_offと、温度TW_offとの温度差(図2の“ΔT”に相当)に応じて決定される所定時間(図2の“A”に相当)より短いか否かを判定する(ステップS103)。
ステップS103の処理において、レディオフ期間が所定時間より短いと判定された場合(ステップS103:Yes)、制御部120は、以下に説明する処理を行う(ステップS104)。図4の時刻t0に温度TW_offが温度センサ32により検出され、時刻t1に温度TW_onが温度センサ32により検出されたものとする。制御部120は、図4に示す座標平面上の点P0(t0,TW_off)と点P1(t1,TW_on)とを線形補間する(図4の破線参照)。制御部120は、点P0及び点P1を線形補間することにより得られた直線に沿って、冷却水の温度が変化したと仮定して、レディオフ期間における冷却水の温度に起因する電流センサ31の温度上昇を推定する。制御部120は、該推定された温度上昇と、前回レディオフされときの直前に推定された電流センサ31の温度とから、今回レディオンされたときの電流センサ31の温度を推定する。
ステップS103の処理において、レディオフ期間が所定時間以上であると判定された場合(ステップS103:No)、制御部120は、レディオフ期間における冷却水の温度は、温度TW_offで一定であったと仮定して、レディオフ期間における冷却水の温度に起因する電流センサ31の温度上昇を推定する。制御部120は、該推定された温度上昇と、前回レディオフされときの直前に推定された電流センサ31の温度とから、今回レディオンされたときの電流センサ31の温度を推定する(ステップS105)。
(技術的効果)
当該電力変換装置100では、上述したように、制御部120は、電流センサ31の温度が比較的高くなったときに、インバータ110に流れる電流が所定の制限値以下になるようにインバータ110を制御する制限制御を行う。このため、制御部120により推定された電流センサ31の温度が、電流センサ31の実際の温度から乖離していると、インバータ110の制御が適切に行われない可能性がある。特に、推定された電流センサ31の温度が、電流センサ31の実際の温度より高い場合には、本来必要のない制限制御が行われる可能性がある。
当該電力変換装置100では特に、レディオフ期間が所定時間より短い場合、上述したステップS104の処理が行われる。ここで、ステップS104の処理の技術的意義について図5及び図6を参照して説明する。図5において曲線は、冷却水の実際の温度変化を示している。図5の温度T0は、温度TW_offに相当し、温度T1は、温度TW_onに相当する。
レディオフ期間が所定期間より短い場合に、仮にレディオフ期間の冷却水の温度が温度T1で一定であったとすると、レディオフ期間に電流センサ31の温度上昇に寄与したと推定される熱エネルギは、実際の熱エネルギよりも、図5(a)の斜線部分の面積に相当する熱エネルギだけ大きくなってしまう。この結果、図6(a)に示すように、推定された電流センサ31の温度は、実際の温度よりも高くなってしまう。
尚、図6のレディオフ期間の電流センサ31の温度は、レディオフ期間中のある時点に、レディオフ状態からレディオン状態に切り替わったと仮定して推定された温度である。
他方で、本実施形態のように、図4の点P0及び点P1を線形補間することにより得られた直線に沿って、冷却水の温度が変化したと仮定して、レディオフ期間における冷却水の温度に起因する電流センサ31の温度上昇が推定されると、レディオフ期間に電流センサ31の温度上昇に寄与したと推定される熱エネルギは、実際の熱エネルギよりも、図5(b)の網掛け部分の面積に相当する熱エネルギだけ小さくなるが、その誤差は比較的小さいと言える。この結果、図6(b)に示すように、推定された電流センサ31の温度は、実際の温度よりも小さくなる傾向がある。しかしながら、図6(b)における推定温度と実測値との誤差は、図6(a)における推定温度と実測値との誤差の約半分になる。
尚、レディオフ期間が所定時間以上である場合に、上述したステップS105の処理において推定された電流センサ31の温度と、実測値との誤差は許容範囲内であることが、本願発明者の研究により判明している。
このように、当該電力変換装置100によれば、電流センサ31の温度を適切に推定することができる。
以上に説明した実施形態から導き出される発明の各種態様を以下に説明する。
発明の一態様に係る電力変換装置は、動力源としてのエンジン及びモータと、前記モータの電源としてのバッテリと、を備える車両に搭載され、前記バッテリから出力される直流電力を交流電力に変換して前記モータに供給可能に構成された電力変換装置であって、前記バッテリと前記モータとを電気的に接続する電力経路に設けられた電流センサと、当該電力変換装置を冷却する冷却水の温度を検出する第1温度検出手段と、前記エンジンの温度を検出する第2温度検出手段と、前記第1温度検出手段により検出された前記冷却水の温度に基づいて、前記電流センサの温度を推定する推定手段と、を備え、前記推定手段は、前記車両の前回のレディオフ直前に前記第1温度検出手段により検出された前記冷却水の温度である第1温度よりも、前記車両の今回のレディオン直後に前記第1温度検出手段により検出された前記冷却水の温度である第2温度が高い場合、前記前回のレディオフから前記今回のレディオンまでの期間であるレディオフ期間が、前記前回のレディオフ直前に前記第2温度検出手段により検出された前記エンジンの温度と前記第1温度との温度差に応じて決定される所定時間より短いことを条件に、前記冷却水の温度及び時間を夫々軸とする座標平面上において、前記第1温度及び前記前回のレディオフ直前を示す時間を成分とする第1座標点と、前記第2温度及び前記今回のレディオン直後を示す時間を成分とする第2座標点とを線形補間して、前記今回のレディオン直後の前記電流センサの温度を推定するというものである。
上述の実施形態においては、「制御部12」が「推定手段」の一例に相当し、「温度センサ32」が「第1温度検出手段」の一例に相当し、「温度センサ33」が「第2温度検出手段」の一例に相当し、図4の「点P0」が「第1座標点」の一例に相当し、図4の「点P1」が「第2座標点」の一例に相当する。
第2温度(即ち、今回のレディオン直後に第1温度検出手段により検出された冷却水の温度)が、第1温度(即ち、前回のレディオフ直前に第1温度検出手段により検出された冷却水の温度)より高い場合、レディオフ期間(即ち、前回のレディオフから前記今回のレディオンまでの期間)に電流センサの温度が上昇していると考えられる。
ここで、本願発明者の研究によれば、次の事が判明している。即ち、前回のレディオフ直前のエンジンの温度と上記第1温度との温度差が比較的大きいと、エンジンの温度の影響を受けて冷却水の温度が、前回のレディオフ直後からしばらくの間上昇し、その後、緩やかに低下する。冷却水の温度が緩やかに低下しているときに、車両がレディオンされた場合は、レディオフ期間中の冷却水の温度は上記第2温度であったと仮定することによって、電流センサの温度を比較的精度よく推定することができる。しかしながら、冷却水の温度が上昇しているときに、車両がレディオンされた場合に、レディオフ期間中の冷却水の温度は上記第2温度であったと仮定して、電流センサの温度が推定されると、電流センサの実際の温度から、推定された温度が比較的大きく乖離する可能性がある(理由については、上述した図5(a)の説明を参照)。
レディオフ期間において冷却水の温度が上昇する期間は、前回のレディオフ直前に検出されたエンジンの温度と上記第1温度との温度差に応じて変化する。このため、レディオフ期間が、該温度差に応じて決定される所定時間より短い場合は、エンジンの温度の影響を受けて冷却水の温度が上昇しているとみなすことができる。
当該電力変換装置では、第2温度が第1温度より高く、且つ、レディオフ期間が上記所定時間より短い場合、冷却水の温度及び時間を夫々軸とする座標平面上の第1座標点と第2座標点とが線形補間され、今回のレディオン直後の電流センサの温度が推定される。このように構成すれば、電流センサの温度を比較的精度よく推定することができる(理由については、図5(b)の説明を参照)。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電力変換装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
1…車両、10…エンジン、11…モータ、12…バッテリ、31…電流センサ、32、33…温度センサ、100…電力変換装置、110…インバータ、120…制御部

Claims (1)

  1. 動力源としてのエンジン及びモータと、前記モータの電源としてのバッテリと、を備える車両に搭載され、前記バッテリから出力される直流電力を交流電力に変換して前記モータに供給可能に構成された電力変換装置であって、
    前記バッテリと前記モータとを電気的に接続する電力経路に設けられた電流センサと、
    当該電力変換装置を冷却する冷却水の温度を検出する第1温度検出手段と、
    前記エンジンの温度を検出する第2温度検出手段と、
    前記第1温度検出手段により検出された前記冷却水の温度に基づいて、前記電流センサの温度を推定する推定手段と、
    を備え、
    前記推定手段は、前記車両の前回のレディオフ直前に前記第1温度検出手段により検出された前記冷却水の温度である第1温度よりも、前記車両の今回のレディオン直後に前記第1温度検出手段により検出された前記冷却水の温度である第2温度が高い場合、前記前回のレディオフから前記今回のレディオンまでの期間であるレディオフ期間が、前記前回のレディオフ直前に前記第2温度検出手段により検出された前記エンジンの温度と前記第1温度との温度差に応じて決定される所定時間より短いことを条件に、前記冷却水の温度及び時間を夫々軸とする座標平面上において、前記第1温度及び前記前回のレディオフ直前を示す時間を成分とする第1座標点と、前記第2温度及び前記今回のレディオン直後を示す時間を成分とする第2座標点とを線形補間して、前記今回のレディオン直後の前記電流センサの温度を推定する
    ことを特徴とする電力変換装置。
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