JP7014117B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、真空室を備えた半導体製造装置に関する。
半導体製造装置は、真空チャンバ又はロードロック室などの真空室を備えている。真空室を大気圧から真空にする際、又は、その逆に真空から大気圧に戻す際に、パーティクルが舞上がって半導体ウエハに付着する場合がある。これを防ぐために、排気ポート又は給気ポートのバルブを少しずつ開放するスローバキューム及びスローベントが行われていた。しかし、スローバキューム及びスローベントを行うと、大気圧から真空になるまで、又は真空から大気圧に戻るまでに時間がかかるため、スループットが低下するという問題があった。これに対して、真空室の内部で半導体ウエハを防塵カバーで覆う半導体製造装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10-092724号公報
従来の半導体製造装置では、通気性の無い密閉タイプの防塵カバーを用いていた。従って、半導体ウエハ周辺を給気又は排気するために、防塵カバーの下面と真空室の底面との間に隙間をあける必要があった。この隙間をパーティクルが通過して半導体ウエハに付着するという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的はウエハへのパーティクルの付着を防ぎつつ、スループットを向上することができる半導体製造装置を得るものである。
本発明に係る半導体製造装置は、真空室と、前記真空室の給気又は排気に用いるポートと、前記真空室の内部で半導体ウエハを覆う可動式の防塵カバーとを備え、前記防塵カバーは防塵フィルタを有し、前記真空室の給気又は排気の際に前記防塵カバーの外周部の下面を前記真空室の底面に密着させ、前記ポートは、前記防塵カバーの外側に設けられた外側ポートと、前記防塵カバーの内側に設けられた内側ポートとを有し、前記真空室の内部に前記半導体ウエハが無い状態で、前記外側ポートを前記真空室の内部の排気に用い、前記内側ポートを前記真空室の内部の給気に用いる逆運転を行うことを特徴とする。
本発明では、真空室の内部で半導体ウエハを覆う防塵カバーが防塵フィルタを有する。従って、防塵カバーが半導体ウエハ周辺を密閉しないため、防塵カバーの下面と真空室の底面との間に隙間をあけなくても半導体ウエハ周辺の給気又は排気が可能である。そこで、真空室の給気又は排気の際に防塵カバーの外周部の下面を真空室の底面に密着させることで、ウエハへのパーティクルの付着を確実に防ぐことができる。また、スローバキューム及びスローベントを行う必要が無く、素早い真空引きであるファストバキュームが可能となる。このため、真空室が大気圧から真空に減圧されるまでの時間を短縮でき、装置のスループットを向上することができる。
実施の形態1に係る半導体製造装置を示す断面図である。 ロードロック室を真空から大気圧に戻す様子を示す断面図である。 ロードロック室を大気圧から真空にする様子を示す断面図である。 比較例に係る半導体製造装置を示す断面図である。 実施の形態2に係る半導体製造装置を示す断面図である。 実施の形態3に係る半導体製造装置を示す断面図である。 実施の形態3に係る半導体製造装置の変形例を示す平面図である。
実施の形態に係る半導体製造装置について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る半導体製造装置を示す断面図である。半導体製造装置は、真空室として真空チャンバ1とロードロック室2を備えている。ロードロック室2は、大気中のパーティクルを真空チャンバ1に入れないために設けられた真空予備室である。真空チャンバ1とロードロック室2の間にゲートバルブ3が設けられている。ロードロック室2と外部の間にゲートバルブ4が設けられている。
真空チャンバ1の底面に、真空チャンバ1の給気に用いる給気ポート5と、真空チャンバ1の排気に用いる排気ポート6が設けられている。ロードロック室2の底面に、ロードロック室2の給気に用いる給気ポート7と、ロードロック室2の排気に用いる排気ポート8が設けられている。各ポートには真空ポンプ(不図示)が設けられている。各ポートの配管等にラインフィルタ等を設けてパーティクルを捕らえるようにしてもよい。
上下に可動する可動式の防塵カバー9がロードロック室2の内部で半導体ウエハ10を覆う。防塵カバー9は、通気性を持つHEPA又はULPA等の防塵フィルタを一部に有する。
図2は、ロードロック室を真空から大気圧に戻す様子を示す断面図である。真空チャンバ1内で加工・処理等された半導体ウエハ10は、ゲートバルブ3を通って真空状態のロードロック室2へ搬送される。この際に半導体ウエハ10の搬送を妨げないように防塵カバー9を上方へ逃がしておく。半導体ウエハ10がロードロック室2に搬送され、ゲートバルブ3を閉じた後、防塵カバー9がロードロック室2の内部で半導体ウエハ10を覆う。この際に防塵カバー9の外周部の下面をロードロック室2の底面に密着させる。次に、給気ポート7を開いてロードロック室2を真空から大気圧に戻す。この際に防塵カバー9が半導体ウエハ10を覆ってパーティクル11の付着を防止する。
図3は、ロードロック室を大気圧から真空にする様子を示す断面図である。半導体ウエハ10は、ゲートバルブ4を通って外部からロードロック室2内部に搬送される。この際に半導体ウエハ10の搬送を妨げないように防塵カバー9を上方へ逃がしておく。半導体ウエハ10がロードロック室2に搬送され、ゲートバルブ4を閉じた後、防塵カバー9がロードロック室2の内部で半導体ウエハ10を覆う。この際に防塵カバー9の外周部の下面をロードロック室2の底面に密着させる。次に、排気ポート8を開いてロードロック室2を大気圧から真空まで減圧する。この際に防塵カバー9が半導体ウエハ10を覆ってパーティクル11の付着を防止する。
続いて、本実施の形態の効果を比較例と比較して説明する。図4は、比較例に係る半導体製造装置を示す断面図である。比較例ではロードロック室2内に防塵カバー9が無いため、舞上がったパーティクル11が半導体ウエハ10に付着する。これを防ぐため、排気ポート又は給気ポートのバルブを少しずつ開放するスローバキューム及びスローベントを行う必要がある。
これに対して、本実施の形態では、防塵カバー9が半導体ウエハ10を覆ってパーティクル11の付着を防止する。従って、スローバキューム及びスローベントを行う必要が無く、素早い真空引きであるファストバキュームが可能となる。このため、ロードロック室2が真空より大気圧まで戻る時間、又は大気圧から真空に減圧されるまでの時間を短縮でき、装置のスループットが向上する。
また、本実施の形態では、ロードロック室2の内部で半導体ウエハ10を覆う防塵カバー9が防塵フィルタを有する。従って、防塵カバー9は半導体ウエハ10周辺を密閉しないため、防塵カバー9の下面とロードロック室2の底面との間に隙間をあけなくても半導体ウエハ10周辺の給気又は排気が可能である。そこで、ロードロック室2の給気又は排気の際に防塵カバー9の下面を真空室の底面に密着させることで、半導体ウエハ10へのパーティクル11の付着を確実に防ぐことができる。
また、給気ポート7は防塵カバー9の外側に設けられている。排気ポート8は防塵カバー9の内側に設けられている。これにより、ロードロック室2を大気圧に戻す場合だけでなく、ロードロック室2を真空引きする際も防塵効果が得られる。
また、防塵カバー9に装着された防塵フィルタには、装置の運転毎にパーティクル11がトラップされ、蓄積されて行く。このため、防塵カバー9の定期的な清掃・交換等のメンテナンスが必要となる。そこで、ロードロック室2の内部に半導体ウエハ10が無い状態で、防塵カバー9の下面をロードロック室2の底面に密着させ、給気ポート7と排気ポート8を逆運転させる。即ち、防塵カバー9の外側に設けられた給気ポート7をロードロック室2の内部の排気に用い、防塵カバー9の内側に設けられた排気ポート8をロードロック室2の内部の給気に用いる。これにより、防塵カバー9に蓄積されたパーティクル11をある程度は除去できるため、メンテナンス間隔を延ばし、装置の実働時間を稼ぐことができる。この逆運転は作業者の判断により手動で行うこともできるが、後述のように自動的に行うこともできる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2に係る半導体製造装置を示す断面図である。防塵カバー感知センサ12が防塵カバー9の動作を感知する。ウエハ感知センサ13がロードロック室2内の半導体ウエハ10の有無を感知する。制御部14は、防塵カバー感知センサ12の感知結果に基づいて防塵カバー9の動作回数をカウントし、一定の動作回数(例えば1000回)毎に逆運転を適正時間(例えば3分間)実施させる。ただし、ウエハ感知センサ13がロードロック室2に半導体ウエハ10が無いことを感知した場合のみ逆運転を実施する。逆運転の終了後に防塵カバー9の動作回数は自動でリセットされる。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3に係る半導体製造装置を示す断面図である。防塵カバー9の外側に給気ポート7だけでなく排気ポート15が設けられている。防塵カバー9の内側に排気ポート8だけでなく給気ポート16が設けられている。即ち、防塵カバー9の内外に給気ポートと排気ポートが1セットずつ設けられている。
通常運転時には給気ポート7と排気ポート8を用い、逆運転時には排気ポート15と給気ポート16を用いる。このように通常運転と逆運転に用いるポートを別にすることで、ポートを兼用した場合に比べて、各ポート又は配管からのパーティクルの逆流等が減少し、パーティクルが少ない安定した運転が可能となる。
図7は、実施の形態3に係る半導体製造装置の変形例を示す平面図である。図6では防塵カバー9の内外において2つポートを前後に並べている。しかし、装置のスペース効率を向上するために、図7のように2つのポートを左右に並べた方がよい。
2 ロードロック室(真空室)、7,16 給気ポート(外側ポート)、8,15 排気ポート(内側ポート)、9 防塵カバー、10 半導体ウエハ、12 防塵カバー感知センサ、14 制御部

Claims (2)

  1. 真空室と、
    前記真空室の給気又は排気に用いるポートと、
    前記真空室の内部で半導体ウエハを覆う可動式の防塵カバーとを備え、
    前記防塵カバーは防塵フィルタを有し、
    前記真空室の給気又は排気の際に前記防塵カバーの外周部の下面を前記真空室の底面に密着させ
    前記ポートは、前記防塵カバーの外側に設けられた外側ポートと、前記防塵カバーの内側に設けられた内側ポートとを有し、
    前記真空室の内部に前記半導体ウエハが無い状態で、前記外側ポートを前記真空室の内部の排気に用い、前記内側ポートを前記真空室の内部の給気に用いる逆運転を行うことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 前記防塵カバーの動作を感知する防塵カバー感知センサと、
    前記防塵カバー感知センサの感知結果に基づいて前記防塵カバーの動作回数をカウントし、一定の動作回数毎に前記逆運転を実施させる制御部とを更に備えることを特徴とする請求項に記載の半導体製造装置。
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