JP2000126581A - ロードロック装置 - Google Patents

ロードロック装置

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JP2000126581A
JP2000126581A JP30848798A JP30848798A JP2000126581A JP 2000126581 A JP2000126581 A JP 2000126581A JP 30848798 A JP30848798 A JP 30848798A JP 30848798 A JP30848798 A JP 30848798A JP 2000126581 A JP2000126581 A JP 2000126581A
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JP
Japan
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gas
substrate
load lock
glass substrate
stage
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JP30848798A
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English (en)
Inventor
Masatsuya Hamano
勝艶 浜野
Yuji Takebayashi
雄二 竹林
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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  • Physical Vapour Deposition (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板へのパーティクルの付着を軽減すること
ができるとともに、大気戻し時間も短縮することができ
るようにする。 【解決手段】 ロードロック装置は、ロードロック槽1
1と、ステージ12と、ガス吹出し部13とを有する。
ロードロック槽11は、ガラス基板Gを収容するための
密閉された空間を形成する。ステージ12は、ロードロ
ック槽11の内部に設けられる。このステージ12に
は、ガラス基板Gが載置される。ガス吹出し部13は、
ロードロック槽11の内部の圧力を大気圧に戻すための
ガスをロードロック槽11の内部に吹き出すガス吹出し
口17を有する。このガス吹出し口17は、ステージ1
2に載置されたガラス基板Gの周囲に設けられるととも
に、上方に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、基板処理
装置で用いられるロードロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶表示デバイスのガラス基板
に成膜処理等の処理を施す場合は、減圧下及び清浄雰囲
気下で行う必要がある。
【0003】この要望に応えるため、ガラス基板処理装
置においては、通常、ガラス基板の処理空間に対するガ
ラス基板の搬入・搬出路にロードロック装置を設け、ガ
ラス基板の処理空間が大気に触れるのを防止するように
なっている。
【0004】図4は、従来のロードロック装置の構成を
示す側断面図である。但し、この図では、ウェーハの搬
入・搬出口を省略してある。
【0005】図において、1は、密閉されたガラス基板
収容空間を形成するためのロードロック槽を示す。この
ロードロック槽1は、本体1Aと蓋1Bとからなる。こ
のロードロック槽1の内部の中央部には、ガラスGが載
置されるステージ2が配設されている。また、このロー
ドロック槽1の蓋1Bには、ロードロック槽1の内部の
圧力を大気圧に戻すためのガスをロードロック槽1の内
部に導入するためのガス導入ライン4が接続されてい
る。このライン4には、バルブ3が挿入されている。
【0006】さらに、このロードロック槽1の底板に
は、ロードロック槽1の内部の雰囲気を真空排気するた
めの排気ライン7が接続されている。さらにまた、蓋1
Bには、円筒状のガス吹出し部5が垂直に取り付けられ
ている。このガス吹出し部5の上端部には、ガス導入ラ
イン4が接続されている。また、ガス吹出し部5の下端
部には、ガス吹出し口8が形成されている。このガス吹
出し口8には、フィルタ6が設けられている。
【0007】このロードロック装置において、ロードロ
ック槽1の内部の圧力を大気圧に戻す場合は、バルブ3
が開かれる。これにより、ガス吹出口8からロードロッ
ク槽1の内部に大気戻し用のガスが吹き出される。その
結果、ロードロック槽1の内部の圧力が大気圧に戻され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のロードロック装置では、ガス吹出し口8がステ
ージ2に載置されたガラス基板Gの真上に設けられてい
る。これにより、この装置では、ガスの吹出しによって
ガラス基板Gの上方に存在するパーティクルが舞い上げ
られる。その結果、この装置では、ガラス基板Gの上方
に存在するパーティクルがガラス基板Gの表面に付着し
やすいという問題があった。
【0009】また、この装置では、ガス吹出し口8の面
積が小さい。これにより、この装置では、ロードロック
槽1の内部の圧力を短時間で大気圧に戻す場合、ガラス
基板Gの表面にパーティクルが付着し易いという問題が
あった。
【0010】すなわち、ロードロック槽1の内部の圧力
を短時間で大気圧に戻す場合は、大気戻し用のガスを大
流量でロードロック槽1の内部に導入する必要がある。
しかしながら、従来のロードロック装置では、ガス吹出
し口8の面積が小さい。これにより、この装置では、大
気戻し用のガスを大流量で流すと、ガス吹出し口8から
吹き出されるガスの吹出し速度が速くなる。その結果、
この装置では、ガスの吹出しによってガス吹出し口8付
近に存在するパーティルが舞い上げられる。これによ
り、この装置では、ガス吹出し口8付近に存在するパー
ティルがガラス基板Gの表面に付着しやすいという問題
があった。
【0011】この問題を解決するためには、大気戻し用
のガスの流量を少なくすればよい。しかしながら、この
ような構成では、大気戻し時間が長くなる。これによ
り、このような構成では、全体のタクトタイムが長くな
るという問題が新たに生じる。
【0012】そこで、本発明は、基板へのパーティクル
の付着を軽減することができるとともに、大気戻し時間
も短縮することができるロードロック装置を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載のロードロック装置は、基板に所定の
処理を施すための処理空間が大気に触れるのを防止する
ためのロードロック装置において、真空容器と、基板載
置部と、ガス吹出し部とを備えたことを特徴とする。
【0014】ここで、真空容器は、基板を収容するため
の密閉された基板収容空間を形成する容器である。基板
載置部は、基板が載置される部分である。この基板載置
部は、ロードロック槽の内部に設けられている。ガス吹
出し部は、ロードロック槽の内部の圧力を大気圧に戻す
ためのガスを真空容器の内部に吹き出すためのガス吹出
し口を有する。このガス吹出し口は、基板載置部に載置
された基板の周囲に形成されている。
【0015】この請求項1の記載のロードロック装置で
は、ガス吹出し口が基板載置部に載置された基板の周囲
に設けられている。これにより、ガスの吹出しによって
基板の上方に存在するパーティクルが舞い上げられるの
を防止することができる。その結果、この基板の上方に
存在するパーティクルが基板の表面へ付着するのを防止
することができる。これにより、全体として、基板の表
面へのパーティクルの付着を軽減することができる。
【0016】また、このような構成では、ガス吹出し口
の面積を大きくすることができる。これにより、ガスを
大流量で流す場合も、ガス吹出し口から吹き出されるガ
スのガス吹出し速度を遅くすることができる。その結
果、ガスの吹出しによって吹出し口付近に存在するパー
ティクルが舞い上げられるのを防止することができる。
これにより、この吹出し口付近に存在するパーティクル
が基板の表面へ付着するのを防止することができる。そ
の結果、全体として、基板の表面へのパーティクルの付
着を軽減することができる。また、このような構成で
は、ガスを大流量で流すことができる。これにより、大
気戻し時間を短縮することができる。
【0017】請求項2記載のロードロック装置は、請求
項1記載の装置において、基板載置部に載置された基板
の上方におけるガスの流路面積がガス吹出し口の面積と
ほぼ同じかこの面積より大きくなるように構成されてい
ることを特徴とする。
【0018】この請求項2記載の装置では、基板載置部
に載置された基板の上方におけるガスの流路面積がガス
吹出し口の面積とほぼ同じか、この面積より大きくなる
ように設定されている。これにより、ガス吹出し口から
吹き出されたガスの流速が基板の上方で速められること
を防止することができる。その結果、ガスの通過によっ
て基板の上方に存在するパーティクルが舞い上げられる
のを防止することができる。これにより、この基板の上
方に存在するパーティクルが基板の表面へ付着するのを
防止することができる。その結果、全体として、基板の
表面へのパーティクルの付着を軽減することができる。
【0019】請求項3記載のロードロック装置は、請求
項1記載の装置において、真空容器の内部の圧力を大気
圧に戻す場合に、基板の周囲を囲むような壁をさらに備
えたことを特徴とする。
【0020】この請求項3記載のロードロック装置で
は、大気戻し処理を行う場合、基板の周囲が壁で囲まれ
る。これにより、ガス吹出し口から吹き出されたガスが
基板に直接当たるのを防止することができるとともに、
基板の上方を流れるガスの流量を軽減することができ
る。その結果、基板の上方に存在するパーティクルが舞
い上げられるのを防止することができる。これにより、
基板の上方に存在するパーティクルが基板の表面へ付着
するのを防止することができる。その結果、全体とし
て、基板の表面へのパーティクルの付着を軽減すること
ができる。
【0021】なお、請求項1,2または3記載のロード
ロック装置では、ガス吹出し口は、基板の周囲に設ける
のであれば、どこに設けてもよい。例えば、基板より上
方に設けてもよいし、基板の側方に設けてもよい。ま
た、基板より下方に設けてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0023】[1]第1の実施の形態 [1−1]構成 図1は、本発明の第1の実施の形態のロードロック装置
の構成を示す側断面図である。
【0024】(1)構成要素 図示のロードロック装置は、ロードロック槽11と、ス
テージ12と、ガス吹出し部13と、フィルタ14と、
ガス導入ライン15と、排気ライン16とを有する。
【0025】(2)構成要素の機能 ここで、ロードロック槽11は、ガラス基板Gを収容す
るための密閉された基板収容空間を形成するための真空
容器である。また、ステージ12は、ガラス基板Gが載
置される基板載置部である。さらに、ガス吹出し部13
は、ロードロック槽11の内部の圧力を大気圧に戻すた
めのガスをロードロック槽11の内部に吹き出すための
吹出し部である。このガス吹出し部13は、ガス吹出し
口17を有する。なお、大気戻し用のガスとしては、例
えば、窒素ガスが用いられる。また、フィルタ14は、
ガス吹出し口14から吹き出されるガスを濾過するため
のフィルタである。ガス導入ライン15は、大気戻しの
ガスをロードロック槽11の内部に導入するためのライ
ンである。排気ライン16は、ロードロック槽11の内
部の雰囲気を排出するためのラインである。
【0026】(3)構成要素の形状、相互関係等 上記ロードロック槽11は、例えば、四角形のガラス基
板Gの形状に合わせて、四角形の箱状に形成されてい
る。また、このロードロック槽11は、上端部が開放さ
れた本体11Aと、この本体11Aの上端部を塞ぐ蓋1
2Bとを有する。蓋11Bは、例えば、本体11Aと同
様に、断面がコの字状になるように形成されている。
【0027】上記ステージ12は、四角形の台状に形成
されている。また、このステージ12は、ロードロック
槽11の内部の中央部に配設されている。この場合、こ
のステージ12は、ロードロック槽11の底板111に
配設されている。
【0028】上記ガス吹出し部13は、ロードロック槽
11の蓋11Bと仕切板18とにより構成されている。
仕切板18は、例えば、四角形の平板状に形成されてい
る。この仕切り板18の大きさは、例えば、ガラス基板
Gの大きさ以上になるように設定されている。図には、
仕切り板18の大きさをガラス基板Gの大きさとほぼ同
じにする場合を代表として示す。
【0029】この仕切り板18は、ステージ12に載置
されたガラス基板Gの上方に位置するように配設されて
いる。また、この仕切り板18は、ガラス基板Gと重な
るように水平に配設されている。この場合、仕切り板1
8の鉛直方向の位置は、蓋11Bの下端部の鉛直方向の
位置とほぼ一致するように設定されている。なお、この
仕切り板18は、図示しない取付け具によって、蓋11
Bに取り付けられている。
【0030】上記ガス吹出し口17は、仕切り板18と
蓋11Bの下端部との間に設定されている。これによ
り、このガス吹出し口17は、ステージ12に載置され
たガラス基板Gの周囲に設けられることになる。また、
このガス吹出し口17は、このガラス基板Gの上方に設
けられることになる。なお、このガス吹出し口17は、
仕切り板18の周りに全体的に形成されている。上記フ
ィルタ14は、四角形のリング状に形成されている。そ
して、このフィルタ14は、ガス吹出し口17に配設さ
れている。
【0031】上記ガス導入ライン14は、ロードロック
槽11の天板112の中央部に接続されている。この接
続位置には、ガス導入ライン15とガス吹出し部13の
内部とを連通させるための連通穴19が形成されてい
る。なお、このガス導入ライン15には、図示しない
が、図4のガス導入ライン4と同様に、バルブが挿入さ
れている。上記排気ライン16は、ロードロック槽11
の底板111に接続されている。この接続位置には、排
気ライン16とロードロック槽11の内部とを連通させ
るための連通穴20が形成されている。
【0032】また、図示の装置は、ステージ12に載置
されたガラス基板Gの上方におけるガスの流路面積S1
がガス吹出し口17の面積S2(以下「ガスの吹出し面
積S2」という。)以上となるように設定されている。
すなわち、2つの面積S1,S2が次式(1)を満たす
ように構成されている。 S1≧S2 …(1)
【0033】図2は、この2つの面積S1,S2を示す
斜視図である。ここで、流路面積S1は、次式(2)で
表される。 S1=H×R …(2) 但し、Hは、ステージ12に載置されたガラス基板Gの
表面と仕切り板18の下面との鉛直方向の間隔を示す。
また、Rは、ガラス基板Gの外周の長さを示す。
【0034】これに対し、ガス吹出し面積S2は、次式
(3)で表される。 S2=S3−S4 …(3) 但し、S3は、蓋11Bの下端部の開口面積を示す。ま
た、S4は、仕切り板18の水平面積を示す。
【0035】[1−2]動作 上記構成において、動作を説明する。
【0036】ロードロック槽11の内部の圧力を大気圧
に戻す場合は、ガス導入ライン15を介してガス吹出し
部13の内部に大気戻し用のガスが導入される。この大
気戻し用のガスは、仕切り板18に衝突し、周囲に拡散
する。周囲に拡散した大気戻し用のガスは、蓋11Bの
内壁に当たって下方に流れる。これにより、ガス吹出し
口17から下方に向かって大気戻し用のガスが吹き出さ
れる。このとき、大気戻し用のガスは、フィルタ14に
より濾過される。これにより、大気戻し用のガスに含ま
れる不純物が除去される。
【0037】ガス吹出し口17から吹き出された大気戻
し用のガスの一部は、ステージ12に載置されたガラス
基板Gの上方を通って排気ライン16から排出される。
また、一部は、ステージ12の周囲を通って排気ライン
16から排出される。この場合、大気戻し用のガスの導
入量を排出量より多くすることにより、ロードロック槽
11の内部の圧力が徐々に高められる。これにより、ロ
ードロック槽11の内部の圧力が大気圧に戻される。
【0038】[1−3]効果 以上詳述した本実施の形態によれば、次のような効果を
得ることができる。
【0039】(1)まず、本実施の形態によれば、ガス
吹出し部14のガス吹出し口17がステージ12に載置
されたガラス基板Gの周囲に設けられている。これによ
り、ガスの吹出しによってガラス基板Gの上方に存在す
るパーティクルが舞い上げられるのを防止することがで
きる。その結果、このガラス基板Gの上方に存在するパ
ーティクルがガラス基板Gの表面に付着するのを防止す
ることができる。これにより、全体として、ガラス基板
Gへのパーティクルの付着を軽減することができる。
【0040】(2)また、本実施の形態によれば、上記
のごとく、ガス吹出し口17がガラス基板Gの周囲に設
けられる。これにより、ガス吹出し口17の面積を大き
くすることができる。その結果、大気戻し用のガスを大
流量で流す場合であっても、ガス吹出し口17から吹き
出されるガスの吹出し速度が速くなるのを防止すること
ができる。これにより、このガスの吹出しによってガス
吹出し口17付近に存在するパーティクルが舞い上げら
れるのを防止することができる。その結果、このガス吹
出し口17付近に存在するパーティクルがガラス基板G
の表面に付着するのを防止することができる。これによ
り、全体として、ガラス基板Gへのパーティクルの付着
を軽減することができる。また、このような構成によれ
ば、大気戻し用のガスを大流量で流すことができる。こ
れにより、大気戻し時間を短縮することができる。
【0041】(3)さらに、本実施の形態によれば、ス
テージ12に載置されたガラス基板Gの上方における大
気戻し用のガスの流路面積S1がガス吹出し口17の面
積S2以上となるように設定されている。これにより、
ガス吹出し口17から吹き出された大気戻し用のガスが
すべてガラス基板Gの上方を通ると仮定しても、このガ
スの通過速度が吹出し速度より速くなることを防止する
ことができる。その結果、ガスの通過によってガラス基
板Gの上方に存在するパーティクルが舞い上げられるの
を防止することができる。これにより、このガラス基板
Gの上方に存在するパーティクルがガラス基板Gの表面
に付着するのを防止することができる。その結果、全体
として、ガラス基板Gへのパーティクルの付着を軽減す
ることができる。
【0042】(4)また、本実施の形態によれば、ガス
吹出し口17がステージ12に載置されたガラス基板G
の上方に設けられる。これにより、ガス導入ライン15
がロードロック槽11の天板112に接続されるような
装置において、ガス吹出し口17をガラス基板Gの周囲
に簡単に設けることができる。
【0043】[2]第2の実施の形態 [2−1]構成 図3は、本発明の第2の実施の形態のロードロック装置
の構成を示す側断面図である。
【0044】(1)第1の実施の形態との差 先の実施の形態では、ガス吹出し口17をガラス基板G
の上方に設ける場合を説明した。これに対し、本実施の
形態では、ガス吹出し口をガラス基板Gの側方に設ける
ようにしたものである。また、本実施の形態では、大気
戻し処理時、ガラス基板Gの周囲をガスを防ぐための防
御壁によって囲むようにしたものである。
【0045】(1)構成要素 本実施の形態の装置も、先の実施の形態の装置と同様
に、ロードロック槽21と、ステージ22と、ガス吹出
し部23と、フィルタ24と、ガス導入ライン25と、
排気ライン26とを有する。しかし、本実施の形態で
は、さらに、基板昇降機構27と、防御壁28とを有す
る。
【0046】(2)構成要素の機能 ロードロック槽21と、ステージ22と、ガス吹出し部
23と、フィルタ24と、ガス導入ライン25と、排気
ライン26の機能は、先の実施の形態のものとほぼ同じ
なので、ここでは、説明を省略する。基板昇降機構27
は、大気戻し処理時、ガラス基板Gをステージ22から
持ち上げるための機構である。防御壁28は、大気戻し
処理時、ガラス基板Gの上方に大気戻し用のガスが流れ
るのを抑制するための壁である。
【0047】(3)構成要素の形状、相互関係等 上記ロードロック槽21は、先の実施の形態と同様に、
本体21Aと蓋21Bとを有する。この場合、蓋21B
は、例えば、先の実施の形態と異なり、平板状に形成さ
れている。上記ステージ22は、先の実施の形態と同様
に、ロードロック槽21の内部の中央部に配設されてい
る。
【0048】上記ガス吹出し部23は、2つ設けられて
いる。これらは、ステージ22の側方で、対向するよう
に設けられている。各ガス吹出し部23は、ロードロッ
ク槽21の側壁213と、天板29と、2つの側板(図
2には、1つの側板のみ示す)37と、ロードロック槽
21の底板211とにより構成されている。天板29と
側板37とは、ロードロック槽21の側壁213に取り
付けられている。天板29の取付け位置は、例えば、ス
テージ22の上面より上方で、防御壁28の下端部付近
に設定されている。
【0049】ガス吹出し口30は、天29と底板211
との間に設定されている。これにより、このガス吹出し
口30は、ステージ22に載置されたガラス基板Gの周
囲に設けられることになる。また、このガス吹出し口3
0は、このガラス基板Gの側方に設けられることにな
る。上記フィルタ24は、このガス吹出し口30に設け
られている。
【0050】上記ガス導入ライン25は、ロードロック
槽21の底板211の周縁部に接続されている。この接
続位置には、ガス導入ライン25とガス吹出し部23と
を連通させるための連通穴31が形成されている。な
お、ガス導入ラインにおいて、36は、開閉バルブを示
す。上記排気ライン26も、底板211に接続されてい
る。この接続位置は、ガス吹出し部23と重ならないよ
うに設定されている。また、この接続位置には、排気ラ
イン26とロードロック槽21の内部とを連通させるた
めの連通穴32が形成されている。
【0051】上記基板昇降機構27は、ステージ22に
載置された基板Gを持ち上げるための複数のリフトピン
33を有する。このリフトピン33は、水平に配設され
た昇降板34に垂直に支持されている。この昇降板34
は、昇降ロッド35に支持されている。この昇降ロッド
35は、図示しない昇降装置に支持されている。
【0052】上記防御壁28は、四角形の筒状に形成さ
れている。この防御壁28は、ガラス基板Gより大きく
なるように設定されている。また、この防御壁28は、
ステージ22に載置されたガラス基板Gの真上におい
て、ロードロック槽21の天板212の下面に垂直に取
り付けられている。
【0053】なお、防御壁28の下端部とステージ22
の上面との鉛直方向の間隔aと、防御壁28の内面とリ
フトピン33によって上方に位置決めされたガラス基板
Gの外縁との水平方向の間隔bと、リフトピン33によ
って上方に位置決めされたガラス基板Gの表面とロード
ロック槽21の天板212の下面との鉛直方向の間隔c
とは、次の式(4)の関係を満たすように設定されてい
る。 S11≦S12≦S13≦S14 …(4)
【0054】ここで、S11は、2つのフィルタ24の
合計面積である。言い換えれば、ガスの吹出し面積であ
る。また、S12は、防御壁28の下端部とステージ2
2の上面との間におけるガスの流路面積を示す。この流
路面積S12は、次式(5)で表される。 S12=a×A …(5) 但し、Aは、防御壁28の外周の長さを示す。
【0055】さらに、S13は、防御壁28とリフトピ
ン33によって上方に位置決めされたガラス基板Gとの
間におけるガスの流路面積を示す。この流路面積S13
は、次式(6)で表される。 S13=S15−S16 …(6) 但し、S15は、防御壁28の内部の水平断面積を示
す。また、S16は、ガラス基板Gの面積を示す。
【0056】さらにまた、S14は、リフトピン33に
よって上方に位置決めされたガラス基板Gの上方におけ
るガスの流路面積を示す。この流路面積S14は、次式
(7)で表される。 S14=c×C …(7) 但し、Cは、ガラス基板Gの外周の長さを示す。
【0057】[2−2]動作 上記構成において、動作を説明する。
【0058】ロードロック槽21の内部の圧力を大気圧
に戻す場合は、ガス導入ライン25を介してガス吹出し
部23の内部に大気戻し用のガスが導入される。このガ
スは、仕切り板29に衝突し、ガス吹出し口30からロ
ードロック槽11の中央部に向かって吹き出される。ロ
ードロック槽11の中央部に向かって吹き出された大気
戻し用のガスの一部は、ステージ22の上方を通って排
気ライン26から排出される。また、一部は、ステージ
22の周囲を通って排気ライン26から排出される。
【0059】この場合、昇降ロッド35が図示しない昇
降装置により上昇させられる。これにより、ステージ2
2に載置されていたガラス基板Gがリフトピン33によ
り持ち上げられる。その結果、ガラス基板Gが防御壁2
8により囲まれる。これにより、ガス吹出し口30から
吹き出されたガスがガラス基板Gに直接当たるのが防止
される。また、ガラス基板Gの上方を流れるガスの流量
が軽減される。
【0060】[1−3]効果 以上詳述した本実施の形態においても、先の実施の形態
とほぼ同様の効果を得ることができるとともに、さら
に、次のような効果を得ることができる。
【0061】(1)まず、本実施の形態によれば、ガス
吹出し口30がステージ22に載置されたガラス基板G
の側方に設けられる。これにより、ガス導入ライン25
がロードロック槽21の底板211に接続されるような
装置において、ガス吹出し口30をガラス基板Gの周囲
に簡単に設けることができる。
【0062】(2)また、本実施の形態によれば、大気
戻し処理時、ガラス基板Gが防御壁28によって囲まれ
る。これにより、ガス吹出し口30から吹き出されたガ
スがガラス基板Gに直接当たるのを防止することができ
るとともに、ガラス基板Gの上方を流れるガスの流量を
軽減することができる。その結果、ガラス基板Gの上方
に存在するパーティクルがガスの通過によって舞い上げ
られるのを抑制することができる。これにより、このガ
ラス基板Gの上方に存在するパーティクルがガラス基板
Gの表面に付着するのを抑制することができる。その結
果、全体として、ガラス基板Gの表面へのパーティクル
の付着を軽減することができる。
【0063】(3)さらに、本実施の形態によれば、防
御壁28によってガラス基板Gを囲む場合、防御壁28
が固定され、ガラス基板Gが基板昇降機構27によって
上昇させられる。これにより、ガラス基板Gをロードロ
ック槽21に搬入したり、このロードロック槽21から
搬出する場合に、ガラス基板Gをステージ22に載置し
たり、このステージ22から持ち上げるための基板昇降
機構を使って、大気戻し処理時、ガラス基板Gを昇降駆
動することができる。その結果、大気戻し専用の基板昇
降機構27を設ける必要がない。
【0064】(4)さらにまた、本実施の形態によれ
ば、上述したような4つの面積S11,S12,S1
3,S14が式(4)を満たすように設定されている。
これにより、ガス吹出し口30から吹き出されたガスが
すべてガラス基板Gの上方に回り込んだと仮定しても、
ガラス基板G上のガスの通過速度が吹出し速度より早く
なることを防止することができる。その結果、ガスの通
過によってガラス基板Gの上方に存在するパーティクル
が舞い上げられるのを防止することができる。これによ
り、このガラス基板Gの上方に存在するパーティクルが
ガラス基板Gの表面に付着するのを防止することができ
る。その結果、全体として、ガラス基板Gへのパーティ
クルの付着を軽減することができる。
【0065】[3]そのほかの実施の形態 以上、本発明の2つの実施の形態を詳細に説明した。し
かしながら、本発明は、上述したような実施の形態に限
定されるものではない。
【0066】(1)例えば、先の第1の実施の形態で
は、ガスの流路面積S1をガスの吹出し面積S2以上に
設定する場合を説明した。しかしながら、本発明では、
ほぼ同じであれば、少し小さくても構わない。これは、
少し小さいくらいでは、ガスの通過速度がガスの吹出し
速度より急激に大きくなるというようなことはないから
である。これは、第2の実施の形態についても言える。
すなわち、面積S14が面積S11,S12,S13と
ほぼ同じであれば、これらより少し小さくても構わな
い。
【0067】(2)また、先の第2の実施の形態では、
ガス吹出し口30を2つ設ける場合を説明した。しかし
ながら、本発明は、3つ以上設けるようにしてもよい
し、ガラス基板Gの全周にわたって設けるようにしても
よい。但し、これらの場合であっても、上述した式
(4)の条件を満たすか、または、上述したように、面
積S14が面積S11,S12,S13とほぼ同じであ
れば、これらより少し小さくてもよいという条件を満た
すことが好ましい。
【0068】(3)さらに、先の第1,第2の実施の形
態では、ガス吹出し口17,30をガラス基板Gの上方
や側方に設ける場合を説明した。しかしながら、本発明
は、これを下方に設けるようにしてもよい。
【0069】(4)さらにまた、先の第2実施の形態で
は、ガラス基板Gを防御壁28によって囲む場合、ガラ
ス基板Gを昇降駆動する場合を説明した。しかしなが
ら、本発明は、防御壁28を昇降駆動するようにしても
よい。
【0070】(5)また、先の第2の実施の形態では、
ガラス基板Gを防御壁28で囲む場合を説明した。しか
しながら、本発明は、これを囲まないようにしてもよ
い。このような構成であっても、ガラス基板G上におけ
るガスの流路面積S14が、ガスの吹出し面積S11以
上に設定されているので、ガラス基板Gの上方で、ガス
の通過速度がガスの吹出し速度より速くなることはな
い。
【0071】(6)さらに、先の実施の形態では、本発
明をガラス基板処理装置のロードロック装置に適用する
場合を説明した。しかしながら、本発明は、液晶表示デ
バイス以外の固体デバイスの基板を処理する基板処理装
置のロードロック装置にも適用することができる。例え
ば、本発明は、半導体デバイスのウェーハを処理するウ
ェーハ処理装置のロードロック装置にも適用することが
できる。
【0072】(7)このほかにも、本発明は、その要旨
を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿論
である。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載のロー
ドロック装置によれば、ガス吹出し口が基板載置部に載
置された基板の周囲に設けられている。これにより、全
体として、基板の表面へのパーティクルの付着を軽減す
ることができるとともに、大気戻し時間を短縮すること
ができる。
【0074】また、請求項2記載のロードロック装置に
よれば、請求項1記載の装置において、基板載置部に載
置された基板の上方におけるガスの流路面積がガス吹出
し口の面積とほぼ同じか、この面積より大きくなるよう
に設定されている。これにより、全体として、基板の表
面へのパーティクルの付着を軽減することができる。
【0075】さらに、請求項3記載のロードロック装置
によれば、大気戻し処理を行う場合、基板の周囲が壁で
囲まれる。これにより、ガス吹出し口から吹き出された
ガスが基板に直接当たるのを防止することができるとと
もに、基板の上方を流れるガスの流量を軽減することが
できる。これにより、全体として、基板の表面へのパー
ティクルの付着を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のロードロック装置
の構成を示す側断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のロードロック装置
におけるガラス基板上の流路面積とガス吹出し口の面積
との関係を示す斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態のロードロック装置
の構成を示す側断面図である。
【図4】従来のロードロック装置の構成を示す側断面図
である。
【符号の説明】
G…基板、11,21…ロードロック槽、12,22…
ステージ、13,23…ガス吹出し部、14,24…フ
ィルタ、15,25…ガス導入ライン、16,26…排
気ライン、17,30…ガス吹出し口、18…仕切り
板、19,20,31,32…連通穴、111,211
…底板、112,212…天板、213…側壁、11
A,21A…本体、11B,21B…蓋、27…基板昇
降機構、28…防御壁、29…天板、33…リフトピ
ン、34…昇降板、35…昇降ロッド、36…開閉バル
ブ、37…側板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K029 AA09 AA24 DA05 DA06 DA09 JA00 KA01 KA09 4K030 CA06 CA17 EA05 EA06 GA01 GA12 JA09 KA12 KA45 KA49 LA18 5F031 CA05 FA02 FA07 FA12 MA29 NA02 NA04 NA05 NA07 NA16 NA17 PA26

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に所定の処理を施すための処理空間
    が大気に触れるのを防止するためのロードロック装置に
    おいて、 前記基板を収容するための密閉された基板収容空間を形
    成する真空容器と、 この真空容器の内部に設けられ、前記基板が載置される
    基板載置部と、 前記真空容器の内部の圧力を大気圧に戻すためのガスを
    前記真空容器の内部に吹き出すためのガス吹出し口を有
    し、このガス吹出し口が前記基板載置部に載置された前
    記基板の周囲に形成されているガス吹出し部とを備えた
    ことを特徴とするロードロック装置。
  2. 【請求項2】 前記基板載置部に載置された前記基板の
    上方における前記ガスの流路面積が前記ガス吹出し口の
    面積とほぼ同じか、この面積より大きくなるように構成
    されていることを特徴とする請求項1記載のロードロッ
    ク装置。
  3. 【請求項3】 前記真空容器の内部の圧力を大気圧に戻
    す場合に、前記基板の周囲を囲むような壁をさらに備え
    たことを特徴とする請求項1記載のロードロック装置。
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