JP7013892B2 - 水切りかご - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、水きりかごに関する。
一般的に、シンクの内部には洗浄を終えた食器類やスポンジ等の水を切るため、水切りかごが設けられている。例えば、特許文献1のようにシンクの外縁にフレームが有する係止片を係止させる形で、シンクの内部に水切りかごを設けていることが知られている。シンクの内部に水切りかごを収容する場合、スペースの関係上水切りかごをシンクの内側壁に沿うように載置する。
特許第6166163号
しかしながら、シンク内を掃除する際に水切りかごの場所を移そうとすると、水切りかごの外周はシンクの内側壁に沿うように設置しているため、取っ手部分が確保しづらく持ち上げづらいという課題がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、シンク内に設置した場合にも持ち運びがしやすく、使い勝手の良い水切りかごを提供することを目的とする。
第1の発明は、シンクの内部に設けられるとともに持ち運ぶことが可能な水切りかごであって、長手方向に延びるかご部と、前記かご部の上部に設けられた、把持可能な一対の取っ手部と、を備え、前記一対の取っ手部は、上面視において、前記かご部の上方の縁部よりも内側に位置することを特徴とする水切りかごである。
この水切りかごによれば、取っ手部が、上面視において、かご部の上方の縁部よりも内側に位置しているため、シンクの内側壁に沿うように水切りかごを設置した場合においても、上方から取っ手部にアプローチするためのスペースがあり、水切りかごを持ち上げることが容易となる。従って、シンクの掃除などの際に水切りかごを取り出しやすく、使い勝手が良い。以上のことより、シンク内に設置した場合にも持ち運びがしやすく、使い勝手の良い水切りかごを提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記一対の取っ手部は、前記長手方向に延びることを特徴とする水切りかごである。
この水切りかごによれば、水切りかごの長手方向の側面をシンクの内側壁に沿うように設置した場合においても、上方から取っ手部にアプローチするためのスペースがあり、水切りかごを持ち上げることが容易であるため、使い勝手が良い。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記かご部は、外周フレームと、前記外周フレームに略直交する第1線材と、前記外周フレーム及び前記第1線材に略直交する第2線材と、を有する網かごであることを特徴とする水切りかごである。
この水切りかごによれば、水切れがよく、例えば、食器洗浄機で使用した場合にも、全方向から洗浄することが可能であるため、使い勝手が良い。
第4の発明は、第1~第3のいずれか1つの発明において、前記一対の取っ手部は、前記かご部に上下動可能に取り付けられていることを特徴とする水切りかごである。
この水切りかごによれば、取っ手部が上下動するため、水切りかごを持ち運びした際に目的の場所へ設置しやすい。例えば、狭い空間に水切りかごを設置する際に、水切りかごの側面を収納空間の側壁に当接させたい場合に、上方からアプローチすることが可能となり、手を収納空間の側壁と水切りかごの側面との間に挟む必要がなく、使い勝手が良い。また、取っ手部を掴む際に、水切りかごの内部に収納されている食器類に手が触れ、持ち運びしにくくなることを抑制できる。さらに、取っ手部が大きく回動しないため、食器などを収納した際に取っ手部が取り出しづらくなることを抑制できる。また、水切りかごの収納空間を有効活用することができる。
第5の発明は、第4の発明において、前記縁部のうち、前記一対の取っ手部が設けられている部分の高さは、前記一対の取っ手部が設けられている部分の両端部の高さよりも低いことを特徴とする水切りかごである。
この水切りかごによれば、取っ手部を上方まで上げる際に、縁部が邪魔になりにくい。また、一対の取っ手部を把持する際に、指を入れるスペースを広くとることができる。従って、より使い勝手が良い。
第6の発明は、第1~第5のいずれか1つの発明において、前記一対の取っ手部は、前記縁部の上端の高さ以下になるように設けられることを特徴とする水切りかごである。
この水切りかごによれば、可動式の取っ手部が未使用時(収納形態時)に水切りかごとして邪魔にならない位置に収まり、縁部の上端を超えない位置にあるため、作業動線に取っ手部が来ず、作業上邪魔になりにくい。また、水切りかごの上面部が平坦になるため、まな板等を置くことも可能である。従って、より使い勝手が良い。また、取っ手部が突出していないため、意匠面も向上する。
本発明の態様によれば、シンク内に設置した場合にも持ち運びがしやすく、使い勝手の良い水切りかごが提供される。
実施形態に係る水切りかごを設置したシステムキッチンを模式的に表す斜視図である。 実施形態に係る水切りかごを模式的に表す斜視図である。 実施形態に係る水切りかごを模式的に表す上面図である。 実施形態に係る水切りかごの取っ手部の動作を模式的に表す斜視図である。 実施形態に係る水切りかごの取っ手部の動作を模式的に表す側面図である。 実施形態に係る水切りかごの変形例を模式的に表す斜視図である。 実施形態に係る水切りかごの別の変形例を模式的に表す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る水切りかごを設置したシステムキッチンを模式的に表す斜視図である。
図1に表したシステムキッチン500は、カウンタ200と、食器洗浄機300と、を備える。カウンタ200は、シンク210を有する。例えば、シンク210の後部には、水栓(図示なし)が設けられている。
本願明細書においては、システムキッチン500の前においてシンク210と向き合う使用者からみて手前側を「前方」とし、奥側を「後方」とし、上側を「上方」とし、下側を「下方」とし、右側を「右側方」とし、左側を「左側方」とする。
食器洗浄機300は、カウンタ200の下方に設けられている。より具体的には、食器洗浄機300は、カウンタ200の下方に組み込まれている。食器洗浄機300は、筐体301と、洗浄槽303と、扉305と、水切りかご100と、を有する。筐体301は、前面に前開口部302を有する。洗浄槽303は、上面に上開口部304を有し、洗浄槽303は、筐体301に収容されている収容位置と収容されていない非収容位置との間でスライド移動可能である。扉305は、洗浄槽303と一体となるように構成されており、洗浄槽303が筐体301に収容されたときに前開口部302を覆うものである。図1に表した矢印A1のように、洗浄槽303および扉305は、筐体301に対して前後方向にスライド移動可能である。
図1に表した矢印A2のように、水切りかご100は、上開口部304を通して洗浄槽303に対して出し入れ可能とされている。水切りかご100は、例えば食器や調理器具などの被洗浄物(図示なし)が収納された状態で洗浄槽303に対して出し入れ可能である。そのため、使用者は、汚れた食器(洗浄前の食器)をシンク210の内部に設置された状態で水切りかご100に収納し、汚れた食器が収納された水切りかご100をそのまま食器洗浄機300に移動して洗浄することができる。これにより、例えば食器や調理器具などの被洗浄物を1つずつ食器洗浄機300にセットする手間を削減することができ、従来のように、水切りかご100が、被洗浄物が収納された状態で洗浄槽303に対して出し入れ可能でない場合に比べて、食事の後片付けをより短時間で行うことができる。よって、食器洗浄機300に対する被洗浄物の出し入れの手間を削減することができるとともに、使用者の身体への負担を軽減することができる。
シンク210の内部に水切りかご100を設置する場合は、例えば、シンク210の周縁に形成された段落ち部211に、水切りかご100の一部を引っ掛かけて係止することができる。水切りかご100には、段落ち部211に引っ掛かけるための係止片が設けられていてもよい。また、水切りかご100をシンク210の内部に置いて使用してもよい。
図2は、実施形態に係る水切りかごを模式的に表す斜視図である。
図2に表したように、水切りかご100は、かご部10と、取っ手部50と、を備えている。水切りかご100は、上面部に開口を有しており、この開口を通して食器や調理器具などの被洗浄物を出し入れすることができる。
かご部10は、長手方向に延びている。かご部10は、かご本体15と、かご本体15の上方に設けられた上部フレーム30と、を有する。かご本体15は、長手方向に延びた底面部11と、底面部11の長手方向の一対の外縁のそれぞれに設けられた一対の第1側面部12(12a及び12b)と、底面部11の短手方向の一対の外縁のそれぞれに設けられた一対の第2側面部13(13a及び13b)と、を有する。この例では、長手方向は前後方向であり、短手方向は左右方向である。
かご部10は、かご部10の内部に収納された被洗浄物から垂れた水をかご部10の下方に通過させ、水を切ることができる。かご部10は、例えば、外周フレーム20と、第1線材21と、第2線材22と、を有する網かごである。この例では、かご本体15が、外周フレーム20と、第1線材21と、第2線材22と、を有する。
かご部10がこのような網かごであれば、水切れがよく、例えば、水切りかご100を食器洗浄機300で使用した際に、全方向から洗浄することが可能であるため、使い勝手が良い。また、かご部10を網かご状にすることにより、例えば、水切りかご100を食器洗浄機300で使用した際に、洗浄水などがかご部10で遮られてしまうことを抑制し、被洗浄物の洗浄性を高めることもできる。但し、かご部10の構成は、線材を用いた網かご状に限ることなく、例えば、複数の開口が設けられた開口板状の構成や、メッシュ状の構成などでもよい。かご部10の構成は、被洗浄物などの水を切ることが可能な任意の構成でよい。
外周フレーム20は、かご本体15の左右方向及び前後方向の外周部分となるフレームである。外周フレーム20は、例えば、ステンレス製の線材である。この例では、上下方向に略平行に並ぶように、外周フレーム20a及び外周フレーム20bが設けられている。外周フレーム20の数は、任意の数とすることができる。
外周フレーム20は、一対の第1側面部12及び一対の第2側面部13に設けられている。外周フレーム20は、一対の第1側面部12において前後方向に延びる部分と、一対の第2側面部13において左右方向に延びる部分と、を含む。外周フレーム20の形状は、上面視において、例えば、略長方形状である。
第1線材21は、かご本体15の下方向及び左右方向の外周部分となるフレームである。第1線材21は、例えば、ステンレス製の線材である。この例では、前後方向に略平行に並ぶように、第1線材21a、21b、21c、21d、21e、及び21fが設けられている。第1線材21の数は、任意の数とすることができる。
第1線材21は、底面部11及び一対の第1側面部12に設けられている。第1線材21は、一対の第1側面部12において上下方向に延びる部分と、底面部11において左右方向に延びる部分と、を含む。第1線材21は、一対の第1側面部12において、外周フレーム20に略直交している。
第2線材22は、かご本体15の下方向及び前後方向の外周部分となるフレームである。第2線材22は、例えば、ステンレス製の線材である。この例では、左右方向に略平行に並ぶように、第2線材22a、22b、22c、22d、及び22eが設けられている。第2線材22の数は、任意の数とすることができる。
第2線材22は、底面部11及び一対の第2側面部13に設けられている。第2線材22は、一対の第2側面部13において上下方向に延びる部分と、底面部11において前後方向に延びる部分と、を含む。第2線材22は、一対の第2側面部13において、外周フレーム20に略直交している。第2線材22は、底面部11において、第1線材21に略直交している。
この例では、第2線材22に、突出部40が設けられている。このような突出部40を設けることで、食器や調理器具などの被洗浄物を収納する際に、被洗浄物を起立した状態で支持することができるため、水切りかご100の収納空間を有効活用できる。また、被洗浄物を収納したまま水切りかご100を持ち運ぶ場合にも、被洗浄物が動きづらいため、使い勝手が良い。突出部40は、第1線材21に設けられていてもよい。
かご部10は、上部フレーム30を備える。上部フレーム30は、例えば、ステンレス製の線材である。上部フレーム30は、上記のかご本体15の上方に設けられている。上部フレーム30は、一対の第1側面部12のそれぞれの上方に設けられ、一対の第1側面部12に沿って延びる一対の延在部31(31a及び31b)を有する。一対の延在部31は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
一対の延在部31は、一対の第1部分32(32a及び32b)と、一対の第2部分33(33a及び33b)と、を有する。一対の第1部分32は、一対の第1側面部12の一端側(前方側)の上方に設けられている。一対の第2部分33は、一対の第1側面部12の他端側(後方側)の上方に設けられている。一対の第2部分33は、一対の第1部分32と離間している。
上部フレーム30は、一対の第2側面部13に沿う一対の延在部を有していてもよい。この場合、一対の延在部は、一対の第2側面部13の一端側(例えば、左側方側)の上方に設けられた一対の第1部分と、一対の第2側面部13の他端側(例えば、右側方側)の上方に設けられ、一対の第1部分と離間した一対の第2部分と、を有していてもよい。
上部フレーム30は、一対の第1側面部12に沿う面において、下方向に延びる一対の第3部分34(34a及び34b)及び一対の第4部分35(35a及び35b)を有する。一対の第3部分34は、一対の延在部31の一対の第1部分32と接続されている。一対の第4部分35は、一対の延在部31の一対の第2部分33と接続されている。
この例では、上部フレーム30は、前方側の上部フレーム30a、及び、後方側の上部フレーム30bに分かれて設けられている。取っ手部50の前後方向に延びる部分と重なる位置には、上部フレーム30(延在部31)は設けられていない。
上部フレーム30は、かご本体15と接続されている。この例では、上部フレーム30は、かご本体15の第1線材21a及び21fと接続されている。また、上部フレーム30の一対の第3部分34及び一対の第4部分35は、かご本体15の外周フレーム20aと接続されている。上部フレーム30は、第2線材22と接続されていてもよい。
上部フレーム30の前後方向の端部は、上面視において、外周フレーム20の前後方向の端部(一対の第2側面部13)よりも外側に位置している。換言すれば、かご本体15に対して、上部フレーム30が前後方向にせり出している。このような構造とすることで、上部フレーム30の前後方向の端部を上記の係止片として利用することができる。この係止片によって、例えば、シンク210の周縁に水切りかご100を引っ掛けて、水切りかご100を使用することができる。また、この例では、前後方向にせり出した上部フレーム30の一部が、内側及び下方に湾曲している。このような構造であれば、シンク210内に水切りかご100を設置した場合に、湾曲した部分をシンク210の周縁に当接させて、水切りかご100の前後方向の揺れを抑制することができる。
実施形態に係る水切りかご100は、把持可能な一対の取っ手部50(50a及び50b)を備える。一対の取っ手部50は、例えば、ステンレス製の線材である。一対の取っ手部50は、上記のかご部10の上部に設けられている。一対の取っ手部50は、例えば、上記の上部フレーム30の一対の延在部31が設けられている側面部の上方に設けられる。換言すれば、例えば、一対の延在部31と、一対の取っ手部50は、同じ側面部の上方に設けられる。この例では、一対の取っ手部50は、一対の第1側面部12の上方に設けられている。一対の取っ手部50は、長手方向に延びている。一対の取っ手部50は、一対の第2側面部13の上方に設けられてもよい。一対の取っ手部50は、一対の第1側面部12の上方、及び、一対の第2側面部13の上方、の両方に設けられてもよい。
一対の取っ手部50は、上部フレーム30の一対の第3部分34及び一対の第4部分35に上下動可能に取り付けられている。一対の取っ手部50は、かご本体15に取り付けられてもよい。一対の取っ手部50の動作については、後述する。
図3は、実施形態に係る水切りかごを模式的に表す上面図である。
図3に表したように、一対の取っ手部50は、上面視において、かご部10の上方の縁部よりも内側に位置する。かご部10に上部フレーム30が設けられている場合、かご部10の上方の縁部は、上部フレーム30である。かご部10に上部フレームが設けられていない場合、かご部10の上方の縁部は、かご本体15の上方の縁部(例えば、外周フレーム20a)である。また、かご本体15の上方の一部に上部フレーム30が設けられている場合、上部フレーム30が設けられている部分のかご部10の上方の縁部は上部フレーム30であり、上部フレーム30が設けられていない部分のかご部10の上方の縁部はかご本体15の上方の縁部(例えば、外周フレーム20a)である。このように、かご部10の上方の縁部は、位置によって異なっていてもよい。換言すれば、かご部10の上方の縁部の高さは、位置によって異なっていてもよい。
この例では、一対の取っ手部50は、上面視において、上部フレーム30の一対の延在部31よりも内側に位置する。取っ手部50aは、上面視において、延在部31aよりも内側に位置する。取っ手部50bは、上面視において、延在部31bよりも内側に位置する。また、一対の取っ手部50は、上面視において、外周フレーム20aの前後方向に延びる部分よりも内側に位置する。この例では、一対の取っ手部50が一対の第1側面部12の上方に設けられているため、取っ手部50aと取っ手部50bとの間の左右方向の距離d1は、延在部31aと延在部31bとの間の左右方向の距離d2よりも短い。また、距離d1は、外周フレーム20aの左右方向の距離よりも短い。外周フレーム20aの左右方向の距離は、距離d2と実質的に同じである。例えば、一対の取っ手部50が一対の第2側面部13の上方に設けられている場合は、一対の取っ手部50の間の前後方向の距離は、一対の第2側面部13に沿う一対の延在部の間の前後方向の距離又は外周フレーム20aの前後方向の距離よりも短い。
この例では、一対の取っ手部50は、内側から上部フレーム30の一対の第3部分34及び一対の第4部分35に上下動可能に巻きつけられている。これにより、未使用時において、一対の取っ手部50は、上面視において、かご部10の上方の縁部(例えば、上部フレーム30)よりも内側に位置する。一方で、この例では、一対の取っ手部50は、滑らかな上下動が可能となるように、一対の第3部分34及び一対の第4部分35との間に隙間を設けて巻きつけられている。従って、一対の取っ手部50は、上記の隙間の分だけ左右方向にも動かすことができる。一対の取っ手部50は、上面視において、かご部10の上方の縁部よりも外側に位置することも可能である。なお、一対の取っ手部50の取付方法は、巻きつけに限ることなく、かご部10に対して上下動可能な任意の取付方法でよい。
このように、実施形態に係る水切りかご100では、一対の取っ手部50が、上面視において、かご部10の上方の縁部よりも内側に位置しているため、シンク210の内側壁に沿って水切りかご100を設置した場合においても、上方から一対の取っ手部50にアプローチするためのスペースがあり、水切りかご100を持ち上げることが容易となる。従って、シンク210の掃除などの際に水切りかご100を取り出しやすく、使い勝手が良い。
一対の取っ手部50は、上面視において、例えば、かご部10の上方の縁部よりも、それぞれ10~20mm(例えば、15mm)程度内側に位置する。一対の取っ手部50がこのような位置にあれば、水切りかご100がシンク210の内側壁に沿って設置されている場合でも、指を入れられる幅があるため、一対の取っ手部50に指をかけやすい。
一対の取っ手部50の長手方向に沿う長さd3は、例えば、上部フレーム30の長手方向に沿う長さd4の30%以上80%以下(例えば、150mm以上350mm以下)である。このような長さであれば、一対の取っ手部50の掴む位置を調整することができ、かご部10内に被洗浄物を収納したまま水切りかご100を持ち運ぶ場合などにも、水切りかご100の重心をとりやすくすることができる。
一対の取っ手部50は、例えば、一対の第1側面部12(12a及び12b)の上方に、それぞれ複数個ずつ設けられていてもよい。一対の取っ手部50は、例えば、一対の第2側面部13(13a及び13b)の上方に、それぞれ複数個ずつ設けられていてもよい。
図4及び図5は、実施形態に係る水切りかごの取っ手部の動作を模式的に表す斜視図及び側面図である。
図4及び図5に表したように、一対の取っ手部50は、上部フレーム30の一対の第3部分34及び一対の第4部分35に上下動可能に取り付けられており、一対の第3部分34及び一対の第4部分35を摺動することで略垂直方向に上下動することができる。なお、一対の取っ手部50が上下動するとき、一対の取っ手部50のかご部10への取付部分(例えば、一対の取っ手部50の巻きつけている部分)も上下動する。図2は、一対の取っ手部50が下がっている状態であり、未使用時の一対の取っ手部50の位置を表している。これに対し、図4は、一対の取っ手部50が上がっている状態であり、使用時の一対の取っ手部50の位置を表している。未使用時において、一対の取っ手部50は、例えば、かご部10の上方の縁部の上端(例えば、上部フレーム30の一対の延在部31)と同じ高さ(面一)、又は、かご部10の上方の縁部の上端よりも低い位置に設けられる。一方、一対の取っ手部50が上がった状態では、一対の取っ手部50の上端は、かご部10の上方の縁部の上端よりも上方に位置する。
一対の取っ手部50の上下動の幅は、例えば、20mm以上100mm以下である。
このように一対の取っ手部50が上下動する構造であれば、水切りかご100を持ち運びした際に目的の場所へ設置しやすくすることができる。一対の取っ手部50を掴む際に、水切りかご100の内部に収納されている食器類に手が触れ、持ち運びしにくくなることを抑制できる。また、一対の取っ手部50が上下動する構造であれば、例えば一対の取っ手部50が大きく回動する構造などと比べて、食器などを収納した際に一対の取っ手部50を取り出しやすくすることができる。さらに、一対の取っ手部50が上下動する構造であれば、一対の取っ手部50の動作に必要な空間も少ないため、水切りかご100の収納空間を有効活用することができる。
また、水切りかご100を食器洗浄機300で使用する際には、通常、被洗浄物がかご部10の上方の縁部の上端(例えば、上部フレーム30の一対の延在部31)を越えないように、被洗浄物を配置する。このとき、一対の取っ手部50が上下動する構造であれば、一対の取っ手部50を上部フレーム30の一対の延在部31よりも上まで動かすことができるため、一対の延在部31の高さまで被洗浄物を収納したとしても、一対の取っ手部50を上まで動かせば、一対の取っ手部50を掴むための空間を確保できる。従って、食器洗浄機300で使用する場合にも、食器洗浄機300から出し入れしやすく、使い勝手が良い。また、一対の取っ手部50を使用者などが把持していない状態では、一対の取っ手部50が上部フレーム30よりも下方に位置するため、水切りかご100を食器洗浄機300の洗浄槽303内に収納する際に、一対の取っ手部50が洗浄槽303の天井面に当接してしまうことを抑制することができる。従って、洗浄槽303の上部に無駄な空間ができてしまうことを抑制し、洗浄槽303の内部の空間を有効活用することもできる。
すでに説明したように、未使用時において、一対の取っ手部50は、かご部10の上方の縁部の上端(例えば、上部フレーム30の一対の延在部31)の高さ以下になるように設けられる。未使用時の一対の取っ手部50の高さがこのような位置であれば、少なくとも一対の取っ手部50を使用していないときには、水切りかご100から一対の取っ手部50が突出しない。これにより、例えば、食器類などを水切りかご100に収納する際の作業動線に一対の取っ手部50が来ることを抑制できる。また、水切りかご100の上面部を平坦にすることができるため、水切りかご100の上にまな板等を置くことも可能である。また、一対の取っ手部50が突出していないため、意匠面も向上する。
また、図2~図5に表されるように、上部フレーム30の一対の延在部31の一部である一対の第1部分32及び一対の第2部分33は、かご本体15の上端よりも上に位置している。そして、一対の取っ手部50は、一対の延在部31が延びる方向(この例では、前後方向)において、一対の第1部分32と一対の第2部分33との間に位置する。一対の取っ手部50の可動領域においては、上部フレーム30が取り除かれている。このようにすることで、一対の取っ手部50を上方まで上げる際に、上部フレーム30が邪魔になりにくい。また、上部フレーム30がないことで、一対の取っ手部50を把持する際に、指を入れるスペースを広くとることができる。
図2~図5に示されるように、水切りかご100は、かご本体15の下に設けられた脚部60を備える。脚部60は、例えば、ステンレス製の線材である。この例では、脚部60は、第1線材21(第1線材21a及び21f)の下に、第1線材21と略平行に設けられている。脚部60は、例えば、左右方向に延びるフラット形状である。
脚部60を設けることで、例えば、水切りかご100をシンク210の内部に直接置く場合に、シンク210とかご本体15の底面部11との間に空間を設けることができる。これにより、かご本体15の底面部11がシンク210に直接触れないようにすることができ、かご部10内に収納した食器類などにシンク210ではねた水がかかることを抑制できる。また、かご部10内に収納した食器類の一部が、かご本体15の底面部11よりも下に出ている場合に、水切りかご100をシンク210の内部に直接置いても、食器類がシンク210に触れて動くことを抑制できる。
また、水切りかご100を食器洗浄機300の内部に収納するとき、水切りかご100を食器洗浄機300の内部に設けられた網かごに載置する場合がある。このとき、例えば、脚部60の左右方向の長さが食器洗浄機300の内部に設けられた網かごの網目よりも大きければ、脚部60が食器洗浄機300の内部に設けられた網かごの網目には落ち込むことを抑制できる。従って、水切りかご100を安定して食器洗浄機300の内部に載置することができる。脚部60の左右方向の長さは、例えば、かご部10(かご本体15)の左右方向の長さと同程度である。
図6は、実施形態に係る水切りかごの変形例を模式的に表す斜視図である。
なお、上記実施形態と機能・構成上実質的に同じものについては、同符号を付し、詳細な説明は省略する。
図6に表したように、この例では、一対の取っ手部50は、かご本体15の第1線材21b及び21eに上下動可能に接続されている(巻きつけられている)。一対の取っ手部50は、第1線材21b及び21eを摺動することで略垂直方向に上下動することができる。図6では、取っ手部50aは上がっている(使用時の)状態であり、取っ手部50bは下がっている(未使用時の)状態である。また、この例では、上部フレーム30は、連続する1つの部材であり、かご本体15の第1線材21a、21b、21e、及び21fと接続されている。
図7は、実施形態に係る水切りかごの変形例を模式的に表す斜視図である。
図7に表したように、この例では、一対の取っ手部50は、上部フレーム30の一対の延在部31に上下動しないように接続されている。この例では、一対の取っ手部50が上下動しないため、使用時も未使用時も一対の取っ手部50の位置は変わらない。一対の取っ手部50は、上部フレーム30の一対の延在部31の高さ以下になるように設けられている。また、この例では、上部フレーム30は、かご本体15の第1線材21a、21b、21e、及び21fと接続されている。
これらの変形例においても、一対の取っ手部50が、上面視において、かご部10の上方の縁部よりも内側に位置しているため、シンク210内に設置した場合にも持ち運びがしやすく、使い勝手の良い水切りかご100を提供することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、水切りかご100などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 かご部、 11 底面部、 12、12a、12b 第1側面部、 13、13a、13c 第2側面部、15 かご本体、 20、20a、20b 外周フレーム、 21、21a~21f 第1線材、 22、22a~22e 第2線材、 30、30a、30b 上部フレーム、 31、31a、31b 延在部、 32、32a、32b 第1部分、 33、33a、33b 第2部分、 34、34a、34b 第3部分、 35、35a、35b 第4部分、 40 突出部、 50、50a、50b 取っ手部、 60 脚部、 100 水切りかご、 200 カウンタ、 210 シンク、 211 段落ち部、 300 食器洗浄機、 301 筐体、 302 前開口部、 303 洗浄槽、 304 上開口部、 305 扉、 500 システムキッチン、 A1、A2 矢印、 d1~d4 長さ

Claims (4)

  1. シンクの内部に設けられるとともに持ち運ぶことが可能な水切りかごであって、
    長手方向に延びるかご部と、
    前記かご部の上部に設けられた、把持可能な一対の取っ手部と、
    を備え、
    前記一対の取っ手部は、上面視において、前記かご部の上方の縁部よりも内側に位置し、
    前記一対の取っ手部は、前記かご部に上下動可能に取り付けられており、
    前記縁部のうち、前記一対の取っ手部が設けられている部分の高さは、前記一対の取っ手部が設けられている部分の両端部の高さよりも低いことを特徴とする水切りかご。
  2. 前記一対の取っ手部は、前記長手方向に延びることを特徴とする請求項1記載の水切りかご。
  3. 前記かご部は、外周フレームと、前記外周フレームに略直交する第1線材と、前記外周フレーム及び前記第1線材に略直交する第2線材と、を有する網かごであることを特徴とする請求項1又は2に記載の水切りかご。
  4. 前記一対の取っ手部は、前記縁部の上端の高さ以下になるように設けられることを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の水切りかご。
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