JP7013152B2 - バタフライバルブおよび真空圧力制御装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態に係るバタフライバルブ1の断面図である。バタフライバルブ1は、駆動部2と弁本体3を有する。
動作制御部31の構成を、具体的に説明する。図2は、図1のA-A矢視図である。図3は、図2のB-B断面図である。図4~図8は、図2のC-D-E-F-G-H断面図である。図4は、全閉状態を示す。図5は、直進動作中の状態を示す。図6は、直進動作開始時の状態を示す。図7は、第1弁開状態を示す。図8は、補正状態を示す。
次に、上記バタフライバルブ1を用いた真空圧力制御システムの構成を説明する。図9は、真空圧力制御システムの構成を示すブロック図である。バタフライバルブ1は、真空容器27と真空ポンプ28を接続する配管30上に配設され、真空容器27の圧力を制御する真空圧力制御装置として使用される。
続いて、上記バタフライバルブ1を用いた真空圧力制御の概要を説明する。バタフライバルブ1は、排気を停止する場合、バタフライ弁体9が図4に示す全閉位置にある。
バタフライ弁体9が、図7に示すように弁座7aから完全に離間する第1弁開位置から、図4に示す全閉位置まで、弁閉する動作について説明する。バタフライ弁体9が弁座7aから完全に離間する間、第1カム部材37と第2カム部材38が第1当て板61と第2当て板62から離間している。そのため、バタフライ弁体9は、第1圧縮ばね35と第2圧縮ばね36に付勢されて第2面9bを支持部材32の第1端面32aに当接させる後退位置まで後退した状態で、逆方向-Kに回転する。
次に、バタフライ弁体9を、図4に示す全閉位置から弁開させる場合の動作について、説明する。バタフライ弁体9は、回転軸10と一体的に逆方向-Kに回転する。バタフライ弁体9は、図4に示す全閉位置から逆方向-Kに回転すると、カム面37a,38aにより、押圧力F1が緩和される。すると直ぐに、バタフライ弁体9は、第1圧縮ばね35と第2圧縮ばね36に付勢されて支持部材32側へ後退し始める。よって、バタフライ弁体9は、全閉位置から回転軸10と一体的に逆方向-Kへ回転すると同時に、弾性シール部材7の締め付け力が緩和され、弁座7aの摩耗・損傷を抑制できる。
バタフライバルブ1は、弾性シール部材7を弾性変形させてシールを行うため、弾性シール部材7が経年劣化する恐れがある。そこで、バタフライバルブ1の制御基板13は、回転軸10の回転角度を0°に制御した後、圧力センサ25を用いて、真空容器27の圧力が低下しているか否かを判断する。圧力が低下していると判断した場合には、制御基板13は、モータ11を用いて回転軸10を逆方向-Kに回転させる。
2 駆動部
4d 弁孔
7a 弁座
9 バタフライ弁体
9c 周縁部
10 回転軸
13 制御基板
27 真空容器
28 真空ポンプ
31 動作制御部
32 支持部材
35 第1圧縮ばね
36 第2圧縮ばね
37 第1カム部材
38 第2カム部材
70 支持機構
60 カム機構
61 第1当て板
62 第2当て板
P 中心軸
F 押圧力
Claims (8)
- 半導体製造工程で用いられるバタフライバルブであって、
弁孔を備えるバルブボディと、
前記弁孔の軸心に対して直交する方向に配置された回転軸と、
前記弁孔に回転自在に配置されるバタフライ弁体と、
弾性を有し、前記バタフライ弁体の周縁部が当接又は離間する環状の弁座と、を備えるバタフライバルブにおいて、
前記弁座が定位置に配置されていること、
前記回転軸に連結され、前記回転軸の回転のみで、前記バタフライ弁体を前記回転軸と一体的に回転させる回転動作と、前記回転軸の中心軸に対して垂直方向に前記バタフライ弁体を移動させる直進動作を行う動作制御部であって、前記回転動作と前記直進動作とを同時に並行して行う前記動作制御部と、を有すること、
を特徴とするバタフライバルブ。 - 請求項1に記載するバタフライバルブにおいて、
前記動作制御部が、
前記回転軸に固定され、前記バタフライ弁体を前記垂直方向に変動可能に支持する支持機構と、
前記バタフライ弁体の少なくとも一部が前記弁座に当接する場合に、前記回転軸の回転に応じて、前記支持機構に支持される前記バタフライ弁体を弁座方向に押圧するカム機構と、を有すること
を特徴とするバタフライバルブ。 - 弁孔を備えるバルブボディと、
前記弁孔の軸心に対して直交する方向に配置された回転軸と、
前記弁孔に回転自在に配置されるバタフライ弁体と、
弾性を有し、前記バタフライ弁体の周縁部が当接又は離間する環状の弁座と、を備えるバタフライバルブにおいて、
前記弁座が定位置に配置されていること、
前記回転軸に連結され、前記回転軸の回転のみで、前記バタフライ弁体を前記回転軸と一体的に回転させる回転動作と、前記回転軸の中心軸に対して垂直方向に前記バタフライ弁体を移動させる直進動作を行う動作制御部と、を有すること、
前記動作制御部が、
前記回転軸に固定され、前記バタフライ弁体を前記垂直方向に変動可能に支持する支持機構と、
前記バタフライ弁体の少なくとも一部が前記弁座に当接する場合に、前記回転軸の回転に応じて前記バタフライ弁体を押圧するカム機構と、を有すること、
前記カム機構が、
前記弁孔の内部に突出するように前記バルブボディに設けられた突出部材と、
前記バタフライ弁体に固定されるものであり、前記バタフライ弁体が前記弁座から離間する場合には、前記突出部材に接触せず、前記バタフライ弁体の少なくとも一部が前記弁座に当接する場合には、前記突出部材に接触するカム部材と、を有すること、
を特徴とするバタフライバルブ。 - 請求項3に記載するバタフライバルブにおいて、
前記カム部材が、前記突出部材と接触する位置に転がり軸受けが配置されていること、
を特徴とするバタフライバルブ。 - 請求項2乃至請求項4の何れか一つに記載するバタフライバルブにおいて、
前記バタフライ弁体を支持機構側に付勢する付勢部材を有すること
を特徴とするバタフライバルブ。 - 半導体製造工程で用いられる真空容器と真空ポンプとの間に配設され、前記真空容器の真空圧力を制御する真空圧力制御装置において、
回転軸と、
バタフライ弁体と、
前記回転軸に連結され、前記回転軸の回転のみで、前記バタフライ弁体を前記回転軸と一体的に回転させる回転動作と、前記回転軸の中心軸に対して垂直方向に前記バタフライ弁体を移動させる直進動作を行う動作制御部であって、前記回転動作と前記直進動作とを同時に並行して行う前記動作制御部と、
定位置に配置されて、前記バタフライ弁体が当接又は離間するものであり、弾性を有する環状の弁座と、
前記回転軸を回転させる回転駆動部と、
前記回転駆動部に前記回転軸を正方向に回転させることにより、前記弁座から離間する方向に前記バタフライ弁体を回転させる一方、前記回転駆動部に前記回転軸を逆方向に回転させることにより、前記弁座に当接する方向に前記バタフライ弁体を回転させる制御手段と、を有すること、
を特徴とする真空圧力制御装置。 - 真空容器と真空ポンプとの間に配設され、前記真空容器の真空圧力を制御する真空圧力制御装置において、
回転軸と、
バタフライ弁体と、
前記回転軸に連結され、前記回転軸の回転のみで、前記バタフライ弁体を前記回転軸と一体的に回転させる回転動作と、前記回転軸の中心軸に対して垂直方向に前記バタフライ弁体を移動させる直進動作を行う動作制御部と、
定位置に配置されて、前記バタフライ弁体が当接又は離間するものであり、弾性を有する環状の弁座と、
前記回転軸を回転させる回転駆動部と、
前記回転駆動部に前記回転軸を正方向に回転させることにより、前記弁座から離間する方向に前記バタフライ弁体を回転させる一方、前記回転駆動部に前記回転軸を逆方向に回転させることにより、前記弁座に当接する方向に前記バタフライ弁体を回転させる制御手段と、を有し、
前記制御手段が、
前記バタフライ弁体が全閉位置にあるときに漏れを検出する漏れ検出手段と、
前記漏れ検出手段が漏れを検出した場合に、前記回転駆動部に前記回転軸をさらに逆方向に回転させる補正手段とを有すること、
を特徴とする真空圧力制御装置。 - 請求項6又は請求項7に記載する真空圧力制御装置において、
前記動作制御部は、真空ポンプ側に配置されていること、
を特徴とする真空圧力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017137211A JP7013152B2 (ja) | 2017-07-13 | 2017-07-13 | バタフライバルブおよび真空圧力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017137211A JP7013152B2 (ja) | 2017-07-13 | 2017-07-13 | バタフライバルブおよび真空圧力制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019019851A JP2019019851A (ja) | 2019-02-07 |
JP7013152B2 true JP7013152B2 (ja) | 2022-01-31 |
Family
ID=65355463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017137211A Active JP7013152B2 (ja) | 2017-07-13 | 2017-07-13 | バタフライバルブおよび真空圧力制御装置 |
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JP2010060133A (ja) | 2008-08-06 | 2010-03-18 | Kitz Sct:Kk | バタフライ式圧力制御バルブ |
JP3201573U (ja) | 2015-10-05 | 2015-12-17 | イハラサイエンス株式会社 | バルブ |
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2017
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