JP7012895B1 - 会計システム、方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 手入力作業を不要とし、担当者の作業負担を軽減するとともに、入力ミスの発生を排除する会計システムを提供すること。【解決手段】 本発明は、経理担当者端末および巡回監査担当者端末と、ネットワークを介して接続される会計システムであって、前記経理担当者端末によって作成された会計情報を格納する第1のデータベースと、前記第1のデータベースに格納された会計情報に対してなされた監査結果に基づき、前記巡回監査担当者端末によって作成された、前記会計情報に対する指摘事項を格納する第2のデータベースと、前記第2のデータベースに格納された指摘事項を承諾するとの入力が、前記経理担当者端末によってなされると、前記第1のデータベースに格納されている、前記指摘事項の対象である会計情報に、前記指摘事項を反映させる反映部と、前記反映部によって反映された指摘事項を、前記第2のデータベースから削除する第1の削除部とを備える。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用 1.2020年9月23日 TKCシス研速報にて発表 2.2020年9月25日 TKCオーダエントリ・システム TKCイントラサービスProFIT内にて発表 3.2020年12月2日 https://cloud.tkc.co.jp/help/kylbsazpy6/tfa-l/fxmnisadtjour-observationsにて発表
本発明は、例えば、巡回監査のために好適な会計システム、方法、およびプログラムに関する。
巡回監査とは、会計事務所の巡回監査担当者が、関与先企業等を、毎月及び期末決算時に巡回し、会計資料並びに会計記録の適法性、正確性及び適時性を確保するため、会計事実の真実性、実在性、網羅性を確かめ、かつ指導することである。
また、一部の決算修正仕訳を除き、会計仕訳を起票するのは関与先自身である。特に外部取引については、一枚でも巡回監査担当者が起票入力した場合は、起票代行となり、その法的証拠性を損なう可能性がある。
さらに経理担当者の資質の向上という面からも巡回監査の効果を減殺してしまう可能性がある。
このような巡回監査のために、従来は、別々のスタンドアロンシステム、すなわち、関与先企業PCに搭載された会計システムと、会計事務所の巡回監査担当者PCに搭載された巡回監査支援システムとが利用されている。
そして、会計事務所の巡回監査担当者は、関与先企業PCに搭載された会計システムに入力された仕訳データを切り出し、これを、巡回監査担当者PCに搭載された巡回監査支援システムに手入力して監査業務を行っている。
監査業務は、具体的には、巡回監査担当者が、巡回監査支援システムを利用して、必要に応じて仕訳の訂正・削除・追加を行い、併せて仕訳に関する指摘事項情報を入力することを含む。
このような監査業務の終了後、巡回監査担当者は、指摘事項情報を印刷して、関与先企業の経理担当者に渡し、経理担当者は、印刷された指摘事項情報を見て、会計システムに指摘事項情報を反映させている。
そして、経理担当者による指摘事項情報の反映後、巡回監査担当者は、会計システムから、指摘事項情報に基づく訂正加除仕訳一覧を印刷し、経理担当者が、仕訳データに指摘事項情報を正しく反映したか否かを確認している。
このような業務フローにより、巡回監査では、巡回監査担当者が、経理担当者に指導し、経理担当者が、仕訳を反映させるという前提である起票代行の忌避を担保している。
日本国特許第6375425号公報
以上説明したように、従来は、巡回監査のために、会計システムと巡回監査支援システムとの2つのスタンドアロンシステムが使用されている。
したがって、会計システムから出力された仕訳データの、巡回監査担当者による巡回監査支援システムへの入力作業や、巡回監査支援システムから印刷された指摘事項情報の、経理担当者による会計システムへの反映作業は、いずれも手入力によって行われている。
これら手入力は、入力者である巡回監査担当者や経理担当者の作業負担を伴うのみならず、入力ミス等のリスクもある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、起票代行の忌避のため、従来必要であった異なるシステム間の手入力作業を不要とし、巡回監査担当者および経理担当者双方の作業負担を軽減するとともに、入力ミスの発生を排除する会計システム、方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
すなわち、請求項1の発明は、経理担当者端末および巡回監査担当者端末と、ネットワークを介して接続される会計システムであって、前記経理担当者端末によって作成された会計情報を格納する第1のデータベースと、前記第1のデータベースに格納された会計情報に対してなされた監査結果に基づき、前記巡回監査担当者端末によって作成された、前記会計情報に対する指摘事項を格納する第2のデータベースと、前記第2のデータベースに格納された指摘事項を承諾するとの入力が、前記経理担当者端末によってなされると、前記第1のデータベースに格納されている、前記指摘事項の対象である会計情報に、前記指摘事項を反映させる反映部と、前記反映部によって反映された指摘事項を、前記第2のデータベースから削除する第1の削除部とを備える、会計システムである。
請求項2の発明は、前記第2のデータベースに前記指摘事項が格納されたことを、前記経理担当者端末へ通知する通知部をさらに備える、請求項1に記載の会計システムである。
請求項3の発明は、前記第1のデータベースに格納された会計情報は、前記巡回監査担当者端末によって閲覧可能であるが編集不可である、請求項1または2に記載の会計システムである。
請求項4の発明は、前記巡回監査担当者端末によって作成された前記指摘事項の一覧を出力する出力部をさらに備える、請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の会計システムである。
請求項5の発明は、前記出力部は、前記巡回監査担当者端末によって作成された前記指摘事項の一覧に、前記指摘事項のおのおのについて、対象である会計情報の、前記指摘事項の反映前の内容と、前記指摘事項の反映後の内容とを含める、請求項4に記載の会計システムである。
請求項6の発明は、前記第2のデータベースに格納された指摘事項を、前記巡回監査担当者端末からの要求に応じて削除する第2の削除部をさらに備える、請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の会計システムである。
請求項7の発明は、前記会計情報は、仕訳データを含む、請求項1乃至6のうち何れか1項に記載の会計システムである。
請求項8の発明は、経理担当者端末および巡回監査担当者端末とネットワークを介して接続される会計システムによって実現される方法であって、
前記会計システムは、1つまたは複数のプロセッサと、第1および第2のデータベースとを備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、前記経理担当者端末によって作成された会計情報を前記第1のデータベースに格納し、前記第1のデータベースに格納された会計情報に対してなされた監査結果に基づき、前記巡回監査担当者端末によって作成された、前記会計情報に対する指摘事項を前記第2のデータベースに格納し、前記第2のデータベースに格納された指摘事項を承諾するとの入力が、前記経理担当者端末によってなされると、前記第1のデータベースに格納されている、前記指摘事項の対象である会計情報に、前記指摘事項を反映させ、前記反映された指摘事項を、前記第2のデータベースから削除する、方法である。
請求項9の発明は、前記1つまたは複数のプロセッサは、前記第2のデータベースに前記指摘事項が格納されたことを、前記経理担当者端末へ通知する、請求項8に記載の方法である。
請求項10の発明は、前記第1のデータベースに格納された会計情報は、前記巡回監査担当者端末によって閲覧可能であるが編集不可である、請求項8または9に記載の方法である。
請求項11の発明は、前記1つまたは複数のプロセッサは、前記巡回監査担当者端末によって作成された前記指摘事項の一覧を出力する、請求項8乃至10のうち何れか1項に記載の方法である。
請求項12の発明は、前記1つまたは複数のプロセッサは、前記巡回監査担当者端末によって作成された前記指摘事項の一覧に、前記指摘事項のおのおのについて、対象である会計情報の、前記指摘事項の反映前の内容と、前記指摘事項の反映後の内容とを含める、請求項11に記載の方法である。
請求項13の発明は、前記1つまたは複数のプロセッサは、前記第2のデータベースに格納された指摘事項を、前記巡回監査担当者端末からの要求に応じて削除する、請求項8乃至12のうち何れか1項に記載の方法である。
請求項14の発明は、経理担当者端末によって作成された会計情報を、第1のデータベースに格納する機能、前記第1のデータベースに格納された会計情報に対してなされた監査結果に基づき、巡回監査担当者端末によって作成された、会計情報に対する指摘事項を第2のデータベースに格納する機能、前記第2のデータベースに格納された指摘事項を承諾するとの入力が、前記経理担当者端末によってなされると、前記第1のデータベースに格納されている、前記指摘事項の対象である会計情報に、前記指摘事項を反映させる機能、前記反映された指摘事項を、前記第2のデータベースから削除する機能を、1つまたは複数のプロセッサに実現させるためのプログラムである。
請求項15の発明は、前記第2のデータベースに前記指摘事項が格納されたことを、前記経理担当者端末へ通知する機能を、前記1つまたは複数のプロセッサに実現させるための請求項14に記載のプログラムである。
請求項16の発明は、前記巡回監査担当者端末によって作成された前記指摘事項の一覧を出力する機能を、前記1つまたは複数のプロセッサに実現させるための請求項14または15に記載のプログラムである。
請求項17の発明は、前記巡回監査担当者端末によって作成された前記指摘事項の一覧に、前記指摘事項のおのおのについて、対象である会計情報の、前記指摘事項の反映前の内容と、前記指摘事項の反映後の内容とを含める機能を、前記1つまたは複数のプロセッサに実現させるための請求項16に記載のプログラムである。
請求項18の発明は、前記第2のデータベースに格納された指摘事項を、前記巡回監査担当者端末からの要求に応じて削除する機能を、前記1つまたは複数のプロセッサに実現させるための請求項14乃至17のうち何れか1項に記載のプログラムである。
本発明の会計システム、方法、およびプログラムによれば、起票代行の忌避のため、従来必要であった異なるシステム間の手入力作業を不要とし、担当者の作業負担を軽減するとともに、入力ミスの発生を排除することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る会計監査方法が適用される会計システムが適用されるネットワーク環境を例示する概念図である。 図2は、本発明の実施形態に係る会計システムの電子回路構成例を示すブロック図である。 図3は、仕訳データに対して訂正加除がなされた指摘事項を説明するための図である。 図4は、経理担当者端末から表示された会計システムのメニュー画面の表示例を示す図である。 図5は、一覧表示された指摘事項の例を示す図である。 図6Aは、本発明の実施形態に係る会計システムの動作例を示すフローチャートである。 図6Bは、本発明の実施形態に係る会計システムの動作例を示すフローチャートである。 図6Cは、本発明の実施形態に係る会計システムの動作例を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態に係る会計システム、方法、およびプログラムを実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る会計監査方法が適用される会計システムが適用されるネットワーク環境を例示する概念図である。
会計システム10は、図1に示すように、例えば、インターネットのような通信ネットワークを介して、巡回監査担当者端末100および経理担当者端末150と互いに通信することができる。
なお、会計システム10は、複数の巡回監査担当者端末100および経理担当者端末150と通信できるが、図1では、代表的に1つの巡回監査担当者端末100および経理担当者端末150を示している。
図1に例示するようなネットワーク環境には、イーサネット(登録商標)等のLAN、あるいは公衆回線や専用回線を介して複数のLANが接続されるWAN等を含み得る。LANの場合には、必要に応じてルータを介した多数のサブネットから構成される。また、WANの場合には、公衆回線に接続するためのファイアウォール等を適宜備えているが、ここではその図示及び詳細説明を省略する。
巡回監査担当者端末100は、会計事務所の巡回監査担当者によって操作される。巡回監査担当者端末100は、各巡回監査担当者がそれぞれ、関与先企業の巡回時に携帯して使用するのに便利なように、例えばタブレット、モバイルPC等の情報携帯端末によって実現できる。また、巡回監査担当者端末100は、このような携帯式の端末のみならず、会計事務所に備えられた据置式の端末によって実現することもできる。
経理担当者端末150は、例えば、巡回監査を受ける企業(以降、「関与先企業」と称する)の経理担当者によって操作される。したがって、経理担当者端末150は、関与先企業のオフィスに備えられた据置式の端末で実現することが好適であるが、タブレット、モバイルPC等のような携帯式の端末によって実現してもよい。
図1に戻って、会計システム10の概略について説明する。
会計システム10は、2つのデータベース、すなわち、本データベース41と一時データベース42とを備えている。
本データベース41には、経理担当者端末150によって作成された会計情報K(例えば、仕訳データ)が格納される。
経理担当者端末150は、本データベース41に格納されている会計情報Kを閲覧することのみならず、本データベース41に新たな会計情報Kを書き込んだり、本データベース41に既に格納されている会計情報Kを編集することもできる。
一方、巡回監査担当者端末100は、本データベース41に格納されている会計情報Kを閲覧することはできるが、本データベース41に新たな会計情報Kを書き込んだり、本データベース41に既に格納されている会計情報Kを編集することはできない。
巡回監査担当者は、巡回監査担当者端末100を使って、本データベース41に格納されている会計情報Kを閲覧し、巡回監査を行うことができる(S1)。
そして、この監査結果に基づいて、会計情報Kに対する指摘事項Sを作成することができる。指摘事項Sの作成は、例えば、訂正加除(例えば、仕訳データに対する訂正や加除)によって行うことができる(S2)。
巡回監査担当者は、巡回監査担当者端末100を使って、指摘事項S(例えば、訂正加除)を、会計システム10へ送信することができる(S3)。
会計システム10へ送られた指摘事項(例えば、訂正加除)は、一時データベース42に格納される。そして、一時データベース42に指摘事項Sが格納されると、その旨が、経理担当者端末150へ通知される(S4)。
これに応じて、経理担当者は、経理担当者端末150の表示画面から、指摘事項Sを表示すること等によって、指摘事項Sの内容を確認する(S5)。そして、指摘事項Sを承諾する場合は、会計システム10の反映機能を使って、本データベース41に格納されている、指摘事項Sの対象である会計情報Kに、指摘事項Sを反映させることができる(S6)。
このように会計情報Kに反映された指摘事項Sは、一時データベース42から削除される。
次に、このような会計システム10の詳細構成について説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る会計システムの電子回路構成例を示すブロック図である。
会計システム10は、バス11によって互いに接続されたCPU12、記録媒体読取部13、通信部14、メモリ20、および記憶装置40を備えている。
通信部14は、例えばインターネットのような通信ネットワークを介して、巡回監査担当者端末100および経理担当者端末150と通信を行う。
メモリ20は、ユーザ管理プログラム21、会計情報受付プログラム22、指摘事項受付プログラム23、指摘事項通知プログラム24、指摘事項反映プログラム25、指摘事項削除プログラム26、指摘事項非承諾通知プログラム27、指摘事項取消プログラム28、および出力プログラム29を記憶している。
これらプログラム21~29は、メモリ20に予め記憶されていてもよいし、あるいはメモリカード等の外部記録媒体15から記録媒体読取部13を介してメモリ20に読み込まれ記憶されたものであってもよい。これらプログラム21~29は、書き換えできないようになっている。これら各プログラムの詳細については後述する。
メモリ20は、このようなユーザ書き換え不可能なエリアの他に、書き換え可能なデータを記憶するエリアとして、書込可能データエリア30を確保している。
CPU12は、コンピュータであって、メモリ20に記憶されている各プログラム21~29に従い回路各部の動作を制御する。
記憶装置40は、例えばSSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)等からなり、前述したような、経理担当者端末150によって作成された会計情報Kを格納する本データベース41と、巡回監査担当者端末100によって作成された指摘事項Sを格納する一時データベース42とを記憶している。
次に、各プログラムの詳細について説明する。
経理担当者は、経理担当者端末150で会計情報Kを作成し、作成した会計情報を、会計システム10へ送信する。
ユーザ管理プログラム21は、経理担当者端末150からアクセスがあった場合、この経理担当者端末150に対して識別番号IDkおよびパスワードPWkの入力を要求する。これに応じて入力されたIDkおよびPWkが、予め登録されている経理担当者端末150のものと一致する場合、この経理担当者端末150に対して、本データベース41に格納されている会計情報Kを閲覧することのみならず、本データベース41に新たな会計情報Kを書き込んだり、本データベース41に既に格納されている会計情報Kを編集可能なユーザとしてログインを許可する。
経理担当者は、経理担当者端末150で会計情報Kを作成し、作成した会計情報Kを、会計システム10へ送信する。
送信された会計情報KおよびIDkは、通信部14によって受信され、メモリ20へ出力される。さらに、会計情報受付プログラム22によって、会計情報KがIDkに紐付けられて、本データベース41に格納される。
なお、本データベース41に格納された会計情報Kは、巡回監査担当者端末100によって閲覧可能であるが、編集不可である。
ユーザ管理プログラム21は、巡回監査を実施するため、巡回監査担当者端末100からアクセスがあった場合、この巡回監査担当者端末100に対して識別番号IDjおよびパスワードPWjの入力を要求する。これに応じて入力されたIDjおよびPWjが、予め登録されている巡回監査担当者端末100のものと一致する場合、この巡回監査担当者端末100に対して、本データベース41に格納されている会計情報Kを閲覧のみ可能なユーザとしてログインを許可する。
ログインを許可されると、巡回監査担当者は、巡回監査担当者端末100を使って、本データベース41に格納されている会計情報Kを閲覧し、巡回監査を行うことができる。そして、この巡回監査によって、会計情報K(例えば、仕訳データ)に誤り(例えば、科目や金額等の誤り)または不適切な記載等を発見した場合、推奨する訂正加除の内容を示す指摘事項Sを生成することができる。このような指摘事項Sの一例を図3に示す。
図3は、仕訳データに対して訂正加除がなされた指摘事項を説明するための図である。
仕訳データDは、図3に例示するように、例えば、伝票番号d1、証憑番号d2、課税区分d3、事業区分d4、年月日d5、借方科目・口座名d6、貸方科目・口座名d7、取引金額d8、取引先名d9、収支d10、税率d11、消費税等d12、実際の仕入れ年月日d13、元帳摘要d14、税抜き金額d15、部門d16、経理担当者へのコメントd17の各項目からなり、それぞれの項目に対する入力が、経理担当者によってなされている。このような仕訳データDにはおのおの固有の識別番号として仕訳idが付与される。仕訳idは、仕訳データDと指摘事項Sとのマッチングキーとして使用される。
巡回監査担当者は、巡回監査により、このような仕訳データDの各項目d1~d16に正しい情報が入力されているか否かを確認し、誤りや不適切な記載を発見した場合、訂正加除を行うことによって指摘事項Sを生成する。図3の例に示す指摘事項Sは、借方科目・口座名d6として入力されていた「販売促進費」(図示せず)が不適切であったので、図中ハッチングで示されているように、「接待交際費」に訂正した状態を示している。「6223」は、「接待交際費」に対応するコード番号であり、巡回監査担当者は、コード番号「6223」を入力することによって、借方科目・口座名d6の入力を、「接待交際費」とすることができる。
さらに、生成した指摘事項Sを送信するための送信要求を、指摘対象の会計情報Kに紐付けられたIDk、および巡回監査担当者端末100のIDjとともに、会計システム10へ送信することができる。
送信された送信要求、IDk、およびIDjは、通信部14によって受信され、メモリ20へ出力される。
指摘事項受付プログラム23は、指摘事項Sを、指摘対象の会計情報Kに紐付けられたIDk、および巡回監査担当者端末100のIDjと紐付けて、一時データベース42に格納する。
指摘事項通知プログラム24は、一時データベース42に指摘事項Sが格納されると、指摘事項Sに紐付けられたIDkの経理担当者端末150へ、指摘事項Sが格納されたことを通知する。
この通知は、例えば、通信部14から、経理担当者端末150へメッセージを送ることによって実現することができる。あるいは、経理担当者端末150から表示される会計システム10のメニュー画面から表示することによって実現することができる。
図4は、経理担当者端末から表示された会計システムのメニュー画面の表示例を示す図である。
図4に例示するように、経理担当者端末150の表示画面から表示される会計システム10のメニュー画面において、メッセージ表示部分Mから、「未反映の「仕訳に関する指摘事項」があります。指摘の内容を確認してください。」とのメッセージが表示される。
このメッセージ表示部分Mを、経理担当者が、経理担当者端末150のマウスやキーボードにより指定すると、出力プログラム29が起動し、経理担当者端末150の表示画面から、指摘事項Sの一覧が表示される。
図5は、一覧表示された指摘事項の例を示す図である。
図5に示す例では、各指摘事項S(S1、S2、S3・・・)例は、表形式で示されており、経理担当者へのコメントd17、月日d5、伝票番号d1/証憑番号d2、借方の勘定科目名/口座名d6、部門d16、税区/税率d11、取引金額d8(内、消費税等d12)、同じく貸方の勘定科目名/口座名d7、部門、税区/税率、取引金額、取引先名d9/元帳摘要d14等といった各項目を有しており、これら各項目になされた入力が表示されている。さらに、第1列目には反映e1欄が、第2列目に指摘e2欄が表示されている。反映e1欄には、未反映の指摘事項Sに対して、反映ボタンHが表示される。反映ボタンHについては後述する。
各指摘事項Sはおのおの、指摘事項反映プログラム25による反映前の入力が示される上行と、指摘事項反映プログラム25による反映後の入力が示される下行との2行1組となっている。例えば、指摘事項Sの場合、上行はS1uであり、下行はS1bである。
上行S1uおよび下行S1bを用いて、上行および下行について説明する。
上行S1uの指摘e2欄の前半には、「訂正」または「加除」といった指摘の内容が表示され(図5では、「訂正」しか表示されていない)、指摘e2欄の後半には、誤りがあることを示す「誤」が表示される。
一方、下行S1bの反映e1欄には、反映ボタンHが表示され、指摘e2欄の前半には、何も表示されず、指摘e2欄の後半には、正しいことを示す「正」が表示される。また、指摘の内容に応じた推奨修正内容がハッチング付きで表示される。
したがって、経理担当者は、図5に例示するような指摘事項Sの一覧表示を参照することによって、指摘事項Sの数のみならず、ハッチングを見ることによって、指摘事項Sの内容を確認し、各指摘事項S(例えば、各指摘事項S1、S2、S3・・・)を承諾するか否かを個別に判断できる。
そして、指摘事項Sを承諾する場合には、対応する指摘事項Sの反映e1欄に表示された反映ボタンHを、経理担当者端末150のキーボードやマウスを使って指定する。これによって、反映する指摘項目Sを示す指定入力を、会計システム10へ送信することができる。
この指定入力は、通信部14によって受信され、メモリ20へ出力される。
指摘事項反映プログラム25は、メモリ20へ出力された指定入力によって示されている指摘事項Sを、本データベース41に格納されている、対応する会計情報Kに反映させる。
指摘事項削除プログラム26は、このように会計情報Kに反映された指摘事項Sを、一時データベース42から削除する。
一方、経理担当者は、指摘事項Sを承諾できない場合は、反映ボタンHを指定しなければよい。それに加えて、経理担当者は、承諾できない指摘事項Sを削除する要求(削除要求)を、経理担当者端末150から、会計システム10へ送信することもできる。なお、経理担当者は、削除要求を送信する際に、削除要求に、承諾できない指摘事項Sを指定する。
送信された削除要求は、通信部14によって受信され、メモリ20へ出力される。
指摘事項取消プログラム28は、削除要求で指定されている指摘事項Sの作成元の巡回監査担当者端末100へ、削除要求の内容を通知する。
この通知を巡回監査担当者端末100から見ることで、巡回監査担当者は、指摘事項Sの削除が要求されていることを認識できる。
巡回監査担当者は、この削除要求に必ずしも応じる必要はないが、指定された指摘事項Sの削除が可能な場合、あるいは、別の指摘事項Sで代替できる場合、削除要求された指摘事項Sに対する削除指示を、巡回監査担当者端末100から、巡回監査担当者端末100のIDjとともに会計システム10へ送信することができる。
IDjとともに送信された削除指示は、通信部14によって受信され、メモリ20へ出力される。
指摘事項取消プログラム28は、削除指示とともに送信されたIDjが、削除指示された指摘事項Sを作成した経理担当者端末150のIDjと一致することを確認すると、削除指示で指定された指摘事項Sを、一時データベース42から削除する。一方、一致しない場合、この削除指示は無効とみなし、指摘事項Sを削除しない。
次に、本発明の実施形態に係る会計システムの動作例について説明する。
図6A~図6Cは、本発明の実施形態に係る会計システムの動作例を示すフローチャートである。
経理担当者は、経理担当者端末150で会計情報Kを作成し、作成した会計情報を、会計システム10へ送信する。
ユーザ管理プログラム21は、経理担当者端末150からアクセスがあった場合(T1)、この経理担当者端末150に対して識別番号IDkおよびパスワードPWkの入力を要求する(T2)。これに応じて入力されたIDkおよびPWkが、予め登録されている経理担当者端末150のものと一致する場合(T3:Yes)、この経理担当者端末150に対して、本データベース41に格納されている会計情報Kを閲覧することのみならず、本データベース41に新たな会計情報Kを書き込んだり、本データベース41に既に格納されている会計情報Kを編集可能なユーザとしてログインを許可する。
経理担当者は、経理担当者端末150で会計情報Kを作成し、作成した会計情報を、会計システム10へ送信する(T4)。
送信された会計情報KおよびIDkは、通信部14によって受信され、メモリ20へ出力される。さらに、会計情報受付プログラム22によって、会計情報KがIDkに紐付けられて、本データベース41に格納される(T5)。
なお、本データベース41に格納された会計情報Kは、巡回監査担当者端末100によって閲覧可能であるが、編集不可である。
ユーザ管理プログラム21は、巡回監査を実施するため、巡回監査担当者端末100からアクセスがあった場合(T6)、この巡回監査担当者端末100に対して識別番号IDjおよびパスワードPWjの入力を要求する(T7)。これに応じて入力されたIDjおよびPWjが、予め登録されている巡回監査担当者端末100のものと一致する場合(T8:Yes)、この巡回監査担当者端末100に対して、本データベース41に格納されている会計情報Kを閲覧のみ可能なユーザとしてログインを許可する。
ログインを許可されると、巡回監査担当者は、巡回監査担当者端末100を使って、本データベース41に格納されている会計情報Kを閲覧し、巡回監査を行うことができる(T9)。
そして、この巡回監査によって、会計情報Kに誤りや、不適切な記載等を発見した場合(T10:Yes)、図3に示すように、推奨する訂正加除の内容を示す指摘事項Sを生成することができる(T11)。
指摘事項Sを生成すると、巡回監査担当者は、巡回監査担当者端末100を使って、指摘事項Sを送信するための送信要求を、指摘対象の会計情報Kに紐付けられたIDk、および巡回監査担当者端末100のIDjとともに、会計システム10へ送信する(T12)。
また、指摘事項受付プログラム23によって、指摘事項Sが、指摘対象の会計情報Kに紐付けられたIDk、および巡回監査担当者端末100のIDjと紐付けて、一時データベース42に格納される(T13)。
ステップT13において、一時データベース42に指摘事項Sが格納されると、指摘事項通知プログラム24によって、指摘事項Sの指摘対象の会計情報Kに紐付けられたIDkの経理担当者端末150へ、例えば、図4に例示するように、指摘事項Sが格納されたことが通知される(T14)。
さらに、図4に示されるようなメッセージ表示部分Mを、経理担当者端末150のマウスやキーボードにより指定すると、出力プログラム29が起動し、図5に例示するように、経理担当者端末150から、指摘事項Sの一覧が表示される(T15)。
経理担当者は、図5に例示するような指摘事項Sの一覧表示を参照することによって、指摘事項Sの数や、指摘事項Sの内容を確認し、各指摘事項S1、S2、S3・・・を承諾するか否かを個別に判断することができる。
そして、指摘事項Sを承諾する場合(T16:Yes)には、経理担当者は、対応する指摘事項Sの反映ボタンHを、経理担当者端末150のキーボードやマウスによって指定する。これによって、反映する指摘項目Sを示す指定入力が、会計システム10へ送信される。
この指定入力は、通信部14によって受信され、メモリ20へ出力される。そして、指定入力によって示されている指摘事項Sが、指摘事項反映プログラム25によって、本データベース41に格納されている、対応する会計情報Kに反映される(T17)。
このように会計情報Kに反映された指摘事項Sは、指摘事項削除プログラム26によって、一時データベース42から削除される(T18)。
一方、経理担当者は、指摘事項Sを承諾できない場合(T16:No)は、反映ボタンHを指定しなければよい。それに加えて、経理担当者は、承諾できない指摘事項Sを削除する要求(削除要求)を、経理担当者端末150から、会計システム10へ送信することもできる(T19)。
送信された削除要求は、通信部14によって受信され、メモリ20へ出力される。
すると、指摘事項取消プログラム28によって、削除要求で指定されている指摘事項Sの作成元の巡回監査担当者端末100へ、削除要求の内容が通知される。この通知を巡回監査担当者端末100から見ることで、巡回監査担当者は、指摘事項Sの削除が要求されていることを認識できる。
巡回監査担当者は、この削除要求に必ずしも応じる必要はないが、指摘事項Sの削除が可能な場合、あるいは、別の指摘事項Sで代替できる場合(T20:Yes)、削除要求された指摘事項Sに対する削除指示を、巡回監査担当者端末100から、巡回監査担当者端末100のIDjとともに会計システム10へ送信することができる(T21)。
この削除要求に応じることができない場合(T20:No)、ステップT15へ戻る。
ステップT21において、IDjとともに送信された削除指示は、通信部14によって受信され、メモリ20へ出力される。
削除指示とともに送信されたIDjが、削除指示された指摘事項Sを作成した経理担当者端末150のIDjと一致する場合(T22:Yes)、削除指示で指定された指摘事項Sが、指摘事項取消プログラム28によって、一時データベース42から削除される(T23)。一方、一致しない場合(T22:No)、この削除指示は無効とみなされ、指摘事項Sは削除されず、ステップT15へ戻る。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る会計システム、方法、およびプログラムによれば、経理担当者端末150を使って経理担当者によって作成された会計情報に対して、巡回監査担当者は巡回監査担当者端末100を使って、巡回監査指導内容を示す指摘事項Sを作成し、経理担当者へ提示することができる。そして、経理担当者が、指摘事項Sを承諾する場合には、反映操作をすることによって、指摘事項Sを会計情報Kに自動的に反映させることができる。
これによって、会計情報Kを直接編集できるのは経理担当者であって、巡回監査担当者ではないという前提を担保しつつ、従来必要であった異なるシステム間の手入力作業を不要とし、巡回監査担当者および経理担当者双方の作業負担を軽減するとともに、入力ミスの発生を阻止することが可能となる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、会計システム10が、単一のハードウェアで実現される構成例について説明した。しかしながら、本発明の実施形態に係る会計監査方法が適用された会計システム10は、単一のハードウェアで実現される構成に限定されず、クラウドのように、複数のサーバを組み合わせて、すなわち、1つまたは複数のプロセッサを使って実現することもでき、このような構成もまた、本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10 会計システム
11 バス
12 CPU
13 記録媒体読取部
14 通信部
15 外部記録媒体
20 メモリ
21 ユーザ管理プログラム
22 会計情報受付プログラム
23 指摘事項受付プログラム
24 指摘事項通知プログラム
25 指摘事項反映プログラム
26 指摘事項削除プログラム
27 指摘事項非承諾通知プログラム
28 指摘事項取消プログラム
29 出力プログラム
30 書込可能データエリア
40 記憶装置
41 本データベース
42 一時データベース
100 巡回監査担当者端末
150 経理担当者端末
D 仕訳データ
H 反映ボタン
IDj 巡回監査担当者端末の識別番号
IDk 経理担当者端末の識別番号
K 会計情報
M メッセージ表示部分
PWj 巡回監査担当者端末のパスワード
PWk 経理担当者端末の識別番号
S 指摘事項
W 仕訳データ

Claims (18)

  1. 経理担当者端末および巡回監査担当者端末と、ネットワークを介して接続される会計システムであって、
    前記経理担当者端末によって作成された会計情報を格納する第1のデータベースと、
    前記第1のデータベースに格納された会計情報に対してなされた監査結果に基づき、前記巡回監査担当者端末によって作成された、前記会計情報に対する指摘事項を格納する第2のデータベースと、
    前記第2のデータベースに格納された指摘事項を承諾するとの入力が、前記経理担当者端末によってなされると、前記第1のデータベースに格納されている、前記指摘事項の対象である会計情報に、前記指摘事項を反映させる反映部と、
    前記反映部によって反映された指摘事項を、前記第2のデータベースから削除する第1の削除部とを備える、会計システム。
  2. 前記第2のデータベースに前記指摘事項が格納されたことを、前記経理担当者端末へ通知する通知部をさらに備える、請求項1に記載の会計システム。
  3. 前記第1のデータベースに格納された会計情報は、前記巡回監査担当者端末によって閲覧可能であるが編集不可である、請求項1または2に記載の会計システム。
  4. 前記巡回監査担当者端末によって作成された前記指摘事項の一覧を出力する出力部をさらに備える、請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の会計システム。
  5. 前記出力部は、前記巡回監査担当者端末によって作成された前記指摘事項の一覧に、前記指摘事項のおのおのについて、対象である会計情報の、前記指摘事項の反映前の内容と、前記指摘事項の反映後の内容とを含める、請求項4に記載の会計システム。
  6. 前記第2のデータベースに格納された指摘事項を、前記巡回監査担当者端末からの要求に応じて削除する第2の削除部をさらに備える、請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の会計システム。
  7. 前記会計情報は、仕訳データを含む、請求項1乃至6のうち何れか1項に記載の会計システム。
  8. 経理担当者端末および巡回監査担当者端末とネットワークを介して接続される会計システムによって実現される方法であって、
    前記会計システムは、1つまたは複数のプロセッサと、第1および第2のデータベースとを備え、
    前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記経理担当者端末によって作成された会計情報を前記第1のデータベースに格納し、
    前記第1のデータベースに格納された会計情報に対してなされた監査結果に基づき、前記巡回監査担当者端末によって作成された、前記会計情報に対する指摘事項を前記第2のデータベースに格納し、
    前記第2のデータベースに格納された指摘事項を承諾するとの入力が、前記経理担当者端末によってなされると、前記第1のデータベースに格納されている、前記指摘事項の対象である会計情報に、前記指摘事項を反映させ、
    前記反映された指摘事項を、前記第2のデータベースから削除する、方法。
  9. 前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記第2のデータベースに前記指摘事項が格納されたことを、前記経理担当者端末へ通知する、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1のデータベースに格納された会計情報は、前記巡回監査担当者端末によって閲覧可能であるが編集不可である、請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記巡回監査担当者端末によって作成された前記指摘事項の一覧を出力する、請求項8乃至10のうち何れか1項に記載の方法。
  12. 前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記巡回監査担当者端末によって作成された前記指摘事項の一覧に、前記指摘事項のおのおのについて、対象である会計情報の、前記指摘事項の反映前の内容と、前記指摘事項の反映後の内容とを含める、請求項11に記載の方法。
  13. 前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記第2のデータベースに格納された指摘事項を、前記巡回監査担当者端末からの要求に応じて削除する、請求項8乃至12のうち何れか1項に記載の方法。
  14. 経理担当者端末によって作成された会計情報を、第1のデータベースに格納する機能、
    前記第1のデータベースに格納された会計情報に対してなされた監査結果に基づき、巡回監査担当者端末によって作成された、会計情報に対する指摘事項を第2のデータベースに格納する機能、
    前記第2のデータベースに格納された指摘事項を承諾するとの入力が、前記経理担当者端末によってなされると、前記第1のデータベースに格納されている、前記指摘事項の対象である会計情報に、前記指摘事項を反映させる機能、
    前記反映された指摘事項を、前記第2のデータベースから削除する機能を、
    1つまたは複数のプロセッサに実現させるためのプログラム。
  15. 前記第2のデータベースに前記指摘事項が格納されたことを、前記経理担当者端末へ通知する機能を、前記1つまたは複数のプロセッサに実現させるための請求項14に記載のプログラム。
  16. 前記巡回監査担当者端末によって作成された前記指摘事項の一覧を出力する機能を、前記1つまたは複数のプロセッサに実現させるための請求項14または15に記載のプログラム。
  17. 前記巡回監査担当者端末によって作成された前記指摘事項の一覧に、前記指摘事項のおのおのについて、対象である会計情報の、前記指摘事項の反映前の内容と、前記指摘事項の反映後の内容とを含める機能を、前記1つまたは複数のプロセッサに実現させるための請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記第2のデータベースに格納された指摘事項を、前記巡回監査担当者端末からの要求に応じて削除する機能を、前記1つまたは複数のプロセッサに実現させるための請求項14乃至17のうち何れか1項に記載のプログラム。
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