JP7008247B2 - 電極板及び二次電池 - Google Patents

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Description

本開示は、電極板及び二次電池に関する。
電気自動車(EV:Electric Vehicle)、ハイブリッド電気自動車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)等の駆動用電源として、非水電解質二次電池等の二次電池が使用されている。これらの二次電池は、金属箔からなるシート状の芯体の表面に活物質を含んだ活物質層が形成された正極板及び負極板を備える。
特に、電気自動車、ハイブリッド電気自動車等に用いられる二次電池には、更なる体積エネルギー密度の増加が求められている。二次電池の体積エネルギー密度を増加させるために、活物質層の充填密度を高める方法が提案されている。例えば、芯体上に形成された活物質層をロールプレス機等を用いて圧縮処理することにより、活物質層の充填密度が高密度にされる。
しかしながら、芯体上に形成された活物質層を圧縮処理した場合、活物質層のみでなく、芯体も強く圧縮される。それにより、芯体が圧延される。
圧縮処理について、電極板の端部に活物質層が形成されていないタブ部などの芯体露出部が存在すると、その芯体露出部は、活物質層が形成された部分(活物質層形成部)に比べて厚みが小さいために、活物質層形成部に比べて大きな加重が加わらない。そのため、芯体における活物質層形成部は延伸するものの、芯体露出部はほとんど延伸しない。すなわち、芯体において活物質層形成部と芯体露出部との間に延伸量の差が生じる。その延伸量の差により、芯体に皺や亀裂が発生したり、電極板が湾曲する場合がある。
この問題に対処するために、特許文献1に記載の圧縮処理では、電極板の芯体における芯体露出部を予め延伸させた後、電極板の芯体をロールプレスすることが行われている。これにより、亀裂などの発生が抑制された信頼性が高い電極板が作製され、その電極板を使用することによって信頼性が高い二次電池を実現している。
特開2014-220113号公報
本願発明は、より信頼性の高い電極板及びそれを用いた二次電池を提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、本開示の一態様によれば、
本体部及び前記本体部から突出するタブ部を備えるシート状の芯体と、
前記芯体の本体部上に設けられた活物質層と、を有し、
前記タブ部と前記活物質層の両方に跨るように、前記タブ部と前記活物質層との境界に切欠き部が形成されている、電極板が提供される。
また、本開示の別態様によれば、
上述に記載の電極板と、
前記電極板を収容する外装体と、を備える、二次電池が提供される。
本開示によれば、より信頼性の高い電極板及び二次電池を提供することができる。
本開示の一実施形態に係る電極板に使用される、活物質層が形成された帯シート状の芯体の平面図 図1のA―A線に沿った芯体の断面図 タブ部が形成された帯シート状の芯体の平面図 切欠き部が形成された帯シート状の芯体の平面図 活物質層の圧縮工程を示す図 帯シート状の芯体を切断することによって作製された複数の電極板を示す図 タブ部の拡大図 二次電池の断面図 負極板を示す図 別の実施形態に係る電極板の部分拡大図 別の実施形態に係る電極板の部分拡大図 別の実施形態に係る電極板の部分拡大図 別の実施形態に係る電極板の部分拡大図 異なる実施形態に係る電極板の部分拡大図
本開示の実施形態に係る電極板及び二次電池を、非水電解質二次電池を例に挙げて説明する。なお、本開示は以下の形態に限定されない。
本開示の一実施形態に係る二次電池に使用される電極板(例えば正極板)は、概略すれば、例えば以下の手順で作製される。
まず、図1及び図2に示すように、帯シート状の芯体10の両面に、部分的に活物質層(正極活物質層)12が形成される。なお、図2は、図1のA-A線に沿った断面図である。また、理解を容易にするために、図面にはX-Y-Z座標系が示されている。
具体的には、図1及び図2に示すように、帯シート状の芯体10の両面それぞれにおける幅方向(Y軸方向)の両側部分(芯体露出部)10aを残して、幅方向の中央部分(活物質層形成部)10bに活物質層12が形成される。なお、平面図における活物質層には、クロスハッチングが施されている。
活物質層12が形成された後、必要であれば、芯体露出部10aにおける活物質層12側に、保護層14が部分的に形成される。なお、平面図における保護層には、ドットハッチングが施されている。
保護層14が形成された後、図3に示すように、活物質層12が形成されていない芯体露出部10aを部分的にカットして複数のタブ部10cを形成する。複数のタブ部10cは、帯シート状の芯体10の長手方向(X軸方向)に間隔をあけて並んでいる。
複数のタブ部10cが形成された後、図4に示すように、複数のタブ部10cそれぞれと活物質層12(活物質層形成部10b)との境界に、貫通穴状の切欠き部10dが形成される。本実施形態の場合、タブ部10c(具体的にはタブ部上の保護層14)と活物質層12の両方を跨ぐように、切欠き部10dが境界に形成される。なお、この切欠き部10dを形成した理由については後述する。
切欠き部10dが形成された後、芯体10上に形成された活物質層12を圧縮する圧縮工程が行われる。例えば、図5に示すように、芯体10を、ロールプレス機の一対のプレスローラRA、RBによって芯体10の厚み方向(Z軸方向)に所定のプレス圧で挟持しつつ芯体10の長手方向(X軸方向)に搬送することにより、芯体10上の活物質層12が圧縮される。その結果として、活物質層12の充填密度が増加する。
活物質層12の圧縮が完了した後、図6に示すように、帯シート状の芯体10(活物質層形成部10b)を複数個所でその幅方向(Y軸)に切断することにより(切断線CLに沿って切断することにより)、複数の電極板(正極板)20が作製される。具体的には、本体部10e及び該本体部10eから突出するタブ部10cを備えるシート状の芯体10と、芯体10の本体部10e上に設けられた活物質層12とを有する電極板(正極板)20が作製される。すなわち、電極板20の本体部10eは、帯シート状の芯体10の活物質層形成部10bを複数に分断することによって作製された矩形シート状の芯体10から構成されている。また、保護層14が、活物質層12に隣接するようにタブ部10cの根元部分を覆っている。
ここからは、活物質層12の圧縮処理を行う前に、図4に示すように、タブ部10cと活物質層12との境界に切欠き部10dを形成する理由について説明する。
発明者らは、活物質層の充填密度をより高密度にするために芯体のプレス処理(活物質層の圧縮処理)におけるプレス圧(圧縮圧)をより大きくすると、芯体におけるタブ部と活物質層(活物質層形成部)との境界近傍(すなわちタブ部の根元部分)に亀裂が発生することがあることを見出した。発明者らはまた、その対処としてその境界に切欠き部を形成することを考えた。
タブ部を形成した後に芯体をプレス処理した場合、活物質層が形成された芯体の部分(活物質層形成部)とタブ部は、その厚みが異なるために、異なる延伸量で延伸する。具体的に説明すると、タブ部は、活物質層が形成されていないために、活物質層形成部に比べて厚みが小さい。タブ部に保護層が形成されていても、保護層の厚みが活物質層の厚みに比べて小さいために、タブ部の厚みは活物質層形成部の厚みに比べて小さい。
このような厚みの違いにより、プレス処理中において、芯体の活物質層形成部にプレス圧が加わり、タブ部にはほとんどプレス圧が加わらない。その結果として、活物質層形成部がタブ部に比べて大きな延伸量で延伸する。この延伸量の違いによって活物質層形成部とタブ部との境界近傍にせん断応力が発生し、そのせん断応力が弾性限界を超えると境界近傍にしわ、湾曲、あるいは亀裂等が発生しうる。
ただし、実際には芯体の活物質層形成部とタブ部との境界近傍にシワ、湾曲、あるいは亀裂等は発生しにくく、その理由は、活物質層形成部と一つのタブ部との間の境界の長さが短いためと考えられる。また、理由として、活物質層形成部の延伸方向(芯体の搬送方向)に複数のタブ部が間隔をあけて設けられているために、タブ部がない位置で歪みが解放されることも考えられる。これらの結果として、活物質層形成部とタブ部との境界近傍に、亀裂等を発生させる程度にせん断応力が集中しにくいと考えられる。
ところが、発明者らが電極板(二次電池)の開発を行うなかで、芯体の活物質層形成部とタブ部との境界近傍に亀裂が発生することがあった。特に、プレス処理後の活物質層の充填密度が3.58g/cm以上であってタブ部の幅が10mm以上である場合に、亀裂が顕著に発生することがあった。すなわち、活物質層への圧縮圧がより高圧になって活物質層形成部とタブ部との境界の長さ(すなわちタブ部の幅)がより大きくなると亀裂が顕著に発生することがあった。
なお、タブ部の幅を10mmよりも小さくすることによってタブ部の根元部分に亀裂が発生することをある程度抑制できるものの、タブ部の幅が小さくなりすぎると電気抵抗値が大きくなるため好ましくない。
そこで、発明者らは、芯体のプレス処理(活物質層の圧縮処理)の前に芯体のタブ部と活物質層形成部との境界に切欠き部を形成し、その切欠き部の形成後にプレス処理を行うと、タブ部と活物質層形成部との境界近傍での亀裂等の発生を効果的に抑制できることを見出した。
本開示の実施の形態に係る正極板の作製方法について、さらに詳細に説明する。
[正極活物質層スラリーの作製]
正極活物質としてのリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)、導電剤としての炭素材料、及び分散媒としてのN-メチルピロリドン(NMP)をリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物:PVdF:炭素材料の質量比が97.5:1:1.5となるように混練し、正極活物質層スラリーを作製する。なお、正極活物質層中の正極活物質の含有割合は95質量%以上とすることが好ましく、99質量%以下とすることが好ましい。また、正極活物質層中の結着剤の含有割合は0.5質量%以上とすることが好ましく、3質量%以下とすることが好ましい。
[保護層スラリーの作製]
アルミナ粉末、導電剤としての黒鉛、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)と分散媒としてのN-メチルピロリドン(NMP)を、アルミナ粉末:黒鉛:PVdFの質量比が83:3:14 となるように混練し、保護層スラリーを作製する。なお、保護層中の結着剤の含有割合は、5質量%以上であることが好ましく、8質量%以上であることがより好ましく、10質量%以上であることが更に好ましい。保護層は結着剤のみから構成されてもよいが、アルミナ、ジルコニア、チタニア及びシリカ等のセラミック粒子を含むことが好ましい。保護層には正極活物質が含まれないことが好ましい。保護層に正極活物質が含まれる場合であっても、その含有割合は5質量%以下とすることが好ましく、1質量%以下とすることがより好ましい。
[活物質層形成工程・保護層形成工程]
正極板用の芯体としての厚み15μmのアルミニウム箔の両面それぞれに、正極活物質層スラリー及び保護層スラリーをダイコータによって塗布する。なお、芯体の厚みは、10~20μmであってもよい。ただし、芯体が薄くなると、タブ部の根元部分に亀裂が発生しやすくなると想定される。
具体的には、芯体の幅方向の中央部分(活物質層形成部)に正極活物質層スラリーが塗布され、その塗布された正極活物質層スラリーの幅方向の両端それぞれに保護層スラリーが塗布される。なお、一つのダイコータのダイヘッド内部の吐出口近傍において正極活物質層スラリー及保護層スラリーを合流させ、正極活物質層スラリーと保護層スラリーを同時に芯体上に塗布してもよい。
正極活物質層スラリー及び保護層スラリーが塗布された芯体を乾燥させ、それによりスラリー中のNMPを除去する。これにより正極活物質層及び保護層が芯体上に形成される。なお、正極活物質層の厚みは、保護層の厚みに比べて大きく、例えば、正極活物質層の厚みは50~100μmであり、保護層の厚みは5~10μm程度である。
[タブ部形成工程・切欠き部形成工程]
タブ部や切欠き部を形成するための芯体のカットは、例えば、レーザ等のエネルギー線を芯体に照射することによって行われる。代わりとして、プレス打ち抜き加工によってタブ部や切欠き部を形成してもよい。なお、タブ部と切欠き部が同時に形成されてもよく、異なるタイミングで形成されてもよい。また、タブ部と切欠き部が異なる方法で形成されてもよい。
[活物質層圧縮工程]
例えば、タブ部及び切欠き部が形成された正極板用の帯シート状の芯体が、ロールプレス機の一対のプレスローラ間に芯体の長手方向に搬送されて所定のプレス圧で挟持される。これにより、芯体上の活物質層が圧縮され、その結果として、活物質層の充填密度が高密度にされる。なお、正極活物質層1bの充填密度は、3.58g/cm以上とすることが好ましい。
[分断工程]
活物質層圧縮工程を経た芯体は、複数個所で幅方向に切断される。これにより、複数の正極板が完成する。
このような正極板の作製方法によれば、タブ部と活物質層との境界に切欠き部を形成することにより、その境界近傍に亀裂が発生することが抑制される。切欠き部によって亀裂の発生が抑制される効果が得られる理由は次のように推察される。
正極板の芯体は、プレス処理により延伸される。しかし、その延伸量は、芯体の部分によって異なる。まず、活物質層が設けられているために厚みが大きい芯体の活物質層形成部は活物質層が設けられていないために厚みが小さいタブ部に比べて大きく延伸し、タブ部はほとんど延伸しない。すなわち、タブ部と活物質層形成部との間に大きな延伸量の差が生じる。
また、芯体の活物質層形成部においても、部分によって延伸量が異なる。具体的には、タブ部に隣接する部分とタブ部に隣接しない部分とで延伸量が異なる。すなわち、タブ部に隣接する部分では、ほとんど延伸しないタブ部と接続しているために、延伸が制限され、その結果として、タブ部に隣接しない部分に比べて延伸量が小さい。しかし、芯体の活物質層形成部において、タブ部に隣接する部分とタブ部に隣接しない部分には同じプレス圧が加わっているので、延伸が制限されているタブ部に隣接する部分に内部応力が集中する。
タブ部と活物質層形成部との間の大きな延伸量の差と、活物質層形成部におけるタブ部に隣接する部分での内部応力の集中とにより、タブ部と活物質層形成部との境界近傍にせん断応力が発生する。このせん断応力は、芯体へのプレス圧が大きくなればなるほど大きくなる。
タブ部と活物質層(活物質層形成部)との境界に設けた切欠き部は、その境界近傍に発生するせん断力を小さくする役割をする。すなわち、切欠き部により、タブ部と活物質層形成部との境界の長さが実質的に短くなり、それによりタブ部によって引き起こされる活物質層形成部におけるタブ部に隣接する部分に対する延伸の制限が低減される。その結果として、タブ部に隣接する部分への内部応力の集中が抑制され、タブ部と活物質層との境界に発生するせん断力を亀裂等が発生しない程度に小さくすることができる。
なお、図7に示すように、正極板20において、切欠き部10dは、タブ部10cが突出する本体部10e(活物質層形成部10b)の縁10fの延在方向(X軸方向)(ロールプレス機での帯シート状の芯体10の搬送方向)に長い形状が好ましい。すなわち、切欠き部10dは、タブ部10cと活物質層との境界に対して平行な長軸を備えるのが好ましい。これにより、切欠き部10dの開口面積が同一である場合、タブ部10cの突出方向(Y軸方向)に平行な長軸を備える場合に比べて、タブ部10cと活物質層形成部10bとの境界をより短くすることができ、その結果として、活物質層の圧縮工程において境界近傍での亀裂の発生をより抑制することができる。
また、図7に示すように、正極板20において、タブ部10cの幅W1は12mm~30mmが好ましい。正極板20(芯体10)の圧縮工程中、タブ部10cの幅W1が小さくなればなるほど、亀裂は発生しにくい。しかしながら、タブ部10cの幅W1が小さくなればなるほど、タブ部10cでの電気抵抗が大きくなる。切欠き部10dを設けることにより、電気抵抗の増加を抑制しつつ、亀裂の発生を抑制することができる。
さらに、切欠き部10dの長さ(タブ部幅方向のサイズ)W2は、タブ部10cの幅W1に対して1/2~4/5であるのが好ましい。切欠き部10dの長さW2が大きすぎると、タブ部10cと本体部10eとの間の電気抵抗が大きくなりすぎ、ダブ部10bと本体部10eとの間で溶断が発生する可能性がある。一方、切欠き部10dの長さW2が小さすぎると、上述したような亀裂発生を抑制する効果(せん断力を小さくする効果)が小さくなり、活物質層の圧縮工程中にタブ部10cと本体部10eとの間で破断が発生する可能性がある。したがって、切欠き部10dの長さWを適切に選択する必要がある。
さらにまた、一枚の正極板20において設けられるタブ部10cは一つのみ設けられることが好ましい。また、正極板20を二次電池の積層型電極体に使用するために、活物質層12が形成された正極板20の本体部10eは平坦であることが好ましい。
以上のような構成によれば、電極板(正極板)は、より高い信頼性を備えることができる。
ここからは、上述の電極板(正極板)を使用した、本開示の実施形態に係る二次電池について説明する。
[二次電池の製造方法]
上述の正極板を用いた二次電池(角形二次電池)の製造方法について、図8を参照しながら説明する。図8は、本開示の実施の形態に係る二次電池の断面図である。
[負極板の作製]
負極活物質としての黒鉛、結着剤としてのスチレンブタジエンゴム(SBR)、増粘剤としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)、及び水を含む負極活物質層スラリーを作製する。この負極活物質層スラリーを、負極板用の芯体としての厚み8μmの矩形状の銅箔の両面それぞれに部分的に塗布する。そして、これを乾燥させることにより、負極活物質層スラリー中の水を取り除き、負芯体上に負極活物質層を形成する。その後、負極活物質層を所定厚みになるように圧縮処理を行う。圧縮処理が行われた芯体を、タブ部が形成されるように部分的にカットすることにより、図9に示すように、本体部30aと本体部30aから突出するタブ部30bを備える芯体30と、本体部30a上に設けられた負極活物質層32とを有する負極板40が作製される。
[電極体の作製]
上述の方法で作成した複数の正極板20と複数枚の負極板40を、ポリオレフィン製のセパレータ(図示せず)を介して積層し、図8に示す積層型電極体50が作製される。正極板20及び負極板40それぞれは湾曲せずに、平坦な状態で維持されている。積層型電極体50は、その一方の端部から突出する正極タブ部50aと負極タブ部50bとを備える。正極タブ部50aは、複数の正極板20のタブ部10cが重なることによって構成されている。負極タブ部50bは複数の負極板40のタブ部30bが重なることによって構成されている。
なお、積層型電極体50において、セパレータの形状は特に限定されない。平坦なセパレータを複数枚用いてもよい。また、正極板及び負極板の一方を内部に収容する袋状のセパレータを用いてもよい。あるいは、帯状のセパレータを九十九折りし、その九十九折りによって形成された複数のすきまに、正極板と負極板とを交互に配置してもよい。
[封口体の組立て]
図8に示すように、二次電池100の封口板52は正極端子取り付け孔52a及び負極端子取り付け52bを備える。
図8に示すように、正極端子取り付け孔52aに重なるように、封口板52に対して電池内部側に絶縁部材54及び正極集電体56が配置される。また、正極端子取り付け孔52aに重なるように、封口板52に対して電池外部側に絶縁部材58が配置される。そして、絶縁部材58、絶縁部材54、及び正極集電体56のそれぞれに設けられた貫通孔に、電池外部側から正極端子60が挿入され、正極端子60の先端が正極集電体56にかしめ固定される。なお、かしめ固定された正極端子60の先端を正極集電体56に溶接してもよい。
同様に、負極端子取り付け孔52bに重なるように、封口板52に対して電池内部側に絶縁部材62及び負極集電体64が配置される。また、負極端子取り付け孔5bに重なるように、封口板52に対して電池外部側に絶縁部材66が配置される。そして、絶縁部材66、絶縁部材62、及び負極集電体64のそれぞれに設けられた貫通孔に、電池外部側から負極端子68が挿入され、負極端子68の先端が負極集電体64にかしめ固定される。なお、かしめ固定された負極端子68の先端を負極集電体64に溶接してもよい。
[タブ部と集電体の接続]
積層型電極体50の正極タブ部50aが正極集電体56に溶接され、負極タブ部50bが負極集電体64に溶接される。なお、これらの溶接として、抵抗溶接、レーザ溶接、超音波溶接等を用いることができる。
[二次電池の組立て]
絶縁シート70で覆われた積層型電極体50が有底角筒状の外装体72に収容される。その後、外装体72と封口板52との間を溶接することにより、外装体72の開口を封口板52によって封口する。その後、封口板52に設けられた電解液注液孔52cを介して、電解質及び溶媒を含む非水電解液が、外装体72内に注入される。その後、電解液注液孔52cを封止栓74によって封止する。
なお、封口板52には、電池内部の圧力が所定値を超えたときに破断し、それにより電池内部のガスを外部へ排出するガス排出弁76が設けられている。また、正極板20と正極端子60との間の導電経路又は負極板40と負極端子68との間の導電経路に、電流遮断機構を設けてもよい。電流遮断機構は、電池内部の圧力が所定値を超えたときに作動し、導電経路を切断するものが好ましい。この場合、電流遮断機構の作動圧は、ガス排出弁の作動圧に比べて低く設定される。
また、上述の二次電池100における負極板40には、図9に示すように、切欠き部が形成されていない。しかし、負極板40にも、正極板20と同様に、そのタブ部30bと負極活性層32が形成されている本体部30aとの境界に切欠き部を形成してもよい。ただし、切欠き部は正極板に適用することが特に有効である。特に、圧縮処理後の充填密度が3.58g/cm以上の正極活物質層を有する正極板に適用することが有効である。
より信頼性が高い正極板を使用することにより、二次電池はより高い信頼性を備えることができる。
以上、上述の実施形態を挙げて本開示に係る電極板と、その電極板を使用する二次電池を説明したが、本開示に係る実施形態は、上述の実施形態に限定されない。
例えば、上述の実施形態の場合、図6に示すように、電極板(正極板)20におけるタブ部10cの根元部分が保護層14によって覆われている。例えば、二次電池の積層型電極体において、切欠き部が形成された電極板におけるタブ部の根元部分がセパレータに接触する可能性がある場合、この保護層が役に立つ。すなわち、切欠き部がタブ部上の保護層と活物質層の両方に跨るように形成されていることが役に立つ。このような可能性がある場合、保護層がなければ、タブ部側の切欠き部のエッジ、すなわち金属である芯体の鋭いエッジが、セパレータを貫通し、そのセパレータを挟んで対向する他の異極性の電極板に接触するおそれがある。保護層が切欠き部のエッジを覆うことにより、このおそれが低減する。また、保護層により、応力が集中しやすい切欠き部の端での亀裂の発生が抑制される。なお、切欠き部のエッジがセパレータを貫通するおそれや切欠き部の端での亀裂発生の可能性がほとんどない場合、保護層を省略することができる。
また、電極板に形成される切欠き部は、様々な形態が可能である。図10~図13は、別の実施形態に係る電極板の部分拡大図であって、様々な形態の切欠き部を示している。なお、図10~13に示す電極板は、切欠き部の形態を除いて、上述の実施形態と同一の構成である。
図10に示す電極板220において、切欠き部210dは、図7に示す上述の実施形態に係る電極板20における矩形状の切欠き部10dとは異なり、三角形状である。具体的には、頂点がタブ部10cにあって底辺が活物質層12(本体部10e)にある三角形状である。
三角形状の底辺長さが図7に示す上述の実施形態の切欠き部10dの長さW2と同一である場合、電極板220の切欠き部210dは、切欠き部10dと同様に亀裂等の発生を抑制することができるとともに、切欠き部10dに比べてタブ部10cと本体部10eとの間での電気抵抗の増加(切欠き部を形成することによって引き起こされる増加)を抑制することができる。すなわち、矩形状の切欠き部10dの場合に比べて、三角形状の切欠き部210dの場合、タブ部10cと本体部10eとの境界長さ(接続長さ)が大きいために、電気抵抗が小さい。なお、電気抵抗を小さくするために、すなわち接続長さを大きくするために、切欠き部210dの三角形状において、高さは底辺長さに比べて小さいのが好ましい。
図11に示す電極板320において、切欠き部310dは、タブ部10cと活物質層12(本体部10e)との境界上に並んで配置された複数の円形穴である。円形穴の数は4個以上が好ましく、その円形穴の直径サイズは、上述の実施形態における切欠き部10dの長さW2の1/4以下が好ましい。これにより、図7に示す実施形態の切欠き部10dとほぼ同程度に亀裂等の発生を抑制することができるとともに、切欠き部10dに比べてタブ部10cと本体部10eとの間での電気抵抗の増加を抑制することができる。
図12に示す電極板420において、切欠き部410dの端は、円弧状である。円弧状であるために、切欠き部410dの端に応力が集中しにくい。その結果、切欠き部の端での亀裂の発生が抑制される。
図13に示す電極板520において、切欠き部510dは、両端がV字状である。具体的には、中点がタブ部10cにあって両端が活物質層12(本体部10e)にあるV字状である。この場合、図10に示す三角形状の切欠き部210dと同様に亀裂等の発生と電気抵抗の増加を抑制することができる。また、V字状である場合、三角形状である場合に比べて、切欠き部の形成によってカットされる活物質の量が少ない。
さらに、図14に示す異なる実施形態に係る電極板620のように、タブ部10cと本体部10eとの間に形成されるコーナー部10gはR状コーナー部であってもよい。このR状コーナー部により、タブ部10cと本体部10eとの境界近傍にせん断力が発生する(応力が集中する)ことが抑制される。なお、図7、図10~図13に示す形態の電極板20、220、320、420、520におけるタブ部10cと本体部10eとの間のコーナー部も、R状コーナー部であってもよい。
さらにまた、上述の実施形態の場合、電極板に形成される切欠き部は、芯体を貫通する貫通穴であるが、ノッチ状の切欠き部であってもよい。
さらに、本開示の実施形態に係る電極板における芯体は、非多孔性の金属箔であればよく、また好ましい。特に、正極板用の芯体としては、アルミニウム箔あるいはアルミニウム合金箔であることが好ましい。負極板用の芯体としては、銅箔あるいは銅金属箔であることが好ましい。
本開示の実施の形態に係る正極板としての電極板に使用される正極活物質は、リチウム遷移金属複合酸化物が好ましい。特にニッケル、コバルト及びマンガンの少なくとも一種を含有するリチウム遷移金属複合酸化物が好ましい。
本開示の実施の形態に係る負極板としての電極板に使用される負極活物質は、リチウムイオンの吸蔵・放出が可能な材料であればよい。リチウムイオンの吸蔵・放出が可能な材料としては、黒鉛、難黒鉛性炭素、易黒鉛性炭素、繊維状炭素、コークス及びカーボンブラック等の炭素材料が挙げられる。非炭素系材料としては、シリコン、スズ、及びそれらを主とする合金や酸化物などが挙げられる。 炭素材料と非炭素材料を混合してもよい。
電極板の活物質層及び保護層に含まれる結着剤としては、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、アラミド樹脂、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミイミド、ポリアクリルニトリル、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ヘキシル、ポリメタクリル酸、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリメタクリル酸ヘキシル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン、ポリエーテル、ポリエーテルサルフォン、ヘキサフルオロポリプロピレン、スチレンブタジエンゴム、カルボキシメチルセルロース、アクリルゴム、アクリレート系結着剤(アクリル酸のエステル又は塩)等を用いることができる。なお、これらを単独で用いてもよいし、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。活物質層に含まれる結着剤と保護層に含まれる結着剤は同じであってもよいし、異なるものであってもよい。また、結着剤は樹脂製であることが好ましい。
保護層中に含まれる結着剤の保護層に対する質量割合は、5質量%以上とすることが好ましく、10質量%以上とすることがより好ましい。保護層中に含まれる結着剤の保護層に対する質量割合は、95質量%以下であることが好ましい。但し、保護層が結着剤のみから構成されてもよい。但し、保護層は、セラミック粒子として、アルミナ、ジルコニア、チタニア及びシリカの少なくとも一つを含有することが好ましい。
また、本明細書においては、二次電池の電極板の製造方法も開示しており、具体的には、
本体部及び前記本体部から突出するタブ部を備えるシート状の芯体と、前記芯体の本体部上に設けられた活物質層とを有する二次電池用の電極板の製造方法であって、
前記芯体に前記活物質層を形成し、
前記タブ部と前記活物質層の両方に跨るように、前記タブ部と前記活物質層との境界に切欠き部を形成し、
前記切欠き部が形成された芯体上の活物質層を圧縮する、電極板の製造方法を開示している。
このような二次電池用の電極板の製造方法によれば、切欠き部により、活物質層の圧縮中にタブ部の根元に亀裂等が発生することが抑制される。その結果として、より信頼性が高い電極板を作製することができる。また、このような電極板を使用する二次電池はより高い信頼性を備えることができる。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上述の技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲又はその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略等を行うことができる。
例えば、本開示の実施の形態は、積層型電極体に使用される電極板に限らず、巻回型の電極体に使用される電極板にも適用可能である。
10 芯体
10c タブ部
10d 切欠き部
10e 本体部
12 活物質層

Claims (9)

  1. 本体部及び前記本体部から突出するタブ部を備えるシート状の芯体と、
    前記芯体の本体部上に設けられた活物質層と、を有し、
    前記タブ部と前記活物質層の両方に跨るように、前記タブ部と前記活物質層との境界に切欠き部が形成されており、
    前記切欠き部は、頂点が前記タブ部にあって底辺が前記活物質層にある三角形状である、電極板。
  2. 前記切欠き部が、前記芯体を貫通する貫通穴である、請求項1に記載の電極板。
  3. 前記芯体はアルミニウム箔又はアルミニウム合金箔であり、
    前記活物質層の充填密度は、3.58g/cm3以上である請求項1または2に記載の電極板。
  4. 記切欠き部の三角形状の底辺長さは、前記タブ部のの1/2~4/5である、請求項1~のいずれか一項に記載の電極板。
  5. 前記活物質層に隣接するように前記タブ部の根元部分を覆い、セラミック粒子及びバインダーを含む保護層をさらに有し、
    前記タブ部上の保護層と前記活物質層の両方に跨るように、前記切欠き部が形成されている、請求項1~のいずれか一項に記載の電極板。
  6. 前記切欠き部の端は、円弧状である、請求項1~のいずれか一項に記載の電極板。
  7. 前記タブ部と前記本体部との間に形成されるコーナー部が、R状コーナー部である、請求項1~のいずれか一項に記載の電極板。
  8. 請求項1~7のいずれか一項に記載の電極板と、
    前記電極板を収容する外装体と、を備える、二次電池。
  9. 前記電極板は、正極用の電極板である、請求項の二次電池。
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